JP4453885B2 - 衛生シート装置および衛生シート - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は患者側と患者近傍に配設された外部機器類とを衛生的に遮断するために用いる衛生シート装置および衛生シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば心臓手術等のときには、ポンプ、リザーバ、人工肺等を有する体外循環装置(を構成する外部機器類)が、患者に対して複数本のチューブを介して接続される。患者および手術者が存在する術野側は、不潔な外部機器類とは衛生的に遮断しておく必要があり、このため、消毒された衛生シートが用いられる。この衛生シートは、術野側と外部機器類側との間に位置されて、外部機器類をこれから伸びるチューブの一部と共に覆うように配設される。
【0003】
ところで、体外循環装置を使用する初期時には、外部機器類内とチューブ内の空気を除去するために、プライミングと呼ばれる血液等の液体が初期充填されるが、このプライミング量を極力少なくするために、チューブを極力短くすることつまり外部機器類を極力患者の近くに配設することが望まれることになる。このように患者の近くに外部機器類が配設されるということは、手術者が外部機器類に触れる機会が増大することになり、衛生シートの重要性が高まることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の衛生シートは、単に外部機器類をこれから伸びるチューブの一部と共に上方から覆うものであるため、チューブの配設に際しては、衛生シートを避けて行う必要があり、このためにチューブがかなり長いものとならざるを得なかった。より具体的には、チューブは、通常、外部機器類を覆う衛生シートの周縁部特に下縁部を迂回するようにして患者と外部機器類とを接続するように配設されており、このためチューブは、外部機器類から一端下方へ伸びた後、衛生シートの下縁部の直下方を通過され、その後再び患者の高さ位置まで上方へと伸びるように配設される。勿論、衛生シートの下縁部位置が高くなるようにすれば、チューブの配設長さを短くすることが可能であるが、この場合は、低い位置に衛生シートが存在しないために、低い位置での手術者の汚染ということが問題となってしまう。このような問題は、チューブを衛生シートの下縁部のみならず、上縁部等他の縁部を迂回して配設する場合も同様に生じるものである。
【0005】
本発明は以上のような事情を勘案してなされたもので、その第1の目的は、チューブを短くしつつ、広い範囲に渡って術野側と外部機器類側とを確実に衛生的に遮断できるようにした衛生シート装置を提供することにある。本発明の第2の目的は、上記衛生シート装置に用いる衛生シートを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記第1の目的を達成するため、本発明にあっては次のような解決手法を採択してある。すなわち、特許請求の範囲における請求項1に記載のように、
心臓手術を受ける患者および手術者が存在する術野側と患者および手術者の近傍に配設された人工心肺装置を構成する外部機器類側とを衛生上遮断するための衛生シート装置において、
周縁部から離れた位置において複数の開口部が形成された衛生シートと、
前記開口部内に挿通され、患者と前記外部機器類とを接続するためのチューブと、
を備え、
前記衛生シートは、前記術野側と外部機器類側とを画成するように上下方向に伸ばして展開された状態において、前記複数の開口部が形成されている部分およびその付近となる特定部分が、患者の高さ位置とほぼ同じ高さとされると共に、周縁部に対して前記術野側に向けて凸となるように形成され、
前記衛生シートのうち前記術野側となる所定面でかつ前記特定部分の上部近傍および下部近傍部分にそれぞれ、該衛生シートを吊下するための吊下用ロープが係合される係合部が形成されている、
ようにしてある。上記解決手法を前提とした好ましい態様は、特許請求の範囲における請求項2〜請求項5に記載のとおりである。
【0007】
前記第2の目的を達成するため、本発明にあっては次のような解決手法を採択してある。すなわち、特許請求の範囲における請求項6に記載のように、
心臓手術を受ける患者および手術者が存在する術野側と患者および手術者の近傍に配設されて患者に接続される人工心肺装置を構成する外部機器類側とを画成するように上下方向に伸ばして使用される衛生シートであって、
周縁部から離れた位置において、上下方向に伸ばした状態で患者の高さ位置とほぼ同じ高さに、チューブ挿通用の複数の開口部が形成され、
前記複数の開口部が形成されている部分およびその付近となる特定部分が、周縁部に対して一方側に向けて凸となるよう形成され、
前記術野側となる所定面でかつ前記特定部分の上部近傍および下部近傍にそれぞれ、該衛生シートを吊下するための吊下用ロープが係合される係合部が形成されている、
ようにしてある。
【0008】
【発明の効果】
請求項1に記載された発明によれば、患者と外部機器類とを接続するチューブは、衛生シートのうちその周縁部から離れた位置に形成された開口部に挿通された状態で配設されるので、衛生シートの周縁部を迂回して配設する場合に比して大幅に短くすることができる。また、衛生シートは、上記開口部の周囲に離れた位置にその周縁部が存在するので、つまりチューブの全周囲には広い面積に渡って衛生シートが存在することになるので、外部機器類を術野側から確実に衛生的に遮断させることができる。また、衛生シートの術野側への突出面積を極力小さくして、手術者が衛生シートに不必要に接触してしまう機会を減少させる上で好ましいものとなる。さらに、特定部分に設けられた上下の係合部材に係合される吊下用ロープによって特定部分を術野側に向けて確実に凸となるようにしつつ、衛生シートを上下方向に展開させた状態を得る上で好ましいものとなる。
請求項2に記載された発明によれば、チューブが、衛生シートを境として術野側および外部機器類側に不用意に行き来しないので、衛生上より好ましいものとなる。
請求項3に記載された発明によれば、チューブと衛生シートとを融着という手法によって簡単に固定することができる。
【0009】
請求項4に記載された発明によれば、チューブが、不潔な外部機器類側から清潔が要求される術野側へと不必要に大きく飛び出てしまう事態を防止する上で好ましいものとなる。
請求項5に記載された発明によれば、術野側と外部機器類側との間で観察を行う上で好ましいものとなる。
【0010】
請求項6に記載された発明によれば、請求項1に対応した衛生シート装置のうち、チューブを除いた衛生シートそのものが提供される。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は、体外循環装置としての人工心肺装置に本発明を適用した場合の一例を示すものであり、61は心臓手術を受ける患者、62は貯血槽である。心臓をバイパスする基本的な心肺回路が、大静脈からの血液を貯血槽62へ流す流入回路63、貯血槽62から大動脈へ血液を戻す流出回路64を有し、流出回路64に、貯血槽62側から順次、心臓の機能を果たす循環用ローラポンプ装置R1、熱交換器65、人工肺66、動脈フィルタ67が接続されている。患者61から貯血槽62へは、他のローラポンプ装置R2、R3、R4からも血液が供給される。ローラポンプ装置R2、R3は、心臓の外部へ漏れ出た血液を貯血槽62へ供給するためのものである(吸引用)。ローラポンプ装置R4は、心臓の内部へ漏れ出た血液を貯血槽62へ供給するためのものである。この他、図示は略すが、薬液や補液によって増加された血液中の水分を除去するための水分除去回路に、ローラポンプ装置が用いられることもある。
【0012】
ローラポンプ装置R1〜R4用の駆動回路K1〜K4が、それぞれその外部に設けられる。この駆動回路K1〜K4は、各ローラポンプ装置R1〜R4用のコントローラC1〜C4によって制御される。すなわち、コントローラC1〜C4は、少なくともセンサ(図示略)で検出されたポンプ回転数が入力される他、マニュアル操作によって目標回転数(目標流量に対応)が入力されるようになっている。そして、コントローラC1〜C4は、センサで検出された実際のポンプ回転数が目標回転数となるように、駆動回路K1〜K4をフィードバック制御する。
【0013】
上述の各種機器類R1〜R4、62,64〜67、K1〜K4、C1〜C4は外部機器類となるもので、不潔なものとされる。患者および手術者が存在する術野側を、不潔な外部機器類から衛生上画成するために、衛生シートSが設けられる。衛生シートSは、図2、図3に示すように、上下方向(および左右方向)に展開された状態で使用され、複数本のチューブがあらかじめ一体化された衛生シート装置SSとして構成されている。すなわち、図3に示すように、衛生シートSそのものは、合成樹脂(例えばPVC)によって形成され、複数枚(実施形態では5枚)の分割シートS1〜S5を結合することにより、全体として上下方向に長い長方形状とされた1枚の大きな面積を有するシート状に形成されている(実施形態では、上下方向長さが250cm位で、左右方向長さが140cm位とされている)。
【0014】
分割シートS〜S5のうち、中央に位置する分割シートS1に、複数(実施形態では5個)の開口部11〜15が形成されている。そして、上下方向に展開された状態で、開口部11〜15が形成された分割シートS1(手奥定部分)が、術野側にもっとも突出した凸となるように形成されている。すなわち、分割シートS1の下縁部に連なる分割シートS2は、その下縁部に向かうにつれて徐々に外部機器類側へ向かうように傾斜され、分割シートS1の上縁部に連なる分割シートS3は、その上縁部に向かうにつれて徐々に外部機器類側に向かうように傾斜され、分割シートS1の左右の側縁部に連なる左右一対の分割シートS4、S5は、その左右縁部に向かうにつれて徐々に外部機器類側に向かうように傾斜されている。
【0015】
上記開口部11〜15にチューブT1〜T5が挿通されている。チューブT1は、図1における流入回路63の一部を構成するものである。チューブT2は、ローラポンプR2と患者61とを接続する回路の一部を構成するものである。チューブT3は、ローラポンプR3と患者61とを接続する回路の一部を構成するものである。チューブT4は、ローラポンプR4と患者61とを接続する回路の一部を構成するものである。チューブT5は、図1における流出回路64の一部を構成するものである。なお、開口部11〜15の形成高さ位置は、患者の高さ位置(手術者の腰付近の高さ位置)とほぼ同じ高さとするのが好ましい。
【0016】
各チューブT1〜T5は、それぞれその一端が術野側に位置されて、当該一端にはそれぞれコネクタ21が接続されている。各チューブT1〜T5の他端はそれぞれ、外部機器類側に位置されて、当該他端にはそれぞれコネクタ22が接続されている。各チューブT1〜T5は、上記コネクタ21、22を利用して、図1に示すような前記回路を構成するための他のチューブに接続される。なお、コネクタ22によって直接外部機器類に接続するようにしてもよい。
【0017】
各チューブT1〜T5は、それぞれ合成樹脂(例えばPVC)により形成されて、対応する開口部11〜15の周縁部において衛生シートSに対して一体化されている(この一体化部分を図4において符号31で示す)。このチューブT1〜T5と衛生シートSとの一体化は、例えば溶着による行うことができるが、別途接着剤を用いた一体化とすることもできる。このような一体化によって、チューブT〜T5は、衛生シートSに対して、術野側に変位することが規制されると共に、外部機器類側へも変位することが規制される。
【0018】
衛生シートSに対してチューブT1〜T5を組み込んでなる衛生シート装置SSは、図2に示すように、吊下用ロープ32等を利用して、上下方向に展開された状態で使用される。この衛生シートSSの吊下のために、前記分割シートS1の上部あるいはその付近には、上係合部33が形成されている。この上係合部33はループ状とされて、図示を略す吊下用支持具から下方へ伸びるロープ32の下端部が当該係合部33に係合(連結)される。また、上記吊下用支持具から吊下されたクリップ34により、衛生シートSの上縁部が保持される。このようにして衛生シートS(衛生シート装置SS)は、上方から上下方向に展開されるように吊下支持される。以上に加えて、衛生シートS(衛生シート装置SS)は、下方からも引っ張られて、上下方向に張りつめた状態とされる。すなわち、分割シートS1の下部(あるいはその付近)にも、上係合部33と同様な下係合部35が一体化されて、この下係合部35に下方(床面)から伸びるロープ(図示略)が係合、連結されるようになっている。分割シートS1のみが術野側に突出しているので、他の分割シートS2〜S5に手術者に不用意に接触してしまう事態を防止する上で、つまり衛生シートSが手術者の邪魔になる事態を極力防止する上で好ましいものとなる(大きな動きを伴う手術者の上半身や下半身から衛生シートSを極力離す)。
【0019】
以上に加えて、中央の分割シートS1の左右に位置する各分割シートS4、S5はそれぞれ透明とされて、外部機器類と術野側との間で観察できるようにされている。なお、分割シートS3のみを透明にしたり、衛生シートSを全体的に透明にする等、衛生シートSの少なくとも一部を透明にすることが好ましい。
【0020】
図5は、本発明の別の実施形態を示すもので、チューブT1〜T5が術野側に向けてのみ所定以上変位するのを規制するようにしたものである。すなわち、チューブT1〜T5のうち外部機器類側には、抜け止め用のリング37が一体化されて、このリング37が開口部11〜15の周縁部に当接可能とされている。なお、開口部11〜15の周縁部は、例えば合成樹脂からなる補強リング38によって補強されて、抜け止めリング37が補強リング38に当接されるように設定されている。なお、抜け止めリング37を、術野側にも設けて、一対の抜け止めリング37により補強リング38を挟持することにより、チューブT1〜T5が術野側および外部機器類側の両方に対して変位しないようにすることもできる。
【0021】
図6は、本発明のさらに別の実施形態を示すものである。本実施形態では、複数本のチューブT1〜T5について、外部機器類側において、大きな面積を有する共通の抜け止め板41を設けてある。各チューブT1〜T5はそれぞれ、接着や融着等により、抜け止め板41に一体化されている。抜け止め板41が衛生シートSの外部機器類側の面に当接することにより、各チューブT1〜T5が所定以上術野側へ変位するのが規制される。なお、抜け止め板41を衛生シートSに接着等により一体化してもよい(チューブT1〜T5の衛生シートSに対する術野側および外部機器類側への変位規制)。また、抜け止め板41を術野側にも設けて、一対の抜け止め板41でもって衛生シートSを挟持することにより、チューブT1〜T5の衛生シートSに対する術野側および外部機器類側への変位規制を行うようにすることもできる。
【0022】
以上実施形態について説明したが、本発明はこれに限らず例えば次のような場合をも含むものである。衛生シートSに形成される開口部11〜15の数は、手術の内容に合わせた(外部機器類の数)に合わせた適宜の数に設定することができるが、種々の手術を想定したときに必要とされる最大チューブ数に設定しておいて、手術の種類によっては一部の開口部を使用しないようにすることもできる(使用しない開口部はそのままでもよく、あるいは蓋部材により施蓋するようにしてもよい)。複数の開口部11〜15は、上下方向に並設することなく、横方向(左右方向)に並設するようにすることもできる。本発明の目的は、明記されたものに限らず、実質的に好ましいあるいは利点として表現されたものを提供することをも暗黙的に含むものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】心臓手術を行う場合に本発明の衛生シート装置を使用した例を示す簡略系統図。
【図2】本発明の衛生シート装置の使用状態を示す側面断面図。
【図3】衛生シートの正面図。
【図4】衛生シートをチューブが貫通する部分の詳細を示す側面断面図。
【図5】衛生シートをチューブが貫通する部分の別の例を示す側面断面図。
【図6】衛生シートをチューブが貫通する部分のさらに別の例を示す側面断面図。
【符号の説明】
11〜15:開口部
31:一体化部分
32:吊下用ロープ
33:上係合部
35:下係合部
37:抜け止めリング
38:補強リング
41:抜け止め板
61:患者(術野側)
62:貯血槽(外部機器類)
65:熱交換器(外部機器類)
66:人工肺(外部機器類)
67:動脈フィルタ(外部機器類)
R1〜R4:ローラポンプ装置(外部機器類)
S:衛生シート
SS:衛生シート装置
T1〜T5:チューブ

Claims (6)

  1. 心臓手術を受ける患者および手術者が存在する術野側と患者および手術者の近傍に配設された人工心肺装置を構成する外部機器類側とを衛生上遮断するための衛生シート装置において、
    周縁部から離れた位置において複数の開口部が形成された衛生シートと、
    前記開口部内に挿通され、患者と前記外部機器類とを接続するためのチューブと、
    を備え、
    前記衛生シートは、前記術野側と外部機器類側とを画成するように上下方向に伸ばして展開された状態において、前記複数の開口部が形成されている部分およびその付近となる特定部分が、患者の高さ位置とほぼ同じ高さとされると共に、周縁部に対して前記術野側に向けて凸となるように形成され、
    前記衛生シートのうち前記術野側となる所定面でかつ前記特定部分の上部近傍および下部近傍部分にそれぞれ、該衛生シートを吊下するための吊下用ロープが係合される係合部が形成されている、
    ことを特徴とする衛生シート装置。
  2. 請求項1において、
    前記チューブが、前記開口部の周縁部において前記衛生シートに固定されていて、該チューブが該衛生シートに対して前記術野側および前記外部機器類側の両方向に向けて変位不能とされている、ことを特徴とする衛生シート装置。
  3. 請求項2において、
    前記衛生シートおよびチューブがそれぞれ合成樹脂によって形成されており、前記衛生シートとチューブとが前記開口部の周縁部において融着されている、ことを特徴とする衛生シート装置。
  4. 請求項1において、
    前記チューブのうち前記外部機器類側に位置する部分においてストッパが固定されて、該ストッパが前記開口部の周縁部に当接することにより該チューブが該衛生シートに対して所定以上前記術野側に向けて変位するのが規制されている、ことを特徴とする衛生シート装置。
  5. 請求項1において、
    前記衛生シートの少なくとも一部が透明に形成されている、ことを特徴とする衛生シート装置。
  6. 心臓手術を受ける患者および手術者が存在する術野側と患者および手術者の近傍に配設されて患者に接続される人工心肺装置を構成する外部機器類側とを画成するように上下方向に伸ばして使用される衛生シートであって、
    周縁部から離れた位置において、上下方向に伸ばした状態で患者の高さ位置とほぼ同じ高さに、チューブ挿通用の複数の開口部が形成され、
    前記複数の開口部が形成されている部分およびその付近となる特定部分が、周縁部に対して一方側に向けて凸となるよう形成され、
    前記術野側となる所定面でかつ前記特定部分の上部近傍および下部近傍にそれぞれ、該衛生シートを吊下するための吊下用ロープが係合される係合部が形成されている、
    ことを特徴とする衛生シート。
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