JP2012158318A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】モータ駆動回路のMOS−FETの保護手段が異常となっても、モータ駆動回路のMOS−FETの動作を確実に停止できる電動パワーステアリング装置を提供する。
【解決手段】モータ駆動中にトランジスタ31の出力の短絡故障が検出されると、マイコン5はイネーブル信号ENBをオフし、FET20がオフ状態となることによって、モータ駆動回路7のMOS−FET(U2)のゲートがプリドライバ6のモータ駆動信号から遮断される。同時に、MOS−FET(U2)のゲート電荷は抵抗32,30,トランジスタ31のコレクタ−エミッタを通して放電されることによってゲート電圧が低下し、MOS−FET(U2)を短時間でオフできる
【選択図】図2

Description

本発明は、電動パワーステアリング装置に関するものである。
一般に電動パワーステアリング装置は、ECUに設けられたマイコンの制御に基づいて、モータを駆動するインバータ(モータ駆動回路)の駆動制御を行うためのプリドライバに電源を供給する電源供給制御手段を備えている。この電源供給制御手段は、プリドライバの故障時にモータ駆動回路の上下のスイッチング素子(例えば、MOS−FET等)に貫通電流が流れるのを防止するために、プリドライバに供給される電源を遮断するものであり、モータへの駆動電流の供給を停止するフェールセーフ機能を有している。(例えば、特許文献1参照)
特開2001−86790号公報
例えば、図3に示すように従来、モータ駆動回路の貫通電流の対策として、モータ駆動回路40の下側のMOS−FET(U12)をオフするために、プリドライバ41への供給電源を遮断し、さらに、このMOS−FET(U12)のゲート電荷を瞬時に放電させるためにMOS−FET(U12)の保護手段42を設けている。ところが、モータ駆動中に、この保護手段42のトランジスタ43に短絡故障が発生した場合、モータ駆動回路40の動作を即座に停止する必要があるが、このトランジスタ43に大電流が流れ焼損し、モータ駆動回路40の動作を即座に停止できなくなるおそれがある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、モータ駆動回路のMOS−FETの保護手段が異常になっても、モータ駆動回路のMOS−FETの動作を確実に停止できる電動パワーステアリング装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、車両のステアリング機構に与える操舵補助力を発生させるモータと、複数のスイッチング素子を含み、前記モータに駆動電流を供給するモータ駆動回路と、モータ制御信号を生成するマイコンと、前記マイコンから入力されたモータ制御信号に基づいて、前記モータ駆動回路へモータ駆動信号を出力するプリドライバと、を備えた電動パワーステアリング装置において、前記マイコンが前記モータ駆動回路のスイッチング素子をオフするための保護手段の異常を検出すると、前記マイコンは前記モータ駆動回路から前記モータ駆動信号を遮断することを要旨とする。
上記構成によれば、インバータの下側のMOS−FETをオフするために設けられた保護回路のトランジスタが短絡故障したことをマイコンが検出したときに、マイコンはプリドライバから出力されるモータ駆動信号をモータ駆動回路から瞬時に遮断し、MOS−FETのゲート電圧をこの保護回路を通して低下させる。これにより、モータ駆動回路のMOS−FETは速やかにオフし、さらに、保護回路のトランジスタに流れる電流は抵抗により制限されるので、このトランジスタは過熱による焼損から保護される。
請求項2に記載の発明は、前記プリドライバの出力段に設けたスイッチング素子をオフすることにより前記モータ駆動信号を遮断することを要旨とする。
上記構成によれば、マイコンはプリドライバの出力段に設けられたMOS−FETをオフすることにより、プリドライバから出力されるモータ駆動信号をモータ駆動回路から瞬時に遮断し、インバータのMOS−FETのゲート電圧をこの保護回路を通して低下させる。
モータ駆動回路のMOS−FETの保護手段の異常を検出したとき、モータ駆動信号をモータ駆動回路から遮断し、モータ駆動回路のMOS−FETを短時間で確実にオフできる電動パワーステアリング装置を提供できる。
本発明の実施形態に係るモータ制御回路のブロック図。 本発明の実施形態に係るモータ制御回路の回路図。 従来のモータ制御回路の回路図。
以下、本発明の実施形態について、図に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング装置に用いられるモータ制御回路のブロック図である。
図1に示すように、電動パワーステアリング装置1は、車両の操舵系にアシスト力を付与する駆動源としてのモータ2と、該モータ2を制御するECU3を備えている。ECU3には、モータ制御信号を出力するマイコン5と、モータ制御信号に基づいてモータ2に駆動電力を供給するプリドライバ6およびモータ駆動回路7が設けられている。
ECU3には、トルクセンサ(図示せず)、および車速センサ(図示せず)が接続されており、マイコン5は、入力された操舵トルクτおよび車速Vに基づいて操舵系に付与するアシスト力、すなわちモータ2が発生するアシストトルクを決定する。
また、ECU3には、モータ2に通電する各相電流値を検出するための電流センサ11u,11v,11wおよびモータ2の回転角度(モータ回転角)θを検出するための回転角センサ4が接続されており、マイコン5は、これら各センサにより検出された各相電流検出値Iu,Iv,Iwおよびモータ回転角θに基づいて、モータ2が発生するアシストトルクを決定し、モータ制御信号を出力する。
なお、本実施形態のモータ2はブラシレスモータであり、ECU3は、モータ制御信号に基づいて3相(U,V,W)の駆動電力をモータ2に供給する。プリドライバ6はマイコン5から出力されるモータ制御信号に基づいてPWM信号である各相のモータ駆動信号を生成し、モータ駆動回路7に含まれる6個のスイッチング素子(例えば、MOS−FET等)のゲート端子にそれぞれ供給する。モータ駆動回路7は、モータ2の相数に対応する複数(2×3個)のMOS−FET(U1,U2,V1,V2,W1,W2)により構成されており、具体的にはMOS−FET(U1),(U2)の直列回路、MOS−FET(V1),(V2)の直列回路、およびMOS−FET(W1),(W2)の直列回路を並列接続することにより構成されている。
そして、MOS−FET(U1),(U2)の接続点12uはモータ2のU相巻線に接続され、MOS−FET(V1),(V2)の接続点12vはモータ2のV相巻線に接続され、MOS−FET(W1),(W2)の接続点12wはモータ2のW相巻線に接続されている。そして、上記プリドライバ6から出力される各相のPWM信号に応答して各MOS−FET(U1,U2,V1,V2,W1,W2)がオン/オフすることにより、バッテリ10から供給される直流電圧(電源)PIG(例えば、12V)が3相の駆動電力に変換されモータ2に供給される。
次に、本実施形態の電動パワーステアリング装置におけるモータ制御回路の回路図について図2を用いて説明する。
図2はモータ2に駆動電力を供給する3相(U,V,W)の駆動回路の内、U相のモータ制御回路について示している。
図2に示すモータ駆動回路7の下側のMOS−FET(U2)のゲートに接続される遮断手段8に設けられたFET20のソースは、プリドライバ6の所定の出力端子および抵抗21の一方に接続され、FET20のゲートは、トランジスタ23のコレクタおよび抵抗21の他方に接続されている。トランジスタ23のベースには抵抗22の一方と、抵抗24の一方がそれぞれ接続され、トランジスタ23のエミッタには抵抗24の他方が接続されるとともに0Vに接地されている。また、マイコン5の所定のI/Oポートが抵抗22の他方に接続され、このI/Oポートからはプリドライバ6の出力を遮断する信号が出力される。
さらに、上記I/Oポートが抵抗26の一方に接続され、この抵抗26の他方は保護手段9のトランジスタ27のベース、抵抗28の一方にそれぞれ接続されている。この抵抗28の他方は、トランジスタ27のエミッタとともに0Vに接地されている。トランジスタ27のコレクタは抵抗25を介して5V電源、および抵抗29の一方にそれぞれ接続されている。
そして、この抵抗29の他方はトランジスタ31のベースに、トランジスタ31のエミッタは0Vに接地されている。トランジスタ31のコレクタは抵抗30の一方に接続され、この抵抗30の他方は上記FET20のドレイン、抵抗32の一方にそれぞれ接続されている。抵抗32の他方はMOS−FET(U2)のゲートに接続されている。
次に、上記のように構成された本実施形態におけるモータ制御回路の作用および効果について図1,2を参照して説明する。
まず、マイコン5はモータ駆動を許可するイネーブル信号ENBを出力することにより、トランジスタ23がオンし、FET20がオン状態となる。バッテリ10から変換された直流電圧PIG(12V)がプリドライバ6に供給され、プリドライバ6は、マイコン5から出力されるモータ制御信号に基づいてモータ駆動回路7のMOS−FET(U2)を駆動し、モータ2を動作させる。このとき、イネーブル信号ENBはトランジスタ27にも入力されるので、トランジスタ27がオン、トランジスタ31がオフされる。
そして、モータ駆動中にトランジスタ31の出力の短絡故障がマイコン5により検出されると(コレクタ電圧Vcが0V)、マイコン5はイネーブル信号ENBをオフし、FET20がオフ状態となることによって、プリドライバ6に接続されるコンデンサ36の容量および電圧に影響されることなく、瞬時にモータ駆動回路7のMOS−FET(U2)のゲート端子がプリドライバ6のモータ駆動信号から遮断される。
同時に、MOS−FET(U2)のゲート電荷は抵抗32,30,トランジスタ31のコレクタ−エミッタを通して放電されることによってゲート電圧が低下し、MOS−FET(U2)が短時間でオフされる。このとき、抵抗30が挿入されることによりMOS−FET(U2)のゲートから抵抗30およびトランジスタ31を通して流れる短絡電流が制限され、トランジスタ31の過熱による焼損保護ができる。
上述のように、本実施形態の電動パワーステアリング装置は、モータ駆動中に、モータ駆動回路のMOS−FETの保護手段が異常になっても、モータ駆動回路のMOS−FETを確実にオフし、動作を停止できる。
本実施形態ではU相のモータ制御回路について説明したが、V相およびW相においても同様の回路構成により動作が行われる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、種々適用が可能である。
1:電動パワーステアリング装置、2:モータ、3:ECU、4:回転角センサ、
5:マイコン、6,41:プリドライバ、7,40:モータ駆動回路、8:遮断手段、
9,42:保護手段、10:バッテリ、
11u,11v,11w:電流センサ、12u,12v,12w:モータ接続点、
20:FET、23,27,31,43:トランジスタ、
21,22,24〜26,28〜30,31,44:抵抗、
34,36,45:コンデンサ、33,35:ダイオード、
θ:モータ回転角、V:車速、τ:操舵トルク、Iu,Iv,Iw:各相電流検出値、
PIG:直流電圧(電源)、
U1,U2,V1,V2,W1,W2,U12:MOS−FET

Claims (2)

  1. 車両のステアリング機構に与える操舵補助力を発生させるモータと、
    複数のスイッチング素子を含み、前記モータに駆動電流を供給するモータ駆動回路と、
    モータ制御信号を生成するマイコンと、
    前記マイコンから入力されたモータ制御信号に基づいて、前記モータ駆動回路へモータ駆動信号を出力するプリドライバと、を備えた電動パワーステアリング装置において、
    前記マイコンが前記モータ駆動回路のスイッチング素子をオフするための保護手段の異常を検出すると、前記マイコンは前記モータ駆動回路から前記モータ駆動信号を遮断することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 請求項1において、前記プリドライバの出力段に設けたスイッチング素子をオフすることにより前記モータ駆動信号を遮断することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2015104921A1 (ja) * 2014-01-09 2015-07-16 日立オートモティブシステムズ株式会社 車載用電子制御装置
KR20160019733A (ko) * 2014-08-12 2016-02-22 현대모비스 주식회사 전자식 릴레이를 이용하여 모터를 구동하기 위한 장치

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