JP4444097B2 - コンクリート成型装置 - Google Patents
コンクリート成型装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4444097B2 JP4444097B2 JP2004378202A JP2004378202A JP4444097B2 JP 4444097 B2 JP4444097 B2 JP 4444097B2 JP 2004378202 A JP2004378202 A JP 2004378202A JP 2004378202 A JP2004378202 A JP 2004378202A JP 4444097 B2 JP4444097 B2 JP 4444097B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- molding
- mold
- clamp mechanism
- concrete
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
Description
以下、本発明を二次覆工コンクリート成型装置に具体化した第1の実施形態を図1〜図13にしたがって説明する。
図2に示すように、シートクランプ機構71を構成する角パイプよりなる取付バー81の左右両側寄りの2箇所には図9,10,12に示すように型枠40の成型面40aに沿って移動される走行用台車82が装着されている。この走行用台車82は、前記取付バー81に嵌合され、かつ取付ボルト83によって所定位置に取り付けられた角パイプよりなる取付筒84と、この取付筒84に溶接によって連結されたブラケット85と、このブラケット85に回転可能に支持されたローラ86とによって構成されている。前記ブラケット85の先端部に連結ピン87によって前記巻き上げベルト72の一端部が連結されている。なお、前記ブラケット85には補助輪88が取り付けられている。
次に、前記シート装着装置によって型枠40の成型面40aに装着された防食シート65aの両端縁を、型枠40に取り付けるための取付機構について説明する。
図4に示すように、シートロール支持手段61のローラ64にシートロール65を載置(ステップS1)する。シートクランプ機構71により防食シート65aの先端縁をクランプする(ステップS2)。巻き上げウインチ73を作動して防食シート65aを型枠40の成型面40aに被覆する(ステップS3)。下端壁成型部48を離型位置から成型位置へ移動する(ステップS4)。防食シート65aのフリーとなった後端縁を取付機構112により下端壁成型部48の下端縁に取り付ける(ステップS5)。装着完了位置に移動されたシートクランプ機構71による防食シート65aの先端縁のクランプを解除する(ステップS6)。前記下端壁成型部50を離型位置から成型位置へ移動する(ステップS7)。防食シート65aのフリーとなった先端縁を取付機構112により下端壁成型部50の下端縁に取り付ける(ステップS8)。前記走行機構28,29を作動して成型装置21をガイドレール14,15に沿ってトンネル軸方向に移動し、成型装置21の型枠40を前記一次覆工12と対応する位置に移動する。一次覆工12と型枠40の成型面40aの端縁の開口部を図示しない成型板によって遮へいすると共に、前記型枠40に設けた図示しないコンクリートの注入口からコンクリートを成型用空間に注入して二次覆工コンクリートを打設する(ステップS9)。
(1)上記実施形態では、前記下端壁成型部48の近傍に配置されたシートロール支持手段61に、シートロール65を支持するとともに、このシートロール65の防食シート65aの先端縁をシートクランプ機構71のクランプ機構91によってクランプし、巻き上げウインチ73を作動することにより、巻き上げベルト72を型枠40の成型面40aに沿って移動し、防食シート65aを成型面40aに装着するようにした。このため、型枠40の成型面40aに対する防食シート65aの装着作業を迅速に行うことができ、作業能率を向上することができる。
次に、この発明をトンネルの中央部に構築される仕切壁130の成型装置に具体化した第2の実施形態を図14〜図19に基づいて説明する。
最初に、前記チェーンブロック131を作動して、図16に示すように、型枠127,128を上方へ移動すると共に、互いに離隔させる(ステップS1)。前記底壁13の上面に左右一対のシートロール支持手段61を前記型枠127,128の下方に位置するように配置する(ステップS2)。シート装着装置141を作動して、シートクランプ機構142を下降する(ステップS3)。防食シート65aの先端縁をシートクランプ機構142によってクランプする(ステップS4)。前記ウインチ143を作動して、シートクランプ機構142を上昇し、防食シート65aをシートロール65から巻き戻して、上方へ移動する(ステップS5)。シート取付機構151によって、防食シート65aの上端縁を型枠127,128の上端面に取り付ける(ステップS6)。シートクランプ機構142による防食シート65aのクランプを解除する(ステップS7)。防食シート65aの下端縁をシート取付機構162により型枠127,128の下端縁に取り付ける(ステップS8)。チェーンブロック131を作動して型枠127,128を図17に示すように、離型位置から成型位置へ移動する(ステップS9)。
次に、仕切壁130の硬化後に、防食シート65aの取付機構151及び取付機構162による取付を解除する(ステップS11)。型枠127,128を図18に示すように成型位置から離型位置へ移動する(ステップS12)。
(1)上記実施形態では、支持枠体121の上部にシート装着装置141を設けるとともに、型枠127,128の上端部に、シート装着装置141によって引き上げられた防食シート65aの上端縁を取り付けるためのシート取付機構151を設け、下端縁に防食シート65aの下端縁を型枠127,128に取り付けるためのシート取付機構162を設けた。このため、型枠127,128に対する防食シート65aの装着作業を迅速に行うことができる。
○前記各実施形態では、シートロール支持手段61を用いたが、これを省略してもよい。この場合には、作業者によって、底壁13の上面に支持されたシートロール65が巻き戻される。
Claims (6)
- コンクリートを成型する型枠と、
この型枠をトンネル軸の方向と合致するように配設されたガイドレールに沿って移動可能に支持する支持枠体と、
この支持枠体に設けられ、かつ、前記型枠を成型位置と、離型位置との間で切り換える切換機構と、
防食シートの先端縁をクランプするシートクランプ機構と、
前記支持枠体又は前記型枠に設けられ、かつ、前記シートクランプ機構を前記型枠の成型面に沿って移動させ、前記防食シートを該成型面に被覆するシート移動機構と
を備え、
前記シート移動機構は、前記シートクランプ機構を前記成型面に沿って移動させ、防食シートを前記成型面に被覆する移動索を備えた巻取手段であり、
前記型枠をトンネルの内周面が成型可能なアーチ状に形成し、前記支持枠体にはシートクランプ機構を前記巻取手段により巻き取られた移動索を巻き戻しつつシート装着開始位置側に帰還させるための帰還索を備えた帰還手段を設けたことを特徴とするコンクリート成型装置。 - 請求項1において、前記支持枠体の左右両側の下端部には、左右一対のガイドレールに沿って移動される車輪が設けられ、前記型枠はトンネルのクラウン部を成型するクラウン成型部と、このクラウン成型部の左右両側端縁に回動可能に連結された側壁成型部と、両側壁成型部の下端部にそれぞれ回動可能に連結された下端壁成型部とにより構成されていることを特徴とするコンクリート成型装置。
- 請求項1又は2において、前記シートクランプ機構は、複数の巻取手段により作動される前記移動索の先端部間に水平に架橋された取付バーと、この取付バーの複数箇所に装着されたクランプ機構とにより構成されていることを特徴とするコンクリート成型装置。
- 請求項3において、前記取付バーには、前記複数のクランプ機構を取付バーの長手方向に沿って位置調節し、防食シートに張力を付与するための張力付与機構が設けられていることを特徴とするコンクリート成型装置。
- 請求項2〜4のいずれか一項において、前記シートクランプ機構は、前記型枠の成型面に沿って転動するローラを有する走行用台車を備え、前記下端壁成型部が離型位置にあるときに前記側壁成型部と下端壁成型部との間に形成される隙間に位置して前記ローラを転動移動させる案内部材が設けられていることを特徴とするコンクリート成型装置。
- 請求項1〜5のいずれか一項において、ロール状の防食シートを回転可能に支持するシートロール支持手段を備えていることを特徴とするコンクリート成型装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004378202A JP4444097B2 (ja) | 2004-12-27 | 2004-12-27 | コンクリート成型装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004378202A JP4444097B2 (ja) | 2004-12-27 | 2004-12-27 | コンクリート成型装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006183328A JP2006183328A (ja) | 2006-07-13 |
JP4444097B2 true JP4444097B2 (ja) | 2010-03-31 |
Family
ID=36736639
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004378202A Expired - Fee Related JP4444097B2 (ja) | 2004-12-27 | 2004-12-27 | コンクリート成型装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4444097B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102628366A (zh) * | 2012-04-10 | 2012-08-08 | 葛洲坝集团第五工程有限公司 | 一种环形预应力钢绞线穿索台车及穿索方法 |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5687160B2 (ja) * | 2011-08-30 | 2015-03-18 | 三井住友建設株式会社 | トンネル覆工コンクリートの養生装置 |
CN103174437B (zh) * | 2013-03-25 | 2015-08-19 | 南京梅山冶金发展有限公司 | 一种地下矿山巷道湿式喷锚支护方法 |
JP6537238B2 (ja) * | 2014-09-16 | 2019-07-03 | 株式会社不動テトラ | コンクリート型枠構造 |
JP6579703B2 (ja) * | 2015-09-14 | 2019-09-25 | 株式会社ケー・エフ・シー | 防水シートロール受台、防水シートの敷設機構及び敷設方法 |
CN105201529B (zh) * | 2015-09-22 | 2017-12-01 | 陕西开拓建筑科技有限公司 | 一种沿空留巷横斜双拉纤维柔性模板及其充填方法 |
JP6468612B2 (ja) * | 2016-03-15 | 2019-02-13 | 有限会社 伊藤 | トンネル覆工コンクリート成形用の型枠支持装置の組み立て方法 |
JP5998304B1 (ja) * | 2016-04-06 | 2016-09-28 | 鹿島建設株式会社 | シート設置装置及びシート設置方法 |
KR101931328B1 (ko) * | 2016-09-13 | 2018-12-20 | 이원기 | 터널 방수막 시공장치 |
-
2004
- 2004-12-27 JP JP2004378202A patent/JP4444097B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102628366A (zh) * | 2012-04-10 | 2012-08-08 | 葛洲坝集团第五工程有限公司 | 一种环形预应力钢绞线穿索台车及穿索方法 |
CN102628366B (zh) * | 2012-04-10 | 2013-11-06 | 葛洲坝集团第五工程有限公司 | 一种环形预应力钢绞线穿索台车及穿索方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006183328A (ja) | 2006-07-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4444097B2 (ja) | コンクリート成型装置 | |
JP5767558B2 (ja) | 移動式型枠装置、及び、覆工コンクリートの構築方法 | |
JP4554491B2 (ja) | ケーブル検査車 | |
JP2009299418A (ja) | 片持架設用移動作業車の後退撤去方法および後退装置 | |
CN210013134U (zh) | 附着式轻便桥梁防撞护栏模板安拆装置 | |
JP2018105029A (ja) | 移動式型枠装置 | |
JP4080300B2 (ja) | トンネル用コンクリート打設方法およびその装置 | |
KR101030053B1 (ko) | 스틸박스 교량의 이동식 거푸집 설치 및 해체장치 | |
JP4329535B2 (ja) | 張出し床版用移動作業車 | |
JP4357677B2 (ja) | 移動式支保工 | |
KR20050079506A (ko) | 케이블 견인기 | |
JP3338878B2 (ja) | 防食シートの施工装置及びその施工方法 | |
JP2004092072A (ja) | トンネル拡幅工事用作業台車 | |
JP2000302389A (ja) | 作業用ケージ昇降装置 | |
JPH07144573A (ja) | トラック荷台のシート掛け用治具 | |
JPH0396598A (ja) | トンネル用移動式型枠 | |
JP3449478B2 (ja) | トンネルの作業用装置 | |
JP3437090B2 (ja) | 長尺膜材の張設装置 | |
JP2000129632A (ja) | 張出床版用の張出型枠の移動装置 | |
JPH0258700A (ja) | 覆工用移動式型枠の移動機構 | |
JP3022782B2 (ja) | トンネル用止水シートの取付装置 | |
JP2024070950A (ja) | 覆工コンクリートの型枠システム、打設方法、及び打設装置 | |
JP7528656B2 (ja) | 妻型枠固定装置 | |
JPH10317898A (ja) | トンネル内への防水シートの装着方法及び装置 | |
JPH084301A (ja) | 索道を用いた外壁パネルの施工法及びその装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071108 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090904 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090915 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091116 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091215 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100113 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4444097 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130122 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160122 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |