JP2006159761A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 画像形成装置の主電源が突然のトラブルで遮断されたときに、プリント要求元へ印刷停止の通知を行うことにより、プリント要求者に、直ちに、印刷ジョブが印刷されなかったことを知らせる。
【解決手段】 画像形成装置の電源が遮断されたとき未処理のプリントジョブがある場合に、プリント要求を送信した端末装置に対して処理が中断したことを直ちに知らせる処理中断連絡手段、端末装置から受信したプリント要求ごとにジョブ送信者を認識するジョブ送信者認識手段、ジョブ送信者を記憶するジョブ送信者記憶手段を持つ。
【選択図】 図1
【解決手段】 画像形成装置の電源が遮断されたとき未処理のプリントジョブがある場合に、プリント要求を送信した端末装置に対して処理が中断したことを直ちに知らせる処理中断連絡手段、端末装置から受信したプリント要求ごとにジョブ送信者を認識するジョブ送信者認識手段、ジョブ送信者を記憶するジョブ送信者記憶手段を持つ。
【選択図】 図1
Description
本発明は、パーソナルコンピュータなどの端末装置にネットワーク接続される画像形成装置および画像形成システムに関するものである。
近年、OA機器をネットワーク接続して共同で利用する形態が多くなってきている。特に、画像形成装置を多数のパーソナルコンピュータとネットワーク接続すれば、プリンタ資源を共有化してコストパフォーマンスに優れたプリンタシステムを形成することができる。
このようなプリンタシステムにおいては、まず端末装置から画像形成装置にプリント要求と共に一連の印字データをネットワークを介して転送する。画像形成装置は、これを受信して当該印字データを一旦画像メモリに格納し、この印字データに基づいてプリントを実行する(このような1個のプリント要求に基づいて実行されるプリント動作の単位を、以下「プリントジョブ」という。)。
通常、画像メモリは、比較的安価な揮発性メモリを使用しており、何らかの原因により画像形成装置の電源が落ちてしまった場合には、受信した全てのプリンタジョブのデータが消去されて無効となってしまう。そのため、従来は、ユーザーが再度プリントジョブのデータを端末装置から送り直さなければならなかった。しかし、ユーザーにとっては、再度データを送り直すことは大変手間であると共に、画像形成装置が当該パーソナルコンピュータから離れた場所にある場合には、そもそも画像形成装置の電源が落ちたことさえ知らない場合が多く、時間を見て画像形成装置の設置場所にプリントアウトされた用紙を取りにいったときに初めて自分のプリント要求が無効になったことを知る場合もある。
これらの不都合を解消するため、受信したプリントジョブデータをプリンタ側で不揮発性メモリにバックアップしておき、万一電源が落ちてもすぐに復帰してプリントジョブを続行させる技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、画像形成装置に何らかのトラブルにより画像形成装置の電源が遮断され、その後電源が復帰したときに、未処理のプリントジョブがある場合には、その未処理のプリントジョブの印刷を要求した要求元に対し、プリントジョブの再送を要求し、該当するプリントジョブが送信されてくると、そのプリントジョブを実行する技術が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開平4−47750号公報
特開平11−112722号公報
しかしながら、上述の特開平4-47750号公報ようにバックアップする方法によれば、受信したプリントジョブのデータを全て格納しておくためプリンタ側に大容量の不揮発性メモリが必要となり、大幅なコストアップを避けることはできない。また、上述の特開平11-112722号公報のように何らかのトラブルでプリンタの電源が遮断され、その後電源が復帰したときにプリント要求元へプリントジョブの再送を要求していたのでは、ユーザーが急ぎ印刷物を必要とする場合に対処出来ない。本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、突然のトラブルによる電源遮断が生じてプリント動作を実行できない場合に、直ちにプリント要求元へ印刷停止の連絡を行う機能を有する画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決する為に、本発明は、ネットワーク接続された端末装置からプリント要求および画像情報データを受信し、これらの受信データに基づいてプリントジョブを実行する画像形成装置であって、画像形成装置の電源が遮断されたとき未処理のプリントジョブがある場合に、当該プリント要求を送信した端末装置に対して処理が中断したことを直ちに知らせる処理中断連絡手段を備えることを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、端末装置から受信したプリント要求ごとにジョブ送信者を認識するジョブ送信者認識手段、ジョブ送信者を記憶するジョブ送信者記憶手段、を有することを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、該画像形成装置の主電源が遮断されたときに一時的に画像形成装置のコントローラに電力を供給する一時電源供給手段を有することを特徴とする。
本発明によって、ネットワーク接続された端末装置からプリント要求および画像情報データとを受信してプリントジョブを実行する画像形成装置であって、メモリにプリントジョブの処理状態を記憶しておき、画像形成装置の主電源が突然のトラブルで遮断されたときに、メモリに記憶されたその情報を元に直ちに印刷処理が中断したことをプリント要求元へ印刷停止の通知を行う。それにより、プリント要求者は、直ちに、印刷ジョブが印刷されなかったことを知り、別の画像形成装置に印刷ジョブを送信する等の対処を直ちにとることが出来る。
図1は、本発明の形態における画像形成装置の主電源が瞬断された後の処理のフローを示した図である。ステップS101は、画像形成装置の主電源が瞬断されたことを検知するステップである。ステップS102は、画像形成装置が備えている画像形成装置の主電源が瞬断された時に機能する一時電源を起動するステップである。ステップS102の処理で起動される一時電源は、画像形成装置がステップS103以降の処理を行うのに必要な時間だけ、十分に電力を供給できる一時的に機能する電源である。ステップS103は、画像形成装置の主電源瞬断時に画像形成装置に処理中のジョブがあるか否かを判断するステップである。ステップS103において、画像形成装置の主電源瞬断時に画像形成装置に処理中のジョブがなかった場合には、画像形成装置はそのまま本処理を中断する。ステップS103において、画像形成装置の主電源瞬断時に画像形成装置に処理中のジョブがあった場合には、ステップS104の処理を実行する。ステップS103において、未処理のジョブの有無を確認する方法としては、後述のジョブ管理テーブルと対応したカウンタを設ける。すなわち、後述のジョブ管理テーブルに画像形成装置が受信した印刷ジョブの印刷要求元識別子を書き込んだときに、未処理ジョブ数を示すカウンタの値をインクリメントする。そして、該当ジョブの処理が終了したら後述のジョブ管理テーブルの情報を削除し、あわせて、カウンタ値をディクリメントする。これにより、このカウンタの数値を知ることで未処理ジョブがあるか否かを確認できる。
ステップS104は、画像形成装置に印刷データを送信したプリント要求元に対し、当該印刷データの処理が中断したことを通知するステップである。ステップS104において、プリント要求元へ処理が中断したことを通知する方法は、後述するジョブ管理テーブルに記録されている印刷ジョブを送信した送信元を判別する印刷要求元識別子を用いる。
図2はコントローラユニットの構成を示した図である。コントローラユニットは画像入力デバイスであるスキャナや画像出力デバイスであるプリンタと接続し、一方ではLAN618や公衆回線(WAN)619接続することで、画像情報やデバイス情報の入出力を行う為のコントローラである。CPU601はシステム全体を制御するコントローラである。RAM602はCPU601が動作するためのシステムワークメモリであり、画像データを一時記憶するための画像メモリでもある。ROM606はブートROMであり、システムのブートプログラムが格納されている。HDD607はハードディスクドライブで、システムソフトウェア、画像データ、ソフトウェアカウンタ値などを格納する。操作部I/F603は操作部(UI)140とのインターフェース部で、操作部140に表示する画像データを操作部140に対して出力する。また、操作部140から本システム使用者が入力した情報を、CPU601に伝える役割をする。Network604はLAN618に接続し、情報の入出力を行う。Modem605は公衆回線619に接続し、情報の入出力を行う。スキャナ、プリンタ通信I/Fはスキャナ10、プリンタ20のCPUとそれぞれ通信を行うためのI/Fである。以上のデバイスがシステムバス609上に配置される。
Image Bus I/F608はシステムバス609と画像データを高速で転送する画像バス617を接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。画像バス617は、PCIバスまたはIEEE1394で構成される。画像バス617上には以下のデバイスが配置される。ラスターイメージプロセッサ(RIP)616はPDLコードをビットマップイメージに展開する。デバイスI/F部611は、画像入出力デバイスであるスキャナ10やプリンタ20とコントローラ30を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。スキャナ画像処理部615は、入力画像データに対し補正、加工、編集を行う。プリンタ画像処理部は、プリント出力画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換等を行う。画像回転部613は画像データの回転を行う。画像圧縮部612は、多値画像データはJPEG、2値画像データはJBIG、MMR、MHの圧縮伸張処理を行う。
図3は、画像形成装置とパーソナルコンピュータとをネットワーク接続してなるプリンタシステムの構成例を示す図である。本プリンタシステムは、2台の画像形成装置301、302、303が、端末装置としての複数のパーソナルコンピュータ304〜306とLAN(ローカルエリアネットワーク)接続されており、いずれかのコンピュータからLANを介してプリンタを指定してプリント要求と画像データを送信することにより、指定されたプリンタでのプリント動作が実行されるようになっている。ここで、LANの接続形態は、どのような構成であっても良い。
各パーソナルコンピュータ304〜306は、ディスプレー、CPU、入力装置(キーボード、マウス)、外部記憶装置(ハードディスク装置、フロッピー(登録商標)ディスク装置)などを備えた汎用のコンピュータにLANインターフェースを組み込むと共に、LAN接続用アプリケーションソフトをインストールして構成される。
図4はジョブ管理テーブルの一例を示した図である。ジョブ管理テーブルは画像形成装置のコントローラユニットに搭載されているバッテリーバックアップされたSRAM、もしくは不揮発性メモリに形成される。ジョブ管理テーブルには、印刷ジョブを送信した送信元を判別するための印刷要求元識別子、ならびに同一の印刷要求元識別子が当該画像形成装置に送信したジョブ数を管理するジョブ管理番号が記憶されている。画像形成装置が受信した印刷ジョブが正常に処理され印刷が実行されたら、本ジョブ管理テーブルから該当する印刷ジョブ情報を削除する。図4において、印刷要求元識別子を、図3に記載したPC1、PC2、PC3としているが、これは印刷ジョブ送信元PCのIPアドレスでも、IPアドレスとそれに対応する固有の番号をテーブル化しておき、その固有番号を印刷要求元識別子とするなど、送信者を特定出来、且つ、画像形成装置が送信者に対し通知を送付できるものであれば形態は問わない。ジョブ数欄には、画像形成装置に同一送信元から送信されてきた印刷ジョブの数が記録される。例えば、図4においては、「PC1」という識別子を持った送信元が画像形成装置に2つジョブを送ったことが分かる。このジョブ数を記憶しておくことにより、本画像形成装置の主電源が遮断された場合に、印刷ジョブの送信元に対し処理停止の通知を複数送ることが可能となる。
10 スキャナ
20 プリンタ
30 コントローラユニット
140 操作部
601 CPU
602 RAM
603 操作部I/F
604 Network I/F
605 MODEM I/F
606 ROM
607 HDD
608 Image Bus I/F
609 システムバス
610 スキャナ・プリンタ通信I/F
611 デバイスI/F
612 画像圧縮
613 画像回転
614 プリンタ画像処理
615 スキャナ画像処理
616 RIP
617 Image Bus
301 MFP 1
302 MFP 2
303 MFP 3
304 PC 1
305 PC 2
306 PC 3
20 プリンタ
30 コントローラユニット
140 操作部
601 CPU
602 RAM
603 操作部I/F
604 Network I/F
605 MODEM I/F
606 ROM
607 HDD
608 Image Bus I/F
609 システムバス
610 スキャナ・プリンタ通信I/F
611 デバイスI/F
612 画像圧縮
613 画像回転
614 プリンタ画像処理
615 スキャナ画像処理
616 RIP
617 Image Bus
301 MFP 1
302 MFP 2
303 MFP 3
304 PC 1
305 PC 2
306 PC 3
Claims (3)
- ネットワーク接続された端末装置からプリント要求および画像情報データを受信し、これらの受信データに基づいてプリントジョブを実行する画像形成装置であって、画像形成装置の電源が遮断されたとき未処理のプリントジョブがある場合に、当該プリント要求を送信した端末装置に対して処理が中断したことを直ちに知らせる処理中断連絡手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
- 前記画像形成装置は、端末装置から受信したプリント要求ごとにジョブ送信者を認識するジョブ送信者認識手段、ジョブ送信者を記憶するジョブ送信者記憶手段、を有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記画像形成装置は、該画像形成装置の主電源が遮断されたときに一時的に画像形成装置のコントローラに電力を供給する一時電源供給手段を有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004356773A JP2006159761A (ja) | 2004-12-09 | 2004-12-09 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004356773A JP2006159761A (ja) | 2004-12-09 | 2004-12-09 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006159761A true JP2006159761A (ja) | 2006-06-22 |
Family
ID=36662280
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004356773A Withdrawn JP2006159761A (ja) | 2004-12-09 | 2004-12-09 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006159761A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011230356A (ja) * | 2010-04-27 | 2011-11-17 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置、画像形成システム、及び画像形成装置で実行される出力制御方法 |
-
2004
- 2004-12-09 JP JP2004356773A patent/JP2006159761A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011230356A (ja) * | 2010-04-27 | 2011-11-17 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置、画像形成システム、及び画像形成装置で実行される出力制御方法 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080304 |