JP2000262718A - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機

Info

Publication number
JP2000262718A
JP2000262718A JP11066812A JP6681299A JP2000262718A JP 2000262718 A JP2000262718 A JP 2000262718A JP 11066812 A JP11066812 A JP 11066812A JP 6681299 A JP6681299 A JP 6681299A JP 2000262718 A JP2000262718 A JP 2000262718A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
abnormality
control unit
pachinko
determination result
gaming machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11066812A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4441942B2 (ja
Inventor
Masahiro Takeuchi
正博 竹内
Yoshio Wakana
芳生 若菜
Makoto Tayui
誠 田結
Hidekatsu Takeuchi
英勝 竹内
Sojiro Nagai
相治郎 永井
Toshihiro Kanetani
敏宏 金谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MASHIRO KK
Takeya Co Ltd
Mashiro Co Ltd
Original Assignee
MASHIRO KK
Takeya Co Ltd
Mashiro Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MASHIRO KK, Takeya Co Ltd, Mashiro Co Ltd filed Critical MASHIRO KK
Priority to JP06681299A priority Critical patent/JP4441942B2/ja
Publication of JP2000262718A publication Critical patent/JP2000262718A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4441942B2 publication Critical patent/JP4441942B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パチンコ遊技機において発生した全ての異常
を容易に把握する。 【解決手段】 パチンコ遊技機1は、主制御基盤10,
払出制御基盤20,プリペイドカードユニット60,パ
チンコ球払出装置70等を備える。主制御基盤10は、
補給スイッチ11,空切り防止スイッチ12,満タンス
イッチ13,カウントスイッチ14,特定領域スイッチ
15,賞品球センサ72による検出結果に基づいてパチ
ンコ遊技機1の各部に異常があるか否かを判断し、異常
があれば払出制御基盤20に対してその旨を伝える。払
出制御基盤20は、プリペイドカードユニット60との
間の通信内容,貸出球センサ71による検出結果に基づ
いてプリペイドカードユニット60,パチンコ球払出装
置70に異常があるか否かを判断し、自身において確認
された異常と主制御基盤10において確認された異常と
を異常内容表示器21に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機に
関し、特に、発生した異常を報知する構成に特徴がある
パチンコ遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ遊技機は、パチンコ球の
入賞口への入賞如何等に基づいて遊技の主たる制御を行
う主制御基盤(主制御部)と、パチンコ球払出装置の駆
動制御を行う払出制御基盤(払出制御部)と、を備えて
おり、主制御基盤は、各種演算結果に基づいて外部に各
種指令を出し、例えば払出制御基盤は、主制御基盤から
の指令に従ってパチンコ球払出装置に所定数のパチンコ
球を払い出させる様に構成されている。
【0003】又、パチンコ遊技機の各部には、不正がな
された場合や故障が発生した場合にその旨を検出するセ
ンサが設けられており、各センサによる検出結果は主制
御基盤,払出制御基盤に入力され、主制御基盤,払出制
御基盤は、異常があると判断した場合にはその旨を報知
する様に構成されている。具体的には、主制御基盤は、
例えば大入賞口への入賞球を計数するためのカウントス
イッチや大入賞口内の所謂特定領域をパチンコ球が通過
した旨を検出するための特定領域スイッチに異常がある
か否かを判断して、異常があれば液晶ディスプレイ(画
像表示装置)にその旨を表示させる様に構成されてお
り、払出制御基盤は、例えばプリペイドカードユニット
に異常があるか否かを判断して、異常があれば当該払出
制御基盤の表面に設置されている7セグメントLED表
示器にその旨を表示させる様に構成されている。パチン
コ遊技場の店員は、液晶ディスプレイや7セグメントL
ED表示器の表示内容によって、如何なる異常が発生し
たのかを把握することができるので、適切に点検・修理
を行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
のパチンコ遊技機においては、ある異常はパチンコ遊技
機の正面側に設置されている液晶ディスプレイに、ある
異常はパチンコ遊技機の背面側に設置されている7セグ
メントLED表示器に、という様に分けて表示されるの
で、パチンコ遊技場の店員は、パチンコ遊技機の正面側
及び裏面側を確認しなければ全ての異常を把握すること
ができない。従って、面倒である。
【0005】そこで、本発明は、パチンコ遊技機におい
て発生した全ての異常を容易に把握することができる様
にすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段、及び発明の効果】この様
な目的を達成するため、第1の発明にかかるパチンコ遊
技機は、請求項1に記載されている様に、入賞口に対す
るパチンコ球の入賞如何等の遊技状態に基づいて各種制
御を行う主制御部と、該主制御部からの指令信号に基づ
いて、パチンコ球払出装置を駆動してパチンコ球を払い
出させる払出制御部と、パチンコ遊技機各部に異常があ
るか否かを判断して判断結果を出力する異常判断手段
と、前記異常判断手段から出力される判断結果を管理す
る判断結果管理手段と、発生した異常の内容を報知する
ための報知手段と、前記判断結果管理手段に管理されて
いる判断結果に基づいて前記報知手段に指令を出して異
常の内容を報知させる報知指令手段と、を備えるパチン
コ遊技機であって、前記異常判断手段は、前記主制御部
に設けられ、パチンコ遊技機各部に設けられている各種
検出手段による検出結果に基づいて当該パチンコ遊技機
に異常があるか否かを判断して判断結果を出力する様に
構成されていると共に、前記払出制御部にも設けられ、
当該払出制御部に接続されている前記パチンコ球払出装
置を含む各種装置に異常があるか否かを判断して判断結
果を出力する様に構成されていることを特徴とする。
【0007】本発明にかかるパチンコ遊技機では、従来
のパチンコ遊技機と同様に、パチンコ球が入賞口に入賞
すると、主制御部は、払出制御部に対してパチンコ球を
払い出す旨の指令を出力する。そして、この指令を受け
ると、払出制御部は、パチンコ球払出装置を駆動して所
定数のパチンコ球を払い出させる。
【0008】又、この様な一連の制御と並行して、主制
御部に設けられている異常判断手段は、パチンコ遊技機
各部に設けられている各種検出手段による検出結果に基
づいて、当該パチンコ遊技機に異常があるか否かを判断
し、払出制御部に設けられている異常判断手段は、払出
制御部に接続されているパチンコ球払出装置を含む各種
装置に異常があるか否かを判断する。
【0009】そして、本発明にかかるパチンコ遊技機に
おいては、従来のパチンコ遊技機と異なり、主制御部に
設けられている異常判断手段及び払出制御部に設けられ
ている異常判断手段から出力される判断結果は、判断結
果管理手段に集約されて管理され、報知指令手段は、判
断結果管理手段に管理されている主制御部の異常判断手
段から出力される判断結果,払出制御部の異常判断手段
から出力される判断結果の両方に基づいて報知手段に報
知させる。具体的には、主制御部の異常判断手段によっ
て例えばカウントスイッチに異常があるか否かが判断さ
れ、払出制御基盤の異常判断手段によって例えばプリペ
イドカードユニットに異常があるか否かが判断され、判
断結果は判断結果管理手段に集約されて管理される。そ
して、カウントスイッチ又はプリペイドカードユニット
の何れかに異常がある場合には、報知指令手段が報知手
段によってその旨を報知させる。
【0010】本発明にかかるパチンコ遊技機は、この様
に構成されているので、主制御部の異常判断手段によっ
て確認された異常であっても、払出制御部の異常判断手
段によって確認された異常であっても、1つの報知手段
によって報知することができる。従って、パチンコ遊技
場の店員は、異常が発生した箇所や異常の態様等を容易
に把握することができる。
【0011】ところで、従来、パチンコ遊技機は、主制
御部,払出制御部の他に、画像表示装置を駆動して抽選
図柄等の所定の画像を表示させる画像制御部を備えてい
る。そこで、第2の発明にかかるパチンコ遊技機は、請
求項2に記載されている様に、入賞口に対するパチンコ
球の入賞如何等の遊技状態に基づいて各種制御を行う主
制御部と、該主制御部から指令信号に基づいて、抽選図
柄等の所定の画像を表示する画像表示装置を駆動して所
定の画像を表示させる画像制御部と、パチンコ遊技機各
部に異常があるか否かを判断して判断結果を出力する異
常判断手段と、前記異常判断手段から出力される判断結
果を管理する判断結果管理手段と、発生した異常の内容
を報知するための報知手段と、前記判断結果管理手段に
管理されている判断結果に基づいて前記報知手段に指令
を出して異常の内容を報知させる報知指令手段と、を備
えるパチンコ遊技機であって、前記異常判断手段は、前
記主制御部に設けられ、パチンコ遊技機各部に設けられ
ている各種検出手段による検出結果に基づいて当該パチ
ンコ遊技機に異常があるか否かを判断して判断結果を出
力する様に構成されていると共に、前記画像制御部にも
設けられ、前記画像表示装置及び当該画像制御部に異常
があるか否かを判断して判断結果を出力する様に構成さ
れていることを特徴とする。
【0012】本発明にかかるパチンコ遊技機では、主制
御部の異常判断手段及び画像制御部の異常判断手段から
出力される判断結果が判断結果管理手段に集約されて管
理され、1つの報知手段によって報知される。従って、
第1の発明にかかるパチンコ遊技機と同様に、複数種類
の異常を1つの報知手段によって確認することができ
る。
【0013】又、パチンコ遊技機によっては、音声出力
装置を駆動して効果音等の所定の音声を出力させる音声
制御部が、主制御部とは独立して設けられているものも
ある。そこで、第3の発明にかかるパチンコ遊技機は、
請求項3に記載されている様に、入賞口に対するパチン
コ球の入賞如何等の遊技状態に基づいて各種制御を行う
主制御部と、該主制御部から指令信号に基づいて、効果
音等の所定の音声を出力する音声出力装置を駆動して所
定の音声を出力させる音声制御部と、パチンコ遊技機各
部に異常があるか否かを判断して判断結果を出力する異
常判断手段と、前記異常判断手段から出力される判断結
果を管理する判断結果管理手段と、発生した異常の内容
を報知するための報知手段と、前記判断結果管理手段に
管理されている判断結果に基づいて前記報知手段に指令
を出して異常の内容を報知させる報知指令手段と、を備
えるパチンコ遊技機であって、前記異常判断手段は、前
記主制御部に設けられ、パチンコ遊技機各部に設けられ
ている各種検出手段による検出結果に基づいて当該パチ
ンコ遊技機に異常があるか否かを判断して判断結果を出
力する様に構成されていると共に、前記音声制御部にも
設けられ、前記音声出力装置及び当該音声制御部に異常
があるか否かを判断して判断結果を出力する様に構成さ
れていることを特徴とする。
【0014】本発明にかかるパチンコ遊技機では、主制
御部の異常判断手段及び音声制御部の異常判断手段から
出力される判断結果が判断結果管理手段に集約されて管
理され、1つの報知手段によって報知される。従って、
第1及び第2の発明にかかるパチンコ遊技機と同様に、
複数種類の異常を1つの報知手段によって確認すること
ができる。
【0015】又、パチンコ遊技機によっては、LED等
の装飾照明を所定の態様で点灯させる装飾照明制御部
が、主制御部とは独立して設けられているものもある。
そこで、第4の発明にかかるパチンコ遊技機は、請求項
4に記載されている様に、入賞口に対するパチンコ球の
入賞如何等の遊技状態に基づいて各種制御を行う主制御
部と、該主制御部から指令信号に基づいて、LED等の
装飾照明を所定の態様で点灯させる装飾照明制御部と、
パチンコ遊技機各部に異常があるか否かを判断して判断
結果を出力する異常判断手段と、前記異常判断手段から
出力される判断結果を管理する判断結果管理手段と、発
生した異常の内容を報知するための報知手段と、前記判
断結果管理手段に管理されている判断結果に基づいて前
記報知手段に指令を出して異常の内容を報知させる報知
指令手段と、を備えるパチンコ遊技機であって、前記異
常判断手段は、前記主制御部に設けられ、パチンコ遊技
機各部に設けられている各種検出手段による検出結果に
基づいて当該パチンコ遊技機に異常があるか否かを判断
して判断結果を出力する様に構成されていると共に、前
記装飾照明制御部にも設けられ、前記装飾照明及び当該
装飾照明制御部に異常があるか否かを判断して判断結果
を出力する様に構成されていることを特徴とする。
【0016】本発明にかかるパチンコ遊技機では、主制
御部の異常判断手段及び装飾照明制御部の異常判断手段
から出力される判断結果が判断結果管理手段に集約され
て管理され、1つの報知手段によって報知される。従っ
て、第1乃至第3の発明にかかるパチンコ遊技機と同様
に、複数種類の異常を1つの報知手段によって容易に確
認することができる。
【0017】尚、判断結果管理手段は、主制御部,払出
制御部等から分離されて単独で設けられていても良い
が、請求項5に記載されている様に、払出制御部に設け
られていても良い。前述した様に、従来、払出制御部
は、主制御部の指令に基づいてパチンコ球の払い出しに
かかる制御を行っており、この指令は、具体的には、主
制御部と払出制御部とを接続する通信線を介して伝えら
れる。このため、判断結果管理手段が払出制御部に設け
られていれば、この通信線を利用して主制御部の異常判
断手段から出力される判断結果を判断結果管理手段に伝
えることができる。更に、前述した様に、従来のパチン
コ遊技機の中には、払出制御部に7セグメントLED表
示器等の報知手段が設置されているものが多いので、判
断結果管理手段が払出制御部に設けられていれば、従来
の報知手段を用いて主制御部の異常判断手段及び払出制
御部の異常判断手段から出力される判断結果に基づいて
報知することができる。
【0018】従って、この様に判断結果管理手段が払出
制御部に設けられている場合には、主制御部や払出制御
部の構成を殆ど変更することなく主制御部及び払出制御
部によって確認された異常を1つの報知手段によって報
知することができる。この他、請求項6に記載されてい
る様に、判断結果管理手段は、画像制御部に設けられて
いても良いし、請求項7に記載されている様に、判断結
果管理手段は、音声制御部に設けられていても良いし、
請求項8に記載されている様に、判断結果管理手段は、
装飾照明制御部に設けられていても良い。主制御部と画
像制御部,音声制御部,装飾照明制御部との間にも通信
線が設けられているので、判断結果管理手段が画像制御
部,音声制御部,装飾照明制御部に設けられていれば、
同様に、この通信線を利用して主制御部の異常判断手段
から出力される判断結果を判断結果管理手段に伝えるこ
とができる。更に、判断結果管理手段が設けられている
制御部に報知指令手段及び報知手段も設ければ、主制御
部,画像制御部,音声制御部,装飾照明制御部の構成を
殆ど変更することなく1つの報知手段によって報知する
ことができる。
【0019】又、特に、パチンコ遊技機の機種変更を行
うためには、主制御部及び画像制御部を新しいものと交
換する必要があるので、判断結果管理手段,報知指令手
段,報知手段が画像制御部に設けられていれば、機種毎
に、具体的な報知方法等を設定することができる。例え
ば、報知手段として7セグメント表示器を用い、異常が
発生し易い機種,異常の内容を詳細に報知させたい機種
等の場合には2桁表示の7セグメント表示器を採用し、
異常が発生し難い機種,異常の内容を詳細に報知させる
必要がない機種等の場合には1桁表示の7セグメント表
示器を採用する、という様に使い分けることができる。
【0020】又、音声制御部は音声出力装置を制御する
だけであり、装飾照明制御部はLED等の装飾照明を制
御するだけであるので、主制御部,払出制御部に比べて
構成が非常に簡素である。このため、音声制御部,装飾
照明制御部に判断結果管理手段,報知指令手段,報知手
段を設けたとしても、主制御部,払出制御部よりも構成
は簡素であり、基盤等を小さくすることができる。従っ
て、主制御部,払出制御部に比べて設置場所についての
制約が少ないので、報知手段の報知内容を確認し易い場
所に設置することができる。
【0021】又、請求項9に記載されている様に、前記
主制御部と当該主制御部以外の制御部との間で行われる
通信は、当該主制御部から当該主制御部以外の制御部へ
の一方向に限られていると更に良い。本発明にかかるパ
チンコ遊技機がこの様に構成されている場合には、万一
主制御部以外の制御部の処理手順を記録するROM等が
不正なものと交換されたとしても、不正な信号が主制御
部へ入力されることがない。このため、主制御部は常に
適正な処理を行うことができる。
【0022】又、請求項10に記載されている様に、複
数種類の異常が重複して発生し、当該複数種類の異常に
対応する判断結果が前記判断結果管理手段に管理されて
いる場合、前記報知指令手段は、予め設定されている優
先順位に従って前記報知手段に順に指令を出して順に報
知させる様に構成されていると良い。優先順位は、例え
ば、遊技者に損害を与える蓋然性に基づいて設定されて
いても良いし、パチンコ遊技場の店員による点検作業の
利便性に基づいて設定されていても良い。
【0023】この様に構成されている場合には、パチン
コ遊技場の店員は、パチンコ遊技機から、何れの箇所を
優先的に点検・修理して異常を解消すべきかについての
指針を与えられるので、効率的に作業を行うことができ
る。又、請求項11に記載されている様に、前記異常判
断手段は、予め設定されている所定時間毎に異常がある
か否かを判断し、当該所定時間内に複数種類の異常が発
生した場合には、予め設定されている優先順位に従って
判断結果を出力する様に構成されていても良い。この様
に構成されている場合には、重要な異常から順に処理す
ることができるので、有益である。
【0024】又、請求項12に記載されている様に、前
記異常判断手段は、予め設定されている所定時間毎に異
常があるか否かを判断し、当該所定時間内に複数種類の
異常が発生した場合には、当該複数の異常に対応する判
断結果を一括して出力する様に構成されていても良い。
この様に構成されている場合には、判断結果の出力(送
信)は、所定時間について1回だけで良いので、出力
(送信)にかかる処理に要する時間を大幅に短縮するこ
とができる。
【0025】尚、所定時間としてどの様な値を用いるか
は任意であるが、例えば、主制御部と払出制御部との間
の通信が4ミリ秒周期で行うことができる様に構成され
ている場合には、所定時間を500ミリ秒程度とすると
良い。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて説明する。まず、本実施例のパチンコ遊技機の
構成について説明する。図1は、本実施例のパチンコ遊
技機の正面図である。図2は、パチンコ遊技機の背面図
である。図3は、パチンコ遊技機の主要部の電気的接続
を説明するためのブロック図である。
【0027】本実施例のパチンコ遊技機1は、図1,
2,3に示す様に、主制御基盤10,払出制御基盤2
0,画像制御基盤30,音声制御基盤40,ランプ制御
基盤50,プリペイドカードユニット60,パチンコ球
払出装置70等を備える。主制御基盤10は、図3に示
す様に、払出制御基盤20,画像制御基盤30,音声制
御基盤40,ランプ制御基盤50と接続されており、パ
チンコ球の入賞口への入賞如何等に基づいてこれらに対
して各種指令を出力する様に構成されている。
【0028】又、主制御基盤10は、パチンコ球払出装
置70に供給するパチンコ球を貯蔵するパチンコ球タン
ク1aに適量のパチンコ球が存在するか否かを検出する
ための補給スイッチ11,パチンコ球タンク1aからパ
チンコ球払出装置70へパチンコ球を導く経路を構成す
る樋1bにおいて球詰まりが発生しているか否かを検出
するための空切り防止スイッチ12,パチンコ球払出装
置70から払い出されたパチンコ球によって下受け皿が
満タン状態になっているか否かを検出するための満タン
スイッチ13,大入賞口に入賞したパチンコ球を計数す
るためのカウントスイッチ14,大入賞口内に設けられ
ている特定領域をパチンコ球が通過したか否かを検出す
るための特定領域スイッチ15,パチンコ球払出装置7
0から払い出された賞品球を計数するための賞品球セン
サ72と接続されており、これらによる検出結果に基づ
いてパチンコ遊技機1の各部に異常があるか否かを判断
し、異常があれば払出制御基盤20に対して異常の内容
に対応した第1〜第6異常信号を出力する様に構成され
ている。尚、第1〜第6異常信号については後述する。
【0029】又、主制御基盤10は、パチンコ球タンク
1aのパチンコ球が不足している場合や樋1bにおいて
球詰まりが発生している場合にその旨を報知するための
補給ランプ16,下受け皿が満タン状態になっている旨
等を報知するための入賞ランプ17とも接続されてい
る。尚、補給スイッチ11,空切り防止スイッチ12,
満タンスイッチ13,カウントスイッチ14,特定領域
スイッチ15,補給ランプ16,入賞ランプ17は一般
に良く知られているので、詳細な説明は省略する。
【0030】払出制御基盤20は、図3に示す様に、パ
チンコ球払出装置70と接続されており、主制御基盤1
0から出力される指令に基づいてパチンコ球払出装置7
0に対して賞品球を払い出させるための指令を出力する
様に構成されている。又、払出制御基盤20は、遊技者
によるパチンコ球の貸出要求を受け付けるためのプリペ
イドカードユニット60,パチンコ球払出装置70から
払い出された貸出球を計数するための貸出球センサ71
と接続されており、プリペイドカードユニット60,パ
チンコ球払出装置70に異常があるか否かを判断すると
共に、プリペイドカードユニット60からの貸出要求に
基づいてパチンコ球払出装置70に対して貸出球を払い
出させるための指令を出力する様に構成されている。
【0031】又、払出制御基盤20は、異常内容表示器
21を備えている。異常内容表示器21は、0〜9まで
の数字等を表示することができる7セグメントLED表
示器であり、主制御基盤10及び払出制御基盤20自身
が把握しているパチンコ遊技機1の異常内容を数字によ
って店員に報知する様に構成されている。
【0032】画像制御基盤30は、特別図柄表示装置3
1に指令を出して抽選図柄等の所定の画像を表示させる
ためのものである。音声制御基盤40は、音声出力装置
41に指令を出して効果音等の所定の音声を出力させる
ためのものである。
【0033】ランプ制御基盤50は、装飾ランプ51に
指令を出して所定の態様で点灯させるためのものであ
る。プリペイドカードユニット60は、プリペイドカー
ド挿入口,貸出要求釦(図示せず)等を備え、遊技者に
よってプリペイドカードがプリペイドカード挿入口に挿
入され、貸出要求釦が押圧されると、その旨を払出制御
基盤20に送信する様に構成されている。又、プリペイ
ドカードユニット60に挿入されたプリペイドカードの
残高は、払出制御基盤20によってカード残高表示器6
1に表示される様に構成されている。尚、図2では、プ
リペイドカードユニット60は省略されている。
【0034】パチンコ球払出装置70は、パチンコ球タ
ンク1aから供給されるパチンコ球を払出制御基盤20
からの指令に基づいて払い出すためのものであり、払出
制御基盤20から貸出球を払い出す旨の指令が出力され
た場合にはパチンコ球を貸出球として払い出し、払出制
御基盤20から賞品球を払い出す旨の指令が出力された
場合にはパチンコ球を賞品球として払い出す様に構成さ
れている。具体的には、貸出球の場合には第1の通路か
らパチンコ球を払い出し、賞品球の場合にはパチンコ球
払出装置70内において通路を切り替え、第1の通路と
は異なる第2の通路からパチンコ球を払い出す。そし
て、貸出球は第1の通路に設けられている貸出球センサ
71によって検出され、賞品球は第2の通路に設けられ
ている賞品球センサ72によって検出される。
【0035】尚、本実施例のパチンコ遊技機1は、大入
賞口開放中に入賞したパチンコ球の内の1個を特定領域
の手前で一時的に貯留し、大入賞口閉塞後に当該貯留し
ておいたパチンコ球を特定領域へ導く様に構成されてい
る。続いて、本実施例のパチンコ遊技機の作用について
説明する。
【0036】尚、主制御基盤10は、図4,5,6に示
す処理の他、大当たり抽選処理,各種電動役物の制御等
も行うが、説明は省略する。まず、主制御基盤10が行
う異常判断処理を図4に示すフローチャートに沿って説
明する。
【0037】この処理は、図示しない電源装置から主制
御基盤10に動作電力が供給されることにより開始され
る。この処理が開始されると、主制御基盤10は、補給
スイッチ11及び空切り防止スイッチ12による検出結
果に基づいて、パチンコ球が不足しているか否かを判断
する(S10)。具体的には、補給スイッチ11,空切
り防止スイッチ12が共にパチンコ球を検出している場
合にはパチンコ球が不足していない、即ち正常であると
判断し、何れかがパチンコ球を検出していない場合には
パチンコ球が不足している、即ち異常であると判断す
る。そして、パチンコ球が不足していると判断した場合
には(S10において「YES」)、払出制御基盤20
に対して第1異常信号を送信する(S11)。又、補給
ランプ16を点灯させる。そして、S20に進む。一
方、パチンコ球が不足していないと判断した場合には
(S10において「NO」)、S11の処理を行わずに
S20に進む。
【0038】次に、主制御基盤10は、満タンスイッチ
13による検出結果に基づいて、下受け皿が満タン状態
になっているか否かを判断する(S20)。具体的に
は、満タンスイッチ13がパチンコ球を検出していない
場合には下受け皿が満タン状態でない、即ち正常である
と判断し、パチンコ球を検出している場合には満タン状
態である、即ち異常であると判断する。そして、下受け
皿が満タン状態であると判断した場合には(S20にお
いて「YES」)、払出制御基盤20に対して第2異常
信号を送信する(S21)。又、入賞ランプ17を点灯
させる。そして、S30に進む。一方、満タン状態でな
いと判断した場合には(S20において「NO」)、S
21の処理を行わずにS30に進む。
【0039】次に、主制御基盤10は、自身に備えられ
ている入賞球カウンタがオーバーフロー状態になってい
るか否かを判断する(S30)。ここで、入賞球カウン
タについて説明する。本実施例のパチンコ遊技機1は、
パチンコ球が一般入賞口に1個入賞すると賞品球を6個
払い出し、パチンコ球が大入賞口に1個入賞すると賞品
球を13個払い出す様に構成されている。そして、主制
御基盤10は、一般入賞口へパチンコ球が入賞する毎に
一般入賞口用の入賞球カウンタの値を1増加させ、払出
制御基盤20に対して6個のパチンコ球を払い出す旨の
指令を出力する毎に入賞数カウンタの値を1減少させる
様に構成されている。即ち、入賞球カウンタとは、ある
時点において、あと何回払い出しの指令を出力する必要
があるかを記憶するものである。又、主制御基盤10
は、大入賞口用の入賞球カウンタも同様に備えている。
そして、入賞球カウンタがオーバーフロー状態になって
いると判断した場合には(S30において「YE
S」)、払出制御基盤20に対して第3異常信号を送信
し(S31)、S40に進む。一方、オーバーフロー状
態になっていないと判断した場合には(S30において
「NO」)、S31の処理を行わずにS40に進む。
【0040】次に、主制御基盤10は、カウントスイッ
チ14及び特定領域スイッチ15による検出結果に基づ
いて、カウントスイッチ14,特定領域スイッチ15に
異常があるか否かを判断する(S40)。具体的には、
一定時間継続して導通状態又は非導通状態となった場合
には、カウントスイッチ14,特定領域スイッチ15に
おいて断線又は短絡が発生している、即ち異常であると
判断する。又、前述した様に、大入賞口開放中に入賞し
たパチンコ球が特定領域の手前で一時的に貯留され、大
入賞口閉塞後に特定領域へ導かれるので、カウントスイ
ッチ14,特定領域スイッチ15が適正であれば、カウ
ントスイッチ14による検出時期は特定領域スイッチ1
5による検出時期よりも早いはずである。このため、カ
ウントスイッチ14による検出時期が特定領域スイッチ
15による検出時期よりも遅い場合には両者が入れ替え
られている、即ち異常であると判断する。そして、カウ
ントスイッチ14,特定領域スイッチ15に異常がある
と判断した場合には(S40において「YES」)、払
出制御基盤20に対して第4異常信号を送信する(S4
1)。又、画像制御基盤30に対して指令を出して特別
図柄表示装置31にカウントスイッチ14,特定領域ス
イッチ15の異常を表示させる。そして、S50に進
む。一方、異常がないと判断した場合には(S40にお
いて「NO」)、S41の処理を行わずにS50に進
む。
【0041】次に、主制御基盤10は、賞品球センサ7
2による検出結果に基づいて、所定数の賞品球を払い出
す旨の指令に対応する賞品球が払い出されたか否かを判
断する(S50)。具体的には、賞品球を6個払い出す
旨の指令を出力したにもかかわらず、所定時間経過して
も賞品球センサ72によって6個の賞品球が検出されな
い場合には、パチンコ球払出装置70から賞品球として
払い出されるべきパチンコ球が貸出球として払い出され
ている、又はパチンコ球払出装置70がパチンコ球を払
い出していない、即ちパチンコ球払出装置70に異常が
ある等と判断する。そして、指令通りに賞品球が払い出
されていないと判断した場合には(S50において「Y
ES」)、払出制御基盤20に対して第5異常信号を送
信する(S51)。又、入賞ランプ17を点灯させる。
そして、S60に進む。一方、指令通りに賞品球が払い
出されていると判断した場合には(S50において「N
O」)、S51の処理を行わずにS60に進む。
【0042】次に、主制御基盤10は、賞品球センサ7
2による検出結果に基づいて、指令を出力していない分
の賞品球が検出されたか否かを判断する(S60)。具
体的には、何も指令を出力していないにもかかわらず、
賞品球センサ72によって賞品球が検出された場合に
は、パチンコ球払出装置70から貸出球として払い出さ
れるべきパチンコ球が賞品球として払い出されている、
即ちパチンコ球払出装置70に異常がある等と判断す
る。そして、指令を出力していない分の賞品球が検出さ
れていると判断した場合には(S60において「YE
S」)、払出制御基盤20に対して第6異常信号を送信
する(S61)。又、入賞ランプ17を点灯させる。そ
して、S10に戻って処理を繰り返す。一方、指令を出
力していない分の賞品球が払い出されていないと判断し
た場合には(S60において「NO」)、S61の処理
を行わずにS10に戻って処理を繰り返す。
【0043】次に、払出制御基盤20が行う異常判断処
理を図5に示すフローチャートに沿って説明する。この
処理は、図示しない電源装置から払出制御基盤20に動
作電力が供給されることにより開始される。
【0044】この処理が開始されると、払出制御基盤2
0は、主制御基盤10から送信される第1異常信号を受
信しているか否かを判断する(S110)。そして、第
1異常信号を受信している場合には(S110において
「YES」)、第1フラグF1に1を代入する(S11
1)。一方、第1異常信号を受信していない場合には
(S110において「NO」)、第1フラグF1に0を
代入する(S112)。そして、S120に進む。
【0045】次に、払出制御基盤20は、主制御基盤1
0から送信される第2異常信号を受信しているか否かを
判断する(S120)。そして、第2異常信号を受信し
ている場合には(S120において「YES」)、第2
フラグF2に1を代入する(S121)。一方、第2異
常信号を受信していない場合には(S120において
「NO」)、第2フラグF2に0を代入する(S12
2)。そして、S130に進む。
【0046】次に、払出制御基盤20は、主制御基盤1
0から送信される第3異常信号を受信しているか否かを
判断する(S130)。そして、第3異常信号を受信し
ている場合には(S130において「YES」)、第3
フラグF3に1を代入する(S131)。一方、第3異
常信号を受信していない場合には(S130において
「NO」)、第3フラグF3に0を代入する(S13
2)。そして、S140に進む。
【0047】次に、払出制御基盤20は、主制御基盤1
0から送信される第4異常信号を受信しているか否かを
判断する(S140)。そして、第4異常信号を受信し
ている場合には(S140において「YES」)、第4
フラグF4に1を代入する(S141)。一方、第4異
常信号を受信していない場合には(S140において
「NO」)、第4フラグF4に0を代入する(S14
2)。そして、S150に進む。次に、払出制御基盤2
0は、主制御基盤10から送信される第5異常信号を受
信しているか否かを判断する(S150)。又、払出制
御基盤20は、貸出球センサ71による検出結果に基づ
いて、指令を出力した分の貸出球が検出されているか否
かを判断する(S151)。具体的には、貸出球を12
5個払い出す旨の指令を出力したにもかかわらず、所定
時間経過しても貸出球センサ71によって125個の貸
出球が検出されていない場合には、パチンコ球払出装置
70から貸出球として払い出されるべきパチンコ球が賞
品球として払い出されている、又はパチンコ球払出装置
70がパチンコ球を払い出していない、即ちパチンコ球
払出装置70に異常がある等と判断する。そして、第5
異常信号を受信している場合(S150において「YE
S」)、又は指令を出力した分の貸出球が所定時間内に
検出されていない場合には(S151において「YE
S」)、第5フラグF5に1を代入する(S152)。
一方、第5異常信号を受信しておらず(S150におい
て「NO」)、かつ指令を出力した分の貸出球が所定時
間内に検出されている場合には(S151において「N
O」)、第5フラグF5に0を代入する(S153)。
そして、S160に進む。
【0048】次に、払出制御基盤20は、主制御基盤1
0から送信される第6異常信号を受信しているか否かを
判断する(S160)。又、払出制御基盤20は、貸出
球センサ71による検出結果に基づいて、指令を出力し
ていない分の貸出球が検出されているか否かを判断する
(S161)。具体的には、何も指令を出力していない
にもかかわらず、貸出球センサ71によって貸出球が検
出されている場合には、パチンコ球払出装置70から賞
品球として払い出されるべきパチンコ球が貸出球として
払い出されている、即ちパチンコ球払出装置70に異常
がある等と判断する。そして、第6異常信号を受信して
いる場合(S160において「YES」)、又は指令を
出力していない分の貸出球が検出されている場合には
(S161において「YES」)、第6フラグF6に1
を代入する(S162)。一方、第6異常信号を受信し
ておらず(S160において「NO」)、かつ指令を出
力していない分の貸出球が検出されていない場合には
(S161において「NO」)、第6フラグF6に0を
代入する(S163)。そして、S170に進む。
【0049】次に、払出制御基盤20は、主制御基盤1
0との通信内容に基づいて、主制御基盤10と払出制御
基盤20との間の通信に異常があるか否かを判断する
(S170)。具体的には、主制御基盤10と払出制御
基盤20とを接続する通信線において断線等が発生した
ことにより、主制御基盤10から所定時間毎に接続確認
信号が送信されてこない場合、又は未定義の信号が送信
されてきた場合等には、主制御基盤10との間の通信に
異常があると判断する。そして、主制御基盤10との間
の通信に異常があると判断した場合には(S170にお
いて「YES」)、第7フラグF7に1を代入する(S
171)。一方、異常がないと判断した場合には(S1
70において「NO」)、第7フラグF7に0を代入す
る(S172)。そして、S180に進む。
【0050】次に、払出制御基盤20は、プリペイドカ
ードユニット60との通信内容に基づいて、払出制御基
盤20とプリペイドカードユニット60との間の通信に
異常があるか否かを判断する(S180)。具体的に
は、払出制御基盤20とプリペイドカードユニット60
とを接続する通信線において断線等が発生したことによ
り、プリペイドカードユニット60から所定時間毎に接
続確認信号が送信されてこなくなった場合、又は未定義
の信号が送信されてきた場合等には、プリペイドカード
ユニット60との間の通信に異常があると判断する。そ
して、プリペイドカードユニット60との間の通信に異
常があると判断した場合には(S180において「YE
S」)、第8フラグF8に1を代入する(S181)。
一方、異常がないと判断した場合には(S180におい
て「NO」)、第8フラグF8に0を代入する(S18
2)。そして、S110に戻って処理を繰り返す。
【0051】次に、払出制御基盤20が行う異常表示処
理を図6に示すフローチャートに沿って説明する。この
処理は、図5に示す異常判断処理と並行して行われる。
この処理が開始されると、払出制御基盤20は、第8フ
ラグF8が1であるか否かを判断し(S210)、第8
フラグF8が1である場合には(S210において「Y
ES」)、異常内容表示器21に1秒間”8”を表示さ
せる(S211)。
【0052】次に、払出制御基盤20は、第7フラグF
7が1であるか否かを判断し(S220)、第7フラグ
F7が1である場合には(S220において「YE
S」)、異常内容表示器21に1秒間”7”を表示させ
る(S221)。次に、払出制御基盤20は、第6フラ
グF6が1であるか否かを判断し(S230)、第6フ
ラグF6が1である場合には(S230において「YE
S」)、異常内容表示器21に1秒間”6”を表示させ
る(S231)。
【0053】次に、払出制御基盤20は、第5フラグF
5が1であるか否かを判断し(S240)、第5フラグ
F5が1である場合には(S240において「YE
S」)、異常内容表示器21に1秒間”5”を表示させ
る(S241)。次に、払出制御基盤20は、第4フラ
グF4が1であるか否かを判断し(S250)、第4フ
ラグF4が1である場合には(S250において「YE
S」)、異常内容表示器21に1秒間”4”を表示させ
る(S251)。
【0054】次に、払出制御基盤20は、第3フラグF
3が1であるか否かを判断し(S260)、第3フラグ
F3が1である場合には(S260において「YE
S」)、異常内容表示器21に1秒間”3”を表示させ
る(S261)。次に、払出制御基盤20は、第2フラ
グF2が1であるか否かを判断し(S270)、第2フ
ラグF2が1である場合には(S270において「YE
S」)、異常内容表示器21に1秒間”2”を表示させ
る(S271)。
【0055】次に、払出制御基盤20は、第1フラグF
1が1であるか否かを判断し(S280)、第1フラグ
F1が1である場合には(S280において「YE
S」)、異常内容表示器21に1秒間”1”を表示させ
る(S281)。そして、S210に戻って処理を繰り
返す。
【0056】続いて、本実施例のパチンコ遊技機におい
て実際に遊技を行った場合の具体的な動作内容の一例に
ついて説明する。まず、遊技者がプリペイドカードユニ
ット60にプリペイドカードを挿入して貸出要求釦を押
圧することによってパチンコ球の貸し出しを要求する
と、払出制御基盤20によってパチンコ球払出装置70
が駆動され、所定数、例えば125個のパチンコ球が貸
出球として払い出される。遊技者は、このパチンコ球を
用いて遊技を開始する。そして、パチンコ球が例えば所
謂始動入賞口に入賞すると、主制御基盤10によって大
当たり抽選を含む各種演算が行われ、演算結果に基づい
て払出制御基盤20,画像制御基盤30,音声制御基盤
40,ランプ制御基盤50に対して各種指令が出力され
る。すると、払出制御基盤20によってパチンコ球払出
装置70が駆動され、所定数、例えば6個のパチンコ球
が賞品球として払い出される。又、画像制御基盤30,
音声制御基盤40,ランプ制御基盤50によって、特別
図柄表示装置31,音声出力装置41,装飾ランプ51
が制御される。
【0057】そして、この様な一連の制御が行われてい
る間に、例えば遊技島からパチンコ球タンク1aへパチ
ンコ球が供給されなくなってパチンコ球タンク1aのパ
チンコ球が減少し、補給スイッチ11によってパチンコ
球が検出されなくなると、主制御基盤10によってパチ
ンコ球が不足していると判断され(S10において「Y
ES」)、主制御基盤10から払出制御基盤20へ第1
異常信号が送信される(S11)。又、このとき補給ラ
ンプ16が点灯する。
【0058】そして、払出制御基盤20によってこの第
1異常信号が受信されると(S110において「YE
S」)、第1フラグF1が1になる(S111)。する
と、S280において「YES」となり、異常内容表示
器21に1秒間”1”が表示される(S281)。尚、
パチンコ球の不足以外に異常が確認されていない場合に
は、S120,S130,S140,S150,S16
0,S170,S180において「NO」となり、F
2,F3,F4,F5,F6,F7,F8は0になる。
このため、S210,S220,S230,S240,
S250,S260,S270において「NO」となる
ので、S281の処理が繰り返される、即ち異常内容表
示器21に”1”が表示され続けることになる。そし
て、パチンコ遊技場の店員がパチンコ球を補給して補給
スイッチ11によってパチンコ球が検出されると(S1
0において「NO」)、第1異常信号は送信されなくな
り、第1フラグF1が0になる(S112)。すると、
S280において「NO」となり、異常内容表示器21
には何も表示されなくなる。
【0059】又、同時に複数の異常が確認された場合、
例えば、主制御基盤10によって下受け皿の満タン状態
が確認され、払出制御基盤20によってプリペイドカー
ドユニット60との間の通信異常が確認された場合に
は、下受け皿が満タン状態であるので(S20において
「YES」)主制御基盤10から払出制御基盤20へ第
2異常信号が送信され(S21)、払出制御基盤20に
よってこれが受信されると(S120において「YE
S」)第2フラグF2が1になる(S121)。又、こ
のとき入賞ランプ17が点灯する。又、プリペイドカー
ドユニット60との間の通信に異常があるので(S18
0において「YES」)第8フラグF8が1になる(S
181)。すると、S210,S270において「YE
S」となり、異常内容表示器21にまず1秒間”8”が
表示され(S211)、次に1秒間は”2”が表示され
(S271)、”8”と”2”が1秒間ずつ交互に表示
される。
【0060】尚、本実施例において、主制御基盤10が
前述した主制御部に相当し、補給スイッチ11,空切り
防止スイッチ12,満タンスイッチ13,カウントスイ
ッチ14,特定領域スイッチ15,貸出球センサ71,
賞品球センサ72が前述した検出手段に相当し、主制御
基盤10が行う異常判断処理が前述した異常判断手段の
作用に相当し、払出制御基盤20が前述した払出制御部
に相当し、払出制御基盤20が行う異常判断処理が前述
した異常判断手段,判断結果管理手段の作用に相当し、
異常内容表示器21が前述した報知手段に相当し、払出
制御基盤20が行う異常表示処理が前述した報知指令手
段の作用に相当する。
【0061】続いて、本実施例のパチンコ遊技機の効果
について説明する。本実施例のパチンコ遊技機1におい
ては、主制御基盤10は、自身が異常を確認すると、払
出制御基盤20へ第1〜第6異常信号を送信する。そし
て、払出制御基盤20は、自身において確認された異常
と主制御基盤10において確認された異常とを異常内容
表示器21に表示させる。従って、パチンコ遊技場の店
員は、払出制御基盤20に設けられている異常内容表示
器21を確認するだけで、複数種類の異常を把握するこ
とができる。従って、異常が発生した箇所や異常の態様
等を容易に把握することができる。
【0062】又、主制御基盤10から払出制御基盤20
へ指令を送信するための通信線を用いて異常信号を送信
することができるので、主制御基盤10や払出制御基盤
20の構成を殆ど変更する必要がない。又、複数種類の
異常が重複して発生した場合には、大きい数字から順に
1秒間ずつ表示される。従って、パチンコ遊技場の店員
は、パチンコ遊技機から、何れの箇所を優先的に点検・
修理して異常を解消すべきかについての指針を与えられ
るので、効率的に作業を行うことができる。
【0063】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は前述した実施例に何等限定されるものでは
なく、更に種々の態様において実施しても良いことはも
ちろんである。例えば、実施例では、異常が発生する
と、払出制御基盤20が、異常内容表示器21に随時異
常の内容を表示させる様に構成されているが、主制御基
盤10及び払出制御基盤20において確認された異常を
所定時間保持しておき、優先順位(重要度)の高いもの
から報知する様に構成されていても良い。
【0064】又、実施例では、主制御基盤10が払出制
御基盤20に対して指令信号の他に異常信号を出力する
ことによって、主制御基盤10及び払出制御基盤20に
おいて確認された異常を払出制御基盤20に設けられて
いる異常内容表示器21によってまとめて表示すること
ができる様に構成されているが、図7(a)に示す様
に、更に、画像制御基盤30(前述した画像制御部に相
当),音声制御基盤40(前述した音声制御部に相
当),ランプ制御基盤50(前述した装飾照明制御部に
相当)において何等かの異常が確認された場合に、画像
制御基盤30,音声制御基盤40,ランプ制御基盤50
が払出制御基盤20に対して異常信号を出力する様に構
成されていても良い。この様に構成されている場合に
は、主制御基盤10,払出制御基盤20,画像制御基盤
30,音声制御基盤40,ランプ制御基盤50において
確認された異常を払出制御基盤20に設けられている異
常内容表示器21によってまとめて表示することができ
るので、一層便利である。
【0065】但し、払出制御基盤20に対する入力信号
数が増加すれば不正され易くなるので、図7(b)に示
す様に、異常信号を受けて異常内容を表示するための異
常管理基盤を別途設け、払出制御基盤20,画像制御基
盤30,音声制御基盤40,ランプ制御基盤50が異常
管理基盤に対して異常信号を出力する様に構成されてい
ても良い。この様に構成されている場合には、払出制御
基盤20の入力信号数は増加しないので、不正され易く
なることはない。
【0066】又、この様に表示対象たる異常の種類が増
加すると、図2に示す様な1桁表示の異常内容表示器で
は不十分であるので、1桁表示なら点滅させて区別させ
たり、あるいは、2桁以上表示することができるものを
採用することが好ましい。尚、この様に構成した場合、
画像制御基盤30,音声制御基盤40,ランプ制御基盤
50が異常を確認して異常信号を出力する処理が前述し
た異常判断手段の作用に相当する。又、異常管理基盤
は、前述した判断結果管理手段,報知指令手段に相当す
る。
【0067】又、実施例では、主制御基盤10とその他
の制御基盤との間の通信は、主制御基盤10からその他
の制御基盤への一方向に限られているが、双方向通信と
しても良い。更に、この様に構成されている場合には、
その他の制御基盤が各々異常信号を主制御基盤10に送
り、主制御基盤10から、異常内容表示器が設けられて
いる基盤(実施例では払出制御基盤20)に送る様に構
成されていても良い。更に、その他の制御基盤から送ら
れてくる異常信号を主制御基盤10において所定時間保
持しておき、所定時間内に送られてきた異常信号を一つ
の信号にまとめて送信する様に構成されていても良い
し、優先順位の高いものから送信する様に構成されてい
ても良い。
【0068】又、実施例では、入賞球カウンタがオーバ
ーフロー状態になっている場合,指令を出力していない
分の賞品球が検出されている場合には、異常内容表示器
21にその旨が表示されるだけで、パチンコ遊技機1の
正面側からは異常の発生を確認することができない様に
構成されているが、パチンコ遊技機1の正面側にこれら
の異常が発生した場合にその旨を報知するための報知ラ
ンプを設け、パチンコ球タンク1aのパチンコ球が不足
している場合,下受け皿が満タン状態になっている場
合,指令通りに賞品球が払い出されていない場合,カウ
ントスイッチ14又は特定領域スイッチ15に異常があ
る場合に補給ランプ16,入賞ランプ17,特別図柄表
示装置31によって異常の発生を表示させるのと同様
に、パチンコ遊技機1の正面側から異常の発生を確認す
ることができる様に構成されていても良い。この様に構
成されている場合には、全ての異常の発生をパチンコ遊
技機1の正面側から確認することができるので、異常の
発生を看過し難くなると共に、異常の発生をより早期に
確認して点検・修理作業を行うことができる様になる。
又、例えば、遊技者が何等かの細工を行って不正に賞品
球を払い出させると、その旨が報知ランプによって報知
されるので、不正な遊技者の存在を容易に確認すること
ができると共に、不正な遊技者を威圧することによって
不正行為を抑止することもできる。尚、報知ランプを別
途設けるのではなく、既存の補給ランプ16,入賞ラン
プ17,特別図柄表示装置31を流用して報知する様に
構成されていても良い。
【0069】又、パチンコ遊技機1の正面側には異常の
発生を一切表示せず、代わりにホールコンピュータに対
して異常の発生を出力する様に構成されていても良い。
この様に構成されている場合には、不正な遊技者に、不
正行為が発覚していないと誤信させて不正行為を継続さ
せることにより、確実な証拠を押えた上で捕まえること
ができる。
【0070】又、実施例では特に限定しなかったが、主
制御基盤10とその他の制御基盤との間の通信は、コマ
ンドデータ形態とすることが好ましい。具体的には、第
1〜第6異常信号を例えばデータコマンド01H〜06
Hとして送信することが考えられる。データコマンドは
コンピュータによる演算処理に適しており、各制御基盤
は制御を効率良く行うことができる。尚、データコマン
ド形態とせず、計数線により通信を行う様に構成されて
いても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のパチンコ遊技機の正面図である。
【図2】 パチンコ遊技機の背面図である。
【図3】 パチンコ遊技機の主要部の電気的接続を説明
するためのブロック図である。
【図4】 主制御基盤の異常判断処理の流れを説明する
ためのフローチャートである。
【図5】 払出制御基盤の異常判断処理の流れを説明す
るためのフローチャートである。
【図6】 払出制御基盤の異常表示処理の流れを説明す
るためのフローチャートである。
【図7】 変形例の基盤の接続態様を説明するためのブ
ロック図である。
【符号の説明】 1…パチンコ遊技機 1a…パチンコ球タンク 1
b…樋 10…主制御基盤 11…補給スイッチ
12…空切り防止スイッチ 13…満タンスイッチ
14…カウントスイッチ 15…特定領域スイッ
チ 16…補給ランプ 17…入賞ランプ 20
…払出制御基盤 21…異常内容表示器 30…画
像制御基盤 31…特別図柄表示装置 40…音声
制御基盤41…音声出力装置 50…ランプ制御基盤
51…装飾ランプ 60…プリペイドカードユニ
ット 61…カード残高表示器 70…パチンコ球
払出装置 71…貸出球センサ 72…賞品球セン
サ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田結 誠 東京都中野区新井4丁目4番3号 (72)発明者 竹内 英勝 愛知県春日井市東野町西二丁目14番地の15 (72)発明者 永井 相治郎 愛知県名古屋市東区東大曽根町十三番十三 号 株式会社真城内 (72)発明者 金谷 敏宏 愛知県名古屋市東区東大曽根町十三番十三 号 株式会社真城内 Fターム(参考) 2C088 BC30 CA08 CA28

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入賞口に対するパチンコ球の入賞如何等
    の遊技状態に基づいて各種制御を行う主制御部と、 該主制御部からの指令信号に基づいて、パチンコ球払出
    装置を駆動してパチンコ球を払い出させる払出制御部
    と、 パチンコ遊技機各部に異常があるか否かを判断して判断
    結果を出力する異常判断手段と、 前記異常判断手段から出力される判断結果を管理する判
    断結果管理手段と、発生した異常の内容を報知するため
    の報知手段と、 前記判断結果管理手段に管理されている判断結果に基づ
    いて前記報知手段に指令を出して異常の内容を報知させ
    る報知指令手段と、 を備えるパチンコ遊技機であって、 前記異常判断手段は、 前記主制御部に設けられ、パチンコ遊技機各部に設けら
    れている各種検出手段による検出結果に基づいて当該パ
    チンコ遊技機に異常があるか否かを判断して判断結果を
    出力する様に構成されていると共に、前記払出制御部に
    も設けられ、当該払出制御部に接続されている前記パチ
    ンコ球払出装置を含む各種装置に異常があるか否かを判
    断して判断結果を出力する様に構成されていることを特
    徴とするパチンコ遊技機。
  2. 【請求項2】 入賞口に対するパチンコ球の入賞如何等
    の遊技状態に基づいて各種制御を行う主制御部と、 該主制御部から指令信号に基づいて、抽選図柄等の所定
    の画像を表示する画像表示装置を駆動して所定の画像を
    表示させる画像制御部と、 パチンコ遊技機各部に異常があるか否かを判断して判断
    結果を出力する異常判断手段と、 前記異常判断手段から出力される判断結果を管理する判
    断結果管理手段と、 発生した異常の内容を報知するための報知手段と、 前記判断結果管理手段に管理されている判断結果に基づ
    いて前記報知手段に指令を出して異常の内容を報知させ
    る報知指令手段と、 を備えるパチンコ遊技機であって、 前記異常判断手段は、 前記主制御部に設けられ、パチンコ遊技機各部に設けら
    れている各種検出手段による検出結果に基づいて当該パ
    チンコ遊技機に異常があるか否かを判断して判断結果を
    出力する様に構成されていると共に、前記画像制御部に
    も設けられ、前記画像表示装置及び当該画像制御部に異
    常があるか否かを判断して判断結果を出力する様に構成
    されていることを特徴とするパチンコ遊技機。
  3. 【請求項3】 入賞口に対するパチンコ球の入賞如何等
    の遊技状態に基づいて各種制御を行う主制御部と、 該主制御部から指令信号に基づいて、効果音等の所定の
    音声を出力する音声出力装置を駆動して所定の音声を出
    力させる音声制御部と、 パチンコ遊技機各部に異常があるか否かを判断して判断
    結果を出力する異常判断手段と、 前記異常判断手段から出力される判断結果を管理する判
    断結果管理手段と、 発生した異常の内容を報知するための報知手段と、 前記判断結果管理手段に管理されている判断結果に基づ
    いて前記報知手段に指令を出して異常の内容を報知させ
    る報知指令手段と、 を備えるパチンコ遊技機であって、 前記異常判断手段は、 前記主制御部に設けられ、パチンコ遊技機各部に設けら
    れている各種検出手段による検出結果に基づいて当該パ
    チンコ遊技機に異常があるか否かを判断して判断結果を
    出力する様に構成されていると共に、前記音声制御部に
    も設けられ、前記音声出力装置及び当該音声制御部に異
    常があるか否かを判断して判断結果を出力する様に構成
    されていることを特徴とするパチンコ遊技機。
  4. 【請求項4】 入賞口に対するパチンコ球の入賞如何等
    の遊技状態に基づいて各種制御を行う主制御部と、 該主制御部から指令信号に基づいて、LED等の装飾照
    明を所定の態様で点灯させる装飾照明制御部と、 パチンコ遊技機各部に異常があるか否かを判断して判断
    結果を出力する異常判断手段と、 前記異常判断手段から出力される判断結果を管理する判
    断結果管理手段と、 発生した異常の内容を報知するための報知手段と、 前記判断結果管理手段に管理されている判断結果に基づ
    いて前記報知手段に指令を出して異常の内容を報知させ
    る報知指令手段と、 を備えるパチンコ遊技機であって、 前記異常判断手段は、 前記主制御部に設けられ、パチンコ遊技機各部に設けら
    れている各種検出手段による検出結果に基づいて当該パ
    チンコ遊技機に異常があるか否かを判断して判断結果を
    出力する様に構成されていると共に、前記装飾照明制御
    部にも設けられ、前記装飾照明及び当該装飾照明制御部
    に異常があるか否かを判断して判断結果を出力する様に
    構成されていることを特徴とするパチンコ遊技機。
  5. 【請求項5】 パチンコ球を払い出すパチンコ球払出装
    置を駆動して所定個数のパチンコ球を払い出させる払出
    制御部を備え、 前記主制御部は、当該パチンコ遊技機の遊技状態に応じ
    て前記払出制御部に対してパチンコ球を払い出す旨の指
    令を出力する様に構成されており、 前記判断結果管理手段は、前記払出制御部に設けられて
    いることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の
    パチンコ遊技機。
  6. 【請求項6】 抽選図柄等の所定の画像を表示する画像
    表示装置を駆動して所定の画像を表示させる画像制御部
    を備え、 前記主制御部は、当該パチンコ遊技機の遊技状態に応じ
    て前記画像制御部に対して所定の画像を表示する旨の指
    令を出力する様に構成されており、 前記判断結果管理手段は、前記画像制御部に設けられて
    いることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の
    パチンコ遊技機。
  7. 【請求項7】 効果音等の所定の音声を出力する音声出
    力装置を駆動して所定の音声を出力させる音声制御部を
    備え、 前記主制御部は、当該パチンコ遊技機の遊技状態に応じ
    て前記音声制御部に対して所定の音声を出力する旨の指
    令を出力する様に構成されており、 前記判断結果管理手段は、前記音声制御部に設けられて
    いることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の
    パチンコ遊技機。
  8. 【請求項8】 LED等の装飾照明を所定の態様で点灯
    させる装飾照明制御部を備え、 前記主制御部は、当該パチンコ遊技機の遊技状態に応じ
    て前記装飾照明制御部に対して所定の態様で前記装飾照
    明を点灯させる旨の指令を出力する様に構成されてお
    り、 前記判断結果管理手段は、前記装飾照明制御部に設けら
    れていることを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記
    載のパチンコ遊技機。
  9. 【請求項9】 前記主制御部と当該主制御部以外の制御
    部との間で行われる通信は、当該主制御部から当該主制
    御部以外の制御部への一方向に限られることを特徴とす
    る請求項1乃至8の何れかに記載のパチンコ遊技機。
  10. 【請求項10】 複数種類の異常が重複して発生し、当
    該複数種類の異常に対応する判断結果が前記判断結果管
    理手段に管理されている場合、前記報知指令手段は、予
    め設定されている優先順位に従って前記報知手段に順に
    指令を出して順に報知させることを特徴とする請求項1
    乃至9の何れかに記載のパチンコ遊技機。
  11. 【請求項11】 前記異常判断手段は、予め設定されて
    いる所定時間毎に異常があるか否かを判断し、当該所定
    時間内に複数種類の異常が発生した場合には、予め設定
    されている優先順位に従って判断結果を出力することを
    特徴とする請求項1乃至10の何れかに記載のパチンコ
    遊技機。
  12. 【請求項12】 前記異常判断手段は、予め設定されて
    いる所定時間毎に異常があるか否かを判断し、当該所定
    時間内に複数種類の異常が発生した場合には、当該複数
    の異常に対応する判断結果を一括して出力することを特
    徴とする請求項1乃至10の何れかに記載のパチンコ遊
    技機。
JP06681299A 1999-03-12 1999-03-12 パチンコ遊技機 Expired - Fee Related JP4441942B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06681299A JP4441942B2 (ja) 1999-03-12 1999-03-12 パチンコ遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06681299A JP4441942B2 (ja) 1999-03-12 1999-03-12 パチンコ遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000262718A true JP2000262718A (ja) 2000-09-26
JP4441942B2 JP4441942B2 (ja) 2010-03-31

Family

ID=13326653

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06681299A Expired - Fee Related JP4441942B2 (ja) 1999-03-12 1999-03-12 パチンコ遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4441942B2 (ja)

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002000918A (ja) * 2000-06-19 2002-01-08 Sankyo Kk 遊技機
JP2003047749A (ja) * 2001-08-08 2003-02-18 Heiwa Corp 遊技場用システム
JP2004057664A (ja) * 2002-07-31 2004-02-26 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2004073446A (ja) * 2002-08-16 2004-03-11 Sankyo Kk 遊技機
JP2004073392A (ja) * 2002-08-13 2004-03-11 Sankyo Kk 遊技機
JP2004073391A (ja) * 2002-08-13 2004-03-11 Sankyo Kk 遊技機
JP2004081701A (ja) * 2002-08-28 2004-03-18 Sankyo Kk 遊技機
JP2004113613A (ja) * 2002-09-27 2004-04-15 Sankyo Kk 遊技機
JP2004255102A (ja) * 2003-02-27 2004-09-16 Sankyo Kk 遊技機
JP2005152313A (ja) * 2003-11-26 2005-06-16 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2009118958A (ja) * 2007-11-13 2009-06-04 Newgin Corp 遊技機
JP2010099526A (ja) * 2010-02-08 2010-05-06 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2012050484A (ja) * 2010-08-31 2012-03-15 Kyoraku Sangyo Kk パチンコ遊技機
JP2013158421A (ja) * 2012-02-03 2013-08-19 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機
JP2013158420A (ja) * 2012-02-03 2013-08-19 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機
JP2013158422A (ja) * 2012-02-03 2013-08-19 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機
JP2015167738A (ja) * 2014-03-07 2015-09-28 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機
JP6151414B1 (ja) * 2016-07-29 2017-06-21 山佐株式会社 遊技機
JP6216419B1 (ja) * 2016-07-29 2017-10-18 山佐株式会社 遊技機
JP2018007788A (ja) * 2016-07-12 2018-01-18 株式会社三共 遊技機
JP2018051350A (ja) * 2017-12-05 2018-04-05 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002000918A (ja) * 2000-06-19 2002-01-08 Sankyo Kk 遊技機
JP2003047749A (ja) * 2001-08-08 2003-02-18 Heiwa Corp 遊技場用システム
JP2004057664A (ja) * 2002-07-31 2004-02-26 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2004073392A (ja) * 2002-08-13 2004-03-11 Sankyo Kk 遊技機
JP2004073391A (ja) * 2002-08-13 2004-03-11 Sankyo Kk 遊技機
JP2004073446A (ja) * 2002-08-16 2004-03-11 Sankyo Kk 遊技機
JP2004081701A (ja) * 2002-08-28 2004-03-18 Sankyo Kk 遊技機
JP2004113613A (ja) * 2002-09-27 2004-04-15 Sankyo Kk 遊技機
JP2004255102A (ja) * 2003-02-27 2004-09-16 Sankyo Kk 遊技機
JP2005152313A (ja) * 2003-11-26 2005-06-16 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2009118958A (ja) * 2007-11-13 2009-06-04 Newgin Corp 遊技機
JP2010099526A (ja) * 2010-02-08 2010-05-06 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2012050484A (ja) * 2010-08-31 2012-03-15 Kyoraku Sangyo Kk パチンコ遊技機
JP2013158421A (ja) * 2012-02-03 2013-08-19 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機
JP2013158420A (ja) * 2012-02-03 2013-08-19 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機
JP2013158422A (ja) * 2012-02-03 2013-08-19 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機
JP2015167738A (ja) * 2014-03-07 2015-09-28 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機
JP2018007788A (ja) * 2016-07-12 2018-01-18 株式会社三共 遊技機
JP6151414B1 (ja) * 2016-07-29 2017-06-21 山佐株式会社 遊技機
JP6216419B1 (ja) * 2016-07-29 2017-10-18 山佐株式会社 遊技機
JP2018015415A (ja) * 2016-07-29 2018-02-01 山佐株式会社 遊技機
JP2018015414A (ja) * 2016-07-29 2018-02-01 山佐株式会社 遊技機
JP2018051350A (ja) * 2017-12-05 2018-04-05 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP4441942B2 (ja) 2010-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000262718A (ja) パチンコ遊技機
JP6854604B2 (ja) スロットマシン
JP5065934B2 (ja) 遊技機
JP4641541B2 (ja) スロットマシン
JP5697837B2 (ja) スロットマシン
JP5546745B2 (ja) スロットマシン
JP5284622B2 (ja) スロットマシン
JP4764404B2 (ja) スロットマシン
JP2009125446A (ja) スロットマシン
JP2000245931A (ja) パチンコ機の賞球払出装置
JP5127404B2 (ja) スロットマシン
JP5284621B2 (ja) スロットマシン
JP2012250122A (ja) スロットマシン
JP5133390B2 (ja) 遊技機
JP5119345B2 (ja) スロットマシン
JP4248642B2 (ja) パチンコ機の賞球払出装置
JP5384699B2 (ja) スロットマシン
JP5127906B2 (ja) スロットマシン
JP4948626B2 (ja) スロットマシン
JP5284620B2 (ja) スロットマシン
JP5036510B2 (ja) スロットマシン
JP5284623B2 (ja) スロットマシン
JP2015134246A (ja) スロットマシン
JP2006034680A (ja) 遊技機
JP5499130B2 (ja) スロットマシン

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060302

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20060310

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20060310

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090416

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090519

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090713

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090804

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091020

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20091111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091222

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100104

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4441942

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130122

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees