JP2006319797A - 放送受信装置及びリモコン - Google Patents

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Abstract

【課題】ザッピング操作においてチューナの切替操作が不要となる放送受信装置及びリモコンを提供する。
【解決手段】 チャンネル判別部502で第1のチューナ部102の全てのチャンネル情報が選択されたと判別した場合、チャンネル判別部502からチューナ制御部115を経由してチューナ判別部503へチューナ切替要求が行われ、チューナ判別部503はチューナ制御部115を経由してチューナ切替部105に対しチューナ切替制御を行い、第2のチューナ部104からの信号を映像・音声処理部106に出力する。第2のチューナ部104についても同様の動作を繰り返すことにより、ザッピング操作におけるチューナの切替操作が不要となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の放送形態を受信可能な放送受信装置、及びこれに用いるリモコンに関するものである。
従来の放送受信装置、あるいは放送受信装置を制御するリモコンにおいて、ユーザが視聴する番組を探す際、連続的にチャンネル選択制御を行うリモコンのチャンネルアップやチャンネルダウンなどの一般にザッピングと呼ばれる操作が行われる。放送受信装置で複数の放送形態が受信できる場合、複数の放送形態の全てのチャンネルがザッピング対象となるため、ユーザが視聴を希望するチャンネルにたどり着くには、複数のチューナから1つのチューナを選択してチャンネル選択操作を行い、更に別のチューナを選択してチャンネル選択操作を行う必要があることから、操作が煩わしいという問題がある。
以下、まずチューナの役割と、放送受信装置で複数の放送形態を受信する場合にチューナ切替が必要となる理由について説明する。
図17に従来の放送受信装置の構成を示す。図17において、第1のアンテナ101で1つの放送形態の電波を受信し、第1のチューナ部102で、チャンネル選択制御信号111で選択した信号を出力する。また、第2のアンテナ103で第1のアンテナとは異なる放送形態を受信し、第2のチューナ部104で、チャンネル選択制御信号112で選択した信号を出力する。
チューナ切替部105では、チューナ切替制御信号114に基づいて、第1のチューナ部102の出力と第2のチューナ部104の出力の何れか1つを選択し、映像・音声処理部106で映像信号・音声信号を処理して、ディスプレイ部107から映像を、スピーカ部108から音声をそれぞれ出力する。
リモコン受光部109や装置本体に設けられたSW部110では、リモコン(図示せず)を介し、または直接ユーザからの操作信号を入力し、チューナ制御部115を介して放送受信装置を制御する。またラストチャンネル記憶部113では、ユーザが最後に視聴したチャンネル情報を記憶する。
図18にチューナの役割を示す。図18において、(A)は第1のチューナ部の入出力関係、(B)は放送形態別に割り当てられた周波数帯、(C)は1つの放送局に割り当てられた周波数帯をそれぞれ示す。
放送形態には、地上波アナログ放送や地上波ディジタル放送、あるいはBS・CSディジタル放送など複数あり、放送形態別に割り当てられる周波数帯204は、放送形態別にも、あるいは国によっても異なる。さらに、1つの放送形態の中には複数の放送局があり、放送形態別に割り当てられた周波数帯204の中で、日本の場合は1つの放送局に対して6MHzづつの帯域幅205を割り当てて運用されている。
図18の(A)に示す第1のチューナ部102の端子201には放送形態別に割り当てられた周波数帯204の信号が入力し、その周波数帯から端子203に入力する制御信号で指定される放送局の信号を抽出し、6MHzの周波数帯205を一定の中心周波数206の信号として端子202から出力する。
一般に市販されているチューナには様々なものがあり、前記6MHzの周波数帯205を一定の中心周波数206の信号として出力した後に、例えばアナログ放送用のチューナでは、映像・音声処理部を設けて1つのパッケージとし、映像信号や音声信号を出力するものや、ディジタル放送用のチューナでは、信号処理部を設けて1つのパッケージとして、MPEG2−TS信号を出力するものなどがある。
故に、ここでチューナとは、アンテナで受信した放送形態毎に割り当てられた周波数帯204を入力し、ユーザが選択した6MHzの周波数帯205を一定の中心周波数206の信号として出力するものを云う。また、チャンネル選択とは、放送形態毎に割り当てられた帯域幅204の中から、任意の6MHzの周波数帯205を選択することを云う。また、チューナに対してアンテナで受信した放送形態毎に割り当てられた周波数帯204から、出力する6MHzの周波数帯205を選択する制御を、チャンネル選択制御と云う。
放送形態毎に変調方式や受信するためのアンテナ、あるいはアンテナを向ける方向などが異なることから、1つのチューナでは1つの放送形態が受信できる。したがって、複数の放送形態を受信するには、複数のチューナが必要となる。
一般に、放送受信装置は、なるべく安価に構成する必要があるため、複数のチューナからの出力を受信し、ディスプレイ部107やスピーカ部108から映像情報や音声情報を出力する画像・音声処理部106を1つで構成することから、複数のチューナの出力から1つの出力を選択するチューナ切替部105が必要となる。従って、複数の放送形態が受信できる放送受信装置には、第1のチューナ部102や第2のチューナ部104などの複数のチューナ部とチューナ切替部105が少なくとも必要であり、ザッピング操作においてもチューナ切替が必要となる。
そこで、ザッピング操作を容易にする手段として、チャンネル毎にユーザが選択した回数を履歴情報として保存し、選択頻度の多い順に番組表を構成する特許文献1に記載の方法が提案されている。
図19に、複数の放送形態が受信できる従来の放送受信装置におけるザッピング操作のイメージを示す。図19において、第1のチューナ部のチャンネル情報301と第2のチューナ部のチャンネル情報302の全てをザッピングするには、ユーザがリモコンやSW部を操作してチャンネルアップやチャンネルダウンを行うチャンネルアップダウン操作303とチューナ切替操作304が必要である。
即ち、ザッピング操作におけるチャンネルアップダウン操作303は、前述したようにチューナ単位で行われるため、第1のチューナ部のチャンネル情報301と第2のチューナ部のチャンネル情報302の全てをザッピングするには、チューナ選択操作304が必ず必要となる。
図20に、複数の放送形態が受信できる従来の放送受信装置におけるザッピング操作のフローを示す。図において、ザッピング操作を開始し(ステップ401)、同じ放送形態の別のチャンネルを選択するかどうかユーザが判断し(ステップ404)、表示されるチャンネルを視聴するかどうかユーザが判断して(ステップ402)、ザッピング操作が終了する(ステップ403)。
図20のフローより、例えば、ユーザが第1のチューナ部のチャンネル情報301を視聴時にザッピング操作開始するものとし、第1のチューナ部のチャンネル情報301を一度チャンネルアップダウン操作(ステップ303)した後に、チューナ選択操作(ステップ304)を行い、第2のチューナ部のチャンネル情報302を視聴するとユーザが判断し(ステップ404)、ザッピング操作を終了する(ステップ403)までの最短ステップ数は、ザッピング操作開始(ステップ401)とザッピング操作終了(ステップ403)を除くと7ステップである。
特開2001−237789号公報
しかし、特許文献1に記載の方法において、1つのチューナに対するザッピング操作の数を減らしても、ザッピング操作に必要なステップ数は従来と変わらず、またザッピング操作の煩わしさの原因の1つであるチューナ選択操作が必要であるという課題は解決されない。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、複数の放送形態を受信し、かつチューナ選択操作なしに連続してザッピング可能な手段を有した放送受信装置、及びリモコンを提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するため本発明の放送受信装置は、異なる放送形態を受信し、かつそれぞれが複数のチャンネルを選択可能な複数のチューナ部と、前記複数のチューナ部から出力される信号の1つを選択し出力するチューナ切替部と、前記チューナ切替部から出力された信号を処理する映像・音声処理部と、前記複数のチューナ部のうち1つのチューナ部の全てのチャンネルが選択されたか否かを判別するチャンネル判別部と、少なくとも前記チューナ切替部の動作を制御するチューナ制御部とを備え、前記チューナ制御部は、前記チャンネル判別部により前記複数のチューナ部のうち1つのチューナ部の全てのチャンネルが選択されたと判別された場合、前記チューナ切替部により前記映像・音声処理部への入力信号を自動的に他のチューナ部からの出力信号に切り替えることを特徴とする。
本発明の放送受信装置において、前記チャンネル判別部を、前記複数のチューナ部の各々のチューナ部のチャンネル情報の1つ1つに割り当てられ、チャンネルが選択されたときに値が変化する複数のフラグを有するチャンネル管理フラグ部と、前記チャンネル管理フラグ部のチューナ部毎のフラグの値を乗算するチャンネル管理フラグ乗算部と、前記チャンネル管理フラグ乗算部の乗算結果に基づき、全てのチャンネルが選択されたと判別された場合、前記チューナ制御部へのチューナ切替要求信号を出力するチャンネル管理フラグ乗算結果判定部とで構成してもよい。
同様に、前記チャンネル判別部を、前記複数のチューナ部の各々のチューナ部において選択されたチャンネルの数を算出するチャンネル数算出部と、前記チャンネル数算出部の算出結果に基づき、全てのチャンネルが選択されたと判別された場合、前記チューナ制御部へのチューナ切替要求信号を出力するチャンネル数算出結果判定部とで構成してもよい。
また本発明の放送受信装置において、前記複数のチューナ部の全てが選択されたか否かを判別するチューナ判別部を更に備えることが好ましい。
前記チューナ判別部を、前記複数のチューナ部の1つ1つに割り当てられ、チューナ部が選択されたときに値が変化する複数のフラグを有するチューナ管理フラグ部と、前記チューナ管理フラグ部のフラグの値を乗算するチューナ管理フラグ乗算部と、前記チューナ管理フラグ乗算部の乗算結果に基づき、前記チューナ切替部への切替制御信号を出力するチューナ管理フラグ乗算結果判定部とで構成してもよい。前記チューナ管理フラグ乗算結果判別部より切替制御信号が出力された時、前記チャンネル管理フラグ部のフラグの値及び前記チューナ管理フラグ部のフラグの値を初期値に設定することが好ましい。
また、前記チューナ判別部を、前記複数のチューナ部のうち選択されたチューナ部の数を算出するチューナ数算出部と、前記チューナ数算出部の算出結果に基づき、全てのチューナ部が選択されたと判別された場合、前記チューナ切替部への切替制御信号を出力するチューナ数算出結果判定部とで構成してもよい。
また本発明の放送受信装置において、前記映像・音声処理部より出力された映像信号により映像を表示するディスプレイ部と、前記映像・音声処理部より出力された音声信号により音声を出力するスピーカ部を更に備えてもよい。あるいは前記映像・音声処理部の出力信号を外部に出力する映像・音声出力部を更に備えてもよい。
また、本発明のリモコンは、異なる放送形態を受信し、かつそれぞれが複数のチャンネルを選択可能な複数のチューナ部と、前記複数のチューナ部から出力された信号を処理する映像・音声処理部とを備えた放送受信装置に使用されるリモコンであって、前記複数のチューナ部から出力される信号の1つを選択し前記映像・音声出力部に出力するリモコンチューナ切替部と、前記複数のチューナ部のうち1つのチューナ部の全てのチャンネルが選択されたか否かを判別するリモコンチャンネル判別部と、少なくとも前記リモコンチューナ切替部の動作を制御するリモコン制御部とを備え、前記リモコン制御部は、前記リモコンチャンネル判別部により前記複数のチューナ部のうち1つのチューナ部の全てのチャンネルが選択されたと判別された場合、前記リモコンチューナ切替部により前記映像・音声処理部への入力信号を自動的に他のチューナ部からの信号に切り替えることを特徴とする。
上記本発明のリモコンにおいて、前記リモコンチャンネル判別部を、前記複数のチューナ部の各々のチューナ部のチャンネル情報の1つ1つに割り当てられ、チャンネルが選択されたときに値が変化する複数のフラグを有するチャンネル管理フラグ部と、前記チャンネル管理フラグ部のチューナ部毎のフラグの値を乗算するチャンネル管理フラグ乗算部と、前記チャンネル管理フラグ乗算部の乗算結果に基づき、全てのチャンネルが選択されたと判別された場合、前記リモコンチューナ制御部へのチューナ切替要求信号を出力するチャンネル管理フラグ乗算結果判別部とで構成してもよい。
同様に、前記リモコンチャンネル判別部を、前記複数のチューナ部の各々のチューナ部において選択されたチャンネルの数を算出するチャンネル数算出部と、前記チャンネル数算出部の算出結果に基づき、全てのチャンネルが選択されたかと判別された場合、前記リモコンチューナ制御部へのチューナ切替要求信号を出力するチャンネル数算出結果判定部とで構成してもよい。
本発明の放送受信装置及びリモコンによれば、ザッピング操作においてチューナ選択操作を不要とすることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における放送受信装置の構成図である。図1において、放送受信装置は、アンテナ101、103をそれぞれ備えた第1及び第2のチューナ部102、104と、この第1及び第2のチューナ部102、104からの入力信号をチューナ制御部115からの信号114基づいて切り替えるチューナ切替部105、このチューナ切替部105の出力である映像信号・音声信号を処理する映像・音声処理部106、映像信号を映像に変換して表示するディスプレイ部107、音声信号を音声に変換して出力するスピーカ部108、ユーザの操作信号を出力するリモコン受光部109及びSW部110、ラストチャンネル記憶部113、ファーストチューナ記憶部501、チャンネル判別部502、チューナ判別部503、及びこれら各構成要素の動作を制御するチューナ制御部115で構成されている。図中、図17と同一機能を有する構成要素には同一の符号を付し、説明を省略する。以後も同様とする。
以下、図1の放送受信装置の動作を説明する。ファーストチューナ記憶部501にザッピング操作を開始した際のチューナ部を記憶しておき、チャンネル判別部502でチャンネルを全て選択したかどうかを判別し、あるいはチューナ判別部503でチューナを全て選択したかどうかを判別する。即ち、ユーザがリモコンやSW部110のチャンネルアップダウン操作を行い始めた時点をザッピング操作開始とし、ザッピング操作を開始するチューナが、第1のチューナ部102あるいは第2のチューナ部104の何れであるのかをファーストチューナ部501に記憶する。以下、説明を容易に理解できるよう、ザッピングを開始するチューナ、つまりファーストチューナを第1のチューナ部102とした場合について説明する。
次に、チャンネル判別部502で、ユーザがリモコンやSW部110のチャンネルアップダウン操作によって、第1のチューナ部102の選択可能なチャンネルを全て選択したかどうかを監視し、第1のチューナ部102の全てのチャンネルを選択したと判別した場合、チャンネル判別部502からチューナ制御部115を経由してチューナ判別部503へチューナ切替要求が行われる。チューナ判別部503では、チューナ切替要求を受信すると、第1のチューナ部102の全てのチャンネルが選択されたものと判別し、チューナ制御部115を経由して、チューナ切替部105に対しチューナ切替制御(114)を行い、第2のチューナ部104から出力された信号を画像・音声処理部106へ出力する。
ユーザがチャンネルアップダウン操作を続ける場合、チャンネル判定部502で第2のチューナ部104の選択可能なチャンネルを全て選択したかどうかを監視する。ユーザが第2のチューナ部104の全てのチャンネルを選択したと判別した場合、チャンネル判別部502からチューナ制御部115を経由して、チューナ判別部503へチューナ切替要求が行われる。チューナ判別部503は、チューナ切替要求を受信すると、第2のチューナ部104の全てのチャンネルが選択されたものと判別する。
第1のチューナ部102と第2のチューナ部104の両方が選択されたので、チューナ判別部503は内部で初期化処理を行い、第1のチューナ部102と第2のチューナ部104が未だ選択されていないと判別する初期状態に戻る。あわせて、チューナ判別部503からチューナ制御部115を経由してチャンネル判別部502に初期化要求を行い、チャンネル判別部502は第1のチューナ部102と第2のチューナ部104それぞれのチャンネルが全て未だ選択されていないと判別する初期状態に戻る。
あわせて、チューナ制御部115はファーストチューナ記憶部501からザッピングを開始したファーストチューナ情報を読み出す。この場合、ファーストチューナ情報は第1のチューナ部102を示すため、チューナ切替部105は第1のチューナ部102からの出力信号を画像・音声処理部106へ出力する。
図2は、本実施の形態1におけるチャンネル判別部502の構成図である。以下、チャンネル判別部502の動作を説明する。
第1のチューナ部102に対応した第1のチューナ部のチャンネル判別部601において、チャンネル管理フラグ部602の値をチャンネル管理フラグ乗算部603で乗算し、チャンネル管理フラグ乗算結果判定部604で乗算結果が1であるかどうかを判定する。同様に、第2のチューナ部のチャンネル判別部605において、チャンネル管理フラグ部606の値をチャンネル管理フラグ乗算部607で乗算し、チャンネル管理フラグ乗算結果判定部608で乗算結果が1であるかどうかを判定する。
図3は、本実施の形態1におけるチャンネル管理フラグ部602とチャンネル管理フラグ乗算部603の処理の流れを示した図であり、以下、第1のチューナ部のチャンネル判別部601の動作について説明する。
図3において、702に示すチャンネル管理フラグ部602とチャンネル管理フラグ乗算部603の初期状態から、第1のチューナ部のチャンネル情報301の何れか1つを選択する操作(703)をすると、704に示すように第1のチューナ部のチャンネル情報301の1つ1つに割り当てられたチャンネル管理フラグ部602のフラグ701が変化し、更に第1のチャンネル部のチャンネル情報の全てを順次選択する操作(705)をすると、全てのチャンネルを選択操作した際のチャンネル管理フラグ部602とチャンネル管理フラグ乗算部603は706に示す状態になる。
上記構成によれば、チャンネル管理フラグ部602において、第1のチューナ部102で選択できるチャンネルの全てを示す第1のチューナ部のチャンネル情報301の1つ1つについて、初期値は0、ユーザから選択された際に1となるフラグ701を割り当て、チャンネル管理フラグ乗算部603で、チャンネル管理フラグ部602のフラグ701の全てを乗算する。
初期状態では、チャンネル管理フラグ部602のフラグ701全てが0であることから、チャンネル管理フラグ乗算部603の値は0である。ユーザが、例えば第1のチューナ部のチャンネル情報301の中から4チャンネルを選択(703)した場合、704に示すように、それに相対したチャンネル管理フラグ部602のフラグ701が1になる。しかしながら、チャンネル管理フラグ乗算部603の値は0である。
ユーザがリモコンやSW部110でチャンネルアップダウン操作を行うことで、第1のチューナ部のチャンネル情報301の全てを選択(705)した場合、706に示すようにチャンネル管理フラグ部602のフラグの値は全て1になるので、チャンネル管理フラグ乗算部603の値は1となる。図2より、チャンネル管理フラグ乗算部603の値が1になると、チャンネル管理フラグ乗算結果判定部604では、第1のチューナ部のチャンネル情報301の全てが選択されたと判別し、チューナ判別部503へチューナ切替要求を行い、チューナ制御部115を経由してチューナ切替部105へチューナ切替制御114が行われる。
チャンネル管理フラグ部602で、フラグの値が初期値0の状態から、ユーザからの選択により1となった以降、第1のチャンネル判別部601に対して初期化要求がなされるまでは1の値を保持し続ける。すなわち、図3において、ユーザのチャンネルアップ操作により、例えば第1のチューナ部のチャンネル情報301の全てではない幾つかが選択されている状態で、チャンネル管理フラグ部602の全てではない幾つかの値が1となり、その他の値は0となっている状態から、ユーザが操作内容を変更してチャンネルダウン操作を行い、既に選択済みの、つまりフラグ701の値が1であるチャンネル情報301を再度選択しても、701の値は1のままである。
なお、本実施の形態1において、第1のチューナ部102のチャンネル判別部601の動作を説明したが、第2のチューナ部104のチャンネル判別部605の動作も同じである。故に、ユーザの操作がチャンネルアップ操作からチャンネルダウン操作に、あるいはチャンネルダウン操作からチャンネルアップ操作に、あるいは1つの操作方法から別の操作方法に変化しても、チャンネル判別部502で第1のチューナ部102と第2のチューナ部104の全てのチャンネルが選択されたことを判別することは可能である。
図4は、本実施の形態1におけるチューナ判別部の構成図である。図4において、第1のチューナ部102、あるいは第2のチューナ部104のチューナ管理フラグ部801の値をチューナ管理フラグ乗算部802で乗算し、チューナ管理フラグ乗算結果判定部803で乗算結果が1であるかどうかを判定する。
図5は、本実施の形態1におけるチューナ管理フラグ部801とチューナ管理フラグ乗算部802の処理の流れを示した図である。図5において、902に示すチューナ管理フラグ部801とチューナ管理フラグ乗算部802の初期状態から、第1のチューナ部102の全てのチャンネル情報がユーザから選択(903)されると、第1のチューナ部102と第2のチューナ部104に割り当てられたチューナ管理フラグ部801のフラグ901が変化して904に示す状態となり、さらに、第2のチューナ部104のチャンネル情報全てがユーザから選択(905)されると、906に示す状態となる。
以下、チューナ判別部503の動作を説明する。放送受信装置に備えられた第1のチューナ部102と第2のチューナ部104のそれぞれに、初期値は0、チャンネル判別部502からチューナ判別部503へのチューナ切替要求を、チューナ制御部115を経由して入力した際に1となるフラグ901をチューナ管理フラグ部801で割り当て、チューナ管理フラグ乗算部802でフラグ901の全てを乗算する。
図5の902に示す初期状態では、チューナ管理フラグ部801のフラグ901の全てが0であることから、チューナ管理フラグ乗算部802の値は0である。例えば、第1のチューナ部102のチャンネル判別部601のチャンネル管理フラグ乗算結果判定部604が第1のチューナ部のチャンネル情報301の全てを選択したと判別し、チューナ制御部115へチャンネル切替要求信号を出力する際、904に示すようにチューナ管理フラグ部801の第1のチューナ部102に対応するフラグ901が1になる。しかし、チューナ管理フラグ乗算部802の値は0である。
ユーザが続けてチャンネルアップダウン操作を行い、第2のチューナ部のチャンネル判別部605のチャンネル管理フラグ乗算結果判定部608が第2のチューナ部104のチャンネル情報の全てを選択(905)したと判別し、チューナ制御部115へチャンネル切替要求信号を出力する際、906に示すようにチューナ管理フラグ部801の第2のチューナ部104に対応するフラグ901が1になり、チューナ管理フラグ部801のフラグの値は全て1になるので、チューナ管理フラグ乗算部802の値は1となる。
図4より、チューナ管理フラグ乗算部802の値が1になると、チューナ管理フラグ乗算結果判定部802では、放送受信装置に備えられたチューナのチャンネル情報の全てが選択されたと判別し、チューナ判別部503は、チューナ制御部115を経由してファーストチューナ記憶部501からファーストチューナ情報を読み出し、この情報に基づいてチューナ切替部105のチューナ切替制御(114)を行う。またチューナ管理フラグ部801に対し初期化要求を行い、フラグ901が全て初期値0となる。更に、チューナ制御部115を経由してチャンネル判別部502の第1のチューナ部のチャンネル管理フラグ部602と、第2のチューナ部のチャンネル管理フラグ部606に初期化要求を行い、それぞれのチャンネル管理フラグが全て初期値0となる。
なお、放送受信装置の使用形態によっては一部のチューナ部について選択できない場合もあるが、選択できないチューナ部については、チューナ管理フラグ部801の初期値を1とするか、もしくはチューナ管理フラグ乗算部802での乗算結果に含めないものとする。
また図1において、チューナ制御部115で、リモコン信号やSW操作信号を一定時間受信しない場合にはユーザが受信するチャンネルを選択したと判別し、チャンネル判別部502とチューナ判別部503へ初期化要求を行う。
(実施の形態2)
図6は、本発明の実施の形態2におけるチャンネル判別部502の構成図である。本実施の形態2は、チャンネル判別部502と後述するチューナ判別部503の構成が実施の形態1と異なっている。
図6において、第1のチューナ部のチャンネル判別部601のチャンネル数算出部1001の算出結果をチャンネル数算出結果判定部1002で判定し、あるいは、第2のチューナ部のチャンネル判別部605のチャンネル数算出部1003の算出結果をチャンネル数算出結果判定部1004で判定する。
以下、チャンネル判別部502の動作について具体的に説明する。第1のチューナ部のチャンネル判別部601において、チャンネル数算出部1001には、第1のチューナ部のチャンネル情報301に含まれるチャンネル数の合計値Nが予め設定されており、チャンネル数算出部1001の算出結果Tの初期値は、
T=N ・・・ 式1
である。算出結果Tについて、状態変化により、下記に示す算出を行うに当たり、算出前をT(−1)、算出後をT(+1)とすると、式1は、
T(+1)=T(−1)=N ・・・ 式2
となる。この初期状態から、チャンネルアップ操作である場合は、
T(+1)=T(−1)+1 ・・・ 式3
の算出を行い、チャンネルダウン操作である場合は、
T(+1)=T(−1)−1 ・・・ 式4
の算出を行う。T(+1)は次の算出を行う前に、T(−1)に代入される。チャンネル数算出結果判定部1004でT(+1)を監視し、
T(+1)=2×N−1 ・・・ 式5
あるいは、
T(+1)=1 ・・・ 式6
の何れかである場合、第1のチューナ部のチャンネル情報301の全てが選択されたと判別し、チューナ制御部115へチューナ切替要求信号を出力する。チャンネル判別部502からチューナ制御部115へチューナ切替要求信号を出力した以降の処理は、実施の形態1記載の内容と同じである。
図7は、本実施の形態2におけるチューナ判別部503の構成図である。図7において、1101はチューナ数算出部、1102はチューナ数算出結果判定部である。
以下、チューナ判別部503の動作を説明する。チューナ数算出部1101には、放送受信装置に備えられたチューナ数Bが予め記録されており、チューナ数算出部1101での算出結果Gの初期値は、
G=B ・・・ 式7
である。算出結果Gについて、状態変化により、下記に示す算出を行うに当たり、算出前をG(−1)、算出後をG(+1)とすると、式7は、
G(+1)=G(−1)=B ・・・ 式8
となる。この初期状態から、チューナ制御部115からチューナ切替部105へチューナ切替制御信号114を出力した際に、チューナ制御部115からチューナ数算出部1101へチューナ数カウントダウン信号が出力され、チューナ数算出部1101で、
G(+1)=G(−1)−1 ・・・ 式9
の算出を行う。G(+1)は次の算出を行う前にG(−1)に代入される。
チューナ数算出結果判定部1102でG(+1)を監視し、
G(+1)=1 ・・・ 式10
である場合、放送受信装置に備えられたチューナの全てが選択されたと判別し、チューナ制御部115を経由して、チャンネル数算出部1001及び1003に初期化要求を行い、また、チューナ数算出部1101に初期化要求を行い、式2あるいは式8の初期状態にする。
一方、式7の代わりに、チューナ数算出部1101での算出結果Gの初期値を、
G=0 ・・・ 式11
とすることもできる。この場合、式11の初期状態から、チューナ制御部115からチューナ切替部105へチューナ切替制御信号114を出力した際に、チューナ制御部115からチューナ数算出部1101へチューナ数カウントアップ信号が出力され、チューナ数算出部1101で、
G(+1)=G(−1)+1 ・・・ 式12
の算出を行う。G(+1)は次の算出を行う前に、G(−1)に代入される。
チューナ数算出結果判定部1102でG(+1)を監視し、
G(+1)=2×B−1 ・・・ 式13
である場合、放送受信装置に備えられたチューナの全てが選択されたと判別し、チューナ制御部115を経由して、チャンネル数算出部1001及び1003に初期化要求を行い、また、チューナ数算出部1101に初期化要求を行い、式2あるいは式11の初期状態にする。なお、上記以外の処理は、実施の形態1記載の内容と同じである。
(実施の形態3)
図8は、本発明の構成をセットトップボックス部(以下STB部という)とPDPパネル部の2体で構成された放送受信装置に採用した実施の形態3におけるSTB部の構成図である。図8において、2体型送信IF部1201でPDPパネル部と制御信号1202を交換する。また図9は、本実施の形態3におけるPDPパネル部の構成図である。図9において、PDPパネル部を制御するCPU部1302の制御信号1303を2体型受信IF部1301を介してSTB部と交換する。
本実施の形態3の構成によれば、図8に示すSTB部の2体型送信IF部1201と図9に示すPDPパネル部の2体型受信IF部1301をケーブルなどで接続し、実施の形態1と同様の制御を行うことにより、2体で構成される放送受信装置のザッピング操作においてチューナの選択操作が不要となる。
(実施の形態4)
図10は、本発明の実施の形態4におけるSTBの構成図である。実施の形態1と異なり、本実施の形態では、映像・音声処理部106の出力信号を映像・音声出力部1401から外部に出力する。
図10に示す構成のSTBは、ユーザが別に用意する映像信号や音声信号を外部から入力して映像表示・音声出力できるテレビなどと接続して使用され、実施の形態1と同様の制御を行うことにより、ザッピング操作においてチューナの選択操作が不要となる。
なお、上記本発明の実施の形態1乃至4において、第1のチューナ部102で受信する放送形態と、第2のチューナ部104で受信する放送形態は異なるものとしたが、同じであっても良い。また、ザッピングが開始されるチューナを第1のチューナ部102としたが、第2のチューナ部104であっても同様の効果が得られる。
また、チャンネル判別部502からチューナ判別部503へのチューナ切替要求を、チューナ制御部115を経由して行うとしたが、チャンネル判別部502からチューナ判別部503及びチューナ制御部115のそれぞれへ、直接チューナ切替要求しても同様の効果が得られる。あるいは、チャンネル判別部502からチューナ判別部503とチューナ制御部115、チューナ切替部105のそれぞれへ直接チューナ切替要求しても同様の効果が得られる。
また、チューナ判別部503において、第1のチューナ部のチャンネル情報の全てが選択された後に、第2のチューナ部のチャンネル情報の全てが選択されるとしたが、最初に第2のチューナ部のチャンネル情報の全てが選択され、次に、第1のチューナ部のチャンネル情報の全てが選択されるとしても同様の効果が得られる。
また、放送受信装置に備えられたチューナを第1のチューナ部102と第2のチューナ部104の2個としたが、N個(Nは3以上の整数)であっても、それぞれのチューナに対応するN個のチャンネル判別部を備えることで、同様の効果が得られる。
また、チューナ判別部503からチューナ制御部115を介してチャンネル判別部502へ初期化要求するとしたが、チューナ判別部503からチャンネル判別部502へ直接、初期化要求しても良い。また、チャンネル判別部502で全てのチャンネルが選択されたと判別し、チャンネル判別部502からチューナ判別部503へチューナ切替要求し、チューナ制御部115を経由してチューナ切替部105へチューナ切替制御(114)するとしたが、リモコン受光部109で受信したリモコン信号や、SW部110のSW操作信号で、直接チューナ選択操作を受信する、あるいは同じチャンネルを複数回続けて選択する、あるいは1つのチャンネルを選択し続けるなど、チャンネルアップやチャンネルダウン以外の操作を受信した際にも、チューナ制御部115からチューナ切替部105へチューナ切替制御(114)しても良い。この場合、リモコン信号やSW操作信号でチューナ選択信号を受信した際に、チューナ制御部115からチャンネル判別部502とチューナ判別部503に初期化要求を行う。
また、チャンネル判別部502の構成とチューナ判別部503の構成に関し、実施の形態1では、チャンネル判別部502はチャンネル管理フラグ701を利用し、チューナ判別部503はチューナ管理フラグ901を利用した処理を行い、実施の形態2では、チャンネル判別部502はチャンネル数算出部1001を利用し、チューナ判別部503はチューナ数算出部1101を利用した処理を行うとしたが、チャンネル判別部502がチャンネル管理フラグ701を利用する一方、チューナ判別部503はチューナ数算出部1101を利用した処理を行い、あるいは、チャンネル判別部502はチャンネル数算出部1001を利用する一方、チューナ判別部503はチューナ管理フラグ901を利用した処理を行うように、実施の形態1に示すチャンネル判別部502の構成、あるいはチューナ判別部503の構成と、実施の形態2に示すチャンネル判別部502の構成、あるいはチューナ判別部503の構成をそれぞれ入れ替えても同様の効果が得られる。
また、ファーストチューナ記憶部501にザッピング開始時のチューナを記憶し、チューナ判別部503で全てのチューナが選択されたと判別した後、チューナ制御部115がファーストチューナ記憶部501からファーストチューナ情報を読み出し、その情報を元にチューナ切替部105へチューナ切替制御(114)を行うとしたが、チューナ制御部115に、放送受信装置に備えられた複数のチューナのザッピングを行う順番を予め設定しておき、その順番に従ってチューナを切り替えても同様の効果が得られる。この場合、ファーストチューナ記憶部501とチューナ判別部503の何れか、あるいは両方がなくても同様の効果が得られる。
(実施の形態5)
図11は、本発明の実施の形態5におけるリモコンの外観図である。本実施の形態5は実施の形態1で放送受信装置本体が備えたザッピング操作におけるチューナ自動選択の機能をリモコン上で実現したものである。
図11において、第1のチューナ選択SW部1503を選択して第1のチャンネルSW部1501の操作情報や、第2のチューナ選択SW部1504を選択して第2のチャンネルSW部1502の操作情報、チャンネルアップSW部1505の操作情報、チャンネルダウンSW部1506の操作情報は、リモコン信号出力部1507から出力される。
図12は、本実施の形態5におけるリモコンの構成図である。図12において、リモコンチャンネル判別部1601で第1のチャンネルSW部1501あるいは第2のチャンネルSW部1502の全てのチャンネルが選択されたかどうかを判定してリモコンチューナ切替部1602を切替える、あるいはリモコン制御部1603でリモコン信号出力部1507から出力するリモコン信号を生成する。
上記構成において、第1のチャンネルSW部1501、あるいは第2のチャンネルSW部1502のチャンネル全てをユーザが選択したかどうかをリモコンチャンネル判別部1601で判別し、ユーザが全てのチャンネルを選択したと判別した際、リモコンチャンネル判別部1601からリモコンチューナ切替部1602へチューナ切替制御を行う。
リモコンチューナ切替部1602では、リモコン制御部1603を介してリモコン信号出力部1507から出力しているチャンネルが、第1のチャンネルSW部1501と第2のチャンネルSW部1502の何れであるのかをフィードバックし、1つのチャンネルアップSW部1505と1つのチャンネルダウンSW部1506の何れが操作された場合においても、それが、第1のチャンネルSW部1501と第2のチャンネルSW部1502の何れに対する操作であるのかを判別できるようにしている。
また、リモコンチューナ切替部1602においては、第1のチューナ選択SW部1503が操作された場合は、第1のチャンネルSW部1501の制御機能を選択し、第2のチューナ選択SW部1504が操作された場合は、第2のチャンネルSW部1502の制御機能を選択する切替制御を行う。
図13は、本実施の形態5におけるリモコンチャンネル判別部1601の構成図である。図13において、第1のチャンネル判別部1701で第1のチャンネルSW部1501のチャンネルが全て選択されたかどうかを判別し、第2のチャンネル判別部1702で第2のチャンネルSW部1502のチャンネルが全て選択されたかどうかを判別する。あるいは、リモコンチューナ切替部1602からの制御信号1703を第1のチャンネル判別部1701のチャンネル管理フラグ部602へ伝送してリセットなどを行う。同様に、リモコンチューナ切替部1602からの制御信号1704を第2のチャンネル判別部1702のチャンネル管理フラグ部606へ伝送してリセットなどを行う。
本実施の形態においては、第1のチャンネル判別部1701を実施の形態1で説明したチャンネル管理フラグ部602、チャンネル管理フラグ乗算部603とチャンネル管理フラグ乗算結果判定部604で構成し、同様に、第2のチャンネル判別部1702をチャンネル管理フラグ部606、チャンネル管理フラグ部602とチャンネル管理フラグ乗算結果判定部608で構成している。
チャンネル管理フラグ乗算結果判定部604で第1のチャンネルSW部1501のチャンネル全てを選択したと判別した際、あるいはチャンネル管理フラグ乗算結果判定部608で第2のチャンネルSW部1502のチャンネル全てを選択したと判別した際、チャンネル管理フラグ乗算結果判定部604あるいは608より、リモコンチューナ切替部1602に対してチューナ切替制御を行い、第1のチャンネルSW部1501から第2のチャンネルSW部1502へ切替えられた際には、リモコンチューナ切替部1602から第1のチャンネル判別部1701のチャンネル管理フラグ部602へ初期化要求1703を、あるいは第2のチャンネルSW部1502から第1のチャンネルSW部1501へ切替えられた際には、リモコンチューナ切替部1602から第2のチャンネル判別部1702のチャンネル管理フラグ部606へ初期化要求1704を行う。なお、チャンネル管理フラグ部602、606、チャンネル管理フラグ乗算部603、607、チャンネル管理フラグ乗算結果判定部604、608の動作は実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
(実施の形態6)
図14は、本発明の実施の形態6におけるリモコンチャンネル判別部1601の構成図である。本実施の形態はチャンネル判別部の構成が実施の形態5と異なっている。
本実施の形態では、実施の形態5で示した第1のチャンネル判別部1701を、実施の形態2で説明したチャンネル数算出部1001とチャンネル数算出結果判定部1002で構成し、同様に、第2のチャンネル判別部1702をチャンネル数算出部1003とチャンネル数算出結果判定部1004で構成している。
チャンネル数算出結果判定部1002で第1のチャンネルSW部1501のチャンネル全てを選択したと判別した際、あるいはチャンネル数算出結果判定部1004で第2のチャンネルSW部1502のチャンネル全てを選択したと判別した際、チャンネル数算出結果判定部1002あるいは1004よりリモコンチューナ切替部1602に対してチューナ切替制御を行い、第1のチャンネルSW部1501から第2のチャンネルSW部1502へ切替えられた際には、リモコンチューナ切替部1602から第1のチャンネル判別部1701のチャンネル数算出部1001へ初期化要求1703を、あるいは第2のチャンネルSW部1502から第1のチャンネルSW部1501へ切替えられた際には、リモコンチューナ制御部1602から第2のチャンネル判別部1702のチャンネル数算出部1003へ初期化要求1704を行う。
図15に、本発明の放送受信装置およびリモコンによるザッピング操作のイメージを示す。本発明のザッピング操作によれば、図19に示す従来のザッピング操作と比較し、チューナ切替操作304が不要となる。
図16は、本発明の放送受信装置およびリモコンによるザッピング操作のフローである。本発明のザッピング操作によれば、例えば、ユーザが第1のチューナ部のチャンネル情報301を視聴時に、ザッピング操作を開始(ステップ401)するものとし、第1のチューナ部102のチャンネル情報301を一度チャンネルアップダウン操作(303)した後に、第2のチューナ部104のチャンネル情報302を視聴するとユーザが判断(ステップ402)した後、ザッピング操作終了(ステップ403)するまでの最短ステップ数は、ザッピング操作開始(ステップ401)とザッピング操作終了(ステップ403)を除くと3ステップであり、同様のザッピング操作を従来の方法で行った場合7ステップであったことに比較してステップ数は半分以下となり、ザッピング操作が煩わしいという課題は解消される。
なお、本発明の実施の形態1乃至6において、ザッピング操作をチャンネルアップダウン操作としたが、チャンネルそのものを直接選局する操作を行っても同様の効果が得られる。
本発明にかかる放送受信装置およびリモコンによれば、ザッピング操作におけるチューナの切替操作が不要となるので、複数の放送形態が受信できる放送受信装置、あるいはこれに用いるリモコンにとして有用である。
本発明の実施の形態1における放送受信装置の構成図 本発明の実施の形態1におけるチャンネル判別部の構成図 本発明の実施の形態1におけるチャンネル管理フラグ部とチャンネル管理フラグ乗算部の処理の流れを示す説明図 本発明の実施の形態1におけるチューナ判別部の構成図 本発明の実施の形態1におけるチューナ管理フラグ部とチューナ管理フラグ乗算部の処理の流れを示す説明図 本発明の実施の形態2におけるチャンネル判別部の構成図 本発明の実施の形態2におけるチューナ判別部の構成図 本発明の実施の形態3における2体から成る放送受信装置のSTB部の構成図 本発明の実施の形態3における2体から成る放送受信装置のPDPパネル部の構成図 本発明の実施の形態4における放送受信装置のSTBの構成図 本発明の実施の形態5におけるリモコンの外観図 本発明の実施の形態5におけるリモコンの構成図 本発明の実施の形態5におけるリモコンチャンネル判別部の構成図 本発明の実施の形態6におけるリモコンチャンネル判別部の構成図 本発明の放送受信装置およびリモコンによるザッピング操作のイメージ図 本発明の放送受信装置およびリモコンによるザッピング操作のフローを示す図 従来の放送受信装置の構成図 チューナの役割を示す図 従来の放送受信装置におけるザッピング操作のイメージ図 従来の放送受信装置におけるザッピング操作のフローを示す図
符号の説明
101 第1のアンテナ
102 第1のチューナ部
103 第2のアンテナ
104 第2のチューナ部
105 チューナ切替部
106 映像・音声処理部
107 ディスプレイ部
108 スピーカ部
109 リモコン受光部
110 SW部
115 チューナ制御部
501 ファーストチューナ記憶部
502 チャンネル判別部
503 チューナ判別部
601 第1のチューナ部のチャンネル判別部
602、606 チャンネル管理フラグ部
603、607 チャンネル管理フラグ乗算部
604、608 チャンネル管理フラグ乗算結果判定部
605 第2のチューナ部のチャンネル判別部
701 チャンネル管理フラグ
801 チューナ管理フラグ部
802 チューナ管理フラグ乗算部
803 チューナ管理フラグ乗算結果判定部
901 チューナ管理フラグ
1001、1003 チャンネル数算出部
1002、1004 チャンネル数算出結果判定部
1101 チューナ数算出部
1102 チューナ数算出結果判定部
1201 2体型送信IF部
1301 2体型受信IF部
1302 CPU部
1401 映像・音声出力部
1501 第1のチャンネルSW部
1502 第2のチャンネルSW部
1503 第1のチューナ選択SW部
1504 第2のチューナ選択SW部
1505 チャンネルアップSW部
1506 チャンネルダウンSW部
1507 リモコン信号出力部
1601 リモコンチャンネル判別部
1602 リモコンチューナ切替部
1603 リモコン制御部
1701 第1のチャンネル判別部
1702 第2のチャンネル判別部

Claims (12)

  1. 異なる放送形態を受信し、かつそれぞれが複数のチャンネルを選択可能な複数のチューナ部と、
    前記複数のチューナ部から出力される信号の1つを選択し出力するチューナ切替部と、
    前記チューナ切替部から出力された信号を処理する映像・音声処理部と、
    前記複数のチューナ部のうち1つのチューナ部の全てのチャンネルが選択されたか否かを判別するチャンネル判別部と、
    少なくとも前記チューナ切替部の動作を制御するチューナ制御部とを備え、
    前記チューナ制御部は、前記チャンネル判別部により前記複数のチューナ部のうち1つのチューナ部の全てのチャンネルが選択されたと判別された場合、前記チューナ切替部により前記映像・音声処理部への入力信号を自動的に他のチューナ部からの出力信号に切り替えることを特徴とする放送受信装置。
  2. 前記チャンネル判別部を、
    前記複数のチューナ部の各々のチューナ部のチャンネル情報の1つ1つに割り当てられ、チャンネルが選択されたときに値が変化する複数のフラグを有するチャンネル管理フラグ部と、
    前記チャンネル管理フラグ部のチューナ部毎のフラグの値を乗算するチャンネル管理フラグ乗算
    部と、
    前記チャンネル管理フラグ乗算部の乗算結果に基づき、全てのチャンネルが選択されたと判別された場合、前記チューナ制御部へのチューナ切替要求信号を出力するチャンネル管理フラグ乗算結果判定部とで構成した請求項1記載の放送受信装置。
  3. 前記チャンネル判別部を、
    前記複数のチューナ部の各々のチューナ部において選択されたチャンネルの数を算出するチャンネル数算出部と、
    前記チャンネル数算出部の算出結果に基づき、全てのチャンネルが選択されたと判別された場合、前記チューナ制御部へのチューナ切替要求信号を出力するチャンネル数算出結果判定部とで構成した請求項1記載の放送受信装置。
  4. 前記複数のチューナ部の全てが選択されたか否かを判別するチューナ判別部を更に備えた請求項1〜3のいずれかに記載の放送受信装置。
  5. 前記チューナ判別部を、
    前記複数のチューナ部の1つ1つに割り当てられ、チューナ部が選択されたときに値が変化する複数のフラグを有するチューナ管理フラグ部と、
    前記チューナ管理フラグ部のフラグの値を乗算するチューナ管理フラグ乗算部と、
    前記チューナ管理フラグ乗算部の乗算結果に基づき、前記チューナ切替部への切替制御信号を出力するチューナ管理フラグ乗算結果判定部とで構成した請求項4記載の放送受信装置。
  6. 前記チューナ管理フラグ乗算結果判別部より切替制御信号が出力された時、前記チャンネル管理フラグ部のフラグの値及び前記チューナ管理フラグ部のフラグの値を初期値に設定する請求項5記載の放送受信装置。
  7. 前記チューナ判別部を、
    前記複数のチューナ部のうち選択されたチューナ部の数を算出するチューナ数算出部と、
    前記チューナ数算出部の算出結果に基づき、全てのチューナ部が選択されたと判別された場合、前記チューナ切替部への切替制御信号を出力するチューナ数算出結果判定部とで構成した請求項4記載の放送受信装置。
  8. 前記映像・音声処理部より出力された映像信号により映像を表示するディスプレイ部と、前記映像・音声処理部より出力された音声信号により音声を出力するスピーカ部を更に備えた請求項1〜7のいずれかに記載の放送受信装置。
  9. 前記映像・音声処理部の出力信号を外部に出力する映像・音声出力部を更に備えた請求項1〜7のいずれかに記載の放送受信装置。
  10. 異なる放送形態を受信し、かつそれぞれが複数のチャンネルを選択可能な複数のチューナ部と、前記複数のチューナ部から出力された信号を処理する映像・音声処理部とを備えた放送受信装置に使用されるリモコンであって、
    前記複数のチューナ部から出力される信号の1つを選択し前記映像・音声出力部に出力するリモコンチューナ切替部と、
    前記複数のチューナ部のうち1つのチューナ部の全てのチャンネルが選択されたか否かを判別するリモコンチャンネル判別部と、
    少なくとも前記リモコンチューナ切替部の動作を制御するリモコン制御部とを備え、
    前記リモコン制御部は、前記リモコンチャンネル判別部により前記複数のチューナ部のうち1つのチューナ部の全てのチャンネルが選択されたと判別された場合、前記リモコンチューナ切替部により前記映像・音声処理部への入力信号を自動的に他のチューナ部からの信号に切り替えることを特徴とするリモコン。
  11. 前記リモコンチャンネル判別部を、
    前記複数のチューナ部の各々のチューナ部のチャンネル情報の1つ1つに割り当てられ、チャンネルが選択されたときに値が変化する複数のフラグを有するチャンネル管理フラグ部と、
    前記チャンネル管理フラグ部のチューナ部毎のフラグの値を乗算するチャンネル管理フラグ乗算
    部と、
    前記チャンネル管理フラグ乗算部の乗算結果に基づき、全てのチャンネルが選択されたと判別された場合、前記リモコンチューナ制御部へのチューナ切替要求信号を出力するチャンネル管理フラグ乗算結果判別部とで構成した請求項10記載のリモコン。
  12. 前記リモコンチャンネル判別部を、
    前記複数のチューナ部の各々のチューナ部において選択されたチャンネルの数を算出するチャンネル数算出部と、
    前記チャンネル数算出部の算出結果に基づき、全てのチャンネルが選択されたかと判別された場合、前記リモコンチューナ制御部へのチューナ切替要求信号を出力するチャンネル数算出結果判定部とで構成した請求項10記載のリモコン。

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WO2021004309A1 (zh) * 2019-07-05 2021-01-14 海信视像科技股份有限公司 电子设备及检索服务选定方法

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