JP4458742B2 - 高圧ホース - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車、工作機械等の作動システムに使用される高圧ホース等のホース、及びこのホースの作製に有利に使用されるゴム組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
高圧ホースは、高圧水による洗浄用途や、工作機械、建設機械、自動車等あらゆる分野の作動システムに使用されている。例えば、射出成形機やパワーショベル、自動車のパワステアリングの油圧配管に用いられる高圧ホース等が挙げられる。
【0003】
高圧ホースは、一般にワイヤブレードホースとも言われ、管状の内側ゴム層と、その上を螺旋状に巻かれた又は編組みされた金属製ワイヤー補強層、さらにその上を覆う管状の外側ゴム層を有する。補強層は、求められる強度に応じて複数層設けられる。複数の補強層を設ける場合は、一般に補強層の間に中間層が設けられる。
【0004】
例えば、上記工作機械や建設機械等の油圧作動システムに使用されるワイヤブレードホースの少なくとも内側ゴム層には、耐油性が要求される。120℃程度までの使用環境においては、アクリロニトリル・ブタジエンゴム(NBR)(参照、特開2001−99362号公報)が一般に使用される。トラックのパワーステアリングオイルのように更に使用温度環境が要求される場合は、水素添加NBR(H−NBR)が用いられる。
【0005】
このような高圧ホースの中で、パワーショベル等の建設機械或いは工作機械の高圧ホースは、通常鉱物油を使用しているものであるが、屋内で使用される射出成形機等のホースは消防法の制約があって可燃性の鉱物油は多量に使用することができない。この場合、作動媒体として、鉱物油の代わりに水/グリコール等の水系のものが使用される場合が多い。
【0006】
しかしながら、一般に使用されているNBRは、水分の透過性が高く、100℃における水分透過係数が10−9〜10−10[cc・cm/cmHg・cm・sec]のオーダーである。このNBRを透過した水分によりホース補強層の金属ワイヤの腐食劣化が起こり、ホースの寿命を大幅に低下させるとの問題がある。
【0007】
このため、このような水系作動媒体のシステムでは、水分の遮蔽性に優れたエチレンプロピレン系ゴム(例えば、EPR、EPDM、EPT)及びクロロプレン(CR)が使用されているが、耐油性が充分とは言えない。
【0008】
従って、油系及び水系の両方の作動システムに兼用することができる高圧ホースは得られていない。
【0009】
【特許文献1】
特開2001−99362号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、耐油性及び耐水性に優れ且つ生産性に優れたホース及び高圧ホースを提供することにある。
【0011】
また、本発明の目的は、油系及び水系の両方の作動システムに使用することができ、生産性に優れた高圧ホースを提供することにある。
【0012】
さらに、本発明の目的は、このようなホース及び高圧ホースに好適に使用することができるゴム組成物を提供することにある。
【0013】
前述のように、油系及び水系の両方のシステムに使用できる高圧ホースについては知られていない。本発明者等はこのような高圧ホースを得るために研究を重ねてきた。例えば、アクリロニトリル・ブタジエンゴム(NBR)はコスト的には有利であるが、水系の作動システムで使用した場合における、水分による補強層ワイヤの上記錆び発生があり、これに着目し、改良するために検討を重ね、その結果、本出願人は、既に油系及び水系の両方のシステムに使用できる高圧ホースとして、水溶性アミノシラン系カップリング剤処理された無機充填剤が、アクリロニトリル・ブタジエンゴム(NBR)中に分散されてなるゴム組成物から形成されている管状ゴム層を含む高圧ホースを出願している(特願2002−168963号)。しかしながら、水系で製造するため、大量の水を除去する必要があること、また最終製品にカップリング剤が残留することがあり、充分な特性が得られない場合があること等の問題があることが明らかとなった。
【0014】
そこで本発明者等は、更なる検討を重ね本発明に到達したものである。
【0015】
尚、有機化クレーを使用するゴム組成物としては、例えば特開平11−159667号公報には、ポリアミドからなるバリヤ層の代わりに有機化クレーと無水カルボキシル基を有する変性ブチルゴムとから成る内側ゴム層を含む冷媒輸送用ホースとして使用されている。有機化クレーとしては、アルキルアンモニウムで処理された有機化クレーが記載されている。本発明者の検討によれば、このような有機可塑化された無機充填剤を用いても、フィラーをゴム中に高度に微分散された状態にすることは困難であることが判明した。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明は、管状の内側ゴム層、その上を覆う管状のワイヤ補強層、及びその上を覆う管状の外側ゴム層を含む高圧ホースにおいて、
少なくとも内側ゴム層が、ジ(ポリオキシアルキレン)アルキルメチルアンモニウムにより有機化処理された無機充填剤が、ゴム中に分散されてなるゴム組成物から形成されていることを特徴とする高圧ホースにある。
【0017】
上記ジ(ポリオキシアルキレン)アルキルメチルアンモニウムが、下記一般式(I):
【0018】
【化2】
Figure 0004458742
【0019】
[但し、Rが、炭素原子数4〜20の炭化水素基(炭化水素きは二重結合を有していても良い)を表し、Rがエチレン、プロピレン又はブチレンを表し、そしてX+Y=1〜3を満足する。]
で表されることが好ましい。Rがエチレンであることがと特に好ましい。
【0020】
本発明では、上記特定のアンモニウム化合物により有機化処理された無機充填剤を用いることにより、フィラーがゴム中に高度に微分散されることから、気体、水分等の流体の遮蔽効果が従来のものより格段に優れたものとなっている。
【0021】
上記ゴム組成物において、ゴムはその分子中に異原子を有するものであることが好ましい。異原子とは炭素原子、水素原子以外の原子で、例えばハロゲン、窒素、酸素、リン、硫黄、砒素、ケイ素、ホウ素、セレン、ビスマス、テルル等であり、ハロゲン、窒素、酸素、リン及び硫黄が好ましい。
【0022】
またゴムは、その分子中に極性基を有するものであることが好ましい。従って、上記異原子が極性基を構成していることも好ましい。極性基としては、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、エーテル、カルボニル、アシル、カルボキシル、COOR(R:低級アルキル)、SOH及びSOCl、エポキシ、アミノ、アミド、メルカプト、イミノ等を挙げることができ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、カルボキシル、COOR(R:低級アルキル)、SOH及びSOClが好ましい。
【0023】
上記異原子又は極性基が、ゴムの分子の側鎖に有することも好ましい。
【0024】
ゴムの好ましい例としては、アクリロニトリル・ブタジエンゴム、水素添加アクリロニトリル・ブタジエンゴム、アクリルゴム、エチレン・アクリルゴム及びアクリロニトリル・ブタジエンゴムとポリ塩化ビニルとの混合物を挙げることができる。
【0025】
上記無機充填剤が、一般にアルミノシリケート系無機充填剤、特にマイカ又はクレーであることが好ましい。無機充填剤の形状が、鱗片状であることが好ましい。流体遮蔽効果が大きい。
【0028】
ゴム組成物が架橋されていることが好ましい。また無機充填剤が、鱗片状であり、その鱗片状の平面がホースの表面に平行に且つその平面の長軸がホースの長さ方向に配列していることが好ましい。優れた流体遮蔽効果が得られる。
【0029】
【発明の実施の形態】
本発明のゴム組成物は、ジ(ポリオキシアルキレン)アルキルメチルアンモニウムという特定のアンモニウム化合物により有機化処理された無機充填剤が、ゴム中に分散された基本構成を有する。
【0030】
本発明では、上記特定のアンモニウム化合物により有機化処理された無機充填剤を用いることにより、フィラーがゴム中に高度に微分散されることから、気体、水分等の流体の遮蔽効果が従来のものより格段に優れたものとなっている。また、無機充填剤として、マイカ、クレー等の鱗片状のフィラーを用いることにより、これらがゴム中に極めて微粒子で且つ鱗片状で多数存在することとなるため上記遮蔽効果は更に向上させることができる。特にこれらを高圧ホース等のホースに使用した際、その鱗片状の平面がホースの表面に平行に且つその平面の長軸がホースの長さ方向に配列させることにより、そのホースの流体遮蔽効果が一段と向上する。従って、ホース内の鉱物油、水等の流体は、ホース内から外に散逸され難くなり、本発明のゴム組成物からなるホースは、耐油性、耐水性に優れ、油系及び水系の両方のシステムに使用できるホースであるということができる。
【0031】
本発明のゴム組成物は、高圧ホース等のホースに好適に使用することができる。特に好適な高圧ホースの代表的な構造の一例を図1に示す。管状の内側ゴム層11、その表面をスパイラル状に巻かれたワイヤ補強層12a、その表面を覆う管状の中間ゴム層13、その表面をスパイラル状に巻かれたワイヤ補強層12b、そしてその表面を覆う管状の外側ゴム層14から構成されている。5層構造の高圧ホースである。内側ゴム層11は、本発明のジ(ポリオキシアルキレン)アルキルメチルアンモニウムで処理された無機充填剤が、ゴム中に分散されてなるゴム組成物から形成されている。中間ゴム層13もこの内側ゴム層11と同じゴム組成物から形成されても良いが、他の組成物でも良い。
【0032】
本発明の高圧ホースの代表的な構造の別の1例を図2に示す。管状の内側ゴム層21、その表面をブレード構造に巻かれたワイヤ補強層22、さらにその表面を覆う管状の外側ゴム層24から構成されている。3層構造の高圧ホースである。内側ゴム層21は、ジ(ポリオキシアルキレン)アルキルメチルアンモニウムで処理された無機充填剤が、ゴム中に分散されてなるゴム組成物から形成されている。
【0033】
内側ゴム層11,21は、圧送する鉱物油、水等の揮発成分が透過するのを大幅に抑制をする機能を有する。
【0034】
管状のワイヤ補強層12,22は、一般に金属繊維の螺旋状又は編組構造体である。金属繊維としては軟線、ヤーン、硬鋼線、ステンレス鋼等を挙げることができ、鋼線に対して黄銅メッキ、亜鉛メッキ等の適宜メッキを施してもよい。これらの金属繊維をスパイラル状又はブレード状に編みあげたものが好ましい。これらの繊維の太さ(直径)は、一般に0.15〜1.0μmの範囲である。
【0035】
本発明の内側ゴム層等を形成するゴム組成物は、上記特定のアンモニウム化合物により有機化処理された無機充填剤を用いているので、充填剤がゴム中に高度に微分散されており、気体、水分等の流体の遮蔽効果が従来のものより格段に優れたものとなっている。また本発明では、一般にマイカ、クレー等の鱗片状のフィラーを用いるので、これらがゴム中に極めて微粒子で且つ鱗片状で多数存在するため上記遮蔽効果は更に向上している。そしてホースを作製する際の押出成形時に、充填剤の鱗片状の平面がホースの表面に平行に且つその平面の長軸がホースの長さ方向に配列することとなるため、そのホースの流体遮蔽効果が一段と向上する。また、充填剤を分散させるゴムとして、いわゆる極性を有するゴム(好ましくは分子中に異原子を有する、或いは極性基を有するゴム)を使用することにより、上記特定の有機処理された充填剤の分散が極めて向上することは驚くべきことであった。このようなホース内の鉱物油、ガス、水分等の透過性が一段と抑制され、このため水蒸気の透過が抑えられることから、結果的に耐油性のみならず、耐水性の向上につながっている。上記ゴム組成物を含む高圧ホースは、耐油性を維持しつつ、且つ水系作動システムにおいてもワイヤの腐食が発生し難いことから、この水系にも適用し得るものであると言える。また、本発明のホース(ゴム組成物)は、この流体遮蔽効果だけでなく、難燃性、高硬度、バネの異方性等の効果も得られる。
【0036】
本発明で使用される無機充填剤は、ジ(ポリオキシアルキレン)アルキルメチルアンモニウムにより有機化処理された無機充填剤である。
【0037】
上記ジ(ポリオキシアルキレン)アルキルメチルアンモニウムは、下記一般式(I):
【0038】
【化3】
Figure 0004458742
【0039】
[但し、Rが、炭素原子数4〜20の炭化水素基(炭化水素基は二重結合を有していても良く、また直鎖でも分岐していても良い)を表し、Rがエチレン、プロピレン又はブチレンを表し、そしてX+Y=1〜3を満足する。]
で表されることが好ましい。Rは、炭素原子数6〜15のアルキル基であることが好ましい(この値は混合物の平均値である)。Rがエチレンであることが特に好ましい。X+Yの値も混合物の平均値である。X+Y=1.5〜2.5が好ましい。
【0040】
上記化合物で処理された無機充填剤して、例えばコープケミカル(株)から市販されており、商品名の例としてSOMASIFTM MEE(ソマソフMEE;有機化マイカ)を挙げることができる。
【0041】
本発明で使用することができる有機化処理前の無機充填剤としては、一般にアルミノシリケート系無機充填剤であり、微粒子は最大径の平均が10μm以下であることが好ましい。本発明では、鱗片状の微細粒子にまで分散されているため、鉱物油、水分等の流体の透過性が一段と抑制され、優れた流体遮蔽性を示す。特に、本発明の有機化処理されたアルミノシリケート系無機充填剤を用いることにより、アルミノシリケート系無機充填剤の層間の凝集力を緩和し、層間の距離をある程度大きく保持することができるために、ゴム配合物製造時に超微細に分散することができることから、鱗片状の流体遮蔽効果を有利に得ることができる。その際、極性を有するゴムとの組み合わせで相乗効果を示す。
【0042】
本発明で使用されるアルミノシリケート系無機充填剤の微粒子としては、例えばクレー及びマイカを挙げることができる。無機充填剤の本発明のゴム組成物に存在する際の微粒子の最大径の平均(平均粒径)は上記のように一般に2μm以下である。1〜0.01μmが好ましい。さらにアルミノシリケート系無機充填剤微粒子のL/D(L:最大径、D:厚さ)が、10〜10の範囲にあることが好ましい。
【0043】
クレーとは、一般に、1種あるいは2種以上の粘土鉱物からなる平均粒径10μm以下、好ましくは4〜0.01μmの微細な粒子である。粘土鉱物とは、微細な層状ケイ酸塩であり、Si4+イオンが酸化物イオン(O2−)に対して4配位をとる4面体が構成する層と、Al3+、Fe2+、Fe3+、Mg2+などのイオンがO2−および水酸化物イオン(OH)に対して6配位をとる8面体層とが1:1あるいは2:1で結合し、さらにそれらが積み重なって層状構造を構成するものが、一般的である。粘土鉱物としては、例えば、カオリナイト、ハロイサイト、モンモリロナイト、セライト、バーミキュライトなどを挙げえることができる。
【0044】
マイカ(雲母)は、完全な基底劈開により特徴付けられる斜晶系層状珪酸塩であり、複雑なアルミノケイ酸カリウムであり、その一般化学組成式はXY2〜3Zn10(OH、F)[但し、XがBa、Ca、(HO)、K、Na、(NH)を表し、YがAl、Cr3+、Fe2+、Fe3+、Li、Mg、Mn2+、V3+を表し、ZがAl、Be、Fe、Siを表す]で表される。マイカの平均粒径は10μm以下、好ましくは0.01〜4μmの範囲が好ましい。
【0045】
無機充填剤の量は、ゴムに対して一般に5〜80質量%、さらに10〜60質量%特に20〜50質量%が好ましい。無機充填剤の量が5質量%より少ないと、気体遮蔽性の効果が充分に得られず、80質量%より多いと、分散が困難となり好ましくない。本発明のゴム組成物では、例えば、ゴムに対してマイカを30質量%含有するゴム組成物のガス透過係数の、有機化マイカを含まないゴム組成物のガス透過係数に対する比として、0.15程度を得ることができる。尚、本発明の有機化マイカの寸法も、上記処理前マイカと実質的に同一である。
【0046】
本発明で使用することができるクレー、マイカ以外の無機充填剤としては下記のものを挙げることができる。
【0047】
シリカとしても特に制限はなく、従来ゴム補強用として慣用されているもの、例えば乾式法シリカ(無水ケイ酸)、湿式法シリカ(含水ケイ酸)、ケイ酸カルシウム,ケイ酸アルミニウム等の中から適宜選択して用いることができる。
【0048】
次に、その他の無機充填剤としては、下記一般式(I)で表される物が好ましく用いられる。
mM ・xSiO・zHO ・・・(I)
[式(I)中、M は、アルミニウム、マグネシウム、チタン、カルシウムからなる群から選ばれる金属、これらの金属の酸化物又は水酸化物、及びそれらの水和物から選ばれる少なくとも一種であり、m、x、y及びzは、それぞれ1〜5の整数、0〜10の整数、2〜5の整数、及び0〜10の整数である。但し、前記クレー、マイカは除く]
無機充填剤は、さらに、カリウム、ナトリウム、鉄、マグネシウムなどの金属、フッ素などの元素、及び、NH−などの基を含有していても良い。
具体的には、アルミナ一水和物(Al・HO)、ギブサイト、バイヤライト等の水酸化アルミニウム[Al(OH) ]、水酸化マグネシウム[Mg(OH) ]、酸化マグネシウム(MgO)、タルク(3MgO・4SiO ・HO)、アタパルジャイト(5MgO・8SiO ・9HO)、チタン白(TiO )、チタン黒(TiO2n−1)、酸化カルシウム(CaO)、水酸化カルシウム[Ca(OH) ]、酸化アルミニウムマグネシウム(MgO・Al )、クレー(Al ・2SiO )、カオリン(Al ・2SiO ・2HO)、パイロフィライト(Al ・4SiO ・HO)、ケイ酸アルミニウム(AlSiO 、Al ・3SiO ・5HO等)、ケイ酸マグネシウム(MgSiO、MgSiO 等)、ケイ酸カルシウム(Ca ・SiO 等)、ケイ酸アルミニウムカルシウム(Al ・CaO・2SiO 等)、ケイ酸マグネシウムカルシウム(CaMgSiO )、各種ゼオライト、長石、マイカ、モンモリロナイト等を挙げることができる。
【0049】
これらのその他の無機充填剤としては、その粒径が10μm以下が好ましく、3μm以下であることがさらに好ましい。該無機充填材の粒径を10μm以下とすることにより、加硫ゴム組成物の耐破壊特性、耐摩耗性を良好に維持することができる。
【0050】
本発明のゴム組成物で使用されるゴムは特に限定されない。ゴムとして一般に使用されるポリマーを用いることができる。
【0051】
しかしながら、本発明の特定の有機化処理された無機充填剤を効率よく微分散することができるゴムとしては、ゴムの分子中に異原子又は極性基を有するものであることが好ましい。異原子とは炭素原子、水素原子以外の原子で、例えばハロゲン、窒素、酸素、リン、硫黄、砒素、ケイ素、ホウ素、セレン、ビスマス、テルル等であり、ハロゲン、窒素、酸素、リン及び硫黄が好ましい。上記異原子が極性基を構成していることも好ましい。
【0052】
極性基としては、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、エーテル、カルボニル、アシル、カルボキシル、COOR(R:低級アルキル)、SOH及びSOCl、エポキシ、アミノ、アミド、メルカプト、イミノ、各種複素環基等を挙げることができ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、カルボキシル、COOR(R:低級アルキル)、SOH及びSOClが好ましい。
【0053】
上記異原子又は極性基が、ゴムの分子の側鎖に有することも好ましい。
【0054】
ゴムの好ましい例としては、アクリロニトリル・ブタジエンゴム、水素添加アクリロニトリル・ブタジエンゴム、アクリルゴム、エチレン・アクリルゴム及びアクリロニトリル・ブタジエンゴムとポリ塩化ビニルとの混合物を挙げることができる。アクリロニトリル・ブタジエンゴム(NBR)は、アクリロニトリルとブタジエンの共重合体であり、一般にアクリロニトリルの含有量が15〜55質量%の範囲、好ましくは17〜50質量%の範囲である。
【0055】
本発明で使用することができる上記以外のゴムとしては、例えば、天然ゴム、スチレンブタジエンゴム(SBR)、ブタジエンゴム、イソプレンゴム、アクリロニトリル・ブタジエンゴム(NBR)、クロロプレンゴム、ブチルゴム(IIR)、エチレン・プロピレンゴム、アクリルゴム、クロロスルホン化ポリエチレンゴム、フッ素ゴム、シリコーンゴム、ウレタンゴムが挙げられる。また上記に加えて、通常の熱可塑性樹脂(例、ポリ塩化ビニル)等のポリマーを併用しても良い。
【0056】
ゴムの架橋を行なうための架橋剤としては、種々の市販の化合物を使用することができるが硫黄、有機過酸化物が好ましい。
【0057】
硫黄系加硫剤及び加硫促進剤としては、粉末硫黄、高分散性硫黄、不溶性硫黄等の、一般にゴム用加硫剤として用いられている硫黄、テトラメチルチウラムジスルフィド、テトラエチルチウラムジスルフィド、テトラブチルチウラムジスルフィド、テトラメチルチウラムモノスルフィド、ジペンタメチレンチウラムテトラスルフィド等のチウラム類、ペンタメチレンジチオカルバミン酸ピペリジン塩、ピペコリルジチオカルバミン酸ピペコリン塩、ジメチルジチオカルバミン酸亜鉛、ジエチルジチオカルバミン酸亜鉛、ジブチルジチオカルバミン酸亜鉛、N−エチル−N−フェニルジチオカルバミン酸亜鉛、N−ペンタメチレンジチオカルバミン酸亜鉛、ジベンジルジチオカルバミン酸亜鉛、ジメチルジチオカルバミン酸ナトリウム、ジエチルジチオカルバミン酸ナトリウム、ジブチルジチオカルバミン酸ナトリウム、ジメチルジチオカルバミン酸銅、ジメチルジチオカルバミン酸第二鉄、ジエチルジチオカルバミン酸テルル等のジチオカルバミン酸塩類、ブチルキサントゲン酸亜鉛、イソプロピルキサントゲン酸亜鉛、イソプロピルキサントゲン酸ナトリウム等のキサントゲン酸塩類、N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド、N−t−ブチル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド、N−オキシジエチレン−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド、N,N−ジイソプロピル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド等のスルフェンアミド類、2−メルカプトベンゾチアゾール、ジベンゾチアジルジスルフィド等のチアゾール類等を挙げることができる。これらは2種以上併用することができる。使用量は、ゴムに対して1.0〜10.0質量%、特に3.0〜8.0質量%が好ましい。
【0058】
有機過酸化物として、例えば、過酸化水素水、クメンヒドロペルオキシド、ジ−t−ブチルペルオキシド、t−ブチルクミルペルオキシド、ジクミルペルオキシド、2,5−ジメチル−2,5−ジ−(t−ブチルペルオキシ)ヘキサン、1,3−ビス(t−ブチルペルオキシイソプロピル)ベンゼン、n−ブチル−4,4−ビス(t−ブチルペルオキシ)バレラート、1,1−ビス(t−ブチルペルオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、2,2−ビス(t−ブチルペルオキシ)ブタン、ベンゾイルペルオキシド、p−クロロベンゾイルペルオキシド、2,4−ジクロロベンゾイルペルオキシド、t−ブチルペルオキシベンゼン及びビニルトリス(t−ブチルペルオキシ)シランなどを使用することができる。ジクミルペルオキシドが好ましい。使用量は、ゴムに対して0.2〜1.0質量%、特に0.25〜0.8質量%、さらに0.3〜0.5質量%が好ましい。
【0059】
本発明のゴム組成物は、一般にカーボンブラックを含んでいる。例えば、カーボンブラック標準品種であるSAF,HAF、FEF、GPF、SRF(以上ゴム用ファーネス),MTカーボンブラック(熱分解カーボン)を挙げることができる。ゴムに対して一般に10〜80質量%、好ましくは20〜70質量%の量で使用される。
【0060】
更に可塑剤を加えても良い。
【0061】
本発明のゴム組成物は、例えば下記のようにして製造することができる。
【0062】
本発明の特定の化合物で処理された無機充填剤は、市販品を使用するか、両者を混合、反応させることにより得ることができる。
【0063】
特定の化合物で処理された無機充填剤と、原料ゴムとを汎用の混練機、例えばブラベンダー型ミキサーに投入する。混練機の温度は、有機化処理無機充填剤がゴムに微分散可能な温度に設定することが好ましく、一般に100〜160℃、好ましくは110〜140℃である。混練の時間も、有機化処理無機充填剤がゴムに微分散可能な時間であればよく、一般に5〜15分間である。このような条件で混練し、ゴム組成物を得る。このゴム組成物を、適当な架橋剤及び/又は架橋促進剤をロールを用いて添加し、適当な条件下(適当な硫黄、過酸化物を添加する等して)で架橋して架橋ゴム組成物を得るか、或いは架橋する必要がなければそのまま押出成形などの方法で成形する。
【0064】
本発明のゴム組成物は、成形されて高圧ホースとすることができる。前記のように耐油性を維持し、水分の透過を低減した高圧ホースであり、油系及び水系の兼用作動システムに使用することができ、当然、油圧システムを初め、高圧洗浄用にも使用することができる。
【0065】
本発明のゴム組成物は、成形し高圧ホースとすることができる。
【0066】
本発明の高圧ホースは、公知の方法で製造することができる。例えば、以下のように行うことができる。
【0067】
内管(内側ゴム層)押出機の先端に設けた高剛性のマンドレル上に、内側ゴム層を成形する。次いで、この内側ゴム層上に、スパイラル編み上げ機により、ワイヤーを例えば20本巻いて、(必要により、中間ゴム層を挿入後、更に同数のワイヤーを逆方向に巻いて)、ブレード構造に巻かれたワイヤ補強層の形成を完了する。更にその上に押出機によって管状の外側ゴム層(外被ゴム)を押し出し、その後、適当な条件にて加硫し、マンドレルを抜き出し、高圧ホースを得る。
【0068】
本発明において中間層は、前記ゴム組成物から形成されるものでも良いが、一般に無機充填剤等を含まないクロロプレンゴム組成物を含むものである。また外側ゴム層は、前記ゴム組成物から形成されるものでも良いが、一般にクロロプレンゴム組成物を含むものである。
【0069】
【実施例】
以下実施例により本発明を詳細に説明する。本発明は実施例に限定されるものではない。
【0070】
[I]使用材料は以下の通りである。
【0071】
(A)ゴム
A1:NBR(アクリロニトリル−ブタジエンゴム)、
JSR(株)製、N230S
A2:H−NBR(水添NBR)、日本ゼオン(株)製、1000L
【0072】
(B)無機充填剤
B1:ジ(ポリオキシエチレン)アルキルメチルアンモニウム処理マイカ{(一般式(I)のRがヤシ油脂肪酸相当の炭化水素基、X+Y=2)コープケミカル(株)製、商品名:ソマシフ(SOMASIFTM)MEE;
B2:ジメチルジアルキル(C18)アンモニウム・合成マイカ
(有機処理合成マイカソマシフMAE、コープケミカル(株)製)
B3:水膨潤性合成マイカ
(ソマシフME−100、コープケミカル(株)製)
【0073】
(C)カーボンブラック
C1:旭カーボン(株)製、旭#55(N−660)
【0074】
(D)加硫系
D1:ジクミルパーオキシド
【0075】
[II]サンプルの作製方法
サンプル及び高圧ホースの作製方法を下記の実施例、比較例に示す。
【0076】
[実施例1]
(1)ゴム組成物及びシートの作製
上記(A1)ゴム100gの上記(B1)層状粘土鉱物の30gとを混合し、バンバリーミキサーを用いてを用いて120℃で約5分間攪拌し、均一な混合物を得る。
【0077】
得られた混合物に、上記(C1)GPFカーボンブラック及び(D1)ジクミルパーオキシドをロールを用いて添加し、ゴム圧延用ロールを用いて加硫しながら圧延処理する。得られた圧延シートを表面が十分平滑なスラブシート用金型を用いて160℃、30分の条件下において架橋させ、1mm厚のスラブシートサンプルを得る。
【0078】
(2)高圧ホースの作製
得られたゴム組成物を用いて、図2の構造を有する高圧ゴムホースを製造した。内側ゴム層は得られたゴム組成物を用い、補強層はワイヤー(直径0.35mm)を用いた。
【0079】
内側ゴム層を、得られたゴム組成物を押出機を用いて押し出すことにより形成した。得られたチューブ状内側ゴム層は厚さ2.0mmであった。
【0080】
次いで得られたチューブ状内側ゴム層上に、補強層としてワイヤー(直径0.35mm)を合計40本巻いて、ブレード構造に巻かれたワイヤ補強層を形成した。
【0081】
上記補強層の外周に外側ゴム層を押出被覆した(厚さ1.2mm)。
【0082】
以上のようにして高圧ホースを製造した。得られたホースの寸法は内径が11.0mm、外径が19.0mmであった。
【0083】
[実施例2及び比較例1〜6]
使用材料を表1に示したものを使用し、実施例1と同様にしてゴム組成物及び高圧ホースを得た。
【0084】
[III]評価方法
1)水分遮蔽性
図3に示す治具を用いて水分遮蔽性を評価した。
【0085】
図3には、カップ31の上に、サンプルのゴムシート32を介してカップ蓋33をボルト締めして得られる治具が示されている。
【0086】
カップ31内に水を25ml入れ、サンプルのゴムシート22を挟んで、カップ蓋33をボルト締めして、側面から水が漏れないように組み立てた。カップ31のキャビティー部の内径は26mm、深さは80mmである。
【0087】
上記水の入った治具を100℃のオーブンに入れて、12時間毎に総重量を測定し、水分透過率を計算した。
【0088】
100℃での水分透過率が4.0×10−11cc・cm/cmHg・cm・sec以下を◎、8.0×10−11cc・cm/cmHg・cm・sec以下を○、1.2×10−10cc・cm/cmHg・cm・sec以下を△、1.2×10−10cc・cm/cmHg・cm・secを超えるものを×とした。
【0089】
2)高圧ホースの耐久性評価
得られた高圧ホースを長さ50m切り出し、これの内部に水を封入し、100℃オーブン中に1000時間放置した。その後、ホースのワイヤーの錆の状況を目視で観察した。
【0090】
錆の発生がないものを◎、若干あるものを○、かなりあるものを△、ほとんど錆び状態のものを×とした。
【0091】
上記評価結果を下記の表1に示す。
【0092】
【表1】
Figure 0004458742
以上に示したように、本発明の実施例で得られる高圧ホースは水分遮蔽性に優れているので、錆の発生もほとんどない。これは特定の有機化処理された無機充填剤が、NBR中に疎水化状態で微細分散されているためと考えられる。
【0093】
【発明の効果】
本発明の高圧ホースは、特定の有機化処理された無機充填剤がNBR中に微細分散されているため、水蒸気等の気体遮蔽性が優れており、耐油性のみならず、耐水性も優れている。このため本発明の高圧ホースは、鉱物油系、水系のいずれの作動システムにおいても使用することができる。また本発明により、経済的に有利で、耐水性の向上した油作動システム用高圧ホースも得ることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高圧ホースの代表的な構造の1例の斜視図である。
【図2】本発明の高圧ホースの代表的な構造の別の1例を斜視図である。
【図3】本発明の実施例において水分遮蔽性の評価に用いた治具の斜視図である。
【符号の説明】
11,21 管状の内側ゴム層
12a,12b,22 補強層
13 管状の中間ゴム層
14,24 外側ゴム層

Claims (14)

  1. 管状の内側ゴム層、その上を覆う管状のワイヤ補強層、及びその上を覆う管状の外側ゴム層を含む高圧ホースにおいて、
    少なくとも内側ゴム層が、ジ(ポリオキシアルキレン)アルキルメチルアンモニウムにより有機化処理された無機充填剤が、ゴム中に分散されてなるゴム組成物から形成されていることを特徴とする高圧ホース。
  2. ジ(ポリオキシアルキレン)アルキルメチルアンモニウムが、下記一般式(I):
    Figure 0004458742
    [但し、R1が、炭素原子数4〜20の炭化水素基を表し、R2がエチレン、プロピレン又はブチレンを表し、そしてX+Y=1〜3を満足する。]
    で表される請求項1に記載の高圧ホース
  3. 2がエチレンである請求項2に記載の高圧ホース
  4. ゴムが、その分子中に異原子を有する請求項1〜3のいずれかに記載の高圧ホース
  5. 異原子が、ハロゲン、窒素、酸素、リン及び硫黄から選ばれる少なくとも1種である請求項4に記載の高圧ホース
  6. ゴムが、その分子中に極性基を有する請求項1〜3のいずれかに記載の高圧ホース
  7. 極性基が、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、カルボキシル、COOR(R:低級アルキル)、SO3H及びSO3Clから選ばれる少なくとも1種である請求項6に記載の高圧ホース
  8. ゴムが、その分子の側鎖に異原子又は極性基を有する請求項4又は6に記載の高圧ホース
  9. ゴムが、アクリロニトリル・ブタジエンゴム、水素添加アクリロニトリル・ブタジエンゴム、アクリルゴム、エチレン・アクリルゴム及びアクリロニトリル・ブタジエンゴムとポリ塩化ビニルとの混合物から選択される少なくとも1種を含む請求項1〜8のいずれかに記載の高圧ホース
  10. 無機充填剤が、アルミノシリケート系無機充填剤である請求項1〜9のいずれかに記載の高圧ホース
  11. 無機充填剤の形状が、鱗片状である請求項1〜10のいずれかに記載の高圧ホース
  12. 無機充填剤が、マイカ又はクレーである請求項1〜11のいずれかに記載の高圧ホース
  13. ゴム組成物が架橋されている請求項1〜12のいずれかに記載の高圧ホース。
  14. 無機充填剤が、鱗片状であり、その鱗片状の平面がホースの表面に平行に且つその平面の長軸がホースの長さ方向に配列している請求項1〜13のいずれかに記載の高圧ホース。
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