JPH09289629A - 文字多重放送デコーダ内蔵テレビジョン受像機 - Google Patents

文字多重放送デコーダ内蔵テレビジョン受像機

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Publication number
JPH09289629A
JPH09289629A JP12411996A JP12411996A JPH09289629A JP H09289629 A JPH09289629 A JP H09289629A JP 12411996 A JP12411996 A JP 12411996A JP 12411996 A JP12411996 A JP 12411996A JP H09289629 A JPH09289629 A JP H09289629A
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JP
Japan
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character multiplex
broadcast
multiplex broadcast
channel
character
Prior art date
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Application number
JP12411996A
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English (en)
Inventor
Atsushi Yagi
淳 八木
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文字情報が表示される迄の時間が短くされて
いる文字多重放送デコーダ内蔵TV受像機を提供する。 【解決手段】 文字放送の表示が行なわれていない状態
の期間に、制御部26の制御の下で、文字多重放送番組
設定部21が、不揮発性メモリ20に設定されている設
定済みの別の文字多重放送チャンネルのデータと番組番
号のデータとを不揮発性メモリ20から読出させて、文
字放送受信チャンネル設定部19がチューナ部12によ
って文字多重放送波の別の1つを選局し、そのチャンネ
ルの文字多重放送について視聴者が予め選択してあった
番組番号と対応する番組内容を記憶部23に記憶させ
る。前記の動作を順次の文字多重放送チャンネルにわた
って循環的に続行させて、視聴者が前以って指定してあ
った番組番号の番組内容のデジタルデータを、各文字多
重放送チャンネル毎に循環的に記憶させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は文字多重放送デコー
ダ内蔵テレビジョン受像機に関する。
【0002】
【従来の技術】複合テレビジョン信号における垂直帰線
消去期間中の特定な複数個の水平走査期間のそれぞれ
に、文字情報,画像情報、音楽情報等によるデジタルデ
ータの1データパケットずつを重畳させることにより、
通常のテレビジョン映像や映像に付随する音響信号に対
して、文字情報,画像情報、音楽情報等を多重化して放
送する文字多重放送方式は、従来から世界の各国で実用
されて来ている。図3及び図4は、前記のような文字多
重放送方式による文字多重放送波を受信できる文字多重
放送デコーダを備えて構成された文字多重放送デコーダ
内蔵テレビジョン受像機の概略構成を示すブロック図で
ある。
【0003】図3及び図4において、1はアンテナ、2
はテレビジョン放送波を受信して、テレビジョン再生画
像を陰極線管の表示面上に表示させるとともに、映像に
付随して放送されている音響信号を再生音響として出力
させうるように構成されたテレビジョン放送受像部(本
明細書中では、音響の再生系、スピーカ等についての記
載を省略しているので、図1,図3,図4中にも音響の
再生系、スピーカ等についての記載を省略している)、
3は文字多重放送デコーダ、4,12はチューナ部、
5,13は受信々号処理部、6は混合切換部、7は陰極
線管、8は番組選択入力部、9は文字抽出部、10は表
示制御部である。
【0004】図3に示す文字多重放送デコーダ内蔵テレ
ビジョン受像機は、1個のチューナ部4と1個の受信々
号処理部5とを備えている構成態様のものであるのに対
し、図4に示す文字多重放送デコーダ内蔵テレビジョン
受像機は、テレビジョン放送受像部2に設けてあるチュ
ーナ部4と受信々号処理部5の他に、文字多重放送デコ
ータ3用のチューナ部12と受信々号処理部13とを備
えている構成態様のものである。図3に示す文字多重放
送デコーダ内蔵テレビジョン受像機において、アンテナ
1で受信された文字多重放送波は、チューナ部4で選局
された後に中間周波信号に変換されて、受信々号処理部
5に供給される。
【0005】受信々号処理部5では、復調、色信号処理
等の周知の信号処理動作を行なう。受信々号処理部5に
おける信号処理動作によって発生された映像出力信号
は、混合切換部6を介して陰極線管7に与えて、陰極線
管7の蛍光面(表示面)上に再生画像を映出させる。文
字多重放送デコーダ3における番組選択入力部8は、聴
視したい文字多重放送の番組を選択する際に、視聴者が
操作するキーボード、その他の入力手段を備えている。
前記したキーボードは、通常、遠隔制御(リモート・コ
ントロール)方式で、例えば、テンキー、〓(エン
タ)、*(ページ指定),(マガジン指定)、停止、目
次、字幕、前進、TV(テレビジョン画面に戻る)、コ
ピー(文字放送画面のハード・コピーをプリンターから
出力させる)、各種のチャンネルプリセット、受信地域
指定、指定番組リクエストなどのキーを備えている。
【0006】前記した受信々号処理部5内で得られる輝
度信号は、文字多重放送デコーダ3の文字信号抽出部9
にも供給される。文字信号抽出部9では、受信々号処理
部5から供給された輝度信号における垂直帰線消去期間
中の特定な複数個の水平走査期間に重畳されている文字
情報,画像情報、音楽情報等によるデジタルデータのデ
ータパケットの内から、視聴者が番組選択入力部8を用
いて選択した聴視したい文字多重放送の番組と対応する
データパケット群を抽出してデータの解析を行ない、ま
た、表示制御部10では、それに与えられたデジタルデ
ータを表示データに展開して表示メモリに書込むととも
に、受信テレビジョン放送の水平・垂直走査周期に同期
して表示メモリ内容を読出して、混合・切換部6に供給
する。混合・切換部6では、テレビジョン映像信号と、
文字放送番組の信号とを合成して陰極線管7に供給し、
陰極線管7の表示面上にテレビジョン再生画像と、文字
放送番組の画像とを映出させる。
【0007】ところで、図3を参照して既述した文字多
重放送デコーダ内蔵テレビジョン受像機は、1個のチュ
ーナ部4と1個の受信々号処理部5とを備えた構成態様
のものであるために、チューナ部4による選局動作によ
って受信中のテレビジョン放送波が文字多重放送チャン
ネルの場合だけに、文字放送番組の画像を陰極線管の表
示面上に映出させることができる。したがって、チュー
ナ4による選局動作によって受信中のテレビジョン放送
波が文字多重放送チャンネルでなかった場合には、当然
のことながら文字放送番組の画像を陰極線管の表示面上
に映出できないし、また、通常のテレビジョン番組につ
いて任意に選択されたテレビジョンチャンネルのテレビ
ジョン映像内容と、文字放送番組について任意に選択さ
れたテレビジョンチャンネルの文字放送番組内容とを陰
極線管の表示面上に映出させることもできない。それ
で、図3に示す文字多重放送デコーダ内蔵テレビジョン
受像機における前記のような不便さを解消させるため
に、従来から、図4に示す文字多重放送デコーダ内蔵テ
レビジョン受像機のように、テレビジョン放送受像部2
に設けてあるチューナ部4と受信々号処理部5の他に、
文字多重放送デコータ3用のチューナ部12と受信々号
処理部13とを備えた構成態様のものが提供されてい
る。11は分波器(分配器)である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】文字多重放送方式は、
既述のように複合テレビジョン信号における垂直帰線消
去期間中の特定な複数個の水平走査期間のそれぞれに、
文字情報,画像情報、音楽情報等によるデジタルデータ
の1データパケットずつを重畳させた状態とし、通常の
テレビジョン映像や映像に付随する音響信号に対して、
文字情報,画像情報、音楽情報等を多重化して放送して
いるものであるが、1番組は複数(通常、数十〜数百)
個のデータパケットを用いて伝送されており、また、各
番組のデータは、普通、20〜30秒周期で繰返し送出
されている。そして、各番組のデータは前記のように比
較的に長い時間をかけて伝送されて来ていることにな
る。
【0009】さて、近年来、テレビジョン受像機は、視
聴者が居住する地域毎に、良好な状態で受信できるテレ
ビジョン放送波のテレビジョンチャンネルを、誰でもが
簡単に、プリセットできるような機能を備えるようにな
って来た。そして、前記した受信チャンネルのプリセッ
トは、例えば次のようにして行なわれる。すなわち、ま
ずリモコン(リモートコントロールの発信部)に設けら
れているキー(またはテレビジョン受像機本体に設けら
れているキー)を用いて、陰極線管の表示面上にメニュ
ーを映出させ、前記のメニュー中の「受信チャンネル設
定」を選択する。次に、視聴者がテレビジョン放送を視
聴する地域を選択して入力すると、前記の選択された地
域に関して、テレビジョン受像機のメーカが予めROM
テーブルに格納されていた前記の選択された地域の受信
チャンネル群のデータが読出されて不揮発性メモリに記
憶されて、チャンネルプリセットが終了する。
【0010】前記した図4に例示した文字多重放送デコ
ーダ内蔵テレビジョン受像機では、テレビジョン放送受
像部2に設けてあるチューナ部4と、文字多重放送デコ
ータ3用のチューナ部12とのそれぞれについて、チャ
ンネルプリセットを施しておくことにより、前記した各
チューナ部4,12の個別のものによって、それぞれ任
意のテレビジョンチャンネルを受信可能にしてあるか
ら、通常のテレビジョン放送波の受信状態とは無関係
に、文字多重放送方式によるテレビジョン放送波のチャ
ンネルの切換え動作だけは瞬時に行なうことができる。
しかしながら、文字多重放送方式では既述のとおりに、
それぞれの番組の内容のデータ伝送に、比較的に長時間
を必要とされるために、前記のように文字放送専用のチ
ューナ部12を、通常のテレビジョン放送波の受信用の
チューナ部4とは別に設けたところで、文字放送専用の
チューナ部12によって受信している文字放送チャンネ
ルから、別の文字放送チャンネルにおける文字多重放送
方式によるテレビジョン放送波の受信の選局動作が瞬時
に行なわれたとしても、前記の選局動作によって切換え
られた別の文字放送チャンネルにおける文字情報等が出
力されるまでには比較的に長時間が必要とされる。それ
で、前記のような問題点の解決手段が求められた。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明はテレビジョン放
送波を受信して、テレビジョン再生画像を陰極線管の表
示面上に表示させるとともに、映像に付随して放送され
ている音響信号を再生音響として出力させうるように構
成されたテレビジョン放送受像部と、前記したテレビジ
ョン受像部に設けられている選局部とは別に設けてある
選局部によって選局された文字多重放送波を受信できる
ように構成された文字多重放送デコーダ部とを備えて構
成されている文字多重放送デコーダを内蔵させてある文
字多重放送デコーダ内蔵テレビジョン受像機であって、
受信地域毎の文字多重放送チャンネルのデータを備えて
いる地域別文字多重放送チャンネルデータ部と、指定さ
れた受信地域についての前記の地域別文字多重放送チャ
ンネルデータを記憶する不揮発性メモリと、文字多重放
送の番組内容を記憶する記憶装置と、文字多重放送を視
聴していない状態において、前記の不揮発性メモリに記
憶されていた前記した文字多重放送チャンネルのデータ
に基づいて、文字多重放送デコーダ部に設けられている
選局部により文字多重放送チャンネルを順次に切換え
て、複数の文字多重放送チャンネルにおける文字多重放
送番組内容を、順次に前記の記憶装置に記憶させるよう
にする手段とを少なくとも設けた文字多重放送デコーダ
部を備えてなる文字多重放送デコーダ内蔵テレビジョン
受像機を提供する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の文字多重放送デコーダ内蔵テレビジョン受像機の具体
的な内容を詳細に説明する。図1は本発明の文字多重放
送デコーダ内蔵テレビジョン受像機の概略構成を示すブ
ロック図であり、図2は本発明の文字多重放送デコーダ
内蔵テレビジョン受像機の動作説明用のフローチャート
である。 図1において1はアンテナ、11は分波器
(分配器)、2はテレビジョン放送波を受信して、テレ
ビジョン再生画像を陰極線管の表示面上に表示させると
ともに、映像に付随して放送されている音響信号を再生
音響として出力させうるように構成されたテレビジョン
放送受像部であり、また、24は文字多重放送デコーダ
部である。
【0013】図1において、3は文字多重放送デコー
ダ、4,12はチューナ部、5,13は受信々号処理
部、6は混合切換部、7は陰極線管、14はキー解析
部、15は受信チャンネル設定部、16は地域指定部、
17は地域チャンネルデータ部、18は地域別文字多重
放送チャンネルデータ部、19は文字放送チャンネル設
定部、20は不揮発性メモリ、21は文字多重放送番組
設定部、22は文字多重放送番組リクエスト部、23は
記憶部、25は図示されていないリモコン(リモートコ
ントロールの発信部)に設けられているキー(またはテ
レビジョン受像機本体に設けられているキー)からキー
解析部14に入力されるデータの伝送路を表わしてい
る。また、26はCPUとランダムアクセスメモリ(R
AM)及びリードオンリーメモリ(ROM)とを用いて
構成されている制御部であり、この制御部26は文字多
重放送デコーダ内蔵テレビジョン受像機の各構成部分の
動作を制御する。
【0014】図1に示す本発明の文字多重放送デコーダ
内蔵テレビジョン受像機は、それの使用開始に先立ち、
受信チャンネル、その他の設定作業が行なわれる。すな
わち、図2のステップ(1)では制御部26の制御の下
にキー解析部14が、リモコン(リモートコントロール
の発信部)に設けられている受信チャンネル設定キー
(またはテレビジョン受像機本体に設けられている受信
チャンネル設定キー)が押されたか否かを判定し、前記
の判定結果がYESの場合には、制御部26が受信チャ
ンネル設定部15による受信チャンネル設定動作が行な
われるように、図2のステップ(2)に示す受信地域設
定のステップに進ませる。
【0015】視聴者が陰極線管の表示面上に表示された
メニューを参照して、受信地域を指示する情報を、リモ
コンに設けられているキー(またはテレビジョン受像機
本体に設けられているキー)からキー解析部14に入力
すると、地域指定部16では、制御部26の制御の下
に、地域別チャンネルデータ部17と、地域別文字多重
放送チャンネルデータ部18とに、それぞれ設けられて
いるROMテーブルから、視聴者が指示した受信地域に
おける地域別チャンネルデータ群及び地域別文字多重放
送チャンネルデータ群を読み出して、それを不揮発性メ
モリ(例えばEEPROM)20に記憶させる[図2の
ステップ(3),(4)]。
【0016】前記した受信チャンネル設定キーが押され
なかった場合[図2のステップ(1)がNOの場合]
と、図2のステップ(3),(4)のチャンネルプリセ
ット後に、図2のステップ(5)の設定終了がYESで
あった場合とにおいては、図2のステップ(6)に進
む。図2のステップ(6)では、キー解析部14が視聴
者によってリモコンに設けられている文字多重放送番組
設定キー(またはテレビジョン受像機本体に設けられて
いる文字多重放送番組設定キー)が押されたか否かを判
定して、前記の判定結果がYESならば、制御部26の
制御の下で番組設定モードに入り、文字多重放送番組設
定部21による図2のステップ(7)の番組番号設定動
作と、文字放送受信チャンネル設定部19による図2の
ステップ(8)の文字多重放送チャンネル設定動作とが
行なわれて、番組番号と、文字多重放送チャンネル番号
とが、不揮発性メモリ(例えばEEPROM)20に記
憶される。
【0017】すなわち、前記したステップ(7)〜
(9)における番組番号と、文字多重放送チャンネル番
号との設定動作(視聴者により選択された番組番号と、
文字多重放送チャンネル番号との不揮発性メモリ20へ
の記憶動作)において、視聴者は例えば陰極線管の表示
面上に表示されたメニューを参照したり、例えばメーカ
の取扱い説明書の記載事項を参照したりして、まず、視
聴を希望する番組を選択して決定し、前記の決定された
視聴希望の番組が放送されるチャンネル番号と、視聴希
望の番組と対応して定められているコード番号(例えば
3桁の数字)とを、リモコンに設けられているキー(ま
たはテレビジョン受像機本体に設けられているキー)か
らキー解析部14に入力する。
【0018】それにより、文字多重放送番組設定部21
は制御部26の制御の下に、前記した視聴を希望する番
組を選択して決定し、前記の決定された視聴希望の番組
が放送されるチャンネル番号と、視聴希望の番組と対応
して定められているコード番号(例えば3桁の数字)と
を、不揮発性メモリ(例えばEEPROM)20に記憶
させる。図2のステップ(6)で、キー解析部14が視
聴者によってリモコンに設けられている文字多重放送番
組設定キー(またはテレビジョン受像機本体に設けられ
ている文字多重放送番組設定キー)が押されたか否かを
判定して、前記の判定結果がNOの場合と、または前記
の設定モード中に設定終了キーが押された場合[図2の
ステップ(9)]には、図2のステップ(10)に進
む。
【0019】図2のステップ(10)では、キー解析部
14が視聴者によってリモコンに設けられている文字多
重放送番組リクエストキー(またはテレビジョン受像機
本体に設けられている文字多重放送番組リクエストキ
ー)が押されたか否かを判定して、前記の判定結果がN
Oの場合には、図2のステップ(11)に進んで文字多
重放送表示モードか否かを調べる。ステップ(11)で
は、文字多重放送表示モードの場合を文字多重放送視聴
状態と判断し、文字多重放送表示モードでない場合を文
字多重放送を視聴していない状態と判断する。ステップ
(11)における判定結果が文字多重放送表示モードで
あった場合(YES)には、図2のステップ(12)に
進み、制御部26の制御の下に、文字放送受信チャンネ
ル設定部19により設定された文字放送受信チャンネル
を、チューナ部(文字多重放送用)12によって選局す
る。
【0020】そして、チューナ部12で選局された文字
放送受信チャンネルの中間周波信号は、受信々号処理部
(文字多重放送用)13において復調された後に、複合
テレビジョン信号における垂直帰線消去期間中の特定な
複数個の水平走査期間のそれぞれに重畳されている、文
字情報,画像情報、音楽情報等によるデジタルデータを
抽出して、文字多重放送デコーダ3に供給する。前記の
文字多重放送のデジタルデータは、制御部26の制御の
下で記憶装置(例えばS・RAM)23に記憶される。
【0021】図2のステップ(13)で、指定番組がリ
クエストされると、文字多重放送番組リクエスト部22
では、制御部26の制御の下でリクエストされた番組の
デジタルデータを、記憶部23から読出して文字多重放
送デコーダ3に供給させ、文字多重放送デコーダ3に設
けられている表示制御部では、それに与えられたデジタ
ルデータを表示データに展開して表示メモリに書込むと
ともに、受信テレビジョン放送の水平・垂直走査周期に
同期して表示メモリ内容を読出して、混合・切換部6に
供給する。そして、混合・切換部6では、テレビジョン
映像信号と、文字放送番組の信号とを合成して陰極線管
7に供給し、陰極線管7の表示面上にテレビジョン再生
画像と、文字放送番組の画像とを映出させる[図2のス
テップ(14)]。
【0022】図2のステップ(15)では、キー解析部
14が視聴者によってリモコンに設けられている文字多
重放送番組リクエストキー(またはテレビジョン受像機
本体に設けられている文字多重放送番組リクエストキ
ー)が押されたか否かをみてYESの場合には、図2の
ステップ(12)に戻り、ステップ(13)〜ステップ
(15)を繰返す。図2のステップ(15)がNOの場
合には、図2のステップ(16)に進み、キー解析部1
4が視聴者によってリモコンに設けられている文字多重
放送表示切キー(またはテレビジョン受像機本体に設け
られている文字多重放送表示切キー)が押されたか否か
をみてYESの場合には、図2のステップ(17)の文
字多重放送画面消去のステップを経てステップ(1)に
戻る。
【0023】既述したステップ(11)における判定結
果が、文字多重放送表示モードでなかった場合(NO)
には、文字多重放送番組設定部21が、制御部26の制
御の下に、不揮発性メモリ20に設定されている設定済
みの文字多重放送チャンネルのデータと番組番号のデー
タとを不揮発性メモリ20から読出させるようにして、
不揮発性メモリ20から読出された文字多重放送チャン
ネルのデータが、線chを介して文字放送チャンネル設
定部に与えられ、また、不揮発性メモリ20から読出さ
れた番組番号のデータは、線PNDを介して文字多重放
送番組リクエスト部22に与えられる。
【0024】それにより、文字放送受信チャンネル設定
部19は、チューナ部12によって文字多重放送波の1
つを選局されるようにする。前記のチューナ部12で選
局された文字放送受信チャンネルの中間周波信号は、受
信々号処理部(文字多重放送用)13において復調され
た後に、複合テレビジョン信号における垂直帰線消去期
間中の特定な複数個の水平走査期間のそれぞれに重畳さ
れている、文字情報,画像情報、音楽情報等によるデジ
タルデータの内からステップ(18)で指定されたリク
エスト番組、すなわち、不揮発性メモリ20から読出さ
れて線PNDを介して文字多重放送番組リクエスト部2
2に与えられた番組番号のデータによって指示された番
組内容が抽出されて、文字多重放送デコーダ3に供給さ
れる。そして、前記の文字多重放送の番組内容のデジタ
ルデータは順次に記憶装置(例えばS・RAM)23に
記憶される。
【0025】ステップ(19)では、制御部26内に設
けられているタイマにより、現在、受信状態にされてい
る文字多重放送チャンネルに切換えられてからの時間の
経過をみて、予め定められている一定の時間(例えば5
分間)が経過した場合には、ステップ(20)により、
受信状態にされている文字多重放送チャンネルから、別
の文字多重放送チャンネルに切換えるために制御部26
の制御の下で、文字多重放送番組設定部21が、不揮発
性メモリ20に設定されている設定済みの別の文字多重
放送チャンネルのデータと番組番号のデータとを不揮発
性メモリ20から読出させるようにして、不揮発性メモ
リ20から読出された文字多重放送チャンネルのデータ
を、線chを介して文字放送チャンネル設定部に与え、
また、不揮発性メモリ20から読出された番組番号のデ
ータを、線PNDを介して文字多重放送番組リクエスト
部22に与える。
【0026】それにより、文字放送受信チャンネル設定
部19は、チューナ部12によって文字多重放送波の別
の1つを選局し、そのチャンネルの文字多重放送につい
て視聴者が予め選択してあった番組番号と対応する番組
内容が記憶部23に記憶される。前記のステップ(1
8)〜ステップ(20)の動作は、文字多重放送表示が
行なわれていない期間中に、順次の文字多重放送チャン
ネルにわたって循環的に続行されるので、前記した記憶
装置(例えばS・RAM)23には、文字多重放送表示
が行なわれていない期間中に、視聴者が前以って指定し
てあった番組番号の番組内容のデジタルデータが、各文
字多重放送チャンネル毎に循環的に記憶されることにな
る。それで、視聴者が文字多重放送の番組内容を表示さ
せようとした場合には、記憶装置23に前以って記憶さ
れている番組内容のデータが直ぐに読出せることにな
る。
【0027】これまでの実施例の説明においては、記憶
装置(例えばS・RAM)23には文字多重放送表示が
行なわれていない期間中に、視聴者が前以って指定して
あった番組番号の番組内容のデジタルデータを、各文字
多重放送チャンネル毎に巡循的に記憶させるようにして
いたが、前記した記憶装置(例えばS・RAM)23と
して、充分に記憶容量の大きなメモリが使用できる場合
には、文字多重放送表示が行なわれていない期間中に、
全文字多重放送チャンネルにおける全文字多重放送の番
組内容が記憶できるように巡循的に記憶させるようにし
てもよいことは勿論である。
【0028】
【発明の効果】以上、詳細に説明したところから明らか
なように、本発明の文字多重放送デコーダ内蔵テレビジ
ョン受像機は、文字多重放送を視聴していない状態にお
いて、文字多重放送チャンネルのデータに基づいて、文
字多重放送デコーダ部に設けられているチューナ部12
により文字多重放送チャンネルを順次に切換えて、複数
の文字多重放送チャンネルにおける文字多重放送番組内
容を、順次に前記の記憶装置23に記憶させるようにし
ているから、文字多重放送による画像を視聴しようとす
る際には、前記の記憶装置23から読出した各放送局の
特色のある文字情報番組データに、短時間内にアクセス
して視聴できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の文字多重放送デコーダ内蔵テレビジョ
ン受像機のブロック図である。
【図2】本発明の文字多重放送デコーダ内蔵テレビジョ
ン受像機の動作説明用のフローチャートである。
【図3】従来の文字多重放送デコーダ内蔵テレビジョン
受像機のブロック図である。
【図4】従来の文字多重放送デコーダ内蔵テレビジョン
受像機のブロック図である。
【符号の説明】
1…アンテナ、2…テレビジョン放送受像部、3…文字
多重放送デコーダ、4,12…チューナ部、5,13…
受信々号処理部、6…混合切換部、7…陰極線管、8…
番組選択入力部、9…文字抽出部、10…表示制御部、
11…分波器(分配器)、14…キー解析部、15…受
信チャンネル設定部、16…地域指定部、17…地域チ
ャンネルデータ部、18…地域別文字多重放送チャンネ
ルデータ部、19…文字放送チャンネル設定部、20…
不揮発性メモリ、21…文字多重放送番組設定部、22
…文字多重放送番組リクエスト部、23…記憶部、25
…キー解析部14に入力されるデータの伝送路、26…
制御部、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビジョン放送波を受信して、テレビ
    ジョン再生画像を陰極線管の表示面上に表示させるとと
    もに、映像に付随して放送されている音響信号を再生音
    響として出力させうるように構成されたテレビジョン放
    送受像部と、前記したテレビジョン受像部に設けられて
    いる選局部とは別に設けてある選局部によって選局され
    た文字多重放送波を受信できるように構成された文字多
    重放送デコーダ部とを備えて構成されている文字多重放
    送デコーダを内蔵させてある文字多重放送デコーダ内蔵
    テレビジョン受像機であって、受信地域毎の文字多重放
    送チャンネルのデータを備えている地域別文字多重放送
    チャンネルデータ部と、指定された受信地域についての
    前記の地域別文字多重放送チャンネルデータを記憶する
    不揮発性メモリと、文字多重放送の番組内容を記憶する
    記憶装置と、文字多重放送を視聴していない状態におい
    て、前記の不揮発性メモリに記憶されていた前記した文
    字多重放送チャンネルのデータに基づいて、文字多重放
    送デコーダ部に設けられている選局部により文字多重放
    送チャンネルを順次に切換えて、複数の文字多重放送チ
    ャンネルにおける文字多重放送番組内容を、順次に前記
    の記憶装置に記憶させるようにする手段とを少なくとも
    設けた文字多重放送デコーダ部を備えてなる文字多重放
    送デコーダ内蔵テレビジョン受像機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11252517A (ja) * 1998-02-27 1999-09-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 文字放送表示装置
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