JP5424686B2 - 対回路基板作業システム - Google Patents
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Description
この問題は部品装着システム以外の回路基板に作業を行う対回路基板作業システムであって、列を成す複数の装置を含むシステムにおいて、それら装置のうちの1つについて報知を行う場合にも同様に生じる。
本発明は、このような事情を背景として為されたものであり、より実用的な対回路基板作業システムの提供を課題とする。
の報知部である対象報知部に報知を行わせる対象装置報知部制御部と、(b)上記3つ以上
の装置のうちの対象装置以外の装置の報知部である非対象報知部の1つ以上に、上記報知を行う場合とは異なる態様の作動を行わせることにより、対象報知部への作業者の注意を喚起する注意喚起制御部とを含むものとするとともに、前記報知部を互いに異なる複数の色で点灯し得る報知ランプを含むものとし、前記対象装置報知部制御部を、前記対象装置の報知ランプである対象報知ランプを前記複数の色の1つである対象色で点灯させるものとし、前記注意喚起制御部を、前記対象装置以外の装置の報知ランプである非対象報知ランプを前記対象色とは異なる色である非対象色で、かつ、前記対象報知ランプから離れた非対象報知ランプから対象報知ランプに近い非対象報知ランプへの順で順次点灯させ消灯させることを繰り返すことにより、点灯状態となる非対象報知ランプが徐々に対象報知ランプに接近することを繰り返すかのように見える状態に制御する移動式点滅制御部を含むものとすることにより解決される。
対回路基板作業システムには、例えば、後述する部品装着システムの他、接着剤塗布システム,スクリーン印刷システム,基板検査システムおよび部品装着状態検査システムの少なくとも1つが含まれる。
さらに、1つの対象装置に対し、対象装置以外の装置のうち、少なくとも1つの装置の非対象報知部が対象報知部による報知とは異なる態様で作動させられ、作業者がいずれが対象報知部による報知であるかを迷うことがない。
装置列を構成する装置のうち、対象装置以外の装置である非対象装置の全部について非対象報知部に注意喚起のための作動を行わせてもよく、一部について行わせてもよい。後者の場合、対象装置以外の2つ以上の装置の報知部である2つ以上の非対象報知部に注意喚起のための作動を行わせることが、注意喚起の効果を増す上で望ましい。
特に、報知部を互いに異なる複数の色で点灯し得る報知ランプを含むものとし、対象装置報知部制御部を、対象装置の報知ランプである対象報知ランプを複数の色の1つである対象色で点灯させるものとし、注意喚起制御部を、対象装置以外の装置の報知ランプである非対象報知ランプを対象色とは異なる色である非対象色で、かつ、対象報知ランプから離れた非対象報知ランプから対象報知ランプに近い非対象報知ランプへの順で順次点灯させ消灯させることを繰り返すことにより、点灯状態となる非対象報知ランプが徐々に対象報知ランプに接近することを繰り返すかのように見える状態に制御する移動式点滅制御部を含むものとすることにより、簡単な構成の装置によって上記効果を得ることが可能となる。
前記3つ以上の装置の1つを対象装置とし、その対象装置の前記報知部である対象報知部に前記報知を行わせる対象装置報知部制御部と、
前記3つ以上の装置のうちの前記対象装置以外の装置の前記報知部である非対象報知部の1つ以上に、前記報知を行う場合とは異なる態様の作動を行わせることにより、前記対象報知部への作業者の注意を喚起する注意喚起制御部と
を含むことを特徴とする対回路基板作業システム。
(2)前記報知部が点灯状態と消灯状態とを取り得る報知ランプを含み、前記対象装置報知部制御部と前記注意喚起制御部とのいずれか一方が前記報知ランプを連続的に点灯させ、前記対象装置報知部制御部と前記注意喚起制御部との他方が前記報知ランプを点滅させるものである(1)項に記載の対回路基板作業システム。
報知ランプは安価であり、また、制御も容易であり、その使用により、対象装置の報知および作業者の注意喚起を安価にかつ容易に行うことができる。
対象装置を作業者に報知する原因に応じて、点滅速度(点灯時間および消灯時間)を異ならせ、例えば、作業者の作業を要する緊急度が高いほど速くし、点灯時間および消灯時間を短くしてもよい。
(3)前記対象装置報知部制御部が、前記対象装置の報知ランプである対象報知ランプを連続的に点灯させるものであり、前記注意喚起制御部が、前記対象装置以外の装置の報知ランプである非対象報知ランプを点滅させるものである(2)項に記載の対回路基板作業システム。
作業者の注意を惹く、という観点からは、点滅の方が効果が大きい。
(4)前記注意喚起制御部が、前記非対象報知ランプを、前記対象報知ランプから離れた非対象報知ランプから対象報知ランプに近い非対象報知ランプへの順で順次点灯させ消灯させることを繰り返すことにより、点灯状態となる非対象報知ランプが徐々に対象報知ランプに接近することを繰り返すかのように見える状態に制御する移動式点滅制御部を含む(3)項に記載の対回路基板作業システム。
点灯,消灯させられる非対象報知ランプが替わることにより、作業者の視線が対象装置へ誘導され、対象装置がより容易に認識される。
対象装置を作業者に報知する原因に応じて、点灯,消灯の繰返し速度を異ならせ、例えば、緊急度が高いほど、速くしてもよい。
なお、複数の非対象報知ランプを連続的に点灯状態とするとともに、その輝度あるいは明度を対象報知ランプ側ほど高くすることにより、注意を喚起するようにしてもよい。この場合、対象報知ランプは消灯させてもよく、あるいは点滅させてもよく、あるいは連続的に点灯させるとともに、輝度あるいは明度を最も高くしてもよい。
(5)前記報知部が互いに異なる複数の色で点灯し得る報知ランプを含み、前記対象装置報知部制御部が、前記対象装置の報知ランプである対象報知ランプを前記複数の色の1つである対象色で点灯させるものであり、前記注意喚起制御部が前記対象装置以外の装置の報知ランプである非対象報知ランプを前記対象色とは異なる色である非対象色で点灯させるものである(1)項に記載の対回路基板作業システム。
色の違いにより、報知と注意喚起とが行われる。
対象色と非対象色とは、色相差の大きい色であることが望ましい。対象色および非対象色の一方を白色としてもよい。
(6)前記報知部が3種類の色で点灯し得る報知ランプを含み、当該対回路基板作業システムが通常は前記報知ランプを前記3種類のうちの1色である通常色で点灯し続けさせる通常制御部を含み、かつ、前記対象装置報知部制御部が、前記対象装置の報知ランプである対象報知ランプを前記通常色以外の2色の1つである対象色で点灯させるものであり、前記注意喚起制御部が前記対象装置以外の装置の報知ランプである非対象報知ランプを前記通常色および前記対象色とは異なる色である非対象色で点灯させるものである(5)項に記載の対回路基板作業システム。
(7)前記対象装置報知部制御部と前記注意喚起制御部とのいずれか一方が前記報知ランプを連続的に点灯させ、前記対象装置報知部制御部と前記注意喚起制御部との他方が前記報知ランプを点滅させるものである(5)項または(6)項に記載の対回路基板作業システム。
報知ランプの点灯色の違いに加えて、光り方の違いによって報知および注意喚起が行われ、作業者の対象装置への誘導,教示がより確実に行われる。
(8)前記対象装置報知部制御部が前記対象報知ランプを連続的に点灯させ、前記注意喚起制御部が、前記非対象報知ランプを、前記対象報知ランプから離れた非対象報知ランプから対象報知ランプに近い非対象報知ランプへの順で順次点灯させ消灯させることを繰り返すことにより、点灯状態となる非対象報知ランプが徐々に対象報知ランプに接近することを繰り返すかのように見える状態に制御する移動式点滅制御部を含む(7)項に記載の対回路基板作業システム。
(4)項に記載の作用および効果が得られる上、対象報知ランプと非対象報知ランプとの点灯色の違いにより、非対象報知ランプの移動式点滅による注意喚起がより目立ち、作業者が対象報知ランプをより見つけ易い。
(9)前記対象装置が、作業者による作業が必要になった装置と、作業者による作業が必要になる時期が設定時間以内である装置との少なくとも一方を含む(1)項ないし(8)項のいずれかに記載の対回路基板作業システム。
作業者による作業が必要になるのは、例えば、装置に何らかの異常が発生し、作業者による点検や修理が必要になった場合や、装置に異常は発生していないが、作業者による手作業(支援作業)が必要になる場合であり、後者の場合は手作業が必要になる時期が予測可能であることが多く、作業者による作業が必要になる時期が設定時間以内である装置の報知部が作動させられるようにすることが望ましい場合が多い。
対象装置が作業者による作業が必要になった要作業装置であれば、報知に基づいて作業者が装置を迅速に見つけ、必要な作業に着手することができ、作業者による作業が必要になる時期が設定時間以内である作業時期接近装置であれば、設定時間が経過するまでの間に必要な作業の準備をしたり、あるいは作業を設定時間経過後に行う場合とは異なる態様で容易に行うことができ、作業のためにシステムの作動を停止させることを回避することが可能となる。
装置列を構成する3つ以上の装置のうち、設定された条件を満たす装置が対象装置とされる。本項の対象装置はその一例であり、この条件は作業システムにおいて予め設定されていてもよく、あるいは入力部を備え、作業者あるいは別のシステムによる入力によって設定されてもよい。
(10)当該対回路基板作業システムが回路基板に電子回路部品を装着する部品装着システムであり、前記装置列が、それぞれ電子回路部品を供給する3つ以上の部品フィーダの列を含む(1)項ないし(9)項のいずれかに記載の対回路基板作業システム。
本項に係る対回路基板作業システムにおいては、報知部が部品フィーダに設けられても、部品フィーダを着脱可能に保持するフィーダ保持装置の複数のフィーダ保持部の各々に対応する位置に設けられてもよい。
部品フィーダには、テープフィーダ,スティックフィーダおよびバルクフィーダ等、種々のフィーダがある。
回路基板に装着される電子回路部品の種類,数の増加に伴って部品装着システムに設けられる部品フィーダの数が多くなり、また、システムの大形化を抑制するためにフィーダの配置間隔ができるだけ狭くされるため、非対象報知部による注意の喚起は特に有効である。
部品供給装置はトレイによって電子回路部品を供給する装置としてもよい。トレイ型部品供給装置には、複数のトレイが回路基板の搬送方向に平行な方向に並んで設けられ、あるいは上下に積み重ねて設けられる装置があり、それらの場合に各トレイまたは各トレイ収容部に報知部を設け、対象トレイの報知および注意喚起を行わせるのである。
(11)当該対回路基板作業システムが、それぞれ回路基板に電子回路部品を装着する部品装着機が3台以上配列されて成る部品装着システムであり、前記装置列がそれら3台以上の部品装着機の列を含む(1)項ないし(10)項のいずれかに記載の対回路基板作業システム。
部品装着機の各々には、作動状態等を報知するためのシグナルランプが設けられることが多く、その場合には、このシグナルランプを報知部として利用することが望ましい。
3台以上の部品装着機のうちの1台に関する報知を作業者に対して行い、かつ、その報知に対する作業者の注意を喚起することができる。
(12)前記部品装着機の各々が光により画像を表示する表示画面を備えたディスプレイ装置を含み、前記複数の報知部がそれら複数のディスプレイ装置を含み、かつ、前記対象装置報知部制御部が、前記対象報知部としての対象ディスプレイ装置にそのディスプレイ装置に対応する部品装着機が作業者の作業を必要としていることを表す要作業表示を行わせるものであり、前記注意喚起制御部が前記非対象報知部としての非対象ディスプレイ装置に前記要作業表示とは異なる注意喚起表示を行わせるものである(11)項に記載の対回路基板作業システム。
ディスプレイ装置は、作業者が見ることを前提として設けられているため、小さくなく、作業システムから離れた位置からもわかり易く、対象装置の識別が容易であり、報知部に適しており、また、文字および画像等、多様な表示が可能であるため、ディスプレイ装置を報知部として利用することにより、対象装置としての部品装着機の報知および注意喚起を有効にかつ安価に行うことができる。
(13)前記注意喚起表示が、前記対象ディスプレイ装置を指し示す矢印の表示を含む(12)項に記載の対回路基板作業システム。
注意喚起制御部が、上記矢印の表示を、前記移動式点滅制御部による前記報知ランプの点滅制御と同様に、表示されている矢印が徐々に対象ディスプレイ装置に接近することを繰り返すかのように見える状態で行わせる移動式矢印表示制御部を含むようにすることも可能である。
また、注意喚起制御部が、ディスプレイ装置に画像を表示する状態と画像を表示しない状態とを取らせ、かつ、画像を表示しているディスプレイ装置が徐々に対象ディスプレイ装置に接近することを繰り返すかのように見える状態で表示を行わせる表示状態移動式制御部を含むようにすることも可能である。その場合、表示画面に表示される画像に特に制限はなく、作業者による作業が必要であるか否かとは関係のない画像であっても差し支えない。
矢印の表示により、作業者が対象ディスプレイ装置を視覚的に認識し易く、矢印の表示が移動式で行われれば、より見つけ易い。
8台の装着モジュール10はそれぞれ、図2に示すように、モジュール本体18,基板搬送装置20,基板保持装置22,部品供給装置24,装着装置26,部品撮像システム28,ディスプレイ装置30,シグナルランプ32および制御装置34等を備えている。
また、装着制御コンピュータ180のフィーダ60における電子回路部品の残数管理を行う部分が、作業時期到来装置検出部の一種である部品補給時期到来検出部および部品切れ検出部を構成し、フィーダ60の異常を検出する部分がフィーダ異常検出部を構成し、フィーダ60以外の装置の異常を検出する部分が装置異常検出部を構成している。これら部品切れ検出部,フィーダ異常検出部および装置異常検出部は要作業装置検出部であり、作業時期到来装置検出部と共に対象装置検出部を構成している。
さらに、入力装置182が入力部を構成し、装着制御コンピュータ180の、入力装置182からの入力に基づいて対象フィーダ60の報知ランプ150を赤色に点灯させる部分が入力対応対象装置報知部制御部を構成し、注意喚起ランプ150を緑色で点滅させる部分が入力対応注意喚起制御部を構成している。
隣接する複数の注意喚起ランプを同時に点灯,消灯させる場合にも、注意喚起ランプについては消灯を通常状態とし、複数の注意喚起ランプを設定時間、点灯させては消灯し、点灯,消灯させる複数の注意喚起ランプを対象報知ランプに近づく向きに1つずつずらしてもよい。
シグナルランプ32は、前述のように、それぞれ異なる色で点灯させられる3つの点灯部170,172,174を有し、点灯部毎に点灯理由が設定されているが、その点灯に替えて報知および注意喚起が行われ、例えば、シグナルランプ32を対象報知ランプとして使用する際に赤色点灯部172を連続的に点灯させ、注意喚起ランプとして使用する際には緑色点灯部170を点滅させる。例えば、部品補給時期到来フィーダ60が生じた装着モジュール10については、その装着モジュール10に設けられたシグナルランプ32を対象報知ランプとして赤色点灯部172を点灯させ、その他の装着モジュール10については、それぞれに設けられたシグナルランプ32を注意喚起ランプとして緑色点灯部170を点滅させる。注意喚起は、図9に示すように、全部の注意喚起シグナルランプ32の各緑色点灯部170を点灯させ、対象報知シグナルランプ32から遠い注意喚起シグナルランプ32から対象報知シグナルランプ32に近い注意喚起シグナルランプ32への順に1つずつ、設定時間ずつ消灯させては点灯させることを繰り返すことにより行われる。
これら報知および注意喚起は、専用の報知ランプを装着モジュール10に設けて行ってもよい。
また、シグナルランプ32の使用による報知および注意喚起は、ディスプレイ装置30の使用による報知および注意喚起と共に行われてもよく、それに替えて行われてもよい。
また、注意喚起ディスプレイ装置の表示が、注意喚起表示状態と注意喚起非表示状態とに設定時間毎に切り換えられることにより、注意喚起が行われるようにしてもよく、注意喚起表示が表示されたままとされてもよい。
例えば、作業時期接近装置が生じた場合と要作業装置が生じた場合とを区別して注意喚起が行われてもよく、報知が行われてもよく、前記装着モジュール10において、部品補給時期到来フィーダ60が生じた場合と、スプライシング作業が行われず、要部品補給作業フィーダ60が生じた場合とで注意喚起が異なる態様で行われ、スプライシングを行い得る時期が到来したのか、その時期が過ぎてしまったのかを作業者が区別し得るようにしてもよい。例えば、部品補給時期到来フィーダ60が発生した状態では、前述のように、注意喚起ランプ150を緑色で移動式に点滅させ、部品補給時期到来フィーダ60が要部品補給作業フィーダ60となった後は、要部品補給作業フィーダ60となる前より消灯時間を短くし、点滅の移動速度を速くして、要部品補給作業フィーダ60が生じたことが作業者にわかるようにする。要部品補給作業フィーダ60が生じたことは、例えば、フィーダ60において部品残数が、部品補給時期到来フィーダ60を検出するための設定数以下になった時点から、電子回路部品の補給が行われることなく、設定時間が経過したこと、あるいは部品残数が作業者がスプライシング作業を行うことが困難な数になり、それを検出するための設定数(部品補給時期到来フィーダ60を検出するための設定数より小さい)以下になったこと、あるいは部品残数が0になったことにより検出される。装着制御コンピュータのこの検出を行う部分により要作業装置検出部が構成され、部品残数が、部品補給時期到来フィーダ60を検出するための設定数以下になったことを検出する部分により作業時期接近装置検出部が構成される。あるいは、部品補給時期到来フィーダ60が要部品補給作業フィーダ60になった後は、点滅させる注意喚起ランプ150の数を変え、図7に示すように、同時に複数の注意喚起ランプ150を消灯させるようにしてもよく、部品補給時期到来フィーダ60が要部品補給作業フィーダ60になった後は、注意喚起ランプ150の点灯色を変え、赤色で移動式に点滅させるようにしてもよい。全部の注意喚起ランプ150を一斉に赤色で点滅させてもよい。
また、報知ランプを3種類の色で点灯し得るものとし、そのうちの1色を対象報知ランプの点灯色とし、別の1色を、部品補給時期到来フィーダが生じた場合の注意喚起ランプの点灯色とし、さらに別の1色を、要部品補給作業フィーダが生じた場合の注意喚起ランプの点灯色とし、色によって部品補給の緊急度が表されるようにしてもよい。この場合、注意喚起ランプが複数あれば、それら注意喚起ランプは移動式に点滅させてもよく、全部を一斉に点滅させてもよい。
対象報知ランプについても、作業時期接近装置、例えば、部品補給時期到来フィーダが生じた場合と、要作業装置、例えば、要部品補給作業フィーダが生じた場合とで、報知態様を異ならせてもよく、例えば、前者の場合は対象報知ランプを連続的に点灯させ、後者の場合は点滅させる。点灯色を異ならせてもよく、いずれの場合も点滅させるのであれば、点滅速度を異ならせてもよい。
報知ランプの点灯態様(連続的点灯あるいは点滅)の設定および点滅パターンの設定により、種々の態様で報知および注意喚起を行うことができ、さらに、報知ランプが互いに異なる複数の色で点灯し得るものであれば、その色の設定により、さらに種々の態様で報知および注意喚起を行うことができる。また、シグナルランプやディスプレイ装置が報知部として機能させられる場合にも同様に、作業の緊急度に応じて報知と注意喚起との少なくとも一方の態様を異ならせることができる。これら作業の緊急度に応じた報知および注意喚起は対象装置報知部制御部および注意喚起制御部により行われ、対回路基板作業システムは、要報知事態対応対象装置報知部制御部たる緊急度対応対象装置報知部制御部、要報知事態対応注意喚起制御部たる緊急度対応注意喚起制御部を含む。
このような報知を要する事態に応じて異なる態様の報知および注意喚起は、対象装置がテープフィーダ以外の部品フィーダである場合や、トレイ型部品供給装置のトレイである場合や、それら部品フィーダ,トレイや装着モジュール以外の装置である場合にも行うことができる。
Claims (5)
- 光により作業者に対して報知を行う報知部がそれぞれに対応して設けられた装置が3つ以上並べて配設されて成る装置列を含み、回路基板に対して作業を行う対回路基板作業システムであって、
前記3つ以上の装置の1つを対象装置とし、その対象装置の前記報知部である対象報知部に前記報知を行わせる対象装置報知部制御部と、
前記3つ以上の装置のうちの前記対象装置以外の装置の前記報知部である非対象報知部の1つ以上に、前記報知を行う場合とは異なる態様の作動を行わせることにより、前記対象報知部への作業者の注意を喚起する注意喚起制御部と
を含むとともに、前記報知部が互いに異なる複数の色で点灯し得る報知ランプを含み、前記対象装置報知部制御部が、前記対象装置の報知ランプである対象報知ランプを前記複数の色の1つである対象色で点灯させるものであり、前記注意喚起制御部が、前記対象装置以外の装置の報知ランプである非対象報知ランプを前記対象色とは異なる色である非対象色で、かつ、前記対象報知ランプから離れた非対象報知ランプから対象報知ランプに近い非対象報知ランプへの順で順次点灯させ消灯させることを繰り返すことにより、点灯状態となる非対象報知ランプが徐々に対象報知ランプに接近することを繰り返すかのように見える状態に制御する移動式点滅制御部を含むものであることを特徴とする対回路基板作業システム。 - 当該対回路基板作業システムが回路基板に電子回路部品を装着する部品装着システムであり、前記装置列が、それぞれ1種類の電子回路部品を供給する3つ以上の部品供給部の列を含む請求項1に記載の対回路基板作業システム。
- 当該対回路基板作業システムが、それぞれ回路基板に電子回路部品を装着する部品装着機が3台以上配列されて成る部品装着システムであり、前記装置列がそれら3台以上の部品装着機の列を含む請求項1または2に記載の対回路基板作業システム。
- 前記部品装着機の各々が光により画像を表示する表示画面を備えたディスプレイ装置を含み、前記複数の報知部がそれら複数のディスプレイ装置を含み、かつ、前記対象装置報知部制御部が、前記対象報知部としての対象ディスプレイ装置にそのディスプレイ装置に対応する部品装着機が作業者の作業を必要としていることを表す要作業表示を行わせるものであり、前記注意喚起制御部が前記非対象報知部としての非対象ディスプレイ装置に前記要作業表示とは異なる注意喚起表示を行わせるものである請求項3に記載の対回路基板作業システム。
- 前記対象装置が、作業者による作業が必要になった装置と、作業者による作業が必要になる時期が設定時間以内である装置との少なくとも一方を含む請求項1ないし4のいずれかに記載の対回路基板作業システム。
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