JP4460496B2 - テープカートリッジ管理システムおよびテープカートリッジ - Google Patents

テープカートリッジ管理システムおよびテープカートリッジ Download PDF

Info

Publication number
JP4460496B2
JP4460496B2 JP2005198350A JP2005198350A JP4460496B2 JP 4460496 B2 JP4460496 B2 JP 4460496B2 JP 2005198350 A JP2005198350 A JP 2005198350A JP 2005198350 A JP2005198350 A JP 2005198350A JP 4460496 B2 JP4460496 B2 JP 4460496B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape cartridge
attached
case
rfid tag
tag
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005198350A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007018592A (ja
Inventor
信之 多田
信昭 東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2005198350A priority Critical patent/JP4460496B2/ja
Priority to US11/476,613 priority patent/US7804393B2/en
Publication of JP2007018592A publication Critical patent/JP2007018592A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4460496B2 publication Critical patent/JP4460496B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/675Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes
    • G11B15/68Automatic cassette changing arrangements; automatic tape changing arrangements
    • G11B15/682Automatic cassette changing arrangements; automatic tape changing arrangements with fixed magazines having fixed cassette storage cells, e.g. in racks

Description

本発明は、テープカートリッジ管理システムおよびテープカートリッジに関し、特に、管理情報を記憶するRFIDタグを用いたテープカートリッジ管理システムおよびテープカートリッジに関する。
近年、テープカートリッジにRFIDタグ(以下、単に「タグ」という。)を取り付けて、テープカートリッジ単体の在庫管理や所在管理を行うシステムが開発されている。このようなシステムにおいては、既存製品を考慮した設計、つまり、ユーザ側での作業性を考慮して、テープカートリッジの外側に貼り付ける外付けタイプのタグが主に用いられている。
この外付けタイプのタグでは、外部から容易に剥離可能であるため、一度剥がしたタグが他の製品に誤って貼り付けられるおそれがある。従来、このような誤認使用を防止するため、一度貼り付けたタグを剥がすと、破壊される構造を有するICタグが提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
これに対し、誤認使用を防止し、セキュリティ上の安全性をさらに高めるため、外側からの取り外しができないように、タグをテープカートリッジ内に収容する内蔵タイプとすることも考えられる。
特開2001−167240号公報(段落0012) 特開2001−256455号公報(段落0006,0007)
しかしながら、既存製品を全て内蔵タイプに交換するとなると費用が嵩み、大きな負担になるという問題があった。そこで、従来の外付けタイプを利用可能にしつつ内蔵タイプに切り替えていくことが考えられるが、その過渡期は2つのタイプが混在するため、いずれのタイプも、同一システムで容易に管理可能なように構成される必要がある。
一方、内蔵タイプのタグと外付けタイプのタグとが、1つのテープカートリッジに共に取り付けられると、2つのタグが同時に反応してしまい、どちらの情報を有効とすべきかまよってしまうおそれがある。
そこで、本発明では前記した問題を解決し、外付けタグを備えたテープカートリッジと、内蔵タグを備えたテープカートリッジについて、共に、同一システムで管理可能であり、かつ、外付けによるRFIDタグの二重取付けを防止することが可能なテープカートリッジ管理システムおよびテープカートリッジを提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明の請求項1に記載の発明は、管理情報を記憶するRFIDタグがケースの外部または内部に取り付けられる複数のテープカートリッジと、前記RFIDタグに記憶される管理情報を読み取りまたは書き込むリーダライタと、を備え、前記リーダライタは、複数の前記テープカートリッジに対し、同一の位置関係で、前記管理情報を読み取りまたは書き込み可能に構成され、前記RFIDタグがケース内部に取り付けられずにケース外部に取り付けられるテープカートリッジは、前記ケースのラベル貼付部が設けられた側壁の外面に前記RFIDタグが取り付けられ、前記RFIDタグがケース内部に取り付けられるテープカートリッジは、前記ケースのラベル貼付部が設けられた側壁の内面側に前記RFIDタグが取り付けられているテープカートリッジ管理システムであって、前記RFIDタグがケース内部に取り付けられるテープカートリッジの前記側壁の外面には、前記RFIDタグの外付け防止用の識別部が設けられており、前記識別部は、前記RFIDタグがケース内部に取り付けられるテープカートリッジにおける前記ラベル貼付部の輪郭を、RFIDタグがケース内部に取り付けられずにケース外部に取り付けられるテープカートリッジにおけるラベル貼付部の輪郭とは、異なる形状に形成してなり、当該形状は、RFIDタグがケース内部に取り付けられずにケース外部に取り付けられるテープカートリッジにおいて前記RFIDタグが取り付られる部分に対応する部分に段差が生じる形状であることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、テープカートリッジには、ラベル貼付部が設けられた側壁の外面にRFIDタグが取り付けられた外付けタイプと、ラベル貼付部が設けられた側壁の内面側にRFIDタグが取り付けられた内蔵タイプとの2種類がある。このように、本システムにおいては、RFIDタグの取付位置が、ラベル貼付部が設けられた側壁の外面か内面側かに定められている。そのため、リーダライタは、各テープカートリッジに対し、同一の位置関係で、管理情報を読み取りまたは書き込むことができる。これにより、外付けタイプのテープカートリッジであるか内蔵タイプのテープカートリッジであるかを問わず、1つのシステムで管理することができる。
また、請求項1に記載の発明によれば、RFIDタグが側壁の内面側に取り付けられているテープカートリッジの側壁の外面には、RFIDタグの外付け防止用の識別部が設けられている。これにより、内蔵タイプのテープカートリッジにおいて、RFIDタグを外付けすることによる二重取り付けが防止される。そのため、二重取り付けに起因する不具合を防止することができる。
また、請求項1に記載の発明によれば、ラベル貼付部の輪郭が、RFIDタグがケース内部に取り付けられずにケース外部に取り付けられるテープカートリッジにおけるラベル貼付部の輪郭とは、異なる形状に形成されていることで、注意が喚起され、RFIDタグの外付けが防止される。
請求項2に記載の発明は、管理情報を記憶するRFIDタグがケースの外部または内部に取り付けられる複数のテープカートリッジと、前記RFIDタグに記憶される管理情報を読み取りまたは書き込むリーダライタと、を備え、前記リーダライタは、複数の前記テープカートリッジに対し、同一の位置関係で、前記管理情報を読み取りまたは書き込み可能に構成され、前記RFIDタグがケース内部に取り付けられずにケース外部に取り付けられるテープカートリッジは、前記ケースのラベル貼付部が設けられた側壁の外面に前記RFIDタグが取り付けられ、前記RFIDタグがケース内部に取り付けられるテープカートリッジは、前記ケースのラベル貼付部が設けられた側壁の内面側に前記RFIDタグが取り付けられているテープカートリッジ管理システムにおける、前記RFIDタグがケース内部に取り付けられるテープカートリッジであって、前記側壁の外面には、前記RFIDタグの外付け防止用の識別部が設けられており、前記識別部は、前記ラベル貼付部の輪郭を、RFIDタグがケース内部に取り付けられずにケース外部に取り付けられるテープカートリッジにおけるラベル貼付部の輪郭とは、異なる形状に形成してなり、当該形状は、RFIDタグがケース内部に取り付けられずにケース外部に取り付けられるテープカートリッジにおいて前記RFIDタグが取り付けられる部分に対応する部分に段差が生じる形状であることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、RFIDタグが側壁の内面側に取り付けられている。そして、側壁の外面には、RFIDタグの外付け防止用の識別部が設けられている。これにより、内蔵タイプのテープカートリッジにおいて、RFIDタグを外付けすることによる二重取り付けが防止される。そのため、二重取り付けに起因する不具合を防止することができる。なお、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のテープカートリッジ管理システムにおいて用いることができるテープカートリッジである。
また、請求項2に記載の発明によれば、ラベル貼付部の輪郭が、RFIDタグがケース内部に取り付けられずにケース外部に取り付けられるテープカートリッジにおけるラベル貼付部の輪郭とは、異なる形状に形成されていることで、注意が喚起され、RFIDタグの外付けが防止される。
本発明のテープカートリッジ管理システムによれば、RFIDタグの取付に関し、外付けタイプであるか内蔵タイプであるかを問わず、いずれのテープカートリッジであっても、共に同一システムで管理することができる。また、外付けによるRFIDタグの二重取付けを防止することができる。
本発明のテープカートリッジによれば、外付けによるRFIDタグの二重取付けを防止することができる。また、本発明のテープカートリッジ管理システムに用いることができる。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本実施形態に係るテープカートリッジ管理システムの構成図である。
図1に示すように、本実施形態に係る磁気テープカートリッジ管理システム1では、RFIDタグであるタグTを用いて、各磁気テープカートリッジを管理するシステムであり、収容棚Sに並べられて収容される複数の磁気テープカートリッジMC(MC1,MC2)と、リーダライタ4と、コンピュータ5とを備えている。
タグTは、種々の管理情報を記憶するICチップと、このICチップに接続され、情報をリーダライタ4に送受信するアンテナと、を備え、ICチップとアンテナとを基材上に一体化して構成されるラベル型のタグである。タグTに記憶される管理情報は、リーダライタ4により、非接触で読み取られたり、書き込まれたりされる。ここで、ICチップに記憶される管理情報としては、磁気テープカートリッジの固有のID情報や、所在情報等が挙げられる。以下では、磁気テープカートリッジMC1に取り付けるタグをタグT1とし、磁気テープカートリッジMC2に取り付けるタグをタグT2とする。
収容棚Sに収容される複数の磁気テープカートリッジMCは、例えば、LTO(Linear Tape-Open)規格に準拠したものであって、取り付けられるタグT(T1,T2)(RFIDタグ)の位置によって、2種類のタイプの磁気テープカートリッジMC1,MC2に分けられる。
図2は、外付けタグを備えた磁気テープカートリッジの斜視図である。また、図3(a)は、内蔵タグを備えた磁気テープカートリッジの斜視図、(b)は、(a)に示すテープカートリッジの一部断面斜視図である。なお、図2または図3に示す磁気テープカートリッジについては、収容棚S(図1参照)に収容される姿勢を示すものであり、以下、この状態を基準にして、上下方向を定めて説明する。
まず、外付けタイプのタグT1を備えた磁気テープカートリッジMC1について説明する。
図2に示すように、磁気テープカートリッジMC1は、図示しない磁気テープが巻回されたリールを収納するカートリッジケース21(ケース)を備えており、このカートリッジケース21の外側にタグT1が貼り付けられている。
カートリッジケース21は、略直方体に形成された箱体であり、図示しない磁気テープの記録面と対面する4つの側壁22のうちの1つの側壁22Aに、ラベル貼付部23が設けられている。
ラベル貼付部23は、識別用の管理番号、記録されたデータの内容、データのバックアップ日時等を表示したラベルLを貼り付ける部位である。ラベル貼付部23は、誤消去防止爪が配設される側壁22Aの外面22aの略全体を囲う矩形状の輪郭23aで形づくられ、輪郭23aの外側領域よりも若干内面側に凹んで形成されている。
そして、タグT1は、基材の裏面側に塗布された接着剤により、側壁22Aのラベル貼付部23の下部側に貼り付けられている。これにより、タグT1は、表面に沿って形成されたコイル状のアンテナが外側を向くように配置される。
次に、内蔵タイプのタグT2を備えた磁気テープカートリッジMC2について説明する。
図3(a)に示すように、磁気テープカートリッジMC2は、前記した磁気テープカートリッジMC1(図2参照)と同様に、図示しない磁気テープが巻回されたリールを収納するカートリッジケース31(ケース)を備えており、このカートリッジケース31の内側にタグT2が取り付けられている。
カートリッジケース31は、略直方体に形成された箱体であり、図示しない磁気テープの記録面と対面する4つの側壁32のうちの1つの側壁32Aに、ラベル貼付部34が設けられている。また、図3(b)に示すように、側壁32Aに直交する側壁32Bの底面からは、側壁32Aの下部内面に対面するように、タグ取付部33が直立して形成されている。
図3(a)に示すように、ラベル貼付部34は、識別用の管理番号、記録されたデータの内容、データのバックアップ日時等を表示したラベルLを貼り付ける部位である。ラベル貼付部34は、誤消去防止爪が配設される側壁32Aの外面32a上に輪郭34aで形づくられ、輪郭34aの外側領域よりも若干内面側に凹んで形成されている。この輪郭34aは、矩形状の上部輪郭と、この上部輪郭より幅が狭い矩形状の下部輪郭とが連続した形状に形成されている。このように、ラベル貼付部34の輪郭34aを、磁気テープカートリッジMC1のラベル貼付部23の輪郭23aとは異なる形状にしたことで、タグが外付けタイプではないことが視覚で確認可能になるとともに、タグの外付け防止のための注意が喚起される。また、輪郭34aの下部輪郭は、外付けタイプのタグT1(図2参照)の幅より狭く形成される。このように形成することで、外付けタイプの磁気テープカートリッジMC1(図2参照)と同じように、タグをラベル貼付部34の下部に外付けしようとした際、タグが輪郭34aの内部領域と外部領域との間の段差を跨ぐことになるため、外付け防止の注意を一層喚起させることができる。
図3(b)に示すように、タグT2は、コイル状でタグT2の面に沿って形成されるアンテナが側壁32Aの内面に対面した状態で、その基材の裏面側に塗布された接着剤により、タグ取付部33に貼り付けられる。つまり、タグT2は、側壁32Aの下部内面側に取り付けられる。
図1に示すリーダライタ4は、タグTのアンテナと情報を送受信するアンテナと、制御部を有している。リーダライタ4は、この制御部から互いのアンテナを介して、タグTとの間において、管理情報を非接触で読み取り、または、書き込みしたりする。このリーダライタ4とタグTの通信距離は、設定される周波数や、各アンテナの大きさ、長さ等によって異なるが、13.56MHzの周波数であれば、最大数cm程度の通信距離を確保できる。なお、各タグTには、自身が内蔵タイプのタグであるか、外付けタイプのタグであるかの情報を予め記憶させておく。これにより、リーダライタ4は、どちらのタイプのタグと交信しているか容易に判別可能となる。従って、仮に誤って、内蔵タイプの磁気テープカートリッジMC2に外付けタグが貼られた場合でも、この情報を用いることで、内蔵タグT2とのみ交信することが可能となる。
図1に示すコンピュータ5は、入力装置、記憶装置、制御装置、演算装置、出力装置からなるもので、リーダライタ4の制御部から各磁気テープカートリッジMCに関する管理情報を順次転送されて、これらを管理する。
以上のように構成された磁気テープカートリッジ管理システム1では、以下のように作用する。
図1に示すように、収容棚Sには、2種類の磁気テープカートリッジMC1,MC2が、混在した状態で、複数並べられて収容されている。この磁気テープカートリッジMC1,MC2は、それぞれ、ラベルL(図2および図3参照)が外側を向けられて収容されており、ラベルLの情報を視認可能になっている。また、この向きに収容されることで、各磁気テープカートリッジMC1,MC2に取り付けられるタグTのアンテナも外側を向く。
図4(a)は、リーダライタと外付けタイプのタグを備えた磁気テープカートリッジの位置関係を示し、(b)は、リーダライタと内蔵タイプのタグを備えた磁気テープカートリッジの位置関係を示す。
リーダライタ4は、使用者の直接の操作、または、コンピュータ5からの操作により、各磁気テープカートリッジMC1,MC2のそれぞれに対し、同一の位置関係で、タグTに記憶される管理情報の読み取り、または、書き込みを行う。リーダライタ4は、図4(a)に示すように、外付けタイプのタグT1が取り付けられた磁気テープカートリッジMC1に対しては、その側壁22Aに向かって、また、図4(b)に示すように、内蔵タイプのタグT2が取り付けられた磁気テープカートリッジMC2に対しては、その側壁32Aに向かって、配置された状態であれば、各タグT1,T2に記憶される管理情報を、読み取り、または、書き込みすることができる。つまり、タグTが外付けタイプか、内蔵タイプかを問わず、種類が異なる磁気テープカートリッジであっても、収容棚Sに並べられた各磁気テープカートリッジMC1,MC2に対し、リーダライタ4をそれぞれ同一の位置関係にすることで、管理情報の読み取り等を簡単に行うことができる。
そして、リーダライタ4で読み取られた管理情報は、コンピュータ5に転送され、コンピュータ5では、これらの管理情報を一括に管理する。例えば、コンピュータ5においては、磁気テープカートリッジMCの固有のID情報と所在情報とが転送されて、磁気テープカートリッジMCの所在を把握することができるとともに、この所在情報を書き換えることもできる。
以上によれば、本実施形態において、以下の効果を得ることができる。
本実施形態に係る磁気テープカートリッジ管理システム1では、タグTの取付に関し、外付けタイプの磁気テープカートリッジMC1と、内蔵タイプの磁気テープカートリッジMC2が混在する状態であっても、それぞれタグTが決められた側壁22A,32Aの近傍に取り付けられているため、リーダライタ4は、各磁気テープカートリッジMC1,MC2に対する位置関係が同一である場合、各タグTとの位置関係は略同一となり、各タグTに記憶される管理情報の読み取り等を簡単に行うことができる。つまり、この磁気テープカートリッジ管理システム1においては、2種類の磁気テープカートリッジMC1,MC2の管理を容易に行うことができる。これにより、既存の外付けタイプの磁気テープカートリッジMC1を廃棄することなく継続使用を可能にするとともに、内蔵タイプの磁気テープカートリッジMC2に切り替えていくこともスムーズにできる。
本実施形態に係る磁気テープカートリッジMC2では、ラベル貼付部34の輪郭34aが、外付けタイプの磁気テープカートリッジMC1のそれとは異なる形状に形成されているため、タグの外付け防止の注意が喚起される。これにより、タグの二重取り付けが防止され、二重取り付けに起因するシステム上の不具合を防止することができる。
なお、内蔵タイプのタグT2が何らかのトラブルにより使用不可となった場合は、側壁32Aの外面32aに、外付けタイプのタグを貼り付けることで、カートリッジケースを分解することなく、同等の機能を持たせることもできる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、種々の形態で実施することができる。
参考形態として、例えば、側壁32Aの表面形状を、外付けタイプと異なるようにするものであってもよく、エンボス等の凹凸形状を設けるものであってもよい。また、参考形態として、例えば、側壁32Aや、ラベルLに外付け防止用の注意を喚起する文字を印刷または凹凸により表示するものであってもよい。さらに、輪郭34aの形状も、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、下部輪郭を三角形状、多角形状、半円状等にしたり、上部輪郭および下部輪郭を全体的に幅狭く形成したりするものであってもよい。
前記実施形態では、外付けタイプと内蔵タイプのタグを同一のものとして説明したが、外付けタイプのタグは、大きさや取付場所の制約を受けるものではないため、内蔵タイプのタグより大きいものであってもよい。例えば、アンテナ等を長くすることもでき、通信距離を、内蔵タイプのタグより長く確保するようにすることもできる。この場合、外付けタイプのタグT1は、リーダライタ4との位置関係において、最適な取付位置を確保する必要がなくなり、レイアウト自由度が高まる。
前記実施形態では、タグT2を、タグ取付部33に貼り付ける構成としたが、本発明はこれに限定されず、タグT2がカートリッジケース31内で固定することができるものであればどのようなものであってもよい。
前記実施形態では、リーダライタ4を1つしか設けなかったが、例えば、複数のリーダライタを配列した基台を収容棚に対向させることで、各磁気テープカートリッジMCの管理情報を一括に読み取らせる構成にすることもできる。これによれば、各磁気テープカートリッジMC1,MC2において、タグTの取付位置が定められているため、微妙な位置関係の調整等が不要である。
図1は、本実施形態に係るテープカートリッジ管理システムの構成図である。 図2は、外付けタグを備えた磁気テープカートリッジの斜視図である。 (a)は、内蔵タグを備えた磁気テープカートリッジの斜視図、(b)は、(a)に示すテープカートリッジの一部断面斜視図である。 (a)は、リーダライタと外付けタイプのタグを備えた磁気テープカートリッジの位置関係を示し、(b)は、リーダライタと内蔵タイプのタグを備えた磁気テープカートリッジの位置関係を示す。
符号の説明
1 磁気テープカートリッジ管理システム(テープカートリッジ管理システム)
4 リーダライタ
5 コンピュータ
T,T1,T2 タグ(RFIDタグ)
21,31 カートリッジケース(ケース)
22,22A,32,32A 側壁
22a 外面
23 ラベル貼付部
23a 輪郭
32a 外面
33 タグ取付部
34 ラベル貼付部
34a 輪郭
L ラベル
MC,MC1,MC2 磁気テープカートリッジ(テープカートリッジ)

Claims (2)

  1. 管理情報を記憶するRFIDタグがケースの外部または内部に取り付けられる複数のテープカートリッジと、前記RFIDタグに記憶される管理情報を読み取りまたは書き込むリーダライタと、を備え、前記リーダライタは、複数の前記テープカートリッジに対し、同一の位置関係で、前記管理情報を読み取りまたは書き込み可能に構成され、
    前記RFIDタグがケース内部に取り付けられずにケース外部に取り付けられるテープカートリッジは、前記ケースのラベル貼付部が設けられた側壁の外面に前記RFIDタグが取り付けられ、前記RFIDタグがケース内部に取り付けられるテープカートリッジは、前記ケースのラベル貼付部が設けられた側壁の内面側に前記RFIDタグが取り付けられているテープカートリッジ管理システムであって、
    前記RFIDタグがケース内部に取り付けられるテープカートリッジの前記側壁の外面には、前記RFIDタグの外付け防止用の識別部が設けられており、
    前記識別部は、前記RFIDタグがケース内部に取り付けられるテープカートリッジにおける前記ラベル貼付部の輪郭を、RFIDタグがケース内部に取り付けられずにケース外部に取り付けられるテープカートリッジにおけるラベル貼付部の輪郭とは、異なる形状に形成してなり、
    当該形状は、RFIDタグがケース内部に取り付けられずにケース外部に取り付けられるテープカートリッジにおいて前記RFIDタグが取り付けられる部分に対応する部分に段差が生じる形状である
    ことを特徴とするテープカートリッジ管理システム。
  2. 管理情報を記憶するRFIDタグがケースの外部または内部に取り付けられる複数のテープカートリッジと、前記RFIDタグに記憶される管理情報を読み取りまたは書き込むリーダライタと、を備え、前記リーダライタは、複数の前記テープカートリッジに対し、同一の位置関係で、前記管理情報を読み取りまたは書き込み可能に構成され、
    前記RFIDタグがケース内部に取り付けられずにケース外部に取り付けられるテープカートリッジは、前記ケースのラベル貼付部が設けられた側壁の外面に前記RFIDタグが取り付けられ、前記RFIDタグがケース内部に取り付けられるテープカートリッジは、前記ケースのラベル貼付部が設けられた側壁の内面側に前記RFIDタグが取り付けられているテープカートリッジ管理システムにおける、前記RFIDタグがケース内部に取り付けられるテープカートリッジであって、
    前記側壁の外面には、前記RFIDタグの外付け防止用の識別部が設けられており、
    前記識別部は、前記ラベル貼付部の輪郭を、RFIDタグがケース内部に取り付けられずにケース外部に取り付けられるテープカートリッジにおけるラベル貼付部の輪郭とは、異なる形状に形成してなり、
    当該形状は、RFIDタグがケース内部に取り付けられずにケース外部に取り付けられるテープカートリッジにおいて前記RFIDタグが取り付けられる部分に対応する部分に段差が生じる形状である
    ことを特徴とするテープカートリッジ。
JP2005198350A 2005-07-07 2005-07-07 テープカートリッジ管理システムおよびテープカートリッジ Active JP4460496B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005198350A JP4460496B2 (ja) 2005-07-07 2005-07-07 テープカートリッジ管理システムおよびテープカートリッジ
US11/476,613 US7804393B2 (en) 2005-07-07 2006-06-29 Tape cartridge management system and tape cartridge

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005198350A JP4460496B2 (ja) 2005-07-07 2005-07-07 テープカートリッジ管理システムおよびテープカートリッジ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007018592A JP2007018592A (ja) 2007-01-25
JP4460496B2 true JP4460496B2 (ja) 2010-05-12

Family

ID=37618088

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005198350A Active JP4460496B2 (ja) 2005-07-07 2005-07-07 テープカートリッジ管理システムおよびテープカートリッジ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7804393B2 (ja)
JP (1) JP4460496B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4460496B2 (ja) * 2005-07-07 2010-05-12 富士フイルム株式会社 テープカートリッジ管理システムおよびテープカートリッジ
US8164453B2 (en) * 2007-09-19 2012-04-24 Chung Shan Institute Of Science And Technology, Armaments Bureau, M.N.D. Physical audit system with radio frequency identification and method thereof
US7609471B2 (en) * 2007-10-26 2009-10-27 Spectra Logic Corporation Tape cartridge auxiliary memory containing tape drive functional status information
US7933553B2 (en) * 2007-12-06 2011-04-26 Oracle America, Inc. Tuneable radio-frequency identification tag reader and method of reading such a tag
US20100157766A1 (en) * 2008-12-22 2010-06-24 Gregg Jody L Predicting cartridge failure from cartridge memory data
US20100161895A1 (en) * 2008-12-22 2010-06-24 Qualls William R Securing data on data cartridges
US20100321811A1 (en) * 2009-06-19 2010-12-23 Spectra Logic Corporation Drive life cycle management
US10241703B2 (en) * 2016-06-21 2019-03-26 International Business Machines Corporation Multivolume group management
US11562197B2 (en) 2018-04-09 2023-01-24 Sony Corporation Non-contact communication medium and recording medium cartridge

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06267183A (ja) 1993-03-12 1994-09-22 Ricoh Co Ltd ディスクドライブ装置
US6081857A (en) * 1993-12-17 2000-06-27 Storage Technology Corporation System and method for identifying and managing data storage volumes using electromagnetic transducers
JP4117989B2 (ja) 1999-12-10 2008-07-16 シチズンミヨタ株式会社 Icタグ
JP4310670B2 (ja) 2000-01-28 2009-08-12 ソニー株式会社 テープカセット
JP3557990B2 (ja) 2000-03-09 2004-08-25 ソニーケミカル株式会社 情報記録タグ
JP2001291355A (ja) 2000-04-10 2001-10-19 Hitachi Maxell Ltd データカートリッジ
US6614750B2 (en) * 2001-02-28 2003-09-02 Warren Weber Optical recordable disk security system
US7603518B2 (en) * 2005-12-19 2009-10-13 Commvault Systems, Inc. System and method for improved media identification in a storage device
US6675063B2 (en) * 2002-03-18 2004-01-06 International Business Machines Corporation Apparatus and method for calibrating multi-gripper equipped accessor in an automated data storage library
JP2005078715A (ja) 2003-08-29 2005-03-24 Hitachi Maxell Ltd 情報記録再生システム
JP2005108271A (ja) 2003-09-26 2005-04-21 Sony Corp 可搬型記憶装置及び再生装置
US7227721B1 (en) * 2003-11-19 2007-06-05 Storage Technology Corporation Multi-directional cartridge memory antenna designs
JP2005182880A (ja) * 2003-12-17 2005-07-07 Fuji Photo Film Co Ltd テープカートリッジ
US7212118B1 (en) * 2003-12-26 2007-05-01 Storage Technology Corporation Pluggable cartridge memory chip and memory access
US7272081B2 (en) * 2004-03-29 2007-09-18 International Business Machines Corporation On-demand support for resources in an automated data storage library
US7530515B2 (en) * 2005-02-15 2009-05-12 Imation Corp. Data storage tape cartridge and system having a radio frequency write medium
JP4460496B2 (ja) * 2005-07-07 2010-05-12 富士フイルム株式会社 テープカートリッジ管理システムおよびテープカートリッジ
JP2007070047A (ja) * 2005-09-07 2007-03-22 Fujifilm Corp 搬送物品管理システム
US7535669B2 (en) * 2005-12-09 2009-05-19 International Business Machines Corporation Detection of data cartridges in an automated data storage library
US7694884B2 (en) * 2006-04-07 2010-04-13 Prostor Systems, Inc. Removable cartridge identification system
US20080218901A1 (en) * 2008-03-31 2008-09-11 International Business Machines Corporation System and Method to Display Information on a Data Storage Cartridge

Also Published As

Publication number Publication date
US20070008641A1 (en) 2007-01-11
JP2007018592A (ja) 2007-01-25
US7804393B2 (en) 2010-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4460496B2 (ja) テープカートリッジ管理システムおよびテープカートリッジ
JP2001209767A (ja) 非接触icモジュールを備えた被アクセス体
JP2002236891A (ja) データ表示機能付き無線タグ
JP2006114211A (ja) データ記憶カートリッジならびに改ざんおよび損傷記録センサを備えたシステム
JP2008143589A (ja) Icタグ付き包装パッケージ
JPH1179328A (ja) 貸出用収納物管理方式
JP2002123805A (ja) 非接触icタグ付きラベル
JP3141971U (ja) Rfidタグ
JP2007230644A (ja) 非接触icタグ付きブロー成形容器
JP2018129108A (ja) 記録システム及び記録方法
JP5098587B2 (ja) 非接触型icタグ及び非接触型icタグの製造方法
JP4920218B2 (ja) 切り取ることによりデータ又は動作を変更可能な無線識別装置及び変更方法
JP2008201440A (ja) Icタグケース、及びこのicタグケースの容器に対する取付構造
JP2022120687A (ja) 磁気テープカートリッジ、磁気テープドライブ、磁気テープシステム、並びに磁気テープドライブの作動方法
JP2021033222A (ja) 情報表示装置、情報表示装置の制御方法、表示制御装置および電子ペーパーディスプレイ装置
JP2007099484A (ja) 商品管理用タグ
JP2007192708A (ja) Icタグの貼付構造
JP5028877B2 (ja) 記憶媒体収納ボックス、記憶媒体収納システム、記憶媒体収納システムの使用方法
JP7126233B2 (ja) 物品管理装置及び物品管理システム
US7212118B1 (en) Pluggable cartridge memory chip and memory access
JP5764509B2 (ja) ラベル発行装置、ラベル発行プログラム、およびラベル発行方法
JP4584854B2 (ja) 磁気テープカートリッジ
JP4589673B2 (ja) Rfidプリンタおよび制御方法
US11080499B2 (en) Recording tape cartridge and barcode label reissuing method
JP4063812B2 (ja) Rfidホルダ

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20061213

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090602

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090804

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100209

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100212

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4460496

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130219

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140219

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250