JP2000190749A - 車両用駆動装置 - Google Patents

車両用駆動装置

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JP2000190749A
JP2000190749A JP10373859A JP37385998A JP2000190749A JP 2000190749 A JP2000190749 A JP 2000190749A JP 10373859 A JP10373859 A JP 10373859A JP 37385998 A JP37385998 A JP 37385998A JP 2000190749 A JP2000190749 A JP 2000190749A
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oil pump
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transmission
electric motor
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JP10373859A
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Atsushi Tabata
淳 田端
Yutaka Taga
豊 多賀
Takatsugu Ibaraki
隆次 茨木
Masashi Nakamura
誠志 中村
Masaya Amano
正弥 天野
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動機をオイルポンプと変速機構との間に配
置した車両用駆動装置の組み付け性および低廉化を図る
ことを目的とする。 【解決手段】 動力源ら動力が入力される流体伝動装置
2の出力側に動力源によって駆動されるオイルポンプ4
が配置されるとともに、そのオイルポンプ4を挟んで流
体伝動装置2とは反対側に電動機5が連結され、その電
動機5の出力側に変速機構6が連結され、流体伝動装置
2のケース10と歯車変速機構のケース8との間に電動
機ケース9が配置されるとともに、その電動機ケース9
の内部に電動機5が収容され、かつその電動機5におけ
る回転子30の回転方向での位置を検出する検出器2
8,33が電動機ケース9の内部に取り付けられ、さら
にその電動機ケース9に電動オイルポンプ44と弁機構
45とを含む油圧ユニットが取り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両の走行のた
めの駆動装置に関し、特に内燃機関などの第1の動力源
とモータ・ジェネレータなどの電気的な第2の動力源
と、変速機およびオイルポンプとを備えた駆動装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】最近では、道路周辺の環境のみならず地
球環境の点からも内燃機関を動力源とした車両の排ガス
を可及的に低減することが望まれるようになってきてい
る。このような要請に鑑みて、内燃機関は燃費や排ガス
についての条件の良い場合に駆動し、内燃機関の運転条
件が悪い場合には、電動機を駆動して走行し、さらに制
動時に吸収するべき運動エネルギを再利用する形で回収
するように構成した駆動装置が開発されている。その例
は、内燃機関と発電機能を備えた電動機(すなわちモー
タ・ジェネレータ)とを動力源としたハイブリッド車や
エンジンを動力源とした駆動装置にモータ・ジェネレー
タを補助的に追加設置したいわゆるエコラン車などであ
る。
【0003】後者のモータ・ジェネレータあるいはこれ
に類する電動機器を搭載した車両の一例が、特開平5−
24447号公報に記載されている。この公報に記載さ
れた駆動装置は、ロックアップクラッチ付きトルクコン
バータをエンジンに連結するとともに、そのトルクコン
バータの出力側に電動機および発電機として機能する誘
導機を連結して配置し、その誘導機の動力の伝達方向で
下流側に歯車変速部を連結して構成されている。その歯
車変速機部は、従来一般の自動変速機と同様な構成であ
って、油圧によって動作する摩擦係合装置を備えている
とともに、そのための油圧装置が歯車変速部の下側に取
り付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の公報に記載され
た装置における誘導機は、走行のために常用できる程度
に大きい容量を持ったものではなく、その点では付加的
な装置であるが、この誘導機がトルクコンバータと歯車
変速部との間に配置されているので、一般的な車両用の
自動変速機とはその点で大きく異なっている。言い換え
れば、駆動系統の主な構成要素であるトルクコンバータ
や歯車変速部の構成は、その機能の点で特に変更を要す
るものではないが、トルクコンバータと歯車変速部との
間に誘導機が介在することにより、全体としての構成
は、一般的な自動変速機とは異なったものなる。
【0005】上記従来の装置は、誘導機を設けることに
より、エネルギ効率や燃費の向上を図ることができる
が、一般的な自動変速機の構成におけるトルクコンバー
タと歯車変速部との間に誘導機を介在させているので、
既存の駆動装置とは構成が異なったものとなり、そのた
めにまったく新規な構成として設計・製造するとした場
合、生産コストの高いものとなる可能性がある。またそ
うした場合、トルクコンバータや歯車変速部の仕様ごと
に異なる駆動装置を造ることになり、その点でも生産コ
ストが高くなり、さらには生産性の悪いものとなる可能
性がある。そして、上記の公報に記載された装置では、
誘導機によって走行慣性エネルギを回収し、あるいは駆
動力を補助するように構成しているが、そのための装置
として誘導機に替わる電動機を使用する場合には、それ
に伴う付加的な装置を更に設置することになるもののそ
の配置や構造については特に考慮された構成になってい
ない。
【0006】この発明は、上記の事情を背景としてなさ
れたものであり、低コスト化を図ることができ、また生
産性の良好な駆動装置を提供することを目的とするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段およびその作用】上記の目
的を達成するために、請求項1の発明は、動力源から動
力が入力される流体伝動装置の出力側に前記動力源によ
って駆動されるオイルポンプが配置されるとともに、そ
のオイルポンプを挟んで前記流体伝動装置とは反対側に
電動機が連結され、その電動機の出力側に変速機構が連
結された車両用駆動装置において、前記流体伝動装置の
ケースと変速機構のケースとの間に電動機ケースが配置
されるとともに、その電動機ケースの内部に前記電動機
が収容され、かつその電動機における回転子の回転方向
での位置を検出する検出器が電動機ケースの内部に取り
付けられ、さらにその電動機ケースに電動オイルポンプ
とその電動オイルポンプで発生させた油圧を前記オイル
ポンプに連通した油路に導く弁機構とを含む油圧ユニッ
トが取り付けられていることを特徴とするものである。
【0008】したがって請求項1の発明では、前記動力
源に対して補助的な動力源およびエネルギの回生手段と
なる電動機と、この電動機を設けることに付随する電動
オイルポンプや弁機構が、電動機を収容するケースを介
して一体化される。すなわち電動機や前記油圧ユニット
が、流体伝動装置や変速機構に組み込まれる構成ではな
いので、これらが、流体伝動装置と変速機構との間に配
置される構成であっても、既存の流体伝動装置や変速機
構に対して共通して取り付けることができる。また、電
動機およびこれに関連する機器が一体化されているの
で、流体伝動装置や変速機構に対して容易に組み付ける
ことができる。
【0009】また、請求項2の発明は、内燃機関の出力
側に流体伝動装置が連結されるとともに、その流体伝動
装置の出力側に前記内燃機関によって駆動されるオイル
ポンプが配置され、さらにそのオイルポンプを挟んで前
記流体伝動装置とは反対側に電動機と変速機構とが順に
連結された車両用駆動装置において、前記電動機の回転
子の回転方向での位置を検出して検出信号を出力する検
出器が、前記電動機と変速機構との間に配置されている
ことを特徴とするものである。
【0010】したがって請求項2の発明では、電動機と
変速機構との機能や特性さらには構造が異なっていて互
いに独立した構成部材であるから、これら両者の間に
は、動力の伝達のための回転軸が存在する程度であっ
て、両者の間にスペースを設けやすい。そして、前記検
出器がこのスペースを設けやすい箇所に配置されている
ので、スペースの有効利用を図って全体としての構成を
小型でかつコンパクトなものとしやすく、さらには、検
出器から信号を出力するワイヤーなどの配置あるいは取
り回しが容易になる。
【0011】
【発明の実施の形態】つぎにこの発明を図に示す具体例
に基づいて説明する。図1はこの発明を適用した駆動装
置の一例を示しており、第1の動力源である内燃機関
(エンジン)1の出力側に、流体伝動装置であるトルク
コンバータ(TC)2が接続されている。このトルクコ
ンバータ2は、車両用の自動変速機に組み込まれている
一般的な構成のものであって、入力側の回転部材(ポン
プインペラもしくはフロントカバー)と出力側の回転部
材(タービンランナ)とを直接連結するロックアップク
ラッチ3を備えている。
【0012】また、このトルクコンバータ2を挟んで内
燃機関1とは反対側にオイルポンプ4が配置されてい
る。このオイルポンプ4は、内燃機関1の出力によって
駆動されるいわゆる機械式オイルポンプであって、トル
クコンバータ2の入力側の回転部材がこのオイルポンプ
4の回転部材に連結されている。さらにこのオイルポン
プ4を挟んでトルクコンバータ2とは反対側にこの発明
の電動機に相当するモータ・ジェネレータ(MG)5が
配置されている。なお、このモータ・ジェネレータ5の
構成の詳細については後述する。
【0013】そしてこのモータ・ジェネレータ5の出力
側に、歯車変速機部6が連結されている。この歯車変速
機部6は、従来の自動変速機における歯車変速装置と同
様な構成であって、例えば複数組の遊星歯車機構を介し
た動力の伝達経路を、クラッチやブレーキなどの油圧に
よって動作する摩擦係合装置によって適宜に設定するこ
とにより複数の変速段を設定するように構成されてい
る。
【0014】その摩擦係合装置および前記トルクコンバ
ータ2に対して油圧を供給・排出するための油圧制御部
7が、歯車変速機部6の外側(下部)に取り付けられて
いる。この油圧制御部7は、一例として、前記オイルポ
ンプ4で発生させた油圧を調圧するためのバルブ、その
調圧レベルをアクセル開度などに基づいて変更する電磁
バルブ、車両の走行状態に応じた変速段を設定するため
に所定の摩擦係合装置に対して油圧を給排するシフトバ
ルブ、そのシフトバルブを切換動作させるための油圧を
発生する電磁バルブ、アキュームレータなどの調圧のた
めの手段などを含み、オイルパン(図示せず)の内部に
収容した状態で歯車変速機部6の下側に取り付けられて
いる。
【0015】上記のモータ・ジェネレータ5の具体的な
構成を説明すると、図2に示すように、モータ・ジェネ
レータ5は、ユニット化されている。すなわち、歯車変
速機部6のケース(以下、仮にATケースと記す)8の
開口端部とほぼ同一外径のケース(以下、仮にMGケー
スと記す)9を備えており、このMGケース9がATケ
ース8に対してインロー嵌合され、かつ図示しないボル
トなどの固定手段で固定連結されている。また、MGケ
ース9の図2における左側の端部にはトルクコンバータ
2のケース(以下、仮にTCケースと記す)10が連結
されている。
【0016】MGケース9の歯車変速機部6側の部分に
は、中心部に貫通孔を有する隔壁部11が、内周面から
中心部に向けて延びており、その隔壁部11の中心部に
は、歯車変速機部6側に突出した円筒状のボス部12が
形成されている。そのボス部12の外周に、歯車変速機
部6におけるクラッチドラム13が回転自在に嵌合して
いる。すなわちそのボス部12がクラッチドラム13の
支持部となっている。またボス部12の内周側には、歯
車変速機部6における入力軸14が挿入されており、ボ
ス部12の内周に嵌合させたブッシュ15によって入力
軸14が回転自在に支持されている。
【0017】これに対して、MGケース9のトルクコン
バータ2側の端部には、オイルポンプ4が取り付けられ
ている。このオイルポンプ4は、従来の自動変速機にお
けるオイルポンプと同様な構成であって、中心部にボス
部16を突設した全体としてほぼ円板状を成すポンプボ
デー17が、MGケース9の開口端にインロー嵌合さ
れ、ボルト18によってMGケース9に固定されてい
る。したがってMGケース9のトルクコンバータ2側の
開口端が、オイルポンプ4によって閉じられている。
【0018】このポンプボデー17の内部には、回転す
ることによってオイルを加圧するギヤなどの回転部材が
収容されており、またこのポンプボデー17のモータ・
ジェネレータ5側の開口部を閉じるようにポンプカバー
19がボルト20によって固定されている。また、ポン
プボデー17のボス部の内周側には、トルクコンバータ
2側から中空状の回転軸21が挿入され、その先端部が
オイルポンプ4における回転部材に一体回転するように
係合している。この回転軸21は、図に示すようにトル
クコンバータ2におけるポンプインペラーシェル22に
一体化された軸であり、したがって内燃機関1の出力が
直接オイルポンプ4に伝達されるようになっている。
【0019】また、この回転軸21の内周側を貫通して
中空状の固定軸23が挿入されており、この固定軸23
の先端部(図2での右側の端部)はポンプカバー19に
一体的に形成したボス部24の端部とほぼ一致し、かつ
そのボス部24の内周面にスプライン嵌合している。な
お、この固定軸23は、トルクコンバータ2におけるス
テータを支持するためのものである。
【0020】トルクコンバータ2の出力軸25が、固定
軸23の内部を貫通してMGケース9の内部に延びてお
り、その出力軸25は固定軸23の内周面に嵌合させた
ブッシュ26によって回転自在に支持されている。ま
た、この出力軸25の先端部はMGケース9における前
記隔壁部11の近傍にまで延びており、その隔壁部11
の内面との間に配置したスラストベアリング27によっ
軸線方向での位置が決められて回転自在に支持されてい
る。さらにこの出力軸25の先端部の内周側に、歯車変
速機部6における入力軸14が挿入され、かつスプライ
ン嵌合している。すなわち出力軸25と入力軸14とが
一体回転するように連結されている。
【0021】さらにトルクコンバータ2における出力軸
25は、モータ・ジェネレータ5におけるロータ軸とな
っており、その出力軸25の外周には、先端側(図2の
右端部側)から順にレゾルバロータ28、カラー29、
ロータ30が嵌合させられている。そのレゾルバロータ
28は出力軸25の段差部に押し付けられた状態で嵌合
され、その段差部に対して反対側にカラー29が嵌合さ
せられており、したがってレゾルバロータ28はそのカ
ラー29と段差部との間に挟みつけられて固定されてい
る。さらにロータ30は、モータ・ジェネレータ5を構
成するものであってこの発明における回転子に相当し、
出力軸25にスプライン嵌合されており、カラー29と
は反対側で出力軸25に取り付けたスナップリング31
によってカラー29との間に挟みつけられて軸線方向に
対して固定されている。そしてこのロータ30と前記ポ
ンプカバー19におけるボス部24の先端部との間、よ
り正確には前記固定軸23の端部との間にスラストベア
リング32が配置されている。結局、ロータ軸である出
力軸25は、一対のスラストベアリング27,32によ
って軸線方向に対して位置決めされ、かつ回転自在に支
持されている。
【0022】レゾルバロータ28の外周側に環状のレゾ
ルバステータ33が配置されている。すなわち前記隔壁
部11には、MGケース9の内部に向けて軸線方向に突
出した円筒状のインロー嵌合部34が形成されており、
そのインロー嵌合部34の内周側にレゾルバステータ3
3がボルト35によって固定されている。なお、ボルト
35が隔壁部11を貫通している貫通孔もしくはレゾル
バステータ33の貫通孔は、円周方向に沿った長孔とし
て形成されており、そのため、レゾルバステータ33の
回転方向での位置を微調整することができるように構成
されている。このレゾルバステータ33に対する信号線
36が前記隔壁部11を貫通して歯車変速機部6側に引
き出され、ATケース8の外周部に取り付けたターミナ
ル37から外部に信号を出力するようになっている。
【0023】すなわち、レゾルバステータ33およびレ
ゾルバロータ28がこの発明における検出器を構成して
おり、そのレゾルバステータ33の回転方向での位置の
調整をその後方側すなわち歯車変速機部6側からおこな
うことができるようになっている。また、これらレゾル
バステータ33およびレゾルバロータ28が、モータ・
ジェネレータ5と歯車変速機部6との間のスペースを有
効利用して配置されるとともに、信号線(ワイヤー)3
6の取り出しが容易な構造となっている。
【0024】ロータ30は、円筒体の外周部に永久磁石
を取り付けた構造であって、このロータ30の外周側
に、鉄心にコイルを巻いた構成のステータ38が配置さ
れている。このステータ38は、MGケース9の内周面
に固定されている。
【0025】モータ・ジェネレータ5は、電力が供給さ
れてロータ30を回転させ、すなわち動力を出力し、ま
たロータ30が外力によって強制的に回転させられるこ
とにより、ステータ38のコイルに起電力が生じるよう
に構成されている。このような電気的な動作によって発
熱するために、MGケース9に冷却装置が設けられてい
る。具体的には、MGケース9の車両への搭載状態での
上側の部分に、その肉部を貫通させてチューブ39が設
けられている。そしてこのチューブ39に水などの冷却
用流体を流すことにより、モータ・ジェネレータ5を冷
却するように構成されている。
【0026】前述したようにモータ・ジェネレータ5
は、オイルポンプ4と歯車変速機部6およびその油圧制
御部7との間に配置されているので、オイルポンプ4と
油圧制御部7とを連通させる油路がMGケース9に形成
されている。すなわちMGケース9の下側の部分の肉部
には、その軸線方向に沿って貫通した油路40が形成さ
れている。そしてこの油路40は、一方でポンプボデー
17に形成されている吸入口41に連通し、他方でAT
ケース8に形成された油路42に連通し、この油路42
を介して油圧制御部7におけるオイルパンの内部に連通
している。すなわちオイルポンプ4は、これらの油路4
2,40を介して油圧制御部7からオイルを吸引し、か
つ加圧して所定の油路に吐出するように構成されてい
る。
【0027】前記モータ・ジェネレータ5は、歯車変速
機部6における入力軸14に連結されているので、内燃
機関1を停止させた状態であってもこのモータ・ジェネ
レータ5によって走行することができる。すなわち車両
が停止する際に内燃機関1を停止させて排ガスを削減
し、同時に燃費を向上させるいわゆるエコラン制御をお
こなうことができる。このような制御に伴って内燃機関
1を停止させた場合、機械式オイルポンプ4も停止して
しまうので、その際の油圧を確保するために、電動オイ
ルポンプおよびそれに関連する油圧制御部が設けられて
いる。すなわちMGケース9の下部外面にオイルパン4
3が取り付けられており、その内部に、電動オイルポン
プ44と、その電動オイルポンプ44から吐出したオイ
ルを、機械式オイルポンプ4から吐出したオイルを調圧
手段に供給する油路に選択的に連通させる切換バルブ4
5が設けられている。この切換バルブ45がこの発明に
おける弁機構に相当する。
【0028】したがって上記の構成では、モータ・ジェ
ネレータ5およびこの発明の検出器に相当するレゾルバ
28,33、冷却装置、ならびに電動オイルポンプ44
および切換バルブ45が、MGケース9に取り付けられ
て一つのユニットとして一体化されている。そしてこの
いわゆるMGユニットの組付けは、以下の手順でおこな
われる。
【0029】先ず、MGケース9にモータ・ジェネレー
タ5のステータ38およびレゾルバステータ33、なら
びに電動オイルポンプ44と切換バルブ45とを組み込
んだオイルパン43を取り付ける。さらに、このMGケ
ース9の内部に、レゾルバロータ28とモータ・ジェネ
レータ5のロータ30とを取り付けた出力軸25を組み
付ける。こうしてMGアッシーを構成し、その状態でレ
ゾルバステータ33の調整をおこなう。このようにして
構成したMGアッシーを、予め組み立てられている歯車
変速機部6に組み付ける。さらにオイルポンプ4ならび
にトルクコンバータ2を組み付けて駆動装置の全体を構
成する。
【0030】上記のモータ・ジェネレータ5は、回生制
動と発進などの際の駆動とに使用され、そのために独自
の制御系統を備えている。その例を図3に示してある。
モータ・ジェネレータ5として固定永久磁石型同期モー
タが採用され、その制御のためにインバータ46を介し
てバッテリ47が接続されている。そして、そのインバ
ータ46およびバッテリ47を制御するための電子制御
装置(コントローラ:MG−ECU)48が設けられて
いる。このモータ・ジェネレータ用電子制御装置47
は、マイクロコンピュータを主体に構成され、入力され
るデータに基づいて演算をおこなって、モータ・ジェネ
レータ5に供給する電流や周波数、モータ・ジェネレー
タ5からバッテリ47に充電する電力などを制御するよ
うに構成されている。
【0031】上記の機械式オイルポンプ4と電動オイル
ポンプ44とは、共に、歯車変速機部6に対する油圧源
となっており、そのための油圧回路が図4に示すように
構成されている。すなわち前述した切換バルブ45は、
2つの入力ポート49,50と1つの出力ポート51と
を備えており、その一方の入力ポート49に機械式オイ
ルポンプ4の吐出口が連通され、また他方の入力ポート
50に電動オイルポンプ44の吐出口が連通されてい
る。さらに油圧制御部7には、ライン圧をスロットル開
度あるいはアクセル開度に応じた圧力に調圧するプライ
マリレギュレータバルブ52が設けられており、このプ
ライマリーレギュレータバルブ52に前記出力ポート5
1が連通されている。
【0032】この切換バルブ45は、各ポート49,5
0,51によって囲われている空間部分に、入力ポート
49,50の内側に押し付けられることによりその入力
ポート49,50を封止するボール53を移動自在に配
置したバルブ機構である。したがっていずれか一方のポ
ンプ4,44の吐出圧が高い場合に、吐出圧の低いポン
プ4,44が接続されている入力ポート49,50の内
側にボール53が押し付けられ、その結果、吐出圧の高
いポンプ4,44から出力ポート51を介してプライマ
リレギュレータバルブ52に油圧を供給するように構成
されている。
【0033】つぎに歯車変速機部6について図5を参照
して説明する。ここに示す例では、前進5段・後進1段
の変速段を設定するように構成されている。すなわち、
モータ・ジェネレータ5側から順に副変速部61と、主
変速部62とが設けられている。その副変速部61は、
いわゆるオーバードライブ部であって1組のシングルピ
ニオン型遊星歯車機構63によって構成され、キャリヤ
64が前記入力軸14に連結され、またこのキャリヤ6
4とサンギヤ65との間に一方向クラッチF0と一体化
クラッチC0 とが並列に配置されている。なお、この一
方向クラッチF0 はサンギヤ65がキャリヤ64に対し
て相対的に正回転(入力軸14の回転方向の回転)する
場合に係合するようになっている。またサンギヤ65の
回転を選択的に止める多板ブレーキB0 が設けられてい
る。そしてこの副変速部61の出力要素であるリングギ
ヤ66が、主変速部62の入力要素である中間軸67に
接続されている。
【0034】したがって副変速部61は、一体化クラッ
チC0 もしくは一方向クラッチF0が係合した状態では
遊星歯車機構63の全体が一体となって回転するため、
中間軸67が入力軸14と同速度で回転し、低速段とな
る。またブレーキB0 を係合させてサンギヤ65の回転
を止めた状態では、リングギヤ66が入力軸14に対し
て増速されて正回転し、高速段となる。
【0035】他方、主変速部62は三組の遊星歯車機構
70,80,90を備えており、それらの回転要素が以
下のように連結されている。すなわち第1遊星歯車機構
70のサンギヤ71と第2遊星歯車機構80のサンギヤ
81とが互いに一体的に連結され、また第1遊星歯車機
構70のリングギヤ73と第2遊星歯車機構80のキャ
リヤ82と第3遊星歯車機構90のキャリヤ92との三
者が連結され、かつそのキャリヤ92に出力軸57が連
結されている。さらに第2遊星歯車機構80のリングギ
ヤ83が第3遊星歯車機構90のサンギヤ91に連結さ
れている。
【0036】この主変速部62の歯車列では後進段と前
進側の四つの変速段とを設定することができ、そのため
のクラッチおよびブレーキが以下のように設けられてい
る。先ずクラッチについて述べると、互いに連結されて
いる第2遊星歯車機構80のリングギヤ83および第3
遊星歯車機構90のサンギヤ91と中間軸67との間に
第1クラッチC1 が設けられ、また互いに連結された第
1遊星歯車機構70のサンギヤ71および第2遊星歯車
機構80のサンギヤ81と中間軸67との間に第2クラ
ッチC2 が設けられている。
【0037】つぎにブレーキについて述べると、第1ブ
レーキB1 はバンドブレーキであって、第1遊星歯車機
構70および第2遊星歯車機構80のサンギヤ71,8
1の回転を止めるように配置されている。またこれらの
サンギヤ71,81(すなわち共通サンギヤ軸)とAT
ケース8との間には、第1一方向クラッチF1 と多板ブ
レーキである第2ブレーキB2 とが直列に配列されてお
り、その第1一方向クラッチF1 はサンギヤ71,81
が逆回転(入力軸14の回転方向とは反対方向の回転)
しようとする際に係合するようになっている。多板ブレ
ーキである第3ブレーキB3 は第1遊星歯車機構70の
キャリヤ72とATケース8との間に設けられている。
そして第3遊星歯車機構90のリングギヤ93の回転を
止めるブレーキとして多板ブレーキである第4ブレーキ
B4 と第2一方向クラッチF2 とがATケース8との間
に並列に配置されている。なお、この第2一方向クラッ
チF2 はリングギヤ93が逆回転しようとする際に係合
するようになっている。
【0038】上述した各変速部61,62の回転部材の
うち出力軸57の回転数を検出する出力軸回転数センサ
69とが設けられている。
【0039】上記の歯車変速機部6では、各クラッチや
ブレーキを図6の作動表に示すように係合・解放するこ
とにより前進5段・後進1段の変速段を設定することが
できる。なお、図6において○印は係合状態、空欄は解
放状態、◎印はエンジンブレーキ時の係合状態、△印は
係合するものの動力伝達に関係しないことをそれぞれ示
す。
【0040】図6に示すP(パーキング)、R(リバー
ス:後進段)、N(ニュートラル)ならびに第1速(1
st)ないし第5速(5th)の各シフト状態は、図示
しないシフト装置のレバーをマニュアル操作することに
より設定される。そのシフトレバーによって設定される
各シフトポジションの配列は、図7に示すとおりであ
り、P(パーキング)ポジション、R(リバース)ポジ
ション、N(ニュートラル)ポジション、D(ドライ
ブ)ポジションが、ここに挙げた順序で車両の前後方向
に沿って配列され、そのDポジションに対して車両の幅
方向に隣接する位置に“4”ポジションが配置され、そ
の“4”ポジションに対して車両後方側に隣接して
“3”ポジションが配置され、さらにこの“3”ポジシ
ョンの位置から車両の斜め後方に“2”ポジションおよ
びLポジションが順に配列されている。
【0041】ここで、Dポジションは車速やアクセル開
度などの車両の走行状態に基づいて前進第1速ないし第
5速を設定するためのポジションであり、また“4”ポ
ジションは、第1速ないし第4速、“3”ポジションは
第1速ないし第3速、“2”ポジションは第1速および
第2速、Lポジションは第1速をそれぞれ設定するため
のポジションである。なお、“3”ポジションないしL
ポジションは、エンジンブレーキレンジを設定するポジ
ションであり、それぞれのポジションで設定可能な変速
段のうち最も高速側の変速段でエンジンブレーキを効か
せるように構成されている。
【0042】また、DポジションないしLポジションの
いずれかをシフトレバーによって選択することにより、
そのポジションに応じた変速段を設定することができる
ようになっている。すなわち、マニュアル操作によって
変速段を設定する変速モードであって、これが前記のス
ポーツモードである。このスポーツモードを選択するス
ポーツモードスイッチ100がインストルメントパネル
もしくはセンターコンソール(それぞれ図示せず)など
に設けられている。このスイッチ100をオン操作した
状態で、シフトレバーをDポジションに設定すると前進
第5速となり、また“4”ポジションに設定すると前進
第4速、“3”ポジションに設定すると前進第3速、
“2”ポジションに設定すると前進第2速、Lポジショ
ンに設定すると前進第1速の各変速段が設定される。
【0043】上記の内燃機関1やモータ・ジェネレータ
5ならびに油圧制御部7さらには電動オイルポンプ44
などの各装置は、車両の状態を示す各種のデータに基づ
いて制御される。例えば図8に示すように、マイクロコ
ンピュータを主体とする総合制御装置(ECU)110
に各種の信号を入力し、その入力された信号に基づく演
算結果を制御信号として出力するようになっている。こ
の入力信号の例を挙げれば、ABS(アンチロックブレ
ーキ)コンピュータからの信号、車両安定化制御(VS
C:商標)コンピュータからの信号、エンジン回転数N
E 、エンジン水温、イグニッションスイッチからの信
号、バッテリSOC(State of Charge:充電状態)、
ヘッドライトのオン・オフ信号、デフォッガのオン・オ
フ信号、エアコンのオン・オフ信号、車速信号、自動変
速機(AT)油温、シフトポジション、サイドブレーキ
のオン・オフ信号、フットブレーキのオン・オフ信号、
触媒(排気浄化触媒)温度、アクセル開度、カム角セン
サからの信号、スポーツシフト信号、車両加速度センサ
からの信号、減速度設定スイッチからの信号、タービン
回転数NT センサからの信号、レゾルバ信号などであ
る。
【0044】また、出力信号の例を挙げると、点火信
号、噴射(燃料の噴射)信号、スタータへの信号、前記
コントローラ48への信号、減速装置への信号、ATソ
レノイドへの信号、ATライン圧コントロールソレノイ
ドへの信号、ABSアクチュエータへの信号、駆動力源
インジケータへの信号、エアコンへの信号、スポーツモ
ードインジケータへの信号、VSCアクチュエータへの
信号、ATロックアップコントロールソレノイドバルブ
への信号、AT電動オイルポンプへの信号などである。
【0045】なお、上述し具体例では、前進5段・後進
1段の変速段を設定する歯車変速機部を備えた車両を例
に採って説明したが、この発明は、上記の具体例に限定
されないのであって、他の有段式変速機部や無段変速機
部を備えた車両を対象とすることができる。
【0046】またここで、この発明における好ましい実
施の態様を列記すれば、以下のとおりである。請求項1
に記載された構成における検出器が、電動機と変速機構
との間に配置されている車両用駆動装置。請求項1に記
載されている電動機が、冷却装置を備えている車両駆動
装置。請求項1の構成における電動機ケースの流体伝動
装置側の端部が、オイルポンプによって閉じられている
車両用駆動装置。請求項1の構成における電動機ケース
の変速機構側の端部に、電動機の半径方向に向けて延び
た隔壁部が形成され、その隔壁部の中心部に電動機の回
転中心軸線を中心にした円筒状のボス部が変速機構に向
けて突出し、そのボス部の内周側で変速機構の入力軸が
回転自在に支持され、かつボス部の外周側に変速機構に
おける回転部材が回転自在に嵌合して支持されている車
両用駆動装置。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、動力源に対して補助的な動力源およびエネルギの
回生手段となる電動機と、この電動機を設けることに付
随する電動オイルポンプや弁機構が、電動機を収容する
ケースを介して一体化されており、すなわち電動機や前
記油圧ユニットが、流体伝動装置や歯車変速機構に組み
込まれる構成ではないので、これらが、流体伝動装置と
歯車変速機構との間に配置される構成であっても、既存
の流体伝動装置や歯車変速装置に対して共通して取り付
けることができ、また、電動機およびこれに関連する機
器が一体化されているので、流体伝動装置や歯車変速機
構に対して容易に組み付けることができる。したがって
この発明によれば、部品の共通化を図ることができ、か
つ組み付け性が良好で、ひいては生産コストの低廉化を
図ることのできる車両用駆動装置を得ることができる。
【0048】また、請求項2の発明では、電動機と変速
機構との機能や特性さらには構造が異なっていてこれら
が互いに独立した構成部材であるから、これら両者の間
には、動力の伝達のための回転軸が存在する程度であっ
て、両者の間にスペースを設けやすい。そして、電動機
の回転子の回転方向での位置を検出する検出器がこのス
ペースを設けやすい箇所に配置されているので、スペー
スの有効利用を図って全体としての構成を小型でかつコ
ンパクトなものとしやすく、さらには、検出器から信号
を出力する信号線(ワイヤー)などの配置あるいは取り
回しが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一例を模式的に示すブロック図で
ある。
【図2】 モータ・ジェネレータのユニット構造を説明
するための部分断面図である。
【図3】 図1に示すモータ・ジェネレータの制御系統
の一例を示すブロック図である。
【図4】 機械式オイルポンプと電動オイルポンプとを
切り換えてプライマリレギュレータバルブに接続するた
めの機構の一例を示す模式図である。
【図5】 図1に示す歯車変速機部のギヤトレーンの一
例を示すスケルトン図である。
【図6】 図1の歯車変速機部の各変速段を設定するた
めのクラッチおよびブレーキの係合・解放を示す図表で
ある。
【図7】 図1の歯車変速機部におけるシフトポジショ
ンの一例を示す配置図である。
【図8】 この発明の一例における総合制御装置におけ
る入出力信号を示す図である。
【符号の説明】 1…エンジン、 2…トルクコンバータ、 4…オイル
ポンプ、 5…モータ・ジェネレータ、 6…歯車変
速機部、 8…ATケース、 9…MGケース、 10
…TCケース、 28…レゾルバロータ、 30…ロー
タ、 33…レゾルバステータ、 38…ステータ、
44…電動オイルポンプ、 45…切換バルブ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 茨木 隆次 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 中村 誠志 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 天野 正弥 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3D039 AB27 AC36 AC39 AC54 AD43 3G093 AA05 AA06 AA07 AA14 AA16 DB00

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動力源から動力が入力される流体伝動装
    置の出力側に前記動力源によって駆動されるオイルポン
    プが配置されるとともに、そのオイルポンプを挟んで前
    記流体伝動装置とは反対側に電動機が連結され、その電
    動機の出力側に変速機構が連結された車両用駆動装置に
    おいて、 前記流体伝動装置のケースと変速機構のケースとの間に
    電動機ケースが配置されるとともに、その電動機ケース
    の内部に前記電動機が収容され、かつその電動機におけ
    る回転子の回転方向での位置を検出する検出器が電動機
    ケースの内部に取り付けられ、さらにその電動機ケース
    に電動オイルポンプとその電動オイルポンプで発生させ
    た油圧を前記オイルポンプに連通した油路に導く弁機構
    とを含む油圧ユニットが取り付けられていることを特徴
    とする車両用駆動装置。
  2. 【請求項2】 内燃機関の出力側に流体伝動装置が連結
    されるとともに、その流体伝動装置の出力側に前記内燃
    機関によって駆動されるオイルポンプが配置され、さら
    にそのオイルポンプを挟んで前記流体伝動装置とは反対
    側に電動機と変速機構とが順に連結された車両用駆動装
    置において、 前記電動機の回転子の回転方向での位置を検出して検出
    信号を出力する検出器が、前記電動機と変速機構との間
    に配置されていることを特徴とする車両用駆動装置。
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