JP2021139238A - 誘導灯連動システム、誘導灯、動作プログラム及び連動方法 - Google Patents

誘導灯連動システム、誘導灯、動作プログラム及び連動方法 Download PDF

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Abstract

【課題】連動する誘導灯群に対して、連動状態を維持しながら、誘導灯の交換が可能となる誘導灯連動システム及び誘導灯を提供する。
【解決手段】親機は機器配列部、発信部、受信部及び発光部を備え、子機は発信部、受信部及び発光部を備え、発信部は自機の機器番号を発信可能に構成され、親機の機器配列部は自機の自機番号に基づいて、機器配列の所定順位に対応付けると共に、機器配列上の親機又は子機が対応付けられていない所定の順位に、親機及び子機が対応付けられた順位が連続するように子機を対応付け可能に構成され、一定期間、機器番号を受信できなかった子機について、機器配列での対応付けを解消可能に構成されると共に、子機を対応付けが解消された順位に対応付け可能に構成され、親機の発信部は子機の順位を含む信号を発信可能に構成され、子機の受信部は順位を受信して格納可能に構成され、発光部は順位に基づいて発光制御可能に構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、誘導灯連動システム、誘導灯、動作プログラム及び連動方法に関する。
道路工事等に際して車線規制を行う場合等に、道路に誘導灯を設置して、ドライバーに対する誘導が行われる。ここで、予め定められた順番で点灯可能に構成された複数の誘導灯群が、連動して点灯動作するものが知られている(特許文献1)。
また、連動する誘導灯群の管理や発光指示を出すための親機を車線の最下流側に配置可能とするものが知られている(特許文献2)。また、複数の発光機能を有した矢印板を無作為に設置しても、これらの矢印板が連動して点灯動作するものが知られている(特許文献3)。
実用新案登録第3165448号公報 特開2017−128959号公報 特開2017− 95919号公報
車線の上流側に位置する誘導灯は、進行方向に誘導灯群が存在するドライバーに対して、下流側に位置する誘導灯よりも、より早急に誘導が可能であり、重要度が高い場合がある。そのため、例えば、車線の最下流側に位置する誘導灯を、バッテリ切れ等の故障状態となった誘導灯の位置に移動し、連動状態を維持しながら故障対応が可能な誘導灯が求められていた。
しかしながら、従来技術では、連動して発光していた誘導灯群の一部の誘導灯が故障状態となった場合に、連動状態を維持しながら、故障状態の誘導灯を代替機と交換する方法については、開示されていない。
上記事情を鑑みて、本発明は、連動する誘導灯群に対して、連動状態を維持しながら、誘導灯の交換が可能となる新規な連動方法を提供することを解決すべき課題とする。
上記発明を解決するために、本発明は、親機及び複数の子機からなる誘導灯群が、連動して発光する誘導灯連動システムであって、
前記親機は、機器配列部、発信部、受信部及び発光部を備え、
前記子機は、発信部、受信部及び発光部を備えており、
前記発信部は、自機の機器番号を含む信号を少なくとも発信可能に構成され、
前記受信部は、前記信号を受信可能に構成され、
前記親機の前記機器配列部は、自機の機器番号である自機番号に基づいて、自機を機器配列の所定順位に対応付けると共に、受信した前記機器番号に基づいて、前記機器配列上の親機又は子機が対応付けられていない所定の順位に、親機及び子機が対応付けられた順位が連続するように子機を対応付け可能に構成され、
更に、一定期間、前記機器番号を受信できなかった子機について、前記機器配列での対応付けを解消可能に構成されると共に、
受信した前記機器配列に対応付けされていない子機の機器番号に基づいて、前記子機を対応付けが解消された順位に対応付け可能に構成され、
前記親機の前記発信部は、更に、子機の前記順位を含む信号を発信可能に構成され、
前記子機の前記受信部は、更に、前記順位を受信して格納可能に構成され、
前記発光部は、前記順位に基づいて、発光制御可能に構成される。
このような構成とすることで、電池切れ等故障した誘導灯を誘導灯群から除外し、新たな誘導灯を、連動状態を維持したまま、追加することできる。
本発明の好ましい形態では、前記機器配列部は、自機を前記機器配列の先頭又は先頭を含む連続した複数順位に対応付けると共に、受信した前記機器番号に基づいて、前記機器配列上の親機又は子機が対応付けられていない最先の順位から順に、子機を対応付け可能に構成され、
受信した前記機器配列に対応付けされていない子機の機器番号に基づいて、前記子機が対応付けられていない順位のうち、最先の順位に対応付け可能に構成される。
このような構成とすることで、例えば、車線のより下流側の誘導灯を、交換することができる。
本発明の好ましい形態では、前記親機は、カウント部を備え、
前記親機の前記発光部は、前記カウント部による発光周期のカウント及び自機の前記順位を用いて、発光可能に構成される。
本発明の好ましい形態では、前記子機は、カウント部を備え、
少なくとも、子機が親機からの前記信号を受信できない場合、前記子機の前記発信部は、前記カウント部による位相のカウントに基づいて、子機信号を発信可能に構成され、
受信した前記子機信号に基づいて、発光周期のカウントを同期可能に構成され、
前記発光周期は、前記位相が所定の回数カウントされることで経過するものであって、
前記子機の前記発光部は、決定した前記発光周期のカウント及び自己の前記順位を用いて、発光可能に構成される。
このような構成とすることで、親機が故障した場合にも、子機同士で連動状態を維持することができる。
本発明の好ましい形態では、前記カウント部は、直前の順位の前記子機より発信された前記子機信号を受信すると、前記位相をリセット可能に構成され、
前記子機の前記発信部は、前記位相のカウント及び自機の前記順位に基づいて、その後、前記子機信号を発信可能に構成されており、
個々の前記子機に対応付けられた前記順位に応じて、前記子機信号が順番に発信される。
本発明の好ましい形態では、前記子機は、前記機器配列部を備え、少なくとも、一定時間、子機が親機からの前記信号を受信できない場合、前記子機は親機として機能し、
前記機器配列部は、自機及び他の子機の前記機器配列への対応付けを開始する。
このような構成とすることで、親機不在時に子機を親機とすることができる。
本発明の好ましい形態では、前記誘導灯は、前記親機又は子機として動作する誘導灯本体及び、前記誘導灯本体を保持する保持部を備え、
前記誘導灯本体は、把持部を備え、前記保持部により、規制材に対して自立して保持される。
このような構成とすることで、移動、交換が簡単な誘導灯を提供することができる。
本発明は、連動して発光する誘導灯であって、
前記誘導灯は、機器配列部、発信部、受信部及び発光部を備え、
前記発信部は、自機の機器番号を含む信号を少なくとも発信可能に構成され、
前記受信部は、前記信号を受信可能に構成され、
前記機器配列部は、自機の機器番号である自機番号に基づいて、自機を機器配列の所定順位に対応付けると共に、受信した前記機器番号に基づいて、前記機器配列上の自機又は他の誘導灯が対応付けられていない所定の順位に、自機及び他の誘導灯が対応付けられた順位が連続するように、他の誘導灯を対応付け可能に構成され、
更に、一定期間、前記機器番号を受信できなかった他の誘導灯について、前記機器配列での対応付けを解消可能に構成されると共に、
受信した前記機器配列に対応付けされていない他の誘導灯の機器番号に基づいて、前記他の誘導灯を、対応付けが解消された順位に対応付け可能に構成され、
前記発信部は、更に、他の誘導灯の前記順位を含む信号を発信可能に構成され、
前記発光部は、前記順位に基づいて、発光制御可能に構成される。
本発明は、連動して発光する誘導灯としてコンピュータを動作させる動作プログラムであって、
前記コンピュータを、機器配列部、発信部、受信部及び発光部として機能させ、
前記発信部は、自機の機器番号を含む信号を少なくとも発信可能に構成され、
前記受信部は、前記信号を受信可能に構成され、
前記機器配列部は、自機の機器番号である自機番号に基づいて、自機を機器配列の所定順位に対応付けると共に、受信した前記機器番号に基づいて、前記機器配列上の自機又は他の誘導灯が対応付けられていない所定の順位に、自機及び他の誘導灯が対応付けられた順位が連続するように、他の誘導灯を対応付け可能に構成され、
更に、一定期間、前記機器番号を受信できなかった他の誘導灯について、前記機器配列での対応付けを解消可能に構成されると共に、
受信した前記機器配列に対応付けされていない他の誘導灯の機器番号に基づいて、前記他の誘導灯を、対応付けが解消された順位に対応付け可能に構成され、
前記発信部は、更に、他の誘導灯の前記順位を含む信号を発信可能に構成され、
前記発光部は、前記順位に基づいて、発光制御可能に構成される。
本発明は、親機及び複数の子機からなる誘導灯群が、連動して発光する誘導灯の連動方法であって、
前記親機は、機器配列部、発信部、受信部及び発光部を備え、
前記子機は、発信部、受信部及び発光部を備えており、
前記発信部が、自機の機器番号を含む信号を少なくとも発信するステップと、
前記受信部が、前記信号を受信するステップと、
前記親機の前記機器配列部が、自機の機器番号である自機番号に基づいて、自機を機器配列の所定順位に対応付けると共に、受信した前記機器番号に基づいて、前記機器配列上の親機又は子機が対応付けられていない所定の順位に、親機及び子機が対応付けられた順位が連続するように子機を対応付けるステップと、
前記機器配列部が、一定期間、前記機器番号を受信できなかった子機について、前記機器配列での対応付けを解消するステップと、
前記機器配列部が、受信した前記機器配列に対応付けされていない子機の機器番号に基づいて、前記子機を対応付けが解消された順位に対応付けるステップと、
前記親機の前記発信部が、子機の前記順位を含む信号を発信するステップと、
前記子機の前記受信部が、受信した前記順位を格納するステップと、
前記発光部が、前記順位に基づいて、発光制御するステップと、
を有する。
本発明によれば、連動する誘導灯群に対して、連動状態を維持しながら、誘導灯の交換が可能となる新規な連動方法を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る道路の平面図及び誘導灯の斜視図である。 本発明の一実施形態に係る誘導灯の正面図、左側面図及び使用状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る誘導灯の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る誘導灯の起動時の処理フローチャートである。 本発明の一実施形態に係る誘導灯群を形成するための処理フローチャートである。 本発明の一実施形態に係る親機及び子機で扱われる情報の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る親機信号発信の処理フローチャートである。 本発明の一実施形態に係る誘導灯故障時の処理フローチャートである。 本発明の一実施形態に係る子機信号発信及び点灯時の処理フローチャートである。 本発明の一実施形態に係る誘導灯の斜視図である。
以下、添付図面を参照して、本発明について説明する。図面には、本発明の好ましい実施形態が示されている。しかし、本発明は、多くの異なる形態で実施されることが可能であり、本明細書に記載される実施形態に限定されない。
例えば、本実施形態では誘導灯連動システム及び誘導灯の構成、動作等について説明するが、同様の構成の方法、コンピュータを動作させる動作プログラム等も、同様の作用効果を奏することができる。プログラムは、記録媒体に記憶させてもよい。ここで、前記プログラムを記憶した記録媒体は、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ、CD−ROM等の非一過性の記録媒体であっても良い。
本実施形態における誘導灯は、矢印板に設置され、発光機能を付加する為の取付型の誘導灯である。誘導灯は、例えば、発光機能を搭載した誘導板、矢印板等の形態であってもかまわない。また、設置型の誘導灯は、矢印板以外の、例えばコーン等の規制材や、ガードレール等に取り付けられてもよいし、単独又はスタンドなどを利用して、路上に設置されるものであってもよい。
<道路101>
図1(a)は、本実施形態における道路101の平面図である。本実施形態では、誘導灯1は、道路101の工事区間102の表示並びに誘導に用いられる。道路101は、車両106の進行方向からも把握されるように、右手が車線下流側、左手が車線上流側である。道路101は、車線を区画する区画線101Aによって、右車線101R及び左車線101Lが区画されている。
左車線101Lには、工事区間102が存在している。工事区間102の上流側には、間隔を置いて配置される複数の矢印板103及び、一部の矢印板103に設置された誘導灯1が設けられている。
ここで、道路101に配置された矢印板103は例えば10枚前後で構成され、本実施形態では、11枚の矢印板103が配置されている。また、図示例において、先頭(上流側)から数えて奇数番目の矢印板103には、誘導灯1が設置され、誘導灯群を形成する。なお、誘導灯1の設置場所は任意であり、例えば、すべての矢印板103に配置されても構わない。また、既述の通り、必ずしも矢印板103に配置される必要はなく、直接路上に配置されるなどしてよい。
図1(a)に示すように、工事区間102のある左車線101Lを通る走行車両106を、他の車線に誘導するように、矢印板103及び誘導灯1が工事区間102の手前から複数並べて配置され、更に、これら複数の矢印板103及び誘導灯1に連続して、規制材としてのラバーコーン104が配置されている。なお、工事区間102には、規制用標識車105が停車しており、道路規制を表示する標識部105Aを備える。なお、本実施形態における矢印板103及びラバーコーン104は、それぞれ点灯による発光機能は備えていないものとする。
<誘導灯1の装置構成>
図1(b)、図2は、誘導灯1の外観図である。図1(b)に示すように、誘導灯1は、自立した矢印板103の上縁部に配置されている。図2(a)は誘導灯1の正面図、図2(b)は誘導灯1の左側面図、図2(c)は、誘導灯1の使用状態を示す斜視図である。図2に示すように、誘導灯1は、誘導灯本体2及び保持部3を備える。図2(b)に示すように、誘導灯本体2及び保持部3は、固定部32を介して一体になされている。また、図2(c)に示すように、保持部3を介して、誘導灯本体2が、矢印板103の上縁部に保持される。
誘導灯本体2は、筐体21、発光体22、把持部23、電源スイッチ24及びリセットボタン25を備える。筐体21内には、基盤等が内蔵され、後述する制御部10等の働きにより、発光体22の発光制御等が行われる。また、筐体21は、その底面側に脚部を備える。
保持部3は、保持部本体31、固定部32及び接触部33を備える。保持部本体31は、板状部材を折り曲げて形成され、矢印板103にかぶせて配置可能に構成される。本実施形態における保持部3は、矢印板103に配置するために側面視において、底面が解放された台形形状をしているが、例えば、側面視において底面が解放された二等辺三角形状に形成されてもよいし、例えば、ラバーコーン104に覆いかぶせて配置するために底面が解放された円錐形状や角錐形状に形成されてもよい。保持部本体31は、外側の一部又は全部が反射板として機能する。例えば、保持部本体31は、反射板を張り付けたり、反射塗料を塗布することによって、反射板として機能する。
固定部32は、本実施形態では、ネジであり、筐体21に設けられたネジ受け及び、保持部本体31に開けられたネジ穴に差し込まれて、誘導灯本体2及び保持部3を一体化する。
接触部33は、保持部本体31の内側に配置されたクッション性を有する部材である。接触部33の形状、材質、配置は任意である。例えば、保持部本体31の上面内側(図示例では、固定部32が挿通された面)に設けてもよい。
図3は、誘導灯1の機能ブロック図である。図3に示すように、誘導灯1(誘導灯本体2)は、制御部10及び記憶部11を備える。
制御部10は、記憶部11に記憶された動作プログラムにしたがい、誘導灯1を構成する種々の要素を制御するものである。本実施形態では、制御部10は、後述する機能構成要素として、機器配列部13、発信部14、カウント部15、受信部16及び発光部17を備える。
記憶部11は、誘導灯1が機能する為の種々のプログラム及びデータを記憶するものであり、例えばメモリ、ハードディスク、SSD等により構成される。本実施形態では、記憶部11は、動作プログラム及び、自己の機器番号である自機番号を、非一過的に格納している。
本実施形態では、制御部10は、プロセッサとしてのCPU(Central Processing Unit)によって具体化される。制御部10は、CPUを搭載した半導体デバイスや、DSP(Digital Signal Processor)、ASICやFPGA等によるハードウェア回路等、任意のプロセッサを用いることが可能である。
プロセッサはハードウェアを含み、そのハードウェアは、デジタル信号を処理する回路及びアナログ信号を処理する回路の少なくとも一方を含むことができる。例えば、プロセッサは、回路基板に実装された1又は複数の回路装置(例えばIC等)や、1又は複数の回路素子(例えば抵抗、キャパシター等)で構成することができる。
本実施形態では、記憶部11は、記憶装置としてのメモリによって具体化される。記憶部11は、SRAM、DRAMなどの半導体メモリや、(制御部10に内蔵等された)レジスタ、ハードディスク装置等の磁気記憶装置、光学ディスク装置等の光学式記憶装置等、任意の記憶装置を用いることができる。
<誘導灯1の機能構成>
機器配列部13は、各誘導灯1と順位の対応付けを機器配列として保持し、他の誘導灯に対するは発光タイミングを管理する。本実施形態では、この発光タイミングは、誘導灯群に属する単独の親機1Aが管理し、残りの誘導灯1である子機1B(特に区別する場合は、1Bn(n=2、3、〜、N)とする)は、原則、親機1Aからの制御に応じて、発光する。一例として、誘導体群は、親機1Aを含めてN機の誘導灯1により、構成され得るが、利用者の随意でその台数は増減が可能である。
<誘導灯1の起動>
図4〜6を用いて、誘導灯群の形成時の手順について説明する。図4は、誘導灯1の起動時の処理フローチャートである。誘導灯1は、電源スイッチ24(あるいは、リセットボタン25)が押下されると、起動(再起動)し、図4に示す処理を開始する。
発信部14は、自機の機器番号を含む信号を少なくとも発信可能に構成される。受信部16は、信号を受信可能に構成される。まず、ステップS11では、受信部16は、一定時間受信処理を行って、親機からの信号(以降、親機信号とする)の待受けを行う。親機1Aの発信部14は、所定の間隔(以降、この間隔を周期とする)で、親機信号を発信する。なお、親機信号は、後述する親機信号に含まれた値、属性名等によって親機信号と判断されてもよいし、その他ヘッダやフッタ等、信号の種別を示す情報が信号に直接付加されていてもよい。後述する子機信号についても、同様である。
ステップS12において、受信部16が、親機信号を受信できなかった場合(ステップS12でNo)、当該誘導灯1は、親機1Aとして動作を開始する(ステップS13)。ステップS12において、受信部16が、親機信号を受信できた場合(ステップS12でYes)、当該誘導灯1は、子機1Bとして動作を開始する(ステップS14)。
<登録処理:親機1A>
図5は、誘導灯群を形成するための処理フローチャートである。ステップS13において、誘導灯1は、親機1Aとして動作を開始する。ステップS131において、機器配列部13は、自機(親機1A)を機器配列の所定順位に対応付ける。
図6は、親機及び子機で扱われる情報の一例を示す図である。図6(a)は、親機1Aを起動した際の機器配列及び寿命配列である。機器配列部13は、機器配列に自機番号を入力することで、誘導灯1と順位を対応付ける。機器配列部13は、好ましくは、自機(親機1A)を機器配列の先頭又は先頭を含む連続した複数順位に対応付ける。本実施形態では、機器配列の0位と1位に、自己(親機1A)の機器番号(xxx1)を入力し、機器及び順位を対応付ける。また、他の順位に、未登録であることを示す情報(ここでは0)を登録する。
ステップS132では、機器配列部13は、誘導灯群に属する誘導灯1の数量を示す登録数を1にする。機器配列部13は、更に、後述する寿命管理のため、寿命配列に対して、所定の寿命値(ここでは15)を登録すると共に、自機を後述する機器マップに追加する。機器配列部13によって入力された機器配列及び寿命配列の内容は、記憶部11に一過的に、又は非一過的に保持される。ここで、ステップS131、ステップS132及び寿命配列への入力は、順不同に行われてよい。
子機1Bの発信部14は、1周期に1回、子機信号を発信する。なお、本実施形態では、個々の子機1Bnは、1周期に対して1回子機信号を発信するが、1周期に対して複数回又は、複数周期に対して1回子機信号を発信する構成としてよい。
ステップS133では、子機1Bとして動作を開始した誘導灯1からの信号(以降、子機信号とする)の待受けを行う。受信部16が、子機信号を受信した場合(ステップS133でYes)、ステップS134に進む。
子機信号には、自機の機器番号が含まれている。ステップS134において、機器配列部13は、受信部16が受信した子機信号(以下、未登録子機信号とする)に含まれた機器番号に基づいて、当該子機信号を送信した子機1Bnが機器配列に登録済か否か判断する。未登録の場合(ステップS134でNo)は、ステップS135に進み、機器配列に子機1Bnを対応付ける。
ステップS135において、機器配列部13は、受信した機器番号に基づいて、機器配列上の親機1A又は子機1Bが対応付けられていない所定の順位に、親機1A及び子機1Bが対応付けられた順位が連続するように子機1Bnを対応付け可能に構成される。ここで、所定の順位は、好ましくは、最先の順位である。
ステップS136では、機器配列部13は、誘導灯1が登録された最大の順番と現在の登録数を比較する。順番>登録数とならない場合(ステップS136でNo)、ステップS138に進む。
順番>登録数となる場合(ステップS136でYes)、ステップS137に進み、登録数を最大の順番と同数にする。
ステップS138では、機器配列部13は、機器マップに子機1B3を追加する。機器マップは、少なくとも、登録済の子機1Bnを示すための情報(ここでは、子機1Bnの機器番号)である。機器マップは、例えば、機器番号が数値の場合に、機器番号を2進数に変換した数列であってもよい。機器マップは、親機1Aを示す情報(ここでは、親機1Aの機器番号)が含まれていてもよい。
図6(b)は、初めて子機1Bを起動した際の親機信号、未登録子機信号、機器配列及び寿命配列である。機器配列部13は、機器配列の対応付けがされていない最先の順位(ここでは2位)に対して、受け取った未登録子機信号が有する自機番号(xxx3)を登録し、寿命配列に対して、所定の寿命値(ここでは15)を登録する。また、登録数を1から、最大の順番である2に変更する。
図6(c)は、初めて子機1Bnを登録した際の親機信号及び登録済みの子機信号(以下、登録済子機番号とする)である。親機1Aの発信部14は、子機1Bnの順位を含む親機信号を発信可能に構成される。親機1Aの発信部14は、毎周期に、親機信号を発信する。
親機信号は、親機1Aの自機番号、少なくともこの周期に発光する誘導灯1の順位(図では「順番」)、発光する誘導灯1の機器番号(図では「点灯機器」)及び機器マップ(図では「登録機器」)を有する。順位(図では「順番」)は、機器配列に登録された全ての誘導灯1の順位又は、誘導灯群として登録可能な上限順位までの登録状態と登録された誘導灯1が把握可能なものであってもよい。
<登録処理:子機1B>
ステップS14において、誘導灯1は、子機1Bとして動作を開始する。ステップS141において、未登録子機1Bは、ステップS12で受け取った親機信号の機器マップに、自機の機器番号があるか否か判断する。
機器マップに自機が含まれない場合(ステップS141でNo)、ステップS142に進み、子機1Bの発信部14は、未登録子機信号を送信する。未登録子機信号は、図6(b)に示すように、少なくとも自己の機器番号を含む信号である。未登録機器信号を受け取った親機1Aの機器配列部13は、未登録子機1Bnを機器配列、機器マップ等に登録し、親機1Aの発信部14は、図6(c)に示すように、当該子機1Bn(ここでは、xxx3)が機器マップに含まれた親機信号を送信する。
親機信号には、順番が含まれているため、子機1Bnは自己の順番を知ることができる。順番が1周期に1つしか送信されない場合は、登録数分の周期が経過すれば、自己の順位が把握される。子機1Bnが、S12で親機信号を受け取り、機器マップに自機が含まれる場合(ステップS141でYes)、ステップS143に進む。
受信部16は、順位を受信して、格納可能に構成される。ステップS143において、受信部16は、受け取った自己の順位を記憶部11に格納する。そして、ステップS144において、子機1Bnの発信部14は、登録済子機信号を送信する。図6(c)に示すように、子機1Bn(ここでは、xxx3)の発信部14は、自機番号及び順番が含まれた登録済子機信号を送信する。
複数の子機1Bnが、親機1AによるステップS133〜S138の処理を経て、登録済子機1Bnとなる。図6(d)は、すべての子機1B2〜1B7を登録した際の親機信号、機器配列及び寿命配列である。親機信号が、登録した複数の子機1Bを示す情報を有した機器マップを有する。
<親機信号の発信>
図7は、親機信号発信の処理フローチャートである。ステップS21において、親機信号発信を発信する場合(ステップS21でYes)、ステップS22に進む。親機1Aのカウント部15は、周期をカウントする。本実施形態では、親機1Aの発信部14は、周期が更新される都度、親機信号を発信する。そのため、ステップS21では、親機1Aのカウント部15において周期が更新されることで、ステップS22に進む。
ステップS22では、順位を1加算する。この順位は、親機信号に含まれるこの周期で発光すべき誘導灯1の順位(図6における「順番」)である。ステップS23において、別途保持した登録数(即ち、当該親機1Aが管理する誘導灯群に属する誘導灯1の数)と比較し、順位が登録数を超えた場合(ステップS23でYes)、ステップS24において、順番を先頭(ここでは0)に戻す。
ステップS25では、記憶部11に格納した機器配列から、該当する順位の誘導灯1を示す情報(機器番号)を取得する。そして、ステップS26では、記憶部11に事前に格納した機器マップ、ステップS22〜S24で定まった順位及び、ステップS25で取得した機器番号を含む親機信号を送信する。ステップS22〜S26の処理を、カウント部15において周期が更新される都度、行う。
<親機1Aの発光>
発光部17は、順位に基づいて、発光制御可能に構成される。本実施形態では、親機1Aの発光部17は、カウント部15による発光周期のカウント及び自機の順位を用いて、発光可能に構成される。すなわち、親機1Aの発光部17は、ステップS22〜S24で定まった順位が1の時、発光制御を行い、発光体22が点灯する。
なお、本実施形態では、順位が0の時は親機1Aの発光部17は消灯する。ここで、ステップS23において、登録数と順位を比較し、順位が登録数を超えた場合(ステップS23でYes)、ステップS24において、順番を先頭(ここでは0)に戻しているが、ステップS23において登録数>1の場合には、ステップS24で順番を1(即ち、親機1Aを点灯)としてもよい。例えば、登録数=1の場合はステップS24にて順位を0に、登録数>1の場合には、ステップS24にて順位を1にしてよい。これにより、親機1Aのみ起動している状態のとき、親機を点滅可能に構成しながら、複数の誘導灯1が起動しているとき、順位に沿って1周期に1機の誘導灯1を点灯する場合に、すべての誘導灯1が消灯した状態(即ち、順位が0の状態)を回避することができる。
<誘導灯故障時の処理>
図8は、誘導灯故障時の処理フローチャートである。ある子機1Bnから一定期間子機信号を受信できない場合、親機1Aは、当該子機1Bnを誘導灯群から除外する。
機器配列部13は、一定期間、機器番号を受信できなかった子機1Bnについて、機器配列での対応付けを解消可能に構成される。機器配列における対応付けの解消は、例えば、以下のステップS31〜S35を機器配列部13が実行することによって、行われる。
ステップS31において、機器配列部13は、周期が更新される都度に、配列に登録された各子機1Bnの寿命配列を、減算する。例えば、機器配列部13は、当該子機1Bnの寿命配列を−1する。図6の例では、当初の寿命配列は15のため、1周期が経過したときに、これを14にすることを意味する。ここで、周期が更新される都度は、発信部14が親機信号を発信する毎にであってもよいし、受信部16が子機信号を受信する毎にであってもよい。また、減算する数は任意である。
ステップS32において、寿命配列において寿命値が0となった子機1Bnが存在する場合(ステップS32でYes)、ステップS33に進み、機器配列に登録された当該子機1Bnの機器番号を、未登録を示す状態(本実施形態では、0を登録する)とする。なお、複数の子機1Bnの対応付けは、同じ周期において解消されてもよい。
それぞれの子機1Bnの発信部14は、所定期間に1回、登録済子機信号を発信する。本実施形態では、所定期間は1周期に相当する。ここで、親機1Aの受信部16は、それぞれの子機1B2〜1B7から発信された登録済子機信号を待ち受けている。
ステップS34において、親機1Aの受信部16が、ある子機1Bnの登録済子機信号を受けれない場合(ステップS31でNo)、処理を終了し、次の周期中にまたステップS31〜を開始する。
親機1Aの受信部16が、ある子機1Bnの登録済子機信号を受け取った場合(ステップS34でYes)、機器配列部13は、当該子機1Bnの寿命配列を回復させる。回復は、例えば、寿命配列を初期値に戻すことや、所定数の数値(例えば1、3等)を寿命値に加算することで、行われる。
ここで、好ましくは、制御部10は、通知部を備え、親機1Aの通知部は、リモートコントローラやスマートフォン、端末装置等に対して通信により、対応付けが解消された誘導灯1を通知可能な構成としてよい。通知部は、寿命配列や機器配列の状態を単に送信可能な構成であってもよいし、通知部が個々の誘導灯のステータスを判定して、ステータスを通知する構成としてもよい。
配列に対応付けられた状態は、誘導灯1に順位が登録された状態、即ち連動する誘導灯群に加入している状態を意味する。配列に対応付けられた状態から未対応の状態に遷移した場合は、誘導灯1が故障したことを意味する。ここで、例えば、寿命配列が所定の値を下回った場合に、通知部又は配列の状態を受け取ったリモートコントローラの受信部等が、故障を通知してもよい。
<子機信号の発信及び子機1Bの発光>
次いで、子機1Bの発光及び子機信号の発信について説明する。図9は、子機信号の発信及び子機1Bの発光に関する処理フローチャートである。
<親機1A存在時>
まず、親機1Aが存在する場合の発光手順について説明する。子機1Bの受信部16は、親機信号又は他の子機1Bの子機信号に基づいて、登録数を記憶部11に格納する。登録数は、記憶部11に一過的に、又は非一過的に保持される。登録数は、子機1Bの受信部16に、例えば、親機信号から送信された(されていた)順位の最大値によって把握され、機器マップに含まれた機器の数に基づいて把握され、又は、他の子機信号に含まれた順位及び自己の順位のうちの最大値によって把握され得る。
子機1Bのカウント部15は、位相及び周期をカウントする。本実施形態では、位相は、周期より細かい間隔でカウントされ、周期は、位相が所定の回数カウントされることで経過するものとする。周期は1つの誘導体群において登録可能な誘導灯1の数又はそこから一定数を差し引いた数であってもよい。周期及び位相の関係は、任意に設定されてよい。本実施形態では、1位相は、例えば1周期の50分の1であり、最大で49機の誘導灯1が、誘導灯群を構成し得る。なお、親機1Aのカウント部15も、この位相の経過により、周期を1進める構成としてもよい。
ステップS41において、親機信号を子機1Bが受信すると(ステップS41でYes)、子機1Bは、位相を0にする(ステップS42)。ここで、親機信号には、この周期で発光する子機1Bの順位及び機器番号が含まれており、これらの何れかを少なくとも用いて、個々の子機1Bnは、この周期に発光すべきか否か判断する。
ステップS43において、子機の発光部17は、親機信号に含まれた点灯機器を示す情報及び、自機の順位に基づいて発光可能に構成される。ステップS43において、点灯機器が自機である場合(ステップS43でYes)、子機の発光部17は、ステップS44で順番を自順とし、ステップS61にて順番が自順である場合(ステップS61でYes)、ステップS62で、子機の発光部17は発光する。
ステップS43において、点灯機器が自機でない場合(ステップS43でNo)、ステップS63に進み、消灯する。
<親機1A不在時>
次いで、親機1Aが不在の場合の発光手順について説明する。ステップS41において、親機信号を子機1Bが受信できない状態のとき(ステップS41でNo)、子機1Bのカウント部15は、位相を1加算する(ステップS51)。ステップS51〜S57の処理により、親機不在時に複数の子機1Bが周期を同期して、連動して点灯することができる。
子機が親機からの信号を受信できない場合、子機1Bのカウント部15は、受信した子機信号に基づいて、発光周期のカウントを同期可能に構成される。カウント部15は、直前の順位の子機1Bより発信された子機信号を受信すると、位相をリセット可能に構成される。本実施形態では、子機信号には順位が含まれるが、ステップS52において、子機1Bの受信部16は、自順より一つ前の順位の子機1Bの1の子機信号を受け取ると、子機1Bのカウント部15は、位相に、一つ前の順位の入力を入力し、位相の値とする(ステップS53)。
子機1Bの発信部14は、カウント部15による位相のカウントに基づいて、子機信号を発信可能に構成される。本実施形態では、ステップS54において、位相の値が、自機の順位より一つ前の順位になったときに、子機1Bの発信部14は、子機信号を発信する(ステップS55)。ステップS51〜S55の処理により、個々の子機1Bnに対応付けられた順位に応じて、子機信号が、1周期に一度ずつ、順位に倣って順番に発信される。
カウント部15は、ステップS51において位相を加算し、ステップS56において、位相の値が1周期分の位相の値を超えると、位相を1にリセットする(ステップS57)。この時、カウント部15は、周期を1加算してもよい。
カウント部15は、ステップS57において周期を加算し、ステップS58において、周期の値が登録数の値を超えると、周期を0にリセットする(ステップS57)。リセットされた周期の値は任意であるが、親機不在時の場合、例えば、親機の順位+1の順位(本実施形態では、2)に、周期をリセットしてもよい。
カウント部15は周期をカウントし、子機1Bの発光部17は、カウント部15が決定した発光周期のカウント及び自己の順位を用いて、発光可能に構成される。ステップS61において、周期をカウントし、発光の順番(即ち周期の値)が自順の場合(ステップS61でYes)、子機1Bの発光部17は点灯し(ステップS62)、自順でない場合(ステップS61でNo)、消灯する(ステップS63)。
ここで、子機1Bの機器配列部13は、少なくとも、一定時間、親機1Aからの信号を受信できない場合、親機1Aとして機能してもよい。その場合、機器配列部13は、自機及び他の子機1Bの機器配列への対応付けを開始する。好ましくは、自順に基づいて、順番が一番若いと把握される子機が、親機となる構成が好ましい。例えば、機器配列部13は、自順−1が、予め定められた親機の順位の場合、親機として動作を開始してよい。順位は、子機1Bの受信部16に、例えば、親機信号から送信された(されていた)順位の最小値によって把握され、機器マップに含まれた機器に基づいて把握され、又は、他の子機信号に含まれた順位及び自己の順位のうちの最小値によって把握され得る。また、親機信号が、機器配列を有し、子機1Bに配布しておく構成としてもよい。
<故障した誘導灯の入れ替え>
寿命値が0となり、ステップS33において機器配列での対応付けが解消された誘導灯1が発生した場合、連動中して点灯中の誘導灯群に、誘導灯1を追加することができる。新たな誘導灯1や、例えば機器配列誘導灯群の最後列に対応付けられた子機1Bを再起動して、機器配列上で、誘導灯1の対応付けが解消された順位に、割り付けることができる。
機器配列での対応付けが解消された誘導灯1が発生した場合、新たな誘導灯1の電源スイッチ24あるいは、誘導灯群に属する子機1B(典型的には、順位が最下位の子機1BN)のリセットボタン25が押下されると、誘導灯1が起動(再起動)する。ここで、S11〜S12の処理によって親機信号を受信し、ステップS14において、誘導灯1は、子機1Bとして動作を開始する。
ステップS141において、未登録子機1Bは、ステップS12で受け取った親機信号の機器マップに、自機の機器番号があるか否か判断し、機器マップに自機が含まれない場合(ステップS141でNo)、子機1Bの発信部14は、未登録子機信号を送信する(ステップS142)。
ステップS133で未登録子機信号を親機1Aの受信部16が受信すると、ステップS135に進み、機器配列に子機1Bを対応付ける。
ステップS135において、機器配列部13は、受信した機器番号に基づいて、子機1Bが対応付けられていない最先の順位に子機1Bnを対応付ける。ここでは、機器の故障により、機器配列での誘導灯1の対応付けが解消された順位であって、最先の順位に新たな子機1Bnを対応付ける。
ステップS136では、機器配列部13は、誘導灯1が登録された最大の順番と現在の登録数を比較する。この場合、順番≦登録数となるため、登録数の変更を行わずに、ステップS138以降に進む。
図10は、誘導灯の別の形態を示す図である。図10(a)に示すように、別の形態に係る誘導灯1は、誘導灯本体2及び保持部3を備える。図10(b)に示すように、誘導灯本体2及び保持部3は、着脱自在に構成されると共に、保持部3を介して、誘導灯本体2が、矢印板103の上縁部に保持される。
保持部3は、保持部本体31、窓部34、ガイド35、脚部36及び足部37を備える。窓部34は、保持部3が誘導灯本体2を保持した際に、発光体22からの発光が阻害されないように保持部本体31に設けられた領域であり、本実施形態では、保持部本体31をくりぬいた開口である。窓部34は、必ずしも開口される必要はなく、例えば透明材料による窓がはめ込まれていてもよい。
ガイド35は、誘導灯本体2を保持又は分離する際に、ガイドとして機能する。保持部3と分離状態にある誘導灯本体2は、ガイド35に沿って保持部本体31にはめ込まれ、規制材(ここでは、矢印板103)に対して自立して保持される。また、誘導灯本体2は、把持部23を把持して保持部3内を摺動させることで、保持部3と分離可能に形成される。
保持部3は、脚部36及び足部37によって、規制材に対して保持される。脚部36は、転倒等を防止するために、金属製など耐久性の高い部材によって形成されることが好ましい。足部37は、例えば、規制材に対する滑り防止のため、ゴム等のすべり止め部材によって形成又は被覆されることが好ましい。また、脚部36がすべり止め部材によって被覆されてもよい。
1 :誘導灯
1A :親機
1B :子機
2 :誘導灯本体
3 :保持部
10 :制御部
11 :記憶部
13 :機器配列部
14 :発信部
15 :カウント部
16 :受信部
17 :発光部
21 :筐体
22 :発光体
23 :把持部
24 :電源スイッチ
25 :リセットボタン
31 :保持部本体
32 :固定部
33 :接触部
34 :窓部
35 :ガイド
36 :脚部
37 :足部
101 :道路
101A :区画線
101L :左車線
101R :右車線
102 :工事区間
103 :矢印板
104 :ラバーコーン
105 :規制用標識車
105A :標識部
106 :車両

Claims (10)

  1. 親機及び複数の子機からなる誘導灯群が、連動して発光する誘導灯連動システムであって、
    前記親機は、機器配列部、発信部、受信部及び発光部を備え、
    前記子機は、発信部、受信部及び発光部を備えており、
    前記発信部は、自機の機器番号を含む信号を少なくとも発信可能に構成され、
    前記受信部は、前記信号を受信可能に構成され、
    前記親機の前記機器配列部は、自機の機器番号である自機番号に基づいて、自機を機器配列の所定順位に対応付けると共に、受信した前記機器番号に基づいて、前記機器配列上の親機又は子機が対応付けられていない所定の順位に、親機及び子機が対応付けられた順位が連続するように子機を対応付け可能に構成され、
    更に、一定期間、前記機器番号を受信できなかった子機について、前記機器配列での対応付けを解消可能に構成されると共に、
    受信した前記機器配列に対応付けされていない子機の機器番号に基づいて、前記子機を対応付けが解消された順位に対応付け可能に構成され、
    前記親機の前記発信部は、更に、子機の前記順位を含む信号を発信可能に構成され、
    前記子機の前記受信部は、更に、前記順位を受信して格納可能に構成され、
    前記発光部は、前記順位に基づいて、発光制御可能に構成される
    誘導灯連動システム。
  2. 前記機器配列部は、自機を前記機器配列の先頭又は先頭を含む連続した複数順位に対応付けると共に、受信した前記機器番号に基づいて、前記機器配列上の親機又は子機が対応付けられていない最先の順位から順に、子機を対応付け可能に構成され、
    受信した前記機器配列に対応付けされていない子機の機器番号に基づいて、前記子機が対応付けられていない順位のうち、最先の順位に対応付け可能に構成される
    請求項1に記載の誘導灯連動システム。
  3. 前記親機は、カウント部を備え、
    前記親機の前記発光部は、前記カウント部による発光周期のカウント及び自機の前記順位を用いて、発光可能に構成される
    請求項1又は請求項2に記載の誘導灯連動システム。
  4. 前記子機は、カウント部を備え、
    少なくとも、子機が親機からの前記信号を受信できない場合、前記子機の前記発信部は、前記カウント部による位相のカウントに基づいて、子機信号を発信可能に構成され、
    受信した前記子機信号に基づいて、発光周期のカウントを同期可能に構成され、
    前記発光周期は、前記位相が所定の回数カウントされることで経過するものであって、
    前記子機の前記発光部は、決定した前記発光周期のカウント及び自己の前記順位を用いて、発光可能に構成される
    請求項1〜3の何れかに記載の誘導灯連動システム。
  5. 前記カウント部は、直前の順位の前記子機より発信された前記子機信号を受信すると、前記位相をリセット可能に構成され、
    前記子機の前記発信部は、前記位相のカウント及び自機の前記順位に基づいて、その後、前記子機信号を発信可能に構成されており、
    個々の前記子機に対応付けられた前記順位に応じて、前記子機信号が順番に発信される
    請求項4に記載の誘導灯連動システム。
  6. 前記子機は、前記機器配列部を備え、少なくとも、一定時間、子機が親機からの前記信号を受信できない場合、前記子機は親機として機能し、
    前記機器配列部は、自機及び他の子機の前記機器配列への対応付けを開始する
    請求項1〜5の何れかに記載の誘導灯連動システム。
  7. 前記誘導灯は、前記親機又は子機として動作する誘導灯本体及び、前記誘導灯本体を保持する保持部を備え、
    前記誘導灯本体は、把持部を備え、前記保持部により、規制材に対して自立して保持される
    請求項1〜6の何れかに記載の誘導灯連動システム。
  8. 連動して発光する誘導灯であって、
    前記誘導灯は、機器配列部、発信部、受信部及び発光部を備え、
    前記発信部は、自機の機器番号を含む信号を少なくとも発信可能に構成され、
    前記受信部は、前記信号を受信可能に構成され、
    前記機器配列部は、自機の機器番号である自機番号に基づいて、自機を機器配列の所定順位に対応付けると共に、受信した前記機器番号に基づいて、前記機器配列上の自機又は他の誘導灯が対応付けられていない所定の順位に、自機及び他の誘導灯が対応付けられた順位が連続するように、他の誘導灯を対応付け可能に構成され、
    更に、一定期間、前記機器番号を受信できなかった他の誘導灯について、前記機器配列での対応付けを解消可能に構成されると共に、
    受信した前記機器配列に対応付けされていない他の誘導灯の機器番号に基づいて、前記他の誘導灯を、対応付けが解消された順位に対応付け可能に構成され、
    前記発信部は、更に、他の誘導灯の前記順位を含む信号を発信可能に構成され、
    前記発光部は、前記順位に基づいて、発光制御可能に構成される
    誘導灯。
  9. 連動して発光する誘導灯としてコンピュータを動作させる動作プログラムであって、
    前記コンピュータを、機器配列部、発信部、受信部及び発光部として機能させ、
    前記発信部は、自機の機器番号を含む信号を少なくとも発信可能に構成され、
    前記受信部は、前記信号を受信可能に構成され、
    前記機器配列部は、自機の機器番号である自機番号に基づいて、自機を機器配列の所定順位に対応付けると共に、受信した前記機器番号に基づいて、前記機器配列上の自機又は他の誘導灯が対応付けられていない所定の順位に、自機及び他の誘導灯が対応付けられた順位が連続するように、他の誘導灯を対応付け可能に構成され、
    更に、一定期間、前記機器番号を受信できなかった他の誘導灯について、前記機器配列での対応付けを解消可能に構成されると共に、
    受信した前記機器配列に対応付けされていない他の誘導灯の機器番号に基づいて、前記他の誘導灯を、対応付けが解消された順位に対応付け可能に構成され、
    前記発信部は、更に、他の誘導灯の前記順位を含む信号を発信可能に構成され、
    前記発光部は、前記順位に基づいて、発光制御可能に構成される
    動作プログラム。
  10. 親機及び複数の子機からなる誘導灯群が、連動して発光する誘導灯の連動方法であって、
    前記親機は、機器配列部、発信部、受信部及び発光部を備え、
    前記子機は、発信部、受信部及び発光部を備えており、
    前記発信部が、自機の機器番号を含む信号を少なくとも発信するステップと、
    前記受信部が、前記信号を受信するステップと、
    前記親機の前記機器配列部が、自機の機器番号である自機番号に基づいて、自機を機器配列の所定順位に対応付けると共に、受信した前記機器番号に基づいて、前記機器配列上の親機又は子機が対応付けられていない所定の順位に、親機及び子機が対応付けられた順位が連続するように子機を対応付けるステップと、
    前記機器配列部が、一定期間、前記機器番号を受信できなかった子機について、前記機器配列での対応付けを解消するステップと、
    前記機器配列部が、受信した前記機器配列に対応付けされていない子機の機器番号に基づいて、前記子機を対応付けが解消された順位に対応付けるステップと、
    前記親機の前記発信部が、子機の前記順位を含む信号を発信するステップと、
    前記子機の前記受信部が、受信した前記順位を格納するステップと、
    前記発光部が、前記順位に基づいて、発光制御するステップと、
    を有する連動方法。
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