JP2010232393A - 対回路基板作業システム - Google Patents

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Abstract

【課題】光により作業者に対する報知が行われ、より実用的な対回路基板作業システムを提供する。
【解決手段】装着モジュールの部品供給装置は、基板搬送方向に平行に一列に並ぶ3つ以上のテープフィーダ60を備え、電子回路部品を供給する。これらフィーダ60はそれぞれ、赤色と緑色とで点灯する報知ランプ150を備え、テープ化部品のスプライシングの時期が到来したフィーダ60の対象報知ランプ150を赤色で点灯させて作業者に報知する。その対象フィーダ60の両側に隣接する複数のフィーダ60の緑色で点灯している各報知ランプ150を注意喚起ランプとし、対象報知ランプ150から遠い注意喚起ランプ150から対象報知ランプ150に近い注意喚起ランプ150への順で設定時間ずつ消灯することを繰り返し、対象報知ランプ150への作業者の注意を喚起する。ディスプレイ装置の表示により装着モジュールの報知,注意喚起を行ってもよい。
【選択図】図5

Description

本発明は、光により作業者に対する報知が行われる対回路基板作業システムに関するものである。
下記の特許文献1には、複数のフィーダにより電子回路部品が供給され、吸着ノズルによりフィーダから取り出されて回路基板に装着される部品装着システムが記載されている。この部品装着システムにおいては、フィーダの電子回路部品の有無がセンサにより検出され、電子回路部品がなくなり、部品切れが発生した場合には、報知ランプによって作業者に報知され、電子回路部品の補給が行われるようにされている。報知ランプは、基台に設けられた複数のフィーダ取付位置の各々に設けられ、フィーダに電子回路部品がある状態では消灯させられているが、電子回路部品がなくなった場合に点灯させられ、それにより作業者に電子回路部品がなくなったフィーダが知らされる。
特開2003−347790号公報
しかしながら、特許文献1に記載の部品装着システムには、一列に並んで設けられた複数のフィーダのうちの1つを報知ランプの点灯により示しても、フィーダの数が増えるほど、あるいはフィーダの幅が小さく、フィーダの取付間隔が狭いほど目立たず、作業者にわかり難く、報知の機能が十分に果たされない場合がある等、実用性向上の観点から未だ改良の余地がある。
この問題は部品装着システム以外の回路基板に作業を行う対回路基板作業システムであって、列を成す複数の装置を含むシステムにおいて、それら装置のうちの1つについて報知を行う場合にも同様に生じる。
本発明は、このような事情を背景として為されたものであり、より実用的な対回路基板作業システムの提供を課題とする。
上記の課題は、光により作業者に対して報知を行う報知部がそれぞれに対応して設けられた装置が3つ以上並べて配設されて成る装置列を含み、回路基板に対して作業を行う対回路基板作業システムを、(a)上記3つ以上の装置の1つを対象装置とし、その対象装置の報知部である対象報知部に報知を行わせる対象装置報知部制御部と、(b)上記3つ以上の装置のうちの対象装置以外の装置の報知部である非対象報知部の1つ以上に、上記報知を行う場合とは異なる態様の作動を行わせることにより、対象報知部への作業者の注意を喚起する注意喚起制御部とを含むものとすることにより解決される。
対回路基板作業システムには、例えば、後述する部品装着システムの他、接着剤塗布システム,スクリーン印刷システム,基板検査システムおよび部品装着状態検査システムの少なくとも1つが含まれる。
非対象報知部により行われる対象報知部の報知とは異なる態様の作動により、作業者の注意が装置列に向けられるとともに、対象報知部による報知の認識が促される。そのため、装置列を構成する装置の数が多く、あるいは装置の配設間隔が狭くても、作業者は容易にかつ迅速に対象装置を認識することができる。また、装置列を構成する装置の数が少なくても、装置の幅が大きく、装置列の全長が長い場合や、装置の幅が狭く、報知部が小さい場合には、対象報知部を見つけ難いのに対し、非対象報知部による注意喚起により、見つけ易くなる。装置およびそれに対応する報知部の数が多いほど、対象報知部による報知が作業者により見落とされ易くなるため、本発明の効果が大きくなる。しかし、装置およびそれに対応する報知部の数が3つ以上であれば、本発明の効果が得られる。
さらに、1つの対象装置に対し、対象装置以外の装置のうち、少なくとも1つの装置の非対象報知部が対象報知部による報知とは異なる態様で作動させられ、作業者がいずれが対象報知部による報知であるかを迷うことがない。
装置列を構成する装置のうち、対象装置以外の装置である非対象装置の全部について非対象報知部に注意喚起のための作動を行わせてもよく、一部について行わせてもよい。後者の場合、対象装置以外の2つ以上の装置の報知部である2つ以上の非対象報知部に注意喚起のための作動を行わせることが、注意喚起の効果を増す上で望ましい。
発明の態様
以下に、本願において特許請求が可能と認識されている発明(以下、「請求可能発明」という場合がある。請求可能発明は、少なくとも、請求の範囲に記載された発明である「本発明」ないし「本願発明」を含むが、本願発明の下位概念発明や、本願発明の上位概念あるいは別概念の発明を含むこともある。)の態様をいくつか例示し、それらについて説明する。各態様は請求項と同様に、項に区分し、各項に番号を付し、必要に応じて他の項の番号を引用する形式で記載する。これは、あくまでも請求可能発明の理解を容易にするためであり、請求可能発明を構成する構成要素の組み合わせを、以下の各項に記載されたものに限定する趣旨ではない。つまり、請求可能発明は、各項に付随する記載,実施形態の記載,従来技術等を参酌して解釈されるべきであり、その解釈に従う限りにおいて、各項の態様にさらに他の構成要素を付加した態様も、また、各項の態様から構成要素を削除した態様も、請求可能発明の一態様となり得るのである。
なお、以下の各項において、(1)項が請求項1に相当し、(2)項が請求項2に、(4)項が請求項3に、(5)項が請求項4に、(8)項が請求項5に、(9)項が請求項6に、(10)項が請求項7に、(11)項が請求項8に、(12)項が請求項9にそれぞれ相当する。
(1)光により作業者に対して報知を行う報知部がそれぞれに対応して設けられた装置が3つ以上並べて配設されて成る装置列を含み、回路基板に対して作業を行う対回路基板作業システムであって、
前記3つ以上の装置の1つを対象装置とし、その対象装置の前記報知部である対象報知部に前記報知を行わせる対象装置報知部制御部と、
前記3つ以上の装置のうちの前記対象装置以外の装置の前記報知部である非対象報知部の1つ以上に、前記報知を行う場合とは異なる態様の作動を行わせることにより、前記対象報知部への作業者の注意を喚起する注意喚起制御部と
を含むことを特徴とする対回路基板作業システム。
(2)前記報知部が点灯状態と消灯状態とを取り得る報知ランプを含み、前記対象装置報知部制御部と前記注意喚起制御部とのいずれか一方が前記報知ランプを連続的に点灯させ、前記対象装置報知部制御部と前記注意喚起制御部との他方が前記報知ランプを点滅させるものである(1)項に記載の対回路基板作業システム。
報知ランプは安価であり、また、制御も容易であり、その使用により、対象装置の報知および作業者の注意喚起を安価にかつ容易に行うことができる。
対象装置を作業者に報知する原因に応じて、点滅速度(点灯時間および消灯時間)を異ならせ、例えば、作業者の作業を要する緊急度が高いほど速くし、点灯時間および消灯時間を短くしてもよい。
(3)前記対象装置報知部制御部が、前記対象装置の報知ランプである対象報知ランプを連続的に点灯させるものであり、前記注意喚起制御部が、前記対象装置以外の装置の報知ランプである非対象報知ランプを点滅させるものである(2)項に記載の対回路基板作業システム。
作業者の注意を惹く、という観点からは、点滅の方が効果が大きい。
(4)前記注意喚起制御部が、前記非対象報知ランプを、前記対象報知ランプから離れた非対象報知ランプから対象報知ランプに近い非対象報知ランプへの順で順次点灯させ消灯させることを繰り返すことにより、点灯状態となる非対象報知ランプが徐々に対象報知ランプに接近することを繰り返すかのように見える状態に制御する移動式点滅制御部を含む(3)項に記載の対回路基板作業システム。
点灯,消灯させられる非対象報知ランプが替わることにより、作業者の視線が対象装置へ誘導され、対象装置がより容易に認識される。
対象装置を作業者に報知する原因に応じて、点灯,消灯の繰返し速度を異ならせ、例えば、緊急度が高いほど、速くしてもよい。
なお、複数の非対象報知ランプを連続的に点灯状態とするとともに、その輝度あるいは明度を対象報知ランプ側ほど高くすることにより、注意を喚起するようにしてもよい。この場合、対象報知ランプは消灯させてもよく、あるいは点滅させてもよく、あるいは連続的に点灯させるとともに、輝度あるいは明度を最も高くしてもよい。
(5)前記報知部が互いに異なる複数の色で点灯し得る報知ランプを含み、前記対象装置報知部制御部が、前記対象装置の報知ランプである対象報知ランプを前記複数の色の1つである対象色で点灯させるものであり、前記注意喚起制御部が前記対象装置以外の装置の報知ランプである非対象報知ランプを前記対象色とは異なる色である非対象色で点灯させるものである(1)項に記載の対回路基板作業システム。
色の違いにより、報知と注意喚起とが行われる。
対象色と非対象色とは、色相差の大きい色であることが望ましい。対象色および非対象色の一方を白色としてもよい。
(6)前記報知部が3種類の色で点灯し得る報知ランプを含み、当該対回路基板作業システムが通常は前記報知ランプを前記3種類のうちの1色である通常色で点灯し続けさせる通常制御部を含み、かつ、前記対象装置報知部制御部が、前記対象装置の報知ランプである対象報知ランプを前記通常色以外の2色の1つである対象色で点灯させるものであり、前記注意喚起制御部が前記対象装置以外の装置の報知ランプである非対象報知ランプを前記通常色および前記対象色とは異なる色である非対象色で点灯させるものである(5)項に記載の対回路基板作業システム。
(7)前記対象装置報知部制御部と前記注意喚起制御部とのいずれか一方が前記報知ランプを連続的に点灯させ、前記対象装置報知部制御部と前記注意喚起制御部との他方が前記報知ランプを点滅させるものである(5)項または(6)項に記載の対回路基板作業システム。
報知ランプの点灯色の違いに加えて、光り方の違いによって報知および注意喚起が行われ、作業者の対象装置への誘導,教示がより確実に行われる。
(8)前記対象装置報知部制御部が前記対象報知ランプを連続的に点灯させ、前記注意喚起制御部が、前記非対象報知ランプを、前記対象報知ランプから離れた非対象報知ランプから対象報知ランプに近い非対象報知ランプへの順で順次点灯させ消灯させることを繰り返すことにより、点灯状態となる非対象報知ランプが徐々に対象報知ランプに接近することを繰り返すかのように見える状態に制御する移動式点滅制御部を含む(7)項に記載の対回路基板作業システム。
(4)項に記載の作用および効果が得られる上、対象報知ランプと非対象報知ランプとの点灯色の違いにより、非対象報知ランプの移動式点滅による注意喚起がより目立ち、作業者が対象報知ランプをより見つけ易い。
(9)前記対象装置が、作業者による作業が必要になった装置と、作業者による作業が必要になる時期が設定時間以内である装置との少なくとも一方を含む(1)項ないし(8)項のいずれかに記載の対回路基板作業システム。
作業者による作業が必要になるのは、例えば、装置に何らかの異常が発生し、作業者による点検や修理が必要になった場合や、装置に異常は発生していないが、作業者による手作業(支援作業)が必要になる場合であり、後者の場合は手作業が必要になる時期が予測可能であることが多く、作業者による作業が必要になる時期が設定時間以内である装置の報知部が作動させられるようにすることが望ましい場合が多い。
対象装置が作業者による作業が必要になった要作業装置であれば、報知に基づいて作業者が装置を迅速に見つけ、必要な作業に着手することができ、作業者による作業が必要になる時期が設定時間以内である作業時期接近装置であれば、設定時間が経過するまでの間に必要な作業の準備をしたり、あるいは作業を設定時間経過後に行う場合とは異なる態様で容易に行うことができ、作業のためにシステムの作動を停止させることを回避することが可能となる。
装置列を構成する3つ以上の装置のうち、設定された条件を満たす装置が対象装置とされる。本項の対象装置はその一例であり、この条件は作業システムにおいて予め設定されていてもよく、あるいは入力部を備え、作業者あるいは別のシステムによる入力によって設定されてもよい。
(10)当該対回路基板作業システムが回路基板に電子回路部品を装着する部品装着システムであり、前記装置列が、それぞれ電子回路部品を供給する3つ以上の部品フィーダの列を含む(1)項ないし(9)項のいずれかに記載の対回路基板作業システム。
本項に係る対回路基板作業システムにおいては、報知部が部品フィーダに設けられても、部品フィーダを着脱可能に保持するフィーダ保持装置の複数のフィーダ保持部の各々に対応する位置に設けられてもよい。
部品フィーダには、テープフィーダ,スティックフィーダおよびバルクフィーダ等、種々のフィーダがある。
回路基板に装着される電子回路部品の種類,数の増加に伴って部品装着システムに設けられる部品フィーダの数が多くなり、また、システムの大形化を抑制するためにフィーダの配置間隔ができるだけ狭くされるため、非対象報知部による注意の喚起は特に有効である。
部品供給装置はトレイによって電子回路部品を供給する装置としてもよい。トレイ型部品供給装置には、複数のトレイが回路基板の搬送方向に平行な方向に並んで設けられ、あるいは上下に積み重ねて設けられる装置があり、それらの場合に各トレイまたは各トレイ収容部に報知部を設け、対象トレイの報知および注意喚起を行わせるのである。
(11)当該対回路基板作業システムが、それぞれ回路基板に電子回路部品を装着する部品装着機が3台以上配列されて成る部品装着システムであり、前記装置列がそれら3台以上の部品装着機の列を含む(1)項ないし(10)項のいずれかに記載の対回路基板作業システム。
部品装着機の各々には、作動状態等を報知するためのシグナルランプが設けられることが多く、その場合には、このシグナルランプを報知部として利用することが望ましい。
3台以上の部品装着機のうちの1台に関する報知を作業者に対して行い、かつ、その報知に対する作業者の注意を喚起することができる。
(12)前記部品装着機の各々が光により画像を表示する表示画面を備えたディスプレイ装置を含み、前記複数の報知部がそれら複数のディスプレイ装置を含み、かつ、前記対象装置報知部制御部が、前記対象報知部としての対象ディスプレイ装置にそのディスプレイ装置に対応する部品装着機が作業者の作業を必要としていることを表す要作業表示を行わせるものであり、前記注意喚起制御部が前記非対象報知部としての非対象ディスプレイ装置に前記要作業表示とは異なる注意喚起表示を行わせるものである(11)項に記載の対回路基板作業システム。
ディスプレイ装置は、作業者が見ることを前提として設けられているため、小さくなく、作業システムから離れた位置からもわかり易く、対象装置の識別が容易であり、報知部に適しており、また、文字および画像等、多様な表示が可能であるため、ディスプレイ装置を報知部として利用することにより、対象装置としての部品装着機の報知および注意喚起を有効にかつ安価に行うことができる。
(13)前記注意喚起表示が、前記対象ディスプレイ装置を指し示す矢印の表示を含む(12)項に記載の対回路基板作業システム。
注意喚起制御部が、上記矢印の表示を、前記移動式点滅制御部による前記報知ランプの点滅制御と同様に、表示されている矢印が徐々に対象ディスプレイ装置に接近することを繰り返すかのように見える状態で行わせる移動式矢印表示制御部を含むようにすることも可能である。
また、注意喚起制御部が、ディスプレイ装置に画像を表示する状態と画像を表示しない状態とを取らせ、かつ、画像を表示しているディスプレイ装置が徐々に対象ディスプレイ装置に接近することを繰り返すかのように見える状態で表示を行わせる表示状態移動式制御部を含むようにすることも可能である。その場合、表示画面に表示される画像に特に制限はなく、作業者による作業が必要であるか否かとは関係のない画像であっても差し支えない。
矢印の表示により、作業者が対象ディスプレイ装置を視覚的に認識し易く、矢印の表示が移動式で行われれば、より見つけ易い。
一実施形態である部品装着システムを示す斜視図である。 上記部品装着システムを構成する複数の装着モジュールの一部を示す斜視図である。 上記装着モジュールの部品供給装置を構成するフィーダを示す側面図(一部断面)である。 上記部品供給装置の複数のフィーダを概略的に示す正面図である。 上記複数のフィーダの各報知ランプによる対象フィーダの報知および対象報知ランプへの注意喚起を説明する図である。 上記複数の装着モジュールの各ディスプレイ装置による対象モジュールの報知および対象ディスプレイ装置への注意喚起を説明する図である。 上記複数のフィーダの各報知ランプによる対象フィーダの報知および対象報知ランプへの注意喚起の別の態様を説明する図である。 上記複数のフィーダの各報知ランプによる対象フィーダの報知および対象報知ランプへの注意喚起のさらに別の態様を説明する図である。 部品装着システムを構成する複数の装着モジュールの各シグナルランプによる対象モジュールの報知および対象シグナルランプへの注意喚起を説明する図である。
以下、請求可能発明のいくつかの実施形態を、図を参照しつつ説明する。なお、請求可能発明は、下記実施形態の他、上記〔発明の態様〕の項に記載された態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変更を施した態様で実施することができる。
図1に、請求可能発明の一実施形態である部品装着システムの外観を示す。本部品装着システムは、複数、例えば、8台の装着モジュール10が、共通で一体のベース12上に、互いに隣接して1列に配列されて固定されることにより構成されている。8台の装着モジュール10はそれぞれ部品装着機であり、装置列を構成し、回路基板への電子回路部品の装着を分担し、並行して行う。
装着モジュール10については、例えば、特開2004−104075号公報に詳細に記載されており、本請求可能発明に関する部分以外の部分については簡単に説明する。
8台の装着モジュール10はそれぞれ、図2に示すように、モジュール本体18,基板搬送装置20,基板保持装置22,部品供給装置24,装着装置26,部品撮像システム28,ディスプレイ装置30,シグナルランプ32および制御装置34等を備えている。
基板搬送装置20は、図2に示すように、2つの基板コンベヤ36,38を備え、モジュール本体18を構成する基台部40の装着モジュール10の前後方向の中央部に設けられ、回路基板42を複数の装着モジュール10が並ぶ方向と平行な方向であって、水平な方向へ搬送する。基板コンベヤ36,38は、基板搬送幅が変更可能に構成されており、回路基板42の幅が小さい場合には、基板コンベヤ36,38を使用して電子回路部品の装着を行うことができ、大きい場合には基板コンベヤ36が使用される。基板保持装置22は2つの基板コンベヤ36,38の各々について設けられ、それぞれ、図示は省略するが、回路基板42を下方から支持する支持部材および回路基板42の搬送方向に平行な両側縁部をそれぞれクランプするクランプ部材を備え、回路基板42をその電子回路部品が装着される装着面が水平となる姿勢で保持する。基板搬送装置20による回路基板42の搬送方向をX軸方向、基板保持装置22に保持された回路基板42の装着面に平行な平面であって、水平面内においてX軸方向と直交する方向をY軸方向とする。
部品供給装置24は、図2に示すように、基台部40の基板搬送装置20に対してY軸方向の一方の側であって、装着モジュール10の正面側に設けられ、装着装置26に電子回路部品を供給する。装着装置26は、図2に示すように、作業ヘッドたる装着ヘッド50と、その装着ヘッド50を移動させるヘッド移動装置52とを備えている。ヘッド移動装置52は、図示は省略するが、X軸方向移動装置およびY軸方向移動装置を備え、装着ヘッド50を水平方向に移動させ、基板搬送装置20と部品供給装置24の部品供給部とに跨る移動領域である装着作業領域内の任意の位置へ移動させる。ヘッド移動装置52は、装着ヘッド50と基板保持装置22とを相対移動させる相対移動装置である。装着ヘッド50は、ヘッド本体に、軸線方向に移動可能であって昇降可能にかつ自転可能に設けられた少なくとも1つの保持具保持部たるノズルホルダ,ホルダ移動装置であるホルダ昇降装置およびホルダ回転装置を備え、ノズルホルダにより保持された部品保持具の一種である吸着ノズル54により電子回路部品を保持する。
本部品供給装置24は、図3に示すように、部品供給具たる部品フィーダの一種である複数のテープフィーダ(以下、フィーダと略称する)60と、それらテープフィーダ60を着脱可能に保持するフィーダ保持装置たるフィーダ保持台62とを含む。フィーダ保持台62には、複数のフィーダ保持部64(図3には1つ、図示されている)がX軸方向に適宜の間隔を隔てて、本フィーダ保持台62では等間隔であって、最も幅の狭いフィーダ60をできる限り多くの数、保持することができる間隔で設けられている。これらフィーダ保持部64はそれぞれ、横断面形状が逆T字形を成し、Y軸方向に延びる水平な溝66,1対の位置決め穴68,70およびコネクタ72を備えている。
複数のフィーダ60においてそれぞれ電子回路部品は、テープ化部品76とされて供給される。フィーダ60は、特開2004−47951号公報に記載のフィーダと同様に構成されており、簡単に説明する。本テープ化部品76において電子回路部品は、図3に示すように、キャリヤテープ78およびカバーテープ80によって保持されている。キャリヤテープ78の長手方向に並んで等間隔に形成された複数の収容凹部にそれぞれ、電子回路部品が収容されるとともに、キャリヤテープ78に重ねて貼り付けられたカバーテープ80により、収容凹部からの飛出しが防止されているのである。
フィーダ60の本体であるフィーダ本体90は、図3に示すように、幅の狭い長手形状の板状を成し、送り装置92,カバーテープ剥離装置94,部品保持装置96,係合装置98およびフィーダ制御コンピュータ100が設けられている。本フィーダ60においてテープ化部品76は、テープ化部品保持部材たるリール104に巻き付けられて保持されており、部品保持装置96はリール104をフィーダ60の幅方向に平行な軸線まわりに回転可能に支持するリール保持部材106を備え、フィーダ本体90の後端部に設けられている。フィーダ60の長手方向が前後方向であり、フィーダ60がフィーダ保持台62に取り付けられてモジュール本体18に取り付けられた状態では、長手方向がY軸方向に平行となり、幅方向がX軸方向に平行となる。また、フィーダ60については、基板搬送装置20側を前側とし、装着モジュール10の正面側を後側とする。
本リール保持部材106はフィーダ本体90に、フィーダ60の長手方向と幅方向とに直角な方向(フィーダ60がフィーダ保持台62に保持されてモジュール本体18に取り付けられた状態では鉛直方向)に移動可能に設けられ、伸縮可能なガイドレール108に案内されつつ移動させられ、図3に隣接する2つのフィーダ60について示すように、リール104をフィーダ本体90とほぼ同じ高さに位置する状態で回転可能に支持する第1位置と、第1位置に位置するリール保持部材106より下方においてリール104を回転可能に支持する第2位置とに選択的に移動させられる。複数のフィーダ60がフィーダ保持台62に保持された状態では、隣接するフィーダ60のリール104が上下方向に互い違いに位置させられ、フィーダ60がリール104の幅より狭い間隔でフィーダ保持台62に取り付けられる。そのため、隣接するフィーダの各リールがリール保持部材により同じ高さの位置に位置する状態で保持される場合に比較して、多くのフィーダ60をフィーダ保持台62に保持させることができる。
リール104から引き出されたテープ化部品76は、図3に示すように、案内装置110により案内されつつ、送り装置92により長手方向に送られる。本送り装置92は電動回転モータの一種であるエンコーダ付きのサーボモータ114を駆動源とし、電子回路部品が順次、フィーダ60の前端部に設定された部品供給部へ送られる。カバーテープ剥離装置94は、送り装置92と駆動源を共用し、カバーテープ80はテープ化部品76の送りと同期して送られつつ、部品供給部の上流側においてキャリヤテープ78から剥がされ、装着ヘッド50の吸着ノズル54により収容凹部からの電子回路部品の取出しが行われるようにされる。
前記係合装置98は、図3に示すように、係合部材118と係合部材操作装置120とを含み、フィーダ60をフィーダ保持台62に係合させる。フィーダ本体90にはまた、その前面に位置決め突起130,132およびコネクタ134が突設され、フィーダ本体90の底面には、横断面形状が逆T字形を成すレール136が長手方向に平行に形成されている。
複数のフィーダ60はそれぞれ、各レール136がフィーダ保持台62の溝66に嵌合され、位置決め突起130,132が位置決め穴68,70に嵌合されて位置決めされるとともに、コネクタ134がフィーダ保持台62のコネクタ72に接続されて電力の供給等が行われる。また、係合部材118のフィーダ保持台62への係合により、フィーダ60がフィーダ保持台62に係合させられる。本部品供給装置24では、フィーダ60はフィーダ保持台62に24台、着脱可能に取り付けられ、これらフィーダ60はX軸方向に平行な方向に一列に並び、装置列を構成している。
フィーダ本体90にはさらに、図3に示すように、その後部の上端部に取手140が設けられるとともに、取手140より前側の部分に報知ランプ150が設けられている。報知ランプ150は、フィーダ本体90の一部が曲げ起こされて設けられた取付部152上に取り付けられ、フィーダ60の上端より上方に突出する状態で設けられている。本報知ランプ150は、図4に示すように、後端面側に正円形の点灯部154を備え、点灯状態と消灯状態とを取り得るとともに、互いに異なる2種類の色、例えば、緑色と赤色とで点灯し得るものとされ、点灯状態では緑色と赤色との一方で点灯させられるものとされており、24台のフィーダ60がフィーダ保持台62に取り付けられた状態において、各報知ランプ150は、図4に概略的に示すように、同じ高さの位置に位置し、X軸方向に1列に並び、作業者は装着モジュール10の正面側から点灯部154を見ることができる。24台のフィーダ60においてそれぞれ、前記サーボモータ114の作動および報知ランプ150の点灯,消灯は、フィーダ制御コンピュータ100により制御される。報知ランプの点灯部の形状は、矩形,矩形以外の多角形,楕円形等、種々の形状が採用可能である。また、報知ランプは全体が点灯させられ、報知ランプのまわりのいずれの方向からも点灯,消灯状態がわかるものとされてもよい。
前記ディスプレイ装置30およびシグナルランプ32は、図2に示すように、モジュール本体18に設けられている。モジュール本体18は、前記基台部40の前後両端部にそれぞれ設けられたコラム部160および1対のコラム部160にわたって設けられたビーム部162を備え、ビーム部162を覆うカバー164上にディスプレイ装置30およびシグナルランプ32が設けられている。ディスプレイ装置30は、光により画像をカラーで表示する表示画面166を備え、通常は装着モジュール10の作動状況、例えば、回路基板42への電子回路部品の装着作業の進行具合が表示される。
また、シグナルランプ32は、図2に示すように、複数の点灯部170,172,174を備え、それぞれ異なる色、例えば、緑色,赤色および黄色で点灯し得るものとされている。これら点灯部170,172,174は、装着モジュール10の正面側からも背面側からも点灯,消灯状態が見えるものとされ、シグナルランプ32をいずれの色で点灯させるかは予め設定されており、例えば、装着モジュール10に異常が発生し、異常の解消に作業者による修復,点検等が必要な場合に点灯部172が点滅させられ、異常の発生が赤色で報知される。回路基板42への電子回路部品の装着が正常に行われている状態では点灯部170が点灯させられ、装着モジュール10が正常状態にあることが緑色で報知され、基板搬送方向において上流側の装着モジュール10からの回路基板42の搬入を待っている状態では点灯部174が点灯させられ、基板搬入待ちであることが黄色で報知される。ディスプレイ装置30は、カバー164の装着モジュール10の正面側の部分であって、カバー164の上面よりやや低い部分に設けられ、シグナルランプ32はカバー164の装着モジュール10の後部側の部分の上面上に設けられてディスプレイ装置30より高い位置に位置し、ディスプレイ装置30に隠れることはなく、作業者はディスプレイ装置30およびシグナルランプ32を装着モジュール10の正面側から同時に見ることができる。
前記制御装置34は、図2に示すように、装着制御コンピュータ180を主体として構成され、基板搬送装置20等を制御する。装着制御コンピュータ180には、入力装置182が接続され、作業者によって指示,データ等の入力が行われるようにされている。入力装置182は、例えば、ディスプレイ装置30の表示画面166に作業者が触れて指令等を入力する装置とされる。あるいは、入力装置はキーボードを備えたものとされてもよい。装着制御コンピュータ180にはまた、駆動回路(図示省略)を介してブザー184が接続され、ブザー184の鳴動により作業者に異常の発生等が報知される。ブザー184は、音により作業者に対して報知を行う音式報知装置である。
さらに、装着制御コンピュータ180には、部品供給装置24を構成する24台のフィーダ60の各フィーダ制御コンピュータ100が接続されている。また、部品装着システムを構成する8台の装着モジュール10の各装着制御コンピュータ180は通信ケーブル(図示省略)を介して互いに接続されるとともに、それぞれ、システム全体を統括するホストコンピュータ200に通信ケーブル(図示省略)を介して接続されている。
以上のように構成された部品装着システムの8台の装着モジュール10においてはそれぞれ、装着ヘッド50が移動させられ、吸着ノズル54によりフィーダ60の部品供給部から電子回路部品を取り出し、基板保持装置22へ移動させられて回路基板42に装着する。フィーダ60においては、電子回路部品が取り出される毎にテープ化部品76が送り装置92によって送られるとともに、キャリヤテープ78からカバーテープ80が剥がされ、キャリヤテープ78の収容凹部に収容された電子回路部品が順次、収容凹部からの取出しが可能な状態で部品供給部に位置決めされる。
各装着モジュール10では、フィーダ60においてテープ化部品76の電子回路部品の数が少なくなり、テープ化部品76が終わりに近づけば、作業者によりスプライシングが行われ、電子回路部品が補給される。スプライシングは、リール104をリール保持部材106から外すとともに、現に電子回路部品を供給しているテープ化部品76をリール104から外し、次に電子回路部品を供給するテープ化部品76が巻き付けられたリール104をリール保持部材106に保持させるとともに、テープ化部品76の先端部をリール104から引き出し、現に電子回路部品を供給しているテープ化部品76の終端部に接続部材によって接続することにより行われる。
そのため、装着制御コンピュータ180では、フィーダ保持台62に保持された全部のフィーダ60の各々について部品残数管理が行われ、残数が設定数以下になれば、ブザー184が鳴動させられ、スプライシングを行い得る時期が到来し、部品補給時期が到来したフィーダ60が生じたことが作業者に報知されるとともに、報知ランプ150により、その部品補給時期到来フィーダ60の作業者に対する報知およびその報知への作業者の注意喚起が行われる。また、8台の装着モジュール10の各ディスプレイ装置30により、部品補給時期到来フィーダ60が生じた装着モジュール10の作業者に対する報知およびその報知への作業者の注意喚起が行われる。
部品残数管理は、例えば、特開平12−13092号公報に記載されているように、フィーダ60による電子回路部品の供給数をカウンタによりカウントし、テープ化部品76の当初部品収容数から電子回路部品の供給数を引いて残数を取得することにより行われる。当初部品収容数は、テープ化部品76が巻き付けられたリール104がフィーダ60にセットされる際にテープ化部品76が保持している電子回路部品の数であり、例えば、リール104に設けられたバーコードの読取りによって得られる情報から取得される。当初部品収容数は、作業者により入力装置182を用いて入力されてもよい。カウンタのカウント値は、フィーダ60のフィーダ保持台62への取付け時およびスプライシングによる電子回路部品の補給に伴って初期値にリセットされ、テープ化部品76に収容された複数の電子回路部品のうち、先頭の電子回路部品が部品供給部において吸着ノズル54によって取り出される際に、供給数が1からカウントされるようにされる。
また、部品残数が、テープ化部品76のスプライシングを行い得る時期が到来したことを表す数になったことを判定するための設定数は、ブザー184の鳴動による報知から、テープ化部品76のスプライシング作業が困難になるまでの間に、報知に基づいて作業者が装着モジュール10へ来て、スプライシング作業を完了することができる時間が得られる数以上に設定される。テープ化部品76の残量が少な過ぎれば、前述のスプライシング作業を作業者が行うことが困難になり、フィーダ60に部品切れが生じた場合と同様の作業を行うことが必要になるからである。なお、スプライシング作業は、現に電子回路部品の供給を行っているテープ化部品76に相当数の電子回路部品が残っている状態においても行うことが可能であり、かつ、それら残っている電子回路部品が無駄になるわけではないので、設定数は、上記「報知に基づいて作業者が装着モジュール10へ来て、スプライシング作業を完了することができる時間が得られる数」より充分に大きい数に設定されることが望ましい。
スプライシングが行われず、部品切れが生じた場合には、例えば、フィーダ60を交換したり、フィーダ60をフィーダ保持台62から外してリール104を交換することによる部品補給作業が必要になる。部品補給時期到来フィーダ60は、このような作業者による部品補給作業が必要になる時期が設定時間以内である作業時期接近装置であり、設定時間内にスプライシングが行なわれなければ、電子回路部品がなくなったフィーダ60は勿論、テープ化部品76にまだ電子回路部品が残っているフィーダ60も、部品切れ時の部品補給作業が必要な要作業装置たる要部品補給作業フィーダ60となる。作業時期接近装置であっても、要作業装置であっても、作業者の作業対象装置であり、本システムでは、部品補給時期到来フィーダ60が生じても要部品補給作業フィーダ60が生じても、報知および注意喚起は同様に行われる。
24台のフィーダ60の各報知ランプ150は、フィーダ60により正常に電子回路部品が供給されている状態では、連続して緑色に点灯させられているが、部品残数が設定数以下になったフィーダ60があれば、その旨が装着制御コンピュータ180から、部品補給時期到来フィーダ60のフィーダ制御コンピュータ100へ指示され、そのフィーダ60の報知ランプ150が連続的に赤色に点灯させられ、部品補給時期到来フィーダ60であることが作業者に報知される。部品補給時期到来フィーダ60が対象装置であり、その報知ランプ150が対象報知部たる対象報知ランプ150を構成し、赤色が対象色である。
また、部品補給時期到来フィーダ60以外のフィーダ60であって、作業時期未到来装置たる部品補給時期未到来フィーダ60が非対象装置であり、それらの報知ランプ150が非対象報知部たる非対象報知ランプ150を構成し、本システムでは、複数の非対象報知ランプ150の一部が点滅させられて、対象報知ランプ150への作業者の注意喚起が行われる。注意喚起に使用される非対象報知ランプ150を注意喚起ランプ150と称する。報知ランプ150は常には緑色に点灯させられており、注意喚起ランプ150の点灯色は緑色であり、緑色が非対象色である。
本装着モジュール10では、部品補給時期到来フィーダ60に続いて並ぶ複数、例えば、12台の部品補給時期未到来フィーダ60の各非対象報知ランプ150が注意喚起ランプ150として作動させられる。部品補給時期到来フィーダ60がフィーダ列の両端のいずれか一方に位置するのであれば、その端とは反対側に並ぶ12台の部品補給時期未到来フィーダ60の非対象報知ランプ150が注意喚起ランプ150として作動させられる。また、部品補給時期到来フィーダ60が端には位置せず、その両側にそれぞれ部品補給時期未到来フィーダ60がある場合には、各側の数の和が12台になる部品補給時期未到来フィーダ60の非対象報知ランプ150が注意喚起ランプ150として作動させられる。部品補給時期到来フィーダ60の両側にそれぞれ、総注意喚起ランプ150数の半数、ここでは6台以上の部品補給時期未到来フィーダ60があれば、各側において6台ずつの部品補給時期未到来フィーダ60の各非対象報知ランプ150が注意喚起ランプ150として作動させられる。
注意喚起ランプ150を含む非対象報知ランプ150は、連続して緑色に点灯させられており、注意喚起は複数の注意喚起ランプ150を交替で点滅させ、対象報知ランプ150から離れた注意喚起ランプ150から、対象報知ランプ150に近い注意喚起ランプ150への順で1つずつ、順次、設定時間消灯させ、設定時間の経過後、点灯させることにより行われる。
図5に示す例では、部品補給時期到来フィーダ60がフィーダ列の一方の端から6番目に位置し、そのフィーダ60の一方の側の5台の部品補給時期未到来フィーダ60および他方の側の7台の部品補給時期未到来フィーダ60の各非対象報知ランプ150が注意喚起ランプ150として作動させられる。この場合、両側の注意喚起ランプ150の数が不一致であるため、数が少ない側の注意喚起ランプ150は、消灯させられる注意喚起ランプ150から対象報知ランプ150までの注意喚起ランプ150の数が対象報知ランプ150の両側において同じになるまでの間、図5(a),(b)に示すように、両側の注意喚起ランプ150の数の差に等しい数の注意喚起ランプ150が、対象報知ランプ150から離れた注意喚起ランプ150から対象報知ランプ150に近い注意喚起ランプ150への順で消灯,点灯を繰返し行わされる。
そして、対象報知ランプ150の両側において、消灯させられる注意喚起ランプ150から対象報知ランプ150までの注意喚起ランプ150の数が同じになれば、図5(c)〜図(g)に示すように、対象報知ランプ150の両側において、対象報知ランプ150から最も離れた注意喚起ランプ150から対象報知ランプ150に向かって1つずつ、順に消灯させられては点灯させられ、最後に、図5(g),(h)に示すように、対象報知ランプ150の両側に隣接する注意喚起ランプ150が同時に消灯後、点灯させられる。そして、図5(a)〜図5(h)に示す注意喚起ランプ150の点滅が繰返し行われる。
注意喚起ランプ150の消灯時間は極く短く、例えば、1秒以下であり、対象報知ランプ150から離れた非対象報知ランプ150から対象報知ランプ150に近い注意喚起ランプ150への順に消灯,点灯が繰り返して行われることにより、点灯状態となる注意喚起ランプ150が徐々に対象報知ランプ150に接近することを繰り返すかのように見え、作業者に注意が喚起されるとともに、対象報知ランプ150へ視覚的に誘導され、対象報知ランプ150が注意喚起ランプ150とは異なる色に点灯させられることと相俟って、作業者は部品補給時期到来フィーダ60を特定し易く、容易にかつ迅速に見つけることができる。
また、部品補給時期到来フィーダ60が生じた装着モジュール10では、図6に例示するように、ディスプレイ装置30の表示画面166の表示が通常の表示に替えて、全体が赤色で表示される。この装着モジュール10が作業時期到来モジュール10であって対象装置であり、そのディスプレイ装置30が対象ディスプレイ装置30であり、全面赤色の表示が要作業表示である。なお、この際、必要な作業の内容を併せて対象ディスプレイ装置30に表示するようにしてもよい。また、部品補給時期到来フィーダ60が生じていない装着モジュール10は、作業時期未到来モジュール10であって非対象装置であり、そのディスプレイ装置30は非対象ディスプレイ装置30であり、全部の非対象ディスプレイ装置30が注意喚起ディスプレイ装置30とされて注意喚起表示が行われ、作業者の対象ディスプレイ装置30への注意が喚起される。
本部品装着システムでは、注意喚起表示は、表示画面166に、通常表示に替えて作業時期到来モジュール10を指し示す向きの矢印を設定時間表示させるとともに、矢印の表示が、対象ディスプレイ装置30から離れた注意喚起ディスプレイ装置30から対象ディスプレイ装置30に近い注意喚起ディスプレイ装置30への順で交替に行われることにより、行われる。図6に示す例では、8台の装着モジュール10が並ぶ方向において対象ディスプレイ装置30の両側の注意喚起ディスプレイ装置30の数は異なり、図6(a)〜(c)に示すように、前述の注意喚起ランプ150の点滅と同様に、数が少ない側の注意喚起ディスプレイ装置30の表示は、数が多い側の注意喚起ディスプレイ装置30の表示に合わせて行われる。
作業時期到来モジュール10の両側において、図6(d)に示すように、表示画面166に矢印が表示される注意喚起ディスプレイ装置30から対象ディスプレイ装置30までの数が同じになれば、いずれの側においても対象ディスプレイ装置30から離れた注意喚起ディスプレイ装置30から対象ディスプレイ装置30に近い注意喚起ディスプレイ装置30への順で表示画面166に矢印が表示され、最後は、図6(e),(f)に示すように、対象ディスプレイ装置30の両側の注意喚起ディスプレイ装置30の表示画面166に矢印が表示されて対象ディスプレイ装置30を両側から指し示した後、通常表示に戻される。矢印は緑色で表示され、その背景は黒色とされて矢印が目立つようにされる。このような7つの注意喚起ディスプレイ装置30の各表示画面166への矢印の表示は、ホストコンピュータ200により制御される。装着モジュール10では、作業時期到来フィーダ60が生ずれば、その旨がホストコンピュータ200に送信され、ホストコンピュータ200は全部の作業時期未到来モジュール10の各装着制御コンピュータ180に、ディスプレイ装置30の表示の通常表示から矢印表示への変更を、矢印が順に表示されるタイミングで指示する。
図6(a)〜(f)に示す注意喚起ディスプレイ装置30への矢印の表示は繰返し行われ、対象ディスプレイ装置30を示す緑色の矢印が、徐々に要作業モジュール10への接近を繰り返すかのように見え、作業者に注意が喚起されるとともに、作業者は対象ディスプレイ装置30へ誘導され、迅速かつ容易に作業時期到来モジュール10を見つけることができる。そして、作業者が作業時期到来モジュール10に相対する状態では、前述のように、複数のフィーダ60の各報知ランプ150を見て、その色および点滅状態から部品補給時期到来フィーダ60を識別し、スプライシング作業を行うことができる。
電子回路部品が補給されるまで、報知ランプ150およびディスプレイ装置30による報知および注意喚起が行われる。スプライシング作業が行われることなく、設定時間が経過しても上記報知および注意喚起が続けて行われるのであり、電子回路部品が補給され、部品残数が設定数より多くなれば、報知および注意喚起が終了され、全部の報知ランプ150が連続して緑色に点灯させられる。また、全部のディスプレイ装置30が通常表示状態とされる。作業者による電子回路部品の補給完了情報の入力により、報知および注意喚起が終了させられてもよい。例えば、作業者は入力装置182を用いて装着制御コンピュータ180に補給完了を入力し、あるいはホストコンピュータ200に入力装置を接続して補給完了を入力する。
上記のような対象報知ランプ150の点灯による報知および注意喚起ランプ150の点滅による注意喚起は、フィーダ60に部品補給時期が到来した場合および部品切れが発生した場合に限らず、例えば、フィーダ60に異常が発生した場合にも行われる。例えば、吸着ノズル54による電子回路部品の吸着ミス、例えば、フィーダ60に対して吸着ノズル54が電子回路部品取出し動作を行ったにもかかわらず、電子回路部品を受け取ることができない事態が同じフィーダ60において連続して設定回数、発生した場合、フィーダ60に異常が発生したとされる。この異常発生フィーダ60は要作業装置であり、部品補給時期の到来時と同様に、ブザー184の鳴動および対象報知ランプ150の赤色での点灯により作業者に報知され、12個の注意喚起ランプ150の緑色での移動式の点滅によって注意が喚起される。ディスプレイ装置30によっても同様に報知および注意喚起が行われる。これら報知および注意喚起に従って作業者は異常発生フィーダ60を見つけ、異常原因を調べ、異常が解消されるように点検,修理等を行う。異常を解消するための作業はメンテナンスの一種であると考えることもでき、報知ランプ150による異常発生フィーダ60の報知は、異常報知であるとも要メンテナンスの報知であるとも考えることができ、その報知に対する注意喚起は、異常報知に対する注意喚起であるとも要メンテナンス報知に対する注意喚起とも考えることができる。
また、対象報知ランプ150による対象フィーダ60の報知および対象報知ランプ150への作業者の注意喚起は、指定された特定のフィーダ60についても行われる。例えば、作業者が所定の種類の電子回路部品を供給するフィーダ60を装着モジュール10において探す場合に、その電子回路部品の種類を入力装置182を用いて入力する。装着制御コンピュータ180には、回路基板42への電子回路部品の装着のために、電子回路部品の種類と、電子回路部品を供給するフィーダ60のフィーダ保持台62における保持位置とが対応付けられた部品供給位置データが記憶させられており、それにより、入力された種類の電子回路部品を保持するフィーダ60の保持位置がわかり、その保持位置に保持されたフィーダ60の報知ランプ150が対象報知ランプ150とされて赤色に点灯させられ、12個の注意喚起ランプ150が緑色で移動式に点滅させられる。
また、フィーダそのものの指定に基づいても、報知および注意喚起が行われる。装着制御コンピュータ180には、例えば、フィーダ60および電子回路部品の管理を行うために、フィーダ60の識別コードとフィーダ60の保持位置とを対応付けるデータが記憶させられている。フィーダ60をフィーダ保持部64に保持させる際に、そのフィーダ保持部64のフィーダ保持台62における位置が作業者により入力装置182を用いて装着制御コンピュータ180に入力されるとともに、フィーダ60に設けられた情報記録部たるバーコードが作業者によりバーコードリーダを用いて読み取られて装着制御コンピュータ180に入力され、バーコードに記録されている識別コードと保持位置とが対応付けられてフィーダ保持位置データが作成される。そのため、いずれの保持位置に保持されているかを知りたいフィーダ60があれば、作業者は、そのフィーダ60の識別コードを入力装置182を用いて装着制御コンピュータ180に入力すれば、フィーダ保持位置データにより、入力された識別コードを有するフィーダ60の保持位置が得られ、その保持位置に保持されたフィーダ60の報知ランプ150が対象報知ランプ150とされて赤色に点灯させられて作業者に教示される。また、12個の注意喚起ランプ150が緑色で順次、点滅させられる。電子回路部品の種類の指定あるいはフィーダ60の指定に基づいて報知されるフィーダ60は、対象装置たる被指定装置ないし被検索装置であり、電子回路部品の種類が入力される場合、フィーダ60の検索は電子回路部品の検索でもある。被指定フィーダ60の報知および注意喚起は、例えば、作業者による終了指示の入力に基づいて終了させられる。
複数のフィーダ60において対象フィーダ60が同時に2つ以上発生した場合には、それら対象フィーダ60の各報知ランプ150を対象報知ランプ150として報知が行われるとともに、各対象フィーダ60の両側の非対象フィーダ60の各報知ランプ150を注意喚起ランプ150として、対象報知ランプ150が1つ発生した場合と同様に移動式の点滅により対象報知ランプ150への作業者の注意が喚起される。2つの対象報知ランプ150の間に、設定数(本システムでは12)以上の注意喚起ランプ150がない場合には、半分ずつの注意喚起ランプ150が、近い側の対象報知ランプ150に対する注意喚起ランプ150として点滅させられる。
ディスプレイ装置30による対象モジュール10の報知および注意喚起は、装着モジュール10を構成するフィーダ60以外の装置に異常が発生した場合にも行われる。例えば、基板搬送装置20による回路基板42の基板保持装置22からの搬出動作が指令されたにもかかわらず、回路基板42の搬出が基板搬出センサにより検出されない場合には基板搬送装置20に何らかの異常が発生したとされ、電子回路部品を保持した吸着ノズル54が回路基板42への電子回路部品の装着動作を行ったにもかかわらず、回路基板42に電子回路部品が装着されない場合には、装着装置26に何らかの異常が発生したとされる。この装着異常は、例えば、回路基板42に設けられた基準マークを撮像する基準マーク撮像装置によって回路基板42の部品装着箇所を撮像し、電子回路部品が載置されているか否かの判定を行うことにより検出される。異常発生時には、ブザー184が鳴動させられて異常の発生が作業者に報知されるとともに、ディスプレイ装置30の表示が赤色とされる。また、異常が発生していない装着モジュール10のディスプレイ装置30により、注意喚起表示が行われる。異常が発生した装着モジュール10は要作業装置であり、報知および注意喚起により、異常が生じた装置を有する装着モジュール10が作業者に容易にかつ迅速にわかり、異常を解消するための作業を行うことができる。異常発生モジュール10の報知および注意喚起は、例えば、異常解消作業の着手時あるいは作業終了時に作業者による終了指示の入力に基づいて終了させられる。
以上の説明から明らかなように、本部品装着システムにおいては、装着制御コンピュータ180の対象報知ランプ150を連続的に赤色に点灯させる部分が対象装置報知部制御部たる対象報知ランプ点灯部を構成し、注意喚起ランプ150を緑色で点灯させるとともに、順番に消灯させる部分が注意喚起制御部たる被対象報知ランプ点滅部としての移動式点滅制御部を構成し、対象ディスプレイ装置30の表示画面166を赤色で表示する部分が対象装置報知部制御部たる対象ディスプレイ装置表示制御部を構成し、ホストコンピュータ200および装着制御コンピュータ180の複数の注意喚起ディスプレイ装置30に矢印を順に緑色で点灯させる部分が注意喚起制御部たる非対象ディスプレイ装置表示制御部たる移動式矢印表示制御部を構成している。
また、装着制御コンピュータ180のフィーダ60における電子回路部品の残数管理を行う部分が、作業時期到来装置検出部の一種である部品補給時期到来検出部および部品切れ検出部を構成し、フィーダ60の異常を検出する部分がフィーダ異常検出部を構成し、フィーダ60以外の装置の異常を検出する部分が装置異常検出部を構成している。これら部品切れ検出部,フィーダ異常検出部および装置異常検出部は要作業装置検出部であり、作業時期到来装置検出部と共に対象装置検出部を構成している。
さらに、入力装置182が入力部を構成し、装着制御コンピュータ180の、入力装置182からの入力に基づいて対象フィーダ60の報知ランプ150を赤色に点灯させる部分が入力対応対象装置報知部制御部を構成し、注意喚起ランプ150を緑色で点滅させる部分が入力対応注意喚起制御部を構成している。
なお、特定のフィーダ60を対象フィーダとする報知および注意喚起は、装着モジュール10の入力装置182を用いた作業者による入力に限らず、ホストコンピュータ200からの指示に基づいて行われてもよく、その場合、装着制御コンピュータ180のホストコンピュータ200からの指示が入力される部分が入力部を構成する。ホストコンピュータ200に入力装置を接続し、ホストコンピュータ200へフィーダ60の識別コードが入力され、全部の装着モジュール10の各フィーダ60を対象として、入力されたフィーダ60が検索され、報知および注意喚起が行われるようにしてもよい。この場合、ホストコンピュータ200に接続された入力装置を入力部と考えることもでき、装着制御コンピュータ180の、検索結果に基づくホストコンピュータ200からの対象フィーダ60の報知ランプ150の点灯指示および注意喚起指示が入力される部分が入力部を構成すると考えることもできる。
また、対象報知ランプによる対象フィーダの報知および注意喚起ランプによる注意喚起は、フィーダの部品補給時期の到来および部品切れの発生と、フィーダ異常の発生と、電子回路部品の検索と、フィーダ60の指定との全部の場合に限らず、少なくとも1つの場合に行われてもよく、ディスプレイ装置による対象装置の報知および注意喚起は、フィーダの部品補給時期の到来および部品切れの発生と、フィーダ異常の発生と、装着モジュールを構成する装置の異常発生との全部の場合に限らず、少なくとも1つの場合に行われてもよい。
注意喚起ランプの移動式点滅は、図7に示すように、注意喚起ランプ150を通常、連続的に点灯させ、隣接する2つの注意喚起ランプ150を同時に消灯,点灯させるとともに、消灯,点灯させる注意喚起ランプ150を、対象報知ランプ150から離れた注意喚起ランプ150から対象報知ランプ150に近い注意喚起ランプ150への順で1つずつずらすこととを繰返すことにより行うようにしてもよい。隣接する3つ以上の報知ランプについて同時に消灯,点灯させるようにしてもよい。
また、注意喚起ランプ150の移動式点滅は、図8に示すように、注意喚起ランプ150については消灯を通常状態とし、対象報知ランプ150から離れた注意喚起ランプ150から対象報知ランプ150に近い注意喚起ランプ150への順で設定時間ずつ点灯させ、設定時間の経過後、消灯させることを繰り返すことにより行ってもよい。
隣接する複数の注意喚起ランプを同時に点灯,消灯させる場合にも、注意喚起ランプについては消灯を通常状態とし、複数の注意喚起ランプを設定時間、点灯させては消灯し、点灯,消灯させる複数の注意喚起ランプを対象報知ランプに近づく向きに1つずつずらしてもよい。
さらに、装着モジュール10に設けられたシグナルランプ32を報知ランプとして使用してもよい。その例を図9に基づいて説明する。
シグナルランプ32は、前述のように、それぞれ異なる色で点灯させられる3つの点灯部170,172,174を有し、点灯部毎に点灯理由が設定されているが、その点灯に替えて報知および注意喚起が行われ、例えば、シグナルランプ32を対象報知ランプとして使用する際に赤色点灯部172を連続的に点灯させ、注意喚起ランプとして使用する際には緑色点灯部170を点滅させる。例えば、部品補給時期到来フィーダ60が生じた装着モジュール10については、その装着モジュール10に設けられたシグナルランプ32を対象報知ランプとして赤色点灯部172を点灯させ、その他の装着モジュール10については、それぞれに設けられたシグナルランプ32を注意喚起ランプとして緑色点灯部170を点滅させる。注意喚起は、図9に示すように、全部の注意喚起シグナルランプ32の各緑色点灯部170を点灯させ、対象報知シグナルランプ32から遠い注意喚起シグナルランプ32から対象報知シグナルランプ32に近い注意喚起シグナルランプ32への順に1つずつ、設定時間ずつ消灯させては点灯させることを繰り返すことにより行われる。
これら報知および注意喚起は、専用の報知ランプを装着モジュール10に設けて行ってもよい。
また、シグナルランプ32の使用による報知および注意喚起は、ディスプレイ装置30の使用による報知および注意喚起と共に行われてもよく、それに替えて行われてもよい。
なお、ディスプレイ装置による注意喚起は、全部の注意喚起ディスプレイ装置に注意喚起表示を表示させるとともに、その注意喚起表示が、対象報知ディスプレイ装置から離れた注意喚起ディスプレイ装置から対象報知ディスプレイ装置に近い注意喚起ディスプレイ装置への順で、設定時間ずつ消され、何も表示されない状態あるいは通常表示状態とされることにより行われてもよく、あるいは、全部の注意喚起ディスプレイ装置が通常表示あるいは無表示とされている状態において、対象報知ディスプレイ装置から離れた注意喚起ディスプレイ装置から、対象報知ディスプレイ装置に近い注意喚起ディスプレイ装置への順で、対象報知ディスプレイ装置を指し示す矢印を表示させるとともに、全部の注意喚起ディスプレイ装置に矢印が表示されるまで、表示されたままの状態とし、全部の注意喚起ディスプレイ装置に矢印が表示された後、全部の矢印表示が一斉に消されることが繰返し行われることにより、注意喚起が行われるようにしてもよい。
また、注意喚起ディスプレイ装置の表示が、注意喚起表示状態と注意喚起非表示状態とに設定時間毎に切り換えられることにより、注意喚起が行われるようにしてもよく、注意喚起表示が表示されたままとされてもよい。
また、報知ランプは1色のみで点灯させられるものとされてもよい。この場合、例えば、装置列を構成する装置のうち、対象装置の対象報知ランプは連続的に点灯させ、非対象装置の非対象報知ランプは点滅させ、注意喚起ランプとして機能させてもよく、対象報知ランプを点滅させ、注意喚起ランプを点灯させてもよい。注意喚起ランプの点滅は、注意喚起ランプが複数あれば、移動式に行われてもよく、移動させることなく一斉に行われてもよい。
対象装置についてメンテナンスが必要であることの報知は、対回路基板作業システムの作業中に定期的に行われてもよい。例えば、回路基板に電子回路部品を装着するための構成をそれぞれ異にし、装置列を構成する3台以上の部品装着機を含む電子回路部品装着システムにおいて、装着作業中に作業者による定期的な見回りが義務付けられている場合、複数台の部品装着機のうち、一連の回路基板への電子回路部品の装着開始あるいは前回の見回りから設定時間が経過したものについて、例えば、前記装着モジュール10と同様に、ディスプレイ装置の表示を利用して、見回り時期の到来が報知され、見回り時期に達していない装着機のディスプレイ装置の表示を利用して注意喚起が行われるようにする。作業者は部品装着機を目視により点検し、必要であればメンテナンス作業を行う。例えば、電子回路部品が、吸着ノズルによる保持姿勢が修正不可能なほどずれている等の理由により、回路基板に装着されず、収容箱に収容される場合、作業者は収容箱が満杯あるいは満杯に近い状態になっているかを点検し、必要であれば空の収容箱と交換したり、部品装着機の内部に電子回路部品や異物が落ちていれば取り除いたり、テープフィーダにより電子回路部品が供給されるのであれば、キャリヤテープから剥がされたカバーテープを収容する収容器の収容状態を点検し、必要であれば空の収容器と交換したり、カバーテープを収容器から出す等の作業を行うのである。作業終了後、部品装着機において計時がリセットされ、メンテナンス後の経過時間の計時が開始される。部品装着機の構成等により、複数台の部品装着機の各々についてメンテナンスに要する時間は異なり、メンテナンスを必要とする時期はずれ、メンテナンス時期が到来していない部品装着機のディスプレイ装置によって注意喚起を行うことができる。
報知部に作業者に対する報知を行わせる事態に応じて、報知と注意喚起との少なくとも一方についてその態様を異ならせるようにしてもよい。
例えば、作業時期接近装置が生じた場合と要作業装置が生じた場合とを区別して注意喚起が行われてもよく、報知が行われてもよく、前記装着モジュール10において、部品補給時期到来フィーダ60が生じた場合と、スプライシング作業が行われず、要部品補給作業フィーダ60が生じた場合とで注意喚起が異なる態様で行われ、スプライシングを行い得る時期が到来したのか、その時期が過ぎてしまったのかを作業者が区別し得るようにしてもよい。例えば、部品補給時期到来フィーダ60が発生した状態では、前述のように、注意喚起ランプ150を緑色で移動式に点滅させ、部品補給時期到来フィーダ60が要部品補給作業フィーダ60となった後は、要部品補給作業フィーダ60となる前より消灯時間を短くし、点滅の移動速度を速くして、要部品補給作業フィーダ60が生じたことが作業者にわかるようにする。要部品補給作業フィーダ60が生じたことは、例えば、フィーダ60において部品残数が、部品補給時期到来フィーダ60を検出するための設定数以下になった時点から、電子回路部品の補給が行われることなく、設定時間が経過したこと、あるいは部品残数が作業者がスプライシング作業を行うことが困難な数になり、それを検出するための設定数(部品補給時期到来フィーダ60を検出するための設定数より小さい)以下になったこと、あるいは部品残数が0になったことにより検出される。装着制御コンピュータのこの検出を行う部分により要作業装置検出部が構成され、部品残数が、部品補給時期到来フィーダ60を検出するための設定数以下になったことを検出する部分により作業時期接近装置検出部が構成される。あるいは、部品補給時期到来フィーダ60が要部品補給作業フィーダ60になった後は、点滅させる注意喚起ランプ150の数を変え、図7に示すように、同時に複数の注意喚起ランプ150を消灯させるようにしてもよく、部品補給時期到来フィーダ60が要部品補給作業フィーダ60になった後は、注意喚起ランプ150の点灯色を変え、赤色で移動式に点滅させるようにしてもよい。全部の注意喚起ランプ150を一斉に赤色で点滅させてもよい。
また、報知ランプを3種類の色で点灯し得るものとし、そのうちの1色を対象報知ランプの点灯色とし、別の1色を、部品補給時期到来フィーダが生じた場合の注意喚起ランプの点灯色とし、さらに別の1色を、要部品補給作業フィーダが生じた場合の注意喚起ランプの点灯色とし、色によって部品補給の緊急度が表されるようにしてもよい。この場合、注意喚起ランプが複数あれば、それら注意喚起ランプは移動式に点滅させてもよく、全部を一斉に点滅させてもよい。
対象報知ランプについても、作業時期接近装置、例えば、部品補給時期到来フィーダが生じた場合と、要作業装置、例えば、要部品補給作業フィーダが生じた場合とで、報知態様を異ならせてもよく、例えば、前者の場合は対象報知ランプを連続的に点灯させ、後者の場合は点滅させる。点灯色を異ならせてもよく、いずれの場合も点滅させるのであれば、点滅速度を異ならせてもよい。
報知ランプの点灯態様(連続的点灯あるいは点滅)の設定および点滅パターンの設定により、種々の態様で報知および注意喚起を行うことができ、さらに、報知ランプが互いに異なる複数の色で点灯し得るものであれば、その色の設定により、さらに種々の態様で報知および注意喚起を行うことができる。また、シグナルランプやディスプレイ装置が報知部として機能させられる場合にも同様に、作業の緊急度に応じて報知と注意喚起との少なくとも一方の態様を異ならせることができる。これら作業の緊急度に応じた報知および注意喚起は対象装置報知部制御部および注意喚起制御部により行われ、対回路基板作業システムは、要報知事態対応対象装置報知部制御部たる緊急度対応対象装置報知部制御部、要報知事態対応注意喚起制御部たる緊急度対応注意喚起制御部を含む。
このような報知を要する事態に応じて異なる態様の報知および注意喚起は、対象装置がテープフィーダ以外の部品フィーダである場合や、トレイ型部品供給装置のトレイである場合や、それら部品フィーダ,トレイや装着モジュール以外の装置である場合にも行うことができる。
さらに、報知専用のランプによって報知および注意喚起を行う場合、報知ランプを3色に点灯し得るものとし、3色の各々により、対象装置が通常状態にあること、報知対象装置であることを表し、注意喚起を行うようにしてもよい。
また、対回路基板作業システムが、電子回路部品を回路基板に実装して電子回路を製造する電子回路部品実装システムとされ、装置列が、少なくとも、はんだ印刷機と、部品装着機と、リフロー炉とを含むものとされてもよい。装置列はさらに、印刷検査機を含むものとされてもよく、装着検査機を含むものとされてもよく、はんだ印刷機およびリフロー炉に替えて、あるいはそれらと共に接着剤塗布機および接着剤硬化装置を含むものとされてもよく、部品装着機は複数台設けられてもよい。
10:装着モジュール 24:部品供給装置 26:装着装置 30:ディスプレイ装置 32:シグナルランプ 34:制御装置 42:回路基板 50:装着ヘッド 60:テープフィーダ 150:報知ランプ 166:表示画面 182:入力装置 200:ホストコンピュータ

Claims (9)

  1. 光により作業者に対して報知を行う報知部がそれぞれに対応して設けられた装置が3つ以上並べて配設されて成る装置列を含み、回路基板に対して作業を行う対回路基板作業システムであって、
    前記3つ以上の装置の1つを対象装置とし、その対象装置の前記報知部である対象報知部に前記報知を行わせる対象装置報知部制御部と、
    前記3つ以上の装置のうちの前記対象装置以外の装置の前記報知部である非対象報知部の1つ以上に、前記報知を行う場合とは異なる態様の作動を行わせることにより、前記対象報知部への作業者の注意を喚起する注意喚起制御部と
    を含むことを特徴とする対回路基板作業システム。
  2. 前記報知部が点灯状態と消灯状態とを取り得る報知ランプを含み、前記対象装置報知部制御部と前記注意喚起制御部とのいずれか一方が前記報知ランプを連続的に点灯させ、前記対象装置報知部制御部と前記注意喚起制御部との他方が前記報知ランプを点滅させるものである請求項1に記載の対回路基板作業システム。
  3. 前記対象装置報知部制御部が、前記対象装置の報知ランプである対象報知ランプを連続的に点灯させるものであり、前記注意喚起制御部が、前記対象装置以外の装置の報知ランプである非対象報知ランプを、前記対象報知ランプから離れた非対象報知ランプから対象報知ランプに近い非対象報知ランプへの順で順次点灯させ消灯させることを繰り返すことにより、点灯状態となる非対象報知ランプが徐々に対象報知ランプに接近することを繰り返すかのように見える状態に制御する移動式点滅制御部を含む請求項2に記載の対回路基板作業システム。
  4. 前記報知部が互いに異なる複数の色で点灯し得る報知ランプを含み、前記対象装置報知部制御部が、前記対象装置の報知ランプである対象報知ランプを前記複数の色の1つである対象色で点灯させるものであり、前記注意喚起制御部が前記対象装置以外の装置の報知ランプである非対象報知ランプを前記対象色とは異なる色である非対象色で点灯させるものである請求項1に記載の対回路基板作業システム。
  5. 前記対象装置報知部制御部が前記対象報知ランプを連続的に点灯させ、前記注意喚起制御部が、前記非対象報知ランプを、前記対象報知ランプから離れた非対象報知ランプから対象報知ランプに近い非対象報知ランプへの順で順次点灯させ消灯させることを繰り返すことにより、点灯状態となる非対象報知ランプが徐々に対象報知ランプに接近することを繰り返すかのように見える状態に制御する移動式点滅制御部を含む請求項4に記載の対回路基板作業システム。
  6. 前記対象装置が、作業者による作業が必要になった装置と、作業者による作業が必要になる時期が設定時間以内である装置との少なくとも一方を含む請求項1ないし5のいずれかに記載の対回路基板作業システム。
  7. 当該対回路基板作業システムが回路基板に電子回路部品を装着する部品装着システムであり、前記装置列が、それぞれ電子回路部品を供給する3つ以上の部品フィーダの列を含む請求項1ないし6のいずれかに記載の対回路基板作業システム。
  8. 当該対回路基板作業システムが、それぞれ回路基板に電子回路部品を装着する部品装着機が3台以上配列されて成る部品装着システムであり、前記装置列がそれら3台以上の部品装着機の列を含む請求項1ないし7のいずれかに記載の対回路基板作業システム。
  9. 前記部品装着機の各々が光により画像を表示する表示画面を備えたディスプレイ装置を含み、複数の報知部がそれら複数のディスプレイ装置を含み、かつ、前記対象装置報知部制御部が、前記対象報知部としての対象ディスプレイ装置にそのディスプレイ装置に対応する部品装着機が作業者の作業を必要としていることを表す要作業表示を行わせるものであり、注意喚起制御部が前記非対象報知部としての非対象ディスプレイ装置に前記要作業表示とは異なる注意喚起表示を行わせるものである請求項8に記載の対回路基板作業システム。
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