JP4440251B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、制御基板を制御基板収納部材内に収納した制御装置を備えたパチンコ遊技などの遊技機に係わり、詳しくは、CPU、ROM、RAM等の電子部品を実装した制御装置のセキュリティーの向上を図った遊技機に関する。
パチンコ機等の遊技機は、遊技の健全性を維持するとともに、遊技の興趣を高めるために、マイクロコンピューター構成の遊技制御装置により制御されている。この遊技制御装置は、遊技制御プログラムを格納したROM、遊技制御プログラムに基づく制御を行うCPU、このCPUの制御実行時に必要な情報を一時的に記憶するRAM等の電子部品を制御基板上に別個に、あるいは一体化したワンチップマイコンとして実装し、この制御基板を箱状の制御基板収納部材内に収納したものである。そして、遊技制御プログラムを格納したROMやワンチップマイコンが不正に交換されることを防止するために、制御基板収納部材は、一旦閉じると、破壊しない限り開かないようにワンウエイネジを用いた封止部材や封印シールにより封止してある。
特開平9−225092号公報
ところが、上記した従来の遊技機においても、遊技制御装置のセキュリティーの面で問題点があった。
すなわち、封止部材や封印シールを破壊することなく制御基板収納部材の合わせ目部分をドライバー等の道具を使用して強引に拡大し、この隙間から正規のROMやワンチップマイコンを取り外し、その代わりに不正な遊技制御プログラムを格納した不正部品と交換される虞れがあった。
この様な不正改造が行われると、遊技の健全性を維持することができない。
本発明は、前記した問題点を解消するためになされたもので、制御基板収納部材内に収納した制御基板上に実装したROM等の記憶媒体が不正に交換されることを確実に防止できる遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するために提案されたものであり、遊技制御プログラムを格納したワンチップマイコンを制御基板に実装し、この制御基板を制御基板収納部材内に収納した制御装置を備えた遊技機において、
前記制御基板収納部材は、
上蓋部材となる第1ケース部材と下蓋部材となる第2ケース部材とを合体させた箱状体から成り、当該制御基板収納部材の側面に位置する第1ケース部材と第2ケース部材との接合部分には、第1ケース部材と第2ケース部材とを一旦閉状態に止着して封止したならば破損しない限り開くことができない封止部を備え、
前記第1ケース部材には、
前記ワンチップマイコンを実装してある側の制御基板に対向する第1ケース部材の内面部分に、制御基板側に屈曲成形した陥没部を構成するとともに、該陥没部から前記ワンチップマイコンを囲繞可能な囲繞部材を延設し、
前記第2ケース部材のうち制御基板を挟んでワンチップマイコンとは反対側に位置する箇所には、前記制御基板のうちワンチップマイコンを実装してある箇所の裏面に当接可能な凸部を形成し、
前記陥没部は、その側面部分を当該陥没部の底面部分から拡幅するように傾斜して形成され、
前記第1ケース部材を閉じて封止部を封止すると、前記陥没部の底面部分がワンチップマイコンの上面に当接乃至近接して、ワンチップマイコンの抜け方向の移動を規制して制御基板から離脱することを阻止するとともに、前記囲繞部材の先端縁が制御基板に近接して、当該囲繞部材によりワンチップマイコンを取り囲むように構成したことを特徴とする遊技機である。
本発明によれば、第1ケース部材には、ワンチップマイコンを実装してある側の制御基板に対向する第1ケース部材の内面部分に、制御基板側に屈曲成形した陥没部を構成するとともに、該陥没部から前記ワンチップマイコンを囲繞可能な囲繞部材を延設し前記陥没部は、その側面部分を当該陥没部の底面部分から拡幅するように傾斜して形成され、前記第1ケース部材を閉じて封止部を封止すると、前記陥没部の底面部分がワンチップマイコンの上面に当接乃至近接して、ワンチップマイコンの抜け方向の移動を規制して制御基板から離脱することを阻止するとともに、前記囲繞部材の先端縁が制御基板に近接して、当該囲繞部材によりワンチップマイコンを取り囲むように構成したので、万一、不正行為者がドライバー、千枚通し等の道具を外部から制御基板収納部材の内部に差し込んだとしても、囲繞部材が道具の進行を阻止することができる。したがって、不正に差し込まれた道具が記憶媒体まで到達することはない。このため、記憶媒体が不正に取り外されることを確実に防止できる。また、たとえ記憶媒体を制御基板から抜いたとしてもこれを囲繞部材内から取り出すことはできない。そして、囲繞部材の先端と制御基板の表面との間を記憶媒体が通過することはできないので、不正に改造した記憶媒体を制御基板収納部材の外部から囲繞部材の内部に入れて制御基板に装着することはできない。したがって、記憶媒体に対する不正行為を確実に防止することができる。
また、前記第2ケース部材のうち制御基板を挟んでワンチップマイコンとは反対側に位置する箇所には、前記制御基板のうちワンチップマイコンを実装してある箇所の裏面に当接可能な凸部を形成するので、ワンチップマイコンを差し込む場合であったとしても制御基板の撓みを軽減することができる。
さらに、前記陥没部は、その側面部分を当該陥没部の底面部分から拡幅するように傾斜して形成されるので、外部から奥まった底面部分を通してワンチップマイコンの識別情報を確認する際に、見える角度が広くて視認し易い。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は代表的な遊技機であるパチンコ遊技機(以下、パチンコ機1という。)の背面図、図2は制御装置2の分解斜視図である。
パチンコ機1は、機枠3の前面開口部分に額縁状の前面枠(図示せず)を開閉可能に取り付け、この前面枠の開口部分を裏側から塞ぐようにして遊技盤を取り付け、この遊技盤の表面に、ガイドレール等の区画部材により区画して形成した遊技領域内に、入賞具、始動口に入賞することを条件として図柄合わせ遊技等の別遊技を行う図柄表示装置、別遊技で大当りになると開く大入賞口などを設けてある。また、前面枠の裏側には、裏機構盤の基枠体4(裏メカベース)を取り付け、この基枠体4に裏機構として、貯留タンク5、球誘導路6、球排出ユニット7などを取り付けるとともに、前面枠の裏面下部に設けた球発射装置8および上記球排出ユニット7を制御する排出発射制御ユニット9、前記図柄表示装置や大入賞口などの電気式役物を制御する役物用の制御装置2(役物制御ユニット)などの制御ユニットを取り付ける。
役物用の制御装置2(以下、制御装置2という。)は、遊技盤に配設されている電気式役物を電気的に制御するもので、図2に示すように、役物制御(遊技制御)を行う制御回路が形成された制御基板10が、制御基板収納部材11内に収納された構成となっている。
具体的に説明すると、本実施形態では、遊技制御を行うための遊技制御プログラムを格納したROM(読み出し専用メモリ)、遊技制御プログラムに基づく制御を行うCPU(中央演算処理装置)、CPUの制御実行時に必要な情報を適宜記憶するRAM(読み書き可能メモリ)などを一体化してワンチップマイコン12を構成し、このワンチップマイコン12を制御基板10上にソケット13を介して実装し、また、この制御基板10上には他の電子部品14を実装するとともにコネクタ15を取り付ける。そして、このコネクタ15だけが外部に露出した状態で制御基板10を制御基板収納部材11内に収納する。
制御基板収納部材11は、透明な合成樹脂などのクリア部材よりなる第1ケース部材11aと第2ケース部材11bとを合体させた箱状体であり、制御基板10の全体が外側のいずれの方向からでも、はっきり透視可能となっている。
第1ケース部材11aは上蓋部材となる部分であり、一方、第2ケース部材11bは下蓋部材あるいは底部材となる部分であり、ソケット13に対応する第2ケース部材11b(詳しくは、第2ケース部材11bのうち制御基板10を挟んでワンチップマイコン12とは反対側に位置する箇所)には制御基板10の裏面(詳しくは、制御基板10のうちワンチップマイコン12を実装してある箇所の裏面)に当接可能な凸部16を形成し、ワンチップマイコン12をソケット13に差し込む場合には制御基板10の撓みを軽減するように構成してある。そして、制御基板収納部材11の側面に位置する第1ケース部材11aと第2ケース部材11bとの接合部分には、図2に示すように、封止部17として設けた複数のかしめ部材により封印できるように構成してある。このかしめ部材は、制御基板収納部材11の上部および下部、あるいは左側面及び右側面に設けてもよい。
なお、封止部17は、第1ケース部材11aと第2ケース部材11bとを一旦閉状態に止着して封止したならば、切断するなど破損しない限り開くことができない機能を備えていればどのような構成でもよい。
また、図2に示す制御基板収納部材11は、記憶媒体として機能するワンチップマイコン12を実装してある側の制御基板10に対向する内面部分、即ち第1ケース部材11aの内面にワンチップマイコン12を囲繞可能な状態で囲繞部材20を突設し、制御基板10を制御基板収納部材11内に収納した状態で囲繞部材20の先端縁が制御基板10に当接乃至近接して、ワンチップマイコン12の周囲を取り囲むように構成してある。
この囲繞部材20は、ワンチップマイコン12とソケット13を取り囲むことができる大きさであって断面形状が長方形の壁状、あるいは断面四角形の角筒体であり、第1ケース部材11a側は閉塞されているが、先端部分は長方形に開口している。なお、この囲繞部材20の基端から先端までの長さは、第1ケース部材11aを第2ケース部材11bに対して閉じた状態で、先端が制御基板10に当接するか或は当接しなくても僅かな隙間を残して近接する長さに設定してある。また、囲繞部材20は、第1ケース部材11aと同様に、内部を透視可能にしてある。
この様な構成からなる囲繞部材20を有する第1ケース部材11aを閉じると、図3及び図4に示すように、制御基板10上のワンチップマイコン12がソケット13と共に囲繞部材20により四周を取り囲まれる。そして、万一、不正行為者がドライバー、千枚通し、へら等の道具を第1ケース部材11aと第2ケース部材11bとの合わせ目から制御基板収納部材11の内部に差し込んだとしても、道具の先端が囲繞部材20に進行を阻止されてしまい、ワンチップマイコン12まで到達することはない。このため、ワンチップマイコン12をソケット13から上昇させることができないし、極く薄い板状の道具を囲繞部材20の先端と制御基板10の表面との間の僅かな隙間に差し込んだとしても、この道具を操作してワンチップマイコン12をソケット13から抜くことは殆ど不可能であるし、たとえ抜いたとしてもこのワンチップマイコン12を囲繞部材20内から取り出すことはできない。また、囲繞部材20の先端と制御基板10の表面との隙間はワンチップマイコン12が通過できない極く僅かな寸法(ワンチップマイコンの厚みよりも狭い寸法)でしかないので、不正に改造したワンチップマイコン12を制御基板収納部材11の外部から囲繞部材20の内部に入れてソケット13に装着することはできない。
したがって、本実施形態によれば、制御基板収納部材11の外部から囲繞部材20で囲まれたワンチップマイコン12を不正に交換する不正行為を確実に防止することができる。
なお、図5に示す第2実施形態のように、囲繞部材20の一部分を切り欠くなどして通気用貫通部21を形成すると、この通気用貫通部21を通して囲繞部材20の内部と外部を通気できるので、ワンチップマイコン12の熱を放出できる。したがって、囲繞部材20により周囲を取り囲まれたワンチップマイコン12の加熱を未然に防止することができる。
また、図6に示す第3実施形態のように、囲繞部材20の先端に対応した部位の制御基板10に貫通孔22を開設し、制御基板10を挟んでワンチップマイコン12とは反対側に位置する制御基板収納部材11、即ち第2ケース部材11bにネジ挿入孔23を開設し、このネジ挿入孔23から挿入したネジ24を、制御基板10の貫通孔22内に通して囲繞部材20の先端部分に穿設した孔25内に螺合すると、囲繞部材20の先端を制御基板10の表面に確実に当接して隙間をなくすことができる。したがって、第1ケース部材11aと第2ケース部材11bとの合わせ目から薄い道具を差し込まれても、この道具の先端が囲繞部材20の先端と制御基板10との間を通過することを確実に防止することができる。このため、ワンチップマイコン12への不正操作を一層確実に防止することができる。
なお、第2実施形態と第3実施形態で特別説明していない部分の構成は、第1実施形態と同じである。
これまで説明した第1〜3実施形態では、ワンチップマイコン12の周囲を囲繞部材20により取り囲むことにより、制御基板収納部材11の外部から道具を差し込んでもワンチップマイコン12に到達できないように、また、万一到達してもワンチップマイコン12を取り出せないように構成することにより不正行為を防止したが、本発明は、記憶媒体であるワンチップマイコン12が制御基板10から上昇することを規制して離脱を防止し、これにより不正行為を防止するように構成してもよい。即ち、記憶媒体(ワンチップマイコン12)を実装してある側の制御基板10に対向する制御基板収納部材11の内面部分に、記憶媒体押え部材30を突設し、制御基板10を制御基板収納部材11内に収納した状態で上記記憶媒体押え部材30の先端が記憶媒体(ワンチップマイコン12)の上昇、すなわち抜け方向への移動を規制して、これにより記憶媒体が制御基板10から離脱することを阻止するようにしてもよい。
例えば、図7に示す第4実施形態では、第1ケース部材11aの内面から2本の柱状記憶媒体押え部材30を突設してある。両記憶媒体押え部材30の先端の間隔は、ワンチップマイコン12の両端部を押えられるようにワンチップマイコン12の長さよりも少し短い間隔に設定し、また、記憶媒体押え部材30の両先端の間に十分な空間を確保し、基端から先端までの長さは、第1ケース部材11aを閉じた状態で、記憶媒体押え部材30の先端がワンチップマイコン12の上面に当接あるいは近接してワンチップマイコン12の上昇を阻止し得る長さに設定する。要するに、記憶媒体押え部材30の先端とワンチップマイコン12との間の隙間間隔は、ワンチップマイコン12を抜く際に必要とされるストロークよりも短い間隔に設定して抜けを阻止する。
この様な記憶媒体押え部材30を備えた第1ケース部材11aを閉じると、図8に示すように、記憶媒体押え部材30の先端がワンチップマイコン12の上面に当接あるいは近接する。そして、万一、不正行為者がドライバー、千枚通し、へら等の道具を第1ケース部材11aと第2ケース部材11bとの合わせ目から制御基板収納部材11の内部に差し込んでワンチップマイコン12を上昇させてソケット13から抜こうとしても、ワンチップマイコン12は記憶媒体押え部材30によって両端部が押えられて上昇、すなわち抜け方向に移動することができない。
したがって、本実施形態によれば、制御基板収納部材11の外部からワンチップマイコン12を不正に交換する不正行為を、記憶媒体押え部材30という簡単な構成によって確実に防止することができる。また、記憶媒体押え部材30の間には十分な空間が形成されているので、ワンチップマイコン12の放熱を十分に行うことができる。さらに、ワンチップマイコン12の上面に記した当該ワンチップマイコンの識別情報の部分から外れた部位において記憶媒体押え部材30の先端を配置したので、制御基板収納部材11の外部から上記識別情報の確認を簡単且つ確実に行うことができ、検査作業も容易である。なお、ワンチップマイコン12の上面とは、実装状態において上方に位置する面ではなく、ワンチップマイコン12をソケット13から抜き取る際に移動する方向にある面、換言すればワンチップマイコン12の端子群の向きとは逆の方向にある面である。
なお、記憶媒体押え部材30は、柱状の突起に限定されるものではなく、ワンチップマイコン12の上昇を阻止できればどのような構成でもよい。例えば、図9に示すように、壁状あるいはブロック状でもよいし、図面には示さないが、ワンチップマイコン12の上面周端縁の大きさに応じた枠状体でもよい。
この様に構成すると、ワンチップマイコン12の全幅に亘って押えることができるので、一層確実に抜けを防止できる。そして、これらの記憶媒体押え部材30の先端も、前記実施形態と同様に、ワンチップマイコン12の識別情報の記載部分から外れた部位に配置されているので、識別情報の視認が容易である。
また、ワンチップマイコン12の上面を面で押えるように構成してもよい。例えば、図10に示す記憶媒体押え部材30の他の実施形態では、制御基板収納部材11の一部である第1ケース部材11aの記憶媒体対応部分を制御基板10側に屈曲成形して断面略コ字状の陥没部31を形成し、この陥没部31の底面部分32によりワンチップマイコン12の上昇を規制するようにしてある。なお、陥没部31は、底面部分32がワンチップマイコン12の上面に当接あるいは近接する深さに形成し、また、側面部分は底面部分32から拡幅するように傾斜させて形成する。
この様にして記憶媒体押え部材30を構成すると、ワンチップマイコン12の上面を全面に亘って押えられるので、一層確実に抜けを阻止できる。そして、陥没部31の側面部分が傾斜しているので、外部から奥まった底面部分32を通してワンチップマイコン12の識別情報を確認する際に、見える角度が広くて視認し易い。また、この陥没部31の底面部分32を凸レンズ状に厚さを異ならせると、制御基板収納部材11の外部から内部のワンチップマイコン12を拡大した状態で観察できる。したがって、真偽を判別し易いし、ワンチップマイコン12の上面に記されたメーカー名や型番等による記憶媒体の識別情報を容易に判別でき、検査作業も能率良く行うことができる。
なお、前記陥没部31は、ワンチップマイコン12に対応した領域にのみ形成してもよいし、或は制御基板収納部材11の一端から他端に一連に形成して、装飾効果と制御基板収納部材11の補強効果を持たせてもよい。また、陥没部31を形成する部位をコネクタ15側の隅角部に設定する、即ち制御基板収納部材11のコネクタ15側を一段落とし込むと、コネクタ15への接続作業の際に陥没部31が作業空間として機能するので、パチンコ機1の狭い場所でも手の自由移動範囲が拡大されて接続作業を行ない易くなる。
図11に示す他の実施形態は、図10に示す記憶媒体押え部材30に加えて、陥没部31から制御基板10側に囲繞部材33を延設し、この囲繞部材33の先端縁が制御基板10に当接乃至近接して囲繞部材33によりワンチップマイコン12を取り囲むようにしたものである。そして、囲繞部材33には、前記実施形態と同様に、通気用貫通部を形成して、ワンチップマイコン12の冷却を促進させてもよい。
この実施形態の様に構成すると、囲繞部材33がワンチップマイコン12の周囲を取り囲むので、前記第1実施形態の囲繞部材20と同様に、不正に差し込まれた道具の先端がワンチップマイコン12まで到達することを防止することができるし、記憶媒体押え部材30によりワンチップマイコン12の上昇を阻止することができる。したがって、ワンチップマイコン12への不正行為を一層確実に防止することができる。
なお、図面には示していないが、制御基板収納部材11と裏機構盤との間、或は制御基板収納部材11の内側に、ノイズ防止用の部材、例えば金属板を取り付け、これにより制御回路にノイズが侵入することを防止してもよい。
また、記憶媒体は、遊技制御プログラムを格納したものであれば、ワンチップマイコン12に限定されるものではなく、ROMでもよい。さらに、前記実施形態では記憶媒体を制御基板10の延在方向に寝かせた状態で実装したが、制御基板10から起立した状態で実装してもよい。さらにこの記憶媒体の実装は、前記各実施形態のように、ソケット13を介してもよいし、ソケット13を介することなく直接制御基板10に取り付けてもよい。
そして、前記した各実施の形態ではパチンコ機1を例に挙げて説明したが、本発明はパチンコ機1に限らず、アレンジボール機やスロットマシンなど他の遊技機にも適用可能である。
パチンコ機の裏面構成を示す正面図である。 制御装置の分解斜視図である。 制御装置の囲繞部材の断面図である。 制御装置の囲繞部材の斜視図である。 囲繞部材に通気貫通部を形成した第2実施形態の要部の拡大斜視図である。 囲繞部材の先端を制御基板にネジで当接した他の実施形態の要部の断面図である。 制御装置の他の実施形態の分解斜視図である。 記憶媒体押え部材の斜視図である。 記憶媒体押え部材の他の実施形態の斜視図である。 記憶媒体押え部材を陥没部により構成した実施形態の断面図である。 記憶媒体押え部材を陥没部により構成するとともに囲繞部材を形成した他の実施形態の断面図である。
符号の説明
1 パチンコ機
2 制御装置
10 制御基板
11 制御基板収納部材
11a 第1ケース部材
11b 第2ケース部材
12 ワンチップマイコン
13 ソケット
14 電子部品
16 凸部
17 封止部
20 囲繞部材
31 陥没部
32 陥没部の底面部分
33 囲繞部材

Claims (1)

  1. 遊技制御プログラムを格納したワンチップマイコンを制御基板に実装し、この制御基板を制御基板収納部材内に収納した制御装置を備えた遊技機において、
    前記制御基板収納部材は、
    上蓋部材となる第1ケース部材と下蓋部材となる第2ケース部材とを合体させた箱状体から成り、当該制御基板収納部材の側面に位置する第1ケース部材と第2ケース部材との接合部分には、第1ケース部材と第2ケース部材とを一旦閉状態に止着して封止したならば破損しない限り開くことができない封止部を備え、
    前記第1ケース部材には、
    前記ワンチップマイコンを実装してある側の制御基板に対向する第1ケース部材の内面部分に、制御基板側に屈曲成形した陥没部を構成するとともに、該陥没部から前記ワンチップマイコンを囲繞可能な囲繞部材を延設し、
    前記第2ケース部材のうち制御基板を挟んでワンチップマイコンとは反対側に位置する箇所には、前記制御基板のうちワンチップマイコンを実装してある箇所の裏面に当接可能な凸部を形成し、
    前記陥没部は、その側面部分を当該陥没部の底面部分から拡幅するように傾斜して形成され、
    前記第1ケース部材を閉じて封止部を封止すると、前記陥没部の底面部分がワンチップマイコンの上面に当接乃至近接して、ワンチップマイコンの抜け方向の移動を規制して制御基板から離脱することを阻止するとともに、前記囲繞部材の先端縁が制御基板に近接して、当該囲繞部材によりワンチップマイコンを取り囲むように構成したことを特徴とする遊技機。
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