JP2001054037A - 放送受信装置 - Google Patents

放送受信装置

Info

Publication number
JP2001054037A
JP2001054037A JP11224145A JP22414599A JP2001054037A JP 2001054037 A JP2001054037 A JP 2001054037A JP 11224145 A JP11224145 A JP 11224145A JP 22414599 A JP22414599 A JP 22414599A JP 2001054037 A JP2001054037 A JP 2001054037A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
volume
channel
user
value
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11224145A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Koreeda
浩行 是枝
Kenji Katsumata
賢治 勝又
Takanori Eda
隆則 江田
Masaru Namiki
勝 南木
Toshiyuki Nemoto
敏之 根本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP11224145A priority Critical patent/JP2001054037A/ja
Publication of JP2001054037A publication Critical patent/JP2001054037A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Receiver Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザによるチャンネル切り替え毎の音量調
節の手間を省くことができる、音量調整機能を有する放
送受信装置において、チャンネルごとの出力音量の指定
値の設定が簡単・容易に行える、使い勝手のよい装置を
提供すること。 【解決手段】 音声の出力音量を利用者が調整するため
の音量調節手段と、音声の出力音量の指定値をチャンネ
ルごとに記憶する音量記憶手段と、受信チャンネルが変
更されたとき、上記音量記憶手段における変更された当
該チャンネルに対応する上記指定値を参照して、音声の
出力音量を上記指定値に対応する音量に自動調整する音
量変更手段と、利用者の操作により範囲指定された範囲
内の複数チャンネルの上記指定値を、上記音量調節手段
の操作によって一括して調整し、上記音量記憶手段に記
憶させる手段とを、具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数チャンネルを
受信できる放送受信装置に係り、特に、チャンネル単位
の音量調整機能を有する放送受信装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】衛星放送のデジタル化を皮切りに、今
後、地上波も含めて、放送のデジタル化が推進される見
込みであるが、これにより、音声、映像データの容量圧
縮ができ、従来のアナログ放送の周波数帯域に、数倍の
チャンネルを収納できるようになり、多チャンネルの放
送が可能となる。
【0003】実際にスタートしているデジタル衛星放送
においては、1つの通信衛星を使って、100チャンネ
ル以上の放送を実現している。
【0004】このような放送では、各番組製作会社が、
個別にチャンネルの内容を管理、編成し、各チャンネル
の放送データを、放送業者がまとめて、衛星に送る形態
をとっていた。
【0005】以上のような放送システムにおいては、各
番組製作会社が、個別にチャンネルの内容を管理、編成
するため、チャンネルごとに、音量レベルにばらつきが
出やすく、100チャンネル以上もあるチャンネルを切
り替えるごとに、テレビの音量を調節し直さなければな
らないという、不便な点が生じていた。
【0006】このような点に対処するため、特開平8−
79652号公報においては、チャンネル変更時に適正
音量を出力するため、音量の制御データをチャンネル別
にメモリに記憶させ、チャンネル選局ごとに音量の制御
データを読み出して、これに基づき自動的に出力音量を
調整するようにした技術が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した特開平8−7
9652号公報に開示された従来技術を用いると、チャ
ンネルを切り替えたときに適正音量を出力することがで
きる。しかしながら、各チャンネルごとに適正音量を出
力するための音量制御データについての、使い勝手のよ
い設定手法については、さほどに考慮されていない。
【0008】本発明の目的は、チャンネルを切り替えた
ときの音量の変化を少なくして、ユーザによるチャンネ
ル切り替え毎の音量調節の手間を省くことができる、音
量調整機能を有する放送受信装置において、チャンネル
ごとの出力音量の指定値の設定が、利用者(ユーザ)に
とって簡単・容易に行え、ユーザの使い勝手が大いに向
上する放送受信装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、利用者の操作により所望チャンネルを選
択して受信し、利用者の操作により音量を調整可能な放
送受信装置において、例えば、音声の出力音量を利用者
が調整するための音量調節手段と、音声の出力音量の指
定値をチャンネルごとに記憶する音量記憶手段と、受信
チャンネルが変更されたとき、上記音量記憶手段におけ
る変更された当該チャンネルに対応する上記指定値を参
照して、音声の出力音量を上記指定値に対応する音量に
自動調整する音量変更手段と、利用者の操作により範囲
指定された範囲内の複数チャンネルの上記指定値を、上
記音量調節手段の操作によって一括して調整し、上記音
量記憶手段に記憶させる手段とを、具備した構成をと
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を用いて説明する。
【0011】図2は、本発明の1実施形態に係るデジタ
ル放送用の放送受信装置のハードウェア構成を示す図で
ある。
【0012】本実施形態の放送受信装置においては、図
2に示すように、バス1を介して、アンテナ2からの放
送電波を選局しデジタルデータに復調するチューナ3、
復調されたデジタルデータに含まれる圧縮音声データを
復号し音声データに変換するオーディオデコーダ4、音
声データの音量レベルを変更するデジタルボリューム
5、音声データをアナログ音声波形に変換し、スピーカ
7に出力するD/Aコンバータ6、システム全体を統括
管理し、各種処理を行うマイクロプロセッサ8、読み書
き可能なメモリ9、電源が切れても内容が消えない不揮
発性メモリ10、表示装置13への表示内容を格納する
表示メモリ11、ユーザーが操作を行ったり、文字を入
力するキーボード14、などが結合されており、メモリ
9に格納されたプログラムがマイクロプロセッサ8によ
って解釈され、マイクロプロセッサ8が、各部を制御す
ることにより、各部に各種処理を実行させる。
【0013】表示装置13は、ブラウン管表示装置、液
晶表示装置、LED表示装置などが適用可能であり、表
示メモリ11の内容を、表示コントローラ12が、周期
的に読み出して、表示装置13に転送することにより、
ユーザー操作の結果などが、表示装置13上の表示画面
に反映される。
【0014】なお、本実施形態においては、受信したデ
ジタルデータに含まれる映像データや情報データの処理
系については割愛してあるが、これらについては公知の
適宜手段を採用して図2の構成に付加することは当業者
にとっては容易であり、本実施形態においても映像デー
タや情報データの処理系が含まれており、表示装置13
は、受信した映像の表示にも利用されるようになってい
る。
【0015】以上のような放送受信装置において、デジ
タルボリューム5は、図3に示すような機能を持つデバ
イスである。
【0016】すなわち、デジタル音声データの入力値
(I)を逐次取得し(130)、この値に対し、ユーザ
が設定した音量の指定値(V)を乗じた(132)値
を、出力値(O)として出力する(135)。ただし、
出力値(O)がシステムで定められたMAX値を超える
場合は(133)、出力値(O)をMAXの値に補正し
て(134)、出力する(135)。これにより、MA
X値規制を行いながら、入力された音声データの出力音
量を、ユーザが設定した音量に合わせて(ユーザが設定
した指定値に対応したものとして)、調整することがで
きるようになっている。
【0017】また、このデジタルボリューム5は、出力
値(O)の最大値を常に監視して(136)、それまで
の最大値を超える値を最大値として更新して保持し、ピ
ーク値(P)として外部に出力する(137)機能も、
併せて具備している。
【0018】以上のような放送受信装置において実現す
る音声調整処理を、次に説明する。
【0019】まず、本実施形態において、ユーザが対話
式に設定操作を行う音量調整画面100について、図4
を用いて説明する。
【0020】図4は、表示装置13上に表示される音量
調整画面100を示しており、この図面は、専用起動キ
ーなどのユーザの操作によって表示され、取消キーなど
の操作によって消去される。
【0021】画面100中の101〜105のボタン
は、画面が表示されたときに最初に選択する選択肢のボ
タンで、太線のボタンは、カーソルで選択中のボタンで
あることを表している。
【0022】自動ボタン101を選ぶと、選局中のチャ
ンネルの音量を自動的に好適に補正する。手動ボタン1
02を選ぶと、選局中のチャンネルの音量を手動で変更
できる。
【0023】手動ボタン102を選んだ際には、連動し
ないボタン107、連動するボタン108が選択可能に
なり、連動しないボタン107を選ぶと、選局中のチャ
ンネルだけを単独で、リモコンの音量アップダウンキー
で、音量調整することができる。
【0024】また、連動するボタン108を選んだ場合
は、範囲ボタン109、指定ボタン112、全CH(チ
ャンネル)ボタン114が選択できる。
【0025】範囲ボタン109を選択すると、下限のチ
ャンネル番号110と、上限のチャンネル番号111を
入力して、その範囲の複数チャンネルの音量を、リモコ
ンの音量アップダウンキーで、一括して調整することが
できる。
【0026】指定ボタン112を選択すると、複数のチ
ャンネル番号113を入力することができ、指定したチ
ャンネル群の音量を、リモコンの音量アップダウンキー
で、一括して調整することができる。
【0027】全CHボタン114を選択した場合は、す
べての視聴可能なチャンネルの音量を、リモコンの音量
アップダウンキーで、一括して調整することができる。
【0028】現在の音量レベル115は、リモコンの音
量アップダウンキーの操作に併せて、相対的な値とし
て、レベルメータ106に表示され、同時に、ピークの
音量116も表示される。
【0029】チェックボタン103は、一時的に、選局
中のチャンネルの音量を自動的に好適補正し、カーソル
が別の選択肢に移ったら、自動補正を解除してもとの音
量に戻すものである。
【0030】前CH(チャンネル)に同じボタン105
を選択すると、選局中のチャンネルの音量を、1つ前に
選局して音量調整したチャンネルの音量レベルに設定す
る。
【0031】次に、本実施形態の音声調整処理で使用す
る音量管理テーブル20を、図5で説明する。
【0032】チャンネル数24は、放送受信装置で受信
可能なチャンネルの数を格納する。音量管理テーブル2
0は、チャンネル数24で示されるだけの配列を持つ構
造体で、各々のチャンネル番号21、設定されたボリュ
ーム値(出力音量の指定値に対応するもの)22、ピー
ク値23を、チャンネルごとに保持する。これらのテー
ブルは、電源が抜かれてもデータが消えないように、不
揮発性メモリ10において保持する。
【0033】以上の画面仕様やテーブルをもとに、本実
施形態の音量調整処理について、図1のフロー図200
に基づいて、詳しく説明する。
【0034】まず、音量調整機能の専用リモコンキーを
押すなどのユーザ操作が行われると、図4に示すような
初期画面が表示され(201)、放送受信装置のイベン
トを取得しては(202)、その内容を解析し(20
3)、対応する処理を、繰り返し実行する。
【0035】例えば、音量レベルメーターのピーク値
が、デジタルボリューム5から送られてきた場合は、レ
ベルメータ106に、ピークの音量116として表示す
る(204)。
【0036】リモコンのカーソルキーが押されたという
イベントが送られてきた場合は、ボタン100〜105
の間で、カーソルの移動処理を行う。
【0037】リモコンの取消キーが押されると、画面を
消去し、音量調整処理を終了する(207)。
【0038】リモコンの決定キー押されると、カーソル
がある選択肢をハイライト表示し(206)、選ばれた
ことを明示し(206)、どの選択肢が選ばれたかを判
定する(208)。
【0039】ここで、自動ボタン101を選択すると、
受信中のチャンネルに対し、音量管理テーブル20にお
ける当該チャンネルの過去のピーク値23を参照して、
ピークの値が最大値となるように、デジタルボリューム
5の音量値を求め、音量管理テーブル20の当該チャン
ネル番号21のボリューム値22と、音量補正した結果
のピーク値23とを更新して格納した上で、デジタルボ
リュームに音量の指定値(V)を設定する。
【0040】手動ボタン102が選択された場合には、
連動しない107、連動する108のボタンを有効にし
て、カーソルを連動しない107のボタンに初期表示す
る(210)。
【0041】この状態で、リモコンの音量アップダウン
キーが押されると(214)、受信中のチャンネルの音
量値を、一定ステップで増加または減少させて、音量管
理テーブル20の当該チャンネルのボリューム値22を
更新設定するとともに、これにあわせて、デジタルボリ
ューム9の当該チャンネルの音量の指定値(V)を更新
設定する。
【0042】また、取消しキーのイベントを取得すると
(214)、連動しないボタン107、連動する108
のボタンを無効に戻し、カーソルは、手動ボタン102
に戻る(215)。
【0043】連動しない107、連動する108のボタ
ンの選択肢のいずれかが選ばれた場合(219)、連動
しないボタン107ならば、範囲109、指定112、
全CH114の各ボタンを無効にし(220)、連動す
るボタン108ならば、範囲109、指定112、全C
H114の各ボタンを有効にする(221)。
【0044】ここで、取消キーが押されると(22
2)、カーソルは連動する108のボタンを選択したま
ま(226)、音量アップダウンが行える状態に戻る
(214)。
【0045】範囲ボタン109が選ばれた場合は(22
2)、チャンネルの下限と上限の番号を入力し(22
4)、入力し終えると、カーソルは連動する108のボ
タンを選択したまま(226)、音量アップダウンが行
える状態に戻る(214)。
【0046】指定ボタン112が選ばれた場合は(22
2)、複数のチャンネル番号を入力し(225)、入力
し終えると、カーソルは連動する108のボタンを選択
したまま(226)、音量アップダウンが行える状態に
戻る(214)。
【0047】全CHボタン114が選ばれた場合は(2
22)、直ちに、カーソルは連動する108のボタンを
選択したまま(226)、音量アップダウンが行える状
態に戻る(214)。
【0048】音量値を変更設定するステップ216は、
連動する108のボタンが選択されていて、範囲ボタン
109が選択された場合は、その範囲の音量管理テーブ
ル20のボリューム値22を、一括して更新する。ま
た、指定ボタン112が選択された場合は、指定された
複数チャンネルの音量管理テーブル20のボリューム値
22を、一括して更新する。また、全CHボタン114
が選択された場合は、音量管理テーブル20のすべての
ボリューム値22を、一括して更新する。
【0049】ボタン101〜105の中から、チェック
ボタン103が選択された場合は、自動ボタン101が
選ばれたときと同様の音量値の自動設定を、自動設定後
の状態の確認ができるように一時的に行う(211)
が、取消キーが押されると(217)、音量値を元に戻
す(218)。
【0050】リセットボタン104が選択された場合
は、ユーザあるいは自動により、選局中(受信中)のチ
ャンネルに設定された音量値を、初期値にリセットする
(212)。
【0051】前CHに同じボタン105が選択された場
合は、選局中のチャンネルのボリューム値を、1つ前に
選局していたチャンネルのボリューム値に合わせる(1
05)。
【0052】以上の処理によって、チャンネルごとに、
個別に設定されたデジタルボリュームの音量は、図6の
フロー図300に示すような処理により、チャンネルを
切り替えるたびに反映される。
【0053】放送受信装置のシステムを起動した後(3
01)、音量管理テーブル20を初期設定する(30
2)。具体的には、放送波に含まれるチャンネルリスト
の情報を取得して、音量管理テーブル20に、チャンネ
ル番号21列と、チャンネル数24を設定し、ボリュー
ム値22は、すべて同じ値に、ピーク値も最小の固定値
に初期設定する。
【0054】その後、ユーザの操作を受付け(30
3)、音量調整機能が選択された場合は、フロー図20
0に示した音量調節処理を起動する(307)。
【0055】ユーザが、リモコンで、チャンネル番号を
打ち込んだり、チャンネルのアップダウンキーを入力し
た場合、指定されたチャンネルを選局し(304)、そ
のチャンネルの音量管理テーブル20のボリューム値2
2を読み出して(305)、それを音量の指定値(V)
として、デジタルボリューム5に設定する。
【0056】このようにして、音量調節機能でユーザに
よって設定された各チャンネルの音量値(音量の指定値
(V))が、選局するたびに反映されて、ユーザの所望
する適正音量の音声がスピーカ7から出力される。
【0057】以上の実施形態によれば、ユーザはチャン
ネル毎に所望する適切な音量を設定でき、放送において
チャンネル間で音量差が生じている場合でも、チャンネ
ルを切り替えた際に、音量が大幅に変動することなく、
快適な放送受信が行えるという効果がある。
【0058】また、本実施形態によれば、全チャンネル
に対してまとめて音量調整を行うことができるので、複
数の衛星放送を受信できる放送受信装置などにおいて、
1つの衛星放送を指定してその全チャンネルをまとめて
音量調整することで、衛星間の音量レベル差を、まとめ
て補正できる効果がある。また、複数の指定チャンネル
や、範囲指定された複数のチャンネルに対し、まとめて
音量調整を行うことができるため、例えば、同一放送業
者が複数の類似したチャンネルを放送しており、それら
のチャンネルで他のチャンネルと同様な傾向の音量差が
ある場合、それらのチャンネルの音量をまとめて補正す
ることができるという効果がある。
【0059】さらに、本実施形態によれば、音量の自動
設定機能を設けているので、他のチャンネルとの音量比
較を行った上で、手動の音量調節する等の手間をかける
ことなく、簡単にチャンネル間の音量差を補正できると
いう効果がある。
【0060】さらにまた、本実施形態によれば、対象の
チャンネルの音量を、1つ前に選局していたチャンネル
の音量に合わせる機能を設けているので、音量レベルが
類似したチャンネルを、次々と選局しながら、簡単に音
量レベルを補正できるという効果がある。
【0061】なお、本実施形態では、音量調整画面10
0において、自動ボタン101が選択されたとき、その
チャンネルの過去のピーク値23から、音量値を自動設
定する方式をとったが、自動ボタン101が選択される
と、自動モードであることだけを記憶しておき、選局処
理フロー300のステップ305において、フロー図2
00のステップ209で行った音量自動設定処理を実行
して、選局するごとに、選局したチャンネルの音量の指
定値を自動設定させるようにしてもよい。このようにす
ると、ユーザは、チャンネル毎に選局を行って自動設定
の指示を行わなくても、チャンネル選局を行うだけで、
自動的に好適な音量に設定されるという効果がある。
【0062】ここで、上述した実施形態においては、ユ
ーザの操作による設定にしたがって、音量調整をするよ
うにしているが、本発明では、放送波に含まれるデジタ
ル情報に従って、音量を調整する実施形態も実現可能で
ある。デジタル放送においては、デジタル化された映像
データ、音声データ、番組情報を含む情報データが圧縮
符号化され、時分割多重されて、多重ストリームが伝送
される。放送受信装置では、多重ストリームから、映像
データ、音声データ、情報データを分離して、情報デー
タを解析することにより、各種情報を得ることができ
る。
【0063】多重ストリームに含ませる情報データとし
ては、現状、電子番組ガイドの情報が知られているが、
今後は、次に示すような情報を含ませるようにすること
も、充分に考えられる。
【0064】例えば、CMの開始、終了を識別する情報
を、放送波に乗せて伝送することが考えられる。このよ
うな場合には、放送受信装置で、その情報を取得して、
CMの期間だけ、音量を強制的に変更するといった適用
が可能である。かような、自動音量調整の機能を持たせ
ると、CMクライアントの要望に応じて、CM時に音量
を大きくしたり、あるいは逆に、視聴者の要望に応え
て、CMの期間中音量を絞ることができる、といった効
果が期待できる。
【0065】あるいは、公共性と緊急性が高い放送であ
ることを示す情報であることを示す情報と共に、その放
送の音量の制御情報を放送波に乗せて伝送することが考
えられる。このような場合にも、放送受信装置で、その
情報を取得して、公共性と緊急性が高い臨時ニュースな
どの放送の際に、音量を強制的に大きくすることで、視
聴者に対し、公共性と緊急性が高い放送であると注意を
喚起させることができる、という効果が期待できる。
【0066】なおまた、上述してきた実施形態では、チ
ャンネルごとの音量調整について記載したが、チャンネ
ルごとに音質にばらつきがあることも考えられ、このよ
うな場合には、チャンネルごとに音質を自動調整するよ
うにしてもよい。その実現手法は、音量の調整の場合と
略同様で、デジタルボリュームをデジタル音質調整手段
とすることによって、当業者には容易に実現できる。こ
の音質の調整のための設定手法も、音量調整の実施形態
で述べたユーザにとって使い勝手のよい各種設定手法が
適用可能である。
【0067】
【発明の効果】以上のように本発明においては、次のよ
うな効果が得られる。
【0068】(1)チャンネル毎に適切な音量を設定で
き、放送においてチャンネル間で音量差が生じている場
合でも、チャンネルを切り替えた際に、音量が大幅に変
動することなく、快適な放送受信が行える。
【0069】(2)複数の指定チャンネルや、範囲指定
された複数のチャンネルに対し、まとめて音量設定を行
えるので、例えば、同一放送業者が複数の類似したチャ
ンネルを放送しており、それらのチャンネルで他のチャ
ンネルと同様な傾向の音量差がある場合、それらのチャ
ンネルの音量をまとめて補正することができる。
【0070】(3)指定チャンネルの音量自動設定機能
を持たせているので、他のチャンネルとの音量比較を行
った上で、手動の音量調節する等の手間をかけることな
く、簡単にチャンネル間の音量差を補正できる。
【0071】(4)対象のチャンネルの音量を、1つ前
に選局していたチャンネルの音量に合わせて設定できる
機能を持たせているので、音量レベルが類似したチャン
ネルを、次々と選局しながら、簡単に音量レベルを補正
できる。
【0072】(5)選局するタイミングで、そのチャン
ネルの音量ピーク値から好適な音量を設定する機能を持
たせているので、ユーザが音量の調整操作を意識するこ
となく、チャンネル間の音量差を補正することができ
る。
【0073】(6)放送波に含まれる制御情報に従い、
視聴している放送の音量値を変更することも可能なの
で、放送側で、必要に応じて音量差により、ユーザに注
意を促すことができる。
【0074】(7)総じて、チャンネルごとの出力音量
の指定値の設定が、簡単・容易に行える、ユーザにとっ
て使い勝手のよい放送受信装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態に係る放送受信装置におけ
る、音量調整処理の処理フローを示すフローチャート図
である。
【図2】本発明の1実施形態に係る放送受信装置のハー
ドウェア構成の1例を示すブロック図である。
【図3】本発明の1実施形態に係る放送受信装置におい
て用いるデジタルボリュームの機能概要を示す説明図で
ある。
【図4】本発明の1実施形態に係る放送受信装置におけ
る、音量調整機能の設定画面例を示す説明図である。
【図5】本発明の1実施形態に係る放送受信装置におい
て用いるテーブルの構成を示す説明図である。
【図6】本本発明の1実施形態に係る放送受信装置にお
ける、選局の処理フローを示すフローチャート図であ
る。
【符号の説明】
1 バス 2 アンテナ 3 チューナ 4 オーディオデコーダ 5 デジタルボリューム 6 D/Aコンバータ 7 スピーカ 8 マイクロプロセッサ 9 メモリ 10 不揮発性メモリ 11 表示メモリ 12 表示コントローラ 13 表示装置 14 キーボード 20 音量管理テーブル 24 チャンネル数 100 音量調整画面 130 デジタルボリュームの処理フロー 200 音量調整処理フロー 300 選局処理フロー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江田 隆則 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディア開発本 部内 (72)発明者 南木 勝 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディア開発本 部内 (72)発明者 根本 敏之 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディア開発本 部内 Fターム(参考) 5C026 DA05 DA25

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者の操作により所望チャンネルを選
    択して受信し、利用者の操作により音量を調整可能な放
    送受信装置において、 音声の出力音量を利用者が調整するための音量調節手段
    と、 音声の出力音量の指定値をチャンネルごとに記憶する音
    量記憶手段と、 受信チャンネルが変更されたとき、上記音量記憶手段に
    おける変更された当該チャンネルに対応する上記指定値
    を参照して、音声の出力音量を上記指定値に対応する音
    量に自動調整する音量変更手段と、 利用者の操作により範囲指定された範囲内の複数チャン
    ネルの上記指定値を、上記音量調節手段の操作によって
    一括して調整し、上記音量記憶手段に記憶させる手段と
    を、具備したことを特徴とする放送受信装置。
  2. 【請求項2】 利用者の操作により所望チャンネルを選
    択して受信し、利用者の操作により音量を調整可能な放
    送受信装置において、 音声の出力音量を利用者が調整するための音量調節手段
    と、 音声の出力音量の指定値をチャンネルごとに記憶する音
    量記憶手段と、 受信チャンネルが変更されたとき、上記音量記憶手段に
    おける変更された当該チャンネルに対応する上記指定値
    を参照して、音声の出力音量を上記指定値に対応する音
    量に自動調整する音量変更手段と、 利用者の操作により個々に指定された複数チャンネルの
    上記指定値を、上記音量調節手段の操作によって一括し
    て調整し、上記音量記憶手段に記憶させる手段とを、具
    備したことを特徴とする放送受信装置。
  3. 【請求項3】 利用者の操作により所望チャンネルを選
    択して受信し、利用者の操作により音量を調整可能な放
    送受信装置において、 音声の出力音量を利用者が調整するための音量調節手段
    と、 音声の出力音量の指定値をチャンネルごとに記憶する音
    量記憶手段と、 受信チャンネルが変更されたとき、上記音量記憶手段に
    おける変更された当該チャンネルに対応する上記指定値
    を参照して、音声の出力音量を上記指定値に対応する音
    量に自動調整する音量変更手段と、 利用者の操作により、現在視聴しているチャンネルの1
    つ前に視聴していたチャンネルの上記指定値を上記音量
    記憶手段から読み出し、現在視聴しているチャンネルの
    出力音量の上記指定値として、1つ前に視聴していたチ
    ャンネルの上記指定値を上記音量記憶手段に記憶させる
    手段とを、具備したことを特徴とする放送受信装置。
  4. 【請求項4】 利用者の操作により所望チャンネルを選
    択して受信し、利用者の操作により音量を調整可能な放
    送受信装置において、 音声の出力音量を利用者が調整するための音量調節手段
    と、 音声の出力音量の指定値をチャンネルごとに記憶する音
    量記憶手段と、 受信チャンネルが変更されたとき、上記音量記憶手段に
    おける変更された当該チャンネルに対応する上記指定値
    を参照して、音声の出力音量を上記指定値に対応する音
    量に自動調整する音量変更手段と、 利用者が視聴しているチャンネルの音量ピーク値を常時
    監視する音量ピーク値監視手段と、 チャンネル毎に上記音量ピーク値を保持するピーク値記
    憶手段と、 利用者の操作により、現在視聴している当該チャンネル
    の過去の上記音量ピーク値を上記ピーク値記憶手段から
    読み出し、読み出した上記音量ピーク値が最大値となる
    ように算出した上記指定値を、現在視聴しているチャン
    ネルの出力音量の上記指定値として上記音量記憶手段に
    記憶させる手段とを、具備したことを特徴とする放送受
    信装置。
  5. 【請求項5】 利用者の操作により所望チャンネルを選
    択して受信し、利用者の操作により音量を調整可能な放
    送受信装置において、 音声の出力音量を利用者が調整するための音量調節手段
    と、 音声の出力音量の指定値をチャンネルごとに記憶する音
    量記憶手段と、 受信チャンネルが変更されたとき、上記音量記憶手段に
    おける変更された当該チャンネルに対応する上記指定値
    を参照して、音声の出力音量を上記指定値に対応する音
    量に自動調整する音量変更手段と、 利用者が視聴しているチャンネルの音量ピーク値を常時
    監視する音量ピーク値監視手段と、 チャンネル毎に上記音量ピーク値を保持するピーク値記
    憶手段と、 利用者の操作により予め自動音量設定が指示されていた
    チャンネルに切り換えたとき、切り換えた当該チャンネ
    ルの過去の上記音量ピーク値を上記ピーク値記憶手段か
    ら読み出し、読み出した上記音量ピーク値が最大値とな
    るように算出した上記指定値を、切り換えた当該チャン
    ネルの出力音量の上記指定値として上記音量記憶手段に
    記憶させる手段とを、具備したことを特徴とする放送受
    信装置。
  6. 【請求項6】 利用者の操作により所望チャンネルを選
    択して受信し、利用者の操作により音量を調整可能な放
    送受信装置において、 音声の出力音量を利用者が調整するための音量調節手段
    と、 音声の出力音量の指定値をチャンネルごとに記憶する音
    量記憶手段と、 受信チャンネルが変更されたとき、上記音量記憶手段に
    おける変更された当該チャンネルに対応する上記指定値
    を参照して、音声の出力音量を上記指定値に対応する音
    量に自動調整する音量変更手段と、 放送波に含まれる制御情報を取得する放送制御情報取得
    手段と、 上記制御情報に従い、現在視聴している放送の出力音量
    を強制変更する音量強制変更手段とを、具備したことを
    特徴とする放送受信装置。
  7. 【請求項7】 請求項7記載において、 上記放送制御情報取得手段によって、放送内容の切り換
    えタイミング制御情報を取得し、この取得した情報に従
    って、上記音量強制変更手段により、特定の放送内容の
    期間について出力音量を強制変更することを特徴とする
    放送受信装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載において、 上記放送制御情報取得手段によって、放送の音量変更タ
    イミングと音量値の情報を取得し、この取得した情報に
    従って、上記音量強制変更手段により、指定されたタイ
    ミングでかつ指定された音量値で、出力音量を強制変更
    することを特徴とする放送受信装置。
  9. 【請求項9】 利用者の操作により所望チャンネルを選
    択して受信し、利用者の操作により音量を調整可能な放
    送受信装置において、 音声の出力音質を利用者が調整するための音質調節手段
    と、 音声の出力音質の指定値をチャンネルごとに記憶する音
    質記憶手段と、 受信チャンネルが変更されたとき、上記音質記憶手段に
    おける変更された当該チャンネルに対応する上記指定値
    を参照して、音声の出力音質を上記指定値に対応する音
    質に自動調整する音質変更手段とを、具備したことを特
    徴とする放送受信装置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9の何れか1つに記載に
    おいて、 音声を出力するスピーカと、少なくとも音声出力条件の
    設定画面を表示する表示手段とを、具備したことを特徴
    とする放送受信装置。
JP11224145A 1999-08-06 1999-08-06 放送受信装置 Pending JP2001054037A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11224145A JP2001054037A (ja) 1999-08-06 1999-08-06 放送受信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11224145A JP2001054037A (ja) 1999-08-06 1999-08-06 放送受信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001054037A true JP2001054037A (ja) 2001-02-23

Family

ID=16809257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11224145A Pending JP2001054037A (ja) 1999-08-06 1999-08-06 放送受信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001054037A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005080170A (ja) * 2003-09-03 2005-03-24 Sony Corp 情報処理装置および方法、プログラム、並びに記録媒体
KR100762649B1 (ko) 2006-08-07 2007-10-01 삼성전자주식회사 디지털 방송 수신단말기의 음량 자동설정 방법 및 그를위한 시스템
JP2010074574A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Toshiba Corp 電子機器及び音声調整方法
JP2010141846A (ja) * 2008-12-15 2010-06-24 Onkyo Corp 音声処理システム、音声処理装置及びそのプログラム
US7859599B2 (en) 2005-07-29 2010-12-28 Sony Corporation Broadcast receiving device and method for simultaneously receiving two different programs
US8107643B2 (en) 2004-07-24 2012-01-31 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method of automatically compensating an audio volume in response to channel change
CN105375896A (zh) * 2014-08-29 2016-03-02 中兴通讯股份有限公司 自动调节音量的方法及电子设备
JP2018159847A (ja) * 2017-03-23 2018-10-11 セイコーエプソン株式会社 表示装置および表示装置の制御方法

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4556400B2 (ja) * 2003-09-03 2010-10-06 ソニー株式会社 情報処理装置および方法、プログラム、並びに記録媒体
JP2005080170A (ja) * 2003-09-03 2005-03-24 Sony Corp 情報処理装置および方法、プログラム、並びに記録媒体
US8107643B2 (en) 2004-07-24 2012-01-31 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method of automatically compensating an audio volume in response to channel change
US7859599B2 (en) 2005-07-29 2010-12-28 Sony Corporation Broadcast receiving device and method for simultaneously receiving two different programs
KR100762649B1 (ko) 2006-08-07 2007-10-01 삼성전자주식회사 디지털 방송 수신단말기의 음량 자동설정 방법 및 그를위한 시스템
US8264620B2 (en) 2008-09-19 2012-09-11 Kabushiki Kaisha Toshiba Image processor and image processing method
JP4528852B2 (ja) * 2008-09-19 2010-08-25 株式会社東芝 電子機器及び音声調整方法
US7929063B2 (en) 2008-09-19 2011-04-19 Kabushiki Kaisha Toshibia Electronic apparatus and method for adjusting audio level
JP2010074574A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Toshiba Corp 電子機器及び音声調整方法
JP2010141846A (ja) * 2008-12-15 2010-06-24 Onkyo Corp 音声処理システム、音声処理装置及びそのプログラム
CN105375896A (zh) * 2014-08-29 2016-03-02 中兴通讯股份有限公司 自动调节音量的方法及电子设备
JP2018159847A (ja) * 2017-03-23 2018-10-11 セイコーエプソン株式会社 表示装置および表示装置の制御方法
JP6992265B2 (ja) 2017-03-23 2022-01-13 セイコーエプソン株式会社 表示装置および表示装置の制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6057890A (en) User interface for television schedule system in which the future events are paged in time
US5194954A (en) Automatic channel sampling picture-in-picture circuitry
JP3522234B2 (ja) 受信装置
US20130167176A1 (en) Method of displaying tv program progress time and device thereof
JP2001515678A (ja) エレクトロニック・テレビジョン・スケジュール・システム用のhd−sdガイド・コンバータ
JP2001218127A (ja) 番組ガイド表示装置及び表示方法
CN100571047C (zh) 广播接收设备和广播接收方法
EP1914985B1 (en) Video playing apparatus and method of controlling volume in video playing apparatus
JP2001054037A (ja) 放送受信装置
JPH11355225A (ja) デジタル放送受信機及びその制御方法
KR100790063B1 (ko) 시간 설정장치 및 방법
US7907221B2 (en) Television device
GB2325805A (en) Selecting a channel in a composite analogue/digital TV receiver
EP2077034B1 (en) Control device and method for channel searching in image display device
KR100253217B1 (ko) 디지탈 위성방송 및 지상방송 수신이 가능한 디지탈 수상기 및그의 제어방법
JP3082215B2 (ja) テレビジョン受像機
KR20000051767A (ko) 티브이 전자 프로그램 가이드(TV Electronic Program Guide)의 프로그램간 이동방법
JPH11187329A (ja) デジタルテレビ放送受信機
JP2010074579A (ja) 受信装置、携帯端末、受信方法、プログラム、並びに受信システム
JP2004286894A (ja) 音声処理装置、放送受信装置、再生装置、音声処理システム、音声処理方法、放送受信方法、再生方法
JP2006319797A (ja) 放送受信装置及びリモコン
KR20000040879A (ko) Pip 기능을 구비한 인터넷 텔레비전의 화면 제어 방법
JPH11266406A (ja) チャンネル選択装置及びテレビジョン受像機
KR100688650B1 (ko) 영상표시기기의 음성 처리장치 및 방법
JPH09289629A (ja) 文字多重放送デコーダ内蔵テレビジョン受像機