JP7126233B2 - 物品管理装置及び物品管理システム - Google Patents

物品管理装置及び物品管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP7126233B2
JP7126233B2 JP2016129123A JP2016129123A JP7126233B2 JP 7126233 B2 JP7126233 B2 JP 7126233B2 JP 2016129123 A JP2016129123 A JP 2016129123A JP 2016129123 A JP2016129123 A JP 2016129123A JP 7126233 B2 JP7126233 B2 JP 7126233B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wireless tag
reader
writer
radio wave
patient
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016129123A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017210369A (ja
Inventor
星野禎介
Original Assignee
株式会社ソルベックス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ソルベックス filed Critical 株式会社ソルベックス
Publication of JP2017210369A publication Critical patent/JP2017210369A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7126233B2 publication Critical patent/JP7126233B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

特許法第30条第2項適用 平成27年4月19日に、株式会社ソルベックス本社(神奈川県川崎市多摩区登戸新町55番地)において、物品管理装置及び物品管理システムを公開した。
本発明は、物品管理装置及び物品管理システムに関するものである。
病院などの医療施設においては、医薬や医材等(以下、利用アイテムという。)が、どの患者に、いつ、どのくらいの量が使用されたかを正しく記録する必要がある。しかし現状においては、この作業は人手によって紙に筆記具を用いて記録する方法によって行われている。従って、効率が悪く、記録の間違えなどが発生しやすいだけでなく、業務負荷が高い。
さらに、記録後に医事請求できるものと、できないもとの振り分けや、医材メーカーや医薬メーカーに支払いをするものと、利用時に不良品であることが判明したため支払いをしないものとに分けており、この作業においても間違えが発生しやすい。
利用アイテムを利用後にそこに貼付されたバーコードを読み取ることによって管理する方法も考えられるが、この方法によってもミスをなくすことは出来ない。
この点に関し、医薬や医材に無線タグを貼付し、使用後にリーダライタによって無線タグを読み取り、コンピュータを用いて管理する方法も考えられる。しかし、医療現場において電波を放射することは、他の医療機器に悪影響を与えることが懸念される。
そこで、リーダライタのアンテナを箱状の筐体によって囲み、この筐体の内部に電波吸収材を貼り付けたリーダライタが提案されている(例えば、特許文献1。)。
しかし、この技術においては、開口部が広いため、この開口部から電波が多く漏れ出す場合があり、周辺の医療機器への影響や、また、周辺の利用アイテムを誤読してしまうなどのリスクがある。
特開2009-15517号公報
本発明は、環境への電波の漏出が少ない物品管理装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明の物品管理システムは、無線タグと通信するアンテナと、前記アンテナを内部に収納し、外側を電波反射体によって覆い、内側に電波吸収体を備え、上面に天板、投入口、及び前記投入口の下方から前記天板の下方まで延びるスロープ部材を有する筐体とを備え物品管理装置にする無線タグリーダライタと、患者に固有に割り当てられる患者コードごとに、又は手術ごとに固有に割り当てられるオペコードごとに前記無線タグに固有に割り当てられる無線タグIDを格納する患者別実績ファイル、及び前記無線タグリーダライタのリーダライタ本体部に前記無線タグを読み書きする旨の指示を与え、前記無線タグから読み出した前記無線タグIDを前記患者別実績ファイルに格納する制御部を備えるリーダライタ用パーソナルコンピュータと、を備える。
本発明によれば、環境への電波の漏出が少ない物品管理装置を提供することができる。
第1の実施形態の無線タグリーダライタを含む無線タグリーダライタシステムの構成を示す図。 ログファイルのデータ構成を示す図。 商品マスタ404Bのデータ構成を示す図。 患者別実績ファイルのデータ構成を示す図。 第1の実施形態の無線タグリーダライタシステムのリーダライタ用パーソナルコンピュータの制御部による動作のフローチャート。 無線タグリーダライタの一例を示す斜視図。 無線タグリーダライタのAA線断面図。 無線タグリーダライタの背面図。 無線タグリーダライタの平面図。 無線タグと、リーダライタ本体部の構成例を示すブロック図。 第2の実施形態の無線タグリーダライタを含む無線タグリーダライタシステムの構成を示す図。 第2の実施形態の無線タグリーダライタシステムのリーダライタ用パーソナルコンピュータの制御部による動作のフローチャート。
以下、本発明の実施形態の一例にかかる物品管理装置及び物品管理システムを、図面を参照しながら説明する。ここで、無線タグは、無線通信可能な記憶媒体を意味し、ICタグ、あるいはRFID(Radio Frequency Identification)と呼ばれることもある。無線タグリーダライタ(以下、リーダライタ1という。)は、無線タグと通信する装置を言い、無線タグへの情報の書き込み又は無線タグからの情報の読み出し、或いは無線タグへの情報の書き込みと読み出しの両方を行う装置である。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態のリーダライタ1を含む物品管理システムの構成を示す図である。図1に示すように、物品管理システムは、リーダライタ1と、リーダライタ用パーソナルコンピュータ(以下、リーダライタ用PC500という。)と、を備える。無線タグリーダライタシステムは、別に無線タグプリンタ300と、プリンタ用パーソナルコンピュータ(以下、プリンタ用PC400という。)を備えることができる。リーダライタ用PC500はUSBメモリ405などの携帯可能な記憶装置と接続することができる。
プリンタ用PC400は、演算装置であるCPU(central processing unit)を含む制御部401と、ディスプレイ、キーボード、マウスなどの入出力装置を含む入出力部402と、外部の装置と通信を行う通信部403と、メモリ、ハードディスクドライブなどの記憶装置を含む記憶部404と、を備える。また、プリンタ用PC400は、USBメモリ405などの携帯可能な記憶装置と接続可能であり、並びに、プリンタ406と接続する。プリンタ用PC400はバーコードリーダと接続可能である。
記憶部404は、製品コードごとに無線タグ100に固有に割り当てられる識別子である無線タグIDを格納するログファイル404Aを記憶する。
通信部403は無線タグプリンタ300と接続する。
プリンタ用PC400は、入力される製品コードに対して、その製品個体がユニークに識別できるよう、無線タグIDを生成する。
無線タグプリンタ300は、プリンタ用PC400からの指示に従って、無線タグ100に、プリンタ用PC400によって生成した無線タグIDを書き込むとともに、無線タグ100に貼付された無線タグラベル301に製品コード及び無線タグIDを印刷する。
より具体的には、作業者はまず物品302に予め貼付されている製品コードのバーコードをプリンタ用PC400に接続されたバーコードリーダによって読み取る。バーコードリーダが接続されていない場合には手動にて製品コードを入力する。次にプリンタ用PC400は、各物品302に固有に割り当てられる無線タグIDを発番・生成し、この無線タグIDを無線タグラベル301の無線タグに書き込むとともに、無線タグラベル301のラベルに無線タグIDを印刷する旨の指示を無線タグプリンタ300に与える。無線タグプリンタ300は指示に従い、無線タグIDの無線タグへの書き込みとラベルへの印刷を実行する。
ユーザーは物品302一つに対して一枚の無線タグラベル301を貼付する。無線タグラベル301が貼付された物品は、保管棚に保管され、使用時には、保管棚から取りだされる。そして実際にその物品が使用される際には、物品の内容物が取り出されて使用され、無線タグラベル301が貼付された物品の外装はリーダライタ1に投入される。
リーダライタ1は、筐体11と、リーダライタ本体部200と、アンテナ202と、を備える。リーダライタ本体部200は、リーダライタ用PC500の通信部503に接続される。
リーダライタ用PC500は、演算装置であるCPUを含む制御部501と、ディスプレイ、キーボード、マウスなどの入出力装置を含む入出力部502と、外部の装置と通信を行う通信部503と、メモリ、ハードディスクドライブなどの記憶装置を含む記憶部504と、を備える。
記憶部504は、患者に固有に割り当てられる識別子である患者コードごとに、リーダライタ1が読み取った無線タグIDを格納する患者別実績ファイル504Aを記憶する。
図2は、ログファイル404Aのデータ構成を示す図である。図2に示すように、ログファイル404Aは、無線タグプリンタ300が無線タグラベル301に印刷した時刻である印刷時刻と、製品コードと、無線タグIDと、を格納する。
図3は、商品マスタ404Bのデータ構成を示す図である。図3に示すように、商品マスタ404Bは、製品コードごとに製品名を格納する。
図4は、患者別実績ファイル504Aのデータ構成を示す図である。図4に示すように、患者別実績ファイル504Aは、患者コードごとに、無線タグIDと、無線タグ100を読み取って患者別実績ファイル504Aに記録した時刻を示す記録時刻と、を格納する。
図5は、無線タグリーダライタシステムのリーダライタ用PC500の制御部501による動作のフローチャートである。図5に示すように、ステップ601において、制御部501は、入出力部502から患者コードを入力する。入力する値は、患者コードではなく、手術ごとに固有に割り当てる手術コードなどを入力しても良い。
ステップ602において、制御部501は読取開始の指示が入力されたかを判定する。制御部501は、読取開始の指示が入力されたと判定した場合(ステップ602のY)、ステップ603に進み、読取開始の指示が入力されていないと判定した場合(ステップ602のN)、ステップ605に進む。
ステップ603において、制御部501はリーダライタ本体部200を介してリーダライタ1に投入された物品302に貼付された無線タグラベル301の無線タグ100を読み取る。読み取りは、読取終了又は読取中断を指示する中断ボタンが押下されるまで、連続して行われる。
ステップ604において、制御部501は読み取った無線タグ100の無線タグIDと、読取時間と、をメモリに格納する。
ステップ605において、制御部501は読取終了の指示が入力されたかを判定する。制御部501は読取終了の指示が入力されたと判定した場合(ステップ605のY)、ステップ606に進み、読取終了の指示が入力されていないと判定した場合(読取中断の場合、ステップ605のN)、ステップ602に戻る。
ステップ606において、制御部501はメモリに格納してあった情報を患者別実績ファイル504Aに格納する。
ステップ607において、制御部501は終了の指示が入力されたかを判定する。制御部501は終了の指示が入力されたと判定した場合(ステップ607のY)、処理を終了し、終了の指示が入力されていないと判定した場合(ステップ607のN)、ステップ601に戻る。
ここで、リストを印刷する場合には次のようにする。
(1)リーダライタ用PC500は読込んだ無線タグの無線タグIDをUSBメモリ405に出力する。
(2)USBメモリ405はリーダライタ用PC500から外され、プリンタ用PC400に取り付けられる。
(3)プリンタ用PC400はUSBメモリ405から無線タグIDを順に読み出す。そして、プリンタ用PC400は無線タグIDに基づいてログファイル404Aを検索し、製品コードを読み出す。プリンタ用PC400は製品コードに基づいて商品マスタ404Bを検索し、製品名を読み出す。
(4)プリンタ用PC400は、プリンタ406によって記録媒体に無線タグID、製品コード、製品名を印刷する。
なお、USBメモリ405によってリーダライタ用PC500からプリンタ用PC400に受け渡す情報は、無線LANなどの他のデータ受け渡し方法を介して、受け渡しすることも可能である。
図6は本実施形態のリーダライタ1を示す斜視図、図7は図6におけるリーダライタ1のAA線断面図、図8は図6のリーダライタ1の背面図、図9は図6のリーダライタ1の平面図である。
図6から図9に示すように、リーダライタ1は、筐体11と、リーダライタ本体部200と、を備える。筐体11は、外形が略直方体をなし、正面に設置されるハンドル15と、底面に設置されるキャスタ16と、を有する。
リーダライタ1は、筐体11の上面に設けられ、無線タグ100が貼付された物品が投入される投入口13と、筐体11の上面に略水平に配置される天板12と、投入口13から天板12の下方に延びるスロープ部材14と、を備える。また、筐体11の背面には取手18を有するドア17が設けられる。
図7に示すように、リーダライタ1は筐体11の外面に配置され、電波を反射する電波反射体11Aと、筐体11の内面に配置され、電波を吸収する電波吸収体11Bと、を備える。
電波反射体11Aは、例えば金属によって形成される。リーダライタ1が医療現場において用いられる場合には、電波反射体11Aは金属の中でも消毒液に耐腐食性を有するステンレスを用いることが望ましい。
電波吸収体11Bは、公知の電波吸収材料を用いることができる。無線タグ100とリーダライタ本体部200とがUHF帯の電波を用いて通信する場合にはUHF帯の電波を吸収する電波吸収材料を使用することが望ましい。
電波吸収材料としては、例えば、ポリスチレンやアクリルなどの合成樹脂、セルロース、カーボン含浸ポリウレタン、カーボン含浸発砲スチロール、フェライト、磁性シート、誘電材料含浸炭酸カルシウム、などが挙げられる。
天板12は、筐体11上面の背面側の端部から筐体11の前後方向にほぼ中央部X2まで延びる。一方、スロープ部材14は投入口13の正面側の端部X1から背面方向下方に、筐体11の側面に対して45°以上であって90°より小さい角度θを付けて天板12の下部X3まで延びる。投入された物品の落下速度の点から、θは60°がより好ましい。従って、スロープ部材14の先端部は天板12の先端部よりも天板12の奥側(図7に向かって右側)に位置することとなる。よって、図9に示すように、平面視において天板12とスロープ部材14は重なり合う部分があり、内部が視認できない。
天板12の外面には電波反射体11Aが設けられ、筐体11の内側に面する下面には電波吸収体11Bが設けられる。
スロープ部材14は、投入される物品が接触して滑り落ちる面である上面に電波反射体14Aが配置され、電波反射体14Aの物品が接触する側と反対側の面である下面に電波吸収体14Bが配置される。電波反射体14Aの材質は電波反射体11Aの材質と同様であり、電波吸収体14Bの材質は電波吸収体11Bの材質と同様である。
電波吸収体11Bは、筐体11の内面の一部にのみ設置される。筐体11の内面に電波吸収体11Bを均一に設けると、電波反射体11Aによって電波が均一に反射されるため、干渉を起こし、無線タグ100を読み取ることができない、いわゆるヌルポイントが発生してしまう。
これに対し、電波吸収体11Bを筐体11の内面の一部にのみ設置し、電波吸収体11Bが設けられない部分は電波反射体11Aを露出させた場合、電波は乱反射を起こし、ヌルポイントは発生しないか、発生しても一箇所に留まるのではなく、筐体11の内部を移動する。従って、無線タグ100を読みこぼしなく読み取ることが可能となる。
リーダライタ本体部200のアンテナ202は、スロープ部材14より下方の電波吸収体11B又は電波吸収体14Bの筐体11の内側表面に配置される。アンテナ202は、スロープ部材14より下方の筐体11内のいずれの面に配置されてもよい。
リーダライタ本体部200は、筐体11の底面の下方に設けられる部屋又は棚に配置される。
無線タグ100が貼付された物品が投入口13から投入されると、物品はスロープ部材に沿って筐体11の内部に落下する。そして、アンテナ202から放射される電波によって通信が行われる。アンテナ202から放射された余分な電波は、まず電波吸収体11B、電波吸収体14Bによって吸収され、吸収されきれなかった電波は電波反射体11A、電波反射体14Aによって反射される。この反射された電波は、さらに電波吸収体11B、電波吸収体14Bによって吸収される。
加えてスロープ部材14は、平面視において天板12と重複する部分があるように、天板12の下方にまで角度θをつけて延びる。従って、天板12の電波吸収体11Bによって吸収しきれなかった電波のほとんどはスロープ部材14の電波反射体14Aの上面によって天板12の方向に反射されるため、投入口13から漏れ出る電波を少なくすることが可能となる。
筐体11の内面は、ポリカーボネートなどの樹脂によってコーティングされていることが衛生面から望ましい。
図10は、無線タグ100と、リーダライタ本体部200の構成例を示すブロック図である。図10に示すように、無線タグ100は、演算装置を含む無線タグ制御部101と、データを記憶する記憶部102と、無線タグ制御部101が生成した信号を変調する変調部103と、変調された信号を送信する無線タグアンテナ106と、無線タグアンテナ106によって受信した信号を復調する復調部104と、受信した電磁波から電力を生成する電力生成部105と、を備える。無線タグ制御部101は、記憶部102へのデータの書き込み及び記憶部102からのデータの読み出しを行うとともに、リーダライタ本体部200から受信したコマンドに従って動作し、応答信号をリーダライタ本体部200に返信する。
リーダライタ本体部200は、演算装置を含む演算部201A及びデータを記憶する記憶部201Bを含むリーダライタ制御部201と、リーダライタ制御部201が生成した信号を変調する変調部205と、変調された信号を増幅する送信アンプ204と、信号の送出先を変更するサーキュレータ203と、無線タグ100と電磁波によって信号を送受信するアンテナ202と、受信信号を増幅する受信アンプ206と、受信信号を復調する復調部207と、上位機種と接続するインターフェース(以下、I/F208という。)と、を備える。
リーダライタ制御部201は、I/F208を介して受信したパソコンなどの上位機種からの指示に基づいて、無線タグ100に送信する送信信号を生成する。また、リーダライタ制御部201は無線タグ100から受信した受信信号を処理して上位機種に送信する。
なお、スロープ部材14の角度θが40℃未満となる場合、投入口13における天板12の端部からスロープ部材14までの開口面積が大きいものとなるため、電波が漏れやすくなる。従って、この場合には天板12の投入口13側端部に、例えば柔軟性のある電波吸収材料によって形成されたカーテンを設けることが望ましい。
以上述べたように、本実施形態のリーダライタ1は、無線タグ100と通信するアンテナ202と、アンテナ202を内部に収納し、外側を電波反射体11Aによって覆い、内側に電波吸収体11Bを備え、上面に天板12、投入口13、及び投入口13の下方から天板12の下方まで延びるスロープ部材14を有する筐体11と、を備える。
従って、環境への電波の漏出が少ない無線タグリーダライタを提供することが可能となるという効果がある。
(第2の実施形態)
本実施形態のリーダライタ1を含む物品管理システムの構成は、外部端末600がリーダライタ用PC500と相互に無線通信する点において異なる他は、第1の実施形態のリーダライタ1を含む物品管理システムの構成と同様である。
図11は、本実施形態のリーダライタ1を含む物品管理システムの構成を示す図である。図11に示すように、物品管理システムは、リーダライタ1と、リーダライタ用PC500と、を備える。無線タグリーダライタシステムは、別に無線タグプリンタ300と、プリンタ用PC400を備えることができる。リーダライタ用PC500はUSBメモリ405などの携帯可能な記憶装置と接続することができる。リーダライタ用PC500は外部端末600と無線によって通信する。
ここで、外部端末600は、有線通信あるいは無線通信可能なパーソナルコンピュータ、或いはいわゆるタブレット端末のような携帯情報端末を使用することができる。外部端末600は、例えば、有線LAN、あるいは、無線LAN(local area network)などのネットワーク環境を介して、或いは直接にリーダライタ用PC500と通信を行う。
次に、本実施形態の無線タグリーダライタシステムの動作について説明する。図12は、本実施形態の無線タグリーダライタシステムのリーダライタ用PC500の制御部501による動作のフローチャートである。図12に示すように、ステップ1201において、外部端末600は、患者コードを入力する。入力する値は、患者コードではなく、手術ごとに固有に割り当てる手術コードなどを入力しても良い。
ステップ1202において、外部端末600はオペレータの指示により、リーダライタ用PC500に読取開始指示を送信する。
ステップ1203において、リーダライタ用PC500の制御部501は読取開始の指示を受信したかを判定する。制御部501は、読取開始の指示を受信したと判定した場合(ステップ1203のY)、ステップ1204に進み、読取開始の指示を受信していないと判定した場合(ステップ1203のN)、ステップ1207に進む。
ステップ1204において、制御部501はリーダライタ本体部200を介してリーダライタ1に投入された物品302に貼付された無線タグラベル301の無線タグ100を読み取る。読み取りは、読取終了又は読取中断の指示を外部端末から受信するまで、連続して行われる。
ステップ1205において、制御部501は読み取った無線タグ100の無線タグIDと、読取時間と、をメモリに格納する。
ステップ1206において、外部端末600はオペレータの指示があった場合に、読取終了指示をリーダライタ用PC500に送信する。
ステップ1207において、制御部501は読取終了の指示を受信したかを判定する。制御部501は読取終了の指示を受信したと判定した場合(ステップ1207のY)、ステップ1208に進み、読取終了の指示を受信していないと判定した場合(読取中断の場合、ステップ1207のN)、ステップ1203に戻る。
ステップ1208において、制御部501はメモリに格納してあった情報を患者別実績ファイル504Aに格納する。
ステップ1209において、制御部501は、患者別実績ファイル504Aに格納が完了した旨の信号を外部端末600に送信する。
ステップ1210において、外部端末600は、オペレータの指示により終了指示をリーダライタ用PC500に送信する。
ステップ1211において、制御部501は終了指示を受信したかを判定する。制御部501は終了指示を受信したと判定した場合(ステップ1211のY)、処理を終了し、終了指示を受信していないと判定した場合(ステップ1211のN)、ステップ1203に戻る。
以上述べたように、本実施形態の無線タグリーダライタシステムは、無線タグ100の読取の開始と終了とを外部端末600から有線通信あるいは無線通信によりリーダライタ用PC500に指示することができる。
従って、手術室の外からも遠隔操作が可能となり、利便性がさらに向上するという効果がある。
1 リーダライタ
11 筐体
11A 電波反射体
11B 電波吸収体
12 天板
13 投入口
14 スロープ部材
14A 電波反射体
14B 電波吸収体
15 ハンドル
16 キャスタ
17 ドア
18 取手
100 無線タグ
101 無線タグ制御部
102 記憶部
103 変調部
104 復調部
105 電力生成部
106 無線タグアンテナ
200 リーダライタ本体部
201 リーダライタ制御部
201A 演算部
201B 記憶部
202 アンテナ
203 サーキュレータ
204 送信アンプ
205 変調部
206 受信アンプ
207 復調部
300 無線タグプリンタ
301 無線タグラベル
302 物品
401 制御部
402 入出力部
403 通信部
404 記憶部
404A ログファイル
501 制御部
502 入出力部
503 通信部
504 記憶部
504A 患者別実績ファイル
400 プリンタ用パーソナルコンピュータ
500 リーダライタ用パーソナルコンピュータ
600 外部端末

Claims (5)

  1. 無線タグと通信するアンテナを内側に配置し、前記内側の内面を電波反射体によって覆い、当該内側の側面と底面に、夫々の隣接面との境界近傍を除いて電波吸収体を設けると共に前記境界近傍は前記電波反射体を露出させ、上面に天板と投入口、及び前記投入口の下方から前記天板の下方まで延びるスロープ部材を設けると共に前記天板の下面と前記スロープ部材の下面に電波吸収体を設けた筐体と、リーダライタ本体部とを備え、無線タグリーダライタとして機能する物品管理装置であって、
    前記スロープ部材を、その先端部が前記投入口の先端部より延びて前記天板の下側に位置付けられるように設けると共に当該スロープ部材の投入される物品が接触する上面を電波反射体で形成し、さらに前記スロープ部材を、記筐体の側面に対して45°以上であって90°より小さい角度を付けて設置し、前記アンテナは、前記筐体の内側で前記スロープ部材より下方に配置した物品管理装置。
  2. 前記電波反射体は、
    ステンレスによって形成される請求項1に記載の物品管理装置。
  3. 請求項1又は2に記載の物品管理装置と、
    患者に固有に割り当てられる患者コードごと、又は手術ごとに固有に割り当てられるオペコードごとに前記無線タグに固有に割り当てられる無線タグIDを格納する患者別実績ファイル、及び前記物品管理装置のリーダライタ本体部に前記無線タグを読み書きする旨の指示を与え、前記無線タグから読み出した前記無線タグIDを前記患者別実績ファイルに格納する制御部を備えるリーダライタ用パーソナルコンピュータと、
    を備える物品管理システム。
  4. 前記無線タグが設けられる無線タグラベルに印刷するとともに、前記無線タグを読み書きする無線タグプリンタと、
    前記無線タグプリンタに印刷指示を行うプリンタ用パーソナルコンピュータと、
    をさらに備える請求項3に記載の物品管理システム。
  5. 前記リーダライタ用パーソナルコンピュータは、
    相互に有線あるいは無線にて通信可能な外部端末から読取開始の指示を受信した場合、前記無線タグの読取を開始し、読取終了の指示を受信した場合、前記無線タグの読取を終了する請求項4に記載の物品管理システム。
JP2016129123A 2016-05-24 2016-06-29 物品管理装置及び物品管理システム Active JP7126233B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016102953 2016-05-24
JP2016102953 2016-05-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017210369A JP2017210369A (ja) 2017-11-30
JP7126233B2 true JP7126233B2 (ja) 2022-08-26

Family

ID=60474561

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016129123A Active JP7126233B2 (ja) 2016-05-24 2016-06-29 物品管理装置及び物品管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7126233B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN210454860U (zh) * 2019-08-16 2020-05-05 灵动科技(北京)有限公司 智能互动模块及手推车
JP7505934B2 (ja) * 2020-07-28 2024-06-25 東芝テック株式会社 無線タグ読取装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003308494A (ja) 2002-04-16 2003-10-31 Hitachi Kokusai Electric Inc Idタグ読取方法及びidタグ読取装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5650596A (en) * 1994-08-05 1997-07-22 Surgical Resources, L.L.C. Automatic surgical sponge counter and blood loss determination system
JP4627157B2 (ja) * 2004-06-29 2011-02-09 大日本印刷株式会社 Icタグ回収ボックス、及びキャンペーン受付システム

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003308494A (ja) 2002-04-16 2003-10-31 Hitachi Kokusai Electric Inc Idタグ読取方法及びidタグ読取装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017210369A (ja) 2017-11-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5822714A (en) Data processing system and method for accessing a plurality of radio frequency identification tags
US7884702B2 (en) Queued operations in HF/UHF RFID applications
JP4874571B2 (ja) 梱包済モジュール管理
CN104081410B (zh) 用于标识数据标签的位置的便携式数据标签读取器设备、系统和方法
US8044774B1 (en) RFID tag chips and tags able to be partially killed and methods
EP2030456B1 (en) Rfid tag user memory indication
JP7126233B2 (ja) 物品管理装置及び物品管理システム
JP4460496B2 (ja) テープカートリッジ管理システムおよびテープカートリッジ
JPH1179328A (ja) 貸出用収納物管理方式
JP5072454B2 (ja) 無線タグリーダライタ制御システム及び無線タグリーダライタ制御方法
US8576052B2 (en) RF tag reader and writer
CN212708591U (zh) 一种热敏纸rfid标签打印机
JP2009098951A (ja) 質問器
JP4640704B2 (ja) 無線タグ情報読み取り装置、タグラベル作成装置
US10763588B2 (en) Patient tracking system for monitoring patient data
JP2002330145A (ja) 非接触型情報通信体システム
JP2007004678A (ja) Rfidを用いた検索管理システム
JP5715663B2 (ja) ハンディアンテナ、棚卸装置、棚卸システム及び棚卸方法
JP2002151944A (ja) Rfidシステムの親局アンテナ
JP4473024B2 (ja) 物品管理システム
JP2009187407A (ja) タグ情報処理装置およびタグ情報処理システム
JP4169687B2 (ja) Rfタグ情報管理システム
KR101107005B1 (ko) 응용 프로그램에 rfid 태그 데이터를 입력하는 방법 및 이를 이용한 rfid 리더기
CN103810513A (zh) 一种用户rfid标签的数据操作方法及设备
JP2011107894A (ja) Rfidシステム及びアンチコリジョン処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A80 Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80

Effective date: 20160701

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160707

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20190315

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190529

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200602

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210601

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210730

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210831

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211130

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20211130

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20211207

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20211214

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20211228

C211 Notice of termination of reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C211

Effective date: 20220106

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20220426

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20220531

C302 Record of communication

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C302

Effective date: 20220607

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220614

C13 Notice of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C13

Effective date: 20220614

C23 Notice of termination of proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23

Effective date: 20220628

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20220705

C03 Trial/appeal decision taken

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03

Effective date: 20220802

C30A Notification sent

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012

Effective date: 20220802

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220808

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7126233

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150