JP4471045B2 - パチンコ遊技機の入力インターフェース回路 - Google Patents

パチンコ遊技機の入力インターフェース回路 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の各種センサからの信号を検出し、検出結果に応じた出力信号を制御部へ伝送するパチンコ遊技機の信号制御装置にかかり、特に、複数の各種センサスイッチの入力信号検出レベルを所望の値に設定できるパチンコ遊技機の入力インターフェース回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、パチンコ等の遊技機においては、多種のセンサスイッチを複数個備えたものが製造されている。特にパチンコ遊技機では、パチンコ球の動きを検出するために、複数のセンサスイッチ(例えば近接スイッチ、フォトスイッチ等)が用いられている。また、これらのセンサスイッチからの信号を検出し、CPU等の制御部に伝送するために入力インターフェース回路が用いられている。従来、このような入力インターフェース回路は、スイッチの検出信号に対しての電圧変換回路にツェナーダイオード、トランジスタ等を使用していた。
【0003】
図14には、従来の、パチンコ遊技機の入力インターフェース回路を適用した信号検出装置900が示されている。前記信号検出装置900には、2種類のスイッチが接続されている。前記信号検出装置900はセンサスイッチ902、903からの入力信号に応じ、入力インターフェース回路901を介して制御部908に出力信号を伝送している。また、前記入力インターフェース回路901は、検出及び電圧変換回路904と、その後段に接続された出力回路906とから構成されている。
【0004】
前記センサスイッチ902は3つの端子を有し、第1の端子は接地され、第3の端子は抵抗R19を介して電源VDD1に接続されている。また、第2の端子は、前記検出及び電圧変換回路904のツェナーダイオードZD1のカソード側に接続されている。さらに、前記センサスイッチ902の第2の端子には抵抗R11を介して電源VDD1も接続されている。同様に、前記センサスイッチ903も2つの端子を有し、第1の端子は接地され、第2の端子は、前記検出及び電圧変換回路904のツェナーダイオードZD2のカソード側に接続されている。さらに、前記センサスイッチ903の第2の端子には抵抗R12を介して電源VDD2も接続されている。
【0005】
前記ツェナーダイオードZD1のアノード側はトランジスタTr1のベースに抵抗R15を介して接続され、トランジスタTr1のベースとエミッタとは抵抗R16を介して接続されている。また、前記トランジスタTr1はエミッタ接地され、コレクタは出力回路906への出力端となっている。さらに、トランジスタTr1のコレクタには、抵抗R13を介して電源VCC1が接続されている。同様に、前記ツェナーダイオードZD2のアノード側はトランジスタTr2のベースに抵抗R17を介して接続され、トランジスタTr2のベースとエミッタとは抵抗R18を介して接続されている。また、前記トランジスタTr2はエミッタ接地され、コレクタは出力回路906への出力端となっている。さらに、トランジスタTr2のコレクタには、抵抗R14を介して電源VCC2が接続されている。
【0006】
ここで、例えば、センサスイッチ902がフォトスイッチである場合については、センサスイッチ902の出力がOFFの状態では、電源VDD1から抵抗R11を介してトランジスタTr1のベース―エミッタ間に電流が流れて、前記トランジスタTr1はオンとなる。これにより、電源VCC1から抵抗R13を介してトランジスタTr1のコレクタ―エミッタ間に電流が流れるため、検出及び電圧変換回路904の出力端はローレベル信号(以下、Lレベル信号という)を有する状態となる。また、センサスイッチ902の出力がONの状態では、電源VDD1から抵抗R11を介してセンサスイッチ902へ電流が流れ、センサスイッチ902の第1の端子でアースされる。このため、トランジスタTr1のベースには電流が流れず、トランジスタTr1はオフとなる。これにより、トランジスタTr1のコレクタ―エミッタ間に電流は流れず、検出及び電圧変換回路904の出力端には、電源VCC1から抵抗R13を介して電圧が供給されるため、ハイレベル信号(以下、Hレベル信号という)を有する状態となる。
【0007】
さらに、例えば、センサスイッチ903が2線式の近接スイッチである場合については、非検出状態では出力電圧(残留電圧)が存在するが、この電圧がツェナーダイオードZD2のツェナー電圧より低く設定されている為、ツェナーダイオードZD2はOFFの状態であり、従って、トランジスタTr2もOFFの状態となり、検出及び電圧変換回路904の出力端はHレベル信号を有する状態となる。また、センサスイッチ903が検出状態においては、出力電圧(残留電圧)がツェナーダイオードZD2のツェナー電圧より高くなる為、ツェナーダイオードZD2はONの状態となり、従って、トランジスタTr2もONの状態となり、検出及び電圧変換回路904の出力端はLレベル信号を有する状態となる。
【0008】
前記検出及び電圧変換回路904の出力端は、信号線910A,910Bを介して、出力回路906に接続され、さらに前記出力回路906の出力端は、信号線OUT1−1、OUT1−2を介して、制御部908に接続されている。
【0009】
ここで、前記検出及び電圧変換回路904から出力される信号は、3ステートバッファ(以下、3SBという)906A,906Bで構成された出力回路906を介して、制御部908に伝送される。
【0010】
ところで、上記したパチンコ遊技機の入力インターフェース回路901では、ツェナーダイオードとトランジスタの組み合わせによって、センサスイッチからの入力信号レベルが変換されている。ここで、センサスイッチからの入力信号レベルを変換する必要性は、スイッチの動作電圧(主に12V)と回路に用いる電子部品の動作電圧(5V)が異なることに起因する。
【0011】
また、このような回路は、個別電子部品をプリント基板上に配置してはんだ付けして構成されていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の、パチンコ遊技機の入力インターフェース回路901において、入力信号を検出し信号レベルの変換を行なうためのツェナーダイオードZD1、ZD2とトランジスタTr1、Tr2との組み合わせによる回路は、その動作が周囲温度の変化に影響を受けやすい。なぜなら、ツェナーダイオードあるいはトランジスタの特性が周囲温度によって変化してしまうためである。つまり、例えばツェナーダイオードのツェナー電圧が温度変化によって変動してしてしまうと、閾値電圧が変動してしまうことになり、正確な信号検出が不可能となり、信号の誤検出や最悪の場合、回路の誤動作を引き起こしてしまう。
【0013】
さらに、回路基盤上の温度分布によって素子の特性変化にばらつきが生じ、このことも、誤検出、誤動作の原因となってしまう。
【0014】
また、従来の、パチンコ遊技機の入力インターフェース回路901では、入力検出レベルの異なるスイッチを併用するにあたって、各スイッチの動作電圧に応じてその都度ツェナー電圧の異なるツェナーダイオードを用意しなければならず、回路の設計変更が容易にできなかった。
【0015】
本発明は、上記事実を考慮し、周囲の温度の変化に影響されにくく、適正に信号を検出することができるパチンコ遊技機の入力インターフェース回路を得ることが目的である。
【0016】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、センサからの入力信号に基づき遊技制御を実行するパチンコ遊技機の信号制御装置に用いられ、前記パチンコ遊技機に搭載される複数の前記センサからの入力信号を検出し、検出結果に応じた出力信号を制御部へ伝送するパチンコ遊技機の入力インターフェース回路であって、
前記センサから検出される入力信号のレベルと閾値レベルとを比較して得られた比較結果に基づいて出力信号を発生する複数のコンパレータと、前記コンパレータからの出力信号を、後段に接続された、パチンコ機の動作制御用の第1の制御部及び前記第1の制御部へ正しく伝送されているかを確認する試験器の動作制御用の第2の制御部のそれぞれへ出力する際に、当該第1の制御部及び第2の制御部に対する前記コンパレータの出力信号の出力動作を、前記第1の制御部及び第2の制御部からそれぞれ送られてくる前記出力信号を要求する制御信号に基づき、それぞれ独立した任意のタイミングで制御するバッファとを有し、
それぞれ独立して前記閾値レベルを設定可能な前記コンパレータ、前記コンパレータの周辺回路及び前記バッファを集積回路化すると共に、検出すべき前記入力信号のレベルに応じて前記閾値レベルを設定変更する変更手段を有することを特徴としている。
【0017】
請求項1に記載の発明によれば、周囲温度の変化による特性の変動がかなり小さいコンパレータを用いるので、周囲の温度の変化に影響されにくい、正確な信号検出ができる。また、バッファを用いることで、所望のタイミングで信号を出力することができる。さらに、前記入力インターフェース回路の共通部分を集積回路化することで、各素子の温度特性が略均一化し、検出レベルでのばらつきを防止する。
【0018】
所望の閾値レベルを設定変更する手段として、抵抗の分圧又は基準電圧を直接与える構成を用いる。よって、抵抗の組合せにより、所望の閾値レベルを容易に設定することができる。また、抵抗は周囲温度による特性変化が比較的少ないため、安定した閾値レベルを設定できる。
【0019】
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、複数の各種センサをグループ分けし、該センサそれぞれに応じた閾値レベルの設定ができることを特徴としている。
【0020】
請求項2に記載の発明によれば、入力信号のレベルが異なるセンサスイッチを併用するにあたり、各センサに応じて閾値レベルを設定できるので、例えば、動作電圧別にグループ分けすることで、本来複雑な回路設計を単純化できる。
【0021】
請求項3に記載の発明は、請求項1乃至2記載のいずれか1項に記載の発明において、複数のセンサ種毎に該センサそれぞれに応じた閾値レベルの設定ができることを特徴としている。
【0022】
請求項3に記載の発明によれば、入力信号のレベルが異なるセンサスイッチを併用するにあたり、各センサの動作特性に応じて最適な閾値レベルを設定できる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1には、本発明が適用されたパチンコ遊技機10が示されている。パチンコ遊技機10の遊技盤面における円弧状のレール12で囲まれた領域が、遊技領域であるゲージ部14とされており、レール12を通って打ち出されたパチンコ球がゲージ部14上を落下していくように構成されている。
【0024】
ゲージ部14には複数(例えば2個)の入賞口22が設けられ、この入賞口22にパチンコ球が入賞することにより、所定数のパチンコ球が遊技者に提供されるように構成されている。また、このゲージ部14の中央部には、特別図柄表示装置24が配置され、その下方には特別図柄表示装置24を始動するための特別図柄始動入賞口18が配置されている。さらに、ゲージ部14の左方には、普通図柄表示装置26が配置され、この普通図柄表示装置26を始動するための作動ゲート16が特別図柄始動入賞口18の両側に配置されている。前記、特別図柄表示装置24、普通図柄表示装置26は、予め定められた図柄が表示されることにより、遊技を遊技者にとって有利な状態に導くことで、遊技の補助的な役割を行っている。また、特別図柄始動入賞口18の下方には大入賞口20が配置されており、大入賞口20の中央には特定領域28が設けられている。
【0025】
図2に示される如く、遊技盤面裏面には、各種制御基盤及びセンサスイッチが配置されている。
【0026】
上述した作動ゲート16、大入賞口20の特定領域28それぞれには、作動ゲートスイッチ30、役物連続作動装置スイッチ34が配置されている。また、特別図柄始動入賞口18の裏面には、特別図柄始動入賞口18に入賞したパチンコ球が案内経路46を介して通過する特別図柄始動スイッチ32が配置されている。また、前記役物連続作動装置スイッチ34を通過したパチンコ球が続けて通過するカウントスイッチ36が前記役物連続作動装置スイッチ34の下方に配置されている。前記、役物連続作動装置スイッチ34、カウントスイッチ36は、特別図柄表示装置24の状態により大入賞口20が変動制御されることで、大当たりの確定及び継続をしている。さらに、各ゲートや入賞口を通過したパチンコ球が集められる案内経路44には、通過するパチンコ球が接触することで稼動する2つの遮光板42と、それぞれの遮光板42挟むように、遊技者に払出を行う賞球を待機させる賞球待機スイッチ38、入賞球検出スイッチ40が配置されている。
【0027】
図3に示される如く、作動ゲートスイッチ30、特別図柄始動スイッチ32、カウントスイッチ36には近接スイッチ50が用いられている。
【0028】
該近接スイッチ50は、設けられた空間50Aをパチンコ球等の物体が通過することにより検出信号を出力する。また、役物連続作動装置スイッチ34にはフォトスイッチ52が用いられている。該フォトスイッチ52は、設けられた空間52Aをパチンコ球等の物体が通過することにより検出信号を出力する。さらに、賞球待機スイッチ38,入賞球検出スイッチ40にはフォトスイッチ54が用いられている。該フォトスイッチ54は、設けられた空間54Aにおける前記遮光板42の有無により検出信号を出力する。
【0029】
なお、本実施の形態では、機構上、入賞球検出スイッチ40により入賞球を1箇所に集めて検出し、パチンコ遊技機に搭載された制御処理部(図6のCPU704D)に伝達する構成であるが、遊技の進行に直接関係のある作動ゲート16、特別図柄始動入賞口18、大入賞口20及び遊技の進行に直接影響しない入賞口22等、全ての入賞口に、各々入賞球検出スイッチ(入賞球を検出する手段)を配置し、単独に入賞球を検出して全ての検出信号が、パチンコ遊技機に搭載された制御処理部に伝達する構成とすることも可能である。
【0030】
図4には、本第1の実施の形態に係るパチンコ遊技機10の入力インターフェース回路101の概略図が示されている。図4では、前記パチンコ遊技機10の入力インターフェース回路101に適用された前記近接スイッチ50、フォトスイッチ52、54等をセンサスイッチ102,104として説明する。センサスイッチという一般的な名称としたのは、このセンサスイッチ102,104が近接スイッチやフォトスイッチに限らないからである。
【0031】
信号制御装置100は、前記センサスイッチ102、104からの入力信号に応じ、前記入力インターフェース回路101を介して制御部500、600に出力信号を伝送している。この制御部500は、例えば、パチンコ遊技機の予め定められた制御プログラムに従って制御を行うCPUに対応し、制御部600は、外部にある動作チェック制御に対応する。すなわち、入力インターフェース回路101は、1つの入力信号に対して2つの同一の出力信号を得られる1入力2出力の回路となっている。また、前記入力インターフェース回路101は、前記センサスイッチ102,104からの入力信号を閾値電圧と比較し、その結果を論理レベル電圧に変換する検出及び電圧変換回路200と、前記制御部500、600それぞれに電圧変換された信号を出力する出力回路300、400とから構成されている。また、前記出力回路300は2つの3SB302、304から構成され、前記出力回路400は2つの3SB402、404から構成されている。なお、前記検出及び電圧変換回路200は2つの入力端と2つの出力端を備え、前期出力回路300、400はそれぞれ、前記制御部500、600からの制御信号が入力される2つの入力端を含めた4つの入力端と、2つの出力端を備えている。
【0032】
前記センサスイッチ102は3つの信号端子を有し、第1の端子は接地され、第3の端子は抵抗Rcを介して電源VDD1が接続されている。第2の端子は前記検出及び電圧変換回路200の第1の入力端に接続されている。前記検出及び電圧変換回路200において、前記第1の入力端は抵抗R2を介してコンパレータ202の非反転入力端子に接続されている。また、前記第1の入力端と抵抗R2との間には抵抗R1を介して電源VDD1が接続され、前記抵抗R2と前記コンパレータ202の非反転入力端子との間には一端が接地された抵抗R3が接続されている。また、接続点aには、一端が接地されたコンデンサC1が接続されている。
【0033】
前記コンパレータ202の反転入力端子には抵抗R7を介して電源VCC1が接続されている。さらに、前記コンパレータ202の反転入力端子と前記抵抗R7との間には一端が接地された抵抗R8が接続されている。また、前記コンパレータ202の出力端は、前記検出及び電圧変換回路200の第1の出力端に接続されている。また、前記コンパレータ202の出力端には、抵抗Raを介して電源VCCが接続されている。また、コンパレータ202自体は、電源VCCが供給されるように接続されていると共に接地されている。
【0034】
コンパレータ202及び出力回路300における供給電源VCCはセンサスイッチ102に抵抗R1を介して供給される電源VDD1と異なっており、本実施の形態では、電源VDD1は供給電源VCC より高い電圧となっている。これは、例えば、スイッチの動作電圧である電源VDD1は12Vであり、回路に用いる電子部品の動作電圧である供給電源VCCは5Vであることに対応する。
【0035】
従って、センサスイッチ102から検出及び電圧変換回路200の入力端に入力される信号は、その電圧レベルを抵抗R2、R3により、コンパレータ202に入力可能な適当なレベルに降下され、コンパレータ202の非反転入力端子に伝達される。
【0036】
コンパレータ202の反転入力端子には、電源VCC1を抵抗R7、R8によって分圧した電圧を与え、閾値電圧(比較基準電圧)としている。
【0037】
ここで、コンパレータ202がオープンコレクタタイプの場合、コンパレータ202の出力端は、出力信号がHレベル時に電源VCCと同一電圧レベルを出力するため、抵抗Raによってプルアップされている。
【0038】
また、コンパレータ202において、出力端と非反転入力端子とを抵抗(図示しない)を介して接続し正帰還をかけることで出力信号レベルがLからHに変化する時の閾値と、HからLに変化する時の閾値に差を与え、所謂ヒステリシス特性を備えたコンパレータにすることができる。これにより、閾値レベルでのノイズによる誤動作を防止することが可能である。
【0039】
また、コンデンサC1はセンサスイッチ102からの信号にノイズが含まれている場合に、そのノイズ成分をグランドへバイパスさせることでコンパレータ202へノイズが伝達されないようにするノイズフィルタの作用を有する。
【0040】
前記出力回路300において、前記検出及び電圧変換回路200の第1の出力端は信号線106を介して前記3SB302の入力端子302Aに接続され、前記3SB302の反転出力端子302Bは信号線OUT1−1を介して制御部500のIN1−1端子に接続されている。同様に、前記出力回路400において、前記信号線106上の分岐点Aで分岐された前記検出及び電圧変換回路200の第1の出力端は信号線110を介して前記3SB402の入力端子402Aに接続され、前記3SB402の反転出力端子402Bは信号線OUT2−1を介して制御部600のIN2−1端子に接続されている。
【0041】
前記センサスイッチ104は2つの信号端子を有し、一方の端子は接地され、他方の端子は前記検出及び電圧変換回路200の第2の入力端に接続されている。前記検出及び電圧変換回路200において、前記第2の入力端は抵抗R5を介してコンパレータ204の非反転入力端子に接続されている。また、前記第2の入力端と抵抗R5との間には抵抗R4を介して電源VDD2が接続され、前記抵抗R5と前記コンパレータ204の非反転入力端子との間には一端が接地された抵抗R6が接続されている。また、接続点bには、一端が接地されたコンデンサC2が接続されている。
【0042】
前記コンパレータ204の反転入力端子には抵抗R9を介して電源VCC2が接続されている。さらに、前記コンパレータ204の反転入力端子と前記抵抗R9との間には一端が接地された抵抗R10が接続されている。また、前記コンパレータ204の出力端は、前記検出及び電圧変換回路200の第2の出力端に接続されている。また、前記コンパレータ204の出力端には、抵抗Rbを介して電源VCCが接続されている。また、コンパレータ204自体は、電源VCCが供給されるように接続されていると共に接地されている。
【0043】
センサスイッチ104から検出及び電圧変換回路200の入力端に入力される信号は、その電圧レベルを抵抗R5、R6により、コンパレータ204に入力可能な適当なレベルに降下され、コンパレータ204の非反転入力端子に伝達される。
【0044】
コンパレータ204の反転入力端子には、電源VCC2を抵抗R9、R10によって分圧した電圧を与え、閾値電圧(比較基準電圧)としている。
【0045】
ここで、コンパレータ204がオープンコレクタタイプの場合、コンパレータ204の出力端は、出力信号がHレベル時に電源VCCと同一電圧レベルを出力するため、抵抗Rbによってプルアップされている。
【0046】
また、コンパレータ204において、出力端と非反転入力端子とを抵抗(図示しない)を介して接続し正帰還をかけることで出力信号レベルがLからHに変化する時の閾値と、HからLに変化する時の閾値に差を与え、所謂ヒステリシス特性を備えたコンパレータにすることができる。これにより、閾値レベルでのノイズによる誤動作を防止することが可能である。
【0047】
また、コンデンサC2はセンサスイッチ104からの信号にノイズが含まれている場合に、そのノイズ成分をグランドへバイパスさせることでコンパレータ204へノイズが伝達されないようにするノイズフィルタの作用を有する。
【0048】
前記出力回路300において、前記検出及び電圧変換回路200の第2の出力端は信号線108を介して前記3SB304の入力端子304Aに接続され、前記3SB304の反転出力端子304Bは信号線OUT1−2を介して制御部500のIN1−2端子に接続されている。同様に、前記出力回路400において、前記信号線108上の分岐点Bで分岐された前記検出及び電圧変換回路200の第2の出力端は信号線112を介して前記3SB404の入力端子404Aに接続され、前記3SB404の反転出力端子404Bは信号線OUT2−2を介して制御部600のIN2−2端子に接続されている。
【0049】
また、前記制御部500のCS1−OUT端子は信号線CS1を介して分岐点Cで分岐され、それぞれ前記3SB302、304の各制御端子302C、304Cに接続されている。同様に、前記制御部600のCS2−OUT端子は信号線CS2を介して分岐点Dで分岐され、それぞれ前記3SB402、404の各制御端子402C、404Cに接続されている。
【0050】
ここで、コンパレータ202の各反転入力端子には、センサスイッチ102からの入力信号を検出するための閾値レベルとして、電源VCC1から抵抗R7、R8の分圧を用いて基準電圧Vref1が設定されている。同様に、コンパレータ204の各反転入力端子には、センサスイッチ104からの入力信号を検出するための閾値レベルとして、電源VCC2から前記抵抗R9、R10の分圧を用いて基準電圧Vref2が設定されている。
【0051】
また、検出及び電圧変換回路200内で用いたコンパレータ202、204は、ヒステリシス特性を有している。
【0052】
さらに、検出及び電圧変換回路200の出力信号を分岐させ、それぞれに出力回路300,400を接続したことによって、各出力回路において同一の出力信号を後段の各制御部500、600へ、独立に伝送できる。
【0053】
なお、上記回路において、コンパレータ202、204と出力回路300,400とその間の信号線分岐部分といった、1つのセンサスイッチの検出信号を扱う回路系間で共通となる回路部分は、集積回路化することができる。
【0054】
次に本第1の実施形態の作用を説明する。
【0055】
まず、センサスイッチ102の信号は、コンパレータ202の非反転入力端子には、電源VDD1から抵抗R1を介し抵抗R2、R3の分圧によって適切にレベル変換された電圧が供給される。また、コンパレータ202の反転入力端子には、電源VCC1と抵抗R7、R8とによって設定された基準電圧Vref1が供給される。ここで、コンパレータ202において、非反転入力端子に供給された信号電圧と反転入力端子に供給された基準電圧Vref1とレベルが比較される。検出信号電圧が基準電圧Vref1より大きいときは比較結果として、コンパレータ202の出力端から所定のHレベル信号が出力される。また、反対に検出信号電圧が基準電圧Vref1より小さいときは比較結果として、コンパレータ202の出力端から所定のLレベル信号が出力される。さらに、コンパレータ202の出力端から出力された前記Hレベル信号あるいはLレベル信号は、信号線106を介して出力回路300の3SB302の入力端子302Aに伝送される。
【0056】
ここで、制御部500の出力端子CS1−OUTから信号線CS1を介して前記3SB302の制御端子302Cに伝送される制御信号がアクティブ信号のときは、前記3SB302において、入力端子302Aに入力されたHレベル信号あるいはLレベル信号は、それぞれHレベル信号はLレベル信号に、Lレベル信号はHレベル信号に反転出力される。反転出力された信号は、信号線OUT1−1を介して、制御部500の入力端子IN1−1へ伝送される。反対に、制御部500からの前記制御信号が非アクティブ信号のときは、3SB302は信号を出力しないため、制御部500への信号伝送は行なわれない。
【0057】
また、コンパレータ202の出力端から出力された前記Hレベル信号あるいはLレベル信号は、信号線106上の分岐点A及び信号線110を介して出力回路400の3SB402の入力端子402Aに伝送される。なお、これ以降の出力回路400においての作用は、前記出力回路300においての作用と全く同様ある。
【0058】
なお、センサスイッチ104ついての作用は、上述したセンサスイッチ102ついての作用と同様である。
【0059】
以上説明したように、本第1の実施形態に係るパチンコ遊技機の入力インターフェース回路101では、検出及び電圧変換回路200において入力信号レベルを電圧変換するために、抵抗の分圧によって閾値レベルを設定したコンパレータ用いたことで、従来のツェナーダイオードとトランジスタの組合せによる電圧変換に比して、周囲の温度変化に起因する誤検出、誤動作を防止できる。これは、ツェナーダイオードやトランジスタに比して、抵抗やコンパレータの、周囲温度の変化による特性変化がかなり少ないため、信号レベルの変動が抑制されるためである。なお、検出及び電圧変換回路200に用いたコンパレータは、ヒステリシス特性を有しているため、ある程度の雑音を含んだ信号に対しても適切な信号検出が可能となる。従って、周囲の温度変化に対して動作の安定した回路が得られる。
【0060】
また、本第1の実施形態に係るパチンコ遊技機の入力インターフェース回路101では、検出及び電圧変換回路200内のコンパレータ202,204の各反転入力端子に対して、センサスイッチ102、104から入力されるレベルの異なる信号を検出するための閾値レベルとして、それぞれの信号に応じて抵抗の分圧を用いて基準電圧Vref1、Vref2を設定している。このとき、基準電圧Vref1、Vref2を変更する場合には、希望の電圧を得られるように抵抗の組合せを変更するのみなので、さまざまな入力検出レベルで動作する各種のセンサスイッチに対する検出閾値電圧の柔軟なレベル設定が容易に行なえる。したがって、複雑な回路設計をせずに、複数の各種センサスイッチの併用が可能となる。
【0061】
また、本第1の実施形態に係るパチンコ遊技機の入力インターフェース回路101では、検出及び電圧変換回路200の出力信号を分岐点A、Bにおいて分岐させ、それぞれの出力信号を出力回路300,400に伝送しており、さらに出力回路300,400には、各制御部500,600からの制御信号がそれぞれ任意のタイミングで伝送される。このため、検出及び電圧変換回路200から各出力回路300,400に入力された同一の検出信号は、各制御部500,600から各出力回路300,400に入力される制御信号の状態に応じて、独立した出力信号制御ができる。すなわち、パチンコ遊技機の入力インターフェース回路101において、例えば2つに分岐された出力信号のうち、一方をCPUに接続し、他方を試験器に接続すれば、CPUに伝送されている検出信号と同一の信号を試験器に入力できるため、スイッチの検出信号が正しくCPUに伝送されているかを確認する作業を容易に実行できる。これにより、スイッチの不正改造品及び不良品の検査が容易に行なうことが可能となる。また、各制御部500,600は、パチンコ遊技機の入力インターフェース回路101において、それぞれ、各出力回路300,400を介して、検出及び電圧変換回路200に接続された構成になっているので、例えば、一方の制御部から発生した逆電流等の異常信号を遮断し、他方の制御部への信号に影響を与えないようにできる。このため、1入力2出力としても回路の動作信頼性を向上することができる。
【0062】
さらに、本第1の実施形態に係るパチンコ遊技機の入力インターフェース回路101では、コンパレータ202、204と出力回路300,400とその間の信号線分岐部分といった、1つのセンサスイッチの検出信号を扱う回路系間で共通となる回路部分は、集積回路化することができる。これにより、集積化された回路全体の温度特性は均一化されるので、検出レベルのばらつきを大幅に抑制できる。
【0063】
また、上記第1の実施の形態において、パチンコ遊技機10の入力インターフェース回路101を1入力2出力の回路として説明したが、検出及び電圧変換回路200からの信号の分岐点を増やし、出力回路300または出力回路400をさらに追加することで容易に1入力多出力の回路を構成できる。これにより、全く別の多系統への出力を同時に行なうことが可能となる。
【0064】
さらに、図5には、上記第1の実施形態に係るパチンコ遊技機の入力インターフェース回路101についてその他の適用例の概略図が示されている。図5(A)には、2種類のセンサスイッチを用いた場合の回路例が示されている。この場合、2種類のセンサスイッチそれぞれに応じた基準電圧Vref1A、Vref2Aがコンパレータの反転入力端子に供給されている。また、図5(B)には、3種類のセンサスイッチを用いた場合の回路例が示されている。この場合、3種類のセンサスイッチそれぞれに応じた基準電圧Vref1B、Vref2B、Vref3Bがコンパレータの反転入力端子に供給されている。このように入力検出レベルの異なるセンサスイッチを併用する場合でも、基準電圧をそれぞれのセンサスイッチに応じて適切に設定することで正確な信号検出ができる。したがって、複数の各種センサスイッチを併用することによる複雑な回路設計変更等が不用となり、複数の各種センサスイッチを併用した複雑な回路設計を容易に実現できる。
(第2の実施の形態)
図6には、第2の実施の形態に係る信号制御装置700の概略図が示されている。なお、本第2の実施の形態に係る信号制御装置700は、上述した第1の実施の形態において説明した、パチンコ遊技機10に用いられるものである。前記信号制御装置700は、前記第1の実施の形態で説明したパチンコ遊技機の入力インターフェース回路101の回路構成を用いた適用例である。
【0065】
前記信号制御装置700は、センサスイッチ702からの入力信号に応じた出力信号を2つに分岐して、主制御部704上のCPU704D及び試験装置708へ伝送する装置であり、1つの入力信号に対して2つの同一の出力信号を得られる1入力2出力の制御装置である。
【0066】
センサスイッチ702は主制御部704の入力コネクタ704Aを介して、検出及び電圧変換回路704Bに接続されている。前記主制御部704において、前記入力コネクタ704Aは検出及び電圧変換回路704Bの入力側に接続されている。さらに、前記検出及び電圧変換回路704B出力側は、2つの出力回路704C、704Eの入力側、双方に分岐接続されている。さらに、出力回路704Cの出力側は前記CPU704Dに接続されている。また、出力回路704Eの出力側は出力コネクタ704Fに接続されている。さらに、前記出力コネクタ704Fはインターフェース基盤706上の入力コネクタ706A、及び出力コネクタ706Bを順に介して前記試験装置708に接続されている。
【0067】
ここで、上記信号制御装置700では、2つの出力端の一方をCPU704Dへ接続し、他方を試験装置708に接続しているため、CPU704Dへの出力される信号と同一の信号を試験装置708に取り込むことができる。
【0068】
次に本第2の実施形態の作用を説明する。
【0069】
センサスイッチ702において感知した信号は、主制御部704の入力コネクタ704Aを介して、検出及び電圧変換回路704Bへ伝送される。前記検出及び電圧変換回路704Bは、前記第1の実施の形態における検出及び電圧変換回路200と同一であり、入力された検出信号が適切に電圧変換され出力される。さらに、出力された信号は2つに分岐され、一方は出力回路704Cを介してCPU704Dへ伝送され、他方は出力回路704E、出力コネクタ704F、インターフェース基盤706を順に介して試験装置708に伝送される。ここで、前記出力回路704C、704E共に、前記第1の実施の形態における出力回路300,400と同一であり、それぞれの後段から送られてくる制御信号の状態により、それぞれ独立した任意のタイミングで出力動作が行なわれる。
【0070】
以上説明したように、本第2の実施の形態に係る信号制御装置700では、出力端の1つを試験装置708に接続することで、スイッチ検出信号をモニタリングし、正しくCPU704Dへ伝わっているか確認する作業が容易に行なえる。なお、出力回路704C,704Eには、その後段に接続される機器に合わせて、3SBでないバッファを用いることもできる。
(第3の実施の形態)
図7(A)には、第3の実施の形態に係る集積回路化されたパチンコ遊技機の入力インターフェース回路750(以下、入力インターフェース回路IC750という)がプリント基盤752上に設置されている場合の概観図が示されている。また、図7(B)には、第3の実施の形態に係る入力インターフェース回路IC750の端子配列図が示されている。さらに、図8には、第3の実施の形態に係る入力インターフェース回路IC750の内部回路802(以下、IC内部回路802という)の概略図が示されている。なお、本第3の実施の形態に係る入力インターフェース回路IC750は、上述した第1の実施の形態において説明した、パチンコ遊技機10に用いられるものである。
【0071】
図8において、IC内部回路802に対してセンサスイッチ800A乃至800Hと、基準電圧設定回路808,810が接続された回路800が示されている。ここで、IC内部回路802は、8つの入力端子IN1乃至IN8を有し、さらに、第1の出力端子OUT1−1乃至OUT1−8と第2の出力端子OUT2−1乃至OUT2−8を備えている。また、2つの制御信号端子CS1,CS2を備え、さらに、2つの基準電圧入力端子Vrefadj.1、Vrefadj.2を備えている。また、電源端子VCCとグランド端子GNDを備えている。電源端子VCCには電源が供給され、グランド端子GNDは接地される。なお、入力端子IN1乃至IN4に対しては、コンパレータに設定する基準電圧は固定されており、入力端子IN5乃至IN6及び入力端子IN7乃至IN8に対しては、それぞれ基準電圧入力端子Vrefadj.1、Vrefadj.2から入力される信号によって基準電圧を独立に設定変更できる。
【0072】
まず、コンパレータに設定する基準電圧が固定化された入力端子IN1についての回路構成を詳細に説明する。センサスイッチ800Aは2端子を有し、一方の端子は抵抗R1Aを介して電源VDDに接続され、他方の端子は接地されている。前記センサスイッチ800Aの前記抵抗R1Aが接続されている方の端子と前記抵抗R1Aとの間には、抵抗R1Bの一端が接続されている。さらに、前記抵抗R1Bの他端がIC内部回路802の入力端子IN1に接続されている。前記IC内部回路802において、入力端子IN1は抵抗R1Cを介してコンパレータ802Aの非反転入力端子802A1が接続されている。さらに、前記抵抗R1Cと前記コンパレータ802Aの前記非反転入力端子802A1の間に抵抗R1Dの一端が接続され、前記抵抗R1Dの他端は接地されている。また、前記コンパレータ802Aの反転入力端子802A2には、一端が接地された抵抗R1が接続されている。さらに、前記抵抗R1と前記コンパレータ802Aの前記反転入力端子802A2との間に、抵抗R2を介して前記IC内部回路802の電源端子VCCが接続されている。また、前記コンパレータ802Aは前記電源端子VCCから電源供給されている。前記コンパレータ802Aの出力端子802A3は、3SB804Aの入力端子804A1に接続されている。また、前記コンパレータ802Aの前記出力端子802A3と前記3SB804Aの前記入力端子804A1との間にある分岐点A1は3SB806Aの入力端子806A1に接続されている。さらに、前記3SB804Aの反転出力端子804A2は前記IC内部回路802の出力端子OUT1−1に接続され、前記3SB806Aの反転出力端子806A2は前記IC内部回路802の出力端子OUT2−1に接続されている。また、前記3SB804Aの制御端子804A3及び前記3SB806Aの制御端子806A3は、それぞれ前記IC内部回路802の制御信号端子CS1,CS2に接続されている。
【0073】
なお、センサスイッチ800B乃至800D及び前記IC内部回路802の入力端子IN2乃至IN4についての構成は上記のセンサスイッチ800A及び前記IC内部回路802の入力端子IN1と全く同様である。
【0074】
次に、コンパレータに設定する基準電圧を所望の値に設定可能である入力端子IN5についての回路構成を説明する。センサスイッチ800Eは、3つの端子を有している。3端子のうちの一つは抵抗R5Aを介して電源VDDが接続され、一つは接地されている。残りの一つは抵抗R5Bを介して、前記IC内部回路802の入力端子IN5に接続されている。また、抵抗R5Bと入力端子IN5との間には、抵抗を介して電源VDDが接続されている。ここで、前記IC内部回路802における入力端子IN5から後段の構成は、コンパレータ802Eの反転入力端子802E2が前記IC内部回路802の基準電圧入力端子Vrefadj.1に接続されていることを除いて、上記入力端子IN1の場合と全く同様である。
【0075】
また、センサスイッチ800F及び前記IC内部回路802の入力端子IN6についての構成は上記のセンサスイッチ800E及び前記IC内部回路802の入力端子IN5と全く同様である。さらに、センサスイッチ800G乃至800H及び前記IC内部回路802の入力端子IN7乃至IN8についての構成は、上記のセンサスイッチ800Eの場合とはセンサスイッチの種類が異なるため、そのセンサスイッチに応じた基準電圧を別の基準電圧入力端子Vrefadj.2により設定していることが異なるのみで、その他の構成は、上記センサスイッチ800E及び前記IC内部回路802の入力端子IN5についての構成と全く同様である。
【0076】
すなわち、上記IC内部回路802では、用途に合わせて、基準電圧を固定化する入力端子と可変化する入力端子の数を自由に変更することができる。また、それに応じて基準電圧入力端子の数も自由に変更できる。
【0077】
さらに、前記IC内部回路802の基準電圧入力端子Vrefadj.1及びVrefadj.2には基準電圧設定回路808及び810が接続されている。前記基準電圧設定回路808は、入力端子808Aと出力端子808Bを有している。また、前記基準電圧設定回路810は前記基準電圧設定回路808と同様の回路であり、入力端子810Aと出力端子810Bを有している。これにより、前記IC内部回路802の基準電圧入力端子Vrefadj.1、Vrefadj.2には、前記基準電圧設定回路808及び810から出力される基準電圧が印加される。
【0078】
本第3の実施形態の作用については、検出信号の入力から出力にわたって上記第1の実施形態と同様である。ただし、IC内部回路802の入力端子IN5乃至IN8に入力される検出信号については、上述のようにコンパレータに設定する基準電圧は、基準電圧設定回路808,810により設定されるため、その構成及び作用について説明する。
【0079】
ここでまず、コンパレータに基準電圧を設定するための回路について説明する。
【0080】
図9に示す回路では、IC基盤外において、一端が電源VCCに接続された抵抗R1と、一端が接地された抵抗R2が直列に接続されている。さらに、抵抗R1と抵抗R2との接続点が、IC基盤上に配置されたコンパレータの非反転入力端子に接続されている。
【0081】
この回路では、コンパレータの非反転入力端子に設定される基準電圧Vrefは抵抗R1、R2の分圧を用いて、以下の(1)式から求められる所望の値に設定される。
【0082】
【数1】
Figure 0004471045
【0083】
このため、回路の設計時に基準電圧Vrefの値を設定する必要がある。
【0084】
図10に示す回路では、IC基盤上において、一端が電源VCCに接続された抵抗R1と、一端が接地された抵抗R2が直列に接続されている。さらに、抵抗R1と抵抗R2との接続点が、IC基盤上に配置されたコンパレータの非反転入力端子に接続されている。さらに、IC基盤外において、一端が電源VCC(図示せず)に接続された抵抗R3、あるいは一端が接地(図示せず)された抵抗R4が、抵抗R1と抵抗R2との接続点に接続されている。
【0085】
この回路では、IC基盤上において、コンパレータの非反転入力端子に設定される基準電圧Vrefは抵抗R1、R2の分圧により上記(1)式から求められる所望の値に設定される。この設定値は回路の設計時に、予め、使用頻度の多い値を設定する。これにより、図9に示す回路のように、外部に抵抗を接続しなくとも、基準電圧Vrefが設定されたコンパレータとして使用できる。また、設定された値以外の基準電圧値を設定する場合のみ、抵抗R3あるいは抵抗R4を上記の接続構成のように接続することで、新たな基準電圧値を設定できる。例えば、抵抗R3を接続した場合の基準電圧Vrefは、以下の(2)式から求められる。
【0086】
【数2】
Figure 0004471045
【0087】
また、抵抗R4を接続した場合の基準電圧Vrefは、以下の(3)式から求められる。
【0088】
【数3】
Figure 0004471045
【0089】
従って、この回路では図9に示す回路に比して、IC基盤の外部における部品の実装面積を縮小できる。
【0090】
次に、基準電圧設定回路808について詳細に説明する。なお、基準電圧設定回路810ついては、基準電圧設定回路808と同等の回路であるため、説明を省略する。
【0091】
図11には基準電圧設定回路808の第1の回路構成例が示されている。この回路は、PNP形トランジスタTraとNPN形トランジスタTrbを有している。PNP形トランジスタTraのコレクタは抵抗R3の一端に接続され、NPN形トランジスタTrbのコレクタは抵抗R4の一端に接続されている。さらに、抵抗R3の他端と抵抗R4の他端とが接続されている。また、PNP形トランジスタTraのエミッタには、電源VCC及び抵抗R1の一端が接続されている。抵抗R1の他端は抵抗R2の一端に接続され、抵抗R2の他端は接地されている。また、NPN形トランジスタTrbのエミッタも接地されている。また、PNP形トランジスタTraのベースには抵抗r2の一端が接続され、NPN形トランジスタTrbのベースには抵抗r3の一端が接続されている。さらに、抵抗r2の他端と抵抗r3の他端とが接続されている。この抵抗r2と抵抗r3との接続点は、入力端子INAに接続されている。この入力端子INAは、基準電圧設定回路808の入力端子808Aに対応する。また、PNP形トランジスタTraのベースとエミッタとは抵抗r1を介して接続され、NPN形トランジスタTrbのベースエミッタとは抵抗r4を介して接続されている。また、抵抗R1と抵抗R2との接続点は、抵抗R3と抵抗R4との接続点及び出力端子OUTAとに接続されている。出力端子OUTAは、基準電圧設定回路808の出力端子808Bに対応し、コンパレータの反転入力端子に接続される。これにより、コンパレータの反転入力端子には、基準電圧Vrefが設定される。
【0092】
この回路よって、以下のように3種類の基準電圧を得ることができる。
【0093】
まず一つ目の基準電圧値は、入力端子INAを開放した場合に得られる値である。この場合、トランジスタTra及びTrbが共にOFFの状態であり、抵抗R1、R2及び電源VCCによる抵抗の分圧として、上述の(1)式をそのまま適用することで、基準電圧値が得られる。
【0094】
次に、二つ目の基準電圧値は、入力端子INAにLレベル信号を入力した場合に得られる値である。この場合、入力されたLレベル信号よって、トランジスタTraのみがONの状態となる。よって、抵抗R1、R2、R3及び電源VCCによる抵抗の分圧として、上述の(2)式をそのまま適用することで、基準電圧値が得られる。
【0095】
さらに、三つ目の基準電圧値は、入力端子INAにHレベル信号を入力した場合に得られる値である。この場合、入力されたHレベル信号よって、トランジスタTrbのみがONの状態となる。よって、抵抗R1、R2、R4及び電源VCCによる抵抗の分圧として、上述の(3)式をそのまま適用することで、基準電圧値が得られる。
【0096】
また、図12には基準電圧設定回路808の第2の回路構成例が示されている。この回路は、nチャネル電界効果トランジスタF1(以下、nFETF1という。)とpチャネル電界効果トランジスタF2(以下、pFETF2という。)を有している。nFETF1のゲートとpFETF1のゲートとは、分岐点P1において接続されている。また、分岐点P1は入力端子INBに接続されている。この入力端子INBは、基準電圧設定回路808の入力端子808Aに対応する。また、分岐点P1と入力端子INBとの間には、一端が電源VCCに接続された抵抗r5と一端が接地された抵抗r6とが接続されている。また、nFETF1のソースは接地され、ドレインには抵抗R3の一端が接続されている。抵抗R3の他端には、抵抗R1の一端が接続され、抵抗R1の他端には、電源VCCが接続されている。また、pFETF2のソースも接地され、ドレインには抵抗R3´の一端が接続され、抵抗R3´の他端は分岐点P2に接続されている。また、分岐点P3には、一端が接地された抵抗R2が接続されている。また、抵抗R1と抵抗R3との接続点は、分岐点P2及びP3を順に介して、出力端子OUTBに接続されている。出力端子OUTBは、基準電圧設定回路808の出力端子808Bに対応し、コンパレータの反転入力端子に接続される。これにより、コンパレータの反転入力端子には、基準電圧Vrefが設定される。
【0097】
この回路よって、以下のように3種類の基準電圧を得ることができる。
【0098】
まず一つ目の基準電圧値は、入力端子INBを開放した場合に得られる値である。この場合、nFETF1及びpFETF2が共にONの状態であり、抵抗R1、R2、R3、R3´及び電源VCCによる抵抗の分圧として、以下の(4)及び(5)式から基準電圧値が得られる。
【0099】
【数4】
Figure 0004471045
【0100】
【数5】
Figure 0004471045
【0101】
次に、二つ目の基準電圧値は、入力端子INBにHレベル信号を入力した場合に得られる値である。この場合、入力されたHレベル信号よって、nFETF1のみがONの状態となる。よって、抵抗R1、R2、R3及び電源VCCによる抵抗の分圧として、以下の(6)式から基準電圧値が得られる。
【0102】
【数6】
Figure 0004471045
【0103】
さらに、三つ目の基準電圧値は、入力端子INBにLレベル信号を入力した場合に得られる値である。この場合、入力されたLレベル信号よって、pFETF2のみがONの状態となる。よって、抵抗R1、R2、R3´及び電源VCCによる抵抗の分圧として、以下の(7)式から基準電圧値が得られる。
【0104】
【数7】
Figure 0004471045
【0105】
また、図13には基準電圧設定回路808の第3の回路構成例が示されている。この回路は、ヒステリシス特性を有するコンパレータCP1、CP2を有し、電界効果トランジスタQ1、Q2(以下、FETQ1、FETQ2という。)を有している。コンパレータCP1の非反転入力端子とコンパレータCP2の非反転入力端子とは、分岐点P4において接続されている。また、分岐点P4は入力端子INCに接続されている。この入力端子INCは、基準電圧設定回路808の入力端子808Aに対応する。また、分岐点P4と入力端子INCとの間には、一端が電源VCCに接続された抵抗r7と一端が接地された抵抗r8とが接続されている。これにより、コンパレータCP1及びCP2の非反転入力端子には、入力電圧VINが入力される。また、コンパレータCP1の反転入力端子には、抵抗r9を介して電源VCCが接続されている。さらに、コンパレータCP1の反転入力端子と抵抗r9との間には一端が接地された抵抗r10が接続されている。これにより、抵抗r9、r10及び電源VCCによる抵抗の分圧として、コンパレータCP1の反転入力端子には比較電圧V1が設定される。また、コンパレータCP1の出力端は、FETQ1のゲートに接続されている。また、コンパレータCP1の出力端には、抵抗r13を介して電源VCCが接続されている。同様に、コンパレータCP2の反転入力端子には、抵抗r11を介して電源VCCが接続されている。さらに、コンパレータCP2の反転入力端子と抵抗r11との間には一端が接地された抵抗r12が接続されている。これにより、抵抗r11、r12及び電源VCCによる抵抗の分圧として、コンパレータCP2の反転入力端子には比較電圧V2が設定される。なお、本実施の形態では、比較電圧V2は比較電圧V1より低い電圧を設定する。また、コンパレータCP2の出力端は、FETQ2のゲートに接続されている。また、コンパレータCP2の出力端には、抵抗r14を介して電源VCCが接続されている。FETQ1及びFETQ2のソースは共に接地されている。また、抵抗R1、抵抗R2、抵抗R3、抵抗R4は順に接続されており、抵抗R1の一端は電源VCCに接続され、抵抗R4の一端は接地されている。抵抗R1と抵抗R2との間には出力端子OUTCが接続されている。出力端子OUTCは、基準電圧設定回路808の出力端子808Bに対応する。また、抵抗R2と抵抗R3との間にはFETQ1のドレインが接続され、抵抗R3と抵抗R4との間にはFETQ2のドレインが接続されている。
【0106】
この回路を用いることにより、入力端子INCが電源VCCにプルアップ(VIN=VCC)されている状態、または入力端子INCがグランドにプルダウン(VIN=0v)されている状態、または入力端子INCが開放(VIN=(r8/r7+r8)×VCC)されている状態の何れかの状態によって、基準電圧Vrefを3種類に設定することができる。
【0107】
コンパレータCP1、CP2では、入力電圧VINを、設定されている各々の比較電圧V1、V2と比較し、その比較結果を論理レベル電圧に変換している。例えば、入力電圧VINがコンパレータCP1の比較電圧V1より高ければ、比較結果として、コンパレータCP1の出力はHレベルとなり、FETQ1はONの状態となる。一方、入力電圧VINがコンパレータCP1の比較電圧V1の電圧値以下ならば、比較結果として、コンパレータCP1の出力はLレベルとなり、FETQ1はOFFの状態となる。また、コンパレータCP2についても同様である。
【0108】
従って、FETQ1、FETQ2のON、OFFの状態の組合せにより、抵抗R1乃至R4による分圧が定まり,3種類の基準電圧Vrefを得ることができる。
【0109】
ここで、結果として得られる入力電圧VINと基準電圧Vrefとの関係を以下の表1に示した。但し、比較電圧V1は比較電圧V2より高い電圧値である。
【0110】
【表1】
Figure 0004471045
【0111】
以上説明したように、本第3の実施形態では、上述した第1の実施形態における効果に加え、IC内部回路802におけるコンパレータの基準電圧を固定化した入出力系については、頻繁に用いるセンサスイッチに応じた基準電圧を設定することで、回路製作時の負担を軽減できる。また、IC内部回路802におけるコンパレータの基準電圧を設定変更可能にした入出力系については、基準電圧設定回路808,810を用いて、複数各種のセンサスイッチに合った適切な基準電圧を容易に設定できる。また、基準電圧設定回路808、810は、IC内部回路802に内蔵することも可能である。
【0112】
以上説明したように、本第3実施形態に係る入力インターフェース回路IC750を、上記したような近接スイッチ50、フォトスイッチ52、54を接続してパチンコ遊技機に用いれば、各センサスイッチが出力する検出信号を適切に認識できる。
【0113】
また、集積化されて小型化しているため、パチンコ遊技機裏面に配置スペースの余裕が生まれ、新たな機能追加が容易となり、回路素子の放熱も良好に行なわれる。
【0114】
なお、上述した第1乃至第3実施形態では、パチンコ遊技機における、本発明の適用例について説明したが、本発明の実施の形態はパチンコ遊技機に限定されるものではなく、例えば、パチスロ遊技機等にも適用できることはいうまでもない。
【0115】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、抵抗の分圧によって閾値設定されたコンパレータを用いて信号検出を行ない、また、これらの回路の共通部分を集積回路化するようにしたので、周囲の温度の変化に影響されにくく、適正に信号を検出することができるパチンコ遊技機の入力インターフェース回路を得ることができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ遊技機の概略正面図である。
【図2】パチンコ遊技機の遊技盤面裏面構造図である。
【図3】パチンコ遊技機に用いられる各種センサスイッチの概観図である。
【図4】本発明の第1の実施形態に係るパチンコ遊技機の入力インターフェース回路の概略図である。
【図5】(A)及び(B)は本発明の第1の実施形態に係るパチンコ遊技機の入力インターフェース回路の適用例を示す概略図である。
【図6】本発明の第2の実施形態に係るパチンコ遊技機の入力インターフェース回路を適用した信号制御装置の概略図である。
【図7】(A)は本発明の第3の実施形態に係る集積回路化されたパチンコ遊技機の入力インターフェース回路の概観図であり、(B)は図7(A)の端子配列図である。
【図8】本発明の第3の実施形態に係る集積回路化されたパチンコ遊技機の入力インターフェース回路の概略図である。
【図9】基準電圧を設定するための回路を説明するための第1の回路例を示す概略図である。
【図10】基準電圧を設定するための回路を説明するための第2の回路例を示す概略図である。
【図11】基準電圧設定回路の第1の例を示す概略図である。
【図12】基準電圧設定回路の第2の例を示す概略図である。
【図13】基準電圧設定回路の第3の例を示す概略図である。
【図14】従来のパチンコ遊技機の入力インターフェース回路を示す概略図である。
【符号の説明】
10 パチンコ遊技機
16 作動ゲート
18 特別図柄始動入賞口
20 大入賞口
22 入賞口
30 作動ゲートスイッチ
32 特別図柄始動スイッチ
34 役物連続作動装置スイッチ
36 カウントスイッチ
38 賞球待機スイッチ
40 入賞球検出スイッチ
50 近接スイッチ
52 フォトスイッチ
54 フォトスイッチ
101 本発明のパチンコ遊技機の入力インターフェース回路
102 センサスイッチ
104 センサスイッチ
200 検出及び電圧変換回路
202 コンパレータ
204 コンパレータ
300 出力回路
302 3ステートバッファ
304 3ステートバッファ
400 出力回路
402 3ステートバッファ
404 3ステートバッファ
500 制御部
600 制御部
802 入力インターフェース回路ICの内部回路
808 基準電圧設定回路
810 基準電圧設定回路
901 従来のパチンコ遊技機の入力インターフェース回路

Claims (3)

  1. センサからの入力信号に基づき遊技制御を実行するパチンコ遊技機の信号制御装置に用いられ、前記パチンコ遊技機に搭載される複数の前記センサからの入力信号を検出し、検出結果に応じた出力信号を制御部へ伝送するパチンコ遊技機の入力インターフェース回路であって、
    前記センサから検出される入力信号のレベルと閾値レベルとを比較して得られた比較結果に基づいて出力信号を発生する複数のコンパレータと、前記コンパレータからの出力信号を、後段に接続された、パチンコ機の動作制御用の第1の制御部及び前記第1の制御部へ正しく伝送されているかを確認する試験器の動作制御用の第2の制御部のそれぞれへ出力する際に、当該第1の制御部及び第2の制御部に対する前記コンパレータの出力信号の出力動作を、前記第1の制御部及び第2の制御部からそれぞれ送られてくる前記出力信号を要求する制御信号に基づき、それぞれ独立した任意のタイミングで制御するバッファとを有し、
    それぞれ独立して前記閾値レベルを設定可能な前記コンパレータ、前記コンパレータの周辺回路及び前記バッファを集積回路化すると共に、検出すべき前記入力信号のレベルに応じて前記閾値レベルを設定変更する変更手段を有することを特徴とするパチンコ遊技機の入力インターフェース回路。
  2. 複数の各種センサをグループ分けし、該センサそれぞれに応じた閾値レベルの設定ができることを特徴とする請求項1記載のパチンコ遊技機の入力インターフェース回路。
  3. 複数のセンサ種毎に該センサそれぞれに応じた閾値レベルの設定ができることを特徴とする請求項1乃至2記載のいずれか1項に記載のパチンコ遊技機の入力インターフェース回路。
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