JP4464557B2 - ころ軸受用保持器 - Google Patents

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    • F16C19/26Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for radial load mainly with a single row of rollers

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は,例えば,エンジンのコネクティングロッド(コンロッド)の大端部等に使用されるころ軸受に適用され,特に,クランクピンとクランクアームとが一体的に形成されたクランクシャフトに使用される分割型のころ軸受に適用されるころ軸受用保持器に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年,エンジンは,さらなる馬力アップが要求され,その要求に対応して,エンジンのクランク軸ではクランクピンとクランクアームとを一体的に形成して剛性をアップし,一層の高速回転ができる構造に構成されている。そこで,コネクティングロッドの大端部に使用されるころ軸受は,クランクピンとクランクアームとが一体的に形成されているため,分割型のころ軸受を採用する必要があり,それに応じて保持器も分割型に構成する必要がある。また,エンジンが高速回転になったことにより,軸受は非常に過酷な状況に置かれることになっている。
【0003】
従来,軸受用保持器として,特開平8−219149号公報に開示されたものが知られている。該公報に開示された軸受用保持器は,門形断面形状を有する保持器であって,近年のエンジンの高速化に対応して,保持器の外周のきわに外側保持用突出部を形成してころ抜け出し阻止について考慮されたものである。
【0004】
また,門形断面形状を有するころ軸受用保持器として,実開平1−168014号公報に開示されたものが知られている。該ころ軸受用保持器は,該公報の図1に示されるように,薄肉部には仕切部における厚肉部の側面よりもポケット内方に僅かに突出させられた突起を備えており,ころの径方向外方への抜け出しを阻止するように構成されており,近年のエンジンの高速化に対応していくために,ころ抜け出し阻止について考慮されたものである。
【0005】
特開2000−240660号公報に開示されたローラベアリング用リテーナは,二分割されたリテーナであり,クランクピンとクランクアームとが一体的に形成されたクランクシャフトに使用されるものである。該ローラベアリング用リテーナは,リテーナの分割部に近づくに従って徐々に外径が小さくなり,全体として僅かに楕円形に形成されており,リテーナの分割面がそれぞれ外方に開くという変形に対応できる構造を有している。
【0006】
また,実開平6−6746号公報に開示されたころ軸受用二つ割り保持器は,真円環状保持器を直径方向で対向する2つの柱部それぞれの円周方向中央部をカッティングラインとして2分割したものであり,一対の半円環状保持部材において対向する円周方向端面に少なくとも所定厚さのコーティング材を塗布したものである。
【0007】
更に,特開平9−72332号公報に開示された船舶推進機用エンジンのコンロッド支持部構造は,該公報の図4に示すように,一対の2つ割れの半リング状の保持器が合わさってリング状になっている大端ベアリングが示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら,従来の分割型の軸受用保持器では,軸受の高速回転により,保持器の合わせ部が遠心力によって外径側に膨らむ変形が発生し,コンロッドの軸受支持部の内面に局部的に強く当たって,摺動面の潤滑油切れ及び焼き付き等の要因になるという問題がある。図11に示すように,従来の分割型の軸受用保持器40は,上記問題点を防ぐため,一般的に一対の半円環状保持器41で構成し,半円環状保持器41の合わせ面38と外周面42とで形成される角部に面取りが施されて面取り部39が形成され,周方向に設けたポケットのころ43を配設していた。
【0009】
また,従来の分割型軸受用保持器は,角部に面取りを施す場合に,円筒体の保持器を半円環状保持器41に分割した後に,半円環状保持器41に対してそれぞれ面取り加工をしていたので,面取り部39の大きさがばらばらになり,面取り部39の大きさの加工管理ができておらず,面取りした面と保持器の外周面42の角部が鋭くなりがちになり,合わせ面38及びその付近において潤滑油切れや焼き付き等が発生するおそれがあった。また,従来の分割型軸受用保持器は,円筒体の保持器を半円環状保持器41に分割する前に熱処理が行われているので,分割する時に保持器の半円弧がどうしても開き方向に変形し,そのため,角部の面取りの大きさを精度よく加工することが困難であった。
【0010】
この発明の目的は,上記の課題を解決することであり,例えば,現状の高速化にマッチしたコンロッド用の軸受として有効な分割型ころ軸受用保持器を提供することであり,製作が容易で,面取りの大きさの加工管理が容易であり,エンジンの高速回転という過酷な状況の軸受に適用して好ましいころ軸受用保持器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
この発明は,円環状保持器を周方向で二つ割にして端面の合わせ面を互いに対向して配置した一対の半円環状保持器から成るころ軸受用保持器において,
前記半円環状保持器は,軸方向に隔置して周方向に平行に延びる一対の半円環部と前記半円環部間で周方向に隔置してそれぞれ延びる前記半円環部と一体構造の柱部とから構成され,前記柱部の外側面は前記半円環部の外周面と同一面に形成されて前記柱部間にはころを収容するためのポケットがそれぞれ形成され,
前記柱部の内側面における軸方向の中央部には,前記ころのピッチ円径よりも外側まで延びる深さで且つ前記ポケットの長さよりも短い長さの凹部が形成され,前記柱部の前記中央部が前記凹部によって薄肉部に形成され且つ前記薄肉部の両側の前記柱部の両端部が厚肉部に形成され,前記厚肉部の側面は前記ころを案内するころ案内面に形成され,前記柱部の前記厚肉部には,前記ポケットに突出して前記ころの外方への脱落を阻止する外側保持用突出部と前記ころの内方への脱落を阻止する内側保持用突出部とが形成され,
前記合わせ面形成された前記柱部は他の前記柱部とほぼ同一の幅に形成され,前記合わせ面に沿ったそれぞれの外周面は面取りされた面取り部に形成され,
前記一対の半円環状保持器は,一つの円環状保持器形成された2倍の幅柱部部分を円周方向の中央部位置でワイヤ放電加工によって2分割して対向する前記合せ面が形成されて一対に形成された構成であって,且つ前記一対の前記半円環状保持器の前記面取り部は,前記円環状保持器の前記柱部部分の前記外周面に形成された前記面取り部を前記2分割して前記一対に形成された構成であり,
前記合わせ面に対向するそれぞれの前記面取り部は,前記合わせ面に垂直に延びて且つ径方向で対向しているそれぞれの前記面取り部が軸方向に互いに平行な平面で対向して延びて形成されていることを特徴とするころ軸受用保持器に関する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下,図面を参照して,この発明によるころ軸受用保持器の実施例を説明する。先ず,図1〜9を参照して,この発明によるころ軸受用保持器の一実施例を説明する。
【0013】
この実施例は,ころ軸受用保持器1を一対の半円環状保持器2で構成する分割タイプであり,特に,合わせ面8及びその付近の形状に特徴を有するものである。ころ軸受用保持器1は,図6と図6における符号H部分の拡大図である図7とに示すように,円環保持器10を,円環保持器10の直径方向に対向して面取り部9が形成された部分,即ち,二倍の幅に形成された柱部4の円周方向の中央部であるカット位置部分11において,2分割に切断加工することによって一対の半円環状保持器2が形成される。一対の半円環状保持器2をコンロッド等の軸受取付部材の内周面に嵌合させ,半円環状保持器2の合わせ面8を互いに当接させて円環状にすることによってころ軸受用保持器1が構成される。
【0014】
半円環状保持器2は,軸方向に隔置して周方向に平行に延びる一対の半円環部3と,両半円環部3の間で周方向に隔置してそれぞれ延びる半円環部3と一体構造の柱部4とから構成されている。柱部4間には,針状ころ等のころ7を収容するための窓部即ちポケット6がそれぞれ形成されている。合わせ面8は,半円環部3と柱部4とで形成されている。半円環状保持器2の外周面22の合わせ面8の付近の外周角部即ち外周面5は,面取りされて面取り部9が形成されている。また,外周面5と合わせ面8とで形成される角部23は,面取りされた面取り部23Cに形成されることが好ましい。
【0015】
合わせ面8付近の外周面5の面取り部9は,半円環状保持器2に二分割するのに先立って,図6に示す円環状保持器10の成形状態において,円環状保持器10を半円環状保持器2に二分割にカットするカット位置部分11の外周に沿った付近の外周面5に,カット位置部分11を中心線として,所定量の面取り加工を施して面取り部9が形成されている。面取り除去部12は,ころ軸受用保持器1の分割後の変形量,コンロッド等の軸受取付部材に組み込んで使用する時に,高速回転によって発生する遠心力等を考慮して決められている。分割前の円環保持器10の状態で面取り部9を形成することによって,面取り加工した外周部分の面取り部9は対向した二平面に形成されているので,最も測定がし易く,面取り部9の面取りの大きさを予め決められた一定の形状に加工管理することが容易にできる。また,外周面22における面取り部9を精度よく仕上げることも可能になる。更に,半円環部3と柱部4との円弧面と平面の面取り部9とのボーダ領域は面取りによってスムース即ち滑らかな面に形成されていることが好ましい。
【0016】
また,合わせ面8を形成する柱部4は,他の柱部4とほぼ同一の幅を有している。図6に示す円環状保持器10は,二分割前では,カット位置部分11では柱部4が二倍の長さに成形されているので,二分割された半円環状保持器2では,合わせ面8において半円環部3と柱部4とによって形成されると共に,合わせ面8での柱部4の幅が小さくなることはなく,強度上の問題はない。円環状保持器10を切断するには,例えば,ワイヤ放電加工機を用いるが,最近のワイヤ放電加工機は,例えば,0.1mmの径のワイヤ電極を用いて放電加工するので,半円環状保持器2に分割する際のカット幅の影響が小さくなり,一つの円環状保持器10から一対の半円環状保持器2を高精度に加工することが可能になった。
【0017】
まず,図8の(イ)に示すように,円環状保持器10に斜線で示す面取り部9を形成するため,ワイヤ放電加工機で面取り加工を行う。次に,図8の(ロ)に示すように,ワイヤ放電加工機でカット位置部分11を細線のワイヤ電極を用いてカットして半円環状保持器2を製作する。この時,角部23の面取り部23Cの面取り加工も細線のワイヤ電極を用いて同時に行うことにより,加工の簡素化,高精度な加工を可能にする。勿論,円環状保持器10及び半円環状保持器2の面取り部の加工は,ワイヤ放電加工機に限らず,研削加工機等を用いて行うこともできる。
【0018】
また,図1の符号A部分の拡大図である図5に示すように,面取り部9は,略平面状になるように面取りして面取り除去部12を除去して形成され,精度よく仕上げることが可能になる。また,面取り部9と円弧面の外周面22との境界領域9Cについて,なだらかな面即ちスムースな面に形成することができる。また,面取り部9と合わせ面8とで形成される角部23は,面取り部23Cによって鋭利ではなく,面取り部23Cでなだらかに形成することができる。ころ軸受用保持器1の外周面22の境界領域9Cは,ころ7が接する相手部材であるコンロッド等の内周面に局部的に強く当たることがなく,合わせ面8の領域で潤滑切れが発生することがなく,エンジンの高速回転に対応できる構造に構成される。
【0019】
また,図3に示すように,柱部4の外側面22Pは,半円環部3の外周面22と同一面に形成されている。即ち,柱部4の外側面22Pは,全長に渡って半円環部3の外周面22と面一となっている。柱部4の内周面24における軸方向の中央部には,ころ7のピッチ円径D(径方向に対向するころ7のピッチ円間の距離)よりも外側まで延びる深さであり,しかも,ポケット6の長さよりも短い長さのサイズを有する凹部19が形成されている。従って,柱部4の内周面24に形成された凹部19によって,柱部4の両端部が厚肉部13に形成され,中央部が薄肉部14に形成される。厚肉部13の側面は,ポケット(窓)6を形成し,該側面がころ7を案内するころ案内面18を形成している。
【0020】
柱部4の厚肉部13には,ポケット6に突出してころ7の外方への脱落を阻止即ち規制するための外側保持用突出部15と,ころ7の内方への脱落を阻止即ち規制するための内側保持用突出部16とが形成されている。内側保持用突出部16は,例えば,柱部4の内周面24にローレット加工等で凹溝28を形成することによって,ポケット6へ突出させることができる。また,柱部4の厚肉部13に形成された外側保持用突出部15の外側面は,柱部4の外側面22に一致するように形成されている。
【0021】
図3及び図9に示すように,柱部4の薄肉部14の内側面24Tの幅Biは,ポケット6の長さBpの50%〜80%,好ましくは,図示のように60%程度に設定されている。内周面24での薄肉部14と厚肉部13とを結ぶ傾斜面20は,薄肉部14に垂直な面に対して傾斜角度(θ2 /2)が45°より小さい角度,好ましくは,図示のようにθ2 /2が30°に設定されている。また,半円環部3の側面25と内周面24とで形成される角部は,半円環部3の内周面24から肉厚の約3分の2の位置まで軸方向に垂直な面に対して45°より小さい角度θ1 の傾斜面21に面取りされている。即ち,半円環部3の面取りの傾斜面21は,半円環部3の軸方向に対して垂直な面の内周側から約3分の2の位置の円周から始まる。半円環部3の軸方向に対して垂直な面と半円環部3の外周面22との角部23は糸面取り程度に面取りされている。また,半円環部3の軸方向に対して垂直な面と半円環部3の周面24との角部21の面取りは,クランクシャフトに一体型のクランクピンの角部Rが嵌入するので,その角部Rと干渉(接触)しない大きさになっていることは勿論である。
【0022】
更に,柱部4の軸方向の中央部で且つ周方向の両側部は,ポケット6の一部を拡幅する拡幅部分17が形成されている。従って,これらの拡幅部分17を潤滑油が通ることができ,潤滑油が流れ易くなっている。また,半円環部3の側面25と外周面22との角部26は,糸面取り程度に面取りされている。
【0023】
一対の半円環状保持器2は,上記の形状を有する半円環部3と柱部4とで構成するので,一対の半円環状保持器2を合わせ面8で当接させてころ軸受用保持器1を構成することによって,ころ軸受用保持器1の重量を軽量にし,ころ軸受用保持器1の外周面22の面積を大きく形成して,高速回転の遠心力による相手部材であるコンロツド等の軸受取付部材の内周面と,ころ軸受用保持器1の外周面22との接触面圧を小さくして,高速回転に対応でき,潤滑切れ及び焼き付きを防止することができる。ころ7は,厚肉部13の側面であるころ案内面18にて案内されるので,スキューが小さくしっかりと案内される。更に,柱部4の厚肉部13に外側保持用突出部15及び内側保持用突出部16を設けているので,ころ案内面が多少摩耗しても,ころ7と接触せず,これらの突出部15,16が邪魔になることはない。ころ7は,ころ軸受用保持器1に脱落することなく保持されているので,一対の半円環状保持器2にあっても組み込み等の面で,取り扱い易いものになっている。
【0024】
このように構成することによって,従来のころ案内面をほぼ確保しながらさらに軽量化を図るとともに,半円環部3における剛性を確保し,特に,縦断面係数を大きくすることができ,更に,ころ軸受用保持器1の外周面積を増加させる形状に構成されており,二つ割りのころ軸受用保持器1でありながら,さらなる高速化に対応することができるものである。
【0025】
この実施例のころ軸受用保持器1は,例えば,次のような加工手順で作製することができる。
1.パイプ材等の素材から旋削加工で円環部材等の所定の形状にL加工する。 2.L加工された円環部材にプレス加工によってポケットを形成する。
3.円環部材に内側保持用カシメ,次いで外側保持用カシメを形成する。
4.円環部材の側面を研削加工し,円環部材の幅を決定する。
5.円環部材の外周面を研削加工する。
6.研削加工された円環部材を熱処理する。
7.円環部材の外周面の仕上げ研削を行なう。
8.ワイヤ放電加工機によって円環部材の二分割にする合せ面付近の外周面に対して面取り加工を行い,次いで,円環部材をワイヤ放電加工機によって二分割にして一対の半円環状保持器を作製する。
9.ワイヤ放電加工を行なった部分に発生しているバリ等を除去する加工を行なう。
10.半円環状保持器の表面処理を行なうため,半円環状保持器の表面をめっきする。 11.半円環状保持器の外周側より外側保持用突出部を弾性変形させ,ころ7をポケット6内に挿入して組み立てる。
【0026】
図10には,この発明によるころ軸受用保持器の別の実施例が示されている。この実施例のころ軸受用保持器30は,一対の半円環状保持器2で構成された上記実施例と異なって,一体型の構造を有するものである。ころ軸受用保持器30は,上記実施例が半円環状保持器2の両端面で合わせ面8を有し,円環部27が上記実施例の半円環部3のような合わせ面8を有していない構造である以外は,上記実施例と同一の構造を有するものであり,柱部4の形状及び合せ面を除いた半円環部の形状については全く同一の形状に構成されている。この実施例のころ軸受用保持器30は,上記実施例の分割型のころ軸受用保持器1と同様に,高速化に適用できる性能を有している。
【0027】
【発明の効果】
この発明によるころ軸受用保持器は,分割型軸受用保持器である場合に,保持器の外周面上の合わせ面部分に施す面取りは,半円環状保持器に分割する前に行うので,面取りの大きさがばらばらになることはなく,面取り加工した部分(面取り部)の測定ができ,面取りの大きさを一定に加工管理でき,面取り部を精度よく仕上げることが可能である。また,面取り部は略平面状になるように面取り除去したので,ころ軸受用保持器の円弧状の外周面と平面の面取り部との境界領域ではなだらかに精度よく仕上げることが可能になる。面取り部が,なだらかに形成されたことによって,ころ軸受用保持器の外周面は,ころが接する相手部材であるコネクティングロッドの内周面に,局部的に強く当たることが防止され,潤滑切れもなく軸受の高速回転に対応できるものになる。
【0028】
このころ軸受用保持器は,一対の半円環状保持器で構成する場合には,ワイヤ放電加工機を利用して二分割や面取り等を行うので,カット幅の影響が小さくなり,一つの円環保持器から一対の半円環状保持器の製作を可能にする。また,面取り部の加工もワイヤーカットで行うことにより,加工の簡素化,高精度な加工を可能とする。
【0029】
また,このころ軸受用保持器は,上記のように構成することによって,ころ軸受用保持器自体を軽量に構成でき,ころ軸受用保持器の外周面の面積を大きくして,高速回転の遠心力による相手部材であるコンロツド等の軸受取付部材の内周面と,ころ軸受用保持器の外周面との接触面圧を小さくして,潤滑切れ及び焼き付きを防止し,さらなるエンジンの高速化に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明によるころ軸受用保持器の一実施例を示す正面図である。
【図2】 図1のころ軸受用保持器における軸方向の中央部分で軸方向と垂直に切断した一方の半円環状保持器を示す断面図である。
【図3】 図2の半円環状保持器について一部を省略してE矢視を含むA−A断面図である。
【図4】 図2の半円環状保持器についてF矢視の部分を示す平面図である。
【図5】 図1の符号G部分の面取り部を示す拡大図である。
【図6】 この発明によるころ軸受用保持器を製作する場合に,半円環状保持器に二分割する前の軸方向の中央部分で軸方向と垂直に切断した断面図である。
【図7】 図6の符号H部分の面取り部を示す拡大説明図である。
【図8】 この発明によるころ軸受用保持器における外周面の面取り前の加工部分と面取り後の加工部分を示す概略説明図である。
【図9】 図3の符号Cの部分を示す拡大断面図である。
【図10】 この発明によるころ軸受用保持器の別の実施例を示し,複数のころを保持した一体型のころ軸受用保持器を示す斜視図である。
【図11】 従来のころ軸受用保持器における半円環状保持器に面取り部を施した状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1,30 ころ軸受用保持器
2 半円環状保持器
3 半円環部
4 柱部
5 外周角部
6 ポケット
7 ころ
8 合わせ面
9 面取り部
10 円環状保持器
11 カット位置部分
12 面取り除去部
13 厚肉部
14 薄肉部
15 外側保持用突出部
16 内側保持用突出部
17 拡幅部
18 ころ案内面
19 凹部
20,21 傾斜面
22 外周面
22P 外側面
23 外周角部
24 内周面
24T 内側面
25 側面
26 角部(外側面)
27 円環部
28 凹溝

Claims (1)

  1. 円環状保持器を周方向で二つ割にして端面の合わせ面を互いに対向して配置した一対の半円環状保持器から成るころ軸受用保持器において,
    前記半円環状保持器は,軸方向に隔置して周方向に平行に延びる一対の半円環部と前記半円環部間で周方向に隔置してそれぞれ延びる前記半円環部と一体構造の柱部とから構成され,前記柱部の外側面は前記半円環部の外周面と同一面に形成されて前記柱部間にはころを収容するためのポケットがそれぞれ形成され,
    前記柱部の内側面における軸方向の中央部には,前記ころのピッチ円径よりも外側まで延びる深さで且つ前記ポケットの長さよりも短い長さの凹部が形成され,前記柱部の前記中央部が前記凹部によって薄肉部に形成され且つ前記薄肉部の両側の前記柱部の両端部が厚肉部に形成され,前記厚肉部の側面は前記ころを案内するころ案内面に形成され,前記柱部の前記厚肉部には,前記ポケットに突出して前記ころの外方への脱落を阻止する外側保持用突出部と前記ころの内方への脱落を阻止する内側保持用突出部とが形成され,
    前記合わせ面形成された前記柱部は他の前記柱部とほぼ同一の幅に形成され,前記合わせ面に沿ったそれぞれの外周面は面取りされた面取り部に形成され,
    前記一対の半円環状保持器は,一つの円環状保持器形成された2倍の幅柱部部分を円周方向の中央部位置でワイヤ放電加工によって2分割して対向する前記合せ面が形成されて一対に形成された構成であって,且つ前記一対の前記半円環状保持器の前記面取り部は,前記円環状保持器の前記柱部部分の前記外周面に形成された前記面取り部を前記2分割して前記一対に形成された構成であり,
    前記合わせ面に対向するそれぞれの前記面取り部は,前記合わせ面に垂直に延びて且つ径方向で対向しているそれぞれの前記面取り部が軸方向に互いに平行な平面で対向して延びて形成されていることを特徴とするころ軸受用保持器。
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