JP4638200B2 - ストリーミングデータ受信再生端末 - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワークを介してサーバから送信されるストリーミングデータを受信してこれを再生するストリーミングデータ受信再生端末に関するものである。
ネットワーク上のサーバに記憶された映像データや音データ等のコンテンツデータを携帯電話機で再生する方法には、ダウンロード再生方法とストリーミング再生方法の2つの方法がある。前者の方法は、コンテンツデータの全てを携帯電話機へダウンロードしてからそのコンテンツデータを再生するものである。後者の方法は、コンテンツデータを受信しつつ、受信したデータ部分から順次再生するものである。ストリーミング再生方法については、例えば特許文献1や特許文献2に記載されたものが知られている。
図11は、コンテンツデータをストリーミングデータ受信再生端末である携帯電話機でストリーミング再生する際の従来の通信手順を示すシーケンスフロー図である。コンテンツデータを再生しようとする場合、まず、携帯電話機からサーバへSDP(Session Description Protocol)データの取得要求が送信され、その応答としてSDPデータが携帯電話機に受信される。携帯電話機は、SDPデータを内部メモリに保存した後、そのSDPデータに含まれる各種設定項目を参照し、その設定に従ってストリーミング通信用の接続(ストリーミングセッション)の確立要求をサーバへ送信する。この要求に応じてサーバがストリーミングセッションを確立すると、サーバは携帯電話機からのコンテンツ再生要求に応じてストリーミングデータの送信を開始し、携帯電話機はそのストリーミングデータを受信して再生する。そして、サーバは、コンテンツの最後までストリーミングデータを送信し終えると、送信完了通知を携帯電話機へ送信する。この送信完了通知を受信すると、携帯電話機は、ストリーミングデータの受信を停止し、セッション切断要求をサーバへ送信する。この要求を受信したサーバは、その携帯電話機とのストリーミングセッションを切断する。
特開2003−333579号公報 特開2003−229843号公報
従来のストリーミング受信再生端末では、サーバから送信完了通知を受信すると、即座にストリーミングデータの受信を強制的に停止するという動作を行っていた。そのため、次のような問題があった。
すなわち、一般に、ストリーミングデータと送信完了通知とは、互いに異なる通信ポートを使って通信される。図11に示した例では、ストリーミングデータについてはRTP(Real-time Transport Protocol)用の通信ポートが使用され、送信完了通知についてはRTCP(RTP Control Protocol)用の通信ポートが使用される。このように互いに異なる通信ポートが使われる関係で、例えば、RTP用の通信ポートのみが何らかの要因で通信不能になったときには、コンテンツの最後の部分に対応するストリーミングデータの送信完了後にサーバから送信された送信完了通知が、上記最後の部分に対応するストリーミングデータの受信中にストリーミング受信再生端末へ受信される場合がある。この場合、従来のストリーミング受信再生端末では、送信完了通知を受信すると即座にストリーミングデータの受信を強制的に停止するものと考えられ、送信完了通知受信後に到達するストリーミングデータを受信できず、そのコンテンツを最後まで再生することができない可能性があるという問題があった。
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、コンテンツをストリーミング再生する場合に、そのコンテンツを最後まで確実に再生することが可能なストリーミングデータ受信再生端末を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、ネットワークを介してストリーミングサーバとデータ通信を行うデータ通信手段と、該データ通信手段により受信したストリーミングデータを一時的に記憶する記憶手段と、該ストリーミングサーバから送信されてくるストリーミングデータを該データ通信手段により受信してこれを該記憶手段に記憶するとともに、記憶したストリーミングデータを順次再生する受信再生処理を行うとともに、全てのストリーミングデータの送信を完了した旨の送信完了通知を該データ通信手段により受信したら、該データ通信手段によるストリーミングデータの受信を停止するための受信停止処理を行う制御手段とを備えたストリーミングデータ受信再生端末において、上記制御手段は、ストリーミングデータの送信が完了した旨の送信完了通知を上記データ通信手段により受信したら、上記記憶手段内の未再生分のストリーミングデータが無くなったか否かを判断し、無くなったと判断した後に上記受信停止処理を行うことを特徴とするものである。
このストリーミングデータ受信再生端末においては、ストリーミングサーバから送信される送信完了通知を受信したら、まず、記憶手段内の未再生分のストリーミングデータが無くなったか否かを判断する。そして、未再生分のストリーミングデータ(バッファデータ)が無くなったと判断した後に、ストリーミングデータの受信を停止するための受信停止処理を行う。すなわち、本ストリーミングデータ受信再生端末では、送信完了通知を受信しても即座にはストリーミングデータの受信停止処理を行わず、記憶手段内の未再生分のストリーミングデータが無くなってからその受信停止処理を行う。よって、未再生分のストリーミングデータが無くなるまでは、ストリーミングデータの受信が継続される。よって、本ストリーミングデータ受信再生端末によれば、仮にコンテンツの最後の部分に対応するストリーミングデータの送信完了後にサーバから送信された送信完了通知をそのストリーミングデータの受信中に受信したとしても、その送信完了通知後に到達したストリーミングデータを、未再生分のストリーミングデータが無くなるまでの間は受信することができる。したがって、仮に上記最後の部分に対応するストリーミングデータの送信完了後にサーバから送信された送信完了通知をそのストリーミングデータの受信中に受信したとしても、その送信完了通知受信後に到達するストリーミングデータを未再生分のストリーミングデータが無くなるまでの間に受信すれば、上記最後の部分に対応するストリーミングデータを最後まで受信することができる。
また、請求項2の発明は、ネットワークを介してストリーミングサーバとデータ通信を行うデータ通信手段と、該ストリーミングサーバから送信されてくるコンテンツのストリーミングデータを該データ通信手段により受信してこれを再生する受信再生処理を行うとともに、全てのストリーミングデータの送信を完了した旨の送信完了通知を該データ通信手段により受信したら、該データ通信手段によるストリーミングデータの受信を停止するための受信停止処理を行う制御手段とを備えたストリーミングデータ受信再生端末において、上記制御手段は、ストリーミングデータの受信が無い時間が所定時間経過したか否か判断を行い、上記送信完了通知を上記データ通信手段により受信した後も、該判断で所定時間経過したと判断するまではストリーミングデータの受信を継続し、該判断で所定時間経過したと判断したときに上記受信停止処理を行うことを特徴とするものである。
このストリーミングデータ受信再生端末においては、ストリーミングデータの受信が無い時間が所定時間経過したか否かを判断することができる。そして、送信完了通知を受信した後に所定時間が経過したと判断すると、ストリーミングデータの受信を停止するための受信停止処理を行う。すなわち、本ストリーミングデータ受信再生端末では、送信完了通知を受信しても即座にはストリーミングデータの受信停止処理を行わず、ストリーミングデータの受信が無い時間が所定時間経過してからその受信停止処理を行う。よって、本ストリーミングデータ受信再生端末によれば、仮にコンテンツの最後の部分に対応するストリーミングデータの送信完了後にサーバから送信された送信完了通知をそのストリーミングデータの受信中に受信したとしても、その送信完了通知受信後において、直前のストリーミングデータの受信時から上記所定時間が経過する前に到達したストリーミングデータについては受信することができる。したがって、上記所定時間をストリーミングデータの受信間隔として想定し得る時間よりも十分に長い時間に設定することで、仮に上記最後の部分に対応するストリーミングデータの送信完了後にサーバから送信された送信完了通知をそのストリーミングデータの受信中に受信したとしても、上記最後の部分に対応するストリーミングデータを最後まで受信することができる。
なお、上記「ストリーミングデータ受信再生端末」には、移動体通信端末、携帯型情報端末(PDA:Personal Digital Assistance)、ディスクトップパソコン等の非携帯型情報端末等も含まれる。また、上記「移動体通信端末」には、PDC(Personal Digital Cellular)方式、GSM(Global System for Mobile Communication)方式、TIA(Telecommunications Industry Association)方式等の携帯電話機、IMT(International Mobile Telecommunications)−2000で標準化された携帯電話機、TD−SCDMA(Time Division Synchronous Code Division Multiple Access)方式の一つであるTD−SCDMA(MC:Multi Carrier)方式の携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)などが挙げられる。また、上記「移動体通信端末」には、PHS(Personal Handyphone System)、自動車電話等の電話機のほか、ネットワークを介してサーバから送信されるストリーミングデータを受信してこれを再生することが可能なあらゆる移動体通信端末も含まれる。
また、上記ストリーミングデータ受信再生端末における制御は、これに設けられたコンピュータで所定のプログラムを実行することによって実現することもできる。このコンピュータで用いるプログラムの受け渡しは、デジタル情報としてプログラムを記録したFD,CD−ROM等の記録媒体を用いて行ってもいいし、コンピュータネットワーク等の通信ネットワークを用いて行ってもよい。
以上、請求項1及び2の発明によれば、コンテンツをストリーミング再生する場合に、そのコンテンツを最後まで確実に再生することが可能となるという優れた効果が奏される。
以下、本発明をストリーミングデータ受信再生端末としての移動体通信端末である携帯電話機に適用した一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図2は、本実施形態に係る携帯電話機が利用可能な移動体通信システムの全体構成を説明するための説明図である。
この移動体通信システムにおいて、ユーザーが使用する携帯電話機20は、ユーザーによって登録されたアプリケーションプログラムを実行可能な構成を有している。本実施形態において、このアプリケーションプログラムは、プラットフォームに依存しないオブジェクト指向プログラミング等によって開発されたものである。このようなアプリケーションプログラムとしては、JAVA(登録商標。以下同様。)で記述されたアプリケーションプログラム、C++言語で記述されたアプリケーションプログラム、BREW(登録商標。以下同様。)のアプリケーション実行環境上で動作するアプリケーションプログラムなどが挙げられる。また、アプリケーションプログラムは、C言語やアセンブリ言語等で記述された構造化プログラムであってもよい。この携帯電話機20は、ネットワークとしての携帯電話通信網10に接続可能である。また、この携帯電話通信網10には、コンテンツデータを配信するストリーミングサーバ11が接続されている。このストリーミングサーバ11は、携帯電話機20からの要求に応じて、コンテンツデータに基づくストリーミングデータを携帯電話機20に対して送信する。
ストリーミングサーバ11で配信されるコンテンツデータは、コンテンツ開発事業者等のコンテンツ開発元から提供される。具体的には、コンテンツが蓄積型コンテンツの場合、例えば、コンテンツ開発元側のパーソナルコンピュータ等から、専用回線や公衆回線を介してストリーミングサーバ11にアップロードして提供する。なお、その蓄積型コンテンツのデータを記録した光ディスクや磁気ディスク等の記録媒体を、コンテンツ開発元からストリーミングサーバ11を管理・運営する通信事業者に送り、その記録媒体内のコンテンツデータをストリーミングサーバ11で読み取るようにして、提供してもよい。このようにして提供された蓄積型コンテンツのデータは、携帯電話機20から携帯電話通信網10を介してストリーミング配信可能な状態でストリーミングサーバ11に登録される。一方、ライブ型コンテンツにおいては、コンテンツ開発元側で撮影したリアルタイムの映像等のデータを、専用回線や公衆回線を介してストリーミングサーバ11に送信する。このようにして提供されたライブ型コンテンツのデータは、ストリーミングサーバ11で受信されると同時に携帯電話通信網10を介して携帯電話機20へストリーミング配信される。なお、「コンテンツデータ」としては、画像と音を組合せた映画等の映像コンテンツのデータ、音楽等の音のみからなるコンテンツのデータ、画像のみからなるコンテンツのデータなどが含まれる。
図3は、上記ストリーミングサーバ11のハードウェア構成を示す概略構成図である。
このストリーミングサーバ11は、システムバス100、CPU101、内部記憶装置、外部記憶装置104、入力装置105及び出力装置106を備えている。上記内部記憶装置は、RAM102やROM103等で構成されている。上記外部記憶装置104は、ハードディスクドライブ(HDD)や光ディスクドライブ等で構成されている。上記入力装置105は、マウスやキーボード等で構成されている。上記出力装置106は、ディスプレイやプリンタ等で構成されている。更に、このストリーミングサーバ11は、携帯電話通信網10を介して各ユーザーの携帯電話機20と通信するための通信手段としての携帯電話用通信装置107を備えている。
上記CPU101やRAM102等の構成要素は、システムバス100を介して、互いにデータやプログラムの命令等のやり取りを行う。このストリーミングサーバ11を所定の手順に従って動作させるための各種プログラムは、ROM103や外部記憶装置104に記憶されており、必要に応じてCPU101やRAM102上の作業エリアに呼び出されて実行される。また、このストリーミングサーバ11には、携帯電話機20に対して送信するコンテンツデータが外部記憶装置104に記憶されている。ストリーミングサーバ11は、携帯電話機20からの要求に応じ、CPU101、RAM102、携帯電話通信網用通信装置107等が協働して、外部記憶装置104に記憶されているコンテンツデータを、携帯電話通信網10を介して携帯電話機20にストリーミングデータ送信する機能を有している。また、外部記憶装置104に記憶されているコンテンツデータを紹介するためのWebサイトを提供するWebサーバとしての機能も有している。本実施形態では、携帯電話機20のユーザーは、コンテンツデータをストリーミング再生しようとする場合、まず、Webサイトにアクセスして再生対象のコンテンツデータを選択し、その後、選択したコンテンツデータに基づくストリーミングデータを受信して再生することになる。なお、このストリーミングサーバ11は、専用装置として構成してもいいし、汎用のコンピュータシステムを用いて構成してもよい。また、1台のコンピュータで構成してもいいし、複数の機能をそれぞれ受け持つ複数台のコンピュータをネットワークで結んで構成してもよい。
図4は、上記携帯電話機20の外観を示す正面図であり、図5は、その携帯電話機20のハードウェア構成を示す概略構成図である。
この携帯電話機20は、クラムシェル(折り畳み)タイプの携帯電話機であり、システムバス200、CPU201、RAM202やROM203等からなる内部制御装置、入力装置204、出力装置205及び携帯電話用通信装置206を備えている。CPU201やRAM202等の構成要素は、システムバス200を介して、互いに各種データや後述のアプリケーションプログラムの命令等のやり取りを行っている。上記入力装置204は、データ入力キー(テンキー、*キー、#キー)21、通話開始キー22、終話キー23、スクロールキー24、多機能キー25、マイク26などから構成されている。上記出力装置205は、表示手段としての液晶ディスプレイ(LCD)27、通話用スピーカ28、図示しない外部スピーカ等から構成されている。上記携帯電話用通信装置206は、携帯電話通信網10を介して他の携帯電話機や上記ストリーミングサーバ11と通信するためのものである。また、RAM202内には、後述する電話機プラットフォームが管理する第1の記憶手段としてのプラットフォーム用記憶領域と、後述するアプリケーション実行環境上で管理される第2の記憶手段としてのアプリケーション用記憶領域とが存在する。本実施形態において、RAM202及びROM203は、データ記憶手段として機能する。
図6は、上記携帯電話機20の主要部を抽出して示したブロック図であり、図7は、その携帯電話機20におけるソフトウェア構造の説明図である。
この携帯電話機20は、電話通信部211及びデータ通信手段としてのデータ通信部212、操作手段としての操作部213、アプリケーションプログラム実行手段としてのアプリケーションプログラム実行管理部214、主制御部215、出力部216、タイマー手段としてのタイマー部217、記憶手段としての記憶部218等により構成される。
上記電話通信部211は、他の携帯電話機や固定電話機と電話通信を行うために、携帯電話通信網10の基地局と無線通信を行うものであり、上述のハードウェア構成上の携帯電話用通信装置206等に対応する。
上記データ通信部212は、上記電話通信部211と同様に、上述のハードウェア構成上の携帯電話用通信装置206等に対応する。このデータ通信部212は、携帯電話通信網10を介して他の携帯電話機とメールのやり取りを行ったり、携帯電話通信網10からゲートウェイサーバを介して、インターネット等の外部のネットワークに接続し、インターネット上での電子メールのやり取りやWebページの閲覧等を行ったりするためのものである。また、このデータ通信部212は、携帯電話通信網10を介して、ストリーミングサーバ11が提供するアプリケーションプログラムをダウンロードするためにも用いられる。
上記操作部213は、ユーザーにより操作される上述のテンキー21、通話開始キー22、終話キー23等で構成されている。この操作部213の各種キーを操作することにより、ユーザーは、携帯電話機20に対してURL等のデータを入力したり、電話着信の際に通話の開始及び終了を行ったり、アプリケーションプログラムの選択、起動及び停止を行ったりすることができる。また、ユーザーは操作部213の各種キーを操作することにより、上記ストリーミングサーバ11が提供するWebサイトにアクセスしてコンテンツデータに基づくストリーミングデータを受信してこれを再生することもできる。
上記アプリケーションプログラム実行管理部214は、上述のシステムバス200、CPU201やRAM202の一部等で構成されている。このアプリケーションプログラム実行管理部214は、図7のソフトウェア構造上において中央の「アプリケーション実行環境」に対応しており、オブジェクト指向プログラミングで開発されたアプリケーションプログラムに利用されるクラスライブラリ、実行環境管理ライブラリ、アプリケーション管理等のソフトウェアを提供し、アプリケーションプログラムの実行環境を管理する。このアプリケーション実行環境は、実行するアプリケーションプログラムに応じて適宜選定される。例えば、実行するアプリケーションプログラムがJAVAで記述されたものである場合には、JAVAのアプリケーション実行環境を選定する。また、実行するアプリケーションプログラムがBREWの実行環境上で動作するC言語で記述されたものである場合には、BREWのアプリケーション実行環境を選定する。なお、実行するアプリケーションプログラムがJAVAで記述されたものである場合には、BREWのアプリケーション実行環境上に更にJAVAのアプリケーション実行環境を構築することで、これを実行することができる。
ここで、アプリケーションプログラムは、クラスライブラリAPI(アプリケーションインターフェース)を介して上記アプリケーション実行環境内にある関数等のクラスライブラリを呼び出して使用できるようになっている。この関数等のクラスライブラリの呼び出しの履歴は、アプリケーションプログラムの仮想的な実行環境(仮想マシン:VM)が終了するまで、RAM202内におけるアプリケーション用記憶領域に記憶される。また、アプリケーション実行環境は、アプリケーションプログラムの実行に際して用いる各種データも、そのアプリケーション用記憶領域に保存する。そして、この各種データを用いるときには、このアプリケーション用記憶領域から読み出したり、書き込んだりする。また、アプリケーション実行環境内の実行環境管理ライブラリは、電話機プラットフォームAPIを介して後述の電話機プラットフォーム内の電話機プラットフォームライブラリを呼び出して使用できるようになっている。
上記主制御部215は、電話通信部211、データ通信部212、出力部216、タイマー部217、記憶部218を制御するものであり、上述のシステムバス200、CPU201やRAM202等で構成されている。この主制御部215は、アプリケーションプログラム実行管理部214との間で制御命令や各種データのやりとりを行い、これと協働して制御を行うことで、制御手段として機能する。主制御部215は、図7のソフトウェア構造上において最下部の「電話機プラットフォーム」に対応しており、上記電話通信部211等を制御するための制御用プログラムやユーザインターフェースを実行したり、電話機プラットフォームライブラリを提供したりする。この電話機プラットフォームは、上記アプリケーション実行環境内の実行環境管理ライブラリに対してイベントを送ることにより、アプリケーションプログラムにおいて各種処理を実行したり、アプリケーション管理APIを介して上記アプリケーション実行環境内のアプリケーション管理のソフトウェアを呼び出して使用したりできるようになっている。また、アプリケーション実行環境が電話機プラットフォームAPIを介して電話機プラットフォームライブラリを呼び出して使用したとき、電話機プラットフォームは、その電話機プラットフォームライブラリに応じた処理を実行する。例えば、電話機プラットフォームは、電話機プラットフォームライブラリを利用したアプリケーション実行環境からの指示に基づき、RAM202内における電話機プラットフォームが管理するプラットフォーム用記憶領域に記憶されたデータを読み出して、これをアプリケーション用記憶領域に移行することができる。
上記出力部216は、上述の液晶ディスプレイ27、通話用スピーカ28、外部スピーカ等からなる出力装置205等で構成されている。この出力部216は、上記データ通信部212で受信したWebページ画面を液晶ディスプレイ27に表示する。また、この出力部216の液晶ディスプレイ27は、上記電話通信部211やデータ通信部212で情報を着信した旨をユーザーに報知するときに用いられる。具体的には、その情報を着信すると、主制御部215により、出力部216の液晶ディスプレイ27に着信報知画像を表示したり、外部スピーカから着信音を出力させたりする。更に、この出力部216は、アプリケーション実行環境で実行される後述のコンテンツ再生用アプリケーションプログラムを実行中には、再生されたコンテンツデータの映像や音などの出力にも用いられる。
上記タイマー部217は、時間を計測できる公知の構成を採用することができる。本実施形態では、携帯電話機20が備えるRTC(Real Time Clock)209が発生させる時刻データに基づいて、タイマー用プログラムを実行するCPU201が時間を計測する構成になっている。
上記記憶部218は、上述のRAM202の一部やROM203などによって構成されている。この記憶部218のRAM202は、ストリーミングデータ用のバッファリング領域を有している。このバッファリング領域には、受信したストリーミングデータが順次記憶される。また、携帯電話機20を所定の手順に従って動作させる電話機プラットフォームを構築するための制御用プログラムも、記憶部218に記憶されている。また、基本OS(オペレーティングシステム)のプログラムや、上記アプリケーション実行環境を構築するためのプログラム及びアプリケーションプログラムも、記憶部218に記憶されている。そして、これらのプログラムは、必要に応じてCPU201やRAM202中の作業エリアに呼び出されて実行される。
次に、本移動体通信システムにおけるコンテンツデータのストリーミング再生処理の一例について説明する。なお、本実施形態では、画像(動画像)と音とを組合せた映像コンテンツをストリーミング再生する場合について説明するが、音出力を伴う他のコンテンツについても同様である。
図8は、コンテンツデータを携帯電話機20でストリーミング再生する際の携帯電話機20の処理動作の流れを示すフローチャートである。図9は、コンテンツデータを携帯電話機20でストリーミング再生する際の通信手順を示すシーケンスフロー図である。
コンテンツデータを再生しようとする場合、まず、ユーザーは、操作部213のキーを操作し、ブラウザを起動する(S1)。そして、操作部213のキーを操作して、ストリーミングサーバ11のコンテンツ選択サイトのURLを入力し、アクセスする(S2)。これにより、ブラウザを実行する主制御部215は、そのURLによって特定されるストリーミングサーバ11に対してリクエストを送信する。このリクエストを受けたストリーミングサーバ11は、そのリクエストの送信元である携帯電話機20に向けて、そのリクエストに係るコンテンツ選択サイトの画面(コンテンツリスト画面)をレスポンスとして送信する。その後、ユーザーは、操作部213のキーを操作して、LCD27上に表示された画面のコンテンツリストの中から自分が希望するコンテンツを選択する(S3)。これを受けて、図7に示した電話機プラットフォームすなわち図6に示した主制御部215に、アプリケーションプログラムの実行指示が入力される。これにより、主制御部215は、コンテンツ再生用アプリケーションプログラムを読み出してこれを起動する(S4)。アプリケーションプログラムが起動すると、図7に示したアプリケーション実行環境すなわち図6に示したアプリケーションプログラム実行管理部214上で、そのアプリケーションプログラムが動作する。なお、このアプリケーションプログラムは、予め携帯電話機20のROM203に記憶されたものでも、外部からダウンロードしてRAM202に記憶されたものでもよい。
アプリケーションプログラムが起動すると、アプリケーションプログラム実行管理部214は、上記S3で選択したコンテンツについて、ストリーミングサーバ11に対し、そのコンテンツデータを配信するコンテンツ配信サイトへSDPデータ(コンテンツ情報データ)の取得要求を主制御部215を介して送信する。本実施形態において、携帯電話機20とストリーミングサーバ11との間は、主に、RTSP(Real Time Streaming Protocol)及びRTPを用いてデータ通信を行う。したがって、ここでは、SDPデータの取得要求として、DESCRIBEコマンドを送信する。SDPデータの取得要求を受けたストリーミングサーバ11は、その応答としてSDPデータを携帯電話機20に送信する。このSDPデータを受信した携帯電話機20のアプリケーションプログラム実行管理部214は、そのSDPデータをRAM202に保存する(S5)。なお、SDPデータを取得するまでの処理については、HTTP(HyperText Transfer Protocol)又はHTTPS(Hypertext Transfer Protocol Security)等を用いてデータ通信を行い、その後の処理で行う通信については、RTSP及びRTPを用いてデータ通信を行うようにしてもよい。
SDPデータを保存したら、アプリケーションプログラム実行管理部214は、そのSDPデータに含まれる端末設定用の項目を参照し、その設定内容に従ってストリーミングセッション(ストリーミング通信用の接続)の確立要求(SETUPコマンド)を主制御部215を介してストリーミングサーバ11へ送信する。この要求に応じて、ストリーミングサーバ11は、本携帯電話機20との間のストリーミングセッションを確立し、ストリーミングセッションが確立した旨の応答を携帯電話機20へ送信する。なお、本実施形態では、コンテンツ選択サイトとコンテンツ配信サイトが同じストリーミングサーバ11によって提供されているが、別々のサーバで提供するようにしてもよい。
一方、コンテンツ再生用アプリケーションプログラムが起動すると、LCD27上にコンテンツ再生用画面が表示される。ユーザーが操作部213のキーに対してコンテンツを再生するための再生操作を行うと(S6)、アプリケーションプログラム実行管理部214は、ストリーミングサーバ11に対してコンテンツ再生要求(PLAYコマンド)を主制御部215を介して送信する。この要求に応じて、ストリーミングサーバ11は、要求を受け付けた旨の応答を携帯電話機20へ送信する。また、ストリーミングサーバ11のCPU101は、要求に係るコンテンツデータを外部記憶装置104から読み出し、そのストリーミングデータを携帯電話機20に対して送信を開始する(S7)。
携帯電話機20のアプリケーションプログラム実行管理部214は、受信したストリーミングデータをRAM202内のバッファリング領域に順次保存する。そして、規定量のストリーミングデータがバッファリング領域に保存されたら(S8)、アプリケーションプログラム実行管理部214は、RAM202内のバッファリング領域からストリーミングデータを順次読み出して再生を開始する(S9)。具体的には、アプリケーションプログラム実行管理部214は、主制御部215を介して、出力部216に対してストリーミングデータの再生命令を出力する。これにより、出力部216のLCD25にはストリーミングデータに基づく画像が表示され、出力部216の外部スピーカからコンテンツの音が出力され、ユーザーは、コンテンツを視聴することができる。
なお、ユーザーがコンテンツ再生中に操作部213のキーに対してコンテンツの再生を停止するための操作を行うと(S10)、アプリケーションプログラム実行管理部214は、ストリーミングデータの受信を停止するための受信停止処理を行う(S12)。この受信停止処理の一例としては、アプリケーションプログラム実行管理部214が主制御部215を介して行う、RTP用の通信ポートを閉じる処理が挙げられる。また、アプリケーションプログラム実行管理部214は、主制御部215を介して、出力部216に対し、コンテンツの出力を停止する命令を出力し、コンテンツの再生を停止させる(S13)。また、アプリケーションプログラム実行管理部214は、ストリーミングサーバ11に対してセッション切断要求(TEARDOWNコマンド)を主制御部215を介して送信する(S14)。この要求に応じて、ストリーミングサーバ11は、その応答を携帯電話機20へ送信し、本携帯電話機20との間のストリーミングセッションを切断する。
一方、アプリケーションプログラム実行管理部214は、主制御部215を介してストリーミングサーバ11から送信完了通知(RTCP:BYE)を受信すると(S11)、次の再生終了処理を実行する(S20)。
〔動作例1〕
以下、本発明の特徴部分である再生終了処理の一例(以下、本例を「動作例1」という。)について説明する。
図1は、本動作例1に係る再生終了処理の流れを示すフローチャートである。
本動作例1において、アプリケーションプログラム実行管理部214は、主制御部215を介してストリーミングサーバ11から送信完了通知(RTCP:BYE)を受信すると(S11)、記憶部218のRAM202のバッファリング領域内に未再生分のストリーミングデータ(バッファデータ)が無くなったか否かを判断する(S21)。本実施形態では、再生したストリーミングデータは順次バッファリング領域から削除するので、アプリケーションプログラム実行管理部214は、送信完了通知の受信後、バッファリング領域内にバッファデータが存在するか否かを監視することにより上記判断を行うことができる。また、アプリケーションプログラム実行管理部214は、バッファリング領域からバッファデータの読み出しができなくなった時点で、バッファリング領域内にバッファデータが無くなったと判断してもよい。
このようにしてバッファリング領域内にバッファデータが無くなったと判断したら、アプリケーションプログラム実行管理部214は、ストリーミングデータの受信を停止するための受信停止処理を行う(S22)。この受信停止処理は、上記S12の受信停止処理と同様である。また、アプリケーションプログラム実行管理部214は、主制御部215を介して、出力部216に対し、コンテンツの出力を停止する命令を出力し、コンテンツの再生を停止させる(S23)。また、アプリケーションプログラム実行管理部214は、図9に示すように、ストリーミングサーバ11に対してセッション切断要求(TEARDOWNコマンド)を主制御部215を介して送信する(S24)。この要求に応じて、ストリーミングサーバ11は、その応答を携帯電話機20へ送信し、本携帯電話機20との間のストリーミングセッションを切断する。
以上、本動作例1によれば、携帯電話機20で送信完了通知(RTCP:BYE)を受信しても即座にはストリーミングデータの受信停止処理を行わず、バッファリング領域内のバッファデータが無くなってからその受信停止処理を行う。したがって、図9に示すように、コンテンツの最後の部分に対応するストリーミングデータ(RTP:Paylaod format)の送信完了後にストリーミングサーバ11から送信された送信完了通知(RTCP:BYE)がそのストリーミングデータの受信中に携帯電話機20で受信された場合でも、その送信完了通知後に到達したストリーミングデータを、バッファデータが無くなるまでの間は受信することができる。したがって、上記のような場合でも、上記最後の部分に対応するストリーミングデータをバッファデータが無くなるまでの間に全て受信すれば、当該ストリーミングデータを携帯電話機20で最後まで受信することができ、そのコンテンツの最後まで確実に再生することができる。
なお、本動作例1によれば、上記タイマー部を使用しないので、タイマー部を設ける必要がない点で、後述する動作例2よりも構成の簡素化を図ることができる。
〔動作例2〕
次に、本発明の特徴部分である再生終了処理の他の例(以下、本例を「動作例2」という。)について説明する。
図10は、本動作例2に係る再生終了処理の流れを示すフローチャートである。
本動作例2において、アプリケーションプログラム実行管理部214は、主制御部215を介してストリーミングサーバ11から送信完了通知(RTCP:BYE)を受信すると(S11)、ストリーミングデータの受信が無い時間が所定時間を経過したか否かを判断する判断処理を行う。この判断処理は、送信完了通知を受信する前から開始してもよいが、送信完了通知の受信後に開始した方が処理負荷を軽減できる点で望ましい。
本動作例2の判断処理の具体的な処理内容は次の通りである。すなわち、まず、アプリケーションプログラム実行管理部214は、主制御部215を介してタイマー部217にスタート命令を出力し、時間の計測を開始する(S31)。そして、アプリケーションプログラム実行管理部214は、ストリーミングデータをストリーミングサーバ11から受信するたびに(S32)、タイマー部217へリスタート命令を送信する。タイマー部217は、このリスタート命令を受けるたびに時間を最初から計測し始める(S33)。一方、ストリーミングデータが受信されないまま、タイマー部217により計時された時間が規定時間(所定時間)に達すると(S34)、アプリケーションプログラム実行管理部214は、ストリーミングデータの受信を停止するための受信停止処理を行う(S35)。この受信停止処理も、上記S12の受信停止処理と同様である。また、アプリケーションプログラム実行管理部214は、図9に示したように、ストリーミングサーバ11に対してセッション切断要求(TEARDOWNコマンド)を主制御部215を介して送信する(S36)。この要求に応じて、ストリーミングサーバ11は、その応答を携帯電話機20へ送信し、本携帯電話機20との間のストリーミングセッションを切断する。そして、アプリケーションプログラム実行管理部214は、バッファリング領域からバッファデータの読み出しができなくなったとき、バッファリング領域内にバッファデータが無くなったと判断し(S37)、主制御部215を介して出力部216に対してコンテンツの出力を停止する命令を出力し、コンテンツの再生を停止させる(S38)。
以上、本動作例2によれば、携帯電話機20で送信完了通知(RTCP:BYE)を受信しても即座にはストリーミングデータの受信停止処理を行わず、ストリーミングデータの受信が無い時間が上記規定時間を経過してからその受信停止処理を行う。したがって、図9に示したように、コンテンツの最後の部分に対応するストリーミングデータ(RTP:Paylaod format)の送信完了後にストリーミングサーバ11から送信された送信完了通知(RTCP:BYE)がそのストリーミングデータの受信中に携帯電話機20で受信された場合でも、その送信完了通知受信後において、直前のストリーミングデータの受信時から上記規定時間が経過する前に到達したストリーミングデータについては受信することができる。本動作例2においては、上記規定時間が、ストリーミングデータの受信間隔として想定し得る時間よりも十分に長い時間に設定されているので、上記のような場合でも、当該ストリーミングデータを携帯電話機20で最後まで受信することができ、そのコンテンツの最後の部分まで確実に再生することができる。
しかも、本動作例2によれば、ストリーミングデータの受信が無くなった後であれば、バッファリング領域内にバッファデータが残っていても、上記規定時間経過時に受信停止処理が行われ、ストリーミングセッションが切断される。上記動作例1では、バッファリング領域内のバッファデータが無くなるまで、受信停止処理が行われずにストリーミングセッションが維持されるため、ストリーミングデータの受信が無くなった後からバッファデータが無くなるまでの間は、無駄にストリーミングセッションが維持されることになる。これに対し、本動作例2では、上記規定時間を適切に設定することで、バッファリング領域内のバッファデータが無くなるのを待つことなくストリーミングセッションを切断できる。したがって、本動作例2によれば、無駄にストリーミングセッションが維持される期間を上記動作例1よりも短くできる。
なお、本発明は、上述した携帯電話機20に限らず、ストリーミング再生が可能な他のストリーミング受信再生端末に対しても有用である。
実施形態における携帯電話機の動作例1に係る再生終了処理の流れを示すフローチャート。 同携帯電話機が利用可能な移動体通信システムの全体構成を説明するための説明図。 同移動体通信システムを構成するストリーミングサーバのハードウェア構成を示す概略構成図。 同携帯電話機の外観を示す正面図。 同携帯電話機のハードウェア構成を示す概略構成図。 同携帯電話機の主要部を抽出して示したブロック図。 同携帯電話機におけるソフトウェア構造の説明図。 同携帯電話機でコンテンツデータをストリーミング再生する際の通信手順を示すシーケンスフロー図。 コンテンツデータを携帯電話機20でストリーミング再生する際の通信手順を示すシーケンスフロー図。 動作例2に係る再生終了処理の流れを示すフローチャート。 コンテンツデータを携帯電話機でストリーミング再生する際の従来の通信手順を示すシーケンスフロー図。
符号の説明
10 携帯電話通信網
11 ストリーミングサーバ
20 携帯電話機
21 テンキー
27 液晶ディスプレイ
213 操作部
214 アプリケーションプログラム実行管理部
215 主制御部
216 出力部
217 タイマー部
218 記憶部

Claims (2)

  1. ネットワークを介してストリーミングサーバとデータ通信を行うデータ通信手段と、
    該データ通信手段により受信したストリーミングデータを一時的に記憶する記憶手段と、
    該ストリーミングサーバから送信されてくるストリーミングデータを該データ通信手段により受信してこれを該記憶手段に記憶するとともに、記憶したストリーミングデータを順次再生する受信再生処理を行うとともに、全てのストリーミングデータの送信を完了した旨の送信完了通知を該データ通信手段により受信したら、該データ通信手段によるストリーミングデータの受信を停止するための受信停止処理を行う制御手段とを備えたストリーミングデータ受信再生端末において、
    上記制御手段は、ストリーミングデータの送信が完了した旨の送信完了通知を上記データ通信手段により受信したら、上記記憶手段内の未再生分のストリーミングデータが無くなったか否かを判断し、無くなったと判断した後に上記受信停止処理を行うことを特徴とするストリーミングデータ受信再生端末。
  2. ネットワークを介してストリーミングサーバとデータ通信を行うデータ通信手段と、
    該ストリーミングサーバから送信されてくるコンテンツのストリーミングデータを該データ通信手段により受信してこれを再生する受信再生処理を行うとともに、全てのストリーミングデータの送信を完了した旨の送信完了通知を該データ通信手段により受信したら、該データ通信手段によるストリーミングデータの受信を停止するための受信停止処理を行う制御手段とを備えたストリーミングデータ受信再生端末において、
    上記制御手段は、ストリーミングデータの受信が無い時間が所定時間経過したか否か判断を行い、上記送信完了通知を上記データ通信手段により受信した後も、該判断で所定時間経過したと判断するまではストリーミングデータの受信を継続し、該判断で所定時間経過したと判断したときに上記受信停止処理を行うことを特徴とするストリーミングデータ受信再生端末。
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