JP4466739B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

この発明は画像形成装置に関し、特に、USB(Universal Serial Bus)デバイスを装着することが可能なUSBコネクタを備えた画像形成装置に関する。
近年、USBメモリの普及により、ユーザがUSBメモリに文書データを保存し常時持ち歩くケースが増えている。
このような場合に対応するために画像形成装置の一例であるMFP(Multifunction Peripheral)において保存したUSBメモリ内の文書をMFPで印刷するいわゆるUSBメモリプリント機能および紙媒体の資料を電子化してUSBコネクタに装着したUSBメモリに保存するいわゆるUSBメモリスキャン(ScanToUSBメモリとも称される)機能を搭載したMFPが増大してきている。
この点で、ユーザは、大量の原稿についてUSBメモリスキャン機能を実行する場合、ジョブ完了前にその場を離れてしまう場合が考えられる。USBメモリスキャン機能を実行した場合、大量の原稿のスキャン動作完了後、画像データをPDF等のフォーマットへ変換し、そしてUSBメモリへの書込動作を実行するため、大量の原稿の画像データの変換および書込動作の処理に時間がかかる可能性があるからである。
また、USBメモリプリント機能を実行したユーザが出力した紙媒体のみを持ち帰り、USBメモリ自身をMFPに装着したままMFPから離れてしまう場合が考えられる。
したがって、USBメモリスキャン機能あるいはUSBメモリプリント機能等のジョブは完了しているがUSBメモリの抜き取り忘れが発生する場合がある。
特開2006−140644号公報においては、USBメモリの抜き取り忘れを防止するために、USBメモリを抜き取らないとプリント動作を開始しないようにすることでUSBメモリの抜き取り忘れを防止する技術が開示されている。
特開2006−140644号公報
しかしながら、当該公報に記載される方式をMFPに採用した場合、ユーザは、通常、プリントボタンを押下すればプリント動作が開始すると考えるためUSBメモリを抜き取らなければプリント動作を開始しないMFPの操作に気付かないことが考えられる。
一方で、USBデバイスが多様化しており、MFPのUSBコネクタに外部デバイスを接続して機能を拡張するケースが増えている。
たとえばUSBキーボード、USB−ICカードリーダ、USB指紋認証装置、USBマウス等が挙げられる。これら機能拡張のためにMFPに複数のUSBコネクタが搭載されることが一般的となってきている。
また、一般に、MFPは、マルチユーザ向けであり、また、ジョブもマルチモードで動作させることが可能であり、USBデバイスに対するアクセスについても同様にマルチモードで動作させることが可能である。したがって、MFPの複数のUSBコネクタに複数のUSBメモリを装着する状況が発生する。
この点で、上述したマルチユーザ、マルチモード環境で使用されるMFPにおいて、複数のUSBデバイスが接続可能な環境を共有する場合、USBデバイスを接続可能なコネクタ数には制限があり、複数のユーザが一度に使用できる数は制限されることになる。
例えば、USBデバイスに対して、データの保存、データの読み込み等のアクセスは停止しており、抜いても問題が無い場合でもコネクタが空くまで使用が制限されることになる。
また、USBデバイスを使用したいユーザが実際にジョブが完了しているUSBデバイスを抜くことは可能であるが、USBデバイスを接続可能なコネクタ(空きポート)がない場合には、誤ってアクセス中のUSBデバイスを抜く可能性がある。新たにUSBデバイスを接続し、使用したい場合にUSBデバイスを接続可能なコネクタが無い場合は、他のUSBデバイスの使用が完了し、所有しているユーザがUSBデバイスを抜くまで待機する場合も考えられる。
また、複数のジョブを予約して所定の順序で実行できるMFPでは、USBメモリを装着してジョブを予約することもできるがUSBメモリのコネクタが塞がっており、新たにジョブを実行できない場合、他人がジョブを予約しているUSBメモリなのか、或いはジョブを予約していないUSBメモリ例えばUSBメモリ内のデータをMFP側へ既に移動し終えたUSBメモリなのか等を判別することができず、抜いても良いUSBメモリを把握することが困難であった。
さらに、同様の場面で、どの程度待てばUSBデバイスを抜いて新たに装着したUSBデバイスを挿入できるかも不明であった。
また、USBメモリ以外に他のUSBデバイス例えばUSBHDDを装着することが可能であるが、USBメモリとUSBHDDの両方がコネクタに装着されている場合、いずれを優先的に抜くことが可能であるか判断に迷う場合も考えられる。
したがって、従来においてはUSBデバイスが接続可能な複数のコネクタを効率よく有効に利用することができていなかった。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであって、複数のUSBデバイスを複数のUSBコネクタに装着することが可能な画像形成装置において、USBコネクタを効率よく有効に利用することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に係る画像形成装置は、複数の着脱式記憶装置を装着可能な複数の着脱部と、複数の着脱部に装着された着脱式記憶装置の状態を管理する状態管理部と、状態管理部の状態管理情報に基づいて、複数の着脱部に装着された複数の着脱式記憶装置のうち着脱可能な着脱式記憶装置を表示するための制御部とを備える。
好ましくは、複数の着脱部に装着された着脱式記憶装置の接続状況を管理する検知部をさらに備える。制御部は、検知部からの検知結果に従う複数の着脱部の全てに着脱式記憶装置が接続された場合に、状態管理部の状態管理情報に基づいて、複数の着脱部に装着された複数の着脱式記憶装置のうち着脱可能な着脱式記憶装置を表示する。
好ましくは、利用者の認証処理を実行するための認証部をさらに備える。制御部は、認証部の認証結果に応答して状態管理部の状態管理情報に基づいて、複数の着脱部に装着された複数の着脱式記憶装置のうち着脱可能な着脱式記憶装置を表示する。
特に、状態管理部は、複数の着脱部に装着された着脱式記憶装置に対する認証結果を管理する。制御部は、複数の着脱部に着脱された着脱式記憶装置の認証状態を含む状態管理情報に基いて、認証状態ではない着脱式記憶装置よりも認証状態の着脱式記憶装置について着脱可能な度合を示す優先度を下げる。
好ましくは、制御部は、複数の着脱部に装着された複数の着脱式記憶装置にそれぞれ対応して、着脱可能な度合を示す優先度を表示する。
特に、状態管理部は、複数の着脱部に装着された着脱式記憶装置に対するアクセス状態を管理する。制御部は、複数の着脱部に装着された着脱式記憶装置のアクセス状態を含む状態管理情報に基づいて、アクセス状態ではない着脱式記憶装置よりもアクセス状態の着脱式記憶装置について着脱可能な度合を示す優先度を下げる。
特に、制御部は、複数の着脱部に装着された着脱式記憶装置のアクセス状態である着脱式記憶装置に関してアクセスが完了する予測時間を計測し、計測した予測時間に基づいて、アクセス状態の着脱式記憶装置について着脱可能な度合を示す優先度をそれぞれ表示する。
特に、原稿を読み取って電子データを生成する原稿読取部と、原稿読取部で生成した電子データを着脱式記憶装置に書き込む書込部とをさらに備える。アクセス状態は、原稿読取部で生成した電子データを着脱式記憶装置に書き込む動作状態に相当する。
特に、着脱式記憶装置内の電子データを着脱式記憶装置から読み出す読出部と、読み出した電子データを印刷する印刷部とをさらに備える。アクセス状態は、印刷部で印刷するために着脱式記憶装置から電子データを読み出す動作状態に相当する。
特に、原稿を読み取って電子データを生成する原稿読取部と、原稿読取部で生成した電子データを着脱式記憶装置に書き込む書込部とをさらに備える。制御部は、複数の着脱式記憶装置の中から指定した着脱式記憶装置に対するジョブを実行するために原稿読取部および書込部を制御するジョブ制御部と、複数の着脱式記憶装置のうち着脱可能な着脱式記憶装置の度合を示す優先度を表示するための表示制御部とを含む。表示制御部は、状態管理部の状態管理情報に含まれるジョブ実行中の情報に基づいて、ジョブ実行状態ではない着脱式記憶装置よりもジョブ実行状態の着脱式記憶装置について着脱可能な度合を示す優先度を下げて表示する。
特に、着脱式記憶装置内の電子データを着脱式記憶装置から読み出す読出部と、読み出した電子データを印刷する印刷部とをさらに備える。制御部は、複数の着脱式記憶装置の中から指定した着脱式記憶装置に対するジョブを実行するために読出部および印刷部を制御するジョブ制御部と、複数の着脱式記憶装置のうち着脱可能な着脱式記憶装置の度合を示す優先度を表示するための表示制御部とを含む。表示制御部は、状態管理部の状態管理情報に含まれるジョブ実行中の情報に基づいて、ジョブ実行状態ではない着脱式記憶装置よりもジョブ実行状態の着脱式記憶装置について着脱可能な度合を示す優先度を下げて表示する。
特に、表示制御部は、複数の着脱部に装着された着脱式記憶装置のアクセス状態である着脱式記憶装置に関して、アクセスが完了する予測時間を計測し、計測した予測時間に基づいて、アクセス状態の着脱式記憶装置について着脱可能な度合を示す優先度をそれぞれ表示する。
特に、複数の着脱式記憶装置は、少なくとも1つのUSBメモリおよびUSBHDDに相当する。制御部は、USBメモリよりもUSBHDDについて着脱可能な度合を示す優先度を下げて表示する。
本発明に係る画像形成装置は、複数の着脱部に装着された着脱式記憶装置の状態を管理する状態管理部と、状態管理部の状態管理情報に基づいて、複数の着脱部に装着された複数の着脱式記憶装置のうち着脱可能な着脱式記憶装置を表示するための制御部とを設けることにより、複数のUSBデバイスを複数のUSBコネクタに装着することが可能な画像形成装置において、USBコネクタを効率よく有効に利用することが可能な画像形成装置を提供することが可能である。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明においては同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一であるものとする。
(実施の形態1)
(MFP全体構成)
図1は、本発明の実施形態に従う画像形成装置としてのMFPを示す斜視図である。
図1を参照して、本発明の実施の形態に従うMFP1は、コピー機能、スキャナ機能等を有するデジタル複合機である。
MFP1は、複数(この実施形態では6個)のUSB規格の外部機器を着脱可能な接続手段としての差込口20〜25を有しており、この差込口20〜25にUSBインターフェイスを有する外部機器、例えば外部記憶装置であるUSBメモリあるいはUSBHDD等のUSBデバイスを接続することにより、外部機器とMFP1の間で、双方のデータ送受信が可能となっている。以下、差込口20〜25をUSB差込口あるいはUSBコネクタともいう。
MFP1は、操作パネル部10を備えており、この操作パネル部10は、複数のキー11aと、当該キー11aに対するユーザの操作による各種の指示や、文字、数字などのデータの入力を受付ける操作部11と、ユーザに対する指示メニューや取得した画像に関する情報などの表示を行なう液晶等からなる操作ディスプレイ12とを有している。
また、MFP1は、原稿を光学的に読取って画像データを得るスキャナ部13と、画像データに基づいて記録シート上に画像を印刷するプリンタ部14とを備えている。
またMFP1の本体上面には、原稿をスキャナ部13に送るフィーダ部17が、下部にはプリンタ部14に記録シートを供給する給紙部18が、中央部にはプリンタ部14によって画像を印刷された記録シートが排出されるトレイ19がそれぞれ配備されている。
さらにMFP1の本体の内部には、本体を制御するための各部で用いられる制御プログラム、画像データ等必要なデータを記憶する記憶部26などが設けられている。
操作ディスプレイ12は、各種モードの表示や後述するUSBデバイスの抜き取り優先順位表示やその他の表示を行い、表示内容等に従って各種設定等を実行する。また、操作部11は、ユーザによる種々の入力に用いられるものである。これらがユーザインターフェイスの要部として機能する。
スキャナ部13は、写真、文字、絵などの画像情報を原稿から光電的に読取って画像データを取得する。取得された画像データ(濃度データ)は、後述する画像制御部においてデジタルデータに変換され、周知の各種画像処理を施された後、メモリ内に一旦格納され、プリンタ部14あるいはUSBデバイス等に送られ、画像の印刷やデータの保存に供される。
プリンタ部14は、スキャナ部13により取得された画像データ、またはUSBデバイス等に格納されている画像データに基づいて記録シート上に画像を印刷するものである。
図2は、本発明の実施の形態1に従う画像形成装置であるMFP1の機能ブロック図である。
図2を参照して、本発明の実施の形態1に従うMFP1は、紙媒体等の資料を電子データに変換するスキャナ部13と、例えばハードディスク(HDD)で構成される記憶部26と、印刷処理を実行するプリンタ部14と、各々USBデバイスを装着するためのUSBコネクタ20〜25と、USBコネクタ20〜25とUSBデバイスとの接続制御を実行するUSBデバイス接続部5と、操作ディスプレイを含む操作パネル部10と、MFP全体を制御するためのコントロール部30とを備える。
USBデバイス接続部5は、USBデバイスがUSBコネクタ20〜25に装着された場合には当該装着を検知して、装着された機器に関する検知情報をUSBデバイスステータス管理部65に出力する。
コントロール部30は、ジョブ制御部50からの指示に応答して、スキャナ部13を制御するためのスキャナ制御部35と、画像処理を実行する画像制御部40と、プリンタ部14を制御するプリンタ制御部45と、USBデバイス接続部5を介してUSBデバイスに対するアクセスを実行するUSB制御部60と、USBデバイスの装着状態およびジョブ状態等を管理するUSBデバイスステータス管理部65と、画像データに対してフォーマット変換する画像変換部55と、操作パネル部10に表示する表示内容を制御するとともに操作パネル部10からの操作入力に対する指示をジョブ制御部50に出力するパネル制御部70と、MFP1のジョブを制御するジョブ制御部50と、ログイン/ログアウト管理部27とを含む。なお、コントロール部30の各部の機能を実行するための制御プログラム等は、記憶部26に格納されており、記憶部26に格納されている制御プログラムを読み出すことにより所定の機能が実行される。
画像制御部40は、スキャナ制御部35を介してスキャナ部13でスキャニング処理された電子データである画像データの入力を受けて、画像処理後、内部のメモリ42に一旦格納して、ジョブ制御部50の指示に応じて、プリンタ制御部45に出力するあるいは画像変換部55に出力する。また、画像制御部40は、ジョブ制御部50の指示に応じて画像変換部55から入力された画像データを内部のメモリ42に一旦格納してプリンタ制御部45に出力する。
プリンタ制御部45は、画像制御部40からの画像データの入力を受けてプリンタ部14に対して印刷指示する。プリンタ部14は、プリンタ制御部45により印刷指示された画像データについての印刷処理を実行する。
画像変換部55は、ジョブ制御部50からの指示に応答して、画像制御部40から入力された画像データを所定のフォーマットに変換してUSB制御部60に出力する。あるいはUSB制御部60を介して入力されるUSBデバイスからの画像データを所定のフォーマットに変換して画像制御部40に出力する。
USB制御部60は、ジョブ制御部50からの指示に応答して、画像変換部55からフォーマット変換された画像データをUSBデバイス接続部5により接続制御されたUSBコネクタを介してUSBデバイス(例えばUSBメモリ)に対して出力し、当該USBデバイス(例えばUSBメモリ)に対して書込処理を実行する。また、USB制御部60は、ジョブ制御部50からの指示に応答して、USBデバイス接続部5により接続制御されたUSBコネクタを介してUSBデバイス(例えばUSBメモリ)から画像データの読出処理を実行する。
USBデバイスステータス管理部65は、USBデバイス接続部5から装着されたUSBデバイス(機器)に関する検知情報を受けて、USBデバイスの装着状態およびUSBデバイスのジョブ状態等を管理する。具体的には、USBデバイスステータス管理部65は、後述するがUSBコネクタ毎に機器の種別、認証状態、ジョブ状態等を管理するUSBデバイスステータス管理テーブルを有する。
また、USBデバイスステータス管理部65は、複数のUSBデバイスがUSBコネクタ20〜25に全て装着されたと判断した場合には、その情報をパネル制御部70に出力する。そして、パネル制御部70は、USBデバイスステータス管理部65からUSBコネクタ20〜25に全てUSBデバイスが装着されたとの情報を受けた場合には、操作パネル部10の操作ディスプレイ内に後述するUSB表示アイコンボタンを表示するものとする。なお、USBデバイスステータス管理部65は、USBデバイスステータス管理テーブルの各USBコネクタ毎に設けられた欄(本例においては一例として6欄)に全てUSBデバイスの状態等の情報が格納されれば、USBコネクタ20〜25に全てUSBデバイスが装着されたと判断して、その情報を出力する。
パネル制御部70は、操作パネル部10における操作ディスプレイに対して、表示する表示内容を出力するとともに操作パネル部10からの操作入力に対する指示をジョブ制御部50に対して出力する。また、パネル制御部70は、USBデバイスステータス管理部からUSBコネクタ20〜25に全てUSBデバイスが装着されたとの情報を受けて、USB表示アイコンボタンを表示し、当該USB表示アイコンボタンをユーザが指定した場合に、USBデバイスステータス管理部65のUSBデバイスステータス管理テーブルを参照して、USBデバイスステータス管理テーブルの情報に基づいてUSBコネクタに装着されているUSBデバイスの抜き取り可能な優先順位を操作ディスプレイに対して表示する。なお、当該USB表示アイコンボタンについて、パネル制御部70は、USBコネクタ20〜25に全てUSBデバイスが装着されたとの情報に加えて、後述するユーザ認証処理が実行され認証が確認された場合にのみ表示させるように制御することも可能である。
ジョブ制御部50は、パネル制御部70を介する操作パネル部10からの操作入力に対する指示に従ってMFP1が有する種々の機能(ジョブ)を実行するために各制御部等に対して動作指示を出力する。また、その際に、ジョブ制御部50は、USBデバイスに対してジョブを実行する際、USBデバイスステータス管理部65のUSBデバイスステータス管理テーブルにジョブを実行する対応するUSBデバイスのジョブ状態を格納する。
また、ログイン/ログアウト管理部27は、パネル制御部70を介する操作パネル部10の操作入力に従ってユーザ認証処理を実行する。USBデバイスに対してアクセスする際に、当該ユーザ認証処理が実行され、認証された場合には、認証情報を出力してUSBメモリデバイスステータステーブルのアクセスするUSBデバイスに対応する後述する「認証状態/使用状態」の欄に「ユーザ名」と「認証中」の情報が格納される。
図3は、本発明の実施の形態に従うMFP1における操作パネル部10の構成を説明する図である。
図3を参照して、スタートキー201は、コピー/スキャン等の動作を開始させるために用いられる。テンキー202は、コピー枚数等の数値を入力するために用いられる。クリアキー203は、入力された数値のクリア、および蓄積された画像記憶部の画像データを破棄するために用いられる。
ストップキー204は、コピー/スキャン動作の停止を指示するために用いられる。パネルリセットキー205は、設定されているモードおよびジョブを破棄するために用いられる。
また、操作ディスプレイ12は、各種モードの表示や後述するUSBデバイスの抜き取り優先順位表示やその他の表示を行い、表面にはタッチパネル206が取り付けられている。
このタッチパネル206によって、ユーザは操作ディスプレイ12内の表示内容に従った各種設定を行うことができる。例えば、操作ディスプレイ12にユーザの識別情報であるユーザIDの設定画面が表示された場合には、ユーザは操作部11の各種キーや操作ディスプレイ12に表示されたタッチボタン等を用いてユーザID等を設定する。そして、MFP1を操作する際には、ログイン/ログアウトボタン212を押下することにより、例えばログイン画面が表示され、登録されたユーザID等を入力することにより上述したログイン/ログアウト管理部27においてユーザ認証処理が実行される。
また、タッチパネル206における設定画面領域207には、通常は、コピー動作やスキャン動作を実行する際に行う基本的/応用的な設定のためのボタンが配置されている。各ボタンを押下すると、その詳細設定を行うための階層画面が表示される。
タッチパネル206のジョブ情報画面領域208は、その時点でMFP1に投入されているジョブ情報が表示される。表示は、実行されるべきジョブの順序で並んでいる。特定のジョブに対して消去や変更等の操作を行う場合は、ジョブ操作ボタン209を選択した後、操作対象となるジョブ番号ボタンを押下する。それらの操作によってジョブ操作画面が表示され、特定のジョブに対する操作が可能となる。
コピー(Copy)キー210、およびスキャン(Scan)キー211はMFP1をコピー/スキャナの何れのモードで動作させるかを設定するための選択キーである。
コピーキー210を押下した場合、MFP1はコピー機として使用可能となる。この状態では、スキャナ動作を実行することはできない。
この時、タッチパネル206の設定画面領域207には、コピー動作に対する各種設定を行うための表示が行われる。諸設定を終了後、原稿をセットしてスタートキー201を押下することにより、コピー動作が開始される。
また、スキャンキー211を押下した場合、MFP1はスキャナとなる。この状態では、コピー動作を実行することはできない。
この時、タッチパネル206の設定画面領域207には、スキャン動作に対する各種設定を行うための表示が行われる。諸設定を終了後、原稿をセットしてスタートキー201を押下することにより、スキャン動作が開始される。
なお、コピーキー210とスキャンキー211は排他的動作となり、一方を選択すると自動的に他方は非選択状態となる。
図4は、本発明の実施の形態に従うUSBデバイスの機器種別およびUSBデバイスの状態等に基づいてランク分け可能な対応テーブルを説明する図である。
図4を参照して、本発明の実施の形態においては、機器種別の一例として3種類に分類する。具体的には、USBメモリ、USBハードディスク(USBHDD)およびUSB指紋認証装置等の認証装置を例に挙げて説明する。
また、USBメモリおよびUSBHDDの状態としてそれぞれ12状態の場合について考える。また、認証装置について2状態の場合について考える。
そして、USBメモリの各状態について、本発明の実施の形態においては、ユーザ認証中か否か、USB機器(デバイス)の実アクセスの有無、ジョブが実行中か停止中か、USB機器(デバイス)へアクセスする可能性の有無に基づいて優先順位を決定する。本例においては、一例としてランク1〜7にそれぞれ分類する。
ランク1は、USBデバイスをUSBコネクタから抜くことを推奨する最高順位とする。以降昇順的に優先度が下がりランク7は、USBデバイスをUSBコネクタから抜くことを推奨する最低順位とする。
まず、USB指紋認証装置等の認証装置のランク分けについて説明する。
USB指紋認証装置がUSBコネクタに装着されている場合に、MFP1において認証装置の使用を要求しないに設定している場合には、USBコネクタにUSBデバイスである認証装置が装着されていても意味は無いため最高順位であるランク1に設定する。一方、MFP1において認証装置の使用を要求するに設定している場合には、USBコネクタから認証装置を抜くと、ユーザ認証処理を実行することができない。すなわち、USBコネクタから認証装置を抜くと、MFP1を操作することができないためUSBコネクタからUSBデバイスである認証装置を抜くことは望ましくなく最低順位であるランク7に設定する。
次に、認証装置以外のUSBメモリおよびUSBHDDのランク分けについて説明する。
具体的には、USBメモリおよびUSBHDDについては、ランク2〜6にそれぞれ分類する。
USBメモリおよびUSBHDDについては上述したように12状態に分類することが可能である。
具体的には、USBメモリおよびUSBHDDについて、まず、状態としてジョブが実行されている状態(ジョブ実行中)とジョブが実行されていない状態(ジョブ停止中)に分類することができる。
ジョブ実行中としては、USBメモリについて、USBメモリプリント機能を実行する場合と、USBメモリスキャン機能を実行する場合とに分けることができる。
ジョブ実行中の場合、具体的には、USBメモリプリント機能を実行する場合、4つの状態にさらに分類することが可能である。
具体的には、USBメモリプリント機能であるUSBメモリから読み込んだデータを印刷中の場合であって、USBメモリに格納されているデータをメモリ42に一旦格納している状態(データ読み込み中状態)と、USBメモリに格納されているデータをメモリ42に格納した状態(データ読み込み完了状態)とに分類することが可能である。
この場合、USBメモリに格納されているデータをメモリ42に一旦格納している状態(データ読み込み中状態)は、実アクセス中(実アクセス:有)である。また、USBメモリに格納されているデータをメモリ42に格納した状態(データ読み込み完了状態)は、既にデータがメモリ42に格納されているため実アクセスは終了している(実アクセス:無)。
また、USBメモリにアクセスする可能性について考えると、USBメモリに格納されているデータをメモリ42に一旦格納している状態(データ読み込み中状態)は、データ読み込み中状態であるためUSBメモリにアクセスする可能性は存在する(USBメモリへアクセスする可能性:有)。一方、USBメモリに格納されているデータをメモリ42に格納した状態(データ読み込み完了状態)は、既にデータがメモリ42に格納されているためUSBメモリにアクセスする可能性は低い(USBメモリへアクセスする可能性:無)。
また、USBメモリプリント機能であるUSBメモリから読み込んだデータを印刷中にエラーが生じた場合であって、USBメモリに格納されているデータをメモリ42に一旦格納している段階で生じたエラー状態(データ読み込み中エラー)と、USBメモリに格納されているデータをメモリ42に格納した後、印刷中の段階で生じたエラー状態(データ読み込み完了後エラー)とに分類することが可能である。
この場合、USBメモリに格納されているデータをメモリ42に格納している段階で生じたエラー状態(データ読み込み中エラー)は、実アクセス中(実アクセス:有)であるが、USBメモリに格納されているデータをメモリ42に格納した後、印刷中の段階で生じたエラー状態(データ読み込み完了後エラー)は、既にデータがメモリ42に格納されているため実アクセスは終了している(実アクセス:無)。
また、USBメモリにアクセスする可能性について考えると、USBメモリに格納されているデータをメモリ42に格納している段階で生じたエラー状態(データ読み込み中エラー)は、データ読み込み中状態であるためUSBメモリにアクセスする可能性は存在する(USBメモリへアクセスする可能性:有)。一方、USBメモリに格納されているデータをメモリ42に格納した後、印刷中の段階で生じたエラー状態(データ読み込み完了後エラー)は、既にデータがメモリ42に格納されているためUSBメモリにアクセスする可能性は低い(USBメモリへアクセスする可能性:無)。
同様に、ジョブ実行中の場合、USBメモリスキャン機能を実行する場合、4つの状態にさらに分類することが可能である。
具体的には、USBメモリスキャン機能であるスキャンしたデータをUSBメモリへ保存中(格納中)の場合であって、スキャンした画像データをメモリ42に一旦格納している状態(データ書き込み前状態)と、メモリ42に格納した画像データをUSBメモリに保存(格納)している状態(データ書き込み中状態)とに分類することが可能である。
この場合、スキャンしたデータをUSBメモリへ保存中(格納中)の場合であって、スキャンした画像データをメモリ42に一旦格納している状態(データ書き込み前状態)は、USBメモリにアクセスする前であるため実アクセス中ではない(実アクセス:無)であるが、メモリ42に格納した画像データをUSBメモリに保存(格納)している状態(データ書き込み中状態)は、実アクセス中(実アクセス:有)である。
また、USBメモリにアクセスする可能性について考えると、スキャンしたデータをUSBメモリへ保存中(格納中)の場合であって、スキャンした画像データをメモリ42に一旦格納している状態(データ書き込み前状態)は、次に、USBメモリにアクセスしてデータ書き込みを実行するためUSBメモリにアクセスする可能性は存在する(USBメモリへアクセスする可能性:有)。一方、メモリ42に格納した画像データをUSBメモリに保存(格納)している状態(データ書き込み中状態)は、データ書き込み中状態であるためUSBメモリにアクセスする可能性は存在する(USBメモリへアクセスする可能性:有)。
また、USBメモリスキャン機能であるスキャンしたデータをUSBメモリへ保存中(格納中)の場合であって、スキャンした画像データをメモリ42に一旦格納している段階で生じたエラー状態(データ書き込み前エラー)と、スキャンした画像データをメモリ42に格納した後、USBメモリに保存(格納)している段階で生じたエラー状態(データ書き込み中エラー)とに分類することが可能である。
この場合、スキャンしたデータをUSBメモリへ保存中(格納中)の場合であって、スキャンした画像データをメモリ42に一旦格納している段階で生じたエラー状態(データ書き込み前エラー)は、USBメモリにアクセスする前であるため実アクセス中ではない(実アクセス:無)。また、スキャンした画像データをメモリ42に格納した後、USBメモリに保存(格納)している段階で生じたエラー状態(データ書き込み中エラー)は、実アクセス中(実アクセス:有)である。
また、USBメモリにアクセスする可能性について考えると、スキャンしたデータをUSBメモリへ保存中(格納中)の場合であって、スキャンした画像データをメモリ42に一旦格納している段階で生じたエラー状態(データ書き込み前エラー)は、エラー状態解消後次に、USBメモリにアクセスしてデータ書き込みを実行するためUSBメモリにアクセスする可能性は存在する(USBメモリへアクセスする可能性:有)。また、スキャンした画像データをメモリ42に格納した後、USBメモリに保存(格納)している段階で生じたエラー状態(データ書き込み中エラー)は、データ書き込み中状態であるためUSBメモリにアクセスする可能性は存在する(USBメモリへアクセスする可能性:有)。
ジョブが実行されていない状態(ジョブ停止中)の場合、4つの状態にさらに分類することが可能である。
具体的には、過去の履歴の中に1回以上のUSBメモリプリント機能(データ読み込み)あるいはUSBメモリスキャン機能(データ書き込み)の実行履歴が存在するか、その有無に基づいて2つに分類することが可能である。
さらに、ユーザ認証中か否かに基づいてさらに2つに分類することが可能である。
この場合、ジョブが実行されていない状態(ジョブ停止中)の場合であるためUSBメモリの実アクセス中ではない(実アクセス:無)。
また、USBメモリにアクセスする可能性について考えると、ユーザ認証中である場合には、USBメモリにアクセスする可能性は存在する(USBメモリへアクセスする可能性:有)。一方、ユーザ認証していない場合すなわちユーザログアウト中である場合には、USBメモリにアクセスする可能性は低い(USBメモリへアクセスする可能性:無)。
上記内容に基づいてランク分けする。
具体的には、USBメモリがUSBコネクタに装着されている場合に、ジョブが実行されていない状態(ジョブ停止中)であり、ユーザログアウト中である場合には、パネル操作が一定時間なかった場合に発生するオートリセットが発生したと考えられる。したがって、実アクセスがなく、USBメモリが放置されている可能性が高いと判断されるためランク1の次のランクであるランク2に設定する。
次に、USBメモリがUSBコネクタに装着されている場合に、ジョブが実行中であり、USBメモリに格納されているデータをメモリ42に格納した状態(データ読み込み完了状態)、あるいはUSBメモリに格納されているデータをメモリ42に格納した後、印刷中の段階で生じたエラー状態(データ読み込み完了後エラー)は、実アクセスは終了しており、また、既にデータがメモリ42に格納されているためUSBメモリにアクセスする可能性は低いため、ランク3に設定する。
次に、USBメモリがUSBコネクタに装着されている場合に、ジョブが実行されていない状態(ジョブ停止中)であり、ユーザ認証中である場合には、実アクセスがないが、今後、実アクセスされる可能性が有るためランク3の次のランク4に設定する。
次に、USBメモリがUSBコネクタに装着されている場合に、ジョブが実行中であり、スキャンしたデータをUSBメモリへ保存中(格納中)の場合であって、スキャンした画像データをメモリ42に一旦格納している状態(データ書き込み前状態)あるいは、スキャンしたデータをUSBメモリへ保存中(格納中)の場合であって、スキャンした画像データをメモリ42に一旦格納している段階で生じたエラー状態(データ書き込み前エラー)は、USBメモリにアクセスする前であるため実アクセス中ではない(実アクセス:無)が、次にUSBメモリにアクセスする可能性は高いため、ランク4の次のランク5に設定する。
次に、USBメモリがUSBコネクタに装着されている場合に、ジョブが実行中であり、かつ、実アクセス中の場合には、抜き差しできない状態(抜き差し不可)であるためランク6に設定する。
具体的には、USBメモリプリント機能の場合には、USBメモリから読み込んだデータを印刷中の場合であって、USBメモリに格納されているデータをメモリ42に一旦格納している状態(データ読み込み中状態)、あるいはUSBメモリに格納されているデータをメモリ42に一旦格納している段階で生じたエラー状態(データ読み込み中エラー)に相当する。また、USBメモリスキャン機能の場合には、スキャンしてメモリ42に格納した画像データをUSBメモリに保存(格納)している状態(データ書き込み中状態)、あるいはスキャンした画像データをメモリ42に格納した後、USBメモリに保存(格納)している段階で生じたエラー状態(データ書き込み中エラー)に相当する。
これにより、上述したようにUSBメモリの12状態についてランク2〜6に分類する。
同様に、USBHDDの場合について説明する。USBメモリに対応するUSBメモリプリント機能およびUSBメモリスキャン機能は、USBHDDに対しても同様の処理を実行することが可能である。本例においては、USBメモリのUSBメモリプリント機能に対応するUSBHDDの機能として、USBHDDプリント機能と称する。また、USBメモリスキャン機能に対応するUSBHDDの機能としてUSBHDDスキャン機能と称する。
上述したようにUSBHDDについて、状態としてジョブが実行されている状態(ジョブ実行中)とジョブが実行されていない状態(ジョブ停止中)とに分類することができる。
ジョブ実行中としては、USBHDDについて、USBHDDプリント機能を実行する場合と、USBHDDスキャン機能を実行する場合とに分けることができる。
ジョブ実行中の場合、具体的には、USBHDDプリント機能を実行する場合、4つの状態にさらに分類することが可能である。
具体的には、USBHDDプリント機能であるUSBHDDから読み込んだデータを印刷中の場合であって、USBHDDに格納されているデータをメモリ42に一旦格納している状態(データ読み込み中状態)と、USBHDDに格納されているデータをメモリ42に格納した状態(データ読み込み完了状態)とに分類することが可能である。
この場合、USBHDDに格納されているデータをメモリ42に一旦格納している状態(データ読み込み中状態)は、実アクセス中(実アクセス:有)である。また、USBHDDに格納されているデータをメモリ42に格納した状態(データ読み込み完了状態)は、既にデータがメモリ42に格納されているため実アクセスは終了している(実アクセス:無)。
また、USBHDDにアクセスする可能性について考えると、USBHDDに格納されているデータをメモリ42に一旦格納している状態(データ読み込み中状態)は、データ読み込み中状態であるためUSBHDDにアクセスする可能性は存在する(USBHDDへアクセスする可能性:有)。一方、USBHDDに格納されているデータをメモリ42に格納した状態(データ読み込み完了状態)は、既にデータがメモリ42に格納されているためUSBHDDにアクセスする可能性は低い(USBHDDへアクセスする可能性:無)。
また、USBHDDプリント機能であるUSBHDDから読み込んだデータを印刷中にエラーが生じた場合であって、USBHDDに格納されているデータをメモリ42に一旦格納している段階で生じたエラー状態(データ読み込み中エラー)と、USBHDDに格納されているデータをメモリ42に格納した後、印刷中の段階で生じたエラー状態(データ読み込み完了後エラー)とに分類することが可能である。
この場合、USBHDDに格納されているデータをメモリ42に格納している段階で生じたエラー状態(データ読み込み中エラー)は、実アクセス中(実アクセス:有)であるが、USBHDDに格納されているデータをメモリ42に格納した後、印刷中の段階で生じたエラー状態(データ読み込み完了後エラー)は、既にデータがメモリ42に格納されているため実アクセスは終了している(実アクセス:無)。
また、USBHDDにアクセスする可能性について考えると、USBHDDに格納されているデータをメモリ42に格納している段階で生じたエラー状態(データ読み込み中エラー)は、データ読み込み中状態であるためUSBHDDにアクセスする可能性は存在する(USBHDDへアクセスする可能性:有)。一方、USBHDDに格納されているデータをメモリ42に格納した後、印刷中の段階で生じたエラー状態(データ読み込み完了後エラー)は、既にデータがメモリ42に格納されているためUSBHDDにアクセスする可能性は低い(USBHDDへアクセスする可能性:無)。
同様に、ジョブ実行中の場合、USBHDDスキャン機能を実行する場合、4つの状態にさらに分類することが可能である。
具体的には、USBHDDスキャン機能であるスキャンしたデータをUSBHDDへ保存中(格納中)の場合であって、スキャンした画像データをメモリ42に一旦格納している状態(データ書き込み前状態)と、メモリ42に格納した画像データをUSBHDDに保存(格納)している状態(データ書き込み中状態)とに分類することが可能である。
この場合、スキャンしたデータをUSBHDDへ保存中(格納中)の場合であって、スキャンした画像データをメモリ42に一旦格納している状態(データ書き込み前状態)は、USBHDDにアクセスする前であるため実アクセス中ではない(実アクセス:無)が、メモリ42に格納した画像データをUSBHDDに保存(格納)している状態(データ書き込み中状態)は、実アクセス中(実アクセス:有)である。
また、USBHDDにアクセスする可能性について考えると、スキャンしたデータをUSBHDDへ保存中(格納中)の場合であって、スキャンした画像データをメモリ42に一旦格納している状態(データ書き込み前状態)は、次に、USBHDDにアクセスしてデータ書き込みを実行するためUSBHDDにアクセスする可能性は存在する(USBHDDへアクセスする可能性:有)。一方、メモリ42に格納した画像データをUSBHDDに保存(格納)している状態(データ書き込み中状態)は、データ書き込み中状態であるためUSBHDDにアクセスする可能性は存在する(USBHDDへアクセスする可能性:有)。
また、USBHDDスキャン機能であるスキャンしたデータをUSBHDDへ保存中(格納中)の場合であって、スキャンした画像データをメモリ42に一旦格納している段階で生じたエラー状態(データ書き込み前エラー)と、スキャンした画像データをメモリ42に格納した後、USBHDDに保存(格納)している段階で生じたエラー状態(データ書き込み中エラー)とに分類することが可能である。
この場合、スキャンしたデータをUSBHDDへ保存中(格納中)の場合であって、スキャンした画像データをメモリ42に一旦格納している段階で生じたエラー状態(データ書き込み前エラー)は、USBHDDにアクセスする前であるため実アクセス中ではない(実アクセス:無)。また、スキャンした画像データをメモリ42に格納した後、USBHDDに保存(格納)している段階で生じたエラー状態(データ書き込み中エラー)は、実アクセス中(実アクセス:有)である。
また、USBHDDにアクセスする可能性について考えると、スキャンしたデータをUSBHDDへ保存中(格納中)の場合であって、スキャンした画像データをメモリ42に一旦格納している段階で生じたエラー状態(データ書き込み前エラー)は、エラー状態解消後、次に、USBHDDにアクセスしてデータ書き込みを実行するためUSBHDDにアクセスする可能性は存在する(USBHDDへアクセスする可能性:有)。また、スキャンした画像データをメモリ42に格納した後、USBHDDに保存(格納)している段階で生じたエラー状態(データ書き込み中エラー)は、データ書き込み中状態であるためUSBHDDにアクセスする可能性は存在する(USBHDDへアクセスする可能性:有)。
ジョブが実行されていない状態(ジョブ停止中)の場合、4つの状態にさらに分類することが可能である。
具体的には、過去の履歴の中に1回以上のUSBHDDプリント機能(データ読み込み)あるいはUSBHDDスキャン機能(データ書き込み)の実行履歴があるか無いか、その有無に基づいて2つに分類することが可能である。
さらに、ユーザ認証中か否かに基づいてさらに2つに分類することが可能である。
この場合、ジョブが実行されていない状態(ジョブ停止中)の場合であるためUSBHDDの実アクセス中ではない(実アクセス:無)。
また、USBHDDにアクセスする可能性について考えると、ユーザ認証中である場合には、USBHDDにアクセスする可能性は存在する(USBHDDへアクセスする可能性:有)。一方、ユーザ認証していない場合すなわちユーザログアウト中である場合には、USBHDDにアクセスする可能性は低い(USBHDDへアクセスする可能性:無)。
すなわち、USBHDDについても上述したUSBメモリと同様の方式に従って、USBHDDの12状態についてランク2〜6に分類する。
図5は、パネル制御部70における、USBメモリデバイスステータス管理部65からの情報に基づいてUSBメモリデバイスの優先度を表示する制御フロー図である。
図5を参照して、USB表示アイコンボタンが押下されたかどうかを判断(ステップS1)し、判断された場合には、次のステップに進む。上述したように図3で説明したUSB表示アイコンボタン214を押下することにより当該制御フローが実行される。
次に、USBデバイスステータス管理部65にあるUSBデバイスステータステーブルを参照する(ステップS2)。
図6は、USBデバイスステータス管理テーブルの一例を説明する図である。
図6を参照して、ここでは、USBコネクタ20〜25にそれぞれ対応するUSBコネクタ番号CN1〜CN6の欄が設けられる。そして、各USBコネクタ番号の項目に対応して、「機器種別」、「認証状態/使用状態」、「ジョブ状態」およびランク判定結果である「ランク」が表示されている場合が示されている。なお、ここで、「ランク」が表示されているが、「ランク」の欄については設けても良いし、特に設けなくても良い。
具体的には、本例において「機器種別」には、USBデバイス接続部5から出力された装着された機器に関する検知情報に基づいて、USBコネクタに装着されたUSBデバイスがUSBメモリ、USBHDD、認証装置等のいずれであるのかその種別の情報が格納される。
また、「認証状態/使用状態」には、ログイン/ログアウト管理部27からの認証情報に基づいて、装着されたUSBデバイスがUSBメモリおよびUSBHDDの場合には、ユーザ認証されているか否かの情報が格納される。本例においては、ユーザ認証されている場合には、ユーザ名および認証中が格納される。また、USBデバイスが認証装置の場合には、使用中であるか未使用であるかの情報が格納される。
「ジョブ状態」には、USBデバイスに対してジョブを実行する際、ジョブ制御部50から出力されたUSBデバイスのジョブ状態の情報が格納される。
具体的には、本例においては、一例としてUSBコネクタ番号CN1には、機器種別として、USBメモリである旨の情報が格納され、認証状態として、ユーザDが認証中として格納されているものとする。また、ジョブ状態としては、データ読み込み中として格納されているものとする。
USBコネクタ番号CN2には、機器種別として、USBHDDである旨の情報が格納され、認証状態として、ユーザAが認証中として格納されているものとする。また、ジョブ状態としては、データ書き込み前として格納されているものとする。
USBコネクタ番号CN3には、機器種別として、USBメモリである旨の情報が格納され、認証状態として、ユーザCが認証中として格納されているものとする。また、ジョブ状態としては、データ読み込み完了として格納されているものとする。
USBコネクタ番号CN4には、機器種別として、USBHDDである旨の情報が格納され、認証状態として、ユーザBが認証中として格納されているものとする。また、ジョブ状態としては、アイドル中(ジョブ停止中)として格納されているものとする。
USBコネクタ番号CN5には、機器種別として、USBメモリである旨の情報が格納され、認証状態として、未認証(ユーザログアウト中)として格納されているものとする。
USBコネクタ番号CN6には、機器種別として、認証装置である旨の情報が格納され、使用中であるとして格納されているものとする。
再び、図5を参照して、次に、USBデバイスステータス管理テーブルの情報に基づいてランク判定を実行する(ステップS3)。
図7は、パネル制御部70においてランク判定を実行するフロー図である。
図7を参照して、ランク判定処理として、まず、USBデバイス(機器)の種別を判別する(ステップS6)。
USBデバイスが認証装置の場合には、ステップS7に進む。一方、USBデバイスがUSBメモリあるいはUSBHDDの場合には、ステップS10に進む。
そして、ステップS6においてUSBデバイスが認証装置と判断された場合に、次に、認証装置が使用中か否かを判断する(ステップS7)。
ステップS7において、認証装置が使用中であると判断された場合には、ランク7に設定される(ステップS9)。一方、ステップS7において、認証装置が使用していない未使用と判断された場合には、ランク1に設定される(ステップS8)。
一方、ステップS6において、USBデバイスがUSBメモリあるいはUSBHDDと判断された場合に、次に、ジョブが実行中か否かを判断する(ステップS10)。
ジョブが実行中か否かは、図6で説明したジョブ状態に基づいて判断される。データ読み込み中等のジョブ処理が格納されている場合にはジョブ実行中である。一方、アイドル中に設定されている場合には、ジョブ停止中である。
ステップS10において、ジョブ実行中と判断された場合には、次にステップS11に進む。一方、アイドル中すなわちジョブ停止中と判断された場合には、ステップS17に進む。
ステップS10において、ジョブ停止中と判断された場合に、次に、ユーザ認証中か否かが判断される(ステップS17)。
ステップS17において、ユーザ認証中である場合すなわちログインしている場合には、ランク4に設定される(ステップS19)。一方、ユーザ未認証である場合すなわちログアウトしている場合には、ランク2に設定される(ステップS18)。
ステップS10において、ジョブ実行中と判断された場合には、次に、ジョブがUSBメモリ(HDD)プリント/USBメモリ(HDD)スキャンのいずれであるかが判断される(ステップS11)。ジョブがUSBメモリ(HDD)プリント/USBメモリ(HDD)スキャンのいずれであるかは、図6で説明したジョブ状態に基づいて判断される。エラー状態も含めてデータ読み込み中およびデータ読み込み完了の場合には、USBメモリ(HDD)プリントと判断される。一方、エラー状態も含めてデータ書き込み中およびデータ書き込み前の場合には、USBメモリ(HDD)スキャンと判断される。
ステップS11において、ジョブがUSBメモリ(HDD)プリントと判断された場合に、次に、エラー状態も含めてジョブの状態がデータ読み込み中/データ読み込み完了のいずれであるかが判断される(ステップS12)。
ステップS12において、データ読み込み中あるいはデータ読み込み中エラーであると判断される場合には、ランク6に設定される。
ステップS12において、データ読み込み完了あるいはデータ読み込み完了エラーと判断される場合には、ランク3に設定される。
一方、ステップS11において、ジョブがUSBメモリ(HDD)スキャンと判断された場合に、次に、エラー状態も含めてジョブの状態がデータ書き込み中/データ書き込み前のいずれであるかが判断される(ステップS15)。
ステップS15において、データ書き込み中あるいはデータ書き込み中エラーであると判断される場合には、ランク6に設定される。
ステップS15において、データ書き込み前あるいはデータ書き込み前エラーであると判断される場合には、ランク5に設定される。
上述の図6のUSBデバイスステータス管理テーブルを参照したランク判定について説明する。
USBコネクタ20(USBコネクタ番号CN1)に装着されたUSBデバイスは、上述したようにUSBメモリであり、また、ジョブ状態が「データ読み込み中」であるためランク6に設定される。また、USBコネクタ21(USBコネクタ番号CN2)に装着されたUSBデバイスは、上述したようにUSBHDDであり、また、ジョブ状態が「データ書き込み前」であるためランク5に設定される。USBコネクタ22(USBコネクタ番号CN3)に装着されたUSBデバイスは、上述したようにUSBメモリであり、また、ジョブ状態が「データ読み込み完了」であるためランク3に設定される。USBコネクタ23(USBコネクタ番号CN4)に装着されたUSBデバイスは、上述したようにUSBHDDであり、ユーザ認証中である。また、ジョブ状態が「アイドル中(ジョブ停止中)」であるためランク4に設定される。USBコネクタ24(USBコネクタ番号CN5)に装着されたUSBデバイスは、上述したようにUSBメモリであり、ユーザ未認証である。また、ジョブ状態が「アイドル中(ジョブ停止中)」であるためランク2に設定される。USBコネクタ25(USBコネクタ番号CN6)に装着されたUSBデバイスは、上述したように認証装置であり、装置の使用中であるためランク7に設定される。
再び、図5を参照して、ステップS3のランク判定後、次に、ランク判定結果に基づいて優先度を設定する(ステップS4)。具体的には、ランク判定結果の数字が小さいランクを優先度1位に設定する。そして、その次に数字が小さいランクを優先度2位に設定する。そして、以降同様の方式に従って昇順的にランク判定結果の数字に基づいて優先度を設定する。なお、仮にランク判定結果について、同じランクが複数ある場合には、同一の優先度として表示することも可能であるし、あるいは、USBデバイスが装着された時間等を計測しておいて、計測時間に従って優先度が各USBコネクタ番号に対応してそれぞれ異なるように設定することも可能である。
そして、次に、USBデバイス優先度画面を操作パネル部10の操作ディスプレイ12に表示する(ステップS5)。
具体的には、上述したUSBコネクタに対応して装着されたUSBデバイスについて、ランク結果に基づく優先度を表示する。
図8は、図6のUSBデバイスステータス管理テーブルの情報に基づくUSBデバイス優先度画面を説明する一例図である。
図8に示されるように、6個のUSBコネクタにそれぞれ対応して、各コネクタに装着されているUSBデバイスの機器種別、ジョブ状態および認証状態とともに、上述したランク判定結果に基づく優先度が表示されている。具体的には、USBコネクタ番号CN5に対応するUSBメモリが優先度1位となる。また、USBコネクタ番号CN3に対応するUSBメモリが優先度2位となる。USBコネクタ番号CN4に対応するUSBHDDが優先度3位となる。USBコネクタ番号CN2に対応するUSBHDDが優先度4位となる。USBコネクタ番号CN1に対応するUSBメモリが優先度5位となる。USBコネクタ番号CN6に対応する認証装置が優先度6位となる。
当該画面表示により、ユーザは、各USBコネクタに装着されたUSBデバイスの優先度を認知することが可能となり、例えば、優先度の高いUSBコネクタ番号CN5に対応するUSBコネクタ24に装着されているUSBデバイスを優先的に抜く判断が可能となる。また、優先度を表示することにより、誤ってアクセス中のUSBデバイスを抜くことを防止することが可能となる。
また、複数のジョブを予約して所定の順序で実行できるMFPでは、USBメモリを装着してジョブを予約することもできるがUSBメモリのコネクタが塞がっており、新たにジョブを実行できない場合、他人がジョブを予約しているUSBメモリなのか、或いはジョブを予約していないUSBメモリ例えばUSBメモリ内のデータをMFP側へ既に移動し終えたUSBメモリなのか等、判別することができなかったが、本願の画面表示により、どのUSBメモリを誰が利用しているのかが明白であり、また、ジョブ状態を確認することが可能であるため抜いても良いUSBメモリを容易に把握することが可能である。
したがって、USBデバイスが接続可能な複数のコネクタを効率よく有効に利用することが可能である。
なお、本例においては、当該画面表示において、ユーザに対して、各USBコネクタに装着されたUSBデバイスの優先度を認知させるために順位を表示する方式について説明したが、優先度を認知させることが可能であれば特にこの方式に限られない。例えば、優先度毎に色分けあるいは階調表示により差を設けて、優先的に抜くことが可能なUSBデバイスの情報をユーザに報知することも可能であるし、優先的に抜くことが可能なUSBデバイスを点滅させたり、あるいは、ランク的に優先的に抜くことが適切でないUSBデバイスを反転表示したり等することも可能である。
(実施の形態1の変形例)
図9は、図6のUSBデバイスステータス管理テーブルの情報に基づくUSBデバイス優先度画面を説明する別の図である。
図9に示されるように、図1のUSBコネクタ20〜25の形状に対応させてUSBコネクタの差込口のモデルとともにUSBデバイス優先度画面を表示することにより、ユーザは、いずれのUSBコネクタに装着されたUSBデバイスを抜くことが可能であるかをMFP1本体のUSBコネクタの構成と比較して一見することができ、ユーザの利便性が向上する。また、当該画面表示により、誤ってアクセス中のUSBデバイスを抜くことをさらに防止することが可能となる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2においては、ランク2〜5をさらにサブランクに分類して優先度を表示する場合について説明する。
具体的には、図5のランク判定(ステップS3)において、図7のランク判定処理とともにサブランク判定を実行する。
図10は、本発明の実施の形態2に従うランク2のサブランク判定を実行するフロー図である。ランク2は、USBメモリあるいはUSBHDDであって、アイドル中でありユーザ未認証の状態に相当する。
図10を参照して、まず、USBデバイスの機器の種別を判定する(ステップS20)。具体的には、USBメモリ/USBHDDのいずれであるかを判定する。
ステップS20において、USBメモリであると判断された場合には、次に、過去のジョブ履歴の有無を判断する(ステップS24)。ステップS24において、過去のジョブ履歴がある場合には、ランク2−Aに設定する(ステップS26)。一方、過去のジョブ履歴が無い場合には、ランク2−Bに設定する(ステップS25)。
ステップS20において、USBHDDであると判断された場合には、次に、過去のジョブ履歴の有無を判断する(ステップS21)。ステップS21において、過去のジョブ履歴がある場合には、ランク2−Cに設定する(ステップS22)。一方、過去のジョブ履歴が無い場合には、ランク2−Dに設定する(ステップS23)。
ランク2−A〜Dは、ランク2−Aが優先度が高く、ランク2−B、ランク2−Cの順番にランク2−Dが優先度が低くなるものとする。
ここでは、USBメモリは、個人所有のものが多いが、USBHDDは、複数のユーザで共有資源として使用されるケースが多いと考えられる。したがって、USBHDDの方が抜き差しの頻度は低く、固定装置として使用される可能性が高いと考えられるためUSBメモリよりもUSBHDDの方の優先度を低く設定している。
また、過去のジョブ履歴がある場合には、既に一度使用したUSBデバイスであり、一度も使用していないUSBデバイスの方が既に一度使用したUSBデバイスよりも使用される可能性が高いと考えられるため既に一度使用したUSBデバイスの方の優先度を高く設定している。
図11は、本発明の実施の形態2に従うランク3のサブランク判定を実行するフロー図である。ランク3は、USBメモリあるいはUSBHDDであって、ジョブ状態としては、エラー状態も含めてUSBメモリ(HDD)プリント機能のデータ読み込み完了の状態に相当する。
図11を参照して、まず、USBデバイスの機器の種別を判定する(ステップS30)。具体的には、USBメモリ/USBHDDのいずれであるかを判定する。
ステップS30において、USBメモリであると判断された場合には、エラー終了したものであるか、それとも正常終了したものであるかが判断される(ステップS34)。ステップS34において、エラー終了したものである場合には、ランク3−Aに設定する(ステップS36)。一方、正常終了したものである場合には、ランク3−Bに設定する(ステップS35)。
ステップS30において、USBHDDであると判断された場合には、エラー終了したものであるか、それとも正常終了したものであるかが判断される(ステップS31)。ステップS31において、エラー終了したものである場合には、ランク3−Cに設定する(ステップS32)。一方、正常終了したものである場合には、ランク3−Dに設定する(ステップS33)。
上述したようにUSBHDDの方が抜き差しの頻度は低く、固定装置として使用される可能性が高いと考えられるためUSBメモリよりもUSBHDDの方の優先度を低く設定している。
また、正常終了したUSBデバイスの方がエラー終了した場合よりもUSBデバイスをさらに使用する可能性が高いと考えられるためエラー終了したUSBデバイスの方の優先度を高く設定している。
図12は、本発明の実施の形態2に従うランク4のサブランク判定を実行するフロー図である。ランク4は、USBメモリあるいはUSBHDDであって、アイドル中でありユーザ認証の状態に相当する。
図12を参照して、まず、USBデバイスの機器の種別を判定する(ステップS40)。具体的には、USBメモリ/USBHDDのいずれであるかを判定する。
ステップS40において、USBメモリであると判断された場合には、次に、過去のジョブ履歴の有無を判断する(ステップS44)。ステップS44において、過去のジョブ履歴がある場合には、ランク4−Aに設定する(ステップS46)。一方、過去のジョブ履歴が無い場合には、ランク4−Bに設定する(ステップS45)。
ステップS40において、USBHDDであると判断された場合には、次に、過去のジョブ履歴の有無を判断する(ステップS41)。ステップS41において、過去のジョブ履歴がある場合には、ランク4−Cに設定する(ステップS42)。一方、過去のジョブ履歴が無い場合には、ランク4−Dに設定する(ステップS23)。
ランク4−A〜Dは、ランク4−Aが優先度が高く、ランク4−B、ランク4−Cの順番にランク4−Dが優先度が低くなるものとする。
ここで、上述したようにUSBHDDの方が抜き差しの頻度は低く、固定装置として使用される可能性が高いと考えられるためUSBメモリよりもUSBHDDの方の優先度を低く設定している。
また、上述したように過去のジョブ履歴がある場合には、既に一度使用したUSBデバイスであり、一度も使用していないUSBデバイスの方が既に一度使用したUSBデバイスよりも使用される可能性が高いと考えられるため既に一度使用したUSBデバイスの方の優先度を高く設定している。
図13は、本発明の実施の形態2に従うランク5のサブランク判定を実行するフロー図である。ランク5は、USBメモリあるいはUSBHDDであって、ジョブ状態としては、エラー状態も含めてUSBメモリ(HDD)スキャン機能のデータ書き込み前の状態に相当する。
図13を参照して、まず、USBデバイスの機器の種別を判定する(ステップS50)。具体的には、USBメモリ/USBHDDのいずれであるかを判定する。
ステップS50において、USBメモリであると判断された場合には、データ書き込み前具体的にはアクセス前に停止した状態であるか、あるいは、データ書き込み中エラー具体的にはアクセスエラー状態であるかが判断される(ステップS54)。ステップS54において、アクセスエラー状態である場合には、ランク5−Aに設定する(ステップS56)。一方、アクセス前に停止した状態である場合には、ランク5−Bに設定する(ステップS55)。
ステップS50において、USBHDDであると判断された場合には、USBメモリであると判断された場合には、データ書き込み前具体的にはアクセス前に停止した状態であるか、あるいは、データ書き込み中エラー具体的にはアクセスエラー状態であるかが判断される(ステップS51)。ステップS51において、アクセスエラー状態である場合には、ランク5−Cに設定する(ステップS52)。一方、アクセス前に停止した状態である場合には、ランク5−Dに設定する(ステップS53)。
上述したようにUSBHDDの方が抜き差しの頻度は低く、固定装置として使用される可能性が高いと考えられるためUSBメモリよりもUSBHDDの方の優先度を低く設定している。
また、アクセス前停止すなわちデータ書き込み前の状態は、次に、USBデバイスにアクセスしてデータ書き込みを実行する場合であるため、データ書き込み中にエラーが生じている状態に比べて優先度を低く設定している。
図14は、USBデバイスステータス管理テーブルの別の例を説明する図である。
図14を参照して、図6で説明したUSBデバイスステータス管理テーブルと比較して異なる点は、USBコネクタ番号CN2に対応する欄のジョブ状態がデータ読み込み完了として格納されている点が異なる。その他の点については、図6で説明した例と同様である。
ここで、図7のランク判定を実行するフロー図に従えば、USBコネクタ21(USBコネクタ番号CN2)に装着されたUSBデバイスは、上述したようにUSBHDDであり、また、ジョブ状態が「データ読み込み完了」であるためランク3に設定される。したがって、USBコネクタ22(USBコネクタ番号CN3)に装着されたUSBデバイスのランクと同じランクとなる。
ここで、図11のフロー図を用いてランク3のサブランク判定を実行する。
図11を参照して、USBコネクタ番号CN2については、機器種別として、USBメモリであるかUSBHDDであるかが判定され、USBHDDであるためステップS31に進む。そして、ステップS31において、エラー終了ではなく、正常にデータ読み込みが完了して終了した場合であるためステップS33に進み、ランク3−Dに設定される。
一方、USBコネクタ番号CN3については、機器種別として、USBメモリであるかUSBHDDであるかが判定され、USBメモリであるためステップS34に進む。そして、ステップS34において、エラー終了ではなく、正常にデータ読み込みが完了して終了した場合であるためステップS35に進み、ランク3−Bに設定される。
したがって、ランク3をサブランクに分類して、USBコネクタ番号CN2の優先度がUSBコネクタ番号CN3の優先度よりも低い設定となる。
図15は、図14のUSBデバイスステータス管理テーブルの情報に基づくUSBデバイス優先度画面を説明する別の一例図である。
図15に示されるように、6個のUSBコネクタにそれぞれ対応して、各コネクタに装着されているUSBデバイスの機器種別、ジョブ状態および認証状態とともに、上述したランク判定結果に基づく優先度が表示されている。具体的には、USBコネクタ番号CN5に対応するUSBメモリが優先度1位となる。また、USBコネクタ番号CN3に対応するUSBメモリが優先度2位となる。USBコネクタ番号CN2に対応するUSBHDDが優先度3位となる。USBコネクタ番号CN4に対応するUSBHDDが優先度4位となる。USBコネクタ番号CN1に対応するUSBメモリが優先度5位となる。USBコネクタ番号CN6に対応する認証装置が優先度6位となる。
当該画面表示により、ユーザは、各USBコネクタに装着されたUSBデバイスの優先度を認知することが可能となり、例えば、優先度の高いUSBコネクタ番号CN5に対応するUSBコネクタ24に装着されているUSBデバイスを優先的に抜く判断が可能となる。そして、次に、優先度の高いUSBコネクタ番号CN3に対応するUSBコネクタ22に装着されているUSBデバイスを次の候補として抜く判断が可能となる。
なお、ここでは、ランク3のサブランク判定の場合を具体例として説明したが、他のランクのサブランク判定についても同様の方式に従ってランクを設定することが可能である。
また、実施の形態1においては、ランク1〜6の6分類にランク分けする場合について説明したが、本実施の形態2に従う方式により、ランクをさらにサブランクに分類することが可能であるためさらに詳細にランク分けすることが可能であり精度の高いランク分けを実行することが可能となる。これにより、実施の形態1に従う方式よりもさらに効率よく有効に優先度の高いUSBデバイスを優先的に抜くことが可能である。
(実施の形態2の変形例)
上記の実施の形態2においては、ランク2〜5をさらにサブランクに分類して優先度を表示する場合について説明したが、本実施の形態2の変形例においては、ランク6をサブランクに分類する場合について説明する。
図16は、本発明の実施の形態2の変形例に従うランク6のサブランク判定を実行するフロー図である。
図16を参照して、まず、ランク6に設定されるアクセス中のUSBコネクタであるか否かを判定する(ステップS60)。具体的には、USBコネクタに装着されたUSBデバイスのジョブ状態がエラー状態も含めてデータ読み込み中状態あるいはデータ書き込み中状態であるか否かを判断する。
次にジョブ完了までの予測時間を計測する(ステップS61)。ジョブ完了までの予測時間としては、例えばUSBメモリ(HDD)プリントの場合には、ジョブ制御部50がジョブ情報として有しているUSBメモリ(HDD)に格納されているデータのファイルフォーマットの種類およびデータサイズ等に基づいてジョブ完了までの予測時間を計測するものとする。また、例えばUSBメモリ(HDD)スキャンの場合には、ジョブ制御部50がジョブ情報として有しているスキャンした原稿の枚数およびスキャンの解像度等に基づいてジョブ完了までの予測時間を計測するものとする。
そして、全USBコネクタ分上述のステップS60およびステップS61を繰り返す。ステップS62において、全USBコネクタ分繰り返された場合には、次に、USBデバイスステータス管理テーブルに設けられたUSBコネクタ番号の中で上記計測時間の短い順番にランクを設定する(ステップS63)。
具体的には、ランク6に設定されるUSBコネクタ番号の中で計測時間の短いUSBコネクタ番号を長いUSBコネクタ番号よりも小さいランクに設定する。
当該方式により、本実施の形態2の変形例に従う方式により、ランク6をさらにサブランクに分類することが可能であるためさらに詳細にランク分けすることが可能であり精度の高いランク分けを実行することが可能となる。これにより、実施の形態1に従う方式よりもさらに効率よく有効に優先度の高いUSBデバイスを優先的に抜くことが可能である。
また、上記においては、優先度のみを表示する場合について説明したが、例えばランク6に設定されるUSBデバイスについて、上記の計測した予測時間を表示することにより、アクセス中のUSBコネクタに装着されたUSBデバイスのジョブがいつ完了するかをを認識することが可能であり、ユーザはどの程度待てばUSBデバイスを抜いて新たに装着したUSBデバイスを挿入できるかの判断が可能となる。
なお、本例においては、USBメモリおよびUSBHDDの情報記録装置を例に挙げて説明したが他のUSB情報記録装置についても同様に適用することが可能である。
また、本例においては、認証装置としてUSB指紋認証装置を例に挙げて説明したが、特にこれに限られず他の認証装置についても同様に適用可能である。
また、USBコネクタとして6個のコネクタが設けられたMFPについて説明したが特にこれに限られず複数個であれば特に数には限定されない。
なお、本発明にかかる画像形成装置はMFPに限定されず、画像形成装置であれば、プリンタやファクシミリ装置等であってもよい。なお、画像形成装置を制御するコントローラについて、コンピュータを機能させて、上述のフローで説明したような制御を実行させるプログラムを提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
なお、本発明にかかるプログラムは、コンピュータのオペレーションシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本発明にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストール
されて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
なお、着脱式記憶装置の一例として本例においてはUSBメモリについて説明したが、特にUSBメモリに限られず、例えばSDカード等の他の補助記憶装置についても同様に適用可能である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施形態に従う画像形成装置としてのMFPを示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に従う画像形成装置であるMFP1の機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に従うMFP1における操作パネル部10の構成を説明する図である。 本発明の実施の形態に従うUSBデバイスの機器種別およびUSBデバイスの状態等に基づいて従ってランク分け可能な対応テーブルを説明する図である。 パネル制御部70における、USBメモリデバイスステータス管理部65からの情報に基づいてUSBメモリデバイスの優先度を表示する制御フロー図である。 USBデバイスステータス管理テーブルの一例を説明する図である。 パネル制御部70においてランク判定を実行するフロー図である。 図6のUSBデバイスステータス管理テーブルの情報に基づくUSBデバイス優先度画面を説明する一例図である。 図6のUSBデバイスステータス管理テーブルの情報に基づくUSBデバイス優先度画面を説明する別の図である。 本発明の実施の形態2に従うランク2のサブランク判定を実行するフロー図である。 本発明の実施の形態2に従うランク3のサブランク判定を実行するフロー図である。 本発明の実施の形態2に従うランク4のサブランク判定を実行するフロー図である。 本発明の実施の形態2に従うランク5のサブランク判定を実行するフロー図である。 USBデバイスステータス管理テーブルの別の例を説明する図である。 図14のUSBデバイスステータス管理テーブルの情報に基づくUSBデバイス優先度画面を説明する別の一例図である。 本発明の実施の形態2の変形例に従うランク6のサブランク判定を実行するフロー図である。
符号の説明
1 MFP、5 USBデバイス接続部、10 操作パネル部、13 スキャナ部、14 プリンタ部、20〜25 USBコネクタ、26 記憶部、27 ログイン/ログアウト管理部、30 コントロール部、35 スキャナ制御部、40 画像制御部、42 メモリ、45 プリンタ制御部、50 ジョブ制御部、55 画像変換部、60 USB制御部、65 USBデバイスステータス管理部、70 パネル制御部。

Claims (13)

  1. 複数の着脱式記憶装置を装着可能な複数の着脱部と、
    前記複数の着脱部に装着された着脱式記憶装置への書き込み又は着脱式記憶装置からの読み出しに関するジョブ状態を管理する状態管理部と、
    前記状態管理部によって管理されている前記着脱式記憶装置のジョブ状態に関する情報に基づいて、前記着脱式記憶装置のアクセス可能性を判断し、前記複数の着脱部に装着された前記複数の着脱式記憶装置のうち着脱可能な着脱式記憶装置を表示するための制御部とを備える、画像形成装置。
  2. 前記複数の着脱部に装着された着脱式記憶装置の接続状況を管理する検知部をさらに備え、
    前記制御部は、前記検知部からの検知結果に従う前記複数の着脱部の全てに着脱式記憶装置が接続された場合に、前記状態管理部によって管理されている前記着脱式記憶装置のジョブ状態に関する情報に基づいて、前記複数の着脱部に装着された前記複数の着脱式記憶装置のうち着脱可能な着脱式記憶装置を表示する、請求項1記載の画像形成装置。
  3. 利用者の認証処理を実行するための認証部をさらに備え、
    前記状態管理部は、着脱式記憶装置の利用者の認証状態をさらに管理し、
    前記制御部は、前記状態管理部によって管理されている前記着脱式記憶装置のジョブ状態および認証状態に基づいて、着脱式記憶装置の利用者の認証が終了したか否かを判断し、その判断結果により、前記複数の着脱部に装着された前記複数の着脱式記憶装置のうち着脱可能な着脱式記憶装置を表示する、請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記状態管理部は、前記複数の着脱部に装着された着脱式記憶装置の利用者に関する認証結果を管理し、
    前記制御部は、前記状態管理部によって管理されている前記着脱式記憶装置のジョブ状態および認証状態に基づいて、前記複数の着脱部に着脱された着脱式記憶装置のうち認証状態ではない着脱式記憶装置よりも認証状態の着脱式記憶装置について着脱可能な度合を示す優先度を下げる、請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記複数の着脱部に装着された前記複数の着脱式記憶装置にそれぞれ対応して、着脱可能な度合を示す優先度を表示する、請求項1記載の画像形成装置。
  6. 前記状態管理部は、前記複数の着脱部に装着された着脱式記憶装置に対するアクセス状態をさらに管理し、
    前記制御部は、前記状態管理部によって管理されている前記着脱式記憶装置のジョブ状態およびアクセス状態に基づいて、アクセス状態ではない着脱式記憶装置よりもアクセス状態の着脱式記憶装置について着脱可能な度合を示す優先度を下げる、請求項5記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、前記複数の着脱部に装着された着脱式記憶装置のアクセス状態である着脱式記憶装置に関してアクセスが完了する予測時間を計測し、計測した予測時間に基づいて、アクセス状態の着脱式記憶装置について着脱可能な度合を示す優先度をそれぞれ表示する、請求項6記載の画像形成装置。
  8. 原稿を読み取って電子データを生成する原稿読取部と、
    前記原稿読取部で生成した電子データを前記着脱式記憶装置に書き込む書込部とをさらに備え、
    前記アクセス状態は、前記原稿読取部で生成した電子データを前記着脱式記憶装置に書き込む動作状態に相当する、請求項6記載の画像形成装置。
  9. 前記着脱式記憶装置内の電子データを前記着脱式記憶装置から読み出す読出部と、
    読み出した電子データを印刷する印刷部とをさらに備え、
    前記アクセス状態は、前記印刷部で印刷するために前記着脱式記憶装置から前記電子データを読み出す動作状態に相当する、請求項6記載の画像形成装置。
  10. 原稿を読み取って電子データを生成する原稿読取部と、
    原稿読取部で生成した電子データを前記着脱式記憶装置に書き込む書込部とをさらに備え、
    前記制御部は、
    前記複数の着脱式記憶装置の中から指定した着脱式記憶装置への書き込み又は着脱式記憶装置からの読み出しに関するジョブを実行するために前記原稿読取部および前記書込部を制御するジョブ制御部と、
    前記複数の着脱式記憶装置のうち着脱可能な着脱式記憶装置の度合を示す優先度を表示するための表示制御部とを含み、
    前記表示制御部は、前記状態管理部によって管理されている前記着脱式記憶装置のジョブ状態に関する情報に含まれるジョブ実行中の情報に基づいて、ジョブ実行状態ではない着脱式記憶装置よりもジョブ実行状態の着脱式記憶装置について着脱可能な度合を示す優先度を下げて表示する、請求項5記載の画像形成装置。
  11. 前記着脱式記憶装置内の電子データを前記着脱式記憶装置から読み出す読出部と、
    読み出した電子データを印刷する印刷部とをさらに備え、
    前記制御部は、
    前記複数の着脱式記憶装置の中から指定した着脱式記憶装置への書き込み又は着脱式記憶装置からの読み出しに関するジョブを実行するために前記読出部および前記印刷部を制御するジョブ制御部と、
    前記複数の着脱式記憶装置のうち着脱可能な着脱式記憶装置の度合を示す優先度を表示するための表示制御部とを含み、
    前記表示制御部は、前記状態管理部によって管理されている前記着脱式記憶装置のジョブ状態に関する情報に含まれるジョブ実行中の情報に基づいて、ジョブ実行状態ではない着脱式記憶装置よりもジョブ実行状態の着脱式記憶装置について着脱可能な度合を示す優先度を下げて表示する、請求項5記載の画像形成装置。
  12. 前記表示制御部は、前記複数の着脱部に装着された着脱式記憶装置のアクセス状態である着脱式記憶装置に関して、アクセスが完了する予測時間を計測し、計測した予測時間に基づいて、アクセス状態の着脱式記憶装置について着脱可能な度合を示す優先度をそれぞれ表示する、請求項10あるいは11に記載の画像形成装置。
  13. 前記複数の着脱式記憶装置は、少なくとも1つのUSBメモリおよびUSBHDDに相当し、
    前記制御部は、USBメモリよりもUSBHDDについて着脱可能な度合を示す優先度を下げて表示する、請求項5記載の画像形成装置。
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