JP4495618B2 - 基板の処理装置及び処理方法 - Google Patents

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Description

この発明は装置本体に形成されたチャンバ内を搬送される基板を処理液で処理する処理装置及び処理方法に関する。
たとえば液晶表示装置や半導体装置の製造工程においては、基板としての液晶用ガラス基板や半導体ウエハをエッチング処理したり、エッチング後にマスクとして使用されたレジストの剥離処理をしたり、エッチングや剥離処理が行なわれた基板を洗浄処理するという工程がある。このような基板の処理工程では、基板を一枚ずつ搬送しながら処理する枚葉方式が採用される。
枚葉方式によって基板を処理する場合、基板を搬送しながらその上下面或いは上面にシャワ−ノズルから処理液を噴射して処理する処理装置が知られている。この処理装置は装置本体を有し、この装置本体には複数のチャンバが区画形成されている。チャンバ内には上記基板の搬送方向に沿って搬送機構を構成する搬送軸が回転可能に設けられている。この搬送軸には複数の搬送ロ−ラが軸方向に所定間隔で設けられている。そして、上記搬送軸を回転駆動することで、上記基板を搬送ローラによって搬送するようになっている。
チャンバ内で基板を処理液によって処理すると、基板に噴射された処理液がミスト状となってチャンバ内を浮遊する。チャンバ内を浮遊するミスト状の処理液は、処理後の基板に付着し、基板を汚染する原因となる。とくに洗浄処理された基板にミスト状の処理液が付着すると、品質の低下や不良品の発生を招くということがあり、好ましくない。
従来、基板をチャンバ内に搬送し、処理液を噴射して処理する処理装置においては、チャンバに排気ダクトを接続し、チャンバ内に生じるミスト状の処理液を含む雰囲気を排気するようにしている。
上記搬送装置は、装置本体の基板の搬送方向と交差する幅方向の一側が操作パネルなどが配置されたオペレータ部となっており、他側が搬送機構の駆動源などが配置された保守点検部となっていて、各チャンバには上記保守点検部側となる幅方向の一側面に上記排気ダクトが接続されていた。
排気ダクトをチャンバの幅方向の一側面に接続すると、チャンバ内の雰囲気は幅方向の他側から一側に向かって流れて排出されることになる。しかしながら、チャンバ内の雰囲気を幅方向の一側面に接続された排気ダクトによって排気するようにすると、チャンバ内の幅方向の一側部の雰囲気が他側部の雰囲気よりも排気され易くなる。言い換えれば、チャンバ内の幅方向他側部の雰囲気が排気され難くなる。
そのため、チャンバ内の雰囲気が幅方向全体にわたって均一に排気され難くなるから、その結果、チャンバ内にミスト状の処理液が滞留し、それが基板に付着して汚染の原因になるということがあった。
この発明は、チャンバ内の幅方向の一側部と他側部とを均一に排気できるようにした基板の処理装置及び処理方法を提供することにある。
この発明は、基板を処理液によって処理する処理装置であって、
上記基板を処理液によって処理する天井部を有するチャンバが形成された装置本体と、
上記基板を上記チャンバ内の所定方向に沿って搬送する搬送機構と、
上記基板の上方の上記天井部に、基板の搬送方向と交差する上記チャンバの幅方向中央部分に基板の搬送方向に沿って配置された主排気ダクトと、
一端を上記主排気ダクトに連通させ他端が上記チャンバの幅方向端部に位置してチャンバ内の雰囲気を吸引する吸引口に形成されるとともに、上記主排気ダクトを中心にして上記チャンバの幅方向に対称に設けられた複数の枝排気ダクトと
を具備したことを特徴とする基板の処理装置にある。
上記枝排気ダクトは、上記チャンバの上記基板の搬送方向に対して対称に設けられていることが好ましい。
上記枝排気ダクトには、上記搬送機構によって搬送される上記基板の上方に位置する第1の吸引口と、上記基板の下方に位置する第2の吸引口とが設けられていることが好ましい。
上記枝排気ダクトは、上記第1の吸引口が形成された第1の枝排気ダクトと、上記第2の吸引口形成された第2の枝排気ダクトからなることが好ましい。
上記装置本体には複数のチャンバが上記基板の搬送方向に対して所定の間隔で区画形成され、上記主排気ダクトは複数のチャンバの全長にわたって設けられていて、主排気ダクトのそれぞれのチャンバに対応する部分の上記基板の搬送方向の中心部分には吸引ダクトが接続されることが好ましい。
この発明は、基板を処理液によって処理する処理装置であって、
上記基板を処理液によって処理するチャンバが形成された装置本体と、
上記基板を上記チャンバ内の所定方向に沿って搬送する搬送機構とを具備し、
上記装置本体は、
底板と、
この底板の上記基板の搬送方向と交差する幅方向両側に立設された側板と、
一対の側板間に設けられこれら側板間に天井部を有する上記チャンバを区画形成する仕切り板と、
この仕切り板の上端の幅方向中央部の上記天井部に上記基板の搬送方向に沿って設けられた主排気ダクトと、
一端を上記主排気ダクトに連通させ他端が上記チャンバの幅方向両端部に位置してチャンバ内の雰囲気を吸引する吸引口に形成されるとともに、チャンバの基板の搬送方向及び幅方向に対して対称に設けられた複数の枝排気ダクトと
を具備したことを特徴とする基板の処理装置にある。
チャンバの基板の搬送方向に沿う両端部にはそれぞれ一対の枝排気ダクトが設けられ、チャンバの上部には、主排気ダクト、一対の枝排気ダクト及び側板の上端部によって囲まれた一対の開口部が形成されるとともに、各開口部が蓋部材によって閉塞された天井部が形成されていることが好ましい。
この発明は、処理装置に形成されたチャンバ内で基板を処理液によって処理する処理方法であって、
上記基板を上記チャンバ内の所定方向に沿って搬送することと、
上記チャンバ内の雰囲気をこのチャンバの上記基板の搬送方向と交差する幅方向から対称に排気することと、
上記チャンバ内の雰囲気をこのチャンバ内を搬送される基板の上方と下方から排気することと
を具備したことを特徴とする基板の処理方法にある。
上記チャンバ内の雰囲気をこのチャンバの上記基板の搬送方向に沿う方向から対称に排気することを備えたことが好ましい。
この発明によれば、チャンバの幅方向中央部分に主排気ダクトを設け、この主排気ダクトを中心にしてチャンバの幅方向に対称に複数の枝排気ダクトを設けたから、枝排気ダクト及び主排気ダクトを介してチャンバ内の排気を、幅方向に対して均一に行なうことが可能となる。
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図3はこの発明の第1の実施の形態を示す。図1は処理装置を示す側面図、図2は縦断面図、図3が斜視図であって、処理装置は装置本体1を備えている。この装置本体1は図2と図3に示すように逆山型状に折曲された底板2を有し、この底板2の幅方向両端には側板3が立設されている。
一対の側板3間には、長手方向に所定間隔で複数の仕切り板4が架設されていて、これら仕切り板4によって装置本体1に複数のチャンバを区画形成している。この実施の形態では図1に示すように第1乃至第3の3つのチャンバ5a〜5cが区画形成されている。
各仕切り板4の上端は山型状をなしていて、その幅方向中央部分には矩形筒状の主排気ダクト6が装置本体1の長手方向全長にわたって設けられている。主排気ダクト6の各チャンバ5a〜5cの長手方向の両端部に対応位置する部分には、図2に示すように連通口7が両側面に開口して形成されている。
各連通口7には主排気ダクト6よりも断面積が小さな矩形筒状の枝排気ダクト8の一端が接続されている。各枝排気ダクト8の他端には吸引口9が形成されている。各吸引口9は、各チャンバ5a〜5cの幅方向両端である、側板3の内面に近接した位置であって、しかも各チャンバ5a〜5c内を後述するように搬送される基板Wの上方に位置している。
すなわち、各チャンバ5a〜5cの天井部11には、4本の枝排気ダクト8が主排気ダクト6を中心にして各チャンバ5a〜5cの幅方向に対称に、しかも各チャンバ5a〜5cの幅方向と交差する長手方向に対して対称になるよう、上記主排気ダクト6に接続されている。
主排気ダクト6の各チャンバ5a〜5cに対応する部分の長手方向中央部の上面には接続孔10aがそれぞれ開口形成されている。各接続孔10aには吸引ダクト10が接続されている。各吸引ダクト10は図示しない吸引ポンプに別々、或いは1つに集合されて接続される。それによって、吸引ポンプの吸引力は主排気ダクト6と複数の枝排気ダクト8を介してそれぞれのチャンバ5a〜5cに作用するようになっている。
各チャンバ5a〜5cの天井部11には、主排気ダクト6、一対の枝排気ダクト8及び側板3の上端部によって囲まれた一対の開口部12が形成されている。開口部12を形成する主排気ダクト6の両側面、一対の枝排気ダクト8の開口部12の内方を向いた側面及び側板3の上部内面にはそれぞれフランジ13が設けられている。これらフランジ13には図2に示すように蓋部材14が周辺部の下面を気密に係合させて着脱可能に設けられる。
つまり、各チャンバ5a〜5cの天井部11に形成されたそれぞれ一対の開口部12は蓋部材14によって気密に閉塞される。なお、蓋部材14はガラスなどの透明な材料で形成され、この蓋部材14を通じてチャンバ5a〜5c内を視認できるようになっている。
各チャンバ5a〜5c内には複数の搬送軸16(図2に1本だけ示す)が長手方向に沿って所定間隔で回転可能に設けられている。各搬送軸16には複数の搬送ローラ17が軸方向に所定間隔で設けられている。所定の搬送軸16の上方には押え軸18が回転可能に設けられている。押え軸18の両端部には、搬送軸16の両端部に位置する搬送ローラ17と対向して押えローラ19が設けられている。
上記搬送軸16の両端部は一対の側板3から外部に突出していて、その一端部は伝動軸21を介して駆動源22によって回転駆動されるようになっている。すなわち、駆動源22によって回転駆動される駆動スプロケット23と、上記伝動軸21に設けられた従動プーリ24にはチェーン25が張設されている。
伝動軸21と搬送軸16とには互いに噛合する歯車(詳細は図示せず)が設けられている。それによって、駆動源22が作動すれば、上記伝動軸21を介して上記搬送軸16が回転駆動されるようになっている。なお、押え軸18には搬送軸16の回転が伝達され、搬送軸16と逆方向に回転駆動されるようになっている。
各チャンバ5a〜5cを区画形成する上記仕切り板4には図2と図3に示すように上記搬送ローラ17の上端とほぼ同じ高さで、チャンバ5a〜5cの幅方向ほぼ全長にわたる長さのスリット27が形成されている。
装置本体1の長手方向一端に位置する第1のチャンバ5aには仕切り板4に形成されたスリット27から基板Wが供給される。それによって、基板Wは、第1のチャンバ5a内の搬送ローラ17によってこのチャンバ5a内を、つぎの第2のチャンバ5bに向かって搬送される。そして、基板Wは第2のチャンバ5bから第3のチャンバ5cを通って搬出される。なお、基板Wは幅方向両端部の上面が押えローラ19によって押えられながら搬送される。
各チャンバ5a〜5cには、搬送ローラ17によって搬送される基板Wの上面に処理液を噴射する複数のノズル28が所定間隔で設けられたノズルパイプ29がチャンバ5a〜5cの幅方向に沿って設けられている。各ノズルパイプ29のノズル28から搬送ローラ17によって搬送される基板Wの上面には処理液が供給される。
この実施の形態では、第1のチャンバ5aと第2のチャンバ5bでは処理液としてエッチング液が供給され、第3のチャンバ5cでは処理液として洗浄液が供給されるようになっている。
各チャンバ5a〜5cの底板2の最も低い位置には排液管31が接続されている。ノズル28から基板Wの上面に供給された処理液は上記排液管31によって回収されてタンク32に戻され、このタンク32からノズルパイプ29に供給されるようになっている。上記タンク32には新しい処理液がわずかずつ補充されるようになっている。
なお、第1乃至第3のチャンバ5a〜5cないには、搬送される基板Wの上面だけでなく、下面にも処理液が供給できるよう、基板Wの下面側に対向してノズルパイプ29を設けるようにしてもよい。
つぎに、上記構成の処理装置によって基板Wを処理液によって処理する場合の作用について説明する。
第1のチャンバ5aに供給された基板Wは、搬送ローラ17によって第1のチャンバ5aから第2のチャンバ5bを経て第3のチャンバ5cへと順次搬送される。第1のチャンバ5aと第2のチャンバ5bでは基板Wの上面にエッチング液が供給され、この基板Wの上面に所定のエッチング処理を行なうことになる。第3のチャンバ5cでは基板Wの上面に洗浄液が供給され、エッチングされた基板Wを洗浄処理する。
各チャンバ5a〜5c内には吸引ダクト10に作用する吸引ポンプの吸引力が主排気ダクト6を介して枝排気ダクト8に作用する。それによって、各チャンバ5a〜5c内の雰囲気は図2に矢印で示すように各枝排気ダクト8の吸引口9を通じて排出される。
したがって、基板Wを各チャンバ5a〜5cで処理液によって処理することで、チャンバ5a〜5c内にミスト状の処理液が発生しても、そのミスト状の処理液はチャンバ5a〜5c内の雰囲気とともに排出されることになる。
各チャンバ5a〜5cの天井部11の幅方向中央部には、主排気ダクト6が基板Wの搬送方向である、装置本体1の長手方向全長にわたって設けられている。主排気ダクト6の各チャンバ5a〜5cに対応位置する部分には、4本の枝排気ダクト8がチャンバ5a〜5cの幅方向と、この幅方向と交差する基板Wの搬送方向である、装置本体1の長手方向に対して対称に設けられている。
すなわち、各チャンバ5a〜5cには、長手方向の両端部の幅方向両端部に、4本の枝排気ダクト8の4つの吸引口9が開口位置している。しかも、主排気ダクト6の各チャンバ5a〜5cに対応位置する部分の長手方向の中央部の上面には吸引ダクト10が接続されている。
そのため、吸引ダクト10、主排気ダクト6及び4本の枝排気ダクト8の吸引口9を通じて各チャンバ5a〜5cに作用する吸引力は、このチャンバ5a〜5cの幅方向及び幅方向と交差する長手方向のそれぞれの中心に対して対称となる。
したがって、各チャンバ5a〜5c内の雰囲気は、幅方向と長手方向においてほぼ均一に排出されることになるから、チャンバ5a〜5c内にミスト状の処理液が滞留し、基板Wに付着するのを防止することができる。とくに第3のチャンバ5cにおいては、基板Wが洗浄液によって洗浄処理されるから、洗浄処理された基板Wに塵埃を含むミスト状の処理液が付着して汚染されるのを防止することができる。
上記主排気ダクト6と枝排気ダクト8は、各チャンバ5a〜5cの雰囲気を排気するだけでなく、各チャンバ5a〜5cの天井部11を構成する部材として利用されている。そのため、各チャンバ5a〜5cの天井部11に、天井部11を構成する部材の他にダクトを設けるということをせずにすむから、装置本体1の構成を簡略化し、小型化やコストダウンを図ることができる。しかも、排気ダクト6,8は剛性の高い角筒状であるから、天井部11に補強部材を設けなくとも、十分な剛性を持たせることができる。
上記一実施の形態では装置本体に3つのチャンバが形成されている場合について説明したが、装置本体に形成されるチャンバの数は限定されるものでなく、少なくとも1つのチャンバが形成されていれば、この発明を適用することが可能である。
また、3つのチャンバのうち、2つのチャンバではエッチング処理する場合について説明したが、3つのチャンバでそれぞれ基板を洗浄処理する場合であってもよく、各チャンバでどのような処理を行なうのかは限定されるところでない。
各チャンバには4本の枝排気ダクトを配置するようにしたが、その数は限定されるものでなく、要は各チャンバ内の雰囲気を、幅方向と長手方向に対して均一に排気できるように設けられていればよいから、たとえば6本やそれ以上の偶数本であっても差し支えない。
図4と図5はこの発明の他の実施の形態を示す。この実施の形態は主排気ダクト6の各チャンバ5a〜5cの両端部に対応位置する部分の両側面に、第1の枝排気ダクト8Aと第2の枝排気ダクト8Bの一端が接続されている。つまり、各チャンバ5a〜5cにはそれぞれ4本の第1の枝排気ダクト8Aと第2の枝排気ダクト8Bが設けられている。
第1の枝排気ダクト8Aの他端には第1の吸引口9Aが開口形成されている。つまり、第1の吸引口9Aはチャンバ5a〜5c内を搬送される基板Wの上方に位置している。第2の枝排気ダクト8Bは上記第1の枝排気ダクト8Aと平行に設けられ一端が上記主排気ダクト6に接続された第1のダクト部81と、この第1のダクト部81の他端に上端が接続されて垂直に設けられた第2のダクト部82とからなる。
上記第2のダクト部82の下端は搬送ローラ17によって搬送される基板Wよりも下方に位置していて、その下端には各チャンバ5a〜5cの幅方向内方を向いた側面及び下端面にわたって開口した第2の吸引口9Bが形成されている。
このような構成によれば、主排気ダクト6に吸引力が生じると、その吸引力は第1の枝排気ダクト8Aと第2の枝排気ダクト8Bを通じて各枝排気ダクト8A,8Bの吸引口9A,9Bに作用する。
上記第1の吸引口9Aに発生する吸引力によって各チャンバ5a〜5C内の基板Wの上方の雰囲気が吸引排出される。上記第2の吸引口9Bに発生する吸引力によって各チャンバ5a〜5C内の基板Wの下方の雰囲気が吸引排出される。つまり、チャンバ5a〜5c内の雰囲気が基板Wを境にして上下に分断されても、チャンバ5a〜5c内の基板Wの上方の雰囲気は第1の吸引口9Aに生じる吸引力によって排出され、下方の雰囲気は第2の吸引口9Bに生じる吸引力によって排出される。
そのため、各チャンバ5a〜5c内の雰囲気が基板Wによって上下に分断されても、第1の吸引口9Aと第2の吸引口9Bから、チャンバ5a〜5c内全体の雰囲気が円滑に排出されて、基板Wの上面や下面に各チャンバ5a〜5c内で発生したミストが付着するのを防止することができる。
なお、この実施の形態においては、主排気ダクトに第1の枝排気ダクトと第2の枝排気ダクトを接続したが、主排気ダクトには2本の枝排気ダクトを接続せず、第2の枝排気ダクトと同じ構成、つまり一端が主排気ダクトに接続された第1のダクト部と、この第1のダクト部の他端に上端を接続して垂直に設けられた他端が基板の下方に位置する第2のダクト部からなる1つの枝排気ダクトを接続する。そして、第2のダクト部の上端部と下端部に、それぞれ基板の上方に位置する第1の吸引口と、下方に位置する第2の吸引口とを開口形成するようにしてもよい。
その場合、第2のダクト部の上端部に位置する第1の吸引口に作用する吸引力の方が下端部に位置する吸引口に作用する吸引力よりも大きくなるから、各吸引口の大きさを変えたり、ダンパによって開度を調整するなどして、各吸引口に生じる基板の上方と下方の雰囲気に作用する吸引力を調整することができる。
この発明の一実施の形態を示す処理装置の側面図。 処理装置の幅方向に沿う縦断面図。 装置本体の一部分を上方から見た斜視図。 この発明の他の実施の形態を示す装置本体の一部分を上方から見た斜視図。 処理装置の幅方向に沿う縦断面図。
符号の説明
1…装置本体、2…底板、3…側板、4…仕切り板、5a〜5c…第1乃至第3のチャンバ、6…主排気ダクト、8…枝排気ダクト、9…吸引口、10…吸引ダクト、11…天井部、12…開口部、14…蓋部材、16…搬送軸(搬送機構)、17…搬送ローラ(搬送機構)。

Claims (9)

  1. 基板を処理液によって処理する処理装置であって、
    上記基板を処理液によって処理する天井部を有するチャンバが形成された装置本体と、
    上記基板を上記チャンバ内の所定方向に沿って搬送する搬送機構と、
    上記基板の上方の上記天井部に、基板の搬送方向と交差する上記チャンバの幅方向中央部分に基板の搬送方向に沿って配置された主排気ダクトと、
    一端を上記主排気ダクトに連通させ他端が上記チャンバの幅方向端部に位置してチャンバ内の雰囲気を吸引する吸引口に形成されるとともに、上記主排気ダクトを中心にして上記チャンバの幅方向に対称に設けられた複数の枝排気ダクトと
    を具備したことを特徴とする基板の処理装置。
  2. 上記枝排気ダクトは、上記チャンバの上記基板の搬送方向に対して対称に設けられていることを特徴とする請求項1記載の基板の処理装置。
  3. 上記枝排気ダクトには、上記搬送機構によって搬送される上記基板の上方に位置する第1の吸引口と、上記基板の下方に位置する第2の吸引口とが設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の基板の処理装置。
  4. 上記枝排気ダクトは、上記第1の吸引口を有する第1の枝排気ダクトと、上記第2の吸引口を有する第2の枝排気ダクトからなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の基板の処理装置。
  5. 上記装置本体には複数のチャンバが上記基板の搬送方向に対して所定の間隔で区画形成され、上記主排気ダクトは複数のチャンバの全長にわたって設けられていて、主排気ダクトのそれぞれのチャンバに対応する部分の上記基板の搬送方向の中心部分には吸引ダクトが接続されることを特徴とする請求項2記載の基板の処理装置。
  6. 基板を処理液によって処理する処理装置であって、
    上記基板を処理液によって処理するチャンバが形成された装置本体と、
    上記基板を上記チャンバ内の所定方向に沿って搬送する搬送機構とを具備し、
    上記装置本体は、
    底板と、
    この底板の上記基板の搬送方向と交差する幅方向両側に立設された側板と、
    一対の側板間に設けられこれら側板間に天井部を有する上記チャンバを区画形成する仕切り板と、
    この仕切り板の上端の幅方向中央部の上記天井部に上記基板の搬送方向に沿って設けられた主排気ダクトと、
    一端を上記主排気ダクトに連通させ他端が上記チャンバの幅方向両端部に位置してチャンバ内の雰囲気を吸引する吸引口に形成されるとともに、チャンバの基板の搬送方向及び幅方向に対して対称に設けられた複数の枝排気ダクトと
    を具備したことを特徴とする基板の処理装置。
  7. 上記チャンバの基板の搬送方向に沿う両端部にはそれぞれ一対の枝排気ダクトが設けられ、上記チャンバの上部には、主排気ダクト、一対の枝排気ダクト及び側板の上端部によって囲まれた一対の開口部が形成されるとともに、各開口部が蓋部材によって閉塞された天井部が形成されていることを特徴とする請求項6記載の基板の処理装置。
  8. 処理装置に形成されたチャンバ内で基板を処理液によって処理する処理方法であって、
    上記基板を上記チャンバ内の所定方向に沿って搬送することと、
    上記チャンバ内の雰囲気をこのチャンバの上記基板の搬送方向と交差する幅方向から対称に排気することと、
    上記チャンバ内の雰囲気をこのチャンバ内を搬送される基板の上方と下方から排気することと
    を具備したことを特徴とする基板の処理方法。
  9. 上記チャンバ内の雰囲気を、このチャンバの上記基板の搬送方向に沿う方向から対称に排気することを備えたことを特徴とする請求項8記載の基板の処理方法。
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