JP2005297725A - 車両用エアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 バッグ内圧解放機構の構造が複雑な点を解決することで、コンパクトな車両用エアバッグ装置を可能にするとともに、エアバッグのガスを速やかに解放することで、瞬時に内圧を下げることを可能にする。
【解決手段】 エアバッグ31の内圧が所定圧力を超えたときにエアバッグ31を解放して内圧上昇を抑えるバッグ内圧解放機構70を備えた車両用エアバッグ装置において、バッグ内圧解放機構70を、エアバッグ31に設けることでガスを排出する排出口43と、この排出口43に臨ます開口部71と、この開口部71を塞ぐ蓋部材72と、この蓋部材72を開口部71に支持する支持手段73,73と、支持手段73,73を開口部71の端面74,74に向けて付勢する弾発部材(圧縮ばね)75と、から構成した。
【選択図】 図6

Description

本発明は、車両に障害物が衝突した際に、車室外にエアバッグを膨出展開させて障害物にかかる衝撃を緩和するための車両用エアバッグ装置に関するものであり、エアバッグの内圧が所定圧力を超えたときにエアバッグを解放して内圧上昇を抑えることができるバッグ内圧解放機構を備えた車両用エアバッグ装置の改良に関するものである。
車両に障害物が衝突する形態は各種のものが想定され、障害物が車両のフロントバンパなどに当たった後に、車両の別の部位に再度当たることが考えられる。障害物が、フロントバンパなどに当たる最初の衝突を「一次衝突」、次に車両の他の部位に当たる衝突を「二次衝突」と呼ぶことにする。
車両用エアバッグ装置として、一次衝突直後に、エアバッグを膨出展開させてフロントピラーやフロントガラスなどの車両外側を覆い、障害物が車両外側に二次衝突するときの衝撃を緩和させる形式のものが実用に供されている。
このような車両用エアバッグ装置として、例えば、エアバッグ内圧が所定圧力を超えたときに、エアバッグに設けた排出口(ベントホール)からガスを排出し、エアバッグ内圧を調整できるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−334520号公報(第10頁、図5)
図20は従来の基本構成を説明する図であり、車両用エアバッグ装置300は、リテーナ(支持部材)301にインフレータ302を取付け、リテーナ301に複数のベントホール303を設け、これらのベントホール303にベントホール303の開口面積を制御する制御弁304を設け、これらの制御弁304及びインフレータ302を覆うように、ホルダ305を介してリテーナ301にエアバッグ306を取付けたものである。
なお、ベントホール303及び制御弁304でバッグ内圧解放機構307を構成する。また、308はエアバッグ306を覆う蓋体である。
しかし、車両用エアバッグ装置300では、ベントホール303に開口面積を制御する制御弁304を設けるものなので、実質的には制御弁304を制御する制御回路などを必要とするため、エアバッグ306の膨出展開時の内圧を抑えるバッグ内圧解放機構307の構造が複雑になるという欠点があった。
また、車両用エアバッグ装置300では、制御弁304を制御することでエアバッグ306膨出展開時の内圧を抑えるようにしたので、瞬時に内圧を下げること(瞬時にエアバッグ306を解放すること)が困難であった。
すなわち、バッグ内圧解放機構の構造が簡単で、瞬時にエアバッグの内圧を下げることができる車両用エアバッグ装置が望まれる。
本発明は、バッグ内圧解放機構の構造が複雑な点を解決し、コンパクトな車両用エアバッグ装置を提供すること、及びエアバッグのガスを速やかに解放することができない点を解決し、瞬時に内圧を下げることができる車両用エアバッグ装置を課題とする。
請求項1に係るバッグ内圧解放機構の発明は、収納ケース内にエアバッグを収納し、このエアバッグ内にインフレータを設け、このインフレータに着火することで発生させたガスでエアバッグを膨出展開させ、このエアバッグの内圧が所定圧力を超えたときにエアバッグを解放して内圧上昇を抑えるバッグ内圧解放機構を備えた車両用エアバッグ装置において、バッグ内圧解放機構を、エアバッグに設けることでガスを排出する排出口と、この排出口に臨ます開口部と、この開口部を塞ぐ蓋部材と、この蓋部材を開口部に支持する支持手段と、この支持手段を開口部の端面に若しくは前記蓋部材に向けて付勢する弾発部材と、から構成したことを特徴とする。
例えば、エアバッグの内圧が所定圧力を超えたときに、エアバッグの内圧を解放するバッグ内圧解放機構を簡易に構成することは、車両用エアバッグ装置をコンパクトにまとめる上で好都合であり、エアバッグを解放して内圧上昇を抑えるときに、速やかに内圧を解放できるようにすることは好ましいことである。
すなわち、バッグ内圧解放機構を、エアバッグに設けることでガスを排出する排出口と、この排出口に臨ます開口部と、この開口部を塞ぐ蓋部材と、この蓋部材を開口部に支持する支持手段と、この支持手段を開口部の端面に若しくは前記蓋部材に向けて付勢する弾発部材と、から構成することで、バッグ内圧解放機構を簡易な(シンプルな)構成にする。
蓋部材を開口部に支持する支持手段と、この支持手段を開口部の端面に若しくは前記蓋部材に向けて付勢する弾発部材と、を備えることで、エアバッグが所定圧力に超えた(若しくは達した)ときに、弾発部材を撓ませて開口部から蓋部材を取外すようにする。
また、支持手段を開口部の端面に若しくは前記蓋部材に向けて付勢する弾発部材を備えることで、弾発部材の弾発力を用途に応じて任意に設定する。
請求項1に係る発明では、バッグ内圧解放機構を、エアバッグに設けることでガスを排出する排出口と、この排出口に臨ます開口部と、この開口部を塞ぐ蓋部材と、この蓋部材を開口部に支持する支持手段と、この支持手段を開口部の端面に若しくは前記蓋部材に向けて付勢する弾発部材と、から構成したので、バッグ内圧解放機構を簡易な(シンプルな)構成にすることができる。この結果、車両用エアバッグ装置をコンパクトにまとめることができ、例えば、周辺部品との干渉を避けることができるという利点がある。
蓋部材を開口部に支持する支持手段と、この支持手段を開口部の端面に若しくは前記蓋部材に向けて付勢する弾発部材と、を備えたので、エアバッグが所定圧力に超えた(若しくは達した)ときに、弾発部材を撓ませて開口部から蓋部材を取外すことができる。この結果、開口部から蓋部材を速やかに取外し、内圧を解放することができるという利点がある。
また、開口部の端面に若しくは前記蓋部材に向けて付勢する弾発部材を備えたので、弾発部材の弾発力を用途に応じて任意に設定することができる。この結果、車両用エアバッグ装置の設計の自由度を拡げることができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る車両用エアバッグ装置を採用した車両の斜視図であり、車両10は、車体11の前部にボンネット12を備え、このボンネット12の後方にフロントウインドガラス13を備え、これらのボンネット12及びフロントウインドガラス13の間に車両用エアバッグ装置30(以下、「エアバッグ装置30」と略記する)を備え、このエアバッグ装置30の両脇に車両用エアバッグ装置30L,30R(以下、「エアバッグ装置30L,30R」と略記する)を備えたものである。
図中、15はルーフ、16はフロントバンパ、17は前照灯、18はフロントフェンダ、19はフロントサイドドア、21はフロントサイドウインドガラス、22はドアミラー、23は前輪を示し、車両10は、エアバッグ装置30のエアバッグ31及びエアバッグ装置30L,30Rのエアバッグ31L,31Rを膨出展開させた状態であることを示す。
エアバッグ装置30は、車室外であるフロントウインドガラス13の前面にエアバッグ31を膨出展開させ、障害物が車室外側に二次衝突するときの衝撃を緩和させる装置である。
エアバッグ装置30L,30Rは、車室外である左右のフロントピラー14,14の前面にエアバッグ31L,31Rを膨出展開させ、障害物が車室外側に二次衝突するときの衝撃を緩和させる装置であり、エアバッグ31L,31R形状を除いてエアバッグ装置30に略同一構造であり、エアバッグ装置30L,30Rの詳細な説明は省略する。
図2は図1の2−2線断面図であり、エアバッグ31を膨出展開させたときのエアバッグ装置30の断面を示す。
エアバッグ装置30は、フロントウインドガラス13前面に膨出展開させるエアバッグ31と、このエアバッグ31を収納する収納ケース(バッグ収納ケース)32と、この収納ケース32の上部開口(ケース開口)34に被せるケース蓋(ケース蓋体)36と、エアバッグ31の底37、且つに収納ケース32の底部38配置したインフレータ39と、
収納ケース32の側面に設けたバッグ内圧解放機構70と、からなる。
エアバッグ31は、所定の形状に膨出展開させるために内部に渡した繋ぎ紐41・・・,42・・・(・・・は複数個を示し、以下同じ)と、内圧が所定圧力に達したときにガスを排出する(逃がす)ための排出口(ベントホール)43と、インフレータ39の止めねじを貫通させるバッグ側貫通孔44と、を備える。
図3は本発明に係る車両用エアバッグ装置のエアバッグの膨出展開前の状態を示す断面図である。
収納ケース32は、エアバッグ31の排出口43に連通させる開口部71と、インフレータ39の止めねじ部67,67(奥の67は不図示)を貫通させるためにケース側貫通孔45,45(奥の45は不図示)と、ケース蓋36を被せるとともにエアバッグ31を膨出展開させるための上部開口34と、を備える。
なお、エアバッグ31の排出口43及び収納ケース32の開口部71同士は、複数のファスナ(リベット)46・・・にて一体的に固定したものである。
ケース蓋36は、前端部51にヒンジ53の一端を取付け、このヒンジ53の他端を収納ケース32の前部側面54に取付けるとともに、後端部52を収納ケース32の後部側面55に取付けたものであり、エアバッグ31を膨出展開させるときに破断させる脆弱部56を備えた。なお、脆弱部56は、薄肉に形成したの破断線の部分であり、この破断線をティアラインと呼ぶことがある。
図中、57はケース蓋36の前端部51にヒンジ53を取付ける取付けねじ、58は前部側面54にヒンジ53を取付ける取付けねじ、59は後部側面55にケース蓋36の後端部52を取付ける取付けねじを示す。
インフレータ(インフレータ組立体)39は、火薬61を内蔵させたインフレータ筒体62と、このインフレータ筒体62を支持する支持金具63と、からなる。
インフレータ筒体62は、火薬61を爆発させたときに発生するガスをエアバッグ31内に放出する放出孔64・・・を備える。
支持金具63は、ベース金具65と、このベース金具65に取付けることでインフレータ筒体62を止めるリング部66,66(奥の66は不図示)と、バッグ側貫通孔44及びケース側貫通孔45を貫通させることでエアバッグ31及び収納ケース32に共締めする止めねじ部67,67(奥に67は不図示)と、を備える。なお、68は止めねじ部67にねじ込んだナット、69はナット68及び収納ケース32の底部38に介在させたワッシャである。
図4は図1の4矢視図であり、エアバッグ31を膨出展開させたときのエアバッグ装置30を示す。
エアバッグ装置30は、収納ケース32内にエアバッグ31を収納し、このエアバッグ31内にインフレータ39を設け、このインフレータ39に着火することで発生させたガスでエアバッグ31の内圧を高め、このエアバッグ31でケース蓋36の脆弱部56を破断し、ケース蓋36を前方に向けて回転させ、インフレータ39から発生させたガスでエアバッグ31を膨出展開させ、このエアバッグ31でフロントウインドガラス13(図1参照)前面を覆い、エアバッグ31の内圧が所定圧力を超えたときにエアバッグ31を解放して内圧上昇を抑えるバッグ内圧解放機構70を備えた装置である。
以下、バッグ内圧解放機構70の詳細を説明する。
図5は本発明に係る車両用エアバッグ装置の第1実施例のバッグ内圧解放機構の分解斜視図であり、バッグ内圧解放機構70は、エアバッグ31(図2参照)に設けることでインフレータ39で発生させたガスを排出する排出口43と、この排出口43に臨ますために収納ケース32(図2参照)に形成した開口部71と、この開口部71に着脱自在に取付ける蓋部材72と、この蓋部材72に取付けた支持手段73,73と、この支持手段73,73に付設することで支持手段73,73を開口部71の端面74,74(一方の74は不図示)に向けて付勢する弾発部材75と、この弾発部材75を支持するホルダ76と、このホルダ76を蓋部材72に取付ける取付けねじ77・・・と、からなる。
開口部71は、矩形の開口である。また、蓋部材72は、開口部71を覆う蓋部材本体81と、この蓋部材本体81に付設することで支持手段73を収納する蓋部材収納部82と、からなる。
蓋部材収納部82は、支持手段73を突出させる突出孔83,83と、ホルダ76を係止するために取付けねじ77・・・を貫通させる貫通孔84・・・と、を形成した。
支持手段73は、開口部71の端面74に当接させる突起部85と、この突起部85の根元に形成することで蓋部材収納部82からの飛出しを防止する段部86,86と、弾発部材75に嵌合させる円筒部87と、からなる。
また、弾発部材75は、具体的には圧縮ばねである。
ホルダ76は、コ字形状の部材であり、弾発部材(圧縮ばね)75を支える受け片91,91及び受け片92と、蓋部材72の蓋部材収納部82に係止するために取付けねじ77・・・をねじ込むねじ孔93・・・と、を形成したものである。
図6は図4の6−6線断面図であり、バッグ内圧解放機構70の平面断面を示す。
エアバッグ装置30(図2参照)は、収納ケース32内にエアバッグ31を収納し、このエアバッグ31内にインフレータ39(図2参照)を設け、このインフレータ39に着火することで発生させたガスでエアバッグ31を膨出展開させ、このエアバッグ31の内圧が所定圧力を超えたときにエアバッグ31を解放して内圧上昇を抑えるバッグ内圧解放機構70を備えた車両用エアバッグ装置において、バッグ内圧解放機構70を、エアバッグ31に設けることでガスを排出する排出口43と、この排出口43に臨ます開口部71と、この開口部71を塞ぐ蓋部材72と、この蓋部材72を開口部71に支持する支持手段73,73と、支持手段73,73を開口部71の端面74,74に向けて付勢する弾発部材(圧縮ばね)75と、から構成したものと言える。
図7は本発明に係る車両用エアバッグ装置のエアバッグから離脱させた状態の第1実施例のバッグ内圧解放機構の平面断面図であり、黒線矢印は、インフレータ39(図2参照)を爆発することで発生させたガスの模擬的な流れを示す。
例えば、エアバッグの内圧が所定圧力を超えたときに、エアバッグの内圧を解放するバッグ内圧解放機構を簡易に構成することは、車両用エアバッグ装置をコンパクトにまとめる上で好都合であり、エアバッグを解放して内圧上昇を抑えるときに、速やかに内圧を解放できるようにすることは好ましいことである。
すなわち、バッグ内圧解放機構70を、エアバッグ31に設けることでガスを排出する排出口43と、この排出口43に臨ます開口部71と、この開口部71を塞ぐ蓋部材72と、この蓋部材72を開口部71に支持する支持手段73,73と、支持手段73,73を開口部71の端面74,74に向けて付勢する弾発部材(圧縮ばね)75と、から構成することで、バッグ内圧解放機構70を簡易な(シンプルな)構成にすることができる。この結果、エアバッグ装置30(図2参照)をコンパクトにまとめることができ、例えば、周辺部品との干渉を避けることができる。
蓋部材72を開口部71に支持する支持手段73,73と、支持手段73,73を開口部71の端面74,74に向けて付勢する弾発部材(圧縮ばね)75と、を備えることで、エアバッグが所定圧力に超えた(若しくは達した)ときに、弾発部材75を撓ませて開口部71から蓋部材72を取外すことができる。この結果、開口部71から蓋部材72を速やかに取外し、内圧を解放することができる。
また、開口部71の端面74,74に向けて付勢する弾発部材(圧縮ばね)75を備えることで、弾発部材75の弾発力を用途に応じて任意に設定することができる。この結果、エアバッグ装置30(図2参照)の設計の自由度を拡げることができる。
図8(a),(b)は本発明に係る車両用エアバッグ装置のエアバッグ初期状態を示す説明図である。なお、黒線矢印は、インフレータ39を爆発することで発生させたガスの模擬的な流れを示す。
(a)において、エアバッグ31の膨出展開前のエアバッグ装置30の初期状態であり、収納ケース32内にエアバッグ31を収納した状態を示す。
(b)において、インフレータ39に着火することで(図3に示す火薬61を爆発させることで)発生させたガスでエアバッグ31の内圧を高め、このエアバッグ31でケース蓋36の脆弱部56を破断し、ケース蓋36を白抜き矢印a1の如く前方に向けて回転させる。
図9(a),(b)は本発明に係る車両用エアバッグ装置のエアバッグ膨出展開状態を示す説明図である。なお、黒線矢印は、インフレータ39を爆発することで発生させたガスの模擬的な流れを示す。
(a)において、ケース蓋36を白抜き矢印a2の如くさらに前方に向けて回転させるとともに、インフレータ39から発生させたガスでエアバッグ31を膨出展開させ、このエアバッグ31でフロントウインドガラス13の前面を覆う。
(b)において、障害物49がエアバッグ31に衝突し、エアバッグ31の内圧が所定圧力を超えたときにエアバッグ31を解放して内圧上昇を抑えるバッグ内圧解放機構70を作動させる。すなわち、エアバッグ31の内圧で蓋部材72を白抜き矢印a3の如く開口部71から外し、速やかにエアバッグ31の内圧を解放する。
図10は本発明に係る車両用エアバッグ装置の第2実施例のバッグ内圧解放機構の平面断面図であり、バッグ内圧解放機構100は、エアバッグ101に形成した円形に開けた排出口103と、収納ケース102に形成した円形に開けた開口部111と、この開口部111にパッキン104を介して着脱自在に取付けた蓋部材112と、この蓋部材112に取付けねじ117・・・で取付けた支持手段113と、からなる。
エアバッグ101の排出口103は、収納ケース102の開口部111の廻りにファスナ(リベット)106・・・で固定した。
図11は本発明に係る車両用エアバッグ装置の第2実施例のバッグ内圧解放機構の蓋部材の斜視図であり、支持手段113は、ステンレスやりん青銅などの板ばねで略筒状に形成した部材であり、端部にすり割り107・・・を入れるとともに曲げ形成しすることで、開口部111に係止する弾発部材としての弾発係止部115・・・を形成した。
バッグ内圧解放機構100(図11参照)は、エアバッグ101に設けることでガスを排出する排出口103と、この排出口103に臨ます開口部111と、この開口部111を塞ぐ蓋部材112と、この蓋部材112を開口部111に支持する支持手段113と、から構成するとともに、支持手段113に、開口部111の端面114,114に向けて付勢する弾発部材(弾発係止部)115・・・を一体的に形成したものと言える。
支持手段113に、開口部111の端面114,114に向けて付勢する弾発部材(弾発係止部)115・・・を一体的に形成したので、例えば、専用の弾発部材を省くことができる。この結果、バッグ内圧解放機構100の構成の簡素化を図ることができる。
図12は本発明に係る車両用エアバッグ装置の第3実施例のバッグ内圧解放機構の平面断面図であり、バッグ内圧解放機構120は、エアバッグ121に形成した円形に開けた排出口123と、収納ケース122に形成した円形に開けた開口部131と、この開口部131にパッキン124を介して着脱自在に取付けた蓋部材132と、この蓋部材132に取付けねじ137・・・取付けた支持手段133と、からなる。
エアバッグ121の排出口123は、収納ケース122の開口部131の廻りにファスナ(リベット)126・・・で固定した。
支持手段133は、ステンレスやりん青銅などの板ばねで略筒状に形成した部材であり、端部にすり割り127・・・を入れることで、開口部131に係止する弾発部材としての弾発係止部135・・・を形成した。
バッグ内圧解放機構120は、エアバッグ121に設けることでガスを排出する排出口123と、この排出口123に臨ます開口部131と、この開口部131を塞ぐ蓋部材132と、この蓋部材132を開口部131に支持する支持手段133と、から構成するとともに、支持手段133に、開口部131の端面134,134に向けて付勢する弾発部材(弾発係止部)135・・・を一体的に形成したものと言える。
支持手段133に、開口部131の端面134,134に向けて付勢する弾発部材(弾発係止部)135・・・を一体的に形成したので、例えば、専用の弾発部材を省くことができる。この結果、バッグ内圧解放機構120の構成の簡素化を図ることができる。
図13は本発明に係る車両用エアバッグ装置の第4実施例のバッグ内圧解放機構の平面断面図であり、バッグ内圧解放機構140は、エアバッグ141に形成した円形に開けた排出口143と、収納ケース142に形成した円形に開けた開口部151と、この開口部151の端面154に形成した段部144と、この段部144に着脱自在に取付けた蓋部材152と、からなる。
エアバッグ141の排出口143は、収納ケース142の開口部151の廻りにファスナ(リベット)146・・・で固定した。
蓋部材152は、ステンレスやりん青銅などの板ばねで略筒状に形成した部材であり、端部をU字に形成することで、開口部151に係止する弾発部材としての弾発係止部155・・・を形成した。すなわち、蓋部材192は、支持手段機能(支持手段)及び弾発部材機能(弾発部材)を兼ね備えた部材である。
バッグ内圧解放機構140は、エアバッグ141に設けることでガスを排出する排出口143と、この排出口143に臨ます開口部151と、この開口部151を塞ぐ蓋部材152と、から構成するとともに、蓋部材152に支持手段機能(支持手段)及び弾発部材機能(弾発部材)を兼ね備えた(一体的に形成した)ものと言える。
すなわち、蓋部材152に支持手段機能(支持手段)及び弾発部材機能(弾発部材)を兼ね備えた(一体的に形成した)ので、バッグ内圧解放機構140を簡易な構成にすることができる。この結果、バッグ内圧解放機構140のコストの低減を図ることができる。
図14は本発明に係る車両用エアバッグ装置の第5実施例のバッグ内圧解放機構の平面断面図であり、バッグ内圧解放機構160は、エアバッグ161に形成した円形に開けた排出口163と、収納ケース162に形成した円形に開けた開口部171と、この開口部171の端面174に形成した段部164と、この段部164に着脱自在に取付けた蓋部材172と、からなる。
エアバッグ161の排出口163は、収納ケース162の開口部171の廻りにファスナ(リベット)166・・・で固定した。
蓋部材192は、ステンレスやりん青銅などの板ばねで略筒状に形成した部材であり、端部を曲げ形成することで、開口部171に係止する弾発部材としての弾発係止部175・・・を形成した。すなわち、蓋部材192は、支持手段機能(支持手段)及び弾発部材機能(弾発部材)を兼ね備えた部材である。
バッグ内圧解放機構160は、エアバッグ161に設けることでガスを排出する排出口163と、この排出口163に臨ます開口部171と、この開口部171を塞ぐ蓋部材172と、から構成するとともに、この蓋部材172に支持手段機能(支持手段)及び弾発部材機能(弾発部材)を兼ね備えた(一体的に形成した)ものと言える。
すなわち、蓋部材172に支持手段機能(支持手段)及び弾発部材機能(弾発部材)を兼ね備えた(一体的に形成した)ので、バッグ内圧解放機構160を簡易な構成にすることができる。この結果、バッグ内圧解放機構160のコストの低減を図ることができる。
図15は本発明に係る車両用エアバッグ装置の第6実施例のバッグ内圧解放機構の平面断面図であり、バッグ内圧解放機構180は、エアバッグ181に形成した円形に開けた排出口183と、収納ケース182に形成した円形に開けた開口部191と、この開口部191の端面194に溝184を形成し、この溝184に着脱自在に取付けた蓋部材192と、からなる。
エアバッグ181の排出口183は、収納ケース182の開口部191の廻りにファスナ(リベット)186・・・で固定した。
蓋部材192は、ステンレスやりん青銅などの板ばねで球面状に形成した部材であり、白抜き矢印の方向に圧力が作用するときに、その圧力が所定圧力を超えたときに、反転して開口部191から離脱するようにした部材である。すなわち、蓋部材192は、支持手段機能(支持手段)及び弾発部材機能(弾発部材)を兼ね備えた部材である。
バッグ内圧解放機構180は、エアバッグ181に設けることでガスを排出する排出口183と、この排出口183に臨ます開口部191と、この開口部191を塞ぐ蓋部材192と、から構成するとともに、蓋部材192に支持手段機能及び弾発部材機能を兼ね備えた(一体的に形成した)ものと言える。
すなわち、蓋部材192に支持手段機能及び弾発部材機能を兼ね備えた(一体的に形成した)ので、バッグ内圧解放機構180を簡易な構成にすることができる。この結果、バッグ内圧解放機構180のコストの低減を図ることができる。
図16は本発明に係る車両用エアバッグ装置の第7実施例のバッグ内圧解放機構の平面断面図であり、バッグ内圧解放機構200は、エアバッグ201に形成した排出口203と、収納ケース202に形成した開口部211と、この開口部211にパッキン204を介して着脱自在に取付けた蓋部材212と、この蓋部材212に取付けねじ217・・・で取付けた支持手段213と、支持手段213を開口部211の端面214に向けて付勢する弾発部材(圧縮ばね)215と、からなる。
エアバッグ201の排出口203は、収納ケース202の開口部211の廻りにファスナ(リベット)206・・・で固定した。
支持手段213は、略筒状に形成するとともに弾性材にて形成した部材であり、端部に開口部211に係止する係止部218を形成し、この係止部218を弾発部材215で付勢したものである。
弾発部材215は、脱落防止のための支持ホルダ216を備え、この支持ホルダ216をねじ219で支持手段213を介して蓋部材212に取付けたものである。
バッグ内圧解放機構200は、エアバッグ201に設けることでガスを排出する排出口203と、この排出口203に臨ます開口部211と、この開口部211を塞ぐ蓋部材212と、この蓋部材212を開口部211に支持する支持手段213と、から構成するとともに、支持手段213に、開口部211に係止する係止部218を形成し、この係止部218に開口部211の端面214に向けて付勢する弾発部材(弾発係止部)215・・・を設けたものと言える。
すなわち、支持手段213に、弾性材を用いるとともに、開口部211に係止する係止部218を形成し、この係止部218に開口部211の端面214に向けて付勢する弾発部材(弾発係止部)215・・・を設けたので、開口部211に向けてばね圧をきめこまかに設定することができる。この結果、バッグ内圧解放機構200の解放圧力の精度の向上を図ることができる。
図17は本発明に係る車両用エアバッグ装置の第8実施例のバッグ内圧解放機構の平面断面図であり、バッグ内圧解放機構220は、エアバッグ221に形成した排出口223と、
収納ケース222に形成した開口部231と、この開口部231にパッキン224を介して着脱自在に取付けた蓋部材232と、この蓋部材232を着脱自在に支持する支持手段233,233と、支持手段233,233をスライド自在に案内するために収納ケース222にそれぞれ取付けたホルダ236,236と、からなる。
エアバッグ221の排出口223は、収納ケース222の開口部231の廻りにファスナ若しくはリベット(不図示)で固定した。
蓋部材232は、パッキン224を介して蓋部材232を覆う本体部227と、この本体部227から延出することで支持手段233を当てる延出部228と、からなる。
ホルダ236は、収納ケース222に溶接で取付けたものである。また、支持手段233は、具体的には圧縮ばねである。
バッグ内圧解放機構220は、エアバッグ221に設けることでガスを排出する排出口223と、この排出口223に臨ます開口部231と、この開口部231を塞ぐ蓋部材232と、この蓋部材232を開口部231に支持するために収納ケース222側に設けた支持手段233,233と、から構成したものであり、支持手段233,233に、蓋部材232に向けて付勢する弾発部材(圧縮ばね)を兼ねさせたものと言える。
支持手段233,233を、収納ケース222側に配置することで、蓋部材232から支持手段233,233から取去ることができる。この結果、蓋部材232の重さを軽くすることができ、バッグ内圧解放機構220の応答性の改善を図ることができる。
また、支持手段233,233に、蓋部材232に向けて付勢する弾発部材(圧縮ばね)を兼ねさせたので、バッグ内圧解放機構220の簡素化を図ることができる。この結果、バッグ内圧解放機構220の組立性の向上を図ることができる。
図18は本発明に係る車両用エアバッグ装置の第9実施例のバッグ内圧解放機構の平面断面図であり、バッグ内圧解放機構240は、エアバッグ241に形成した排出口243と、収納ケース242に形成した開口部251と、この開口部251にパッキン244を介して着脱自在に取付けた蓋部材252と、この蓋部材252を着脱自在に支持する支持手段253,253と、支持手段253,253をスライド自在に案内するために収納ケース242にそれぞれ取付けたホルダ256,256と、ホルダ256,256及び支持手段253,253の間にそれぞれ介在させた弾発部材255,255と、からなる、
エアバッグ241の排出口243は、収納ケース242の開口部251の廻りにファスナ若しくはリベット(不図示)で固定した。
蓋部材252は、パッキン244を介して蓋部材252を覆う本体部247と、この本体部247から延出することで支持手段253を当てる延出部248と、からなる。
ホルダ256は、支持手段253及び弾発部材255を収納し、収納ケース242の取付けねじ257で固定したものである。また、支持手段253は、具体的には圧縮ばねであり、支持手段253に弾発機能を兼ね備えたものと言える。
バッグ内圧解放機構240は、エアバッグ241に設けることでガスを排出する排出口243と、この排出口243に臨ます開口部251と、この開口部251を塞ぐ蓋部材252と、この蓋部材252を開口部251に支持するために収納ケース242側に設けた支持手段253,253と、から構成し、支持手段253,253に蓋部材252に向けて付勢する弾発部材(圧縮ばね)255,255を備えたものと言える。
蓋部材252を開口部251に支持するために収納ケース242側に設けた支持手段253,253と、支持手段253,253に蓋部材252に向けて付勢する弾発部材(圧縮ばね)255,255を備えることで、蓋部材252から支持手段253,253及び弾発部材(圧縮ばね)255,255を取去ることができる。この結果、蓋部材252の重さを軽くすることができ、バッグ内圧解放機構240の応答性の改善を図ることができる。
図19は本発明に係る車両用エアバッグ装置の第10実施例のバッグ内圧解放機構の平面断面図であり、バッグ内圧解放機構260は、エアバッグ261に形成した排出口263と、収納ケース262に形成した開口部271と、この開口部271にパッキン264を介して着脱自在に取付けた蓋部材272と、この蓋部材272を着脱自在に支持する支持手段273,273と、支持手段273,273をスライド自在に案内するために収納ケース262にそれぞれ取付けたホルダ276,276と、ホルダ276,276及び支持手段273,273の間にそれぞれ介在させた弾発部材275,275と、からなる。
エアバッグ261の排出口263は、収納ケース262の開口部271の廻りにファスナ若しくはリベット(不図示)で固定した。
支持手段273は、ホルダ276にスライドさせるスライダ278と、このスライダ278の先端に回転自在に取付けることで蓋部材272を着脱自在に支持するローラ279と、からなる。
蓋部材272は、パッキン264を介して蓋部材272を覆う本体部267と、この本体部267から延出することで支持手段273を当てる延出部268と、この延出部268に形成することで支持手段273を留め置く凸部269,269と、からなる。
ホルダ276は、支持手段273及び弾発部材275を収納し、収納ケース262の取付けねじ277で固定したものである。また、弾発部材275は、具体的には圧縮ばねである。
バッグ内圧解放機構260は、エアバッグ261に設けることでガスを排出する排出口263と、この排出口263に臨ます開口部271と、この開口部271を塞ぐ蓋部材272と、この蓋部材272を開口部271に支持するために収納ケース262側に設けた支持手段273,273と、支持手段273,273を蓋部材272に向けて付勢する弾発部材(圧縮ばね)275,275と、から構成し、支持手段273にローラ279を備え、このローラ279を留め置く凸部269を蓋部材272に備えたものと言える。
すなわち、蓋部材272を開口部271に支持するために収納ケース262側に設けた支持手段273,273と、支持手段273,273に蓋部材272に向けて付勢する弾発部材(圧縮ばね)275,275を備えることで、蓋部材272から支持手段273,273及び弾発部材(圧縮ばね)275,275を取去ることができる。この結果、蓋部材272の重さを軽くすることができ、バッグ内圧解放機構260の応答性の改善を図ることができる。
また、支持手段273にローラ279を備え、このローラ279を留め置く凸部269を蓋部材272に備えたので、収納ケースの開口部からバッグ内圧解放機構260を離脱させる内部圧力の設定範囲を狭めることができる。この結果、バッグ内圧解放機構260をバッグ内圧解放機構240のさらなる応答性の改善を図ることができるとともに、バッグ内圧解放機構260の解放圧力の精度の向上を図ることができる。
尚、本発明に係る車両用エアバッグ装置は、図2に示すように、収納ケース32の後部側面55に設けたが、これに限るものではなく、収納ケースの前部側面、左右側面、底部に設けたものでもよい。
本発明に係る車両用エアバッグ装置は、図2に示すように、収納ケース32の開口部71に蓋部材72を直接当てたが、これに限るものではなく、パッキンを介在させたものであってもよい。
本発明に係る別実施形態の車両用エアバッグ装置は、図1に示すように、車室外であるフロントウインドガラス13の前面に膨出展開させるエアバッグ30であったが、これに限るものではなく、車室内で膨出展開させて乗員の保護を図るエアバッグ装置であってもよい。
本発明に係る車両用エアバッグ装置は、車室外であるフロントウインドガラスの前面に膨出展開させ、障害物が車室外側に二次衝突するときの衝撃を緩和させる車両に採用するのに好適である。
本発明に係る車両用エアバッグ装置を採用した車両の斜視図である。 図1の2−2線断面図である。 本発明に係る車両用エアバッグ装置のエアバッグの膨出展開前の状態を示す断面図である。 図1の4矢視図である。 本発明に係る車両用エアバッグ装置の第1実施例のバッグ内圧解放機構の分解斜視図である。 図4の6−6線断面図である。 本発明に係る車両用エアバッグ装置のエアバッグから離脱させた状態の第1実施例のバッグ内圧解放機構の平面断面図である。 本発明に係る車両用エアバッグ装置のエアバッグ初期状態を示す説明図である。 本発明に係る車両用エアバッグ装置のエアバッグ膨出展開状態を示す説明図である。 本発明に係る車両用エアバッグ装置の第2実施例のバッグ内圧解放機構の平面断面図である。 本発明に係る車両用エアバッグ装置の第2実施例のバッグ内圧解放機構の蓋部材の斜視図である。 本発明に係る車両用エアバッグ装置の第3実施例のバッグ内圧解放機構の平面断面図である。 本発明に係る車両用エアバッグ装置の第4実施例のバッグ内圧解放機構の平面断面図である。 本発明に係る車両用エアバッグ装置の第5実施例のバッグ内圧解放機構の平面断面図である。 本発明に係る車両用エアバッグ装置の第6実施例のバッグ内圧解放機構の平面断面図である。 本発明に係る車両用エアバッグ装置の第7実施例のバッグ内圧解放機構の平面断面図である。 本発明に係る車両用エアバッグ装置の第8実施例のバッグ内圧解放機構の平面断面図である。 本発明に係る車両用エアバッグ装置の第9実施例のバッグ内圧解放機構の平面断面図である。 本発明に係る車両用エアバッグ装置の第10実施例のバッグ内圧解放機構の平面断面図である。 従来の基本構成を説明する図である。
符号の説明
10…車両、30…エアバッグ装置、31…エアバッグ、32…収納ケース、39…インフレータ、43…排出口、70…バッグ内圧解放機構、71…開口部、72…蓋部材、73…支持手段、74…端面、75…弾発部材。

Claims (1)

  1. 収納ケース内にエアバッグを収納し、このエアバッグ内にインフレータを設け、このインフレータに着火することで発生させたガスでエアバッグを膨出展開させ、このエアバッグの内圧が所定圧力を超えたときにエアバッグを解放して内圧上昇を抑えるバッグ内圧解放機構を備えた車両用エアバッグ装置において、
    バッグ内圧解放機構は、前記エアバッグに設けることで前記ガスを排出する排出口と、この排出口に臨ます開口部と、この開口部を塞ぐ蓋部材と、この蓋部材を前記開口部に支持する支持手段と、この支持手段を前記開口部の端面に若しくは前記蓋部材に向けて付勢する弾発部材と、からなることを特徴とする車両用エアバッグ装置。
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