JP4491428B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

この発明は、画像形成装置に関する。
画像形成装置の多くは、直接あるいは設置台を介して床面上に設置された後、その位置をずらすことなく使用されるのが一般的である。また、画像形成装置の各部、例えば、操作パネル部、給紙トレイ部、排紙トレイ部、原稿読取部、トナー補給部などの部分の床面からの高さは当初設計された高さに固定されている。例えば、操作パネル部の高さは、平均的な身長の大人が操作し易い高さに基づいて設計される。一般的に、その高さは、床面から80〜120cmの程度である。
しかし、機器を使用する人の中には、背の高いも低い人もある。また、その年齢も子供から老人に至るまで多岐に渡る。さらに、使用者は健常者に限らない。例えば、車椅子に載った使用者にとっては、上記のように設定された高さは、高すぎて操作しづらいものとなる。このように、使用者の種類は多岐に渡り、すべての使用者に高い利便性を提供することはむずかしい。
また、使用者が操作する箇所は操作パネル部だけにとどまらない。例えば、画像形成装置の場合、給紙トレイ部にシートを補給したり、排紙トレイ部に排出されたシートを取り出したりすることもある。あるいは、原稿読取部(読取部)に原稿をセットしたり、トナー補給部にトナーを補給したりすることもある。占有面積や機構上の制約等から、それら各部を同じ高さに配置するのは困難であり、各部が異なる高さに設けられる。従って、全てのケースで高い利便性を提供することはむずかしい。
一方で、機器の高さを調整できるように高さ調整機構を設けた電子機器が知られている(例えば、特許文献1参照)。しかし、それらは、機器が設置される床面に応合わせて高さを微調整するためのものであって、機器に対する操作や処理の状況に応じて高さを調整するためのものではない。
特開2005−180471号公報
前述のように、各使用者は、それぞれ画像形成装置を操作するのに好適な高さ(好適な操作高さ)が異なる。また、画像形成装置の動作の進行に応じて操作の対象となる部位が変わる。そこで、動作の進行に応じて画像形成装置の床面からの高さを変えることができれば、動作の進行に即した高い利便性を使用者に与えることができる。
この発明は、このような事情を考慮してなされたものであって、操作の内容および/または処理の状況に即した高い利便性を与えることのできる画像形成装置を提供するものである。
この発明は、床面に対して垂直方向に立設される複数の支柱部と、各支柱部に沿って昇降可能に係合する係合部材と、各係合部材に支持されるとともに原稿の読取処理および/またはシートへの印刷処理を行うために複数の動作を行う本体部と、本体部を係合部材と共に昇降させるための昇降駆動部と、本体部の動作に応じて昇降駆動部を制御する制御部とを備えることを特徴とする画像形成装置を提供する。
この発明の画像形成装置は、本体部の動作に応じて昇降駆動部を制御する制御部を備えるので、動作の進行に応じて画像形成装置の床面からの高さを変えることができる。従って、例えば、動作に即して操作の対象となる部位の高さが、使用者に操作しやすいように本体部を昇降させ、使用者に高い利便性を与えることができる。
また、本体部が、使用者に指示を入力させる操作部と、使用者が操作部を使用する旨の要求を外部から受信する入力要求受信部とを有し、前記制御部が、受信した入力要求に応じて使用者が操作部を操作し易いような所定高さに本体部を昇降させてもよい。
さらに、本体部が、所定位置にセットされた原稿を読み取る読取部と、使用者が読取部を使用する旨の要求を外部から受信する読取要求受信部とを有し、前記制御部が、受信した読取要求に応じて使用者が所定位置に原稿をセットし易いような所定高さに本体部を昇降させてもよい。
あるいは、本体部が、印刷されたシートを排出するシート排出部を有し、前記制御部が、シートの排出に応じて排出されたシートを使用者が取り出し易いような所定高さに本体部を昇降させてもよい。
あるいはまた、本体部が、印刷用のシートを積載するシート積載部と、シート積載部のシートの有無を検知するシート補給センサとを有し、前記制御部が、シート補給センサがシート積載部にシートがないことを検知したことに応じてシート積載部へ使用者がシートを補給し易いような所定高さに本体部を昇降させてもよい。
また、本体部が、複数のシート積載部と各シート積載部に対応するシート補給センサとを有し、前記制御部が、シートを補給すべきシート積載部に応じた高さに本体部を昇降させてもよい。
さらに、本体部が、シートを搬送するシート搬送部と、シート搬送部での紙詰まりを検知する紙詰まりセンサとを有し、前記制御部が、前記紙詰まりセンサが紙詰まりを検知したことに応じて使用者が紙詰まりを除去し易いような所定高さに本体部を昇降させてもよい。
あるいは、本体部が、印刷用のトナーを供給するトナー供給部と、トナー供給部へのトナー補給の必要を検出するトナー補給センサとを有し、前記制御部が、トナー補給センサがトナー補給の必要を検出したことに応じて使用者がトナー供給部へのトナー補給を行い易いような所定高さに本体部を昇降させてもよい。
あるいはまた、本体部が、作業者による保守作業を必要とする画像形成部と、画像形成部の保守作業を開始する旨の要求を取得する保守要求検知部とを有し、前記制御部が、前記要求を取得したことに応じて作業者が保守作業をし易いような所定高さに本体部を昇降させてもよい。
各所定高さが、各動作状況に対して予め定められた不変の高さであってもよい。
また、使用者に関する情報をユーザ情報として予め登録させるユーザ登録部と、登録されたユーザ情報を格納するユーザ情報記憶部と、装置を使用する際に所定の操作によってその使用者のユーザ情報を登録されたユーザ情報の中から呼び出す呼出し部とをさらに備え、前記制御部が、登録されたユーザ情報に応じて各所定高さを決定するようにしてもよい。このようにすれば、ユーザ情報が登録された使用者に対し、その使用者に応じた高さに本体を昇降させることができる。
前記ユーザ情報が、各使用者あるいは各作業者が操作あるいは作業を行い易い高さの情報を含み、前記制御部が、登録された操作高さに応じて各所定高さを決定してもよい。
また、前記本体部が、処理終了からの時間を計測するタイマ部を有し、前記制御部が、処理終了から所定時間が経過したことに応じて本体部を昇降範囲の最上部に上昇させて床面を開放するようにしてもよい。
さらに、本体部が、待機中の本体部の消費電力を低減しあるいは本体部への通電を実質的に遮断する節電モードに移行可能であり、前記制御部は、本体部が前記最上端付近の所定高さに達した後に本体部を節電モードに移行させるようにしてもよい。
あるいは、本体部が、待機中の本体部の消費電力を低減しあるいは本体部への通電を実質的に遮断する節電モードに移行可能であり、節電モードへの移行要求を外部から受信する節電要求受信部をさらに備え、前記制御部は、前記移行要求の受信に応じて本体部を昇降範囲の最上部に上昇させ、節電モードに移行させてもよい。
さらにまた、前記節電モードからの復帰を外部から受信する復帰要求受信部をさらに備え、前記制御部は、前記復帰要求の受信に応じて本体部を節電モードから復帰させ、所定の高さに降下させてもよい。
以下、図面を用いてこの発明をさらに詳述する。以下の説明により、この発明をよりよく理解することが可能であろう。なお、以下の説明は、すべての点で例示であって、限定的なものではないと考えられるべきである。
(実施の形態1)
図1は、この発明の電子機器の一例としての画像形成装置、具体的にはプリンタの外観を示す斜視図である。図1に示すように、この発明に係るプリンタは、垂直な4本の支柱3が、本体1の四隅を貫通し、本体1は、支柱3に沿って昇降可能である。支柱3の下端は、脚部7を介して床面上に設置される。支柱3の上端は、天井面で支持される。
図2は、図1の本体1が昇降する様子を示す説明図である。各支柱3の周面には、ネジ山が形成されている。ここで、ねじ山が形成されている周面を雄ネジ部という。本体1の内部には、各支柱3のねじ山と螺合するねじ山(雌ネジ部)が形成されたナット5が設けられている。ナット5は、支柱3に対して相対的に回動することによって、雄ネジ部の範囲内で矢印Aの方向に昇降する。本体1は、ナット5を介して各支柱3に支持されている。
脚部7の内部には、図示しない昇降駆動モータが設けられ、昇降駆動モータの回転に伴って支柱3が回転する。ナット5は、本体1に固定されており支柱3が回転すると、本体1がナット5と共に昇降する。
図5は、図1の支柱3とナット5の詳細を示す説明図である。図5で、脚部7の内部には、前述の昇降駆動モータ9と、それを駆動するドライバ回路85(図1に図示せず。図10参照)が配置されている。昇降駆動モータ9の回転軸は、支柱3の軸と平行である。昇降駆動モータ9が回転すると、支柱3は、矢印Bの方向に回転する。ナット5は、本体1に固定されている。昇降駆動モータ9のドライバ回路85は、本体1の昇降制御回路83(図1に図示せず。図10参照)からの制御信号によって制御される。
支柱3は、請求項にいう支柱部に相当し、ナット5は、請求項にいう係合部材に相当する。本体1は、請求項にいう本体部に相当し、昇降駆動モータ9は昇降駆動部に相当する。さらに、昇降制御回路83は、請求項にいう昇降制御部に相当する。
図10は、図7の本体1の昇降制御に関連する各部の電気的な構成を示すブロック図である。
図10に示すように、本体1には、本体制御回路81、昇降制御回路83、ドライバ回路85、昇降駆動モータ9が配置されている。さらに、本体1には、原稿載置センサ92、原稿トレイセンサ30a、原稿排紙トレイセンサ36a、原稿通過センサ93、シート通過センサ94、排紙トレイセンサ95、トナー補給センサ95、トナー補給センサ47b、トナー補給ドアセンサ97、保守用ドアセンサ98、シート補給センサ96、昇降ホームポジションセンサ10の各センサが配置されている。これらの各センサの機能については、後述する。
本体制御回路81は、マイクロコンピュータ81aと、マイクロコンピュータ81aが処理を実行するプログラムを格納するROM81b、ワークエリアや画像メモリとしてのメモリエリアを提供するRAM81c、入出力回路で構成される。入出力回路は、入力回路部81dと出力回路部81eからなる。入力回路部81dへは、前述の各センサからの検知信号やスイッチ類からの信号が入力される。出力回路部81eは、マイクロコンピュータ81aの処理に基づいて本体各部の負荷を駆動するための駆動信号あるいは各負荷を制御するための制御信号を出力する。さらに、本体制御回路81は、ネットワークに接続され、接続されたネットワークを介して端末と通信するためのネットワークI/F部81fを有する。また、電話回線に接続され、電話回線を介して画像データを送受信するためのファックスI/F部81gを有する。マイクロコンピュータ81aは、ネットワークI/F部81fを介して端末から送られてくるプリントジョブ処理要求を認識する。また、マイクロコンピュータ81aは、ファックスI/F部81gが受信した画像データの印刷要求としてのファックス印刷ジョブの要求を認識する。
昇降制御回路83は、マイクロコンピュータ83aと、マイクロコンピュータ83aが処理を実行するためのプログラムを格納するROM83b、ワークリアを提供するRAM83c、入出力回路で構成される。入出力回路は、入力回路部83dと出力回路部83eからなる。入力回路部83dへは、昇降ホームポジションセンサ10からの信号が入力される。出力回路部83eは、コンピュータの処理に基づいてドライバ回路85への駆動信号を出力する。ドライバ回路85は、出力された駆動信号によって昇降駆動モータ9を駆動する。昇降駆動モータ9が支柱3の脚部7に設けられる場合、ドライバ回路85が脚部7に配置され、ドライバ回路85への制御信号は、赤外線などの光通信を介して脚部7内のドライバ回路85に伝達されるようにしてもよい。あるいは、前記制御信号の伝達は、Bluetoothなど電波を用いた通信によって実現してもよい。
マイクロコンピュータ81aと昇降制御回路83とは互いに通信線で接続され、マイクロコンピュータ81aと83aとは通信によってコマンドやデータをやり取りする。
図10に示すように本体制御回路81とは別の場所に配置される回路であってもよい。あるいは、昇降制御回路83は、本体1の各部の動作を制御する本体制御回路81の一部として構成されてもよい。
また、本体1は、それに対応する操作リモコンからの指示を受信する受信部91を備えていてもよい。操作リモコンは、例えば赤外光を用いて本体1へ指示を送信する。本体1の受信部91は、操作リモコンからの光を受けることによって指示を受信する。本体1の受信部91で受信された指示は、本体制御回路81のマイクロコンピュータ81aによって処理さる。本体制御回路81は、その指示に応じて昇降制御回路83に指示を送り、本体1を昇降させてもよい。
(実施の形態2)
実施の形態1では、支柱3が床面と天井面とで支持されていたが、支柱3が、床面に設置されて本体を支持するラックを構成するものであってもよい。図3は、この発明の電子機器の異なる一例としてのプリンタの外観を示す斜視図である。図3に示すように、この実施形態のプリンタは、本体1を垂直方向に貫通する4本の支柱3のうち、2本が互いに下端と上端とで連結されている。下端は、脚部7を構成する部材によって連結され、上端は、連結部材15でそれぞれ連結されている。各支柱3は、本体1の四隅を貫通し、本体1は、支柱3に沿って昇降可能である。
図4は、図3の本体1が昇降する様子を示す説明図である。各支柱3の周面には、ネジ山が形成されている。周面にねじ山が形成された部分を雄ネジ部という。本体1の内部には、各支柱3のねじ山と螺合するねじ山(雌ネジ部)が形成されたナット5が設けられている。ナット5は、支柱3に対して相対的に回動することによって、雄ネジ部の範囲内を矢印Cの方向に昇降する。本体1は、ナット5を介して各支柱3に支持されている。
図6は、図3の支柱3とナット5の詳細を示す説明図である。図5で、本体1の内部には、昇降駆動モータ9と、それを駆動するドライバ回路85が配置されている。ナット5は、本体1に対して水平面内(矢印Dで示す)で回動可能に支持されている。昇降駆動モータ9の回転は、駆動機構によってナット5に伝達される。昇降駆動モータ9が回転すると、ナット5が回転し、支柱3に形成されたねじ山に沿って移動する。これによって、ナット5を回動自在に支持する本体1が支柱3に沿って昇降する。
脚部7は、請求項にいう下方連結部に相当し、連結部材15は、請求項にいう上方連結部に相当する。
昇降駆動モータ9は、図10のドライバ回路85で駆動され、ドライバ回路85は、昇降制御回路83からの制御信号によって制御される。
(実施の形態3)
この実施の形態では、この発明の電子機器の一例として画像形成装置の詳細な構成を説明する。
図7は、この発明の電子機器のさらに異なる一例としての画像形成装置を示す断面図である。図7に示すように、この実施の形態の画像形成装置は、本体1として、スキャナ1aとプリンタ1bとを有する複合機である。図7の複合機は、コピー、プリンタ、スキャナ、ファックスの各ジョブを処理できるものである。スキャナ1aは、大略的に、走査光学系16と、その上方に配置される原稿搬送装置17とを備えて構成されており、原稿搬送装置17は、原稿の両面を読取り可能に構成されている。
走査光学系16は、読取り手段であるCCD読取りユニット18を備えて構成され、原稿台19(プラテンガラス)上に置かれた原稿の画像を走査光学系16で走査し、CCD読取りユニット18で読取りを行う。CCD読取りユニット18は、結像レンズ、CCDイメージセンサなどを備えて構成される。
原稿搬送装置17は、原稿トレイ30上に積層状態で載置された原稿を1枚ずつ取り込んでゆき、取り込んだ原稿を原稿台19へ搬送した後、原稿排紙トレイ36へ排出する。原稿が搬送される過程で、原稿台19の所定の読取位置に待機している走査光学系16のCCD読取りユニット18によって原稿下面側の画像が読み取られる。また、原稿搬送路の上面側に設けられた密着型イメージセンサ35によって原稿上面側の画像が読み取られる。読み取られた原稿画像のデータは、プリンタ1bに送出され、画像メモリに格納される。原稿搬送路の各所には、原稿の通過を検知する原稿通過センサ92が設けられている。本体制御回路81は、原稿搬送中に各原稿通過センサ92からの信号をモニタする。そして、原稿搬送路に原稿が詰まったと判断した場合は原稿の搬送を停止してその旨を操作部67に表示する。表示によって、使用者に詰まった原稿の除去を促す。
また、原稿搬送装置17は、原稿台19の奥側(紙面奥側)に設けられたヒンジ(図示せず)を回動支点として、手前の部分が上方に回動するようになっている。これにより、原稿台19の上面を開放できるようになっている。原稿搬送装置17が搬送できない原稿、例えば、ブック原稿等を読み取る場合は、操作者が原稿搬送装置17を上方に回動させて原稿を原稿台19上にセットする。走査光学系16は、原稿台19の下を移動しながら原稿を走査して原稿画像を読み取る。
プリンタ1bは、画像を形成させるための記録材であるシート(用紙)の搬送系、レーザー書き込みユニット46、および画像を形成するための電子写真プロセス部を備えている。電子写真プロセス部は、その表面に静電潜像を形成するための感光体ドラム48を有する。レーザー書き込みユニット46は、画像メモリから読み出した画像データに応じてレーザー光を出射する半導体レーザー光源(不図示)、レーザー光を偏向するポリゴンミラー46b、偏向されたレーザー光が感光体ドラム48の表面を等角速度で走査するようにレーザーの光路を補正するf−θレンズ46cなどを有している。
電子写真プロセス部は、感光体ドラム48の周囲に帯電器45、現像器47、トナー容器47a、転写器44、剥離器43、クリーニング器42、除電器41が配置されてなる。帯電器45は、感光体ドラム48の表面を一様に帯電させる。その後、レーザー書き込みユニット46によって感光体ドラム48の表面にレーザー光が照射され、これによって原稿画像に対応する静電潜像が形成される。現像器47は、形成された静電潜像に対応して感光体ドラム48の表面にトナーを付着させる。これによって、感光体ドラム48の表面に原稿に対応するトナー像が形成される。トナー容器47aは、現像器47にトナーを供給する。
前述のシートの搬送系は、給紙カセット51、52、53、シート搬送部40、定着器49、再供給ユニット55を有する。給紙カセット51、52、53は、シートを収容する。各給紙カセットに対応して給紙部が設けられており、各給紙カセットからシート搬送部40へ一枚ずつシートを送り込む。シート搬送部40は、送り込まれたシートを転写器44が配置される転写位置へ搬送する。転写位置で、感光体ドラム48の表面に形成されたトナー像がシートに転写される。定着器49は、転写されたトナー像をシートに定着させる。再供給ユニット55は、シートの表裏両面に画像を転写するために、シートを転写位置へ再供給するためのものである。
画像が記録されたシートは、本体排紙ローラ57を通過して本体排紙トレイ63へ排出される。あるいは、後処理装置60へ搬送される。後処理装置60は、画像が記録されたシートを受け取り、受け取ったに所定の後処理を施すものである。所定の後処理とは、例えば、シートを一部単位でオフセットさせてスタックしたり、ステープルしたり、パンチしたりする処理である。後処理装置60は、シートを排紙トレイ65aあるいは排紙トレイ65bに排出する。
シートが搬送される搬送路中の各所には、シートの通過を検知するシート通過センサ94(図7には図示せず。図10参照)が設けられている。本体制御回路81は、シートの搬送中に各シート通過センサ94からの信号をモニタする。そして、用紙搬送路にシートが詰まったと判断した場合、シートの搬送を停止してその旨を操作部67に表示する。表示によって、使用者に詰まったシートの除去を促す。
また、プリンタ1bの底部には、昇降ホームポジションセンサ10が配置されている。昇降ホームポジションセンサ10は、プリンタ1bが床面に到達する前に床面への近接を検知して信号を出力する。昇降制御回路83は、この信号を昇降の基準位置(最下点)を把握するために用いる。また、昇降駆動モータ9にステッピングモータを用いれば、昇降制御回路83は、基準位置からのステップ数でスキャナ1aとプリンタ1bとの昇降位置を常に把握して制御することができる。あるいは、昇降駆動モータ9がステッピングモータでない場合、エンコーダ付きのモータを用いることによって、昇降制御回路83は、基準位置からのエンコーダパルス数で本体1の昇降位置を常に把握して制御することができる。
(実施の形態4)
この実施の形態では、実施の形態3の画像形成装置の各操作部位について説明する。さらに、装置に対する操作あるいは装置の処理の状況に応じて各操作部位を最適な高さに調整する具体例を説明する。
図7の画像形成装置に対して、操作者が操作を行う内容とその部位としては、次のようなものがある。
1.操作パネル
図7で、原稿台19の手前側には、操作パネル67が設けられている。操作パネル67上には、画像形成装置の状態を表示する表示部69と、画像形成装置に対する指示を使用者が入力するための操作キー70が設けられている。コピー、スキャナ、ファックス送信など、原稿を読み取らせて実行するジョブの場合、使用者は、原稿を画像形成装置の所定位置にセットし、操作パネル67を用いてジョブの設定を行う。また、スタートキー70aを用いてジョブのスタートを指示する。
図8は、図7に示す操作パネル67の詳細を示す説明図である。図8に示すように、操作部67には、装置の設定や状態を表示する液晶表示部69、各種の操作キーなどが配置されている。操作キーには、例えば、画像形成装置にコピージョブやスキャナジョブを実行させるとき、それらのジョブ開始を指示するスタートキー70aや、コピーの部数を設定するテンキー70bなどが含まれる。前述の本体制御回路81は、表示部の表示内容を制御するとともに、操作キーが操作されたことを検出する。
使用者は、コピー、スキャナ、ファックス送信などのジョブを実行させたい場合、例えば、操作リモコンを用いて本体1に指示を送る。
使用者が操作パネルを操作するとき、使用者が操作しやすい高さに操作パネル67が位
置していることが好ましい。
2.原稿トレイ、原稿台
前述のように、コピー、スキャナ、ファックス送信などのジョブを実行させる場合、操作者は、読み取らせる原稿を所定位置にセットする必要がある。シート原稿は、原稿トレイ30にセットする。ブック原稿など、原稿搬送装置17が扱えない原稿は、原稿台19にセットする。原稿トレイ30には、トレイに原稿がセットされているか否かを検知する原稿トレイセンサ30a(図7には図示せず。図10参照)が配置されており、本体制御回路81は、原稿トレイセンサ30aからの信号に基づいて原稿の有無を把握できる。
また、スキャナ1aには、原稿搬送装置17を開放して原稿台19上に原稿がセットされたときに、原稿台19上に原稿がセットされたかどうかを検知する原稿載置センサ92(図7には図示せず。図10参照)が設けられている。本体制御回路81は、原稿載置センサ92からの信号に基づいて、原稿台19上に原稿がセットされたか否かを把握できる。
また、原稿排紙トレイ36には、トレイ上に排出された原稿があるか否かを検知する原稿排紙トレイセンサ36a(図7には図示せず。図10参照)が配置されており、本体制御回路81は、原稿排紙トレイセンサ36aからの信号に基づいて原稿の有無を把握できる。原稿をセットする際に、使用者が原稿をセットし易い高さに原稿トレイ30あるいは原稿台19が位置していることが好ましい。また、原稿搬送装置17を用いたときは、排出された原稿を取り出し易い高さに原稿排紙トレイ36が位置していることが好ましい。
3.排紙トレイ
プリンタから出力されたシートは、本体排紙トレイ63または後処理装置60の排紙トレイ65aまたは65bに排出される。各排紙トレイには、排紙トレイにシートがあるか否かを検知する排紙トレイセンサ95(図7には図示せず。図10参照)が配置されており、本体制御回路81は、排紙トレイセンサ95からの信号に基づいてシートの有無を把握できる。印刷終了後、使用者は、それらのトレイ上に排出されたシートを取り出す必要がある。そのとき、使用者がシートを取り出し易い高さに排紙トレイが位置していることが好ましい。
4.給紙カセット
給紙カセットに収容されたシートがすべて給紙されてなくなると、シートを補給する必要がある。各給紙カセットトレイには、給紙カセット内にシートがあるか否かを検知するシート補給センサ96(図7には図示せず。図10参照)が配置されており、本体制御回路81は、シート補給センサ96からの信号に基づいてシートの有無を把握できる。
本体制御回路81は、給紙カセットのシートがなくなったとき、操作パネル67の表示部にその旨を表示して使用者にシートを補給するように促す。あるいは、各給紙カセットの外装部に用紙補給を促すための表示ランプを有していてもよい。給紙カセットは、プリンタの手前側(紙面手前側)に引き出せるようになっている。使用者は、用紙切れの表示を見て、シートの補給を行う。このとき、使用者がシートを補給し易い高さに給紙カセットが位置していることが好ましい。
5.トナー容器
トナー容器47aは、使用者がプリンタの手前側にある図示しないトナー容器交換用の開閉扉を開くと露出し、交換することができる。プリンタ1bには、トナー容器47aに収容されたトナーがなくなった場合に、トナー切れを検知するトナー補給センサ47b(図7には図示せず。図10参照)が設けられている。また、トナー容器交換用の開閉扉には、扉の開閉を検知するトナー補給ドアセンサ97(図7には図示せず。図10参照)が設けられている。本体制御回路81は、トナー補給センサ47bからの信号に基づいてトナー容器47内のトナーの有無を把握できる。また、トナー補給ドアセンサ97の信号に基づいて、扉の開閉状態を把握できる。
本体制御回路81は、トナー切れが検知されたとき、操作パネル67の表示部にその旨を表示して使用者にトナー容器47を交換するように促す。あるいは、外装部にトナー容器47aの交換を促すための表示ランプを有していてもよい。使用者は、表示部の表示を見て、トナー容器47aを新しいものに取り替える。このとき、使用者が交換し易い高さにトナー容器47aが位置していることが好ましい。
6.電子写真プロセス部
電子写真プロセス部の感光体ドラム48は、寿命がきたら交換する必要がある。同時に、周辺部の清掃等も行う必要がある。本体制御回路81は、感光体ドラム48の印刷枚数を記憶し、所定枚数に達したら保守の時期が来たことを操作パネル67の表示部に表示させる。使用者は、その表示を見て自ら保守の作業を行ったり、専門の保守要員に連絡したりする。保守作業を行うとき、作業者は、操作パネル67を用いて保守作業の開始をマイクロコンピュータ81aに認識させる。そして、プリンタ1aの手前側にある保守用の開閉扉を開いて電子写真プロセス部にアクセスする。
また、保守用の開閉扉には、その扉の開閉を検知する保守用ドアセンサ98(図7には図示せず。図10参照)が設けられている。本体制御回路81は、保守用ドアセンサ98の信号に基づいて、扉の開閉状態を把握できる。このとき、作業者が作業し易い高さに電子写真プロセス部が位置していることが好ましい。
前述したように、使用者は、操作リモコンを用いて本体1の昇降を遠隔操作することができる。図9は、この発明に係る操作リモコンの一例を示す説明図である。図9に示すように、操作リモコン75は、本体1に指示を与えるための一連の操作キーを有している。それらの操作キーには、電源をオン/オフする電源キー75a、節電モードの移行/復帰を指示する節電モードキー75b、本体を任意の高さに昇降させ、あるいは昇降を停止させるための一連キー75c〜75e、などがある。
また、その下には、コピージョブを実行させるために本体を昇降させるコピーキー75f、スキャナジョブを実行させるために本体を昇降させるスキャナキー75g、ファックス送信ジョブを実行させるために本体を昇降させるファックスキー75hがある。さらに、その下には、給紙カセットに用紙を補給するために本体を昇降させる用紙補給キー75i、トナー補給のために本体を昇降させるトナー補給キー75j、排紙トレイに排出されたシートを取り出すために本体を昇降させる排出用紙取り出しキー75kがある。
例えば、使用者が電源キー75aを押下すると、電源キー75aが押下された信号が本体1に送信される。本体1が通電状態にあるときに電源キー75aが押されると、本体制御回路81は、本体1を最も高い位置(予め定められた第1の高さ)に上昇させて床面付近を開放する。また、本体1が第1の高さに達したらその上昇を停止させると共に本体1の電源をオフする。ただし、電源オフの状態でも操作リモコン75からの指示を受信して本体の電源をオンするための回路系統が活きているように、本体1の電源と回路系統が構成されている。
なお、電源キー75aが押されたときに本体1がジョブを実行している途中であれば、実行中のジョブが終了するまで、本体制御回路81が本体の上昇と電源オフの処理実行を留保してもよい。
電源オフの状態で再び電源キー75aが押されると、本体1はその信号を受信して本体の電源をオンする。本体制御回路81は、昇降制御回路83に指示して電源がオンされたら、使用者が原稿を原稿トレイ30あるいは原稿台19にセットしやすいように予め定められた第2の高さに本体を降下させる。
また、コピーキー75f、スキャナキー75gあるいはファックスキー75hのいずれかの操作キーが押された場合も、本体制御部は、本体1を第2の高さに昇降させる。
また、プリンタジョブ終了後、使用者が排出用紙取り出しキー75を押下すると、本体制御回路81は、印刷されたシートが排出されている排紙トレイからシートを取り出し易い高さに本体1を昇降させる。あるいは、給紙カセット内に用紙がなくなったとき、用紙補給キー75iが押下されると、本体制御回路81は、給紙カセットに用紙を補給し易い高さに本体1を昇降させる。トナー補給キー75jが押された場合は、トナー容器47aを交換し易い高さに本体を昇降させる。
以上のような画像形成装置の各状況は、前述の本体制御回路81が把握している。従って、操作リモコン75の操作によらなくても、昇降制御回路83は、本体制御回路81が把握している装置の状況に基づいて、本体の昇降を制御することができる。
たとえば、昇降制御回路83は、処理待ちの待機状態であれば、使用者が操作パネル67を操作し易い高さに本体部を位置させてもよい。操作パネル67の高さは、原稿台19の高さとほぼ同じであり、原稿トレイ30の高さとも大差ない高さである。
待機状態で、使用者が原稿を原稿トレイ30にセットし、コピージョブの各条件を操作パネル67で設定してスタートキー70aを押下すると、コピージョブが開始される。まず、原稿トレイ30にセットした原稿が読み込まれる。全ての原稿が原稿排紙トレイ36に排出され、排出された原稿が原稿排紙トレイ36から取り出されたとき、昇降制御回路83は、その状況を本体制御回路81から取得する。
昇降制御回路83は、取得した状況に応じて使用者が排出されたシートを排紙トレイから取り出し易い高さにプリンタ1bを昇降させる。本体制御回路81は、シートがどの排紙トレイに排出されるかを把握している。昇降制御回路83は、本体制御回路81から、シートがどの排紙トレイに排出されるかの情報を取得する。取得した情報に応じて、昇降制御回路83は、プリンタ1bを昇降させる高さを決定する。
使用者が、排紙トレイからシートを取り出したことを本体制御回路81が検出すると、昇降制御回路83は、その情報を本体制御回路81から取得して本体1をもとの高さ、即ち操作パネル67が操作しやすい高さに昇降させる。
また、コピー処理中に給紙カセットのシートがなくなると、本体制御回路81は、シートがなくなったことを検知してコピーの印刷処理を中断する。そして、シートの補給を促すメッセージを表示部に表示させる。また、給紙カセットに表示ランプがある場合は、そのランプを用いて表示をする。昇降制御回路83は、シートの補給が必要であることを本体制御回路81から取得する。取得した情報に応じて、昇降制御回路83は、使用者がシートのない給紙カセットにシートを補給し易い高さに本体1を昇降させる。
また、原稿搬送中に原稿が詰まったり、シート搬送中にシートが詰まったりしたときに、本体制御回路81は、原稿通過センサ98あるいはシート通過センサ94によって紙詰まりを検知する。そして、液晶表示部69にその旨を表示するとともに、使用者が詰まった原稿あるいはシートを取り除き易い高さに本体1を昇降させる。その高さは、紙詰まりが生じた位置に応じて決定される。
あるいは、トナー容器47aのトナーがなくなると、本体制御回路81は、トナーがなくなったことを検知してそのコピージョブの終了後、トナーの補給を促すメッセージを表示部に表示させる。外装部にトナー補給の表示ランプがある場合は、そのランプを用いて表示をする。なお、トナー容器47aにトナーがなくなっても、現像器47にトナーがあれば仕掛かりのコピーは継続可能である。昇降制御回路83は、トナーの補給が必要であることを本体制御回路81から取得する。取得した情報に応じて、昇降制御回路83は、使用者がトナー容器47aを交換し易い高さに本体1を昇降させる。
さらに、感光体ドラム48の交換等の保守作業を行う場合、作業者が操作パネル67から所定の操作を実行すると、本体制御回路81がそれに応じて作業員が保守用の開閉扉を開閉し易く、保守作業をし易い高さに本体1を昇降させる。
(実施の形態5)
この実施の形態では、本体制御回路81が使用者に関する情報を格納するユーザ情報記憶部を有する場合について説明する。ユーザ情報記憶部は、図10に示すように、本体制御回路81に設けられる。ハードウェアとしては、不揮発性RAMによって実現されるが、これに限定されず、たとえば、ハードディスクなども適用可能である。
ユーザ情報記憶部87に格納されるユーザ情報の例としては、次のようなものがある。例えば、画像形成装置の使用を許可する認証コードがある。使用者は、画像形成装置を使用する際に、操作パネル67の操作キー70を用いて各使用者に割り当てられた認証コードを入力する。マイクロコンピュータ81aは、入力された認証コードをユーザ情報記憶部87に格納された各使用者の認証コードと照合し、一致する認証コードが合った場合に装置の使用を許可するとともに、その認証コードが割り当てられた使用者が装置を使用すると判断する。
プリンタの場合は、ネットワークを介した端末上のプリンタドライバに認証コードを入力するダイアログボックスが表示され、使用者が端末から認証コードを入力するようにしてもよい。そのほかのユーザ情報としては、使用者ごとの印刷枚数を記録するカウンタ、使用者に対して特定の処理を禁止する設定などがある。特定の処理の一例としては、フルカラーのコピー、フルカラーのプリントがある。ユーザ情報には、各ユーザが本体を操作しやすい高さが含まれる。例えば、各使用者が、操作パネル67を操作しやすい高さをユーザ情報として登録させる。登録は、操作パネル67の操作キー70を用いて使用者が入力する。
また、本体制御回路は、本体設置時に支柱3の頂上部に略等しい高さ(第1の高さ)を設置要員に入力させた内容を不揮発性RAMに記憶している。
電源が投入されたとき、昇降制御回路83のマイクロコンピュータ83aは、本体1を降下させて昇降ホームポジションセンサ10に床面を検知させる。その高さをホームポジションとして以降の昇降制御の基準にする(初期化動作)。次に、本体1を前記第1高さへ上昇させて床面付近を開放する。本体1は、第1の高さにあってウォームアップを完了し、その後待機する。
使用者が操作リモコン75のコピーキー75fを押すと、コピーキー75fが押されたことを示す信号が操作リモコン75から送信される。送信された信号は、受信部91で受信される。マイクロコンピュータ81aは、受信された信号を認識し、使用者が原稿を原稿トレイ30もしくは原稿台19にセットし易い高さ(第2の高さ)に本体1を昇降させるよう、昇降制御回路83に指示する。指示に応じて、昇降制御回路83は、昇降駆動モータ9を駆動して本体1を第2高さに位置させる。
ここで、第2高さは、標準的な身長のユーザをもとに設定された高さであり、その値はROM81bに格納されている。使用者が、原稿を原稿トレイ30にセットすると、マイクロコンピュータ81aは、原稿トレイセンサ30aからの信号によって原稿がセットされたことを認識し、使用者が操作パネル67を操作し易いようにあらかじめ設定された第3の高さに本体1を昇降させる。
本体1が第の3高さに位置する状態で、使用者が操作パネル67の操作キー70を操作して自分の認証コードを入力する。マイクロコンピュータ81aは、入力された認証コードがユーザ情報記憶部87に記憶されたいずれかの認証コードと一致するか否かを判定する。一致した場合、マイクロコンピュータ81aは、その使用者に適した第4の高さに本体1を昇降させる。即ち、その使用者のユーザ情報として登録されている操作し易い高さと、第3の高さとを比較し、その差分に応じて本体1を昇降させる。
使用者が原稿をセットしてスタートキー70aを押すと、マイクロコンピュータ81aは、コピージョブの処理を開始する。そして、原稿を読み取ってシートに印刷を行う。
最後のシートに印刷したら、マイクロコンピュータ81aは、使用者が排出されたシートを排紙トレイから取り出し易い高さ(第5の高さ)に本体1を昇降させる。ここで、第5の高さは、次のようにして決定される。本体制御回路は、操作パネルと、各排紙トレイの高さの高低差をあらかじめROM81bに格納している。マイクロコンピュータ81aは、シートが排出される排紙トレイに対応する前記高低差を読み出し、その高低差に応じて本体1を昇降させる。
使用者が、排紙トレイからシートを取り除くと、排紙トレイセンサ95がそれを検知する。マイクロコンピュータ81aは、その検知信号によってシートが取り除かれたことを認識する。そして、本体1を前記第1の高さに上昇させて待機する。
以上の説明は一例であるが、プリントジョブやファックス送信ジョブの処理、あるいは用紙切れやトナー切れの際にも、マイクロコンピュータ81aは、各センサの検知信号に基づいて本体1を昇降させる。
(実施の形態6)
この実施の形態では、マイクロコンピュータ81aが実行する昇降動作についての処理手順をさらに説明する。図11〜15は、図10のマイクロコンピュータ81aが実行する昇降動作の処理手順を示すフローチャートである。以下、図の流れに沿って説明する。
画像形成装置の電源ON後は、実施の形態5で述べた初期化動作が行われる。初期化動作終了を待って、マイクロコンピュータ81aを第1の高さに上昇させて待機させる(ステップS01)。
待機状態で、マイクロコンピュータ81aは、操作リモコンのキーが押されたか否かを判断する(ステップS03)。操作リモコンのキーが押されていなければ、ルーチンは図12のステップS29へ進み、プリントジョブの処理要求を受けたか否かを判断する。処理要求を受けていない場合、ルーチンはステップS31へ進み、ファックス印刷ジョブの要求を受けたか否かを判断する。要求を受けていない場合、ルーチンはステップS33へ進み、保守作業の開始要求を受けたか否かを判定する。開始要求がない場合、ルーチンは図11のステップS03に戻る。待機中、前述の判定が繰り返される。
待機中に操作リモコンのキーが押された場合、前記ステップS03の判定によりルーチンはステップS05へ進む。そして、押された操作キーの種類を判定する。判定は、図11のステップS05、S07、S09、図13のステップS65、S67、S69、図15のステップS131、S133、S135、S143、S145の順に行う。
コピーキー75f、スキャナキー75gもしくはファックス送信キー75hが押された場合(ステップS05、S07、S09)、ルーチンはS11へ進み、原稿をセットし易い前記第2の高さに本体を昇降させる(ステップS11)。原稿がセットされたら、マイクロコンピュータ81aは、使用者が操作パネルを操作し易い前記第3の高さに昇降させる(ステップS15)。使用者が認証処理を完了するのを待って(ステップS17)、マイクロコンピュータ81aは、認証された使用者のユーザ情報を取得し、取得したユーザ情報に基づいて使用者に適した第4の高さに本体を昇降させる(ステップS21)。
マイクロコンピュータ81aは、ジョブの開始指示を待つ(ステップS23)。
また、用紙補給キー75iが押された場合(ステップS65)、マイクロコンピュータ81aは、シートを補給し易い第6の高さに本体を昇降させる(ステップS79)。用紙の補給が完了したら、本体を第1の高さに上昇させて(ステップS82)、待機させ、ルーチンはステップS03へ戻る。
トナー補給キー75jが押された場合(ステップS67)、マイクロコンピュータ81aは、トナーを補給し易い第7の高さに本体を昇降させる。(ステップS75)。トナーの補給が完了したら、本体を第1の高さに上昇させて(ステップS82)、待機させ、ルーチンはステップS03へ戻る。
また、排出用紙取り出しキー75kが押された場合(ステップS69)、マイクロコンピュータ81aは、排紙トレイからシートを取り出し易い第8の高さに本体を昇降させる(ステップS71)。シートが取り出されたら、本体を第1の高さに上昇させて(ステップS82)、待機させ、ルーチンはステップS03へ戻る。
さらにまた、電源キー75aが押された場合(ステップS131)、マイクロコンピュータ81aは、電源オフ時の処理を行った後に処理を終了する。
節電モードキー75bが押された場合(ステップS133)、マイクロコンピュータ81aは、節電モードへ移行する処理を行い、第1の高さへ本体を上昇させる(ステップS139)。その後、ルーチンはステップS03へ戻る。
あるいはまた、UPキー75cが押された場合(ステップS135)、マイクロコンピュータ81aは、本体を上昇させる(ステップS141)。その後、ルーチンはステップS03へ戻る。
停止キー75dが押された場合(ステップS143)、マイクロコンピュータ81aは、本体の昇降を停止させる(ステップS139)。その後、ルーチンはステップS03へ戻る。
DOWNキー75eが押された場合(ステップS145)、マイクロコンピュータ81aは、本体を降下させる(ステップS141)。その後、ルーチンはステップS03へ戻る。
なお、図示していないが、本体制御回路81が、処理終了からの時間を計測するタイマ部を有しており、タイマ部が、処理終了から所定時間が経過したことを計測したときに、マイクロコンピュータ81aが、本体部を昇降範囲の最上部に上昇させて床面を開放するようにしてもよい。また、その際、マイクロコンピュータ81aは、本体部が前記最上端付近の所定高さに達した後に本体部を節電モードに移行させてもよい。
また、節電モード中に節電モードキー75bが押された場合、マイクロコンピュータ81aは、前記復帰要求の受信に応じて本体部を節電モードから復帰させる。このとき、本体部を昇降範囲の最上部に位置させたままにしてもよいが、所定の高さに降下させてもよい。例えば、画像形成装置がプリンタとしてよりもコピーとして頻繁に使用される場合に、予め使用者が操作し易い高さに本体部を降下させて待機させればよい。この場合、本体部が昇降範囲の最上部から、所定の高さに降下するまでの間に本体部が節電モードからの復帰を完了することが好ましい。
待機中に、プリントジョブの要求を受けた場合(ステップS29)、あるいはファックス印刷ジョブの要求を受けた場合(ステップS31)、ルーチンは、ステップS39へ進む。マイクロコンピュータ81aは、本体を第1の高さに位置させたままで要求された印刷処理を開始する(ステップS39)。
印刷中、マイクロコンピュータ81aは、紙詰まりの発生がないかチェックする(ステップS41)。また、用紙切れが発生しないかチェックする(ステップS47)。そして、印字の終了を待つ(ステップS55)。
前記ステップS41で紙詰まりと判断した場合、ルーチンはステップS43へ進む。マイクロコンピュータ81aは、使用者が紙詰まりを除去し易い第9の高さに本体を昇降させる(ステップS43)。紙詰まりが除去されたら(ステップS45)、本体を第1の高さへ上昇させて印刷処理を再開する(ステップS53)。その後、ルーチンはステップS103へ進む。
また、前記ステップS47で用紙切れと判断した場合、ルーチンはステップS49へ進む。マイクロコンピュータ81aは、使用者がシートを補給し易い第6の高さに本体を昇降させる(ステップS43)。シートが補給されたら(ステップS51)、本体を第1の高さへ上昇させて印刷処理を再開する(ステップS53)。その後、ルーチンはステップS103へ進む。
印字処理が終了したら、マイクロコンピュータ81aは、使用者が排紙トレイからシートを取り出し易い第5の高さに本体を昇降させる(ステップS119)。シートが取り出されたら(ステップS121)、本体を第1の高さへ上昇させて待機する(ステップS123)。ルーチンはステップS03へ進む。
前述のステップS23でジョブ開始指示を受けたら、ルーチンは、図14のステップS83へ進む。マイクロコンピュータ81aは、原稿の読取処理を開始する(ステップS83)。原稿搬送装置17を使用して原稿を読み取るとき、マイクロコンピュータ81aは、原稿詰まりの発生がないかチェックする(ステップS85)。そして、原稿読み取りの終了を待つ(ステップS93)。ただし、原稿台19を使用して原稿を読み取る場合は、原稿詰まりのチェックを行わないようにすればよい。
原稿読み取り中に原稿詰まりが発生した場合、ルーチンはステップS87へ進む。マイクロコンピュータ81aは、使用者が原稿を除去し易い第10の高さに本体を昇降させる(ステップS87)。原稿が除去されたら(ステップS89)、原稿をセットし易い第2の高さに本体を昇降させ、原稿の読み取り処理を再開する(ステップS91)。
原稿搬送装置17を使用している場合、読取が終了したら、マイクロコンピュータ81aは、排出された原稿を原稿排紙トレイ36から取り出し易い第11の高さに昇降させる(ステップS95)。原稿が取り出されたら(ステップS97)、ルーチンはステップS99へ進み、実行中のジョブがコピージョブか、それ以外のジョブ、即ちスキャナジョブもしくはファックス送信ジョブかを判断する。
なお、原稿台を使用する場合、読み取りが終了したらルーチンをステップS99へ進めるようにすればよい。
ステップS99で、コピージョブ以外のジョブの場合、マイクロコンピュータ81aは、本体を第1の高さに上昇させて(ステップS101)、待機させる。ルーチンは、ステップS03へ進む。
一方、コピージョブの場合、ルーチンはステップS103へ進み、印刷ジョブの終了を待つ。ステップS103〜S123は、プリンタジョブおよびファックス印刷ジョブのステップS41〜S63の各ステップに対応するものである。マイクロコンピュータ81aは、紙詰まり、用紙切れをチェックしつつ印刷処理の終了を待つ。印刷処理が終了し、排紙トレイからシートが取り出されたら、本体を第1の高さに上昇させて、待機させる。
最後に、前述した実施の形態の他にも、この発明について種々の変形例があり得ることは明らかである。そのような変形例は、この発明の特徴及び範囲に属さないと解釈されるべきものではない。本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更とが含まれることが意図される。
この発明の電子機器の一例としてのプリンタの外観を示す斜視図である。 図1の本体1が昇降する様子を示す説明図である。 この発明の電子機器の異なる一例としてのプリンタの外観を示す斜視図である。 図3の本体1が昇降する様子を示す説明図である。 図1の支柱3とナット5の詳細を示す説明図である。 図3の支柱3とナット5の詳細を示す説明図である。 この発明の電子機器のさらに異なる一例としての画像形成装置を示す断面図である。 図7に示す操作パネル67の詳細を示す説明図である。 この発明に係る操作リモコンの一例を示す説明図である。 図7の本体1の昇降制御に関連する各部の電気的な構成を示すブロック図である。 図10のマイクロコンピュータ81aが実行する昇降動作の処理手順を示す第1のフローチャートである。 図10のマイクロコンピュータ81aが実行する昇降動作の処理手順を示す第2のフローチャートである。 図10のマイクロコンピュータ81aが実行する昇降動作の処理手順を示す第3のフローチャートである。 図10のマイクロコンピュータ81aが実行する昇降動作の処理手順を示す第4のフローチャートである。 図10のマイクロコンピュータ81aが実行する昇降動作の処理手順を示す第5のフローチャートである。
符号の説明
1 本体
1a スキャナ
1b プリンタ
3 支柱
5 ナット
7 脚部
9 昇降駆動モータ
10 昇降ホームポジションセンサ
11 床
13 天井
15 連結部材
16 走査光学系
17 原稿搬送装置
18 CCD読取りユニット
19 原稿台
24 光源ランプ
30 原稿トレイ
30a 原稿トレイセンサ
35 密着型イメージセンサ
36 原稿排紙トレイ
36a 原稿排紙トレイセンサ
40 シート搬送部
41 除電器
42 クリーニング器
44 転写器
45 帯電器
46 レーザー書き込みユニット
46b ポリゴンミラー
46c f−θレンズ
47 現像器
47a トナー容器
47b トナー補給センサ
48 感光体ドラム
49 定着器
50 給紙搬送路
51,52,53 給紙カセット
55 再供給ユニット
56 再給紙搬送路
57 本体排紙ローラ
60 後処理装置
61 ステープラー
63 本体排紙トレイ
65a、65b 排紙トレイ
67 操作パネル
69 液晶表示部
70 操作キー
70a スタートキー
70b テンキー
75 操作リモコン
75a 電源キー
75b 節電モードキー
75c UPキー
75d 停止キー
75e DOWNキー
75f コピーキー
75g スキャナキー
75h ファックスキー
75i 用紙補給キー
75j トナー補給キー
75k 排出用紙取り出しキー
81 本体制御回路
81a、83a マイクロコンピュータ
81b、83b ROM
81c、83c RAM
81d、83d 入力回路部
81e、83e 出力回路部
81f ネットワークI/F部
81g ファックスI/F部
83 昇降制御回路
85 ドライバ回路
87 ユーザ情報記憶部
91 受信部
92 原稿載置センサ
93 原稿通過センサ
94 シート通過センサ
95 排紙トレイセンサ
96 シート補給センサ
97 トナー補給ドアセンサ
98 保守用ドアセンサ

Claims (9)

  1. 床面に対して垂直方向に立設される複数の支柱部と、
    各支柱部に沿って昇降可能に係合する係合部材と、
    各係合部材に支持されるとともに原稿の読取処理を伴わずにあるいは伴って、シートへの印刷処理を行うために複数の動作を行う本体部と、
    本体部を係合部材と共に昇降させるための昇降駆動部と、
    外部の機器と通信するための通信インターフェイス部と、
    本体部の動作に応じて昇降駆動部を制御する制御部とを備え、
    前記支柱部は、部屋の天井面付近の所定高さにまで本体部を上昇させ得る長さを有し、
    前記制御部は、電源投入後に前記本体部を前記所定高さまで上昇させ、外部の機器から送信された印刷処理の要求に応答して前記所定高さで印刷処理を開始し、紙詰まり、用紙切れ、印刷完了の事象を契機に本体部をユーザが操作する操作高さに降下させ、ユーザの操作終了を契機に前記本体部を前記所定高さまで上昇させるよう制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、待機中の本体部の消費電力を低減しあるいは本体部への通電を実質的に遮断する節電モードに前記本体部を移行させかつ移行後の節電モードから本体部が動作可能な状態へ復帰させるよう制御し、節電モードへの移行要求があったとき、その移行要求に応答して前記本体部を前記所定高さに上昇させると共に本体部を節電モードに移行させ、復帰要求があったときその復帰要求に応答して節電モードから復帰させると共に前記本体部をユーザが操作する操作高さに降下させるよう制御する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 本体部が、所定位置にセットされた原稿を読み取る読取部と、
    使用者が読取部を使用する旨の要求を外部から受信する読取要求受信部とを有し、
    前記制御部が、受信した読取要求に応じて使用者が所定位置に原稿をセットし易いよう予め定められた高さに本体部を昇降させる請求項1記載の画像形成装置。
  4. 本体部が、印刷されたシートを排出するシート排出部を有し、
    前記制御部が、シートの排出に応じて排出されたシートを使用者が取り出し易いよう予め定められた高さに本体部を昇降させる請求項1記載の画像形成装置。
  5. 本体部が、印刷用のシートを積載するシート積載部と、
    シート積載部のシートの有無を検知するシート補給センサとを有し、
    前記制御部が、シート補給センサがシート積載部にシートがないことを検知したことに応じてシート積載部へ使用者がシートを補給し易いよう予め定められた高さに本体部を昇降させる請求項1記載の画像形成装置。
  6. 本体部が、複数のシート積載部と各シート積載部に対応するシート補給センサとを有し、
    前記制御部が、シートを補給すべきシート積載部に応じた高さに本体部を昇降させる請求項記載の画像形成装置。
  7. 本体部が、シートを搬送するシート搬送部と、シート搬送部での紙詰まりを検知する紙詰まりセンサとを有し、
    前記制御部が、前記紙詰まりセンサが紙詰まりを検知したことに応じて使用者が紙詰まりを除去し易いよう予め定められた高さに本体部を昇降させる請求項1記載の画像形成装置。
  8. 本体部が、印刷用のトナーを供給するトナー供給部と、トナー供給部へのトナー補給の必要を検出するトナー補給センサとを有し、
    前記制御部が、トナー補給センサがトナー補給の必要を検出したことに応じて使用者がトナー供給部へのトナー補給を行い易いよう予め定められた高さに本体部を昇降させる請求項1記載の画像形成装置。
  9. 本体部が、作業者による保守作業を必要とする画像形成部と、画像形成部の保守作業を開始する旨の要求を取得する保守要求検知部とを有し、
    前記制御部が、前記要求を取得したことに応じて作業者が保守作業をし易いよう予め定められた高さに本体部を昇降させる請求項1記載の画像形成装置。
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