JP5724209B2 - 画像形成装置、画像形成システム、及び画像形成装置で実行される出力制御方法 - Google Patents

画像形成装置、画像形成システム、及び画像形成装置で実行される出力制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、カーボンコピー印刷を実行可能な画像形成装置、画像形成システム、及び画像形成装置の出力制御方法に関する。
一般に、カーボンコピー印刷とは、画像形成装置に対する1回の印刷指示で原稿データの正本(オリジナルコピー)及び副本(カーボンコピー)を同時に印刷するための印刷技術のことをいう。このようなカーボンコピー印刷は、例えば、納品伝票や請求書等の顧客向け正本1通を上質紙に印刷すると同時に社内処理用及び控え用の副本2通を普通紙に印刷するような場面で特に役に立つ。
カーボンコピー印刷機能を備えた画像形成装置の一例として、以下の特許文献1には、「利用者控え」及び「管理者控え」のような複数の表現形態に関する情報を格納するメモリ、及び当該情報を用いてテキストデータを複数の表現形態で印刷する印字部を備えた印刷装置が開示されている。
しかし、従来の画像形成装置によると、カーボンコピー印刷の正本及び副本を出力するための処理が並行して進められるので、正本の出力途中で紙詰まりエラーが発生した場合にはユーザによる紙詰まり除去作業の後に副本が続けて出力されることになる。その結果、装置内部から除去された正本がユーザの手で廃棄処分にされる一方で、通常通り出力された副本のみが装置の排紙トレイ上に残存するという事態が発生することになる。ここで、納品伝票や請求書等の文書は副本のみでは用をなさないので、上述のようにカーボンコピー印刷の副本データのみが出力された場合には、その出力結果の取り扱いをめぐるユーザの無用な混乱が生じる虞がある。
特開平7−47724号公報
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、カーボンコピー印刷において、正本データの出力結果が存在しないのに副本データの出力結果のみが存在することによるユーザの混乱等の弊害を未然に防止することができる画像形成装置、画像形成システム、及び画像形成装置の出力制御方法を提供することである。
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
(1)原稿データに基づき、当該原稿データの正本を記録媒体へ印刷するための正本データ及びその副本を出力するための副本データを生成するデータ生成部と、前記データ生成部により生成された前記正本データに基づいて印刷処理を開始し、ユーザ指定のアドレスへ前記副本データをメール送信する出力部と、前記出力部による前記正本データに基づく印刷処理の途中で前記正本データが削除されたかどうかを判定する判定部と、前記出力部による前記正本データに基づく印刷処理の開始後であって、かつ前記出力部による前記副本データのメール送信後に、前記判定部により、前記出力部による前記正本データに基づく印刷処理の途中で前記正本データが削除されたと判定された場合、前記出力部によりメール送信された前記副本データを廃棄するよう促すメッセージを前記アドレスにメール送信するユーザ通知部と、を有する画像形成装置。
)原稿データに基づき、当該原稿データの正本を記録媒体へ印刷するための正本データ及びその副本を出力するための副本データを生成するデータ生成部と、前記データ生成部により生成された前記正本データに基づいて印刷処理を開始する出力部と、前記データ生成部により生成された前記副本データをユーザ指定のフォルダに保存するデータ保存部と、前記出力部による前記正本データに基づく印刷処理の途中で前記正本データが削除されたかどうかを判定する判定部と、前記出力部による前記正本データに基づく印刷処理の開始後であって、かつ前記データ保存部による前記副本データの保存後に、前記判定部により、前記出力部による前記正本データに基づく印刷処理の途中で前記正本データが削除されたと判定された場合、前記データ保存部により保存された前記副本データを前記フォルダから削除するデータ削除部と、を有する画像形成装置。
)前記データ削除部により前記副本データが削除された旨をユーザに通知するメッセージを表示する表示部をさらに有することを特徴とする上記()に記載の画像形成装置。
)前記データ保存部は、通信ネットワークを介して前記画像形成装置の外部の記憶装置と通信することで当該記憶装置内の前記フォルダに前記副本データを保存することを特徴とする上記()または()に記載の画像形成装置。
)原稿データ及び当該原稿データの正本及び副本の出力設定に関する設定情報を送信する設定装置、及び前記設定装置から前記原稿データ及び前記設定情報を受信する受信部と、前記受信部により受信された前記設定情報に基づき、前記原稿データの正本を記録媒体へ印刷するための正本データ及びその副本を出力するための副本データを生成するデータ生成部と、前記データ生成部により生成された前記正本データに基づいて印刷処理を開始し、ユーザ指定のアドレスへ前記副本データをメール送信する出力部と、前記出力部による前記正本データに基づく印刷処理の途中で前記正本データが削除されたかどうかを判定する判定部と、前記出力部による前記正本データに基づく印刷処理の開始後であって、かつ前記出力部による前記副本データのメール送信後に、前記判定部により、前記出力部による前記正本データに基づく印刷処理の途中で前記正本データが削除されたと判定された場合、前記出力部によりメール送信された前記副本データを廃棄するよう促すメッセージを前記アドレスにメール送信するユーザ通知部と、を有する画像形成装置を備えた画像形成システム。
)前記設定情報には、前記データ生成部による前記正本データ及び前記副本データの生成時に前記原稿データに対して実施すべき文字列の挿入処理に関する設定情報、前記データ生成部による前記正本データ及び副本データの生成時に前記原稿データに対して実施すべきマスク処理に関する設定情報、及び前記出力部による前記正本データ及び前記副本データの出力方法に関する設定情報のうちの少なくとも1つが含まれることを特徴とする上記()に記載の画像形成システム。
)原稿データ及び当該原稿データの正本及び副本の出力設定に関する設定情報を送信する設定装置、及び前記設定装置から前記原稿データ及び前記設定情報を受信する受信部と、前記受信部により受信された前記設定情報に基づき、前記原稿データの正本を記録媒体へ印刷するための正本データ及びその副本を出力するための副本データを生成するデータ生成部と、前記データ生成部により生成された前記正本データに基づいて印刷処理をを開始する出力部と、前記データ生成部により生成された前記副本データをユーザ指定のフォルダに保存するデータ保存部と、前記出力部による前記正本データに基づく印刷処理の途中で前記正本データが削除されたかどうかを判定する判定部と、前記出力部による前記正本データに基づく印刷処理の開始後であって、かつ前記データ保存部による前記副本データの保存後に、前記判定部により、前記出力部による前記正本データに基づく印刷処理の途中で前記正本データが削除されたと判定された場合、前記データ保存部により保存された前記副本データを前記フォルダから削除するデータ削除部と、を有する画像形成装置を備えた画像形成システム。
)前記データ削除部により前記副本データが削除された旨をユーザに通知するメッセージを表示する表示部をさらに有することを特徴とする上記()に記載の画像形成システム。
)前記データ保存部は、通信ネットワークを介して前記画像形成装置の外部の記憶装置と通信することで当該記憶装置内の前記フォルダに前記副本データを保存することを特徴とする上記()または()に記載の画像形成システム。
(1)前記設定情報には、前記データ生成部による前記正本データ及び前記副本データの生成時に前記原稿データに対して実施すべき文字列の挿入処理に関する設定情報、前記データ生成部による前記正本データ及び副本データの生成時に前記原稿データに対して実施すべきマスク処理に関する設定情報、及び前記出力部による前記正本データ及び前記副本データの出力方法に関する設定情報のうちの少なくとも1つが含まれることを特徴とする上記()〜()のいずれか1つに記載の画像形成システム。
(1)画像形成装置において実行される出力制御方法であって、原稿データに基づき、当該原稿データの正本を記録媒体へ印刷するための正本データを生成するステップ(A)と、前記ステップ(A)で生成された前記正本データに基づく記録媒体への印刷処理を開始するステップ(B)と、当該原稿データの副本を出力するための副本データを生成するステップ(C)と、前記ステップ(C)で生成された前記副本データをユーザ指定のアドレスへメール送信するステップ(D)と、前記ステップ(B)で開始された前記正本データに基づく印刷処理の途中で前記正本データが削除されたかどうかを判定するステップ()と、前記ステップ(B)および前記ステップ(D)の後に、前記ステップ()で前記正本データに基づく印刷処理の途中で前記正本データが削除されたと判定された場合、前記ステップ()でメール送信された前記副本データを廃棄するよう促すメッセージを前記アドレスにメール送信するステップ()と、を有する出力制御方法。
(1)画像形成装置において実行される出力制御方法であって、原稿データに基づき、当該原稿データの正本を記録媒体へ印刷するための正本データを生成するステップ(A)と、前記ステップ(A)で生成された前記正本データに基づく記録媒体への印刷処理を開始するステップ(B)と、当該原稿データの副本を出力するための副本データを生成するステップ(C)と、前記ステップ()で生成された前記副本データをユーザ指定のフォルダに保存するステップ()と、前記ステップ(B)で開始された前記正本データに基づく印刷処理の途中で前記正本データが削除されたかどうかを判定するステップ()と、前記ステップ(B)および前記ステップ(D)の後に、前記ステップ()で前記正本データに基づく印刷処理の途中で前記正本データが削除されたと判定された場合、前記ステップ()で保存された前記副本データを前記フォルダから削除するステップ()と、を有する出力制御方法。
(1)前記ステップ()で前記副本データが削除された旨をユーザに通知するためのメッセージを表示装置に表示するステップ()をさらに有することを特徴とする上記(12)に記載の出力制御方法。
14)前記ステップ()では、通信ネットワークを介した前記画像形成装置の外部の記憶装置との通信により前記副本データが当該記憶装置内の前記フォルダに保存されることを特徴とする上記(12)または(1)に記載の出力制御方法。
本発明によれば、カーボンコピー印刷用の正本データが出力途中で削除されたかどうかが判定され、それが出力途中で削除された場合は、副本データの出力結果を廃棄するよう促すメッセージがユーザに通知されるとともに、ユーザ指定のフォルダに保存済みの副本データが当該フォルダから削除される。その結果、本発明によれば、正本データの出力結果が存在しないのに副本データの出力結果のみが存在することによるユーザの混乱等の弊害を未然に防止することができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成システムの構成を示すブロック図である。 図1のPCの構成を示すブロック図である。 図1のMFPの外観を示す概略図である。 図1のMFPの構成を示すブロック図である。 本実施形態に係るMFPによるカーボンコピー印刷の出力結果の一例を示す概略図である。 本発明の一実施形態に係るカーボンコピー印刷設定用UI画面の一例を示す概略図である。 本発明の一実施形態に係るカーボンコピー印刷設定用UI画面の一例を示す概略図である。 本発明の一実施形態に係るカーボンコピー設定情報の一例を示す概略図である。 本発明の一実施形態に係るカーボンコピー印刷処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るエラー解消処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るエラーメッセージの一例を示す概略図である。 本発明の一実施形態に係る警告メッセージの一例を示す概略図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
<システムの構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成システムSの全体構成を示すブロック図である。図1のように、画像形成システムSは、カーボンコピー印刷用の印刷データを生成する印刷設定装置としてのPC1、及びPC1から受信した印刷データに基づき印刷処理を実行する画像形成装置としてのMFP2を備えており、これらはネットワークNを介して接続されている。ネットワークNは、イーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI等の規格によるLAN、又はLANどうしを専用線で接続したWAN等である。なお、PC1とプリンタ2はローカル接続されていてもよい。
続いて、上記機器の構成について詳細に説明する。図2は、本実施形態に係るPC1の構成を示すブロック図である。図2のように、PC1は、CPU11、メモリ12、HDD(Hard Disk Drive)13、ディスプレイ14、入力装置15、及び通信I/F部16を備えており、これらは信号をやり取りするためのバスを介して相互に接続されている。これらの構成要素について以下に順に説明する。
CPU11は、プログラムに従って各部の動作を制御するともに各種演算処理を実行する。メモリ12は、各種プログラムを格納するROM、及び作業領域として各種データを一時的に保持するRAM等を含んでいる。HDD13は、オペレーティングシステム(OS)等の各種プログラム及びデータを一時的に格納する。特に、HDD13は、各種フォーマットの文書ファイルを作成するための文書作成アプリケーション、及び作成された文書ファイルの印刷データを生成するためのプリンタドライバを格納している。ここでいう文書作成アプリケーションは、Microsoft Word(登録商標)やAdobe Illustrator(登録商標)等である。
ディスプレイ14は、ユーザに各種情報を表示するための液晶表示装置である。特に、ディスプレイ14は、MFP2によるカーボンコピー印刷に関する各種設定のためのカーボンコピー印刷設定用UI画面をユーザに表示する(図6、7参照)。カーボンコピー印刷設定画面の詳細については後述する。入力装置15は、キーボードやマウス等であり、ユーザから種々の動作指示を取得する。通信I/F部16は、PC1をネットワークNに接続し、MFP2を含むネットワークN上の他の機器と通信するためのインタフェースである。
続いて、図3は、図1のMFP2の外観を示す概略図であり、図4は、図1のMFP2の構成を示すブロック図である。図3、4のように、MFP2は、制御部21、ADF(Auto Document Feeder)22、画像読取部23、操作部24、給紙部25、画像形成部26、排紙部27を備えており、これらは信号をやり取りするためのバスを介して相互に接続されている。これらの構成要素について以下に順に説明する。
制御部21は、CPU21a、メモリ21b、HDD21c、及び通信I/F部21dを備えており、これらは信号をやり取りするためのバスを介して相互に接続されている。
ここで、CPU21aは、プログラムに従って各部の動作を制御するともに各種演算処理を実行する。メモリ21bは、各種プログラムを格納するROM、及び作業領域として各種データを一時的に保持するRAM等を含んでいる。
また、HDD21cは、オペレーティングシステム(OS)を含む各種プログラム及びデータを一時的に格納する。特に、HDD21cは、PC1から受信した印刷データに基づき、当該印刷データの正本(オリジナルコピー)出力用の正本データ及び副本(カーボンコピー)出力用の副本データを生成・出力するためのカーボンコピー印刷プログラムを格納している。カーボンコピー印刷プログラムの詳細については後述する。また、通信I/F部21dは、MFP2をネットワークNに接続し、PC1を含むネットワークN上の他の機器と通信するためのインタフェースである。
続いて、ADF22は、所定の原稿セット位置にセットされた複数枚の原稿を一枚ずつ画像読取部23内の所定の原稿読取位置に搬送するための原稿搬送装置である。画像読取部24は、ユーザにより手動で、又はADF22により自動で原稿読取位置に搬送された原稿に蛍光ランプ等の光源から光を照射し、その反射光をCCDイメージセンサやCMOSイメージセンサ等の受光素子で光電変換することで得られる電気信号から画像データ(ビットマップデータ)を生成するための原稿読取装置である。
操作部24は、MFP2のステータス情報や各種設定情報等を表示するとともに種々の動作指示を取得するためのオペレーションパネルである。特に、操作部24は、正本データが出力途中で削除された場合のエラーメッセージ及び警告メッセージをユーザに表示する(図11、12参照)。これらのメッセージの詳細については後述する。給紙部25は、複数の給紙トレイ内にサイズごとに格納された記録用紙を画像形成部に一枚ずつ供給するための給紙装置である。
画像形成部26は、印刷データに基づく印刷画像を記録用紙に印刷するための印刷処理を実行する印刷エンジンである。画像形成部26は、感光体ドラムを帯電させる帯電工程、レーザ光により感光体ドラム上に静電潜像を形成する露光工程、感光体ドラム上の静電潜像にトナーを付着させてトナー画像を形成する現像工程、感光体ドラム上のトナー画像を転写ベルトにより記録用紙に転写する転写工程、記録用紙に転写されたトナー画像を定着ローラにより加熱・定着させる定着工程からなる電子写真方式の印刷処理を実行する。なお、画像形成部26による印刷処理は、上述したような電子写真方式によるものではなく、インパクト方式、熱転写方式、及びインクジェット方式等の他の印刷方式によるものであってもよい。排紙部27は、画像形成部26による印刷処理後の記録用紙を複数の排紙トレイのいずれかに排出するための排紙装置である。
次に、本実施形態に係るカーボンコピー印刷について詳細に説明する。図5は、MFP2によるカーボンコピー印刷の出力結果の一例を示す概略図である。ここで、図中(A)は、「発送伝票」の印刷データのカーボンコピー印刷によらない通常の出力結果を示しており、図中(B)及び(C)は、(A)の印刷データに基づき生成されたカーボンコピー印刷用の正本データ及び副本データの出力結果をそれぞれ示している。なお、以下ではカーボンコピー印刷用の印刷データのことを「原稿データ」と称することにする。
図5の(A)及び(B)を比較すると、(B)の正本データは顧客発送用の正本に相当するので、これには伝票番号として「No.1234567890」が挿入されている。図5の(A)及び(C)を比較すると、(C)の副本データは自社保管用の控えに相当するので、これには正本データと同じ伝票番号(「No.1234567890」)に加えて、それが控えであることを示す「控え」マークが挿入されている。また、(C)の副本データには、自社保管用の控えには印字する必要のない電話番号(Tel:0426−60−9xxx)を隠すためのマスク処理が適用されている。さらに、(C)の副本データには、(B)の正本データとは異なる背景色が用いられている。図中(B)及び(C)に示されるような正本/副本データに関する詳細設定は、前述のカーボンコピー印刷設定用UI画面上でユーザにより指定される。この点について以下に詳細に説明する。
図6は、本実施形態に係るカーボンコピー印刷設定用UI画面Gの初期状態の表示内容を示す概略図である。このUI画面は、PC1のプリンタドライバにより提供される印刷設定用UI画面上でカーボンコピー印刷設定用の「カーボン」タブが選択されたときに出現する。
図6を参照すると、カーボンコピー印刷設定用UI画面Gは、現在設定中の原稿データに対するカーボンコピー印刷を指定するための「カーボンコピープリント」チェックボックスc1、カーボンコピー印刷用の正本データ及び副本データに挿入すべき伝票番号等を入力するための「通し番号」テキストボックスt1、正本データの出力先を指定するための「オリジナル」プルダウンメニューm1、副本データの出力先を指定するための「カーボンコピー」プルダウンメニューm2、副本データの他の出力先としてメールアドレスやフォルダパス等を入力するためのテキストボックスt2、t3、及び副本データの詳細設定画面に移行するための「カーボンコピー編集」ボタンb1等を備えている。ユーザによりボタンb1が押下されるとUI画面Gは詳細設定用のUI画面G´に切り替わる。
図7は、詳細設定用のUI画面G´の表示内容を示す概略図である。図7のように同UI画面は、副本データのひな型を選択するための「カーボンコピー」プルダウンメニューm3、及び副本データの背景色を選択するための「背景色」プルダウンメニューm4、及び副本データについてのさらに詳細な設定のための「詳細設定」ボタンb2等を備えている。
これらのUI画面上で設定された内容はカーボンコピー設定情報として原稿データとともにMFP2に送信される。図8は、本実施形態に係るカーボンコピー設定情報Iの一例を示す概略図である。図8のように、カーボンコピー情報Iは、カーボンコピー印刷により出力される正本/副本の各々について「ジョブ番号」、「カーボンコピー」、「通し番号」、「カーボンコピー設定」、「宛先」、「背景色」、「挿入文字」、「挿入位置」等の情報を格納するテーブルである。これらの情報についての詳細な説明は以下の通りである。
「ジョブ番号」は、原稿データの識別番号を示す。「カーボンコピー」は、原稿データに対してカーボンコピー印刷の指定がされているかどうかを示す。図中の「Yes」は、原稿データに対してカーボンコピー印刷の指定がされていることを表す。「通し番号」は、原稿データに基づき生成・出力される正本/副本データに挿入すべき伝票番号等の通し番号を示す。この通し番号は、前述のテキスト入力欄t1に入力されたユーザ指定の通し番号である。つまり、図8の例は、正本/副本データの各々に通し番号「1234567890」が挿入されることを意味する。
「カーボンコピー設定」は、原稿データに基づき生成・出力される正本/副本データの各々が正本/副本のどちらに相当するかを示す。図中の「Original」は当該データが正本データであることを、「Copy」は副本データであることを表す。つまり、図8の例は、カーボンコピー印刷により1つの正本データ及び3つの副本データが生成・出力されることを意味する。
「宛先」は、正本/副本データの各々の出力先を示す。図中の「排紙トレイ1」は出力先としてMFP2の排紙トレイ1が指定されており、「排紙トレイ2」は出力先としてMFP2の排紙トレイ2が指定されており、「Okyaku@aaa.jp」は出力先として当該メールアドレスが指定されており、「¥¥10.10.10.10¥share」は出力先としてハードディスク内の当該フォルダが指定されていることを表す。つまり、図8の例は、正本データがMFP2により印刷されて排紙トレイ1に排出され、1番目の副本データがMFP2により印刷されて排紙トレイ2に排出され、2番目の副本データがアドレス「Okyaku@aaa.jp」に電子メールにより送信され、3番目の副本データがフォルダ「¥¥10.10.10.10¥share」に保存されることを意味する。なお、正本データの「宛先」は図7のプルダウンメニューm1により指定され、副本データの「宛先」は、図7のプルダウンメニューm2及びテキスト入力欄t2、t3により指定される。
「背景色」は、正本/副本データの各々の背景色を示す。図中の「Same as doc」は原稿データと同一の背景色が用いられることを表し、「Blue」及び「Yellow」は背景色としてブルー及びイエローを用いられることを表す。つまり、図8の例は、正本データ及び1番目の副本データには原稿データと同一の背景色が用いられ、2番目の副本データにはブルーの背景色が用いられ、3番目の副本データにはイエローの背景色が用いられることを意味する。この「背景色」は、図7のプルダウンメニューm4により指定される。
「挿入文字」は、正本/副本データの各々に挿入すべき文字列等を示す。図中の「None」は正本/副本データに文字列を挿入されないことを表し、「控え」及び「処理用」は正本/副本データにこれらの文字列が挿入されることを表す。つまり、図8の例は、正本データ及び1番目の副本データには文字列等が何も挿入されず、2番目の副本データ及び3番目の副本データには「控え」及び「処理用」の文字列がそれぞれ挿入されることを意味する。この「挿入文字」は、図7中のプルダウンメニューm3により選択可能なひな型の各々に対して予め定義されているものとする。
「挿入位置」は、「挿入文字」として指定された文字列等の正本/副本データの各々における挿入位置を示す。図中の「X=10、Y=10」は紙面の左上頂点を原点とし、その横方向をX方向とし、その縦方向をY方向としたときのX及びY座標がいずれも10であることを表す。つまり、図8の例は、2番目の副本データ上の座標「X=10、Y=10」の位置に文字列「控え」が挿入され、3番目の副本データ上の座標「X=10、Y=10」の位置に文字列「処理用」が挿入されることを意味する。この「挿入位置」は、図7の「詳細編集」ボタンb2が押下されたときに出現する詳細編集用UI画面(不図示)上で指定される。
<フローチャート>
続いて、本実施形態に係るMFP2の動作の概要について説明する。図9は、PC1から原稿データを受信したMFP2によるカーボンコピー印刷処理の手順を示すフローチャートである。図9のフローチャートにより示されるアルゴリズムはMFP2のHDD21c等に制御プログラムとして記憶されており、動作開始時にメモリ21bに読み出されて実行される。
図9のように、MFP2は、印刷キューにおいて原稿データを受信したら、その原稿データに対するカーボンコピー印刷の指定がされているかどうかを判定する(S101)。より具体的に、MFP2は、原稿データとともに受信したカーボンコピー設定情報I中の「カーボンコピー」欄を参照することで同指定がされているかどうかを判定する。
ここで、カーボンコピー印刷の指定がされていない場合(S101のNO)、MFP2は、受信した原稿データに基づく通常の印刷処理を実行してから(S102)、一連の処理を終了する(エンド)。他方、カーボンコピー印刷が指定されている場合(S101のYES)、MFP2は原稿データを構成する個々のページデータに対して以下のS103〜S116の手順を実行する。
先ず、MFP2は、原稿データの正本を印刷するための正本データを生成する(S103)。より具体的に、MFP2は、原稿データとともに受信したカーボンコピー設定情報I等を参照して、原稿データに対して「通し番号」や「挿入文字」等の必要な情報を付加するための挿入処理、及び原稿データ中に不要な情報がある場合にはそれを隠すためのマスク処理を実行することにより正本データを生成する(図5(A)及び(B)参照)。
ここで、「通し番号」や「挿入文字」等の挿入処理には、フォームオーバレイやウォーターマークのような一般的な方法が採用される。また、不要な情報を隠すためのマスク処理には、例えば、特開2004−155112号明細書に示されるような、指定されたマスク領域を背景色で塗りつぶすことにより当該領域をマスクする方法が採用される。
続いて、MFP2は、画像形成部26により正本データに基づく印刷処理を開始する(S104)。そして、正本データに基づく印刷処理が完了したら、印刷済みの記録用紙を排紙部27により排紙トレイに排出する。
その後、MFP2は、原稿データの副本を出力するための副本データを生成する(S105)。より具体的に、MFP2は、S103と同様に、カーボンコピー設定情報I等を参照して、「通し番号」や「挿入文字」等を必要な情報を付加するための挿入処理、及び不要な情報を隠すためのマスク処理を実行することにより副本データを生成する(図5(A)及び(C)参照)。ここでの挿入処理及びマスク処理に採用される方法は、前述した正本データの場合と同様である。
続いて、MFP2は、画像形成部26により副本データに基づく印刷処理を開始する(S106)。ただし、カーボンコピー設定情報I中で副本データの出力先としてMFP2の排紙トレイが指定されていない場合には、S106はスキップされることになる。そして、MFP2は、カーボンコピー設定情報I中の指定メールアドレス宛に副本データをメール送信し(S107)、さらに、カーボンコピー設定情報I中の指定フォルダに副本データを保存する(S108)。ただし、カーボンコピー設定情報I中で副本データの出力先としてメールアドレス及びフォルダが指定されていない場合は、S107及びS108はそれぞれスキップされることになる。
なお、カーボンコピー設定情報I中の指定フォルダはMFP2のHDD21c内のフォルダであってもよいし、PC1等のネットワークN上の外部機器のフォルダであってもよい。後者の場合、S108において副本データはFTP、SMB等の一般的な通信プロトコルにより指定フォルダに転送されることになる。続いて、MFP2は、正本データに基づく印刷処理(S104)が完了したかどうかを判定する(S109)。より具体的に、MFP2は、排紙部27による印刷済み記録用紙の排紙トレイへの排紙が完了したかどうかを判定する。
ここで、正本データの印刷処理が完了している場合は(S109のYES)、MFP2はそのまま後述のS116に進む。他方、正本データの印刷処理が完了していない場合は(S109のNO)、当該印刷処理の途中で何らかのエラーが発生した可能性が高いので、MFP2はエラーを解消するためのエラー解消処理(S110)に移行する。図10は、本実施形態に係るエラー解消処理(S110)の手順を示すフローチャートである。同図を参照してエラー解消処理(S110)について詳細に説明する。
図10のように、先ず、MFP2は、メモリ21b等に保持されている画像形成部26のステータス情報を取得し(S201)、その情報に基づき「用紙切れ」、「消耗品切れ」、「紙詰まり」、及び「サービスコール」のうちのいずれかのエラーが発生しているかどうかを判定する(S202〜S205)。
そして、「用紙切れ」が発生している場合(S202のYES)、MFP2は、ユーザによる記録用紙の補給作業が完了するまで待機してから(S206)、後述のS211に進む。また、「消耗品切れ」が発生している場合(S203のYES)、MFP2は、ユーザによる消耗品(トナー等)の補給作業が完了するまで待機してから(S207)、後述のS211に進む。また、「紙詰まり」が発生している場合(S204のYES)、MFP2は、ユーザによる紙詰まりの除去作業が完了するまで待機してから(S208)、後述のS211に進む。また、「サービスコール」が発生している場合(S205のYES)、MFP2は、作業員による修理が完了するまで待機してから(S209)、後述のS211に進む。
他方、「用紙切れ」、「消耗品切れ」、「紙詰まり」、及び「サービスコール」のうちのどのエラーも発生していない場合(S205のNO)、正本データの印刷結果が排出されない原因を即座に特定することは困難である。そのため、MFP2は、正本データをメモリ21b等から削除してから(S210)、図9のフローチャートに戻る(リターン)。
そして、MFP2は、正本データの印刷結果が排出されたかどうかを再度判定し(S211)、排出されている場合は(S211のYES)、エラー解消処理を終了して図9のフローチャートに戻り(リターン)、解消されていない場合は(S211のNO)、S202移行の手順を再度実行する。
再び図9のフローチャートを参照すると、MFP2は、エラー解消処理(S110)において正本データが削除済みであるかどうか(S205のNO⇒S210)を判定する(S111)。そして、正本データが削除済みである場合(S111のYES)、MFP2は、S106での副本データの印刷結果を廃棄するようユーザに促すエラーメッセージを操作部24に表示する(S112)。ただし、副本データの出力先としてMFP2の排紙トレイが指定されていない場合は、S112はスキップされることになる。
図11は、S112で操作部24に表示されたエラーメッセージの一例を示す概略図である。本例において、ジョブ番号「1」の原稿データ(ジョブ名称:カーボン1)の正本データは印刷途中で削除されているものの、その副本データは通常通り印刷されて排紙トレイに排出されている。そのため、正本データが未出力であるのに副本データが出力済みであることによるユーザの混乱を防止するために、MFP2は副本データの出力結果を廃棄するようユーザに促すエラーメッセージを操作部24に表示する。図中の例のように、同エラーメッセージの内容は、例えば、「Job♯1“カーボン1”の控えページを排紙トレイ2から削除してください。」というものである。
その後、MFP2は、S107でのメール送信済みの副本データを廃棄するようユーザに促すメッセージ(不図示)を同じメールアドレスに送信する(S113)。そして、MFP2は、S108で指定フォルダに保存済みの副本データを同フォルダから削除するとともに(S114)、その副本データを削除した旨をユーザに通知するための警告メッセージを操作部24に表示する(S115)。ただし、カーボンコピー設定情報I中で副本データの出力先としてメールアドレス及びフォルダが指定されていない場合は、S113及びS114はそれぞれスキップされることになる。
図12は、S115で操作部24に表示された警告メッセージの一例を示す概略図である。本例において、ジョブ番号「2」の原稿データ(ジョブ名称:カーボン2)の正本データは印刷途中で削除済みであるものの、その副本データは通常通り指定フォルダに保存されている。そこで、正本データが未出力であるのに副本データが保存済みであることによるユーザの混乱を防止するために、MFP2は、指定フォルダから副本データを削除しつつ、その旨を通知するための警告メッセージを操作部24に表示する。図中の例のように、同警告メッセージの内容は、例えば、「Job♯2 宛先¥¥10.10.10.10¥shareの控えページを削除しました。」というものである。
その後、MFP2は、原稿データの全ページ分の出力が完了したかどうかを判定し(S116)、全ページ分の出力が完了している場合は(S116のYES)、一連の処理を終了する(エンド)。他方、全ページ分の出力が完了していない場合は(S116のNO)、原稿データの残りのページについてS103移行の手順を繰り返し実行する。
以上のように、本実施形態によれば、カーボンコピー印刷用の正本データが出力途中で削除されたかどうかが判定され(S111)、それが出力途中で削除された場合は、副本データの出力結果を廃棄するよう促すエラーメッセージがユーザに通知されるとともに(S112、S113)、指定フォルダに保存済みの副本データがそこから削除されることになる(S114)。その結果、本実施形態によれば、正本データの出力結果が存在しないのにもかかわらず副本データの出力結果のみが存在することによるユーザの混乱等の弊害を未然に防止することができる。
本発明は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲において種々改変することができる。例えば、上記実施形態では、カーボンコピー印刷に関する設定情報は、PC1のプリンタドライバにより提供されるUI画面上で指定されるものとしたが、同設定情報はMFP2のオペレーションパネル上で指定されてもよい。また、上記実施形態では、カーボンコピー用の印刷データ(原稿データ)は、PC1からネットワークNを介してMFP2に送信された文書データであるものとしたが、同データはMFP2の画像読取部23により生成された画像データであってもよい。
また、上記実施形態では、原稿データに基づき生成された正本/副本データの出力方法及び宛先は原稿データの全ページについて一律に指定されるものとしたが、これらの出力方法及び宛先は原稿データのページごとに別々に指定されてもよい。つまり、複数ページからなる原稿データの一部のページについては副本データを印刷し、残りのページについては副本データをメール送信するような出力方法も可能である。
また、上記実施形態では、正本データが出力途中でキャンセルされた場合のエラーメッセージ及び警告メッセージはMFP2の操作部24に表示されるものとしたが、これらのメッセージはPC1のディスプレイ14等の他の表示装置に表示されてもよい。
本発明に係る画像形成装置は、上記手順を実行するための専用のハードウェア回路によっても、上記手順を記述したプログラムをCPUが実行することによっても実現可能である。後者により本発明を実現する場合、画像形成装置を作動させるプログラムは、フロッピー(登録商標)ディスクやCD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体によって提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してオンラインで提供されてもよい。ここで、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムは、通常、ROMやハードディスク等に格納される。また、上記プログラムは、単独のアプリケーションソフトとして提供されてもよいし、画像形成装置の一機能として同装置のソフトウェアに組み込まれてもよい。
1 PC、
2 MFP、
21 制御部、
21a CPU、
21b メモリ、
21c HDD、
24 操作部、
26 画像形成部、
G カーボンコピー印刷設定用UI画面、
G´ カーボンコピー印刷設定用UI画面、
I カーボンコピー設定情報、
S 画像形成システム。

Claims (14)

  1. 原稿データに基づき、当該原稿データの正本を記録媒体へ印刷するための正本データ及びその副本を出力するための副本データを生成するデータ生成部と、
    前記データ生成部により生成された前記正本データに基づいて印刷処理を開始し、ユーザ指定のアドレスへ前記副本データをメール送信する出力部と、
    前記出力部による前記正本データに基づく印刷処理の途中で前記正本データが削除されたかどうかを判定する判定部と、
    前記出力部による前記正本データに基づく印刷処理の開始後であって、かつ前記出力部による前記副本データのメール送信後に、前記判定部により、前記出力部による前記正本データに基づく印刷処理の途中で前記正本データが削除されたと判定された場合、前記出力部によりメール送信された前記副本データを廃棄するよう促すメッセージを前記アドレスにメール送信するユーザ通知部と、を有する画像形成装置。
  2. 原稿データに基づき、当該原稿データの正本を記録媒体へ印刷するための正本データ及びその副本を出力するための副本データを生成するデータ生成部と、
    前記データ生成部により生成された前記正本データに基づいて印刷処理を開始する出力部と、
    前記データ生成部により生成された前記副本データをユーザ指定のフォルダに保存するデータ保存部と、
    前記出力部による前記正本データに基づく印刷処理の途中で前記正本データが削除されたかどうかを判定する判定部と、
    前記出力部による前記正本データに基づく印刷処理の開始後であって、かつ前記データ保存部による前記副本データの保存後に、前記判定部により、前記出力部による前記正本データに基づく印刷処理の途中で前記正本データが削除されたと判定された場合、前記データ保存部により保存された前記副本データを前記フォルダから削除するデータ削除部と、を有する画像形成装置。
  3. 前記データ削除部により前記副本データが削除された旨をユーザに通知するメッセージを表示する表示部をさらに有することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  4. 前記データ保存部は、通信ネットワークを介して前記画像形成装置の外部の記憶装置と通信することで当該記憶装置内の前記フォルダに前記副本データを保存することを特徴とする請求項またはに記載の画像形成装置。
  5. 原稿データ及び当該原稿データの正本及び副本の出力設定に関する設定情報を送信する設定装置、及び
    前記設定装置から前記原稿データ及び前記設定情報を受信する受信部と、前記受信部により受信された前記設定情報に基づき、前記原稿データの正本を記録媒体へ印刷するための正本データ及びその副本を出力するための副本データを生成するデータ生成部と、前記データ生成部により生成された前記正本データに基づいて印刷処理を開始し、ユーザ指定のアドレスへ前記副本データをメール送信する出力部と、前記出力部による前記正本データに基づく印刷処理の途中で前記正本データが削除されたかどうかを判定する判定部と、前記出力部による前記正本データに基づく印刷処理の開始後であって、かつ前記出力部による前記副本データのメール送信後に、前記判定部により、前記出力部による前記正本データに基づく印刷処理の途中で前記正本データが削除されたと判定された場合、前記出力部によりメール送信された前記副本データを廃棄するよう促すメッセージを前記アドレスにメール送信するユーザ通知部と、を有する画像形成装置を備えた画像形成システム。
  6. 前記設定情報には、前記データ生成部による前記正本データ及び前記副本データの生成時に前記原稿データに対して実施すべき文字列の挿入処理に関する設定情報、前記データ生成部による前記正本データ及び副本データの生成時に前記原稿データに対して実施すべきマスク処理に関する設定情報、前記出力部による前記正本データに基づく印刷処理の方法に関する設定情報、及び前記出力部による前記副本データの出力方法に関する設定情報のうちの少なくとも1つが含まれることを特徴とする請求項に記載の画像形成システム。
  7. 原稿データ及び当該原稿データの正本及び副本の出力設定に関する設定情報を送信する設定装置、及び
    前記設定装置から前記原稿データ及び前記設定情報を受信する受信部と、前記受信部により受信された前記設定情報に基づき、前記原稿データの正本を記録媒体へ印刷するための正本データ及びその副本を出力するための副本データを生成するデータ生成部と、前記データ生成部により生成された前記正本データに基づいて印刷処理を開始する出力部と、前記データ生成部により生成された前記副本データをユーザ指定のフォルダに保存するデータ保存部と、前記出力部による前記正本データに基づく印刷処理の途中で前記正本データが削除されたかどうかを判定する判定部と、前記出力部による前記正本データに基づく印刷処理の開始後であって、かつ前記データ保存部による前記副本データの保存後に、前記判定部により、前記出力部による前記正本データに基づく印刷処理の途中で前記正本データが削除されたと判定された場合、前記データ保存部により保存された前記副本データを前記フォルダから削除するデータ削除部と、を有する画像形成装置を備えた画像形成システム。
  8. 前記データ削除部により前記副本データが削除された旨をユーザに通知するメッセージを表示する表示部をさらに有することを特徴とする請求項に記載の画像形成システム。
  9. 前記データ保存部は、通信ネットワークを介して前記画像形成装置の外部の記憶装置と通信することで当該記憶装置内の前記フォルダに前記副本データを保存することを特徴とする請求項またはに記載の画像形成システム。
  10. 前記設定情報には、前記データ生成部による前記正本データ及び前記副本データの生成時に前記原稿データに対して実施すべき文字列の挿入処理に関する設定情報、前記データ生成部による前記正本データ及び副本データの生成時に前記原稿データに対して実施すべきマスク処理に関する設定情報、前記出力部による前記正本データに基づく印刷処理の方法に関する設定情報、及び前記出力部による前記副本データの出力方法に関する設定情報のうちの少なくとも1つが含まれることを特徴とする請求項のいずれか1つに記載の画像形成システム。
  11. 画像形成装置において実行される出力制御方法であって、
    原稿データに基づき、当該原稿データの正本を記録媒体へ印刷するための正本データを生成するステップ(A)と、
    前記ステップ(A)で生成された前記正本データに基づく記録媒体への印刷処理を開始するステップ(B)と、
    当該原稿データの副本を出力するための副本データを生成するステップ(C)と、
    前記ステップ(C)で生成された前記副本データをユーザ指定のアドレスへメール送信するステップ(D)と、
    前記ステップ(B)で開始された前記正本データに基づく印刷処理の途中で前記正本データが削除されたかどうかを判定するステップ()と、
    前記ステップ(B)および前記ステップ(D)の後に、前記ステップ()で前記正本データに基づく印刷処理の途中で前記正本データが削除されたと判定された場合、前記ステップ()でメール送信された前記副本データを廃棄するよう促すメッセージを前記アドレスにメール送信するステップ()と、を有する出力制御方法。
  12. 画像形成装置において実行される出力制御方法であって、
    原稿データに基づき、当該原稿データの正本を記録媒体へ印刷するための正本データを生成するステップ(A)と、
    前記ステップ(A)で生成された前記正本データに基づく記録媒体への印刷処理を開始するステップ(B)と、
    当該原稿データの副本を出力するための副本データを生成するステップ(C)と、
    前記ステップ()で生成された前記副本データをユーザ指定のフォルダに保存するステップ()と、
    前記ステップ(B)で開始された前記正本データに基づく印刷処理の途中で前記正本データが削除されたかどうかを判定するステップ()と、
    前記ステップ(B)および前記ステップ(D)の後に、前記ステップ()で前記正本データに基づく印刷処理の途中で前記正本データが削除されたと判定された場合、前記ステップ()で保存された前記副本データを前記フォルダから削除するステップ()と、を有する出力制御方法。
  13. 前記ステップ()で前記副本データが削除された旨をユーザに通知するためのメッセージを表示装置に表示するステップ()をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の出力制御方法。
  14. 前記ステップ()では、通信ネットワークを介した前記画像形成装置の外部の記憶装置との通信により前記副本データが当該記憶装置内の前記フォルダに保存されることを特徴とする請求項1または1に記載の出力制御方法。
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