JP2010166991A - 洗濯機の蓋構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】前蓋と後蓋構成の洗濯機の蓋を、衝突音の発生なく、円滑に開閉操作する。
【解決手段】洗濯機上部に載置したトップカバー52の上方に開閉自在に配した蓋体53を、開閉時の所定の角度で開きまたは閉じ方向へトグルばね57で付勢し、前記蓋体53は前蓋54と連結軸75にて後蓋55を回動可能に連結するとともに連結部の回動を減衰する回転式の衝撃緩和ダンパー63を備え、衝撃緩和ダンパー63は、前記後蓋のダンパー受部64に回動摺動自在に収納し、かつ回転方向に所定の角度の遊びを設け、衝撃緩和ダンパー63の減衰力が蓋体53の開放作業当初および閉じ作業の当初に、前蓋54と後蓋55の回動動作に作用しないようにし、開閉の中間状態で作用する様にしたもので、蓋体53の開閉作業操作がしやすく、かつ衝撃緩和ダンパー63のより急激な 蓋体の開閉を減衰して衝突音の発生を抑制することができる。
【選択図】図7

Description

本発明は、開閉動作時の操作性の向上を図った洗濯機の蓋の構造に関するものである。
従来、この種の洗濯機の蓋構造は、蓋の開閉時に大きな衝突音が発生することを防止する為に、ダンパー機構を設けている(例えば、特許文献1参照)。
図10は、特許文献1に記載された従来の洗濯機全体の破断側面図を、図11は、同洗濯機の主要部分の破断側面図を、図12は、同洗濯機の蓋体部分の一部破断側面図を、図13(a)は、同洗濯機の蓋体の閉状態における後蓋と前蓋との連結部分の縦断面図、図13(b)は、同洗濯機の蓋体の開閉途中における後蓋と前蓋との連結部分の縦断面図、図13(c)は、同洗濯機の蓋体の開状態における後蓋と前蓋との連結部分の縦断面図を示すものである。
図10に示すように、洗濯機本体の外箱1内部に弾性支持機構3により水槽2を垂下防振支持しつつ収容し、水槽2内部の底部に衣類撹拌用の撹拌翼5を回転自在に配した洗濯兼脱水槽4を脱水回転可能に配設している。撹拌翼5および洗濯兼脱水槽4は、水槽2の外底部に固着したモータ7により回転駆動される。
また、外箱1の最上部にはトップカバー15を装着し、トップカバー15の中央部に、洗濯兼脱水槽4内に臨む洗濯物出入口16を有し、この洗濯物出入口16上方に開閉自在に平面状の蓋体17を軸支する。なお蓋体17は、使用者が開閉操作する前蓋19と回動可能に連結した後方の後蓋18とからなっており、開放した状態を蓋体17aで示し、前蓋19aは、後蓋18aに平行状態に折れ曲がり、開放時には、折れ曲がった状態で略垂直状態に位置する。
使用者は、蓋体17を前方K点から前蓋19を持ち上げ、後方に開放し、衣類を上方から洗濯物出入口16を介して洗濯兼脱水槽4への出し入れを行い、撹拌翼5および洗濯兼脱水槽4は、水槽2の外底部に固着したモータ7により略水平回転駆動され、洗濯あるいは脱水作用がなされる、という構造のいわゆる縦型の洗濯機構造である。
図11の主要部分の破断側面図において、後蓋18の後端部には、左右の両側面に横向きの軸穴20を形成し、一方トップカバー15には軸穴20に摺動自在に軸21を横向きに突出させて有する軸支持部22を突設し、軸21に後蓋18の軸穴20を遊嵌して蓋体17を回動自在に軸支する。後蓋18の軸穴20後下方には扇形のギア部29を有するレバー体24を一体形成し、レバー体24の下端に形成した扇形のギア部29は、トップカバー15の後部内を前後に移動可能に構成したラック25の平歯車31に噛合っている。
ラック25は、ピストンロッド26を連結してトップカバー15後部下方に固定配置した水平軸方向に抵抗力を有するダンパー本体27に連動する。
また、レバー体24には、蓋体17を開放、または閉じる方向に付勢力を与えるために、ねじりコイル部の腕を外方に延設したトグルばね30を係着し、図10の蓋体が水平状態では、蓋体17を閉じるようにレバー体24を軸穴20を中心に反時計(矢印F)方向に付勢している。
ダンパー本体27は、例えば流体ダンパー(オイルダンパー)でピストンロッド26が外函28内を矢印G方向で示す後方に移動するとき、外函28内に封入したオイルが、ピストンに形成した狭い通路を通じて押し流されることで、ピストンロッド26の移動に抵抗を与えるものであり、反対方向の矢印C方向で示すピストンの前方向への移動については、外函28内のオイルが、別の流路を無理なく通過することにより抵抗を与えないように構成している。即ちダンパー本体27は、ピストンロッド26の後方(矢印G方向)への移動にのみ抵抗を与える片利き構造となっている。
よって、蓋体17を矢印A方向に開放する時は、レバー体24を軸21を中心にB方向への回転となり、扇形のギア部29に噛合うラック25はC方向に移動するが、ダンパー本体27の抵抗は無い。一方蓋体17を開放状態から閉じる場合(E方向)には、扇形のギア部29に噛合うラック25は後方(G方向)に移動し、ダンパー本体27の抵抗をうけ蓋体17の回動を減衰する。
即ち、蓋体17を開放する場合には、抵抗無く開けることが出来るようにし、蓋体17を閉じる場合にはトグルばね30の付勢する閉じる方向の付勢力を緩和して蓋体17が閉じる際の激しい衝突音を生じないようになっている。
更に、図12に示すように、折れ曲がる構成の蓋体17の前蓋19と後蓋18とは、連結部にダンパー機構39等を構成して、蓋体17をトップカバー15に対し、開き状態あるいは閉じ状態にする際の折れ曲がり時に急激な回動動作が生じないようになっている。
即ち、図13(a)〜(c)に示すように、前蓋19と後蓋18を連結する軸34の主体部35は、長径と短径を有する長円形の短柱状に形成し、軸34に対応する孔38も長円形に形成している。
よって、図13(a)に示すように、前蓋19と後蓋18とが最も伸張した時である蓋体の閉状態では、軸34の主体部35の長径D1と孔38の短径D4が接触し、図13(c)に示すように、前蓋19と後蓋18とが最も屈曲した時である蓋体の開状態では、軸34の主体部35の長径D1と孔38の短径D4とが接触するもので、その際に軸34の主体部35と孔38との摩擦により前蓋19と後蓋18との連結部の回動に抵抗を与えるように構成したものである。
特開2000―167290号公報
しかしながら、前記従来の構成では、蓋体17を開放から閉じる際には、急激な衝撃音等が解消されるが、閉じ状態から開放する際には、後蓋18が開いてトップカバー15に対し略垂直近くで停止する際には、ダンパー本体27の抵抗が無い為、後蓋18とトップカバー15のストッパ部とは激しい衝突音を生じる。
また、従来の構成では、蓋体17が閉じられた状態から開こうとした場合に、バネ類の抵抗に加えギア部29とラック25の噛合いによる回動力への抵抗も同時に生じるため、使用者にとり、重たい蓋体の開き作業となってしまう。
また、従来の構成では、ラック25やダンパー本体27をトップカバー15内に構成しているので、蓋体17に一体形成した扇形のギア部29とラック25の平歯車31との噛合わせ等で、部材精度や組立て精度が要求され、生産性等での課題があった。
また、前蓋と後蓋との回動の摩擦抵抗は、伸長した場合、即ち蓋体の閉状態時、および最も屈曲した場合、即ち蓋体の開状態時に作用する構成であり、使用者が蓋体を開こうとする場合および閉じようとする場合、ともにトグルばねによる付勢力に加えて前蓋と後蓋との回動の摩擦抵抗に打ち勝つ手動力を必要とするため、作業性が悪い構成であった。
また、前蓋と後蓋との屈曲時の回動や伸張時の衝突音防止構成においては、連結する軸の長径と孔の短径の摩擦抵抗による構造であり長期的な使用で磨耗等によりその効果が減少するという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、衝撃音防止や蓋の開閉を操作しやすくする構成を、単純な組立工程で実現可能としつつ、重量のある蓋体の開き、閉じる、のいずれの操作時も衝撃の生じない構成、および後蓋と前蓋の回転減衰の恒久的な構成による信頼性を高めることを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の洗濯機の蓋構造は、洗濯機本体上部に載置したトップカバーの上方に開閉自在に配した蓋体を、開閉回動動作中の所定の角度で開き方向または閉じ方向へトグルばねで付勢し、蓋体は前蓋と前蓋に連結軸にて回動可能に連結した後蓋とからなり、前蓋と後蓋の連結部の回動を減衰する回転式の衝撃緩和ダンパーを設け、衝撃緩和ダンパーは、後蓋のダンパー受部に回動摺動自在に収納され、衝撃緩和ダンパーのダンパー軸は、前蓋の軸受部に回動不可に保持され、後蓋のダンパー受部と前記衝撃緩和ダンパーとの間には、回転方向に所定の角度の遊びが設けられ、蓋体の開放時には開放作業当初に、遊びにて衝撃緩和ダンパーの減衰力が蓋体の前蓋と後蓋の回動動作に作用しない構成とするとともに、蓋体を開放から閉じる際には、閉じる作業の当初に、遊びにて衝撃緩和ダンパーの減衰力が蓋体の前蓋と後蓋の回動動作に作用しない構成としたものである。
これによって、後蓋と前蓋の回動角度の一部で回転減衰を構成したので、蓋体の開閉作業の当初には衝撃緩和ダンパーの減衰力が働かないので、作業者は、トグルばね及び蓋体の自重に抗する力だけで開閉が進めることが出来、使用勝手の良い開閉作業が行うことが出来ると共に、蓋体開閉時の前蓋と後蓋の屈曲、伸張の急激な動作を緩和するので、蓋体の動作による衝突音を解消できる。
本発明の洗濯機の蓋構造は、開閉時に衝突音の発生を少なくし、かつ、円滑に開閉操作できる。
第1の発明は、洗濯機本体上部に載置したトップカバーと、前記トップカバーに上方に開閉自在に配した蓋体と、前記蓋体の開閉回動動作中の所定の角度で開き方向または閉じ方向への付勢力を切り替えるトグルばねと、前記蓋体を構成する前蓋および前記前蓋に連結軸にて回動可能に連結した後方の後蓋と、前記前蓋と後蓋の連結部の回動を減衰する回転式の衝撃緩和ダンパーとを備え、前記衝撃緩和ダンパーは、前記後蓋のダンパー受部に回動摺動自在に収納され、前記衝撃緩和ダンパーのダンパー軸は、前記前蓋の軸受部に回動不可に保持され、前記後蓋のダンパー受部と前記衝撃緩和ダンパーとの間には、回転方向に所定の角度の遊びが設けられ、前記蓋体の開放時には開放作業当初に、前記遊びにて前記衝撃緩和ダンパーの減衰力が前記蓋体の前蓋と後蓋の回動動作に作用しない構成とするとともに、前記蓋体を開放から閉じる際には、閉じる作業の当初に、前記遊びにて前記衝撃緩和ダンパーの減衰力が前記蓋体の前蓋と後蓋の回動動作に作用しない構成としたことにより、前蓋と後蓋との回転による衝撃緩和ダンパーの回転方向の減衰作用は所定の角度にて減衰力を作用させる構成で、略水平状態の閉じられた蓋体を開く場合の当初蓋体端部を持ち上げる作業には、衝撃緩和ダンパーの減衰力が働かないので、トグルばね及び蓋体の自重による負荷に抗する力だけで円滑に作業が行え、略垂直に開放した蓋体を手前側に引き倒して閉じようとする作業の当初には、衝撃緩和ダンパーの減衰力が働かないので、トグルばね及び蓋体の自重による負荷に抗する力だけで円滑に作業が行うことが出来るとともに、前蓋と後蓋との回転による衝撃緩和ダンパー構成であるので、簡単な構成で蓋体の動作から生じる衝突音を解消できる。
第2の発明は、特に、第1の発明の衝撃緩和ダンパーは、蓋体の開放時には、トグルばねのバネ力が前記蓋体を開放側への付勢に切り替わった後に、前蓋と後蓋の屈曲により衝撃緩和ダンパーの減衰力を作用させ、前記蓋体を閉じる場合には、前記トグルばねのバネ力が前記蓋体を閉じる側への付勢に切り替わった後、前記前蓋と後蓋の伸張により衝撃緩和ダンパーの減衰力を作用させる構成としたことにより、蓋体を閉じの状態から手作業により開く際には、当初は衝撃緩和ダンパーの減衰力による抵抗が無いので、トグルばねの閉じる付勢力と蓋体の自重に抗する力で持ち上げるだけで作業が進み、トグルばねが蓋体を開き方向に付勢する荷重に切り替わる時点で作業者は蓋体に手動で荷重を加えることなく、蓋体はトグルばねにより自動的に開き動作を進め、かつ前蓋と後蓋の衝撃緩和ダンパーの減衰作用が働き開放時の衝撃が緩和される。
また、蓋体を開いた状態から閉じる場合は、当初は衝撃緩和ダンパーの減衰力による抵抗が無いので、トグルばねの開き方向への付勢力と蓋体の自重とに抗する力で蓋体を押さえ込むだけで作業が進み、トグルばねが蓋体を閉じる方向に付勢する荷重に切り替わる時点で作業者は蓋体に手動で荷重を加えることなく蓋体はトグルばねにより自動的に閉じる動作を進め、かつ衝撃緩和ダンパーの減衰作用が働き、蓋体の前蓋と後蓋が当接する時の衝撃が緩和されるので、使用者の作業が単純化し、使い勝手の良い蓋開閉構造が提供できる。
第3の発明は、衝撃緩和ダンパーのダンパー軸と、前蓋と後蓋の連結軸とを同一作用線上に設定したことにより、動作が単純化し、蓋ばね荷重の蓋体への付加や、蓋体の回動動作への減衰力の伝達に回転伝達以外の別構造を必要としない構成となり、蓋体の構造の単純化と回動の円滑化が図れる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における洗濯機の外観図であり、図2は同洗濯機の蓋体開放時の外観図、図3は、同洗濯機の蓋体の開閉動作を示す一部破断側面図、図4は、同洗濯機の蓋体の蓋ばね部分の構成を示す断面図である。
図1の外観図に示すように、洗濯機本体51の上部にトップカバー52を載置し、前記トップカバー52上面略中央部に開閉自在に蓋体53軸支している。なお蓋体53は、使用者が開閉操作する前蓋54と回動可能に連結した後方の後蓋55とからなっており、開放した状態を図2の蓋体53aで示し、前蓋54aは、後蓋55aに平行状態に折れ曲がる。
図3の蓋体の開閉動作に示す図のように、蓋体53は軸穴56を回動中心に、閉じの状態L0の位置から全開の略垂直に近い角度のLHの位置にまで開放する構造で、後述するトグルばね57により、蓋体53を開放または閉じる方向への付加を切り替える構成を有している。
使用者の蓋体53の開き作業は、蓋体53を閉じ状態L0から若干の高さL1の位置まで持ち上げ、更に中間点のL2を過ぎれば後述するトグルばね57が付加方向を切り替えはじめるとともに前蓋54と後蓋55の屈曲が進み、L3の位置まで回動させれば、トグルばね57構造による付加力で手を離しても開き位置のLHまで自動的に持ち上がる。
LHの開放状態から閉じる場合は、L3の位置を過ぎてL2の位置まで閉じれば、トグルばね57が付加方向を切り替えはじめるとともに前蓋54と後蓋55の屈曲の伸張が進み、L1の位置まで閉じれば、蓋の自重と後述するトグルばね57構造の付加力で自然にL0の位置に閉じる。
なお、蓋体53を上記のように開放する時、L0の閉じ状態からL3の位置までは蓋体53の自重と閉じ状態に付勢するトグルばね力とに抗する力で持ち上げるが、L3を過ぎてから、後述するダンパー構造により前蓋54と後蓋55の折れ曲がりの回動動作を緩和させて急激な衝撃を蓋体53に与えないで、開き位置LHに至るようにしている。
逆に閉じる場合には、開き位置LHの位置から、L3を過ぎて、中間点L2の位置までは、蓋体53を閉じ状態に付勢しているトグルばね力に抗した力で手作業により回動させ、さらにL1の位置まで閉じると、前述のように、蓋の自重と後述するバネ構造で自然に閉じると共に、ダンパー構造により、閉じる際の前蓋54と後蓋55の屈曲状態から伸張状態への回動動作を緩和させて、蓋体53の折れ曲がり時あるいは伸張時に前蓋54と後蓋55が当接する際に急激な衝撃を与えないでL0の位置に閉じる。
図4の蓋ばね部分の構成を示す断面図において、蓋体53の後方には、蝶番部58を突出するように一体形成し、蓋体53の開閉の回動動作中心である軸穴56や、トグルばね57の可動側腕59を係止する可動端60等を構成する。
トグルばね57は、ねじりコイルバネの両端を外方に延設した可動側腕59と、固定側腕61を構成し、固定側腕61はその固定端62をトップカバー52に軸支保持され、可動側腕59は、蓋体53の蝶番部58の先端位置にて可動端60に回動自在に係止する。
トグルばね57は、固定端62と蓋体53の回転中心である軸穴56の中心を結ぶ仮想線Wに対し、可動端60の位置が図4で右側にあれば、図4の矢印Sで示す方向に可動端60を付勢し、可動端60の位置が仮想線Wに対し左側にあれば図4の矢印Pで示す方向に可動端60を付勢する。
なお上記仮想線Wの延長上に蓋体53が位置した場合は、図3でも示した蓋体53がL2の位置で、トグルばね57のバネ力付加の方向が切り替わる箇所である。
よって、トグルばね57は、図4のLOの位置で示すような蓋体53が閉状態では、蓋体53を軸穴56を中心に反時計回りに閉じ状態に付勢し、一方、図4の想像線で示す略垂直に開放されたLHの位置で示すような蓋体53が開状態では、蝶番部58は下方である図4の想像線で示すHの位置に回動し、蓋体53の軸穴56を中心に時計回りに開き状態に付勢する。
図5および図6は、本発明の第1の実施の形態における洗濯機の蓋体の衝撃緩和ダンパーの構造の分解矢視図、図7は、同洗濯機の蓋体開閉と衝撃緩和ダンパーの動作を示す図、図8は、蓋体の前蓋と後蓋の連結軸構成の一部断面矢視図で、図9は、蓋体の前蓋と後蓋の連結軸部横断面図を示す。
図5および図6の分解矢視図において、衝撃緩和ダンパー63の構成は、ダンパー軸66が、ダンパー本体68に対し回転方向に抵抗力を有して回動可能とする構成の回転式ダンパーである。
後蓋55には衝撃緩和ダンパー63を回動摺動自在に内設するダンパー受部64を形成し、前蓋54に一体形成した軸受部65には前記衝撃緩和ダンパー63のダンパー軸66と嵌合する嵌合穴67を設け、前蓋54と後蓋55が回動可能に連結した際に、前記嵌合穴67とダンパー軸66が嵌合する構成となっている。
さらに、図6に示すように、前記衝撃緩和ダンパーの本体68のダンパー軸66の対面には、凸状部69がダンパー本体68と一体形成されており、前記後蓋55のダンパー受部64の端部に形成した扇2個を逆に付けたような異形開口部70に一部回転規制するよう遊嵌する。
よって蓋体53を開閉動作した場合に前蓋54と後蓋55との回動に追従し、ダンパー軸66が回転すると、凸状部69と異形開口部70の遊びである角度Tの回転部分は、抵抗無く回動するが、回転規制角度部分は回転動作に減衰作用が働く。
即ち、蓋体53の開閉動作において、全ての回動に減衰作用を働かせず、前蓋54と後蓋55との回動で所定の角度にのみ減衰作用を働かせるよう遊びを設け、蓋体53の開閉作業の一部を円滑にしつつ、開閉時の衝撃を防止しようとするものである。
図7の蓋体開閉と衝撃緩和ダンパーの動作を示す図において、パターンIの蓋体53が閉じ状態では、衝撃緩和ダンパー63の凸状部69は、ダンパー受部64の異形開口部70に回転方向の抵抗無しの状態にあり、矢印Qの方向に蓋体53を回動しても、非開口部71部が当接しない角度Tの遊びの間の回動中は衝撃緩和ダンパー63の減衰作用は、蓋体53の回動に作用しない。
更に蓋体53を開き、パターンIIの状態でも凸状部69は非開口部71とは当接していないので、衝撃緩和ダンパー63の減衰作用は生ぜず蓋体53は抵抗無く円滑に開くことが出来る。
さらに蓋体53をパターンIIIの位置にまで開くと、前蓋54と後蓋55との屈曲は進み、蓋体53に特別な荷重を手作業により加えなくとも、トグルばね57が蓋体53を開き方向に付勢する荷重に切り替わり、非開口部71は凸状部69に上下2箇所の接触部72で当接し、前蓋54と後蓋55との回転による衝撃緩和ダンパー63の回転方向の減衰作用が働きはじめ、蓋体53がパターンIVの位置即ち略垂直に開放するまで開放の衝撃を緩和するように減衰作用が働き続ける。
蓋体53を開放状態のパターンIVの状態から閉じようとする場合は、前蓋54の取手または先端部を手前の矢印N方向に引き出すように動作すると、凸状部69から非開口部71の当接していた接触部72が離れるだけで減衰作用は働かず、トグルばね57の付勢力に打ち勝つ荷重の手作業でパターンVの状態まで前蓋54と後蓋55との屈曲を伸張しながら押し下げて閉じても、凸状部69は非開口部71が当接しないので、衝撃緩和ダンパー63の減衰作用は生ぜず蓋体53は抵抗無く円滑に閉じることができ、トグルばね57が蓋体53を蓋閉じに付勢力が切り替わった後のパターンVIの状態以降に減衰作用が働くように、開放時とは逆側の接触点72で、凸状部69と非開口部71とが当接するように構成することにより、蓋体53がパターンIの位置、即ち略水平状態に閉じる際の衝撃を前蓋54と後蓋55との回転による衝撃緩和ダンパー63の回転方向の減衰作用にて緩和するように働き続ける。
図8の蓋体の前蓋と後蓋の連結軸構成の一部断面矢視図において、前蓋54と後蓋55の回動構成を説明する。
前蓋54の下面に一体構成した前蓋軸受リブ73に前蓋軸穴77を設け、一方、後蓋55の前方に一体構成し前蓋54の下面より内方に入り込む後蓋軸受リブ74に後蓋軸穴78を設け、前蓋軸受リブ73と後蓋軸受リブ74とを対応させて、連結軸75を前蓋軸穴77と後蓋軸穴78に挿入し連結軸75を回動中心に前蓋54と後蓋55が回動自在に構成される。
また、後蓋55に一体形成したダンパー受け部64は衝撃緩和ダンパー63を回動摺動自在に内設し、ダンパー受部64に対応する位置の前蓋54には、嵌合穴67を有する軸受部65を形成する。
図9の連結軸部横断面図において、衝撃緩和ダンパー63の回動動作軸であるダンパー軸66および凸状部69と、前蓋54と後蓋55の回動中心である連結軸75とをJ−J線で示した同一線上の同一作用線となるように設定している。よって動作が単純化し前蓋54と後蓋55の回動動作と回転の減衰作用が円滑に作用する構成としている。
以上のように構成された洗濯機の蓋構造について、以下その動作、作用、効果を説明する。
まず、蓋体53の回動を減衰する回転式の衝撃緩和ダンパー63は、衝撃緩和ダンパー63を回動摺動が自在に内設する後蓋55のダンパー受部64に収納し、かつ、ダンパー受部64と衝撃緩和ダンパー63とは回転方向に所定の角度の遊びを設けたので、蓋体53の開放作業当初には、前記遊びにて衝撃緩和ダンパー63の減衰力が蓋体53の回動に加わらないように、さらに、蓋体53を閉じる際には、閉じ作業の当初には遊びにて衝撃緩和ダンパー63の減衰力が蓋体53の回動に付加されない構成とした。
従って閉じられた蓋体53を開く場合の当初蓋体53を持ち上げる作業は、衝撃緩和ダンパー63の減衰力が働かないので、円滑に作業が行え、蓋体53を閉じようとする作業にも、衝撃緩和ダンパー63の減衰力が働かないので、使用者は円滑な作業が行うことが出来る。
また、蓋体53の開放時あるいは閉じる場合に、トグルばね57のバネ力が蓋体53を開放または閉じる方向に付勢力が切り替わった後に前蓋54と後蓋55との回転による衝撃緩和ダンパー63の回転方向の減衰作用にて開閉の急激な動作を緩和するので開閉時の衝撃音の発生を抑制し、異常音が解消されるものである。
また、後蓋55のダンパー受部64に構成した異形開口部70にダンパー本体68に一体形成した凸状部69を遊嵌させて、回転方向の遊びを構成しているので、遊びの角度設定が異形開口部70の形状のみで容易かつ簡単に構成できる。
さらに、前蓋と後蓋の回転衝撃緩和ダンパー構成は、回転減衰の恒久的な構成によるものであり、信頼性を高めることができる。
以上のように、本実施の形態おいては、前蓋と後蓋との回動による衝撃緩和ダンパーの回転方向の減衰作用にて開閉時の衝撃による不快音の発生なく、かつ、開閉作業当初は衝撃緩和ダンパーの減衰作用が作用していないため、軽い動作で操作できので、蓋体操作の開く、閉じる両方の作業の使い勝手が優れ円滑に開閉操作でき、また前蓋と後蓋との回転による衝撃緩和ダンパー構成であるので、簡単な構成で洗濯機の蓋構造を容易に提供できる。
本発明の洗濯機の蓋構造は、開閉動作時の操作性の向上を図った洗濯機の蓋の構造として有用である。
本発明の実施の形態1における洗濯機の外観図 同洗濯機の蓋体開放時の外観図 同洗濯機の蓋体の開閉動作を示す一部破断側面図 同洗濯機の蓋体の蓋ばね部分の構成を示す断面図 同洗濯機の蓋体の衝撃緩和ダンパーの構造の分解矢視図 同洗濯機の蓋体の衝撃緩和ダンパーの構造の分解矢視図 同洗濯機の蓋体開閉と衝撃緩和ダンパーの動作を示す図 同洗濯機の蓋体の前蓋と後蓋の連結軸構成の一部断面矢視図 同洗濯機の蓋体の前蓋と後蓋の連結軸部横断面図 従来の洗濯機全体の破断側面図 同洗濯機の主要部分の破断側面図 同洗濯機の蓋体部分の一部破断側面図 (a)同洗濯機の同洗濯機の蓋体の閉状態における後蓋と前蓋との連結部分の縦断面図(b)同洗濯機の蓋体の開閉途中における後蓋と前蓋との連結部分の縦断面図(c)同洗濯機の蓋体の開状態における後蓋と前蓋との連結部分の縦断面図
51 洗濯機本体
52 トップカバー
53 蓋体
54 前蓋
55 後蓋
57 トグルばね
63 衝撃緩和ダンパー
64 ダンパー受部
65 軸受部
66 ダンパー軸
69 凸状部
70 異形開口部
75 連結軸

Claims (3)

  1. 洗濯機本体上部に載置したトップカバーと、前記トップカバーに上方に開閉自在に配した蓋体と、前記蓋体の開閉回動動作中の所定の角度で開き方向または閉じ方向への付勢力を切り替えるトグルばねと、前記蓋体を構成する前蓋および前記前蓋に連結軸にて回動可能に連結した後方の後蓋と、前記前蓋と後蓋の連結部の回動を減衰する回転式の衝撃緩和ダンパーとを備え、前記衝撃緩和ダンパーは、前記後蓋のダンパー受部に回動摺動自在に収納され、前記衝撃緩和ダンパーのダンパー軸は、前記前蓋の軸受部に回動不可に保持され、前記後蓋のダンパー受部と前記衝撃緩和ダンパーとの間には、回転方向に所定の角度の遊びが設けられ、前記蓋体の開放時には開放作業当初に、前記遊びにて前記衝撃緩和ダンパーの減衰力が前記蓋体の前蓋と後蓋の回動動作に作用しない構成とするとともに、前記蓋体を開放から閉じる際には、閉じる作業の当初に、前記遊びにて前記衝撃緩和ダンパーの減衰力が前記蓋体の前蓋と後蓋の回動動作に作用しない構成とした洗濯機の蓋構造。
  2. 衝撃緩和ダンパーは、蓋体の開放時には、トグルばねのバネ力が前記蓋体を開放側への付勢に切り替わった後に、前蓋と後蓋の屈曲により衝撃緩和ダンパーの減衰力を作用させ、前記蓋体を閉じる場合には、前記トグルばねのバネ力が前記蓋体を閉じる側への付勢に切り替わった後に、前記前蓋と後蓋の伸張により前記衝撃緩和ダンパーの減衰力を作用させる構成とした請求項1に記載の洗濯機の蓋構造。
  3. 衝撃緩和ダンパーのダンパー軸と、前蓋と後蓋の連結軸とを同一作用線上に設定した請求項1または2に記載の洗濯機の蓋構造。
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