JP2006094187A - 携帯電話機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本携帯電話機は、操作手段、電話手段、スピーカ出力手段、モード設定手段、スピーカ出力制御手段、データ通信手段、受信再生手段及び情報報知手段を有する。モード設定手段は、電話の着信音をスピーカ出力手段から出力する第1モード及びその出力を停止する第2モードのいずれかのモードに設定する。受信再生手段は、サーバからのストリーミングデータを受信してそのコンテンツを再生するための受信再生処理を行う。情報報知手段は、第2モードの設定期間中に再生操作を受け付けたとき、コンテンツ再生前にそのコンテンツの音をスピーカ出力手段から出力するか否かを選択するための選択操作を利用者に促す情報を報知する。スピーカ出力制御手段は、その選択操作に従ってスピーカ出力手段の出力を制御する。
【選択図】 図1
Description
この携帯電話機においては、第2モードの設定期間中に利用者が操作手段に対してコンテンツの再生操作を行った場合、そのコンテンツを再生する前に、そのコンテンツの音をスピーカ出力手段により出力するか否かの選択操作を利用者に促すための情報が利用者に報知される。この報知を受けて、利用者がコンテンツの音をスピーカ出力手段により出力しない旨の選択操作を行った場合、コンテンツのストリーミング再生中にそのコンテンツの音がスピーカ出力手段によって出力されることはない。一方、利用者がコンテンツの音をスピーカ出力手段により出力する旨の選択操作を行った場合には、コンテンツのストリーミング再生中にそのコンテンツの音がスピーカ出力手段により出力される。
本携帯電話機では、利用者が第2モードの設定期間中にコンテンツの音を外部出力用スピーカから出力してそのコンテンツをストリーミング再生しようとする場合に、その再生前に動作モードを第1モードへ設定変更する必要がない。したがって、そのコンテンツの再生後に利用者が動作モードを第2モードへ設定変更し直す操作を行う必要がない。また、このように設定変更し直す操作を行う必要がなくなる結果、利用者がその設定変更し直すのを忘れてしまうということがなくなり、コンテンツ再生後に電車内等に行ったときに自分の意図に反して着信音が外部出力用スピーカから出力されてしまう事態を防止できる。
再生対象のコンテンツが音出力を伴うものでない場合、利用者にそのコンテンツの音をスピーカ出力手段により出力するか否かを選択させることは無駄な処理となる。本携帯電話機においては、この無駄な処理を省くことができる。
コンテンツが音出力を伴うものであるか否かを判断する方法としては、例えば受信したストリーミングデータを解析して判断する方法が考えられる。しかし、この方法では、ストリーミングデータの解析処理が必要となる結果、制御が複雑化してしまう。そこで、本請求項3の携帯電話機では、ストリーミングデータの受信開始前に、そのストリーミングデータに基づくコンテンツが音出力を伴うものであるか否かを判別情報を受信し、その判別情報に基づいて当該コンテンツが音出力を伴うものであるか否かを判断する。
特に、請求項2及び3の発明によれば、無駄な処理を省くことで、無駄な電力消費を抑制し、携帯電話機の稼働時間を延ばすことができるという優れた効果が奏される。
また、請求項3の発明によれば、コンテンツが音出力を伴うものであるか否かの判断を簡単化することができるという優れた効果が奏される。
図2は、本実施形態に係る携帯電話機が利用可能な移動体通信システムの全体構成を説明するための説明図である。
この移動体通信システムにおいて、ユーザーが使用する携帯電話機20は、ユーザーによって登録されたアプリケーションプログラムを実行可能な構成を有している。本実施形態において、このアプリケーションプログラムは、プラットフォームに依存しないオブジェクト指向プログラミング等によって開発されたものである。このようなアプリケーションプログラムとしては、JAVA(登録商標。以下同様。)で記述されたアプリケーションプログラム、C++言語で記述されたアプリケーションプログラム、BREW(登録商標。以下同様。)のアプリケーション実行環境上で動作するアプリケーションプログラムなどが挙げられる。また、アプリケーションプログラムは、C言語やアセンブリ言語等で記述された構造化プログラムであってもよい。この携帯電話機20は、ネットワークとしての携帯電話通信網10に接続可能である。また、この携帯電話通信網10には、コンテンツデータを配信するストリーミングサーバ11が接続されている。このストリーミングサーバ11は、携帯電話機20からの要求に応じて、コンテンツデータに基づくストリーミングデータを携帯電話機20に対して送信する。
このストリーミングサーバ11は、システムバス100、CPU101、内部記憶装置、外部記憶装置104、入力装置105及び出力装置106を備えている。上記内部記憶装置は、RAM102やROM103等で構成されている。上記外部記憶装置104は、ハードディスクドライブ(HDD)や光ディスクドライブ等で構成されている。上記入力装置105は、マウスやキーボード等で構成されている。上記出力装置106は、ディスプレイやプリンタ等で構成されている。更に、このストリーミングサーバ11は、携帯電話通信網10を介して各ユーザーの携帯電話機20と通信するための通信手段としての携帯電話用通信装置107を備えている。
この携帯電話機20は、クラムシェル(折り畳み)タイプの携帯電話機であり、システムバス200、CPU201、RAM202やROM203等からなる内部制御装置、入力装置204、出力装置205及び携帯電話用通信装置206を備えている。CPU201やRAM202等の構成要素は、システムバス200を介して、互いに各種データや後述のアプリケーションプログラムの命令等のやり取りを行っている。上記入力装置204は、データ入力キー(テンキー、*キー、#キー)21、通話開始キー22、終話キー23、スクロールキー24、多機能キー25、マイク26などから構成されている。上記出力装置205は、表示手段としての液晶ディスプレイ(LCD)27、通話用スピーカ28、外部出力用スピーカ29、イヤホン30等から構成されている。上記携帯電話用通信装置206は、携帯電話通信網10を介して他の携帯電話機や上記ストリーミングサーバ11と通信するためのものである。また、RAM202内には、後述する電話機プラットフォームが管理する第1の記憶手段としてのプラットフォーム用記憶領域と、後述するアプリケーション実行環境上で管理される第2の記憶手段としてのアプリケーション用記憶領域とが存在する。本実施形態において、RAM202及びROM203は、端末記憶手段として機能する。
この携帯電話機20は、電話手段としての電話通信部211及びデータ通信手段としてのデータ通信部212、操作手段としての操作部213、アプリケーションプログラム実行手段としてのアプリケーションプログラム実行管理部214、モード設定手段としての主制御部215、スピーカ出力手段としての出力部216、記憶部218等により構成される。
上記データ通信部212は、上記電話通信部211と同様に、上述のハードウェア構成上の携帯電話用通信装置206等に対応する。このデータ通信部212は、携帯電話通信網10を介して他の携帯電話機とメールのやり取りを行ったり、携帯電話通信網10からゲートウェイサーバを介して、インターネット等の外部のネットワークに接続し、インターネット上での電子メールのやり取りやWebページの閲覧等を行ったりするためのものである。また、このデータ通信部212は、携帯電話通信網10を介して、ストリーミングサーバ11が提供するアプリケーションプログラムをダウンロードするためにも用いられる。
コンテンツデータを再生しようとする場合、まず、ユーザーは、操作部213のキーを操作し、ブラウザを起動する(S1)。そして、操作部213のキーを操作して、ストリーミングサーバ11のコンテンツ選択サイトのURLを入力し、アクセスする(S2)。これにより、ブラウザを実行する主制御部215は、そのURLによって特定されるストリーミングサーバ11に対してリクエストを送信する。このリクエストを受けたストリーミングサーバ11は、そのリクエストの送信元である携帯電話機20に向けて、そのリクエストに係るコンテンツ選択サイトの画面(コンテンツリスト画面)をレスポンスとして送信する。その後、ユーザーは、操作部213のキーを操作して、LCD27上に表示された画面のコンテンツリストの中から自分が希望するコンテンツを選択する(S3)。これを受けて、図7に示した電話機プラットフォームすなわち図6に示した主制御部215に、アプリケーションプログラムの実行指示が入力される。これにより、主制御部215は、コンテンツ再生用アプリケーションプログラムを読み出してこれを起動する(S4)。アプリケーションプログラムが起動すると、図7に示したアプリケーション実行環境すなわち図6に示したアプリケーションプログラム実行管理部214上で、そのアプリケーションプログラムが動作する。なお、このアプリケーションプログラムは、予め携帯電話機20のROM203に記憶されたものでも、外部からダウンロードしてRAM202に記憶されたものでもよい。
図1は、本実施形態における音出力選択処理の流れを示すフローチャートである。この音出力選択処理では、上記S5においてSDPデータを取得したら、まず、現在マナーモード設定中であるか否かを判断する(S21)。具体的には、アプリケーションプログラム実行管理部214は、RAM202のマナーモード記憶領域に記憶されている情報に基づいてマナーモード設定中であるか否かを判断する。この判断により、マナーモード設定中でないと判断したら、以後の処理工程を経ずに音出力選択処理を終了する。この場合、マナーモード設定に制限を受けることなく、コンテンツが音出力を伴うものであれば、その再生時に出力部216の外部出力用スピーカ29からそのコンテンツの音が出力される。
また、本実施形態では、コンテンツをストリーミング再生する場合について説明したが、ダウンロード再生する場合についても同様の効果を得ることができる。ただし、上述したように、ストリーミング再生方法は、記憶手段の容量がダウンロード再生方法に比べて小さくて済むという利点がある。そして、小型化の要請が強い携帯電話機20には大容量の記憶手段を搭載することが困難であることから、記憶手段の容量が小さくて済むストリーミング再生方法を採用するのが望ましい。
11 ストリーミングサーバ
20 携帯電話機
21 テンキー
27 液晶ディスプレイ
29 外部出力用スピーカ
30 イヤホン
102,202 RAM
103,203 ROM
213 操作部
214 アプリケーションプログラム実行管理部
215 主制御部
216 出力部
218 記憶部
Claims (3)
- 利用者により操作される操作手段と、
他の電話機の利用者と通話するための電話手段と、
外部出力用スピーカから音を出力するスピーカ出力手段と、
該電話手段により電話の着信を受けた旨を報知する着信音を該スピーカ出力手段により出力する第1モード及び該スピーカ出力手段による該着信音の出力を禁止する第2モードのいずれかのモードに設定するモード設定手段と、
該モード設定手段により設定されたモードに従って該スピーカ出力手段の出力を制御するスピーカ出力制御手段と、
ネットワークを介してサーバとデータ通信を行うデータ通信手段と、
該操作手段によりコンテンツを再生するための再生操作を受け付けた後、該サーバから送信されてくるストリーミングデータを受信して該ストリーミングデータに基づくコンテンツを再生するための受信再生処理を行う受信再生手段とを備えた携帯電話機において、
上記第2モードの設定期間中に上記再生操作を受け付けたとき、上記受信再生手段によるコンテンツの再生前に、該コンテンツの音を上記スピーカ出力手段により出力するか否かを選択するための上記操作手段に対する選択操作を利用者に促すための情報を報知する情報報知手段を有し、
上記スピーカ出力制御手段は、該操作手段に対してコンテンツの音を該スピーカ出力手段により出力する旨の選択操作がなされたときにはコンテンツの音が出力されるように該スピーカ出力手段の出力を制御し、該操作手段に対してコンテンツの音を該スピーカ出力手段により出力しない旨の選択操作がなされたときにはコンテンツの音の出力を禁止するように該スピーカ出力手段の出力を制御することを特徴とする携帯電話機。 - 請求項1の携帯電話機において、
上記受信再生手段により再生されるコンテンツが音出力を伴うものであるか否かを判断する判断手段を有し、
上記情報報知手段は、該判断手段により音出力を伴うものであると判断された場合にだけ、上記情報を報知することを特徴とする携帯電話機。 - 請求項2の携帯電話機において、
上記受信再生手段は、上記ストリーミングデータの受信開始前に、該ストリーミングデータに基づくコンテンツが音出力を伴うものであるか否かを判別するための判別情報を受信し、
上記判断手段は、該判別情報に基づいて上記判断を行うことを特徴とする携帯電話機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004277749A JP2006094187A (ja) | 2004-09-24 | 2004-09-24 | 携帯電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006094187A true JP2006094187A (ja) | 2006-04-06 |
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ID=36234727
Family Applications (1)
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JP2004277749A Pending JP2006094187A (ja) | 2004-09-24 | 2004-09-24 | 携帯電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006094187A (ja) |
-
2004
- 2004-09-24 JP JP2004277749A patent/JP2006094187A/ja active Pending
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