JP2003333579A - データ受信再生装置及び方法 - Google Patents

データ受信再生装置及び方法

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JP2003333579A
JP2003333579A JP2002206662A JP2002206662A JP2003333579A JP 2003333579 A JP2003333579 A JP 2003333579A JP 2002206662 A JP2002206662 A JP 2002206662A JP 2002206662 A JP2002206662 A JP 2002206662A JP 2003333579 A JP2003333579 A JP 2003333579A
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Reiko Noda
玲子 野田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストリームデータの受信再生において繰り返
し再生を行う場合、ネットワークの状況に依存せず再生
を行い、かつ繰り返し再生を開始するまでの待ち時間を
短くする受信再生方法を提供する。 【解決手段】 ストリームデータの再生中に次回の再生
開始のためのバッファリングを行う。あるいはストリー
ムデータの初回再生時にプレバッファリングしたデータ
を保存しておき、次回再生時に再利用する。あるいは、
サーバがストリームデータを送信し終わった時刻に次回
のストリームデータの送信要求を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信ネットワーク
を介して画像や音声などのデータを受信再生する方法、
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】動画、音声、静止画、テキスト、アニメ
ーション等のデジタル化されたマルチメディアデータを
通信ネットワーク上で転送し再生を行う処理方法にはダ
ウンロード型転送処理とストリーム型転送処理とがあ
る。
【0003】ダウンロード型転送処理では、配信サーバ
から転送された所望のマルチメディアデータの全てを受
信してから再生が行われる。転送プロトコルにはHTT
P(HyperText Transport Pro
tocol)が用いられることが多い。
【0004】これに対し、ストリーム型転送処理では配
信サーバから所望のマルチメディアデータを受信しなが
ら再生を行う。転送プロトコルにはRTSP(Real
−Time Streaming Protocol)
が用いられることが多い。RTSPとは、IETFで規
格化されたストリーミングマルチメディアの配信の開始
や管理を行う制御プロトコルである(RFC232
6)。
【0005】図7はRTSPを用いたストリームデータ
配信処理の流れを説明する図である。
【0006】まず、クライアント100とサーバ200
の間でストリームデータ送信前の手続きを行う(200
1a、2001b、2002a、2002b)。クライ
アント100はサーバ200にストリームデータの送信
を要求する(2003a、時刻t1)。サーバ200は
応答し(2003b)、ストリームデータの送信を開始
する(時刻t2)。クライアント100はストリームデ
ータを受信してバッファリングを開始する(時刻t
2)。クライアント100はバッファリングを開始して
所定の時間経過後にストリームデータの再生を開始する
(時刻t3)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のストリームデー
タ配信処理を用いて同じストリームデータを繰り返し再
生する場合は、再生が完了してから前回の再生開始とま
ったく同じ処理を行う必要がある。つまり、クライアン
ト100は再度サーバ200へストリームデータの送信
を要求し(2004a、時刻t4)、サーバ200から
送信されてきたストリームデータのバッファリングを開
始し(時刻t5)、所定の時間経過後に再生を開始する
(時刻t6)のである。
【0008】従って、ストリームデータの送信を要求し
てから再生が始まるまで、時間(t6−t4)の遅延を
生じる。3回目以降の繰り返し再生時にも同じだけの遅
延を生じる。このため、繰り返し再生をスムーズに行え
ないという問題があった。
【0009】そこで、本発明では繰り返し再生時の遅延
を小さくしたストリームデータ受信再生方法を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のデータ受信再生方法は、ネットワークに接続
されたサーバからストリームデータを受信して再生を行
う方法であって、前記サーバから前記ストリームデータ
を取得するデータ取得ステップと、前記取得したストリ
ームデータを順次一時記憶する記憶ステップと、前記記
憶したストリームデータが所定量に達するか、あるいは
前記データ取得ステップの処理開始後所定時間経過して
から再生を開始する再生ステップとを有し、前記再生ス
テップで現在の再生が終了する前に、次回の再生のため
の前記データ取得ステップの処理を開始することを特徴
とする。
【0011】また、本発明のデータ受信再生方法は、次
回の再生のための前記データ取得ステップの処理は、現
在実行中の再生ステップの残り再生時間が、前記データ
取得ステップの処理開始から前記再生ステップの処理開
始までの所要時間以上である間に開始することを特徴と
していても良い。
【0012】本発明のデータ受信再生方法は、ネットワ
ークに接続されたサーバからストリームデータを受信し
て再生を行う方法であって、前記サーバから前記ストリ
ームデータを取得するデータ取得ステップと、前記取得
したストリームデータを順次一時記憶する記憶ステップ
と、前記記憶したデータが所定量に達してから再生を開
始する再生ステップと、前記データ取得ステップの処理
開始から前記再生ステップの処理開始までの間に順次一
時記憶されたストリームデータを保存しておく保存ステ
ップとを有し、前記再生ステップで現在の再生が終了し
てから、前記データ取得ステップは前記保存したデータ
の続きからストリームデータの取得を行い、前記再生ス
テップは前記保存したデータと前記一時記憶したデータ
を用いて再生を開始することを特徴とする。
【0013】本発明のデータ受信再生方法は、ネットワ
ークに接続されたサーバからストリームデータを受信し
て再生を行う方法であって、前記サーバから前記ストリ
ームデータを取得するデータ取得ステップと、前記取得
したストリームデータを順次一時記憶する記憶ステップ
と、前記記憶したデータが所定量に達してから、あるい
は前記データ取得ステップ開始後所定時間経過してから
再生を開始する再生ステップとを有し、前記再生ステッ
プで再生中のストリームデータの終端データを前記サー
バが送信を終了してから、次回の再生のための前記デー
タ取得ステップの処理を開始することを特徴とする。
【0014】また、本発明のデータ受信再生方法は、次
回の再生のための前記データ取得ステップの処理は、次
回の再生のために記憶したデータが所定量に達してか
ら、あるいは次回の再生のための前記データ取得ステッ
プ開始後所定時間経過したときに一時中断し、次回の再
生が開始された後に前記データ取得ステップを再開する
ことを特徴としていてもよい。
【0015】また、本発明のデータ受信再生方法は、実
行中の前記再生ステップは、再生中のストリームデータ
の終端データを再生し終わったときに中断することを特
徴としていてもよい。
【0016】本発明のデータ受信再生装置は、ネットワ
ークに接続されたサーバからストリームデータを受信し
て再生を行う装置であって、サーバからストリームデー
タを取得するデータ取得手段と、前記取得したストリー
ムデータを順次一時記憶する一時記憶手段と、前記記憶
したストリームデータを再生する再生手段と、前記デー
タ取得手段と前記再生手段の動作を制御する制御手段と
を有し、前記制御手段は、前記再生手段における現在の
ストリームデータの再生が終了する前に、次回再生のた
めの前記データ取得を開始させることを特徴とする。
【0017】また、本発明のデータ受信再生装置は、前
記制御手段は、現在の再生の残り時間が、ストリームデ
ータの取得開始から再生開始までの所要時間以上である
間に、前記データ取得手段に、次回再生のためのストリ
ームデータの取得を開始させることを特徴ととしていて
も良い。
【0018】本発明のデータ受信再生装置は、ネットワ
ークに接続されたサーバからストリームデータを受信し
て再生を行う装置であって、前記サーバから前記ストリ
ームデータを取得するデータ取得手段と、前記取得した
ストリームデータを一時記憶する一時記憶手段と、前記
記憶したストリームデータを再生する再生手段と、前記
取得開始から前記再生開始までに一時記憶したストリー
ムデータを保存しておく保存手段と、前記データ取得手
段の動作と前記再生手段を制御する制御手段とを有し、
前記制御手段は、前記再生手段における現在のストリー
ムデータの再生が終了してから、前記データ取得手段に
は、前記保存したストリームデータの続きから取得を開
始させ、前記再生手段には、記憶保存手段に記憶されて
いるストリームデータと一時記憶手段に記憶されている
ストリームデータの再生を開始させることを特徴とす
る。
【0019】本発明のデータ受信再生装置は、ネットワ
ークに接続されたサーバからストリームデータを受信し
て再生を行う装置であって、前記サーバから前記ストリ
ームデータを取得するデータ取得手段と、前記取得した
ストリームデータを順次一時記憶する一時記憶手段と、
前記記憶したストリームデータを再生する再生手段と、
前記データ取得手段の動作と前記再生手段を制御する制
御手段とを有し、前記制御手段は、前記記憶したデータ
が所定量に達してから、あるいは前記データ取得ステッ
プ開始後所定時間経過してから再生を開始させ、前記再
生手段における現在のストリームデータの終端データを
前記サーバが送信を終了してから、前記データ取得手段
に次回の再生のためのストリームデータを取得の処理さ
せることを特徴とする。
【0020】また、本発明のデータ受信再生装置は、前
記制御手段は、前記データ取得手段に、次回の再生のた
めに記憶したデータが所定量に達してから、あるいは次
回の再生のための前記データ取得ステップ開始後所定時
間経過したときに一時中断させ、次回の再生が開始され
た後にストリームデータの取得を再開させることを特徴
としていてもよい。
【0021】また、本発明のデータ受信再生装置は、前
記制御手段は、前記再生手段に、再生中のストリームデ
ータの終端データを再生し終わったときに再生を中断さ
せることを特徴としていてもよい。
【0022】また、本発明のデータ受信再生装置は、シ
ーン記述言語ファイルを取得する取得手段と、前記シー
ン記述言語ファイルの記載を解析して再生すべきデータ
名と、再生の順序と、再生の繰り返し回数の情報を抽出
する解析手段とを有し、前記制御手段は前記解析手段か
らの情報に基づいて繰り返し再生を行うことを特徴とし
ても良い。
【0023】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、図面を
参照して本発明の第1の実施形態を説明する。
【0024】図1は本実施形態のデータ配信システム及
びデータ受信再生装置の構成を説明する図である。
【0025】本データ配信システムはシーン記述言語S
MIL(SynchronizedMultimedi
a Integration Language)のフ
ァイルの記述に基づいてデータの受信再生を行うデータ
受信再生装置であるクライアント100と、SMILフ
ァイルの送信と、音声及び画像等のメディアデータをス
トリームデータとして配信するサーバ200と、クライ
アント100とサーバ200を接続するネットワーク3
00とを有する。尚、以下、メディアデータはファイル
等の形態で完全な形で存在するデータを指し、ストリー
ムデータはメディアデータを送信するために断片化した
形態で存在するものを指すものとする。本実施形態では
SMILファイルの送信とメディアデータの配信を共に
サーバ200で行っているが、別のサーバで行うように
しても構わない。
【0026】クライアント100は、例えば、ユーザが
SMILファイルの格納場所を示すURLをクリックす
るなどした場合に、サーバ200に対してSMILファ
イルの送信要求コマンドを送信する。サーバ200は送
信要求コマンドに基づいてSMILファイルをクライア
ント100に送信する。そして、クライアント100は
SMILファイルの記述に従って、サーバ200に対し
てストリームデータの送信を要求する送信要求コマンド
を送信する。送信要求コマンドを受信したサーバ200
はクライアント100にレスポンスを送信するととも
に、送信要求コマンドに基づいてストリームデータを順
次送信する。
【0027】クライアント100の送受信部101は、
サーバ200に対してストリームデータ及びSMILフ
ァイルの送信を要求する送信要求コマンドを送信し、そ
の結果サーバ200から送信されるレスポンス及びSM
ILファイル及びストリームデータを受信する。制御部
102は送受信部101の制御と、サーバからのレスポ
ンスの解析と、再生処理の制御を行う。さらに、クライ
アント100は、受信したストリームデータを順次一時
記憶する2つのバッファ103s1及び103s2を含
むバッファ103と、バッファ103中の受信したスト
リームデータ復号する復号部104と、復号されたデー
タを出力する表示デバイス105を有する。復号された
データのうち、画像データはディスプレイ105aで、
音声データはスピーカー105bで出力される。また、
構文解析部106はSMILファイルを解析して再生す
べきストリームデータやそのストリームデータを繰り返
し再生する場合にはその繰り返し回数等の情報を制御部
102に伝える。
【0028】制御部102は送受信部101を介してサ
ーバ200からSMILファイルを取得させる。送受信
部101は制御部102の命令に従い、サーバ200に
対してSMILファイルの転送要求コマンドを送信して
サーバ200からのレスポンスを待つ。そして、送受信
部101はレスポンスを制御部102に伝え、受信した
SMILファイルを構文解析部106に伝える。構文解
析部106はSMILファイルを解析して得られた、再
生対象のストリームデータのURLや繰り返し再生の回
数等の情報を制御部102に伝える。
【0029】制御部102はこれらURLや繰り返し回
数等の情報に基づいて、送受信部101にストリームデ
ータの取得を行うよう命令を出す。送受信部101は制
御部102の命令に従い、サーバ200に対してRTS
Pに従う、転送要求コマンドを送信してサーバ200か
らのレスポンスを待つ。そして、送受信部101はレス
ポンスを受信した場合、送信要求がサーバ200に受け
付けられた状態を制御部102に通知する。
【0030】さらに送受信部101は制御部102の命
令に従い、サーバ200から送信されてきたストリーム
データを受信し、バッファ103に順次一時記憶してい
く。
【0031】また、バッファ103に所定のデータ量が
蓄えられたら、受信とバッファへの一時記憶を続けなが
ら、バッファ105から読み出したストリームデータを
復号部104に順次出力する。そしてデータの受信状態
やバッファの残り等の情報を制御部へ伝える。
【0032】以下、図2を用いてクライアント100の
データ再生動作を説明する。本実施形態では繰り返し再
生を行う際RTSPセッションを2つ利用しそれぞれの
セッションで交互に再生を行うことで繰り返し時の待ち
時間を小さくしている。すなわち、一つのセッションで
ストリームデータの受信再生が行われている間にもう一
方のセッションで次回の再生に必要なストリームデータ
を先行取得しておく。
【0033】まず、制御部102は送受信部101に2
つのRTSPセッションS1、S2を生成するように命
令する。この命令に基づいて、送受信部101は内部的
にRTSPセッションS1、S2それぞれの識別子を取
得し記憶する準備を行う。(S3001)。
【0034】そして、制御部102は送受信部101
に、セッションS1でDESCRIBEコマンドを送信
してSDP(Session Description
Protocol)データを取得し、制御部102に
報告するように命令する。SDPデータはストリームデ
ータの復号方式などの制御情報で、ストリームデータの
再生に必要なものである。送受信部101は命令に基づ
いて、セッションS1を用いてサーバ200にDESC
RIBEコマンドを送信して、SDPデータを受信し制
御部102に出力する。この時、サーバ200側がセッ
ションS1を表す識別子を生成し、送受信部101にS
DPデータと共に送信する。送受信部101がこの識別
子を受信して記憶することでセッションS1が確立す
る。以後、セッションS1を用いた通信はこの識別子を
送信することで他の通信と区別する。
【0035】制御部102はSDPデータを解析して、
ストリームデータの制御情報を取得する。(S300
2)。
【0036】次に制御部102は送受信部101に対し
て、サーバ200にストリームデータの送信準備を行わ
せるSETUPコマンドを送信するように命令する。送
受信部101は命令に基づいてセッションS1、S2そ
れぞれについてSETUPコマンドを送信する。これに
よりサーバ200はセッションS1、S2のそれぞれに
ついてストリームデータの送信準備を行う。また、この
時に先程と同様にセッションS2についてもサーバ20
0がセッションS2を表す識別子を生成して送受信部1
01に送信する。そして、送受信部101がこの識別子
を記憶することでセッションS2も確立する。以後、セ
ッションS2の通信はこの識別子を送信することで他の
通信と区別する(S3003)。そして、これから再生
を行うセッションSをS1に設定する。セッションSは
後述するように繰り返す毎にS1とS2の間で入れ替わ
る。以下は一般化して、セッションSとして説明する
(S3004)。
【0037】次に制御部102は、セッションSでサー
バ200にストリームデータの送信を開始させるため
に、送受信部101に対して「Range 0−」を指
定したPLAYコマンドをサーバ200に送信するよう
命令する(S3005)。サーバ200は、OKメッセ
ージとともにストリームデータの再生時間の情報を応答
してストリームデータの送信を開始するので、送受信部
101は、Rangeより得られる再生時間Tplay
を制御部102に報告する(S3006)。そして、制
御部102はバッファリングを行う時間Tbufを決定
して記憶するともに、PLAYコマンドに対するサーバ
200の応答時間Tresを記憶しておく(S300
7)。
【0038】制御部102は、送受信部101に対し
て、ストリームデータの受信を開始してバッファリング
時間Tbufだけバッファリングを行うように命令す
る。送受信部101は命令を受けてバッファ103(セ
ッションSがS1ならバッファ103s1、セッション
SがS2ならバッファ103s2である)を利用してバ
ッファリングを開始する。(S3008)。そして時間
Tbuf経過後、送受信部101に対し再生を開始する
ように命令する。送受信部101は、命令を受けて、バ
ッファ103からデータを読み出して復号化部104へ
の出力を開始する(S3009)。
【0039】制御部102は再生開始時からの経過時間
Tの計算を行い(S3010)、残り再生時間がバッフ
ァリング時間Tbufとサーバ200の応答時間Tre
sの合計より多い場合はステップS3010を繰り返
す。残り時間が少なくなったらステップS3012に進
む(S3011)。この処理により、現在の再生が終了
する時刻に次回の再生を開始することができる。
【0040】残り再生時間がバッファリング時間Tbu
fとサーバ200の応答時間Tresより少なくなった
ら、制御部102は繰り返し再生の必要があるか判定
(S3012)して、必要が無い場合は終了(S301
3)する。
【0041】繰り返しの必要がある場合は、制御部10
2はセッションSを現在再生中のセッションから現在再
生を行っていないセッションに変更する。つまり、セッ
ションSがS1になっている場合はS2に、S2になっ
ている場合はS1にする。これにより、次にステップS
3004を実行する時は、今回ストリームデータを受信
していなかったセッションで受信することになる(S3
014)。設定したら、S3005に戻る。
【0042】図3は本実施形態でクライアント100が
繰り返し再生を行う場合のデータ要求のコマンド送受信
や、ストリームデータの送受信及びバッファリング、再
生処理の流れを説明した図である。
【0043】まず、クライアント100は内部的に2つ
のセッション(Session1、Session2)
の識別子を記憶する準備を行ってセッションを生成す
る。図3において、クライアント100とサーバ200
間を結ぶ矢印のうち、実線のもの(4001a、400
1b、4002a、4002b、4003a、4003
b)はSession1におけるコマンドと応答データ
の流れで、破線のもの(4004a、4004b、40
05a、4005b)はSession2におけるコマ
ンドと応答データの流れを表す。
【0044】クライアント100は再生を行いたいメデ
ィアデータmovie.mp4が存在するサーバ200(ここで
はサーバ200のアドレスを「toshiba.co.jp」とす
る)に対し、DESCRIBEコマンドを送信する(4
001a)。サーバ200はこれに対してSDPデータ
を送信する(4001b)。これによりクライアント1
00はSDPデータを得ることができ、解析して制御情
報を得ることができる。サーバ200からはSDPデー
タとともにセッションの識別子が送信されるので、クラ
イアント100は識別子を記憶して以後の通信に用い
る。これによりSession1が確立する。
【0045】次に、クライアント100は、Sessi
on1において、前述の制御情報を元にサーバ200に
ストリームデータの送信準備を行わせるためのSETU
Pコマンドを送信する(4002a)。サーバ200は
SETUPコマンドを受けて、ストリームデータの送信
準備を行い、準備が完了したらOKメッセージ(図中
「RTSP1.0/OK」)を送信する(4002
b)。
【0046】そしてクライアント100は、Sessi
on1において、サーバ200に対してストリームデー
タを要求するPLAYコマンドを送信する(4003
a)。ここで、PLAYコマンドのオプションとしてメ
ディアデータの先頭(0秒目)からの再生を意味する
「Range 0−」を付加して送信する。ここでは先
頭からの繰り返し再生を説明したがメディアの任意の区
間についての繰り返し再生を行っても構わない。
【0047】サーバ200はRange付きPLAYコ
マンドを受信すると、メディアデータをRTPパケット
によりストリームデータとして転送開始するとともに、
メディアデータの再生開始時間と再生終了時間を属性と
して持つRangeを含むレスポンスデータを送信する
(4003b)。図3では、0秒目からT秒目までのデ
ータを送信することを示すメッセージが送信されてい
る。
【0048】サーバ200からのストリームデータD1
の送信が開始されると、クライアント100はストリー
ムデータD1の受信を開始する。クライアント100は
ストリームデータD1の先頭からバッファ103s1に
格納し、ストリームデータD1の再生に必要なデータ量
を受信した後にストリームデータD1の再生を開始す
る。ここでは「必要なデータ量」とは、時刻t2からt
3の2秒間に受信されたデータ、すなわち、2秒分の再
生データ量としている。PLAYコマンドに対するレス
ポンスタイムはt2−t1であるから、サーバ200に
PLAYコマンドを送ってから実際の再生が始まるまで
はt3−t1だけの遅延が生じる。この時間をPreb
uffering Timeと呼び、Pb秒かかるもの
とする。
【0049】ストリーミングデータD1の受信と並行し
て、クライアント100のSession2では、サー
バ200に次回の再生のストリームデータD2の送信準
備を行わせるために、SETUPコマンドを送信する
(4004a)。Session1と同様に、サーバ2
00は準備が完了するとOKメッセージを返す(400
4b)。また、ここでSession2の識別子を得る
ことができるので、クライアント100は識別子を記憶
して以後の通信に用いる。これによりSession2
の通信が確立する。
【0050】次に第1回目の再生が終了する時刻t6よ
りPb秒前の時刻t4に、クライアント100はSes
sion2でサーバ200に対してPLAYコマンドを
送信し、クライアント100はSession1の時と
同様にストリームデータD2をバッファ103s2に格
納し、必要なデータ量を受信した後にストリームデータ
D2の再生を開始する。ここで、時刻t4にPLAYコ
マンドを送信し、サーバ200からストリームデータD
2の送信が開始されるまでの時間、すなわちPLAYコ
マンドに対するサーバ200のレスポンスタイムは(t
5−t4)であり、これは先にSession1でのレ
スポンスタイム(t2−t1)と同じはずである。ま
た、必要なデータ量を受信するバッファリング時間(t
6−t5)は2秒に設定しているので、Session
2での再生時のPrebuffering Timeも
1回目と同じPb秒になる。
【0051】従って、図3に示したとおり、初回の再生
が終了する時刻t6までの間に次の再生に必要なPLA
Yコマンドとサーバ200からのストリームデータの送
信開始と、ストリームデータの受信開始及びバッファン
リングが完了するので、繰り返し再生時に遅延が生じな
い。これ以降の再生時にも同じ処理を行うことで、遅延
を生じないようにすることが可能である。
【0052】尚、本実施形態では再生終了のPb秒前に
次回の再生のバッファリングを開始しているが、ネット
ワークの状態によってはPLAYコマンドに対するサー
バ200のレスポンスタイムが遅延する可能性もあるの
で、余裕を持ってPb秒よりも前にバッファリングを始
めても良い。
【0053】また、本実施形態では初回の再生時に測定
したPb秒を用いて2回目以降のバッファリング開始時
刻を決定しているが、これを「現在の再生で所定量のデ
ータをバッファリングするまでに要した時間」を用いて
次回のバッファリング開始時刻を決定すれば、リアルタ
イムに変動するネットワーク状況に合わせてバッファリ
ング開始時刻を決定できる。
【0054】従来は、SMILに限らず、シーン記述言
語で記述されたシーン内でストリームデータの繰り返し
再生を行うと、シーン内のマルチメディアデータの時間
的な同期にずれが生じ、シーン作成者の意図とは違った
シーンが再生されてしまうという問題があった。
【0055】例えば語学の教材では、一回目に「シーン
映像+音声+訳、説明等(字幕)」を流し、二回目に
「シーン映像+音声」、三回目に「シーン映像のみ」、
四回目に「シーン映像+音声+訳、説明等(字幕)」と
いうように同じシーンを何回も繰り返す構成をすること
が多々ある。この例だと、従来は同じ映像を含むデータ
を4個別々に作っておいて順番に再生する必要があった
が、シーン記述言語を用いれば、データを「映像」「音
声」「字幕」に分けておき、再生時にシーン記述言語の
記述に従って再生を行えば良い。
【0056】しかし、ストリームデータを再生する場合
は繰り返し時にもバッファリング時間が必要なため、従
来は再生時にデータ間の時間的な同期にずれが生じ、上
記の語学の教材の例だと、例えば映像の遅れが積み重な
った場合に、映像の口の動きと音声がずれてしまう可能
性や、本来は映像のみであるはずの三回目の再生時に字
幕や音声が再生されてしまう可能性がある。
【0057】この点、本実施形態によれば、コマンド送
信及びバッファリングに要する時間を見積もって、現在
の再生が終了するのに先駆けて次の再生のためのコマン
ド送信及びバッファリングを行うので、繰り返し再生時
の待ち時間を無くすことができる。
【0058】(第2の実施形態)以下、図面を参照して
本発明第2の実施形態を説明する。
【0059】本実施形態のデータ配信システム及びデー
タ受信再生装置の構成は図4に示す通りで、第1の実施
形態と同様の構成である。
【0060】本データ配信システムはシーン記述言語S
MILのファイルの記述に基づいてデータの受信再生を
行う装置であるクライアント100と、前述のSMIL
ファイルの送信と音声や画像等のメディアデータをスト
リームデータとして配信を行うサーバ200と、クライ
アント100とサーバ200を接続するネットワーク3
00とを有する。
【0061】クライアント100の構成も同等である。
ただし、サーバ200との間で同時期に確立するセッシ
ョンが1つである点と、バッファ103が異なる。本実
施形態のバッファ103は、バッファ103s1と保存
バッファ103s3を有しており、バッファ103s1
は第1の実施形態と同様ストリームデータの一時記憶に
用い、保存バッファ103s3は初回に先行取得したデ
ータを保存して、そのストリームデータを繰り返し再生
する場合には、2回目以降の再生時に再利用するための
ものである。
【0062】本実施形態でも、第1の実施形態と同様に
SMILファイルの記述に基づいて再生を行う。例えば
SMILファイルに<video src="rtsp://toshiba.co.j
p/movie.mp4" repeatCount="10">という記述がある場
合、構文解析部106は制御部102にメディアデータ
movie.mp4を10回繰り返し再生するよう伝える。
【0063】図5は本実施形態において繰り返し再生を
行う際のクライアント100の動作を説明する。
【0064】制御部102は送受信部101に命令し
て、サーバ200との間にRTSPセッションS1を作
成させる(S6001)。
【0065】次に、制御部102は繰り返し再生を行う
メディアデータのSDPデータを得るために、送受信部
101に命令してサーバ200に対してDESCRIB
Eコマンドを送信させる。送受信部101はサーバ20
0から送信された当該メディアデータに対応するSDP
データを受信して、制御部102に供給する。制御部1
02はSDPデータを解析し、再生時間などの制御デー
タを取得する(S6002)。
【0066】そして制御部102は、サーバ200に繰
り返し再生を行うメディアデータの準備をさせるため
に、送受信部101に命令してサーバ200にSETU
Pコマンドを送信させる(S6003)。
【0067】次に制御部102は、送受信部101を通
じてサーバ200にPLAYコマンドを送信し、サーバ
200にメディアデータをストリームデータとして送信
させる(S6004)。制御部102はバッファリング
時間Tbufを設定して記憶する(S6005)。
【0068】制御部102は送受信部101に対し、サ
ーバ200から送信されたストリームデータを受信し、
時間Tbufの間ストリームデータのバッファリングを
バッファ103s1を用いて行い、バッファリングを行
ったストリームデータを保存バッファ103s3にも保
存するように命令する。命令を受けて送受信部101は
ストリームデータをバッファ103s1と103s2の
両方に格納する(S6006)。時間Tbuf経過後、
制御部102は送受信部に対し、再生を開始するように
命令する。これを受けて送受信部101は保存バッファ
103s3へのバッファリングを停止するとともに、バ
ッファ103s1からストリームデータを読み出して復
号部104に供給する。復号部104はストリームデー
タを復号して得られる音声データや画像データを表示デ
バイス105に出力する(S6007)。
【0069】再生開始後は、再生が終了するまで待機す
る。この処理はSDPによって取得されるメディアデー
タの再生時間やステップS6004でPLAYコマンド
を送信する際にRange属性を与えておいた場合のレ
スポンスから得られる再生時間を利用して再生終了時刻
を計算しておいて、その時刻になったときに終了したと
みなすという方法で行う(S6008)。
【0070】再生が終了すると、繰り返し再生を行うか
を判定する(S6009)。繰り返し再生をしない場合
は終了する(S6012)。
【0071】繰り返し再生を行う場合は、制御部102
は送受信部101に命令して、サーバ200にストリー
ムデータの送信を開始させるためにPLAYコマンドを
送信させる。このとき、保存バッファ103s3には時
間Tbufだけのデータを既に保持しているので、時刻
Tbuf以降のストリームデータを受け取るために、P
LAYコマンドに"Range Tbuf−"(例えば、
2秒以降なら"Range 2−")というオプションを
付加して送信させる。さらに、制御部102は、送受信
部101に対してサーバ200からのストリームデータ
のバッファリングをバッファ103s1を用いて行うよ
うに命令する(S6010)。
【0072】次に制御部102は送受信部101に対し
て、バッファリングと並行してデータの再生を開始する
ように命令する。送受信部101は、時間0〜Tbuf
の間は保存バッファ103s3に保存してあるストリー
ムデータを、時間Tbuf以降はバッファ103s1に
蓄えられたストリームデータを復号部104に供給して
再生を行う(S6011)。そして、制御部はステップ
S6008の処理を行う。
【0073】図6は本実施形態においてクライアント1
00が繰り返し再生を行う際の、クライアント100と
サーバ200の間のコマンド、レスポンス、ストリーム
データの送受信の例を示したものである。
【0074】まず、クライアント100はセッションを
生成するためにセッションの識別子を記憶する準備を行
う。それから、クライアント100は再生を行いたいメ
ディアデータmovie.mp4が存在するサーバ200(ここ
ではサーバ200のアドレスを「toshiba.co.jp」とす
る)に対し、DESCRIBEコマンドを送信する(7
001a)。サーバ200はこれに対してSDPデータ
を送信する(7001b)。これによりクライアント1
00はSDPデータを得ることができ、解析して制御情
報を得ることができる。また、サーバ200からセッシ
ョンの識別子も送信されるので、クライアント100は
これを記憶して以後の通信に用いる。これによりセッシ
ョンが確立する。
【0075】次に、クライアント100は、前述の制御
情報を元にサーバ200にストリームデータの送信準備
を行わせるためのSETUPコマンドを送信する(70
02a)。サーバ200はSETUPコマンドを受け
て、ストリームデータの送信準備を行い、準備が完了し
たらOKメッセージ(図中「RTSP1.0/OK」)
を送信する(7002b)。
【0076】そしてクライアント100は、サーバ20
0に対してストリームデータを要求するPLAYコマン
ドを送信する(7003a)。ここではPLAYコマン
ドに対してRangeオプションを付加せずにメディア
データの先頭から再生する場合を説明するが、メディア
データの先頭(0秒目)からの再生を意味する「Ran
ge 0−」を付加して送信しても良い。
【0077】サーバ200はPLAYコマンドを受信す
ると、メディアデータをRTPパケットによりストリー
ムデータとして転送開始してレスポンスデータを送信す
る(7003b)。
【0078】サーバ200からのストリームデータD1
の送信が開始されると、クライアント100はストリー
ムデータD1の受信を開始する。クライアント100は
ストリームデータD1の先頭から通常のバッファと保存
バッファに格納する。ストリームデータD1の再生に必
要なデータ量を受信した後にストリームデータD1の再
生を開始するとともに保存バッファへの格納を終了す
る。ここで、通常のバッファとは図4でいうバッファ1
03s1であり、保存バッファは保存バッファ103s
3である。保存バッファに格納されたデータは図中でデ
ータB1になる。尚、「必要なデータ量」とは、時刻t
2からt3の2秒間に受信されたデータ、すなわち、2
秒分の再生データ量とするが、必要に応じてこの量は適
宜増減してもよい。
【0079】次に、ストリームデータD1の再生が終了
する時刻t4になると、クライアント100はサーバ2
00に対してPLAYコマンドを送信して、ストリーム
データの送信を要求する。ただし、初回再生時に先頭か
ら2秒分のデータを保存バッファのデータB1として保
持しているため、サーバ200からの送信が必要なのは
2秒目からのデータである。従ってクライアント100
はPLAYコマンドにオプションとして"Range
2.000−"を付加してサーバ200に送信する(7
004a)。PLAYコマンドを受けて、サーバ200
はOKメッセージを送信するとともに(7004b)2
秒目からのストリームデータを送信を開始する。クライ
アント100はサーバ200から受信したストリームデ
ータを通常のバッファに蓄積する。これと並行してクラ
イアント100は保存バッファに保存されている先頭か
ら2秒目までのデータB1の再生を開始する。クライア
ント100はデータB1による2秒間の再生が終わる
と、通常のバッファに蓄積されたデータを使って再生を
続ける。従って、見かけ上は0秒目からの再生がスムー
ズに行われることになる。また、繰り返し時の遅延は2
度目のPLAYコマンドに対するサーバ200のレスポ
ンスタイム(t5−t4)に抑えることができる。2回
目以降の繰り返し再生時も同様に保存バッファのデータ
B1を再利用することで遅延を抑制することが可能であ
る。
【0080】尚、ここでは先頭からの繰り返し再生を説
明したがメディアの任意の区間についての繰り返し再生
を行っても構わない。
【0081】以上、本実施形態によれば、サーバ200
とクライアント100の間のセッションを1つしか確立
しなくとも繰り返し再生時の待ち時間を抑制可能なの
で、ネットワークリソースが乏しくセッションを2つ確
立するのが困難な環境でも繰り返し再生時の待ち時間の
少ない繰り返し再生が可能である。
【0082】(第3の実施形態)以下、図面を参照して
本発明第3の実施形態を説明する。
【0083】本実施の形態のデータ配信システム及びデ
ータ受信装置の構成は図8に示す通りで、第1、第2の
実施形態と同様の構成である。
【0084】本データ配信システムはシーン記述言語S
MILファイルの記述に基づいてデータの受信再生を行
う装置であるクライアント100と、前述のSMILフ
ァイルの送信と音声や画像等のメディアデータをストリ
ームデータとして配信を行うサーバ200と、クライア
ント100とサーバ200を接続するネットワーク30
0とを有する。
【0085】クライアント100の構成も同等である。
ただし、第1の実施形態とはサーバ200との間で繰り
返し再生時に確立するセッションが1つである点が異な
り、また第2の実施形態とはバッファ103が確立され
たセッション内のストリーム1つに対し1つである点が
異なる。本実施の形態ではバッファ103は第1の実施
形態と同様ストリームデータの一時記憶に用いるのとと
もに、繰り返し再生時のストリームデータの一時記憶に
も併用する。
【0086】本実施形態でも、第1、第2の実施形態と
同様にSMILファイルの記述に基づいて再生を行う。
例えば、SMILファイルに<video src="rtsp://tosh
iba.co.jp/movie.mp4" repeatCount="10"/>という記述
がある場合、構文解析部106は制御部102にメディ
アデータmovie.mp4を10回繰り返し再生するよう伝え
る。
【0087】図9を参照して本実施形態において繰り返
し再生を行う際のクライアント100の動作を説明す
る。
【0088】制御部102は送受信部101に命令し
て、サーバ200との間にRTSPセッションS1を作
成させる(S9001)。
【0089】次に制御部102は繰り返し再生を行うメ
ディアデータのSDPデータを得るために、送受信部1
01に命令してサーバ200に対してDESCRIBE
コマンドを送信させる。送受信部101はサーバ200
から送信された当該メディアデータに対応するSDPデ
ータを受信して、制御部102に供給する。制御部10
2はSDPデータを解析し、再生時間などの制御データ
を取得する(S9002)。
【0090】そして制御部102は、サーバ200に繰
り返し再生を行うメディアデータの送信準備をさせるた
めに、送受信部101に命令してサーバ200にSET
UPコマンドを送信させる(S9003)。
【0091】次に制御部102は、送受信部101を通
じてサーバ200にPLAYコマンドを送信し、サーバ
200にメディアデータをストリームデータとして送信
させる(S9004)。制御部102はバファリング時
間Tbufを設定して記憶する(S9005)制御部1
02は送受信部101に対し、サーバ200から送信さ
れたストリームデータを受信し、時間Tbufの間スト
リームデータのバファリングをバッファ103を用いて
行う(S9006)。時間Tbuf経過後、制御部10
2は送受信部101に対し再生を開始するように命令す
る。これを受けて送受信部101はバッファ103から
ストリームデータを読み出して復号部104に供給す
る。復号部104はストリームデータを復号して得られ
る音声データや画像データを表示デバイス105に出力
する(S9007)。
【0092】再生開始後は、サーバからのストリームデ
ータの送信が終了すべき時刻まで待機する。この処理は
SDPによって取得されるメディアデータの再生時間、
ステップS9004でPLAYコマンドを送信する際に
Range属性を与えておいた場合のレスポンスから得
られる再生時間、およびSMILの時間指定の記述を利
用して再生終了時刻を計算しておき、その時刻からTb
ufだけ前の時刻をサーバからのストリームデータの送
信終了時刻とするという方法で行う(S9008)。
【0093】前述のサーバからのストリームデータの送
信が終了すべき時刻に到達したとき、繰り返し再生を行
うかを判定する(S9009)。繰り返し再生をしない
場合は制御部102は送受信部101に命令してサーバ
に対し送信をストップするPAUSEコマンドを送信さ
せた後、再生終了時刻に達したら復号部104および表
示デバイス105へ復号して得られる音声や画像等の出
力を停止し、再生を終了する(S9019)。
【0094】繰り返し再生を行う場合は、制御部102
は送受信部101に命令して、サーバ200に現在再生
中のストリームデータの送信を停止させるためにPAU
SEコマンドを送信させる(S9010)。さらに制御
部102は送受信部101に、、サーバ200に繰り返
し再生を行うためのストリームデータの送信を開始させ
るためのPLAYコマンドを送信させる(S901
1)。このとき、繰り返し再生を開始する位置Tsta
rtからのストリームデータを受信するために、PLA
Yコマンドに“Range Tstart−”(例えば
3秒目のデータから繰り返し再生を行う場合は“Ran
ge 3−”)というオプションを付加して送信させ
る。
【0095】さらに、制御部102は送受信部101に
対してサーバ200からのストリームデータのバファリ
ングをバッファ103の前回の再生のデータに続いて一
時保存を行うように命令する(S9012)。このと
き、サーバ200から返ってくるPLAYコマンドに対
するレスポンスには、繰り返し再生を行うストリームデ
ータを格納した最初のパケットのシーケンスナンバーが
含まれているので、制御部102は送受信部101に命
令してこのシーケンスナンバーを記憶させる。
【0096】制御部102は現在再生中のストリームデ
ータの終端データの再生が終了するまで待機する(S9
013)。この処理は、例えばS9012で受信したP
LAYコマンドに対するレスポンスの一つ前に受信した
パケットに格納されたストリームデータを現在再生中の
ストリームデータの終端データと見做し、この終端デー
タが復号されて表示されるのをもって再生が終了したと
見做すという方法が考えられる。通常、終端データはメ
ディアデータの最後の部分のデータであるが、メディア
データの特定区間を繰り返し再生する場合は当該区間の
最後の部分のデータである。
【0097】再生が終了すると、制御部102は連続し
て繰り返し再生を行うか、ある時間間隔をあけて繰り返
し再生を行うかどうかを判定する(S9014)。この
判定処理はSMILの時間指定の記述より行う。
【0098】ある時間間隔をあけて繰り返し再生を行う
場合は制御部102は送受信部101に命令してサーバ
200からのストリームデータの送信を一時中断させる
ためにPAUSEコマンドを送信させるとともに、送受
信部101を介して復号部104に対しても再生を一時
中断するように命令する(S9015)。そして、その
時間間隔だけ待機した後(S9016)、制御部102
は送受信部101にサーバ200にストリームデータの
転送を再開させるためにRangeオプションなしのP
LAYコマンドを送信させるとともに(S9017)、
バッファ103に蓄えられたストリームデータを復号部
104に供給して再生を行わせる(S9018)。そし
て、制御部102はステップS9008の処理を行う。
【0099】時間間隔をあけずに連続して繰り返し再生
を行う場合は上記S9015からS9017の処理は行
わずに繰り返し再生を開始し(S9018)、制御部1
02はステップS9008の処理を行う。
【0100】図10は本実施の形態においてクライアン
ト100が繰り返し再生を行う際のクライアント100
とサーバ200の間のコマンド、レスポンス、ストリー
ムデータの送受信の例を示したものである。
【0101】まず、クライアント100はセッションを
生成するためにセッションの識別子を記憶する準備を行
う。それから、クライアント100は再生を行いたいメ
ディアデータmovie.mp4が存在するサーバ200(ここ
ではサーバ200のアドレスを「toshiba.co.jp」とす
る)に対し、DESCRIBEコマンドを送信する(1
0001a)。サーバ200はこれに対してSDPデー
タを送信する(10001b)。これにより、クライア
ント100はこれを記憶して以後の通信に用いる。これ
によりセッションが確立する。
【0102】次に、クライアント100は、前述の制御
情報を元にサーバ200にストリームデータの送信準備
を行わせるためのSETUPコマンドを送信する(10
002a)。サーバはSETUPコマンドを受けて、ス
トリームデータの送信準備を行い、準備が完了したらO
Kメッセージ(図中「RTSP1.0/OK」を送信す
る(10002b)。
【0103】そしてクライアント100はサーバ200
に対してストリームデータを要求するPLAYコマンド
を送信する(10003a)。ここではPLAYコマン
ドに対してRangeオプションを付加せずにメディア
データの先頭から再生する場合を説明するが、メディア
データの先頭(0秒目)からの再生を意味する「Ran
ge 0−」を付加して送信しても良いし、メディアデ
ータの途中、例えば3秒目からの再生を意味する「Ra
nge 3−」を付加して送信しても良い。
【0104】サーバはPLAYコマンドを受信すると、
メディアデータをRTPパケットによりストリームデー
タとして転送開始してレスポンスデータを受信する(1
0003b)。
【0105】サーバ200からのストリームデータD1
の送信が開始されると、クライアント100はストリー
ムデータD1の受信を開始する。クライアント100は
ストリームデータD1の先頭からバッファ103に格納
する。ストリームデータD1の再生に必要なデータ量を
受信した後にストリームデータD1の再生を開始する。
なお、本実施形態では「必要なデータ量」とは時刻t2
からt3の2秒間に受信されたデータ、すなわち、2秒
分の再生データ量とするが、必要に応じてこの量は適宜
増減してもよい。
【0106】次にストリームデータD1の送信が終了す
る時刻t4になると、クライアント100はサーバ20
0に対してPAUSEコマンドを送信し、続いてクライ
アント100はサーバ200に対してPLAYコマンド
を送信する(10004a)。ここで送信するPLAY
コマンドには、繰り返し再生を開始するメディアデータ
の位置を指定するRangeオプションをつける必要が
ある。例えばメディアデータの先頭(0秒目)から繰り
返し再生を行う場合は「Range 0−」を付加した
PLAYコマンドを送信する。
【0107】サーバ200はこれらのPAUSEコマン
ドとPLAYコマンドを受けてストリームデータD1の
送信を中断しOKメッセージを送信するとともに、サー
バ200はRangeとメディアデータの先頭を示すパ
ケットのタイムスタンプおよびシーケンスナンバーを含
むOKメッセージを送信し(10004b)、時刻t5
にストリームデータD2の送信を開始する。
【0108】クライアント100はサーバ200から受
信したストリームデータD2を、現在再生を行っている
ストリームデータを格納しているバッファに、現在再生
を行っているストリームデータに続いて格納する。現在
再生を行っているストリームデータが時刻t6に再生を
終了し、時刻t7=t6+(t5−t4)の時点でバッ
ファに格納されているデータは、繰り返し再生を行うス
トリームデータの先頭から2秒間分のデータ、つまり繰
り返し再生を行うストリームデータの再生に必要なデー
タ量となる。
【0109】クライアント100は、現在再生を行って
いるストリームデータが再生を終了した後も引き続きバ
ッファに格納されているデータを用いて再生を継続する
ことで、スムーズに繰り返し再生を行うことができる。
また繰り返し時の遅延は、時刻t4でPAUSEコマン
ドとPLAYコマンドを送信してから実際にストリーム
データD2を送信するまでの時間(t5−t4=t7−
t6)のみにおさえられる。この遅延はバッファリング
時間にくらべ、十分無視できるものである。2回目以降
の繰り返しについても同様の処理を行うことで遅延を抑
制すること可能であり、また、同一のメディアデータで
あれば任意の開始位置から繰り返し再生を行うことが可
能である。
【0110】尚、ここでは繰り返し再生を行う際に間隔
をあけない場合について説明したが、現在再生を行って
いるストリームデータの再生が終了した時点でクライア
ント100からサーバ200に対しPAUSEコマンド
を送ってストリームデータの送信を一時中断させ、所定
時間経過後にクライアント100からサーバ200にR
angeなしPLAYコマンドを送信してストリームデ
ータの送信を開始させることで、間隔をあけてスムーズ
に繰り返し再生を行うことも可能である。
【0111】また、ここでは先頭からの繰り返し再生を
説明したが、メディアの任意の区間についての繰り返し
再生を行ってもかまわない。この場合はPLAYコマン
ドのRangeパラメータで再生対象の区間を指定すれ
ば良い。
【0112】以上、本実施の形態によれば、サーバ20
0とクライアント100の間のセッションを1つしか確
立せず、またバッファも1つだけで繰り返し再生時の待
ち時間を抑制し、かつ各回の再生において任意の区間の
再生を行ったり、繰り返し間の間隔をあけるなど、柔軟
な繰り返し再生を行うことが可能であるので、ネットワ
ークリソースが乏しくセッションを2つ確立するのが困
難な場合や、携帯等のメモリリソースが乏しい環境にお
いても遅延が少なく柔軟な繰り返し再生を行うことが可
能である。
【0113】
【発明の効果】以上、本発明ならば、ストリームデータ
の繰り返し再生において、2回目以降の再生時に必要な
データを予め取得しておくため、繰り返し再生時の待ち
時間を短くできるので、スムーズな繰り返し再生を行う
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施形態のデータ配信システム及びデ
ータ受信再生装置の構成を説明する図。
【図2】 第1の実施形態のデータ受信再生装置の動作
を説明するフローチャート。
【図3】 第1の実施形態のデータ配信システムのクラ
イアントとサーバの間のデータ、コマンドなどの流れを
説明する図。
【図4】 第2の実施形態のデータ配信システム及びデ
ータ受信再生装置の構成を説明する図。
【図5】 第2の実施形態のデータ受信再生装置の動作
を説明するフローチャート。
【図6】 第2の実施形態のデータ配信システムのクラ
イアントとサーバの間のデータ、コマンドなどの流れを
説明する図。
【図7】 従来のデータ配信システムのクライアントと
サーバの間のデータ、コマンドなどの流れを説明する
図。
【図8】 第3の実施形態のデータ配信システム及びデ
ータ受信再生装置の構成を説明する図。
【図9】 第3の実施形態のデータ受信再生装置の動作
を説明するフローチャート
【図10】 第3の実施形態のデータ配信システムのク
ライアントとサーバ間のデータ、コマンドなどの流れを
説明する図。
【符号の説明】
100 クライアント 101 送受信部 102 制御部 103 バッファ 103s1 バッファ 103s2 バッファ 103s3 保存バッファ 104 復号部 105 表示デバイス 105a ディスプレイ 105b スピーカー 200 サーバ 300 ネットワーク

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークに接続されたサーバからスト
    リームデータを受信して再生を行う方法であって、前記
    サーバから前記ストリームデータを取得するデータ取得
    ステップと、前記取得したストリームデータを順次一時
    記憶する記憶ステップと、前記記憶したストリームデー
    タが所定量に達するか、あるいは前記データ取得ステッ
    プ開始後所定時間経過してから再生を開始する再生ステ
    ップとを有し、前記再生ステップで現在の再生が終了す
    る前に、次回の再生のための前記データ取得ステップの
    処理を開始することを特徴とするデータ受信再生方法
  2. 【請求項2】次回の再生のための前記データ取得ステッ
    プの処理は、現在実行中の再生ステップの残り再生時間
    が、前記データ取得ステップの処理開始から前記再生ス
    テップの処理開始までの所要時間以上である間に開始す
    ることを特徴とする請求項1記載のデータ受信再生方
    法。
  3. 【請求項3】ネットワークに接続されたサーバからスト
    リームデータを受信して再生を行う方法であって、前記
    サーバから前記ストリームデータを取得するデータ取得
    ステップと、前記取得したストリームデータを順次一時
    記憶する記憶ステップと、前記記憶したデータが所定量
    に達してから再生を開始する再生ステップと、前記デー
    タ取得ステップの処理開始から前記再生ステップの処理
    開始までの間に順次一時記憶されたストリームデータを
    保存しておく保存ステップとを有し、前記再生ステップ
    で現在の再生が終了してから、前記データ取得ステップ
    は前記保存したデータの続きからストリームデータの取
    得を行い、前記再生ステップは前記保存したデータと前
    記一時記憶したデータを用いて再生を開始することを特
    徴とするデータ受信再生方法。
  4. 【請求項4】ネットワークに接続されたサーバからスト
    リームデータを受信して再生を行う方法であって、前記
    サーバから前記ストリームデータを取得するデータ取得
    ステップと、前記取得したストリームデータを順次一時
    記憶する記憶ステップと、前記記憶したデータが所定量
    に達してから、あるいは前記データ取得ステップ開始後
    所定時間経過してから再生を開始する再生ステップとを
    有し、前記再生ステップで再生中のストリームデータの
    終端データを前記サーバが送信を終了してから、次回の
    再生のための前記データ取得ステップの処理を開始する
    ことを特徴とするデータ受信再生方法。
  5. 【請求項5】次回の再生のための前記データ取得ステッ
    プの処理は、次回の再生のために記憶したデータが所定
    量に達してから、あるいは次回の再生のための前記デー
    タ取得ステップ開始後所定時間経過したときに一時中断
    し、次回の再生が開始された後に前記データ取得ステッ
    プを再開することを特徴とする請求項4記載のデータ受
    信再生方法。
  6. 【請求項6】実行中の前記再生ステップは、再生中のス
    トリームデータの終端データを再生し終わったときに中
    断することを特徴とする請求項5記載のデータ受信再生
    方法。
  7. 【請求項7】最初にストリームデータを取得する前に、
    再生すべきデータ名と、再生の順序と、再生の繰り返し
    回数が記載されたシーン記述言語ファイルを取得し、前
    記シーン記述言語ファイルに記載に基づいて繰り返し再
    生動作を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項6記
    載のデータ受信再生方法。
  8. 【請求項8】ネットワークに接続されたサーバからスト
    リームデータを受信して再生を行う装置であって、サー
    バからストリームデータを取得するデータ取得手段と、
    前記取得したストリームデータを順次一時記憶する一時
    記憶手段と、前記記憶したストリームデータを再生する
    再生手段と、前記データ取得手段と前記再生手段の動作
    を制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記再
    生手段における現在のストリームデータの再生が終了す
    る前に、次回再生のための前記データ取得を開始させる
    ことを特徴とするデータ受信再生装置。
  9. 【請求項9】前記制御手段は、現在の再生の残り時間
    が、ストリームデータの取得開始から再生開始までの所
    要時間以上である間に、前記データ取得手段に、次回再
    生のためのストリームデータの取得を開始させることを
    特徴とする請求項8記載のデータ受信再生装置。
  10. 【請求項10】ネットワークに接続されたサーバからス
    トリームデータを受信して再生を行う装置であって、前
    記サーバから前記ストリームデータを取得するデータ取
    得手段と、前記取得したストリームデータを一時記憶す
    る一時記憶手段と、前記記憶したストリームデータを再
    生する再生手段と、前記取得開始から前記再生開始まで
    に一時記憶したストリームデータを保存しておく保存手
    段と、前記データ取得手段の動作と前記再生手段を制御
    する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記再生手段
    における現在のストリームデータの再生が終了してか
    ら、前記データ取得手段には、前記保存したストリーム
    データの続きから取得を開始させ、前記再生手段には、
    記憶保存手段に記憶されているストリームデータと一時
    記憶手段に記憶されているストリームデータの再生を開
    始させることを特徴とするデータ受信再生装置。
  11. 【請求項11】ネットワークに接続されたサーバからス
    トリームデータを受信して再生を行う装置であって、前
    記サーバから前記ストリームデータを取得するデータ取
    得手段と、前記取得したストリームデータを順次一時記
    憶する一時記憶手段と、前記記憶したストリームデータ
    を再生する再生手段と、前記データ取得手段の動作と前
    記再生手段を制御する制御手段とを有し、前記制御手段
    は、前記記憶したデータが所定量に達してから、あるい
    は前記データ取得ステップ開始後所定時間経過してから
    再生を開始させ、前記再生手段における現在のストリー
    ムデータの終端データを前記サーバが送信を終了してか
    ら、前記データ取得手段に次回の再生のためのストリー
    ムデータを取得の処理させることを特徴とするデータ受
    信再生装置。
  12. 【請求項12】前記制御手段は、前記データ取得手段
    に、次回の再生のために記憶したデータが所定量に達し
    てから、あるいは次回の再生のための前記データ取得ス
    テップ開始後所定時間経過したときに一時中断させ、次
    回の再生が開始された後にストリームデータの取得を再
    開させることを特徴とする請求項11記載のデータ受信
    再生装置。
  13. 【請求項13】前記制御手段は、 前記再生手段に、再生中のストリームデータの終端デー
    タを再生し終わったときに再生を中断させることを特徴
    とする請求項12記載のデータ受信再生装置。
  14. 【請求項14】シーン記述言語ファイルを取得する取得
    手段と、前記シーン記述言語ファイルの記載を解析して
    再生すべきデータ名と、再生の順序と、再生の繰り返し
    回数の情報を抽出する解析手段とを有し、前記制御手段
    は前記解析手段からの情報に基づいて繰り返し再生を行
    うことを特徴とする請求項8乃至請求項13記載のデー
    タ受信再生装置。
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