JP4485251B2 - 遊技機用の送球装置 - Google Patents

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JP4485251B2 JP2004136334A JP2004136334A JP4485251B2 JP 4485251 B2 JP4485251 B2 JP 4485251B2 JP 2004136334 A JP2004136334 A JP 2004136334A JP 2004136334 A JP2004136334 A JP 2004136334A JP 4485251 B2 JP4485251 B2 JP 4485251B2
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Description

本発明は、球を水平方向や上方向に送り出すことができる遊技機用の送球装置に関し、特に、比較的高速で球を送り出すことができるようにしたものに関する。
下記の特許文献1に開示されている送球装置10は、ベース20と、このベース20の上面上を回転する回転ディスク30と、この回転ディスク30の円周方向に沿って形成され、上下に貫通した複数の貫通孔32と、ベース20に固定され、前記回転ディスク30を回転させるモータ50と、ベース20に固定され、前記回転ディスク30の貫通孔32に球を落下させる、下面が開放した球タンク60とを備えている。
また、上記ベース20には、上記回転ディスク30の貫通孔32の回転軌跡に沿ってC字形に形成され、各貫通孔32に落ち込んだ球の下部がはまり込むガイド溝25と、回転ディスク30の回転方向の前方に位置するガイド溝25の先端部から連続して、貫通孔32の回転軌跡の接線方向に延び、先端部が球出口23として開放した導出溝26とを備えている。
また、前記回転ディスク30の下面は、上記ガイド溝25の底から上方に球の直径以上離れるとともに、回転ディスク30の各貫通孔32には、回転ディスク30の回転方向の後方に位置する各貫通孔32の後縁部32aから前記ガイド溝25に向かって下方に延び、ガイド溝25に沿って球を押し出す球押圧部35が形成されている。
ところで、下記の特許文献1に開示されている送球装置10は、毎秒2個程度の比較的低速で球を送り出す場合には、その性能を十分に発揮したが、毎秒5個ないし10個程度の比較的高速で球を送り出そうとすると、種々の問題を引き起こした。
具体的には、下記の特許文献1に開示されている送球装置10では、図14(A)に示すように、ガイド溝25の深さは、球の半径にほぼ等しく(特許文献1の段落番号0016参照)、また、各球押圧部35の上下方向の厚みは、球の半径にほぼ等しい(特許文献1の段落番号0022参照)。そして、各球押圧部35の下端からガイド溝25の底までの距離は、球の半径にほぼ等しい。このため、ガイド溝25にはまり込んだ球は、図14(A)に示すように、各球押圧部35の角部35aで押されるようになっていた。つまり、各球押圧部35が球を押す際には、各球押圧部35の角部35aが球に当たるようになっていた。しかし、毎秒5個ないし10個程度の比較的高速で球を送り出そうとすると、図14(B)に示すように、各球押圧部35の角部35aの磨耗が激しくなり、十分な耐久性を発揮できないという問題を引き起こした。
また、下記の特許文献1に開示されている送球装置10では、図15(A)に示すように、各球押圧部35は、回転ディスク30の下面から突出し、回転ディスク30の回転方向の後方に位置する各貫通孔32の後縁部32aに形成されていた(特許文献1の段落番号0017参照)。このため、図15(A)に示すように、貫通孔32を通過して、ガイド溝25にはまり込んだ球は、貫通孔32の直下に位置した状態のまま、球押圧部35に押されて、ガイド溝25に沿って移動することとなっていた。しかし、毎秒5個ないし10個程度の比較的高速で球を送り出そうとすると、ガイド溝25にはまり込んだ球が、回転ディスク30の回転等によって上下に振動して跳ね上がり、ガイド溝25から上方へ飛び出して、図15(B)に示すように、貫通孔32内に逆戻りしてしまうとともに、貫通孔32内に逆戻りした球によって、貫通孔32内に収納されていた球が、球タンク60内に弾き出されてしまうことがあった。そして、回転ディスク30が回転して、ガイド溝25の導出溝26側の端部を球押圧部35が通過しても、ガイド溝25から導出溝26へ球が送り出されないことがあった。つまり、球の空送りが発生し、球を効率良く送り出せないという問題を引き起こした。
また、下記の特許文献1に開示されている送球装置10では、図16(A)に示すように、各貫通孔32の深さは、球の直径にほぼ等しい(特許文献1の段落番号0019参照)。このため、各貫通孔32内は、それぞれ、球1個を収納可能となっていた。しかし、毎秒5個ないし10個程度の比較的高速で球を送り出そうとすると、各貫通孔32内に収納可能な球が1個では、図16(A)及び(B)に示すように、球タンク60から各貫通孔32を介してガイド溝25への球の供給が追いつかなくなってしまうことがあった。そして、回転ディスク30が回転しても、ガイド溝25から導出溝26へ球が送り出されないことがあった。つまり、球の空送りが発生し、球を効率良く送り出せないという問題を引き起こした。
また、下記の特許文献1に開示されている送球装置10では、回転ディスク30は、時計回り(右回り)に回転し、また、ガイド溝25は、図17(A)に示すように、時計の11時の位置から、時計回りに、12時、1時、2時、3時、4時、5時、6時、7時、8時の位置を通って、9時の位置まで至るように、C字形に形成されている。ここで、ガイド溝25における、回転ディスク30の回転方向の後方の端部(11時の位置)を、ガイド溝後端25bとし、また、ガイド溝25における、回転ディスク30の回転方向の前方の端部(9時の位置)を、ガイド溝前端25aとする。また、導出溝26は、ガイド溝前端25aから、回転ディスク30の貫通孔32の回転軌跡の接線方向へ向けて延びている。また、ガイド溝前端25aとガイド溝後端25bとの間には、土手部27が設けられている。また、モータ50が駆動し、回転ディスク30が回転すると、各貫通孔32は、ガイド溝25の上方をガイド溝25に沿って移動し、ガイド溝前端25aの上方まで達すると、その後に、ガイド溝25の上方から一旦外れて、土手部27の上方を通過し、その後に、ガイド溝後端25bの上方に達し、その後には再び、ガイド溝25の上方をガイド溝25に沿って移動する。また、ガイド溝25にはまり込んだ球は、回転ディスク30が回転すると、球押圧部35に押されて、ガイド溝25に沿って移動し、ガイド溝前端25aまで達すると、ガイド溝25から離脱して、導出溝26に沿って移動する。
ところで、下記の特許文献1に開示されている送球装置10において、毎秒5個ないし10個程度の比較的高速で球を送り出そうとすると、上述したように、ガイド溝25にはまり込んだ球が跳ね上がってしまったり、あるいは球タンク60から各貫通孔32を介してガイド溝25への球の供給が追いつかなくなることがある。そして、貫通孔32が土手部27の上方にさしかかる瞬間に、球がガイド溝25から跳ね上がってしまったり、あるいは球が球タンク60から貫通孔32を介してガイド溝25に供給されたりすると、図17(B)に示すように、貫通孔32と土手部27との間に球を噛み込んでしまい、これにより、回転ディスク30がロックしてしまうという問題を引き起こした。
特開平08−057128号公報
上述したように、上記の特許文献1に開示されている送球装置は、毎秒5個ないし10個あるいはそれ以上の比較的高速で球を送り出そうとすると、種々の問題を引き起こした。
(請求項1)
そこで、請求項1記載の発明は、各球押圧部の下端からガイド溝の底までの距離を、球の半径よりも小さくすることにより、つまり、各球押圧部の上下方向の厚さを従来よりも厚くして、各球押圧部の下端を球の中心よりも下方に位置させることにより、各球押圧部が球を押す際には、各球押圧部の前面が球に当たるようにするとともに、各球押圧部の角部が球には当たらないようにし、これにより、各球押圧部の角部が磨耗しないようにし、各球押圧部の耐久性を向上させて、比較的高速での球の送り出しに耐え得るようにした遊技機用の送球装置を提供することを目的とする。
(請求項2)
また、請求項2記載の発明は、各球押圧部の球押圧面を、対応する各貫通孔の後縁部から回転ディスクの回転方向の後方にずらすことにより、ガイド溝にはまり込んだ球が、各貫通孔の直下から回転ディスクの回転方向の後方にずれるようにし、これにより、回転ディスクの回転等で上下に振動しても、ガイド溝から上方へ飛び出して貫通孔内に逆戻りしないようにし、回転ディスクを比較的高速で回転させても、球の空送りが発生せず、球を確実に送り出せるようにした遊技機用の送球装置を提供することを目的とする。
請求項3
また、請求項3記載の発明は、各貫通孔内に2個以上の球が上下方向に積み重なるようにして収納されるようにするとともに、各貫通孔内の一番上に収納される球の一部が貫通孔から外部にはみ出すようにし、更には、貫通孔からはみ出す部分が球の半分未満になるようにすることにより、球タンクから各貫通孔を介してガイド溝への球の供給が絶えることなく円滑に行われるようにして、回転ディスクを比較的高速で回転させても、球の空送りが発生せず、球を確実に送り出せるようにするとともに、各貫通孔の一番上に収納される球のはみ出し部分で回転ディスクの上面及び貫通孔の上側の開口部の縁部を保護して磨耗を抑えることにより、回転ディスクの耐久性を向上させて、比較的高速での球の送り出しに耐え得るようにした遊技機用の送球装置を提供することを目的とする。
請求項4
また、請求項4記載の発明は、回転ディスクの上面に、上方へ向けて突出する円柱状の中央突起部を設けるとともに、中央突起部の外周面とバケットの内周面との間の距離を、球の直径よりもわずかに大きくすることにより、中央突起部とバケットとの間に球が整列するようにし、これにより、バケット内の球が回転ディスクの各貫通孔内に入りやすくなるようにして、回転ディスクを比較的高速で回転させても、回転ディスクの各貫通孔内に球が円滑に供給されるようにした遊技機用の送球装置を提供することを目的とする。
請求項5
また、請求項5記載の発明は、ベースを傾斜して配置し、また、回転ディスク、モータ、及びバケットも、ベースとともに傾斜して配置し、更に、バケットの内周面における、傾斜により下側になる部分に、ガイド突起を設けることにより、バケット内の、傾斜により下側になる部分に、球が一列に整列するようにし、これにより、バケット内の球が回転ディスクの各貫通孔内に入りやすくなるようにして、回転ディスクを比較的高速で回転させても、回転ディスクの各貫通孔内に球が円滑に供給されるようにした遊技機用の送球装置を提供することを目的とする。
(請求項1)
請求項1記載の発明は、遊技機用の送球装置10に係るものであって、ベース20と、ベース20の上面上を回転する回転ディスク30と、回転ディスク30を回転させるためのモータ50と、球を貯留し、その貯留した球を回転ディスク30に供給するための球タンク60とを備え、回転ディスク30には、その上面から下面まで貫通する複数の貫通孔32が、その中心から等距離の位置に、所定間隔を開けて設けられ、各貫通孔32は、それぞれ、球を通過させることが可能に形成され、ベース20の上面には、回転ディスク30の貫通孔32の回転軌跡に沿ってC字形に形成されているガイド溝25と、ガイド溝25における、回転ディスク30の回転方向の前方の端部から、回転ディスク30の貫通孔32の回転軌跡の接線方向へ向けて延びる導出溝26とが設けられ、ガイド溝25は、各貫通孔32を通過した球の下部がはまり込むように形成され、ガイド溝25にはまり込んだ球が、回転ディスク30の下面の下方に入るように、回転ディスク30の下面からガイド溝25の底までの距離が設定され、回転ディスク30の下面における、各貫通孔32から見て回転ディスク30の回転方向の後方に相当する位置には、それぞれ、ガイド溝25の底方向へ向けて突出する球押圧部35が設けられ、各球押圧部35の下端からガイド溝25の底までの距離は、それぞれ、球の半径よりも小さいことを特徴とする。
本発明は、各球押圧部35の下端からガイド溝25の底までの距離を、それぞれ、球の半径よりも小さくしたものである。
すなわち、本発明は、各球押圧部35の上下方向の厚さをそれぞれ従来よりも厚くして、各球押圧部35の下端を、それぞれ、ガイド溝25にはまり込んだ球の中心よりも下方(ガイド溝25の底側)に位置させたものであり、更に換言すれば、各球押圧部35の下端をそれぞれ従来よりもガイド溝25の底に近い位置まで延ばして、各球押圧部35の下端が、それぞれ、ガイド溝25にはまり込んだ球の中心よりも下方(ガイド溝25の底側)に位置するようにしたものである。
本発明によれば、各球押圧部35における、回転ディスク30の回転方向の前方の面(球押圧面36)が、ガイド溝25にはまり込んだ球に当たるようになり、各球押圧部35の角部35aは、ガイド溝25にはまり込んだ球には当たらなくなる。つまり、各球押圧部35の角部35aが、ガイド溝25にはまり込んだ球を押すのではなくて、各球押圧部35の球押圧面36が、ガイド溝25にはまり込んだ球を押すようになる。そうすると、各球押圧部35の角部35aが磨耗しなくなり、また、各球押圧部35とガイド溝25にはまり込んだ球との接触面積が大きくなって、各球押圧部35への負担が軽減される。これにより、各球押圧部35の耐久性が向上し、ひいては毎秒5個ないし10個あるいはそれ以上の比較的高速での球の送り出しに耐え得るようになる。
(請求項2)
請求項2記載の発明は、遊技機用の送球装置10に係るものであって、ベース20と、ベース20の上面上を回転する回転ディスク30と、回転ディスク30を回転させるためのモータ50と、球を貯留し、その貯留した球を回転ディスク30に供給するための球タンク60とを備え、回転ディスク30には、その上面から下面まで貫通する複数の貫通孔32が、その中心から等距離の位置に、所定間隔を開けて設けられ、各貫通孔32は、それぞれ、球を通過させることが可能に形成され、ベース20の上面には、回転ディスク30の貫通孔32の回転軌跡に沿ってC字形に形成されているガイド溝25と、ガイド溝25における、回転ディスク30の回転方向の前方の端部から、回転ディスク30の貫通孔32の回転軌跡の接線方向へ向けて延びる導出溝26とが設けられ、ガイド溝25は、各貫通孔32を通過した球の下部がはまり込むように形成され、ガイド溝25にはまり込んだ球が、回転ディスク30の下面の下方に入るように、回転ディスク30の下面からガイド溝25の底までの距離が設定され、回転ディスク30の下面における、各貫通孔32から見て回転ディスク30の回転方向の後方に相当する位置には、それぞれ、ガイド溝25の底方向へ向けて突出する球押圧部35が設けられ、各貫通孔32における、回転ディスク30の回転方向の後方の縁部を、後縁部32aとし、各球押圧部35における、回転ディスク30の回転方向の前方の面を、球押圧面36とし、各球押圧部35の球押圧面36は、それぞれ、対応する各貫通孔32の後縁部32aから、回転ディスク30の回転方向の後方に、所定距離ずれた位置に形成されていることを特徴とする。
本発明は、各球押圧部35の球押圧面36を、それぞれ、対応する各貫通孔32の後縁部32aから、回転ディスク30の回転方向の後方に、所定距離ずらした位置に形成したものである。
すなわち、本発明は、各球押圧部35の球押圧面36を、それぞれ、対応する各貫通孔32の後縁部32aから回転ディスク30の回転方向の後方にずらすことにより、回転ディスク30の下面の下方、かつ、各球押圧部35の球押圧面36の前方に、球保留部33を形成し、ガイド溝25にはまり込んだ球が、球保留部33に保留されるようにしたものである。
本発明によれば、各貫通孔32を通過してガイド溝25にはまり込んだ球は、各貫通孔32の直下から回転ディスク30の回転方向の後方にずれて、球保留部33に保留される。これにより、ガイド溝25にはまり込んだ球は、貫通孔32の直下には位置しなくなる。そして、ガイド溝25にはまり込んだ球は、球保留部33に保留された状態で、各球押圧部35の球押圧面36に押され、回転ディスク30の回転に伴って、ガイド溝25に沿って移動する。このため、ガイド溝25にはまり込んだ球は、回転ディスク30の回転等によって上下に振動しても、回転ディスク30の下面に抑えられることから、ガイド溝25から上方には跳ね上がらず、したがって、ガイド溝25から上方へ飛び出して貫通孔32内に逆戻りすることもない。これにより、毎秒5個ないし10個あるいはそれ以上の比較的高速での球の送り出すために、回転ディスク30を比較的高速で回転させても、球を確実に送り出すことができる。つまり、球を効率良く送り出すことができる。更に、球がガイド溝25から上方には跳ね上がらないことから、貫通孔32と土手部27との間に球を噛み込んでしまうこともない。これにより、回転ディスク30がロックしてしまうという問題も解消できる。
なお、遊技機用の送球装置10、ベース20と、ベース20の上面上を回転する回転ディスク30と、回転ディスク30を回転させるためのモータ50と、球を貯留し、その貯留した球を回転ディスク30に供給するための球タンク60とを備え、回転ディスク30には、その上面から下面まで貫通する複数の貫通孔32が、その中心から等距離の位置に、所定間隔を開けて設けられ、各貫通孔32は、それぞれ、球を通過させることが可能に形成され、ベース20の上面には、回転ディスク30の貫通孔32の回転軌跡に沿ってC字形に形成されているガイド溝25と、ガイド溝25における、回転ディスク30の回転方向の前方の端部から、回転ディスク30の貫通孔32の回転軌跡の接線方向へ向けて延びる導出溝26とが設けられ、ガイド溝25は、各貫通孔32を通過した球の下部がはまり込むように形成され、ガイド溝25にはまり込んだ球が、回転ディスク30の下面の下方に入るように、回転ディスク30の下面からガイド溝25の底までの距離が設定され、回転ディスク30の下面における、各貫通孔32から見て回転ディスク30の回転方向の後方に相当する位置には、それぞれ、ガイド溝25の底方向へ向けて突出する球押圧部35が設けられ、各貫通孔32は、それぞれ、上下方向に2個以上の球を収納可能に形成することができる
ここで、各貫通孔32を、それぞれ、上下方向に2個以上の球を収納可能に形成する
すなわち、回転ディスク30の上下方向の厚さを従来よりも厚くするとともに、各貫通孔32の上下方向の長さを従来よりも長くして、各貫通孔32内に2個以上の球が上下方向に積み重なるようにして収納されるようにする
そうすると、ガイド溝25への供給を待つ球が各貫通孔32内に2個以上ストックされることから、各貫通孔32からガイド溝25への球の供給が絶えることなく円滑に行われる。これにより、毎秒5個ないし10個あるいはそれ以上の比較的高速で球の送り出すように、回転ディスク30を比較的高速で回転させても、球を確実に送り出すことができる。つまり、球を効率良く送り出すことができる。更に、本発明によれば、貫通孔32が土手部27の上方にさしかかる瞬間に球タンク60から貫通孔32内に球が飛び込んでガイド溝25に供給されるという事態も回避できるので、貫通孔32と土手部27との間に球を噛み込んでしまうこともない。これにより、回転ディスク30がロックしてしまうという問題も解消できる。
請求項3
請求項3記載の発明は、遊技機用の送球装置10に係るものであって、ベース20と、ベース20の上面上を回転する回転ディスク30と、回転ディスク30を回転させるためのモータ50と、球を貯留し、その貯留した球を回転ディスク30に供給するための球タンク60とを備え、回転ディスク30には、その上面から下面まで貫通する複数の貫通孔32が、その中心から等距離の位置に、所定間隔を開けて設けられ、各貫通孔32は、それぞれ、球を通過させることが可能に形成され、ベース20の上面には、回転ディスク30の貫通孔32の回転軌跡に沿ってC字形に形成されているガイド溝25と、ガイド溝25における、回転ディスク30の回転方向の前方の端部から、回転ディスク30の貫通孔32の回転軌跡の接線方向へ向けて延びる導出溝26とが設けられ、ガイド溝25は、各貫通孔32を通過した球の下部がはまり込むように形成され、ガイド溝25にはまり込んだ球が、回転ディスク30の下面の下方に入るように、回転ディスク30の下面からガイド溝25の底までの距離が設定され、回転ディスク30の下面における、各貫通孔32から見て回転ディスク30の回転方向の後方に相当する位置には、それぞれ、ガイド溝25の底方向へ向けて突出する球押圧部35が設けられ、各貫通孔32は、それぞれ、上下方向に2個以上の球を収納可能に形成され、かつ、一番上に収納されている球の中心よりも上側の部分が貫通孔32の上側の開口部から上方へ突出するように形成されていることを特徴とする。
本発明は、各貫通孔32を、それぞれ、上下方向に2個以上の球を収納可能に形成し、かつ、一番上に収納されている球の中心よりも上側の部分が貫通孔32の上側の開口部から上方へ突出するように形成したものである。
すなわち、本発明は、回転ディスク30の上下方向の厚さを従来よりも厚くするとともに、各貫通孔32の上下方向の長さを従来よりも長くして、各貫通孔32内に2個以上の球が上下方向に積み重なるようにして収納されるようにするとともに、各貫通孔32内の一番上に収納される球の一部が貫通孔32から外部にはみ出すようにしたものであり、更に、貫通孔32からはみ出す部分が球の半分未満になるようにしたものである。
本発明によれば、ガイド溝25への供給を待つ球が各貫通孔32内に2個以上ストックされることから、各貫通孔32からガイド溝25への球の供給が絶えることなく円滑に行われる。これにより、回転ディスク30を比較的高速で回転させても、球を確実に送り出すことができる。また、本発明によれば、貫通孔32が土手部27の上方にさしかかる瞬間に球タンク60から貫通孔32内に球が飛び込んでガイド溝25に供給されることもないので、貫通孔32と土手部27との間に球を噛み込んでしまうこともない。これにより、回転ディスク30がロックしてしまうという問題も解消できる。更に、本発明によれば、各貫通孔32内の一番上に収納される球の一部が貫通孔32から外部にはみ出すことから、回転ディスク30の上面及び貫通孔32の上側の開口部の縁部の磨耗が抑えられて、回転ディスク30の耐久性が向上する。つまり、本発明に係る送球装置10では、球タンク60及びバケット70が球で満たされていれば、球で満たされた球タンク60及びバケット70内で回転ディスク30が回転することとなる。このとき、各貫通孔32内の一番上に収納される球の一部を貫通孔32から外部にはみ出させておけば、球の貫通孔32からはみ出した部分が球タンク60及びバケット70内の球を攪拌することとなるので、回転ディスク30の上面が磨耗しにくくなり、また、貫通孔32の上側の開口部の縁部に球が当たる機会が減るので、貫通孔32の上側の開口部の縁部が磨耗しにくくなる。また、各貫通孔32内の一番上に収納される球の一部が貫通孔32から外部にはみ出すものの、貫通孔32からはみ出す部分が球の半分未満であるので、球タンク60及びバケット70内の球を攪拌したり、回転ディスク30が回転により振動したりしても、球は貫通孔32内に比較的安定して留まる。
請求項4
請求項4記載の発明は、遊技機用の送球装置10に係るものであって、ベース20と、ベース20の上面上を回転する回転ディスク30と、回転ディスク30を回転させるためのモータ50と、回転ディスク30を囲むようにしてベース20の上面から上方へ向けて突出する、円筒状のバケット70と、バケット70の上端に連設され、球を貯留し、その貯留した球をバケット70を介して回転ディスク30に供給するための球タンク60とを備え、回転ディスク30には、その上面から下面まで貫通する複数の貫通孔32が、その中心から等距離の位置に、所定間隔を開けて設けられ、各貫通孔32は、それぞれ、球を通過させることが可能に形成され、ベース20の上面には、回転ディスク30の貫通孔32の回転軌跡に沿ってC字形に形成されているガイド溝25と、ガイド溝25における、回転ディスク30の回転方向の前方の端部から、回転ディスク30の貫通孔32の回転軌跡の接線方向へ向けて延びる導出溝26とが設けられ、ガイド溝25は、各貫通孔32を通過した球の下部がはまり込むように形成され、ガイド溝25にはまり込んだ球が、回転ディスク30の下面の下方に入るように、回転ディスク30の下面からガイド溝25の底までの距離が設定され、回転ディスク30の下面における、各貫通孔32から見て回転ディスク30の回転方向の後方に相当する位置には、それぞれ、ガイド溝25の底方向へ向けて突出する球押圧部35が設けられ、回転ディスク30の上面には、その中央部分から上方へ向けて突出する円柱状の中央突起部38が設けられ、中央突起部38の外周面とバケット70の内周面との間の距離は、球の直径よりもわずかに大きいことを特徴とする。
本発明は、回転ディスク30の上面に、その中央部分から上方へ向けて突出する円柱状の中央突起部38を設けるとともに、中央突起部38の外周面とバケット70の内周面との間の距離を、球の直径よりもわずかに大きくしたものである。
本発明によれば、中央突起部38とバケット70との間に球が整列する。このため、バケット70内の球が回転ディスク30の各貫通孔32内に入りやすくなり、毎秒5個ないし10個あるいはそれ以上の比較的高速で球の送り出すように、回転ディスク30を比較的高速で回転させても、回転ディスク30の各貫通孔32に球が円滑に供給される。
請求項5
請求項5記載の発明は、遊技機用の送球装置10に係るものであって、ベース20と、ベース20の上面上を回転する回転ディスク30と、回転ディスク30を回転させるためのモータ50と、回転ディスク30を囲むようにしてベース20の上面から上方へ向けて突出する、円筒状のバケット70と、バケット70の上端に連設され、球を貯留し、その貯留した球をバケット70を介して回転ディスク30に供給するための球タンク60とを備え、回転ディスク30には、その上面から下面まで貫通する複数の貫通孔32が、その中心から等距離の位置に、所定間隔を開けて設けられ、各貫通孔32は、それぞれ、球を通過させることが可能に形成され、ベース20の上面には、回転ディスク30の貫通孔32の回転軌跡に沿ってC字形に形成されているガイド溝25と、ガイド溝25における、回転ディスク30の回転方向の前方の端部から、回転ディスク30の貫通孔32の回転軌跡の接線方向へ向けて延びる導出溝26とが設けられ、ガイド溝25は、各貫通孔32を通過した球の下部がはまり込むように形成され、ガイド溝25にはまり込んだ球が、回転ディスク30の下面の下方に入るように、回転ディスク30の下面からガイド溝25の底までの距離が設定され、回転ディスク30の下面における、各貫通孔32から見て回転ディスク30の回転方向の後方に相当する位置には、それぞれ、ガイド溝25の底方向へ向けて突出する球押圧部35が設けられ、ベース20は、導出溝26の反ガイド溝25側の端部が、導出溝26のガイド溝25側の端部よりも上方に位置するように、所定角度傾斜して配置され、回転ディスク30、モータ50、及びバケット70は、ベース20とともに傾斜して配置され、バケット70の内周面における、傾斜により下側になる部分には、バケット70の上下方向に延び、かつ、バケット70の内方へ向けて突出する、筋状のガイド突起72が設けられていることを特徴とする。
本発明は、ベース20を傾斜して配置し、回転ディスク30、モータ50、及びバケット70も、ベース20とともに傾斜して配置し、バケット70の内周面における、傾斜により下側になる部分には、バケット70の上下方向に延び、かつ、バケット70の内方へ向けて突出する、筋状のガイド突起72を設けたものである。
本発明によれば、ガイド突起72によって、バケット70内の、傾斜により下側になる部分に、球が一列に整列する。このため、バケット70内の球が回転ディスク30の各貫通孔32内に入りやすくなり、毎秒5個ないし10個あるいはそれ以上の比較的高速で球の送り出すように、回転ディスク30を比較的高速で回転させても、回転ディスク30の各貫通孔32に球が円滑に供給される。
(請求項1)
請求項1記載の発明によれば、各球押圧部の前面が球に当たるようになり、各球押圧部の角部は球には当たらなくなり、これにより、各球押圧部と球との接触面積が大きくなって各球押圧部への負担が軽減され、また、各球押圧部の角部が磨耗しなくなることから、各球押圧部の耐久性が向上し、ひいては毎秒5個ないし10個あるいはそれ以上の比較的高速での球の送り出しに耐え得る遊技機用の送球装置を提供できる。
(請求項2)
また、請求項2記載の発明によれば、ガイド溝にはまり込んだ球が、上方に跳ね上がらなくなることから、貫通孔内に逆戻りすることもなくなり、これにより、回転ディスクを比較的高速で回転させても、球の空送りが発生せず、球を確実に送り出すことができ、加えて、球の跳ね上がりを原因とする、貫通孔と土手部との間の球の噛み込みにより、回転ディスクがロックしてしまうこともない遊技機用の送球装置を提供できる。
なお、各貫通孔内に2個以上の球がストックされるようにすると、各貫通孔からガイド溝への球の供給が絶えることなく円滑に行われ、これにより、回転ディスクを比較的高速で回転させても、球の空送りが発生せず、球を確実に送り出すことができ、加えて、球の飛び込みを原因とする、貫通孔と土手部との間の球の噛み込みにより、回転ディスクがロックしてしまうこともない遊技機用の送球装置を提供できる。
請求項3
また、請求項3記載の発明によれば、各貫通孔内に2個以上の球がストックされることから、各貫通孔からガイド溝への球の供給が絶えることなく円滑に行われ、これにより、回転ディスクを比較的高速で回転させても、球の空送りが発生せず、球を確実に送り出すことができ、また、球の飛び込みを原因とする、貫通孔と土手部との間の球の噛み込みにより、回転ディスクがロックしてしまうこともなく、加えて、各貫通孔内の一番上に収納される球の一部が外部にはみ出すことから、球のはみ出し部分が球タンク及びバケット内の球を攪拌するので、回転ディスクの上面が磨耗しにくくなり、また、貫通孔の上側の開口部の縁部に球が当たる機会が減るので、貫通孔の上側の開口部の縁部が磨耗しにくくなって、回転ディスクの耐久性が向上し、ひいては比較的高速での球の送り出しに耐え得る遊技機用の送球装置を提供できる。
請求項4
また、請求項4記載の発明によれば、中央突起部とバケットとの間に球が整列することから、バケット内の球が回転ディスクの各貫通孔内に入りやすくなり、これにより、回転ディスクを比較的高速で回転させても、回転ディスクの各貫通孔に球が円滑に供給される遊技機用の送球装置を提供できる。
請求項5
更に、請求項5記載の発明によれば、ガイド突起によって、バケット内の、傾斜により下側になる部分に、球が一列に整列することから、バケット内の球が回転ディスクの各貫通孔内に入りやすくなり、これにより、回転ディスクを比較的高速で回転させても、回転ディスクの各貫通孔に球が円滑に供給される遊技機用の送球装置を提供できる。
(第1の実施の形態)
図1ないし図9は、本発明の第1の実施の形態を示すものである。
図1は、送球装置10の外観斜視図、図2は、送球装置10の分解斜視図、図3は、ベース20の上面図、図4は、回転ディスク30の上面図、図5は、回転ディスク30の下面図、図6は、回転ディスク30の斜視図、図7は、ベース20、回転ディスク30及びバケット70の側断面図、図8(A)は、回転ディスク30の要部上面図、図8(B)は、図8(A)のA−A’線断面図、図9は、払出検出機構90の側断面図である。
(送球装置10)
本実施の形態に係る送球装置10は、例えば、パチンコ球などの球を送り出すためのものであって、パチンコや、パチンコ球を用いて遊技を行うスロットマシンであるパチロットなどの遊技機に使用されるものである。
図1及び図2に示すように、本実施の形態に係る送球装置10は、ベース20と、ベース20の下面に固定されてベース20を支持するためのフレーム40と、ベース20の上面上を回転する回転ディスク30と、回転ディスク30を回転させるためのモータ50と、回転ディスク30を囲むようにしてベース20の上面から上方へ向けて突出する円筒状のバケット70と、バケット70の上端に連設され、球を貯留し、その貯留した球をバケット70を介して回転ディスク30に供給するための球タンク60とを備えている。
(ベース20)
図2及び図3に示すように、ベース20は、ほぼ四角形状に形成されている。また、本実施の形態では、ベース20は、水平に配置されている。また、ベース20の上面中央には、回転ディスク30がすっぽりはまり込む大きさの円形凹部21と、円形凹部21の縁から円形凹部21の接線方向へ延びてベース20の一端へ垂直に至る、円形凹部21と同じ深さの排出路22とが設けられている。また、排出路22の先端は、ベース20の一端に開口しており、球が排出される球出口23とされている。また、ベース20の四隅には、ベース20を上下に貫通するビス孔が各々設けられている。また、円形凹部21の中央には、ベース20を上下に貫通する軸孔24が設けられている。また、本実施の形態では、モータ50の駆動軸51の回転は、シャフト55を介して、回転ディスク30に伝えられるようになっている。そして、軸孔24は、シャフト55を通すためのものである。また、円形凹部21の底面には、円形凹部21の円周方向に沿って、断面半円形のガイド溝25が設けられている。また、ガイド溝25は、回転ディスク30の貫通孔32の回転軌跡に沿ったC字形に形成されている。つまり、ベース20の上面には、回転ディスク30の貫通孔32の回転軌跡に沿ってC字形に形成されているガイド溝25が設けられている。また、本実施の形態では、回転ディスク30は、反時計回り(左回り)に回転するようになっており、また、ガイド溝25は、図3に示すように、時計の1時の位置から、反時計回りに、12時、11時、10時、9時、8時、7時、6時、5時、4時の位置を通って、3時の位置まで至るように形成されている。ここで、ガイド溝25における、回転ディスク30の回転方向の後方の端部(1時の位置)を、ガイド溝後端25bとし、また、ガイド溝25における、回転ディスク30の回転方向の前方の端部(3時の位置)を、ガイド溝前端25aとする。ガイド溝前端25aとガイド溝後端25bとの間には、土手部27が設けられている。また、排出路22の底面には、排出路22の長手方向に沿って直線状に形成された、断面半円形の導出溝26が設けられている。また、導出溝26は、ガイド溝前端25aから、回転ディスク30の貫通孔32の回転軌跡の接線方向へ向けて延びている。つまり、ベース20の上面には、ガイド溝25における、回転ディスク30の回転方向の前方の端部から、回転ディスク30の貫通孔32の回転軌跡の接線方向へ向けて延びる導出溝26が設けられている。また、ガイド溝25と導出溝26とは、滑らかに接続されている。また、ガイド溝25及び導出溝26の深さは、球の半径よりもやや浅く形成されている。つまり、ガイド溝25及び導出溝26の深さは、球の半径よりもやや小さい。また、ガイド溝25及び導出溝26の幅は、球の直径よりもやや狭く形成されている。つまり、ガイド溝25及び導出溝26の幅は、球の直径よりもやや小さい。これにより、ガイド溝25及び導出溝26には、球の中心よりも下側の部分がはまり込むようになっている。
(フレーム40)
フレーム40は、ベース20を支持するためのものである。図1及び図2に示すように、本実施の形態では、フレーム40は、四角板状に形成されており、ベース20を水平に支持するように形成されている。また、フレーム40の中央には、フレーム40を上下に貫通する支持孔41が設けられている。この支持孔41は、シャフト55の先端付近が挿入されるものであって、シャフト55を支持するためのものである。また、支持孔41の周囲の所定位置には、フレーム40を上下に貫通する4つのビス孔が設けられている。これらのビス孔は、フレーム40とベース20とバケット70とを固定するためのものである。本実施の形態では、フレーム40の上面に、ベース20が載せられ、また、ベース20の上面には、回転ディスク30が載せられるとともに、回転ディスク30を囲むようにして、バケット70が載せられる。また、フレーム40、ベース20及びバケット70を重ね合わせると、フレーム40、ベース20及びバケット70にそれぞれ設けられたビス孔が一直線上に並ぶ。そして、この一直線上に並んだビス孔を縦に貫くようにして、ビスが留められる。また、フレーム40の四隅にも、フレーム40を上下に貫通するビス孔が各々設けられている。このビス孔は、送球装置10を設置場所に固定するためのものである。
(回転ディスク30)
図3ないし図5に示すように、回転ディスク30は、ほぼ円盤状に形成されている。また、回転ディスク30の中心には、シャフト55が固定される軸受部31が設けられている。また、軸受部31は、回転ディスク30を上下に貫通する軸受孔31aと、軸受孔31aを横方向に貫くスリット31bとから構成されている。また、軸受孔31aの内径は、シャフト55の直径とほぼ等しい。また、シャフト55の先端付近の両側には、シャフト55と直交するピン56が突出している。そして、シャフト55を軸受孔31aに通し、ピン56をスリット31bに嵌めると、シャフト55のトルクが回転ディスク30に伝えられるようになる。また、回転ディスク30には、その上面から下面まで貫通する6個の貫通孔32が、その中心から等距離の位置に、等間隔で設けられている。つまり、6個の貫通孔32は、回転ディスク30の円周方向に沿って、等間隔に設けられている。また、各貫通孔32の内径は、それぞれ、球の直径よりもわずかに大きい。これにより、各貫通孔32は、それぞれ、球を通過させることが可能とされている。また、図7及び図8に示すように、回転ディスク30の上下方向の厚さは、球の直径の1.5倍弱程度とされ、また、各貫通孔32の上下方向の長さも、球の直径の1.5倍弱程度とされている。これにより、各貫通孔32は、それぞれ、上下方向に2個の球を収納可能とされている。また、各貫通孔32の一番上に収納されている球の中心よりも上側の部分は、貫通孔32の上側の開口部から上方へ突出するようになっている。また、回転ディスク30の下面からガイド溝25の底までの距離は、球の直径よりもわずかに大きい。また、回転ディスク30の下面における、各貫通孔32から見て回転ディスク30の回転方向の後方に相当する位置には、それぞれ、ガイド溝25の底方向へ向けて突出する球押圧部35が設けられている。また、球押圧部35は、ガイド溝25にはまり込んだ球を、回転ディスク30の回転に伴って後方から押して、ガイド溝25に沿って移動させるためのものである。また、球押圧部35は、貫通孔32と同数個、すなわち6個設けられている。また、各球押圧部35は、対応する各貫通孔32から見て、回転ディスク30の回転方向の後方に設けられている。また、図4及び図5に示すように、本実施の形態では、第1から第6までの6個の貫通孔32が設けられている。そして、第1の貫通孔32(32-1)に対応して第1の球押圧部35(35-1)が設けられ、また、第2の貫通孔32(32-2)に対応して第2の球押圧部35(35-2)が設けられ、また、第3の貫通孔32(32-3)に対応して第3の球押圧部35(35-3)が設けられ、また、第4の貫通孔32(32-4)に対応して第4の球押圧部35(35-4)が設けられ、また、第5の貫通孔32(32-5)に対応して第5の球押圧部35(35-5)が設けられ、また、第6の貫通孔32(32-6)に対応して第6の球押圧部35(35-6)が設けられている。つまり、貫通孔32と球押圧部35とは一対一対応になっている。また、図4及び図5に示すように、各球押圧部35は、回転ディスク30の中心から離れるに従って回転ディスク30の回転方向の後方へ曲がるように、滑らかに湾曲している。また、各球押圧部35の下端からガイド溝25の底までの距離は、それぞれ、球の直径よりも小さい。つまり、各球押圧部35の下端は、ガイド溝25にはまり込んだ球の中心よりも下方(ガイド溝25の底側)に位置している。また、各球押圧部35の上下方向の厚さは、球の半径よりも大きい。ここで、各球押圧部35における、回転ディスク30の回転方向の前方の面を、球押圧面36とする。また、各貫通孔32における、回転ディスク30の回転方向の後方の縁部を、後縁部32aとする。図4、図5及び図8に示すように、本実施の形態では、各球押圧部35の球押圧面36は、それぞれ、対応する各貫通孔32の後縁部32aから、回転ディスク30の回転方向の後方に、所定距離ずれた位置に形成されている。具体的には、第1の球押圧部35(35-1)の球押圧面36は、第1の貫通孔32(32-1)の後縁部32aから、回転ディスク30の回転方向の後方に、所定距離ずれた位置に形成されている。第2から第6までの各球押圧部35及び各貫通孔32についても同様である。そして、図4、図5及び図8に示すように、本実施の形態では、各球押圧部35の球押圧面36を、それぞれ、対応する各貫通孔32の後縁部32aから回転ディスク30の回転方向の後方にずらすことにより、回転ディスク30の下面の下方、かつ、各球押圧部35の球押圧面36の前方に、球保留部33を形成している。そして、貫通孔32を通過して、ガイド溝25にはまり込んだ球は、球保留部33に保留されるようになっている。また、隣接する球押圧部35同士の間には、それぞれ、球が通り抜けるための通り抜け口37が設けられている。また、図2及び図6に示すように、回転ディスク30の上面には、その中央部分から上方へ向けて突出する円柱状の中央突起部38が設けられている。また、図7に示すように、中央突起部38の外周面とバケット70の内周面との間の距離は、球の直径よりもわずかに大きい。また、図6に示すように、回転ディスク30の上面における、各貫通孔32から見て回転ディスク30の回転方向の前方に相当する位置には、それぞれ、各貫通孔32方向へ向けて傾斜する流れ込み傾斜部34が設けられている。流れ込み傾斜部34を設けているので、回転ディスク30が回転した際には、回転ディスク30の上面上にある球が各貫通孔32内に流れ込みやすくなっている。
(バケット70)
図1及び図2に示すように、バケット70は、円筒状に形成されている。また、図7に示すように、バケット70は、回転ディスク30を囲むようにして、ベース20の上面から上方へ向けて突出している。つまり、回転ディスク30は、バケット70ですっぽり覆われるようになっている。また、図2に示すように、バケット70の下端には、外方へ向けて広がる四角板状のフランジ部71が設けられている。また、フランジ部71の四隅には、フランジ部71を上下に貫通するビス孔が各々設けられている。これらのビス孔は、上述したように、フレーム40とベース20とバケット70とを固定するためのものである。また、ベース20の上面にバケット70が固定されると、ベース20の排出路22の上面がバケット70のフランジ部71で塞がれる。
(球タンク60)
図1及び図2に示すように、球タンク60は、上側が開口する箱型に形成されている。また、球タンク60は、バケット70の上端に連設されている。また、球タンク60の下面中央には、球タンク60とバケット70とを連通させる球落とし孔61が設けられている。そして、球タンク60は、その内部に球を貯留するとともに、その貯留した球を、球落とし孔61及びバケット70を介して、回転ディスク30に供給するようになっている。
(モータ50)
モータ50は、回転ディスク30を回転させるためのものである。図1及び図2に示すように、本実施の形態では、モータ50は、回転ディスク30よりも上方に設けられている。つまり、モータ50は、回転ディスク30から見て球タンク60側に設けられている。具体的には、図1及び図2に示すように、球タンク60の上側の開口を跨ぐようにして、四角板状のステー45が設けられている。また、球タンク60とステー45とは、ビスで固定されている。また、ステー45の中央には、ステー45を上下に貫通する通し孔46が設けられている。この通し孔46は、モータ50の駆動軸51を通すためのものである。また、通し孔46の周囲の所定位置には、ステー45を上下に貫通する4つのビス孔が設けられている。これらのビス孔は、モータ50とステー45とを固定するためのものである。そして、モータ50は、駆動軸51を、下方に向けて(回転ディスク30方向に向けて)、かつ、通し孔46に通して、ステー45の上面に固定されている。また、モータ50の駆動軸51には、シャフト55が固定されている。また、シャフト55と回転ディスク30との固定は、上述した通りである。このようにして、モータ50は、回転ディスク30よりも上方に設けられており、シャフト55を介して、回転ディスク30を回転させるようにしている。
(上向き払出通路80)
図1及び図2に示すように、ベース20の球出口23には、上向き払出通路80が接続されている。また、上向き払出通路80は、途中が屈曲したパイプを用いて構成されている。また、上向き払出通路80の内径は、球の直径よりもわずかに大きく形成されている。
(払出検出機構90)
図1及び図2に示すように、上向き払出通路80の上端には、球の払い出しを検出するための払出検出機構90が設けられている。また、図9に示すように、払出検出機構90は、四角箱型のケース91を備えている。また、ケース91の内部には、逆L字形に屈曲した球通路92が形成されている。また、球通路92は、鉛直方向の鉛直部93と、鉛直部93の上端から水平よりやや斜め下方向へ向かって傾斜する傾斜部94とから構成されている。また、図9に示すように、ケース91の内部であって、球通路92の傾斜部94とは反対側には、下端をケース91に軸支されている縦長棒状のアーム95が備えられている。また、図9に示すように、アーム95の上下の中間よりもやや上寄りの位置には、球通路92の鉛直部93の方向を向くようにして、ローラー96が軸支されている。また、図9に示すように、ローラー96は、球通路92の鉛直部93の上端付近に位置するようになっている。また、アーム95の上端付近には、アーム95の上端を球通路92の傾斜部94方向へ付勢するスプリング97が取り付けられている。また、球通路92の傾斜部94の途中には、球の通過を検出するためのセンサー98が設けられている。
(送球装置10の動作)
球タンク60の内部に貯留されている球は、バケット70を介して、回転ディスク30に供給される。また、回転ディスク30に供給された球は、貫通孔32を通過して、ガイド溝25にはまり込む。また、球タンク60が球で満たされている場合には、球タンク60からバケット70を介して回転ディスク30へ次々と球が供給される。そして、各貫通孔32にも次々と球が供給される。そして、ガイド溝25にすでに球がはまり込んでいるときに、貫通孔32に球が供給されると、ガイド溝25にはまり込んだ球の上に球が積み重なるようになる。これにより、図7に示すように、各貫通孔32内には2個の球が収納されることとなる。そして、ガイド溝25にはまり込んだ球を含めると、ガイド溝25の底から回転ディスク30の上面までの間には、図7に示すように、3個の球が積み重なる。また、図7に示すように、ガイド溝25にはまり込んだ球は、球保留部33に保留されることとなり、貫通孔32の直下の位置から見て、回転ディスク30の回転方向の後方にずれる。このため、ガイド溝25の底から回転ディスク30の上面までの間に3個の球が積み重なるといっても、3個の球が一直線上に並ぶわけではない。
また、モータ50が駆動し、回転ディスク30が回転すると、各貫通孔32は、ガイド溝25の上方をガイド溝25に沿って移動し、ガイド溝前端25aの上方まで達すると、その後に、ガイド溝25の上方から一旦外れて、土手部27の上方を通過し、その後に、ガイド溝後端25bの上方に達し、その後には再び、ガイド溝25の上方をガイド溝25に沿って移動する。
また、ガイド溝25にはまり込んだ球は、球保留部33に保留されるが、回転ディスク30が回転すると、球押圧部35に押されて、ガイド溝25に沿って移動し、ガイド溝前端25aまで達すると、球自身の回転運動の勢いによって、ガイド溝25から離脱し、導出溝26に沿って移動する。また、ガイド溝25にはまり込んだ球がガイド溝25から離脱して導出溝26へ送り出される際には、隣接する球押圧部35同士の間に設けられた通り抜け口37を通り抜ける。また、ガイド溝前端25aとガイド溝後端25bとの間には土手部27があるので、ガイド溝25にはまり込んだ球は、ガイド溝前端25aからガイド溝後端25bへ移動することはない。
また、ガイド溝25にはまり込んだ球がガイド溝25から離脱して導出溝26へ送り出されると、貫通孔32内に収納されていた球が支えを失って下方へ落ち、ガイド溝25にはまり込む。そして、このようにしてガイド溝25にはまり込んだ球も、回転ディスク30が回転すると、上述したように、ガイド溝25から離脱して導出溝26へ送り出される。回転ディスク30が回転し続けると、このような動作が繰り返されて、ガイド溝25から導出溝26へ次々と球が送り出される。そうすると、導出溝26内には、複数の球が数珠つなぎになって並ぶ。そして、先に導出溝26内に送り出された球は、あとから次々と導出溝26内に送り出される球に押されて移動する。そして、ガイド溝25から導出溝26へ球が1個送り出される毎に、球出口23から球が1個押し出されるようになる。また、球出口23から押し出された球は、上向き払出通路80の下端から上向き払出通路80内に押し込まれる。また、回転ディスク30が回転し続けると、上向き払出通路80内にも次々と球が押し込まれることから、上向き払出通路80内にも複数の球が数珠つなぎになって並ぶ。そして、上向き払出通路80の下端から球が1個押し込まれる毎に、上向き払出通路80の上端から球が1個押し出されるようになる。また、上向き払出通路80の上端には、払出検出機構90が設けられている。上向き払出通路80の上端から押し出された球は、払出検出機構90内の球通路92の鉛直部93へ送り出される。また、球通路92の鉛直部93内へ送り出された球は、その次に上向き払出通路80の上端から押し出された球に押し上げられると、ローラー96を押し、スプリング97に逆らってアーム95を傾け、そして、球通路92の鉛直部93の上端を越えると、今度はスプリング97が元に戻ることによりアーム95が元の位置に戻り、ローラー96に押され、球通路92の傾斜部94を勢いよく通過して、払出検出機構90の外へ排出される。このとき、球がセンサー98を通過することにより、センサー98から払出検出信号が出力される。また、球がセンサー98を通過する毎に、センサー98から払出制御装置へ払出検出信号が送信される。また、払出制御装置は、払出検出信号の数をカウントしており、これにより、球の払い出し個数を検出している。そして、払出制御装置は、所定個数の球の払い出しを検出すると、モータ50の駆動を停止させる。そうすると、回転ディスク30の回転が停止して、球の送り出しが停止する。
以上説明したように、本実施の形態では、各球押圧部35の下端からガイド溝25の底までの距離を、それぞれ、球の半径よりも小さくしている。つまり、本実施の形態では、各球押圧部35の上下方向の厚さをそれぞれ従来よりも厚くして、各球押圧部35の下端を、それぞれ、ガイド溝25にはまり込んだ球の中心よりも下方(ガイド溝25の底側)に位置させている。このため、各球押圧部35における、回転ディスク30の回転方向の前方の面(球押圧面36)が、ガイド溝25にはまり込んだ球に当たるようになり、各球押圧部35の角部35aは、ガイド溝25にはまり込んだ球には当たらなくなる。つまり、各球押圧部35の角部35aが、ガイド溝25にはまり込んだ球を押すのではなくて、各球押圧部35の球押圧面36が、ガイド溝25にはまり込んだ球を押すようになる。これにより、各球押圧部35の角部35aが磨耗しなくなり、また、各球押圧部35とガイド溝25にはまり込んだ球との接触面積が大きくなって、各球押圧部35への負担が軽減される。したがって、各球押圧部35の耐久性が向上し、ひいては毎秒5個ないし10個あるいはそれ以上の比較的高速での球の送り出しに耐え得るのである。
また、本実施の形態では、各球押圧部35の球押圧面36を、それぞれ、対応する各貫通孔32の後縁部32aから、回転ディスク30の回転方向の後方に、所定距離ずらした位置に形成している。つまり、本実施の形態では、各球押圧部35の球押圧面36を、それぞれ、対応する各貫通孔32の後縁部32aから回転ディスク30の回転方向の後方にずらすことにより、回転ディスク30の下面の下方、かつ、各球押圧部35の球押圧面36の前方に、球保留部33を形成して、ガイド溝25にはまり込んだ球が、球保留部33に保留されるようにしている。このため、各貫通孔32を通過してガイド溝25にはまり込んだ球は、各貫通孔32の直下から回転ディスク30の回転方向の後方にずれて、球保留部33に保留される。これにより、ガイド溝25にはまり込んだ球は、貫通孔32の直下には位置しなくなる。そして、ガイド溝25にはまり込んだ球は、球保留部33に保留された状態で、各球押圧部35の球押圧面36に押され、回転ディスク30の回転に伴って、ガイド溝25に沿って移動する。このため、ガイド溝25にはまり込んだ球は、回転ディスク30の回転等によって上下に振動しても、回転ディスク30の下面に抑えられることから、ガイド溝25から上方には跳ね上がらず、したがって、ガイド溝25から上方へ飛び出して貫通孔32内に逆戻りすることもない。これにより、毎秒5個ないし10個あるいはそれ以上の比較的高速での球の送り出すために、回転ディスク30を比較的高速で回転させても、球の空送りが発生せず、球を確実に送り出すことができる。つまり、球を効率良く送り出すことができる。更に、球がガイド溝25から上方には跳ね上がらないことから、貫通孔32と土手部27との間に球を噛み込んでしまうこともなく、これにより、回転ディスク30がロックしてしまうこともない。
また、本実施の形態では、各貫通孔32を、それぞれ、上下方向に2個の球を収納可能に形成している。つまり、本実施の形態では、回転ディスク30の上下方向の厚さを従来よりも厚くするとともに、各貫通孔32の上下方向の長さを従来よりも長くして、各貫通孔32内に2個の球が上下方向に積み重なるようにして収納されるようにしている。このため、ガイド溝25への供給を待つ球が各貫通孔32内に2個ストックされることから、各貫通孔32からガイド溝25への球の供給が絶えることなく円滑に行われる。これにより、毎秒5個ないし10個あるいはそれ以上の比較的高速で球の送り出すように、回転ディスク30を比較的高速で回転させても、球の空送りが発生せず、球を確実に送り出すことができる。つまり、球を効率良く送り出すことができる。更に、貫通孔32が土手部27の上方にさしかかる瞬間に球タンク60から貫通孔32内に球が飛び込んでガイド溝25に供給されるという事態も回避できるので、貫通孔32と土手部27との間に球を噛み込んでしまうこともなく、これにより、回転ディスク30がロックしてしまうこともない。
また、本実施の形態では、各貫通孔32内の一番上に収納される球の中心よりも上側の部分が、貫通孔32の上側の開口部から上方へ突出するようにしている。つまり、本実施の形態では、各貫通孔32内の一番上に収納される球の一部が貫通孔32から外部にはみ出すようにし、更に、貫通孔32からはみ出す部分が球の半分未満になるようにしている。このため、回転ディスク30の上面及び貫通孔32の上側の開口部の縁部の磨耗が抑えられて、回転ディスク30の耐久性が向上する。つまり、球タンク60及びバケット70が球で満たされていれば、球で満たされた球タンク60及びバケット70内で回転ディスク30が回転することとなる。このとき、各貫通孔32内の一番上に収納される球の一部を貫通孔32から外部にはみ出させておけば、球の貫通孔32からはみ出した部分が球タンク60及びバケット70内の球を攪拌することとなるので、回転ディスク30の上面が磨耗しにくくなり、また、貫通孔32の上側の開口部の縁部に球が当たる機会が減るので、貫通孔32の上側の開口部の縁部が磨耗しにくくなる。また、各貫通孔32内の一番上に収納される球の一部が貫通孔32から外部にはみ出すものの、貫通孔32からはみ出す部分が球の半分未満であるので、球タンク60及びバケット70内の球を攪拌したり、回転ディスク30が回転により振動しても、球は貫通孔32内に比較的安定して留まる。
また、本実施の形態では、回転ディスク30の上面に、その中央部分から上方へ向けて突出する円柱状の中央突起部38を設けるとともに、中央突起部38の外周面とバケット70の内周面との間の距離を、球の直径よりもわずかに大きくしている。このため、中央突起部38とバケット70との間に球が整列する。これにより、バケット70内の球が回転ディスク30の各貫通孔32内に入りやすくなり、毎秒5個ないし10個あるいはそれ以上の比較的高速で球の送り出すように、回転ディスク30を比較的高速で回転させても、回転ディスク30の各貫通孔32に球が円滑に供給される。
また、本実施の形態では、モータ50を、回転ディスク30よりも上方に設けている。つまり、本実施の形態では、ベース20の下にはモータ50がない。このため、モータ50の高さの分だけベース20を低い位置に設けることができ、これにより、回転ディスク30及びバケット70を低い位置に設けることができ、ひいては球タンク60を低い位置に設けることができる。またここで、遊技機に送球装置10を備える場合には、パチンコではアウト球を、パチロットでは投入球を、球タンク60で回収する必要があるが、アウト球や投入球の通路が遊技機の裏側の比較的低い位置に設けられるため、球タンク60はできるだけ低い位置に設けることが好ましい。そして、本実施の形態では、モータ50を回転ディスク30よりも上方に設けて、ベース20の下からモータ50をなくし、モータ50の高さの分だけベース20を低い位置に設け、これにより、球タンク60を低い位置に設けているので、パチンコやパチロットなどの遊技機での使用に特に適している。
また、本実施の形態では、ベース20を水平に配置し、また、回転ディスク30もベース20とともに水平に配置し、更に、バケット70はベース20の上面から鉛直上方に突出するように設け、そして、バケット70の上端に球タンク60を連設している。そして、ベース20を水平に配置した分だけ、回転ディスク30及びバケット70を低い位置に設け、これにより、球タンク60を低い位置に設けているので、パチンコやパチロットなどの遊技機での使用に特に適している。
(第2の実施の形態)
図10ないし図13は、本発明の第2の実施の形態を示すものである。
図10は、送球装置10の外観斜視図、図11は、送球装置10の分解斜視図、図12は、回転ディスク30及びバケット70の外観斜視図、図13は、回転ディスク30及びバケット70の側断面図である。
(送球装置10)
図10及び図11に示すように、本実施の形態に係る送球装置10は、ベース20を所定角度傾斜して配置するとともに、回転ディスク30、モータ50、及びバケット70を、ベース20とともに傾斜して配置したものである。
また、本実施の形態に係る送球装置10は、ベース20、フレーム40、回転ディスク30、モータ50、バケット70、及び球タンク60を備える点については、第1の実施の形態と同様である。
(ベース20)
図10及び図11に示すように、本実施の形態では、ベース20は、所定角度傾斜して配置されている。具体的には、ベース20は、導出溝26の反ガイド溝25側の端部が、導出溝26のガイド溝25側の端部よりも上方に位置するように、所定角度傾斜して配置されている。また、ベース20の形状・構造については、第1の実施の形態と同様である。
(フレーム40)
図10及び図11に示すように、本実施の形態では、フレーム40は、ベース20の下面に固定され、ベース20を所定角度傾斜させた状態で支持するように形成されている。
(回転ディスク30)
図11ないし図13に示すように、本実施の形態では、回転ディスク30は、ベース20とともに傾斜して配置されている。また、回転ディスク30の中心には、モータ50の駆動軸51が固定される軸受部31が設けられている。また、本実施の形態では、モータ50は、フレーム40の下面に固定される。このため、モータ50は、回転ディスク30の下方に位置する。そして、モータ50の駆動軸51は、回転ディスク30の下面側から軸受部31に固定される。また、貫通孔32の形状・構造、及び球押圧部35の形状・構造については、第1の実施の形態と同様である。また、図11ないし図13に示すように、回転ディスク30の上面には、その中央部分から上方へ向けて突出する円柱状の中央突起部38が設けられている。また、図13に示すように、中央突起部38の外周面とバケット70の内周面との間の距離は、球の直径よりもわずかに大きい。また、図11ないし図13に示すように、中央突起部38の上面には、上方へ向けて突出する筋状の筋状突起39が設けられている。この筋状突起39は、回転ディスク30が回転したときに、バケット70内に満たされている球を攪拌するためのものである。
(バケット70)
図10ないし図13に示すように、本実施の形態では、バケット70は、ベース20とともに傾斜して配置されている。また、図12及び図13に示すように、バケット70の内周面における、傾斜により下側になる部分には、バケット70の上下方向に延び、かつ、バケット70の内方へ向けて突出する、筋状のガイド突起72が設けられている。つまり、ガイド突起72は、バケット70の内周面における、傾斜により下側になる部分に設けられている。また、ガイド突起72は、バケット70の上下方向に延びる筋状に形成されている。また、ガイド突起72は、バケット70の内周面からバケット70の内方へ向けて突出するように形成されている。また、図13に示すように、ガイド突起72の下端から回転ディスク30の上面までの間の距離は、球の直径よりも大きい。また、バケット70とベース20との固定については、第1の実施の形態と同様である。
(球タンク60)
図10及び図11に示すように、球タンク60は、ステー45の取り付け部がなく、また、バケット70が傾斜して取り付けられるために、球落とし孔61の形状が楕円形である点で、第1の実施の形態と異なるものの、それ以外の点については、第1の実施の形態と同様である。
(モータ50)
図11に示すように、本実施の形態では、モータ50は、フレーム40の下面に固定される。このため、モータ50は、回転ディスク30の下方に位置する。そして、モータ50の駆動軸51は、回転ディスク30の下面側から軸受部31に固定される。
(上向き払出通路80)
図10及び図11に示すように、上向き払出通路80は、屈曲角度が第1の実施の形態とは異なるものの、それ以外の点については、第1の実施の形態と同様である。
(払出検出機構90)
払出検出機構90については、第1の実施の形態と同様である。
(送球装置10の動作)
送球装置10の動作については、第1の実施の形態と同様である。
以上説明したように、本実施の形態では、ベース20を傾斜して配置し、また、回転ディスク30、モータ50、及びバケット70も、ベース20とともに傾斜して配置し、更に、バケット70の内周面における、傾斜により下側になる部分には、バケット70の上下方向に延び、かつ、バケット70の内方へ向けて突出する、筋状のガイド突起72を設けている。このため、ガイド突起72によって、バケット70内の、傾斜により下側になる部分に、球が一列に整列する。これにより、バケット70内の球が回転ディスク30の各貫通孔32内に入りやすくなり、毎秒5個ないし10個あるいはそれ以上の比較的高速で球の送り出すように、回転ディスク30を比較的高速で回転させても、回転ディスク30の各貫通孔32に球が円滑に供給されるのである。
また、本実施の形態では、ベース20の下にモータ50を設けるとともに、ベース20を傾斜して配置しているため、球タンク60の位置が比較的高くなるものの、それ以外の作用・効果については、第1の実施の形態と同様である。
本発明の第1の実施の形態に係る送球装置の外観斜視図。 本発明の第1の実施の形態に係る送球装置の分解斜視図。 本発明の第1の実施の形態に係る送球装置におけるベースの上面図。 本発明の第1の実施の形態に係る送球装置における回転ディスクの上面図。 本発明の第1の実施の形態に係る送球装置における回転ディスクの下面図。 本発明の第1の実施の形態に係る送球装置における回転ディスクの外観斜視図。 本発明の第1の実施の形態に係る送球装置におけるベース、回転ディスク及びバケットの側断面図。 (A)は、本発明の第1の実施の形態に係る送球装置における回転ディスクの要部上面図、(B)は、(A)のA−A’線断面図。 本発明の第1の実施の形態に係る送球装置における払出検出機構の側断面図。 本発明の第2の実施の形態に係る送球装置の外観斜視図。 本発明の第2の実施の形態に係る送球装置の分解斜視図。 本発明の第2の実施の形態に係る送球装置における回転ディスク及びバケットの外観斜視図。 本発明の第2の実施の形態に係る送球装置における回転ディスク及びバケットの側断面図。 従来の送球装置におけるベース及び回転ディスクの要部側断面図。 従来の送球装置におけるベース及び回転ディスクの要部側断面図。 従来の送球装置におけるベース及び回転ディスクの要部側断面図。 従来の送球装置におけるベース及び回転ディスクの上面図及び要部側断面図。
符号の説明
10 送球装置
20 ベース 21 円形凹部
22 排出路 23 球出口
24 軸孔 25 ガイド溝
25a ガイド溝前端 25b ガイド溝後端
26 導出溝 27 土手部
30 回転ディスク
31 軸受部
31a 軸受孔 31b スリット
32 貫通孔
32-1 第1の貫通孔 32-2 第2の貫通孔
32-3 第3の貫通孔 32-4 第4の貫通孔
32-5 第5の貫通孔 32-6 第6の貫通孔
32a 後縁部
33 球保留部 34 流れ込み傾斜部
35 球押圧部
35-1 第1の球押圧部 35-2 第2の球押圧部
35-3 第3の球押圧部 35-4 第4の球押圧部
35-5 第5の球押圧部 35-6 第6の球押圧部
35a 角部
36 球押圧面 37 通り抜け口
38 中央突起部 39 筋状突起
40 フレーム 41 支持孔
45 ステー 46 通し孔
50 モータ 51 駆動軸
55 シャフト 56 ピン
60 球タンク 61 球落とし孔
70 バケット 71 フランジ部
72 ガイド突起
80 上向き払出通路
90 払出検出機構
91 ケース 92 球通路
93 鉛直部 94 傾斜部
95 アーム 96 ローラー
97 スプリング 98 センサー

Claims (5)

  1. ベースと、
    ベースの上面上を回転する回転ディスクと、
    回転ディスクを回転させるためのモータと、
    球を貯留し、その貯留した球を回転ディスクに供給するための球タンクとを備え、
    回転ディスクには、その上面から下面まで貫通する複数の貫通孔が、その中心から等距離の位置に、所定間隔を開けて設けられ、
    各貫通孔は、それぞれ、球を通過させることが可能に形成され、
    ベースの上面には、回転ディスクの貫通孔の回転軌跡に沿ってC字形に形成されているガイド溝と、ガイド溝における、回転ディスクの回転方向の前方の端部から、回転ディスクの貫通孔の回転軌跡の接線方向へ向けて延びる導出溝とが設けられ、
    ガイド溝は、各貫通孔を通過した球の下部がはまり込むように形成され、
    ガイド溝にはまり込んだ球が、回転ディスクの下面の下方に入るように、回転ディスクの下面からガイド溝の底までの距離が設定され、
    回転ディスクの下面における、各貫通孔から見て回転ディスクの回転方向の後方に相当する位置には、それぞれ、ガイド溝の底方向へ向けて突出する球押圧部が設けられ、
    各球押圧部の下端からガイド溝の底までの距離は、それぞれ、球の半径よりも小さいことを特徴とする遊技機用の送球装置。
  2. ベースと、
    ベースの上面上を回転する回転ディスクと、
    回転ディスクを回転させるためのモータと、
    球を貯留し、その貯留した球を回転ディスクに供給するための球タンクとを備え、
    回転ディスクには、その上面から下面まで貫通する複数の貫通孔が、その中心から等距離の位置に、所定間隔を開けて設けられ、
    各貫通孔は、それぞれ、球を通過させることが可能に形成され、
    ベースの上面には、回転ディスクの貫通孔の回転軌跡に沿ってC字形に形成されているガイド溝と、ガイド溝における、回転ディスクの回転方向の前方の端部から、回転ディスクの貫通孔の回転軌跡の接線方向へ向けて延びる導出溝とが設けられ、
    ガイド溝は、各貫通孔を通過した球の下部がはまり込むように形成され、
    ガイド溝にはまり込んだ球が、回転ディスクの下面の下方に入るように、回転ディスクの下面からガイド溝の底までの距離が設定され、
    回転ディスクの下面における、各貫通孔から見て回転ディスクの回転方向の後方に相当する位置には、それぞれ、ガイド溝の底方向へ向けて突出する球押圧部が設けられ、
    各貫通孔における、回転ディスクの回転方向の後方の縁部を、後縁部とし、
    各球押圧部における、回転ディスクの回転方向の前方の面を、球押圧面とし、
    各球押圧部の球押圧面は、それぞれ、対応する各貫通孔の後縁部から、回転ディスクの回転方向の後方に、所定距離ずれた位置に形成されていることを特徴とする遊技機用の送球装置。
  3. ベースと、
    ベースの上面上を回転する回転ディスクと、
    回転ディスクを回転させるためのモータと、
    球を貯留し、その貯留した球を回転ディスクに供給するための球タンクとを備え、
    回転ディスクには、その上面から下面まで貫通する複数の貫通孔が、その中心から等距離の位置に、所定間隔を開けて設けられ、
    各貫通孔は、それぞれ、球を通過させることが可能に形成され、
    ベースの上面には、回転ディスクの貫通孔の回転軌跡に沿ってC字形に形成されているガイド溝と、ガイド溝における、回転ディスクの回転方向の前方の端部から、回転ディスクの貫通孔の回転軌跡の接線方向へ向けて延びる導出溝とが設けられ、
    ガイド溝は、各貫通孔を通過した球の下部がはまり込むように形成され、
    ガイド溝にはまり込んだ球が、回転ディスクの下面の下方に入るように、回転ディスクの下面からガイド溝の底までの距離が設定され、
    回転ディスクの下面における、各貫通孔から見て回転ディスクの回転方向の後方に相当する位置には、それぞれ、ガイド溝の底方向へ向けて突出する球押圧部が設けられ、
    各貫通孔は、それぞれ、上下方向に2個以上の球を収納可能に形成され、かつ、一番上に収納されている球の中心よりも上側の部分が貫通孔の上側の開口部から上方へ突出するように形成されていることを特徴とする遊技機用の送球装置。
  4. ベースと、
    ベースの上面上を回転する回転ディスクと、
    回転ディスクを回転させるためのモータと、
    回転ディスクを囲むようにしてベースの上面から上方へ向けて突出する、円筒状のバケットと、
    バケットの上端に連設され、球を貯留し、その貯留した球をバケットを介して回転ディスクに供給するための球タンクとを備え、
    回転ディスクには、その上面から下面まで貫通する複数の貫通孔が、その中心から等距離の位置に、所定間隔を開けて設けられ、
    各貫通孔は、それぞれ、球を通過させることが可能に形成され、
    ベースの上面には、回転ディスクの貫通孔の回転軌跡に沿ってC字形に形成されているガイド溝と、ガイド溝における、回転ディスクの回転方向の前方の端部から、回転ディスクの貫通孔の回転軌跡の接線方向へ向けて延びる導出溝とが設けられ、
    ガイド溝は、各貫通孔を通過した球の下部がはまり込むように形成され、
    ガイド溝にはまり込んだ球が、回転ディスクの下面の下方に入るように、回転ディスクの下面からガイド溝の底までの距離が設定され、
    回転ディスクの下面における、各貫通孔から見て回転ディスクの回転方向の後方に相当する位置には、それぞれ、ガイド溝の底方向へ向けて突出する球押圧部が設けられ、
    回転ディスクの上面には、その中央部分から上方へ向けて突出する円柱状の中央突起部が設けられ、
    中央突起部の外周面とバケットの内周面との間の距離は、球の直径よりもわずかに大きいことを特徴とする遊技機用の送球装置。
  5. ベースと、
    ベースの上面上を回転する回転ディスクと、
    回転ディスクを回転させるためのモータと、
    回転ディスクを囲むようにしてベースの上面から上方へ向けて突出する、円筒状のバケットと、
    バケットの上端に連設され、球を貯留し、その貯留した球をバケットを介して回転ディスクに供給するための球タンクとを備え、
    回転ディスクには、その上面から下面まで貫通する複数の貫通孔が、その中心から等距離の位置に、所定間隔を開けて設けられ、
    各貫通孔は、それぞれ、球を通過させることが可能に形成され、
    ベースの上面には、回転ディスクの貫通孔の回転軌跡に沿ってC字形に形成されているガイド溝と、ガイド溝における、回転ディスクの回転方向の前方の端部から、回転ディスクの貫通孔の回転軌跡の接線方向へ向けて延びる導出溝とが設けられ、
    ガイド溝は、各貫通孔を通過した球の下部がはまり込むように形成され、
    ガイド溝にはまり込んだ球が、回転ディスクの下面の下方に入るように、回転ディスクの下面からガイド溝の底までの距離が設定され、
    回転ディスクの下面における、各貫通孔から見て回転ディスクの回転方向の後方に相当する位置には、それぞれ、ガイド溝の底方向へ向けて突出する球押圧部が設けられ、
    ベースは、導出溝の反ガイド溝側の端部が、導出溝のガイド溝側の端部よりも上方に位置するように、所定角度傾斜して配置され、
    回転ディスク、モータ、及びバケットは、ベースとともに傾斜して配置され、
    バケットの内周面における、傾斜により下側になる部分には、バケットの上下方向に延び、かつ、バケットの内方へ向けて突出する、筋状のガイド突起が設けられていることを特徴とする遊技機用の送球装置。
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