JP2013165343A - 画像形成装置、画像形成方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】電源遮断時に印刷ジョブを保護するために印刷ジョブを全てハードディスク等の不揮発性記憶領域に保存すると通常の印刷時間が長くかかってしまう。
【解決手段】電源遮断要求を受信したときに、印刷処理を実行中である印刷ジョブを不揮発性記憶領域に保存する。その際、印刷ジョブと印刷指示者を特定可能な認証情報とを紐付けて保存する。
【選択図】図3
【解決手段】電源遮断要求を受信したときに、印刷処理を実行中である印刷ジョブを不揮発性記憶領域に保存する。その際、印刷ジョブと印刷指示者を特定可能な認証情報とを紐付けて保存する。
【選択図】図3
Description
本発明は、電源遮断時に印刷ジョブを保護するための画像形成装置、画像形成方法及びプログラムに関する。
近年、節電や電力供給量不足を背景に、電力管理サーバによる情報機器の電力使用量の制御や情報機器への電力供給量の制御ができるようになっている。時には、電力管理サーバから情報機器へ電源遮断要求を送信し、情報機器の電源を遮断することが実施されている。その際、情報機器が何らかの処理を実行中の場合、その処理を継続できない問題が発生する。例えば、複写機が印刷処理を実行中に電源遮断要求を受信すると、印刷処理を中止して電源を遮断するため、印刷物を得られなくなる問題が発生する。このとき、印刷処理が終了してから電源の遮断を実行するように制御すれば印刷物を得ることは可能となるが、即座に電源遮断を実行できなくなる問題が発生する。
この課題を解決するために、印刷依頼装置より依頼された印刷データを格納するプリンタサーバに関する技術が知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1によると、印刷依頼装置の識別情報と、印刷依頼装置より依頼された印刷データとをプリンタサーバの不揮発性の記憶手段であるハードディスクなどに退避させている。そのため、プリンタサーバの電源が落とされた後、電源を再投入してから自動的に印刷処理を再開することが可能となっている。
しかしながら上記の従来技術では、印刷依頼装置より依頼された印刷データを常にプリンタサーバのハードディスク等に格納しているため、ハードディスク等に格納せずに印刷する場合と比較して通常の印刷時間が長くかかってしまう。これは、受信した印刷データをメモリ等の揮発性メモリからハードディスクに書き込む時間と、印刷するためにハードディスクから読み出す時間が余計にかかっているためである。
本発明に係る画像形成装置は、電源遮断要求を受信した後、印刷処理を実行中であるか否かを判断する第一の判断手段と、印刷処理を実行中であると判断された場合、当該実行中の印刷処理の印刷指示者の認証情報を特定可能であるか否かを判断する第二の判断手段と、前記認証情報を特定可能である場合、前記実行中の印刷処理の印刷ジョブと前記認証情報とを対応付けて不揮発性記憶領域に保存した後、電源を遮断する遮断手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、印刷処理を実行中に電源遮断要求を受信した場合に、印刷処理の実行時間を延ばすことなく印刷処理を再開可能なように印刷データを保護する画像形成装置、画像形成方法及びプログラムを提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。ただし、この実施形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらに限定する趣旨のものではない。
図1は本発明の一実施形態に係る画像形成装置を収容するネットワークの構成を模式的に示す図である。本実施の形態では、画像形成装置としてデータ送信機能を有する複写機を説明する。
図1に示すように、複写機1001、複写機1002、ファクシミリ装置1003、データベース/メールサーバ1004、クライアントコンピュータ1005、及び電力管理サーバ1009は、イーサネット(登録商標)などからなるLAN1006に収容されている。複写機1001と複写機1002は、同等の機能を持つ。
複写機1001は、ファクシミリ1007とともに公衆回線1008に収容されている。複写機1001は、コピー機能、ファクシミリ機能を有するとともに、原稿画像を読み取り、該読み取った画像データをLAN1006上の各装置に送信するデータ送信機能を有する。また、複写機1001は、PDL機能を有し、LAN1006上に接続されているクライアントコンピュータ1005から指示されたPDL印刷ジョブを受信して印刷することが可能である。複写機1001は、複写機1001で読み取った画像や、LAN1006上に接続されているクライアントコンピュータ1005から受信したPDL印刷ジョブを処理した画像を、ハードディスク2004の指定したボックス領域に保存することが可能である。複写機1001は、ボックス領域に保存された画像を印刷することが可能である。
複写機1001は、LAN1006を介して複写機1002が読み取ったデータを受信し、受信したデータを複写機1001内のハードディスク2004に保存/印刷出力することが可能である。また、複写機1001は、クライアントコンピュータ1005とLAN1006を介してデータベース/メールサーバ1004の画像を受信し、複写機1001内に保存し、印刷出力することが可能である。
ファクシミリ1003は、LAN1006を介して複写機1001が読み取ったデータを受信し、該受信したデータを送信することが可能である。
データベース/メールサーバ1004は、LAN1006を介して複写機1001が読み取ったデータを受信し、データベースに格納し、電子メールとして送信する機能を有するサーバ装置である。
クライアントコンピュータ1005は、データベース/メールサーバ1004に接続され、データベース/メールサーバ1004から所望のデータを取得して表示することが可能である。クライアントコンピュータ1005は、LAN1006を介して複写機1001が読み取ったデータを受信し、受信したデータを加工、編集することが可能である。
ファクシミリ1007は、公衆回線1008を介して複写機1001が読み取ったデータを受信し、受信したデータを印刷出力することが可能である。
電力管理サーバ1009は、LAN1006に接続されている複写機1001等の各装置に対する電力使用量及び電力供給量をの制御する。また、電力管理サーバ1009から複写機1001等の各装置へ電源遮断要求を送信し、各装置の電源を遮断することも可能である。
図2は、図1の複写機1001の主要部の構成を示すブロック図である。
コントローラユニット2000は、画像入力デバイスであるスキャナ2070や画像出力デバイスであるプリンタ2095と接続する。コントローラユニット2000は、スキャナ2070で読み取られた画像データをプリンタ2095により印刷出力するコピー機能を実現するための制御を行う。さらに、コントローラユニット2000は、LAN1006や公衆回線1008(WAN)に接続することによって、画像情報やデバイス情報の入出力を行うための制御を行う。
コントローラユニット2000は、画像入力デバイスであるスキャナ2070や画像出力デバイスであるプリンタ2095と接続する。コントローラユニット2000は、スキャナ2070で読み取られた画像データをプリンタ2095により印刷出力するコピー機能を実現するための制御を行う。さらに、コントローラユニット2000は、LAN1006や公衆回線1008(WAN)に接続することによって、画像情報やデバイス情報の入出力を行うための制御を行う。
コントローラユニット2000は、CPU2001及びHDD(ハードディスクドライブ)2004を有する。CPU2001は、ROM2003に格納されているブートプログラムによりオペレーティングシステム(OS)を立ち上げ、このOS上でHDD2004に格納されているアプリケーションプログラムを実行することによって各種処理を実行する。
このCPU2001の作業領域としてはRAM2002が用いられる。RAM2002は、作業領域であり、画像データを一時記憶するための画像メモリ領域を提供する揮発性記憶領域である。HDD2004は、上記アプリケーションプログラムとともに、画像データを格納する不揮発性記憶領域である。
CPU2001には、システムバス2007を介して、ROM2003、RAM2002、操作部I/F(インタフェース)2006、ネットワークI/F2010、モデム2050およびイメージバスI/F2005が接続されている。操作部I/F2006は、タッチパネルとハードキーを有する操作部2012とのインタフェースであり、操作部2012に表示する画像データを操作部2012に対して出力する。また、操作部I/F2006は、操作部2012に対してユーザにより入力された情報をCPU2001に送信する。
ネットワークI/F2010は、LAN1006に接続され、LAN1006を介してLAN1006上の各装置との間で情報の入出力を行う。
モデム2050は、公衆回線1008に接続され、公衆回線1008を介して情報の入出力を行う。
イメージバスI/F2005は、システムバス2007と画像データを高速で転送する画像バス2008を接続し、データ構造を変換するためのバスブリッジである。
画像バス2008は、PCIバスまたはIEEE1394から構成される。画像バス2008上には、ラスタイメージプロセッサ(以下、RIPという)2060、デバイスI/F2020、スキャナ画像処理部2080、プリンタ画像処理部2090、画像回転部2030および画像圧縮部2040が設けられている。
RIP2060は、中間言語データをビットマップイメージに展開するプロセッサである。
デバイスI/F2020には、スキャナ2070およびプリンタ2095が接続され、デバイスI/F2020は、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
デバイスI/F2020には、スキャナ2070およびプリンタ2095が接続され、デバイスI/F2020は、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
スキャナ画像処理部2080は、入力画像データに対し補正、加工、編集を行う。
プリンタ画像処理部2090は、プリント出力画像データに対して画像補正、ハーフトーン処理等を行う。
プリンタ画像処理部2090は、プリント出力画像データに対して画像補正、ハーフトーン処理等を行う。
画像回転部2030は、画像データの回転を行う。
画像圧縮部2040は、多値画像データをJPEGデータに、2値画像データをJBIG、MMR、MH等のデータに圧縮するとともに、その伸張処理を行う。
画像圧縮部2040は、多値画像データをJPEGデータに、2値画像データをJBIG、MMR、MH等のデータに圧縮するとともに、その伸張処理を行う。
画像形成装置として前述した構成を持つ複写機1001によって実施される本発明の実施例を説明する。
図3に電源遮断時のフローチャートを示す。図3に示すフローチャートは、図2に示したHDD2004に格納されたプログラムに従って、図2に示したCPU2001によって実行される。
S300では、複写機1001は電力管理サーバ1009から電源遮断要求を受信し、処理はS302へ進む。
S302では、CPU2001は、RAM2002に保存された印刷ジョブの印刷処理が実行中か否かを判断する(第一の判断)。
ここで、印刷処理の一例として、PDL(Page Description Language)印刷ジョブの処理のフローを図4のフローチャートを用いて説明する。
S400では、コントローラユニット2000は、クライアントコンピュータ1005からLAN1006を介してPDL印刷ジョブを受信する。受信したPDL印刷ジョブはRAM2002に格納され、S402へ進む。
S402では、CPU2001は、格納されたPDL印刷ジョブを解釈して中間言語データを生成する。生成された中間言語データは、RAM2002に格納され、S404へ進む。
S404では、CPU2001は、格納された中間言語データをRIP2060に送信し、ビットマップイメージを生成する。生成されたビットマップイメージは、画像圧縮部2040で圧縮後、HDD2004に格納され、S406へ進む。
S406では、CPU2001は、格納された圧縮後画像を画像圧縮部2040へ送信し、伸張される。伸張された画像は、プリンタ画像処理部2090へ送信され、画像処理される。画像処理された画像信号はプリンタ2095へ送信し、出力される。
図3のS302における印刷処理を実行中か否かの判断は、図4のフローチャートに示されたいずれかのステップが実行されている場合は真となり、処理はS304へ進む。図4のいずれのステップも実行されていない場合は偽となり、処理はS308へ進む。すなわち、「印刷処理を実行中」には、PDLプリント時のPDL印刷ジョブを保持している状態、PDL印刷ジョブを解釈した中間言語データを保持している状態、又は中間言語データをRIP処理したビットマップデータを保持している状態のいずれかが含まれる。なお、本実施例においては印刷処理を実行中か否かの判断はPDL印刷ジョブを一例に取り上げて説明しているが、発明の範囲をこれに限定するものではない。印刷処理を実行中か否かの判断は、複写機1001が有するコピーやファクシミリ等の他の機能全てにおいて実施されるものである。
S304では、CPU2001は、実行中の印刷処理の印刷ジョブと認証情報を紐付け可能か否か判断する。紐付け可能であると判断した場合はS306へ進み、それ以外はS308へ進む。
認証情報とは、例えば印刷指示者のユーザIDとパスワードであり、印刷指示者を特定できる情報である。認証情報は印刷指示者を特定できる情報であればよく、ユーザIDとパスワードに限定されない。例えば、上述したPDL印刷ジョブの場合は、PDL印刷ジョブにユーザIDとパスワードが含まれている場合は、S304の判断は真となる。また、コピー機能を使用している場合は、複写機1001の使用者が複写機を使用する前にユーザ認証を実施してユーザIDとパスワードを入力している場合は、S304の判断は真となる。なお、ユーザ認証は、図示しない認証システムにより公知の方法により実施され、認証方法は特に限定しない。
すなわち、S304において、PDL印刷ジョブに含まれている情報やユーザ入力等から、実行中の印刷処理の印刷指示者の認証情報を特定可能であるか否かが判断される(第二の判断)。特定可能である場合、処理はS306へ進み、他の場合はS308へ進む。なお、認証情報を特定できないと判断された場合、印刷ジョブを削除してからS308へ進んでもよい。
S306では、CPU2001は、印刷ジョブと認証情報を紐づけて不揮発性記憶領域(例えばHDD2004)に保存する。すなわち、複写機1001は、電源遮断要求を受信し、印刷ジョブと認証情報とを対応付けることが可能である場合のみ、認証情報と対応付けた印刷ジョブを不揮発性記憶領域に保存する。このように印刷ジョブと認証情報とを対応付けて保存することで、実施例4で説明するように、再度電源投入をした際に、印刷指示者は保存された印刷ジョブを印刷することができる。
HDD2004に保存される印刷ジョブに関する情報の一例を図5に示す。符号500はジョブIDである。このジョブIDは保存対象となる印刷ジョブに割り振られ、保存されている。符号502はユーザIDである。このユーザIDは印刷指示者を特定できる認証情報の一部であり、印刷指示者のユーザIDである。符号504はパスワードである。このパスワードは印刷指示者を特定できる認証情報の一部であり、印刷指示者のパスワードである。符号506はジョブ種別である。このジョブ種別は保存対象となる印刷ジョブが何の機能を実行中の印刷ジョブであるかを識別するための情報である。符号508はステータスである。このステータスは保存される印刷ジョブがどの状態のときに保存されたのかを識別するための情報である。
符号510はジョブID500が「00001」である印刷ジョブについての保存された情報である。符号512はジョブID500が「00002」である印刷ジョブについての保存された情報である。符号514はジョブID500が「00003」である印刷ジョブについての保存された情報である。符号516はジョブID500が「00004」である印刷ジョブについての保存された情報である。符号518はジョブID500が「00005」である印刷ジョブについての保存された情報である。
図5では、ジョブ種別506として、PDL機能を表すPDLとコピー機能を表すCOPYの例を示しているが、ファクシミリ等の他の機能を使用した場合はFAX等の情報を保存することになる。また、ステータス508として、PDL印刷ジョブをRAM2002に格納した状態を表すPDL、中間言語データをRAM2002に格納した状態を表すDL、ビットマップイメージを圧縮してHDD2004に格納した状態を表すBMPを一例として示している。しかし、他の状態がある場合は、その状態を表す情報を保存することになる。
S308では、CPU2001は、複写機1001の電源を遮断する。
S308では、CPU2001は、複写機1001の電源を遮断する。
以上のように本実施例によれば、複写機1001は、電源遮断要求を受信し、印刷ジョブと認証情報とを対応付けることが可能である場合のみ、印刷ジョブを不揮発性記憶領域に保存し、通常の印刷処理では揮発性記憶領域に保存する。そのため、通常の印刷処理において、不揮発性記憶領域に印刷ジョブを保存することによる処理の遅延は発生しない。
また、遮断要求を受けたとき、印刷処理の終了を待つことなく、不揮発性記憶領域に印刷ジョブを保存して電源遮断を実行する。そのため、印刷処理が終了してから電源遮断を実行する場合と比較して、即座に電源遮断を実行できる。
画像形成装置として前述した構成を持つ複写機1001によって実施される本発明の他の実施例を説明する。
図6に電源遮断時のフローチャートを示す。図6に示すフローチャートは、図2に示したHDD2004に格納されたプログラムに従って、図2に示したCPU2001によって実行される。なお、ここでの説明は前述の実施例の図3とほぼ同様なため、異なる部分のみを以下、説明する。
S610では、CPU2001は、複写機1001が印刷ジョブ保護モードに設定されているか否かを判断する。印刷ジョブ保護モードのオン/オフの設定は、図示しない入力画面を操作部2012に表示し、ユーザが操作部2012を操作して設定することができる。または、システムとして固定的に印刷ジョブ保護モードを設定していても良い。印刷ジョブ保護モードが設定されている場合はS602へ進み、それ以外はS608へ進む。
この結果、印刷ジョブを保護したくない場合には、設定を変更することで動作を切り替えることが可能となる。
画像形成装置として前述した構成を持つ複写機1001によって実施される本発明の他の実施例を説明する。
図7に電源遮断時のフローチャートを示す。図7に示すフローチャートは、図2に示したHDD2004に格納されたプログラムに従って、図2に示したCPU2001によって実行される。なお、ここでの説明は前述の実施例の図3とほぼ同様なため、異なる部分のみを以下、説明する。
S710では、CPU2001は、図示しない認証情報入力画面を操作部I/F2006を介して操作部2012へ表示する。
S712では、CPU2001は、ユーザが操作部2012を介して認証情報入力画面に対して認証情報を正しく入力したか否かを判断する。詳細には、まず、操作部2012が、認証情報入力画面から認証情報の入力を受け付けると、操作部I/F1006を介してCPU2001にその旨を通知する。CPU2001は、認証情報が正しく入力されたか否かを判断する。正しく認証情報が入力されていた場合はS706へ進み、それ以外はS708へ進む。認証情報が一定時間入力されない場合は、S708へ進むようにしても良い。なお、S708へ進む場合、実行中の印刷処理の印刷ジョブを削除することにしても良い。
S712で正しく認証情報が入力され、S706へ進んだ場合、印刷ジョブとS712で入力された認証情報とを対応付けて不揮発性記憶領域(例えばHDD2004)に保存する。
この結果、複写機1001の使用者が複写機を使用する前にユーザ認証を実施せずにコピー機能を使用しているような場合でも、後から認証情報を入力することにより、印刷ジョブを保護することが可能となる。
画像形成装置として前述した構成を持つ複写機1001によって実施される本発明の他の実施例を説明する。
図8に印刷時のフローチャートを示す。図8に示すフローチャートは、図2に示したHDD2004に格納されたプログラムに従って、図2に示したCPU2001によって実行される。
S800では、CPU2001は、認証情報が入力されたか否かを判断する。詳細には、まず、操作部2012が、図示しない認証情報入力画面から認証情報の入力を受け付けると、操作部I/F1006を介してCPU2001にその旨が通知される。CPU2001は、認証情報が正しく入力されたか否を判断する。正しく認証情報が入力されていた場合はS802へ進み、それ以外は終了する。
S802では、CPU2001は、認証されたユーザの認証情報と対応付けられて保存されている印刷ジョブをプリンタ2095に送信し、印刷処理を実行する。
本実施例においては認証情報を操作部2012から入力する構成で説明しているが、複写機1001に認証情報が入力される構成はどのようなものであってもよい。例えば、クライアントコンピュータ1005から受信したPDL印刷ジョブに認証情報が付加されていた場合は、その印刷に同期して、その認証情報と対応付けられて保存されている印刷ジョブを印刷しても良い。また、ユーザが複写機1001の使用者が複写機を使用する前にユーザ認証を実施した場合は、その認証情報を用いて、保存された印刷ジョブの印刷を実施しても良い。
さらに、保存された印刷ジョブに有効期限を設定し、保存期限が経過した場合は自動で保存ジョブを削除する構成を導入しても良い。
この結果、保存された印刷ジョブは、その印刷ジョブの印刷指示者のみが印刷を再開することが可能となる。
画像形成装置として前述した構成を持つ複写機1001によって実施される本発明の他の実施例を説明する。
図9に電源投入時のフローチャートを示す。図9に示すフローチャートは、図2に示したHDD2004に格納されたプログラムに従って、図2に示したCPU2001によって実行される。本実施例では、電源遮断時に即時に電源遮断が要求され、全ての印刷ジョブが不揮発性記憶領域に保存された後に電源投入された状態を仮定している。
S900では、CPU2001は、電源投入要求を受信した後、電源遮断時に印刷が中断されて不揮発性記憶領域に保存された印刷ジョブがあるか否かを判断する。保存された印刷ジョブがある場合はS902へ進み、それ以外は終了する。
S902では、CPU2001は、不揮発性記憶領域に保存された印刷ジョブに認証情報が対応づけられているか否かを判断する(第三の判断)。認証情報が対応づけられている場合は終了し、それ以外はS904へ進む。
S904では、CPU2001は、該当する印刷ジョブを不揮発性記憶領域から削除する。
この結果、電源遮断時に認証情報に対応づけられずに保存された印刷ジョブがあったとしても、起動時にその印刷ジョブを削除することにより、保存された印刷ジョブの印刷指示者のみが印刷を再開することが可能となる。すなわち、従来技術では、格納した印刷データを印刷するか否かを電源投入時に印刷依頼装置に対して問い合わせるが、印刷依頼装置から応答がなかった場合は印刷データが削除されてしまう。本実施例によれば、このような問題を回避することができる。
[その他の実施例]
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
Claims (9)
- 電源遮断要求を受信した後、印刷処理を実行中であるか否かを判断する第一の判断手段と、
印刷処理を実行中であると判断された場合、当該実行中の印刷処理の印刷指示者の認証情報を特定可能であるか否かを判断する第二の判断手段と、
前記認証情報を特定可能である場合、前記実行中の印刷処理の印刷ジョブと前記認証情報とを対応付けて不揮発性記憶領域に保存した後、電源を遮断する遮断手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記第二の判断手段により前記認証情報を特定できないと判断された場合、前記実行中の印刷処理の印刷ジョブを削除する手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記第二の判断手段により前記認証情報を特定できないと判断された場合に認証情報を入力するための入力手段と、
前記第二の判断手段により前記認証情報を特定できず、かつ、前記入力手段により認証情報が入力されない場合、実行中の印刷処理の印刷ジョブを削除する手段と
を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記遮断手段は、前記入力手段により認証情報が入力された場合、実行中の印刷処理の印刷ジョブと前記入力された認証情報とを対応付けて不揮発性記憶領域に保存した後、電源を遮断することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
- 前記認証情報には、印刷指示者のユーザIDとパスワードが含まれることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の画像形成装置。
- 前記印刷処理を実行中とは、PDLプリント時のPDL印刷ジョブを保持している状態、PDL印刷ジョブを解釈した中間言語データを保持している状態、又は中間言語データをRIP処理したビットマップデータを保持している状態の少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1つに記載の画像形成装置。
- 電源投入要求を受信した後、不揮発性記憶領域に保存された印刷ジョブが前記認証情報と対応付けられているか否かを判断する第三の判断手段と、
前記保存された印刷ジョブが前記認証情報と対応付けられていない場合、不揮発性記憶領域に保存された前記対応付けられていない印刷ジョブを削除する削除手段と、
を有することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1つに記載の画像形成装置。 - 画像形成装置で実施されるが画像形成方法であって、
電源遮断要求を受信した後、印刷処理を実行中であるか否かを判断する第一の判断ステップと、
印刷処理を実行中であると判断された場合、当該実行中の印刷処理の印刷指示者の認証情報を特定可能であるか否かを判断する第二の判断ステップと、
前記認証情報を特定可能である場合、前記実行中の印刷処理の印刷ジョブと前記認証情報とを対応付けて不揮発性記憶領域に保存した後、電源を遮断する遮断ステップと、
を有することを特徴とする画像形成方法。 - コンピュータを請求項1から7のいずれか1つに記載の画像形成装置として機能させるためのプログラム。
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