JP2002142052A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002142052A
JP2002142052A JP2000335872A JP2000335872A JP2002142052A JP 2002142052 A JP2002142052 A JP 2002142052A JP 2000335872 A JP2000335872 A JP 2000335872A JP 2000335872 A JP2000335872 A JP 2000335872A JP 2002142052 A JP2002142052 A JP 2002142052A
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JP2000335872A
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English (en)
Inventor
Shinobu Kishi
岸  忍
Kenji Izumiya
賢二 泉宮
Tadayuki Ueda
忠行 植田
Hidefumi Nishikawa
英史 西川
Hiroyuki Maruyama
宏之 丸山
Takaharu Okutomi
隆治 奥富
Tomohito Ogata
智史 小片
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿読取装置と画像形成装置本体とが別体に
なった画像形成装置において、車椅子に乗った操作者が
使用する場合に、原稿読取装置を操作しやすい高さに移
動可能な画像形成装置を提供する。 【解決手段】 画像形成装置本体の上方に別体で原稿読
取装置を配置した画像形成装置において、前記上方の第
1位置に配置した原稿読取装置を、画像形成装置本体を
正面より見て横方向に移動後、前記画像形成装置本体の
左側面または右側面の近傍に沿って下降した第2位置に
移動可能な読取装置可動台と、前記原稿読取装置を前記
第1位置と第2位置に移動可能に前記読取装置可動台を
駆動制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする画
像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置に係わ
り、さらに詳しくは、画像形成装置本体の上方に別体で
原稿読取装置が配置された画像形成装置に関し、特に、
原稿読取装置を所定の高さに移動して車椅子に乗った操
作者が使用することを考慮した画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置等のOA機器におい
ては、健常者の操作性の観点からその適性高さは地上か
ら90cmから100cm程度であるとされている。こ
れは身長150cm程度以上の人が立位にて原稿のセッ
トや操作キーの操作がしやすいように設計されているた
めである。しかし、車椅子を使用している人等の特別な
制約をもった操作者にとって、その高さは操作性の悪い
ものとなってしまう。オフィスのフロアーに設置されて
共同使用されるタイプの装置は健常者の操作性のみを考
慮した高さとなっているため、その操作は困難なもので
あった。
【0003】そこで、複写機等の画像形成装置をボタン
操作で昇降させる昇降装置を具備することにより、画像
形成装置の高さを可変なものとし、健常者にも、車椅子
を使用している身体に障害をもつ者等の操作条件の異な
る人々にも操作性のよい画像形成装置が提案されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複写機
等の画像形成装置は重く、画像形成装置を昇降するには
大きな駆動装置が必要であり大きな駆動力を必要とす
る。また、重い画像形成装置を上昇させると、装置の重
心が上部に移動し不安定となり、地震等で転倒しやすく
なる。また、画像形成装置の内部下方には一般に複数の
給紙カセットが配置されているが、画像形成装置を上昇
下降させると、給紙カセットの設置スペースを圧迫して
給紙カセットの数が少なくなるという問題もある。
【0005】第1の発明の目的は、画像形成装置本体の
上方に別体で原稿読取装置を配置した画像形成装置にお
いて、車椅子に乗った操作者が使用する場合には、画像
形成装置本体を固定のままで、軽量な原稿読取装置のみ
を操作しやすい高さに移動可能にした画像形成装置を提
供することにある。
【0006】第2の発明の目的は、画像形成装置本体の
上方に別体で原稿読取装置を配置した画像形成装置にお
いて、車椅子に乗った操作者が使用する場合には、画像
形成装置本体を固定のままで、軽量な原稿読取装置のみ
を操作しやすい高さに移動可能で、さらに、付加装置の
活用が可能な画像形成装置を提供することにある。
【0007】第3の発明の目的は、画像形成装置本体の
上方に別体で原稿読取装置を配置した画像形成装置にお
いて、車椅子に乗った操作者が使用する場合には、画像
形成装置本体を固定のままで、軽量な原稿読取装置のみ
を操作しやすい高さに移動可能で、さらに、車椅子に乗
った操作者が正面を向いて操作し易い画像形成装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の発明の目的は
下記の手段により達成できる。
【0009】(1)画像形成装置本体の上方に別体で原
稿読取装置を配置した画像形成装置において、前記上方
の第1位置に配置した前記原稿読取装置を、前記画像形
成装置本体を正面より見て横方向に移動後、前記画像形
成装置本体の左側面または右側面の近傍に沿って下降し
た第2位置に移動可能な読取装置可動台と、前記原稿読
取装置を前記第1位置と前記第2位置に移動可能に前記
読取装置可動台を駆動制御する制御手段と、を備えたこ
とを特徴とする画像形成装置。
【0010】上記第2の発明の目的は下記の手段により
達成できる。 (2)画像形成装置本体の上方に別体で原稿読取装置を
配置した画像形成装置において、左側面または右側面の
下方に付加装置を設けた前記画像形成装置本体と、前記
画像形成装置本体の上方の第1位置に配置した前記原稿
読取装置を、前記画像形成装置本体を正面より見て横方
向に移動後、前記画像形成装置本体の前記付加装置の配
置された側面の近傍に沿って前記付加装置の上方近傍に
下降した第2位置に移動可能な読取装置可動台と、前記
原稿読取装置を前記第1位置と前記第2位置に移動可能
に前記読取装置可動台を駆動制御する制御手段と、を備
えたことを特徴とする画像形成装置。
【0011】上記第3の発明の目的は下記の手段により
達成できる。 (3)画像形成装置本体の上方に別体で原稿読取装置を
配置した画像形成装置において、左側面または右側面の
下方に操作者の作業空間領域を設けた前記画像形成装置
本体と、前記画像形成装置本体の上方の第1位置に配置
した前記原稿読取装置を、前記画像形成装置本体を正面
より見て横方向に移動後、前記画像形成装置本体の前記
作業空間領域を設けた側面の近傍に沿って前記作業空間
領域の上方近傍に下降した第2位置に移動可能な読取装
置可動台と、前記原稿読取装置を前記第1位置と前記第
2位置に移動可能に前記読取装置可動台を駆動制御する
制御手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
【0012】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)第1実施形態に
係わる画像形成装置について図面を参照して説明する。
図1は健常者が使用する場合の第1実施形態の画像形成
装置の配置構成を示す正面図、図2は車椅子使用者が使
用する場合の第1実施形態の画像形成装置の配置構成を
示す正面図、図3は操作部と可動操作部の配置構成例を
示す平面図、図4は主動作の手順を示すフローチャート
である。
【0013】図1、図2、図3に示すように、10Aは
画像形成装置であり、画像形成装置10Aは、原稿読取
装置20A、画像形成装置本体30Aおよび読取装置可
動台40Aで構成されている。
【0014】原稿読取装置20Aは、原稿をセットして
読み取る装置であり、複数の原稿を自動的に読取る機能
も有する。原稿読取装置20Aは画像形成装置本体の上
方の第1の位置と、画像形成装置本体の右側面の近傍に
沿って下降した第2位置に移動可能となっている。ま
た、21は操作部で、図3に示す215はタッチパネル
であり、複写枚数設定211、濃度設定212、記録紙
サイズ設定213等を選択可能になっている。これらの
ON、OFF信号はCPUに送り込み画像形成装置を制
御する。
【0015】画像形成装置本体30Aは、原稿を読み取
ったデータに基づき画像を形成する本体である。画像形
成装置本体の内部下方に複数の給紙カセットを配置して
いる。可動操作部31は、原稿読取装置を第1位置から
第2位置または第2位置から第1位置に移動指示を出
す。図3に示す311は第1の位置にある原稿読取装置
を横方向に移動させ、さらに下降させて第2の位置に移
動させる操作ボタンである。312は第2の位置にある
原稿読取装置を上昇させ、さらに横方向に移動して第1
の位置に戻す操作ボタンである。313は警告ランプ
で、障害物がある場合に知らせる。これらのON、OF
F信号はCPUに送り込み画像形成装置を制御する。
【0016】次に、読取装置可動台40Aは原稿読取装
置20Aを載置する。読取装置可動台40Aは、上方の
第1位置に配置した原稿読取装置を、画像形成装置本体
を正面より見て横方向に移動後、前記画像形成装置本体
の右側面の近傍に沿って下降した第2位置に移動可能に
する。
【0017】41は横移動機構であり、411は横移動
機構のうち固定された基台部分であり、412は読取装
置可動台の横移動部である。横移動機構41の内部構造
に関しては既存の技術であるのでその詳細は省略する
が、本実施形態では電動式のものを用いている。他に油
圧式、エヤー式等を用いることができる。また、横移動
機構41には所定位置で停止するように図示しない位置
センサが用いられている。位置センサの信号がCPUに
伝えられ、その信号により所定の位置で停止できる構成
になっている。
【0018】42は昇降機構であり、横移動部412に
は昇降機構42の基体部分も兼ねている。422は昇降
機構の昇降部分である。昇降機構42の内部構造に関し
ては既存の技術であるのでその詳細は省略するが、本実
施形態では電動式のものを用いている。他に油圧式、エ
ヤー式等を用いることができる。昇降機構42には所定
位置で停止するように図示しない位置センサが用いられ
ている。位置センサの信号がCPUに伝えられ、その信
号により所定の位置で停止できる構成になっている。
【0019】制御手段は、原稿読取装置20Aを第1位
置と第2位置に移動可能に読取装置可動台40Aを駆動
制御する。また、制御手段は読取装置可動台40Aや原
稿読取装置20Aが移動の際に障害物がある場合には移
動を禁止するように制御する。また、制御手段は原稿読
取装置により原稿の読み取り中は原稿読取装置の移動を
禁止し、原稿読取装置20Aの移動中は少なくとも複写
枚数、複写倍率を選択可能な操作部21からの各種入力
を禁止するように制御する。
【0020】障害物検知手段は原稿読取装置および読取
装置可動台の移動範囲に障害物があるかどうか検知す
る。障害物検知手段である障害物検知センサ61、62
の内部構造に関しては既存の技術であるのでその詳細は
省略するが、本実施形態では光学的に光を障害物に照射
し、その反射光で検知するものを用いている。他に障害
物に触れたときの押力により検知する感圧センサー等を
用いることができる。なお、障害物境界線70(図1)
は障害物の進入を禁止する領域の境界線を示している。
【0021】次に、画像形成装置の動作について、図4
のフローチャートを中心に図1から図3を参照して説明
する。なお、Sは各処理のステップを表すものとする。
【0022】最初に、原稿読取装置20Aを移動させる
操作ボタン311がONしているかどうかチェックし、
ONしていれば次のステップS02に移動し、OFFで
あっればこれを繰り返す(S01)。ONしていれば原
稿を読み取り中であるかチェックし、YESであればこ
こで終了し原稿読取装置20Aの移動動作を禁止する。
NOであれば次のステップに移動する(S02)。読み
取り中でなければ原稿読取装置20Aを横方向に移動を
開始する(S03)。ここで障害物検知センサ61によ
り障害物があるかどうか調べ(S04)、障害物がなけ
れば移動し、障害物があれば移動を停止する(S0
8)。障害物がなければ、原稿読取装置20Aが横方向
に所定位置まで移動したかどうかチェック(S05)
し、終了していなければスッテプS03の前に戻り、終
了していれば、原稿読取装置20Aを下降(縦)方向に
移動させる(S06)。ここで、障害物検知センサ62
により障害物があるか調べ(S07)、障害物があれば
動作を停止し、障害物がなければ、下降(縦)方向に移
動が終了したかどうかチェックし、終了していなければ
スッテプS06の前に戻る(S09)。以上により、原
稿読取装置20Aが第2の位置に移動し、車椅子使用者
が使用できる状態になる。
【0023】なお、原稿読取装置20Aは実施形態では
複数の原稿を自動的に読取る機能を有したが、無くても
よい。また、実施形態では画像形成装置本体30Aの右
側面に読取装置可動台40Aを配置したが、画像形成装
置本体30Aの左側面に配置してもよい。
【0024】以上により、健常者が使用する場合は画像
形成装置本体30Aの上方に原稿読取装置20Aを配置
(第1の位置)して使用し、車椅子に乗った操作者が使
用する場合に、原稿読取装置20Aを操作しやすい高さ
(第2の位置)に移動して使用できる。
【0025】(第2実施形態)第2実施形態に係わる画
像形成装置について図面を参照して説明する。
【0026】図5は健常者が使用する場合の第2実施形
態の画像形成装置の配置構成を示す正面図、図6は車椅
子使用者が使用する場合の第2実施形態の画像形成装置
の配置構成を示す正面図である。なお、第1実施形態と
機構的に同じ部分はその説明を一部省略する。
【0027】図5、図6に示すように、10Bは画像形
成装置であり、画像形成装置10Bは、原稿読取装置2
0B、画像形成装置本体30Bおよび読取装置可動台4
0Bで構成されている。
【0028】原稿読取装置20Bは、原稿をセットして
画像を読み取る装置であるが、複数の原稿を自動的に読
取る機能は有していない。その他は原稿読取装置20A
と同様である。
【0029】画像形成装置本体30Bは、原稿を読み取
ったデータに基づき画像を形成する本体である。右側面
の下方に付加装置50を設けている。
【0030】付加装置50は画像形成装置本体30Bの
右側面の下方に設けている。この実施形態では付加装置
50は、転写紙である用紙を多量にセットできる外付け
給紙カセットである。この外付け給紙カセットは画像形
成装置本体30Bの内部に設けた給紙カセット30の近
くに形成しており、画像形成装置本体30Bと機構的に
望ましい位置にあり、また、原稿読取装置20Bを車椅
子に乗った操作者が使用しやすい位置に移動しても外付
け給紙カセットに当たることはない。
【0031】次に、読取装置可動台40Bは原稿読取装
置20Bを載置する台である。読取装置可動台40Bは
画像形成装置本体30Bの上方の第1位置に配置した原
稿読取装置20Bを、画像形成装置本体30Bを正面よ
り見て横方向に移動後、下降した第2位置に移動可能に
する。なお、原稿読取装置20Bは画像形成装置本体3
0Bの側面の近傍に配置した付加装置50の上方近傍に
下降する。
【0032】制御手段は原稿読取装置20Bを第1位置
と第2位置に移動可能に読取装置可動台40Bを駆動制
御する。その他は第1実施形態と同様であるので省略す
る。
【0033】なお、原稿読取装置は実施形態では複数の
原稿を自動的に読取る機能を有してもよい。また、実施
形態では画像形成装置本体30Bの右側面に読取装置可
動台40Bと付加装置50を配置したが、画像形成装置
本体30Bの左側面に配置してもよい。また、付加装置
50は給紙カセットに限定されるものではなく、例え
ば、予備の転写紙である用紙、補給トナー、装置の取扱
説明書等の収納ケースとしてもよい。
【0034】以上により、健常者が使用する場合は画像
形成装置本体の上方に原稿読取装置を配置して使用し、
車椅子に乗った操作者が使用する場合に、原稿読取装置
を操作しやすい高さに移動して使用できる。さらに、付
加装置の活用が可能となる。
【0035】(第3実施形態)第3実施形態に係わる画
像形成装置について図面を参照して説明する。
【0036】図7は健常者が使用する場合の第3実施形
態の画像形成装置の配置構成を示す正面図、図8は車椅
子使用者が使用する場合の第3実施形態の画像形成装置
の配置構成を示す正面図である。なお、第1実施形態と
機構的に同じ部分はその説明を一部省略する。
【0037】図7、図8に示すように、10Cは画像形
成装置であり、画像形成装置10Cは、原稿読取装置2
0C、画像形成装置本体30Cおよび読取装置可動台4
0Cで構成されている。
【0038】原稿読取装置20Cは、原稿をセットして
画像を読み取る装置であるが、複数の原稿を自動的に読
取る機能は有していない。その他は原稿読取装置20A
と同様である。
【0039】画像形成装置本体30Cは、原稿を読み取
ったデータに基づき画像を形成する本体である。右側面
の下方に作業空間領域51(図8)を設けている。
【0040】作業空間領域51は画像形成装置の右側面
の下方に設けた車椅子使用者のための作業の空間領域で
ある。車椅子に乗った操作者が車椅子に座った状態で、
両足部分をこの作業空間領域51に入れて、正面より作
業できる。なお、原稿読取装置20Cの高さは、画像形
成装置本体30Cの高さに比べ、非常に小さいので、仮
に、原稿読取装置20Cの上面を画像形成装置本体30
Cの上面と同じ高さにしても、原稿読取装置20Cの下
方には、車椅子に乗った操作者が車椅子に座った状態
で、両足部分を入れるスペースを確保できる。
【0041】次に、読取装置可動台40Cは原稿読取装
置20Cを載置する。読取装置可動台40Cは画像形成
装置本体30Cの上方の第1位置に配置した原稿読取装
置20Cを、画像形成装置本体30Cを正面より見て横
方向に移動後、画像形成装置本体30Cの側面の近傍に
沿って下降した第2位置に移動可能にする。読取装置可
動台40Cは作業空間領域51の上方近傍で停止する。
【0042】制御手段は原稿読取装置20Cを第1位置
と第2位置に移動可能に読取装置可動台40Cを駆動制
御する。その他は第1実施形態と同様であるので省略す
る。
【0043】なお、原稿読取装置は実施形態では複数の
原稿を自動的に読取る機能を有してもよい。
【0044】以上により、健常者が使用する場合は画像
形成装置本体の上方に原稿読取装置を配置して使用し、
車椅子に乗った操作者が使用する場合に、原稿読取装置
を操作しやすい高さに移動して使用できる。さらに、車
椅子に乗った操作者が正面を向いて操作し易くできる。
【0045】なお、各実施形態では、既存の原稿読取装
置と既存の画像形成装置本体をベースに改造を加え、専
用の読取装置可動台を設けることにより、本発明の画像
形成装置を容易に制作することができる。
【0046】
【発明の効果】以上のように構成したので下記のような
効果を奏する。
【0047】請求項1に記載の発明によれば、画像形成
装置本体の上方に別体で原稿読取装置を配置した画像形
成装置において、原稿読取装置を第1位置と第2位置に
移動可能に読取装置可動台を駆動制御するので、車椅子
に乗った操作者が使用する場合に、原稿読取装置を操作
しやすい高さに移動可能な画像形成装置を提供できる。
【0048】請求項2に記載の発明によれば、画像形成
装置本体の上方に別体で原稿読取装置を配置した画像形
成装置において、左側面または右側面の下方に付加装置
を設けた画像形成装置本体と、画像形成装置本体の上方
に配置した原稿読取装置を第1位置と第2位置に移動可
能に読取装置可動台を駆動制御するので、車椅子に乗っ
た操作者が使用する場合に、原稿読取装置を操作しやす
い高さに移動可能で、さらに、側面に付加装置を設ける
ことができる画像形成装置を提供できる。例えば大容量
の用紙がセットできる給紙カセットを設けると便利であ
る。
【0049】請求項3に記載の発明によれば、画像形成
装置本体の上方に別体で原稿読取装置を配置した画像形
成装置において、左側面または右側面の下方に操作者の
作業空間領域を設けた画像形成装置本体と、画像形成装
置本体の上方の配置した原稿読取装置を第1位置と第2
位置に移動可能に読取装置可動台を駆動制御するので、
車椅子に乗った操作者が使用する場合に、原稿読取装置
を操作しやすい高さに移動可能で、さらに操作者が正面
より操作できる画像形成装置を提供できる。
【0050】請求項4に記載の発明によれば、原稿読取
装置は複数の原稿を自動的に読取る機能を有するので、
操作が簡易で、迅速に原稿読み取りができる。
【0051】請求項5に記載の発明によれば、画像形成
装置本体の内部下方に複数の給紙カセットを配置したの
で、複数の用紙でコピーが可能となる。
【0052】請求項6に記載の発明によれば、原稿読取
装置を第1位置から第2位置、または第2位置から第1
位置に移動指示を出す可動操作部を画像形成装置本体に
設けたので、車椅子に乗った操作者が操作し易い。
【0053】請求項7に記載の発明によれば、原稿読取
装置および読取装置可動台の移動範囲に障害物があるか
どうか検知し、障害物がある場合は移動を禁止するの
で、障害物の衝突を防止できる。
【0054】請求項8に記載の発明によれば、原稿読取
装置により原稿の読み取り中は原稿読取装置の移動を禁
止するので、原稿読み取り品質の低下を防止できる。
【0055】請求項9に記載の発明によれば、原稿読取
装置の移動中は少なくとも複写枚数、複写倍率を選択可
能な操作部からの各種入力を禁止するので、原稿読み取
り品質の低下を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】健常者が使用する場合の第1実施形態の画像形
成装置の配置構成を示す正面図である。
【図2】車椅子使用者が使用する場合の第1実施形態の
画像形成装置の配置構成を示す正面図である。
【図3】操作部と可動操作部の配置構成例を示す平面図
である。
【図4】主動作の手順を示すフローチャートである。
【図5】健常者使用状態における第2実施形態の画像形
成装置の配置を示す正面図である。
【図6】車椅子使用者の使用状態における第2実施形態
の画像形成装置の配置を示す正面図である。
【図7】健常者使用状態における第3実施形態の画像形
成装置の配置を示す正面図である。
【図8】車椅子使用者の使用状態における第3実施形態
の画像形成装置の配置を示す正面図である。
【符号の説明】
10A、10B、10C 画像形成装置 20A、20B、20C 原稿読取装置 21 操作部 30A、30B、30C 画像形成装置本体 31 可動操作部 40A、40B、40C 読取装置可動台 50 付加装置 51 作業空間領域 61、62 障害物検知センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西川 英史 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 丸山 宏之 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 奥富 隆治 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 小片 智史 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 Fターム(参考) 2H071 AA60 BA03 DA02 5C062 AA02 AA05 AB16 AD01 AD06 BA00

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置本体の上方に別体で原稿読
    取装置を配置した画像形成装置において、 前記上方の第1位置に配置した前記原稿読取装置を、前
    記画像形成装置本体を正面より見て横方向に移動後、前
    記画像形成装置本体の左側面または右側面の近傍に沿っ
    て下降した第2位置に移動可能な読取装置可動台と、 前記原稿読取装置を前記第1位置と前記第2位置に移動
    可能に前記読取装置可動台を駆動制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 画像形成装置本体の上方に別体で原稿読
    取装置を配置した画像形成装置において、 左側面または右側面の下方に付加装置を設けた前記画像
    形成装置本体と、 前記画像形成装置本体の上方の第1位置に配置した前記
    原稿読取装置を、前記画像形成装置本体を正面より見て
    横方向に移動後、前記画像形成装置本体の前記付加装置
    の配置された側面の近傍に沿って前記付加装置の上方近
    傍に下降した第2位置に移動可能な読取装置可動台と、 前記原稿読取装置を前記第1位置と前記第2位置に移動
    可能に前記読取装置可動台を駆動制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 画像形成装置本体の上方に別体で原稿読
    取装置を配置した画像形成装置において、 左側面または右側面の下方に操作者の作業空間領域を設
    けた前記画像形成装置本体と、 前記画像形成装置本体の上方の第1位置に配置した前記
    原稿読取装置を、前記画像形成装置本体を正面より見て
    横方向に移動後、前記画像形成装置本体の前記作業空間
    領域を設けた側面の近傍に沿って前記作業空間領域の上
    方近傍に下降した第2位置に移動可能な読取装置可動台
    と、 前記原稿読取装置を前記第1位置と前記第2位置に移動
    可能に前記読取装置可動台を駆動制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記原稿読取装置は複数の原稿を自動的
    に読取る機能を有することを特徴とする請求項1、2又
    は3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記画像形成装置本体の内部下方に複数
    の給紙カセットを配置したことを特徴とする請求項1、
    2、3又は4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記原稿読取装置を前記第1位置から前
    記第2位置、または前記第2位置から前記第1位置に移
    動指示を出す可動操作部を前記画像形成装置本体に設け
    たことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記
    載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記原稿読取装置および前記読取装置可
    動台の移動範囲に障害物があるかどうか検知する障害物
    検知手段を備え、前記制御手段は障害物がある場合には
    前記原稿読取装置および前記読取装置可動台の移動を禁
    止することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項
    に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記原稿読取装置によ
    り原稿の読み取り中は前記原稿読取装置の移動を禁止す
    ることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記
    載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記原稿読取装置の移
    動中は少なくとも複写枚数、複写倍率を選択可能な操作
    部からの各種入力を禁止することを特徴とする請求項1
    から8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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