JP2006094187A - 携帯電話機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 利用者の利便性を向上させ、電車内等において利用者の意図に反して着信音が外部出力用スピーカから出力されてしまう事態を防止できる
【解決手段】 本携帯電話機は、操作手段、電話手段、スピーカ出力手段、モード設定手段、スピーカ出力制御手段、データ通信手段、受信再生手段及び情報報知手段を有する。モード設定手段は、電話の着信音をスピーカ出力手段から出力する第1モード及びその出力を停止する第2モードのいずれかのモードに設定する。受信再生手段は、サーバからのストリーミングデータを受信してそのコンテンツを再生するための受信再生処理を行う。情報報知手段は、第2モードの設定期間中に再生操作を受け付けたとき、コンテンツ再生前にそのコンテンツの音をスピーカ出力手段から出力するか否かを選択するための選択操作を利用者に促す情報を報知する。スピーカ出力制御手段は、その選択操作に従ってスピーカ出力手段の出力を制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ネットワークを介してサーバから受信したデータに基づくコンテンツを再生可能な携帯電話機に関するものである。
ネットワーク上のサーバに記憶された映像データや音データ等のコンテンツデータを携帯電話機で再生する方法には、ダウンロード再生方法とストリーミング再生方法の2つの方法がある。前者の方法は、コンテンツデータの全てを携帯電話機へダウンロードしてからそのコンテンツデータを再生するものである。後者の方法は、コンテンツデータを受信しつつ、受信したデータ部分から順次再生するものである。ストリーミング再生方法については、例えば特許文献1や特許文献2に記載されたものが知られている。ダウンロード再生方法は、全コンテンツデータを記憶できる大容量の記憶手段を携帯電話機に設ける必要があるという欠点がある。これに対し、ストリーミング再生方法は、一般に再生したデータ部分を順次破棄していくので、携帯電話機に設ける記憶手段の容量がダウンロード再生方法に比べて小さくて済むという利点がある。したがって、小型化の要請等により携帯電話機に大容量の記憶手段を搭載することが困難である現状では、コンテンツデータを携帯電話機で再生する場合には、記憶手段の容量が小さくて済むストリーミング再生方法を採用するのが望ましい。
また、従来の携帯電話機には、電話の着信音を外部出力用スピーカから出力しないように動作するマナーモードと呼ばれる動作モードが備わっている。ここでいうマナーモードには、電話の着信音以外の音(メール着信音等)も電話の着信音と一緒に外部出力用スピーカから出力しないように動作する場合も含まれる。以下、同様である。このような携帯電話機においては、着信音を外部出力用スピーカから出力可能な通常モード(第1モード)からマナーモード(第2モード)へ設定変更することで、利用者の回りにいる人々にとって騒音となり得る着信音が外部出力用スピーカから出力されなくなる。利用者は、自分の回りに多くの人々が存在する電車内などの場所へ移動する場合には、自分の携帯電話機をマナーモードへ設定変更するための操作を行い、着信音を外部出力用スピーカから出力させないようにする。
特開2003−333579号公報 特開2003−229843号公報
携帯電話機でコンテンツのストリーミング再生を行う場合、そのコンテンツが音出力を伴うものであると、上記着信音と同様に、そのコンテンツの音も利用者の回りにいる人々にとって騒音となり得る。そのため、従来の携帯電話機においては、マナーモードの設定中にコンテンツをストリーミング再生しても、自動的にそのコンテンツの音を外部出力用スピーカから出力しないように動作するようになっていた。よって、利用者は、コンテンツの音を外部出力用スピーカから出力させたい場合には、携帯電話機の動作モードをマナーモードから通常モードへ設定変更する操作を行ってから、コンテンツを再生する必要があった。そのため、従来の携帯電話機では次のような問題が生じていた。
すなわち、利用者の中には、常時マナーモードに設定しておく者が多い。これは、マナーモードに設定し忘れたまま電車内等に行ってしまい、自分の意図に反して着信音が外部出力用スピーカから出力してしまう事態を避けたいためである。このような利用者にとっては、上述のようにコンテンツの音を外部出力用スピーカから出力させる場合にマナーモードから通常モードへ設定変更する操作が必要であると、そのコンテンツの再生終了後に通常モードからマナーモードへ設定変更し直す操作が必要となる。すなわち、常時マナーモードに設定しておく利用者にとっては、コンテンツの音を外部出力用スピーカから出力してそのコンテンツをストリーミング再生する場合に、そのコンテンツの再生前と再生後に動作モードの設定変更操作を余儀なくされ、利便性が悪いという問題があった。加えて、コンテンツの再生終了後に通常モードからマナーモードへ設定変更し直す操作を忘れてしまう可能性もあり、その場合、電車内等において自分の意図に反して着信音が外部出力用スピーカから出力されてしまうという問題も発生する。
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、携帯電話機を用いてコンテンツをストリーミング再生する場合の利用者の利便性を向上させ、電車内等において利用者の意図に反して着信音が外部出力用スピーカから出力されてしまう事態を防止できる携帯電話機を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、利用者により操作される操作手段と、他の電話機の利用者と通話するための電話手段と、外部出力用スピーカから音を出力するスピーカ出力手段と、該電話手段により電話の着信を受けた旨を報知する着信音を該スピーカ出力手段により出力する第1モード及び該スピーカ出力手段による該着信音の出力を禁止する第2モードのいずれかのモードに設定するモード設定手段と、該モード設定手段により設定されたモードに従って該スピーカ出力手段の出力を制御するスピーカ出力制御手段と、ネットワークを介してサーバとデータ通信を行うデータ通信手段と、該操作手段によりコンテンツを再生するための再生操作を受け付けた後、該サーバから送信されてくるストリーミングデータを受信して該ストリーミングデータに基づくコンテンツを再生するための受信再生処理を行う受信再生手段とを備えた携帯電話機において、上記第2モードの設定期間中に上記再生操作を受け付けたとき、上記受信再生手段によるコンテンツの再生前に、該コンテンツの音を上記スピーカ出力手段により出力するか否かを選択するための上記操作手段に対する選択操作を利用者に促すための情報を報知する情報報知手段を有し、上記スピーカ出力制御手段は、該操作手段に対してコンテンツの音を該スピーカ出力手段により出力する旨の選択操作がなされたときにはコンテンツの音が出力されるように該スピーカ出力手段の出力を制御し、該操作手段に対してコンテンツの音を該スピーカ出力手段により出力しない旨の選択操作がなされたときにはコンテンツの音の出力を禁止するように該スピーカ出力手段の出力を制御することを特徴とするものである。
この携帯電話機においては、第2モードの設定期間中に利用者が操作手段に対してコンテンツの再生操作を行った場合、そのコンテンツを再生する前に、そのコンテンツの音をスピーカ出力手段により出力するか否かの選択操作を利用者に促すための情報が利用者に報知される。この報知を受けて、利用者がコンテンツの音をスピーカ出力手段により出力しない旨の選択操作を行った場合、コンテンツのストリーミング再生中にそのコンテンツの音がスピーカ出力手段によって出力されることはない。一方、利用者がコンテンツの音をスピーカ出力手段により出力する旨の選択操作を行った場合には、コンテンツのストリーミング再生中にそのコンテンツの音がスピーカ出力手段により出力される。
本携帯電話機では、利用者が第2モードの設定期間中にコンテンツの音を外部出力用スピーカから出力してそのコンテンツをストリーミング再生しようとする場合に、その再生前に動作モードを第1モードへ設定変更する必要がない。したがって、そのコンテンツの再生後に利用者が動作モードを第2モードへ設定変更し直す操作を行う必要がない。また、このように設定変更し直す操作を行う必要がなくなる結果、利用者がその設定変更し直すのを忘れてしまうということがなくなり、コンテンツ再生後に電車内等に行ったときに自分の意図に反して着信音が外部出力用スピーカから出力されてしまう事態を防止できる。
また、請求項2の発明は、請求項1の携帯電話機において、上記受信再生手段により再生されるコンテンツが音出力を伴うものであるか否かを判断する判断手段を有し、上記情報報知手段は、該判断手段により音出力を伴うものであると判断された場合にだけ、上記情報を報知することを特徴とするものである。
再生対象のコンテンツが音出力を伴うものでない場合、利用者にそのコンテンツの音をスピーカ出力手段により出力するか否かを選択させることは無駄な処理となる。本携帯電話機においては、この無駄な処理を省くことができる。
また、請求項3の発明は、請求項2の携帯電話機において、上記受信再生手段は、上記ストリーミングデータの受信開始前に、該ストリーミングデータに基づくコンテンツが音出力を伴うものであるか否かを判別するための判別情報を受信し、上記判断手段は、該判別情報に基づいて上記判断を行うことを特徴とするものである。
コンテンツが音出力を伴うものであるか否かを判断する方法としては、例えば受信したストリーミングデータを解析して判断する方法が考えられる。しかし、この方法では、ストリーミングデータの解析処理が必要となる結果、制御が複雑化してしまう。そこで、本請求項3の携帯電話機では、ストリーミングデータの受信開始前に、そのストリーミングデータに基づくコンテンツが音出力を伴うものであるか否かを判別情報を受信し、その判別情報に基づいて当該コンテンツが音出力を伴うものであるか否かを判断する。
なお、上記「携帯電話機」としては、PDC(Personal Digital Cellular)方式、GSM(Global System for Mobile Communication)方式、TIA(Telecommunications Industry Association)方式等の携帯電話機、IMT(International Mobile Telecommunications)−2000で標準化された携帯電話機、TD−SCDMA(Time Division Synchronous Code Division Multiple Access)方式の一つであるTD−SCDMA(MC:Multi Carrier)方式の携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)などが挙げられる。
以上、請求項1乃至3の発明によれば、利用者が第2モードの設定期間中にコンテンツの音を外部出力用スピーカから出力してコンテンツをストリーミング再生しようとする場合でも、その再生終了後に動作モードを第2モードへ設定変更し直す必要がなくなることから、利用者の利便性が向上するという優れた効果が奏される。また、コンテンツの再生後に動作モードを第2モードへ設定変更し直すのを忘れてしまって電車内等で自分の意図に反して着信音が外部出力用スピーカから出力されてしまう事態も防止できるという優れた効果が奏される。
特に、請求項2及び3の発明によれば、無駄な処理を省くことで、無駄な電力消費を抑制し、携帯電話機の稼働時間を延ばすことができるという優れた効果が奏される。
また、請求項3の発明によれば、コンテンツが音出力を伴うものであるか否かの判断を簡単化することができるという優れた効果が奏される。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図2は、本実施形態に係る携帯電話機が利用可能な移動体通信システムの全体構成を説明するための説明図である。
この移動体通信システムにおいて、ユーザーが使用する携帯電話機20は、ユーザーによって登録されたアプリケーションプログラムを実行可能な構成を有している。本実施形態において、このアプリケーションプログラムは、プラットフォームに依存しないオブジェクト指向プログラミング等によって開発されたものである。このようなアプリケーションプログラムとしては、JAVA(登録商標。以下同様。)で記述されたアプリケーションプログラム、C++言語で記述されたアプリケーションプログラム、BREW(登録商標。以下同様。)のアプリケーション実行環境上で動作するアプリケーションプログラムなどが挙げられる。また、アプリケーションプログラムは、C言語やアセンブリ言語等で記述された構造化プログラムであってもよい。この携帯電話機20は、ネットワークとしての携帯電話通信網10に接続可能である。また、この携帯電話通信網10には、コンテンツデータを配信するストリーミングサーバ11が接続されている。このストリーミングサーバ11は、携帯電話機20からの要求に応じて、コンテンツデータに基づくストリーミングデータを携帯電話機20に対して送信する。
ストリーミングサーバ11で配信されるコンテンツデータは、コンテンツ開発事業者等のコンテンツ開発元から提供される。具体的には、例えば、コンテンツ開発元側のパーソナルコンピュータ等から、専用回線や公衆回線を介してストリーミングサーバ11にアップロードして提供する。なお、開発したコンテンツのデータを記録した光ディスクや磁気ディスク等の記録媒体を、コンテンツ開発元からストリーミングサーバ11を管理・運営する通信事業者に送り、その記録媒体内のコンテンツデータをストリーミングサーバ11で読み取るようにして、提供してもよい。このようにして提供されたコンテンツデータは、携帯電話機20から携帯電話通信網10を介してストリーミング配信可能な状態でストリーミングサーバ11に登録される。なお、本実施形態では、予め生成したコンテンツ(蓄積型コンテンツ)をストリーミング配信する場合について説明するが、コンテンツの生成と同時に配信を行うライブ型コンテンツについても同様である。ただし、ライブ型コンテンツについては、コンテンツ開発元側で撮影したリアルタイムの映像等のデータを、専用回線や公衆回線を介してストリーミングサーバ11に送信し、そのデータをストリーミングサーバ11で受信すると同時に携帯電話通信網10を介して携帯電話機20へストリーミング配信する。また、「コンテンツデータ」としては、画像と音を組合せた映画等の映像コンテンツのデータ、音楽等の音のみからなるコンテンツのデータ、画像のみからなるコンテンツのデータなどが含まれる。
図3は、上記ストリーミングサーバ11のハードウェア構成を示す概略構成図である。
このストリーミングサーバ11は、システムバス100、CPU101、内部記憶装置、外部記憶装置104、入力装置105及び出力装置106を備えている。上記内部記憶装置は、RAM102やROM103等で構成されている。上記外部記憶装置104は、ハードディスクドライブ(HDD)や光ディスクドライブ等で構成されている。上記入力装置105は、マウスやキーボード等で構成されている。上記出力装置106は、ディスプレイやプリンタ等で構成されている。更に、このストリーミングサーバ11は、携帯電話通信網10を介して各ユーザーの携帯電話機20と通信するための通信手段としての携帯電話用通信装置107を備えている。
上記CPU101やRAM102等の構成要素は、システムバス100を介して、互いにデータやプログラムの命令等のやり取りを行う。このストリーミングサーバ11を所定の手順に従って動作させるための各種プログラムは、ROM103や外部記憶装置104に記憶されており、必要に応じてCPU101やRAM102上の作業エリアに呼び出されて実行される。また、このストリーミングサーバ11には、携帯電話機20に対して送信するコンテンツデータが外部記憶装置104に記憶されている。ストリーミングサーバ11は、携帯電話機20からの要求に応じ、CPU101、RAM102、携帯電話通信網用通信装置107等が協働して、外部記憶装置104に記憶されているコンテンツデータを、携帯電話通信網10を介して携帯電話機20にストリーミングデータ送信する機能を有している。また、外部記憶装置104に記憶されているコンテンツデータを紹介するためのWebサイトを提供するWebサーバとしての機能も有している。本実施形態では、携帯電話機20のユーザーは、コンテンツデータをストリーミング再生しようとする場合、まず、Webサイトにアクセスして再生対象のコンテンツデータを選択し、その後、選択したコンテンツデータに基づくストリーミングデータを受信して再生することになる。なお、このストリーミングサーバ11は、専用装置として構成してもいいし、汎用のコンピュータシステムを用いて構成してもよい。また、1台のコンピュータで構成してもいいし、複数の機能をそれぞれ受け持つ複数台のコンピュータをネットワークで結んで構成してもよい。
図4(a)は上記携帯電話機20の外観を示す正面図であり、図4(b)はその背面図である。また、図5は、その携帯電話機20のハードウェア構成を示す概略構成図である。
この携帯電話機20は、クラムシェル(折り畳み)タイプの携帯電話機であり、システムバス200、CPU201、RAM202やROM203等からなる内部制御装置、入力装置204、出力装置205及び携帯電話用通信装置206を備えている。CPU201やRAM202等の構成要素は、システムバス200を介して、互いに各種データや後述のアプリケーションプログラムの命令等のやり取りを行っている。上記入力装置204は、データ入力キー(テンキー、*キー、#キー)21、通話開始キー22、終話キー23、スクロールキー24、多機能キー25、マイク26などから構成されている。上記出力装置205は、表示手段としての液晶ディスプレイ(LCD)27、通話用スピーカ28、外部出力用スピーカ29、イヤホン30等から構成されている。上記携帯電話用通信装置206は、携帯電話通信網10を介して他の携帯電話機や上記ストリーミングサーバ11と通信するためのものである。また、RAM202内には、後述する電話機プラットフォームが管理する第1の記憶手段としてのプラットフォーム用記憶領域と、後述するアプリケーション実行環境上で管理される第2の記憶手段としてのアプリケーション用記憶領域とが存在する。本実施形態において、RAM202及びROM203は、端末記憶手段として機能する。
図6は、上記携帯電話機20の主要部を抽出して示したブロック図であり、図7は、その携帯電話機20におけるソフトウェア構造の説明図である。
この携帯電話機20は、電話手段としての電話通信部211及びデータ通信手段としてのデータ通信部212、操作手段としての操作部213、アプリケーションプログラム実行手段としてのアプリケーションプログラム実行管理部214、モード設定手段としての主制御部215、スピーカ出力手段としての出力部216、記憶部218等により構成される。
上記電話通信部211は、他の携帯電話機や固定電話機と電話通信を行うために、携帯電話通信網10の基地局と無線通信を行うものであり、上述のハードウェア構成上の携帯電話用通信装置206等に対応する。
上記データ通信部212は、上記電話通信部211と同様に、上述のハードウェア構成上の携帯電話用通信装置206等に対応する。このデータ通信部212は、携帯電話通信網10を介して他の携帯電話機とメールのやり取りを行ったり、携帯電話通信網10からゲートウェイサーバを介して、インターネット等の外部のネットワークに接続し、インターネット上での電子メールのやり取りやWebページの閲覧等を行ったりするためのものである。また、このデータ通信部212は、携帯電話通信網10を介して、ストリーミングサーバ11が提供するアプリケーションプログラムをダウンロードするためにも用いられる。
上記操作部213は、ユーザーにより操作される上述のテンキー21、通話開始キー22、終話キー23等で構成されている。この操作部213の各種キーを操作することにより、ユーザーは、携帯電話機20に対してURL等のデータを入力したり、電話着信の際に通話の開始及び終了を行ったり、アプリケーションプログラムの選択、起動及び停止を行ったりすることができる。また、ユーザーは操作部213の各種キーを操作することにより、上記ストリーミングサーバ11が提供するWebサイトにアクセスしてコンテンツデータに基づくストリーミングデータを受信してこれを再生することもできる。
上記アプリケーションプログラム実行管理部214は、上述のシステムバス200、CPU201やRAM202の一部等で構成されている。このアプリケーションプログラム実行管理部214は、図7のソフトウェア構造上において中央の「アプリケーション実行環境」に対応しており、オブジェクト指向プログラミングで開発されたアプリケーションプログラムに利用されるクラスライブラリ、実行環境管理ライブラリ、アプリケーション管理等のソフトウェアを提供し、アプリケーションプログラムの実行環境を管理する。このアプリケーション実行環境は、実行するアプリケーションプログラムに応じて適宜選定される。例えば、実行するアプリケーションプログラムがJAVAで記述されたものである場合には、JAVAのアプリケーション実行環境を選定する。また、実行するアプリケーションプログラムがBREWの実行環境上で動作するC言語で記述されたものである場合には、BREWのアプリケーション実行環境を選定する。なお、実行するアプリケーションプログラムがJAVAで記述されたものである場合には、BREWのアプリケーション実行環境上に更にJAVAのアプリケーション実行環境を構築することで、これを実行することができる。
ここで、アプリケーションプログラムは、クラスライブラリAPI(アプリケーションインターフェース)を介して上記アプリケーション実行環境内にある関数等のクラスライブラリを呼び出して使用できるようになっている。この関数等のクラスライブラリの呼び出しの履歴は、アプリケーションプログラムの仮想的な実行環境(仮想マシン:VM)が終了するまで、RAM202内におけるアプリケーション用記憶領域に記憶される。また、アプリケーション実行環境は、アプリケーションプログラムの実行に際して用いる各種データも、そのアプリケーション用記憶領域に保存する。そして、この各種データを用いるときには、このアプリケーション用記憶領域から読み出したり、書き込んだりする。また、アプリケーション実行環境内の実行環境管理ライブラリは、電話機プラットフォームAPIを介して後述の電話機プラットフォーム内の電話機プラットフォームライブラリを呼び出して使用できるようになっている。
上記主制御部215は、電話通信部211、データ通信部212、出力部216、記憶部218を制御するものであり、上述のシステムバス200、CPU201やRAM202等で構成されている。この主制御部215は、アプリケーションプログラム実行管理部214との間で制御命令や各種データのやりとりを行い、これと協働して制御を行うことで、受信再生手段、スピーカ出力制御手段及び判断手段として機能する。主制御部215は、図7のソフトウェア構造上において最下部の「電話機プラットフォーム」に対応しており、上記電話通信部211等を制御するための制御用プログラムやユーザインターフェースを実行したり、電話機プラットフォームライブラリを提供したりする。この電話機プラットフォームは、上記アプリケーション実行環境内の実行環境管理ライブラリに対してイベントを送ることにより、アプリケーションプログラムにおいて各種処理を実行したり、アプリケーション管理APIを介して上記アプリケーション実行環境内のアプリケーション管理のソフトウェアを呼び出して使用したりできるようになっている。また、アプリケーション実行環境が電話機プラットフォームAPIを介して電話機プラットフォームライブラリを呼び出して使用したとき、電話機プラットフォームは、その電話機プラットフォームライブラリに応じた処理を実行する。例えば、電話機プラットフォームは、電話機プラットフォームライブラリを利用したアプリケーション実行環境からの指示に基づき、RAM202内における電話機プラットフォームが管理するプラットフォーム用記憶領域に記憶されたデータを読み出して、これをアプリケーション用記憶領域に移行することができる。
上記出力部216は、上述の液晶ディスプレイ27、通話用スピーカ28、外部出力用スピーカ29及びイヤホン30、並びに外部出力用スピーカ29から出力される音量を調節するための音量調節手段である音量調節部等からなる出力装置205等で構成されている。この出力部216は、上記データ通信部212で受信したWebページ画面を液晶ディスプレイ27に表示する。また、この出力部216の液晶ディスプレイ27は、上記電話通信部211やデータ通信部212で情報を着信した旨をユーザーに報知するときに用いられる。具体的には、その情報を着信すると、主制御部215により、出力部216の液晶ディスプレイ27に着信報知画像を表示したり、外部出力用スピーカ29から着信音を出力させたりする。更に、この出力部216は、アプリケーション実行環境で実行される後述のコンテンツ再生用アプリケーションプログラムを実行中には、再生されたコンテンツデータの映像や音などの出力にも用いられる。また、出力部216は、アプリケーションプログラム実行管理部214から主制御部215を介して送られてくるコンテンツの音用の外部出力用スピーカ音量調節部(コンテンツ用音量調節部)と、それ以外の音用の外部出力用スピーカ音量調節部(一般音量調節部)とをそれぞれ個別に備えており、各音量調節部はアプリケーションプログラム実行管理部214により主制御部215を介して独立に制御される。また、出力部216は、携帯電話機本体外部に露出したイヤホン端子を備え、イヤホン30はこの端子に対して着脱自在に構成されている。そして、出力部216は、このイヤホン30から出力される音量を調節するためのイヤホン音量調節部(イヤホン音量調節部)を有し、このイヤホン音量調節部は、上述したコンテンツ用音量調節部及び一般音量調節部とは独立してアプリケーションプログラム実行管理部214により主制御部215を介して制御される。
上記記憶部218は、上述のRAM202の一部やROM203などによって構成されている。この記憶部218のRAM202は、第2モードであるマナーモードについての情報を記憶するマナーモード記憶領域を有している。このマナーモード記憶領域には、マナーモードが設定されているか否かの現在設定情報、マナーモード設定中に主制御部215やアプリケーションプログラム実行管理部214が処理動作すべき内容が含まれたマナーモード設定内容情報などが記憶されている。マナーモードが設定されている場合、本携帯電話機20は、マナーモード設定内容情報に従って外部出力用スピーカ29からの電話の着信音出力を禁止するように動作する。一方、マナーモードが設定されていない場合、本携帯電話機20は、電話の着信音を外部出力用スピーカ29から出力する通常モード(第1モード)として動作する。マナーモード設定内容情報は、メールやショートメッセージの着信音等を外部出力用スピーカ29から出力させるか否かの情報も含まれている。なお、このようなマナーモード設定内容情報は、ユーザー操作に基づいて、例えば、電話の着信音はOFFにするがメールやショートメッセージの着信音はOFFにしないというふうに変更できるようにしてもよい。また、携帯電話機20を所定の手順に従って動作させる各種プログラム等も、上記記憶部218のRAM202やROM203に記憶されている。これらのプログラムは、必要に応じてCPU201やRAM202中の作業エリアに呼び出されて実行される。
次に、本移動体通信システムにおけるコンテンツデータのストリーミング再生処理の一例について説明する。なお、本実施形態では、画像(動画像)と音とを組合せた映像コンテンツをストリーミング再生する場合について説明するが、音出力を伴う他のコンテンツについても同様である。
図8は、コンテンツデータを携帯電話機20でストリーミング再生する際の携帯電話機20の処理動作の流れを示すフローチャートである。図9は、コンテンツデータを携帯電話機20でストリーミング再生する際の通信手順を示すシーケンスフロー図である。
コンテンツデータを再生しようとする場合、まず、ユーザーは、操作部213のキーを操作し、ブラウザを起動する(S1)。そして、操作部213のキーを操作して、ストリーミングサーバ11のコンテンツ選択サイトのURLを入力し、アクセスする(S2)。これにより、ブラウザを実行する主制御部215は、そのURLによって特定されるストリーミングサーバ11に対してリクエストを送信する。このリクエストを受けたストリーミングサーバ11は、そのリクエストの送信元である携帯電話機20に向けて、そのリクエストに係るコンテンツ選択サイトの画面(コンテンツリスト画面)をレスポンスとして送信する。その後、ユーザーは、操作部213のキーを操作して、LCD27上に表示された画面のコンテンツリストの中から自分が希望するコンテンツを選択する(S3)。これを受けて、図7に示した電話機プラットフォームすなわち図6に示した主制御部215に、アプリケーションプログラムの実行指示が入力される。これにより、主制御部215は、コンテンツ再生用アプリケーションプログラムを読み出してこれを起動する(S4)。アプリケーションプログラムが起動すると、図7に示したアプリケーション実行環境すなわち図6に示したアプリケーションプログラム実行管理部214上で、そのアプリケーションプログラムが動作する。なお、このアプリケーションプログラムは、予め携帯電話機20のROM203に記憶されたものでも、外部からダウンロードしてRAM202に記憶されたものでもよい。
アプリケーションプログラムが起動すると、アプリケーションプログラム実行管理部214は、上記S3で選択したコンテンツについて、ストリーミングサーバ11に対し、そのコンテンツデータを配信するコンテンツ配信サイトへSDPデータ(コンテンツ情報データ)の取得要求を主制御部215を介して送信する。本実施形態において、携帯電話機20とストリーミングサーバ11との間は、主に、RTSP(Real Time Streaming Protocol)及びRTP(Real-time Transport Protocol)を用いてデータ通信を行う。したがって、ここでは、SDPデータの取得要求として、DESCRIBEコマンドを送信する。SDPデータの取得要求を受けたストリーミングサーバ11は、その応答としてSDPデータを携帯電話機20に送信する。このSDPデータを受信した携帯電話機20のアプリケーションプログラム実行管理部214は、そのSDPデータをRAM202に保存する(S5)。なお、SDPデータを取得するまでの処理については、HTTP(HyperText Transfer Protocol)又はHTTPS(Hypertext Transfer Protocol Security)等を用いてデータ通信を行い、その後の処理で行う通信については、RTSP及びRTPを用いてデータ通信を行うようにしてもよい。
SPDデータには、対応するコンテンツのストリーミングデータを本携帯電話機20で再生するために携帯電話機側で設定すべき設定項目及び設定内容を示す各種端末設定情報とともに、当該コンテンツの名前(題名)や当該コンテンツの総再生時間などのコンテンツ情報がそれぞれ項目分けして記述されている。このSDPデータには、端末設定用の項目として、コンテンツ中の画像データをダウンロードするのに必要なストリーミングIDを記述するための項目と、コンテンツ中の音データをダウンロードするのに必要なストリーミングIDを記述するための項目が設けられている。このストリーミングIDとは、ストリーミングサーバ11がコンテンツ中の画像データ及び音データの配信にそれぞれ使用する通信ポートを特定するための情報である。SDPデータをRAM202に保存した後、音出力選択処理を行う(S20)。この処理では、詳しくは後述するが、SDPデータの内容に基づいて当該コンテンツが音出力を伴うものであるか否かを判断した上で、そのコンテンツの再生時に外部出力用スピーカ29からコンテンツの音を出力するか否かを選択するための処理である。
上記音出力選択処理を終えたら、アプリケーションプログラム実行管理部214は、SDPデータに含まれる端末設定用の項目を参照し、その設定内容に従ってストリーミングセッション(ストリーミング通信用の接続)の確立要求(SETUPコマンド)を主制御部215を介してストリーミングサーバ11へ送信する。この要求に応じて、ストリーミングサーバ11は、本携帯電話機20との間のストリーミングセッションを確立し、ストリーミングセッションが確立した旨の応答を携帯電話機20へ送信する。なお、本実施形態では、コンテンツ選択サイトとコンテンツ配信サイトが同じストリーミングサーバ11によって提供されているが、別々のサーバで提供するようにしてもよい。
一方、コンテンツ再生用アプリケーションプログラムが起動すると、LCD27上にコンテンツ再生用画面が表示される。ユーザーが操作部213のキーに対してコンテンツを再生するための再生操作を行うと(S6)、アプリケーションプログラム実行管理部214は、ストリーミングサーバ11に対してコンテンツ再生要求(PLAYコマンド)を主制御部215を介して送信する。この要求に応じて、ストリーミングサーバ11は、要求を受け付けた旨の応答を携帯電話機20へ送信する。また、ストリーミングサーバ11のCPU101は、要求に係るコンテンツデータを外部記憶装置104から読み出し、そのストリーミングデータを携帯電話機20に対して送信を開始する(S7)。
携帯電話機20のアプリケーションプログラム実行管理部214は、受信したストリーミングデータをRAM202内の所定のバッファリング領域に順次保存する。そして、規定量のストリーミングデータがバッファリング領域に保存されたら(S8)、アプリケーションプログラム実行管理部214は、RAM202内のバッファリング領域からストリーミングデータを順次読み出して再生を開始する(S9)。具体的には、アプリケーションプログラム実行管理部214は、主制御部215を介して、出力部216に対してストリーミングデータの再生命令を出力する。これにより、出力部216のLCD25にはストリーミングデータに基づく画像が表示される。また、上記音出力選択処理によりコンテンツの音を出力する旨の選択がなされたときには、出力部216の外部出力用スピーカ29からコンテンツの音が出力され、ユーザーは、コンテンツを視聴することができる。一方、上記音出力選択処理によりコンテンツの音を出力しない旨の選択がなされたとき、又は当該コンテンツが音出力を伴わないときには、出力部216の外部出力用スピーカ29からコンテンツの音が出力されない。ただし、上記音出力選択処理によりコンテンツの音を出力しない旨の選択がなされたときには、イヤホン30からコンテンツの音が出力され、ユーザーは、コンテンツを視聴することができる。
なお、ユーザーがコンテンツ再生中に操作部213のキーに対してコンテンツの再生を停止するための操作を行うと(S10)、アプリケーションプログラム実行管理部214は、主制御部215を介して、出力部216に対し、コンテンツの出力を禁止する命令を出力する。また、アプリケーションプログラム実行管理部214は、ストリーミングサーバ11に対して図示しない再生停止要求(TEARDOWNコマンド)を主制御部215を介して送信する。この要求に応じて、ストリーミングサーバ11は、本携帯電話機20との間のストリーミングセッションを切断し、ストリーミングセッションを切断した旨の応答を携帯電話機20へ送信する。コンテンツが最後まで再生され、その再生が終了した場合も同様である(S11)。
次に、本発明の特徴部分である音出力選択処理について説明する。
図1は、本実施形態における音出力選択処理の流れを示すフローチャートである。この音出力選択処理では、上記S5においてSDPデータを取得したら、まず、現在マナーモード設定中であるか否かを判断する(S21)。具体的には、アプリケーションプログラム実行管理部214は、RAM202のマナーモード記憶領域に記憶されている情報に基づいてマナーモード設定中であるか否かを判断する。この判断により、マナーモード設定中でないと判断したら、以後の処理工程を経ずに音出力選択処理を終了する。この場合、マナーモード設定に制限を受けることなく、コンテンツが音出力を伴うものであれば、その再生時に出力部216の外部出力用スピーカ29からそのコンテンツの音が出力される。
上記S21においてマナーモード設定中であると判断したら、次に、当該コンテンツが音出力を伴うものであるか否かを判断する(S22)。この判断は、取得したSDPデータに、音データ用のストリーミングIDが記述されているか否かにより行う。なお、当該コンテンツが音出力を伴うものであるか否かの判断方法は、これに限られるものではなく、他の判断方法であってもよい。当該コンテンツが音出力を伴うものでないと判断した場合、以後の処理工程を経ずに音出力選択処理を終了する。この場合、当該コンテンツは音出力を伴うものでないため、その再生時に出力部216の外部出力用スピーカ29からコンテンツの音が出力されることはない。
上記S22において当該コンテンツが音出力を伴うものでないと判断した場合、アプリケーションプログラム実行管理部214は、主制御部215とともに情報報知手段として機能し、コンテンツの音を外部出力用スピーカ29から出力するか否かを選択するための選択操作をユーザーに促すための情報である問合せメッセージを液晶ディスプレイ27に表示させる(S23)。この問合せメッセージを見たユーザーは、コンテンツの音を外部出力用スピーカ29から出力させなくない場合にはその旨の選択操作を操作部213に対して行い、コンテンツの音を外部出力用スピーカ29から出力させたい場合には、その旨の選択操作を操作部213に対して行う(S24)。そして、アプリケーションプログラム実行管理部214は、その選択操作の内容に従ってコンテンツの音を外部出力用スピーカ29から出力するか否かを決定する(S25)。コンテンツの音を外部出力用スピーカ29から出力しない旨の決定がされると、アプリケーションプログラム実行管理部214は、主制御部215を介して出力部216のコンテンツ用音量調節部へ消音命令を送信する。これにより、出力部216のコンテンツ用音量調節部の音量はOFFになり、外部出力用スピーカ29からのコンテンツ音の出力が禁止される(S26)。なお、外部出力用スピーカ29からのコンテンツ音の出力が禁止されても、イヤホン音量調節部の音量はOFFにならないので、そのコンテンツ音はイヤホン30から出力される。したがって、ユーザーは、イヤホン30を耳に装着することで、そのコンテンツ音を聴くことができる。なお、マナーモード設定中は主制御部215がコンテンツ用音量調節部の音量を自動的にOFFにするという処理動作を行う場合には、アプリケーションプログラム実行管理部214から消音命令を送信する処理を省くことができる。
上記S25においてコンテンツの音を外部出力用スピーカ29から出力する旨の決定がされると、アプリケーションプログラム実行管理部214は、主制御部215を介して出力部216のコンテンツ用音量調節部へ出力許可命令を送信する(S27)。これにより、出力部216は、アプリケーションプログラム実行管理部214から送られてくるコンテンツの音データを受信したとき、所定の音量設定に従った音量でコンテンツの音を外部出力用スピーカ29から出力する(S26)。
以上、本実施形態においては、マナーモード設定中にコンテンツの音を外部出力用スピーカ29から出力したい場合には、液晶ディスプレイ27に表示される問合せメッセージに応じてその旨の選択操作を行うことで、いちいちマナーモード設定を解除する操作を行うことなく、コンテンツの音を外部出力用スピーカ29から出力させることができる。したがって、そのコンテンツ再生終了後に再びマナーモードに設定変更し直す作業が不要となり、ユーザーの利便性が向上する。また、このように設定変更し直す操作を行う必要がなくなる結果、ユーザーがその設定変更し直すのを忘れてしまうということもなくなり、コンテンツ再生終了後にユーザーが電車内等に行ったときに自分の意図に反して着信音が外部出力用スピーカ29から出力されてしまうという事態も防止できる。
なお、本実施形態では、出力部216のコンテンツ用音量調節部の音量をOFFにすることで、外部出力用スピーカ29からのコンテンツ音の出力を禁止する場合について説明したが、他の方法で出力を禁止してもよい。例えば、アプリケーションプログラム実行管理部214は、コンテンツ音を外部出力用スピーカ29から出力しない旨の決定を行ったとき、コンテンツの再生指示を受けても(S6)、そのコンテンツの画像データについてのみ出力部216へ送信し、音データについては出力部216へ送信しないようにしてもよい。
また、本実施形態では、コンテンツをストリーミング再生する場合について説明したが、ダウンロード再生する場合についても同様の効果を得ることができる。ただし、上述したように、ストリーミング再生方法は、記憶手段の容量がダウンロード再生方法に比べて小さくて済むという利点がある。そして、小型化の要請が強い携帯電話機20には大容量の記憶手段を搭載することが困難であることから、記憶手段の容量が小さくて済むストリーミング再生方法を採用するのが望ましい。
実施形態における携帯電話機で実行される音出力選択処理の流れを示すフローチャート。 同携帯電話機が利用可能な移動体通信システムの全体構成を説明するための説明図。 同移動体通信システムを構成するストリーミングサーバのハードウェア構成を示す概略構成図。 は同携帯電話機の外観を示す正面図。(b)はその背面図。 同携帯電話機のハードウェア構成を示す概略構成図。 同携帯電話機の主要部を抽出して示したブロック図。 同携帯電話機におけるソフトウェア構造の説明図。 同携帯電話機でコンテンツデータをストリーミング再生する際の処理動作の流れを示すフローチャート。 同携帯電話機でコンテンツデータをストリーミング再生する際の通信手順を示すシーケンスフロー図。
符号の説明
10 携帯電話通信網
11 ストリーミングサーバ
20 携帯電話機
21 テンキー
27 液晶ディスプレイ
29 外部出力用スピーカ
30 イヤホン
102,202 RAM
103,203 ROM
213 操作部
214 アプリケーションプログラム実行管理部
215 主制御部
216 出力部
218 記憶部

Claims (3)

  1. 利用者により操作される操作手段と、
    他の電話機の利用者と通話するための電話手段と、
    外部出力用スピーカから音を出力するスピーカ出力手段と、
    該電話手段により電話の着信を受けた旨を報知する着信音を該スピーカ出力手段により出力する第1モード及び該スピーカ出力手段による該着信音の出力を禁止する第2モードのいずれかのモードに設定するモード設定手段と、
    該モード設定手段により設定されたモードに従って該スピーカ出力手段の出力を制御するスピーカ出力制御手段と、
    ネットワークを介してサーバとデータ通信を行うデータ通信手段と、
    該操作手段によりコンテンツを再生するための再生操作を受け付けた後、該サーバから送信されてくるストリーミングデータを受信して該ストリーミングデータに基づくコンテンツを再生するための受信再生処理を行う受信再生手段とを備えた携帯電話機において、
    上記第2モードの設定期間中に上記再生操作を受け付けたとき、上記受信再生手段によるコンテンツの再生前に、該コンテンツの音を上記スピーカ出力手段により出力するか否かを選択するための上記操作手段に対する選択操作を利用者に促すための情報を報知する情報報知手段を有し、
    上記スピーカ出力制御手段は、該操作手段に対してコンテンツの音を該スピーカ出力手段により出力する旨の選択操作がなされたときにはコンテンツの音が出力されるように該スピーカ出力手段の出力を制御し、該操作手段に対してコンテンツの音を該スピーカ出力手段により出力しない旨の選択操作がなされたときにはコンテンツの音の出力を禁止するように該スピーカ出力手段の出力を制御することを特徴とする携帯電話機。
  2. 請求項1の携帯電話機において、
    上記受信再生手段により再生されるコンテンツが音出力を伴うものであるか否かを判断する判断手段を有し、
    上記情報報知手段は、該判断手段により音出力を伴うものであると判断された場合にだけ、上記情報を報知することを特徴とする携帯電話機。
  3. 請求項2の携帯電話機において、
    上記受信再生手段は、上記ストリーミングデータの受信開始前に、該ストリーミングデータに基づくコンテンツが音出力を伴うものであるか否かを判別するための判別情報を受信し、
    上記判断手段は、該判別情報に基づいて上記判断を行うことを特徴とする携帯電話機。
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