JP2011160567A - バッテリシミュレータ保護装置及びバッテリシミュレータ - Google Patents
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Abstract
【課題】 負荷の逆起電圧がインバータを介して印加されたときにバッテリシミュレータの破壊を防止することができるバッテリシミュレータ保護装置及びバッテリシミュレータを提供する。
【解決手段】
バッテリシミュレータ2の一対の端子12、13間に印加される電圧を制御してバッテリシミュレータ2を保護する保護装置6を備える。永久磁石式モータ4の高速回転中にインバータ3がダウンした場合には、そのときの永久磁石式モータ4の回転数に応じた逆起電圧が永久磁石式モータ4の端子電圧に発生する。しかし、電圧検出部31により端子12、13間の電圧Vを検出し、電圧Vがバッテリシミュレータ2の耐電圧V0より大きいときにスイッチ切替制御回路32によりスイッチ素子35をオンとし、保護回路30の抵抗34でエネルギーを消費することができる。この結果、バッテリシミュレータ2の破壊を防止することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】
バッテリシミュレータ2の一対の端子12、13間に印加される電圧を制御してバッテリシミュレータ2を保護する保護装置6を備える。永久磁石式モータ4の高速回転中にインバータ3がダウンした場合には、そのときの永久磁石式モータ4の回転数に応じた逆起電圧が永久磁石式モータ4の端子電圧に発生する。しかし、電圧検出部31により端子12、13間の電圧Vを検出し、電圧Vがバッテリシミュレータ2の耐電圧V0より大きいときにスイッチ切替制御回路32によりスイッチ素子35をオンとし、保護回路30の抵抗34でエネルギーを消費することができる。この結果、バッテリシミュレータ2の破壊を防止することができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、バッテリシミュレータ及び該バッテリシミュレータを保護するバッテリシミュレータ保護装置に関する。
従来、動力源としてバッテリを使用する装置として、例えば電気自動車の駆動機構用の電動機を駆動するためのインバータがある。このようなインバータ等を実機搭載時以外に工場や整備工場等で試験運転したり評価試験を行ったりするために、インバータの動力源としてバッテリシミュレータが使用される場合がある。
バッテリシミュレータは、例えば受電する商用電源を整流して所定電圧を出力するコンバータ、使用バッテリの特性に対応して作成される指令信号に応じて任意の直流電圧を出力するチョッパ及び制御装置等を備える。これにより、バッテリシミュレータはインバータに直流電力を供給し、インバータはこの直流電力を交流電力に変換し、電動機に供給する。
この電動機(例えば永久磁石モータ)を高速回転させる場合、電動機の回転速度の増加に伴い電動機の逆起電圧が高くなるため、インバータの出力電圧が不足する。このため、弱め界磁制御が一般的に行われている。弱め界磁制御とは、例えば、電動機を所定回転数以上で高速回転させる場合に、電動機の永久磁石により発生している界磁と逆方向に界磁を発生させるような一次電流の界磁電流成分を流し、全体の界磁を弱めることにより、電動機のトルク特性を高速回転域に延ばす制御である(例えば特許文献1)。
しかしながら、インバータがダウンした場合には、弱め界磁制御を行うことができなくなり、そのときの回転数に応じた逆起電圧が電動機の端子電圧に発生する。このため、バッテリシミュレータの許容電圧(耐電圧)を超える電動機の逆起電圧がインバータを介してバッテリシミュレータに印加されると、バッテリシミュレータの部品が耐圧破壊する可能性がある、という問題がある。
本発明は上記課題に鑑み、負荷の逆起電圧がインバータを介して印加されたときにバッテリシミュレータの破壊を防止することができるバッテリシミュレータ保護装置及びバッテリシミュレータを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係るバッテリシミュレータ保護装置は、商用交流電源から直流電源を生成してバッテリの動作を模擬するバッテリシミュレータに用いられる保護装置であって、抵抗と、切替手段と、電圧検出部と、制御手段とを有する。
上記抵抗は、前記バッテリシミュレータの出力端と上記バッテリシミュレータより供給される直流電源から負荷に供給する交流電力を生成するインバータの入力端との接続ラインに並列に接続可能である。上記切替手段は、上記接続ラインに対する上記抵抗の接続のオンオフを切り替える。上記電圧検出部は、上記バッテリシミュレータの出力端の電圧を検出する。上記制御手段は、上記電圧検出部で検出された上記出力端の電圧を基に上記切替手段を制御する。
上記抵抗は、前記バッテリシミュレータの出力端と上記バッテリシミュレータより供給される直流電源から負荷に供給する交流電力を生成するインバータの入力端との接続ラインに並列に接続可能である。上記切替手段は、上記接続ラインに対する上記抵抗の接続のオンオフを切り替える。上記電圧検出部は、上記バッテリシミュレータの出力端の電圧を検出する。上記制御手段は、上記電圧検出部で検出された上記出力端の電圧を基に上記切替手段を制御する。
本発明では、電圧検出部によりバッテリシミュレータの出力端の電圧を検出し、検出された出力端の電圧を基に制御手段により切替手段を制御し、接続ラインに対する抵抗の接続をオンにし、抵抗に電流を流すことができる。従って、負荷の逆起電圧が大きくなっても、バッテリシミュレータに印加される電圧をバッテリシミュレータの耐電圧より小さくして、バッテリシミュレータの破壊を防止することができる。
上記制御手段は、上記電圧検出部で検出された電圧が所定の値以上であるときに上記抵抗を接続するように上記切替手段を制御するようにしてもよい。
これにより、バッテリシミュレータに印加される電圧を所定の値以下とすることができる。例えば所定の値をバッテリシミュレータの耐電圧(許容電圧)とすることで、バッテリシミュレータの破壊を確実に防止することができる。
なお、制御手段は、例えば、マイクロコントローラ、CPU(Central Processing Unit)等である。
これにより、バッテリシミュレータに印加される電圧を所定の値以下とすることができる。例えば所定の値をバッテリシミュレータの耐電圧(許容電圧)とすることで、バッテリシミュレータの破壊を確実に防止することができる。
なお、制御手段は、例えば、マイクロコントローラ、CPU(Central Processing Unit)等である。
本発明の一形態に係るバッテリシミュレータは、前記のバッテリシミュレータ保護装置を備えるものである。
このように本発明によれば、負荷の逆起電圧がインバータを介して印加されたときにバッテリシミュレータの破壊を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るバッテリシミュレータ及びバッテリシミュレータから直流電力が供給されるインバータを示すブロック図である。
図1は本発明の一実施形態に係るバッテリシミュレータ及びバッテリシミュレータから直流電力が供給されるインバータを示すブロック図である。
バッテリシミュレータ2は、インバータ3に接続され、インバータ3は、永久磁石式モータ4及び制御部5に接続されている。バッテリシミュレータ2とインバータ3との間には、保護装置6が設けられている。
バッテリシミュレータ2は、例えば電気自動車に搭載されるバッテリを模擬した装置である。バッテリシミュレータ2は、電気自動車に搭載されるバッテリに代えて試験を行うときの電源として使用される。バッテリシミュレータ2は、一対の端子12、13を備える。バッテリシミュレータ2は、一対の端子12、13に接続された一対のライン7、8を介して、インバータ3に接続されている。一対のライン7、8、バッテリシミュレータ2及びインバータ3により直流回路が形成されている。バッテリシミュレータ2は、一対のライン7、8を介して、インバータ3に直流電力を供給する。
インバータ3は、ライン9、10及び11を介して、永久磁石式モータ4に接続されている。インバータ3は、バッテリシミュレータ2から入力された直流電力を交流電力に変換し、ライン9、10及び11を介して永久磁石式モータ4に出力する。制御部5は、インバータ3の駆動を制御するための駆動信号をインバータ3に出力し、インバータ3の駆動を制御する。
永久磁石式モータ4は、インバータ3から供給された交流電力により回転駆動する。永久磁石式モータ4は、例えばIPM(Interior Permanent Magnet)モータ、SPM(Surface Permanent Magnet)モータ等が用いられる。
保護装置6は、一対のライン7、8に並列に接続されており、バッテリシミュレータ2の一対の端子12、13間の電圧を監視する。つまり、永久磁石式モータ4が高速で回転駆動しているときにインバータ3がダウンした場合に、そのときの永久磁石式モータ4の回転数に応じて永久磁石式モータ4の端子電圧に発生する逆起電圧がバッテリシミュレータ2に印加されることを防止する。
このような構成により、例えば電気自動車に搭載されるインバータ3の試験が行われる。なお、バッテリシミュレータ2は、電気自動車のほか、例えば、電気エネルギー及び内燃機関によるエネルギーの両方を利用するハイブリッド自動車用に搭載されるインバータの試験等にも適用され得る。
図2は図1に示すバッテリシミュレータ2の構成を示すブロック図である。
バッテリシミュレータ2は、端子12、13、コンバータ21、コンデンサ22及びチョッパ23を備える。
バッテリシミュレータ2は、端子12、13、コンバータ21、コンデンサ22及びチョッパ23を備える。
コンバータ21は、商用交流電源25に接続され、商用交流電源25から入力された交流電圧を直流電圧に変換する。なお、図2中、斜めの3本線は、例えば3相の交流電流が流れることを示している。コンバータ21には、例えばダイオードが用いられている。コンバータ21は、コンデンサ22に接続されている。
コンデンサ22は、コンバータ21で変換された直流電圧を平滑化する。チョッパ23は、コンバータ21に接続されており、バッテリの特性に対応して作成される指令信号に応じて任意の直流電圧を出力する。つまり、チョッパ23は、入力電圧を試験用の電圧に変換する。チョッパ23は、端子12、13に接続されている。
図3は図1に示す保護装置6の構成を示す図である。
保護装置6は、永久磁石式モータ4の逆起電圧によりバッテリシミュレータ2に印加される電圧を低減し、バッテリシミュレータ2にかかる負荷を低減して保護する。保護装置6は、保護回路30、電圧検出部31及び切替制御回路32を備える。
保護装置6は、永久磁石式モータ4の逆起電圧によりバッテリシミュレータ2に印加される電圧を低減し、バッテリシミュレータ2にかかる負荷を低減して保護する。保護装置6は、保護回路30、電圧検出部31及び切替制御回路32を備える。
保護回路30は、一対のライン7、8にA、B点で並列に接続されている。保護回路30は、保護回路30内で互いに直列に接続された抵抗34と、切替素子35とを備える。抵抗34は永久磁石式モータ4の逆起電圧エネルギーを十分に吸収できる抵抗値、容量とする。切替素子35は、ライン7、8に対する抵抗34の接続のオンオフを切り替える。
電圧検出部31は、一対のライン7、8に並列に接続されており、バッテリシミュレータ2の一対の端子12、13間の電圧を検出する。電圧検出部31は、検出した端子12、13間の電圧Vを切替制御回路32に出力する。
切替制御回路32は、電圧検出部31で検出された端子12、13間の電圧Vを基に、切替素子35を制御する。つまり、切替制御回路32は、予め設定された設定電圧V0と、電圧検出部31で検出された電圧Vとを比較し、比較結果に応じて、切替素子35のオンオフを切り替える切替制御を行う。設定電圧V0は、バッテリシミュレータ2の耐電圧(許容電圧値)以下に定められている。
切替制御回路32は、例えば、設定電圧V0より端子12、13間の電圧Vが大きいときには切替素子35をオンにし、設定電圧V0より端子12、13間の電圧Vが小さいときには切替素子35をオフにする。
図4は図1に示すインバータ3の構成を示す回路図である。
インバータ3は、制御部5から入力される制御信号に基づき、バッテリシミュレータ2から入力される直流電圧を交流電圧に変換し、永久磁石式モータ4に交流電圧を供給する。
インバータ3は、制御部5から入力される制御信号に基づき、バッテリシミュレータ2から入力される直流電圧を交流電圧に変換し、永久磁石式モータ4に交流電圧を供給する。
インバータ3は、端子41、端子42、6個のスイッチ素子43〜48、コンデンサ50及び出力端子51〜53を備える。
端子41は、バッテリシミュレータ2の端子12にライン7を介して接続される。端子42は、バッテリシミュレータ2の端子13にライン8を介して接続される。
スイッチ素子43〜48は、例えば半導体スイッチ素子(絶縁ゲート型バイポーラ・トランジスタIGBT:Insulated Gate Bipolar Transistor)である。スイッチ素子43とスイッチ素子44とは直列に接続され、スイッチ素子45とスイッチ素子46とは直列に接続され、スイッチ素子47とスイッチ素子48とは直列に接続されている。
つまり、スイッチ素子43のエミッタとスイッチ素子44のコレクタとが接続され、スイッチ素子45のエミッタとスイッチ素子46のコレクタとが接続され、スイッチ素子47のエミッタとスイッチ素子48のコレクタとが接続されている。スイッチ素子43、45及び47のコレクタは、端子41に電気的に接続されている。スイッチ素子44、46及び48のエミッタは、端子42に電気的に接続されている。スイッチ素子43及び44等に並列にコンデンサ50が接続されている。
スイッチ素子43のエミッタは出力ライン56に接続され、出力ライン56の端部には、出力端子51が接続されている。スイッチ素子45のエミッタは出力ライン57に接続され、出力ライン57の端部には出力端子52が接続されている。スイッチ素子47のエミッタは出力ライン58に接続され、出力ライン58の端部には出力端子53が接続されている。
スイッチ素子43のゲートには入力配線61が接続されている。入力配線61は、制御部5に接続されている。スイッチ素子43は、制御部5から入力配線61を介して入力されるゲート信号によりオンオフのタイミングが制御される。同様に、スイッチ素子44のゲートには入力配線62が接続されている。入力配線62は、制御部5に接続されている。スイッチ素子44は、制御部5から入力配線62を介して入力されるゲート信号によりオンオフのタイミングが制御される。他のスイッチ素子45〜48のそれぞれのゲートには、入力配線63、64、65及び66が接続され、制御部5からの各ゲート信号によりスイッチ素子45〜48のオンオフのタイミング等が制御される。
<作用等>
このように本実施形態によれば、バッテリシミュレータ2の一対の端子12、13間に印加される電圧を制御してバッテリシミュレータ2を保護する保護装置6を備える。例えば永久磁石式モータ4の高速回転中にインバータ3がダウンした場合には、そのときの永久磁石式モータ4の回転数に応じた逆起電圧が永久磁石式モータ4の端子に発生する。しかし、電圧検出部31により端子12、13間の電圧Vを検出し、電圧Vがバッテリシミュレータ2の耐電圧V0より大きいときに切替制御回路32により切替素子35をオンとし、保護回路30に電圧を印加し抵抗34でエネルギーを消費することができる。この結果、バッテリシミュレータ2に印加される電圧をバッテリシミュレータ2の耐電圧より小さくして、バッテリシミュレータ2の破壊を防止することができる。
このように本実施形態によれば、バッテリシミュレータ2の一対の端子12、13間に印加される電圧を制御してバッテリシミュレータ2を保護する保護装置6を備える。例えば永久磁石式モータ4の高速回転中にインバータ3がダウンした場合には、そのときの永久磁石式モータ4の回転数に応じた逆起電圧が永久磁石式モータ4の端子に発生する。しかし、電圧検出部31により端子12、13間の電圧Vを検出し、電圧Vがバッテリシミュレータ2の耐電圧V0より大きいときに切替制御回路32により切替素子35をオンとし、保護回路30に電圧を印加し抵抗34でエネルギーを消費することができる。この結果、バッテリシミュレータ2に印加される電圧をバッテリシミュレータ2の耐電圧より小さくして、バッテリシミュレータ2の破壊を防止することができる。
抵抗34は永久磁石式モータ4の逆起電圧エネルギーを十分に吸収できる抵抗値、容量とされている。この結果、保護回路30内の抵抗34でより多くのエネルギーを消費することができ、確実にバッテリシミュレータ2の破壊を防止することができる。
抵抗34は永久磁石式モータ4の逆起電圧エネルギーを十分に吸収できる抵抗値、容量とされている。この結果、保護回路30内に流れる電流により切替素子35が破壊することを防止することができる。
次に、本発明に係る他の実施形態のバッテリシミュレータについて図面を用いて説明する。
図5は本発明の他の実施形態に係るバッテリシミュレータ及びバッテリシミュレータに接続されたインバータ3の構成を示すブロック図である。なお、本実施形態以降では、上記実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付しその説明を省略し異なる箇所を中心に説明する。
バッテリシミュレータ2Aは、一対の端子12、13を備え、これらの端子12、13に接続されたライン7、8を介して、インバータ3に接続されている。しかし、ライン7、8には、保護装置6が接続されていない点が上記実施形態と異なる。つまり、一対のライン7、8にバッテリシミュレータ2Aの一対の端子12、13が接続された簡単な構造を有する。
図6は図5に示すバッテリシミュレータ2Aの構成を示す図である。
バッテリシミュレータ2Aは、図2に示す一対の端子12、13、商用交流電源から直流電源を生成する、コンバータ21、コンデンサ22及びチョッパ23に加えて、図6に示す保護装置6を備える点が上記実施形態と異なる。つまり、バッテリシミュレータ2Aは保護装置6を内蔵している。
バッテリシミュレータ2Aは、図2に示す一対の端子12、13、商用交流電源から直流電源を生成する、コンバータ21、コンデンサ22及びチョッパ23に加えて、図6に示す保護装置6を備える点が上記実施形態と異なる。つまり、バッテリシミュレータ2Aは保護装置6を内蔵している。
保護回路30は、一端が点Cでライン70に接続され、他端が点Dでライン71に接続されている。ライン70は、一端がチョッパ23に接続され他端が端子12に接続されている。ライン71は、一端がチョッパ23に接続され他端が端子13に接続されている。電圧検出部31は、一対の端子12、13間の電圧を検出する。
このような構成によれば、バッテリシミュレータ2Aが保護装置6を内蔵する。このため、インバータ3に対するバッテリシミュレータ2Aの取り付け取り外しとは別に、保護装置6の取り付け取り外し等の作業が不要となり作業性が向上すると共に、保護装置6の取り付けを忘れることによるバッテリシミュレータの破壊を確実に防止することができる。
本発明に係る実施形態は、以上説明した実施形態に限定されず、他の種々の実施形態が考えられる。
上記実施形態に係る保護装置6及びバッテリシミュレータ2Aは、インバータ3を供試体とする例を示した。しかし、これに限定されず、例えばバッテリやその他の要素を供試体としてもよい。
上記実施形態では、一対のライン7、8に並列に保護装置6を接続する例を示した。しかし、これに限定されず、例えば一対のライン7、8に並列に接続された保護装置6に加えて、ライン9、10及び11に保護装置6を並列に接続するようにしてもよい。これにより、インバータ3及びバッテリシミュレータ2の耐圧破壊を防止することができる。
2、2A…バッテリシミュレータ
3…インバータ
4…永久磁石式モータ
5…制御部
6…保護装置(バッテリシミュレータ保護装置に相当)
21…コンバータ
23…チョッパ
30…保護回路
31…電圧検出部
32…切替制御回路(制御手段に相当)
34…抵抗
35…切替素子(切替手段に相当)
70、71…ライン(接続ラインに相当)
3…インバータ
4…永久磁石式モータ
5…制御部
6…保護装置(バッテリシミュレータ保護装置に相当)
21…コンバータ
23…チョッパ
30…保護回路
31…電圧検出部
32…切替制御回路(制御手段に相当)
34…抵抗
35…切替素子(切替手段に相当)
70、71…ライン(接続ラインに相当)
Claims (3)
- 商用交流電源から直流電源を生成してバッテリの動作を模擬するバッテリシミュレータに用いられる保護装置であって、
前記バッテリシミュレータの出力端と、前記バッテリシミュレータより供給される直流電源から負荷に供給する交流電力を生成するインバータの入力端との接続ラインに並列に接続可能な抵抗と、
前記接続ラインに対する前記抵抗の接続のオンオフを切り替える切替手段と、
前記バッテリシミュレータの出力端の電圧を検出する電圧検出部と、
前記電圧検出部で検出された前記出力端の電圧を基に前記切替手段を制御する制御手段と
を具備するバッテリシミュレータ保護装置。 - 請求項1に記載のバッテリシミュレータ保護装置であって、
前記制御手段は、前記電圧検出部で検出された電圧が所定の値以上であるときに前記抵抗を接続するように前記切替手段を制御する
バッテリシミュレータ保護装置。 - 請求項1または2に記載のバッテリシミュレータ保護装置を備えたバッテリシミュレータ。
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