JP4490387B2 - 車両用動力伝達装置 - Google Patents

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本発明は、電動機と変速機とを共通の軸心上に順次備えた車両用動力伝達装置に関し、特に、電動機およびエンジンに連結された遊星歯車装置を備えた車両用動力伝達装置に関するものである。
電動機と変速機とを共通の軸心上に順次備え、電動機、遊星歯車装置、および変速機をケーシング内に収容した車両用動力伝達装置が知られている。たとえば、特許文献1に記載されたものがそれである。
これによれば、内燃機関および電動機を駆動源とし、変速機を介して駆動輪を駆動するため、一層、高い動力性能および効率が得られるハイブリッド走行が可能となる。
特開2005−162002号公報
ところで、上記従来の車両用動力伝達装置では、(第2)電動機および変速機が共通のケーシング内に収容されているため、変速機自体或いは変速機に接続される後段の動力伝達用部品が変更された場合は、電動機を含むケーシングを変更する必要があり、部品共通化が困難であった。また、変速機の軸を固定するための別部材を加える必要があり、締結部分が増加してケーシング全体の剛性が低下するおそれがあった。
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、変速機自体或いは変速機に接続される後段の動力伝達用部品が変更された場合でも、電動機を含むケーシングの変更が必要なく、部品共通化が可能な車両用動力伝達装置を提供することにある。
斯かる課題を解決するために、請求項1に係る発明の要旨とするところは、電動機と変速機とを共通の軸心上に順次備え、その電動機および変速機がケーシング内に収容された車両用動力伝達装置において、(a)前記ケーシングは、前記電動機のステータが固定されると共にその電動機のロータを回転可能に支持する内側支持部材とその内側支持部材が嵌め入れられる外側ケ−ス部材とに分割され、(b) 前記内側支持部材は、貫通穴が形成された支持壁を前記変速機側の端部に備えたものであり、(c) 前記変速機の入力軸は、前記支持壁の貫通穴を縦通した状態でその支持壁によって回転可能に支持されており、(d) 前記支持壁は、前記変速機の入力クラッチのクラッチドラムを回転可能に支持するために前記貫通穴の周囲からその変速機側へ突き出す円筒状のセンター支持突部を備え、(e) 前記内側支持部材と前記外側ケ−ス部材との間に円筒状の空間が形成されていることを特徴とする。
また、請求項2に係る発明の要旨とするところは、電動機と、その電動機およびエンジンに連結された遊星歯車装置と、その遊星歯車装置の出力軸に連結された変速機とを共通の軸心上に順次備え、それら電動機、遊星歯車装置、および変速機がケーシング内に収容された車両用動力伝達装置において、(a)前記ケーシングは、前記電動機のステータが固定されると共にその電動機のロータを回転可能に支持する内側支持部材とその内側支持部材が嵌め入れられる外側ケ−ス部材とに分割され、(b) 前記内側支持部材は、貫通穴が形成された支持壁を前記変速機側の端部に備えたものであり、(c) 前記変速機の入力軸は、前記支持壁の貫通穴を縦通した状態でその支持壁によって回転可能に支持されており、(d) 前記支持壁は、前記変速機の入力クラッチのクラッチドラムを回転可能に支持するために前記貫通穴の周囲から変速機側へ突き出す円筒状のセンター支持突部を備え、(e) 前記内側支持部材と前記外側ケ−ス部材との間に円筒状の空間が形成されていることを特徴とする。
また、請求項に係る発明は、請求項1または2に係る発明において、(a) 前記内側支持部材は、前記支持壁と、その支持壁の貫通穴の周囲から前記電動機側へ突き出す円筒状の支持突起とを一体に備え、(b) その円筒状の支持突起は、前記電動機のロータの前記変速機側の端部を回転可能に支持するものであることを特徴とする。
また、請求項に係る発明は、請求項1乃至のいずれか1に係る発明において、前記ケーシングは、前記変速機の後段に設けられるトランスファに連結されるトランスファ連結部を一体に備えたものであることを特徴とする。
また、請求項に係る発明は、請求項1乃至のいずれか1に係る発明において、前記ケーシングは、リヤマウントを介して車体に固定される固定部を一体に備えたものであることを特徴とする。
請求項1に係る発明の車両用動力伝達装置によれば、(a)前記ケーシングは、前記電動機のステータが固定されると共にその電動機のロータを回転可能に支持する内側支持部材とその内側支持部材が嵌め入れられる外側ケ−ス部材とに分割され、(b) 前記内側支持部材は、貫通穴が形成された支持壁を前記変速機側の端部に備えたものであり、(c) 前記変速機の入力軸は、前記支持壁の貫通穴を縦通した状態でその支持壁によって回転可能に支持されており、(d) 前記支持壁は、前記変速機の入力クラッチのクラッチドラムを回転可能に支持するために前記貫通穴の周囲からその変速機側へ突き出す円筒状のセンター支持突部を備え、(e) 前記内側支持部材と前記外側ケ−ス部材との間に円筒状の空間が形成されているものであるので、電動機のステータと電動機のロータとは、一体の部材であるケーシング、支持壁、および円筒状のセンター支持突部により支持されるので、電動機のロータは、電動機のステータに対して高精度で芯出しされ、電動機の回転に伴うノイズが低減される。
請求項2に係る発明の車両用動力伝達装置によれば、(a)前記ケーシングは、前記電動機のステータが固定されると共にその電動機のロータを回転可能に支持する内側支持部材とその内側支持部材が嵌め入れられる外側ケ−ス部材とに分割され、(b) 前記内側支持部材は、貫通穴が形成された支持壁を前記変速機側の端部に備えたものであり、(c) 前記変速機の入力軸は、前記支持壁の貫通穴を縦通した状態でその支持壁によって回転可能に支持されており、(d) 前記支持壁は、前記変速機の入力クラッチのクラッチドラムを回転可能に支持するために前記貫通穴の周囲からその変速機側へ突き出す円筒状のセンター支持突部を備え、(e) 前記内側支持部材と前記外側ケ−ス部材との間に円筒状の空間が形成されているものであるので、電動機のステータと電動機のロータとは、一体の部材であるケーシング、支持壁、および円筒状のセンター支持突部により支持されるので、電動機のロータは、電動機のステータに対して高精度で芯出しされ、電動機の回転に伴うノイズが低減される。
また、請求項にかかる発明の車両用動力伝達装置によれば、(a) 前記内側支持部材は、前記支持壁と、その支持壁の貫通穴の周囲から前記電動機側へ突き出す円筒状の支持突起とを一体に備え、(b) その円筒状の支持突起は、前記電動機のロータの前記変速機側の端部を回転可能に支持するものであるので、電動機のステータと電動機のロータとは、一体の部材である内側支持部材、支持壁、および円筒状の支持突起により支持されるので、電動機のロータは、電動機のステータに対して高精度で芯出しされ、電動機の回転に伴うノイズが低減される。
また、請求項にかかる発明の車両用動力伝達装置によれば、前記ケーシングは、前記変速機の後段に設けられるトランスファに連結されるトランスファ連結部を一体に備えたものであるので、車両用動力伝達装置が4輪駆動形式であっても、ケーシングおよびそれに収容された電動機および遊星歯車装置が共通に用いられる。
また、請求項にかかる発明の車両用動力伝達装置によれば、前記ケーシングは、リヤマウントを介して車体に固定される固定部を一体に備えたものであるので、リヤマウントで支持する形式のものに対しても、ケーシングおよびそれに収容された電動機および遊星歯車装置が共通に用いられる。
以下、本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例であるハイブリッド車両用の動力伝達装置10を説明する骨子図を含む概念図である。図1において、動力伝達装置10は、エンジン12、およびトランスファーケース14を介して車体に取り付けられる非回転部材としてのケーシング16と、そのケーシング16内において共通の軸心C上にエンジン12側から順次配設された第1電動機M1、動力分配機構18、第2電動機M2、および有段式の自動変速機20とを備えている。この動力伝達装置10は、車両において縦置きされるFR(フロントエンジン・リヤドライブ)型車両に好適に用いられるものであり、走行用の駆動力源としてのエンジン12と一対の駆動輪との間の動力伝達経路に設けられて、エンジン12、第1電動機M1、或いは第2電動機M2の動力を図示しない差動歯車装置(終減速機)および一対の車軸等を順次介して一対の駆動輪へ伝達する。なお、動力伝達装置10はその軸心に対して略対称的に構成されているため、図1の動力伝達装置10を表す部分においてはその下側が省略されている。
動力分配機構18は、エンジン12のクランク軸22からトルク振動吸収のためのダンパ24を介して入力軸26に入力されたエンジン12の出力を機械的に合成し或いは分配する機械的機構であって、エンジン12の出力を第1電動機M1および伝達部材28に分配し、或いはエンジン12の出力とその第1電動機M1の出力とを合成して伝達部材28へ出力する。本実施例の第1電動機M1および第2電動機M2は、発電機能をも有する所謂モータジェネレータであるが、第1電動機M1は反力を発生させるためのジェネレータ(発電)機能を少なくとも備え、第2電動機M2は駆動力を出力するためのモータ(電動機)機能を少なくとも備える。
動力分配機構18は、円筒状或いは管状の第1ロータ支持軸30を介して第1電動機M1の第1ロータRM1に連結されたサンギヤS0と、遊星歯車P0を自転および公転可能に支持し、入力軸26およびダンパ24を介してクランク軸22に連結されたキャリヤCA0、遊星歯車P0を介してサンギヤS0と噛合い且つ伝達部材28およびそれに連結された円筒状或いは管状の第2ロータ支持軸32を介して第2電動機M2の第2ロータRM2に連結されたリングギヤR0とを、3つの回転要素として備える遊星歯車装置から構成されている。
この動力分配機構18においては、サンギヤS0、キャリヤCA0、リングギヤR0はそれぞれ相互に相対回転可能な差動状態とされることから、エンジン12の出力が第1電動機M1と伝達部材28とに分配され、第1電動機M1に分配されたエンジン12の出力で第1電動機M1が発電され、その発電された電気エネルギや蓄電されていた電気エネルギで第2電動機M2が回転駆動されるので、例えば無段変速状態とされて、エンジン12の所定回転に拘わらず伝達部材28の回転が連続的に変化させられる。すなわち、動力分配機構18が、電気的にその変速比γ0(入力軸26の回転速度/伝達部材28の回転速度)が最小値γ0min から最大値γ0max まで変化させられる差動状態例えば変速比γ0が最小値γ0min から最大値γ0max まで連続的に変化させられる電気的な無段変速機として機能することが可能である。
自動変速機20は、複数の遊星歯車装置、すなわちシングルピニオン型の第1遊星歯車装置34およびシングルピニオン型の第2遊星歯車装置36を備えた前進4速および後進1速の有段式変速機である。第1遊星歯車装置34は、第1サンギヤS1、第1遊星歯車P1、その第1遊星歯車P1を自転および公転可能に支持する第1キャリヤCA1、第1遊星歯車P1を介して第1サンギヤS1と噛み合う第1リングギヤR1を備えている。第2遊星歯車装置36は、第2サンギヤS2、第2遊星歯車P2、その第2遊星歯車P2を自転および公転可能に支持する第2キャリヤCA2、第2遊星歯車P2を介して第2サンギヤS2と噛み合う第2リングギヤR2を備えている。
自動変速機20では、伝達部材28に連結された変速機入力軸40と動力が出力される変速機出力軸42とが設けられている。第2サンギヤS2は、第1クラッチC1を介して変速機入力軸40に選択的に連結される。第1キャリヤCA1は、第2クラッチC2を介して変速機入力軸40に選択的に連結されるとともに、第2リングギヤR2に連結され、さらに第2ブレーキB2を介して非回転部材である変速機ケース54に選択的に連結される。第1サンギヤS1は、第3クラッチC3を介して変速機入力軸40に選択的に連結されるとともに、第1ブレーキB1を介して変速機ケース54に選択的に連結される。第1リングギヤR1と第2キャリヤCA2と変速機出力軸42とは相互に一体的に連結されている。
上記第1クラッチC1、第2クラッチC2、第3クラッチC3、第1ブレーキB1、および第2ブレーキB2は、従来の車両用自動変速機においてよく用いられている油圧式摩擦係合装置と同様に構成されたものであって、互いに重ねられた複数枚の摩擦板が油圧アクチュエータにより押圧される湿式多板型や、回転するドラムの外周面に巻き付けられた1本または2本のバンドの一端が油圧アクチュエータによって引き締められるバンドブレーキなどにより構成され、それが介在する両側の部材を選択的に連結する。
前記ケーシング16は、軸心C方向において3分割された構造のアルミダイキャスト部品であって、図2の縦断面図に詳しく示すように、ダンパ24および第1電動機M1を収容し、一(前)端部がエンジン12に図示しないボルトの螺合により着脱可能に連結される筒状の第1電動機ケース50と、動力分配機構18および第2電動機M2を収容し、一(前)端部が第1電動機ケース50の他(後)端部に図示しないボルトの螺合により着脱可能に連結される筒状の第2電動機ケース52と、自動変速機20を収容し、一(前)端部が第2電動機ケース52の他(後)端部にボルト56の螺合により着脱可能に連結される筒状の変速機ケース54とから構成されている。変速機ケース54の第2電動機M2側に開く開口58の開口縁部には、外周側へ突き出す厚肉フランジ状の連結部60が形成されるとともに、その連結部60に軸心方向に貫通して設けられた連結ボス穴62が形成されており、その連結ボス穴62を通したボルト56が第2電動機ケース52に螺合されることにより変速機ケース54が第2電動機ケース52に締結されている。
上記第1電動機ケース50の内周面には、第1電動機M1のステータSM1が固定されている。第1電動機ケース50は、その一(前)端部側においてボルト64により固定された蓋状の第1支持壁66を着脱可能に備えるとともに、その他端部側において第2支持壁68を一体に備えている。それら第1支持壁66および第2支持壁68は、第1電動機M1の第1ロータRM1が固定された第1ロータ支持軸30の両端部を一対のベアリング70、72を介して回転可能に支持している。この第1ロータ支持軸30は管状の軸であるので、その第1ロータ支持軸30の内側において入力軸26が縦通され且つ第1ロータ支持軸30の内周面によって一対のベアリング74、76を介して相対回転可能に支持されている。また、上記第2支持壁68には、第1ロータ支持軸30の回転角度を検出するためのレゾルバ78が設けられている。
上記第2電動機ケース52の内周面には、第2電動機M2のステータSM2が固定されている。第2電動機ケース52は、その一(前)端部側において図示しないボルトにより固定された蓋状の第3支持壁80を着脱可能に備えるとともに、その他(後)端部側において第4支持壁82を一体に備えている。それら第3支持壁80および第4支持壁82は、第2電動機M2の第2ロータRM2が固定された第2ロータ支持軸32の両端部を一対のベアリング84、86を介して回転可能に支持している。この第2ロータ支持軸32は管状の軸であるので、その第2ロータ支持軸32の内側において、伝達部材28の一部およびそれに一体的に連結された変速機入力軸40が相対回転可能に縦通されている。
上記第3支持壁80には、第2ロータ支持軸32の回転角度を検出するためのレゾルバ88と、油圧ポンプ90とが設けられている。また、上記第4支持壁82には、その中央部に形成された貫通穴92と、その貫通穴92の周囲から第2電動機M2側へ突き出す円筒状の支持突起94と、その貫通穴92の周囲から変速機20側へ突き出す円筒状のセンター支持突部96とが設けられている。第4支持壁82は、第1支持壁66、第2支持壁68、および第3支持壁80よりも厚肉に構成されて高強度とされており、大きな荷重を支持することができるようになっている。上記支持突起94の先端部には、第2ロータ支持軸32を支持するベアリング86が装着され、第4支持壁82の貫通穴92と変速機入力軸40との間にはその変速機入力軸40を支持するためのベアリング98が介在させられ、センター支持突部96は、後述のように、自動変速機20の入力クラッチの1つである第3クラッチC3のクラッチドラムを回転可能に支持している。
上記変速機ケース54は、変速機20の後段に設けられるトランスファケース14に連結されるために変速機出力軸42の先端方向に向かって開口するトランスファ連結部100を一体に備え、円筒状のセンター支持突部96内を縦通する変速機入力軸40の一部と、その軸端に一体的に連結された中間軸102と、ベアリング104を介して変速機ケース54により回転可能に支持された変速機出力軸42の一部と、変速機20を構成するためにそれらに連結され、装着され、或いは変速機ケース54に装着された各要素を収容する。それらの要素は、図2では図示が困難であるため省略され、図3に詳しく示されている。
図3において、変速機入力軸40には、第1クラッチC1の第1クラッチドラム106が連結されているとともに、第3クラッチC3の第3クラッチドラム108がセンター支持突部96の外周面に相対回転可能に嵌合されたスリーブ110を介して連結されている。上記第1クラッチドラム106の内側には第1クラッチピストン112が摺動可能に嵌め入れられており、上記第3クラッチドラム108の内周側には、第3クラッチピストンを兼ねた第2クラッチドラム114が摺動可能に嵌め入れられており、第2ピストン116がその第2クラッチドラム114の内周側に摺動可能に嵌め入れられている。
第1クラッチC1の複数枚の第1クラッチ摩擦要素118は、第1クラッチドラム106と中間軸102に連結された第1クラッチハブ120との間に設けられており、その中間軸102の中間部には第2サンギヤS2がスプライン嵌合されているので、第1クラッチピストン112が第1クラッチ摩擦要素118を押圧すると、第2サンギヤS2は第1クラッチC1を介して変速機入力軸40に連結されるようになっている。
第2クラッチC2の複数枚の第2クラッチ摩擦要素122は、第2クラッチドラム114と第1キャリヤCA1に連結された第2クラッチハブ124との間に設けられており、第2クラッチピストン116がその第2クラッチ摩擦要素122を押圧すると、第1キャリヤCA1は第2クラッチC2を介して変速機入力軸40に連結されるようになっている。その第1キャリヤCA1は円筒状部材126を介して第2リングギヤR2と連結されているとともに、一方向クラッチOWCを介して変速機ケース54の内壁面と連結されている。第2ブレーキB2の複数枚の第2ブレーキ摩擦要素128は上記円筒状部材126と変速機ケース54の内壁面との間に設けられており、変速機ケース54の内壁面に設けられた第2ブレーキピストン130がその第2ブレーキ摩擦要素128を押圧すると、第1キャリヤCA1および第2リングギヤR2が非回転状態とされるようになっている。
第3クラッチC3の第3クラッチ摩擦要素132は、第3クラッチドラム108と第1サンギヤS1に連結された第3クラッチハブ134との間に設けられており、第3クラッチピストン(第2クラッチドラム)114がその第3クラッチ摩擦要素132を押圧すると、第1サンギヤS1は第3クラッチC3を介して変速機入力軸40に連結されるようになっている。第1ブレーキB1の複数枚の第1ブレーキ摩擦要素136は上記第3クラッチハブ134と変速機ケース54の内壁面との間に設けられており、変速機ケース54の内壁面に設けられた第2ブレーキピストン138がその第1ブレーキ摩擦要素136を押圧すると、第1サンギヤS1が非回転状態とされるようになっている。
前記変速機ケース54の下部に位置する下部壁140には、オイルパン142によって塞がれることにより油密な空間を形成するための凹所144が形成されている。上記油密な空間内には、変速機20の変速段を制御する変速用油圧制御回路を構成するための電磁制御弁146およびバルブボデー148、ストレーナ150等が収容されている。
上述のように、本実施例の車両用動力伝達装置10のケーシング16は、第2電動機M2および動力分配機構(遊星歯車装置)18を収容する第2電動機ケース52と、変速機20を収容してその第2電動機ケース52の端部に連ねられた状態で連結される変速機ケース54とから構成され、その第2電動機ケース52は貫通穴92が形成された第4支持壁(支持壁)82を変速機ケース54側の端部に備えたものであり、変速機入力軸40は、第4支持壁82の貫通穴92を縦通した状態でその第4支持壁82によって回転可能に支持されており、その第4支持壁82は、変速機20の第3クラッチ(入力クラッチ)の第3クラッチドラム108等を回転可能に支持するために貫通穴92の周囲からその変速機20側へ突き出す円筒状のセンター支持突部96を備えるものであるので、変速機20自体やその変速機20の後段に連結される動力伝達部材の変更があれば、それに対応して変速機ケース54を変更することにより、第1電動機ケース50や第2電動機ケース52の変更は必要がなく、部品共通化が可能な車両用動力伝達装置10が得られる。
また、本実施例の車両用動力伝達装置10の変速機ケース54は、第2電動機ケース52に対向する開口58の開口縁部において外周側へ突き出す厚肉の連結部60を備え、その連結部60に軸心方向に貫通して設けられた連結ボス穴62を通したボルト56の螺合により第2電動機ケース52に締結されることから、第2電動機ケース52の変速機ケース54とは反対側には第1電動機ケース50を介してエンジン12が連結されていることが前提とされる場合に、サイズの異なる変速機ケース54を容易に組み付けることができるとともに、高い作業性が得られる。
また、本実施例の車両用動力伝達装置10の第2電動機ケース52は、第4支持壁82と、その第4支持軸82の貫通穴92の周囲から第2電動機M2側へ突き出す円筒状の支持突起94とを一体に備え、その円筒状の支持突起94は、第2電動機M2のロータRM2の変速機20側の端部を回転可能に支持するものであるので、第2電動機M2のステータSM2とロータRM2とは、一体の部材である第2電動機ケース54、第4支持壁82、および円筒状の支持突起94により支持されるので、第2電動機M2のロータRM2は、ステータSM2に対して高精度で芯出しされ、第2電動機M2の回転に伴うノイズが好適に低減される。
また、本実施例の車両用動力伝達装置10の変速機ケース54は、変速機20の後段に設けられるトランスファ14に連結されるトランスファ連結部100を一体に備えたものであるので、車両用動力伝達装置10が4輪駆動形式であっても、第1電動機ケース50および第2電動機ケース52とそれに収容された第1電動機M1、動力分配機構18、第2電動機M2などが共通に用いられる。
また、本実施例の車両用動力伝達装置10のケーシング16は、第1電動機ケース50と第2電動機ケース52と変速機ケース54とに分割されているため、アルミダイキャストで代表される鋳造が容易となり、製造コストが低減される。
次に、本発明の他の実施例を説明する。なお、以下の説明において実施例相互に共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
図4、図5、図6は前述の実施例の図2にそれぞれ対応する図である。これら図4、図5、図6にそれぞれ示される実施例は、変速機ケース54或いはそれに加えて第2電動機ケース52の形状が相違する他は、前述の実施例と同様に構成されているので、それと同様の効果が得られるようになっている。
図4の実施例は、2輪駆動車両に用いられる車両用動力伝達装置10を示しているので、変速機出力軸42には、プロペラシャフトに連結するための継手152が装着されている。本実施例の変速機ケース54はトランスファ14に連結するためのトランスファ連結部100を一体に備えておらず、それに替えて、シャーシのクロスメンバ154に設けられたリヤマウント156に支持させるためにそれに固定されるためのリヤマウント支持部158が一体に形成されている。このリヤマウント支持部158は、ボルト160によってリヤマウント156に固定されるようになっている。本実施例の車両用動力伝達装置10の変速機ケース54は、リヤマウント156を介して車体に固定されるリヤマウント支持部158を一体に備えたものであるので、リヤマウント156で支持する形式のものに対しても、第2電動機ケース52およびそれに収容された第2電動機M2および動力分配機構(遊星歯車装置)18が共通に用いられる。
図5の実施例は、4輪駆動車両に用いられる車両用動力伝達装置10を示しており、第2電動機ケース52が後方に延設された載置部162を一体に備えるとともに、その載置部162上に変速機ケース54が載置された状態でその第2電動機ケース52にボルト56により固定されるようになっている。本実施例の変速機ケース54は、図2、図4の実施例に比較して、上記載置部162に相当する部分が小さく形成されている。
図6の実施例は、4輪駆動車両に用いられる車両用動力伝達装置10を示している。本実施例の変速機ケース54はトランスファ連結部100およびリヤマウント支持部158を一体に備えており、変速機ケース54はリヤマウント156に固定されると共に、トランスファ14にも連結されるようになっている。本実施例の車両用動力伝達装置10の変速機ケース54は、リヤマウント156を介して車体に固定されるリヤマウント支持部158を一体に備えたものであるので、リヤマウント156で支持する形式のものに対しても、第2電動機ケース52およびそれに収容された第2電動機M2および動力分配機構(遊星歯車装置)18が共通に用いられる。
図7、図8、図9、図10、図11は、第2電動機M2のロータRM2のステータSM2に対する心出し精度を格段に高めるための第2電動機ケース52内の構造をそれぞれ示している。
図7の実施例は、第2電動機ケース52の内周部が外周部から分割されたものと考えることができる。第2電動機ケース52は、円筒状の周壁部170と第4支持壁82とから成る有底円筒状の内側支持部材172と、その内側支持部材172が嵌め入れられる外側ケース部174とから構成されており、その内側支持部材172の開口には、それを塞ぐようにボルト176により第3支持壁80が固定されると同時に、そのボルト176と第4支持壁82を貫通するボルト177とにより、内側支持部材172が外側ケース部174に固定されている。上記外側ケース部174の内周壁のうち内側支持部材172の底部付近を除いて周壁部170の径よりも所定値だけ大きく形成されており、周壁部170と外側ケース部174との間には円筒状の空間178が形成されている。
本実施例によれば、内側支持部材172の周壁部170の内周面には第2電動機M2のステータSM2が固着されており、その内側支持部材172に一体の第4支持壁82の貫通穴92の周囲から第2電動機M2側へ突き出した94によって第2電動機M2のロータRM2が回転可能に支持されているので、ロータRM2のステータSM2に対する高い心出し精度が得られ、ノイズの発生が抑制される。また、上記円筒状の空間178が第2電動機M2の外周に設けられるため、ステータSM2の振動が外側ケース部174へ伝達されることが抑制され、一層ノイズが低減される。
図8の実施例は、図7の実施例と同様に、第2電動機ケース52の内周部が外周部から分割されたものと考えることができる。第2電動機ケース52は、円筒状の周壁部170と第4支持壁82とから成る有底円筒状の内側支持部材172と、その内側支持部材172が嵌め入れられる外側ケース部174とから構成されており、その内側支持部材172の開口には、それを塞ぐようにボルト176により第3支持壁80が固定されると同時に、そのボルト176の友締めにより内側支持部材172が外側ケース部174に固定されている。上記外側ケース部174の内周壁のうち内側支持部材172の底部付近を除いて周壁部170の径よりも所定値だけ大きく形成されており、周壁部170と外側ケース部174との間には円筒状の空間178が形成されている。
本実施例によれば、図7の実施例と同様の効果が得られるのに加えて、ボルト177が不要となり、組立て工数および組立てコストが低減される。
図9の実施例は、図7の実施例と同様に、第2電動機ケース52の内周部が外周部から分割されたものと考えることができる。第2電動機ケース52は、円筒状の周壁部170と第4支持壁82とから成る有底円筒状の内側支持部材172と、その内側支持部材172が嵌め入れられる外側ケース部174とから構成されており、その内側支持部材172の開口には、それを塞ぐようにボルト176により第3支持壁80が固定されると同時に、第4支持壁82を貫通するボルト177により内側支持部材172が外側ケース部174に固定されている。上記外側ケース部174の内周壁のうち内側支持部材172の底部付近を除いて周壁部170の径よりも所定値だけ大きく形成されており、周壁部170と外側ケース部174との間には円筒状の空間178が形成されている。
本実施例によれば、図7の実施例と同様の効果が得られるのに加えて、内側支持部材172の外周面のうち、軸芯方向の2箇所において周壁部170の内周面と嵌合しているので、一層高い嵌合精度が得られる。
図10の実施例は、第2電動機ケース52の内周面にステータSM2が固着されるとともに、第2電動機ケース52が第4支持壁82を一体に備え、その第4支持壁82の貫通穴92の周囲から第2電動機M2側へ突き出した94によって第2電動機M2のロータRM2が回転可能に支持されているので、ロータRM2のステータSM2に対する高い心出し精度が得られ、ノイズの発生が抑制される。
図11の実施例は、第2電動機ケース52の内周面にステータSM2が固着されるとともに、第2電動機ケース52が第4支持壁82を一体に備え、その第4支持壁82の貫通穴92の周囲から第2電動機M2側へ突き出した94によって第2電動機M2のロータRM2が回転可能に支持されているので、図10の実施例と同様の効果が得られる。また、変速機ケース54の連結部60に形成された連結ボス穴62を通り、第2電動機ケース52を軸心方向に形成された連結穴179を通り、且つ第3支持壁80を貫通する長手ボルト180が第1電動機ケース50に螺合されることによって、第2電動機ケース52および変速機ケース54が第1電動機ケース50に連結される。
本実施例では、第2電動機ケース52の変速機ケース54側の端面に、その変速機ケース54の開口縁と嵌合する環状の嵌合突起182が設けられているとともに、第3支持壁80の外周部には、第1電動機ケース50の開口縁と嵌合する環状の嵌合突起184と第2電動機ケース52の開口縁と嵌合する環状の嵌合突起186とが設けられているので、第1電動機ケース50、第2電動機ケース52、変速機ケース54が高い精度で相互の心出しがなされる利点がある。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はその他の態様においても適用される。
例えば、前述の実施例の動力伝達装置10の動力分配機構18では、キャリヤCA0がエンジン12に連結され、サンギヤS0が第1電動機M1に連結され、リングギヤR0が伝達部材28に連結されていたが、それらの連結関係は、必ずしもそれに限定されるものではなく、エンジン12、第1電動機M1、伝達部材28は、動力分配機構18を構成する遊星歯車装置の3要素CA1、S1、R1のうちのいずれと連結されていても差し支えない。
また、前述の実施例では、エンジン12は入力軸26と同心で連結されていたが、例えばギヤ、ベルト等を介して作動的に連結されておればよく、共通の軸心上に配置される必要もない。
また、前述の動力分配機構18には、そのサンギヤS0とキャリヤCA0とを選択的に連結する切換クラッチC0が設けられていてもよいし、そのサンギヤS0とキャリヤCA0とに替えて、サンギヤS1とリングギヤR1との間や、キャリヤCA1とリングギヤR1との間を選択的に連結するものであってもよい。また、キャリヤCA0を第1電動機ケース50等の非回転部材に選択的に連結する切換ブレーキB0が設けられていてもよい。
また、変速機ケース54には、種々の目的で変形が加えられ得るものである。
また、前述の実施例の動力分配機構18は、1組の遊星歯車装置から構成されていたが、2以上の遊星歯車装置から構成されて、定変速状態では3段以上の変速機として機能するものであってもよい。
また、前述の実施例では、2つの第1遊星歯車装置34および第2遊星歯車装置36を有する自動変速機20が備えられていたが、1つの遊星歯車装置を有する減速機構が備えられていてもよいし、3以上の遊星歯車装置を有する変速装置が備えられてもよい。要するに、自動変速機の構造は前述の実施例の自動変速機20のものに限定されず、遊星歯車装置の数や、変速段数、およびクラッチC、ブレーキBが遊星歯車装置のどの要素と選択的に連結されているかなどに特に限定はない。
なお、上述したのはあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することができる。
本発明の一実施例であるハイブリッド車両用の動力伝達装置を説明する骨子図および概念図である。 図1の実施例の動力伝達装置の構成を説明する縦断面図である。 図2の変速機の構成を詳細に説明するために拡大して示す要部縦断面図である。 本発明の他の実施例の変速機ケースの構成を説明する図であって、図2に相当する図である。 本発明の他の実施例の変速機ケースの構成を説明する図であって、図2に相当する図である。 本発明の他の実施例の変速機ケースの構成を説明する図であって、図2に相当する図である。 本発明の他の実施例の第2電動機ケース内の構成を説明する図である。 本発明の他の実施例の第2電動機ケース内の構成を説明する図である。 本発明の他の実施例の第2電動機ケース内の構成を説明する図である。 本発明の他の実施例の第2電動機ケース内の構成を説明する図である。 本発明の他の実施例の第2電動機ケース内の構成を説明する図である。
符号の説明
10:車両用動力伝達装置
18:動力分配機構(遊星歯車装置)
20:自動変速機(変速機)
50:第1電動機ケース(電動機ケース)
52:第2電動機ケース(電動機ケース)
54:変速機ケース
82:第4支持壁(支持壁)
92:貫通穴
96:センター支持突部
M2:第2電動機

Claims (5)

  1. 電動機と変速機とを共通の軸心上に順次備え、該電動機および変速機がケーシング内に収容された車両用動力伝達装置において、
    前記ケーシングは、前記電動機のステータが固定されると共に該電動機のロータを回転可能に支持する内側支持部材と該内側支持部材が嵌め入れられる外側ケ−ス部材とに分割され、
    前記内側支持部材は、貫通穴が形成された支持壁を前記変速機側の端部に備えたものであり、
    前記変速機の入力軸は、前記支持壁の貫通穴を縦通した状態で該支持壁によって回転可能に支持されており、
    前記支持壁は、前記変速機の入力クラッチのクラッチドラムを回転可能に支持するために前記貫通穴の周囲から該変速機側へ突き出す円筒状のセンター支持突部を備え、
    前記内側支持部材と前記外側ケ−ス部材との間に円筒状の空間が形成されていることを特徴とする車両用動力伝達装置。
  2. 電動機と、該電動機およびエンジンに連結された遊星歯車装置と、該遊星歯車装置の出力軸に連結された変速機とを共通の軸心上に順次備え、該電動機、遊星歯車装置、および変速機がケーシング内に収容された車両用動力伝達装置において、
    前記ケーシングは、前記電動機のステータが固定されると共に該電動機のロータを回転可能に支持する内側支持部材と該内側支持部材が嵌め入れられる外側ケ−ス部材とに分割され、
    前記内側支持部材は、貫通穴が形成された支持壁を前記変速機側の端部に備えたものであり、
    前記変速機の入力軸は、前記支持壁の貫通穴を縦通した状態で該支持壁によって回転可能に支持されており、
    前記支持壁は、前記変速機の入力クラッチのクラッチドラムを回転可能に支持するために前記貫通穴の周囲から該変速機側へ突き出す円筒状のセンター支持突部を備え、
    前記内側支持部材と前記外側ケ−ス部材との間に円筒状の空間が形成されていることを特徴とする車両用動力伝達装置。
  3. 前記内側支持部材は、前記支持壁と、該支持壁の貫通穴の周囲から前記電動機側へ突き出す円筒状の支持突起とを一体に備え、
    該円筒状の支持突起は、前記電動機のロータの前記変速機側の端部を回転可能に支持するものである請求項1または2の車両用動力伝達装置。
  4. 前記ケーシングは、前記変速機の後段に設けられるトランスファに連結されるトランスファ連結部を一体に備えたものである請求項1乃至のいずれか1の車両用動力伝達装置。
  5. 前記ケーシングは、リヤマウントを介して車体に固定される固定部を一体に備えたものである請求項1乃至のいずれか1の車両用動力伝達装置。
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