JP4456287B2 - エンジンのシリンダブロック構造 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジンを構成するシリンダブロックの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
シリンダブロックは爆発力をクランク系に伝達させる媒体の一つであるとともに、クランク系の慣性荷重などを支えなければならない最も重要な強度メンバである。さらに、シリンダブロックの構造は、エンジンの大きさ、重量、耐久性全般、騒音などにも大きな影響を及ぼすものである。従来、エンジンを構成するシリンダブロックにおいて、該シリンダブロックの剛性を向上させる手法としては、該シリンダ部の肉厚を厚く構成する手法が主に取られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、シリンダブロック全体の肉厚を厚く構成した場合には、エンジンの重量が重くなる。そして、軽量化のためにシリンダブロックの肉厚を薄くする場合には、該シリンダブロックの剛性を低下するものであり、該シリンダブロックの剛性の低下により、エンジンの騒音が増大するものである。本発明は、上記の課題を鑑みて、シリンダブロックの剛性を向上させるとともに、エンジンの騒音を軽減し、エンジンの軽量化を行うことを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明が解決しようとする課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するための手段を説明する。
【0005】
請求項1においては、ピストン(33)を収納するシリンダ部(31)と、クランク軸(25)を被装するスカート部(32)とにより構成される、エンジン(E)のシリンダブロック(15)構造において、該スカート部(32)を湾曲構造とし、該スカート部(32)の内側に、該シリンダブロック(15)の上下方向に配置した複数の内側縦リブ(61)と、前後方向に配置した複数の横リブ(62)を形成し、該内側縦リブ(61)は、シリンダ部(31)の下端部から、スカート部(32)の下端部まで延設し、該内側縦リブ(61)の下端が、該スカート部(32)の下端に構成した機関脚取付け用ボス(81)にまで連設されるものである。
【0006】
請求項2においては、請求項1記載のエンジンのシリンダブロック構造において、該シリンダブロック(15)の外側に、上下方向に配置した複数の外側縦リブ(36)を形成し、該外側縦リブ(36)は、前記シリンダブロック(15)を鋳造する際に、シリンダブロック(15)内の冷却水経路(37)を構成する鋳型の中子を支持する部材により出来る開口部であり、プラグで閉塞されている掃除口(34)に接続したものである。
【0007】
請求項3においては、請求項1又は2に記載のエンジンのシリンダブロック構造において、前記シリンダブロック(15)にフライホイール(28)を接続する側に面する接続面と、ギヤケース(23)を接続する接続面とを構成し、該接続面には、該シリンダブロック(15)の下部に固設するメタルキャップ(39)とによりクランクシャフト(25)を保持する、ジャーナルハウジング(38)部を構成し、該フライホイール(28)接続面側のジャーナルハウジング(38)、およびギヤケース(23)接続面側のジャーナルハウジング(38)の上部は、上方の冷却水経路(37)を穿設した部分のシリンダブロック(15)よりも肉厚に構成し、該肉厚部分は、ギヤケース(23)側及びフライホイール(28)側とは反対側の内側に突出したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を説明する。
【0009】
図1はエンジンを示す側面断面図、図2は同じく正面断面図、図3はシリンダブロックの組み立て構成を示す図、図4はエンジンの左側面図、図5は同じく右側面図、図6はシリンダブロックの側面断面図、図7は同じく正面断面図、図8はシリンダブロックの正面図、図9は図4におけるスカート部のA―A線断面図である。
【0010】
エンジンの概略構成ついて図1、図2により説明する。エンジンEのシリンダブロック15の上端部にはシリンダヘッド1が取付けられ、該シリンダヘッド1の上方には弁腕室2が形成されている。
【0011】
シリンダブロック15の前面には、クランク軸25からの駆動力をカム軸14や燃料噴射ポンプ12等へ伝達するためのギヤ等を収納する、ギヤケース23が連結されている。また、シリンダブロック15の他面には、フライホイール28を収納するフライホイールハウジング27が連結されている。
【0012】
シリンダブロック15の下方にはオイルパン21が設けられており、該オイルパン21内には潤滑油が貯留されている。オイルパン21は間座18を介してシリンダブロック15に連結されている。間座18は、シリンダブロック15の一端部側からギヤケース23及びギヤケースカバー29の部分まで延設されており、シリンダブロック15と連結されるギヤケース23は、さらに間座18と連結され、ギヤケース23に連結されるギヤケースカバーも間座18と連結されている。
【0013】
間座18内には潤滑油通路である潤滑油吸入通路81が形成され、該間座18からオイルパン21内へ突出する潤滑油吸入管19と連通されている。そして、オイルパン21内に貯溜される潤滑油が、該潤滑油吸入管19及び潤滑油吸入通路81を通じて潤滑油ポンプ22に吸入されるようにしている。
【0014】
シリンダブロック15の下部には、クランク軸25が保持されている。該クランク軸25はシリンダブロック15のジャーナルハウジング38および該シリンダブロック15に固設されるメタルキャップ39により保持されるものである。メタルキャップ39はシリンダブロック15の前後端およびシリンダ間において下部に固設されるものであり、クランク軸25を下方より支持するものである。
【0015】
次に、図3乃至図5を用いて、シリンダブロック15の構造について説明する。シリンダブロック15は、シリンダ部31およびスカート部32により構成されている。シリンダ部31は内筒外筒を一体に鋳造したものであり、該シリンダ部31の内側にピストン33を配設するものである。シリンダ部31において、内筒と外筒の間には冷却水通路が構成されており、一側面側にはカムシャフトケース53が構成されているものである。そして、シリンダブロック15の両側面には、冷却水通路に通じる掃除孔34・45が構成されている。カムシャフトケース53と同一側に設けられた掃除孔45は、カムシャフトケース53の下方に位置しており、該掃除孔45の内側下端は冷却水経路の最下部を構成するものである。
【0016】
掃除孔34・45は、シリンダブロック15を鋳造する際に、中子により構成されるものである。該中子は、冷却水経路37を構成するためのものであり、鋳型において、中子を支持する部材により、掃除孔34・45が構成されるものである。掃除孔34・45の一部は冷却水の導入および排出経路として用いられ、その他の掃除孔34・45にはプラグが装着されるものである。これにより、掃除孔34・45は封じられ、プラグ孔となるものである。掃除孔34・45はシリンダブロック15において、冷却水経路37に連通する開口部となる。このため、掃除孔付近において、剛性が低下する可能性がある。しかし、リブが掃除孔に接続した構成となっており、剛性の低下を抑制した構成となっている。
【0017】
スカート部32において、各シリンダの下部は湾曲した構成となっている。スカート部32の側面は、正面視した場合に湾曲した形状に構成されているとともに、平面視した場合においても湾曲した形状となっている。そして、スカート部32の内外にはリブが設けられており、該スカート部32の剛性を向上するものである。スカート部32の剛性が向上することにより、スカート部32の表面に部材を装着した際に、スカート部32の変形を抑制できるものである。リブ35は、シリンダブロック15のシリンダ部31およびスカート部において、該シリンダブロック15の前後方向に構成されているものである。
そして、リブ36は、シリンダ部31およびスカート部において、シリンダブロックの上下方向に構成されているものである。締結点の近傍にリブを構成することにより、シリンダブロック15の締結による変形を抑制することが可能となるものである。
【0018】
シリンダ部31に構成されたリブ35は掃除孔34近傍に構成されている。掃除孔34の近傍には、同様に、シリンダブロック15の上下方向に構成されたリブ36も構成されている。掃除孔34の近傍にリブ35およびリブ36を設けることにより、掃除孔34付近の剛性を向上でき、シリンダブロック15の剛性も向上できるものである。すなわち、リブ61若しくはリブ62の一方、または両方がプラグ孔と連結するものである。スカート部を横断面湾曲構造とし、シリンダブロック外側に形成したリブを、シリンダ部に構成したプラグ孔と連結するので、シリンダブロックにおけるプラグ孔付近の剛性を向上でき、シリンダブロックの変形を抑制し、エンジンの組み立て精度を容易に向上できる。
【0019】
図6乃至図8に示すごとく、シリンダブロック15の内側には、リブ61およびリブ62が構成されている。リブ61・62はシリンダブロック15のスカート部32に内側に構成されているものであり、リブ61はシリンダブロック15の上下方向に、リブ62は前後方向に構成されているものである。シリンダブロック15の内側にリブ61・62を設けることにより、該シリンダブロック15の剛性を向上することができる。さらに、スカート部32の内側にリブ61・62を設けて、該スカート部32の内側面形状を複雑に構成することにより、エンジンの騒音を干渉により低減できるものである。また、スカート部32外側面の平坦な部分を減少し、騒音の拡散効果を向上させるものである。
【0020】
リブ61は縦リブであり、該リブ61がシリンダライナ下端部からスカート部32の下端部まで設けられている。これにより、シリンダブロックにおけるシリンダライナ部および間座取付け面の剛性を向上できるものである。該リブ61およびリブ62は主に、シリンダの下方に構成されており、スカート部32の剛性を向上させるものである。シリンダブロック15のスカート部32にリブ35・36およびリブ61・62を構成することにより、スカート部32の剛性を向上可能である。さらに、該スカート部32に肉厚を薄く構成し、シリンダブロック15の重量を軽減できるものである。
【0021】
さらに、シリンダブロック15に形成される縦リブ61が、機関脚取付用ボス81に連設された構成となっている。縦リブ61が、機関脚取付用ボス81に一体的に連設された構成ととるため、シリンダブロックにおける取付用ボスの剛性を向上することができる。これにより、シリンダブロックの取付け時の変形を抑制でき、エンジンの組み立て精度を向上できるものである。
【0022】
スカート部32には、クランク軸を支持するための、ジャーナルハウジング38が構成されている。ジャーナルハウジング38は、シリンダブロック15の下部に固設するメタルキャップ39とともにクランクシャフト25を保持するものである。ジャーナルハウジング38は、シリンダブロック15の前後面および各シリンダ間に構成されている。該シリンダブロック15において、ギヤケース側およびフライホイール側ジャーナルハウジング38の上部は肉厚に構成されている。これにより、シリンダブロック15の鋳造工程を簡便にすることが可能であり、シリンダブロック15の剛性を向上し、エンジンの騒音を低減できるものである。
【0023】
シリンダブロックに、フライホイールを接続する側に面する接続面と、ギヤケースを接続する接続面とを構成し、シリンダブロックのフライホイール接続面側、およびギヤケース接続面側のジャーナルハウジング上部を肉厚に構成するので、シリンダブロックの剛性を向上して、取付け時の変形を抑制でき、エンジンの組み立て精度を向上でき、クランク軸の回転の安定性を確保できるとともに、エンジンの静粛性を向上できるものである。なお、スカート部32下部には、位置決用ボス82が構成されており、該位置決用ボス82部分は肉厚に構成されているものである。位置決用ボス82はスカート部32において、内側に構成されたリブに設けられているものである。該位置決用ボス82を有するリブをスカート部32の内側に構成することにより、エンジンの取付座が素とがさに突出せず、エンジン幅をコンパクトに構成することができるものである。さらに、スカート部を、横断面において、外側に膨らんだ湾曲構造とし、該スカート部32の内側にリブを構成するので、スカート部32の剛性を、容易な構成により、向上できるものである。
【0024】
ジャーナルハウジング38は、図6に示すごとく、冷却水経路37の下方に構成されており、シリンダブロック15において、ギヤケース側もしくはフライホイール側には突出しない構成になっている。このため、従来のクランクケースおよびフライホイールをシリンダブロック15に装着することができるものである。さらに、シリンダブロック15のスペースを有効に利用して、シリンダブロック15の剛性を向上し、エンジン騒音を低減できるので、エンジンのコンパクトな構成を維持しながらエンジンの性能を向上できるものである。これにより、シリンダブロック15の重量を軽減し、エンジンの軽量化を容易に行えるものである。
【0025】
次に、スカート部32の構成について、図9を用いて、より詳しく説明する。スカート部32は、前述のごとく、正面視および平面視において、外側に湾曲した構成をとっている。そして、スカート部32の内外面には、リブが設けられており、該スカート部32の剛性を向上するものである。スカート部32は平面視湾曲した部材が、シリンダの数だけ連結された構造になっており、該構成によりスカート部32の剛性を向上するとともに、前述のリブにより、さらに剛性を向上させるものである。
【0026】
スカート部32の湾曲構造は、中央部71および端部72により構成されている。中央部71および端部72には水平方向に構成されたリブ62が接続されており、中央部71と端部72の間にはリブ62が構成されているものである。中央部71は平面視において、端部72よりなだらかな曲率となっている。これにより、シリンダ間を接続する部位63が端部72により滑らかに接続された形状となる。そして、部位63と端部72との間に鋳型の砂が残り難く、シリンダブロック15の製造工程を容易にすることが可能である。
【0027】
スカート部32の湾曲構造は、剛性を向上させるばかりではなく、該湾曲構造により、スカート部32より発生する騒音を拡散させるものである。スカート部32は湾曲構造をとるため、該スカート部32より発生した騒音はスカート部32の表面より放射状に拡散し、スカート部32より離れるに従い弱くなるものである。これにより、エンジンより発生する騒音が局所的に大きくなることがなく、エンジンの静粛性を向上出来るものである。
【0028】
【発明の効果】
本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏するものである。
請求項1に記載のごとく、ピストン(33)を収納するシリンダ部(31)と、クランク軸(25)を被装するスカート部(32)とにより構成される、エンジン(E)のシリンダブロック(15)構造において、該スカート部(32)を湾曲構造とし、該スカート部(32)の内側に、該シリンダブロック(15)の上下方向に配置した複数の内側縦リブ(61)と、前後方向に配置した複数の横リブ(62)を形成し、該内側縦リブ(61)は、シリンダ部(31)の下端部から、スカート部(32)の下端部まで延設し、該内側縦リブ(61)の下端が、該スカート部(32)の下端に構成した機関脚取付け用ボス(81)にまで連設されるので、スカート部により発生する騒音を低減することが可能である。スカート部の形状によりエンジン騒音を低減可能であるため、エンジンの静粛性を確保しながらエンジンをコンパクトに構成することが可能である。
【0029】
また、前記エンジンのシリンダブロック構造における、スカート部に形成される縦リブが、シリンダライナ下端部からスカート部の下端部まで設けられていることを特徴とするので、シリンダブロックにおける、シリンダライナ部および間座取付け面の剛性を向上することができる。
【0030】
また、前記ピストンを収納するシリンダ部と、クランクシャフトを被装するスカート部とにより構成されるエンジンのシリンダブロック構造において、スカート部に形成される縦リブが、機関脚取付け用ボスに連設するので、シリンダブロックにおける取付用ボスの剛性を向上することができる。これにより、シリンダブロックの取付時の変形を抑制でき、エンジンの組み立て精度を向上できる。
【0031】
請求項2に記載のごとく、請求項1記載のエンジンのシリンダブロック構造において、該シリンダブロック(15)の外側に、上下方向に配置した複数の外側縦リブ(36)を形成し、該外側縦リブ(36)は、前記シリンダブロック(15)を鋳造する際に、シリンダブロック(15)内の冷却水経路(37)を構成する鋳型の中子を支持する部材により出来る開口部であり、プラグで閉塞されている掃除口(34)に接続したので、シリンダブロックにおけるプラグ孔付近の剛性を向上でき、シリンダブロックの変形を抑制でき、エンジンの組み立て精度を向上できる。
【0032】
請求項3に記載のごとく、請求項1又は2に記載のエンジンのシリンダブロック構造において、前記シリンダブロック(15)にフライホイール(28)を接続する側に面する接続面と、ギヤケース(23)を接続する接続面とを構成し、該接続面には、該シリンダブロック(15)の下部に固設するメタルキャップ(39)とによりクランクシャフト(25)を保持する、ジャーナルハウジング(38)部を構成し、該フライホイール(28)接続面側のジャーナルハウジング(38)、およびギヤケース(23)接続面側のジャーナルハウジング(38)の上部は、上方の冷却水経路(37)を穿設した部分のシリンダブロック(15)よりも肉厚に構成し、該肉厚部分は、ギヤケース(23)側及びフライホイール(28)側とは反対側の内側に突出したので、シリンダブロックの剛性を向上して、取付時の変形を抑制でき、エンジンの組み立て精度を向上でき、クランク軸の回転安定性を確保出来るとともに、エンジンの静粛性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 エンジンを示す側面断面図。
【図2】 同じく正面断面図。
【図3】 シリンダブロックの組み立て構成を示す図。
【図4】 エンジンの左側面図。
【図5】 同じく右側面図。
【図6】 シリンダブロックの側面断面図。
【図7】 同じく正面断面図。
【図8】 シリンダブロックの正面図。
【図9】 図4におけるスカート部のA―A線断面図。
【符号の説明】
E エンジン
1 シリンダヘッド
2 弁腕室
14 カム軸
15 シリンダブロック
18 間座
19 滑油吸入管
21 オイルパン
25 クランク軸
27 フライホイールハウジング
28 フライホイール
31 シリンダ部
32 スカート部
33 ピストン
34 掃除孔
35・36 リブ
37 冷却水経路
38・39 ジャーナルハウジング
45 掃除孔
53 カム軸ケース
61・62 リブ
81 潤滑油吸入通路

Claims (3)

  1. ピストン(33)を収納するシリンダ部(31)と、クランク軸(25)を被装するスカート部(32)とにより構成される、エンジン(E)のシリンダブロック(15)構造において、該スカート部(32)を湾曲構造とし、該スカート部(32)の内側に、該シリンダブロック(15)の上下方向に配置した複数の内側縦リブ(61)と、前後方向に配置した複数の横リブ(62)を形成し、該内側縦リブ(61)は、シリンダ部(31)の下端部から、スカート部(32)の下端部まで延設し、該内側縦リブ(61)の下端が、該スカート部(32)の下端に構成した機関脚取付け用ボス(81)にまで連設されることを特徴とするエンジンのシリンダブロック構造。
  2. 請求項1記載のエンジンのシリンダブロック構造において、該シリンダブロック(15)の外側に、上下方向に配置した複数の外側縦リブ(36)を形成し、該外側縦リブ(36)は、前記シリンダブロック(15)を鋳造する際に、シリンダブロック(15)内の冷却水経路(37)を構成する鋳型の中子を支持する部材により出来る開口部であり、プラグで閉塞されている掃除口(34)に、接続したことを特徴とするエンジンのシリンダブロック構造。
  3. 請求項1又は2に記載のエンジンのシリンダブロック構造において、前記シリンダブロック(15)にフライホイール(28)を接続する側に面する接続面と、ギヤケース(23)を接続する接続面とを構成し、該接続面には、該シリンダブロック(15)の下部に固設するメタルキャップ(39)とによりクランクシャフト(25)を保持する、ジャーナルハウジング(38)部を構成し、該フライホイール(28)接続面側のジャーナルハウジング(38)、およびギヤケース(23)接続面側のジャーナルハウジング(38)の上部は、上方の冷却水経路(37)を穿設した部分のシリンダブロック(15)よりも肉厚に構成し、該肉厚部分は、ギヤケース(23)側及びフライホイール(28)側とは反対側の内側に突出したことを特徴とするエンジンのシリンダブロック構造。
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