JP4433723B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばレーザプリンタなど印字データに基づいて被記録媒体上に画像を形成する技術に関する。
従来、インパクトドットプリンタなどでは、カーボン紙(裏面にインクが塗布された紙)と被転写紙とを重ねて印字部に搬送し、カーボン紙上に印字を行うことで、顧客用としてのカーボン紙への画像形成と、控え用としての被転写紙への画像形成(カーボン紙からの裏写り画像)とを同時に行い、同じ情報を同時に印字することが可能であった。そのため、カーボン紙用のフォーマットと、被転写紙用のフォーマットを異ならせ、一目で顧客用なのか控え用なのかを判別できるように利用することが一般的であった。しかしながら、昨今普及しているレーザプリンタでは、同様の処理を実現する場合、顧客用フォーマットでの印字と、控え用フォーマットでの印字とを2回指令する必要があり、手間がかかっていた。そのため、このようなレーザプリンタの中には、顧客用フォーマットおよび控え用フォーマットを印字するためのデータを記憶しておき、印字部毎にフォーマットのデータを画像データと合成して被記録媒体にそれぞれ印字するものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−328325号公報(第9頁、図6)
しかしながら、上述のようなレーザプリンタにおいて、例えば顧客用と控え用とで異なる被記録媒体を使用する場合には、上記の特許文献1で示された技術では同一の給紙トレイから給紙を行うため、上述の要望に対応することができなかった。
なお、このようなことはレーザプリンタに限られず、例えばインクジェットプリンタなど、印字データに基づいて被記録媒体上に画像形成する画像形成装置であれば、同様の問題が生じていた。
本発明は、このような不具合に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、印字データに基づいて被記録媒体上に画像形成する画像形成装置において、例えば顧客用と控え用とで異なる被記録媒体を使用する場合において、ユーザに手間をかけることなく、例えば顧客用と控え用とを区別して画像形成する技術を提供することにある。
上記課題を解決するためになされた請求項1に係る画像形成装置は、被記録媒体を積載可能な複数の給紙トレイと、受信した印字データを記憶する印字データ記憶手段と、前記印字データと合成して画像データを生成するための被合成データを記憶する被合成データ記憶手段と、前記印字データを印字する被記録媒体の部数である印字部数n(nは2以上の整数)を示す情報、印字部毎に被合成データを指定する情報、および印字部毎に前記複数の給紙トレイの一つを指定する情報を少なくとも含む印字条件情報を、前記印字データに関連付けて記憶する印字条件情報記憶手段と、前記印字データを受信した受信ポートが特定の受信ポートであること、前記印字データを送信した端末を特定する情報が特定の端末を示していること、前記印字データのコマンド体型を示す情報がプリンタドライバ経由であることを示すコマンド体型ではないことのうちの少なくとも何れか一つを満たす場合には、複数部印刷処理を実行することを決定する決定手段と、前記決定手段によって前記複数部印刷処理を実行することが決定されたときには、前記印字データ記憶手段によって記憶された一つの印字データに、前記被合成データ記憶手段によって記憶された被合成データを合成して画像データを生成する画像データ生成手段と、前記画像データ生成手段によって生成された画像データに基づいて被記録媒体上に画像を形成する画像形成手段と、前記複数の給紙トレイの中から選択された一つの給紙トレイから被記録媒体を取り出して前記画像形成手段に給紙する給紙手段と、前記決定手段によって前記複数部印刷処理を実行することが決定されたときには、前記印字条件情報記憶手段が記憶する印字条件情報に基づいて印字部毎に、前記複数の給紙トレイの中から一つの給紙トレイを選択し、その選択された給紙トレイから被記録媒体を給紙手段に給紙させ、前記印字条件情報に関連付けられた印字データを前記印字データ記憶手段から読み出すとともに、前記印字条件情報記憶手段が記憶する前記印字条件情報に基づいて印字部毎に指定された被合成データを前記被合成データ記憶手段から読み出し、前記画像データ生成手段によって前記印字データ記憶手段から読み出した印字データに、前記被合成データ記憶手段から読み出した、印字部毎に指定された被合成データを合成させることにより画像データを生成させ、その生成された画像データに基づき前記画像形成手段によって被記録媒体上に画像を形成させる、画像形成制御処理を実行する画像形成制御手段と、を備えることを特徴とする。
このように構成された本発明では、画像形成制御手段(85:この欄においては、発明に対する理解を容易にするため、必要に応じて「発明を実施するための最良の形態」欄で用いた符号を付すが、この符号によって請求の範囲を限定することを意味するものではない。)が、複数部印刷処理を実行することが決定されたときには、次のような画像形成制御処理を実行する。すなわち、印字条件情報記憶手段(87)が記憶する印字条件情報に基づいて印字部毎に、複数の給紙トレイ(6)の中から一つの給紙トレイを選択し、その選択された給紙トレイから被記録媒体(3)を給紙手段(12)に給紙させる。続いて、印字条件情報に関連付けられた印字データを印字データ記憶手段(87)から読み出す。なお、ここでは、同じ印字データを印字部数と同じ回数だけ読み出すことになる。そして、印字条件情報記憶手段が記憶する印字条件情報に基づいて印字部毎に指定された被合成データを被合成データ記憶手段(87)から読み出す。なお、被合成データとは、例えば証書や届け書、願書など各種文書の書式、例えば「顧客用」や「控え用」、「社内秘」など書類に付するスタンプマークを表すデータである。さらに、画像データ生成手段(85)によって印字データ記憶手段から読み出した印字データに、被合成データ記憶手段から読み出した、印字部毎に指定された被合成データを合成させることにより画像データを生成させる。そして、画像データ生成手段によって生成された画像データに基づき画像形成手段(17,18,19)によって被記録媒体上に画像を形成させる。このことにより、異なる被記録媒体を複数の給紙トレイ毎に積載しておけば、ユーザに手間をかけることなく、例えば顧客用と控え用とを区別して画像形成することができる。
なお、上述の印字データについては、パーソナルコンピュータなどにおいて作成された後にPC側ネットワークインターフェースなどの送信手段を介して画像形成装置に送信され、一方、画像形成装置において、送信された印字データを、画像形成装置側ネットワークインターフェースなどの受信手段(89)を介して受信し、その受信した印字データを印字データ記憶手段が記憶することが考えられる。
また、上述の被合成データについては、印字データの場合と同様に、パーソナルコンピュータなどにおいて作成された後にPC側ネットワークインターフェースなどの送信手段を介して画像形成装置に送信され、一方、画像形成装置において、送信された印字データを、画像形成装置側ネットワークインターフェースなどの受信手段を介して受信し、その受信した被合成被合成データ記憶手段が記憶することが考えられる。
また、上述の印字条件情報については、印字データの場合と同様に、パーソナルコンピュータなどにおいて作成された後にPC側ネットワークインターフェースなどの送信手段を介して画像形成装置に送信され、一方、画像形成装置において、送信された印字条件情報を、画像形成装置側ネットワークインターフェースなどの受信手段を介して受信し、その受信した印字条件情報を印字条件情報記憶手段が記憶することが考えられる。
ところで、上述の印字条件情報については、画像形成装置がテンキーなどの操作部(92)を備え、その操作部に対するユーザの操作に基づいて、画像形成制御手段が、印字条件情報を作成し、作成された印字条件情報を印字条件情報記憶手段に記憶させることが考えられる。具体的には、請求項のように、操作部を備え、画像形成制御手段が、ユーザが操作部を介して行った指示に基づいて印字条件情報を作成し、その作成された印字条件情報を印字条件情報記憶手段に記憶させるようにすることが考えられる。このように、その操作部に対するユーザの操作に基づいて画像形成制御手段が作成した印字条件情報を印字条件情報記憶手段に記憶させておけば、ユーザが印字を依頼するごとに印字条件情報を画像形成装置に送信したり操作部を操作して印字条件情報を作成したりする必要がなく、印字データのみを送信すればよいので、ユーザの利便性を向上させることができる。
ところで、例えば給紙トレイが3つ以上存在しており、給紙トレイの一つには顧客用の被記録媒体を積載し、それ以外の給紙トレイには顧客用の被記録媒体以外を積載する場合において、控え用の被記録媒体を給紙する給紙トレイを選択するときには、顧客用の被記録媒体を積載する給紙トレイ以外の給紙トレイであればよいと考えられる。そこで、請求項2のように、特定の印字部に対して特定の給紙トレイが指定された場合には、設定手段(85)が、特定の印字部以外の少なくとも何れか一つの印字部に対して特定の給紙トレイ以外の一つの給紙トレイを、印字部の給紙トレイに設定することが考えられる。一例を挙げると、例えば給紙トレイが3つ以上存在し、一段目の給紙トレイ、二段目の給紙トレイ、三段目の給紙トレイの順に優先度が高いと設定されており、一段目の給紙トレイに顧客用の被記録媒体が積載されている場合において、一部目に印字部に対して一段目の給紙トレイが指定されているときには、二部目の印字部には、一段目の給紙トレイ以外の中で最も優先度が高い二段目の給紙トレイを、印字部の給紙トレイに設定するといった具合である。このように、例えば顧客用の被記録媒体を積載する「特定の給紙トレイ」について印字部に対して設定しておけば、特定の給紙トレイ以外の給紙トレイについては、設定手段が、被記録媒体を取り出す給紙トレイを設定するので、全ての印字部に対して給紙トレイを設定する場合に比べて、ユーザの手間がかからない。
なお、このことは、上述のように印字条件情報が、印字部数n(nは2以上の整数)を示す情報、印字部毎にフォーマットデータを指定する情報、および印字部毎に複数の給紙トレイの一つを指定する情報を少なくとも含む場合だけでなく、請求項に係る画像形成装置のように、印字条件情報が、印字部毎にフォーマットデータを指定する情報を含まず、印字部数n(nは2以上の整数)を示す情報、および印字部毎に複数の給紙トレイの一つを指定する情報を少なくとも含む場合(予め各給紙トレイに例えば装飾のための異なる被記録媒体を積載しておき、同一の印字データが印字された異なる印字結果を得る場合)にも同様である。
ところで、例えば見積書や契約書など顧客用および控え用を作成する必要がある書類のみを作成する専用端末、およびそれ以外の一般文書を作成する一般端末が、画像形成装置に接続されている場合がある。このような場合において、顧客用および控え用を作成する必要がある書類を作成した後に、一般文書を作成する場合や、一般文書を作成した後に、顧客用および控え用を作成する必要がある書類を作成する場合には、顧客用および控え用を作成する必要がある書類を作成するための設定と、一般文書を作成するための設定とを切り替える必要がありユーザにとって面倒である。そこで、請求項1,3,4のように、(イ)印字データを受信した受信ポート、(ロ)印字データを送信した端末を特定する情報、または(ハ)印字データのコマンド体型を示す情報の何れか少なくとも一つに基づいて、決定手段が、画像形成制御処理を実行するか否かを判断することが好ましい。
このうち、(イ) 印字データを受信した受信ポートについては、次のように判断する。すなわち、特定の受信ポートに専用端末を接続することにより、特定の受信ポートを介して印字データを受信した場合には、その印字データが、顧客用および控え用を作成する必要がある書類を表すものと推定し、上述の画像形成制御処理を実行する。一方、特定の受信ポート以外の受信ポートを介して印字データを受信した場合には、その印字データが、一般文書を表すものと推定し、上述の画像形成制御処理を実行しない(通常の画像形成、すなわち、画像データを1部印字する)。
また、(ロ)印字データを送信した端末を特定する情報については、次のように判断する。すなわち、例えば要求者名やアドレス情報などの、印字データを送信した端末を特定する情報に基づいて、その印字データを送信した端末が専用端末または一般端末の何れであるか特定する。ここで、特定されたのが専用端末である場合には、画像形成制御手段が、上述の画像形成制御処理を実行する。一方、一般端末である場合には、画像形成制御手段が、上述の画像形成制御処理を実行しない(通常の画像形成、すなわち、画像データを1部印字する)。
また、(ハ)印字データのコマンド体型を示す情報については、次のように判断する。すなわち、印字データのコマンド体型が、その印字データが例えばプリンタドライバ経由であることを示すコマンド体型ではない場合には、画像形成制御手段が、上述の画像形成制御処理を実行する。一方、印字データのコマンド体型が、その印字データが例えばプリンタドライバ経由であることを示すコマンド体型である場合には、画像形成制御手段が、上述の画像形成制御処理を実行しない(通常の画像形成、すなわち、画像データを1部印字する)。
このようにすれば、顧客用および控え用を作成する必要がある書類を作成するための設定と、一般文書を作成するための設定とをユーザが切り替える手間を省くことができる。
なお、このことは、上述のように印字条件情報が、印字部数n(nは2以上の整数)を示す情報、印字部毎にフォーマットデータを指定する情報、および印字部毎に複数の給紙トレイの一つを指定する情報を少なくとも含む場合だけでなく、請求項に係る画像形成装置のように、印字条件情報が、印字部毎にフォーマットデータを指定する情報を含まず、印字部数n(nは2以上の整数)を示す情報、および印字部毎に複数の給紙トレイの一つを指定する情報を少なくとも含む場合(予め各給紙トレイに例えば装飾のための異なる被記録媒体を積載しておき、同一の印字データが印字された異なる印字結果を得る場合)にも同様である。
また、上述の画像形成装置における画像形成制御手段は、コンピュータを機能させるプログラムとして実現できる。したがって、本発明は、プログラムの発明として実現できる。また、このようなプログラムの場合、例えば、FD、MO、DVD−ROM、CD−ROM、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、必要に応じてコンピュータにロードして起動することにより用いることができる。この他、ROMやバックアップRAMをコンピュータ読み取り可能な記録媒体として本プログラムを記録しておき、ROMあるいはバックアップRAMをコンピュータに組み込んで用いてもよい。
以下、本発明が適用された実施例について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施例に何ら限定されることなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうることは言うまでもない。
図1は、本発明が適用された画像形成装置としてのレーザプリンタ1の概略断面図である。また、図2は、レーザプリンタ1の用紙搬送経路及び搬送手段を示す概略断面図である。
[レーザプリンタ1の構成の説明]
本実施例のレーザプリンタ1は、図1に示すように、本体ケース2内に、被記録媒体としての用紙3を給紙するための複数段のフィーダ部4、マルチパーパストレイ14、給紙された用紙3に所定の画像を形成するためのプロセスユニット18および定着装置19等を備えている。また、レーザプリンタ1は、LCDやLED等により構成され、レーザプリンタ1の作動状況等を表示する表示部91、および各種設定入力用スイッチや電源スイッチ等によって構成され、レーザプリンタ1の動作設定等を行う操作部92を本体ケース2の上部に備えている。なお、以降、このレーザプリンタ1において、マルチパーパストレイ14が本体ケース2に取り付けられている側(図1で左側)を「前部」とし、同じくマルチパーパストレイ14が本体ケース2に取り付けられている側とは反対側を「後部」とする。
[フィーダ部4の構成の説明]
各フィーダ部4は、本体ケース2内の底部に、着脱可能に装着される給紙トレイ6と、給紙トレイ6内に設けられた用紙押圧板8と、給紙トレイ6の一端側端部の上方に設けられる給紙ローラ12および分離パット13とを備えている。また、給紙ローラ12から画像形成位置P(感光体ドラム23と転写ローラ25との接触部、つまり感光体ドラム23上のトナー像が用紙3に転写される転写位置)までの間には、湾曲状に形成された搬送経路7が配されている。なお、本実施例のレーザプリンタ1では、2つのフィーダ部4を備えているが、これには限られず、3つ以上のフィーダ部4を備えるようにしてもよい。
用紙押圧板8は、用紙3を積層状にスタック可能であり、給紙ローラ12に対して遠い方の端部において揺動可能に支持されることによって、近い方の端部が上下方向に移動可能に構成されており、また、その裏側からばね8aによって上方向に付勢されている。給紙ローラ12および分離パット13は、互いに対向状に配設され、分離パット13のパッド支持体13cの裏側に配設されるばね13bによって、摩擦係数の大きい部材からなるパット13aが給紙ローラ12に向かって押圧されている。
なお、パット13aおよび給紙ローラ12は、用紙3の搬送方向に直交する方向の幅寸法が用紙3の幅寸法より短く形成され、給紙時において、用紙3の幅方向の略中央部のみと接触するように配置されている。
一方、搬送経路7は、用紙3の広幅面を案内する一対のガイド板7a,7bが配置されることにより湾曲状に形成されている。また、この搬送経路7には、用紙搬送の上流側から順に、給紙ローラ12、駆動ローラ11aと従動ローラ11bとからなる一対の搬送ローラ11、駆動ローラ10aと従動ローラ10bとからなる一対の搬送ローラ10、および前記画像形成位置Pの直前に配置され、駆動ローラ9aと従動ローラ9bとからなる一対のレジストローラ9が、適宜間隔にて配置されている。そして、搬送ローラ11の搬送方向上流側直前には、第3用紙センサ54が配置され、同じく搬送ローラ10の搬送方向上流側直前には、第2用紙センサ55が配置され、レジストローラ9の搬送方向上流側直前には、第1用紙センサ56が配置されている。前記レジストローラ9の搬送方向下流側直後には、画像タイミングセンサ57が配置されている。前記各センサ54〜57は、搬送中の用紙3の先端に押されて回動可能となるセンサレバー58a,58b,58c,58dと、該回動するセンサレバー58a〜58dの他端側の位置を感知して、前記用紙3の先端縁が所定位置に来たことを感知するホトインタラプタ等の検知器59a,59b,59c,59dとからなる。
以上のように構成されたフィーダ部4においては、用紙押圧板8上に積層された用紙3のうち最上位にある用紙3が、給紙ローラ12に向かって押圧され、その給紙ローラ12の回転によって給紙ローラ12と分離パット13とで挟まれた後、1枚毎に給紙される。給紙された用紙3は、搬送ローラ11にて搬送された後、搬送ローラ10およびレジストローラ9に順次送られ、用紙3を所定のレジスト後に、画像形成位置Pに送るようにしている。
[マルチパーパストレイ14の構成の説明]
前記最上位置のフィーダ部4より上方位置の本体ケース2の一側には、用紙3を手差しにて供給するためのマルチパーパストレイ14と、マルチパーパストレイ14上に積層される用紙3を給紙するためのマルチパーパス側給紙ローラ15aおよびマルチパーパス側給紙パット15bとを備えており、マルチパーパス側給紙パット15bの裏側に配設されるばね15cによって、マルチパーパス側給紙パット15bがマルチパーパス側給紙ローラ15aに向かって押圧されている。また、マルチパーパストレイ14は、駆動ローラと従動ローラの対からなる一対の搬送ローラ16を備えている。また、この搬送ローラ16の搬送方向上流側直前には、マルチパーパストレイ用紙センサ(図示せず)が配置されている。このマルチパーパストレイ用紙センサは前記各センサ54〜57と同様の構成である。
以上のように構成されたマルチパーパストレイ14においては、マルチパーパストレイ14上に積層される用紙3が、回転するマルチパーパス側給紙ローラ15aとマルチパーパス側給紙パット15bとで挟まれた後、1枚毎に給紙されて一対の搬送ローラ16を介して前記レジストローラ9に送られる。
[スキャナユニット17の構成の説明]
スキャナユニット17は、本体ケース2の上部のうち、排紙トレイ36の下面側に配置され、レーザ発光部(図示せず)、回転駆動されるポリゴンミラー20、レンズ21aおよび21b、反射鏡22などを備えており、レーザ発光部から発光される所定の画像データに基づくレーザービームを、ポリゴンミラー20、レンズ21a、反射鏡22、レンズ21bの順に通過あるいは反射させて、プロセスユニット18における感光体ドラム23の表面上に高速走査にて照射させている。
[プロセスユニット18の構成の説明]
プロセスユニット18は、感光体ドラム23、スコロトロン型帯電器37、転写ローラ25等を有するドラムカートリッジと、そのドラムカートリッジに着脱自在な現像カートリッジ24とから構成されている。現像カートリッジ24は、トナー収容部26、現像ローラ27、層厚規制ブレード28、トナー供給ローラ29等を備えている。
トナー収容部26には、現像剤として、正帯電性の非磁性1成分の重合トナーが充填されており、そのトナーがトナー供給ローラ29によって現像ローラ27に供給され、この時、トナー供給ローラ29と現像ローラ27との間で正に摩擦帯電され、さらに、現像ローラ27上に供給されたトナーは、現像ローラ27の回転に伴って、層厚規制ブレード28の摺擦により一定厚さの薄層として現像ローラ27上に担持される。一方、回転する感光体ドラム23は現像ローラ27と対向して配置され、ドラム本体が接地されると共に、その表面が有機系感光体材料、例えば、ポリカーボネートなどから構成される正帯電性の感光層により形成されている。
このレーザプリンタ1では、転写ローラ25によってトナー像が用紙3に転写された後に感光体ドラム23の表面上に残存する残存トナーを、現像ローラ27によって回収する、いわゆるクリーナレス方式によって残存トナーを回収するようにしている。このようなクリーナレス方式によって感光体ドラム23の表面上の残存トナーを回収すれば、ブレードなどのクリーナ装置や廃トナーの貯留手段を設ける必要がないため、装置構成の簡略化、小型化およびコストの低減化を図ることができる。
スコロトロン型帯電器37は、感光体ドラム23の上方に、感光体ドラム23に接触しないように、所定の間隔を隔てて配設されている。スコロトロン型帯電器37は、タングステンなどの帯電用ワイヤからコロナ放電を発生させる正帯電用のスコロトロン型の帯電器であり、感光体ドラム23の表面を一様に正極性に帯電させるように構成されている。
そして、感光体ドラム23の表面は、その感光体ドラム23の回転に伴なって、まず、スコロトロン型帯電器37により一様に正帯電された後、スキャナユニット17からのレーザービームの高速走査により露光され、所定の画像データに基づく静電潜像が形成される。
次いで、現像ローラ27の回転により、現像ローラ27上に担持されかつ正帯電されているトナーが、感光体ドラム23に対向して接触する時に、感光体ドラム23の表面上に形成される静電潜像、すなわち、一様に正帯電されている感光体ドラム23の表面のうち、レーザービームによって露光され電位が下がっている露光部分に供給され、選択的に担持されることによって可視像化され、これによってトナー像が達成される。
転写ローラ25は、感光体ドラム23の下方において、この感光体ドラム23に対向するように配置され、前記ドラムカートリッジに図1において時計方向に回転可能に支持されている。この転写ローラ25は、金属製のローラ軸に、イオン導電性のゴム材料からなるローラが被覆されており、転写時には、転写バイアス印加電源から転写バイアス(転写順バイアス)が印加されるように構成されている。そのため、感光体ドラム23の表面上に担持されたトナー像は、用紙3が感光体ドラム23と転写ローラ25との間を通る間に用紙3に転写される。
[定着装置19の構成の説明]
定着装置19は、図1に示すように、プロセスユニット18より側方の搬送方向下流側に配設され、1つの加熱ローラ31と、この加熱ローラ31を押圧するように配置された加圧ローラ32と、これらの下流側に設けられる1対の搬送ローラ33を備えている。加熱ローラ31は、アルミ等の金属製で加熱のためのハロゲンランプ等のヒータを備えており、プロセスユニット18において用紙3上に転写されたトナーを、用紙3が加熱ローラ31と加圧ローラ32との間を通過する間に熱定着させる。その後、用紙3は搬送ローラ33によって、本体ケース2内の一側の排紙パスにおける搬送ローラ34および排紙ローラ35により搬送され、その後排紙トレイ36上に排紙される。なお、定着装置19は、スキャナユニット17およびプロセスユニット18とともに、画像形成手段に該当する。
[裏面印刷を行うための構成の説明]
また、本実施例のレーザプリンタ1は、用紙3の表裏両面に画像を形成するための再搬送ユニット41を備えている。再搬送ユニット41は、反転機構部42と再搬送トレイ43とが一体的に構成され、本体ケース2の後部側に反転機構部42が外付けされ、再搬送トレイ43が最上位置のフィーダ部4の上方に挿入するような状態で、着脱自在に装着されている。
反転機構部42は、本体ケース2の後壁に外付けされた断面略矩形状のケーシング44と、その内部のフラッパ45、反転ローラ46および再搬送ローラ47等からなる。前記ケーシング44の上端部には反転ガイドプレート48が上向きに突出している。
フラッパ45は、本体ケース2内の後部の搬送ローラ33の下流側近傍にて回動可能に配置され、図示しない電磁ソレノイドの励磁、非励磁の切替えにより、一方の面に画像形成されて搬送ローラ33によって搬送された用紙3を、搬送ローラ34に向かう方向と、反転ローラ46に向かう方向とに選択的に切替えできる。片面印刷された用紙3を排紙トレイ36に排紙する場合には、フラッパ45を上向き回動させる。両面印刷する場合には、フラッパ45を反転ローラ46に向かう方向に切替える。そして、正逆回転切替え可能な反転ローラ46にて挟持された用紙3は、まず、反転ローラ46の正回転により反転ガイドプレート48に向かって搬送され、その後、反転ローラ46の逆回転により用紙3を再搬送ローラ47に逆送りし、再搬送トレイ43における湾曲ガイド板52からトレイ本体50上の斜行ローラ51により、図示しない基準板に用紙3の側縁が当接されながら搬送され、再搬送ガイド板53を介して、前記搬送ローラ10の箇所に戻される。これにより、搬送ローラ10、レジストローラ9の箇所では、用紙3の非印字面が上面に向くように反転される結果、その状態で画像形成位置Pを通過させると、用紙3の裏面に画像形成できることになる。
[レーザプリンタ1の制御系の説明]
次に、レーザプリンタ1の制御系を図3のブロック図を参照しながら説明する。この制御系では、図3に示すように、搬送動作の制御等のための各種演算を実行するCPU(中央演算装置)85と、制御プログラム等を記憶させたROM(読み出し専用メモリ)86と、各種のデータを一時的に記憶させるRAM(随時読み書き可能メモリ)87と、画像データ展開用メモリ88と、入出力インターフェース89等を備えている。そして、CPU85は、図示しないコンピュータ等から入出力インターフェース89を介して印字ジョブや画像形成の指令を受け取ることができる。なお、CPU85は、画像形成制御手段、画像データ生成手段および設定手段に該当する。
[RAM87の記憶内容の説明]
このうち、RAM87は、印字ジョブを記憶しておくのに利用される。この印字ジョブには、図4(a)に例示するように、ジョブ名や、要求者名、インターフェース(I/F)情報、UEL(Universal Exit Languageの略)情報、ページ情報などが挙げられる。このページ情報には、ページ番号や、用紙サイズ、イメージデータなどが含まれている。なお、「要求者名」は、特許請求の範囲における「印字データを送信した端末を特定する情報」に該当する。また、「I/F情報」は、特許請求の範囲における「印字データを受信した受信ポート」に該当する。また、「UEL情報」は、特許請求の範囲における「印字データのコマンド体型」に該当する。
また、RAM87は、フォーマットデータ(被合成データに相当)、印字条件情報を記憶しておくのに利用される。このうちフォーマットデータとは、例えば証書や届け書、願書など各種文書の書式、例えば「顧客用」や「控え用」、「社内秘」など書類に付するスタンプマークなどを表すデータであり、それぞれにはマクロIDが付されている。また、印字条件情報とは、印字データを印字する印字部数を示す「印字部数情報」、印字部毎にフォーマットデータを指定する「マクロID」、および印字部毎に複数の給紙トレイ6の一つを指定する「トレイ情報」といったカーボンコピーを実行するための情報などがあり、図4(b)に示すような表形式でRAM87に記憶されている。なお、ここで云う「カーボンコピー」とは、印字データを複製し、その複製した印字データにフォーマットデータを付加して新たな印字データを複数作成し、印字することを云う。一例を挙げると、印字データを複製し、その複製した印字データに、「顧客用」とスタンプマークを付加して新たな印字データを作成し、印字するといった具合である。
この印字条件情報は、図4(b)に例示するように、二段階の階層を有する構造にてRAM87に格納されている。まず、第一階層には、項目「Carbon Copy」が格納されている。また、第二階層には、項目「Carbon Copy Menu」、項目「Copies」、項目「Copy1 Tray」、項目「Copy1 Macro」、項目「Copy2 Tray」、項目「Copy2 Macro」などが格納されている。なお、印字部数に応じて、項目「Copy3 Tray」、項目「Copy3 Macro」、・・・、項目「Copy(N) Macro」、項目「Copy(N) Tray」(Nは1以上の整数)を格納する。このうち、項目「Carbon Copy Menu」は、カーボンコピー機能に関する設定内容を表し、カーボンコピー機能を有効にする設定「ON」、カーボンコピー機能を無効にする設定「OFF」、プリンタドライバ経由である場合に付加されるUEL情報が印刷ジョブに含まれていない場合のみカーボンコピー機能を有効にする設定「Auto」、および印字ジョブをローカルネットワーク経由で受信した場合にのみカーボンコピー機能を有効にする設定「Local」を選択肢としている。また、本実施例では、設定「OFF」が初期設置されている。また、項目「Copies」は、カーボンコピーを行う場合の印字部数を示す変数であり、その値は1以上の整数値である。なお、数値「1」が初期設定値となっている。さらに、項目「Copy(N) Tray」(Nは1以上の整数)は、N部目を画像形成する際に用紙3を給紙する給紙トレイ6を指定する項目であり、給紙トレイを自動的に選択する設定「Auto」、一番目の給紙トレイ6を選択する設定「Tray1」、二番目の給紙トレイ6を選択する設定「Tray2」、三番目の給紙トレイ6を選択する設定「Tray3」を選択肢としている。なお、設定「Auto」を除く設定「Tray1」や設定「Tray2」などは、レーザプリンタ1が備える給紙トレイ6の数量に応じて登録される。また、項目「Copy(N) Macro」(Nは1以上の整数)は、N部目を画像形成する際に印字データと合成するフォーマットデータのマクロID番号を指定する項目である。
なお、RAM87は、印字条件情報記憶手段、印字データ記憶手段およびフォーマットデータ記憶手段に該当する。
[各種センサの構成、各駆動モータの構成、各クラッチの構成の説明]
また、レーザプリンタ1の制御系においては、図3に示すように、第3用紙センサ54、第2用紙センサ55、第1用紙センサ56および画像タイミングセンサ57が、入力インターフェースを介してCPU85に接続されており、前記各センサからの検知信号がCPU85に入力される。また、第1駆動モータ63、第2駆動モータ66、給紙ローラ12のための第4クラッチ70、搬送ローラ11のための第3クラッチ80、搬送ローラ10のための第2クラッチ81、レジストローラ9のための第1クラッチ82が、出力インターフェースを介してCPU85に接続されている。
このうち、第1駆動モータ63は、図示しない歯車列を介して、搬送ローラ10の駆動ローラ10aの駆動軸に接続され、第1駆動モータ63の回転力を伝達することにより搬送ローラ10の駆動ローラ10aを図2における時計方向に回転させる。また、第1駆動モータ63は、図示しない歯車列を介して搬送ローラ11の駆動ローラ11aの駆動軸に接続されており、第1駆動モータ63の回転力を伝達することにより搬送ローラ11の駆動ローラ11aを図2における時計方向に回転させる。さらに、第1駆動モータ63は、図示しない歯車列を介して給紙ローラ12の駆動軸に接続されており、第1駆動モータ63の回転力を伝達することにより給紙ローラ12を図2における時計方向に回転させる。
また、第2駆動モータ66は、図示しない歯車列を介して感光体ドラム23の駆動軸に接続されており、第2駆動モータ66の回転力を伝達することにより感光体ドラム23を図2における反時計方向に回転させる。また、第2駆動モータ66は、図示しない歯車列を介してレジストローラ9の駆動ローラ9aに接続されており、第2駆動モータ66の回転力を伝達することによりレジストローラ9の駆動ローラ9aを図2における時計方向に回転させる。
また、第1クラッチ82、第2クラッチ81、第3クラッチ80は、それぞれ対応する駆動ローラ側に介挿された電磁クラッチ(図示せず)であり、これら電磁クラッチを接続状態とした場合には、駆動モータの駆動力をそれぞれ対応する駆動ローラに伝達し、一方、電磁クラッチを遮断状態とした場合には、駆動モータの駆動力をそれぞれ対応する駆動ローラには伝達せずに駆動ローラを空転させるよう構成されている。
また、CPU85には、操作部92から入力された各種指示に基づいて、後述する印字条件情報設定処理や、印字部数設定処理、マクロ選択処理、トレイ情報設定処理などの各種処理を実行したり、処理結果などを表示部91に表示させたりする。
なお、本実施例のレーザプリンタ1のその他の構成は、公知技術に従っているので、詳細な説明は省略する。
[印字条件情報設定処理についての説明]
次に、レーザプリンタ1の制御系が実行する印字条件情報設定処理を、図5(a)を参照しながら説明する。なお、図5(a)はレーザプリンタ1の制御系が実行する印字条件情報設定処理を説明する説明図である。ここではレーザプリンタ1が3つの給紙トレイ6を備える場合を例に説明するが、レーザプリンタ1が2つ以上の給紙トレイ6を備える場合であれば本処理を適用できる。
まず、操作部92を介してカーボンコピー機能を設定する旨の指示をユーザから受け付けた場合には、図5(a)に示すように、項目「Carbon Copy」をRAM87から読み出して表示部91に表示させる。
操作部92のキー「Set」が押下されると、項目「Carbon Copy Menu」をRAM87から読み出して表示部91に表示させる。さらに、キー「Set」が押下されると、初期設定されている設定「OFF」をRAM87から読み出して表示部91に表示される。なお、記号「*」は、その項目が現在設定されている設定内容であることを示す。設定「OFF」が表示された状態から、キー「→」が押下されるごとに、設定「ON」、設定「Auto」、設定「Local」をRAM87から順に読み出して表示部91に表示させる。また、設定「LOCAL」が表示された状態から、キー「←」が押下されるごとに、キー「→」が押下された場合とは逆の順に選択肢をRAM87から読み出して表示部91に表示させる。ここで、操作部92のキー「Set」が押下されると、現在表示されている設定が選択されたとみなしてその右方に記号「*」を表示させる。
なおここで、設定「OFF」以外の設定が選択されると、項目「Copies」をRAM87から読み出して表示部91に表示させるとともに、後述する印字部数設定処理に移行する。
[印字部数設定処理についての説明]
次に、レーザプリンタ1の制御系が実行する印字部数設定処理を、図5(b)および図6(a)を参照しながら説明する。なお、図5(b)は、レーザプリンタ1の制御系が実行する印字部数情報設定処理を説明する説明図であり、図6(a)は、レーザプリンタの制御系が実行する印字部数情報設定処理を説明する説明図である。
本処理は、先の印字条件情報設定処理において、項目「OFF」以外の項目が選択された場合に実行される。
まず、先の印字条件情報設定処理において、設定「OFF」以外の設定が選択されたことにより、図5(b)に示すように、項目「Copies」が表示部91に表示されている場合において、操作部92のキー「Set」が押下されると、印字部数の初期設定値をRAM87から読み出して表示部91に表示させる。本実施例では、印字部数の初期設定値が数値「1」に設定されている。
ここで、操作部92のキー「←」が押下されると、RAM87が記憶する印字部数の記憶内容を1枚減少させるとともに、変更後の印字部数を表示部91に表示させる。一方、操作部92のキー「→」が押下されると、RAM87が記憶する印字部数の記憶内容を1枚増加させるとともに、変更後の印字部数を表示部91に表示させる。ここで、操作部92のキー「Set」が押下されると、現在表示されている印字部数で決定されたとみなしてその右方に記号「*」を表示させる。
なお、項目「Copies」が表示部91に表示されている際に、操作部92のキー「←」またはキー「→」が押下されると、項目「Carbon Copy Menu」をRAM87から読み出して表示部91に表示させる。さらに、操作部92のキー「Set」が押下されると、先の印字条件情報設定処理に移行することができる。
さて、上述のように印字部数が決定されると、図4(b)に示した表の第二階層に、その印字部数分の、項目「Copy(N) Tray」、および項目「Copy(N) Macro」が登録される。さらに、上述の項目「Copy(N) Tray」それぞれには、その印字部数分の項目「Tray(N)」が登録される(図4(b)を参照。)。
ここで、操作部92のキー「←」またはキー「→」を押下すると、図6(a)に示すように、第二階層の各項目をRAM87から順に読み出して表示部91に表示させる。具体的には、項目「Copies」が表示部91に表示された状態から、操作部92のキー「→」が押下されると、項目「Copy1 Tray」、項目「Copy1 Macro」、項目「Copy2 Tray」、項目「Copy2 Macro」、項目「Copy3 Tray」、項目「Copy3 Macro」、項目「Carbon Copy Menu」をRAM87から順に読み出して表示部91に表示させる。一方、項目「Copies」が表示部91に表示された状態から、操作部92のキー「←」が押下されると、操作部92のキー「→」が押下された場合とは逆の順に各項目をRAM87から読み出して表示部91に表示させる。
なおここで、項目「Copy(N) Macro」が表示部91に表示された状態において、操作部92のキー「Set」が押下されると、項目「Copy(N) Macro」をRAM87から読み出して表示部91に表示させるとともに、後述するマクロ選択処理に移行する。また、項目「Copy(N) Tray」が表示部91に表示された状態において、操作部92のキー「Set」が押下されると、後述するトレイ情報設定処理に移行する。
[マクロ選択処理についての説明]
次に、レーザプリンタ1の制御系が実行するマクロ選択処理を、図6(b)および図6(c)を参照しながら説明する。なお、図6 (b)は、レーザプリンタの制御系が実行するマクロ選択処理を説明する説明図であり、図6(c)は、レーザプリンタの制御系が実行するマクロ選択処理を説明する説明図である。
本処理は、先の印字部数設定処理において、項目「Copy(N) Macro」が選択された場合に実行される。
まず、先の印字部数設定処理において、項目「Copy(N) Macro」が選択されたことにより、図6(b)に示すように、項目「Copy(N) Macro」が表示部91に表示されている場合において、操作部92のキー「Set」が押下されると、マクロIDの初期設定値をRAM87から読み出して表示部91に表示させる。本実施例では、マクロIDの初期設定値が数値「1」に設定されている。
ここで、操作部92のキー「←」またはキー「→」が押下させると、N個のマクロが登録されている場合には、数値「1」から数値「N」を表示部91に表示させる。具体的には、数値「1」が表示部91に表示された状態から、操作部92のキー「→」が押下されると、数値「2」から数値Nへ向かって昇順に表示部91に表示させる。一方、項目「1」が表示された状態から、操作部92のキー「←」が押下されると、数値[N]から数値「2」へ向かって降順に表示部91に表示させる。なお、マクロが登録されていない場合には、図6(c)に示すように、「NO MACRO!!」と表示部91に表示させる。ここで、操作部92のキー「Set」が押下されると、現在表示されている数値に対応するマクロが選択されたとみなし、その数値の右方に記号「*」を表示させる。そして、項目「Copies」をRAM87から読み出して表示部91に表示させるとともに、印字部数設定処理に移行する。
[トレイ情報設定処理についての説明]
次に、レーザプリンタ1の制御系が実行するトレイ情報設定処理を、図7(b)のフローチャートを参照して説明する。本処理は、先の印字部数設定処理において、項目「Copy(N) Tray」が選択された場合に実行される。
まず、最初のステップ310(以下、「ステップ」を単に「S」と記す。)では、先の印字部数設定処理において項目「Copy(N) Tray」が選択されると、項目「Copy1 Tray」から項目「Copy(N) Tray」および各トレイ情報の設定内容をRAM87から読み出して表示部91に表示させる。本実施例では、トレイ情報の初期設定が設定「Auto」に設定されている。
続くS320では、トレイ情報が変更されたか否かを判断する。なお、トレイ情報の変更は次のように実行される。すなわち、操作部92のキー「←」またはキー「→」が押下されると、項目「Copy1 Tray」から項目「Copy(N) Tray」を順に表示部91に表示させる。ここで、操作部92のキー「Set」が押下されると、現在表示されている項目の設定内容を変更する処理に移行する。続いて操作部92のキー「←」またはキー「→」が押下されると、項目「Tray1」から項目「Tray(N)」および項目「Auto」を順に表示させる。ここで、操作部92のキー「Set」が押下されると、現在表示されている項目が選択されたとみなし、RAM87が記憶するトレイ情報の記憶内容をその内容に更新する。
さてS320に戻り、ここで、RAM87の記憶内容を参照してトレイ情報が変更されていない場合には(S320:N)、トレイ情報が変更されるまでこのS320を再び繰り返す。ただし、操作部92を介して本処理を終了する旨の指示をユーザから受け付けた場合には、本処理を終了する。一方、トレイ情報が変更された場合には(S320:Y)、S330に移行する。
S330では、先のS320にて変更されたと判断されたトレイ情報の設定内容をRAM87から読み出す。
S340では、先のS330にて読み出したトレイ情報の設定内容が設定「Auto」であるか否かを判断する。ここで、トレイ情報の設定内容が設定「Auto」ではない場合には(S340:N)、その設定値をそのまま表示させ(S360)、本処理を終了する。一方、トレイ情報の設定内容が設定「Auto」である場合には(S340:Y)、S350に移行する。
S350では、他のTray項目において、特定のトレイを指定しているか否かを判断する。ここで、他のTray項目において、特定のトレイを指定していない場合には(S350:Y)、項目「Auto」を表示部91に表示させ(S370)、本処理を終了する。一方、他のTray項目において、特定のトレイを指定している場合には(S350:Y)、項目「Remaining Tray」を表示部91に表示させる(S380)。ここで、項目「Remaining Tray」とは、特定のトレイを除いた他のトレイのうちの一つを選択する設定内容を云う。そして本処理を終了する。
一例を挙げると、図7(a)に例示するように、全ての項目が「AUTO」である場合において、項目「Copy2 Tray」に対して「Tray1」を指定すると、上記処理により、項目「Copy1 Tray」および項目「Copy3 Tray」を、項目「Remaining Tray」にそれぞれ再設定するといった具合である。また、図7(a)に例示するように、項目「Copy2 Tray」に対する設定を、「Tray1」から「AUTO」に変更すると、項目「Copy1 Tray」および項目「Copy3 Tray」を、項目「Remaining Tray」から「AUTO」に再設定するといった具合である。
[画像データ生成処理についての説明]
次に、レーザプリンタ1の制御系が実行する、画像データ生成処理について、図8のフローチャートを参照しながら説明する。本処理は、レーザプリンタ1の電源が入っている状態において、図示しないパーソナルコンピュータなどから入出力インターフェース89を介して印字ジョブを受け取った際に実行される。
まず、受信した印字ジョブをRAM87に一旦記憶した後(S110)、その印字ジョブを解析するとともに、RAM87が記憶する印字条件情報の設定内容を確認する(S120〜S160)。
S120では、RAM87が記憶する印字条件情報の設定内容におけるカーボンコピー(CC)機能の設定が設定「ON」であるか否かを判断する。ここで、カーボンコピー機能の設定が設定「ON」であると判断した場合には(S120:Y)S200に移行し、後述するカーボンコピー処理を実行する。一方、カーボンコピー機能の設定が設定「ON」ではないと判断した場合には(S120:N)、S130に移行する。
S130では、RAM87が記憶する印字条件情報の設定内容におけるカーボンコピー機能の設定内容が設定「Auto」であるか否かを判断する。ここで、カーボンコピー機能の設定が設定「Auto」であると判断した場合には(S130:Y)、S140に移行する。一方、カーボンコピー機能の設定内容が設定「Auto」ではないと判断した場合には(S130:N)、S150に移行する。
S140では、印字ジョブにUEL情報が含まれているか否かを判断する。ここで、印字ジョブにUEL情報が含まれていないと判断した場合には(S140:N)、その印字ジョブがプリンタドライバ経由でなく、本実施例のレーザプリンタ1に直結された専用端末などから直接送信された可能性が高い、つまり本実施例のレーザプリンタ1をカーボンコピー機能専用プリンタとして使用しようとしている可能性が高いと判断してS200に移行し、後述するカーボンコピー処理を実行する。一方、印字ジョブにUEL情報が含まれていると判断した場合には(S140:Y)、その印字ジョブがプリンタドライバを経由しており、本実施例のレーザプリンタ1を共有プリンタとして使用しようとしていると判断し、印字ジョブに含まれる印字データを、画像データ展開用メモリ88を利用して画像データに変換して印刷処理を実行する。
S150では、RAM87が記憶する印字条件情報の設定内容におけるカーボンコピー機能の設定が設定「Local」であるか否かを判断する。ここで、カーボンコピー機能の設定が設定「Local」であると判断した場合には(S150:Y)、印字ジョブがローカル接続により送信され、本実施例のレーザプリンタ1をカーボンコピー機能専用プリンタとして使用しようとしている可能性が高いので、S160に移行する。一方、カーボンコピー機能の設定が設定「Local」ではないと判断した場合には(S150:N)、印字ジョブがネットワーク経由で送信され、本実施例のレーザプリンタ1を共有プリンタとして使用しようとしていると想定されるので、印字ジョブに含まれる印字データを、画像データ展開用メモリ88を利用して画像データに変換して印刷処理を実行する。
S160では、印字ジョブに含まれるI/F情報がLocalであるか否かを判断する。ここで、印字ジョブに含まれるI/F情報がLocalではないと判断した場合には(S160:N)、印字ジョブに含まれる印字データを、画像データ展開用メモリ88を利用して画像データに変換して印刷処理を実行する。一方、印字ジョブに含まれるI/F情報がLocalであると判断した場合には(S160:Y)、S200に移行し、後述するカーボンコピー処理を実行する。
[カーボンコピー処理についての説明]
次に、レーザプリンタ1の制御系が、画像データ生成処理のサブルーチンとして実行する図8に示すカーボンコピー処理(S200)について、図9のフローチャートを参照しながら説明する。本処理は、画像データ生成処理にて、S120においてカーボンコピー機能の設定が設定「ON」であると判断した場合、S140において印字ジョブにUEL情報が含まれていないと判断した場合、または、S160において印字ジョブに含まれるI/F情報がLocalであると判断した場合の何れかにおいて実行される。
まず、最初のS210では、変数aを、印字ジョブを印刷する部数(図4(b)の項目「Copies」に格納されている個数に対応する。)に設定するとともに、変数bを数値「1」に設定する。なお、これら変数aおよび変数bの値は、常に1以上の整数である。
続いて、次のように画像データを生成する(S220〜S240)。すなわち、この時点の変数bの値に基づいて、RAM87が記憶する印字条件情報の設定内容におけるb部目のトレイ情報をRAM87から読み出す(S220)。次に、印字ジョブに含まれる印字データをRAM87から読み出すとともに、同じく時点の変数bの値に基づいて、RAM87が記憶する印字条件情報の設定内容におけるb部目のマクロIDに対応するフォーマットデータをRAM87から読み出す(S230)。さらに、読み出した印字データとフォーマットデータとを、画像データ展開用メモリ88を利用して合成して画像データを生成する。そして、生成された画像データはRAM87に記憶させる(S240)。
続くS250では、変数bの値を数値「1」増加させる。
続くS260では、変数aの値と変数bの値とが一致しているか否かを判断する。ここで、変数aの値と変数bの値とが一致していない場合には(S260:N)、指定された印字部数の画像データが生成されていないと判断してS220に戻り、S220以下の処理を繰り返し実行する。一方、変数aの値と変数bの値とが一致している場合には(S260:Y)、指定された印字部数の画像データが生成されたと判断して印刷処理(後述)を実行する。
[印刷処理についての説明]
次に、レーザプリンタ1の制御系が実行する印刷処理について、図1,2を参照しながら説明する。
本処理は、レーザプリンタ1の電源が入り、初期動作を実行して待機状態である際に、上述の画像データ生成処理が実行された後に続いて実行される。なお、上述の初期動作では、次のような動作を実行する。すなわち、第2駆動モータ66等を作動させることにより、プロセスユニット18における感光体ドラム23や転写ローラ25、現像ローラ27、定着装置19の加熱ローラ31を回転させるとともに、加熱ローラ31のヒータの電源を入れるなどの初期動作を実行する。
さて、画像データ生成処理が終了すると、RAM87から画像データを読み出すとともに、その読み出した画像データに対応するトレイ情報を読み出す。そして、そのトレイ情報に基づいて次のように給紙トレイ6を選択する。
(A)トレイ情報が「Tray1」など特定のトレイを指定するものである場合には、そのトレイに対応する給紙トレイ6を選択する。
(B)特定のトレイ情報において設定「Auto」が設定されている場合には、全ての給紙トレイ6の中から一つを選択する。一例を挙げると、トレイごとに優先度を設定しておき、用紙3を備えるトレイのうち、優先度の高いトレイを選択するといった具合である。
(C)特定のトレイ情報において設定「Remaining Tray」が設定されている場合には、他のトレイ情報において設定されていないトレイを検索し、その検索されたトレイの中から一つを選択する。一例を挙げると、トレイごとに優先度を設定しておき、他のトレイ情報において設定されていないトレイを検索し、その検索されたトレイのうち、優先度が高いトレイを選択するといった具合である。
そして、トレイ情報に基づいて選択された給紙トレイ6から用紙3を給紙させる。具体的には、選択された給紙トレイ6に対応する給紙ローラ12に駆動力を短時間だけ伝達すべくクラッチ70を接続したのちに切断して給紙ローラ12を回転させる。給紙ローラ12が回転すると、給紙トレイ6の最上位にある用紙3が、給紙ローラ12および分離パッド13により1枚毎に給紙トレイ6から取り出され、その先端が搬送経路7における第3用紙センサ54に接近するように搬送される。
用紙3を検出したことを示す検出信号を第3用紙センサ54から受信すると、第3クラッチ80を接続にして搬送ローラ11を回転させる。そして、給紙ローラ12により、用紙3の先端部が搬送ローラ11における駆動ローラ11aと従動ローラ11bとの間に搬送されると、用紙3は搬送ローラ11によって搬送ローラ10の方向に搬送される。この搬送ローラ11による用紙搬送状態では、前述のように給紙ローラ12は空転状態であるので、用紙3の後半側は給紙ローラ12にて拘束されることはなく、1枚の用紙3の全体は搬送ローラ10の駆動力にて搬送下流側に搬送される。
用紙3を検出したことを示す検出信号を第2用紙センサ55から受信すると、第2クラッチ81を接続することにより、搬送ローラ10を回転させる。その後所定時間経過後に、搬送上流側である搬送ローラ11を空転させるべく第3クラッチ80を遮断する。すると、1枚の用紙3の全体は搬送ローラ10によりレジストローラ9に搬送される。
用紙3を検出したことを示す検出信号を第1用紙センサ56から受信すると、第1クラッチ82を接続することによりレジストローラ9を回転させるとともに、第2クラッチ81を遮断して搬送ローラ10を空転状態にする。すると、用紙3はレジストローラ9によって搬送され、所定のレジスト後にレジストローラ9により画像形成位置Pに送られる。
用紙3を検出したことを示す検出信号を画像タイミングセンサ57から受信すると、スキャナユニット17を作動させる。具体的には、図示しないレーザ発光部から発光される画像データに基づくレーザービームを、ポリゴンミラー20、レンズ21a、反射鏡22、レンズ21bの順に通過あるいは反射させて、プロセスユニット18における感光体ドラム23の表面上に高速走査にて照射させる。すると、画像データに基づく静電潜像が感光体ドラム23に形成される。
また、現像ローラ27の回転により、現像ローラ27上に担持されかつ正帯電されているトナーが、感光体ドラム23に対向して接触する時に、感光体ドラム23の表面上に形成される静電潜像、すなわち、一様に正帯電されている感光体ドラム23の表面のうち、レーザービームによって露光され電位が下がっている露光部分に供給され、選択的に担持されることによって可視像化され、これによってトナー像が達成される。
そして、画像タイミングセンサ57からの検出信号を受信してから所定時間経過後に、第1クラッチ82を遮断して、レジストローラ9における駆動ローラ9aを空転させる。すると、用紙3の先端縁が、感光体ドラム23と転写ローラ25とにより挟持されて用紙3の全体が搬送されることになり、画像形成位置Pに到達したトナー像が用紙3上に転写される。トナー像が転写された用紙3は定着装置19に送られる。なお、トナー像を用紙3に転写した後の感光体ドラム23の表面は、現像ローラ27によりクリーニングされる。また、用紙3が通過したことを示す検出信号を第1用紙センサ56から受信すると、用紙3の後端がレジストローラ9を通過完了していると判断してレジストローラ9の駆動ローラ9aと従動ローラ9bを停止させる。
続いて、定着装置19に送られた用紙3は、回転する加熱ローラ31と加圧ローラ32との押圧部を通過し、これら加熱ローラ31および加圧ローラ32によって可視像が用紙3に熱定着される。
ここで、(イ)片面印刷された用紙3を排紙トレイ36に排紙する場合には、フラッパ45を上向き回動させる。さらに、可視像が熱定着した用紙3は、搬送ローラ33によって排紙パスにおける搬送ローラ34および排紙ローラ35に搬送され、その後排紙トレイ36上に排紙される。
また、(ロ)両面印刷する場合には、フラッパ45を反転ローラ46に向かう方向に切替える。そして、正逆回転切替え可能な反転ローラ46にて挟持された用紙3は、まず、反転ローラ46の正回転により反転ガイドプレート48に向かって搬送され、その後反転ローラ46の逆回転により用紙3を再搬送ローラ47に逆送りし、再搬送トレイ43における湾曲ガイド板52からトレイ本体50上の斜行ローラ51により、図示しない基準板に用紙3の側縁が当接されながら搬送され、再搬送ガイド板53を介して、前記搬送ローラ10の箇所に戻される。これにより、搬送ローラ10、レジストローラ9の箇所では、用紙3の非印字面が上面に向くように反転される結果、その状態で画像形成位置Pを通過させると、用紙3の裏面に画像形成できることになる。可視像が転写された用紙3は、定着装置19に送られて熱定着される。フラッパ45を上向き回動させたのち、さらに、可視像が熱定着した用紙3は、搬送ローラ33によって排紙パスにおける搬送ローラ34および排紙ローラ35に搬送され、その後排紙トレイ36上に排紙される。
また、画像データが複数存在する場合には、次の画像データをRAM87から読み出すとともに、その読み出した画像データに対応するトレイ情報を読み出す。そして、上述のようにそのトレイ情報に基づいて給紙トレイ6を選択して同様の処理を繰り返す。
[効果]
このように実施例のレーザプリンタ1によれば、次のような効果を奏する。
(1)従来のレーザプリンタにおいては、例えば顧客用と控え用とで異なる被記録媒体としての用紙を使用する場合には、例えば同一の給紙トレイの中に、一部目には顧客用の用紙を、二部目には控え用の用紙を順に積載するといった作業が必要となり、ユーザに手間がかかっていた。これに対して、本実施例のレーザプリンタでは、次のように作用する。すなわち、RAM87が記憶する印字条件情報の設定内容におけるb部目のトレイ情報をRAM87から読み出す(S220)。次に、印字ジョブに含まれる印字データをRAM87から読み出すとともに、RAM87が記憶する印字条件情報の設定内容におけるb部目のマクロIDに対応するフォーマットデータをRAM87から読み出す(S230)。さらに、読み出した印字データとフォーマットデータとを、画像データ展開用メモリ88を利用して合成して画像データを生成する(S240)。そして、b部目のトレイ情報にて指定された給紙トレイ6から給紙させた用紙3に、その画像データに基づき画像形成させる。このことにより、ユーザに手間をかけることなく、異なるフォーマット(例えば顧客用と控え用)の画像形成を行うことができる。
(2)また、トレイ情報設定処理においては、例えば顧客用の用紙3を積載する特定の給紙トレイ6について特定の印字部に対して設定しておけば、その他の印字部に対してはその特定の給紙トレイ6以外の給紙トレイ6を自動的に設定するので、全ての印字部に対して給紙トレイ6を設定する場合に比べて、ユーザの手間がかからない。
(3)さらに、上述のカーボンコピー処理においては、カーボン機能を有効にするか否かが自動的に判断されるので、例えば顧客用および控え用を作成する必要がある書類を作成するための設定と、一般文書を作成するための設定とをユーザが切り替える手間を省くことができる。
(4)また、ユーザが操作部92を介して印字条件情報を設定するよう構成したので、ユーザが画像形成を行うごとに、印字条件情報を作成してレーザプリンタ1に送信する必要がなく、ユーザの利便性を向上させることができる。また、設定された印字条件情報はRAM87に記憶されるので、印字条件情報を一度作成しておけば、変更がない限り再度印字条件情報を作成する必要がなく、ユーザの利便性を向上させることができる。
(5)また、RAM87がフォーマットデータを予め記憶しているので、ユーザが画像形成を依頼するごとに、印字データとともにフォーマットデータをレーザプリンタ1に送信する必要がなく、ユーザの利便性を向上させることができる。
[別実施例]
(1)上記実施例では、本発明をレーザプリンタ1に適用したが、カラーレーザプリンタや、インクジェットプリンタ等他の形態のプリンタに本発明を適用してもよい。
(2)上記実施例では、RAM87がフォーマットデータを予め記憶しているが、これには限られず、フォーマットデータを印字データとともに送信してもらい、入出力インターフェース89を介して受信するようにしてもよい。
(3)上記実施例では、ユーザが操作部92を介して印字条件情報を設定するよう構成されているが、これには限られず、パーソナルコンピュータなどで作成した印字条件情報を印字データとともに送信してもらい、入出力インターフェース89を介して受信してRAM87に記憶するようにしてもよい。
(4)上記実施例では、印字条件情報が、「印字部数情報」、「マクロID」および「トレイ情報」といったカーボンコピーを実行するための情報を含んでいるが、これには限られず、例えば、2つの給紙トレイ6のうち、一方の給紙トレイ6には所定の場所に「顧客用」と印刷された用紙が積載され、他方の給紙トレイ6には所定の場所に「控え用」と印刷された用紙が積載されている場合や、一方の給紙トレイ6には顧客用に青色の用紙が積載され、他方の給紙トレイ6には控え用に白色の用紙が積載されている場合など、異なる用紙が給紙トレイ6に積載されていれば、印字データから画像データを生成する際に、フォーマットデータと合成しなくても画像形成後の用紙3を区別することができると考えられる。そこで、印字条件情報が、フォーマットデータを指定するための「マクロID」を除く、「印字部数情報」および「トレイ情報」を含むようにしてもよい。このようにしても上記実施例と同様の作用効果を奏する。
実施例のレーザプリンタの概略断面図である。 実施例のレーザプリンタの用紙搬送経路周辺の概略断面図である。 実施例のレーザプリンタの制御系のブロック図である。 (a)は、実施例の印字ジョブを示す説明図であり、(b)は、実施例のRAMが記憶する印字条件情報を示す説明図である。 (a)は、レーザプリンタの制御系が実行する印字条件情報設定処理を説明する説明図であり、(b)は、レーザプリンタの制御系が実行する印字部数情報設定処理を説明する説明図(1)である。 (a)は、レーザプリンタの制御系が実行する印字部数情報設定処理を説明する説明図(2)であり、(b)は、レーザプリンタの制御系が実行するマクロ選択処理を説明する説明図(1)であり、(c)は、レーザプリンタの制御系が実行するマクロ選択処理を説明する説明図(2)である。 (a)は、レーザプリンタの制御系が実行するトレイ情報設定処理を説明する説明図であり、(b)は、レーザプリンタの制御系が実行するトレイ情報設定処理を示すフローチャ―トである。 実施例のレーザプリンタの制御系が実行する画像データ生成処理を説明するフローチャートである。 実施例のレーザプリンタの制御系が実行するカーボンコピー処理を説明するフローチャートである。
符号の説明
1…レーザプリンタ、2…本体ケース、3…用紙、4…フィーダ部、6…給紙トレイ、7…搬送経路、7a,7b…ガイド板、8…用紙押圧板、9…レジストローラ、9a,10a,11a…駆動ローラ、9b,10b,11b…従動ローラ、10,11,16,33,34…搬送ローラ、12…給紙ローラ、13…分離パッド、13a…パッド、13b…ばね、13c…パッド支持体、14…マルチパーパストレイ、15a…マルチパーパストレイ側給紙ローラ、15b…マルチパーパストレイ側給紙パッド、17…スキャナユニット、18…プロセスユニット、19…定着装置、20…ポリゴンミラー、21a,21b…レンズ、22…反射鏡、23…感光体ドラム、24…現像カートリッジ、25…転写ローラ、26…トナー収容部、27…現像ローラ、28…層厚規制ブレード、29…トナー供給ローラ、31…加熱ローラ、32…加圧ローラ、35…排紙ローラ、36…排紙トレイ、37…スコロトロン型帯電器、54…第3用紙センサ、55…第2用紙センサ、56…第1用紙センサ、57…画像タイミングセンサ、58a,58b,58c,58d…センサレバー、59a,59b,59c,59d…検知器、63…第1駆動モータ、66…第2駆動モータ、70…第4クラッチ、80…第3クラッチ、81…第2クラッチ、82…第1クラッチ、85…CPU、86…ROM、87…RAM、88…画像データ展開用メモリ、89…入出力インターフェース、91…表示部、92…操作部、P…画像形成位置

Claims (5)

  1. 被記録媒体を積載可能な複数の給紙トレイと、
    受信した印字データを記憶する印字データ記憶手段と、
    前記印字データと合成して画像データを生成するための被合成データを記憶する被合成データ記憶手段と、
    前記印字データを印字する被記録媒体の部数である印字部数n(nは2以上の整数)を示す情報、印字部毎に被合成データを指定する情報、および印字部毎に前記複数の給紙トレイの一つを指定する情報を少なくとも含む印字条件情報を、前記印字データに関連付けて記憶する印字条件情報記憶手段と、
    前記印字データを受信した受信ポートが特定の受信ポートであること、前記印字データを送信した端末を特定する情報が特定の端末を示していること、前記印字データのコマンド体型を示す情報がプリンタドライバ経由であることを示すコマンド体型ではないことのうちの少なくとも何れか一つを満たす場合には、複数部印刷処理を実行することを決定する決定手段と、
    前記決定手段によって前記複数部印刷処理を実行することが決定されたときには、前記印字データ記憶手段によって記憶された一つの印字データに、前記被合成データ記憶手段によって記憶された被合成データを合成して画像データを生成する画像データ生成手段と、
    前記画像データ生成手段によって生成された画像データに基づいて被記録媒体上に画像を形成する画像形成手段と、
    前記複数の給紙トレイの中から選択された一つの給紙トレイから被記録媒体を取り出して前記画像形成手段に給紙する給紙手段と、
    前記決定手段によって前記複数部印刷処理を実行することが決定されたときには、前記印字条件情報記憶手段が記憶する印字条件情報に基づいて印字部毎に、前記複数の給紙トレイの中から一つの給紙トレイを選択し、その選択された給紙トレイから被記録媒体を給紙手段に給紙させ、前記印字条件情報に関連付けられた印字データを前記印字データ記憶手段から読み出すとともに、前記印字条件情報記憶手段が記憶する前記印字条件情報に基づいて印字部毎に指定された被合成データを前記被合成データ記憶手段から読み出し、前記画像データ生成手段によって前記印字データ記憶手段から読み出した印字データに、前
    記被合成データ記憶手段から読み出した、印字部毎に指定された被合成データを合成させることにより画像データを生成させ、その生成された画像データに基づき前記画像形成手段によって被記録媒体上に画像を形成させる、画像形成制御処理を実行する画像形成制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    特定の印字部に対して特定の給紙トレイが指定された場合には、前記特定の印字部以外の少なくとも何れか一つの印字部に対して前記特定の給紙トレイ以外の一つの給紙トレイを、当該印字部の給紙トレイに設定する設定手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  3. 互いに異なる装飾を予め施された被記録媒体を積載する複数の給紙トレイと、
    受信した印字データを記憶する印字データ記憶手段と、
    前記印字データを印字する被記録媒体の部数である印字部数n(nは2以上の整数)を示す情報、および印字部毎に前記複数の給紙トレイの一つを指定する情報を少なくとも含む印字条件情報を、前記印字データに関連付けて記憶する印字条件情報記憶手段と、
    特定の印字部に対して特定の給紙トレイが指定された場合には、前記特定の印字部以外の少なくとも何れか一つの印字部に対して前記特定の給紙トレイ以外の一つの給紙トレイを、当該印字部の給紙トレイに設定する設定手段と、
    前記印字データを受信した受信ポートが特定の受信ポートであること、前記印字データを送信した端末を特定する情報が特定の端末を示していること、前記印字データのコマンド体型を示す情報がプリンタドライバ経由であることを示すコマンド体型ではないことのうちの少なくとも何れか一つを満たす場合には、複数部印刷処理を実行することを決定する決定手段と、
    前記印字データに基づいて被記録媒体上に画像を形成する画像形成手段と、
    前記複数の給紙トレイの中から選択された一つの給紙トレイから被記録媒体を取り出して前記画像形成手段に給紙する給紙手段と、
    前記決定手段によって前記複数部印刷処理を実行することが決定されたときには、前記印字条件情報記憶手段が記憶する前記印字条件情報に基づいて印字部毎に、前記複数の給紙トレイの中から一つの給紙トレイを選択し、その選択された給紙トレイから被記録媒体を前記給紙手段に給紙させるとともに、前記印字条件情報に関連付けられた印字データを前記印字データ記憶手段から読み出し、その読み出した印字データに基づき前記画像形成手段によって被記録媒体上に画像形成させる、画像形成制御処理を実行する画像形成制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  4. 互いに異なる装飾を予め施された被記録媒体を積載する複数の給紙トレイと、
    受信した印字データを記憶する印字データ記憶手段と、
    前記印字データを印字する被記録媒体の部数である印字部数n(nは2以上の整数)を示す情報、および印字部毎に前記複数の給紙トレイの一つを指定する情報を少なくとも含む印字条件情報を、前記印字データに関連付けて記憶する印字条件情報記憶手段と、
    前記印字データに基づいて被記録媒体上に画像を形成する画像形成手段と、
    前記複数の給紙トレイの中から選択された一つの給紙トレイから被記録媒体を取り出して前記画像形成手段に給紙する給紙手段と、
    前記印字条件情報記憶手段が記憶する前記印字条件情報に基づいて印字部毎に、前記複数の給紙トレイの中から一つの給紙トレイを選択し、その選択された給紙トレイから被記録媒体を前記給紙手段に給紙させるとともに、前記印字条件情報に関連付けられた印字データを前記印字データ記憶手段から読み出し、その読み出した印字データに基づき前記画像形成手段によって被記録媒体上に画像形成させる、画像形成制御処理を実行可能な画像
    形成制御手段と、
    を備える画像形成装置であって、
    さらに、前記印字データを受信した受信ポートが特定の受信ポートであること、前記印字データを送信した端末を特定する情報が特定の端末を示していること、前記印字データのコマンド体型を示す情報がプリンタドライバ経由であることを示すコマンド体型ではないことのうちの少なくとも何れか一つを満たす場合には、複数部印刷処理を実行することを決定する決定手段を備え、
    前記画像形成制御手段は、前記決定手段によって前記複数部印刷処理を実行することが決定されたときには、前記画像形成制御処理を実行すること
    を特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1〜請求項4の何れかに記載の画像形成装置において、
    操作部を備え、
    前記画像形成制御手段は、ユーザが操作部を介して行った指示に基づいて印字条件情報を作成し、その作成された印字条件情報を前記印字条件情報記憶手段に記憶させること
    を特徴とする画像形成装置。
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