JP4471616B2 - コンバイン - Google Patents
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Description
本発明は、コンバインのエンジンカバー表面の除塵装置に関する。
従来から、コンバインには冷却風の吸気口を有するエンジンカバー内に種々の除塵装置を備えていて、例えば、ラジエータを冷却するために外気を吸引する吸引ファンを逆転しているものがある（例えば、特許文献１参照。）。
しかし、これら従来の除塵装置はマイコンにより電子制御され、複雑で高価になり、比較的大型で高価なコンバインにしか搭載されていなかった。
本発明では、特にキャビン仕様のコンバインにおいて、簡単・安価な除塵装置を提供する。
本発明では、特にキャビン仕様のコンバインにおいて、簡単・安価な除塵装置を提供する。
上記目的を達成するために本発明は、機体の右側に運転席を有するキャビンを設け、運転席の下方にエンジンルームを設け、エンジンルームの右側面には防塵網で覆った冷却風の吸気口を有するエンジンカバーを設けたコンバインにおいて、キャビンの右側に設けた乗降口を開閉するドアを設け、ドアの開閉操作によりエンジンカバー表面の防塵網を除塵する除塵装置を設け、ドアを前後方向スライド開閉自在に構成すると共に、除塵装置をドアの室内側下部に設けたブラシにより構成したことを特徴とする。
本発明は上記構成により、ドアの開閉操作でエンジンカバー表面の防塵網を除塵できるので、オペレーターはコンバインへの乗降時にドアを開閉操作することにより特に意識することなく、タイミングよくエンジンカバー表面の防塵網を除塵することができる。
また、除塵装置として前後方向にスライドするドアの室内側下部にブラシを設けたことにより、最小限の構成でエンジンカバー表面の吸気口を除塵することができる。
また、除塵装置として前後方向にスライドするドアの室内側下部にブラシを設けたことにより、最小限の構成でエンジンカバー表面の吸気口を除塵することができる。
本発明の実施の形態を図１〜４に基づいて説明する。
図１はコンバイン全体斜視図であり、１はコンバインの機体であり、機体１の下部にはクローラ式の左右走行装置２、前部には昇降自在に装着された刈取部３、刈取部３の後方で機体１の左側には脱穀部、機体１右側には運転操作部を覆うキャビン４、キャビン４の後方下部にはエンジンルーム５、キャビン４の後方にはグレンタンク６、グレンタンク６の後方から機体１の左前方に向けて排出オーガ７が夫々設けられている。
図１はコンバイン全体斜視図であり、１はコンバインの機体であり、機体１の下部にはクローラ式の左右走行装置２、前部には昇降自在に装着された刈取部３、刈取部３の後方で機体１の左側には脱穀部、機体１右側には運転操作部を覆うキャビン４、キャビン４の後方下部にはエンジンルーム５、キャビン４の後方にはグレンタンク６、グレンタンク６の後方から機体１の左前方に向けて排出オーガ７が夫々設けられている。
図２はドア全開状態のキャビン右側面図、図３はドア全開状態のキャビン背面図、図４はドア内側面図であり、キャビン４の右側には前後方向にスライドして乗降口１１を開閉する透明ガラス一枚構成のドア１２を備えていて、上部はキャビン４側に設けたレール１３とドア側に設けたローラー１４、中間部はキャビン４側に設けたローラー１５とドア１２側に設けたレール１６、下部はキャビン４側に設けたレール１７とドア１２側に設けた伸縮レール１８先端のローラ１９によりそれぞれ係合している。
エンジンルーム５内にはエンジン冷却用のラジエータと吸引ファンを備え、エンジンルーム５の右側面にはエンジンカバー２１を備え、エンジンカバー２１の機体外側に設けた冷却風の吸気口を防塵網２２で覆っている。ドア１２の下部後方側はエンジンカバー２１を避けるように切欠部３２があり、ドア１２の室内側で切欠部３２前方にはブラシ（除塵装置）３３が縦方向に設けてある。ブラシ３３はドア１２とエンジンカバー２１が側面視でラップした時に、ブラシ３３の先端がエンジンカバー２１の防塵網２２表面に充分届くように長さが設定されている。
ブラシ３３の位置は掃きとり範囲を大きくするためにも、エンジンカバー２１に対応する高さでできるだけドア１２の後方に設けるのが好ましい。
ブラシ３３の位置は掃きとり範囲を大きくするためにも、エンジンカバー２１に対応する高さでできるだけドア１２の後方に設けるのが好ましい。
よって、例えば収穫作業中にグレンタンク６が満杯になったとき等、オペレーターがコンバインから降りる際にドア１２を開けることにより、収穫作業中にエンジンカバー２１の防塵網２２についた塵埃を、ドア１２に設けられたブラシ３３が後方にスライドして掃きとるので、特に意識することなくエンジンカバー２１表面の防塵網２２を除塵することができ、掃きとられた塵埃はエンジンカバー２１とドア１２間の空間３４から機外に落下する。また、ドア１２を閉める際にも同様の作用を有するものである。
１ 機体
４ キャビン
５ エンジンルーム
１１ 乗降口
１２ ドア
２１ エンジンカバー
２２ 防塵網
３３ ブラシ（除塵装置）
４ キャビン
５ エンジンルーム
１１ 乗降口
１２ ドア
２１ エンジンカバー
２２ 防塵網
３３ ブラシ（除塵装置）
Claims (1)
- 機体の右側に運転席を有するキャビンを設け、運転席の下方にエンジンルームを設け、エンジンルームの右側面には防塵網で覆った冷却風の吸気口を有するエンジンカバーを設けたコンバインにおいて、キャビンの右側に設けた乗降口を開閉するドアを設け、ドアの開閉操作によりエンジンカバー表面の防塵網を除塵する除塵装置を設け、ドアを前後方向スライド開閉自在に構成すると共に、除塵装置をドアの室内側下部に設けたブラシにより構成したことを特徴とするコンバイン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003343888A JP4471616B2 (ja) | 2003-10-02 | 2003-10-02 | コンバイン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003343888A JP4471616B2 (ja) | 2003-10-02 | 2003-10-02 | コンバイン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2005102654A JP2005102654A (ja) | 2005-04-21 |
| JP4471616B2 true JP4471616B2 (ja) | 2010-06-02 |
Family
ID=34537686
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003343888A Expired - Lifetime JP4471616B2 (ja) | 2003-10-02 | 2003-10-02 | コンバイン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4471616B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105850377B (zh) * | 2016-04-09 | 2017-12-15 | 宿迁市宇杰机械制造有限公司 | 联合收割机驾驶室 |
| JP6728030B2 (ja) * | 2016-12-22 | 2020-07-22 | 株式会社クボタ | コンバイン |
-
2003
- 2003-10-02 JP JP2003343888A patent/JP4471616B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2005102654A (ja) | 2005-04-21 |
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