JP4469397B2 - サーボモータの停止方法および停止装置 - Google Patents

サーボモータの停止方法および停止装置 Download PDF

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Description

本発明は、インバータ回路で生成される3相交流電流によって駆動されるサーボモータを、インバータ回路を制御する制御部を介することなく、あるいはパスして直接的に停止させるサーボモータの停止方法およびこの方法の実施に使用される停止装置に関するもので、限定するものではないが、工作機械、生産機械、産業機械等の安全性が要求されるサーボモータに適用して好適な、サーボモータの停止方法およびサーボモータの停止装置に関するものである。
生産機械または産業機械には、材料を加工したり搬送する、巨大な力で且つ高速度で作動する部材、すなわち作動部材が備わっている。このような作動部材に作業者が直接接触すると重大な事故が発生するので、可動防護ガードを設けて、事故を防止する安全対策が講じられている。
しかしながら、可動防護ガードだけでは十分に安全性は確保されない。更に詳しく説明すると、産業機械をメンテナンスするとき、可動防護ガードを開いて作業する必要があるが、このような作業中は可動部が駆動されないように、所要の構成部材にブレーキがかけられると共に、駆動源が油圧の場合には、リリース弁が開けられて油圧シリンダへの作動油の供給を遮断する等の安全対策が採られている。駆動源がサーボモータの場合においても、同様な安全対策が採られている。
生産機械または産業機械に採用されているサーボモータ、すなわち3相交流電流によって駆動されるサーボモータには、従来周知のように、モータ内部に設けられているU相、V相、W相からなる3個の固定子巻線、それらに電圧を与える3個の端子、回転位置を検出するエンコーダ等が設けられている。U相、V相、W相のそれぞれの固定子巻線に所定の電圧をかけると磁界が生じて、永久磁石からなるサーボモータの回転子にトルクが与えられる。従って、エンコーダから検出された回転位置に応じて、U、V、W相に与える電圧の向きと、電圧をかける時間長を制御すると、任意の方向に任意のトルクで回転駆動することができる。このような電圧は、従来周知のインバータ回路で生成されるが、このインバータ回路は制御部からの信号で制御されている。特許文献1には、このようなサーボモータを停止する方法が示されている。
特開平8−191591号公報
特許文献1に記載のサーボモータの停止方法は、回転駆動するサーボモータを停止する場合、まず回転方向と逆方向に回転するように逆転トルクが生じるようにU、V、W相に電圧をかける。次いで、回転速度が所定の速度以下になったら、U、V、W相に所定の方向に直流電圧をかけて直流励磁させて、サーボモータを停止するようになっている。
特許文献1に記載のサーボモータの停止方法によると、最初に逆転トルクを生じさせるので、サーボモータを急速に減速させることができ、また所定の速度以下の回転速度になったら、直流励磁させて完全に停止させるので、短時間でサーボモータを停止させることはできる効果は認められる。しかしながら、生産機械等の安全対策として、サーボモータを停止させた状態に保持しておく場合に適用するには問題がある。例えば、サーボモータが停止した後に、U、V、W相にかけていた直流電圧を切ると、サーボモータには一切のトルクがかからない状態になる。そうすると、サーボモータ自体にブレーキがかからず、サーボモータに連結されている機械部材の自重による落下を防ぐことができない。一方、サーボモータの停止後に、U、V、W相に直流電圧をかけ続けると、サーボモータを停止させた状態で保持することはできるが、電力消費が大きくエネルギーの無駄であるし、固定子巻線に長時間電流が流れて大量の熱が発生して、断線等の原因にもなる。
さらには、特許文献1に記載のサーボモータの停止方法には、サーボモータが停止した後であっても、サーボモータへの電力供給が継続されサーボモータが制御部からの信号で制御され続けている点に問題がある。サーボモータへの電力供給が遮断されていないと、制御部が異常な信号を発すると、サーボモータが駆動されてしまう。
制御部は、CPUやメモリ等からなるハードウエアと、各種の指令を組み合わせたプログラム、すなわちソフトウエアとから構成されている。ハードウエアは、近年信頼性が向上してきてはいるが、故障しないという保証はなく、電磁波等のノイズを拾って誤動作、すなわち暴走する恐れもある。ソフトウエアについても、開発時に十分にテストされて品質が確保されているとしても、近年の生産機械の高性能化に伴い、高度で複雑なプログラムが組まれていることが多いので、潜在的なソフトウエアバグが混入している可能性を完全には排除できない。このようなハードウエアあるいはソフトウエアの異常によって、制御部から異常な信号が発せられることがあり、サーボモータの停止は保証されているとはいえず、したがって作業者の安全が保証されているとはいえない。
本発明は、上記したような従来の問題点あるいは課題を解決した、工作機械あるいは生産機械に適用されるサーボモータの停止方法およびサーボモータの停止装置を提供することを目的とし、具体的には生産機械等に設けられている例えば可動防護ガードが開かれたり、あるいはセンサーによって生産機械がメンテナンス中であることが検出されたら、無駄な電力を消費することもなく、確実にサーボモータを停止した状態で保持でき、制御部の暴走等でサーボモータが誤動作することもない、サーボモータの停止方法およびサーボモータの停止装置を提供することを目的としている。
本発明は、上記目的を達成するために、実施の形態に即していえば、可動防護ガードが開になった信号によりコモンから切り離されると、サーボモータを制御している制御回路をパスして、該サーボモータへのエネルギの供給を遮断すると共に、前記サーボモータを回生制動がかかる状態にするように構成される。さらに具体的には、サーボモータに3相交流電流を供給するインバータ回路を構成する各アーム回路の上下アーム回路を作動するゲートドライブ回路のうち、上アーム回路を作動する第1のゲートドライブ回路群、または下アーム回路を作動する第2のゲートドライブ回路群の、一方のゲートドライブ群を作動不能にすると、他方のゲートドライブ回路群は、制御部を介することなく直接作動して、サーボモータのU、V、W相の各相が短絡状態になって、サーボモータは回生制動がかかる状態になるように構成される。
すなわち、請求項1に記載の発明は、第1〜3のアーム回路からなるインバータ回路と、各アーム回路を構成する上アーム回路と下アーム回路毎に対応して設けられている6個のゲートドライブ回路と、前記6個のゲートドライブ回路に個別にゲート信号を発信する制御回路とを備え、前記制御回路から所定のゲート信号出力すると、前記インバータ回路で3相交流電流が生成され、それによって駆動されるようになっているサーボモータにおいて、該サーボモータを停止する方法であって、前記6個のゲートドライブ回路は、前記第1〜3のアーム回路の上アーム回路に対応する第1のゲートドライブ回路群と、前記第1〜3のアーム回路の下アーム回路に対応する第2のゲートドライブ回路群とに分けられ、前記第1、2のゲートドライブ回路群のいずれか一方のゲートドライブ回路群はコモンに、他方のゲートドライブ回路群は、前記コモンにスイッチを介して遮断可能に接続されているコモン支線に、ぞれぞれ接続されて所定の電位の電圧が供給されるようになっており、前記制御回路は、制御部と、該制御部に接続されている所定の論理素子からなる論理回路とから構成され、前記論理回路からそれぞれの前記ゲートドライブ回路にゲート信号ラインが接続されており、前記制御部において制御信号を出力すると、前記論理回路で変換されて作動を意味する0Vのゲート信号が前記ゲート信号ラインに乗って、対応するゲートドライブ回路が作動して、前記インバータ回路の対応する上下アーム回路が作動するようになっており、前記コモン支線からは、前記コモン支線の分岐線が、所定の論理素子を介して、前記論理回路内の前記一方のゲートドライブ回路群に対応する論理素子に接続されており、前記スイッチを作動して前記コモン支線を前記コモンから切り離して前記コモン支線の電位を0Vにすると、前記他方のゲートドライブ回路群は作動不能になり、そして前記分岐線からの信号によって前記一方のゲートドライブ回路群に対応する前記ゲート信号ラインに0Vのゲート信号が乗って、前記一方のゲートドライブ回路群が作動して、それによって前記サーボモータのU相、V相、W相の各相が短絡状態になり、前記サーボモータは回生制動がかかる状態になるように構成される。そして、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のサーボモータの停止方法において、前記コモンの切り離しは、生産機械または産業機械に設けられている可動防護ガードの開状態の検出に連動して行われるように構成される。
請求項3に記載の発明は、サーボモータに3相交流電流を供給するインバータ回路と、前記インバータ回路を構成する第1〜3のアーム回路の各々の上アーム回路と下アーム回路に対応して設けられ、上下アーム回路を作動する6個のゲートドライブ回路と、前記6個のゲートドライブ回路のそれぞれにゲート信号を出力する制御回路と、所定の電位のコモンと、前記コモンとスイッチを介して遮断可能に接続されているコモン支線と、から構成され、前記6個のゲートドライブ回路のうち、前記第1〜3のアーム回路の上アーム回路に対応する第1のゲートドライブ回路群と、前記第1〜3のアーム回路の下アーム回路に対応する第2のゲートドライブ回路群のうち、いずれか一方のゲートドライブ回路群は前記コモンに他方のゲートドライブ回路群は前記コモン支線にそれぞれ接続されており、前記制御回路は、制御部と、該制御部に接続されている所定の論理素子からなる論理回路とから構成され、前記論理回路からそれぞれの前記ゲートドライブ回路にゲート信号ラインが接続されており、前記制御部において制御信号が出力されると、前記論理回路で変換されて作動を意味する0Vのゲート信号が前記ゲート信号ラインに乗って、対応するゲートドライブ回路が作動して、前記インバータ回路の対応する上下アーム回路が作動するようになっており、前記コモン支線からは、所定の論理素子を介して、前記コモン支線の分岐線が前記論理回路内の前記一方のゲートドライブ回路群に対応する論理素子に接続されており、前記スイッチが切断され、前記コモンと前記コモン支線が遮断されると、前記コモン支線の電位が0Vになって、前記他方のゲートドライブ回路群作動不能になると共に、前記分岐線からの信号によって前記一方のゲートドライブ回路群に対応する前記ゲート信号ラインに0Vのゲート信号が乗って、前記一方のゲートドライブ回路群が作動して、それによって前記サーボモータのU相、V相、W相の各相が短絡状態になり、前記サーボモータは回生制動がかかる状態になるように構成される。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のサーボモータの停止装置において、前記サーボモータは、生産機械、産業機械等に設けられているサーボモータであるように、そして請求項5に記載の発明は、請求項3または4に記載のサーボモータの停止装置において、前記スイッチは生産機械または産業機械に設けられている可動防護ガードの開状態を検出して切断されるように構成される。
以上のように、本発明によると、インバータ回路を構成する各アーム回路の上下アーム回路を作動するゲートドライブ回路のうち、上アーム回路を作動する第1のゲートドライブ回路群、または下アーム回路を作動する第2のゲートドライブ回路群の、一方のゲートドライブ群を作動不能にするので、サーボモータのU、V、W相にはプラス側電圧、もしくはマイナス側電圧がかけられることはなく、さらに、他方のゲートドライブ回路群は、制御部を介することなく作動するので、上アーム回路または下アーム回路が同時に作動して、サーボモータのU、V、W相が短絡されて、サーボモータを回生制動がかかる状態にすることができる。従って、サーボモータを停止させるために、無駄な電力を消費することがなく、CPU等の制御部の暴走による誤動作の恐れもない。さらに、他の発明によると、生産機械の可動防護ガードの開状態を検出して、サーボモータを停止するので、生産機械のメンテナンス中であっても、作業者の安全を保証することができるという、本発明に特有の効果が得られる。
以下、本発明の実施形態を説明する。本発明の実施の形態に係るサーボモータの停止装置1は、従来周知のサーボモータを制御・駆動する装置に組み込まれているので、その構成の大部分は従来周知のサーボモータを制御・駆動する装置と同様に構成されている。すなわち、サーボモータの停止装置1は、図1に示されているように、サーボモータ2に電圧をかけるインバータ回路3、インバータ回路3を作動するドライブ回路4、ドライブ回路4を制御する制御回路5、サーボモータ2に関連して設けられ、回転位置を検出して制御回路5に送信するエンコーダ6、サーボモータ2を駆動可能にしたり駆動不可能にするシーケンサ7等から構成されている。
従来周知のように、サーボモータ2は図には示されてはいないが、U相、V相、W相の3相からなる3個の固定子巻線の一端が互いにスター結線され、それぞれの相の他端の3個の端子はモータの外部に設けられている。したがって、U、V、W相にかける電圧の向きや時間を制御すると、任意の向きに任意のトルクで回転子を回転駆動することができる。
インバータ回路3も、三相電圧制御型インバータ回路として従来周知であり、3個のアーム回路、すなわち、U相、V相、W相のそれぞれに対応する第1〜3のアーム回路U、V、Wから構成されている。各アーム回路U、V、Wは、それぞれプラスの電圧をかける上アーム回路と、マイナスの電圧をかける下アーム回路とから構成されている。すなわち、インバータ回路3は、第1〜3の上アーム回路U+、V+、W+と、第1〜3の下アーム回路U−、V−、W−とから構成されている。
第1〜3の上下アーム回路U+、U−、…は、それぞれ1個の絶縁ゲートバイポーラ・トランジスタ、すなわちIGBTからなるトランジスタQ1、Q2、…と、1個のダイオードD1、D2、…とから構成され、ダイオードD1、D2、…は、それぞれトランジスタQ1、Q2、…のエミッタからコレクタの向きに電流を流すように、トランジスタQ1、Q2、…と並列逆向きに接続されている。このような上下アーム回路のうち、第1〜3の上アーム回路U+、V+、W+は、トランジスタQ1、Q3、Q5のコレクタがそれぞれ300Vの直流駆動電源のプラス側に接続され、エミッタがそれぞれサーボモータ2のU、V、W相の端子に接続されている。同様に、第1〜3の下アーム回路U−、V−、W−は、図2にも示されているように、トランジスタQ2、Q4、Q6のコレクタがそれぞれサーボモータ2のU、V、W相の端子に接続され、エミッタがそれぞれ300Vの直流駆動電源のマイナス側に接続されている。従って、上アーム回路U+、V+、W+のトランジスタQ1、Q3、Q5のゲートに電圧をかけると、トランジスタQ1、Q3、Q5のコレクタ・エミッタ間が導通状態になり、サーボモータの対応する相にプラス電圧がかけられ、下アーム回路U−、V−、W−のトランジスタQ2、Q4、Q6のゲートに電圧をかけると、トランジスタQ2、Q4、Q6のコレクタ・エミッタ間が導通状態になり、サーボモータの対応する相にマイナス電圧がかけられる。なお、ダイオードD1、D2、…は、フライホイールダイオードであり、サーボモータ2の停止時等に瞬間的に発生する逆起電力によってトランジスタQ1、Q2、…が破壊されないように設けられているが、後で詳しく説明するように、サーボモータ2を回生制動によって停止させるときに、回路を短絡状態にして電流をエミッタからコレクタ側に逃がす役割も果たす。
ドライブ回路4も従来周知で、インバータ回路3と制御回路5をフォトカプラで電気的に絶縁して制御回路5を駆動電源の電圧から保護すると共に、制御回路5からのゲート信号を受けて、インバータ回路3の第1〜3の上下アーム回路U+、U−、…のトランジスタQ1、Q2、…のゲートに電圧をかけてインバータ回路3を駆動する回路である。このようなドライブ回路4は、第1〜3の上下アーム回路U+、U−、…に対応する6個の第1〜6のゲートドライブ回路GD1、GD2、…から構成されている。
第1〜6のゲートドライブ回路GD1、GD2、…は、いずれも1個のフォトカプラP1、P2、…、1個のアンプA1、A2、…等から構成され、フォトカプラP1、P2、…内のフォトトランジスタと発光ダイオードのうち、フォトトランジスタがインバータ回路3側に、発光ダイオードが制御回路5側に接続されている。より詳しく説明すると、フォトトランジスタのエミッタが、それぞれのアンプA1、A2、…を介して、インバータ回路3の各上下アーム回路U+、U−、…のトランジスタQ1、Q2、…のゲートにそれぞれ接続されており、発光ダイオードのアノード側信号ラインS01、S02、…は、プラスコモンCOM、すなわち電位が+5Vのコモンに接続され、カソード側信号ライン、すなわちゲート信号ラインS11、S12、…は、制御回路5に接続されている。従って、ゲート信号ラインS11、S12、…に作動を意味する0Vのゲート信号が乗せられると、フォトカプラP1、P2、…が作動して、アンプA1、A2、…で増幅された電圧によって、各上下アーム回路U+、U−、…が作動することになる。
このようなゲートドライブ回路GD1、GD2、…は、第1〜3の上アーム回路U+、V+、W+に対応する第1のゲートドライブ回路群GD1、GD3、GD5と、第1〜3の下アーム回路U−、V−、W−に対応する第2のゲートドライブ回路群GD2、GD4、GD6とに分けられる。前記した説明では、全てのゲートドライブ回路GD1、GD2、…のフォトカプラP1、P2、…の発光ダイオードのアノード側信号ラインS01、S02、…は、プラスコモンCOMに接続されているように説明したが、正確には第1のゲートドライブ回路群GD1、GD3、GD5に属する信号ラインS01、S03、S05は、プラスコモンCOMのコモン支線COM1に接続されている。
制御回路5は、ゲート信号をドライブ回路4に出力する回路であり、CPU、メモリ等から構成されている従来周知の制御部11、論理素子からなる論理回路等から構成されている。制御部11は、所定の運転条件に従って、エンコーダ6で検出される回転位置に応じて、制御信号を発する。短い時間幅でかつ時間幅が可変のパルスで制御信号を与えて、サーボモータのトルクを制御する、いわゆるPWM制御の制御信号も、制御部11で生成される。第1〜3のアーム回路U+、U−、…を制御する制御信号は、制御部11に接続されている信号ラインS21、S22、…により送信される。
論理回路は、制御部11から発信される制御信号を、ドライブ回路4を作動するゲート信号に変換する回路である。3本の信号ラインS21、S23、S25は、電圧を反転する論理素子、すなわちインバータ素子IN1、IN3、IN5を介して、第1のゲートドライブ回路群GD1、GD3、GD5のゲート信号ラインS11、S13、S15に接続されている。他の3本の信号ラインS22、S24、S26も、本実施の形態に係るサーボモータの停止装置1に特有の回路も含まれてはいるが、インバータ素子IN2、IN4、IN6を介して、第2のゲートドライブ回路群GD2、GD4、GD6のゲート信号ラインS12、S14、S16に接続されている。いずれのゲート信号ラインS11、S12,…もインバータ素子IN1、IN2、…を介して接続されているのは、本実施の形態に係る装置の制御系の回路が、+5Vの電位のプラスコモンで構成されているからであり、制御部11から発信されている、0Vが停止で+5Vが作動を意味する制御信号を、+5Vが停止で0Vが作動を意味する制御信号すなわちゲート信号に変換するためである。
論理回路には、前記したようにサーボモータの停止装置1に特有の回路が設けられている。すなわち、信号ラインS22、S24、S26は、それぞれ、後で説明する分岐信号ラインS52、S52、S52と共に、論理和素子OR2、OR4、OR6で論理和が取られて、それぞれの出力がインバータ素子IN2、IN4、IN6を介して、ゲート信号ラインS12、S14、S16に接続されている。従って、分岐信号ラインS52、S52、S52に作動を意味する+5Vの電位の制御信号が乗ると、ゲート信号ラインS12、S14、S16に作動を意味する0Vの電位のゲート信号が乗る。そうすると、第2のゲートドライブ回路群GD2、GD4、GD6が作動して、第1〜3の下アーム回路U−、V−、W−が同時に作動状態になる。
信号ラインS51は、プラスコモンCOMのコモン支線COM1の分岐線であり、途中にインバータ素子IN11が設けられている。プラスコモンCOMとコモン支線COM1が接続されている状態では、コモン支線COM1の電位も+5Vになっているので、インバータ素子IN11で反転されて、信号ラインS51の電位は0Vになっている。しかし、後で説明するように、第1のリレーAX1がOFFされると、プラスコモンCOMとコモン支線COM1は遮断されて、コモン支線COM1の電位は0Vになり、インバータ素子IN1で反転されて、信号ラインS51の電位は+5Vになる。このような信号ラインS51は、前記した分岐信号ラインS52、S52、…と、分岐信号ラインS53、S54に分岐している。分岐信号ラインS53は制御部11に接続されて、コモン支線COM1の電位の状態が監視され、分岐信号ラインS54は、フォトカプラP11に接続されている。フォトカプラ11を詳しく説明すると、内部の発光ダイオードのアノード側は電位が+5VのプラスコモンCOMに、カソード側は分岐信号ラインS54に接続されている。そして、フォトカプラ11内のフォトトランジスタのコレクタが第2のリレーAX2に、エミッタが接地されている。フォトカプラ11が作動していないと、すなわち、分岐信号ラインS54の電位が+5Vであると、第2のリレーAX2はOFFされているが、分岐信号ラインS54の電位が0VになるとフォトカプラP11が作動して、第2のリレーAX2がONされるようになっている。
シーケンサ7は、可動防護ガード12が閉じられているときのみ、サーボモータ2を駆動可能にし、可動防護ガード12が開かれているときには、サーボモータ2を駆動不可能にして、作業者の安全を確保する装置である。シーケンサ7には、可動防護ガード12に設けられているセンサ13、13、…が、信号ラインS61、S61、…を介して接続されて、ドアの開閉状態が通知されるようになっている。また、ガードロック15を操作する信号ラインS62も接続されて、可動防護ガード12を施錠したり解錠できるようになっている。そして、シーケンサ7からは、内部のインバータ素子IN12を介して、信号ラインS63によって第1のリレーAX1が接続され、リレーをON/OFFできるようになっている。プラスコモンCOMとコモン支線COM1は、第1のリレーAX1のA接点に接続されており、シーケンサ7から信号ラインS63を介して第1のリレーAX1がOFFされると、前記したようにプラスコモンCOMとコモン支線COM1は遮断される。コモン支線COM1は抵抗を介して接地されているので、コモン支線COM1の電位は、わずかな時間だけ遅れて0Vになる。
シーケンサ7には内部のインバータ素子IN13を介して信号ラインS64も接続されており、この信号ラインS64は、第2のリレーAX2のB接点に接続されている。したがって、リレーの動作状態から、後で説明するように、プラスコモンCOMとコモン支線COM1の接続状態を検出できる。さらに、制御部11とシーケンサ7は、信号ラインS65で接続されており、制御部11で動作するソフトウエアから、サーボモータ2の動作・停止状態がシーケンサ7に直接通知されるようになっている。
次に、本実施の形態に係るサーボモータの停止装置1の作用について説明する。はじめに、サーボモータ2を駆動可能な状態にする場合を説明する。オペレータは、可動防護ガード12を閉めて、所定の操作を行う。そうすると、シーケンサ7は、センサ13、13、…によって可動防護ガード12が閉状態になっていることを確認して、ガードロック15を操作して施錠する。その後、シーケンサ7は、第1のリレーAX1をONにする。第1のリレーAX1がONになると、プラスコモンCOMとコモン支線COM1は接続されるので、第1のゲートドライブ群GD1、GD3、GD5に制御電圧の5Vが供給される。これにより、全てのゲートドライブ回路GD1、GD2、…がプラスコモンCOMに接続された状態になる。信号ラインS51の電位は、コモン支線COM1の電位+5Vがインバータ素子IN11で反転されて、0Vになっており、分岐信号ラインS53を経由して制御部11にサーボモータ2が駆動可能になったことを通知する。また、分岐信号ラインS54の電位も0Vであるので、フォトカプラP11が作動して、第2のリレーAX2がONし、信号ラインS64を介してシーケンサ7は、サーボモータ2が駆動可能になっていることを検知する。制御部11は、設定された運転条件に従って制御信号を発信し、サーボモータ2は制御信号に基づいて駆動される。
次に、サーボモータ2を駆動可能な状態から、駆動不可能な状態にする場合を説明する。サーボモータ2が駆動可能な状態では、可動防護ガード12は閉じられて、第1、2のリレーAX1、AX2は共にONされている。オペレータは、所定の操作を行って、サーボモータ2を停止する停止コマンドを与える。そうすると、サーボモータ2は、制御部11から発信される制御信号に従って制御されながら減速されて停止する。制御部11で動作するソフトウエアは、サーボモータ2が停止されたことを確認して、信号ラインS65を介してシーケンサ7に通知する。そうすると、シーケンサ7はガードロック15を解錠する。オペレータは可動防護ガード12を開くことが可能になる。可動防護ガード12が開かれると、シーケンサ7には、センサ13、13、…によって可動防護ガード12が開状態になったことが通知される。そうすると、シーケンサ7は、第1のリレーAX1をOFFする。第1のリレーAX1がOFFされると、コモン支線COM1は、プラスコモンCOMから遮断されて、電位が0Vになる。そうすると、第1のゲートドライブ回路群GD1、GD3、GD5は、ゲート信号ラインS11、S13、S15からゲート信号が与えられても作動せず、第1〜3の上アーム回路U+、V+、W+は作動しなくなる。すなわち、サーボモータ2にはプラス側の駆動電圧はかけられなくなり、エネルギーが遮断される。
コモン支線COM1の電位が0Vになると、信号ラインS51の電位は+5Vになり、分岐信号ラインS52、S52、S52の電位は作動を意味する+5Vになる。そうすると、論理和素子OR2、OR4、OR6と、インバータ素子IN2、IN4、IN6を経由してゲート信号が出力されて、第2のゲートドライブ回路群GD2、GD4、GD6が作動する。第1〜3の下アーム回路U−、V−、W−が同時に作動して、サーボモータ2のU、V、W相は全てマイナス側の直流駆動電源に接続される。
マイナス側の直流駆動電源は、共通しているので、サーボモータ2のU、V、W相は、図2に示されているように、下アーム回路U−、V−、W−を介して互いに結線された状態になる。トランジスタQ2、Q4、Q6は全てONされているので、トランジスタQ2、Q4、Q6のコレクタ側からエミッタ側にはほとんど抵抗無く電流を流すことができ、また、ダイオードD2、D4、D6の働きにより、エミッタ側からコレクタ側へも自由に電流を流すことができる。従って、下アーム回路U−、V−、W−は、任意の方向に電流すことができるので、サーボモータ2のU、V、W相は、抵抗の小さい閉回路で互いに短絡されることになる。サーボモータ2に連結されている機械部材等が自重により落下しようとすると、サーボモータ2の回転子は回転し始めるが、回転子を構成する永久磁石によって、サーボモータ2のU相、V相、W相の固定子巻線に起電力が生じる。生じた起電力と小さい抵抗によって、電流が瞬間的に流れる。図2にはそのような電流が点線の矢印で示されている。U相、V相、W相の各固定子巻線には、そのような電流Y1、Y2、Y3によって、磁力が生じて、固定子の永久磁石と反発して、回転を止めようとする力が生じる。閉回路の抵抗値は十分に小さいので、抵抗による電力の損失は小さく、効率良くサーボモータ2は回生制動される。従って、サーボモータ2は回転し難く、作業者の安全が確保される。
制御部11には、分岐信号ラインS53を介して、プラスコモンCOMとコモン支線COM1とが遮断されたことが通知される。さらに、分岐信号ラインS54の電位も+5Vになって、フォトカプラP11が作動できないので、第2のリレーAX2がOFFになる。シーケンサ7は第2のリレーAX2のB接点信号を受信して、作業者の安全が確保されていることを確認する。
第1のリレーAX1や第2のリレーAX2が、例えば溶着してしまうと、可動防護ガード12を閉じ、センサ13、13、…から閉状態が検出されても、シーケンサ7において起動条件が揃わなくなるので、サーボモータ2を起動状態にすることができなくなる。従って、第1のリレーAX1、AX2に故障が発生しても、作業者の安全は確保される。
本発明のサーボモータの停止装置は、上記実施の形態に限定されることなく色々な形で実施できる。例えば、本実施の形態のサーボモータの停止装置は、可動防護ガードの開状態を検出して、サーボモータを駆動不可能にするようになっているが、他の状態を検出するようにしても良い。例えば、生産機械の周囲に立ち入り禁止エリアを設けて、侵入検出用の赤外線センサによって、作業者が立ち入り禁止エリア内に入ったことを検出したら、サーボモータを駆動不可能にするように実施することもできる。
また、モータのエネルギーを遮断するとき、本実施の形態では第1〜3の上アーム回路が作動しないように、第1のゲートドライブ回路群GD1、GD3、GD5をプラスコモンから遮断するようになっているが、第1〜3の下アーム回路が作動しないように、第2のゲートドライブ回路群GD2、GD4、GD6をプラスコモンから遮断するように実施することもできる。この場合は、サーボモータを回生制動するために、同時に第1〜3の上アーム回路を全て作動させる。さらには、本実施の形態に係るサーボモータの停止装置においては、制御系の回路はプラスコモンで構成されているが、コモンをマイナス電位のマイナスコモンで実施できることは明らかである。
生産機械や産業機械に限定されることなく、他の機械に設けられている、サーボモータの停止装置にも適用可能である。
本実施の形態に係るサーボモータの停止装置の回路図である。 本実施の形態に係るサーボモータの停止装置によって、サーボモータを回生制動している様子を模式的に示す動作説明図である。
符号の説明
1 サーボモータの停止装置 2 サーボモータ
3 インバータ回路 4 ドライブ回路
5 制御回路 7 シーケンサ
11 制御部 12 可動防護ガード
13 センサ 15 ガードロック
GD1、GD2、GD3、GD4、GD5、GD6 ゲートドライブ回路
AX1、AX2 リレー

Claims (5)

  1. 第1〜3のアーム回路からなるインバータ回路と、各アーム回路を構成する上アーム回路と下アーム回路毎に対応して設けられている6個のゲートドライブ回路と、前記6個のゲートドライブ回路に個別にゲート信号を発信する制御回路とを備え、前記制御回路から所定のゲート信号出力すると、前記インバータ回路で3相交流電流が生成され、それによって駆動されるようになっているサーボモータにおいて、該サーボモータを停止する方法であって、
    前記6個のゲートドライブ回路は、前記第1〜3のアーム回路の上アーム回路に対応する第1のゲートドライブ回路群と、前記第1〜3のアーム回路の下アーム回路に対応する第2のゲートドライブ回路群とに分けられ、
    前記第1、2のゲートドライブ回路群のいずれか一方のゲートドライブ回路群はコモンに、他方のゲートドライブ回路群は、前記コモンにスイッチを介して遮断可能に接続されているコモン支線に、ぞれぞれ接続されて所定の電位の電圧が供給されるようになっており、
    前記制御回路は、制御部と、該制御部に接続されている所定の論理素子からなる論理回路とから構成され、前記論理回路からそれぞれの前記ゲートドライブ回路にゲート信号ラインが接続されており、前記制御部において制御信号を出力すると、前記論理回路で変換されて作動を意味する0Vのゲート信号が前記ゲート信号ラインに乗って、対応するゲートドライブ回路が作動して、前記インバータ回路の対応する上下アーム回路が作動するようになっており、
    前記コモン支線からは、前記コモン支線の分岐線が、所定の論理素子を介して、前記論理回路内の前記一方のゲートドライブ回路群に対応する論理素子に接続されており、
    前記スイッチを作動して前記コモン支線を前記コモンから切り離して前記コモン支線の電位を0Vにすると、前記他方のゲートドライブ回路群は作動不能になり、そして前記分岐線からの信号によって前記一方のゲートドライブ回路群に対応する前記ゲート信号ラインに0Vのゲート信号が乗って、前記一方のゲートドライブ回路群が作動して、それによって前記サーボモータのU相、V相、W相の各相が短絡状態になり、前記サーボモータは回生制動がかかる状態になることを特徴とする、サーボモータの停止方法。
  2. 請求項1に記載のサーボモータの停止方法において、前記コモンの切り離しは、生産機械または産業機械に設けられている可動防護ガードの開状態の検出に連動して行われることを特徴とする、サーボモータの停止方法。
  3. サーボモータに3相交流電流を供給するインバータ回路と、
    前記インバータ回路を構成する第1〜3のアーム回路の各々の上アーム回路と下アーム回路に対応して設けられ、上下アーム回路を作動する6個のゲートドライブ回路と、
    前記6個のゲートドライブ回路のそれぞれにゲート信号を出力する制御回路と、
    所定の電位のコモンと、前記コモンとスイッチを介して遮断可能に接続されているコモン支線と、から構成され、
    前記6個のゲートドライブ回路のうち、前記第1〜3のアーム回路の上アーム回路に対応する第1のゲートドライブ回路群と、前記第1〜3のアーム回路の下アーム回路に対応する第2のゲートドライブ回路群のうち、いずれか一方のゲートドライブ回路群は前記コモンに他方のゲートドライブ回路群は前記コモン支線にそれぞれ接続されており、
    前記制御回路は、制御部と、該制御部に接続されている所定の論理素子からなる論理回路とから構成され、前記論理回路からそれぞれの前記ゲートドライブ回路にゲート信号ラインが接続されており、前記制御部において制御信号が出力されると、前記論理回路で変換されて作動を意味する0Vのゲート信号が前記ゲート信号ラインに乗って、対応するゲートドライブ回路が作動して、前記インバータ回路の対応する上下アーム回路が作動するようになっており、
    前記コモン支線からは、所定の論理素子を介して、前記コモン支線の分岐線が前記論理回路内の前記一方のゲートドライブ回路群に対応する論理素子に接続されており、
    前記スイッチが切断され、前記コモンと前記コモン支線が遮断されると、前記コモン支線の電位が0Vになって、前記他方のゲートドライブ回路群作動不能になると共に、前記分岐線からの信号によって前記一方のゲートドライブ回路群に対応する前記ゲート信号ラインに0Vのゲート信号が乗って、前記一方のゲートドライブ回路群が作動して、それによって前記サーボモータのU相、V相、W相の各相が短絡状態になり、前記サーボモータは回生制動がかかる状態になることを特徴とする、サーボモータの停止装置。
  4. 請求項3に記載のサーボモータの停止装置において、前記サーボモータは、生産機械、産業機械等に設けられているサーボモータであることを特徴とする、サーボモータの停止装置。
  5. 請求項3または4に記載のサーボモータの停止装置において、前記スイッチは生産機械または産業機械に設けられている可動防護ガードの開状態を検出して、切断されることを特徴とする、サーボモータの停止装置。
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