JP2016152520A - テレビ受信装置 - Google Patents

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【課題】GPSの電波を利用せずに、地上デジタルテレビ放送を複数の放送規格で視聴可能とする。【解決手段】地上デジタルテレビ放送を複数の放送規格で視聴可能とするテレビ受信装置1であって、受信した電波の復調処理を行うチューナー21〜24が、各放送規格に応じて複数種類設けられているチューナー部20と、複数種類のチューナー21〜24にチャンネルスキャンを実行させる制御部30と、を備え、制御部30は、複数種類のチューナー21〜24のうちチャンネルスキャンによってチャンネルを検出することができたチューナーに、受信した電波の復調処理を実行させる。【選択図】図1

Description

本発明は、地上デジタルテレビ放送を複数の放送規格で視聴可能とするテレビ受信装置に関する。
地上波テレビ放送は、世界的にアナログ放送からデジタル放送への移行が進行しているが、地上デジタルテレビ放送における放送規格は全世界で統一されておらず、日本方式(ISDB−T)、ブラジル方式(ISDB−TB)、欧州方式(DVB−T)、第2世代欧州方式(DVB−T2)、米国方式(ATSC)および中国方式(DTMB)といった複数の規格が存在する。このため、例えば世界中を航海する船舶で地上デジタルテレビ放送を視聴しようとする場合、航行している地域や寄港地によって放送規格が異なるという事態が生じる。このような事態に備え、1台のテレビ受信装置で世界各地でのテレビ放送の視聴を可能とするものとして、例えば特許文献1に記載のテレビ受信装置がある。
特開2006−86730号公報
しかしながら、特許文献1のテレビ受信装置は、GPSの電波を受信することで位置を特定し、その位置情報に基づいて放送規格(変調方式)を特定するものであるため、次のような問題があった。第1に、GPSの電波を受信するための受信部が必要となり、テレビ受信装置のコスト増大を招来するおそれがあった。第2に、地上デジタルテレビ放送の電波に加えて、GPSの電波を受信する必要があるため、テレビ放送を視聴できる範囲が狭くなるおそれがあった。
本発明にかかるテレビ受信装置は、上記課題に鑑みてなされたものであって、GPSの電波を利用せずに、地上デジタルテレビ放送を複数の放送規格で視聴可能とすることを目的とする。
本発明は、地上デジタルテレビ放送を複数の放送規格で視聴可能とするテレビ受信装置であって、受信した電波の復調処理を行うチューナーが、前記各放送規格に応じて複数種類設けられているチューナー部と、前記複数種類のチューナーにチャンネルスキャンを実行させる制御部と、を備え、前記制御部は、前記複数種類のチューナーのうちチャンネルスキャンによってチャンネルを検出することができたチューナーに、受信した電波の復調処理を実行させることを特徴とする。
本発明にかかるテレビ受信装置のチューナー部には、受信した電波の復調処理を行うチューナーが、各放送規格に応じて複数種類設けられている。そして、複数種類のチューナーのうちチャンネルスキャンによってチャンネルを検出することができたチューナーに、受信した電波の復調処理を実行させるように制御部が構成されているため、GPSによる位置情報がなくとも、地上デジタルテレビ放送を複数の放送規格で視聴することができる。
テレビ受信装置の一実施形態の概略構成を示すブロック図である。 モニターに表示される画面の一例である。 マルチスキャンモードにおける制御部の処理を示すフローチャートである。 電波監視制御における制御部の処理を示すフローチャートである。
(テレビ受信装置の構成)
以下、図面を参照しつつ、本発明にかかるテレビ受信装置の実施形態について説明する。図1は、テレビ受信装置の一実施形態の概略構成を示すブロック図である。テレビ受信装置1は、主に、アンテナ入力端子10、チューナー部20、制御部30、入力受付部40、記憶部50、映像出力端子60および音声出力端子70を有して構成されている。アンテナ80で受信した地上デジタルテレビ放送の電波は、テレビ受信装置1によって適切に処理されることによって、モニターやスピーカー等からなる出力手段100での視聴が可能となる。
アンテナ入力端子10は、アンテナ80が接続される端子である。アンテナ80で受信した電波は、アンテナ入力端子10を介してチューナー部20へ送られる。
チューナー部20には、各放送規格に応じて複数種類のチューナー21〜24が設けられている。ATSCチューナー21は、米国方式(ATSC)に対応したチューナーであり、DVB−T/T2チューナー22は欧州方式(DVB−T)および第2世代欧州方式(DVB−T2)に対応したチューナーであり、DTMBチューナー23は中国方式(DTMB)に対応したチューナーであり、ISDB−T/TBチューナー24は日本方式(ISDB−T)およびブラジル方式(ISDB−TB)に対応したチューナーである。本実施形態では、後で説明する電波監視制御を行うため、各チューナー21〜24は、それぞれ2つずつ設けられている。
各チューナー21〜24は、RF(Radio Frequency)信号をIF(Intermediate Frequency)信号に周波数変換する同調機能、各放送規格にて規定されている変調方式に応じてIF信号を復調する復調機能、エラーの検出および訂正を行うエラー訂正機能等を有している。アンテナ入力端子10から各チューナー21〜24に入力された信号は、最終的にTS(Transport Stream)信号として制御部30に出力される。
また、各チューナー21〜24は、地上デジタルテレビ放送を視聴できる可能性のある周波数(チャンネル)を検索するチャンネルスキャンを実行可能である。各チューナー21〜24は、チャンネルスキャンの結果、復調処理が可能なチャンネルを検出できたか否かに関するチャンネル検出可否情報を制御部30に出力する。チャンネルスキャンで1つでも復調処理が可能なチャンネルを検出できた場合には、視聴できる可能性のあるチャンネルが見つかったことを表す可信号とともに、そのチャンネル周波数に関する情報が、制御部30に出力される。一方、復調処理が可能なチャンネルを検出できなかった場合には、視聴できる可能性のあるチャンネルが見つからなかったことを表す否信号が、制御部30に出力される。なお、この他にも、各チューナー21〜24から制御部30へは、受信した電波の品質レベル(例えばCN比)に関する電波品質情報等も出力される。
制御部30は、チューナー部20から送られてきた信号に基づいて各種処理を行う部位であり、DEMUX(デマルチプレックス)31や映像・音声処理部32等を有する。DEMUX31は、チューナー部20から出力されたTS信号から、映像データや音声データを分離抽出する。映像・音声処理部32は、DEMUX31で分離抽出された符号化映像データや符号化音声データを復号する。なお、制御部30は、この他にも、チューナー部20、入力受付部40および記憶部50から入力される情報に基づいて、後述する各種処理を実行する。
入力受付部40は、入力手段90により入力された情報を受け付けて、この情報を制御部30へと送る。入力手段90は、ユーザーがテレビ受信装置1に対して各種指示を与えるためのものであり、例えばリモートコントロールやタッチパネル等により構成される。
記憶部50には、制御部30が各種処理を実行するのに必要なデータやプログラムが格納されている。例えば、各放送規格で規定されている変調方式により変調された信号を復調するためのプログラム等が格納されている。また、チューナー部20から送られてきたチャンネル情報等も、記憶部50にて記憶可能となっている。
映像出力端子60は、映像・音声処理部32から送られてきた映像データを出力手段100に出力するための端子である。また、音声出力端子70は、映像・音声処理部32から送られてきた音声データを出力手段100に出力するための端子である。
以上のように構成されたテレビ受信装置1を用いて、地上デジタルテレビ放送を視聴する場合の一連の流れについて説明する。
ユーザーが地上デジタルテレビ放送の視聴を行おうとする場合、例えば、入力手段90を用いた所定の操作によって、図2に示すような画面を出力手段100のモニターに表示させることができる。なお、記憶部50に記憶されているチャンネル情報に基づいてもテレビ放送を視聴できない場合に、自動的にこのような画面が表示されるようにしてもよい。また、このような画面を表示する表示部は、出力手段100以外であっても構わない。
ユーザーが現在地における放送規格を把握している場合には、入力手段90によってその放送規格が選択される。例えば、現在地では米国方式(ATSC)のテレビ放送が視聴可能であるとわかっている場合には、図2に示すように、「北米、韓国など(ATSC)」を選択する。すると、制御部30は、ATSCチューナー21を作動させて、ATSCチューナー21によるチャンネルスキャンが開始される。その結果、現在地において視聴できる可能性のあるチャンネル周波数に関する情報が記憶部50に記憶され、以降、ATSCチューナー21によるテレビ放送の視聴が可能となる。
一方、ユーザーが現在地における放送規格を把握していない場合には、図2に示す画面において「すべてスキャン」を選択することで、制御部30によってマルチスキャンモードが実行される。このマルチスキャンモードとは、アンテナ80によって受信された電波のチャンネルスキャンを、各チューナー21〜24に順番に実行させ、いずれのチューナー21〜24によって復調処理が可能なチャンネルを検出できるかを特定するモードである。以下、マルチスキャンモードについて説明する。
(マルチスキャンモード)
図3は、マルチスキャンモードにおける制御部の処理を示すフローチャートである。マルチスキャンモードが選択されると、まず、制御部30は受信した電波のチャンネルスキャンをATSCチューナー21に実行させ、ATSCチューナー21からチャンネル検出可否情報を受け取る(ステップS101)。その結果、チャンネル検出可否情報が可信号であった場合には、制御部30は、ATSCチューナー21から視聴できる可能性のあるチャンネル周波数に関する情報を受け取り、その情報を記憶部50に記憶させる(ステップS102)。そして、マルチスキャンモードを終了する。
一方、ステップS101にて、チャンネル検出可否情報が否信号であった場合には、制御部30は、受信した電波のチャンネルスキャンをDVB−T/T2チューナー22に実行させ、DVB−T/T2チューナー22からチャンネル検出可否情報を受け取る(ステップS103)。その結果、チャンネル検出可否情報が可信号であった場合には、制御部30は、DVB−T/T2チューナー22から視聴できる可能性のあるチャンネル周波数に関する情報を受け取り、その情報を記憶部50に記憶させる(ステップS104)。そして、マルチスキャンモードを終了する。
以下同様に、ステップS103にて、チャンネル検出可否情報が否信号であった場合には、制御部30は、受信した電波のチャンネルスキャンをDTMBチューナー23に実行させ、DTMBチューナー23から復調処理可否情報を受け取る(ステップS105)。その結果、チャンネル検出可否情報が可信号であった場合には、制御部30は、DTMBチューナー23から視聴できる可能性のあるチャンネル周波数に関する情報を受け取り、その情報を記憶部50に記憶させる(ステップS106)。そして、マルチスキャンモードを終了する。
さらに、ステップS105にて、チャンネル検出可否情報が否信号であった場合には、制御部30は、受信した電波のチャンネルスキャンをISDB−T/TBチューナー24に実行させ、ISDB−T/TBチューナー24から復調処理可否情報を受け取る(ステップS107)。その結果、チャンネル検出可否情報が可信号であった場合には、制御部30は、ISDB−T/TBチューナー24から視聴できる可能性のあるチャンネル周波数に関する情報を受け取り、その情報を記憶部50に記憶させる(ステップS108)。そして、マルチスキャンモードを終了する。
ちなみに、ステップS107にて、チャンネル検出可否情報が否信号であった場合には、視聴できる可能性のあるチャンネルがないことになり、記憶部50にチャンネル周波数に関する情報が記憶されることはないまま、制御部30はマルチスキャンモードを終了する。
マルチスキャンモードによって、各チューナー21〜24からチャンネル検出可否情報を受け取り、この情報に基づいて、チューナー21〜24のうちいずれによって視聴できる可能性のあるチャンネルの検出が可能であるかが特定できると、制御部30は、そのチューナーによって受信した電波の復調処理を行うように決定し、記憶部50に記憶されたチャンネル情報に基づいて、テレビ放送の再生を行う。
(電波監視制御)
本実施形態のテレビ受信装置1は、各チューナー21〜24が、メインチューナーおよびサブチューナーの2つずつ設けられており、これによって複数の放送局(親局および中継局を含む)からの電波の品質レベルを監視する電波監視制御を実行可能となっている。ここで、メインチューナーとは、視聴中の放送局(以下、便宜的に「第1放送局」という)から送信された電波を受信するチューナーであり、サブチューナーとは、テレビ受信装置1により受信される電波の品質レベルが第1放送局の次に高い電波を送信している放送局(以下、便宜的に「第2放送局」という)から送信された電波を受信するチューナーである。
図4は、電波監視制御における制御部の動作を示すフローチャートである。電波監視制御においては、制御部30は、所定の時間間隔で、メインチューナーが現時点で受信しているチャンネルの電波のCN比と、サブチューナが受信するメインチューナーと同一のチャンネルの電波、または、同一のチャンネルではないが同じ系列に属する放送局のチャンネルの電波のCN比との比較を行う。具体的には、サブチューナの受信電波のCN比からメインチューナの受信電波のCN比を減じた差が、例えば5以上であるか否かを判断する(ステップS201)。その結果、差が5未満であれば、特別な処理を行うことなく、ステップS201を所定の時間間隔で繰り返し実行する。
一方、ステップS201において、差が5以上であった場合には、制御部30に内蔵されているタイマーを0にセットし、カウントを開始する(ステップS202)。そして、タイマーによるカウントが、例えば10秒以上となったか否かを適宜判断する(ステップS203)。ここで、カウントが10秒未満の場合には、再度、サブチューナの受信電波のCN比からメインチューナの受信電波のCN比を減じた差が5以上であるか否かを判断する(ステップS204)。
ステップS203、S204が繰り返される過程において、ステップS204において、差が5未満となった場合には、ステップS201から再度やり直す。一方、ステップS203、S204が繰り返される過程において、ステップS203においてカウントが10秒以上と判断された場合、すなわち、サブチューナの受信電波のCN比からメインチューナの受信電波のCN比を減じた差が5以上である状態が10秒以上継続した場合には、制御部30は、第2放送局から送信された電波による視聴に切り替える(ステップS205)。具体的には、メインチューナーによって第2放送局からの電波を受信するように切り替え、これを視聴できるようにする。あるいは、メインチューナーの役割(放送視聴用)とサブチューナーの役割(電波探索用)を切り替え、これまでサブチューナーであったものによって第2放送局からの電波を視聴するようにしてもよい。
(効果)
本実施形態のテレビ受信装置1のチューナー部20には、受信した電波の復調処理を行うチューナー21〜24が、各放送規格に応じて複数種類設けられている。そして、複数種類のチューナーのうちチャンネルスキャンによってチャンネルを検出することができたチューナーに、受信した電波の復調処理を実行させるように制御部が構成されている。したがって、テレビ受信装置1によれば、GPSによる位置情報がなくとも、地上デジタルテレビ放送を複数の放送規格で視聴することができるので、コスト低減や視聴可能範囲の拡大を図ることができる。
また、本実施形態の制御部30は、複数種類のチューナー21〜24にチャンネルスキャンを順番に実行させ、視聴できる可能性のあるチャンネルをチューナー21〜24のうちいずれで検出できるかを特定するマルチスキャンモードを実行可能に構成されている。このようなマルチスキャンモードを実行すれば、ユーザーが現在地における放送規格を知らなくとも、容易に地上デジタルテレビ放送の視聴を行うことが可能となる。
また、制御部30は、視聴できる可能性のあるチャンネルをチューナー21〜24のうちいずれで検出できるかを特定した時点で、マルチスキャンモードを終了する。このため、ユーザーが現在地における放送規格を知らない場合でも、地上デジタルテレビ放送の視聴を迅速に行うことが可能となる。
また、本実施形態では、各チューナー21〜24ごとに、視聴中の第1放送局から送信された電波を受信するメインチューナーと、第1放送局以外の第2放送局から送信された電波を受信するサブチューナーとが設けられており、制御部30は、サブチューナーで受信した電波の品質レベルがメインチューナーで受信した電波の品質レベルよりも高い場合に、第2放送局から送信された電波による視聴に切り替えるように構成されている。かかる構成によれば、テレビ放送の視聴に最適な放送局が変化していく場合においても、制御部30により自動的に最適な放送局から送信される電波を受信でき、テレビ放送の継続的な視聴が可能となる。
さらに、本実施形態においては、制御部30は、サブチューナーで受信した電波の品質レベルがメインチューナーで受信した電波の品質レベルよりも所定値(例えば5)だけ高い状態が所定時間(例えば10秒)継続した場合に、第2放送局から送信された電波による視聴に切り替えるようにしている。したがって、例えば、メインチューナーによる受信電波の品質レベルとサブチューナーによる受信電波の品質レベルとに大差がないエリアで、視聴用電波が頻繁に切り替わったり、ノイズの影響により視聴用電波が頻繁に切り替わったりするようなことはない。すなわち、サブチューナーのほうがメインチューナーよりも安定的に高い品質レベルの電波を受信している状態となってから、第2放送局から送信された電波による視聴に切り替えられるので好適である。
[他の実施形態]
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上記実施形態の要素を適宜組み合わせまたは種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態のチューナー部20には、ATSCチューナー21、DVB−T/T2チューナー22、DTMBチューナー23、ISDB−T/TBチューナー24がそれぞれ2つずつ搭載されるものとしたが、チューナー部20に搭載されるチューナーの種類や個数は適宜変更が可能である。
また、上記実施形態のマルチスキャンモードでは、図3に示すように、ATSCチューナー21、DVB−T/T2チューナー22、DTMBチューナー23、ISDB−T/TBチューナー24の順番にチャンネルスキャンを実行させるものとしたが、この順番は適宜変更が可能である。
また、上記実施形態では、図3の画面で「すべてスキャン」が選択された場合に、マルチスキャンモードが実行されるものとしたが、マルチスキャンモードが実行されるのはこの場合に限定されない。例えば、図3の画面においてユーザーが特定の放送規格を選択した場合であっても、それが誤っており、チャンネルスキャンにより視聴できる可能性のあるチャンネルが検出できない場合には、自動的にマルチスキャンモードが実行されるようにしてもよい。あるいは、テレビ放送を視聴中に視聴が不可能となった場合に、自動的にマルチキャンモードが実行されるようにしてもよい。
また、上記実施形態の電波監視制御では、各チューナー21〜24を2つずつ設け、一方を放送視聴用のメインチューナーとし、他方を電波探索用のサブチューナーとするものとした。しかしながら、各チューナー21〜24を3つ以上ずつ設け、そのうち1つを放送視聴用のメインチューナー、残りを電波探索用のサブチューナーとすることも可能である。
また、上記実施形態の電波監視制御では、受信電波の品質レベルの指標としてCN比を用いるものとしたが、CN比の代わりに、電界強度、エラーレート、あるいはデータ損失率等を用いてもよい。
また、上記実施形態では、図2に示すように、出力手段100のモニターに表示される画面を介した指示によって、各チューナー21〜24による復調処理(チャンネルスキャン)を実行させるものとした。しかしながら、このような指示を、テレビ受信装置1に設けたボタン等の指示手段により行うようにしてもよい。
また、上記実施形態では、テレビ受信装置1とは別にアンテナ80が設けられるものとしたが、アンテナ80をテレビ受信装置1に一体的に設けるものとしてもよい。
1:テレビ受信装置
20:チューナー部
21〜24:チューナー
30:制御部

Claims (5)

  1. 地上デジタルテレビ放送を複数の放送規格で視聴可能とするテレビ受信装置であって、
    受信した電波の復調処理を行うチューナーが、前記各放送規格に応じて複数種類設けられているチューナー部と、
    前記複数種類のチューナーにチャンネルスキャンを実行させる制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記複数種類のチューナーのうちチャンネルスキャンによってチャンネルを検出することができたチューナーに、受信した電波の復調処理を実行させることを特徴とするテレビ受信装置。
  2. 前記制御部は、前記複数種類のチューナーにチャンネルスキャンを順番に実行させ、チャンネルを検出可能な前記チューナーの種類を特定するマルチスキャンモードを実行可能である請求項1に記載のテレビ受信装置。
  3. 前記制御部は、チャンネルを検出可能な前記チューナーの種類を特定した時点で、前記マルチスキャンモードを終了する請求項2に記載のテレビ受信装置。
  4. 前記チューナーの種類ごとに、視聴中の第1放送局から送信された電波を受信するメインチューナーと、前記第1放送局以外の第2放送局から送信された電波を受信するサブチューナーとが設けられており、
    前記制御部は、前記サブチューナーで受信した電波の品質レベルが前記メインチューナーで受信した電波の品質レベルよりも高い場合に、前記第2放送局から送信された電波による視聴に切り替える請求項1ないし3のいずれか1項に記載のテレビ受信装置。
  5. 前記制御部は、前記サブチューナーで受信した電波の品質レベルが前記メインチューナーで受信した電波の品質レベルよりも所定値だけ高い状態が所定時間継続した場合に、前記第2放送局から送信された電波による視聴に切り替える請求項4に記載のテレビ受信装置。
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