JP6931780B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本開示は、加熱調理器、特にそのドアに関する。
特許文献1は、従来の加熱調理器のドアの一例を開示している。図9は、上記従来の加熱調理器の、ドアを閉めた状態における要部側面図である。
図9に示すように、上記従来の加熱調理器は、被加熱物を収容する加熱室の前面開口を覆うように設けられたドア53と、ドア53を開閉可能に支持するドア開閉機構54とを有する。
ドア開閉機構54は、ドアアーム55とローラ56とバネ57と支持部58とを有する。ドアアーム55は、連結部60によってドア53に回転自在に取り付けられた一端と、バネ57の一端に取り付けられた他端とを有し、ドア53の動きに連動して移動する。ドアアーム55の下縁には、下方に突出するように突起部55aが設けられる。
支持部58は、加熱調理器の本体に固定され、回転軸59においてドア53を支える。ローラ56は支持部58に取り付けられる。バネ57の他端は支持部58に固定される。
ドアアーム55の突起部55aは、バネ57に引っ張られ、常にローラ56に押し付けられる。ドア53を所定の開き角度だけ開けると、突起部55aはバネ57に引っ張られながらローラ56を乗り越える。このとき、バネ57の弾性力によってドア53に反力が作用し、ドア53を開けるために必要な操作力は一時的に大きくなる。
特許文献1に記載の発明によれば、ドア53を閉める方向にトルクを発生させることができる。これにより、加熱室内の気圧が上昇しても、ドア3の密閉性を維持することができる。ドア53の回転軸59と連結部60との間にある程度の距離を設ければ、バネ57の強さを効率的に用いることができる。
特開2008−39277号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明では、ドアアーム55の位置が高く、かつ、ドアアーム55の前後方向の移動距離が長い。このため、ドアアーム55を設置するために、加熱室の左右に大きな空間を設ける必要がある。
以下、図10に示す模式図を用いて、従来技術に係るドア開閉機構54の構造的特徴について説明する。
図10に示すように、ドア53が開き始める際に、連結部60は移動方向Ddに移動する。角度θ1は、移動方向Ddの前方向に対する上向きの角度である。
このとき、突起部55aは、ローラ56を乗り越えるために、ドア53に引っ張られて移動方向Ddよりも上向きの移動方向Dcの方向に移動する。
移動方向Dcは、ドアアーム55とローラ56との当接面に平行であり、角度θ2は、移動方向Dcと移動方向Ddとの間の角度である。角度θ2が0〜90°の範囲で大きいほど、ドア53を開ける際にドア53にかかる反力は大きくなる。
突起部55aがローラ56を乗り越える際、バネ57は、引張方向Dsにドアアーム55を引っ張る。バネ57の弾性力を有効利用するために、引張方向Dsは、移動方向Dcとはできるだけ反対方向に近いのが望ましい。すなわち、バネ57の引張方向Dsは後方かつ下方の方向である。
角度θ3は、後方向に対するバネ57の引張方向Dsの角度である。角度θ3の大きさは角度θ1と角度θ2との和であるのが望ましい。
従って、上記従来技術の場合、バネ57の力を有効利用して、ドア53を開ける際にドア53により大きな反力をかけるためには、水平方向に対するバネ57の取り付け角度を大きく設計する必要がある。その結果、ドア開閉機構54の高さ方向の寸法を低減し難い。
このように、特許文献1に記載の発明は、加熱調理器の本体の小型化を阻害したり、電気部品の設置スペースを制限したりするなどの問題点を有していた。
本開示の一態様の加熱調理器は、加熱室とドアと支持部とバネとドアアームとを備える。
加熱室は、本体に設けられ、被加熱物を収容するように構成される。ドアは、加熱室の前面開口を開閉自在に覆うように構成される。支持部は本体に設けられる。バネは、本体に連結された一端を有する。ドアアームは、ドアに回転自在に連結された一端とバネの他端に連結された他端とを有し、ドアを開閉するとドアの動きに連動して移動するように構成される。
ドアアームは、当接部において支持部に下方から当接する。ドアの所定の開き角度において、当接部は前方向に対して下方に傾斜する傾斜角を有する。ドアの所定の開き角度において、バネは後方かつ上方にドアアームを引っ張るように構成される。
本態様によれば、ドア開閉機構を、その性能を維持しつつ小型化することができる。その結果、本体の小型化、他の電気部品の設置スペースの確保が可能となる。
図1は、本開示の実施の形態1に係る加熱調理器の、ドアを完全に閉めた状態における一部切欠き側面図である。 図2は、実施の形態1に係る加熱調理器の、ドアを途中まで開けた状態における一部切欠き側面図である。 図3は、実施の形態1に係る加熱調理器の、ドアを完全に開けた状態における一部切欠き側面図である。 図4は、実施の形態1に係る加熱調理器におけるドア開閉機構の構造的特徴を説明するための模式図である。 図5は、実施の形態1に係る加熱調理器の、ドアを完全に開けた状態における要部拡大側面図である。 図6は、実施の形態1に係る加熱調理器の、ドアを完全に閉めた状態における一部切欠き平面図である。 図7は、本開示の実施の形態2に係る加熱調理器の一部切欠き側面図である。 図8は、実施の形態2に係る加熱調理器におけるドア開閉機構の構造的特徴を説明するための模式図である。 図9は、従来の加熱調理器の、ドアを閉めた状態における要部側面図である。 図10は、従来の加熱調理器におけるドア開閉機構の構造的特徴を説明するための模式図である。
本開示の第1の態様の加熱調理器は、加熱室とドアと支持部とバネとドアアームとを備える。
加熱室は、本体に設けられ、被加熱物を収容するように構成される。ドアは、加熱室の前面開口を開閉自在に覆うように構成される。支持部は本体に設けられる。バネは、本体に連結された一端を有する。ドアアームは、ドアに回転自在に連結された一端とバネの他端に連結された他端とを有し、ドアを開閉するとドアの動きに連動して移動するように構成される。
ドアアームは、当接部において支持部に下方から当接する。ドアの所定の開き角度において、当接部は前方向に対して下方に傾斜する傾斜角を有する。ドアの所定の開き角度において、バネは後方かつ上方にドアアームを引っ張るように構成される。
本開示の第2の態様の加熱調理器では、第1の態様に加えて、ドアが所定の開き角度を過ぎると、当接部における傾斜角が変化するように構成される。
本開示の第3の態様の加熱調理器では、第1の態様に加えて、ドアの所定の開き角度において、バネが後方向に対して傾斜角だけ上方にドアアームを引っ張るように構成される。
本開示の第4の態様の加熱調理器では、第1の態様に加えて、当接部はドアアームに設けられる。
本開示の第5の態様の加熱調理器では、第1の態様に加えて、当接部は支持部に設けられる。
本開示の第6の態様の加熱調理器では、第1の態様に加えて、ドアアームの一端は、連結部においてドアに回転自在に連結される。連結部は、ドアの回転軸の上方かつ後方に設けられる。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本開示の実施の形態1に係る加熱調理器の、ドア3を完全に閉めた状態における一部切欠き側面図である。図2は、本実施の形態に係る加熱調理器の、ドア3を途中まで開けた状態における一部切欠き側面図である。図3は、本実施の形態に係る加熱調理器の、ドア3を完全に開けた状態における一部切欠き側面図である。
本実施の形態では、加熱調理器の本体1のドア3側、すなわち、図1〜図3の左側を前方とする。前方から本体1に向かって右側、すなわち、図1〜図3の手前側を右側とする。ドア3を完全に閉めた状態をドア3の全閉状態といい、ドア3を完全に開けた状態をドア3の全開状態という。
図1〜図3に示すように、加熱調理器の本体1内には、前面開口2aを有する加熱室2が設けられる。加熱室2の前面には、前面開口2aを覆うようにドア3が設けられる。
ドア3は、その下部に設けられて水平方向(図面では奥行き方向)に延在する回転軸9を中心に回転自在な、いわゆる縦開きのドアである。ドア3は、開き角度が0°〜90°の範囲で回転自在である。ドア3の上部には把手11が設けられる。
本体1の下部には、加熱室2に供給されるマイクロ波を発生させるマグネトロンなどのマイクロ波発生装置12が設けられる。本体1の前面開口2aの周囲の部分と接するドア3の部分には、マイクロ波が加熱室2から漏出することを防止するために、ドアチョーク13が設けられる。
以下、ドア3を開閉させるドア開閉機構4について説明する。
本実施の形態では、図1〜図3に示すように、ドア開閉機構4はドアアーム5とローラ6とバネ7と支持部8とを有する。
ドアアーム5は、連結部10においてドア3に回転自在に連結された一端(前方端)と、ローラ6が取り付けられた他端(後方端)とを有する。連結部10は、ドアチョーク13の下端より低い位置に設けられる。
支持部8は、内縁と外縁とを有する略逆U字状の部材と前方に突出する部材とで構成される。支持部8は、加熱調理器の本体1に固定され、前方に突出する部材によりドア3を軸支する。
支持部8の内縁には、下方に突出するように当接部8aが設けられる。当接部8aの頂点の前方には、前方向に対して上方に傾斜する傾斜部が形成される。当接部8aの頂点の後方には、前方向に対して下方に傾斜する傾斜部が形成される。
バネ7は、ドアアーム5の後方端に連結された一端と、本体1(正確には本体1に固定された支持部8の後部)に連結された他端とを有する。バネ7は、支持部8の内縁に囲まれるように、当接部8aの下方に配置される。ローラ6は、バネ7の弾性力により、当接部8aを含む支持部8の内縁に下方から押し付けられる。
ドア3を開ける場合、ドア3の開き角度が所定値になるまでは、ドア3を閉める方向のバネ7の弾性力が、ドア3を開ける方向のドア3の自重により生じる力より大きい。このため、使用者が把手11を離すと、ドア3は自動的に閉まる。
ドア3の開き角度が所定値を超えると、ドア3を閉める方向のバネ7の弾性力が、ドア3が開ける方向のドア3の自重により生じる力より小さくなる。このため、使用者が把手11を離すと、ドア3は自動的に開く。
図1に示す状態では、バネ7の弾性力によりドア3の密閉性が保持される。図2または図3に示す状態では、バネ7の弾性力は、ドア3を閉める方向にドア3を付勢し、使用者がドア3を閉めるのを援助する。
本実施の形態では、加熱調理器の使用時に加熱室2内の圧力が上昇した場合、ドア3が意図せず開くのを防ぐため、ドア3は、開き角度が所定の角度の場合に、ドア3を開けるために必要な力(以下、ドア3の操作力という)が一時的に強くなるように構成される。
使用者の負担を低減するため、所定の開き角度以外では、ドア3の操作力は極力小さい方が望ましい。
本実施の形態では、ドア3が開き始める際の連結部10の移動方向Ddに対する当接部8aの傾斜部の角度、移動方向Ddに対するバネ7の引張方向Dsの角度、および、バネ7の弾性力を調整することによって、ドア3の操作力を調整することができる。
所定のドア3の開き角度においてドア3の操作力を一時的に強くするには、ドアアーム5の移動方向Ddに対する当接部8aの傾斜面の角度を、所定の反力を発生させる角度に設定する必要がある。
ドア3の全閉状態において、当接部8aの頂点より後ろの、ローラ6に当接する当接部8aの傾斜部は、前方向に対して下方に傾斜する傾斜角を有する。ローラ6は、引張方向Dsへのバネ7の弾性力により、当接部8aに下方から押し付けられる。
本実施の形態では、ドア3の全閉状態において、ローラ6が当接部8aと当接する位置が連結部10より低い場合、ドア3を閉めた時の当接部8aの傾斜面の角度を、水平方向により近い角度にしても、所定の反力を発生させ易い。
ローラ6が当接部8aの傾斜上を移動する際のバネ7の引張方向Dsをローラ6の移動方向と反対方向に近い角度に設定すると、バネ7の力を有効利用することができ、比較的大きなドア3の操作力を得ることができる。
ドア3の全閉状態における当接部8aの傾斜部の角度を、より水平方向に近い角度にすると、バネ7をより水平方向に近い角度で取り付けることができ、ドア開閉機構4の高さ方向の寸法を低減することができる。
以下、図4に示す模式図を用いて、本実施の形態に係る加熱調理器におけるドア開閉機構4の構造的特徴を説明する。
上述の通り、ドアアーム5に設けられたローラ6は、当接部8aを含む支持部8の内縁に下方から押し付けられる。図4に示すように、ドア3が開き始める際に、連結部10は移動方向Ddに移動する。角度θ1は、移動方向Ddの前方向に対する上向きの角度である。
このとき、ローラ6は、当接部8aの頂点を乗り越えるために、ドア3に引っ張られて前方かつ下方への移動方向Dcの方向に移動する。
移動方向Dcは、ローラ6に当接する当接部8aの傾斜部に平行であり、角度θ2は、移動方向Dcと移動方向Ddとの間の角度である。角度θ2が0〜90°の範囲で大きいほど、ドア3を開ける際にドア3にかかる反力は大きくなる。
ローラ6が当接部8aの頂点を乗り越える際、バネ7は、引張方向Dsにドアアーム5を引っ張る。バネ7の弾性力を有効利用するために、引張方向Dsは、移動方向Dcとはできるだけ反対方向に近いのが望ましい。すなわち、バネ7の引張方向Dsは後方かつ上方の方向である。
角度θ3は、後方向に対するバネ7の引張方向Dsの角度である。角度θ3の大きさは、角度θ2から角度θ1を引いた値であるのが望ましい。角度θ3が角度θ2と角度θ1との差である場合、角度θ3は、ドア3が開き始めるドア3の開き角度における、ローラ6と当接する当接部8aの傾斜部の前方向に対する傾斜角に等しい。
ドア3がさらに開くと、ローラ6は当接部8aの頂点を通り過ぎる。このとき、ローラ6と当接する当接部8aにおける傾斜角が変化する。
本実施の形態において、角度θ2を上記従来技術の場合と同じに設定すると、上記従来技術の場合と同じ反力が得られる。しかし、バネ7の引張方向Dsの角度θ3は、上記従来技術の場合より小さくなる。本実施の形態によれば、バネ7の取り付け角度をより水平方向に近い角度に設定することができる。
以下、ドア3における、連結部10の位置に関して説明する。
回転軸9と連結部10との距離をより小さく設定して、ドア3の開閉時におけるドアアーム5の前後方向の移動距離を短縮すると、ドア開閉機構4の奥行き方向の寸法をより低減することができる。
ドア3の重量を変えずに回転軸9と連結部10との距離を小さくすると、回転軸9の周りに発生するトルクが小さくなる。ドア3を閉した状態における密閉性、および、ドア3を閉めるときの補助力を維持するためには、より強いバネ7の力が必要となる。その結果、ドア開閉機構4にかかる負担は大きくなる。
図5、本実施の形態に係る加熱調理器の、ドアを完全に開けた状態における要部拡大側面図である。
図5に示すように、ドアアーム5がドア3を引っ張る方向(引張方向Da)に沿った直線と回転軸9との間の距離L1をより大きく設定する。これにより、回転軸9を中心にしてドア3を閉める方向(移動方向Dd)により強いトルクを発生させることができる。
ドア3の全閉状態では、このトルクがドア3を密閉させる。ドア3の全開状態からドア3を閉める場合には、このトルクがドア3を閉める方向にドア3を付勢して、使用者の操作を援助する。
上記理由により、ドア3の全閉状態において、連結部10が回転軸9の上方かつ後方に位置するように設けられる。これにより、ドア3が開き始める際に、ドアアーム5が前方かつ上方(図4に示す移動方向Dd)に移動する。
なお、本特徴は上述の先行技術にも見られる。しかしながら、上述の先行技術によれば、本特徴により、水平方向に対するバネ57の取り付け角度がより大きくなる。一方、本実施の形態によれば、本特徴により、水平方向に対するバネ7の取り付け角度をより水平方向に近づけ易くなる。
図6は、本実施の形態に係る加熱調理器の、ドア3の全閉状態における一部切欠き平面図である。
本実施の形態では、図6に示すように、ドアアーム5は、一定間隔を設けて対向する同じ形状の二枚の板状部材を有する。連結部10およびローラ6は、二枚の板状部材を連結するように、二枚の板状部材の間に設けられる。
支持部8は、ローラ6と当接部8aとが当接するように、ドアアーム5の二枚の板状部材の間に配置される。図6において、連結部10の左右方向の中心とローラ6の左右方向の中心と支持部8とバネ7とが、一直線上に並ぶのが望ましい。この構成により、ドア開閉機構4の変形を防ぐことができる。
以上のように、本実施の形態によれば、ドア開閉機構を、その性能を維持しつつ小型化することができる。本体の小型化、他の電気部品の設置スペースの確保を可能となる。
(実施の形態2)
以下、本開示の実施の形態2について説明する。図7は、本実施の形態に係る加熱調理器の一部切欠き側面図である。
図7に示すように、本実施の形態では、実施の形態1と同様に、ドア開閉機構4がドアアーム5とローラ6とバネ7と支持部8とを有する。
しかし、実施の形態1とは異なり、支持部8は、内縁と外縁とを有する略U字状の部材で構成される。ドアアーム5の上縁には、当接部5aが上方に突出するように形成される。当接部5aの頂点の前後には傾斜部が形成される。ローラ6は支持部8に取り付けられる。
バネ7は、ドアアーム5の後方端に連結された一端と、本体1(正確には本体1に固定された支持部8の後部)に連結された他端とを有する。バネ7は、支持部8の内縁に囲まれるように、当接部5aの後方に配置される。当接部5aを含むドアアーム5の上縁が、引張方向Dsへのバネ7の弾性力により、ローラ6に下方から押し付けられる。
以下、図8に示す模式図を用いて、本実施の形態に係る加熱調理器におけるドア開閉機構4の構造的特徴を説明する。
図8に示すように、ドア3が開き始める際に、連結部10は移動方向Ddに移動する。角度θ1は、移動方向Ddの前方向に対する上向きの角度である。
このとき、当接部5aは、その頂点がローラ6を乗り越えるために、ドア3に引っ張られて前方かつ下方への移動方向Dcの方向に移動する。
移動方向Dcは、ローラ6に当接する当接部5aの傾斜部に平行であり、角度θ2は、移動方向Dcと移動方向Ddとの間の角度である。角度θ2が0〜90°の範囲で大きいほど、ドア3を開ける際にドア3にかかる反力は大きくなる。
当接部5aの頂点がローラ6を乗り越える際、バネ7は、引張方向Dsにドアアーム5を引っ張る。バネ7の弾性力を有効利用するために、引張方向Dsは、移動方向Dcとはできるだけ反対方向に近いのが望ましい。すなわち、バネ7の引張方向Dsは後方かつ上方の方向である。
角度θ3は、後方向に対するバネ7の引張方向Dsの角度である。角度θ3の大きさは、角度θ2から角度θ1を引いた値であるのが望ましい。角度θ3が角度θ2と角度θ1との差である場合、角度θ3は、ドア3が開き始めるドア3の開き角度における、ローラ6と当接する当接部5aの傾斜部の前方向に対する傾斜角に等しい。
ドア3がさらに開くと、当接部5aの頂点はローラ6を通り過ぎる。このとき、ローラ6と当接する当接部5aにおける傾斜角が変化する。
本実施の形態において、角度θ2を上記従来技術の場合と同じに設定すると、上記従来技術の場合と同じ反力が得られる。しかし、バネ7の引張方向Dsの角度θ3は、上記従来技術の場合より小さくなる。本実施の形態によれば、バネ7の取り付け角度をより水平方向に近い角度に設定することができる。
本開示は調理器だけでなく、その他の電化製品、家具にも適用可能である。
1 本体
2 加熱室
2a 前面開口
3,53 ドア
4,54 ドア開閉機構
5,55 ドアアーム
5a,8a 当接部
6,56 ローラ
7,57 バネ
8,58 支持部
9,59 回転軸
10,60 連結部
11 把手
12 マイクロ波発生装置
13 ドアチョーク
55a 突起部

Claims (6)

  1. 本体に設けられ、被加熱物を収容するように構成された加熱室と、
    前記加熱室の前面開口を開閉自在に覆うように構成されたドアと、
    前記本体に設けられた支持部と、
    前記本体に連結された一端を有するバネと、
    前記ドアに回転自在に連結された一端と前記バネの他端に連結された他端とを有し、前記ドアを開閉すると前記ドアの動きに連動して移動するように構成されたドアアームと、を備え、
    前記ドアアームは、当接部において前記支持部に下方から当接し、
    前記ドアが開き始める所定の開き角度において、前記当接部は前方向に対して下方に傾斜する傾斜角を有し、
    前記ドアが開き始める所定の開き角度において、前記バネは後方かつ上方に前記ドアアームを引っ張るように構成され、
    前記ドアが開き始める所定の開き角度において、前記バネが前記ドアアームを引っ張る方向は、前記当接部における前記ドアアームの移動方向と反対かつ平行方向である加熱調理器。
  2. 前記ドアがさらに開くと、前記当接部における前記傾斜角が変化するように構成された、請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記ドアの前記所定の開き角度において、前記バネが後方向に対して前記傾斜角だけ上方に前記ドアアームを引っ張るように構成された、請求項1に記載の加熱調理器。
  4. 前記当接部が前記ドアアームに設けられた、請求項1に記載の加熱調理器。
  5. 前記当接部が前記支持部に設けられた、請求項1に記載の加熱調理器。
  6. 前記ドアアームの前記一端が、連結部において前記ドアに回転自在に連結され、
    前記ドアの全閉状態において、前記連結部が、前記ドアの回転軸の上方かつ後方に設けられた、請求項1に記載の加熱調理器。
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