JP4455132B2 - 車両用エアバッグ装置 - Google Patents
車両用エアバッグ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4455132B2 JP4455132B2 JP2004115813A JP2004115813A JP4455132B2 JP 4455132 B2 JP4455132 B2 JP 4455132B2 JP 2004115813 A JP2004115813 A JP 2004115813A JP 2004115813 A JP2004115813 A JP 2004115813A JP 4455132 B2 JP4455132 B2 JP 4455132B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- airbag
- internal pressure
- lid member
- support means
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Air Bags (AREA)
Description
なお、ベントホール303及び制御弁304でバッグ内圧解放機構307を構成する。また、308はエアバッグ306を覆う蓋体である。
また、車両用エアバッグ装置300では、制御弁304を制御することでエアバッグ306膨出展開時の内圧を抑えるようにしたので、瞬時に内圧を下げること(瞬時にエアバッグ306を解放すること)が困難であった。
また、支持手段を開口部の端面に向けて付勢する弾発部材を備えることで、弾発部材の弾発力を用途に応じて任意に設定する。
請求項2は、蓋部材が、弾発部材を保持するコ字形状のホルダを備えたことを特徴とする。
また、開口部の端面に向けて付勢する弾発部材を備えたので、弾発部材の弾発力を用途に応じて任意に設定することができる。この結果、車両用エアバッグ装置の設計の自由度を拡げることができる。
図1は本発明に係る車両用エアバッグ装置を採用した車両の斜視図であり、車両10は、車体11の前部にボンネット12を備え、このボンネット12の後方にフロントウインドガラス13を備え、これらのボンネット12及びフロントウインドガラス13の間に車両用エアバッグ装置30(以下、「エアバッグ装置30」と略記する)を備え、このエアバッグ装置30の両脇に車両用エアバッグ装置30L,30R(以下、「エアバッグ装置30L,30R」と略記する)を備えたものである。
エアバッグ装置30L,30Rは、車室外である左右のフロントピラー14,14の前面にエアバッグ31L,31Rを膨出展開させ、障害物が車室外側に二次衝突するときの衝撃を緩和させる装置であり、エアバッグ31L,31R形状を除いてエアバッグ装置30に略同一構造であり、エアバッグ装置30L,30Rの詳細な説明は省略する。
エアバッグ装置30は、フロントウインドガラス13前面に膨出展開させるエアバッグ31と、このエアバッグ31を収納する収納ケース(バッグ収納ケース)32と、この収納ケース32の上部開口(ケース開口)34に被せるケース蓋(ケース蓋体)36と、エアバッグ31の底37、且つに収納ケース32の底部38配置したインフレータ39と、
収納ケース32の側面に設けたバッグ内圧解放機構70と、からなる。
収納ケース32は、エアバッグ31の排出口43に連通させる開口部71と、インフレータ39の止めねじ部67,67(奥の67は不図示)を貫通させるためにケース側貫通孔45,45(奥の45は不図示)と、ケース蓋36を被せるとともにエアバッグ31を膨出展開させるための上部開口34と、を備える。
なお、エアバッグ31の排出口43及び収納ケース32の開口部71同士は、複数のファスナ(リベット)46・・・にて一体的に固定したものである。
インフレータ筒体62は、火薬61を爆発させたときに発生するガスをエアバッグ31内に放出する放出孔64・・・を備える。
エアバッグ装置30は、収納ケース32内にエアバッグ31を収納し、このエアバッグ31内にインフレータ39を設け、このインフレータ39に着火することで発生させたガスでエアバッグ31の内圧を高め、このエアバッグ31でケース蓋36の脆弱部56を破断し、ケース蓋36を前方に向けて回転させ、インフレータ39から発生させたガスでエアバッグ31を膨出展開させ、このエアバッグ31でフロントウインドガラス13(図1参照)前面を覆い、エアバッグ31の内圧が所定圧力を超えたときにエアバッグ31を解放して内圧上昇を抑えるバッグ内圧解放機構70を備えた装置である。
図5は本発明に係る車両用エアバッグ装置の第1実施例のバッグ内圧解放機構の分解斜視図であり、バッグ内圧解放機構70は、エアバッグ31(図2参照)に設けることでインフレータ39で発生させたガスを排出する排出口43と、この排出口43に臨ますために収納ケース32(図2参照)に形成した開口部71と、この開口部71に着脱自在に取付ける蓋部材72と、この蓋部材72に取付けた支持手段73,73と、この支持手段73,73に付設することで支持手段73,73を開口部71の端面74,74(一方の74は不図示)に向けて付勢する弾発部材75と、この弾発部材75を支持するホルダ76と、このホルダ76を蓋部材72に取付ける取付けねじ77・・・と、からなる。
蓋部材収納部82は、支持手段73を突出させる突出孔83,83と、ホルダ76を係止するために取付けねじ77・・・を貫通させる貫通孔84・・・と、を形成した。
また、弾発部材75は、具体的には圧縮ばねである。
エアバッグ装置30(図2参照)は、収納ケース32内にエアバッグ31を収納し、このエアバッグ31内にインフレータ39(図2参照)を設け、このインフレータ39に着火することで発生させたガスでエアバッグ31を膨出展開させ、このエアバッグ31の内圧が所定圧力を超えたときにエアバッグ31を解放して内圧上昇を抑えるバッグ内圧解放機構70を備えた車両用エアバッグ装置において、バッグ内圧解放機構70を、エアバッグ31に設けることでガスを排出する排出口43と、この排出口43に臨ます開口部71と、この開口部71を塞ぐ蓋部材72と、この蓋部材72を開口部71に支持する支持手段73,73と、支持手段73,73を開口部71の端面74,74に向けて付勢する弾発部材(圧縮ばね)75と、から構成したものと言える。
例えば、エアバッグの内圧が所定圧力を超えたときに、エアバッグの内圧を解放するバッグ内圧解放機構を簡易に構成することは、車両用エアバッグ装置をコンパクトにまとめる上で好都合であり、エアバッグを解放して内圧上昇を抑えるときに、速やかに内圧を解放できるようにすることは好ましいことである。
また、開口部71の端面74,74に向けて付勢する弾発部材(圧縮ばね)75を備えることで、弾発部材75の弾発力を用途に応じて任意に設定することができる。この結果、エアバッグ装置30(図2参照)の設計の自由度を拡げることができる。
(a)において、エアバッグ31の膨出展開前のエアバッグ装置30の初期状態であり、収納ケース32内にエアバッグ31を収納した状態を示す。
(a)において、ケース蓋36を白抜き矢印a2の如くさらに前方に向けて回転させるとともに、インフレータ39から発生させたガスでエアバッグ31を膨出展開させ、このエアバッグ31でフロントウインドガラス13の前面を覆う。
エアバッグ101の排出口103は、収納ケース102の開口部111の廻りにファスナ(リベット)106・・・で固定した。
エアバッグ121の排出口123は、収納ケース122の開口部131の廻りにファスナ(リベット)126・・・で固定した。
エアバッグ141の排出口143は、収納ケース142の開口部151の廻りにファスナ(リベット)146・・・で固定した。
エアバッグ161の排出口163は、収納ケース162の開口部171の廻りにファスナ(リベット)166・・・で固定した。
エアバッグ181の排出口183は、収納ケース182の開口部191の廻りにファスナ(リベット)186・・・で固定した。
エアバッグ201の排出口203は、収納ケース202の開口部211の廻りにファスナ(リベット)206・・・で固定した。
弾発部材215は、脱落防止のための支持ホルダ216を備え、この支持ホルダ216をねじ219で支持手段213を介して蓋部材212に取付けたものである。
収納ケース222に形成した開口部231と、この開口部231にパッキン224を介して着脱自在に取付けた蓋部材232と、この蓋部材232を着脱自在に支持する支持手段233,233と、支持手段233,233をスライド自在に案内するために収納ケース222にそれぞれ取付けたホルダ236,236と、からなる。
エアバッグ221の排出口223は、収納ケース222の開口部231の廻りにファスナ若しくはリベット(不図示)で固定した。
ホルダ236は、収納ケース222に溶接で取付けたものである。また、支持手段233は、具体的には圧縮ばねである。
また、支持手段233,233に、蓋部材232に向けて付勢する弾発部材(圧縮ばね)を兼ねさせたので、バッグ内圧解放機構220の簡素化を図ることができる。この結果、バッグ内圧解放機構220の組立性の向上を図ることができる。
エアバッグ241の排出口243は、収納ケース242の開口部251の廻りにファスナ若しくはリベット(不図示)で固定した。
ホルダ256は、支持手段253及び弾発部材255を収納し、収納ケース242の取付けねじ257で固定したものである。また、支持手段253は、具体的には圧縮ばねであり、支持手段253に弾発機能を兼ね備えたものと言える。
エアバッグ261の排出口263は、収納ケース262の開口部271の廻りにファスナ若しくはリベット(不図示)で固定した。
蓋部材272は、パッキン264を介して蓋部材272を覆う本体部267と、この本体部267から延出することで支持手段273を当てる延出部268と、この延出部268に形成することで支持手段273を留め置く凸部269,269と、からなる。
Claims (2)
- 収納ケース(32)内にエアバッグ(31)を収納し、このエアバッグ(31)内にインフレータ(39)を設け、このインフレータ(39)に着火することで発生させたガスでエアバッグ(31)を膨出展開させ、このエアバッグ(31)の内圧が所定圧力を超えたときにエアバッグ(31)を解放して内圧上昇を抑えるバッグ内圧解放機構(70)を備えた車両用エアバッグ装置(30)において、
バッグ内圧解放機構(70)は、前記エアバッグ(31)に設けることで前記ガスを排出する排出口(43)と、前記収納ケース(32)の側面に設けられ、前記排出口(43)に臨ます開口部(71)と、この開口部(71)を塞ぐ蓋部材(72)と、この蓋部材(72)を前記開口部(71)に支持する支持手段(73)と、この支持手段(73)を前記開口部(71)の端面(74)に向けて付勢する弾発部材(75)と、からなり、
前記開口部(71)は、矩形の開口であるとともに、前記蓋部材(72)は、前記開口部(71)を覆う蓋部材本体(81)と、この蓋部材本体(81)に付設され、前記支持手段(73)を収納する蓋部材収納部(82)と、が形成され、
前記支持手段(73)は、前記開口部(71)の端面に当接させる突起部(85)と、この突起部(85)の根元に形成され、蓋部材収納部(82)からの飛出しを防止する段部(86)と、前記弾発部材(75)に嵌合させる円筒部(87)と、から構成され、
前記弾発部材(75)は、前記円筒部(87)に嵌合させる圧縮ばねであり、前記エアバッグ(31)が所定圧を超えたときに、前記弾発部材(75)を撓ませて前記開口部(71)から前記蓋部材(72)を取り外し、前記エアバッグ(31)の内圧を開放する弾発力に設定されたことを特徴とする車両用エアバッグ装置。 - 前記蓋部材(72)は、前記弾発部材(75)を保持するコ字形状のホルダ(76)を備えたことを特徴とする請求項1記載の車両用エアバッグ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004115813A JP4455132B2 (ja) | 2004-04-09 | 2004-04-09 | 車両用エアバッグ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004115813A JP4455132B2 (ja) | 2004-04-09 | 2004-04-09 | 車両用エアバッグ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005297725A JP2005297725A (ja) | 2005-10-27 |
JP4455132B2 true JP4455132B2 (ja) | 2010-04-21 |
Family
ID=35329801
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004115813A Expired - Fee Related JP4455132B2 (ja) | 2004-04-09 | 2004-04-09 | 車両用エアバッグ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4455132B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109637075A (zh) * | 2018-11-08 | 2019-04-16 | 谢垚峰 | 用于施工机械接近高压电线路报警器的气囊隔离保护装置 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007191103A (ja) * | 2006-01-20 | 2007-08-02 | Mazda Motor Corp | ピラーエアバッグ装置 |
JP5050356B2 (ja) * | 2006-01-25 | 2012-10-17 | タカタ株式会社 | 歩行者用エアバッグ装置 |
JP5034239B2 (ja) * | 2006-01-25 | 2012-09-26 | タカタ株式会社 | 歩行者用エアバッグ装置 |
JP4857780B2 (ja) * | 2006-01-25 | 2012-01-18 | タカタ株式会社 | 歩行者用エアバッグ装置 |
DE102011085330A1 (de) | 2011-01-27 | 2012-08-02 | Takata-Petri Ag | Gassackanordnung für ein Kraftfahrzeug |
CN112874462A (zh) * | 2021-03-02 | 2021-06-01 | 广州启帆数码科技有限公司 | 一种基于通信技术用于新能源汽车碰撞时自动报警装置 |
-
2004
- 2004-04-09 JP JP2004115813A patent/JP4455132B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109637075A (zh) * | 2018-11-08 | 2019-04-16 | 谢垚峰 | 用于施工机械接近高压电线路报警器的气囊隔离保护装置 |
CN109637075B (zh) * | 2018-11-08 | 2021-03-19 | 广州特贝科技信息有限公司 | 用于施工机械接近高压电线路报警器的气囊隔离保护装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005297725A (ja) | 2005-10-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20070170709A1 (en) | Air bag module with vent flow control | |
US5605347A (en) | Airbag module with simplified cushion attachment | |
JP3704844B2 (ja) | 自動車用乗員保護装置の配設構造 | |
JP2001301560A (ja) | エアバッグ装置 | |
JP2008018917A (ja) | 助手席エアバックハウジング構造 | |
JP2007112183A (ja) | 車外用エアバッグ装置 | |
JP4455132B2 (ja) | 車両用エアバッグ装置 | |
JPH02158444A (ja) | エアバツグ袋体収納部構造 | |
JPH06127324A (ja) | 助手席用エアバッグ装置 | |
KR20150125317A (ko) | 차량용 에어백 장치 | |
JPH06293245A (ja) | 助手席用エアバッグ装置 | |
JP4487870B2 (ja) | 歩行者保護装置 | |
JPH11139236A (ja) | エアバッグドア部を一体に有するインストルメントパネル | |
JPH04310450A (ja) | エアバッグ装置 | |
JP4014104B2 (ja) | エアバッグ装置 | |
JPH06298032A (ja) | 助手席用エアバッグ装置 | |
JP2006160074A (ja) | 車両用歩行者保護装置 | |
JPH09277897A (ja) | エアバッグ装置 | |
JPH085075Y2 (ja) | 乗員保護用エアバッグ装置 | |
JPH05294197A (ja) | エアバッグ装置 | |
JPH08295197A (ja) | エアバッグ装置 | |
JP2008018804A (ja) | 自動車のリヤエアバッグ | |
JPH06262999A (ja) | エアバッグ装置 | |
JP2531416Y2 (ja) | エアバッグ装置の取付構造 | |
JP3168327B2 (ja) | エアバッグ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061128 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090127 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090129 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090216 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091006 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091015 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100126 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100203 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130212 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130212 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140212 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |