JP2005080916A - スロットマシン及び遊技装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 排出処理による遊技媒体の貸し出しが原因となる貸出処理における不具合の発生をより簡単な方法で未然に防止することができるスロットマシン及び遊技装置を提供する。
【解決手段】 本発明に係るスロットマシンは、貸出媒体が有する有価価値の範囲内で遊技媒体貸出機から複数回に分けて要求を受けて各要求に対して遊技媒体の貸出処理を行い、貸し出された遊技媒体を内部貯留するスロットマシンであって、全ての要求に対する遊技媒体の貸出処理が完了するまでに貸出処理により更新される内部貯留数が貯留上限数を越えるような場合、貸出処理が不可能な状態である旨を遊技媒体貸出機に出力することを特徴とする。
【選択図】 図5
【解決手段】 本発明に係るスロットマシンは、貸出媒体が有する有価価値の範囲内で遊技媒体貸出機から複数回に分けて要求を受けて各要求に対して遊技媒体の貸出処理を行い、貸し出された遊技媒体を内部貯留するスロットマシンであって、全ての要求に対する遊技媒体の貸出処理が完了するまでに貸出処理により更新される内部貯留数が貯留上限数を越えるような場合、貸出処理が不可能な状態である旨を遊技媒体貸出機に出力することを特徴とする。
【選択図】 図5
Description
本発明は、有価価値を有するプリペイドカード(磁気カードやICカード等)などの貸出媒体により遊技媒体を貸し出して遊技を行うスロットマシン及び遊技装置に関する。
現在ホールに設置されるスロットマシンは、パチンコ機と異なり、隣のメダル貸出機にてメダルの貸し出しを受ける、いわゆる現金対応型が一般的であるが、近年、パチンコ機と同様、プリペイドカード(以下、カードという)を用いてスロットマシンにてメダルの貸し出しを受ける、いわゆるCR対応型のスロットマシンが種々提案されている。
例えば特許文献1が開示するスロットマシンは、隣に設置されたメダル貸出機と電気的に接続されており、メダル貸出機は、自機、他機あるいはホールの適所に設置された発券機で発行されたカードを受け付け、遊技者によるスロットマシン上での貸出操作に応じてスロットマシンにメダルの貸出処理を要求する制御信号を送信する一方、スロットマシンは、この制御信号に応じてメダルの貸出処理を実行する。
より具体的に説明すると、スロットマシン(の中継基板)とメダル貸出機との間では、(1)貸出可能信号:貸出処理が可能な状態にあるか否かを示すスロットマシンからの出力信号、(2)貸出状態信号:貸出処理を要求する状態にあるか否かを示すメダル貸出機からの出力信号、(3)貸出要求信号:貸出処理を要求するメダル貸出機からの出力信号、(4)貸出了解信号:貸出処理の要求を受け取ったことを示すスロットマシンからの出力信号、がやり取りされ、以下の通信動作によりメダルの貸出処理を実行する。
まず、貸出可能信号は、図12に示す如く、電源立ち上げ時から所定時間TSが経過するまでの間、あるいは遊技処理中(始動レバーを操作してから全リールが停止するまで(役が成立した場合、入賞メダルの払い出しが完了するまで))を除き、Lレベルで維持されている。その間にスロットマシン上のメダル貸出ボタンが押釦操作されると、メダル貸出機は、貸出状態信号をLレベルに反転させ、しかる後、所定の時間間隔T0をおいて貸出要求信号をLレベルに反転させる。一方、スロットマシンは、この貸出要求信号のレベル反転が所定時間T1の間持続することを確認した後、貸出了解信号をLレベルに反転させ、メダル貸出機に貸出処理の要求を受け入れた旨を送信する。この後、さらに所定時間T2が経過すると、メダル貸出機は、貸出要求信号をHレベルに復帰させると共に、受け付け中のカードの度数データを1度数分デクリメントする。このとき、スロットマシンは、現在の貯留メダルに1度数分のメダルを加算し、所定時間T3が経過した時点で貸出了解信号をHレベルに復帰させる。また、メダル貸出機は、この貸出了解信号のHレベルへの復帰をチェックした後、所定時間T4が経過した時点で1度数分の貸出処理が完了したと認識する。以下、同様の通信動作を繰り返して、あらかじめ定められた度数分の貸出処理を実行する。そして、メダル貸出機は、最後の度数分の貸出処理の完了時点から所定時間TEが経過すると、貸出状態信号をHレベルに復帰させる。
このように、一連の貸出処理が完了すると、一回の貸出操作でカードから所定度数(図示例では10度数)が引き落とされ、所定枚数(例えば5枚×10度数=50枚)の貸出メダルが貯留メダルとして加算されるが、貯留メダル枚数は有限(例えば50枚)であるため、何枚かのメダルが貯留されている状態で貸出操作を行うような場合、貯留上限枚数を越える分については、スロットマシンのメダル排出装置が作動して、受け皿に排出されるようになっている。
しかしながら、メダルの貯留処理と排出処理とを併用する上記従来の貸出処理にあっては、メダル詰まり等でメダル排出装置が正常に作動しなかったり、メダル排出装置内のメダルが不足しているために、貸出処理に関する通信動作が正常に行われず、遊技者が引き落とされた度数分に相当する適正な枚数のメダルを受けられないといった不具合が生じるおそれがある。
尚、パチンコ機では、特許文献2が開示する如く、球不足状態をセンサで検知し、球残量が半端なときはパチンコ球の排出処理を行わないようにしたり、特許文献3が開示する如く、球詰まりや球不足状態をセンサで検知して、正常でないときはパチンコ球の排出処理を行わないようにする方法が提案されているが、排出すべきパチンコ球が一列に整列されるようになっているパチンコ機と異なり、スロットマシンでは、排出すべきメダルがホッパー内に無造作に収容されているため、メダル詰まりやメダル不足状態を正確に把握するのは難しく、特許文献2や特許文献3が開示する技術を適用するメリットはない。
特開平11−221353号公報
特開平5−309166号公報
特開平10−99502号公報
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、特許文献2や特許文献3が開示する技術によらず、排出処理による遊技媒体の貸し出しが原因となる貸出処理における不具合の発生を簡単な方法で未然に防止することができるスロットマシン及び遊技装置を提供することを課題とする。
本発明に係るスロットマシンは、貸出媒体が有する有価価値の範囲内で遊技媒体貸出機から複数回に分けて要求を受けて各要求に対して遊技媒体の貸出処理を行い、貸し出された遊技媒体を内部貯留するスロットマシンであって、全ての要求に対する遊技媒体の貸出処理が完了するまでに貸出処理により更新される内部貯留数が貯留上限数を越えるような場合、貸出処理が不可能な状態である旨を遊技媒体貸出機に出力することを特徴とする。
上記構成からなるスロットマシンによれば、全ての要求に対する遊技媒体の貸出処理が完了するまで(即ち、一連の貸出処理が行われている間)に貸出処理により更新される内部貯留数が貯留上限数を越えるような場合、貸出処理が不可能な状態である旨が遊技媒体貸出機に出力され、これを受けて遊技媒体貸出機は貸出処理の要求を途中であっても中止する。
ここで、「貸出媒体」とは、有価価値情報を記憶(書き込み)可能な磁気カード(プリペイドカードや会員カード)、ICカード、ICチップを埋め込んだコイン等の記憶媒体、あるいはこれらの記憶媒体に識別情報のみを記憶し、この識別情報に対応する有価価値情報を遊技媒体貸出機や管理装置に記憶しておくもののみならず、トークン(コイン状のもの)などの所定形状物であって、遊技媒体貸出機への投入によって有価価値を有すると認識されるもの、機内へ投入される貨幣そのものをも含める概念である。また、「有価価値」とは、遊技媒体に変換可能なもの又は遊技媒体と等価なものをいい、金額価値のみならず、この金額価値に基づき換算された度数、あるいはこの金額価値に基づき換算された遊技媒体の貸出可能数量を含める概念である。また、「遊技媒体」とは、メダルに限らず、その他、スロットマシンの遊技を実行できる媒体全てを含む概念である。
また、本発明に係るスロットマシンは、内部貯留数が所定数を下回った場合、貸出処理が不可能な状態である旨の出力を解除する構成を採用するのが好ましい。かかる構成からなるスロットマシンによれば、内部貯留数が所定数を下回った場合、貸出処理が不可能な状態である旨の出力が解除され、これを受けて遊技媒体貸出機はスロットマシンに対する貸出処理の要求を再開することができる。貸出処理の要求の再開は、出力解除後に自動的になされるようにしてもよいし、あるいは出力解除後に遊技者によって再度行われる貸出操作によってなされるようにしてもよい。
また、本発明に係る遊技装置は、貸出媒体が有する有価価値の範囲内で遊技媒体の貸出処理を複数回に分けて要求し、各要求に対して遊技媒体の貸出処理を行い、貸し出された遊技媒体を内部貯留する遊技装置であって、全ての要求に対する遊技媒体の貸出処理が完了するまでに貸出処理により更新される内部貯留数が貯留上限数を越えるような場合、貸出処理が不可能な状態である旨を出力することを特徴とする。
上記構成からなる遊技装置によれば、全ての要求に対する遊技媒体の貸出処理が完了するまでに貸出処理により更新される内部貯留数が貯留上限数を越えるような場合、貸出処理が不可能な状態である旨が出力され、これを受けて貸出処理の要求を途中であっても中止する。
ここで、「遊技装置」とは、スロットマシンと遊技媒体貸出機の両方を含めた概念であり、遊技媒体貸出処理機能を備えたスロットマシンと遊技媒体貸出要求機能を備えた遊技媒体貸出機とが分離可能な別体であって両者が電気的に接続されているものや、これらを分離不可能に一つの筐体内に収容した一体型(あるいは遊技媒体貸出機能付きスロットマシン)を含む概念である。
また、本発明に係る遊技装置は、内部貯留数が所定数を下回った場合、貸出処理が不可能な状態である旨の出力を解除すると共に、残りの要求に対する遊技媒体の貸出処理を再開する構成を採用することができる。かかる構成からなる遊技装置によれば、内部貯留数が所定数を下回った場合、貸出処理が不可能な状態である旨の出力が解除され、これを受けて残りの要求が再開され、遊技媒体の貸出処理が再開される。
以上の如く、本発明に係るスロットマシン及び遊技装置は、貸出処理により更新される内部貯留数が貯留上限数を越えるような場合、貸出処理が不可能な状態である旨を出力することにより、内部貯留数を超える遊技媒体の貸出処理が行われないため、排出処理による遊技媒体の貸し出しが原因となる貸出処理における不具合の発生を簡単な方法で未然に防止することができる。
以下、本発明の一実施形態に係るスロットマシン及びメダル貸出機について図面を参酌しつつ説明する。
図1は、スロットマシン1及びメダル貸出機2の外観構成を、図2は、スロットマシン1の内部構成を、それぞれ示す。本実施形態に係るスロットマシン1は、遊技開始の都度でメダル投入口12よりメダルを投入(BET)して遊技を実行するという遊技制御方式(メダル投入方式)を実施するほか、予め筐体8内に(ソフト的に)貯留されている複数枚のメダルから一部をBETボタン13により引き落とし(BET)して遊技を実行するという遊技制御方式(クレジット方式)を実施することが可能である。
ボックス状の筐体8内には、周面に複数の図柄がそれぞれ表示された3個のリール10,…を備えており、各リール10に対応させて、筐体8の前面には、3つの図柄表示窓11が形成されると共に、各図柄表示窓11,…を横切る上、中、下、斜めの五本の停止ラインL,…が表示されている。
そして、図柄表示窓11,…の下方位置には、メダル投入口12、BETボタン13、スタートレバー16、3つのストップボタン17,…、メダル精算ボタン18、メダル貸出ボタン19、カード返却ボタン20、カード残高表示器22、そして、貯留メダル枚数表示器23が設けられている。
メダル貸出ボタン19は、メダル貸出機2に投入されたカードから所定度数を引き落とすためのもので、押釦操作により、メダル貸出機2からスロットマシン1側にメダルの貸出処理を要求する制御信号が送信され、カードからの引き落とし度数に応じた枚数分だけメダルの貸出処理が行われる。カード返却ボタン20は、メダル貸出機2に投入されたカードを外に排出させるためのものである。
カード残高表示器22及び貯留メダル枚数表示器23は、7個の発光セグメントからなるディジタル表示器であって、カード残高表示器22には、メダル貸出機2に投入中のカードの残り度数がディジタル表示され、貯留メダル枚数表示器23には、現在の貯留メダルの総枚数が表示される。
遊技開始に際しては、BET操作後、スタートレバー16を操作すると、各リール10,…が始動し、以下、ストップボタン17,…を任意の順序で押釦操作すると、それぞれ対応するリール10が順次停止する。全リール10,…が停止した時、有効化された停止ラインLに特定の組み合わせ図柄が揃うと、役が成立して、対応する枚数のメダルが払い出される。役が成立しなければ、メダルの払い出しは行われない。
払い出されたメダルは、貸し出されたメダル、メダル投入口12から余分に投入されたメダル(BETに関与しないメダル)と共に、貯留メダル枚数が所定枚数(例えば50枚)になるまでは、内部で貯留され(メダルの貯留処理)、これを越える分は、内部配置されたメダル排出装置36が作動して、メダル排出口25から受け皿26に排出される(メダルの排出処理)。
メダルの排出処理は、メダル精算ボタン18を押釦操作することによっても行われる。メダル精算ボタン18が押釦操作されると、メダル排出装置36が作動して、貯留メダルが精算メダルとしてメダル排出口25から排出される。尚、メダル精算ボタン18は、メダルの貯留処理の有効・無効を設定するボタンでもあり、1回押釦操作すると、メダルの貯留処理が有効となり、再度押釦操作すると、メダルの貯留処理が無効となって、払出メダル及び貸出メダルは、各付与時点においてメダル排出装置36により排出される。
メダル排出装置36は、図2に示す如く、メダルガイド28を介してメダル投入口12から投入されたメダルを収容するホッパー35内のメダルを一枚ずつ取り込んで送り出すメダル送出機構37を備えている。このメダル送出機構37は、送出モータ(図示しない)を駆動源とするもので、送出モータを駆動してディスク(図示しない)を回転させることにより、このディスクの周方向に設けられた複数のメダル取込孔にメダルを一枚ずつ取り込んで、メダル排出口25に連通する排出路(図示しない)へと送り出す構成である。
送出モータは、制御部から送信されるパルス信号の入力に応じてディスクをメダル取込孔のピッチ単位で回転させる(即ちホッパー35内のメダルをメダル排出口25から受け皿26に一枚ずつ排出する)よう制御されており、信号の入力回数によって排出されるメダルの枚数が決定される。メダルの貯留処理が無効の場合は、払出メダルあるいは貸出メダルの枚数に相当する数のパルス信号が、また、メダルの貯留処理が有効であって、払出メダルあるいは貸出メダルが貯留メダルとして加算される結果、貯留メダル枚数が貯留上限数を越えるような場合は、その越えた分のメダル枚数に相当する数のパルス信号が、また、メダル精算ボタン18の押釦操作によりメダルの貯留処理が有効から無効に切り替わる場合は、貯留メダル枚数に相当する数のパルス信号が、それぞれ制御部からメダル貸出装置36に送信されるようになっている。
図1に戻り、本実施形態に係るメダル貸出機2は、カードの発行機能を有するもので、紙幣の投入により、機体40内に収容された磁気カードを搬出し、このカードにカード番号や有価価値などの情報を記録してカード挿排口49まで搬出する。また、メダル貸出機2は、自機又は他のメダル貸出機や発券機で発行されたカードを受け付け可能なもので、カード挿排口49より投入されたカードからそのカードに記録された度数を含む記録情報を読み取ることができる。
ボックス状の機体40の前面には、メダル貸出機2の動作状態を報知するための表示ランプ44、所定金種の紙幣(千円札、五千円札、一万円札など)を受け付ける紙幣投入口45、最低額金種の紙幣(千円札)を釣りとして排出する紙幣返却口46、カードの発行額を選択する数個の金額選択ボタン47,…、カード投入ボタン48及びカード挿排口49が、それぞれ設けられている。
カード挿排口49は、紙幣投入口45への紙幣の投入及び一の金額選択ボタン47の押釦に応じてカードの発行を行うと共に、この発行されたカードや、他のメダル貸出機又は発券機で発行されたカードが投入される部分である。カード投入ボタン48は、カード挿排口49にカードを機体40内に投入させる際に使用されるもので、押釦操作により、発行されたカードがカード挿排口49から内部に取り込まれるようになっている。
図3は、スロットマシン1及びメダル貸出機2の電気的構成を概略化して示す。スロットマシン1は、制御、演算の主体であるCPU、遊技制御プログラムが記憶されるROM、データの読み書きに用いられるRAM及び乱数発生器を有する制御部55を備える。
制御部55のCPUには、バスを介して各種の入出力部が接続されている。入力部としては、メダル投入口12から投入されたメダルを検出するメダル投入センサ56、BETボタン13、スタートレバー16、ストップボタン17,…などが接続され、これらの信号がCPUに入力されるようになっている。出力部としては、リール10,…の回転始動・停止・引き込みを実行するリール駆動部57、メダル排出装置(メダル排出部)36、貯留メダル枚数表示器23、特別遊技モード時やマシンの電飾などに用いられる表示ランプ等58などが接続され、入力信号に基づいて各種の出力部が制御される。
そして、入出力部としては、メダル貸出機2の制御部65(に接続されたインターフェイス回路66)との間で貸出処理に関する各種制御信号をやり取りするための中継基板59が接続されている。中継基板59及びインターフェイス回路66間の制御信号は、貸出可能信号、貸出状態信号、貸出要求信号、貸出了解信号などで構成され、各信号線が一本のケーブルとしてまとめられている。
貸出可能信号は、スロットマシン1からメダル貸出機2に対し、貸出処理の要求を受け入れ可能な状態にあるか否かを知らせるための信号である。遊技処理実行時などは、貸出可能信号がHレベルとなって、貸出処理が不可能な状態となる一方、これらを完了すると、貸出可能信号がLレベルに反転して、貸出処理が可能な状態になる(図12参照)。
貸出状態信号は、メダル貸出機2からスロットマシン1へと出力される信号であって、メダル貸出機2が貸出処理を要求する状態にあるか否かを示す。この信号も、通常はHレベルであって、スロットマシン1のメダル貸出ボタン19が押釦操作されることによりLレベルに反転し、メダル貸出ボタン19の一回の操作によって貸し出しされるべき相当数が消化された所定時間後はHレベルに反転する(図12参照)。
貸出要求信号は、メダル貸出機2からスロットマシン1へと出力される信号であって、スロットマシン1の制御部55に貸出処理を要求する。この信号は通常はHレベルであって、Lレベルへの反転により1度数分のメダルの貸出処理が要求される。尚、メダル貸出ボタン19が一回操作されることにより、複数度数分の貸出処理が行われる場合は、その度数に応じた数分のパルス信号が順次生成されて出力される(図12参照)。
貸出了解信号は、メダル貸出機2からの貸出処理の要求を受け取ったことを示す制御信号である。通常はHレベルであり、貸出要求信号がLレベルになってから所定時間後にLレベルに反転し、さらに所定時間後にHレベルに復帰する(図12参照)。
メダル貸出ボタン19、カード返却ボタン20、貸出可表示ランプ21、カード残高表示器22は、別個の中継基板61を介してメダル貸出機2の制御部65に接続され、メダル貸出機2の制御下に置かれている。
メダル貸出機2の制御部65は、制御、演算の主体であるCPUと、プログラムが記憶されるROMと、データの読み書きに用いられるRAMとを備え、CPUには、バスを介して各種の入出力部が接続されている。
入力部としては、金額選択ボタン47,…、カード投入ボタン48などが接続され、出力部としては、表示ランプ44、カードの取り込み・排出を行うカード搬送部69が接続され、入出力部としては、他のメダル貸出機、発券機及び制御装置と通信を実施するためのインターフェイス回路71、投入紙幣の取り込み・排出を行う紙幣搬送部72、内蔵の磁気ヘッドにより取り込んだカードに対してカード情報の読み書きを行うカードリードライタ73などが接続されている。
次に、本実施形態に係るスロットマシン1及びメダル貸出機2の特徴である貸出処理について具体的に説明する。
<貸出処理の第一態様>
図4は、スロットマシン1及びメダル貸出機2の間の貸出処理に係る通信動作のタイミングチャートを示す。基本的な通信動作は従来と同様であるが、異なる点は、貸出操作を行っても、予め定められた度数分の貸出処理を必ず行うのではなく、貸出処理により更新される貯留メダル枚数が貯留上限数を越えるような場合は貸出処理を中止する点である。
図4は、スロットマシン1及びメダル貸出機2の間の貸出処理に係る通信動作のタイミングチャートを示す。基本的な通信動作は従来と同様であるが、異なる点は、貸出操作を行っても、予め定められた度数分の貸出処理を必ず行うのではなく、貸出処理により更新される貯留メダル枚数が貯留上限数を越えるような場合は貸出処理を中止する点である。
即ち、スロットマシン1は、貯留メダル数に貯留上限数までの余裕がある場合(例えば貯留メダル数が45枚以下、図中A)、貸出可能信号をLレベルのまま維持するが、貯留メダル数に貯留上限数までの余裕がなく、次回の貸出処理によって貯留上限数を越えるような場合(例えば貯留メダル数が45枚を越える、図中B)、貸出可能信号をHレベルにし、貯留メダル数に貯留上限数までの余裕ができるまで貸出処理を行わないようにしたことが特徴である。
図5は、スロットマシン1における制御フローチャートを示す。尚、以下の説明においては、貸出可能信号をPRDY信号、貸出状態信号をBRDY信号、貸出要求信号をBRQ信号、貸出了解信号をEXS信号と呼ぶ。まず、スロットマシン1の制御部55は、EXS信号をHレベルとすると共に、PRDY信号をLレベルにして貸出処理を可能な状態とする(S100)。そして、制御部55は、BRDY信号がLレベルとなったか否か、即ちメダル貸出ボタン19が押釦操作されたか否かを常にチェックしており(S101)、これがYESの場合は、BRQ信号がLレベルとなったか否か、即ちメダル貸出機2から貸出処理が要求されたか否かをチェックする(S102)。
S102がYESの場合、制御部55は、そのLレベル反転がBRDY信号のLレベル反転から規定時間内で行われたか否かをチェックし(S103)、これがYESの場合、正常な要求であるとして、EXS信号をLレベルにして貸出処理の要求を受け取ったことをメダル貸出機2に通知する(S104)。S103がNOの場合は、BRQ信号がLレベルとなっても正常な通信と判断されず、制御部55は、PRDY信号を一旦Hレベルにし(S106)、しかる後、PRDY信号をLレベルに復帰する(S100)。また、制御部55は、S102がNOの場合、BRDY信号のLレベル反転から規定時間が経過したか否かをチェックし(S105)、これがYESの場合もPRDY信号を一旦Hレベルにした(S106)、しかる後、PRDY信号をLレベルに復帰する(S100)。
EXS信号をLレベルにした(S104)制御部55は、次にBRQ信号がHレベルとなったか否かをチェックする(S107)。S107がYESの場合、制御部55は、そのHレベル反転がEXS信号のLレベル反転から規定時間内で行われたか否かをチェックし(S108)、これがYESの場合、貯留メダル数を5枚加算し(S109)、一度数分の貸出処理が完了したとしてEXS信号をHレベルにする(S110)。S108がNOの場合は、BRQ信号がHレベルとなっても正常な通信と判断されず、制御部55は、PRDY信号を一旦Hレベルにすると共に、EXS信号をHレベルにし(S112)、しかる後、PRDY信号をLレベルに復帰する(S100)。また、制御部55は、S107がNOの場合、EXS信号のLレベル反転から規定時間が経過したか否かをチェックし(S111)、これがYESの場合もPRDY信号を一旦Hレベルにすると共に、EXS信号をHレベルにし(S112)、しかる後、PRDY信号をLレベルに復帰する(S100)。
次に、制御部55は、貸出処理によって貯留メダル数が加算された場合、貯留メダル数が45枚を越えたか否かをチェックし(S113)、これがYESの場合、PRDY信号をHレベルにして貸出処理を不可能な状態とする(S114)。S113がNOの場合、即ち貯留メダル数が45枚以下の場合は、まだ貯留上限数まで余裕があるとして、制御部55は、次の度数に基づく貸出処理を行う(S101〜S110)。
PRDY信号をHレベルにした(S114)制御部55は、遊技実行に伴うBET操作等により貯留メダル数が減算されて46枚を下回ったか否かをチェックし(S115)、これがYESの場合、少なくとも一度数分の貸出メダルが貯留可能になったとしてPRDY信号をLレベルに復帰する(S100)。
図6及び図7は、メダル貸出機2における制御フローチャートを示す。まず、メダル貸出機65は、BRDY信号及びBRQ信号をHレベルとする(S200)。そして、制御部65は、PRDY信号がLレベルであるか否か、即ちスロットマシン1において貸出処理が可能な状態にあるか否かをチェックし(S201)、これがYESの場合、メダル貸出ボタン19が押釦操作されたか否かを常にチェックしている(S202)。これがYESの場合、制御部65は、BRDY信号をLレベルにし(S203)、しかる後、BRQ信号をLレベルにしてスロットマシン1に貸出処理の要求を行う(S204)。
次に、制御部65は、S106に基づいてPRDY信号がHレベルになっていないか否かをチェックし(S205)、これがNOの場合、EXS信号がLレベルとなったか否かをチェックする(S206)。これがYESの場合、制御部65は、そのLレベル反転がBRQ信号のLレベル反転から規定時間内で行われたか否かをチェックし(S207)、これがYESの場合、BRQ信号をHレベルにする(S208)と共に、一度数分の貸出処理が完了したとして貸出度数を1加算(カード残高を1減算)する(S209)。S207がNOの場合は、EXS信号がLレベルとなっても正常な通信と判断されず、制御部65は、貸出エラー処理を行う。また、制御部65は、S206がNOの場合、BRQ信号のLレベル反転から規定時間が経過したか否かをチェックし(S210)、これがYESの場合も貸出エラー処理を行う。
貸出エラー処理は、S205がYESの場合も行われるが、図8に示す如く、制御部65は、BRDY信号及びBRQ信号をHレベルにし(S300)、次に表示ランプ44に対してエラー表示を指示する(S301)。そして、制御部65は、PRDY信号がLレベルに復帰しているか否かをチェックし(S302)、これがYESの場合、エラー表示を解除する。即ち、エラー表示は、PRDY信号がLレベルとなって、スロットマシン1が貸出処理の要求を受け入れ可能となるまで継続される。
BRQ信号をHレベルにした(S208)制御部65は、S112に基づいてPRDY信号がHレベルになっていないか否かをチェックする(S211)。これがYESの場合、制御部65は、上述の貸出エラー処理を実行するが、NOの場合、EXS信号がHレベルとなったか否かをチェックする(S212)。これがYESの場合、制御部65は、そのHレベル反転がBRQ信号のHレベル反転から規定時間内で行われたか否かをチェックし(S213)、これがYESの場合、S114に基づいてPRDY信号がHレベルになっていないか否かをチェックする(S214)。S213がNOの場合、EXS信号がHレベルとなっても正常な通信と判断されず、制御部65は、貸出エラー処理を行う。また、制御部65は、S212がNOの場合、BRQ信号のHレベル反転から規定時間が経過したか否かをチェックし(S215)、これがYESの場合も貸出エラー処理を行う。
S214がYESの場合、即ち一回の貸出操作の途中で貯留メダル数に貯留上限数までの余裕がなくなった結果、PRDY信号がHレベルとなった場合、制御部65は、異常が検知されたとしてBRDY信号をHレベルにし、一回の貸出操作に対する貸出処理の要求を中止する(S217)。S214がNOの場合、即ちまだ貯留メダル数に貯留上限数までの余裕がある結果、PRDY信号がLレベルに維持されている場合、制御部65は、設定度数分の貸出処理が完了したか否かをチェックし(S216)、これがYESの場合もBRDY信号をHレベルにし、一回の貸出操作に対する貸出処理の要求を中止する(S217)。S216がNOの場合、制御部65は、S204に戻り、S204〜S214の処理を繰り返す。
最後に、BRDY信号をHレベルにした(S217)制御部65は、カードに残度数があるか否かをチェックし(S218)、これがYESの場合は、S201に戻って次回の貸出操作を待つ一方、これがNOの場合、カードの度数全てが消費されたと判断し、次のカードの投入を待つ。
以上のように、第一態様に係るスロットマシン1は、貸出処理により更新される貯留メダル枚数が貯留上限数を越えるような場合(S113がYES)、PRDY信号をHレベルにし(S114)、貯留メダル数に貯留上限数までの余裕ができるまで貸出処理を行わないようにする(S115がNO)ものであり、この場合、第一態様に係るメダル貸出機2は、一回の貸出操作に対する設定度数を消化することなく途中で貸出処理の要求を中止する。そのため、メダル排出装置36の作動によるメダルの貸し出しが原因となる貸出処理における不具合の発生を未然に防止することができる。
尚、スロットマシン1は、貸出処理により更新される貯留メダル枚数が貯留上限数を越えるような場合、即ち貯留メダル枚数が46枚以上となったとき、PRDY信号をHレベルに設定するものであり、従って、一連の貸出処理中に貯留メダル枚数が46枚以上となったときは勿論のこと、メダル貸出ボタン19が押釦操作された時点で貯留メダル枚数が既に46枚以上であれば、メダル貸出器2はスロットマシン1に対して貸出処理の要求を行うことができない。
<貸出処理の第二態様>
図9は、スロットマシン1及びメダル貸出機2の間の貸出処理に係る通信動作のタイミングチャートを示す。貯留メダル数に貯留上限数までの余裕がなくなれば、貸出処理を途中で完了する点で上記第一態様と共通するが、異なる点は、第一態様では、貯留メダル数に貯留上限数までの余裕ができてスロットマシン1が貸出可能な状態となっても、遊技者が再度の貸出操作を行う必要があるのに対し、第二態様では、貯留メダル数に貯留上限数までの余裕ができてスロットマシン1が貸出可能な状態となれば(図中C)、貸出処理が自動的に再開される点である。
図9は、スロットマシン1及びメダル貸出機2の間の貸出処理に係る通信動作のタイミングチャートを示す。貯留メダル数に貯留上限数までの余裕がなくなれば、貸出処理を途中で完了する点で上記第一態様と共通するが、異なる点は、第一態様では、貯留メダル数に貯留上限数までの余裕ができてスロットマシン1が貸出可能な状態となっても、遊技者が再度の貸出操作を行う必要があるのに対し、第二態様では、貯留メダル数に貯留上限数までの余裕ができてスロットマシン1が貸出可能な状態となれば(図中C)、貸出処理が自動的に再開される点である。
スロットマシン1における制御フローチャートは、第一態様(図5)と変わるところはない。メダル貸出機2における制御フローチャートは、図10及び図11に示すが、S250〜S265は、第一態様(図6及び図7)のS200〜S215と変わるところはない。
S264がYESの場合、即ち一回の貸出操作の途中で貯留メダル数に貯留上限数までの余裕がなくなった結果、PRDY信号がHレベルとなった場合、制御部65は、異常が検知されたとしてBRDY信号をHレベルにし、一回の貸出操作に対する貸出処理の要求を中断する(S266)。そして、制御部65は、カードに残度数があるか否かをチェックし(S267)、これがYESの場合は、カード返却ボタン20が押釦操作されたか否か、即ちカードが抜かれていないか否かをチェックし(S268)、これがNOの場合、PRDY信号がLレベルになったか否かをチェックし(S269)、これがYESの場合、S253に戻り、貸出処理の要求を再開する。そして、制御部65は、PRDY信号がLレベルにある状態でカードに残度数があるか否かをチェックしており(S270)、これらの自動開始処理は、カードの全度数が消化されてS270がNOとなるまで継続されることとなる。
このように、第二態様に係るスロットマシン1及びメダル貸出機2によれば、第一態様と同様、メダル排出装置36の作動によるメダルの貸し出しが原因となる貸出処理における不具合の発生を未然に防止することができるのは勿論のこと、再度の貸出操作を不要とすることができる。
尚、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、一回の貸出操作でカードから何度数分の度数データを差し引くかは適宜の設定事項であり、1度数に対応させる貸出メダル数も適宜の設定事項である。また、貯留上限数も適宜の設定事項である。
また、上記実施形態においては、カードには10度数が発行時に記録されるようになっており、一回の貸出操作で10度数を消化するようになっているため、一回の貸出操作でカードは使用済みとなるようになっているが、カードには複数回の貸出操作に相当する度数が発行時に記録されるものであってもよい。この場合であって、上記第二態様の場合、自動開始処理は一回の貸出操作に対応する度数が消化されると完了する。例えば、7度数で貸出処理が中断されたとすれば、10度数の貸出処理が完了するまで自動開始処理が実行される。
また、上記実施形態に係るメダル貸出機においては、メダル貸出ボタン19を押釦操作することにより、貸出処理を開始するようにしているが、メダル貸出ボタンを設けず、貨幣やカード等の貸出媒体を投入すれば、発行される貸出媒体や投入された貸出媒体の有する有価価値の範囲内で自動的に貸出処理を開始するメダル貸出機であってもよい。この場合、貸出処理の開始のタイミング(即ち貸出要求信号の出力のタイミング)は、貨幣や貸出媒体を投入した時、投入された貨幣や貸出媒体が真正と判断された時、貨幣の投入により貸出媒体が発行された時、発行された貸出媒体を内部に取り込んだ時、貸出媒体の情報を読み込んだ時、あるいはこの間の何れであってもよい。
また、メダル貸出機としては、貸出媒体を抜き取り可能な不可能かであるかを問わず、貨幣を受け付けて有価価値が付与された貸出媒体を発行する貸出媒体発行手段を備えた、いわゆる自発行型のメダル貸出機に限定されず、貸出媒体発行手段を備えず、発券機で発行された貸出媒体のみを受け付け可能なメダル貸出機をも含むものである。また、自発行型であっても、金額選択ボタンは、必須構成ではなく、受け付けた貨幣と等価な貸出媒体を発行するメダル貸出機や、投入されている貸出媒体にまだ有価価値が残っている状態で、貨幣を投入すれば、貨幣の有する有価価値の範囲内で貸出媒体の有価価値の上書きを行うメダル貸出機であってもよい。
また、メダル貸出ボタン19、カード返却ボタン20、カード残高表示器22は、スロットマシン1側に設けることは必須ではなく、メダル貸出機2側に設けてもよい。
1…スロットマシン、2…メダル貸出機、8…筐体、10…リール、11…図柄表示窓、12…メダル投入口、13…BETボタン、16…スタートレバー、17…ストップボタン、18…メダル精算ボタン、19…メダル貸出ボタン、20…カード返却ボタン、22…カード残高表示器、23…貯留メダル枚数表示器、25…メダル排出口、26…受け皿、28…メダルガイド、35…ホッパー、36…メダル排出装置、37…メダル送出機構、40…機体、44…表示ランプ、45…紙幣投入口、46…紙幣排出口、47…金額選択ボタン、48…カード投入ボタン、49…カード挿排口、55…制御部、56…メダル投入センサ、57…リール駆動部、58…表示ランプ等、59…中継基板、61…中継基板、65…制御部、66…インターフェイス回路、69…カード搬送部、71…インターフェイス回路、72…紙幣搬送部、73…カードリードライタ、L…停止ライン
Claims (4)
- 貸出媒体が有する有価価値の範囲内で遊技媒体貸出機から複数回に分けて要求を受けて各要求に対して遊技媒体の貸出処理を行い、貸し出された遊技媒体を内部貯留するスロットマシンであって、全ての要求に対する遊技媒体の貸出処理が完了するまでに貸出処理により更新される内部貯留数が貯留上限数を越えるような場合、貸出処理が不可能な状態である旨を遊技媒体貸出機に出力することを特徴とするスロットマシン。
- 内部貯留数が所定数を下回った場合、貸出処理が不可能な状態である旨の出力を解除する請求項1記載のスロットマシン。
- 貸出媒体が有する有価価値の範囲内で遊技媒体の貸出処理を複数回に分けて要求し、各要求に対して遊技媒体の貸出処理を行い、貸し出された遊技媒体を内部貯留する遊技装置であって、全ての要求に対する遊技媒体の貸出処理が完了するまでに貸出処理により更新される内部貯留数が貯留上限数を越えるような場合、貸出処理が不可能な状態である旨を出力することを特徴とする遊技装置。
- 内部貯留数が所定数を下回った場合、貸出処理が不可能な状態である旨の出力を解除すると共に、残りの要求に対する遊技媒体の貸出処理を再開する請求項3記載の遊技装置。
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