JPWO2019198527A1 - 非接触通信媒体及び記録媒体カートリッジ - Google Patents

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Abstract

本技術の一形態に係る非接触通信媒体は、記録媒体カートリッジ用の非接触通信媒体であって、回路部品と、支持基板と、アンテナコイルとを具備する。前記回路部品は、前記記録媒体カートリッジに関連する管理情報を格納することが可能なメモリ部を内蔵する。前記支持基板は、前記回路部品を支持する。前記アンテナコイルは、前記回路部品に電気的に接続され前記支持基板に形成されたコイル部を有し、前記コイル部のインダクタンス値が0.3μH以上2.0μH以下である。【選択図】図3

Description

本技術は、記録媒体カートリッジ用の非接触通信媒体及びこれを備えた記録媒体カートリッジに関する。
近年、電子データのバックアップなどの用途で磁気記録媒体が広く利用されている。磁気記録媒体の一つとして、例えば磁気テープカートリッジは、大容量・長期保存が可能なことから、ビッグデータ等の蓄積媒体としてますます注目が集まっている。
例えば、LTO(Linear Tape Open)規格の磁気テープカートリッジは、カートリッジメモリと呼ばれるRFID(Radio Frequency Identification)タグを搭載している(例えば特許文献1参照)。カートリッジメモリは、アンテナと通信・記録用のICチップを含み、磁気テープの生産管理情報や記録内容の概要などを読み書きすることが可能に構成されている。カートリッジメモリは、テープドライブ(リーダライタ)から送信される信号磁界を受信して電力を生成するため、無電源で動作する。
特開2009−211743号公報
近年、カートリッジメモリのメモリサイズは、磁気テープの記録データサイズの増加に比例して大型化してきている。カートリッジメモリのメモリサイズが大型化すると、カートリッジメモリの消費電力も増加する。一方、この種のカートリッジメモリは、一定の磁界強度で動作することが要求されているため、アンテナから取り出せる電力には制限がある。したがって、メモリサイズに依存することなく、アンテナから取り出せる電力でカートリッジメモリを駆動し、リーダライタとの安定した通信を確保する技術が要求される。
以上のような事情に鑑み、本技術の目的は、アンテナから取り出せる電力を向上させることができる非接触通信媒体及びこれを備えた記録媒体カートリッジを提供することにある。
本技術の一形態に係る非接触通信媒体は、記録媒体カートリッジ用の非接触通信媒体であって、回路部品と、支持基板と、アンテナコイルとを具備する。
前記回路部品は、前記記録媒体カートリッジに関連する管理情報を格納することが可能なメモリ部を内蔵する。
前記支持基板は、前記回路部品を支持する。
前記アンテナコイルは、前記回路部品に電気的に接続され前記支持基板に形成されたコイル部を有し、前記コイル部のインダクタンス値が0.3μH以上2.0μH以下である。
上記非接触通信媒体によれば、コイル部のインダクタンス値が0.3μH以上2.0μH以下であるアンテナコイルを備えているため、アンテナコイルから取り出せる電力を向上させることができる。
前記コイル部の長軸方向の最大外径は20mm以下であり、前記コイル部の短軸方向の最大外径は10mm以下であってもよい。
前記コイル部のインダクタンス値は、0.8μH以上1.6μH以下であってもよい。
前記アンテナコイルのQ値は、30以上であってもよい。
前記アンテナコイルは、平均厚みが16μm以上の銅箔で構成されてもよい。
前記メモリ部は、16キロバイト以上のメモリ容量を有する不揮発性メモリ素子を含んでもよい。
前記回路部品は、前記アンテナコイルに電気的に接続される容量値が可変の共振容量部をさらに内蔵してもよい。
本技術の一形態に係る記録媒体カートリッジは、情報記録媒体と、カートリッジケースと、非接触通信媒体とを具備する。
前記カートリッジケースは、前記情報記録媒体を収容する。
前記非接触通信媒体は、回路部品と、支持基板と、アンテナコイルとを有する。
前記回路部品は、前記情報記録媒体に関連する管理情報を格納することが可能なメモリ部を内蔵する。
前記支持基板は、前記回路部品を支持する。
前記アンテナコイルは、前記回路部品に電気的に接続され前記支持基板に形成されたコイル部を有し、前記コイル部のインダクタンス値が0.3μH以上2.0μH以下である。
前記情報記録媒体は、磁気テープであってもよい。
前記情報記録媒体は、LTO(リニアテープオープン)規格の磁気テープカートリッジであってもよい。
以上のように、本技術によれば、アンテナから取り出せる電力を向上させることができる。
なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
本技術の一実施形態に係る磁気テープカートリッジを示す分解斜視図である。 テープドライブ装置の概略斜視図である。 本技術の一実施形態に係る非接触通信媒体を示す概略平面図である。 上記非接触通信媒体における共振容量値と取得電流値の関係の一例を示す実験結果である。 実験例において説明する共振回路のシミュレーションモデルである。 アンテナコイルのL値と負荷電流との関係を示すシミュレーション結果である。 負荷抵抗の抵抗値を変化させたときのコイル部のL値と負荷電流値との関係を示すシミュレーション結果である。 共振容量値のばらつき時のコイル部のL値と負荷電流との関係を示すシミュレーション結果である。 図8の結果を正規化した図である。 共振容量値のばらつきが0%のときと17%のときにおける正規化積算電力値を示す図である。 一実験例で作製したアンテナの概略平面図である。 上記アンテナの特性を比較例とともに示す実験結果である。 アンテナコイルのL値と負荷電流との関係におけるQ値依存性を示すシミュレーション結果である。 L=1.6μHのアンテナコイルにおけるQ値と負荷電流値との関係を示す図である。 アンテナコイルを構成する銅箔の厚みとQ値との関係を示す電磁シミュレーション結果である。
以下、本技術に係る実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は本技術の一実施形態に係る磁気テープカートリッジを示す分解斜視図、図2はテープドライブ装置の概略斜視図である。本実施形態では、記録媒体カートリッジとして、図1に示すLTO規格の磁気テープカートリッジ(以下、テープカートリッジ100という)を例に挙げて説明する。以下、テープカートリッジ100及び図2に示すテープドライブ装置200の構成について概略的に説明する。
[テープカートリッジ]
図1に示すように、テープカートリッジ100は、上シェル11aと下シェル11bとを複数本のネジ部材により結合することで構成されたカートリッジケース11を有する。カートリッジケース11の内部には、情報記録媒体としての磁気テープ12を巻装した単一のテープリール13が回転可能に収容されている。
テープリール13の底部中央には、テープドライブ装置200のスピンドル201(図2参照)と係合するチャッキングギヤ(図示略)が環状に形成されており、当該チャッキングギヤは、下シェル11bの中央に形成された開口部14を介して外部へ露出している。このチャッキングギヤの内周側には、スピンドル201と磁気的に吸着される環状の金属プレート15が固定されている。
上シェル11aの内面とテープリール13との間には、リールスプリング16、リールロック部材17及びスパイダ18が配置されている。これらにより、テープカートリッジ100の非使用時におけるテープリール13の回転を抑止するリールロック機構が構成される。
カートリッジケース11の一側壁部には、磁気テープ12の一端を外部へ引き出すためのテープ引出し口19が設けられている。当該側壁部の内方には、テープ引出し口19を開閉するスライドドア20が配置されている。スライドドア20は、テープドライブ装置200のテープローディング機構(図示略)との係合によりトーションバネ21の付勢力に抗してテープ引出し口19を開放する方向にスライドするように構成される。
磁気テープ12の一端部には、リーダーピン22が固着されている。リーダーピン22は、テープ引出し口19の内方側に設けられたピン保持部23に対して着脱可能に構成される。ピン保持部23は、カートリッジケース11の上壁内面(上シェル11aの内面)及び底壁内面(下シェル11bの内面)において、リーダーピン22の上端部及び下端部をそれぞれ弾性的に保持する弾性保持具24を備えている。
そして、カートリッジケース21の他の側壁内方には、磁気テープ12に記録された情報の誤消去防止用のセイフティタブ25のほか、磁気テープ12に記録された情報に関する内容を非接触で読み書き可能なカートリッジメモリCMが配置されている。カートリッジメモリCMは、基板上にアンテナコイル、ICチップ等が搭載された非接触通信媒体で構成される。
[テープドライブ装置]
図2に示すように、テープドライブ装置200は、テープカートリッジ100を装填可能に構成されている。テープドライブ装置200は、1つのテープカートリッジ100を装填可能に構成されるが、複数のテープカートリッジ100を同時に装填可能に構成されてもよい。
テープドライブ装置200は、スピンドル201、巻取りリール202、スピンドル駆動装置203、リール駆動装置204、複数のガイドローラ205、ヘッドユニット206、リーダライタ(Reader/Writer)207、制御装置208等を含む。
スピンドル201は、テープカートリッジ100の下シェル11bに形成された開口部14を介してテープリール13のチャッキングギヤに係合するヘッド部を有する。スピンドル201は、リールスプリング16の付勢力に抗してテープリール13を所定距離上昇させ、リールロック部材17によるリールロック機能を解除する。これによりテープリール13は、スピンドル201によりカートリッジケース11の内部において回転可能に支持される。
スピンドル駆動装置203は、制御装置208からの指令に応じて、スピンドル201を回転させる。巻取りリール202は、図示しないテープローディング機構を介してテープカートリッジ100から引き出された磁気テープ12の先端(リーダーピン22)を固定可能に構成される。複数のガイドローラ205は、テープカートリッジ100と巻取りリール202との間に形成されるテープパスがヘッドユニット206に対して所定の相対位置関係となるように磁気テープ12の走行をガイドする。リール駆動装置204は、制御装置208からの指令に応じて、巻取りリール202を回転させる。磁気テープ12に対してデータ信号の記録/再生が行われるとき、スピンドル駆動装置203及びリール駆動装置204により、スピンドル201及び巻取りリール202が回転し、磁気テープ12が走行する。
ヘッドユニット206は、制御装置208からの指令に応じて、磁気テープ12に対してデータ信号を記録し、あるいは、磁気テープ12に書き込まれたデータ信号を再生することが可能に構成される。
リーダライタ207は、制御装置208からの指令に応じて、テープカートリッジ100に搭載されたカートリッジメモリCMから所定の管理情報を読み出し、あるいは、カートリッジメモリCMに対して所定の管理情報を記録することが可能に構成される。リーダライタ207とカートリッジメモリCMとの間の通信方式としては、例えば、ISO14443方式が採用される。
制御装置208は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、記憶部、通信部等を含むコンピュータで構成され、テープドライブ装置200の各部を統括的に制御する。
[カートリッジメモリ]
続いて、カートリッジメモリCMの詳細について説明する。
(基本構成)
図3は、カートリッジメモリCMを示す概略平面図である。カートリッジメモリCMは、支持基板31と、アンテナコイル32と、ICチップ33とを含むRFIDタグで構成される。
支持基板31は、ガラスエポキシ基板等の比較的リジッドな配線基板で構成される。アンテナコイル32は、支持基板31に形成された平面ループコイルであり、所定厚みの銅箔、アルミニウム箔等で構成される。ICチップ33は、支持基板31上に実装された回路部品であり、アンテナコイル32と電気的に接続される。
ICチップ33は、アンテナコイル32を介して受信したリーダライタ207からの信号磁界を基に起動電圧を生成する電圧生成部、テープカートリッジ100あるいは磁気テープ12に関する所定の管理情報を記憶するメモリ部、メモリ部から情報を読み出す制御部などを内蔵する。所定の管理情報としては、カートリッジメモリCMが搭載されるテープカートリッジ100に関する情報であって、例えば、テープカートリッジ100あるいはカートリッジメモリCMの識別情報(ID)、磁気テープ12に記録されたデータの管理情報などが挙げられる。
カートリッジメモリCMは、リーダライタ207から送信される信号磁界をアンテナコイル32で受けて電力を生成するため、無電源で動作する。リーダライタ207からの給電・通信周波数はNFC(Near Field Communication)と同じ13.56MHzである。ICチップ33に内蔵されるメモリには不揮発性メモリ(NVM:Non-Volatile Memory)が使用される。メモリサイズは、例えば、4キロバイト、8キロバイト、16キロバイトであるが、それ以上の32キロバイトであってもよい。
ここで、LTO規格のカートリッジメモリのメモリサイズは、磁気テープに記録されるデータサイズの増加に比例して大きくなってきている。一例を挙げると、LTO−1〜LTO−3では4kBであったが、LTO−4,LTO−5では8kB、LTO−6,LTO−7では16kBとなっている。LTOの磁気記録データサイズ増がさらに進むと、カートリッジメモリのメモリサイズも16kB以上とさらに増えていくことが予想される。
一方、カートリッジメモリのメモリサイズが大きくなると、ICの消費電力も増加する傾向にある。また、メモリへ供給する電源電圧の安定性を高くする必要があることによる電源ブロックのアイドル電流の増加、更には、処理の複雑化に伴うデジタル電力の増加など、メモリサイズ増に付随した電力増も想定される。規格では、一定の磁界強度で動作することが要件として規定されていることから、メモリサイズ増に伴う電力増に対応可能なICの工夫(消費電力の削減)やアンテナの工夫(リーダライタからの取り出し電力の増加)が今後さらに要求され得る。
さらに、この種のカートリッジメモリは、コストや信頼性の観点から、ICに内蔵した容量で共振周波数が調整されている。しかしながら、ICの容量素子は製造時のばらつきにより製品ごとに容量値のばらつきを持つ。このような個体ばらつきによって共振周波数がずれてしまうと、アンテナから取り出せる電力が小さくなる。
図4は、共振容量値と取得電流値の関係の一例を示す実験結果である。横軸は、共振容量値の変化率であって、共振容量が期待値(取得電流値が最も高いときの容量値)を1.0としている。したがって、共振容量値が1.1の場合は、共振容量が期待値よりも10%大きくなった状態をいい、共振容量値が0.9の場合は、共振容量が期待値よりも10%小さくなった状態をいう。縦軸は、一定負荷に流れる電流値であり、電力に相当する。同図に示すように、共振容量値が期待値からずれると、取得できる電流(電力)が急激に減少する。例えば、共振容量値が約15%ばらつくと、取得電流は、期待値のときの3/4まで落ち込む。
なお、共振容量が期待値のときのピーク電流値(1.6mA)はあくまでも一例であり、リーダライタから送信される信号磁界の強さのほか、後述するようにアンテナコイルのインダクタンス値、アンテナコイルに接続される負荷抵抗値等によって異なり得る任意の値である。
IC内部の共振容量を調整する方法はいくつか考えられるが、LTOのカートリッジメモリでは、不揮発性メモリの一部領域を共振容量調整用のパラメータを格納する領域として使用しており、追加ハードを必要とすることなく共振容量の調整を可能としている。この場合、ICチップ33は、アンテナコイル32に電気的に接続される容量値が可変の共振容量部を内蔵する。共振容量部の初期容量値が事前に測定され、正解値である容量値(期待値)あるいは測定値と正解値との差分等に関する設定値(以下、共振容量設定値という)がメモリに保存される。そして、起動時に共振容量設定値が読み出され、それを補正パラメータとして共振容量値が調整される。
ところが、容量値がずれた状態で取得できる電力は、共振容量の正解値(期待値)のときよりも低下し、しかも、メモリサイズが増加するほどメモリを駆動する電力は増加する傾向にある。このため、共振容量調整前の容量値のずれ量やメモリサイズによっては、共振容量設定値を読み込む処理が電力不足で停止し、リーダライタとの間での通信不良が生ずるおそれがある。
そこで、本実施形態のカートリッジメモリCMは、限られた強さの信号磁界から大きな電力を取り出すために、以下のようにアンテナコイル32の特性を最適化した。以下、その詳細について説明する。
(インダクタンス値について)
図5に示すシミュレーションモデルを用いてアンテナコイルのインダクタンス値(以下、L値ともいう)と負荷電流との関係を評価した。その結果を図6に示す。図5において共振回路RCは、コイル部1と、その両端に配線2を介して並列に接続した共振容量3と負荷抵抗4とにより構成した。リーダライタ(R/W)から送信される信号磁界の周波数は13.56MHz、強さは2.5A/mとし、共振回路RCの共振周波数は13.56MHz、負荷抵抗4の抵抗値は1kΩとした。図6において横軸はL値、縦軸は負荷電流である。図6より、最大の電力を取得できるL値は、約0.35μHであることがわかる。
次に、共振回路RCにおける負荷抵抗4の抵抗値を変化させたときのコイル部1のL値と負荷電流値との関係を図7に示す。同図において、一点鎖線は負荷抵抗値が500Ω、実線は負荷抵抗値が1000Ω、破線は負荷抵抗値が2000Ωのときの負荷電流値をそれぞれ示している。メモリサイズ増による電力増は、負荷抵抗値が小さくなることに相当する。すなわち、今後電力増が起こることによって、L値の感度は高くなることがわかる。負荷にも依存するが、共振周波数が信号周波数に一致している場合には、およそ0.3μH〜0.7μHあたりが電力を最も取得することができるL値であることがわかる。
次に、カートリッジメモリの共振容量ばらつきについて検討する。LTOのカートリッジメモリは一般的に、コスト観点、信頼性観点より外付け容量がついておらず、内部容量で共振周波数が調整されている。そのため、共振容量がばらついたときの特性を鑑みる必要がある。なおIC内部の共振容量はプロセスに依存するが、共振容量値のばらつきは、一般的には5%〜15%程度と想定され、アンテナ等その他の回路構成部品のばらつきを鑑みても、最大で17%程度(共振周波数にして4.1%)のばらつきを有すると想定される。
図8に、共振回路RCにおける共振容量値のばらつき時のコイル部1のL値と負荷電流との関係を示す。同図において、実線は共振容量値のばらつきが0%(CV=1.0)、一点鎖線は共振容量値ばらつきが5%(CV=1.05)、二点鎖線は共振容量値ばらつきが10%(CV=1.10)、破線は共振容量値ばらつきが17%(CV=1.17)のときの負荷電流値をそれぞれ示している。同図より、L値が低すぎると共振容量値のばらつきが大きいほど取得電力の悪化が著しくなる傾向にあることがわかる。図9に、共振容量値のばらつきが0%及び17%においてそれぞれを最大電力値で正規化した値を示す。
図9より、仮に共振容量値が最大で17%(CV=1.17)ばらついた場合は、L値がおよそ2.0μHのときが電力最大となる。図6〜図9の結果より、カートリッジメモリCMにおいては、アンテナコイル32のコイル部のL値は、0.3μH以上2.0μH以下であることが好ましい。
L値を0.3μH以上とすることで、共振容量値のばらつきが0%のときには取得電流の最大化を実現することができるため、信号磁界から非常に効率よく電力を取得することが可能となる。また、L値を2.0μH以下とすることで、共振容量値がばらついたときでも、比較的大きな電力を取り出すことができる。これにより、将来的なメモリサイズの増加に伴って生じ得る電力不足を解消することができる。
さらに、図9より電力効率の指標として、容量値のばらつきが0%のときと17%のときの正規化値を積算したところ、図10に示すような結果が得られた。ここでは、積算値として、容量値のばらつきが0%のときの正規化電力値と17%のときの正規化電力値との積を100で除した値とした。図10より、積算値が80%以上(小数点以下を四捨五入)となるインダクタンス値は、0.8μH以上1.6μH以下である。つまり、この範囲は、共振容量値のばらつきの有無の双方を鑑みた場合に最適なL値範囲となる。
本発明者らは、上述したシミュレーション結果を踏まえて実際にアンテナを作製し、電力評価を行った。図11に製作したアンテナCM1を模式的に示す。アンテナCM1は、長辺が19.9mm、短辺が9.95mmのガラスエポキシ製支持基板310上に、厚み25μmの銅箔をライン幅が150μm、ラインスペース幅が75μm、巻数(ターン数)が7となるようにパターニングしたコイル部320を形成した。コイル部320の長軸方向の最大外径L1は19.0mm、短軸方向の最大外径L2は9.0mmであり、13.56MHzにおけるL値(インダクタンス値)、R値(抵抗値)及びQ値は、それぞれ、1.255μH、2.575Ω及び41.5であった。
コイル部320の配線幅及び厚みは、アンテナCM1を短辺方向に切断したときの支持基板310上の14本(ターン数7×2)の配線の幅及び厚みをそれぞれ測定し、その平均値とした。測定器としては、例えば、キーエンス社製のデジタルマイクロスコープ「VHX200」、ワイドレンジズームレンズ「VH−Z100R」などを用いることができる。
コイル部320のL値、R値及びQ値の測定には、Agilent Technologies製のネットワークアナライザ「E5071C」を用いた。まず、Agilent Technologies製のE-Calキット(N4431-60006)を用いて測定用治具(SMAコネクタと2ピンのソケットを加工)の物理量が測定値に反映しないようにキャリブレーション処理を行った。次に、測定用治具にアンテナCM1を装着し、L値、R値及びQ値を測定した。各々の測定値にはネットワークアナライザで複数回測定した平均値を用いた。
比較例として、支持基板310と同形の基板上に、厚み30μmの銅箔をライン幅が125μm、ラインスペース幅が75μm、巻数(ターン数)が12となるようにパターニングしたコイル部を形成した。コイル部の長軸方向の最大外径は18.8mm、短軸方向の最大外径は9.0mmであり、13.56MHzにおけるL値(インダクタンス値)、R値(抵抗値)及びQ値は、それぞれ、2.718μH、6.803Ω及び34であった。
実験例及び比較例に係るアンテナのサンプルの受電電力評価を行った。その結果を図12に示す。ここでは、ISO10373−6で定められている均一磁界発生器を用いて、一定磁界を発生させたときの受電側アンテナの負荷を変更させたときの電圧と電流、すなわちアンテナから得られる電力を測定した。共振周波数は13.56MHz、磁界強度は2.5A/mとした。
図12において、横軸はアンテナ端電圧(Vrms)を、縦軸が負荷に流れる電流値(mA)をそれぞれ示している。電圧と電流の積は電力であるため、測定結果が図中右上にあるほど電力が大きくなることを示している。したがって、本実験例に係るアンテナCM1は、比較例よりも取得可能な電力が大きい。このことから、コイル部320のインダクタンス値を小さくすることで、取得できる電力が増加することが確認された。
(Q値について)
続いて、アンテナコイルのQ値について説明する。
アンテナコイルのQ値におけるL値と負荷電流との関係を図13に示す。同図において実線はQが50、一点鎖線はQが40、二点鎖線はQが30、破線はQが20のときの負荷電流値をそれぞれ示している。共振容量値のばらつきはいずれも0%とした。同図より、Q値についてはそれが高いほど取得できる電力が大きい傾向にあることがわかる。
図14は、L値が1.6μHのときのQ値と負荷電流との関係を示している。同図において横軸はQ値、縦軸は負荷電流を示している。Q値が30ぐらいまでは急峻に電流が増えるが、その後は傾きがなだらかになる。本結果からはQ値が30以上であることが、比較的大きな電力を安定に確保することができる点で好ましいといえる。
ここで、アンテナのQ値は、角周波数をωとすると、次式で表すことができる。
Q=ωL/R
ωは、周波数一定で変化しないため、Q値を上げるにはL値を上げるかR値を下げる必要がある。ただし、L値は、前述のとおり、最適値(0.3μH以上1.6μH)があるため、上げられない。よって、R値はできるだけ低いことが好ましい。具体的には、コイル部のライン幅を広げ、厚みを大きくする方が好ましい。一方、LTO規格におけるカートリッジメモリCMのアンテナコイル32は、小型化の観点から、長軸方向の最大外径を20mm以下、短軸方向の最大外径を10mm以下とすることが要求されるため、ライン幅を広げるのは困難である。このため、コイル部の厚みを増やしてQ値の向上を図る方が現実的である。
図15に、上述の実験例において作製したアンテナCM1を用いてコイル部320の厚みとQ値との関係を電磁シミュレーション(HFSS)で求めた結果を示す。同図において横軸はコイル部320の厚み(銅箔の厚み)を、縦軸はアンテナCM1のQ値をそれぞれ示している。同図より、銅箔の厚みとQ値はほぼ比例関係にあることがわかる。上述のQ値30以上を実現するためには、銅箔の厚みは約16μm以上必要であることが確認された。
以上のように、本実施形態のカートリッジメモリCMにおいては、アンテナコイルのコイル部のL値を0.3μH以上1.6μH以下とすることにより、比較的大きな電力を取り出すことができる。また、共振容量値のばらつきの影響も受けにくく、安定した電力を確保することができる。これにより、限られた信号磁界の下でも安定に電力を取得することができるため、リーダライタとの通信動作を安定に確保することができるとともに、将来のメモリサイズの増加に伴う消費電力の増加にも十分に対応することが可能となる。
以上、本技術の実施形態について説明したが、本技術は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば以上の実施形態では、LTO規格の磁気テープカートリッジに搭載されるカートリッジメモリを例に挙げて説明したが、これに限られず、LTO以外の他の規格の磁気テープカートリッジ用のカートリッジメモリにも適用可能である。
また本技術は、磁気テープ以外の他の情報記録媒体、例えば、光ディスクや光磁気ディスク、半導体メモリ、可搬型ハードディスクドライブ用のカートリッジメモリにも適用可能である。
さらに本技術は、情報記録カートリッジに搭載されるカートリッジメモリに限られず、電子機器、車両、ロボット、物流製品、蔵書などに付されるIDタグのほか、交通用定期券、高速道路や建物等の入退場管理カードにも、本技術は適用可能である。
なお、本技術は以下のような構成もとることができる。
(1) 記録媒体カートリッジ用の非接触通信媒体であって、
前記記録媒体カートリッジに関連する管理情報を格納することが可能なメモリ部を内蔵する回路部品と、
前記回路部品を支持する支持基板と、
前記回路部品に電気的に接続され前記支持基板に形成されたコイル部を有し、前記コイル部のインダクタンス値が0.3μH以上2.0μH以下であるアンテナコイルと
を具備する非接触通信媒体。
(2)上記(1)に記載の非接触通信媒体であって、
前記コイル部の長軸方向の最大外径は20mm以下であり、前記コイル部の短軸方向の最大外径は10mm以下である
非接触通信媒体。
(3)上記(1)又は(2)に記載の非接触通信媒体であって、
前記コイル部のインダクタンス値は、0.8μH以上1.6μH以下である
非接触通信媒体。
(4)上記(1)〜(3)のいずれか1つに記載の非接触通信媒体であって、
前記アンテナコイルのQ値は、30以上である
非接触通信媒体。
(5)上記(1)〜(4)のいずれか1つに記載の非接触通信媒体であって、
前記アンテナコイルは、平均厚みが16μm以上の銅箔で構成される
非接触通信媒体。
(6)上記(1)〜(5)のいずれか1つに記載の非接触通信媒体であって、
前記メモリ部は、16キロバイト以上のメモリ容量を有する不揮発性メモリ素子を含む
非接触通信媒体。
(7)上記(1)〜(6)のいずれか1つに記載の非接触通信媒体であって、
前記回路部品は、前記アンテナコイルに電気的に接続される容量値が可変の共振容量部をさらに内蔵する
非接触通信媒体。
(8) 情報記録媒体と、
前記情報記録媒体を収容するカートリッジケースと、
前記情報記録媒体に関連する管理情報を格納することが可能なメモリ部を内蔵する回路部品と、
前記回路部品を支持する支持基板と、
前記回路部品に電気的に接続され前記支持基板に形成されたコイル部を有し、前記コイル部のインダクタンス値が0.3μH以上2.0μH以下であるアンテナコイルと
を有する非接触通信媒体と
を具備する記録媒体カートリッジ。
(9)上記(8)に記載の記録媒体カートリッジであって、
前記情報記録媒体は、磁気テープである
記録媒体カートリッジ。
(10)上記(9)に記載の記録媒体カートリッジであって、
前記情報記録媒体は、LTO(リニアテープオープン)規格の磁気テープカートリッジである
記録媒体カートリッジ。
11…カートリッジケース
12…磁気テープ
31…支持基板
32…アンテナコイル
33…ICチップ
100…テープカートリッジ
200…テープドライブ装置
CM…カートリッジメモリ
CM1…アンテナ

Claims (10)

  1. 記録媒体カートリッジ用の非接触通信媒体であって、
    前記記録媒体カートリッジに関連する管理情報を格納することが可能なメモリ部を内蔵する回路部品と、
    前記回路部品を支持する支持基板と、
    前記回路部品に電気的に接続され前記支持基板に形成されたコイル部を有し、前記コイル部のインダクタンス値が0.3μH以上2.0μH以下であるアンテナコイルと
    を具備する非接触通信媒体。
  2. 請求項1に記載の非接触通信媒体であって、
    前記コイル部の長軸方向の最大外径は20mm以下であり、前記コイル部の短軸方向の最大外径は10mm以下である
    非接触通信媒体。
  3. 請求項1に記載の非接触通信媒体であって、
    前記コイル部のインダクタンス値は、0.8μH以上1.6μH以下である
    非接触通信媒体。
  4. 請求項1に記載の非接触通信媒体であって、
    前記アンテナコイルのQ値は、30以上である
    非接触通信媒体。
  5. 請求項1に記載の非接触通信媒体であって、
    前記アンテナコイルは、平均厚みが16μm以上の銅箔で構成される
    非接触通信媒体。
  6. 請求項1に記載の非接触通信媒体であって、
    前記メモリ部は、16キロバイト以上のメモリ容量を有する不揮発性メモリ素子を含む
    非接触通信媒体。
  7. 請求項1に記載の非接触通信媒体であって、
    前記回路部品は、前記アンテナコイルに電気的に接続される容量値が可変の共振容量部をさらに内蔵する
    非接触通信媒体。
  8. 情報記録媒体と、
    前記情報記録媒体を収容するカートリッジケースと、
    前記情報記録媒体に関連する管理情報を格納することが可能なメモリ部を内蔵する回路部品と、
    前記回路部品を支持する支持基板と、
    前記回路部品に電気的に接続され前記支持基板に形成されたコイル部を有し、前記コイル部のインダクタンス値が0.3μH以上2.0μH以下であるアンテナコイルと
    を有する非接触通信媒体と
    を具備する記録媒体カートリッジ。
  9. 請求項8に記載の記録媒体カートリッジであって、
    前記情報記録媒体は、磁気テープである
    記録媒体カートリッジ。
  10. 請求項9に記載の記録媒体カートリッジであって、
    前記情報記録媒体は、LTO(リニアテープオープン)規格の磁気テープカートリッジである
    記録媒体カートリッジ。
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