JP4455172B2 - 実装機 - Google Patents

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Description

本発明は、被実装基板上に電子部品を実装する実装機に関する。
従来から、プリント基板等の被実装基板上に電子部品を実装する実装機として、部品供給部にセットされたIC等の電子部品を、ヘッドユニットに装備された吸着ヘッドで吸着して、被実装基板上の装着位置に移送して装着するものが知られている。部品供給部には、一般に、チップ状の電子部品を所定間隔毎に収納したテープを搭載したテープフィーダや、格子状に区画された各領域に電子部品を収納したトレイ等のフィーダが複数並列して装備されている。
このような実装機においては、生産基板を切り替える際の段取り替え作業や部品補給作業を行う場合、フィーダが取り付けられる各フィーダ取付部の状態等をモニタ画面に表示することによって、オペレータに報知している。
また、フィーダ取付部毎に設けたLED等からなるインジケータを点灯させることにより、段取り作業の対象となるフィーダ取付部や部品切れとなっているフィーダ取付部を報知する方法も提案されている(下記特許文献1〜4)。
特開平10−224081号公報 特開2001−326494号公報 特開2003−347790号公報 特開2001−267791号公報
しかしながら、フィーダ取付部毎に設けたインジケータでは、フィーダ取付部の種々の状態を表現しようとすれば点灯形態が複雑になり、オペレータにとって分かりにくいものとなってしまう。
一方、モニタ画面では各フィーダ取付部の状態の詳細を表示しうるが、作業を行うべき各フィーダ取付部とは離れているため、実際のどのフィーダ取付部の状態を伝えているのかを即座に把握できないという問題があった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、各フィーダ取付部の状態を容易に把握することができる実装機を提供することを目的とする。
本発明は、下記の手段を提供する。すなわち、
[1]電子部品を被実装基板上に実装する実装機であって、
電子部品を収容するフィーダを取付可能な複数のフィーダ取付部を備えた部品供給部と、
前記各フィーダ取付部に対応する位置に設けられた複数の発光表示部と、
前記各フィーダ取付部の状態を画面表示可能な画面表示部と、を備え、
前記画面表示部における各フィーダ取付部の状態の表示の少なくとも一部の表示形態と、各フィーダ取付部に対応する発光表示部における表示の表示形態とを、共通の発光色および点灯状態からなる表示形態によって互いに関連付けたことを特徴とする実装機。
[2]前記画面表示部において状態表示の対象とされているフィーダ取付部を特定する表示の表示形態と、各フィーダ取付部に対応する発光表示部における表示の表示形態とを、共通の発光色および点灯状態からなる表示形態によって互いに関連付けたことを特徴とする前項1に記載の実装機。
[3]前記画面表示部には前記部品供給部における複数の前記フィーダ取付部の配列が表示され、この配列の表示中で各フィーダ取付部を示す部分の表示形態と、各フィーダ取付部に対応する発光表示部における表示の表示形態とを、共通の発光色および点灯状態からなる表示形態によって互いに関連付けたことを特徴とする前項2に記載の実装機。
[4]前記画面表示部における各フィーダ取付部の状態の表示の少なくとも一部の表示形態と、各フィーダ取付部に対応する発光表示部における表示の表示形態とを、共通の発光色および点灯状態からなる表示形態とし、かつ共通の点灯状態として点滅表示の状態を用いることにより互いに関連付けたことを特徴とする前項1〜3のいずれかに記載の実装機。
[5]前記発光表示部における表示の各表示形態をフィーダ取付部の各状態に対応付けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の実装機。
[6]前記画面表示部は、前記各フィーダ取付部の状態として、各フィーダ取付部に対する段取りに関する情報を表示することを特徴とする前項1〜5のいずれかに記載の実装機。
[7]前記画面表示部は、前記フィーダ取付部の状態として、各フィーダ取付部に取り付けられたフィーダに収容されている電子部品の残数に関する情報を表示することを特徴とする前項1〜6のいずれかに記載の実装機。
[8]実装機本体の上部に設けられ、前記画面表示部における各フィーダ取付部の状態の表示に対応した表示を、共通の発光色および点灯状態からなる表示形態で行う運転状態表示灯を備えたことを特徴とする前項1〜7のいずれかに記載の実装機。
上記発明[1]によると、画面表示部における各フィーダ取付部の状態の表示の少なくとも一部と、各フィーダ取付部に対応する発光表示部における表示とを、共通の表示形態によって互いに関連付けたため、画面表示部に画面表示された各フィーダ取付部の状態が、実際のどのフィーダ取付部に関する情報なのかを、共通の表示形態となっている発光表示部を見出すことで容易に把握することができる。また逆に、実際の各フィーダ取付部の状態も、各フィーダ取付部に対応する発光表示部と共通の表示形態を画面表示部から見出すことで容易に把握することができる。
上記発明[2]によると、画面表示部において状態表示の対象とされているフィーダ取付部を特定した上で、このフィーダ取付部の表示と発光表示部における表示とを共通の表示形態としたため、画面表示部に画面表示されたフィーダ取付部の状態と、実際のフィーダ取付部との対応をさらに容易に把握することができる。
上記発明[3]によると、画面表示部におけるフィーダ取付部の配列の表示中で各フィーダ取付部を示す部分と発光表示部における表示とを共通の表示形態としたため、画面表示部に画面表示されたフィーダ取付部の状態と、実際のフィーダ取付部との対応をさらに容易に把握することができる。
上記発明[4]によると、画面表示部の表示と発光表示部の表示とを共通の色を用いることにより互いに関連付けたため、画面表示部に画面表示されたフィーダ取付部の状態と、実際のフィーダ取付部との対応をより容易に把握することができる。
上記発明[5]によると、発光表示部における表示の各表示形態をフィーダ取付部の各状態に対応付けたため、発光表示部の表示形態からも各フィーダ取付部の状態を簡便に把握することができる。
上記発明[6]によると、各フィーダ取付部の状態として、各フィーダ取付部に対する段取りに関する情報が表示されるため、画面表示部に画面表示された段取りに関する情報と、段取り対象とされている実際のフィーダ取付部との対応を容易に把握して、段取り作業を容易に行うことができる。
上記発明[7]によると、フィーダ取付部の状態として、各フィーダ取付部における電子部品の残数に関する情報を表示するため、画面表示部に画面表示された残数に関する情報と、対象とされている実際のフィーダ取付部との対応を容易に把握して、各フィーダ取付部についての部品残数を容易に管理し、各フィーダにおける部品切れの発生を低減して実装機の効率的な運転を行うことができる。
上記発明[8]によると、実装機本体の上部に設けられ、画面表示部における各フィーダ取付部の状態の表示に対応した表示を行う運転状態表示灯を備えたため、運転状態表示灯の表示により実装機から離れた位置からも各フィーダ取付部の状態の概略を把握することができるとともに、その状態の詳細を画面表示部から把握し、かつその状態になっている実際のフィーダ取付部を、画面表示部と共通の表示形態となっている発光表示部を見出すことで容易に把握することができる。
図1は、本発明にかかる実装機の一実施形態を示す正面図である。図2は、本発明にかかる実装機の一実施形態を示す平面図である。
これらの図に示すように、この実装機10は、基台11上に配置されてプリント基板(被実装基板)Pを搬送するコンベア20、このコンベア20の両側に配置された部品供給部30、基台11の上方に設けられた電子部品実装用のヘッドユニット40、装置の上部に設けられたモニタ画面(画像表示部)50および運転状態表示灯59、装置内部に設けられた制御ユニット60、実装機の本体装置19に外付けされた部品供給装置70等を備えている。
コンベア20は、プリント基板(被実装基板)Pの両側を支持する搬送レール21,21を備え、この実装機10を含む実装ラインの上流側から実装機10内で実装動作が実行される実装位置22にプリント基板Pを搬入するとともに、この実装機10における実装作業が完了したプリント基板Pを実装位置22から実装ラインの下流側に搬出するようになっている。
ヘッドユニット40は、部品供給部30から部品をピックアップしてプリント基板P上に装着し得るように、部品供給部30と実装位置22に搬入されたプリント基板P上の各位置とにわたって移動可能となっている。具体的には、ヘッドユニット40は、X軸方向(コンベア20の基板搬送方向)に延びるヘッドユニット支持部材42にX軸方向に移動可能に支持され、このヘッドユニット支持部材42はその両端部においてY軸方向(水平面内でX軸と直交する方向)に延びるガイドレール43,43にY軸方向に移動可能に支持されている。そして、ヘッドユニット40は、X軸サーボモータ44によりボールネジ45を介してX軸方向の駆動が行われ、ヘッドユニット支持部材42は、Y軸サーボモータ46によりボールネジ47を介してY軸方向の駆動が行われるようになっている。
また、ヘッドユニット40には、電子部品を吸着して基板に装着するための複数のヘッド41…がX軸方向に並んで搭載されている。各ヘッド41…は、Z軸サーボモータを駆動源とする昇降機構により上下方向(Z軸方向)に駆動されるとともに、R軸サーボモータを駆動源とする回転駆動機構により回転方向(R軸方向)に駆動されるようになっている。各ヘッド41…の先端には吸着ノズルが設けられており、部品吸着時には図外の負圧供給手段から吸着ノズルに負圧が供給されて、その負圧による吸引力で電子部品を吸着できるようになっている。
部品供給部30は、コンベア20の両側の上流側と下流側の計4箇所に設けられており、それぞれに電子部品を収容し、順次供給するための多数のフィーダが配設されている。この実施形態では、多数のテープフィーダ31…が並列に配置されている。なお、部品供給部30は、必要に応じてバルクフィーダ、トレイフィーダ等も装着することができるようになっている。
また、コンベア20の両側の上流側と下流側の部品供給部30,30の間には、部品の吸着状態を視認する部品認識カメラ39,39が設けられている。
図3は、テープフィーダの正面図である。
この図に示すように、テープフィーダ31は、部品集合体としてのリール313が着脱可能に装着されるようになっている。このリール313には、IC、トランジスタ、コンデンサ等の小片状の部品を所定間隔毎に格納したテープが巻着されている。そして、リール313がテープフィーダ31にセットされた状態で、テープがリール313から間欠的に繰り出されていくことで、テープフィーダ31の先端上側のピックアップ部311から、テープに格納された部品が実装機10のヘッドユニット40にてピックアップされるようになっている。
各テープフィーダ31には、各テープフィーダ31を個別に識別可能なフィーダIDが記録された2種類の記録媒体312,314が取り付けられている。この実施形態では、一方の記録媒体312は、実装機に取り付けられたテープフィーダ31から実装機が自動的にフィーダIDを読み取ることが可能なICタグから構成されており、他方の記録媒体314は、テープフィーダ31の外表面に貼り付けられたバーコードを印刷したテープから構成されている。
また、テープフィーダ31に取り付けられるリール313には、格納している部品の種類を識別可能な部品IDが記録された記録媒体315と、当該リールに格納された部品の初期入り数を示す初期入り数情報が記録された記録媒体316とが設けられている。これらの記録媒体315,316は、部品IDおよび初期入り数情報を示すバーコードを印刷したテープから構成され、たとえば部品メーカ等によってリール313の外表面に予め貼り付けられている。
これらバーコードは、段取り作業時等において、実装機10が備えるバーコードリーダ61(図1参照)等によって、適宜読み取られる。
また、テープフィーダ31の下部には、テープフィーダ31を部品供給部30に装着し、適切な位置に位置決めするためのフィーダ取付突起317,318が設けられている。
図4は、部品供給部の拡大平面図である。図5は、部品供給部の斜視図である。図6は、部品供給部の要部拡大斜視図である。図7は、部品供給部の要部拡大断面図である。
これらの図に示すように、部品供給部30には、上述したテープフィーダ31等のフィーダを取付可能な領域としての複数のフィーダ取付部32…が並列して設けられている。
なお、図2において、左下の部品供給部30はフィーダ31が取り外され、フィーダ31を取り付けるための領域としてのフィーダ取付部32…が露出している状態を表現しており、右上、右下および左上の部品供給部30はフィーダ31…が取り付けられた状態を表現している。
各フィーダ取付部32の下側には、各フィーダ取付部32に取り付けられるテープフィーダ31を支持するフィーダ取付プレート(フィーダ取付体)33が設けられている。このフィーダ取付プレート33には、各テープフィーダ31のフィーダ取付突起317,318と係合してテープフィーダ31を支持し、適切な位置に位置決めするためのフィーダ取付孔331…が、所定間隔で設けられている。この間隔は、例えば最小幅サイズのフィーダ31…を互いに密接させた状態で取付可能に設定されている。
また、各フィーダ取付部32…に対応する位置に、各フィーダ取付部32…に取り付けられるテープフィーダ31のICタグ(記録媒体)312から、フィーダIDを読み取るフィーダID読取手段35が設けられている。このフィーダID読取手段35は、各フィーダ取付部32…に対応するアンテナ351…を備えており、これらアンテナ351…は、アンテナ駆動回路が搭載されたアンテナ駆動基板352上に搭載され、このアンテナ駆動基板352がフィーダ取付プレート33上に取り付けられている。
また、この実装機10には、部品供給部30が備える各フィーダ取付部32…の状態を発光表示する発光表示手段34が設けられている。この発光表示手段34は、各フィーダ取付部32…に対応する位置に、各フィーダ取付部32…の状態を発光表示する光出射部(発光表示部)341…を備えている。
この実施形態では、各光出射部(発光表示部)341…は、部品供給部30と基板搬送部20との間で外部から視認可能な位置であって、各フィーダ取付部32…に対応する各フィーダ取付部32…の前方位置に設けられている。この部品供給部30と基板搬送部20との間の位置とは、基板搬送部20においてプリント基板(被実装基板)Pの両側をそれぞれ支持するレール21,21と、部品供給部30でその前縁部に位置するテープガイド板321との間の奥行き幅の狭い領域である。なお、このテープガイド板321とは、各テープフィーダ31で電子部品のピックアップが済んだテープの先端部を外部に排出するため、各フィーダ取付部32…の前縁側下部において、その進行方向を折り返す部材である。
この実施形態の発光表示手段34は、光出射部(発光表示部)341…から離れた位置に光源(発光体)を設け、この光源が発する光を、導光部によって各光出射部341…に導くように構成されている。これにより、一般に静電気や機械的衝撃に弱い光源を作業者等が触れにくい位置に配置して、作業者等が誤って光源に触れてしまうことを可及的に防止し、光源の動作不良の発生を低減することができるものとなっている。
この導光部は、アクリル板等の導光材の成型体からなるライトガイド342から構成されており、このライトガイド342には、各フィーダ取付部32…に対応する複数本の導光路344…がフィーダ取付部32…の並設方向に形成されている。そして、各導光部344…の上端部が、前記光出射部(発光表示部)341…となっている。
このライトガイド342は、部品供給部30側のテープガイド板321と基板搬送部20側のライトガイド支持板343とに挟み込まれて支持された状態で、基板搬送部20と部品供給部30との間で略鉛直方向に立てた状態に縦配置され、その下部において支持柱348…によって基台11に固定されている。
このように導光部が基板搬送部20と部品供給部30との間に縦配置されているため、基板搬送部20と部品供給部30の間隔を拡げてしまうことがない。これにより、ヘッドユニット40がテープフィーダ31のピックアップ部311から基板搬送部20の実装位置22に搬入されたプリント基板Pに電子部品を実装する実装動作における動作距離が伸びてしまうことが防止されている。
また、ライトガイド342における各導光路344…の下端部は、各導光路344…に光源からの光が入射される光入射部345…となっている。
この光源は、たとえばRGB3色の発光源を含むことで複数色の発光が可能なフルカラーLED等からなる発光体36…から構成され、ライトガイド342の各導光路344…に対応する光入射部345…に各色の表示光を入射するようになっている。
この発光体36…は、LED基板等からなる発光体基板361上に配置されており、この発光体基板361は、ライトガイド342およびライトガイド支持板343とともに、支持柱348…によって基台11に固定されている。また、この発光体基板361は、フィーダ取付プレート33の側方に配置された発光体制御装置362と図示しないケーブルによって接続され、この発光体制御装置362が備える駆動制御回路によって、発光体36…の発光駆動が制御されるようになっている。
ライトガイド342の下部346は部品供給部30側に屈曲している。これにより、ライトガイド342の下端部の光入射部345…は、ライトガイド342の上端部の光出射部(発光表示部)341より、部品供給部30側に入り込んだ位置に位置している。
また、ライトガイド342の下端面は基板搬送路20側が斜めにカットされた断面形状に構成され、光入射部345…は、ライトガイド342の部品供給部30側の側面から光の入射を受けて斜めの下端面において入射してきた光を上方に反射するようになっている。
このようにライトガイド342の下部346が部品供給部30側に屈曲し、また、ライトガイド342が部品供給部30の側面から光の入射を受けるように構成されているため、発光体36および発光体基板361は、部品供給部30のテープフィーダ31…が取り付けられる部分の下側のスペースに配置することができる。
これにより、基板搬送部20と部品供給部30の間というヘッドユニットが吸着ミスした電子部品等が落下しやすい領域に、各フィーダ取付部32の状態を発光表示する光出射部(発光表示部)341を配置しながら、その光源である発光体36および発光体基板361を部品供給部30の下側に隠して、上方から落下する電子部品等によって、発光体36が破損したり、発光体基板361上での短絡が発生したりする不具合を防止することができるようになっている。
モニタ画面50は、CRTディスプレイや液晶パネル等のカラー画面表示可能な画面表示部を構成しており、実装機10の上部に設けられている。このモニタ画面50は、段取り作業時や実装運転中において、各フィーダ取付部32…,73…の状態を含む各種の情報を画面表示する。具体的には、段取り作業時においては、各フィーダ取付部32…,73…の段取りに関する情報を画面表示して段取り作業を案内する。また、実装運転中には、部品供給部30の各フィーダ取付部32…に取り付けられているテープフィーダ31や、後述する外付けの部品供給装置70が備える各フィーダ取付部73…に取り付けられているトレイフィーダ72…における部品残数に関する情報等を画面表示するようになっている。
この実施形態では、モニタ画面50における各フィーダ取付部32…,73…の状態の表示の少なくとも一部と、各フィーダ取付部32…,73…に対応する発光表示部341…,74…における発光表示とが、共通の表示形態によって互いに関連付け、作業者に報知するようになっている。この画面表示および発光表示の詳細は後述する。
運転状態表示灯59は、例えば赤、黄、緑のシグナルランプからなり、実装機10から離れた作業者にも視認可能なように実装機10の上部に設けられている。
制御ユニット60は、ハードウェア的には、CPU、メモリ、ハードディスク装置等の外部記憶部、キーボードやマウス等の入力部、この実装機10を含む実装ライン上の他の機械装置等とのインタフェース部、等を備えたコンピュータ等から構成され、生産する基板の種類に応じた実装する電子部品の種類やフィーダ配置等に関する情報(生産プログラム)の記憶、生産プログラムの登録、生産プログラムに基づく段取り作業の支援、実装動作、実装動作中の部品残数管理等を実行するための機能が、このコンピュータ上に構成されている。これら各機能は、この制御ユニット50を構成するコンピュータにおいて読み取り可能なプログラムによって提供される。このプログラムは、CD−ROM、DVD−ROMまたはフロッピーディスク等の記録媒体や、LANやインターネット等のネットワーク回線を介してこのコンピュータに取り込まれるようになっている。
部品供給装置70は、実装機10の本体装置19に外付けされ、本体装置19に電子部品を供給するものである。
図8は、この本体装置に外付けされる部品供給装置の正面図である。
この部品供給装置70は、いわゆるトレイフィーダであり、部品トレイに収容された電子部品を供給するものである。この部品供給装置70は、2列2段の4つの部品供給部71…を備えており、各部品供給部71…には、部品トレイが載置される部品パレット(フィーダ)72…を取付可能な多数段のパレット取付部(フィーダ取付部)73…が設けられている。各パレット取付部73…では、その左右両側に設けられたパレット支持部731…により、取り付けられる部品パレット72…を支持するようになっている。
この部品供給装置70では、各パレット取付部73…に取り付けられた部品パレット72…が順次装置70内で引き出され、この部品パレット72…上の電子部品が部品供給装置70が備える移送ヘッド(図示せず)によってピックアップされ、実装機10の本体装置19内でヘッドユニットによって吸着可能な領域まで移送されるようになっている。
また、部品供給装置70において部品パレット72…の取付作業が行われる前面側には、各パレット取付部73…の側方に各パレット取付部73…に対応する発光表示部74…が設けられている。この発光表示部74…は、たとえばフルカラーLEDから構成され、各パレット取付部73…の状態を発光表示するようになっている。
以下、モニタ画面50における画面表示と、部品供給部30の各フィーダ取付部32…に対応する発光表示部341…における発光表示について、モニタ画面50の画面例を参照しながら説明する。
図9は、生産基板を切り替える段取り開始時における画面表示の一例である。
この図に示すように、画面51の上部には、この実装機10が備える4つの部品供給部30…それぞれにおける複数のフィーダ取付部32…の配列を模した配列表示部52…が表示されている。この例では、各部品供給部30…は20個のフィーダ取付部32…を備えている場合を示している。また、画面51中、左下側の配列表示部52のフィーダ取付部32…にはF001〜F020の各位置を示すセット位置番号が割り付けられ、以下同様に、右下側の配列表示部52のフィーダ取付部32…はF021〜F040、左上側はF101〜F120,右上側はF121〜G140のセット位置番号が割り付けられている。
また、画面51の中央部には、作業者への作業指示内容を示す作業指示部53が表示され、画面51の下部には、各フィーダ取付部32…についての作業指示内容を含む、各フィーダ取付部32…の状態を詳細に示す詳細内容表示部54が表示されている。
生産する基板を切り替える場合、たとえば作業者がキーボード等の入力手段によって次に生産する基板を指定する。この指定は、実装機10を含む実装ラインを統括する上位のコントローラによって、オンラインで行われてもよい。
次に生産する基板が指定されれば、実装機10の制御ユニット60は、次の基板の生産プログラムから、各フィーダ取付部32…に取り付けるべきテープフィーダ31…の配置(段取り目標)を読み出すとともに、現在、各フィーダ取付部32…に取り付けられているテープフィーダ31…の配置と比較する。現在のフィーダ31…の配置は、各フィーダ取付部32…にフィーダ31…が取り付けられた際に、バーコードリーダ61やフィーダID読取手段35によって読み取られたフィーダIDに基づいて作成された配置情報が、制御ユニット60のフィーダデータベースに記憶されている。
段取り目標と現在のフィーダ31…の配置との比較の結果、各フィーダ取付部32…に対して行うべき段取りに関する情報が、各フィーダ取付部32…毎に画面表示される。
具体的には、画面51の上部の各配列表示部52…では、各フィーダ取付部32…に対応する部分が、各フィーダ取付部32…に対して行うべき段取りに対応する表示形態によって着色表示される。
たとえば、この実施形態では、次の基板の生産において取り付けられるべきフィーダが取り付けられていない未段取り状態や、間違ったフィーダが取り付けられている誤段取り状態のフィーダ取付部32…に対応する部分は、フィーダを示すマークが赤色で表示される。また、取り付けられるべき正しいフィーダが取り付けられている段取り完了状態のフィーダ取付部32…に対応する部分は、フィーダを示すマークが緑色で表示される。また、次の基板の生産において使用されないフィーダ取付部32…に取り外す必要のないフィーダが取り付けられているフィーダ取付部32…に対応する部分は、フィーダを示すマークが灰色で表示される。また、次の基板の生産において使用されず、現在もフィーダが取り付けられていないフィーダ取付部32…に対応する部分は、フィーダを示すマークが表示されない。なお、フィーダを示すマークが灰色で表示される場合とフィーダを示すマークが表示されない場合は、ともに当該フィーダ取付部32…に対して、段取り作業を行う必要がない部分である。
図9の例では、左下側のセット位置番号F001〜F020の配列表示部52において、セット位置番号F001〜F004にフィーダを示すマークが表示されず、使用されないフィーダセット位置であることが表現されている。また、セット位置番号F005〜F012とF016〜F020には、フィーダを示すマークが赤色で表示され、これらのフィーダ取付部32…が未段取り状態あるいは誤段取り状態であることが表現されている。また、セット位置番号F013には、フィーダを示すマークが灰色で表示され、このフィーダ取付部32に取り外す必要のないフィーダが取り付けられていることが表現されている。また、セット位置番号F014とF015には、フィーダを示すマークが緑色で表示され、このフィーダ取付部32…は段取り完了状態であることが表現されている。
また、画面51の中央部の作業指示部53には、各フィーダ取付部32…に対して行うべき段取り作業が、たとえばフィーダ取付部32…の若い番号順に、順次表示される。画面51の下部の詳細内容表示部54には、各フィーダ取付部32…を示す位置番号毎に、段取り目標として取り付けるテープフィーダ31を示す部品名等が表示される。
一方、実際の各部品供給部30…において各フィーダ取付部32…に対応して設けられた光出射部(発光表示部)341…では、上述したモニタ画面50の画面表示における各フィーダ取付部32…の表示形態と共通の表示形態で発光表示が行われるようになっている。
具体的には、モニタ画面50の配列表示部52において、フィーダを示すマークが赤色で表示されるフィーダ取付部32…の光出射部341…は赤色で発光表示され、フィーダを示すマークが緑色で表示されるフィーダ取付部32…の光出射部341…は、緑色で発光表示され、フィーダを示すマークが灰色で表示されるフィーダ取付部32…およびフィーダを示すマークが表示されていないフィーダ取付部32…は、消灯状態で表示される。
このようにモニタ画面50の画面表示の一部と、実際の部品供給部30に設けられた光出射部(発光表示部)341…とが共通の表示形態で各フィーダ取付部32の状態を表現して互いに関連付けられている。このため、モニタ画面50の画面表示から各フィーダ取付部32…の状態(段取り作業の内容)を把握した場合には、共通の表示形態となっている光出射部(発光表示部)341…を見出すことで、把握した状態(段取り作業の内容)が、実際のどのフィーダ取付部32…に関するものであるかを容易に把握することができる。
また逆に、実際のフィーダ取付部32…からも、対応する光出射部(発光表示部)341…と共通の表示形態をモニタ画面50から見出すことで、その画面中の詳細内容表示部54に表示された各フィーダ取付部32…に関する詳細な情報を容易に把握することができる。
また、実際の各部品供給部30…に設けられた光出射部(発光表示部)341…の発光表示の表示形態は、モニタ画面50の画面表示と同じく各フィーダ取付部32…の状態を表現しているため、モニタ画面50を見なくても、各フィーダ取付部32…の状態を把握することができる。
さらに、モニタ画面50には、実際のフィーダ取付部32…の配列を模した配列表示部52…において、部品供給部30の光出射部341…と同じ発光形態の表示が行われるため、隣り合うフィーダ取付部32…の状態(発光形態)をも合わせて判断することで、より容易にモニタ画面50における画面表示と実際のフィーダ取付部32…との対応を把握することができる。
図10は、各フィーダ取付部に対する段取り作業を実行中の画面表示の一例である。
図9で示されていたセット位置番号F005のフィーダ取付部32に対する段取り作業を行うため、ここに取り付けるべき部品名S001のフィーダ31を準備した作業者が、バーコードリーダ61によりこのフィーダ31のバーコードを読み取ると、図10に示すように、画面51には、このフィーダ31を取り付けるべきフィーダ取付部32を報知するナビゲータウインドウ55が開く。
このナビゲータウインドウ55には、このフィーダ31を取り付けることが求められているフィーダ取付部32の全てが候補として表示されるとともに、そのうち、作業者が作業を行う具体的なフィーダ取付部32を例示するべく、そのセット位置番号F005が表示される。
また、配列表示部52…においては、このセット位置番号F005の部分のフィーダを示すマークが、セット位置を指示する赤色の点滅表示の表示形態となり、実際の部品供給部30のの光出射部(発光表示部)341も赤色の点滅発光の共通の表示形態となる。
このように段取り作業を行うべき特定のフィーダ取付部32が、モニタ画面50と実際の部品供給部30の光出射部(発光表示部)341において共通の表示形態で関連付けられるため、段取り作業を容易かつ円滑に実行することができる。
図11は、あるフィーダ取付部に対する段取り作業が完了した状態の画面表示の一例である。
図10で示されていたセット位置番号F005のフィーダ取付部32に対し、作業者が部品名S001のフィーダ31を取り付けると、部品供給部30のフィーダID読取手段35は、取り付けられたフィーダ31のIDタグを読み取り、取り付けられたフィーダ31が部品名S001のフィーダであるか否かを確認する。そして、部品名S001のフィーダであることが確認されれば、画面51の配列表示部52…においては、このセット位置番号F005の部分のフィーダを示すマークが、赤色の点滅表示から段取り完了状態を示す緑色に表示形態を変える。また、実際の部品供給部30のの光出射部(発光表示部)341も共通の表示形態として緑色の発光表示となる。
このようにフィーダ31が取り付けられた場合に、実際に取り付けられたフィーダ31が段取り目標どおりであるかが確認されるため、段取りミスの発生を可及的に防止することができる。
こうしてセット位置番号F005に対する段取りが完了すれば、画面の作業指示部53には、次の作業指示として、セット位置番号F006にS002のフィーダを取り付ける作業指示が表示されている。
図12は、全てのフィーダ取付部に対する段取り作業が完了した状態の画面表示の一例である。
上述した手順に従い、各フィーダ取付部32…に順々に適切なフィーダ31…を取り付けていき、全てのフィーダ取付部32…に対する段取り作業が完了すれば、画面51の配列表示部52…においては、次に生産する基板のためにフィーダを取り付けることが必要な全てのフィーダ取付部32…は、段取り完了状態を示す緑色となり、実際の部品供給部30のの光出射部(発光表示部)341も共通の表示形態として緑色の発光表示となる。
こうして、段取り作業が完了すれば、次の基板の実装作業が開始される。
なお、運転状態表示灯59は、以上の段取り中は実装機が運転停止状態にあることを示す表示として、たとえば赤色ランプが点灯され、実装作業が開始されれば運転状態にあることを示す表示として、たとえば緑色ランプが点灯される。
図13は、実装作業中において、あるフィーダに部品切れ警告が発せられた状態の画面表示の一例である。
この例では、画面51の左上側の部品供給部30を示す配列表示部52において、セット位置番号F115のフィーダ取付部32の部品残数が警告すべき数以下になった場合を示している。
この実装機10の制御ユニット60は、各フィーダ取付部32…に取り付けられているフィーダ31…の部品残数を、フィーダ31…に部品リール313が取り付けられた時の初期入り数から、実装作業において部品が使用される毎に減算して部品残数管理を行っている。そして、各フィーダ31の部品残数が所定の部品切れ警告基準に達したときには、作業者に対して電子部品の残数に関する情報として部品切れ警告が発せられるようになっている。部品切れ警告基準としては、具体的な残り部品数量の他、各製品の生産に使用される部品数に応じた生産可能な製品数や部品切れ予想時間等を適宜採用することができる。
具体的には、図13の例のように、セット位置番号F115のフィーダ取付部32の部品残数が警告すべき数以下となった場合には、画面51の配列表示部52…においては、このセット位置番号F115の部分のフィーダを示すマークが、緑色から部品残数警告状態を示す黄色の点滅状態に表示形態を変える。また、実際の部品供給部30のの光出射部(発光表示部)341も共通の表示形態として黄色の点滅発光表示となる。
また、画面の作業指示部53には、このセット位置番号F115に取り付けるべきフィーダ31として、S11の部品がセットされたフィーダを準備するべき作業指示が表示されている。
また、運転状態表示灯59は、部品残数警告状態のフィーダ取付部32…が発生したことに伴い、モニタ画面50の画面表示における部品残数警告状態のフィーダ取付部32の表示形態に対応した表示として、モニタ画面50における画面表示と共通の表示形態である黄色ランプの点滅点灯とされる。なお、部品残数警告状態であっても運転は継続しているので、運転状態表示灯59では緑色ランプも継続して点灯される。
このように、運転状態表示灯59によっても実装機10が備えるフィーダ取付部32…の状態が表示されるため、実装機10から離れた位置からも部品切れ警告が発生している等の各フィーダ取付部32…の状態の概略を把握することができ、その状態の詳細をモニタ画面50から把握し、かつその状態となっている実際のフィーダ取付部32…を、モニタ画面50と共通の表示形態となっている光出射部341…を見出すことで容易に把握することができる。
図14は、実装作業中において、あるフィーダに部品切れが発生した状態の画面表示の一例である。
この例では、図13において部品切れ警告が発せられたセット位置番号F115のフィーダ取付部32において部品残数が0となって、実装運転が停止した場合に、電子部品の残数に関する情報として部品切れ停止状態が報知された状態を示している。
具体的には、図14の例のように、セット位置番号F115のフィーダ取付部32の部品残数が0となった場合には、画面51の配列表示部52…においては、このセット位置番号F115の部分のフィーダを示すマークが、部品残数警告状態を示す黄色の点滅状態から、部品切れ状態を示す赤色の点滅状態に表示形態を変える。また、実際の部品供給部30のの光出射部(発光表示部)341も共通の表示形態として赤色の点滅発光表示となる。
また、画面の作業指示部53には、このセット位置番号F115に取り付けるべきフィーダ31として、S11の部品がセットされたフィーダを準備するべき作業指示が表示されている。
また、運転状態表示灯59は、部品切れによって運転が停止状態になったことに伴い、モニタ画面50の画面表示における部品残数警告状態のフィーダ取付部32の表示形態に対応した表示として、赤色ランプが点滅点灯される。
なお、あるフィーダ取付部32で部品切れが発生しても、同じ部品を供給するフィーダ31が他のフィーダ取付部32に取り付けられており、この他のフィーダ取付部32の代替部品を用いることで実装運転を継続することができる場合には、この部品切れによって停止した場合とは異なる表示形態としてもよい。
以上、実装機10の本体装置19内の部品供給部30…が備えるフィーダ取付部32…の状態について、モニタ画面50における画面表示と各フィーダ取付部32…に対応する位置に設けられた光出射部341…の発光表示とを共通の表示形態によって互いに関連付ける具体例を説明したが、外付けの部品供給装置70において部品パレット72…が取り付けられるパレット取付部73…に対応する発光表示部74…についても、モニタ画面50における画面表示と共通の表示形態によって互いに関連付けた表示が行われるようになっており、上述した部品供給部30と同様の作用効果を得ることができる。
以上、一実施形態を説明したが、本発明は以下のように構成してもよい。
(1)上記実施形態では、発光表示部をライトガイドを用いて光源からの光を導く構成としたが、各フィーダ取付部に対応する位置に直接設けたLED等の光源から構成してもよい。
(2)上記実施形態では、発光表示部を部品供給部と基板搬送部との間に配置したが、発光表示部は各フィーダ取付部に対応することが認識できる位置であれば、他の任意の場所に設けてもよい。
図15は、発光表示部を他の場所に設けた例である。この例では、上述した実施形態と同一の機能を果たす要素には同一符号を付して重複説明を省略する。この例では、発光表示部37をフィーダ取付プレート33に設けている。具体的には、各フィーダ取付部32…に対応する発光表示部37…としてLEDをフィーダID読取手段35を構成するアンテナ駆動基板352上に配置している。さらに、フィーダ31…にもフィーダプレート33上の発光表示部37…の光をフィーダ31…の上方から視認可能な部位に導く導光部38を設け、フィーダ取付部32…にフィーダ31…が取り付けられた状態では、導光部38の光出射部381…が発光表示部として機能するようになっている。
(3)上記実施形態においては、発光表示部と画面表示部の表示形態を表示色および電滅状態まで共通にしたが、発光表示部と画面表示部の表示形態は、互いに関連付けて認識できる共通性があればよい。たとえば、表示色のみを共通にして画面表示部においては点滅表示としたり、異なる表示色であっても点滅表示することによって互いに関連付けて認識できるようにしてもよい。
(4)上記実施形態においては、発光表示部と画面表示部との共通化した表示形態(表示色、点滅)が各フィーダ取付部の状態を表現するものとしたが、共通化した表示形態は発光表示部と画面表示部とを関連付けるためだけのものとし、状態の表示は画面表示部のみによることとしてもよい。たとえば、各フィーダ取付部において報知すべき事象が発生した順に各種の表示形態を割り当て、発光表示部と画面表示部との共通の表示形態として互いに関連付けるようにしてもよい。具体的には、段取りに関する情報であれば、画面表示部に赤色で表示されているフィーダを発光表示部が赤色となっているフィーダ取付部に取り付け、画面表示部に青色で表示されているフィーダを発光表示部が青色になっているフィーダ取付部に取り付けるようにしてもよい。また、電子部品の残数に関する情報であれば、画面表示部に赤色で表示されている残数警告は発光表示部が赤色となっているフィーダ取付部の情報、画面表示部に青色で表示されている残数警告は発光表示部が青色となっているフィーダ取付部の情報にそれぞれ対応することとしてもよい。
(5)上記実施形態においては、画面表示部において状態表示している対象のフィーダ取付部を特定できる情報も表示したが、画面表示部にはフィーダ取付部を特定できる情報を表示しなくてもよい。この場合であっても、画面表示部と発光表示部とを共通の表示形態で関連付けることにより、画面表示部における状態表示と共通の表示形態となっている発光表示部を見出すことで、画面表示部における状態表示がどのフィーダ取付部に関するものであるかを把握することができる。
(6)上記実施形態においては、各フィーダ取付部に対応する発光表示部を実装機に設けたが、実装機から適宜着脱されるフィーダに設けてもよい。たとえばフィーダの上部にLED等を設けて実装機の制御ユニットによって発光状態を制御する構成を挙げることができる。このようにしても、各フィーダ取付部にフィーダが取り付けられた状態であれば、発光表示部と画面表示部とを共通の表示形態によった互いに関連付けて各フィーダ取付部の状態を容易に把握することができる。具体的には実装運転中の残数警告等が具体的にどのフィーダにおいて発生しているのかを容易に把握することができる。
本発明にかかる実装機の一実施形態を示す正面図である。 本発明にかかる実装機の一実施形態を示す平面図である。 テープフィーダの正面図である。 部品供給部の拡大平面図である。 部品供給部の斜視図である。 部品供給部の要部拡大斜視図である。 部品供給部の要部拡大断面図である。 この本体装置に外付けされた部品供給装置の正面図である。 生産基板を切り替える段取り開始時における画面表示の一例である。 各フィーダ取付部に対する段取り作業を実行中の画面表示の一例である。 あるフィーダ取付部に対する段取り作業が完了した状態の画面表示の一例である。 全てのフィーダ取付部に対する段取り作業が完了した状態の画面表示の一例である。 実装作業中において、あるフィーダに部品切れ警告が発せられた状態の画面表示の一例である。 実装作業中において、あるフィーダに部品切れが発生した状態の画面表示の一例である。 発光表示部を他の場所に設けた例である。
符号の説明
10 実装機
20 コンベア(基板搬送部)
30 部品供給部
31 テープフィーダ(フィーダ)
32 フィーダ取付部
33 フィーダ取付プレート(フィーダ取付体)
34 発光表示手段
341 光出射部(発光表示部)
40 ヘッドユニット
50 モニタ画面(画像表示部)
59 運転状態表示灯

Claims (8)

  1. 電子部品を被実装基板上に実装する実装機であって、
    電子部品を収容するフィーダを取付可能な複数のフィーダ取付部を備えた部品供給部と、
    前記各フィーダ取付部に対応する位置に設けられた複数の発光表示部と、
    前記各フィーダ取付部の状態を画面表示可能な画面表示部と、を備え、
    前記画面表示部における各フィーダ取付部の状態の表示の少なくとも一部の表示形態と、各フィーダ取付部に対応する発光表示部における表示の表示形態とを、共通の発光色および点灯状態からなる表示形態によって互いに関連付けたことを特徴とする実装機。
  2. 前記画面表示部において状態表示の対象とされているフィーダ取付部を特定する表示の表示形態と、各フィーダ取付部に対応する発光表示部における表示の表示形態とを、共通の発光色および点灯状態からなる表示形態によって互いに関連付けたことを特徴とする請求項1に記載の実装機。
  3. 前記画面表示部には前記部品供給部における複数の前記フィーダ取付部の配列が表示され、この配列の表示中で各フィーダ取付部を示す部分の表示形態と、各フィーダ取付部に対応する発光表示部における表示の表示形態とを、共通の発光色および点灯状態からなる表示形態によって互いに関連付けたことを特徴とする請求項2に記載の実装機。
  4. 前記画面表示部における各フィーダ取付部の状態の表示の少なくとも一部の表示形態と、各フィーダ取付部に対応する発光表示部における表示の表示形態とを、共通の発光色および点灯状態からなる表示形態とし、かつ共通の点灯状態として点滅表示の状態を用いることにより互いに関連付けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の実装機。
  5. 前記発光表示部における表示の各表示形態をフィーダ取付部の各状態に対応付けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の実装機。
  6. 前記画面表示部は、前記各フィーダ取付部の状態として、各フィーダ取付部に対する段取りに関する情報を表示することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の実装機。
  7. 前記画面表示部は、前記フィーダ取付部の状態として、各フィーダ取付部に取り付けられたフィーダに収容されている電子部品の残数に関する情報を表示することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の実装機。
  8. 実装機本体の上部に設けられ、前記画面表示部における各フィーダ取付部の状態の表示に対応した表示を、共通の発光色および点灯状態からなる表示形態で行う運転状態表示灯を備えたことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の実装機。
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