JP2007018592A - テープカートリッジ管理システムおよびテープカートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】 外付けタグを備えたテープカートリッジと、内蔵タグを備えたテープカートリッジについて、共に、同一システムで管理可能なテープカートリッジ管理システムおよびテープカートリッジを提供することを課題とする。
【解決手段】 管理情報を記憶するタグTがケースに取り付けられる複数の磁気テープカートリッジMCと、タグTに記憶される管理情報を読み取りまたは書き込むリーダライタ4と、を備え、リーダライタ4は、複数の磁気テープカートリッジMCに対し、同一の位置関係で、前記管理情報を読み取りまたは書き込み可能に構成される磁気テープカートリッジ管理システム1であって、外付けタイプの磁気テープカートリッジMC1は、側壁22Aの外面22aにタグT1が取り付けられ、内蔵タイプの磁気テープカートリッジMC2は、側壁32Aの内面側にタグT2が取り付けられる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、テープカートリッジ管理システムおよびテープカートリッジに関し、特に、管理情報を記憶するRFIDタグを用いたテープカートリッジ管理システムおよびテープカートリッジに関する。
近年、テープカートリッジにRFIDタグ(以下、単に「タグ」という。)を取り付けて、テープカートリッジ単体の在庫管理や所在管理を行うシステムが開発されている。このようなシステムにおいては、既存製品を考慮した設計、つまり、ユーザ側での作業性を考慮して、テープカートリッジの外側に貼り付ける外付けタイプのタグが主に用いられている。
この外付けタイプのタグでは、外部から容易に剥離可能であるため、一度剥がしたタグが他の製品に誤って貼り付けられるおそれがある。従来、このような誤認使用を防止するため、一度貼り付けたタグを剥がすと、破壊される構造を有するICタグが提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
これに対し、誤認使用を防止し、セキュリティ上の安全性をさらに高めるため、外側からの取り外しができないように、タグをテープカートリッジ内に収容する内蔵タイプとすることも考えられる。
特開2001−167240号公報(段落0012) 特開2001−256455号公報(段落0006,0007)
しかしながら、既存製品を全て内蔵タイプに交換するとなると費用が嵩み、大きな負担になるという問題があった。そこで、従来の外付けタイプを利用可能にしつつ内蔵タイプに切り替えていくことが考えられるが、その過渡期は2つのタイプが混在するため、いずれのタイプも、同一システムで容易に管理可能なように構成される必要がある。
一方、内蔵タイプのタグと外付けタイプのタグとが、1つのテープカートリッジに共に取り付けられると、2つのタグが同時に反応してしまい、どちらの情報を有効とすべきかまよってしまうおそれがある。
そこで、本発明では前記した問題を解決し、外付けタグを備えたテープカートリッジと、内蔵タグを備えたテープカートリッジについて、共に、同一システムで管理可能なテープカートリッジ管理システムおよびテープカートリッジを提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明の請求項1に記載の発明は、管理情報を記憶するRFIDタグがケースの外部または内部に取り付けられる複数のテープカートリッジと、前記RFIDタグに記憶される管理情報を読み取りまたは書き込むリーダライタと、を備え、前記リーダライタは、複数の前記テープカートリッジに対し、同一の位置関係で、前記管理情報を読み取りまたは書き込み可能に構成されるテープカートリッジ管理システムであって、前記RFIDタグがケース外部に取り付けられるテープカートリッジは、前記ケースのラベル貼付部が設けられた側壁の外面に前記RFIDタグが取り付けられ、前記RFIDタグがケース内部に取り付けられるテープカートリッジは、前記ケースのラベル貼付部が設けられた側壁の内面側に前記RFIDタグが取り付けられていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、テープカートリッジには、ラベル貼付部が設けられた側壁の外面にRFIDタグが取り付けられた外付けタイプと、ラベル貼付部が設けられた側壁の内面側にRFIDタグが取り付けられた内蔵タイプとの2種類がある。このように、本システムにおいては、RFIDタグの取付位置が、ラベル貼付部が設けられた側壁の外面か内面側かに定められている。そのため、リーダライタは、各テープカートリッジに対し、同一の位置関係で、管理情報を読み取りまたは書き込むことができる。これにより、外付けタイプのテープカートリッジであるか内蔵タイプのテープカートリッジであるかを問わず、1つのシステムで管理することができる。
請求項2に記載の発明は、ラベル貼付部が側壁の外面に設けられたケースと、前記側壁の内面側に取り付けられるRFIDタグと、を有するテープカートリッジであって、前記側壁の外面には、前記RFIDタグの外付け防止用の識別部が設けられていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、RFIDタグが側壁の内面側に取り付けられている。そして、側壁の外面には、RFIDタグの外付け防止用の識別部が設けられている。これにより、内蔵タイプのテープカートリッジにおいて、RFIDタグを外付けすることによる二重取り付けが防止される。そのため、二重取り付けに起因する不具合を防止することができる。なお、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のテープカートリッジ管理システムにおいて用いることができるテープカートリッジである。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のテープカートリッジにおいて、前記識別部は、前記ラベル貼付部の輪郭を、RFIDタグが内蔵されていないテープカートリッジにおけるラベル貼付部の輪郭とは、異なる形状に形成してなることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、ラベル貼付部の輪郭が、RFIDタグが内蔵されていないテープカートリッジにおけるラベル貼付部の輪郭とは、異なる形状に形成されていることで、注意が喚起され、RFIDタグの外付けが防止される。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載のテープカートリッジにおいて、前記識別部は、前記側壁の外面の表面形状を、RFIDタグが内蔵されていないテープカートリッジにおける側壁の外面の表面形状とは、異なる形状に形成してなることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、側壁の外面の表面形状が、RFIDタグが内蔵されていないテープカートリッジにおける側壁の外面の表面形状とは、異なる形状に形成されていることで、注意が喚起され、RFIDタグの外付けが防止される。
請求項5に記載の発明は、請求項2に記載のテープカートリッジにおいて、前記識別部は、前記側壁の外面に注意喚起用の表示がされてなることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、側壁の外面に注意喚起用の表示がされていることで、注意が換気され、RFIDタグの外付けが防止される。
なお、識別部としての表示は、ケース側壁に直接表示されるものであってもよいし、ラベル貼付部に貼り付けられるラベルに表示されるものであってもよい。
本発明のテープカートリッジ管理システムによれば、RFIDタグの取付に関し、外付けタイプであるか内蔵タイプであるかを問わず、いずれのテープカートリッジであっても、共に同一システムで管理することができる。
本発明のテープカートリッジによれば、外付けによるRFIDタグの二重取付けを防止することができる。また、本発明のテープカートリッジ管理システムに用いることができる。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本実施形態に係るテープカートリッジ管理システムの構成図である。
図1に示すように、本実施形態に係る磁気テープカートリッジ管理システム1では、RFIDタグであるタグTを用いて、各磁気テープカートリッジを管理するシステムであり、収容棚Sに並べられて収容される複数の磁気テープカートリッジMC(MC1,MC2)と、リーダライタ4と、コンピュータ5とを備えている。
タグTは、種々の管理情報を記憶するICチップと、このICチップに接続され、情報をリーダライタ4に送受信するアンテナと、を備え、ICチップとアンテナとを基材上に一体化して構成されるラベル型のタグである。タグTに記憶される管理情報は、リーダライタ4により、非接触で読み取られたり、書き込まれたりされる。ここで、ICチップに記憶される管理情報としては、磁気テープカートリッジの固有のID情報や、所在情報等が挙げられる。以下では、磁気テープカートリッジMC1に取り付けるタグをタグT1とし、磁気テープカートリッジMC2に取り付けるタグをタグT2とする。
収容棚Sに収容される複数の磁気テープカートリッジMCは、例えば、LTO(Linear Tape-Open)規格に準拠したものであって、取り付けられるタグT(T1,T2)(RFIDタグ)の位置によって、2種類のタイプの磁気テープカートリッジMC1,MC2に分けられる。
図2は、外付けタグを備えた磁気テープカートリッジの斜視図である。また、図3(a)は、内蔵タグを備えた磁気テープカートリッジの斜視図、(b)は、(a)に示すテープカートリッジの一部断面斜視図である。なお、図2または図3に示す磁気テープカートリッジについては、収容棚S(図1参照)に収容される姿勢を示すものであり、以下、この状態を基準にして、上下方向を定めて説明する。
まず、外付けタイプのタグT1を備えた磁気テープカートリッジMC1について説明する。
図2に示すように、磁気テープカートリッジMC1は、図示しない磁気テープが巻回されたリールを収納するカートリッジケース21(ケース)を備えており、このカートリッジケース21の外側にタグT1が貼り付けられている。
カートリッジケース21は、略直方体に形成された箱体であり、図示しない磁気テープの記録面と対面する4つの側壁22のうちの1つの側壁22Aに、ラベル貼付部23が設けられている。
ラベル貼付部23は、識別用の管理番号、記録されたデータの内容、データのバックアップ日時等を表示したラベルLを貼り付ける部位である。ラベル貼付部23は、誤消去防止爪が配設される側壁22Aの外面22aの略全体を囲う矩形状の輪郭23aで形づくられ、輪郭23aの外側領域よりも若干内面側に凹んで形成されている。
そして、タグT1は、基材の裏面側に塗布された接着剤により、側壁22Aのラベル貼付部23の下部側に貼り付けられている。これにより、タグT1は、表面に沿って形成されたコイル状のアンテナが外側を向くように配置される。
次に、内蔵タイプのタグT2を備えた磁気テープカートリッジMC2について説明する。
図3(a)に示すように、磁気テープカートリッジMC2は、前記した磁気テープカートリッジMC1(図2参照)と同様に、図示しない磁気テープが巻回されたリールを収納するカートリッジケース31(ケース)を備えており、このカートリッジケース31の内側にタグT2が取り付けられている。
カートリッジケース31は、略直方体に形成された箱体であり、図示しない磁気テープの記録面と対面する4つの側壁32のうちの1つの側壁32Aに、ラベル貼付部34が設けられている。また、図3(b)に示すように、側壁32Aに直交する側壁32Bの底面からは、側壁32Aの下部内面に対面するように、タグ取付部33が直立して形成されている。
図3(a)に示すように、ラベル貼付部34は、識別用の管理番号、記録されたデータの内容、データのバックアップ日時等を表示したラベルLを貼り付ける部位である。ラベル貼付部34は、誤消去防止爪が配設される側壁32Aの外面32a上に輪郭34aで形づくられ、輪郭34aの外側領域よりも若干内面側に凹んで形成されている。この輪郭34aは、矩形状の上部輪郭と、この上部輪郭より幅が狭い矩形状の下部輪郭とが連続した形状に形成されている。このように、ラベル貼付部34の輪郭34aを、磁気テープカートリッジMC1のラベル貼付部23の輪郭23aとは異なる形状にしたことで、タグが外付けタイプではないことが視覚で確認可能になるとともに、タグの外付け防止のための注意が喚起される。また、輪郭34aの下部輪郭は、外付けタイプのタグT1(図2参照)の幅より狭く形成されることが好ましい。このように形成することで、外付けタイプの磁気テープカートリッジMC1(図2参照)と同じように、タグをラベル貼付部34の下部に外付けしようとした際、タグが輪郭34aの内部領域と外部領域との間の段差を跨ぐことになるため、外付け防止の注意を一層喚起させることができる。
図3(b)に示すように、タグT2は、コイル状でタグT2の面に沿って形成されるアンテナが側壁32Aの内面に対面した状態で、その基材の裏面側に塗布された接着剤により、タグ取付部33に貼り付けられる。つまり、タグT2は、側壁32Aの下部内面側に取り付けられる。
図1に示すリーダライタ4は、タグTのアンテナと情報を送受信するアンテナと、制御部を有している。リーダライタ4は、この制御部から互いのアンテナを介して、タグTとの間において、管理情報を非接触で読み取り、または、書き込みしたりする。このリーダライタ4とタグTの通信距離は、設定される周波数や、各アンテナの大きさ、長さ等によって異なるが、13.56MHzの周波数であれば、最大数cm程度の通信距離を確保できる。なお、各タグTには、自身が内蔵タイプのタグであるか、外付けタイプのタグであるかの情報を予め記憶させておく。これにより、リーダライタ4は、どちらのタイプのタグと交信しているか容易に判別可能となる。従って、仮に誤って、内蔵タイプの磁気テープカートリッジMC2に外付けタグが貼られた場合でも、この情報を用いることで、内蔵タグT2とのみ交信することが可能となる。
図1に示すコンピュータ5は、入力装置、記憶装置、制御装置、演算装置、出力装置からなるもので、リーダライタ4の制御部から各磁気テープカートリッジMCに関する管理情報を順次転送されて、これらを管理する。
以上のように構成された磁気テープカートリッジ管理システム1では、以下のように作用する。
図1に示すように、収容棚Sには、2種類の磁気テープカートリッジMC1,MC2が、混在した状態で、複数並べられて収容されている。この磁気テープカートリッジMC1,MC2は、それぞれ、ラベルL(図2および図3参照)が外側を向けられて収容されており、ラベルLの情報を視認可能になっている。また、この向きに収容されることで、各磁気テープカートリッジMC1,MC2に取り付けられるタグTのアンテナも外側を向く。
図4(a)は、リーダライタと外付けタイプのタグを備えた磁気テープカートリッジの位置関係を示し、(b)は、リーダライタと内蔵タイプのタグを備えた磁気テープカートリッジの位置関係を示す。
リーダライタ4は、使用者の直接の操作、または、コンピュータ5からの操作により、各磁気テープカートリッジMC1,MC2のそれぞれに対し、同一の位置関係で、タグTに記憶される管理情報の読み取り、または、書き込みを行う。リーダライタ4は、図4(a)に示すように、外付けタイプのタグT1が取り付けられた磁気テープカートリッジMC1に対しては、その側壁22Aに向かって、また、図4(b)に示すように、内蔵タイプのタグT2が取り付けられた磁気テープカートリッジMC2に対しては、その側壁32Aに向かって、配置された状態であれば、各タグT1,T2に記憶される管理情報を、読み取り、または、書き込みすることができる。つまり、タグTが外付けタイプか、内蔵タイプかを問わず、種類が異なる磁気テープカートリッジであっても、収容棚Sに並べられた各磁気テープカートリッジMC1,MC2に対し、リーダライタ4をそれぞれ同一の位置関係にすることで、管理情報の読み取り等を簡単に行うことができる。
そして、リーダライタ4で読み取られた管理情報は、コンピュータ5に転送され、コンピュータ5では、これらの管理情報を一括に管理する。例えば、コンピュータ5においては、磁気テープカートリッジMCの固有のID情報と所在情報とが転送されて、磁気テープカートリッジMCの所在を把握することができるとともに、この所在情報を書き換えることもできる。
以上によれば、本実施形態において、以下の効果を得ることができる。
本実施形態に係る磁気テープカートリッジ管理システム1では、タグTの取付に関し、外付けタイプの磁気テープカートリッジMC1と、内蔵タイプの磁気テープカートリッジMC2が混在する状態であっても、それぞれタグTが決められた側壁22A,32Aの近傍に取り付けられているため、リーダライタ4は、各磁気テープカートリッジMC1,MC2に対する位置関係が同一である場合、各タグTとの位置関係は略同一となり、各タグTに記憶される管理情報の読み取り等を簡単に行うことができる。つまり、この磁気テープカートリッジ管理システム1においては、2種類の磁気テープカートリッジMC1,MC2の管理を容易に行うことができる。これにより、既存の外付けタイプの磁気テープカートリッジMC1を廃棄することなく継続使用を可能にするとともに、内蔵タイプの磁気テープカートリッジMC2に切り替えていくこともスムーズにできる。
本実施形態に係る磁気テープカートリッジMC2では、ラベル貼付部34の輪郭34aが、外付けタイプの磁気テープカートリッジMC1のそれとは異なる形状に形成されているため、タグの外付け防止の注意が喚起される。これにより、タグの二重取り付けが防止され、二重取り付けに起因するシステム上の不具合を防止することができる。
なお、内蔵タイプのタグT2が何らかのトラブルにより使用不可となった場合は、側壁32Aの外面32aに、外付けタイプのタグを貼り付けることで、カートリッジケースを分解することなく、同等の機能を持たせることもできる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、種々の形態で実施することができる。
前記実施形態では、内蔵タイプのタグT2を備えた磁気テープカートリッジMC2において、タグの外付け防止のため、輪郭34aの形状を、外付けタイプと異なるように形成したが、本発明はこれに限定されない。
例えば、側壁32Aの表面形状を、外付けタイプと異なるようにするものであってもよく、エンボス等の凹凸形状を設けるものであってもよい。また、例えば、側壁32Aや、ラベルLに外付け防止用の注意を喚起する文字を印刷または凹凸により表示するものであってもよい。さらに、輪郭34aの形状も、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、下部輪郭を三角形状、多角形状、半円状等にしたり、上部輪郭および下部輪郭を全体的に幅狭く形成したりするものであってもよい。つまり、外付けタイプの磁気テープカートリッジMC1と、外見上、異なることが視認できる識別部が設けられているものであればどのようなものであってもよい。
前記実施形態では、外付けタイプと内蔵タイプのタグを同一のものとして説明したが、外付けタイプのタグは、大きさや取付場所の制約を受けるものではないため、内蔵タイプのタグより大きいものであってもよい。例えば、アンテナ等を長くすることもでき、通信距離を、内蔵タイプのタグより長く確保するようにすることもできる。この場合、外付けタイプのタグT1は、リーダライタ4との位置関係において、最適な取付位置を確保する必要がなくなり、レイアウト自由度が高まる。
前記実施形態では、タグT2を、タグ取付部33に貼り付ける構成としたが、本発明はこれに限定されず、タグT2がカートリッジケース31内で固定することができるものであればどのようなものであってもよい。
前記実施形態では、リーダライタ4を1つしか設けなかったが、例えば、複数のリーダライタを配列した基台を収容棚に対向させることで、各磁気テープカートリッジMCの管理情報を一括に読み取らせる構成にすることもできる。これによれば、各磁気テープカートリッジMC1,MC2において、タグTの取付位置が定められているため、微妙な位置関係の調整等が不要である。
図1は、本実施形態に係るテープカートリッジ管理システムの構成図である。 図2は、外付けタグを備えた磁気テープカートリッジの斜視図である。 (a)は、内蔵タグを備えた磁気テープカートリッジの斜視図、(b)は、(a)に示すテープカートリッジの一部断面斜視図である。 (a)は、リーダライタと外付けタイプのタグを備えた磁気テープカートリッジの位置関係を示し、(b)は、リーダライタと内蔵タイプのタグを備えた磁気テープカートリッジの位置関係を示す。
符号の説明
1 磁気テープカートリッジ管理システム(テープカートリッジ管理システム)
4 リーダライタ
5 コンピュータ
T,T1,T2 タグ(RFIDタグ)
21,31 カートリッジケース(ケース)
22,22A,32,32A 側壁
22a 外面
23 ラベル貼付部
23a 輪郭
32a 外面
33 タグ取付部
34 ラベル貼付部
34a 輪郭
L ラベル
MC,MC1,MC2 磁気テープカートリッジ(テープカートリッジ)

Claims (5)

  1. 管理情報を記憶するRFIDタグがケースの外部または内部に取り付けられる複数のテープカートリッジと、前記RFIDタグに記憶される管理情報を読み取りまたは書き込むリーダライタと、を備え、前記リーダライタは、複数の前記テープカートリッジに対し、同一の位置関係で、前記管理情報を読み取りまたは書き込み可能に構成されるテープカートリッジ管理システムであって、
    前記RFIDタグがケース外部に取り付けられるテープカートリッジは、前記ケースのラベル貼付部が設けられた側壁の外面に前記RFIDタグが取り付けられ、
    前記RFIDタグがケース内部に取り付けられるテープカートリッジは、前記ケースのラベル貼付部が設けられた側壁の内面側に前記RFIDタグが取り付けられていることを特徴とするテープカートリッジ管理システム。
  2. 側壁の外面にラベル貼付部が設けられたケースと、前記側壁の内面側に取り付けられたRFIDタグと、を有するテープカートリッジであって、
    前記側壁の外面には、前記RFIDタグの外付け防止用の識別部が設けられていることを特徴とするテープカートリッジ。
  3. 前記識別部は、前記ラベル貼付部の輪郭を、RFIDタグが内蔵されていないテープカートリッジにおけるラベル貼付部の輪郭とは、異なる形状に形成してなることを特徴とする請求項2に記載のテープカートリッジ。
  4. 前記識別部は、前記側壁の外面の表面形状を、RFIDタグが内蔵されていないテープカートリッジにおける側壁の外面の表面形状とは、異なる形状に形成してなることを特徴とする請求項2に記載のテープカートリッジ。
  5. 前記識別部は、前記側壁の外面に注意喚起用の表示がされてなることを特徴とする請求項2に記載のテープカートリッジ。
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