JPS6252700A

JPS6252700A - 自発光交通制御装置

Info

Publication number: JPS6252700A
Application number: JP19289285A
Authority: JP
Inventors: 吉沼　勝美; 静石橋
Original assignee: Kyocera Corp
Current assignee: Kyocera Corp
Priority date: 1985-08-30
Filing date: 1985-08-30
Publication date: 1987-03-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は自発光デリネータ、自発光道路鋲、自発光カー
ブサイン等の自発光交通制御装置の発光タイミング及び
その調整に関するもので、詳しくは日本放送協会（ＮＨ
Ｋ）等のラジオ放送の時刻、時報信号や、標準周波数、
標準時間間隔および標準時刻を一般に通報する標準電波
である外部基準信号を利用し、自発光交通制御装置の発
光タイミングを制御するものである。

（従来の技術）従来、自発光交通制御装置が設置される箇所は道路の路
肩部分、蛇行、急カーブ、起伏の激しい道路、交通事故
の多発地帯であり、その設置は一定間隔を置いて複数個
連設されるのが普通である。

しかし、個々の自発光交通制御装置の発光タイミングを
一定に設置しておいても、相互の自発光交通制御装置に
発光タイミングをとっていないため、発光開始が個々の
自発光交通制御装置で異なり、複数連設した自発光交通
制御装置の連系がとれず、ランダムに発光してしまい通
行者にとって見苦しく正しい交通情報を与えることがで
きないという欠点を有していた。

そこで本出願人は上述の欠点を解消すべく、複数個連設
した自発光交通制御装置に受信部および／又は送信部を
設け、特定の自発光交通制御装置から他の自発光交通制
御装置に向けて発光タイミングを調整する信号を伝搬し
、複数個の自発光交通制御装置の発光タイミングに規則
性を持たせた自発光交通制御装置を提案した。（特願昭
６０−１９０７０号）（従来技術の問題点）しかしながら発光タイミングを調整する信号に赤外線を
利用する自発光交通制御装置においては、赤外線の指向
性や隣接する自発光交通制御装置間の樹木等の障害物を
考慮して設置しなくてはならず、また、マイクロ波を発
光タイミングを調節する信号に利用する自発光交通制御
装置においては、電波の送信範囲に制約があり、また送
信部を有する特定の自発光交通制御装置が極めて高価な
ものになってしまうという問題があった。

（本発明の目的）本発明の目的は上述の問題を一挙に解決し、広範囲に亘
り設置した複数個の自発光交通制御装置の発光タイミン
グを調整でき、かつ安価な自発光交通制御装置を提供す
ることにある。

（問題を解決するための具体的手段）上述の問題を解決するだめの具体的手段は放送電波又は
標準電波等の標準周波数、標準時間間隔および標準時刻
を表す外部基準信号を利用するためのアンテナ、受信部
、発光タイミング発生部及び発光部を備えアンテナ及び
受信部で受信した前記外部基準信号に基づいて発光タイ
ミング発生部で発光部の発光タイミングパルスを発生さ
せ、これにより発光部の発光タイミングが決定するもの
である。

（実施例）以下、本発明の自発光交通制御装置を図面に基づいて説
明する。

第１図は本発明の自発光交通制御装置のプロ・ツクダイ
アダラムを示す。

■はアンテナ、２は受信部、３は発光タイミング発生部
、４は発光制御部、５は発光部である。

アンテナ１及び受信部２は放送電波又は標準電波等の標
準周波数、標準時間間隔および標準時刻を表す信号を（
以下外部基準信号と記す。）を受信するものである。

ここで放送電波とは例えば日本放送協会（Ｎ）ＩＫ）等
のラジオ放送の時報や時刻の信号であり、また標準電波
は国の標準周波数及び標準時間間隔並びに標準時刻を一
般に通報する電波であり、現在短波及び長波により送信
されている。例えば、局符号ＪＪＹで送信される短波標
準電波（２，５，５，１０，１５ＭＩＩＺ）は各１時間
のスケジュールおよび分秒信号波形が認められている。

発光タイミング発生部３は受信した外部基準信号に基づ
いて適正の発光タイミングパルスを発生し、発光制御部
４に出力する。具体的には発光タイミング発生部３には
、発振回路を設けて置き、一定時間毎例えば１時間毎に
入力される外部基準信号でリセットを行い該発振回路を
構成する電子部品の特性によって生じる発光タイミング
パルスの誤差を補正したり、また発光タイミング発生部
３にカウンターを設け、入力される外部基準信号を計数
し、所定周期例えば毎分４０〜１２０回の発光タイミン
グパルスを出力する。

発光制御部４は発光タイミング発生部３からの発光タイ
ミングパルスに応じ発光部５の発光周期を決定する。ま
た発光制御部４には自発光交通制御装置の周囲の光強度
を検知する光センサーを設け、周囲の光強度が一定レベ
ル以下になったときのみ発光部５を発光させる様にすれ
ばよい。

尚、電源は各部の電子回路及び発光部５に供給する。

次に上述した本発明を自発光交通制御装置である自発光
デリネータに用いた例に従ってその実施例を説明する。

第２図は自発光デリネータの外観斜視図であり、第３図
は第２図に示した自発光デリネータのブロック回路図を
示す。

自発光デリネータ１１は太陽電池１２、セルケース１３
、発光部である発光ダイオード５・・・及び灯器（以下
本体ケースと記す）１５から構成されている。

太陽電池１２は、発光ダイオード５・・・の電源であり
、素材は結晶系シリコン、アモルファスシリコン、Ｇａ
Ａｓ及び高分子半導体等がもちいられ、一定レベル以上
の光があたると発電する。

セルケース１３は、半楕球状の透光性樹脂で形成されて
おり、太陽電池１２を外気から保護すると同時に効率よ
く太陽光を太陽電池１２に集光するためのものである。

発光ダイオード５・・・は後述のブロック回路の動作に
より、夜間点滅発光する。

本体ケース１５は、セルケース１３や後述のフロントカ
バー１６、リフレクタ−１７等を固定し、内部の電子回
路、二次電池を保護する。これらを保護するために、本
体ケース１５は耐候性や耐衝撃性に優れたポリカーボネ
ート樹脂等によって形成される。

本体ケース１５の上面には、太陽電池１２が載置され、
ＥＶＡ　、シリコーン樹脂等の透明樹脂が充填され、セ
ルケース１３が設けられる。太陽電池１２からの起電力
はリード線（不図示）を介して、制御用電子回路及び二
次電池に接続される。発光ダイオード５・・・は本体ケ
ース１５内の回路基板上に複数立設され、本体ケース１
５の一表面にリング状になって突設し、さらに、その本
体ケース１５の表面に密着する様に前記発光ダイオード
５・・・を包んで透明フロントカバー１６が設けられる
。これにより発光ダイオード５・・・と本体ケース１５
の突設部分から浸入する湿気等を完全に遮断する。

また、自発光デリネータ１１の視認性を向上させるため
に、リング状に突設した発光ダイオード５・・・の中央
にはりフレフタ−１７が設けられてし）る。２０はマウ
ントであり、マウント２０は本体ケース１５を支持ボー
ル２１に例えばネジ２２等の固定手段によって取り付け
る。

そして本体ケース１５の外表面には放送電波や標準電波
等の標準周波数、標準時間間隔及び標準■寺刻を表す外
部基準信号を受信するためのアンテナ１が設けられてい
る。

次に、第３図を用いて自発光デリネータの発光動作を説
明する。

太陽電池１２は逆流防止ダイオード１９を介して本体ケ
ース１５又はボール２１内に収納されたＮｉ−Ｃｄ電池
等の二次電池１４に接続される。二次電池１４しま太陽
電池１２により発電した起電力を蓄えると同時Ｇこ日中
、発電不可能の状態が続いた場合の備蓄としての役割を
する。

この二次電池１４の陽極は発光部である発光ダイオード
５・・・に接続され、発光スイッチングトランジスター
Ｔｒを介して、二次電池１４の陰極に接続される。

アンテナ１及び受信部２によって受信された外部基準信
号ａは発光部である発光ダイオード５・・・の発光タイ
ミングを決定する発光タイミング発生部３に入ノｊされ
る。発光タイミング発生部３で所定周期例えば４０〜１
２０回／ｍｉｎをもつ発光タイミングパルスｂが発生さ
れ発光制御部４に入力される。

一方、太陽電池１２からでる信号Ｃは太陽電池１２の起
電圧信号であり、この起電圧信号Ｃは基準電圧として比
較して一定値以下になるとＯＮ状態となり発光制御部４
に入力される。

すなわち、周囲が暗くなり、太陽電池１２の起電圧が低
下することで起電圧信号ＣがＯＮ状態となる。

発光制御部４は発光タイミング発生部３からの発光タイ
ミングパルスｂと起電圧信号Ｃに従って発光ダイオード
５・・・のスイッチである発光スイッチングトランジス
タＴｒを閉成する。すなわち発光タイミングパルスｂと
起電圧信号Ｃとの論理積の出力による。

ここで発光ダイオード５・・・の発光タイミングは発光
タイミングパルスｂで決定され、発光周期は毎分４０〜
１２０回の所定回数だけ発光することになる。

尚、Ｒは発光ダイオード５に流れる電流を制ｉ１１する
抵抗である。

以上の様な構成をした自発光デリネータをたとえば蛇行
した道路の路肩部分に一定間隔を保って広範囲に複数個
設置しても各自発光デリネータ間を発光タイミングをと
るための信号がながれるケーブルを結線せずに、夜間な
ど全ての自発光デリネータが同じ周期で発光させること
ができ、通行者に正しい道路の蛇行状態を喚起すること
ができる。　これは放送電波や標ｆ＄電波等を送信して
いる海外各国においても設置可能である。

実施例では電源に太陽電池１２を用いた自発光ブリ不一
夕で説明したがこのように太陽電池１２を電源とすれば
、商用電源などの電源配線が不要であリ、特に本発明の
様に発光部の発光タイミングを決定する根本的手段に放
送電波や標準電波などを利用し相互の発光タイミングを
制御する自発光デリネータに極めて有効である。

本発明は上述の実施例に限定されることはなく自発光デ
リネータの他に自発光カーブサイン、自発光道路鋲など
の自発光交通制御装置に用いられる。

（効果）以上の様に本発明の自発光交通制御装置は放送電波や標
準電波等を受信するアンテナ、受信部、発光タイミング
発生部、発光部という簡単な構成で、複数個の自発光交
通制御装置の発光タイミングを容易にかつ正確に制御さ
せることができ、また、高価な発光タイミング発信専用
の自発光交通制御装置が不要である。

また設置作業においても受信方向などを考慮する必要が
なく、その上発光タイミングをとるための信号がながれ
るケーブル等を結線、埋設する必要が全くないため極め
て容易に施工できるという著効を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の自発光交通制御装置のブロックダイア
グラムを示す。第２図及び第３図は本発明の自発光交通制御装置である
自発光デリネータを用いた実施例を示し、第２図はその
外観斜視図であり、第３図はブロック回路図を示す。１・・・アンテナ２・・・受信部３・・・発光タイミング発生部４・・・発光制御部５・・・発光部

Claims

【特許請求の範囲】

外部基準信号を受信するアンテナ、受信部、発光タイミ
ング発生部及び発光部を備え、アンテナ及び受信部で受
信した前記外部基準信号に基づいて発光タイミングを決
定するパルス信号を発生しこれによって発光部を発光制
御することを特徴とする自発光交通制御装置。