JP4487742B2 - テレビジョン放送受信装置 - Google Patents

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Description

本発明はテレビジョン放送受信装置に関する。
従来から、アンテナを介して受信したテレビジョン(TV)放送信号の電界強度(Signal Strength)やC/N(Carrier/Noise)比等を検出し、TV放送信号の受信状態をユーザに提示するようにしたTV放送受信装置が知られている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。このようなTV放送受信装置によれば、ユーザはTV放送信号の受信状態に応じてアンテナを適切に調整することが可能となる。ま、ATSC A/74規格では、電界強度だけでなく、マルチパスの影響(Effect of Multipath)や、妨害電波の影響(Interference Impairment)をユーザにわかり易く提示するよう求めている。
特開2001−94899号公報 特開2004−179825号公報
しかしながら、TV放送信号の受信状態の良し悪しは、電界強度や、マルチパスの影響、妨害電波の影響等がお互いに影響しあうため、単に、電界強度、マルチパスの影響、及び妨害電波の影響等をユーザに提示するだけでは、ユーザはTV放送信号の受信状態の良し悪しを総合的に判断することが難しかった。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、TV放送信号の受信状態の良し悪しを、ユーザが容易に判断することができるTV放送受信装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、テレビジョン放送信号を受信する受信手段と、前記受信手段で受信したテレビジョン放送信号の電界強度を検出する電界強度検出手段と、前記受信手段で受信したテレビジョン放送信号のD/U(Desired/Undesired)比を検出してマルチパスの影響を検出するD/U比検出手段と、前記受信手段で受信したテレビジョン放送信号のC/N(Carrier/Noise)比を検出して妨害電波の影響を検出するC/N比検出手段と、前記電界強度検出手段により検出した電界強度、前記D/U比検出手段により検出したD/U比、及び前記C/N比検出手段により検出したC/N比をユーザに提示する受信信号品質提示手段と、を備えたテレビジョン放送受信装置において、前記受信手段により受信したテレビジョン放送信号の受信状態の良し悪しを総合評価するために用いられ、電界強度、D/U比、及びC/N比の各値の組み合わせについて、テレビジョン放送信号の受信状態の良し悪しを示す総合評価値が割り振られた受信状態評価テーブルを記憶する受信状態評価テーブル記憶手段と、前記受信状態評価テーブルの電界強度、D/U比、及びC/N比の各値の組み合わせに対応して決定された、テレビジョン放送信号の受信状態、及び/又は、該受信状態の改善方法をユーザに説明するための複数のメッセージを含むメッセージテーブルを記憶するメッセージテーブル記憶手段と、前記電界強度検出手段により検出した電界強度、前記D/U比検出手段により検出したD/U比、及び前記C/N比検出手段により検出したC/N比に基づいて、前記受信状態評価テーブルを参照して前記受信手段により受信したテレビジョン放送信号の前記総合評価値を決定する総合評価値決定手段と、前記電界強度検出手段により検出した電界強度、前記D/U比検出手段により検出したD/U比、及び前記C/N比検出手段により検出したC/N比に基づいて、前記メッセージテーブルを参照して前記受信手段により受信したテレビジョン放送信号の受信状態に対応した前記メッセージを決定するメッセージ決定手段と、を備え、前記受信信号品質提示手段は、前記受信手段により受信したテレビジョン放送信号の電界強度、D/U比、及びC/N比を同期させつつ更新しながらユーザに提示すると供に、前記総合評価値決定手段により決定した総合評価値、及び前記メッセージ決定手段により決定したメッセージをユーザに提示することを特徴とする。
請求項2の発明は、テレビジョン放送信号を受信する受信手段と、前記受信手段で受信したテレビジョン放送信号の電界強度を検出する電界強度検出手段と、前記受信手段で受信したテレビジョン放送信号のD/U(Desired/Undesired)比を検出してマルチパスの影響を検出するD/U比検出手段と、前記受信手段で受信したテレビジョン放送信号のC/N(Carrier/Noise)比を検出して妨害電波の影響を検出するC/N比検出手段と、前記受信手段により受信したテレビジョン放送信号の信号品質をユーザに提示する受信信号品質提示手段と、を備えたテレビジョン放送受信装置において、前記受信手段により受信したテレビジョン放送信号の受信状態の良し悪しを総合評価するために用いられ、電界強度、D/U比、及びC/N比の各値の組み合わせについて、テレビジョン放送信号の受信状態の良し悪しを示す総合評価値が割り振られた受信状態評価テーブルを記憶する受信状態評価テーブル記憶手段と、前記電界強度検出手段により検出した電界強度、前記D/U比検出手段により検出したD/U比、及び前記C/N比検出手段により検出したC/N比に基づいて、前記受信状態評価テーブルを参照して前記受信手段により受信したテレビジョン放送信号の前記総合評価値を決定する総合評価値決定手段と、を備え、前記受信信号品質提示手段は、前記総合評価値決定手段により決定した総合評価値をユーザに提示することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載のテレビジョン放送受信装置において、前記受信信号品質提示手段は、前記総合評価値決定手段により決定した総合評価値を、前記電界強度検出手段により検出した電界強度、前記D/U比検出手段により検出したD/U比、及び前記C/N比検出手段により検出したC/N比と共にユーザに提示することを特徴とする。
請求項1によれば、電界強度検出手段により検出した電界強度、D/U比検出手段により検出したD/U比、及びC/N比検出手段により検出したC/N比に基づいて、受信状態評価テーブルを参照して、テレビジョン放送信号の受信状態の良し悪しを示す総合評価値を決定し、この総合評価値をユーザに提示するので、ユーザはテレビジョン放送信号の受信状態の良し悪しを容易に判断することができる。
また、受信したテレビジョン放送信号の総合評価値と共に、電界強度、D/U比、及びC/N比を同期させつつ更新しながらユーザに提示するので、ユーザは、テレビジョン放送信号の受信状態をより詳しく知ることができ、受信状態の良し悪しをより容易に判断することができる。
更に、受信したテレビジョン放送信号の総合評価値、電界強度、D/U比、及びC/N比と共に、テレビジョン放送信号の受信状態、及び/又は、該受信状態の改善方法をユーザに説明するためメッセージをユーザに提示するので、ユーザは、受信状態をより容易に判断することができると共に、受信状態の改善方法を知ることができる。
請求項2によれば、電界強度検出手段により検出した電界強度、D/U比検出手段により検出したD/U比、及びC/N比検出手段により検出したC/N比に基づいて、受信状態評価テーブルを参照して、テレビジョン放送信号の受信状態の良し悪しを示す総合評価値を決定し、この総合評価値をユーザに提示するので、ユーザはテレビジョン放送信号の受信状態の良し悪しを容易に判断することができる。
請求項3によれば、受信したテレビジョン放送信号の総合評価値と共に、電界強度、D/U比、及びC/N比をユーザに提示するので、ユーザは、テレビジョン放送信号の受信状態をより詳しく知ることができ、受信状態の良し悪しをより容易に判断することができる。
本発明の第1の実施形態に係るテレビジョン(TV)放送受信装置について図1乃至図6を参照して説明する。図1に示されるように、TV放送受信装置1は、八木アンテナY等に接続され、放送局から所定周波数帯域で配信されてくるディジタルTV放送信号(以下、単にTV放送信号という)を受信して、各チャンネルのTV放送信号に含まれるTV番組をモニタ装置3に出力する装置である。なお、本実施形態の説明では、TV番組の放送に使用されている搬送波の周波数帯域である物理チャンネルのことを、単にチャンネルという。
TV放送受信装置1は、チューナ11と、チューナ11で受信したTV放送信号に対して所定の信号処理を行い、復号化するフロントエンド12と、MPEG圧縮されていたTV放送信号をデコードするMPEGデコーダ13と、デコードされたTV放送信号に所定の表示画像を重畳させるオンスクリーンディスプレイ(OSD)部14と、各種情報を記憶するメモリ15と、TV放送受信装置1全体の制御を司る制御部16とを備えている。
チューナ(受信手段)11は、八木アンテナYを介してTV放送信号を受信し、受信したTV放送信号の中から、希望するチャンネルを選局する。フロントエンド(電界強度検出手段、D/U比検出手段、C/N比検出手段)12は、A/Dコンバータ、波形等化回路、C/N検出回路、及びエラー訂正回路等を備えており、電界強度、D/U比、及びC/N比を検出し、これらの値を制御部16に出力する。また、フロントエンド12は誤り訂正処理を行い、多重化された信号から必要なTS(Transport Stream)パケットを分離し、TV放送受信装置1内の各ブロックへ、それぞれ必要なTSパケットを供給する。MPEGデコーダ13は、フロントエンド12により分離された映像ストリームのデコード処理を行い、デコードされた映像信号をOSD部14を介してモニタ装置3に出力する。
メモリ(受信状態評価テーブル記憶手段)15は、図2及び図3に示されるような受信状態評価テーブル51〜56を記憶する。受信状態評価テーブル51〜56は、チューナ11で受信したTV放送信号の受信状態の良し悪しを総合評価するために用いられ、電界強度、D/U比、及びC/N比の各値の組み合わせについて、TV放送信号の受信状態の良し悪しを示す総合評価値50が割り振られている。また、受信状態評価テーブル51〜56は、TV放送信号の受信状態に応じて各領域A〜Gに分けられている。なお、図2及び図3においては、電界強度、D/U比、及びC/N比の各値を、便宜上”0”から”100”までの百分率(%)表示で示している。従って、最も電界強度の大きい状態、最もマルチパスの影響が大きい(D/U比が小さい)状態、及び最も妨害電波の影響が大きい(C/N比が小さい)状態がそれぞれ”100”に対応し、最も電界強度の小さい状態、最もマルチパスの影響が小さい(D/U比が大きい)状態、及び最も妨害電波の影響が小さい(C/N比が大きい)状態がそれぞれ”0”に対応する。
図2及び図3において、例えば、電界強度の値が”90”(図2(b)参照)、D/U比の値が”40”、C/N比の値が”30”となる場合、総合評価値50の値は”60”となり、領域Bに属することとなる。また、電界強度の値が”70”(図3(a)参照)、D/U比の値が”70”、C/N比の値が”10”となる場合、総合評価値50の値は”40”となり、領域Dに属することとなる。
また、メモリ(メッセージテーブル記憶手段)15は、図4に示されるようなメッセージテーブル60を記憶する。メッセージテーブル60は、受信状態評価テーブル51〜56の電界強度、D/U比、及びC/N比の各値の組み合わせに対応して決定された、TV放送信号の受信状態を説明するメッセージ61〜68と、該受信状態の改善方法をユーザに説明するためのメッセージ69〜72とを含んでいる。図4における各メッセージ61〜72は、図2及び図3における各領域A〜Gと対応しており、例えば、領域Aに属する電界強度、D/U比、及びC/N比の各値の組み合わせについてはメッセージ61が対応し、領域Bに属する各値の組み合わせについてはメッセージ62,69が対応している。以下同様に、領域Cについてはメッセージ63,70、領域Dについてはメッセージ64,71、領域Eについてはメッセージ65,72、領域Fについてはメッセージ66、領域Gについてはメッセージ67が、それぞれ対応している。なお、図4において、メッセージ66は、複数の原因により受信状態が悪い場合のメッセージであり、メッセージ68は、電界強度の値が”40”以下となる場合のメッセージである。本実施形態においては、電界強度の値が”40”以下となる場合は受像できなくなるものとして、受信状態評価テーブル51〜56を設けていないが、電界強度の値が”40”以下となる場合について、受信状態評価テーブルを設けるようにしてもよく、所定の演算式(例えば、x=a−(b+c)/2、ここで、”x”は総合評価値、”a”は電界強度の値、”b”はD/U比の値、”c”はC/N比をそれぞれ示す)などを用いて総合評価値50を算出するようにしてもよい。
制御部16は、不図示のROMに記憶されているプログラムに従って各種処理を実行してTV放送受信装置1全体を制御し、後述する受信状態提示処理を実行することにより、総合評価値決定手段、メッセージ決定手段、及び受信信号品質提示手段として機能する。
次に、TV放送受信装置1による受信状態提示処理について図5のフローチャートを参照して説明する。受信状態提示処理が開始されると、TV放送受信装置1は、フロントエンド12において、電界強度、D/U比、C/U比の順で検出し(#1〜#3)、これら検出された電界強度、D/U比、及びC/U比を制御部16に出力する。制御部16は、フロントエンド12から入力された電界強度、D/U比、C/N比に基づいて、受信状態評価テーブル51〜56を参照して、受信したTV放送信号の総合評価値50を決定すると共に(#4)、これら電界強度、D/U比、及びC/N比に基づいて、メッセージテーブル60を参照して、受信したTV放送信号の受信状態に対応したメッセージ61〜72を決定する(#5)。そして、総合評価値50及びメッセージ61〜72と共に、電界強度、D/U比、C/N比をOSD表示してユーザに提示し(#6)、ユーザにより受信状態提示処理の終了キー(図示せず)が操作されるまで(#7でYES)、電界強度、D/U比、及びC/N比を同期させつつ更新しながらユーザに提示する。なお、ここで、「電界強度、D/U比、及びC/N比を同期させつつ更新しながらユーザに提示する」とは、電界強度、D/U比、及びC/N比の各値の更新、提示を同時に行うことを意味する。すなわち、通常、電界強度、D/U比、及びC/N比は同時に検出することができず、それぞれを別々に検出することになるが、これらの各値を検出された直後に別々にユーザに提示するのではなく、全てが揃った時点で初めてユーザに提示するようにする。このように、電界強度、D/U比、及びC/N比を同期させつつ更新しながらユーザに提示することにより、ユーザはTV放送信号の受信状態の容易に確認することができる。
図6は、上記受信状態提示処理により表示された受信状態提示画面30の例を示す図である。受信状態提示画面30には、受信したTV放送信号の電界強度を示す棒グラフ31、D/U比を示す棒グラフ32、及びC/N比を示す棒グラフ33と共に、総合評価値表示部34、及びメッセージウインドウ35が含まれている。同図は、電界強度の値が”90”、D/U比の値が”40”、及びC/N比の値が”30”の場合について示しており、図2(b)に示される受信状態評価テーブル52を参照して決定された総合評価値50の値”60”、及び、図4に示されるメッセージテーブル60を参照して決定された、領域Bに対応するメッセージ62,69が表示されている。
以上のように、本実施形態のTV放送受信装置1によれば、フロントエンド12において検出した電界強度、D/U比、及びC/N比に基づいて、受信状態評価テーブル51〜56を参照して、TV放送信号の受信状態の良し悪しを示す総合評価値50を決定し、この総合評価値50をユーザに提示するので、ユーザはTV放送信号の受信状態の良し悪しを容易に判断することができる。
また、受信したTV放送信号の総合評価値50と共に、電界強度、D/U比、及びC/N比を同期させつつ更新しながらユーザに提示するので、ユーザは、TV放送信号の受信状態をより詳しく知ることができ、受信状態の良し悪しをより容易に判断することができる。
更に、受信したTV放送信号の総合評価値50、電界強度、D/U比、及びC/N比と共に、TV放送信号の受信状態、及び/又は、該受信状態の改善方法をユーザに説明するためメッセージ61〜72をユーザに提示するので、ユーザは、受信状態をより容易に判断することができると共に受信状態の改善方法を知ることができる。
次に、本発明の第2の実施形態に係るTV放送受信装置について図7乃至図10を参照して説明する。本実施形態におけるTV放送受信装置1は、指向性を変更できる多指向性アンテナが接続され、TV放送受信装置1側からアンテナの指向性を制御する点で第1の実施形態と異なる。なお、ここで多指向性アンテナとは、アンテナの指向性を機械的又は電子的な手段により切り替えることが可能なアンテナのことをいい、このようなアンテナとして、例えば、EIA−909(Antenna Control Interface)規格に規定される通称スマートアンテナと呼ばれるアンテナを用いることができる。
図7に示されるように、スマートアンテナSは、有効な受信方向を機械的又は電子的に切り替えることにより複数の受信方向D0〜D15(図8参照)からTV放送信号を受信するアンテナ部21と、アンテナ部21の動作を制御するアンテナコントローラ22とを備えている。アンテナコントローラ22は、TV放送受信装置1からの制御信号に応じて、アンテナ部21の複数ある受信方向D0〜D15のうち、指示された受信方向のみを有効にする。
TV放送受信装置1は、アンテナコントローラ22に接続されるモジュラ端子17を備えており、制御部16は、このモジュラ端子17を介してアンテナコントローラ22に制御信号を出力することにより、スマートアンテナSの有効な受信方向等を制御する。
次に、本実施形態のTV放送受信装置1による受信状態提示処理について図9を参照して説明する。受信状態提示処理が開始されると、制御部16は、まず、受信方向Dnの値をゼロにセットする(#21)。そして、受信方向Dnの値が16より大きいか否か判断し(#22)、全ての受信方向Dnについてステップ#23からステップ#28までの処理を繰り返す。すなわち、まず、ステップ#23において、アンテナコントローラ22に制御信号を出力して、スマートアンテナSの有効な受信方向を受信方向Dnに設定する。そして、この受信方向Dnにおける電界強度、D/U比、及びC/N比を検出し(#24〜#26)、これらの値に基づいて、図2及び図3に示される受信状態評価テーブル51〜56を参照して、総合評価値50を決定する(#27)。そして、受信方向Dnの値をインクリメントして(#28)、ステップ#22からの処理を繰り返す。全ての受信方向Dnについてステップ#23からステップ#28までの処理が終了すると(#22でYES)、全受信方向の総合評価値50を比較し(#29)、最も総合評価値50が大きくなる受信方向を最適受信方向として決定する(#30)。そして、最適受信方向の総合評価値50と共に、電界強度、D/U比、C/N比をOSD表示し(#31)、ユーザにより受信状態提示処理の終了キーが操作されるまで(#32でYES)、電界強度、D/U比、及びC/N比を同期させつつ更新しながらユーザに提示する。
図10は、上記受信状態提示処理により表示される受信状態提示画面40の例を示す図である。受信状態提示画面40には、各受信方向D0〜D15で受信したTV放送信号の電界強度41a、D/U比41b、C/N比41c、及び総合評価値50を示すグラフ41、並びに、最適受信方向の総合評価値50を示す総合評価値表示部42が含まれている。このように、各受信方向D0〜D15で受信したTV放送信号の電界強度41a、D/U比41b、C/N比41c、及び総合評価値50をグラフ41で示すことにより、各受信方向D0〜D15におけるTV放送信号の受信状態が直感的に把握し易くなる。
以上のように、本実施形態のTV放送受信装置1によれば、第1の実施形態と同様、フロントエンド12で検出した電界強度、D/U比、及びC/N比に基づいて、受信状態評価テーブル51〜56を参照して、TV放送信号の受信状態の良し悪しを示す総合評価値50を決定し、この総合評価値50をユーザに提示するので、ユーザはTV放送信号の受信状態の良し悪しを容易に判断することができる。
更に、本実施形態においては、全ての受信方向D0〜D15の総合評価値50を比較して最適受信方向を決定することができるので、スマートアンテナSの有効な受信方向を自動的に最適受信方向に制御するなどしてユーザによるアンテナの受信方向調整を不用とし、装置の使い勝手を向上させることができる。
なお、本発明は上記実施形態の構成に限られることなく種々の変形が可能である。例えば、TV放送信号はディジタルTV放送信号でなくてもよく、アナログTV放送信号であってもよい。また、受信状態提示処理において、総合評価値50のみを提示するなどして、簡易的にTV放送信号の信号品質をユーザに提示するようにしてもよい。
本発明の第1の実施形態に係るTV放送受信装置の構成を示すブロック図。 (a)は同受信装置のメモリに記憶される、電界強度”100”における受信状態評価テーブルの説明図、(b)は電界強度”90”における受信状態評価テーブルの説明図、(c)は電界強度”80”における受信状態評価テーブルの説明図。 (a)は電界強度”70”における受信状態評価テーブルの説明図、(b)は同電界強度”60”における受信状態評価テーブルの説明図、(c)は電界強度”50”における受信状態評価テーブルの説明図。 同受信装置のメモリに記憶されるメッセージテーブルの説明図。 同受信装置による受信状態提示処理を示すフローチャート。 同受信状態提示処理により表示される受信状態提示画面を示す図。 本発明の第2の実施形態に係るTV放送受信装置の構成を示すブロック図。 同受信装置に接続されるスマートアンテナの受信方向の説明図。 同受信装置による受信状態提示処理を示すフローチャート。 同受信状態提示処理により表示される受信状態提示画面を示す図。
符号の説明
1 テレビジョン放送受信装置
3 モニタ装置
11 チューナ(受信手段)
12 フロントエンド(電界強度検出手段、D/U比検出手段、C/N比検出手段)
13 MPEGデコーダ
14 オンスクリーンディスプレイ部
15 メモリ(受信状態評価テーブル記憶手段、メッセージテーブル記憶手段)
16 制御部(総合評価値決定手段、メッセージ決定手段、受信信号品質提示手段)
17 モジュラ端子
21 アンテナ部
22 アンテナコントローラ
S スマートアンテナ
Y 八木アンテナ

Claims (3)

  1. テレビジョン放送信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信したテレビジョン放送信号の電界強度を検出する電界強度検出手段と、
    前記受信手段で受信したテレビジョン放送信号のD/U(Desired/Undesired)比を検出してマルチパスの影響を検出するD/U比検出手段と、
    前記受信手段で受信したテレビジョン放送信号のC/N(Carrier/Noise)比を検出して妨害電波の影響を検出するC/N比検出手段と、
    前記電界強度検出手段により検出した電界強度、前記D/U比検出手段により検出したD/U比、及び前記C/N比検出手段により検出したC/N比をユーザに提示する受信信号品質提示手段と、
    を備えたテレビジョン放送受信装置において、
    前記受信手段により受信したテレビジョン放送信号の受信状態の良し悪しを総合評価するために用いられ、電界強度、D/U比、及びC/N比の各値の組み合わせについて、テレビジョン放送信号の受信状態の良し悪しを示す総合評価値が割り振られた受信状態評価テーブルを記憶する受信状態評価テーブル記憶手段と、
    前記受信状態評価テーブルの電界強度、D/U比、及びC/N比の各値の組み合わせに対応して決定された、テレビジョン放送信号の受信状態、及び/又は、該受信状態の改善方法をユーザに説明するための複数のメッセージを含むメッセージテーブルを記憶するメッセージテーブル記憶手段と、
    前記電界強度検出手段により検出した電界強度、前記D/U比検出手段により検出したD/U比、及び前記C/N比検出手段により検出したC/N比に基づいて、前記受信状態評価テーブルを参照して前記受信手段により受信したテレビジョン放送信号の前記総合評価値を決定する総合評価値決定手段と、
    前記電界強度検出手段により検出した電界強度、前記D/U比検出手段により検出したD/U比、及び前記C/N比検出手段により検出したC/N比に基づいて、前記メッセージテーブルを参照して前記受信手段により受信したテレビジョン放送信号の受信状態に対応した前記メッセージを決定するメッセージ決定手段と、を備え、
    前記受信信号品質提示手段は、前記受信手段により受信したテレビジョン放送信号の電界強度、D/U比、及びC/N比を同期させつつ更新しながらユーザに提示すると供に、前記総合評価値決定手段により決定した総合評価値、及び前記メッセージ決定手段により決定したメッセージをユーザに提示することを特徴とするテレビジョン放送受信装置。
  2. テレビジョン放送信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信したテレビジョン放送信号の電界強度を検出する電界強度検出手段と、
    前記受信手段で受信したテレビジョン放送信号のD/U(Desired/Undesired)比を検出してマルチパスの影響を検出するD/U比検出手段と、
    前記受信手段で受信したテレビジョン放送信号のC/N(Carrier/Noise)比を検出して妨害電波の影響を検出するC/N比検出手段と、
    前記受信手段により受信したテレビジョン放送信号の信号品質をユーザに提示する受信信号品質提示手段と、
    を備えたテレビジョン放送受信装置において、
    前記受信手段により受信したテレビジョン放送信号の受信状態の良し悪しを総合評価するために用いられ、電界強度、D/U比、及びC/N比の各値の組み合わせについて、テレビジョン放送信号の受信状態の良し悪しを示す総合評価値が割り振られた受信状態評価テーブルを記憶する受信状態評価テーブル記憶手段と、
    前記電界強度検出手段により検出した電界強度、前記D/U比検出手段により検出したD/U比、及び前記C/N比検出手段により検出したC/N比に基づいて、前記受信状態評価テーブルを参照して前記受信手段により受信したテレビジョン放送信号の前記総合評価値を決定する総合評価値決定手段と、を備え、
    前記受信信号品質提示手段は、前記総合評価値決定手段により決定した総合評価値をユーザに提示することを特徴とするテレビジョン放送受信装置。
  3. 前記受信信号品質提示手段は、前記総合評価値決定手段により決定した総合評価値を、前記電界強度検出手段により検出した電界強度、前記D/U比検出手段により検出したD/U比、及び前記C/N比検出手段により検出したC/N比と共にユーザに提示することを特徴とする請求項2に記載のテレビジョン放送受信装置。
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