JPH0421190Y2 - - Google Patents

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JPH0421190Y2
JPH0421190Y2 JP1985187432U JP18743285U JPH0421190Y2 JP H0421190 Y2 JPH0421190 Y2 JP H0421190Y2 JP 1985187432 U JP1985187432 U JP 1985187432U JP 18743285 U JP18743285 U JP 18743285U JP H0421190 Y2 JPH0421190 Y2 JP H0421190Y2
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light emission
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自発光デリネータ、自発光カーブサイ
ンなど道路の状況等を車両に乗車した通行車に伝
搬し、または注意を喚起し、交通事故を未然に防
止する自発光交通制御装置に関するものである。
(従来技術) 本考案者等は、発光体の点滅周期の起動又は修
正を外部基準信号で制御した自発光制御装置を既
に提案した。(特願昭60−192892号) 上述の自発光交通制御装置は、蛇行、急カーブ
及び起状の多い道路の路肩に自発光ユニツトを複
数個並設し、各々の自発光ユニツトに外部基準信
号が受信されると、発光タイミング発生部の発振
回路が起動したり、または発振回路の電子部品の
の誤差により生じる点滅周期のズレを修正し、複
数個連設した自発光ユニツトが同時に点滅させる
ことができるものであり、道路の状況を通行者に
的確に伝搬できた。
(従来技術の問題点) しかしながら、上述の自発光交通制御装置で
は、自発光ユニツトの並設距離が長くなつたり、
また激しいカーブ地点では複数個の自発光ユニツ
トが一斉に点滅するため、一瞬、全く道路の状況
等を通行者に知らせることができず、当惑してし
まうことがあつた。
(本考案の目的) 本考案は上述の欠点を解消するために案出され
たものであり、その目的は、車両に乗車した通行
者に常に正しい道路状況を与えるとともに、さら
には複数個連設した自発光ユニツトの連係を持た
せ、特に接近する通行者からみて遠方に位置する
自発光ユニツトから最も近くに位置する自発光ユ
ニツトへ点滅光が流れるように点滅させて、安全
走行を行うように通行者に注意を喚起することで
ある。
(問題点を解決するための具体的手段) 本考案の自発光交通制御装置は、上述の問題点
を解決するために、走行して来る車両に対して一
定周期で点滅する発光体を備えた自発光ユニツト
の複数を道路に沿つて並設した自発光交通制御装
置であつて、走行して来る車両に対し最も遠方位
置にある自発光ユニツトから順に隣接する自発光
ユニツトを点滅すべく、各々の自発光ユニツトに
遅延装置を設け、各自発光ユニツトを所定の位相
差の点滅周期でもつて点灯するように構成したこ
とを特徴とする。
(実施例) 以下、本考案の自発光交通制御装置を図面に基
づいて説明する。尚、実施例は自発光ユニツトで
ある自発光デリネータを用いて説明する。
第1図は自発光デリネータの外観斜視図であ
る。
自発光デリネータ11は太陽電池12、セルケ
ース13、発光部である発光ダイオード5……及
び灯器(以下本体ケースと記す)15から構成さ
れている。
太陽電池12は、発光ダイオード5……の電源
であり、素材は結晶系シリコン、アモルフアスシ
リコン、GaAs及び高分子半導体等が用いられ、
一定レベル以上の光があたると発電する。
セルケース13は、半楕球状の透光性樹脂で形
成されており、太陽電池12を外気から保護する
と同時に効率よく太陽光を太陽電池12に集光す
るためのものである。
発光ダイオード5……は後述のブロックダイア
グラムの動作により、夜間点滅発光する。
本体ケース15は、セルケース13や後述のフ
ロントカバー16、リフレクター17等を固定
し、内部の電子回路、二次電池14を保護するた
めに、耐候性や耐衝撃性に優れたポリカーボネー
ト樹脂等によつて形成される。
本体ケース15の上面には、太陽電池12が載
置され、EVA、シリコーン樹脂等の透明樹脂が
充填され、セルケース13が設けられる。太陽電
池12からの起電力はリード線(不図示)を介し
て、制御用電子回路及び二次電池14に接続され
る。発光ダイオード5……は本体ケース15内の
回路基板に複数個立設され、本体ケース15の一
表面にリング状になつて突設し、さらに、その本
体ケース15の表面に密着する様に前記発光ダイ
オード5……を包んで透明フロントカバー16が
設けられる。これにより発光ダイオード5……と
本体ケース15の突設部分から侵入する湿気等を
完全に遮断する。また、自発光デリネータ11の
視認性を向上させるために、リング状に突設した
発光ダイオード5……の中央にはリフレクター1
7が設けられている。
20はマウントであり、マウント20は本体ケ
ース15を支持ポール21に例えばネジ22等の
固定手段によつて取り付ける。
そして本体ケース15の内表面には、外部基準
信号を受信するための受信手段であるアンテナ1
が設けられている。
第2図は本考案の自発光デリネータのブロツク
ダイアグラムを示す。
1はアンテナ、2は受信部、3は発光タイミン
グ発生部、4は発光制御部、5は発光部である。
アンテナ1及び受信部2は放送電波又は標準電
波等の標準周波数、標準時間間隔および標準時刻
を表す記号(以下外部基準信号と記す。)を受信
するものである。
ここで放送電波とは例えば日本放送協会
(NHK)等のラジオ放送の時報や時刻の信号で
あり、また標準電波は国の標準周波数及び標準時
間間隔並びに標準時刻を一般に通報する電波であ
り、現在短波及び長波により送信されている。例
えば、局符号JJYで送信される短波標準電波
(2.5,5,10,15MHz)は各1時間のスケジユー
ルおよび分秒信号波形が定められている。
発光タイミング発生部3は受信した外部基準信
号に基づいて適正の発光タイミングパルスを発生
し、発光制御部4に出力する。具体的には発光タ
イミング発生部3には、発振回路を設けておき、
一定時間毎、例えば1M時間毎に入力される外部
基準信号でリセツトを行い該発振回路を構成する
電子部品の特性によつて生じる発光タイミングパ
ルスの誤差を補正したり、また発光タイミング発
生部3にカウンターを設け、入力される外部基準
信号を計数し、所定の周期例えば、毎分40〜120
回の発光タイミングパルスを出力する。
発光制御部4は発光タイミング発生部3からの
発光タイミングパルスに応じて発光部5の発光周
期を決定する。また発光制御部4には自発光デリ
ネータの周囲の光強度を検知する光センサーを設
け、周囲の光強度が一定レベル以下になつたとき
のみ発光部5を発光させる様にしてもよい。
本考案は上述の発光タイミング発生部3又は発
光制御部4の前段階に遅延装置6を設けたことに
特徴がある。遅延装置6は各々の自発光デリネー
タによつて遅延時間が手操作によつて決定できる
もので、例えばマイクロプロセツサとメモリとを
組合せ、メモリ内にt、2t、3t、……nt(n:自
然数、tは単位遅延時間)の点滅周期の位相差を
各種設定している。連設する自発光デリネータの
配置数、連設間距離に応じて、各自発光デリネー
タの遅延時間を決定する。
第3図は本考案の自発光デリネータを道路の路
肩に6台設置した状態図であり、第4図は各自発
光デリネリータの発光体5が点滅する時間をタイ
ムチヤートで示したものである。
各自発光デリネータD1乃至D6は発光タイミン
グ発生部3によつて作られる点滅周期1秒、点灯
幅0.05秒の点滅パルスに従つて、発光制御部4を
介して発光部5が点滅する。
今、各自発光デリネータD1乃至D6を5m毎に
設置し、単位遅延時間−0.2秒(マイナスは方向
性を示す)と設定すれば自発光デリネータD6
点滅が開始された次の瞬間、0.2秒後には、自発
光デリネータD5が点滅し、さらに0.2秒後には、
自発光デリネータD4が点滅し、……自発光デリ
ネータD1が点滅する。
即ち、自発光デリネータD1乃至D6を観察する
と、点滅光が、遠方から秒速25m(時速90Km)で
接近してくることになる。
この道路を時速60Kmの車両で通過する通行者は
車両の速度と自発光デリネータD1乃至D6の点滅
光の流れ速度との相対速度の関係で、車両の速度
を時速60Km以上に感じる。これにより通行者は速
度の出し過ぎと感じ減速に心得けることになり、
安全速度での運転が行われる。
実施例では各自発光デリネータの点滅周期は隣
接する自発光デリネータの点滅周期の位相と0.2
秒の差を設けているが、自発光デリネータの設置
場所、連設間隔を勘案し、点滅周期の位相差を適
宜設定すればよい。
本考案の実施例は外部基準信号を利用し、点滅
周期の修正を行い、遅延装置によつて各々の自発
光デリネータに規則性を持たせた上、点滅する発
光体の電源に太陽電池を利用しているため、各自
発光デリネータは設置の自由度が最大限に富み、
特に僻地や山間部等の商用電源が得にくく、道路
事情の悪い場所に極めて有用である。
尚、各自発光デリネータ間をケーブル等で結線
し、隣接する自発光デリネータの点滅周期と位相
を遅らせ連係をもたせるために遅延装置を設けて
も構わない。
(効果) 以上、説明した様に本考案の自発光交通制御装
置は、道路に沿つて並設した各自発光ユニツト
に、接近する走行車両に最も遠方位置にある自発
光ユニツトから順に隣接する自発光ユニツトを点
滅すべく、各々の自発光ユニツトに遅延装置を設
け、各自発光ユニツトを所定の位相差の点滅周期
でもつて点灯するように構成したので、各自発光
ユニツトの連係した滑らかな点滅作動により、視
界の悪い状況下でも通行者に正しい道路状況(道
路の蛇行状態や起伏など)等の情報を与えること
ができ、しかも通行者に実際よりも速い速度で車
両が走行しているように感じさせることによつ
て、通行者に常に安全速度で運転させるべく注意
を喚起することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の自発光交通制御装置である自
発光デリネータの外観斜視図である。第2図は第
1図で示した自発光デリネータに用いたブロツク
ダイアグラムであり、第3図は本考案の自発光デ
リネータを道路に設置した状態図であり、第4図
は各自発光デリネータの発光部が点滅する時間を
示したタイムチヤートである。 3……発光タイミング発生部、4……発光制御
部、5……発光部、6……遅延装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 走行して来る車両に対して一定周期で点滅する
    発光体を備えた自発光ユニツトの複数を道路に沿
    つて並設した自発光交通制御装置であつて、走行
    して来る車両に対し最も遠方位置にある自発光ユ
    ニツトから順に隣接する自発光ユニツトを点滅す
    べく、各々の自発光ユニツトに遅延装置を設け、
    各自発光ユニツトを所定の位相差の点滅周期でも
    つて点灯するように構成したことを特徴とする自
    発光交通制御装置。
JP1985187432U 1985-12-04 1985-12-04 Expired JPH0421190Y2 (ja)

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JPS6296800U JPS6296800U (ja) 1987-06-20
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JP2014134078A (ja) * 2013-01-11 2014-07-24 Danrekkusu Kk 視認誘導標制御装置

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JPS5845756A (ja) * 1981-09-12 1983-03-17 住友セメント株式会社 脆性物体の破壊方法
JPS5845757A (ja) * 1981-09-14 1983-03-17 Senichi Masuda 電気集じん装置

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