JP4441942B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ遊技機に関し、特に、発生した異常を報知する構成に特徴があるパチンコ遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パチンコ遊技機は、パチンコ球の入賞口への入賞如何等に基づいて遊技の主たる制御を行う主制御基盤(主制御部)と、パチンコ球払出装置の駆動制御を行う払出制御基盤(払出制御部)と、を備えており、主制御基盤は、各種演算結果に基づいて外部に各種指令を出し、例えば払出制御基盤は、主制御基盤からの指令に従ってパチンコ球払出装置に所定数のパチンコ球を払い出させる様に構成されている。
【0003】
又、パチンコ遊技機の各部には、不正がなされた場合や故障が発生した場合にその旨を検出するセンサが設けられており、各センサによる検出結果は主制御基盤,払出制御基盤に入力され、主制御基盤,払出制御基盤は、異常があると判断した場合にはその旨を報知する様に構成されている。具体的には、主制御基盤は、例えば大入賞口への入賞球を計数するためのカウントスイッチや大入賞口内の所謂特定領域をパチンコ球が通過した旨を検出するための特定領域スイッチに異常があるか否かを判断して、異常があれば液晶ディスプレイ(画像表示装置)にその旨を表示させる様に構成されており、払出制御基盤は、例えばプリペイドカードユニットに異常があるか否かを判断して、異常があれば当該払出制御基盤の表面に設置されている7セグメントLED表示器にその旨を表示させる様に構成されている。パチンコ遊技場の店員は、液晶ディスプレイや7セグメントLED表示器の表示内容によって、如何なる異常が発生したのかを把握することができるので、適切に点検・修理を行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述した従来のパチンコ遊技機においては、ある異常はパチンコ遊技機の正面側に設置されている液晶ディスプレイに、ある異常はパチンコ遊技機の背面側に設置されている7セグメントLED表示器に、という様に分けて表示されるので、パチンコ遊技場の店員は、パチンコ遊技機の正面側及び裏面側を確認しなければ全ての異常を把握することができない。従って、面倒である。
【0005】
そこで、本発明は、パチンコ遊技機において発生した全ての異常を容易に把握することができる様にすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段、及び発明の効果】
この様な目的を達成するため、第1の発明にかかるパチンコ遊技機は、請求項1に記載されている様に、入賞口に対するパチンコ球の入賞如何等の遊技状態に基づいて各種制御を行う主制御部と、該主制御部からの指令信号に基づいて、パチンコ球払出装置を駆動してパチンコ球を払い出させる払出制御部と、パチンコ遊技機各部に異常があるか否かを判断して判断結果を出力する異常判断手段と、前記異常判断手段から出力される判断結果を管理する判断結果管理手段と、発生した異常の内容を報知するための単一の報知手段と、前記判断結果管理手段に管理されている判断結果に基づいて前記報知手段に指令を出して異常の内容を報知させる報知指令手段と、を備えるパチンコ遊技機であって、前記異常判断手段は、前記主制御部に設けられ、パチンコ遊技機各部に設けられている各種検出手段による検出結果に基づいて当該パチンコ遊技機に異常があるか否かを判断して判断結果を出力する様に構成されていると共に、前記払出制御部にも設けられ、当該払出制御部に接続されている前記パチンコ球払出装置を含む各種装置に異常があるか否かを判断して判断結果を出力する様に構成されており、複数種類の異常が重複して発生し、当該複数種類の異常に対応する判断結果が前記判断結果管理手段に管理されている場合、前記報知指令手段は、予め設定されている優先順位に従って前記報知手段に順に指令を出して順に報知させることを特徴とする。
【0007】
本発明にかかるパチンコ遊技機では、従来のパチンコ遊技機と同様に、パチンコ球が入賞口に入賞すると、主制御部は、払出制御部に対してパチンコ球を払い出す旨の指令を出力する。そして、この指令を受けると、払出制御部は、パチンコ球払出装置を駆動して所定数のパチンコ球を払い出させる。
【0008】
又、この様な一連の制御と並行して、主制御部に設けられている異常判断手段は、パチンコ遊技機各部に設けられている各種検出手段による検出結果に基づいて、当該パチンコ遊技機に異常があるか否かを判断し、払出制御部に設けられている異常判断手段は、払出制御部に接続されているパチンコ球払出装置を含む各種装置に異常があるか否かを判断する。
【0009】
そして、本発明にかかるパチンコ遊技機においては、従来のパチンコ遊技機と異なり、主制御部に設けられている異常判断手段及び払出制御部に設けられている異常判断手段から出力される判断結果は、判断結果管理手段に集約されて管理され、報知指令手段は、判断結果管理手段に管理されている主制御部の異常判断手段から出力される判断結果,払出制御部の異常判断手段から出力される判断結果の両方に基づいて報知手段に報知させる。具体的には、主制御部の異常判断手段によって例えばカウントスイッチに異常があるか否かが判断され、払出制御基盤の異常判断手段によって例えばプリペイドカードユニットに異常があるか否かが判断され、判断結果は判断結果管理手段に集約されて管理される。そして、カウントスイッチ又はプリペイドカードユニットの何れかに異常がある場合には、報知指令手段が報知手段によってその旨を報知させる。
【0010】
本発明にかかるパチンコ遊技機は、この様に構成されているので、主制御部の異常判断手段によって確認された異常であっても、払出制御部の異常判断手段によって確認された異常であっても、1つの報知手段によって報知することができる。従って、パチンコ遊技場の店員は、異常が発生した箇所や異常の態様等を容易に把握することができる。
又、本発明にかかるパチンコ遊技機は、複数種類の異常が重複して発生し、当該複数種類の異常に対応する判断結果が前記判断結果管理手段に管理されている場合、前記報知指令手段は、予め設定されている優先順位に従って前記報知手段に順に指令を出して順に報知させる様に構成されている。優先順位は、例えば、遊技者に損害を与える蓋然性に基づいて設定されていても良いし、パチンコ遊技場の店員による点検作業の利便性に基づいて設定されていても良い。
この様に構成されていることにより、パチンコ遊技場の店員は、パチンコ遊技機から、何れの箇所を優先的に点検・修理して異常を解消すべきかについての指針を与えられるので、効率的に作業を行うことができる。
【0011】
ところで、従来、パチンコ遊技機は、主制御部,払出制御部の他に、画像表示装置を駆動して抽選図柄等の所定の画像を表示させる画像制御部を備えている。そこで、第2の発明にかかるパチンコ遊技機は、請求項2に記載されている様に、入賞口に対するパチンコ球の入賞如何等の遊技状態に基づいて各種制御を行う主制御部と、該主制御部から指令信号に基づいて、抽選図柄等の所定の画像を表示する画像表示装置を駆動して所定の画像を表示させる画像制御部と、パチンコ遊技機各部に異常があるか否かを判断して判断結果を出力する異常判断手段と、前記異常判断手段から出力される判断結果を管理する判断結果管理手段と、発生した異常の内容を報知するための単一の報知手段と、前記判断結果管理手段に管理されている判断結果に基づいて前記報知手段に指令を出して異常の内容を報知させる報知指令手段と、を備えるパチンコ遊技機であって、前記異常判断手段は、前記主制御部に設けられ、パチンコ遊技機各部に設けられている各種検出手段による検出結果に基づいて当該パチンコ遊技機に異常があるか否かを判断して判断結果を出力する様に構成されていると共に、前記画像制御部にも設けられ、前記画像表示装置及び当該画像制御部に異常があるか否かを判断して判断結果を出力する様に構成されており、複数種類の異常が重複して発生し、当該複数種類の異常に対応する判断結果が前記判断結果管理手段に管理されている場合、前記報知指令手段は、予め設定されている優先順位に従って前記報知手段に順に指令を出して順に報知させることを特徴とする。
【0012】
本発明にかかるパチンコ遊技機では、主制御部の異常判断手段及び画像制御部の異常判断手段から出力される判断結果が判断結果管理手段に集約されて管理され、1つの報知手段によって報知される。従って、第1の発明にかかるパチンコ遊技機と同様に、複数種類の異常を1つの報知手段によって確認することができる。
又、本発明にかかるパチンコ遊技機は、複数種類の異常が重複して発生し、当該複数種類の異常に対応する判断結果が前記判断結果管理手段に管理されている場合、前記報知指令手段は、予め設定されている優先順位に従って前記報知手段に順に指令を出して順に報知させる様に構成されている。優先順位は、例えば、遊技者に損害を与える蓋然性に基づいて設定されていても良いし、パチンコ遊技場の店員による点検作業の利便性に基づいて設定されていても良い。
この様に構成されていることにより、パチンコ遊技場の店員は、パチンコ遊技機から、何れの箇所を優先的に点検・修理して異常を解消すべきかについての指針を与えられるので、効率的に作業を行うことができる。
【0013】
又、パチンコ遊技機によっては、音声出力装置を駆動して効果音等の所定の音声を出力させる音声制御部が、主制御部とは独立して設けられているものもある。そこで、第3の発明にかかるパチンコ遊技機は、請求項3に記載されている様に、入賞口に対するパチンコ球の入賞如何等の遊技状態に基づいて各種制御を行う主制御部と、該主制御部から指令信号に基づいて、効果音等の所定の音声を出力する音声出力装置を駆動して所定の音声を出力させる音声制御部と、パチンコ遊技機各部に異常があるか否かを判断して判断結果を出力する異常判断手段と、前記異常判断手段から出力される判断結果を管理する判断結果管理手段と、発生した異常の内容を報知するための単一の報知手段と、前記判断結果管理手段に管理されている判断結果に基づいて前記報知手段に指令を出して異常の内容を報知させる報知指令手段と、を備えるパチンコ遊技機であって、前記異常判断手段は、前記主制御部に設けられ、パチンコ遊技機各部に設けられている各種検出手段による検出結果に基づいて当該パチンコ遊技機に異常があるか否かを判断して判断結果を出力する様に構成されていると共に、前記音声制御部にも設けられ、前記音声出力装置及び当該音声制御部に異常があるか否かを判断して判断結果を出力する様に構成されており、複数種類の異常が重複して発生し、当該複数種類の異常に対応する判断結果が前記判断結果管理手段に管理されている場合、前記報知指令手段は、予め設定されている優先順位に従って前記報知手段に順に指令を出して順に報知させることを特徴とする。
【0014】
本発明にかかるパチンコ遊技機では、主制御部の異常判断手段及び音声制御部の異常判断手段から出力される判断結果が判断結果管理手段に集約されて管理され、1つの報知手段によって報知される。従って、第1及び第2の発明にかかるパチンコ遊技機と同様に、複数種類の異常を1つの報知手段によって確認することができる。
又、本発明にかかるパチンコ遊技機は、複数種類の異常が重複して発生し、当該複数種類の異常に対応する判断結果が前記判断結果管理手段に管理されている場合、前記報知指令手段は、予め設定されている優先順位に従って前記報知手段に順に指令を出して順に報知させる様に構成されている。優先順位は、例えば、遊技者に損害を与える蓋然性に基づいて設定されていても良いし、パチンコ遊技場の店員による点検作業の利便性に基づいて設定されていても良い。
この様に構成されていることにより、パチンコ遊技場の店員は、パチンコ遊技機から、何れの箇所を優先的に点検・修理して異常を解消すべきかについての指針を与えられるので、効率的に作業を行うことができる。
【0015】
又、パチンコ遊技機によっては、LED等の装飾照明を所定の態様で点灯させる装飾照明制御部が、主制御部とは独立して設けられているものもある。そこで、第4の発明にかかるパチンコ遊技機は、請求項4に記載されている様に、入賞口に対するパチンコ球の入賞如何等の遊技状態に基づいて各種制御を行う主制御部と、該主制御部から指令信号に基づいて、LED等の装飾照明を所定の態様で点灯させる装飾照明制御部と、パチンコ遊技機各部に異常があるか否かを判断して判断結果を出力する異常判断手段と、前記異常判断手段から出力される判断結果を管理する判断結果管理手段と、発生した異常の内容を報知するための単一の報知手段と、前記判断結果管理手段に管理されている判断結果に基づいて前記報知手段に指令を出して異常の内容を報知させる報知指令手段と、を備えるパチンコ遊技機であって、前記異常判断手段は、前記主制御部に設けられ、パチンコ遊技機各部に設けられている各種検出手段による検出結果に基づいて当該パチンコ遊技機に異常があるか否かを判断して判断結果を出力する様に構成されていると共に、前記装飾照明制御部にも設けられ、前記装飾照明及び当該装飾照明制御部に異常があるか否かを判断して判断結果を出力する様に構成されており、複数種類の異常が重複して発生し、当該複数種類の異常に対応する判断結果が前記判断結果管理手段に管理されている場合、前記報知指令手段は、予め設定されている優先順位に従って前記報知手段に順に指令を出して順に報知させることを特徴とする。
【0016】
本発明にかかるパチンコ遊技機では、主制御部の異常判断手段及び装飾照明制御部の異常判断手段から出力される判断結果が判断結果管理手段に集約されて管理され、1つの報知手段によって報知される。従って、第1乃至第3の発明にかかるパチンコ遊技機と同様に、複数種類の異常を1つの報知手段によって容易に確認することができる。
又、本発明にかかるパチンコ遊技機は、複数種類の異常が重複して発生し、当該複数種類の異常に対応する判断結果が前記判断結果管理手段に管理されている場合、前記報知指令手段は、予め設定されている優先順位に従って前記報知手段に順に指令を出して順に報知させる様に構成されている。優先順位は、例えば、遊技者に損害を与える蓋然性に基づいて設定されていても良いし、パチンコ遊技場の店員による点検作業の利便性に基づいて設定されていても良い。
この様に構成されていることにより、パチンコ遊技場の店員は、パチンコ遊技機から、何れの箇所を優先的に点検・修理して異常を解消すべきかについての指針を与えられるので、効率的に作業を行うことができる。
【0017】
尚、判断結果管理手段は、主制御部,払出制御部等から分離されて単独で設けられていても良いが、請求項5に記載されている様に、払出制御部に設けられていても良い。
前述した様に、従来、払出制御部は、主制御部の指令に基づいてパチンコ球の払い出しにかかる制御を行っており、この指令は、具体的には、主制御部と払出制御部とを接続する通信線を介して伝えられる。このため、判断結果管理手段が払出制御部に設けられていれば、この通信線を利用して主制御部の異常判断手段から出力される判断結果を判断結果管理手段に伝えることができる。更に、前述した様に、従来のパチンコ遊技機の中には、払出制御部に7セグメントLED表示器等の報知手段が設置されているものが多いので、判断結果管理手段が払出制御部に設けられていれば、従来の報知手段を用いて主制御部の異常判断手段及び払出制御部の異常判断手段から出力される判断結果に基づいて報知することができる。
【0018】
従って、この様に判断結果管理手段が払出制御部に設けられている場合には、主制御部や払出制御部の構成を殆ど変更することなく主制御部及び払出制御部によって確認された異常を1つの報知手段によって報知することができる。
この他、請求項6に記載されている様に、判断結果管理手段は、画像制御部に設けられていても良いし、請求項7に記載されている様に、判断結果管理手段は、音声制御部に設けられていても良いし、請求項8に記載されている様に、判断結果管理手段は、装飾照明制御部に設けられていても良い。主制御部と画像制御部,音声制御部,装飾照明制御部との間にも通信線が設けられているので、判断結果管理手段が画像制御部,音声制御部,装飾照明制御部に設けられていれば、同様に、この通信線を利用して主制御部の異常判断手段から出力される判断結果を判断結果管理手段に伝えることができる。更に、判断結果管理手段が設けられている制御部に報知指令手段及び報知手段も設ければ、主制御部,画像制御部,音声制御部,装飾照明制御部の構成を殆ど変更することなく1つの報知手段によって報知することができる。
【0019】
又、特に、パチンコ遊技機の機種変更を行うためには、主制御部及び画像制御部を新しいものと交換する必要があるので、判断結果管理手段,報知指令手段,報知手段が画像制御部に設けられていれば、機種毎に、具体的な報知方法等を設定することができる。例えば、報知手段として7セグメント表示器を用い、異常が発生し易い機種,異常の内容を詳細に報知させたい機種等の場合には2桁表示の7セグメント表示器を採用し、異常が発生し難い機種,異常の内容を詳細に報知させる必要がない機種等の場合には1桁表示の7セグメント表示器を採用する、という様に使い分けることができる。
【0020】
又、音声制御部は音声出力装置を制御するだけであり、装飾照明制御部はLED等の装飾照明を制御するだけであるので、主制御部,払出制御部に比べて構成が非常に簡素である。このため、音声制御部,装飾照明制御部に判断結果管理手段,報知指令手段,報知手段を設けたとしても、主制御部,払出制御部よりも構成は簡素であり、基盤等を小さくすることができる。従って、主制御部,払出制御部に比べて設置場所についての制約が少ないので、報知手段の報知内容を確認し易い場所に設置することができる。
【0021】
又、請求項9に記載されている様に、前記主制御部と当該主制御部以外の制御部との間で行われる通信は、当該主制御部から当該主制御部以外の制御部への一方向に限られていると更に良い。本発明にかかるパチンコ遊技機がこの様に構成されている場合には、万一主制御部以外の制御部の処理手順を記録するROM等が不正なものと交換されたとしても、不正な信号が主制御部へ入力されることがない。このため、主制御部は常に適正な処理を行うことができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
まず、本実施例のパチンコ遊技機の構成について説明する。
図1は、本実施例のパチンコ遊技機の正面図である。図2は、パチンコ遊技機の背面図である。図3は、パチンコ遊技機の主要部の電気的接続を説明するためのブロック図である。
【0027】
本実施例のパチンコ遊技機1は、図1,2,3に示す様に、主制御基盤10,払出制御基盤20,画像制御基盤30,音声制御基盤40,ランプ制御基盤50,プリペイドカードユニット60,パチンコ球払出装置70等を備える。
主制御基盤10は、図3に示す様に、払出制御基盤20,画像制御基盤30,音声制御基盤40,ランプ制御基盤50と接続されており、パチンコ球の入賞口への入賞如何等に基づいてこれらに対して各種指令を出力する様に構成されている。
【0028】
又、主制御基盤10は、パチンコ球払出装置70に供給するパチンコ球を貯蔵するパチンコ球タンク1aに適量のパチンコ球が存在するか否かを検出するための補給スイッチ11,パチンコ球タンク1aからパチンコ球払出装置70へパチンコ球を導く経路を構成する樋1bにおいて球詰まりが発生しているか否かを検出するための空切り防止スイッチ12,パチンコ球払出装置70から払い出されたパチンコ球によって下受け皿が満タン状態になっているか否かを検出するための満タンスイッチ13,大入賞口に入賞したパチンコ球を計数するためのカウントスイッチ14,大入賞口内に設けられている特定領域をパチンコ球が通過したか否かを検出するための特定領域スイッチ15,パチンコ球払出装置70から払い出された賞品球を計数するための賞品球センサ72と接続されており、これらによる検出結果に基づいてパチンコ遊技機1の各部に異常があるか否かを判断し、異常があれば払出制御基盤20に対して異常の内容に対応した第1〜第6異常信号を出力する様に構成されている。尚、第1〜第6異常信号については後述する。
【0029】
又、主制御基盤10は、パチンコ球タンク1aのパチンコ球が不足している場合や樋1bにおいて球詰まりが発生している場合にその旨を報知するための補給ランプ16,下受け皿が満タン状態になっている旨等を報知するための入賞ランプ17とも接続されている。尚、補給スイッチ11,空切り防止スイッチ12,満タンスイッチ13,カウントスイッチ14,特定領域スイッチ15,補給ランプ16,入賞ランプ17は一般に良く知られているので、詳細な説明は省略する。
【0030】
払出制御基盤20は、図3に示す様に、パチンコ球払出装置70と接続されており、主制御基盤10から出力される指令に基づいてパチンコ球払出装置70に対して賞品球を払い出させるための指令を出力する様に構成されている。
又、払出制御基盤20は、遊技者によるパチンコ球の貸出要求を受け付けるためのプリペイドカードユニット60,パチンコ球払出装置70から払い出された貸出球を計数するための貸出球センサ71と接続されており、プリペイドカードユニット60,パチンコ球払出装置70に異常があるか否かを判断すると共に、プリペイドカードユニット60からの貸出要求に基づいてパチンコ球払出装置70に対して貸出球を払い出させるための指令を出力する様に構成されている。
【0031】
又、払出制御基盤20は、異常内容表示器21を備えている。異常内容表示器21は、0〜9までの数字等を表示することができる7セグメントLED表示器であり、主制御基盤10及び払出制御基盤20自身が把握しているパチンコ遊技機1の異常内容を数字によって店員に報知する様に構成されている。
【0032】
画像制御基盤30は、特別図柄表示装置31に指令を出して抽選図柄等の所定の画像を表示させるためのものである。
音声制御基盤40は、音声出力装置41に指令を出して効果音等の所定の音声を出力させるためのものである。
【0033】
ランプ制御基盤50は、装飾ランプ51に指令を出して所定の態様で点灯させるためのものである。
プリペイドカードユニット60は、プリペイドカード挿入口,貸出要求釦(図示せず)等を備え、遊技者によってプリペイドカードがプリペイドカード挿入口に挿入され、貸出要求釦が押圧されると、その旨を払出制御基盤20に送信する様に構成されている。又、プリペイドカードユニット60に挿入されたプリペイドカードの残高は、払出制御基盤20によってカード残高表示器61に表示される様に構成されている。尚、図2では、プリペイドカードユニット60は省略されている。
【0034】
パチンコ球払出装置70は、パチンコ球タンク1aから供給されるパチンコ球を払出制御基盤20からの指令に基づいて払い出すためのものであり、払出制御基盤20から貸出球を払い出す旨の指令が出力された場合にはパチンコ球を貸出球として払い出し、払出制御基盤20から賞品球を払い出す旨の指令が出力された場合にはパチンコ球を賞品球として払い出す様に構成されている。具体的には、貸出球の場合には第1の通路からパチンコ球を払い出し、賞品球の場合にはパチンコ球払出装置70内において通路を切り替え、第1の通路とは異なる第2の通路からパチンコ球を払い出す。そして、貸出球は第1の通路に設けられている貸出球センサ71によって検出され、賞品球は第2の通路に設けられている賞品球センサ72によって検出される。
【0035】
尚、本実施例のパチンコ遊技機1は、大入賞口開放中に入賞したパチンコ球の内の1個を特定領域の手前で一時的に貯留し、大入賞口閉塞後に当該貯留しておいたパチンコ球を特定領域へ導く様に構成されている。
続いて、本実施例のパチンコ遊技機の作用について説明する。
【0036】
尚、主制御基盤10は、図4,5,6に示す処理の他、大当たり抽選処理,各種電動役物の制御等も行うが、説明は省略する。
まず、主制御基盤10が行う異常判断処理を図4に示すフローチャートに沿って説明する。
【0037】
この処理は、図示しない電源装置から主制御基盤10に動作電力が供給されることにより開始される。
この処理が開始されると、主制御基盤10は、補給スイッチ11及び空切り防止スイッチ12による検出結果に基づいて、パチンコ球が不足しているか否かを判断する(S10)。具体的には、補給スイッチ11,空切り防止スイッチ12が共にパチンコ球を検出している場合にはパチンコ球が不足していない、即ち正常であると判断し、何れかがパチンコ球を検出していない場合にはパチンコ球が不足している、即ち異常であると判断する。そして、パチンコ球が不足していると判断した場合には(S10において「YES」)、払出制御基盤20に対して第1異常信号を送信する(S11)。又、補給ランプ16を点灯させる。そして、S20に進む。一方、パチンコ球が不足していないと判断した場合には(S10において「NO」)、S11の処理を行わずにS20に進む。
【0038】
次に、主制御基盤10は、満タンスイッチ13による検出結果に基づいて、下受け皿が満タン状態になっているか否かを判断する(S20)。具体的には、満タンスイッチ13がパチンコ球を検出していない場合には下受け皿が満タン状態でない、即ち正常であると判断し、パチンコ球を検出している場合には満タン状態である、即ち異常であると判断する。そして、下受け皿が満タン状態であると判断した場合には(S20において「YES」)、払出制御基盤20に対して第2異常信号を送信する(S21)。又、入賞ランプ17を点灯させる。そして、S30に進む。一方、満タン状態でないと判断した場合には(S20において「NO」)、S21の処理を行わずにS30に進む。
【0039】
次に、主制御基盤10は、自身に備えられている入賞球カウンタがオーバーフロー状態になっているか否かを判断する(S30)。ここで、入賞球カウンタについて説明する。本実施例のパチンコ遊技機1は、パチンコ球が一般入賞口に1個入賞すると賞品球を6個払い出し、パチンコ球が大入賞口に1個入賞すると賞品球を13個払い出す様に構成されている。そして、主制御基盤10は、一般入賞口へパチンコ球が入賞する毎に一般入賞口用の入賞球カウンタの値を1増加させ、払出制御基盤20に対して6個のパチンコ球を払い出す旨の指令を出力する毎に入賞数カウンタの値を1減少させる様に構成されている。即ち、入賞球カウンタとは、ある時点において、あと何回払い出しの指令を出力する必要があるかを記憶するものである。又、主制御基盤10は、大入賞口用の入賞球カウンタも同様に備えている。そして、入賞球カウンタがオーバーフロー状態になっていると判断した場合には(S30において「YES」)、払出制御基盤20に対して第3異常信号を送信し(S31)、S40に進む。一方、オーバーフロー状態になっていないと判断した場合には(S30において「NO」)、S31の処理を行わずにS40に進む。
【0040】
次に、主制御基盤10は、カウントスイッチ14及び特定領域スイッチ15による検出結果に基づいて、カウントスイッチ14,特定領域スイッチ15に異常があるか否かを判断する(S40)。具体的には、一定時間継続して導通状態又は非導通状態となった場合には、カウントスイッチ14,特定領域スイッチ15において断線又は短絡が発生している、即ち異常であると判断する。又、前述した様に、大入賞口開放中に入賞したパチンコ球が特定領域の手前で一時的に貯留され、大入賞口閉塞後に特定領域へ導かれるので、カウントスイッチ14,特定領域スイッチ15が適正であれば、カウントスイッチ14による検出時期は特定領域スイッチ15による検出時期よりも早いはずである。このため、カウントスイッチ14による検出時期が特定領域スイッチ15による検出時期よりも遅い場合には両者が入れ替えられている、即ち異常であると判断する。そして、カウントスイッチ14,特定領域スイッチ15に異常があると判断した場合には(S40において「YES」)、払出制御基盤20に対して第4異常信号を送信する(S41)。又、画像制御基盤30に対して指令を出して特別図柄表示装置31にカウントスイッチ14,特定領域スイッチ15の異常を表示させる。そして、S50に進む。一方、異常がないと判断した場合には(S40において「NO」)、S41の処理を行わずにS50に進む。
【0041】
次に、主制御基盤10は、賞品球センサ72による検出結果に基づいて、所定数の賞品球を払い出す旨の指令に対応する賞品球が払い出されたか否かを判断する(S50)。具体的には、賞品球を6個払い出す旨の指令を出力したにもかかわらず、所定時間経過しても賞品球センサ72によって6個の賞品球が検出されない場合には、パチンコ球払出装置70から賞品球として払い出されるべきパチンコ球が貸出球として払い出されている、又はパチンコ球払出装置70がパチンコ球を払い出していない、即ちパチンコ球払出装置70に異常がある等と判断する。そして、指令通りに賞品球が払い出されていないと判断した場合には(S50において「YES」)、払出制御基盤20に対して第5異常信号を送信する(S51)。又、入賞ランプ17を点灯させる。そして、S60に進む。一方、指令通りに賞品球が払い出されていると判断した場合には(S50において「NO」)、S51の処理を行わずにS60に進む。
【0042】
次に、主制御基盤10は、賞品球センサ72による検出結果に基づいて、指令を出力していない分の賞品球が検出されたか否かを判断する(S60)。具体的には、何も指令を出力していないにもかかわらず、賞品球センサ72によって賞品球が検出された場合には、パチンコ球払出装置70から貸出球として払い出されるべきパチンコ球が賞品球として払い出されている、即ちパチンコ球払出装置70に異常がある等と判断する。そして、指令を出力していない分の賞品球が検出されていると判断した場合には(S60において「YES」)、払出制御基盤20に対して第6異常信号を送信する(S61)。又、入賞ランプ17を点灯させる。そして、S10に戻って処理を繰り返す。一方、指令を出力していない分の賞品球が払い出されていないと判断した場合には(S60において「NO」)、S61の処理を行わずにS10に戻って処理を繰り返す。
【0043】
次に、払出制御基盤20が行う異常判断処理を図5に示すフローチャートに沿って説明する。
この処理は、図示しない電源装置から払出制御基盤20に動作電力が供給されることにより開始される。
【0044】
この処理が開始されると、払出制御基盤20は、主制御基盤10から送信される第1異常信号を受信しているか否かを判断する(S110)。そして、第1異常信号を受信している場合には(S110において「YES」)、第1フラグF1に1を代入する(S111)。一方、第1異常信号を受信していない場合には(S110において「NO」)、第1フラグF1に0を代入する(S112)。そして、S120に進む。
【0045】
次に、払出制御基盤20は、主制御基盤10から送信される第2異常信号を受信しているか否かを判断する(S120)。そして、第2異常信号を受信している場合には(S120において「YES」)、第2フラグF2に1を代入する(S121)。一方、第2異常信号を受信していない場合には(S120において「NO」)、第2フラグF2に0を代入する(S122)。そして、S130に進む。
【0046】
次に、払出制御基盤20は、主制御基盤10から送信される第3異常信号を受信しているか否かを判断する(S130)。そして、第3異常信号を受信している場合には(S130において「YES」)、第3フラグF3に1を代入する(S131)。一方、第3異常信号を受信していない場合には(S130において「NO」)、第3フラグF3に0を代入する(S132)。そして、S140に進む。
【0047】
次に、払出制御基盤20は、主制御基盤10から送信される第4異常信号を受信しているか否かを判断する(S140)。そして、第4異常信号を受信している場合には(S140において「YES」)、第4フラグF4に1を代入する(S141)。一方、第4異常信号を受信していない場合には(S140において「NO」)、第4フラグF4に0を代入する(S142)。そして、S150に進む。
次に、払出制御基盤20は、主制御基盤10から送信される第5異常信号を受信しているか否かを判断する(S150)。又、払出制御基盤20は、貸出球センサ71による検出結果に基づいて、指令を出力した分の貸出球が検出されているか否かを判断する(S151)。具体的には、貸出球を125個払い出す旨の指令を出力したにもかかわらず、所定時間経過しても貸出球センサ71によって125個の貸出球が検出されていない場合には、パチンコ球払出装置70から貸出球として払い出されるべきパチンコ球が賞品球として払い出されている、又はパチンコ球払出装置70がパチンコ球を払い出していない、即ちパチンコ球払出装置70に異常がある等と判断する。そして、第5異常信号を受信している場合(S150において「YES」)、又は指令を出力した分の貸出球が所定時間内に検出されていない場合には(S151において「YES」)、第5フラグF5に1を代入する(S152)。一方、第5異常信号を受信しておらず(S150において「NO」)、かつ指令を出力した分の貸出球が所定時間内に検出されている場合には(S151において「NO」)、第5フラグF5に0を代入する(S153)。そして、S160に進む。
【0048】
次に、払出制御基盤20は、主制御基盤10から送信される第6異常信号を受信しているか否かを判断する(S160)。又、払出制御基盤20は、貸出球センサ71による検出結果に基づいて、指令を出力していない分の貸出球が検出されているか否かを判断する(S161)。具体的には、何も指令を出力していないにもかかわらず、貸出球センサ71によって貸出球が検出されている場合には、パチンコ球払出装置70から賞品球として払い出されるべきパチンコ球が貸出球として払い出されている、即ちパチンコ球払出装置70に異常がある等と判断する。そして、第6異常信号を受信している場合(S160において「YES」)、又は指令を出力していない分の貸出球が検出されている場合には(S161において「YES」)、第6フラグF6に1を代入する(S162)。一方、第6異常信号を受信しておらず(S160において「NO」)、かつ指令を出力していない分の貸出球が検出されていない場合には(S161において「NO」)、第6フラグF6に0を代入する(S163)。そして、S170に進む。
【0049】
次に、払出制御基盤20は、主制御基盤10との通信内容に基づいて、主制御基盤10と払出制御基盤20との間の通信に異常があるか否かを判断する(S170)。具体的には、主制御基盤10と払出制御基盤20とを接続する通信線において断線等が発生したことにより、主制御基盤10から所定時間毎に接続確認信号が送信されてこない場合、又は未定義の信号が送信されてきた場合等には、主制御基盤10との間の通信に異常があると判断する。そして、主制御基盤10との間の通信に異常があると判断した場合には(S170において「YES」)、第7フラグF7に1を代入する(S171)。一方、異常がないと判断した場合には(S170において「NO」)、第7フラグF7に0を代入する(S172)。そして、S180に進む。
【0050】
次に、払出制御基盤20は、プリペイドカードユニット60との通信内容に基づいて、払出制御基盤20とプリペイドカードユニット60との間の通信に異常があるか否かを判断する(S180)。具体的には、払出制御基盤20とプリペイドカードユニット60とを接続する通信線において断線等が発生したことにより、プリペイドカードユニット60から所定時間毎に接続確認信号が送信されてこなくなった場合、又は未定義の信号が送信されてきた場合等には、プリペイドカードユニット60との間の通信に異常があると判断する。そして、プリペイドカードユニット60との間の通信に異常があると判断した場合には(S180において「YES」)、第8フラグF8に1を代入する(S181)。一方、異常がないと判断した場合には(S180において「NO」)、第8フラグF8に0を代入する(S182)。そして、S110に戻って処理を繰り返す。
【0051】
次に、払出制御基盤20が行う異常表示処理を図6に示すフローチャートに沿って説明する。
この処理は、図5に示す異常判断処理と並行して行われる。
この処理が開始されると、払出制御基盤20は、第8フラグF8が1であるか否かを判断し(S210)、第8フラグF8が1である場合には(S210において「YES」)、異常内容表示器21に1秒間”8”を表示させる(S211)。
【0052】
次に、払出制御基盤20は、第7フラグF7が1であるか否かを判断し(S220)、第7フラグF7が1である場合には(S220において「YES」)、異常内容表示器21に1秒間”7”を表示させる(S221)。
次に、払出制御基盤20は、第6フラグF6が1であるか否かを判断し(S230)、第6フラグF6が1である場合には(S230において「YES」)、異常内容表示器21に1秒間”6”を表示させる(S231)。
【0053】
次に、払出制御基盤20は、第5フラグF5が1であるか否かを判断し(S240)、第5フラグF5が1である場合には(S240において「YES」)、異常内容表示器21に1秒間”5”を表示させる(S241)。
次に、払出制御基盤20は、第4フラグF4が1であるか否かを判断し(S250)、第4フラグF4が1である場合には(S250において「YES」)、異常内容表示器21に1秒間”4”を表示させる(S251)。
【0054】
次に、払出制御基盤20は、第3フラグF3が1であるか否かを判断し(S260)、第3フラグF3が1である場合には(S260において「YES」)、異常内容表示器21に1秒間”3”を表示させる(S261)。
次に、払出制御基盤20は、第2フラグF2が1であるか否かを判断し(S270)、第2フラグF2が1である場合には(S270において「YES」)、異常内容表示器21に1秒間”2”を表示させる(S271)。
【0055】
次に、払出制御基盤20は、第1フラグF1が1であるか否かを判断し(S280)、第1フラグF1が1である場合には(S280において「YES」)、異常内容表示器21に1秒間”1”を表示させる(S281)。そして、S210に戻って処理を繰り返す。
【0056】
続いて、本実施例のパチンコ遊技機において実際に遊技を行った場合の具体的な動作内容の一例について説明する。
まず、遊技者がプリペイドカードユニット60にプリペイドカードを挿入して貸出要求釦を押圧することによってパチンコ球の貸し出しを要求すると、払出制御基盤20によってパチンコ球払出装置70が駆動され、所定数、例えば125個のパチンコ球が貸出球として払い出される。遊技者は、このパチンコ球を用いて遊技を開始する。そして、パチンコ球が例えば所謂始動入賞口に入賞すると、主制御基盤10によって大当たり抽選を含む各種演算が行われ、演算結果に基づいて払出制御基盤20,画像制御基盤30,音声制御基盤40,ランプ制御基盤50に対して各種指令が出力される。すると、払出制御基盤20によってパチンコ球払出装置70が駆動され、所定数、例えば6個のパチンコ球が賞品球として払い出される。又、画像制御基盤30,音声制御基盤40,ランプ制御基盤50によって、特別図柄表示装置31,音声出力装置41,装飾ランプ51が制御される。
【0057】
そして、この様な一連の制御が行われている間に、例えば遊技島からパチンコ球タンク1aへパチンコ球が供給されなくなってパチンコ球タンク1aのパチンコ球が減少し、補給スイッチ11によってパチンコ球が検出されなくなると、主制御基盤10によってパチンコ球が不足していると判断され(S10において「YES」)、主制御基盤10から払出制御基盤20へ第1異常信号が送信される(S11)。又、このとき補給ランプ16が点灯する。
【0058】
そして、払出制御基盤20によってこの第1異常信号が受信されると(S110において「YES」)、第1フラグF1が1になる(S111)。すると、S280において「YES」となり、異常内容表示器21に1秒間”1”が表示される(S281)。尚、パチンコ球の不足以外に異常が確認されていない場合には、S120,S130,S140,S150,S160,S170,S180において「NO」となり、F2,F3,F4,F5,F6,F7,F8は0になる。このため、S210,S220,S230,S240,S250,S260,S270において「NO」となるので、S281の処理が繰り返される、即ち異常内容表示器21に”1”が表示され続けることになる。そして、パチンコ遊技場の店員がパチンコ球を補給して補給スイッチ11によってパチンコ球が検出されると(S10において「NO」)、第1異常信号は送信されなくなり、第1フラグF1が0になる(S112)。すると、S280において「NO」となり、異常内容表示器21には何も表示されなくなる。
【0059】
又、同時に複数の異常が確認された場合、例えば、主制御基盤10によって下受け皿の満タン状態が確認され、払出制御基盤20によってプリペイドカードユニット60との間の通信異常が確認された場合には、下受け皿が満タン状態であるので(S20において「YES」)主制御基盤10から払出制御基盤20へ第2異常信号が送信され(S21)、払出制御基盤20によってこれが受信されると(S120において「YES」)第2フラグF2が1になる(S121)。又、このとき入賞ランプ17が点灯する。又、プリペイドカードユニット60との間の通信に異常があるので(S180において「YES」)第8フラグF8が1になる(S181)。すると、S210,S270において「YES」となり、異常内容表示器21にまず1秒間”8”が表示され(S211)、次に1秒間は”2”が表示され(S271)、”8”と”2”が1秒間ずつ交互に表示される。
【0060】
尚、本実施例において、主制御基盤10が前述した主制御部に相当し、補給スイッチ11,空切り防止スイッチ12,満タンスイッチ13,カウントスイッチ14,特定領域スイッチ15,貸出球センサ71,賞品球センサ72が前述した検出手段に相当し、主制御基盤10が行う異常判断処理が前述した異常判断手段の作用に相当し、払出制御基盤20が前述した払出制御部に相当し、払出制御基盤20が行う異常判断処理が前述した異常判断手段,判断結果管理手段の作用に相当し、異常内容表示器21が前述した報知手段に相当し、払出制御基盤20が行う異常表示処理が前述した報知指令手段の作用に相当する。
【0061】
続いて、本実施例のパチンコ遊技機の効果について説明する。
本実施例のパチンコ遊技機1においては、主制御基盤10は、自身が異常を確認すると、払出制御基盤20へ第1〜第6異常信号を送信する。そして、払出制御基盤20は、自身において確認された異常と主制御基盤10において確認された異常とを異常内容表示器21に表示させる。従って、パチンコ遊技場の店員は、払出制御基盤20に設けられている異常内容表示器21を確認するだけで、複数種類の異常を把握することができる。従って、異常が発生した箇所や異常の態様等を容易に把握することができる。
【0062】
又、主制御基盤10から払出制御基盤20へ指令を送信するための通信線を用いて異常信号を送信することができるので、主制御基盤10や払出制御基盤20の構成を殆ど変更する必要がない。
又、複数種類の異常が重複して発生した場合には、大きい数字から順に1秒間ずつ表示される。従って、パチンコ遊技場の店員は、パチンコ遊技機から、何れの箇所を優先的に点検・修理して異常を解消すべきかについての指針を与えられるので、効率的に作業を行うことができる。
【0063】
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は前述した実施例に何等限定されるものではなく、更に種々の態様において実施しても良いことはもちろんである。
例えば、実施例では、異常が発生すると、払出制御基盤20が、異常内容表示器21に随時異常の内容を表示させる様に構成されているが、主制御基盤10及び払出制御基盤20において確認された異常を所定時間保持しておき、優先順位(重要度)の高いものから報知する様に構成されていても良い。
【0064】
又、実施例では、主制御基盤10が払出制御基盤20に対して指令信号の他に異常信号を出力することによって、主制御基盤10及び払出制御基盤20において確認された異常を払出制御基盤20に設けられている異常内容表示器21によってまとめて表示することができる様に構成されているが、図7(a)に示す様に、更に、画像制御基盤30(前述した画像制御部に相当),音声制御基盤40(前述した音声制御部に相当),ランプ制御基盤50(前述した装飾照明制御部に相当)において何等かの異常が確認された場合に、画像制御基盤30,音声制御基盤40,ランプ制御基盤50が払出制御基盤20に対して異常信号を出力する様に構成されていても良い。この様に構成されている場合には、主制御基盤10,払出制御基盤20,画像制御基盤30,音声制御基盤40,ランプ制御基盤50において確認された異常を払出制御基盤20に設けられている異常内容表示器21によってまとめて表示することができるので、一層便利である。
【0065】
但し、払出制御基盤20に対する入力信号数が増加すれば不正され易くなるので、図7(b)に示す様に、異常信号を受けて異常内容を表示するための異常管理基盤を別途設け、払出制御基盤20,画像制御基盤30,音声制御基盤40,ランプ制御基盤50が異常管理基盤に対して異常信号を出力する様に構成されていても良い。この様に構成されている場合には、払出制御基盤20の入力信号数は増加しないので、不正され易くなることはない。
【0066】
又、この様に表示対象たる異常の種類が増加すると、図2に示す様な1桁表示の異常内容表示器では不十分であるので、1桁表示なら点滅させて区別させたり、あるいは、2桁以上表示することができるものを採用することが好ましい。
尚、この様に構成した場合、画像制御基盤30,音声制御基盤40,ランプ制御基盤50が異常を確認して異常信号を出力する処理が前述した異常判断手段の作用に相当する。又、異常管理基盤は、前述した判断結果管理手段,報知指令手段に相当する。
【0067】
又、実施例では、主制御基盤10とその他の制御基盤との間の通信は、主制御基盤10からその他の制御基盤への一方向に限られているが、双方向通信としても良い。更に、この様に構成されている場合には、その他の制御基盤が各々異常信号を主制御基盤10に送り、主制御基盤10から、異常内容表示器が設けられている基盤(実施例では払出制御基盤20)に送る様に構成されていても良い。更に、その他の制御基盤から送られてくる異常信号を主制御基盤10において所定時間保持しておき、所定時間内に送られてきた異常信号を一つの信号にまとめて送信する様に構成されていても良いし、優先順位の高いものから送信する様に構成されていても良い。
【0068】
又、実施例では、入賞球カウンタがオーバーフロー状態になっている場合,指令を出力していない分の賞品球が検出されている場合には、異常内容表示器21にその旨が表示されるだけで、パチンコ遊技機1の正面側からは異常の発生を確認することができない様に構成されているが、パチンコ遊技機1の正面側にこれらの異常が発生した場合にその旨を報知するための報知ランプを設け、パチンコ球タンク1aのパチンコ球が不足している場合,下受け皿が満タン状態になっている場合,指令通りに賞品球が払い出されていない場合,カウントスイッチ14又は特定領域スイッチ15に異常がある場合に補給ランプ16,入賞ランプ17,特別図柄表示装置31によって異常の発生を表示させるのと同様に、パチンコ遊技機1の正面側から異常の発生を確認することができる様に構成されていても良い。この様に構成されている場合には、全ての異常の発生をパチンコ遊技機1の正面側から確認することができるので、異常の発生を看過し難くなると共に、異常の発生をより早期に確認して点検・修理作業を行うことができる様になる。又、例えば、遊技者が何等かの細工を行って不正に賞品球を払い出させると、その旨が報知ランプによって報知されるので、不正な遊技者の存在を容易に確認することができると共に、不正な遊技者を威圧することによって不正行為を抑止することもできる。尚、報知ランプを別途設けるのではなく、既存の補給ランプ16,入賞ランプ17,特別図柄表示装置31を流用して報知する様に構成されていても良い。
【0069】
又、パチンコ遊技機1の正面側には異常の発生を一切表示せず、代わりにホールコンピュータに対して異常の発生を出力する様に構成されていても良い。この様に構成されている場合には、不正な遊技者に、不正行為が発覚していないと誤信させて不正行為を継続させることにより、確実な証拠を押えた上で捕まえることができる。
【0070】
又、実施例では特に限定しなかったが、主制御基盤10とその他の制御基盤との間の通信は、コマンドデータ形態とすることが好ましい。具体的には、第1〜第6異常信号を例えばデータコマンド01H〜06Hとして送信することが考えられる。データコマンドはコンピュータによる演算処理に適しており、各制御基盤は制御を効率良く行うことができる。尚、データコマンド形態とせず、計数線により通信を行う様に構成されていても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のパチンコ遊技機の正面図である。
【図2】 パチンコ遊技機の背面図である。
【図3】 パチンコ遊技機の主要部の電気的接続を説明するためのブロック図である。
【図4】 主制御基盤の異常判断処理の流れを説明するためのフローチャートである。
【図5】 払出制御基盤の異常判断処理の流れを説明するためのフローチャートである。
【図6】 払出制御基盤の異常表示処理の流れを説明するためのフローチャートである。
【図7】 変形例の基盤の接続態様を説明するためのブロック図である。
【符号の説明】
1…パチンコ遊技機 1a…パチンコ球タンク 1b…樋 10…主制御基盤 11…補給スイッチ 12…空切り防止スイッチ 13…満タンスイッチ 14…カウントスイッチ 15…特定領域スイッチ 16…補給ランプ 17…入賞ランプ 20…払出制御基盤 21…異常内容表示器 30…画像制御基盤 31…特別図柄表示装置 40…音声制御基盤
41…音声出力装置 50…ランプ制御基盤 51…装飾ランプ 60…プリペイドカードユニット 61…カード残高表示器 70…パチンコ球払出装置 71…貸出球センサ 72…賞品球センサ。

Claims (9)

  1. 入賞口に対するパチンコ球の入賞如何等の遊技状態に基づいて各種制御を行う主制御部と、
    該主制御部からの指令信号に基づいて、パチンコ球払出装置を駆動してパチンコ球を払い出させる払出制御部と、
    パチンコ遊技機各部に異常があるか否かを判断して判断結果を出力する異常判断手段と、
    前記異常判断手段から出力される判断結果を管理する判断結果管理手段と、
    発生した異常の内容を報知するための単一の報知手段と、
    前記判断結果管理手段に管理されている判断結果に基づいて前記報知手段に指令を出して異常の内容を報知させる報知指令手段と、
    を備えるパチンコ遊技機であって、
    前記異常判断手段は、
    前記主制御部に設けられ、パチンコ遊技機各部に設けられている各種検出手段による検出結果に基づいて当該パチンコ遊技機に異常があるか否かを判断して判断結果を出力する様に構成されていると共に、前記払出制御部にも設けられ、当該払出制御部に接続されている前記パチンコ球払出装置を含む各種装置に異常があるか否かを判断して判断結果を出力する様に構成されており、
    複数種類の異常が重複して発生し、当該複数種類の異常に対応する判断結果が前記判断結果管理手段に管理されている場合、前記報知指令手段は、予め設定されている優先順位に従って前記報知手段に順に指令を出して順に報知させる
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 入賞口に対するパチンコ球の入賞如何等の遊技状態に基づいて各種制御を行う主制御部と、
    該主制御部から指令信号に基づいて、抽選図柄等の所定の画像を表示する画像表示装置を駆動して所定の画像を表示させる画像制御部と、
    パチンコ遊技機各部に異常があるか否かを判断して判断結果を出力する異常判断手段と、
    前記異常判断手段から出力される判断結果を管理する判断結果管理手段と、
    発生した異常の内容を報知するための単一の報知手段と、
    前記判断結果管理手段に管理されている判断結果に基づいて前記報知手段に指令を出して異常の内容を報知させる報知指令手段と、
    を備えるパチンコ遊技機であって、
    前記異常判断手段は、
    前記主制御部に設けられ、パチンコ遊技機各部に設けられている各種検出手段による検出結果に基づいて当該パチンコ遊技機に異常があるか否かを判断して判断結果を出力する様に構成されていると共に、前記画像制御部にも設けられ、前記画像表示装置及び当該画像制御部に異常があるか否かを判断して判断結果を出力する様に構成されており、
    複数種類の異常が重複して発生し、当該複数種類の異常に対応する判断結果が前記判断結果管理手段に管理されている場合、前記報知指令手段は、予め設定されている優先順位に従って前記報知手段に順に指令を出して順に報知させる
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  3. 入賞口に対するパチンコ球の入賞如何等の遊技状態に基づいて各種制御を行う主制御部と、
    該主制御部から指令信号に基づいて、効果音等の所定の音声を出力する音声出力装置を駆動して所定の音声を出力させる音声制御部と、
    パチンコ遊技機各部に異常があるか否かを判断して判断結果を出力する異常判断手段と、
    前記異常判断手段から出力される判断結果を管理する判断結果管理手段と、
    発生した異常の内容を報知するための単一の報知手段と、
    前記判断結果管理手段に管理されている判断結果に基づいて前記報知手段に指令を出して異常の内容を報知させる報知指令手段と、
    を備えるパチンコ遊技機であって、
    前記異常判断手段は、
    前記主制御部に設けられ、パチンコ遊技機各部に設けられている各種検出手段による検出結果に基づいて当該パチンコ遊技機に異常があるか否かを判断して判断結果を出力する様に構成されていると共に、前記音声制御部にも設けられ、前記音声出力装置及び当該音声制御部に異常があるか否かを判断して判断結果を出力する様に構成されており、
    複数種類の異常が重複して発生し、当該複数種類の異常に対応する判断結果が前記判断結果管理手段に管理されている場合、前記報知指令手段は、予め設定されている優先順位に従って前記報知手段に順に指令を出して順に報知させる
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  4. 入賞口に対するパチンコ球の入賞如何等の遊技状態に基づいて各種制御を行う主制御部と、
    該主制御部から指令信号に基づいて、LED等の装飾照明を所定の態様で点灯させる装飾照明制御部と、
    パチンコ遊技機各部に異常があるか否かを判断して判断結果を出力する異常判断手段と、
    前記異常判断手段から出力される判断結果を管理する判断結果管理手段と、
    発生した異常の内容を報知するための単一の報知手段と、
    前記判断結果管理手段に管理されている判断結果に基づいて前記報知手段に指令を出して異常の内容を報知させる報知指令手段と、
    を備えるパチンコ遊技機であって、
    前記異常判断手段は、
    前記主制御部に設けられ、パチンコ遊技機各部に設けられている各種検出手段による検出結果に基づいて当該パチンコ遊技機に異常があるか否かを判断して判断結果を出力する様に構成されていると共に、前記装飾照明制御部にも設けられ、前記装飾照明及び当該装飾照明制御部に異常があるか否かを判断して判断結果を出力する様に構成されており、
    複数種類の異常が重複して発生し、当該複数種類の異常に対応する判断結果が前記判断結果管理手段に管理されている場合、前記報知指令手段は、予め設定されている優先順位に従って前記報知手段に順に指令を出して順に報知させることを特徴とするパチンコ遊技機。
  5. パチンコ球を払い出すパチンコ球払出装置を駆動して所定個数のパチンコ球を払い出させる払出制御部を備え、
    前記主制御部は、当該パチンコ遊技機の遊技状態に応じて前記払出制御部に対してパチンコ球を払い出す旨の指令を出力する様に構成されており、
    前記判断結果管理手段は、前記払出制御部に設けられている
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のパチンコ遊技機。
  6. 抽選図柄等の所定の画像を表示する画像表示装置を駆動して所定の画像を表示させる画像制御部を備え、
    前記主制御部は、当該パチンコ遊技機の遊技状態に応じて前記画像制御部に対して所定の画像を表示する旨の指令を出力する様に構成されており、
    前記判断結果管理手段は、前記画像制御部に設けられている
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のパチンコ遊技機。
  7. 効果音等の所定の音声を出力する音声出力装置を駆動して所定の音声を出力させる音声制御部を備え、
    前記主制御部は、当該パチンコ遊技機の遊技状態に応じて前記音声制御部に対して所定の音声を出力する旨の指令を出力する様に構成されており、
    前記判断結果管理手段は、前記音声制御部に設けられている
    ことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載のパチンコ遊技機。
  8. LED等の装飾照明を所定の態様で点灯させる装飾照明制御部を備え、
    前記主制御部は、当該パチンコ遊技機の遊技状態に応じて前記装飾照明制御部に対して所定の態様で前記装飾照明を点灯させる旨の指令を出力する様に構成されており、
    前記判断結果管理手段は、前記装飾照明制御部に設けられている
    ことを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載のパチンコ遊技機。
  9. 前記主制御部と当該主制御部以外の制御部との間で行われる通信は、当該主制御部から当該主制御部以外の制御部への一方向に限られることを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載のパチンコ遊技機。
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