JP4481830B2 - 水性酸エッチング溶液のためのフッ素化界面活性剤 - Google Patents

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Description

本発明は、ある種のフッ素化界面活性剤、および水性酸エッチング溶液におけるその使用に関する。このエッチング溶液は、幅広く各種の基材、たとえばシリコン酸化物含有基材のエッチングに使用される。
マイクロエレクトロニクスデバイス、たとえば集積回路、フラットパネルディスプレイおよびマイクロエレクトロメカニカルシステムなどの使用が、新ビジネスや民生用電子機器、たとえばパソコン、携帯電話、電子カレンダー、個人用デジタルアシスタント、および医用エレクトロニクスなどにおいて、急速に増えている。そのようなデバイスはまた、より成熟した民生用製品、たとえば、テレビ、ステレオ、自動車などにおける一体部品にもなっている。
そのため、それらのデバイスには、多層の回路パターンを含む極めて高品質な半導体チップが1個または複数使用されている。たとえばパソコンに見られるような高性能論理回路に使用できる、充分に複雑で高品質な半導体チップを、ベアシリコンウェーハ表面から得るためには、典型的にはほぼ350の加工工程が必要とされている。半導体チップ製造のもっとも一般的な加工工程は、ウェーハ洗浄工程であって、それが全部の加工工程の10%以上にもなる。そのような洗浄工程としては通常2つの方法があって、それらは酸化洗浄とエッチング洗浄(またはその両方)である。酸化洗浄工程においては、酸化性組成物を使用してシリコンまたはポリシリコンの表面を酸化させるが、典型的には、ウェーハを、水性ペルオキシドまたはオゾン溶液と接触させる。エッチング洗浄工程においては、エッチング用組成物を使用して、ゲート酸化またはエピタキシャル堆積の前にシリコンまたはポリシリコンの表面から、自然酸化物または堆積シリコン酸化物膜や有機汚染物を除去するが、典型的には、ウェーハを水性酸と接触させる。たとえば、L.A.ザッツエラ(Zazzera)およびJ.F.モウルダー(Moulder)、ジャーナル・オブ・ザ・エレクトロケミカル・ソサイエティ(J.Electrochem.Soc.)、第136巻、第2号、p.484(1989)を参照されたい。得られる半導体チップの究極的な性能は、それぞれの洗浄工程がどれだけうまく実施できたかによるところが大きい。
マイクロエレクトロメカニカルシステム(MEMS)(マイクロマシンまたはマイクロメカニカルデバイスと呼ばれることもある)は、従来からの集積回路の製造技術を応用して製造することが可能な、小型のメカニカルデバイスである。典型的なデバイスとしては、モーター、ギア、加速度計、圧力センサー、アクチュエーター、反射鏡、バイオチップ、マイクロポンプおよびバルブ、流量センサー、埋め込み型の医療用デバイスおよびシステム、などが挙げられる。MEMSを製造しようとすると、結局は、シリコン酸化物に覆われたシリコンまたは多結晶シリコン(ポリシリコン)から作られる、デバイスの可動部分を含む、チップまたはダイを製造することになる。そのダイには、そのデバイスを走らせるために必要な回路構成要素を含ませることもできる。シリコンベースのMEMSを製造するための最終工程の1つが、一般に「リリースエッチング(release−etch)」と呼ばれているもので、それは、フッ化水素酸(HF)を使用した、水性エッチングからなり、それによって、シリコン酸化物を除去して、シリコンまたはポリシリコン部品をフリーにする、すなわち「リリース」することによって、それらが動けるようにするものである。
エッチング洗浄工程においては、希薄な水性フッ化水素酸(HF)や、使用例はそれより少ないが塩酸(HCl)などの組成物が選択されてきた。現在のところ、多くの半導体製造業者は、希薄水性HFを使用して酸化物をエッチングする、エッチング工程からなる、「HFラスト(HF−last)」エッチング洗浄を採用している。
酸化されたシリコン基材(基板)のウェットエッチングにおいては、水性フッ化水素または、フッ化オニウム錯体との混合物を、エッチャントとして使用することができる。共存させたフッ化オニウムは、エッチング速度を調節し、HF濃度の変化に対する溶液の安定化させる役目を果たす。それらの緩衝酸化物エッチング溶液(buffered oxide etch solutions)(BOE)は高い表面張力を有しているために、基板を充分に濡らすことができず、あるいは、微視的な表面構造の中に入り込めない。
本発明は、酸および次式の界面活性剤を含む水性エッチング溶液を提供する:
f−Q−R1−SO3 -+ (I)
ここで、RfはC1〜C12ペルフルオロアルキル基であり、R1は−Cn2n(CHOH)om2m−であるが、ここでnおよびmは独立して1〜6であり、oは0または1であり、そして、ここでR1は、場合によってはカテナリー(catenary)酸素または窒素原子を含み;M+はカチオンであり;そしてQは−O−または、−SO2NR2−であって、ここでR2はH、アルキル、アリール、ヒドロキシアルキル、アミノアルキルまたはスルホナトアルキルである。この溶液にはフッ化オニウム化合物、たとえばフッ化アンモニウムをさらに含んでいてもよいし、また、第2のフッ素化界面活性剤、たとえばペルフルオロアルキルスルホンアミド塩をさらに含んでいてもよい。
このフッ素化界面活性剤は、水性酸エッチング溶液の中においては充分に安定であり、そして、好都合なことにはその表面張力を低下させるので、そのため、集積回路のようなシリコン基板にナノスケールの構造を効果的に与え、しかも、水性酸溶液に可溶である。本発明の溶液は、次のようなメリットの1つまたは複数を与える;この溶液は常用されているエッチング溶液と同等のエッチング速度を有しており、表面張力が低いので、溶液と基板の間の接触角が小さくなる。さらに、それは起泡性がなく、基板を汚染するような微粒子が少なく、洗い流せば表面に残渣がほとんどまたは全く残らない。さらに、濾過の場合または長期保存後における性能の安定性が改良されており、すぐれた基板表面平滑性を与える。
本発明のエッチング溶液は、酸化されたシリコン基板をエッチングするのに特に適しており、その酸はフッ化水素酸(HF)および/またはそのフッ化オニウム錯体である。その他の基板、たとえば金属や酸化物をエッチングすることも可能であり、酸や酸の混合物を適当に選択することで洗浄できる。
1つの態様において本発明は、半導体および集積回路の製造において有用なエッチング溶液に関するが、その組成物には、フッ素化界面活性剤、フッ化水素および/またはそのオニウム錯体が含まれる。好都合なことには本発明は、エッチングおよび残渣の除去のために有用な水性エッチング溶液を提供し、それは、比較的低濃度の界面活性剤を含むが、基板を効果的に濡らし、優れたエッチング速度を有している。本発明において有用な基板としては、シリコン、ゲルマニウム、GaAs、InP、およびその他のIII〜V族とII〜VI族の化合物半導体が挙げられる。集積回路製造においては、非常に多くの加工工程があるので、その基板には、シリコン、ポリシリコン、金属およびその酸化物、レジスト、マスクおよび誘電体などの層が含まれていてもよい、ということは理解されるであろう。本発明はさらに、シリコンベースのマイクロエレクトロメカニカル(MEMS)デバイスのエッチングとリリースにおいて特に有用である。MEMSのエッチング洗浄と乾燥は、半導体チップ製造の場合と同様の問題を抱えている。
また別な態様において本発明は、基板をエッチングするためのプロセスにも関し、それには、基板を、フッ素化界面活性剤および酸を含む均一なエッチング溶液と所定の程度のエッチングが得られるに充分な時間をかけて、接触させることが含まれる。好ましい実施態様においては、本発明は、基板のためのエッチングプロセスに関し、それには、酸化されたシリコン基板を、フッ素化界面活性剤、HFおよび/またはフッ化オニウム錯体を含む均一なエッチング溶液と、所定の程度のエッチングが得られるに充分な時間をかけて、接触させることが含まれる。本発明は、低表面張力のエッチング溶液を提供するが、それは、入り組んだマイクロ構造の内部に容易に浸透し、シリコン基板の表面を濡らす。所望なら、そのエッチングプロセスに、エッチングした基板の表面からエッチング溶液を洗い流す工程と、その基板を乾燥させる工程をさらに含んでもよい。
また別な態様において本発明は、上述のフッ素化界面活性剤、フッ化水素およびフッ化アンモニウムからの水性溶液からなる、緩衝酸化物エッチング溶液(BOE、別名緩衝フッ化水素すなわちBHF)を提供する。そのような溶液は、SiO2/Siのエッチング選択性が高いために、酸化されたシリコンをエッチングするのに特に有用である。
両端によって数字の範囲を示す場合には、その範囲内に含まれる全ての数と端数が含まれると、理解されたい(たとえば、1〜5とした場合には、1、1.5、2、2.75、3、3.80、4、および5といったようなものが含まれる)。また、全ての数とその端数は、「約」という用語を使うことによって、厳密性が緩和されると考えるべきである、と理解されたい。本明細書で使用するとき、「a」という不定冠詞は、単数、複数の両方を含むということも、理解されたい。
「アルキル」という用語は、直鎖状または分岐状、環状または非環状の炭化水素ラジカルを指し、たとえば、メチル、エチル、プロピル、ブチル、オクチル、イソプロピル、tert−ブチル、sec−ペンチルなどである。アルキル基には、たとえば1〜12個の炭素原子、1〜8個の炭素原子、好ましくは1〜6個の炭素原子が含まれる。
「アリール」という用語は、1価の不飽和芳香族炭素環ラジカルを指し、たとえば、単一の環を有するたとえばフェニル、または複数の縮合環を有するたとえばナフチルまたはアントリルなどが挙げられる。
「ペルフルオロアルキル」という用語は、完全にフッ素化された1価の、直鎖状または分岐状、環状または非環状の飽和炭化水素ラジカルを指し、たとえば、CF3−、CF3CF2−、CF3CF2CF2−、(CF32CFCF2CF(CF3)CF2−、CF3CF(CF2CF3)CF2CF(CF3)CF2−などが挙げられる。1つまたは複数の隣接していない−CF2−基が、カテナリー酸素または窒素原子で置換されていてもよく、そのようなものとしてはたとえば、CF3CF2OCF(CF3)CF2−などが挙げられる。ペルフルオロアルキル基には、たとえば、1〜12個の炭素原子、好ましくは3〜6個の炭素原子が含まれる。
フッ素化界面活性剤と、たとえばフッ化水素および/またはフッ化オニウム錯体のような酸とを含む、本発明の組成物は、半導体の製造における操作のために必要とされるような、基板に対して加えられる各種のエッチング操作において有用である。本明細書で使用するとき、「基板」という用語は、半導体の製造において使用されるウェーハおよびチップを指していて、たとえば、シリコン、ゲルマニウム、GaAs、InPおよびその他のIII〜V族とII〜VI族の化合物半導体などが挙げられる。シリコンおよびSiO2基板では、この組成物が、親水性のシリコン酸化物を、溶解性または揮発性のシリコンフッ化物に、効率よく転化させることができる。
その他の基板、たとえば金属もまた、酸を適切に選択することによってエッチングすることが可能である。このフッ素化界面活性剤が、水性酸の表面張力を効果的に低下させるので、基板を効果的に濡らすことが可能となる。
本発明のエッチング組成物および方法によって、微少な幾何学的パターンや大きなアスペクト比の形状の場合には特に重要な、濡れ性の向上をもたらされ、微粒子による汚染が軽減し、表面の粗さを抑制することが可能となるが、それらのこと全てがはたらいて、欠陥が減少することでウェーハの収率が向上して生産効率が改良され、洗浄時間が短縮されることによりウェーハの生産性が向上し、あるいは、エッチングバスの使用寿命が長くなるために界面活性剤の濾過ロスが減少する。
性能の改善の理由は、部分的には、使用したフッ素化界面活性剤によるエッチング溶液の低表面張力によるもので、その低表面張力が、表面の濡れを改良するのに寄与している。そのエッチング溶液の表面張力は一般に、25℃で測定して50ダイン/cm未満、好ましくは23ダイン/cm未満、最も好ましくは15〜20ダイン/cmである。
本発明は、酸および次式の界面活性剤を含む水性エッチング溶液を提供する:
f−Q−R1−SO3 -+ (I)
ここで
fはC1〜C12ペルフルオロアルキル基であるが、場合によってはカテナリー酸素または窒素原子を含み、
1はそれぞれ独立して、−Cn2n(CHOH)om2m−であり、ここでnおよびmは独立して1〜6であり、oは0または1であり、そして、ここでR1は、場合によってはカテナリー(catenary)酸素または窒素原子を含み;
+はカチオンであり;そして
Qは−O−または、−SO2NR2−であって、ここでR2はH、アルキル、アリール、ヒドロキシアルキル、スルホナトアルキルまたはアミノアルキルである。好ましくは、Qは−SO2NR2−であるが、ここでR2はヒドロキシアルキルまたはアミノアルキルである。
f基は、1〜12個の炭素原子、好ましくは3〜6個の炭素原子を有するペルフルオロ化アルキル基である。このRfのペルフルオロ化アルキル基は、非分岐状、分岐状、または非環状、環状などであってよいが、非分岐状のものであるのが好ましい。2価の酸素、3価の窒素または6価の硫黄などのカテナリーなヘテロ原子が、骨格の鎖の中に割り込んでいてもよい(すなわち、1つまたは複数の隣接していない−CF2−基に置き換える)。Rfが環状構造であるか、またはRfに環状構造が含まれているような場合には、そのような構造は好ましくは5員環または6員環で、環のメンバーの1つまたは2つがカテナリーなヘテロ原子であってもよい。アルキレンラジカルのRfでは、エチレン性またはその他の炭素−炭素不飽和を含まず、たとえば、飽和脂肪族、脂環族またはヘテロサイクリックの1価の基である。
−SO2NR2−(Q基)の中のR2基は、H,アルキル、ヒドロキシアルキル、アミノアルキル、または、式−R1−SO3 -+のスルホナトアルキル基であってもよい。したがってR2は、式−Cp2p+1のアルキル基、式−Cp2p−OHのヒドロキシアルキル基、式−Cp2p−NR34のアミノアルキル基、式−Cp2p−SO3 -のスルホナトアルキル基などであってよいが、ここで、pは1〜12、好ましくは1〜6の整数であり、そしてR3とR4は独立して、Hまたは1〜12個の炭素原子、好ましくは1〜6個の炭素原子のアルキル基である。
2基には、環の原子が5〜12個のアリール基、たとえばフェニルまたはナフチル環が含まれていてもよい。置換したアリール基、たとえば式Cp2p+1−(アリール)−のアルキル置換したアリール基や、式−Cp2p−(アリール)のアリールアルキレン基もまた、考えられる。
したがって本発明は、次式のフッ素化界面活性剤を含むエッチング溶液を提供する:
Figure 0004481830
ここでRf、R1およびM+は先に定義したものであり、pは1〜6、Arはアリール基、ZはH、−OH、−SO3 -、アリール基(Ar)、または−NR34で、ここでR3およびR4は独立して、Hであるかまたは1〜6個の炭素原子のアルキル基である。
多くの従来公知のフッ素化界面活性剤は、ペルフルオロオクチル部分、たとえばペルフルオロオクタンスルホネートアニオン(PFOS)を含む。ある種のペルフルオロオクチル含有化合物は、生物体における生体蓄積性を有している可能性があるということは、これまでにも報告されていて、この傾向は、いくつかのフルオロケミカル化合物に関して、将来的に問題となりうることであるとされてきた。たとえば、米国特許第5,688,884号明細書(ベーカー(Baker)ら)を参照されたい。その結果として、所望の性能を効果的に与え、かつ、(その組成物そのもの、およびそれからの分解生成物を含めて)生体からより効率的に排出されるようなフッ素含有界面活性剤が望まれている。
比較的短いペルフルオロアルキルセグメント(ペルフルオロ化炭素原子が8個未満)を有するアニオンを含む本発明の界面活性剤は、通常の環境に見出されるような生物学的、熱的、酸化的、加水分解的および光分解的な条件に暴露されたときに、分解されて、生体蓄積性のない官能性で、短鎖のフルオロカーボン分解生成物となることが期待される。たとえば、ペルフルオロブチル部分、たとえばCF3CF2CF2CF2−を含む本発明の組成物は、ペルフルオロヘキシル−よりも効率よく、またペルフルオロオクチル−よりはさらに効率よく、生体から排出されることが期待される。この理由から、式IにおけるRf基の好ましい実施態様としては、全部で3〜6個の炭素原子を含むペルフルオロアルキル基、Cm2m+1−が挙げられる。
1について言えば、示したアルキレン基にはカテナリーな(すなわち、鎖中の)酸素または窒素基がさらに含まれていてもよく、その場合−CH2−基が−O−または−NR5−により置換されるが、ここでR5はH−またはC1〜C6アルキル基である。場合によっては、そのカテナリー窒素基を式−N(R52 +−の4級アミン基とすることもできるが、ここでR5基はそれぞれ独立して、1〜6個の炭素のアルキル基である。有用なカテナリーアミン基の例としては、たとえば、−NH−、−N(CH3)−、−N(C36)−、−N(CH32 +−、−N(CH3)(C49+−などを挙げることができる。このように、カテナリーアミン基には、鎖中の2級、3級または4級窒素原子が含まれていてもよい。そのようなカテナリー原子は、もしあるとすれば−(CHOH)−基に対してアルファ位ではなく、また、式IのQ基および−SO3 -基に見られるようなヘテロ原子に対してアルファ位でないことが好ましい。
式Iに関連して、M+は無機または有機のカチオンを表す。好適な無機カチオンとしては、金属カチオン、たとえば遷移金属カチオン、アルカリ金属カチオンおよびアルカリ土類金属カチオンや、アンモニウムカチオンたとえばNH4 +などが挙げられる。好適な有機カチオンとしては、オニウムカチオン、たとえばアンモニウムの、1級、2級、3級および4級アンモニウムカチオンや、さらにはスルホニウムおよびホスホニウムカチオンを挙げることができる。たとえば半導体の製造の場合のような、エッチング用途の多くの場合において、金属はそのデバイスの電気的な性能に悪影響を与える可能性があるので、この理由から、アンモニウムカチオン、特にNH4 +や4級アンモニウムカチオンが好ましい。
一般に本発明の材料はまず、極性溶媒中で、適切なフルオロケミカル部分からアニオンを発生させることにより調製する。このアニオンは典型的には、適切なフルオロケミカル部分を、強塩基またはフルオリドイオンのいずれかと反応させることにより、その場で発生させる。たとえば、Qが−O−の場合、式Rf−O-のフルオロアルコキシドアニオンは、対応する酸フルオリド(Rf−CO−F)をフルオリドイオンで処理することによって発生させる。それとは別な方法として、Qが−SO2NR2−の場合には、式Rf−SO2NR2Hの化合物を強塩基と反応させて、式Rf−SO2-2の窒素中心アニオンを形成させることにより、スルホンアミド塩を発生させることができる。これらのアニオンをさらに、スルホネート、または発生期のスルホネート(すなわち、スルトン)を含む親電子物質と反応させて、本発明の組成物を得ることも可能である。式Iの化合物のさらに詳しい調製法については、実施例を参照しながら説明する。
このHFは、水性HFそのもの(すなわち、希釈した49%HF)であってもよいし、あるいは、フッ化オニウム錯体の形態で使用してもよい。そのような錯体は、「オニウムポリ(フッ化水素)」とも呼ばれるが、一般式BH+(HF)x-を有していて、ここでBは、電子対供与体塩基であり、xは一般に1〜10の整数であり、そして、オキソニウム−、アンモニウム−、ピリジニウム−、およびホスホニウム−ポリ(フッ化水素)などが挙げられる。そのようなオニウム錯体は揮発性が低く、腐食性が低く、そして通常室温では液状である。そのようなオニウム錯体の多くは、安定な液状物であって、蒸留の場合であってもHFのロスが少ない。有用なオニウム錯体に関してのさらに詳しい情報は、次の文献に見ることができる:ジョージ・A・オラー(George A.Olah)ら編、『シンセティック・フルオライン・ケミストリー(Synthetic Fluorine Chemistry)』、「フルオリネーション・ウィズ・オニウム・ポリ(ハイドロジェンフルオリズ):ザ・テーミング・オブ・アンヒドラス・ハイドロジェンフルオリド・フォア・シンセシス(Fluorination with Onium Poly(hydrogen fluorides):the taming of anhydrous hydrogen fluroide for synthesis)」(ジョン・ワイリー・アンド・ソンズ(John Wiley and Sons)、ニューヨーク州ニューヨーク(New York,New York)、p.163〜204。
本発明の組成物および方法において有用なHFは、水性HF、水性オニウム錯体のいずれの場合でも、製造工程においてシリコン表面を最大速度で効果的にエッチングし、残渣を残さないようにするために、他の汚染物、たとえば金属類、微粒子、非揮発性残渣などを実質的に含まないのが好ましい。
エッチング溶液は、酸(シリコン基板の場合ならば、水性フッ化水素および/またはフッ化オニウム錯体)とフッ素化界面活性剤とを、添加の順序に関係なく、組み合わせることにより調製することができる。酸化されたシリコン基板の場合、フッ化水素の濃度は、基板と、希望のエッチング速度に応じて、たとえば0.1〜49重量%と幅広い範囲で変化させることができる。HFの濃度は一般的には、約0.1〜10重量%である。HFの全部または一部をフッ化オニウム錯体、たとえばフッ化アンモニウムで置換した場合には、そのフッ化オニウムの量は、HF酸当量から決めることができる。
所望なら、エッチング溶液にはさらに有機溶媒が含まれていてもよい。多くの場合、有機溶媒を使用することによって、水性HF溶液中のフッ素化界面活性剤の溶解性を改良できるために、エッチング溶液の性能、特に濾過後の性能を改良することが可能となる。有機溶媒は、界面活性剤の臨界ミセル濃度を、好都合に低下させることが可能であると考えられている。有用な有機溶媒としては、極性溶媒の、エーテルたとえばジエチルエーテルまたはテトラヒドロフラン、ポリエーテルたとえばグライム、アルコール、エステル、ジメチルホルムアミド、アセトニトリル、アセトン、ジメチルスルホキシドおよびカーボネートなどを挙げることができる。溶媒の選定に関しては、シャー(Shah)ら、セミコンダクター・インターナショナル(semiconductor International)、1988年、10月を参考にすることができる。
場合によっては、エッチング溶液が、式Iの界面活性剤に加えて、第2の界面活性剤を含んでいてもよい。そのような第2の界面活性剤としては、エッチング技術において公知の、フッ素化界面活性剤と非フッ素化界面活性剤の、いずれを使用してもよい。その参考文献としては、キクヤマ(Kikuyama)ら、{IEEE・トランザクションズ・オン・セミコンダクター・マニュファクチャリング(IEEE Transactions on Semiconductor Manufacturing)、第3巻、p.99〜108(1990)がある。一般に、その第2の界面活性剤は、全界面活性剤の0〜80重量%の量で含むことができ、第1と第2の界面活性剤の合計量は、10〜1000ppmとする。
第2の界面活性剤の特に有用なタイプとしては、ペルフルオロアルキルスルホンアミド塩で、たとえば次式のものが挙げられる:
Figure 0004481830
ここでRfは、先に式Iの界面活性剤のところで述べたようなC1〜C12ペルフルオロアルキル基であり、R6はH、それぞれ1〜6個の炭素原子を有するアルキル基、アリール基、ヒドロキシアルキル基またはアミノアルキル基であるか、または6〜12個の環原子を有するアリール基であり、M+はカチオンである。R6がHまたはヒドロキシアルキル基であるのが好ましく、またM+はアンモニウムカチオン、たとえばNH4 +、および1級、2級、3級および4級アンモニウムカチオンであるのが好ましい。式1のフッ素化界面活性剤とペルフルオロアルキルスルホンアミド塩の混合物を含むエッチング溶液が、それぞれの界面活性剤を単独で使用した場合よりも、表面張力がより低い溶液を与えることが見出された。式IIに相当するフルオロケミカルのスルホンアミドは、たとえば米国特許第4,370,254号明細書(ミチュケ(Mitschke)ら)の記載に従って調製することができる。
本発明は、本発明のエッチング溶液に、所望のレベルのエッチングを与えるに充分な時間と温度で基板を接触させることによって、基板をエッチングさせるための方法を提供する。その基板が酸化されたシリコン基板であり、そのエッチング溶液が本明細書に記載の緩衝酸化物エッチング溶液であるのが好ましい。酸化されたシリコン基板は通常、15〜40℃でエッチングする。場合によっては、エッチングプロセスに、そのエッチングした基板からエッチング溶液を洗い流す工程がさらに含まれていてもよい。1つの実施態様においては、その溶液を水、好ましくは脱イオン水を用いて洗い流す。また別な実施態様の、グラジエント・エッチングプロセスにおいては、そのエッチング溶液を徐々に脱イオン水と交換させる。
エッチングプロセスには、エッチングした基板の表面から洗い流し液を除去するための乾燥工程をさらに加えることも可能で、そのための方法としては、熱または強制空気の適用、たとえばアルコール浴のような溶媒浴への浸漬、またはアルコールのような溶媒の加熱蒸気への浸漬などが挙げられる。
SiO2基板をエッチングするためには、溶液を安定化させ、フリーなHFの量の変化を抑制する目的で、HFとフッ化オニウム錯体の混合物が好ましい。そのような緩衝酸化物エッチング溶液には、0.1〜10重量%のHFと20〜40重量%のフッ化アンモニウムが含まれていてよい。そのような溶液は一般に、2〜7.5のpH値を有している。
界面活性剤は、溶液の表面張力を所望のレベルに低下させるのに充分な量で使用する。シリコン基板をウェットエッチングする場合、界面活性剤は通常、得られる溶液の表面張力が50ダイン/cm以下、好ましくは23ダイン/cm以下に低下させるのに充分な量で使用する。一般に溶液は、10〜1000ppm、好ましくは100〜500ppmの界面活性剤を含む。10ppm未満の濃度の溶液では、目的とする低い表面張力やシリコン基板上での大きな接触角を示さない可能性がある。1000ppmを超えると、溶液の性質やエッチングにおける性能において、改良がほとんど認められない。
フッ素化界面活性剤、フッ化水素およびフッ化オニウム好ましくはフッ化アンモニウムの水溶液を含む緩衝酸化物エッチング溶液は、シリコンウェーハの表面をエッチングするために使用することができる。具体的には、その溶液を、レジストマスクを有するSiO2表面をエッチングするために使用することができる。従来タイプの緩衝酸化物エッチング溶液では、そのようなデバイスの微細構造を濡らす、すなわちエッチングすることができないことが多く、それが欠陥につながっていた。
BOEエッチャントは、ICおよびMEMSの製造における、標準的な酸化物エッチングプロセスにおいて使用される。BOEの等方的なエッチング挙動がその用途に限界を与え得るが、シリコン(Si)上のシリコン酸化物(SiO2)のエッチングにおいて高い選択性を有しているために、ドライエッチングプロセス、たとえば反応性イオンエッチング(RIE)よりもはるかに優れている。従来からのBOE溶液は、微少なコンタクトホールの中に完全には流れ込めず、また幾分かの酸化物が残存するために、欠陥を招いていた。
その他の基板もまた、酸または酸の混合物を適切に選択することによってエッチングすることが可能である。金、インジウム、モリブデン、白金およびニクロム基板は、塩酸と硝酸の混合物を用いてエッチングすることができる。アルミニウム基板は、リン酸と硝酸の混合物を用いてエッチングすることができるが、場合によっては緩衝剤として酢酸を加えてもよい。シリコン基板は、フッ化水素酸、硝酸および酢酸の混合物を用いてエッチングすることができる。一般には、フッ素化界面活性剤は、先に述べた緩衝酸化物エッチングのための量で使用する。単結晶シリコンにおける欠陥を調べるためのSIRTLエッチング溶液は、三酸化クロムとフッ化水素酸の混合物を用いて調製することができる。
本発明の目的、特徴および利点について、以下の実施例を用いてさらに説明するが、それらの実施例に記載する特定の材料やその量さらにはその他の条件や詳細が、本発明を不当に限定するためのものと考えてはならない。すべての材料は、特に断ったり表明しない限り、市販されていたり、当業者には公知のものである。
Figure 0004481830
49SO2NH(CH23N(CH32は実質的には、米国特許第5,085,786号明細書(アルム(Alm)ら)に従い、その場合のC613SO2FをC49SO2Fに置き換えることにより、調製することができる。
49SO2NH(C25)は実質的には、国際公開第01/30873A1号パンフレットの実施例1Aに従い、そのNH2CH3を等モル量のNH225に置き換えることにより、調製することができる。
FC−17は実質的には、国際公開第01/30873A1号パンフレットの実施例1に従って調製することができる。
試験方法
試験手順I:表面張力の測定
表面張力はすべて、クルス(Kruss)のK12テンシオメーター(Tensiometer)を使用して測定した。そのプログラムは、ウィルヘルミー(Wilhelmy)白金プレート(PL12)とプラスチック試料容器(HDPE)を使用して、実施した。プラスチック試料容器を例外として、装置とコンピューターは含めた上記のすべての部品は、ノースカロライナ州シャーロット(Charlotte,NC)のクルス・USA(Kruss USA)から入手することが可能である。
FC−1の調製;C49SO2N(C25)C36SO3Li
冷却器、マントルヒーターおよび撹拌器を取り付けた500mLの丸底フラスコの中に、C49SO2NH(C25)(15.0g、0.0458モル)、LiOH・H2O(2.1g;0.05モル)およびMTBE(100mL)を仕込んだ。こうしてできた混合物を、還流温度に加熱し、撹拌しながら1.5時間保った。室温にまで冷却してから、その混合物を濾過した。無色透明な濾液に1,3−プロパンスルトン(6.12g;0.05モル)を加え、約50℃で1.5時間加熱すると、白色の固形物が沈殿した。室温にまで冷却してから、その白色固形物を焼結ガラスフリットを通して吸引することにより、MTBE懸濁液から濾過、単離し、MTBEを150mLずつ2回用いてその沈殿物を洗浄して、残存している可能性がある、可溶性の出発材料を除去した。この固形物を真空で部分的に乾燥させてから、真空加熱器の中で、50〜60℃、10-2トルで約1時間乾燥させた。白色の結晶性固形物が得られた(13.75g;収率66%)。d6−アセトン溶液で、200MHzで測定した1H NMRスペクトルは、C49SO2N(C25)C36SO3Liの構造に一致していた。
中間体C49SO2NH2の調製
コールドフィンガー冷却器(−78℃)、オーバーヘッド撹拌器、熱電対およびガス導入用プラスチック管を取り付けた3口丸底フラスコに、ペルフルオロブタンスルホニルフルオリド(PBSF;500.0g;1.6モル;ミネソタ州セントポール(St.Paul,MN)の3M・カンパニー(3M Company)から入手可能)と、イソプロピルエーテル(600mL;シグマ−アルドリッチ(Sigma−Aldrich)から入手可能)とを仕込み、室温の水浴の中に置いた。アンモニアガス(90.0g;5.3モル)を、吹込み管から3時間にわたって加えたが、その速度は、−78℃の冷却器に液滴が観察されない程度とした。その混合物の最終的な温度は13℃となった。
その混合物を室温に温めて、一晩撹拌を続け、次いで溶媒を大気圧下で蒸留した。ポット温度が95℃に達したら、温度の設定を74℃にまで下げ、脱イオン水を加え(400mL)さらに硫酸(100g、濃度;95%)を、温度が85℃未満に保たれるような速度で添加した。その反応バッチを約15分撹拌してから、上側の水相を除去した。得られた固形物を水性硫酸(50.0g;濃度;95%/水400mL)、次いで脱イオン水(500mL)で洗浄した。
冷却器に水を通しながら、その混合物を加熱して、真空下で溶媒を除去し、反応バッチの温度が75℃になるまで続けた。固形分を、12トル、温度120℃〜160℃で蒸留することにより単離した。454gの白色〜クリーム色の固形物、C49SO2NH2が得られた(収率96%)。
中間体C49SO2NH(C24OH)の調製
オーバーヘッド撹拌器、熱電対、および還流冷却器を取り付けた5Lの丸底フラスコに、C49SO2NH2(2000.0g;6.69モル)、エチレンカーボネート(245g;2.78モル)、および炭酸ナトリウム(48.5g;0.45モル;Na2CO3)を仕込んだ。その混合物を撹拌しながら加熱して、120℃で1時間保った。追加のエチレンカーボネート(154g;1.75モル)を加え、その混合物をさらに1.5時間加熱した。追加のエチレンカーボネート(154g;1.75モル)を添加してから、その反応バッチをさらに4.5時間加熱した。その混合物を冷却して89℃とし、脱イオン水(1000mL)、その後に硫酸(56g;濃硫酸)を加えた。その反応バッチを30分間撹拌してから、撹拌を停止し、2相に分離させた。
上側の水性層を真空吸引により除去し、残った有機層に脱イオン水(1000mL)を加え、その混合物を89℃でさらに30分間撹拌した。その反応混合物を分液ロートに移し、下側の有機相を上側の水相から分離すると、粗製のC49SO2NH(C24OH)が2163g得られた。
GC分析から、その粗製物には66%の目的とする物質が含まれていることがわかった。粗製C49SO2NH(C24OH)を、オーバーヘッド撹拌器、熱電対、真空計、および6段のシーブトレイを有する蒸留カラムとそれにつながる蒸留ヘッドおよび受器を取り付けた、3リットルのフラスコに入れた。減圧蒸留で水を除去し、ポット温度が87℃(真空29mmHgで)に達したら、分留を行った。(GC純度として95%を超える)高純度のC49SO2NH(C24OH)を、塔頂温度120〜134℃、ポット温度156〜170℃、真空4〜9mmHgで採取したが、全部で1075gのものが得られた(転化率に換算すると、収率74%)。
FC−2の調製;C49SO2N(C24OH)C36SO3Li
基本的には調製1に記載した手順に従って、C49SO2N(C24OH)C36SO3Liを調製したが、ただし、C49SO2NH(C25)をC49SO2NH(C24OH)(4.2g;0.012モル;調製法は上述)に置き換え、また、以下のような相当量を用いた:LiOH・H2O(0.56g;0.013モル)、MTBE(50mL)および1,3−プロパンスルトン(1.64g;0.013モル)。白色結晶質の固形物が単離された(3.39g;収率58.9%)。
FC−3の調製;C49SO2N(C24OH)C48SO3Li
基本的には調製1に記載した手順に従って、C49SO2N(C24OH)C48SO3Liを調製したが、ただし、以下のような相当量を用い:C49SO2NH(C24OH)(4.2g;0.012モル;調製法は上述)、LiOH・H2O(0.565g;0.013モル)、MTBE(50mL)、および(75mL)、そして1,3−プロパンスルトンを1,4−ブタンスルトン(1.83g;0.013モル)に置き換えた。さらに、大気圧下で沸騰させてMTBEのほとんどを蒸発させてから、DMEを添加し、85℃で1時間還流させると、白色の固形物の沈殿が生成した。その白色固形物を単離した(1.39g;収率23.5%)。
FC−4の調製;C49SO2N(H)C48SO3Li
基本的には調製3に記載した手順に従って、C49SO2N(H)C48SO3Liを調製したが、ただし、C49SO2NH(C24OH)をC49SO2NH2(15.0g;0.05モル)に置き換え、また、以下のような相当量を用いた:LiOH・H2O(2.32g;0.055モル)、MTBE(100mL)、DME(100mL)、および1,4−ブタンスルトン(7.5g;0.055モル)。ワックス状の白色固形物が単離された(1.57g;収率7%)。
FC−5の調製;C49SO2N(H)(CH23+(CH32(CH23SO3 -
冷却器、マントルヒーターおよび撹拌器を取り付けた500mLの丸底フラスコに、窒素雰囲気下で、C49SO2NH(CH23N(CH32(15.0g;0.039モル)、1,3−プロパンスルトン(5.25g;0.042モル)およびMTBE(100mL)を仕込んだ。その混合物を、撹拌しながら還流温度に27時間保った。室温にまで冷却してから、MTBE懸濁液から、焼結ガラスフリットを通す吸引濾過し、その沈殿物を100mLのMTBEを用いて洗浄することにより、不溶性の固形の白色生成物を単離した。この固形物を真空で部分的に乾燥させてから、真空加熱器の中で、50〜80℃、10-2トルで約45分間乾燥させた。白色の固形物を単離した(18.36g;収率93%)。
FC−6の調製;C49SO2NH(CH23N(CH32
オーバーヘッド撹拌器、マントルヒーター、熱電対、滴下ロートおよび還流冷却器を取り付けた、3口の2−リットル丸底フラスコにDMAPA(642g;6.29モル)とヘキサン(2000g)とを仕込んだ。撹拌しながら、992gの分留PBSF(992g;3.28モル;分留純度99%)を、1時間かけて添加した。その反応バッチを50℃でさらに2時間撹拌してから、ディーン・スタークトラップをフラスコと冷却器の間に取り付けた。水を少しずつ加え、ヘキサンを蒸留によって除去した。そのフラスコを冷却して21℃とし、その反応バッチを15分間静置した。その液状部分を真空下で、10cm、70ミクロン多孔質ポリエチレンロッド(直径1.3cm)を用いて除去した。2000gの水を用いて2回洗浄してから、湿った白色の固形ケーキを単離し、一晩室温で乾燥させ、次いで90℃で3時間かけて乾燥させた。白色の固形物が単離された(C49SO2NH(CH23N(CH32、1155g;91%)。
FC−7の調製;C49SO2N[CH2CH(OH)CH2SO3Na](CH23N(CH32
マントルヒーターと冷却器を取り付けた1Lの丸底フラスコに、C49SO2NH(CH23N(CH32(119.0g;0.31モル)、CHPS(62.5g;0.32モル)、NaOH(13.3g;0.34モル;ペレット状)および脱イオン水(250mL)を仕込んだ。このフラスコを95℃で一晩加熱すると、次式で表される固形物が生成した:C49SO2N[CH2CH(OH)CH2SO3Na](CH23N(CH32
FC−8の調製;C49SO2N[CH2CH(OH)CH2SO3Na](CH23+[CH2CH(OH)CH2SO3 -](CH32
調製法FC−7に記載の手順に実質的に従ったが、以下のような材料の量へと変更を行った:C49SO2NH(CH23N(CH32(59.5g;0.16モル)、CHPS(62.5g;0.32モル)、NaOHペレット(13.3g;0.34モル)および脱イオン水(250mL)、固形物の形で得られたものは、上記の塩と考えられる。
FC−9の調製;C49SO2N(Me)CH2CH(OH)CH2SO3Na
調製法FC−7に記載の手順に実質的に従ったが、以下のような材料の量へと変更を行った:C49SO2NHMe(90.8g;0.29モル)、CHPS(62.5g;0.32モル)、NaOHペレット(12.5g;0.30モル)および脱イオン水(100mL)、白色固形物の形で得られたものは次のものと考えられる:C49SO2N(Me)CH2CH(OH)CH2SO3Na。
FC−10の調製;C49SO2N(Et)CH2CH(OH)CH2SO3Na
オーバーヘッド撹拌器、熱電対、還流冷却器およびマントルヒーターを取り付けた1リットルのフラスコに、C49SO2NHEt(92.0g;0.28モル)、NaOHペレット(0.14g;0.35モル)および脱イオン水(90mL)を仕込み、98℃で5時間保った。その反応バッチを冷却して76℃とし、CHPS(69.0g;0.35モル)と脱イオン水(20mL)とを添加した。その反応バッチの温度を100℃にまで上げ、18時間保った。設定温度を90℃にまで下げ、脱イオン水(150mL)を添加した。その反応バッチを撹拌しながら40℃になるまで放冷した。フラスコの底に白色の固形物が生成したので、撹拌を停止し、その固形物を沈降させた。
その反応バッチの温度が30℃に達したら、上側の液状をデカンテーションにより白色固形物から分離した。脱イオン水(250mL)を加え、その反応バッチを50℃まで加熱した。そのフラスコを冷却して19℃とし、放置することにより沈降させた。上側の液状層をフラスコの底部の白色固形物から、デカンテーションにより分離した。脱イオン水(200mL)を添加し、その反応バッチを室温でスラリー化してから、濾過した。白色固形物のケーキを脱イオン水(100mL)を用いて洗浄し、次いで乾燥させると、C49SO2N(Et)CH2CH(OH)CH2SO3Na(119g;収率88%)が得られた。酸性にしてからジアゾメタンで処理したアリコートのNMR、GC/MSおよびLC/MSは、目的の構造に一致していた。
FC−11の調製;n−C49OC48SO3
600mLのステンレス鋼製パール反応器(イリノイ州シカゴ(Chicago,IL)のパール(Parr)から入手可能)に、ジグライム(130g)、アドゲン(Adogen)(商標)464(8.0g)、KF(38g;0.65モル)、n−ペルフルオロブチリルフルオリド(130g;0.440モル;純度90%)、およびブタンスルトン(100g;0.73モル)を仕込んだ。その反応器を、75℃で70時間加熱した。混合物を冷却し、45%KOHで処理してから、トルエンを用いて沈殿させた。得られた固形物、n−C49OC48SO3K(184g、純度92%)の構造は、13C−および1H−NMR分析を用いて確認した。
FC−12の調製;i−C49OC48SO3
調製11に記載の方法に実質的に従ったが、以下のような仕込みに変更した:ジグライム(110.0g)、アドゲン(Adogen)(商標)464(7.0g)、KF(35.0g;0.60モル)、ブタンスルトン(73.0g;0.54モル)、そして、n−ペルフルオロブチリルフルオリドをイソ−ペルフルオロブチリルフルオリド(175.0g;0.461モル;純度70%)に置き換えた。得られた固形物の、i−C49OC48SO3Kの構造は、13C−および1H−NMR分析を用いて確認した。
FC−13の調製;n−C49OC36SO3
調製11に記載の方法に実質的に従ったが、以下のような仕込みに変更した:n−ペルフルオロブチリルフルオリド(166.0g;0.562モル;純度90%)、ジグライム(150.0g)、アドゲン(Adogen)(商標)464(9.0g)、35gKF(47.0g;0.81モル)、そして、ブタンスルトンをプロパンスルトン(81.0g;0.66モル)に置き換えた。得られた固形物の、n−C49OC36SO3Kの構造は、13C−および1H−NMR分析を用いて確認した。
FC−14の調製;C49SO2N(C24OH)CH2CH(OH)CH2SO3Na/C49SO2NH(C24OH)混合物
冷却器、マントルヒーターおよび撹拌器を取り付けた500mLの丸底フラスコに、C49SO2NH(C24OH)(9.05g、26.4ミリモル;調製法は上述)、水酸化ナトリウム(1.1g、27.5ミリモル)および脱イオン水(83.8g)を仕込んで、均一で透明な溶液を形成させた。CHPS(5.7g、29.0ミリモル)を一度に加え、得られた混合物を、窒素雰囲気下で撹拌しながら、95℃に16時間保った。
得られた褐色の、粘稠な溶液を室温にまで冷却し、追加の水を加えて、固形分が約10重量%の混合物とした。生成物の構造をネガティブ・エレクトロスプレーLC/MSにより確認すると、次の2つの主成分であることが同定された:C49SO2NH(C24OH)(ナトリウム塩として、m/e=342)およびC49SO2N(C24OH)CH2CH(OH)CH2SO3Na(m/e=480)。さらに定量分析により、53%のC49SO2NHC24OHが残存していることも判明した。
FC−15の調製;C49SO2N(−)CH2CH2OH(K+
49SO2NHCH2CH2OH(20.1g;0.059モル;調製法は上述)、KOH(3.9g;0.059モル;85%)および脱イオン水(66.0g)を室温で30分間撹拌して、比較的均質な溶液を形成させた。そのpHは12〜13であった。この溶液を濾過すると、固形分25.3%のC49SO2N(−)CH2CH2OH+Kの水性溶液、89gが得られた。
FC−16の調製;C49SO2N(C24OH)CH2CH(OH)CH2SO3Na
機械的撹拌器、冷却器、熱電対およびマントルヒーターを取り付けた1Lの丸底フラスコに、C49SO2NH(CH2CH2OH)(77.6g;0.226モル)、CHPS(56.0g;0.28モル)および脱イオン水(80mL)を仕込んだ。その混合物を98℃で5時間加熱してから、冷却して76℃とし、NaOHを添加した(11.3g;0.28モル)。その反応バッチの温度を100℃にまで上げ、18時間保った。次いで温度を90℃まで下げ、水/アセトン混合物(75g/120g)を加えた。その反応バッチを撹拌しながら放冷して40℃とし、次いで、ガラスパンの上に流し込んで、一晩50〜60℃として乾燥させた。パンにはオフホワイト色の固形物(133g)が残り、そのものはC49SO2N(C24OH)CH2CH(OH)CH2SO3Naであると測定された。構造の確認には、標準的なLC/MS法を用いた。
FC−18の調製;C49SO2NHC65
パドル型撹拌器を備えた600mLの鋼鉄製オートクレーブに、アニリン(18.6g;0.2モル)、トリエチルアミン(60.0g;0.6モル)およびPBSF(68.4g;0.23モル)を仕込んだ。得られた混合物を、撹拌しながら、120℃で約5時間加熱した。反応器の内容物を冷却してから、NaOH(70g;50%水溶液)と混合し、約50℃で数時間加温した。次いでその混合物を、硫酸(50%)を用いて酸性にし、得られた暗色の油分を塩化メチレンの中へ抽出した。溶媒を蒸発させ、残渣の50.4gを蒸留すると、褐色でワックス状の固形物(30.2g;沸点95〜110℃/0.15mmHg(20Pa))が得られた。ヘキサンから再結晶させることによって、淡褐色の結晶(融点60〜63℃)が得られた。
49SO2N(C37)CH2CH(OH)CH2SO3Na(FC−19)の調製
冷却器、機械的撹拌器、熱電対および滴下ロートを取り付けた1Lの3口丸底フラスコに、ペルフルオロブタンスルホニルフルオリド(100.0g;0.33モル)を仕込んだ。次いで、n−プロピルアミン(40.0g;0.68モル)を、30分かけて添加した。得られた混合物を72℃で2時間還流させたところで、水(300mL)を徐々に添加した。その反応バッチを約15分撹拌し、上側の水相を除去し、廃棄した。次いで、残っている物質を、5%硫酸(300mL;5%;水溶液)と水(300mL)を用い、連続的に洗浄した。回収された、粘稠な黄色の液状物は、C49SO2NHC37であることがわかった(99g)。
機械的撹拌器、熱電対、還流冷却器およびマントルヒーターを取り付けた1Lの3口丸底フラスコに、C49SO2NHC37(93.6g;0.27モル;調製法は上述)、NaOH(13.6g;0.35モル;ペレット)および水(90mL)を仕込み、98℃で45分間加熱した。76℃にまで冷却してから、CHPS(67.5g;0.34モル)を添加し、次いでその温度を100℃まで上げて、18時間保った。次いで水(250mL)を加えると、フラスコの底部に粘稠な黄色液状物が生成した。上側の液相をデカンテーションで分離、廃棄すると、濃い黄色の液状物が残ったので、それに水(250mL)を加えた。その混合物の温度を50℃まで上げ、次いで冷却して19℃とした。水を除去すると、クリーム色の固形物、C49SO2N(C37)CH2CH(OH)CH2SO3Na(111.4g;収率81%)が残った。
85%リン酸中0.2重量%の場合の表面張力は19.4ダイン/cmであった。
緩衝酸化物エッチング溶液の調製、実施例および比較例
それぞれの界面活性剤のプレミックスを作成して、500:1のBOE溶液への界面活性剤の添加が容易になるようにした。プレミックスは、水単独、イソプロパノール/脱イオン水(重量比3:1)の混合物、または水、イソプロパノール/n−ブタノール/脱イオン水(重量比5.4:1.7:1)の中に、公称で2重量%の界面活性剤が含まれるようにした。表1。そのフルオロケミカルプレミックスを、緩衝酸化物エッチング溶液(BOE 500:1緩衝酸化物エッチング溶液;オハイオ州ダブリン(Dublin,OH)のアッシュランド・ケミカル(Ashland Chemical)から入手可能)に加えたが、その量は、表1で特に断らない限り、得られる界面活性剤濃度が500ppmになるようにした。
次いで、濾過していない溶液と濾過(バキューム・フィルター/ストレージ・システムズ(Vacuum Filter/Storage Systems)、滅菌0.22ミクロンPES膜、フィルター直径50mm、レシーバーキャップ250mL;ニューヨーク州コーニング(Corning,NY))のコーニング(Corning)から入手可能)した後の溶液について、先に述べた試験手順I:表面張力の測定従って表面張力の測定を行った。
Figure 0004481830
各種溶媒中での界面活性剤溶液の調製
界面活性剤溶液(0.2重量%)を表2に記載した溶媒の中へ適切量の界面活性剤を溶解させることによって、調製した。次いで、濾過していない溶液について、先に述べた試験手順I:表面張力の測定に従って、表面張力の測定を行った。結果を表2にまとめた。
Figure 0004481830

Claims (13)

  1. 水性エッチング溶液であって:
    a)酸、および
    b)次式の界面活性剤:
    f−Q−R1−SO3 -+
    を含み、
    ここで
    fは、C1〜C12ペルフルオロアルキル基であり、
    1は、式−Cn2n(CH(OH)om2m−のアルキレンもしくはヒドロキシアルキレンであって、ここで、nおよびmは独立して1〜6であり、そしてoは0または1であり、またはR 1 は、式−C n 2n (CH(OH)) o m 2m −のアルキレンもしくはヒドロキシアルキレンであって、ここで、nおよびmは独立して1〜6であり、そしてoは0または1であり、そしてアルキレン基は鎖中において酸素または窒素基で置換されており
    +はカチオンであり;そして
    Qは−O−または、−SO2NR2−であって、ここでR2は、H−、アルキル、アリール、ヒドロキシアルキル、アミノアルキル、またはスルホナトアルキル基であ
    エッチング溶液。
  2. 前記酸が、HFまたはフッ化オニウム錯体である、請求項1に記載のエッチング溶液。
  3. 前記R1基が、−Cn2nCH(OH)Cm2m−であり、ここでnおよびmは独立して1〜6である、請求項1に記載のエッチング溶液。
  4. 前記界面活性剤を10〜1000ppm含む、請求項1に記載のエッチング溶液。
  5. 0.1〜49重量パーセントのHFまたはそのフッ化オニウム錯体を含む、請求項2に記載のエッチング溶液。
  6. ペルフルオロアルキルスルホンアミド塩をさらに含む、請求項1に記載のエッチング溶液。
  7. 前記ペルフルオロアルキルスルホンアミド塩が次式:
    Figure 0004481830
    であって、
    ここでRfは、C1〜C12ペルフルオロアルキル基であり、
    6はH、アルキル基、ヒドロキシアルキル基またはアミノアルキル基であり、そしてM+がカチオンである、請求項6に記載のエッチング溶液。
  8. HFおよびフッ化アンモニウムを含む、請求項1に記載のエッチング溶液。
  9. 0.1〜10重量%のHFと20〜40重量%のフッ化アンモニウムを含む、請求項8に記載のエッチング溶液。
  10. 次式の界面活性剤:
    Figure 0004481830
    を含み、
    ここでRf、R1およびM+は請求項1において定義されたものであり、pは1〜6であり、そしてZはH、アリール、−OH、−SO3または−NR34であって、ここでR3およびR4は独立して、Hまたは1〜6個の炭素原子のアルキル基である、請求項1に記載のエッチング溶液。
  11. 次式の界面活性剤:
    Figure 0004481830
    を含み、
    ここでRfは、C1〜C12ペルフルオロアルキル基であり、
    1は、式−Cn2n(CH(OH)om2m−のアルキレンもしくはヒドロキシアルキレンであって、ここで、nおよびmは独立して1〜6であり、そしてoは0または1であり、またはR 1 は、式−C n 2n (CH(OH)) o m 2m −のアルキレンもしくはヒドロキシアルキレンであって、ここで、nおよびmは独立して1〜6であり、そしてoは0または1であり、そしてアルキレン基は鎖中において酸素または窒素基で置換されており、そしてM+はカチオンである、請求項1に記載のエッチング溶液。
  12. 基材を、請求項1〜11のいずれかに記載のエッチング溶液と接触させることを含む、エッチング方法。
  13. 前記基材を所定のパターンで前記溶液に接触させる、請求項12に記載の方法であって、ここで前記所定のパターンは、前記基材の予め選択された部分をマスキングすることにより得られる、方法。
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