JP4457078B2 - 高周波加熱装置 - Google Patents

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Description

本発明は、高周波加熱装置に関し、詳しくは加熱室の前面開口部を開閉するドアの開閉方式に関するものである。
従来、高周波加熱装置のドアとしては、図1に記載されているようなものが一般的であった。
図1は従来及び本発明を説明するための高周波加熱装置の外観斜視図である。
図において、本体1の前面に開口部4、内部に加熱室3が設けられ、開口部4を通して加熱室3の内部に食品2を出し入れすることができるようになっている。開口部4の周囲は金属板からなる前板5が設けられている。
開口部4には、開閉自在な縦開きドア6が設けられ、このドア6を開放すれば、食品2を加熱室3から出し入れすることができる。食品2の加熱中は、前記縦開きドア6は前板5に対して所定の押圧力で密着されている。
ドア6には透明ないし半透明なファインダ部6aが設けられており、ドア6が閉じられているときは加熱室3内の様子を観察することができる。ドア6には、取手6bが設けられ、この取手6bを手で掴んで操作することで開閉できる。
ドアアーム7は、前板5に設けられた穴5aを貫通しており、一端はドア6に回転可能に支持され、他端には図示していないコイルバネが取り付けられ、コイルバネの他端は本体の一部に固定されている。このドアアーム7は、開口部4を挟んで左右2箇所に設けられ、ドア6が開ききったとき安定になるよう支えたりするものである。
8は加熱室3やドアアーム7やコイルバネなどの構成部品を覆うキャビネットである。
9はドアスイッチで、ドア6が閉じられているとき図示していない高周波発生装置の本体1を動作可能とし、ドア6が前板5から離れて開くとき本体1を動作不可とするものである。
従来から、高周波加熱装置の本体1のドア6は、加熱室3の開口部4を塞ぐために設けられたもので、食品2の調理中は加熱室3内の高周波が外部に漏洩しないようにするとともに、熱や水蒸気などもできるだけ加熱室3外に漏れないようにする構造が取り入れられている。
また、ドア6は、食品2の有無や、加熱中食品の加熱状況が観察できるよう高周波漏洩防止用の金属パンチング穴と、これを保護する耐熱ガラスから構成されるファインダ部
6aが設けられ、加熱室3内が覗ける構造が取り入れられている。さらに使用者が操作する取手6bを有している。
従って、ドア6の構造が複雑になり、ドア6の重量が重くなるとともに、加熱室3の開口部4周辺の平面部とドア平面部との密着を良くするためにドア6をコイルバネなどで強く引き込む構成が一般的であり、このためにドア6を閉じる際の開閉動作が重くなるとともに、ドア6を閉鎖する際にはドア6と前板5とが衝突して衝撃音が発生する。
この従来の高周波加熱装置におけるドアの開閉装置10の構成と動作について図6から図8を用いて説明する。
図6はドア6が閉鎖されている状態を示している。ドア6は回転支点11のまわりに回転自在に軸支されている。バネ12は、一端を本体1に固定されたバネ掛け部13に引っ掛けられ、他端をドアアーム7に設けられたバネ掛け部14に引っ掛けられ、バネ12に生じる矢印15a方向の引っ張り力でドアアーム7に設けられたバネ掛け部14を引っ張る。
ドアアーム7は、回転支点16のまわりに回転自在に軸支されたローラ17に対してその摺動面18が接しており、かつ、ドアに設けられたドアピン20に対して回動自在に軸支されている。
また、ドアアーム7は、バネ12によりバネ掛け部14に加えられる矢印15a方向の引っ張り力によって摺動面18がローラ17に沿って移動しようとし、結果としてドアピン20に対して矢印21a方向の力を与え、ドア6は前板5に向かって所定の力で押し付けられて前板5との隙間を塞ぎ、さらにドア6は図1に示すドアスイッチ9を押してドア6が正しく閉鎖されたことを検出する。
図7は、ドア6が開放された状態を示している。ドア6の開放とともにドアアーム7はドアピン20によって前板5より引き出され、摺動面18はローラ17に沿って移動する。摺動面18の後端にあるストッパ19がローラ17に当接すると、ドアアーム7はそれ以上引き出されることはなく、ドア6は全開の状態となる。このとき、バネ12は、バネ掛け部14に対して矢印15b方向の引っ張り力を与え、ドアアーム7はドアピン20に対して矢印21b方向の引っ張り力を与えてドア6を閉じる方向の力を生じるが、ドア6は重心Gに自重Wなる質量を持っているので、自重による開きモーメントとアームから生じる閉じモーメントの大小関係として、(自重による開きモーメント)>(アームから生じる閉じモーメント)となるようにバネ力を設定すれば、ドア6は全開の状態を保持できる。
図8は、ドア6が開閉する途中の状態で、ドア6が開閉いずれの力を生じるかを説明した図である。
この図8において、ドア6が開き、第一の角度θ1までドア6を開いた状態(第一の開き角度)を6′とする。ドア6の開き角度がθ0からθ1の範囲(第一の角度範囲)においては、バネ12の引っ張り力15cによってドアアーム7が矢印22方向に引っ張られることによって生じるドア6を閉じる方向に働くモーメントは、ドア6の重心Gに働く自重Wによって生じるドア6を開く方向に働くモーメントより大きく、ドア6は矢印23方向に移動して図6の状態に至るまで閉じる。
一方、ドア6の開き角度がθ1よりも大きい第二の角度まで開いた場合(第二の開き角度)には、ドア6の重心Gに働く自重Wによって生じるドアを開く方向に働くモーメントが、バネ12の引っ張り力15cによってドアアーム7が矢印22方向に引っ張られることによって生じるドア6を閉じる方向に働くモーメントよりも大となるために、ドア6は矢印24の方向に移動して図7に示した全開状態に至る。
以上のような構成なので、ドアは開き角度がθ1より小となった場合には、バネ力によって閉じる力が常に加わるので、もしユーザが取手6bから手を離した場合には、ドア6は前板5に勢い良く衝突するので耳障りな衝撃音がする。
また、ドア6を図7に示した全開状態から、ユーザが勢いを付けて閉じた場合には、ドア6の開き角度がθ1以下になってからさらにバネ力による閉じ方向のモーメントが加わるので、ドアが閉じた際の衝撃音はさらに大きくなる。
これらの従来技術において、前記した衝撃音を解決するドアの開閉方式として特許文献1から3に示すものがある。
特開2002−39541号公報 特開2002−228161号公報 特開平11−325476号公報
前記特許文献1には、ドアの開閉に連動して動作する作動レバーと、連結レバーとを備え、ドアを閉じた際と、ドアを開いた際の衝撃力をともにダンパに伝達して緩衝する構成が開示されている。
しかし、この構成においては、ドアを開閉する途中においてダンパの先端が前板から出っ張るのでユーザからは邪魔である。
また、特許文献2には、ドアの回転支点であるヒンジ部にドアの開閉動作に応じて作動するダンパを設けて、開閉動作の双方、又は閉動作方向にのみ動作する構成が開示されている。
しかし、かかる構成においては、ドアを開閉動作する間の全ての動作範囲、又は閉動作間の全ての動作範囲においてダンパによる抵抗力が動作力に付加されるため、ユーザにとってドアの開閉動作が重くなるか、ドアの閉鎖動作が遅くなる。
さらに、特許文献3には、ドアと対抗した本体の前板にダンパを突き出して設けた構成が開示されているが、この構成においては、ダンパの先端が前板から出っ張っているのでユーザが邪魔である。
ところで、上記した各特許文献には記載されていないが、高周波加熱装置ではドアを閉鎖する際に減衰ダンパによる減衰力でドアを減速すると、ドアは静粛に閉じて不快な騒音を生じないが、一方でこの減衰力をドアが閉鎖する期間中、常時作用させてドアの閉鎖速度を極度に低減させるとほぼ無音のままドアが閉じる。しかし、このようにドアの閉鎖が静粛すぎる場合には、音がしないために操作者にとってドアが正しく閉鎖されたか否かの判別がつきにくい場合がある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、請求項1では、食品を収納する加熱室と、加熱室の開口部に装備した開閉自在なドアと、ドアの開閉に連動して作動するドアスイッチと、加熱室の開口部を構成する前板と、一端を前記ドアに回転可能に取り付けたドアアームと、一端をドアアームに取り付け、かつ、ドアアームを引力してドアを前板に密着させて閉じる方向に力を付与するバネと、前記ドアが閉じられる際のドアの閉じ速度を減速する方向に減衰力を付与する減衰手段とを備え、前記減衰手段はドアを閉じる際に所定の角度よりも小となった場合にはドアに減衰力を与え、該ドアが前板に当接して閉鎖されるまでは前記減衰力が除減するものである。
また、請求項2では、食品を収納する加熱室と、加熱室の開口部に装備した開閉自在なドアと、ドアの開閉に連動して作動するドアスイッチと、加熱室の開口部を構成する前板と、一端を前記ドアに回転可能に取り付けたドアアームと、一端をドアアームに取り付け、かつ、ドアアームを引力してドアを前板に密着させて閉じる方向に力を付与するバネと、前記ドアが閉じられる際にドアの閉じ速度を減速する方向に減衰力を付与する減衰手段とを備え、前記減衰手段は、ドアを閉鎖する際に全開状態から所定の角度に至るまでの範囲と、ドアが略閉鎖されて前記前板に接触する近傍においては前記減衰力を作用させないものである。
また、請求項3では、前記減衰手段はドアアームに対して減衰力を付与するものである。
さらに、請求項4では、前記ドアを開放状態から閉鎖する際にドアアームに設けられた突起部の移動方向と回転ダンパに設けられた突起部との接触面とのなす角度は、突起部が接触面と接触を開始した時点での角度からドアが閉鎖するに従って減少し、ドアが閉鎖する時点においては突起部の移動方向と接触面とは略接線をなすものである。
本発明によれば、加熱室のドアを素早く開閉した場合に、閉時の緩衝効果があるため、全開状態から一気にドアを閉じた場合でもスムースなドアの閉動作ができる。
また、ドアを閉鎖した際に適度な閉鎖音がするため、操作者にとってドアが正しく閉鎖されたか否かの判別がつきやすいという効果がある。
さらに、本体前面の前板に減衰手段による出っ張りがないためユーザが食品を出し入れする際に邪魔になることがない。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図2はドア6が途中まで閉じた状態を示し、図3はドア6が閉じかけた状態を示し、図4はドア6が閉じた状態を示している。
減衰手段を構成する回転ダンパ30は、本体1の側面に設けられた回動中心30cのまわりに回動自在に支持されている。また、回転ダンパ30には回動アーム35が回転ダンパ30と共に回転するように設けられており、後述するピン7Pが前記回動アーム35の接触面33に接し又は離脱できる構成となっている。
リターンスプリング31は、一端を回転ダンパ30に設けられたフック部32に引っ掛け、他端を加熱装置本体1に設けられたバネ掛け部32Aに引っ掛けており、回転ダンパ30を常時矢印CW方向に付勢して回動アーム35がストッパ36に当接するまで回動できる構成となっている。
ドアアーム7の一端には、突起部、例えば円筒状のピン7Pが設けられており、ドア6が開閉するに従って動作軌跡34に沿って移動する。
図2に示したように、ドア6が全開の状態6Cから閉じかけた状態6d(第一の角度)に至るまでの範囲においては、ピン7Pは回転ダンパ30の回動アーム35とは接触していないので減衰力は作用せず、回転ダンパ30を備えない従前の電子レンジと同様な操作感覚を実現できる。
ドア6が6dの状態(第一の角度)に至ると、ピン7Pは回転ダンパ30に設けられた回動アーム35に接するので回転ダンパ30を矢印CCW方向に回転させ、回転ダンパ
30は所定の減衰力(負荷トルク)を生じる。このとき、ピン7Pと回動アーム35の接触面33との接する角度θは図2に示すように概ね90°よりも大となる。
図3は、ドア6がさらに閉鎖方向に移動して閉鎖される途中にある状態を示し、回転ダンパ30はピン7Pによって図2に示した位置よりさらに矢印CCW方向に回転されている。
図3の状態においては、ピン7Pが前記動作軌跡34に沿って移動し、回動アーム35は矢印CCW方向に回転するので回転ダンパ30によって所定の回転負荷トルクが発生し、回動アーム35からピン7Pを介して矢印25方向の力がドアアーム7に加わるのでドア6を閉じる速度を減速することができる。ここで、回動アーム35の接触面33とピン7Pとのなす角度θは図2に示した状態よりも小さくなり、図3においては概ね60°となっている。
さらに、ドア6が前板5に当接して完全に閉鎖された状態を図4に示す。図4においては、ドア6が閉鎖された位置で回動アーム35がピン7Pに接する位置まで回転して静止する構成である。このとき、回動アーム35の接触面33とピン7Pとの接触角度θはほぼ0となっている。すなわち、ドア6が前板5に当接して閉鎖された時には回動アーム
35の接触面33はピン7Pの動作軌跡34の略接線方向を向いた状態となるような位置関係としている。このような位置関係とすることにより、図4に示したドア6が閉鎖される近傍においては、ピン7Pが動作軌跡34に沿って移動しても回転ダンパ30が回転することはない。そのため、回転ダンパ30によって生じる負荷トルクはピン7Pには作用しないので、ドアアーム7およびドア6にはダンパによる減衰力は除減して作用しない。そのため、ドアアーム7は、バネ12による引き力を受けてドア6を閉める力が作用する構成である。
本発明は上記したように、高周波加熱装置のドア6を閉鎖する際に、全開の状態から第一の角度に至るまでの範囲と、ドア6が閉鎖されて加熱室前面の前板5に接触する近傍の範囲の双方においてはドア6に減衰力が作用しないようにし、また、ドア6が所定の角度にまで閉鎖された後、ドア6が閉鎖される直前までは回転ダンパ30による減衰力を作用させ、さらに、ドア6が閉鎖される時点では、ドアアーム7に対して回転ダンパ30による減衰力を作用させない構成としたので、ドア6を閉じる際にドア6が前板5に衝突して不快な衝撃音を発生するのを低減することができる。
また、前記減衰手段はドア6を閉じる際にのみ動作し、ユーザがドア6を開く際には減衰力は作用しないのでドアの開き力が増大することはい。
また、ドア6が前板5に衝突する際には所定以上の速度を保つので、適度なドア閉鎖音が発生し、操作者に対してドア6が閉鎖されたことを明確に聴感上で伝達することができる。
また、ドア6を開く際には、回転ダンパ30はリターンスプリング31により回転ダンパ30に加えられる図示CW方向の回転トルクによってストッパ36に当接するまで回動して停止するので、回転ダンパ30により生じる負荷トルクがピン7Pを介してドアアーム7に伝えられることはなく、ドア6の開き動作には影響を及ぼさない。
さらに、ドアアーム7に設けたピン7Pを回転ダンパ30の回動アーム35に設けた接触面33にドア6の開閉動作に応じて嵌合または離反自在に配置したので、ドア6が全開の時にも前板5に余計な出張りを生じることがなくなり、ユーザが食品を出し入れする際に邪魔になることはなく、使い勝手の点で好適である。
なお、上記実施例において、減衰手段は一例としては粘性を備えたオイルを封入して該オイルにより生じる剪断力を用いてもよいし、又はオイルなどを用いずに摩擦板を互いに圧接して摩擦による負荷を生じる構成を用いてもよい。
また、本実施例によるドアアーム7は、図1に示すようにドア6両側に備えられた構成に限定されるものではなく、図5に示すように、ドア6の片側のみに設けた構成であっても同様な作用効果を有するものであることはもちろんである。
従来及び本発明の一実施例における高周波加熱装置の外観斜視図である。 本発明の一実施例における高周波加熱装置のドアが途中まで閉じた状態を示す説明図である。 本発明の一実施例における高周波加熱装置のドアが閉じかけた状態を示す説明図である。 本発明の一実施例における高周波加熱装置のドアが閉じた状態を説明する説明図である。 本発明の他の実施例における高周波加熱装置の外観斜視図である。 従来の高周波加熱装置のドアが閉じた状態を示す説明図である。 従来の高周波加熱装置のドアが開いた状態を示す説明図である。 従来の高周波加熱装置のドアが途中まで開いた状態を示す説明図である。
符号の説明
1…本体、2…食品、3…加熱室、4…開口部、5…前板、6…ドア、7…ドアアーム、7P…ピン、9…ドアスイッチ、12…バネ、30…回転ダンパ、30c…回転中心、31…リターンスプリング、35…回動アーム。

Claims (4)

  1. 食品を収納する加熱室と、加熱室の開口部に装備した開閉自在なドアと、ドアの開閉に連動して作動するドアスイッチと、加熱室の開口部を構成する前板と、一端を前記ドアに回転可能に取り付けたドアアームと、一端をドアアームに取り付け、かつ、ドアアームを引力してドアを前板に密着させて閉じる方向に力を付与するバネと、前記ドアが閉じられる際のドアの閉じ速度を減速する方向に減衰力を付与する減衰手段とを備え、前記減衰手段はドアを閉じる際に所定の角度よりも小さくなった場合にはドアに減衰力を与え、該ドアが前板に当接して閉鎖されるまでは前記減衰力を除減することを特徴とする高周波加熱装置。
  2. 食品を収納する加熱室と、加熱室の開口部に装備した開閉自在なドアと、ドアの開閉に連動して作動するドアスイッチと、加熱室の開口部を構成する前板と、一端を前記ドアに回転可能に取り付けたドアアームと、一端をドアアームに取り付け、かつ、ドアアームを引力してドアを前板に密着させて閉じる方向に力を付与するバネと、前記ドアが閉じられる際にドアの閉じ速度を減速する方向に減衰力を付与する減衰手段とを備え、前記減衰手段は、ドアを閉鎖する際に全開状態から所定の角度に至るまでの範囲と、ドアが略閉鎖されて前記前板に接触する近傍においては前記減衰力を作用させないことを特徴とする高周波加熱装置。
  3. 前記減衰手段はドアアームに対して減衰力を付与することを特徴とする請求項1ないし請求項2に記載の高周波加熱装置。
  4. 前記ドアを開放状態から閉鎖する際にドアアームに設けられた突起部の移動方向と回転ダンパに設けられた突起部との接触面とのなす角度は、突起部が接触面と接触を開始した時点での角度からドアが閉鎖するに従って減少し、ドアが閉鎖する時点においては突起部の移動方向と接触面とは略接線をなすことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の高周波加熱装置。


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