JP2002275838A - 自発光視線誘導標の同期点滅システム - Google Patents
自発光視線誘導標の同期点滅システムInfo
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Abstract
易に施工ができて、しかも発光タイミングを設置後でも
同時発光、交互発光または流れ発光が逐次変更可能な自
発光式視線誘導標の同期点滅システムを提供する。 【解決手段】 道路に沿って数多く設置し、太陽光発電
によって発光体7を発光させる自発光視線誘導標1のそ
れぞれに、少なくとも標準信号aを受信して同期を得る
標準電波受信手段5と、発光体5の点滅を制御する発光
体駆動回路6と、夜間を検出して電源を起動させる昼夜
判別回路4とを具備し、発光体駆動回路6は標準信号a
同期時間を得ると共に、当該同期時間からタイマー設定
時間分遅らせて発光体7を発光開始させ、点滅発光す
る。そして、道路に設置した自発光式視線誘導標1a、
1b、・・1nの各タイマー61が設置配列順に適宜段
階設定することによって、発光体を一斉発光させたり、
交互発光又は流れ発光させる。
Description
発光式視線誘導標を設置し、その発光体の点滅パターン
によって車両運転者の視線誘導をより効果的に行わせる
自発光式視線誘導標の同期点滅システムに関するもので
ある。
して、太陽電池を電源とした自発光式視線誘導標を数多
く並べて設置し、例えば親機と子機とが有線又は無線に
よって結ばれ、親機から発信される同期信号を各子機が
受信して、各子機に設定された発光タイミング時間に基
づいて発光させるようになされたものがある。この場合
親機から発信される同期信号は、FM電波やGPS衛星
などの外部からの電波を受信して、その標準電波を基に
同期信号を得、かかる同期信号を子機に伝達指示するよ
うになされたものであったり、または親機からの独自信
号によって子機が同期されるようになされている。尚、
路側に並んで設置される数多くの子機となる視線誘導標
は、車の走行方向に向けて順次流れるように点滅発光さ
れる場合には、予め個々に設定された視線誘導標が点滅
発光する順に沿って配列順が決められ、設置されてい
る。
従来の自発光式視線誘導装置は、キーステーションとな
る親機の視線誘導標またはキーステーション本体と、中
継機または子機となる数多くの視線誘導標とが有線又は
無線によって同期信号を受発信し、その同期信号に基づ
いて各視線誘導標が規則正しく発光するようになれさて
いるが、子機となる各視線誘導標が例えば順次流れ発光
させるなどといったときには、それぞれの視線誘導標が
同期信号に対して所定のタイミング時間をもって発光す
るように設定されているので、この設定された点滅発光
時間に応じた順序に順次間違いなく設置しなければなら
ないといった融通性に欠ける問題があり、また通信手段
の面に於いては、親機と子機とが有線で結ばれる仕様で
は相互間の結線に対する施工性や維持管理面で多大な費
用と労力を要するし、一方無線によって親機から子機に
信号を伝達する際には、とりわけ山間部の急カーブ地点
など電波が遮られることを考慮して、電波の出力を高め
たり、または中継点を設けるなどの配慮が必要となって
くる。また設置に際しても電波法に基く申請等の手続き
が必要となるので、容易に設置できない問題点がある。
置場所及び設置順序を考慮することなく容易に施工がで
きて、しかも発光タイミングを設置後でも同時発光、交
互発光または流れ発光が逐次変更可能な自発光式視線誘
導標の同期点滅システムを提供することを目的としてい
る。
めに本発明の自発光式視線誘導標の同期点滅システム
は、道路に沿って数多く設置され、太陽光発電によって
発光体を発光させる自発光視線誘導標のそれぞれに、少
なくとも標準信号を受信して同期を得る標準電波受信手
段と、前記発光体の点滅を制御する発光体駆動回路と、
夜間を検出して電源を起動させる昼夜判別回路とが具備
され、前記発光体駆動回路は1秒間を数等分して得られ
る単位時間をその整数倍で1秒未満まで段階的に設定し
たタイマーが設けられて適宜設定可能となされ、前記昼
夜判別回路が夜間を判別すると、前記標準電波受信手段
が起動して前記標準信号から得られる1秒パルス基準信
号の同期時間を得ると共に、当該同期時間から前記タイ
マー設定時間分遅らせて前記発光体を発光開始させ、更
に1秒周期で点滅発光するようになされ、道路に設置さ
れた前記自発光式視線誘導標の前記各タイマーが設置配
列順に適宜段階設定されることによって、発光体を一斉
発光させたり、交互発光又は流れ発光させるようになさ
れたことを特徴とするものである。
けられる標準電波受信手段が例えばGPS信号を受信す
る機能を有し、そのGPS信号から得られる1秒パルス
基準信号をそれぞれ独自に捉えることができると、同期
信号が共通して確保できるので、発光体を発光させる足
並みが揃うようになる。そして発光体駆動回路に組み込
まれたタイマーが自発光視線誘導標毎に適宜設定され、
しかもそのタイマーに設定される単位時間がいずれも1
秒以内の遅延時間であって、1秒周期で正確に点滅発光
するようになされるので、同期信号から設定時間遅れた
タイミングで発光体が発光するようになる。従ってかか
る発光体が多く並んで発光するタイミングは、前記タイ
マーが全て同じ設定値である場合には同時発光し、自発
光視線誘導標の配列に対して異なる設定値を交互に設置
すると交互発光し、また配列順にそって段階設定すれば
流れ発光するようになる。
図面を参照し、具体的に説明する。図1は本発明の実施
の一形態を示すでブロック図である。図2〜図4は本発
明の発光体の発光パターンを示す説明図であって、図2
は流れ点滅を、図3は交互点滅を、そして図4は同時点
滅を表している。
視線誘導標1には太陽光発電される太陽電池2と、その
電力を蓄える蓄電装置3と、昼夜を検出して夜間に電源
がオンされる昼夜判別回路4と、標準電波発信基地Aか
ら送られてくる標準電波aを受信して同期信号を得るた
めの標準電波受信手段5と、更にその標準電波受信手段
5によって得られた1秒パルス信号51の同期時間から
タイマー61で予め設定された遅延時間だけ遅らせて発
光体7を発光させる発光体駆動回路6がそれぞれに具備
されている。
えばGPS信号を受信できる受信装置を備え、 GPS
信号から1秒パルス信号を検出して、この1秒パルス信
号51の1秒毎に発信される時刻を捉え、それを同期時
間としている。この同期時間は、各自発光視線誘導標1
a、1b、1c・・1nが独自に受信する1秒パルス信
号51のどの位置の1秒パルスを捉えても、1秒を基点
とするタイミングは全て一本化できる。
1b、1c・・1nに設けられた昼夜判別回路4が独自
に夜間を判別して電源を入れ、標準電波を捉え始めるの
で、設置場所によってはまた昼夜判別回路4の機械の差
によっては電源の入る時間差が生じ、立ち上がり時の足
並みが揃わないことがある。前記1秒パルスを捉える機
能はそれぞれ同じであるために、電源の入るタイミング
が少々ズレを生じても基準となる同期時間は全て一本化
されるので、発光させるタイミングは揃う。
ける必要はなく、節電を考慮すれば少なくとも電源の通
電開始時と、その後一定時間毎に標準電波aを受信して
同期時間を補正できる定期受信機能と同期時間補正機能
が備わればよい。
点滅発光させるタイミング設定は、例えば1秒間を4等
分して0.25秒、0.5秒、0.75秒の遅延時間を
設定することができるダイアルが自発光視線誘導標に取
り付け、そのダイアルの遅延時間を適宜設定することに
よって、基点となる同期時間から設定された遅延時間分
だけ遅れて発光体が発光するようになされている。この
発光は前記遅延時間の一番短い0.25秒よりも短い時
間、瞬時発光するようになされ、その後1秒間隔で規則
正しく点滅が繰り返される。
多くの自発光視線誘導標1a、1b、1c・・1nを道
路に沿って並べ、車の走行方向の配列順に前記タイマー
のダイアルを例えば0秒、0.25秒、0.5秒、0.
75秒、0秒・・・の位置に設定していけば、図2に示
すように発光する光は0.25秒毎のタイミングで隣接
する自発光視線誘導標の発光体に移っていくので、光が
流れるように見える。また、前記ダイアルを0秒、0.
5秒、0秒、0.5秒、・・・と設定すると、図3の如
く隣接同士が交互発光し、全てのダイアルを0秒に設定
すれば、図4の如く同時発光する。
設定可能なダイアル形式として各自発光視線誘導標1の
外面に取り付けられ、現場の道路形態や交通事情に応じ
て色々なパターンに点滅発光できるように、任意に設定
値を設定または変更することが出来るようになってい
る。例えば、走行車両の制限速度に合わせて発光体が流
れ発光させようとするときには、配列する自発光視線誘
導標の1a、1b、1c・・1mまでの数ブロックを仮
に0.25秒に設定し、次の配列の数ブロックを0.5
秒に・・・と設定していけば、太い光の帯が車速に合わ
せて走らせることが出来るし、急カーブ地点などの衝突
を防止するような箇所では、カーブに接近する減速路で
は減速するに適した速さで光が流れるようにし、カーブ
正面では全面が一斉に点滅させるといったように、設置
個所によって好ましい発光パターンになるようにタイマ
ー設定すれば、視線誘導効果は格段と向上し、交通事故
を最大限防止することが出来るようになる。
または変更することができることによって、現場に即し
たオリジナルな発光パターンを即座に実現できるばかり
でなく、全て同一仕様の自発光視線誘導標を製作して、
設置する番号設定なしに任意に設置することが出来るの
で、工事ミスや発光パターンの間違いが起こらない。
と発光体駆動回路が具備されて、それぞれ独自に標準信
号を捉えて発光体を適宜タイミングで発光させることが
できるので、本体間で配線工事は必要とせず、全て共有
する同期時間の基に、多くの発光体を同期させることが
出来る。また、発光体を発光させるタイミング設定はそ
れぞれに取り付けられたタイマーによって容易に設定ま
たは変更が可能であるので、設置現場に適合した発光パ
ターンを現場で簡単に設定し、実現させることが出来
る。
一仕様によって作られるので、生産、在庫、出荷ともに
簡素化され、コスト低減と品質の安定、及びクレームの
撲滅を図ることが出来る。更に、発光パターンを事前に
確認しなくても対応できる。
ムのブロック図である。
である。
である。
である。
Claims (1)
- 【請求項1】 道路に沿って数多く設置され、太陽光発
電によって発光体を発光させる自発光視線誘導標のそれ
ぞれに、少なくとも標準信号を受信して同期を得る標準
電波受信手段と、前記発光体の点滅を制御する発光体駆
動回路と、夜間を検出して電源を起動させる昼夜判別回
路とが具備され、前記発光体駆動回路は1秒間を数等分
して得られる単位時間をその整数倍で1秒未満まで段階
的に設定したタイマーが設けられて適宜設定可能となさ
れ、前記昼夜判別回路が夜間を判別すると、前記標準電
波受信手段が起動して前記標準信号から得られる1秒パ
ルス基準信号の同期時間を得ると共に、当該同期時間か
ら前記タイマー設定時間分遅らせて前記発光体を発光開
始させ、更に1秒周期で点滅発光するようになされ、道
路に設置された前記自発光式視線誘導標の前記各タイマ
ーが設置配列順に適宜段階設定されることによって、発
光体を一斉発光させたり、交互発光又は流れ発光させる
ようになされたことを特徴とする自発光式視線誘導標の
同期点滅システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001072030A JP2002275838A (ja) | 2001-03-14 | 2001-03-14 | 自発光視線誘導標の同期点滅システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001072030A JP2002275838A (ja) | 2001-03-14 | 2001-03-14 | 自発光視線誘導標の同期点滅システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002275838A true JP2002275838A (ja) | 2002-09-25 |
Family
ID=18929667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001072030A Pending JP2002275838A (ja) | 2001-03-14 | 2001-03-14 | 自発光視線誘導標の同期点滅システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002275838A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010232393A (ja) * | 2009-03-26 | 2010-10-14 | Fuji Mach Mfg Co Ltd | 対回路基板作業システム |
JP2015048636A (ja) * | 2013-09-02 | 2015-03-16 | 長野日本無線株式会社 | 自発光式標識システム |
JP2015203226A (ja) * | 2014-04-14 | 2015-11-16 | 株式会社吾妻製作所 | 表示システム、親機および子機 |
JP2019007199A (ja) * | 2017-06-22 | 2019-01-17 | 株式会社産業資材センター | 誘導灯 |
JP2021139238A (ja) * | 2020-03-09 | 2021-09-16 | 中日本ハイウェイ・メンテナンス中央株式会社 | 誘導灯連動システム、誘導灯、動作プログラム及び連動方法 |
-
2001
- 2001-03-14 JP JP2001072030A patent/JP2002275838A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010232393A (ja) * | 2009-03-26 | 2010-10-14 | Fuji Mach Mfg Co Ltd | 対回路基板作業システム |
JP2015048636A (ja) * | 2013-09-02 | 2015-03-16 | 長野日本無線株式会社 | 自発光式標識システム |
JP2015203226A (ja) * | 2014-04-14 | 2015-11-16 | 株式会社吾妻製作所 | 表示システム、親機および子機 |
JP2019007199A (ja) * | 2017-06-22 | 2019-01-17 | 株式会社産業資材センター | 誘導灯 |
JP2021139238A (ja) * | 2020-03-09 | 2021-09-16 | 中日本ハイウェイ・メンテナンス中央株式会社 | 誘導灯連動システム、誘導灯、動作プログラム及び連動方法 |
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071127 |